改正案概要

職業能力開発促進法施行規則の一部を改正する省令の施行に伴う労働安全
衛生法関係告示の整備等に関する告示について （概要）
平成２０年１月
安
１
趣
全
衛
生
部
旨
労働安全衛生法（昭和４７年法律第５７号。以下「安衛法」という。）関係告示にお
いては、職業能力開発促進法施行規則（昭和４４年労働省令第２４号。以下「能開則」
という。）第３６条の５に定める指導員訓練の長期課程において一定の訓練科を修了し
た者について、安衛法に基づく免許、資格等を認めている。
能開則については、職業能力開発促進法施行規則の一部を改正する省令（平成１６
年厚生労働省令第４５号。以下「改正省令」という。）により、訓練科のうち安衛法関
係告示において修了した者に免許、資格等を認めているものについて改編され、平成
１６年４月１日から施行されているところである。
今般、平成２０年３月から改編後の訓練科を修了する者が現れること等を踏まえ、
下記のとおり関係告示の改正を行うこととしたものである。
２
内
容
（１）修了者が免許を受けることができることとされていた訓練科について、改編後は
免許を受けるために必要な関係科目が減少したことから、免許試験の受験資格を得
ることができることとするもの。
○
ガス溶接作業主任者免許規程（昭和４７年労働省告示第９５号）
（２）現行の安衛法関係告示により資格を認めている訓練科のうち、改編後も関係科目
の内容が維持されるものについて、引き続き資格を認めるもの。
①
プレス機械作業主任者技能講習規程（昭和４７年労働省告示第１０１号）
②
登録製造時等検査機関等に関する規則第１９条の２２第１項第１号等の規定に
基づく厚生労働大臣が定める研修及び厚生労働大臣が定める者（昭和４７年労働
省告示第１３４号）のうちプレス関係
③
労働安全衛生規則第１３５条の３第２項及び第１５１条の２４第２項の規定に
基づき厚生労働大臣が定める研修及び厚生労働大臣が定める者（昭和５２年労働
省告示第１２４号）のうちプレス関係
（３）長期課程の指導員訓練の建築システム工学科の訓練を修了した者及び改正省令に
よる改正前の長期課程の指導員訓練の建築工学科の訓練を修了した者について、技
能講習の受講資格を新たに認めるもの。
①
足場の組立て等作業主任者技能講習規程（昭和４７年労働省告示第１０９号）
②
建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者技能講習規程（昭和５２年労働省告示第
１２１号）
（４）その他所要の改正を行うもの。
①
衛生管理者規程（昭和４７年労働省告示第９４号）
②
ガス溶接作業主任者免許規程
③
プレス機械作業主任者技能講習規程
④
労働安全衛生規則別表第３下欄の規定に基づき厚生労働大臣が定める者（昭和
４７年労働省告示第１１３号）
⑤
登録製造時等検査機関等に関する規則第１９条の２２第１項第１号等の規定に
基づく厚生労働大臣が定める研修及び厚生労働大臣が定める者
⑥
労働安全衛生規則第１３５条の３第２項及び第１５１条の２４第２項の規定に
基づき厚生労働大臣が定める研修及び厚生労働大臣が定める者
⑦
３
安全衛生推進者等の選任に関する基準（昭和６３年労働省告示第８０号）
適用日
平成２０年３月１９日（予定）