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平成 27年度行動計画

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平成 27年度行動計画
長崎県 「アジア・国際戦略」
∼世界に通用する新たな長崎県づくり∼
【平成27年度行動計画】
平成27年3月
目
次
(構成)
1. 長崎県「アジア・国際戦略」について
2. 戦略プロジェクト
①「外国人観光客誘致強化」プロジェクト
②「クルーズ客船受入拡大」プロジェクト
③「新規航空路線・国際チャーター便誘致」プロジェクト
④「アジアとの物流拡大」プロジェクト
⑤ 「県産品の輸出拡大」プロジェクト
⑥「アジアビジネスサポート体制強化」プロジェクト
⑦「『歴史・文化』発信・交流発展」プロジェクト
⑧「朝鮮通信使を活用した交流拡大」プロジェクト
⑨「国際人材活用・育成」プロジェクト
⑩「アジアの環境問題への貢献」プロジェクト
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32
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【参考資料】
平成27年度「アジア・国際戦略」関係事業一覧
35
1 長崎県「アジア・国際戦略」について
(1)趣旨等
目的
海外との歴史的な交流の積み重ねと、アジアへの最前線に位置する地理的優位性を生かし、
アジアをはじめとした海外の活力を取り込み、本県の経済活性化につなげる。
●優位性の発揮、ソフトパワーの強化
施策展開
の視点
本県は、海外との交流の窓口として人を呼んで栄え、人々との交流の中で発展してきた歴史があり、このこと
は私たち県民の意識に深く根付いている。この特性を発揮しながら、成長を続けるアジアをはじめとした海外
への玄関口(ゲートウェイ)としての機能を復活させることが発展の鍵となる。長い交流の積み重ねによって培
ってきた中国や韓国などとの友好交流関係や人的ネットワークなどの優位性をはじめ、次世代の交流を担う国
際的な感覚のある人材の育成や、本県独自の文化発信力の強化などのソフトパワーの強化を図る。
●世界に通用する新たな長崎県づくり
本県の強みを生かしながら、観光客誘致、県産品輸出促進、県内企業の海外展開支援など、経済的実利の
創出・拡大に向けた取組を進めるとともに、グローバル時代に対応できる人材の育成や、ゲートウェイ機能の
復活など海外との交流拠点づくりにも取り組み、世界に通用する新たな長崎県づくりを推進する。
そのために
三層構造(次頁)により段階的に取り組み、経済的実利の創出・拡大を目指す
●経緯
経緯等
・平成23年3月に戦略を策定。7つの取組テーマと、これを具体的に推進していくための戦略プロジェクト等
を設定。長崎県総合計画における政策横断プロジェクトのひとつとして位置付け。
・毎年度の行動計画を取りまとめ、庁内連携して取り組んでいる。
●推進体制 市町、民間団体、大学等と連携しながら、一体となって推進。
■本部(知事、副知事、関係部局長)、幹事会(関係課長等)、ワーキングチーム
■県内市町、企業・団体など民間との連携
■九州地域での広域連携
1
(2) 「アジア・国際戦略」の組み立て
∼成長を続けるアジアをはじめとした海外の活力を取り込む具体的手法∼
ソフトパワーを強化し(第一層)、専門的な知識や情報による支援を行い(第二層)、経済的実利の創出・拡大に取り組む(第三層)。
特に、県内企業等の海外進出やビジネス促進など国際的な活動にあたっては、人脈などのソフトパワーを活かしつつ、専門的なサポートなど
きめ細かに、かつ、段階的に取り組んでいく。
第一層
第二層
第三層
ソフトパワーの強化
専門的な知識・情報による
サポート体制の強化
経済的実利創出・拡大
の取組
・友好交流関係の拡充
・人的ネットワーク
・交流の歴史・文化
・海外への長崎県のイメージ形成
・各国の発展への貢献
現地法制度問題等への対応
・県の海外事務所(上海・ソウル)
・ビジネスサポートデスク
・クレア駐在員(ソウル・シンガポール)
(観光・輸出・投資)
取組テーマ
海外からの観光客誘致
海外への情報発信と友好信頼関係の強化
国際人材の活用・育成
県産品の輸出拡大
国際的な企業活動の支援
国際的な文化・スポーツによる賑わいづくり
地球環境への貢献
戦略プロジェクト
⑦「『歴史・文化』発信・交流発展」プロジェクト
①「外国人観光客誘致強化」プロジェクト
⑧「朝鮮通信使を活用した交流拡大」プロジェクト
②「クルーズ客船受入拡大」プロジェクト
⑨「国際人材活用・育成」プロジェクト
③「新規航空路線・国際チャーター便誘致」プロジェクト
④「アジアとの物流拡大」プロジェクト
⑥「アジアビジネスサポート体制強化」プロジェクト
⑤「県産品の輸出拡大」プロジェクト
⑩「アジアの環境問題への貢献」プロジェクト
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(3)平成27年度の取組の柱
◆基本方針 ∼世界に通用する新たな長崎県づくりを通じて、国際県長崎を確立∼
アジアとの近接性や歴史的なつながりといった本県の優位性を生かしながら、双方向の人の往来、物の流れを拡大
し、新たな国土軸ともいうべき「新アジア軸」を構築
アジアをはじめとして県産品の海外販路拡大を図るとともに、県内企業による海外展開のサポート体制を強化
アジアとのゲートウェイとなる本県に国際交流拠点を形成するとともに、グローバル時代に対応できる人づくりを推進
◆3つの柱 ∼平成27年度に重点的に取り組む施策
第1の柱 アジアを中心とした
相互交流の拡大
第2の柱 国際市場でのビジネス
展開の支援
第3の柱 国際交流に貢献する
人づくり・拠点づくり
◇観光客の受入環境整備と長崎県の
強みを生かした誘客対策
◇アジアをはじめとする海外への県産品
輸出の拡大
◇海外との交流の歴史など、地域ごとの
特色を生かして国際交流拠点を形成
・2つの世界遺産候補の登録を見据えた
受入環境整備と価値の発信
・市場特性に応じた観光素材のメニュー化
と発信、個人旅行者の誘致強化対策
・統合型リゾート(IR)の導入に向けた県内
の合意形成と基本構想の策定
◇定期航空路の利用促進とチャーター
便、外航クルーズ客船の誘致拡大
・上海線・ソウル線の利用促進とアジア各
国からのチャーター便誘致
・クルーズ客船の佐世保港への誘致、釜山
市と連携した台湾からの誘致
◇アジアにおける相互交流の拡大
・上海市、釜山市と連携した様々な分野で
の相互交流の推進
・中国総領事館開設30周年記念事業
・ベトナムへの産学官訪問団派遣と交流
フェスティバル参加による関係強化
・県内商社を活用した販路開拓と企業間
取引による輸出促進
・水産物の販路拡大
・東アジア・東南アジアを中心とした農産物の
輸出促進と韓国・中国へ木材の販路拡大
・フランス等欧州への麺の出展支援
◇県内企業の海外進出を支えるビジ
ネスサポート体制の拡充・強化
・商工団体や金融機関等との連携、ODA
の活用等による企業の海外展開支援
・県内企業等の製品・技術による環境貢献
を通じた海外展開支援
・東南アジア技能実習生の効果的な受入
と活用等による企業支援
・海外事務所やサポートデスクの活用
◇長崎港の物流体制強化
・釜山コンテナ航路の安定化支援
・中国と結ぶコンテナ航路の誘致
・日韓国交正常化50周年を契機とする
朝鮮通信使を活用した情報発信と対馬に
おける歴史・文化発信施設の整備検討
・「孫文・梅屋庄吉ミュージアム」を活用した
中国等との交流促進
◇国際人材育成の強化
・高校生の海外語学研修、外国語教育の
充実、海外企業研修等による人材育成
・長崎県立大学の学部・学科再編を通じた
グローバル人材の育成
・日中、日韓の青少年交流事業を連携して
開催し3か国の相互理解を促進
◇海外人材育成への貢献と人脈強化
・東南アジア地方政府職員の研修受入、
技術指導員の現地派遣などによる人材
育成交流と現地地方政府との人脈強化
・ホーチミン市の職業訓練指導員技術向上
を支援し現地ものづくり人材を育成
3
第1の柱 アジアを中心とした相互交流の拡大
●:新規・拡充 ○:継続
拡大するアジア等からの観光客に対応するため受入環境の整備を図るとともに、東アジア、東南アジア等を主なターゲッ
拡大するアジア等からの観光客に対応するため受入環境の整備を図るとともに、東アジア、東南アジア等を主なターゲッ
トとして効果的な誘致対策を展開する。併せて、交流のインフラとなる国際定期航空と、国際チャーター便、外航クルーズ
トとして効果的な誘致対策を展開する。併せて、交流のインフラとなる国際定期航空と、国際チャーター便、外航クルーズ
客船の誘致拡大を図る。また、東アジア地域における相互交流の拡大に取り組み、日中韓の人の流れの活性化を図る。
客船の誘致拡大を図る。また、東アジア地域における相互交流の拡大に取り組み、日中韓の人の流れの活性化を図る。
①観光客の受入環境整備と長崎県の強みを生かした観光客の誘致
○2つの世界遺産候補の登録を見据えた受入環境整備と価値の発信
官民による協議の場の設置や支援制度創設により、受入環境の整備・充実を図
るとともに、韓国・フィリピンからの巡礼ツアーの誘致や欧州を含めた世界遺産の
価値の発信などの誘客対策を展開する
●拡大する個人旅行者向けの誘致・情報発信
ホテル予約サイト、口コミサイト、日本情報サイト等の活用や個人旅行対応旅行
会社との連携により、首都圏訪問観光客・在住外国人など個人旅行層をター
ゲットとした誘客・情報発信を展開する
●訴求力が高い観光資源・素材の発掘・磨き上げと情報発信
留学生等を活用し、各市場で訴求力の高い観光資源・素材を外国人観光客が
利用しやすいメニューとして構築するとともに、素材重視の情報発信を行う
○統合型リゾート(IR)の導入に向けた取組
国の法案審議の動向を踏まえながら、本県への導入を目指す統合型リゾート
(IR)について、佐世保市、経済団体等と連携し県民の合意形成や、基本構想
(案)の策定など導入区域指定に向けた準備を進める
目指すもの
⇒ 受入環境の充実による外国
人観光客の満足度向上
⇒ 東南アジア、欧州での本県の
認知度向上
⇒ 巡礼地としての認知度・魅力
の向上
⇒ 国際情勢の変化の影響等を
受けにくい個人旅行者等の
需要の獲得
⇒ 外国人目線による観光素材
の発掘・磨き上げ、情報発信
を通してニーズに対応
⇒ 関係法制度の早期整備及び
IR導入区域指定の獲得
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②定期航空路の利用促進とチャーター便、外航クルーズ客船の誘致拡大
目指すもの
○上海線・ソウル線の利用促進とアジア各国からのチャーター便誘致
航空路線の維持拡大のため、定期航空路線(上海線・ソウル線)の利用促進事
業や着陸料の一部助成を行うほか、アジアからのチャーター便誘致を促進する
⇒ 定期航空路の増便と東南アジ
アからの新規航空路線誘致
●外航クルーズ客船の誘致促進
東アジアクルーズを中心に増加傾向にある国内外のクルーズ客船の積極的な誘
致活動とともに、佐世保港への誘致及び釜山市と連携した台湾からの誘致強化、
入港回数増加や客船の大型化に対応するための誘致・受入体制の充実を図る
⇒ 寄港数拡大と県内周遊の促進
による経済効果の拡大
⇒ 佐世保港への寄港数拡大
⇒ 変化に対応した受入体制充実
により持続的な誘致を確保
③アジアにおける相互交流の拡大
●日中韓の相互交流の推進
釜山市との友好交流協定締結を契機として、既に友好交流関係にある上海市を
軸に、3か国での地方政府間交流、文化・青少年交流などを実施しながら相互
交流を拡大し、将来的な日中韓トライアングル交流の構築を目指す
●中国駐長崎総領事館開設30周年事業
中国との交流の懸け橋として重要な役割を果たしてきた中国駐長崎総領事館の
開設30周年を記念し、祝賀会等の開催と訪中団派遣等により更なる関係強化
を図る
●ベトナムへの訪問団派遣
県内経済界、長崎ベトナム友好協会、長崎県立大学と連携して産学官による長
崎県訪問団をベトナムに派遣し、越日文化交流フェスティバルへの参加等を通じ
て現地地方政府等との関係強化を図る
●鄭成功の顕在化による情報発信
平戸市生まれで中国では民族的英雄として有名な鄭成功の功績や本県とのゆ
かりを顕在化させ、中国における本県の認知度向上につなげるとともに、福建省
等の地方政府との関係強化を図る
目指すもの
⇒ 経済的な実利の創出に結び
つくような日中韓トライアングル
交流の構築
⇒ 国内外における本県の知名度
向上
⇒ 中国中央政府等とのハイレベ
ルな人脈の維持・拡大
⇒ 現地地方政府との人脈を活用
した県内企業の現地展開支援
や観光交流、県産品輸出
⇒ 福建省等との関係強化と交
流拡大を通じた県北地域の
振興
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第2の柱 国際市場でのビジネス展開の支援
●:新規・拡充 ○:継続
東アジア・東南アジアをはじめとして、海外への県産品販路拡大を図るとともに、県内商工団体・金融機関等と連携や、
東アジア・東南アジアをはじめとして、海外への県産品販路拡大を図るとともに、県内商工団体・金融機関等と連携や、
ODA等国の事業の活用、中国・東南アジアにおけるビジネスサポートデスクの設置などによって、県内企業の海外展開を
ODA等国の事業の活用、中国・東南アジアにおけるビジネスサポートデスクの設置などによって、県内企業の海外展開を
支援していく。併せて、輸出入の拡大に向けて長崎港の物流体制強化を図る。
支援していく。併せて、輸出入の拡大に向けて長崎港の物流体制強化を図る。
①アジアをはじめとする海外への県産品輸出の拡大
目指すもの
●県内商社を活用した販路開拓と企業間取引による輸出促進
県産品の輸出販路開拓・販路拡大に向けた取組を県内商社に委託することによ
り、企業間取引による輸出促進を目指す
○水産物輸出の東南アジア等への拡大
東アジア地域に加え、北米・南米、東南アジア、中東等への販路を拡大する
●農産物の東アジア・東南アジアを中心とした輸出促進
長崎県農産物輸出協議会活動を通じて、セミナー開催、商談会参加、バイヤー
招聘等を実施するとともに、テスト輸出や初期商談等の活動に対して支援を行う
●流通調査及びフェア出展等による韓国・中国での木材販路拡大
韓国・中国での木材流通調査及び韓国における住宅フェアを活用した県産材の
PRと商談会に参加し、販路開拓・拡大を推進する
○フランス等欧州への麺の出展支援
島原手延そうめん、五島手延うどんなど産地ブランドの確立と知名度向上のため、
フランスでの大型展示会や欧州での商談会等への取組等を支援する
⇒ 県産品の取扱品目・取扱数量
の拡大に結び付ける
⇒ 輸出拡大による魚価向上
⇒ 生産者の所得向上を実現
⇒ 農産物の輸出相手国や輸出
品目、輸出量を拡大し、農産
物の販路を拡大
⇒ 農業・農村全体の所得向上を
通じて地域の活性化を実現
⇒ 産地ブランドの確立により、
地域経済の活性化と雇用の
確保を図る
6
②企業の海外進出を支えるビジネスサポート体制の拡充・強化
目指すもの
●商工団体や金融機関等との連携、ODAの活用等による企業の海外展開支援
県内の商工団体・金融機関等と連携して中小企業の海外展開を支援するととも
に、市場調査や販路拡大等に係る経費の助成、ODA等を活用した海外展開の
取組への支援を行う
○県内企業等の製品・技術による環境貢献を通じた海外展開支援
⇒ 環境分野など本県の強みを
生かし、東アジア・東南アジア
での県内企業の販路を拡大
アジアの急速な経済発展に起因する環境課題に対し、本県企業等の製品・技術
による環境貢献を果たしながら、県内企業の海外展開を支援する
●東南アジア技能実習生の効果的な受入と活用等による企業支援
技能実習生の効果的な受入れや活用、進出を検討する企業への支援により、
人材を核とした企業の海外進出のモデルを構築する
○県の海外事務所とビジネスサポートデスクを活用した県内企業等支援
上海、ソウルの海外事務所による現地情報の収集や県内へのフィードバック、
中国、東南アジアのビジネスサポートデスクの活用により、県内企業等の海外展
開を支援する
③長崎港の物流体制強化
○釜山コンテナ航路の安定化支援と中国からのコンテナ航路誘致
インフラ機能としてのコンテナ航路の維持・発展を図るため、既存航路(釜山コン
テナ航路)の定着化を図るとともに、中国航路開設に向けた誘致活動を強化する
⇒ 東南アジア展開における重点
地域と位置づけるベトナムでの
本県企業の展開を支援
⇒ 中国、韓国、東南アジアにおけ
る企業サポートにより、本県の
強みを生かして県内企業の海
外展開を拡大
目指すもの
⇒ 長崎港取扱貨物の拡大を図
り、物流コストの低減による県
内企業の競争力強化を実現
7
第3の柱 国際交流に貢献する人づくり・拠点づくり
●:新規・拡充 ○:継続
海外との交流の歴史など、地域ごとの特色を生かして国際交流拠点を形成するとともに、国際人材育成の強化に取り組
海外との交流の歴史など、地域ごとの特色を生かして国際交流拠点を形成するとともに、国際人材育成の強化に取り組
む。併せて、県内産業人材や観光人材等の国際化を支援。
む。併せて、県内産業人材や観光人材等の国際化を支援。
①地域ごとの特色を生かした国際交流拠点の形成
目指すもの
●日韓国交正常化50周年を契機とする情報発信と交流拠点の整備検討
朝鮮通信使の世界記憶遺産登録を後押しする取組を両国政府等と連携しなが
ら展開し、本県の認知度向上につなげるとともに、古くからの日韓交流拠点であ
る対馬をゲートウェイとしてさらなる交流を進めるため、日韓交流の拠点となる歴
史・文化発信施設の整備を検討する
⇒ 朝鮮通信使関連資料のユネス
コ世界記憶遺産登録実現
⇒ 韓国との関係強化と本県の認
知度向上
⇒ 対馬歴史民俗資料館の再整
備による歴史・文化の発信
○「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム」を活用した交流促進
⇒ 日中友好の促進と本県の認知
度向上
⇒ 日中交流拠点を活用した中国
からの観光客誘致
孫文と梅屋庄吉の紹介を中心に、日本の近代史において長崎が果たした歴史的
役割を広く発信する
②国際人材育成の強化
●学校教育における外国語教育の強化
英語・中国語・韓国語の語学研修、グローバル企業への訪問研修の実施、生徒
の国際的素養を高める学校の取組への支援を行うことにより、本県とアジアとの
地理的近接性を活かしたグローバル人材育成を図る
○長崎県立大学の学部・学科再編を通じたグローバル人材の育成
長崎県立大学のグローバル人材等育成に向けて、海外ビジネス研修を実施する
とともに、佐世保校・シーボルト校の学部・学科の再編を進める
目指すもの
⇒ 世界を舞台に活躍する資質と
能力を備えた郷土の未来を切
り拓く人材の育成
⇒ グローバル化に対応した人材の
育成
8
②国際人材育成の強化
●日中、日韓の青少年交流事業の連携開催
日中「孫文・梅屋庄吉」塾と日韓未来塾の一部を連携して開催し、3か国の青少
年の相互理解を深め、交流の発展に貢献できる人材の育成を図る
③海外人材育成への貢献と人脈強化
●東南アジアとの人材育成交流の推進
東南アジアの地方政府職員を県の機関で受入れ短期研修を実施するともに、県
職員を現地に派遣して技術指導を行うことにより様々な課題の解決に貢献する
○ホーチミン市の「ものづくり人材」育成支援
本県とベトナムの人材・技術交流の一環として、ホーチミン市の職業訓練指導員
の技術向上を図ることにより現地の「ものづくり人材」育成を支援する
○東南アジアへの職員派遣
自治体国際化協会シンガポール事務所へ県職員を派遣し、国際人材の育成を
図るとともに、観光客誘致や県産品輸出の取組を支援する
目指すもの
⇒ 3か国の青少年の相互理解と
友好交流の促進
目指すもの
⇒ 東南アジアの成長に貢献する
という視点から人材育成交流
を推進し、現地政府等との人
脈構築、その後の経済的実利
の創出につなげる
⇒ 現地の産業振興支援と将来的
な経済交流
⇒ 将来の本県の国際施策を担う
人材の育成
⇒ 県内企業等の東南アジア展開
9
(4)国・地域別の取組
①中国に対する取組
●:新規・拡充 ○:継続
日中関係は必ずしも万全な状況ではないが、中国は、長年の交流の歴史と地理的近接性という長崎県のアドバンテージを最大
基本的 限に生かすことができる国であり、アジア最大の消費市場でもある。先人が築いた友好交流の絆を今後も強固なものにしていき
考え方 ながら、地域間交流や民間交流を積極的に推進し、中国における本県の認知度向上や人と物の相互交流の拡大につなげる。
トピックス・環境変化
平成27年度の主な取組
目指すもの
人流の回復傾向を定着化させるための取組
平成26年10月からの免税制度拡充
が円安効果とあいまってショッピング
目的の需要を喚起
H26年の中国からの訪日客は前年
比83.3%増の241万人と過去最高
の実績
団体旅行中心から個人旅行も増加し
つつある
中国からのクルーズ客船の寄港増加
佐世保港国際旅客ターミナルの供用
開始
○長崎∼上海航空路利用促進に向けて、県内周遊バス
代の助成やグループ旅行への助成などに取り組む
●中国国内動画サイトによる本県の魅力配信や現地での
観光情報説明会を開催
●企業・団体等向けに離島や県内周遊を促進
●平戸市生まれで中国の民族的英雄として有名な鄭成功
の功績や本県とのゆかりの顕在化による情報発信
○船社と連携したプロモーションを実施するほか、増加傾
向にある旅行会社によるチャータークルーズ誘致を強化
⇒ インバウンド・アウトバウ
ンド双方向での観光交
流の拡大
⇒ 長崎∼上海航空路の
増便、デイリー化
⇒ 寄港数拡大と県内周遊
の促進による経済効果
の拡大
物流の掘り起こし
近年、中国からの輸出入貨物は拡大
傾向
○インフラ機能としてのコンテナ航路の維持・発展のため、
既存航路(長崎∼釜山定期コンテナ航路)の週3便定着
を図るとともに、中国航路開設に向けた誘致活動を強化
○上海、北京等の販売拠点を活用した水産物の販路拡大
○食材フェアの開催、見本市への出展やバイヤー招聘等
を通じて清酒・焼酎、麺、茶、陶磁器等の輸出促進
●木材流通調査を実施し、販路開拓・拡大を支援
⇒ 物流コスト低減による
県内企業の競争力向上
⇒ 中国航路の開設
⇒ 県産品の輸出拡大
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トピックス・環境変化
平成27年度の主な取組
目指すもの
長崎ならではの交流の推進
平成27年は中国駐長崎総領事館
開設30周年という大きな節目の年
平戸市が鄭成功を活用した交流を
積極的に推進
●中国駐長崎総領事館開設30周年を記念し、祝賀会等
の開催、訪中団の派遣等による関係強化
●上海市、釜山市との3カ国での政府間交流、文化・青少
年交流などを実施し、3カ国間の相互交流を拡大
○交流拠点となる「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉
ミュージアム」を活用した情報発信や、湖北省武漢市の
博物館をはじめとする博物館交流(館長サミット)などに
取り組む
○日中「孫文・梅屋庄吉」塾の実施により、日中友好交流
の発展に貢献できる両国の青少年を育成
●平戸市生まれで中国において民族的英雄として有名な
鄭成功の功績や本県とのゆかりの顕在化による福建省
等との交流強化
⇒ 中国中央政府等との
ハイレベルな人脈の
維持・拡大
⇒ 経済的な実利の創出に
結びつくような日中韓
トライアングル交流の
構築
⇒ 日中交流の懸け橋と
なる人材の創出
⇒ 国内外における本県の
知名度向上
⇒ 地域間交流の積極的
推進による政府間関係
の改善
認知度向上の取組
○長崎県に関する情報の現地メディアへの提供、メディア
招聘、微博(中国版ツイッター)の活用など、パブリシティ
活動による継続的情報発信
○資生堂とのタイアップによる情報発信(中国でも人気の
ヘアケア商品TSUBAKIの原料として五島産椿油が使用
されていることをゆかりにしたタイアップ事業)
●平戸市生まれで中国において民族的英雄として有名な
鄭成功の功績や本県とのゆかりの顕在化による情報発信
⇒ 中国における長崎県の
認知度向上
11
②韓国に対する取組
●:新規・拡充 ○:継続
基本的 日韓関係も万全ではない状況にあるが、中国と同様、韓国も長崎県のアドバンテージを最大限に生かすことができる国である。
また、平成27年は国交正常化50周年という大きな節目の年に当たるため、「人流の拡大」、「物流の強化」、「交流基盤の深化」、
考え方 「認知度向上」の4つの目標を掲げ、友好交流協定を締結した釜山との交流も強化しながら様々な取組を推進していく。
トピックス・環境変化
平成27年度の主な取組
目指すもの
人流の拡大
平成26年、対馬市を訪れた韓国人
観光客は約19万4千人
平成25年7月、長崎∼ソウル線にLC
C(格安航空会社)のジンエアーが就
航し、平成26年12月からは冬季デイ
リー運行を開始
県内のキリスト教関連遺産を訪れる巡
礼ツアーも拡大傾向
平成26年には、韓国高速鉄道である
KTXが仁川空港に乗り入れ、釜山市
と直結
平成25年6月、釜山港と長崎港を結
ぶ定期コンテナ航路が週3便に拡大
○長崎∼ソウル航空路利用促進に向けて、県内周遊バス
代の助成やグループ旅行への助成、個人手配旅行者の
二次交通対策など受入態勢を充実
また、ソウル周辺からの誘客を強化
○「信徒発見150周年」を契機とした巡礼ツアーの誘致拡
大を図るとともに、テーマ型旅行(ゴルフ・オルレなど)や
新たな旅行スタイル(レンタカー利用など)の需要を喚起
○対馬においては、振興局プロジェクトにより、体験型観光
と民泊を組み合わせたツアーの企画造成などの受入態
勢整備や新たな土産品の開発等を実施
⇒ インバウンド・アウトバウ
ンド双方向での観光交
流拡大
⇒ 巡礼ツアーの誘致拡大
⇒ 対馬への韓国人観光
客の受入態勢整備
物流の強化
●長崎∼釜山定期コンテナ航路の週3便定着化に向けて、
長崎港活性化センター(事務局:長崎市)と一体となった
貨物インセンティブ及び集荷活動を展開するとともに、荷
主企業及び物流企業と連携したポートセールスを展開
○食材・県産酒フェアの開催やバイヤー招聘等により清
酒・焼酎、カステラ、陶磁器等の販路拡大を図る
○韓国の流通企業との連携による各種プロモーションを実
施し、安定的な輸出の実現を図る
●木材流通調査や住宅フェア等を活用したPR、商談会へ
の参加により県産木材の輸出を促進
⇒ 物流コスト低減による
県内企業の競争力向上
⇒ 県産品の輸出拡大
12
トピックス・環境変化
日韓双方の民間団体が「朝鮮通信
使」のユネスコ世界記憶遺産登録に
向けた取組を推進
平成27年は日韓国交正常化50周年
という大きな節目の年
ソウル事務所の復活を契機として、県
内市町、民間企業等の韓国に対する
動きが活発化
平成26年3月、釜山広域市との間で
友好交流協定締結
平成27年度の主な取組
交流基盤の深化
●日韓国交正常化50周年を契機として、朝鮮通信使の
世界記憶遺産登録を後押しする取組を両国政府等と
連携しながら展開し、本県の認知度向上につなげる
●対馬博物館(仮称)との一体整備を含めた対馬歴史民
俗資料館の再整備の検討、宗家文書の修復
●釜山市、上海市との3か国での政府間交流、文化・青
少年交流などを実施し、3か国間の相互交流を拡大
○日韓未来塾の開催により日韓友好交流の発展に貢献で
きる両国の青少年を育成
目指すもの
⇒ 朝鮮通信使関連資料
のユネスコ世界記憶
遺産登録実現
⇒ 対馬歴史民俗資料館
の再整備による歴史・
文化の発信
⇒ 経済的な実利の創出に
結びつくような日中韓
トライアングル交流の
構築
⇒ 日韓交流の懸け橋と
なる人材の創出
認知度向上の取組
○長崎県に関する情報の現地メディアへの提供、メディア
招聘、ブログの活用など、パブリシティ活動による継続的
情報発信
⇒ 韓国における長崎県の
認知度向上
13
③東南アジアに対する取組
●:新規・拡充 ○:継続
基本的 各国の特性(人口規模、経済成長の度合い、民族構成など)が大きく異なることから、それぞれの特性を十分踏まえ、かつ、長崎
考え方 県の歴史的なつながりや強みを生かして国別に効果的な取組を推進。
国名下の()の値は1人当たり名目GDP(国際通貨基金による2013年)
高
シンガポール
($55,182)
マレーシア
($10,457 )
タイ
($5,676)
所 得 水 準
インドネシア
($3,510 )
フィリピン
($2,791)
ベトナム
($1,902)
ラオス
($1,594)
ミャンマー
($1,113)
低
カンボジア
($1,028)
(参考)日本($38,468)
観光客誘致、県産品
輸出に関しては、富
裕層等がターゲットと
なるため、所得水準
が高い国に対して重
点的にアプローチ
企業展開に関しては、
県内企業の動向を踏
まえて支援を行う
企業展開支援に関し
ては、インフラ整備の
需要が高く、また、人
件費が比較的安価な
国を主なターゲットと
して支援を行う
観光客誘致、県産品
輸出に関しては、所
得水準の向上に合わ
せて展開
今後所得水準の向
上が見込まれる国に
対しては、人材育成
支援等を通じて人脈
を強化し、その後の
実利獲得に結び付け
ていく
平成27年度の主な取組
観光客誘致
○タイ、ベトナムからのチャーター便誘致
○「信徒発見150周年」「日本十六聖人」をテーマと
するフィリピンからの巡礼ツアー誘致
●教会巡り・離島での滞在など本県ならではの上質な
旅をシンガポール富裕層にアピール
目指すもの
⇒ タイ、フィリピン、
シンガポール等
からの観光客
の誘致拡大
県産品輸出促進
○タイ、ベトナムへの長崎和牛の輸出促進
●水産物の輸出に向けたベトナムでの市場調査
企業展開支援
○サポートデスクの設置や市場調査等への補助
○ODA等の活用を視野に入れたマッチング支援や
コンサルティング経費の補助
人材育成・人脈構築
○クレアシンガポール事務所への県職員派遣
○現地地方政府との人材交流
●技能実習生等の受入・活用の促進と進出を検討す
る企業への支援
認知度向上の取組
○本県ゆかりの企業等や人脈、留学生等とのタイアッ
プによるターゲットを絞った効果的な情報発信
⇒ 県産品の輸出
拡大
⇒ 環境分野等、
本県の強みを生
かした県内企業
の販路拡大
⇒ 現地人脈の構
築(実利獲得の
種まき)
⇒ 県内企業等の
現地展開
⇒ シンガポール、
タイ、ベトナムで
の本県の認知
度向上
14
東南アジアに対する分野別取組
高
シンガポール
マレーシア
タイ
観光・交流拡大
県産品輸出
企業支援
平和・環境・防災等本県の教育素
材を生かした教育旅行誘致
チャーター便誘致セールス
農産品の輸出障壁が少なく他県等
サービス産業等の進出や東南ア
の動きも活発 重点的に取り組む
ジア拠点としての展開が有望
中華系旅行者の誘致
施設のムスリム対応に向けた県内
啓発
チャーター便誘致セールス
重点取組のひとつとして農産物輸
市場としての成熟やイスラム圏の
出を検討 取組方法等については市 ハブとしてサービス産業等の展開が
場調査の結果をもとに実施予定
有望
メディア誘致、観光展出展、タイ語
版Face Book等を通じた情報発信
チャーター便誘致セールス
牛肉輸出の拡大とともに既存商流
を活用して他品目への拡大を検討
製造業進出先としては飽和気味
のためサービス産業等の展開が有
望
所得水準
インドネシア
施設のムスリム対応に向けた県内
啓発
チャーター便誘致セールス
サービス産業等の展開が比較的
有望
ビジネスサポートデスク設置
フィリピン
本県の特性を生かせる巡礼ツアー
に特化した誘致
チャーター便誘致セールス
距離も近く進出環境も整っている
ため製造業・サービス産業の両面で
展開が期待できる
ベトナム
九州観光推進機構による取組が中 牛肉の取引拡大を引き続き支援す
中小企業の進出条件が整っており
心
るとともに他品目についても関連情報 県内企業の動きも活発であることか
を収集し検討
ら当面の重点市場として取り組む
チャーター便誘致セールス
水産物は市場調査を実施予定
ビジネスサポートデスク設置
ラオス
ミャンマー
低
カンボジア
ビジネスサポートデスク設置
ビジネスサポートデスク設置
各分野の取組を後押し(
優先度が高い国との関係強化・
長崎ブランドのイメージ向上)
国名
※着色部分が取組の優先度が高い
友好交流・情報発信
日本の情報を定期的
に発信する英語雑誌を
活用したPR
マレー系青少年人材
育成機関との交流強化
リンガーハット現地法
人と連携したPR
中央政府・地方政府
との関係強化
日本情報誌や留学
経験者を活用したPR
ヤンゴン市との交流
15
(5)平成27年度行動計画の展開図
凡例
観光客誘致の取組
県産品輸出の取組
企業支援の取組
2つの世界遺産候補
を活用した誘客
東アジア
麺・焼酎・陶磁器
・市場特性に応じたテーマ型
旅行の提案
・個人旅行客へのアプローチ
・チャーター便誘致
・外航クルーズ客船の誘致
・麺・酒・焼酎・調味料・菓子
・農産物
・鮮魚・水産加工品
環境分野をはじめ多様
な分野での現地展開
ヨーロッパ
北アメリカ
鮮魚・水産加工品
中東
鮮魚・水産加工品
東南アジア
・2つの世界遺産候補
を活用した誘客
・チャーター便誘致
・農産物
・鮮魚・水産加工品
ODA活用を見据えた
環境製品等の現地展開
軸
ア
アジ
新
ハワイ
鮮魚・水産加工品
南アメリカ
国際交流拠点の形成
グローバル時代に対応する人づくり
水産加工品
アジアとの人・物の流れの拡大
長崎県が持つ強みを生かしながら、観光客誘致、県産品輸出促進、企業の海外展開支援、
国際人材育成等の取組を強化することで、世界に通用する新たな長崎県づくりを推進し、
経済的実利の創出・拡大を実現
16
2 戦略プロジェクト
①「外国人観光客誘致強化」プロジェクト
18
②「クルーズ客船受入拡大」プロジェクト
20
③「新規航空路線・国際チャーター便誘致」プロジェクト
22
④「アジアとの物流拡大」プロジェクト
24
⑤「県産品の輸出拡大」プロジェクト
26
⑥「アジアビジネスサポート体制強化」プロジェクト
28
⑦「『歴史・文化』発信・交流発展」プロジェクト
29
⑧「朝鮮通信使を活用した交流拡大」プロジェクト
30
⑨「国際人材活用・育成」プロジェクト
32
⑩「アジアの環境問題への貢献」プロジェクト
34
17
①
「外国人観光客誘致強化」プロジェクト
ターゲット
★長崎県を訪れる外国人観光客の約7割を占める東アジアの4カ国・地域を重点市場とする。
★訪日旅行市場が拡大している東南アジア・欧州等についても各市場の特性に応じた誘致に取り組む。
【観光市場の現状と課題】
※対前年比伸び率は、H25年県観光統計の数値
韓 国 (対前年比22.4%増)
中 国 (対前年比7.6%増)
◆ H26年4月旅客船沈没事故の影響により、船舶利用旅行の自粛
や修学旅行のキャンセルが発生。上半期の訪日旅行に影響を及ぼし
たが、夏以降は回復し、通年の訪日旅行者数は過去最高を記録
◆ 対馬への観光客は3年連続で過去最高を更新(H26年194千人)
◆ H25年7月運航開始したジンエアー長崎・ソウル便は好調を維持。
H26年12月からの冬季デイリー運航での搭乗率70%前後で推移
◆ リピーター比率が高く、短期滞在が主流。個人旅行化が進んで
おり、インターネット・スマートフォン等を活用した情報発信の強化
や二次交通アクセスの改善など、FITの受入環境整備が必要
◆ H24∼25年に伸び悩んだ訪日旅行需要が大幅に回復し、H26年
訪日旅行者数は過去最高を記録
◆ 航空便の新規就航のほか、H26年10月からの免税制度拡充が
円安傾向と相まってショッピング目的の訪日需要を喚起
◆ VJ事業「九州」キャンペーンにより、九州旅行商品の販売が増
加しているが、九州連携による認知度向上の取組が必要
◆ ビザ緩和により富裕層など個人旅行の増加が進展するため、
ネットやSNS等活用により個人にも届く情報発信が必要
台 湾 (対前年比28.8%増)
◆ 訪日旅行者数は3年連続で過去最高を記録。ピーク期の増便や
チャーター便の運航が好調な訪日を支えている。
◆ 団体旅行が主流ながら、LCCの相次ぐ新規就航により個人旅行
化が進展しており、双方の誘客に関する取組が必要
◆ 本県での民泊を扱った旅行商品が台湾の旅行業界で受賞する
など、新たな素材を活用したツアーにも人気が集まっている。
香 港 (対前年比170.2%増)
◆ 円安、免税制度拡充による都市部へのショッピング需要、基幹
空港へのLCC増便によりH26年訪日旅行者数は過去最高を記録
◆ リピーター比率が高く、個人旅行が主流。国内各地で「Rail&
Drive」が浸透しており、九州内の周遊で本県を選んでもらえるよう
な対策が必要
◆ 引き続き、訪日取扱大手旅行会社と連携した誘客対策が必要
東南アジア (対前年比39.7%増)
◆ 6市場全てで、H26訪日旅行者数は過去最高を記録
◆ 円安効果に加え、H25∼26年に各国に対してとられたビザ免除
及び緩和措置が訪日客の増加に結びついている。
◆ 九州の知名度は低いため、九州各県と連携し、各市場ごとの特
性や宗教・民族等に応じた認知度向上の取組が必要
◆ タイ、フィリピンでは本県の優位性を活かした独自の取組が可能
欧 州 (対前年比94.5%増)
◆ H26年4月より、KLM航空 福岡・オランダ線は、週4便に増便
◆ 二つの世界遺産候補を活用した本県独自の取組が可能
◆ 認知度向上を図るため、メディアやネットによる情報発信が必要
目標
750千人
平成
27年
(外国人延べ宿泊者数)
FIT誘致強化
二つの世界遺産
候補を活用した
誘客・情報発信
Wi-Fi環境、
外客おもてなし等
受入環境の充実
調査による市場
ニーズの把握・
外客動向の分析
目標達成に向けた
基本戦略
18
18
外国人観光客の誘致、受入環境整備・充実の取組
台湾・香港
韓 国
海外市場ごとの誘致対策
■ジンエアー対策
■ジンエアー対策
◎ソウル・同近郊か
◎ソウル・同近郊か
らの誘客拡大
らの誘客拡大
◎ゴルフ客誘致
◎ゴルフ客誘致
◎
レンタカー利用促進
◎レンタカー利用促進
◎
観光施設割引制度
◎観光施設割引制度
◎TVショッピング活用
◎TVショッピング活用
■対馬航路対策
■対馬航路対策
◎釜山市・韓国鉄道
◎釜山市・韓国鉄道
公社連携による誘客
公社連携による誘客
●歴史探訪ツアー造成
●歴史探訪ツアー造成
◎体験型観光を組み
◎体験型観光を組み
合わせた民泊ツアーの
合わせた民泊ツアーの
企画造成
企画造成
■巡礼ツアー誘致
■巡礼ツアー誘致
◎教会関係者等招聘
◎教会関係者等招聘
◎潜伏キリシタンや信徒
◎潜伏キリシタンや信徒
発見など「真の価値」
発見など「真の価値」
の理解促す
の理解促す
●光州、大邱など地
●光州、大邱など地
方都市での説明会
方都市での説明会
■体験型旅行誘致
■体験型旅行誘致
◎受地及び体験プロ
◎受地及び体験プロ
グラム拡大
グラム拡大
平戸漁師体験
平戸漁師体験 H20
H20
南島原民泊
H24
南島原民泊 H24
大村民泊
大村民泊 H25
H25
取扱旅行社タイアップ
◎
◎取扱旅行社タイアップ
■チャーター便誘致
■チャーター便誘致
◎大手旅行社(香港
◎大手旅行社(香港
EGL等)タイアップ
EGL等)タイアップ
◎交通・観光連携に
◎交通・観光連携に
よるチャーター便誘致
よるチャーター便誘致
■FIT向け誘致・発信
■FIT向け誘致・発信
◎Facebook発信
◎Facebook発信
◎セルフドライブ誘致
◎セルフドライブ誘致
◎レンタカー利用による
◎レンタカー利用による
九州周遊割引(九州
九州周遊割引(九州
各県・NEXCO連携)
各県・NEXCO連携)
◎女子旅・グルメ発信
◎女子旅・グルメ発信
東南アジア
中 国
■団体ツアー誘致
■団体ツアー誘致
◎企業等インセンティブツア
◎企業等インセンティブツア
ーー にターゲット絞込み
にターゲット絞込み
●離島や県内周遊を
●離島や県内周遊を
促進
促進
●新規 ◎継続 ○検討中
■富裕層向けアピール
■富裕層向けアピール
◎ゴルフ客誘致
◎ゴルフ客誘致
●中信集団とのタイ
●中信集団とのタイ
アップによる体育文
アップによる体育文
化交流等の促進
化交流等の促進
欧 州
◎2つの世界遺産をテーマとしたPRツール
◎2つの世界遺産をテーマとしたPRツール
◎
欧米人向け旅行雑誌等、メディアへの露出
◎欧米人向け旅行雑誌等、メディアへの露出
●欧州メディア招聘・県内視察・記事掲載
●欧州メディア招聘・県内視察・記事掲載
■タイ
■タイ
◎季節の花やHTB
◎季節の花やHTB
軍艦島など知名度
軍艦島など知名度
高い素材をアピール
高い素材をアピール
■マレーシア
■マレーシア
●中華系旅行会社
●中華系旅行会社
へのセールス
へのセールス
■シンガポール
■シンガポール
■フィリピン
■フィリピン
●教会巡り・離島宿
●教会巡り・離島宿
◎現地の教会関係者
◎現地の教会関係者
泊など上質な旅を
が長崎との縁を重要視
が長崎との縁を重要視 泊など上質な旅を
富裕層にアピール
富裕層にアピール
◎関係者招聘に続き、
◎関係者招聘に続き、
巡礼ツアー第一陣を受入
巡礼ツアー第一陣を受入 ◎市場全般では九州
◎市場全般では九州
●巡礼パンフレット、H
●巡礼パンフレット、H
観光推進機構や各
観光推進機構や各
Pによる情報発信の強
Pによる情報発信の強
県と連携した誘致
県と連携した誘致
化
化
新たなFITターゲット層(首都圏訪問・在住外国人等)
◎市場全般では九州観光
◎市場全般では九州観光
●外国人向けホテル予約サイト・口コミサイト、
推進機構や各県と連携
●外国人目利きサイト、外国
●外国人向けホテル予約サイト・口コミサイト、 ●外国人目利きサイト、外国
推進機構や各県と連携
人向けフリーペーパー等活用
首都圏等定番宿泊施設での情報発信
した誘致
人向けフリーペーパー等活用
首都圏等定番宿泊施設での情報発信
した誘致
◆ソフト・サービス面
◆ソフト・サービス面
◎多言語ガイド育成
◎多言語ガイド育成
◎店舗・飲食店での多
◎店舗・飲食店での多
言語表示の整備
言語表示の整備
◎消費税免税店の拡大
◎消費税免税店の拡大
◎
外国人おもてなし充実
◎外国人おもてなし充実
●公共交通機関・民間施設等が行う環境整備を支援
●業種毎に官民連携での協議の場を設置・課題解決
観光素材の発掘
・磨き上げ・検証
受入環境の充実
◆ハード面
◆ハード面
◎案内板、誘導サイン等
◎案内板、誘導サイン等
の多言語化
の多言語化
◎Wi-Fiアクセスポイントの拡充
◎Wi-Fiアクセスポイントの拡充
◎公共交通機関の多言語
◎公共交通機関の多言語
表示・案内の整備
表示・案内の整備
■認知度アップ対策
■認知度アップ対策
●中国国内動画サイト
●中国国内動画サイト
による魅力配信
による魅力配信
●配信動画等を活用
●配信動画等を活用
、主要都市での観光
、主要都市での観光
情報説明会開催
情報説明会開催
●より効率的・効果的なインバウンド施策推進に向けた調査事業
調査項目 ・県内外国人観光・消費の動向 ・長崎観光に求めるもの
・効果的なプロモーション手段 ・県内経済への波及実態など
●留学生等による現地調査・意見交換により、
各市場で訴求力の高い観光資源・素材を発掘
⇒外国人が利用しやすいメニューとして構築
(外国語対応等)
●留学生等のネットワーク
を活用した情報発信
●素材重視の動画・画
像コンテンツ作成・発信
19
②
「クルーズ客船受入拡大」プロジェクト
世界のクルーズ情勢
長崎港・佐世保港の特性
■世界のクルーズ人口は2千万人を超えており、今後も増加する
見込み。特に、中国市場が急成長しており、2020年には欧州
と同規模の500万人に達すると予測されている
■東アジアクルーズ市場では、客船の大型化が進んでおり、今後も
海外船社の新規参入などにより市場の拡大傾向が 続く見込み
■外国船籍大型客船による日本発着クルーズの増加などにより、
日本のクルーズ人口も増加傾向にある
■近年は、短期間で廉価な大型客船によるカジュアルクルーズが
主流となっている
■中国(上海・天津)、台湾(基隆)、韓国など、東アジアの主要港が
1000km以内の距離に位置するなど、地理的優位性を有している
■長崎港は、鎖国時代から唯一海外に開かれた港として海外交流
の中で発展してきた歴史を有する
■長崎港・佐世保港とも岸壁が街の中心部に位置し、下船後のア
クセスが優れている
■雲仙・島原、HTB・九十九島や平戸など魅力的な観光素材が集
積しており、乗客の希望に合わせて、両港の使い分けや様々な
寄港地ツアーの設定が可能
■世界新三大夜景に認定された長崎の夜景やHTB「光の王国」
など、夕刻以降まで楽しめる魅力的な観光素材を有している
現状と課題
寄港数・乗客
乗員数の推移
H23
H24
H25
H26
寄港数
39
78
48
92
うち長崎港
乗員乗客数
うち長崎港
H27
(見込)
150程度
21
73
39
75
130程度
49,998
123,244
84,045
220,837
−
38,309
120,741
78,683
199,031
−
■長崎港松が枝地区にCIQ専用ターミナルを整備し、入管ブース
を全体で20ブースに増設
■佐世保港では、三浦岸壁(7万総トン級客船まで接岸可)の供用
開始に続き、 平成27年4月には国際旅客ターミナル
(最大10ブースで審査可能)がオープン
■近年、拡大傾向にある東アジアクルーズにおける国内での競争
が激化(博多港や那覇港、日本海側の主要港など)
■関東や関西を拠点とする外国船籍客船による日本発着クルー
ズが増加しており、東北や北海道への寄港が拡大するなど、寄
港地の多様化が進んでいる
20
■寄港数の急増及び客船の大型化に対応するため、受入態勢の
強化が必要
20
●新規 ◎継続 ○検討中
日本一のクルーズ県を目指す取組み
東アジア・欧米・日本の各市場において、バラ
ンスのとれた誘致・受入態勢整備施策を実施
目標(H27):
クルーズ船の寄港回数100回
③
「新規航空路線・国際チャーター便誘致」プロジェクト
国際定期航空路
相互交流の基本となる国際定期航空路
◎継続
◆長崎県総合交通計画目標値
①国際定期航空路線の利用者数
(H21年度)36千人 → (H27年度)52千人 ※H26年度(H26.12末)
42,936人(前年比232.3%)
②国際定期航空路線数
(H21年度)2路線 → (H27年度)3路線 ※H26年度:2路線
韓国LCC
運航会社・旅行会社への支援、利用促進対策
済州航空
(ソウル∼福岡)毎日1便
T’way航空
(ソウル∼福岡)毎日1便
(ソウル∼佐賀)週3便
(ソウル∼大分)週4便
ジンエアー
(ソウル∼福岡)毎日1便
エアプサン
(釜山∼福岡)毎日3便
ジンエアー(LJ)
毎日1便
(H26.12.1∼
H27.3.28)
中国LCC
春秋航空
(上海∼佐賀)週3便
中国東方航空(MU)
週2便(月・金)
◆エージェントへの支援【海外及び国内エージェント】
◎インバウンド対策
・貸切バス代支援
・販売奨励費
◎アウトバウンド対策
・販売奨励費
・広告費支援
・グループ旅行助成
・修学旅行助成
◎FIT対策:FIT(個人手配旅行者)のレンタカー利用に対しての支援
◆国際貨物への支援【長崎魚市】
◎上海への鮮魚輸出経費(陸上輸送費)支援
●LCCの台頭、国際関係の影響等により厳しい
状況にある上海線・ソウル線の維持・安定運航
◆航空会社への支援【中国東方航空・ジンエアー】
◎年間着陸料の1/2を支援
◎空港ターミナルビル使用料の減免(NABIC)
狙い
●新幹線開業に向け、デイリー化も見据えた
増便実現・定着
22
国際チャーター便
◎「国際定期路線(2路線)
上 海 線(昭和54年開設)
ソウル 線(昭和63年開設)
◎国際チャーター便運航実績見込 H26年度 34便
新規航空会社乗り入れ及びチャーター便誘致の候補先
瀋陽
北京
天津
大連
ソウル
釜山
青島
中国中央部
ゾーン
成都
武漢
重慶
香港・マカオ
ゾーン 広州
現状
中国北部ゾーン
韓国ゾーン
◎ アジアからの国際チャーター便誘致及び航空会社との
南京
上海
協議
上海ゾーン
福州
廈門
福建省ゾーン
台北
香港
マカオ
・新幹線西九州ルート
H34年開業(予定)
・長崎空港24時間化の
検討
◎ 海外航空会社や旅行会社に対するチャーター便運航
の働きかけ
方策
台湾ゾーン
・ 旅行会社に対する集客奨励金の交付
・ 長崎空港着陸料助成
東南アジア1ゾーン
フィリピン
マニラ
タイ
東南アジア2
バンコク
ゾーン
カンボジア
ベトナム
◎新規定期路線開設に向けた、航空会社と課題等の協議
・ チャーター実績が多い地域からの定期路線の誘致
東南アジア等からの
LCC(格安航空会社)
等の誘致
東南アジア3
ゾーン
◎新幹線開業時期に向けた新規定期航空路線の開設
マレーシア
(2路線→3路線)
シンガポール
インドネシア
目標
【参考】長崎空港チャーター便 運航実績(便数)
年度
H26
H25
H24
H23
H16
中
国
8
0
1
18
14
韓
国
0
2
0
29
46
台
湾
20
41
10
8
73
香
港
3
36
0
0
20
その他
3
6
5
5
8
34
85
16
60
161
計
・ 航空機材チャーター費用助成
◎チャーター便の3倍増(14便(21年度実績)×3倍=42便)
→新規路線開設に向けた実績づくり
※チャーター便数は、片道
→将来的に年間100便のチャーター便運航を目指す
を1便としてカウント
※プライベートチャーター
を含む。
◎長崎空港活用促進、利用者数の増加
※H16年度は、運航便数の
ピーク期
※H26年度は、実績見込
効果
◎外国人観光客増による県内経済の活性化
◎路線増による県民の出国者数の増加
23
④
「アジアとの物流拡大」プロジェクト
・釜山航路複数便化の好機を確実に捉え、集貨活動の強化により、航路の維持・発展を図る。
・長崎港の地理的優位性を活かせる航路展開により、アジアとの物流拡大を促進する。
背景
●長崎港は日本本土の最西端に位置し、関東・関西圏から最も遠い地理的劣位、港湾背後地が狭小な地形的劣位から、物流を行う上
で、不利な状況にあった。
現状(長崎県の海上コンテナ貨物の動向)
他県の状況(激化するポートセールス競争)
●県内発生・消費貨物の約8割が県外港湾を利用。
●他港に比べて取扱貨物が少なく、輸出入バランスが著しく輸入側に偏っているた
め、海上輸送コスト・荷役料が割高。
(輸出入バランス(輸出/輸入)=0.12)
長崎県内で発生消費
その他
する外貿コンテナ貨物
6%
伊万里港その他
長崎港
3%
の利用港湾
伊万里港
10%
5%
14%
博多港
(H20コンテナ流調)
36%
北九州港
18%
輸入
11,400TEU/年
輸出
6,000TEU/年
博多港
64%
長崎港
22%
●企業の国際競争力の強化には欠かせないインフラとして、港湾施設整備・航
路誘致に積極的
●航路誘致には貨物量拡大が不可欠なため、荷主向け助成金をPRしたポート
セールスを積極的に展開(博多・北九州以外の全港湾が設定)
競争の結果
●長崎港に寄港するコンテナ航路数は九州・下関地域で13港中13位(H24)
●長崎港のコンテナ取扱量は13港中12位(H24)
●九州で中国航路を有していないのは長崎県のみ
北九州港
22%
改善の糸口は航路誘致と貨物拡大の同時実現・・・難問
環境の変化(好機の到来)
●三菱重工の客船受注を契機に、釜山航路が週3便に増便。
●中国を中心とした東アジアの著しい経済発展の結果、長崎港はアジア市場の中心に!
(地理的劣位が地理的優位に)
長崎港活性化、千載一遇の好機
好機を捉えるための取組(事業内容)
好機を確実に捉え、航路の維持・発展を図り、
長崎港物流活性化の一歩を踏み出す。
●:主な事業、○:検討項目
●長崎港活性化センターと連携した貨物インセンティブ及び集貨活動の実施
●国際物流企業(フォワダー)と連携した新たな手法によるポートセールスの展開
●船会社への訪問セールス及び戦略的インセンティブ導入による中国航路の誘致
●長崎港のハード整備(荷役機械更新・ヤード拡張)
○長崎港の地理的優位性を活かせる新たな航路の開設
・県内企業の国際競争力強化
・県民所得向上
24
長崎港における航路展開の将来像
ステップ1
釜山航路の複数便体制定着
⇒荷主企業の利便性向上
長崎港の取扱貨物拡大
ステップ2
中国ダイレクト航路を開設
⇒荷主企業のさらなる利便性向上
長崎港の取扱貨物拡大
長崎
ステップ3
高速船によるシームレス物流実現
⇒荷主企業のさらなる利便性向上
高鮮度・高品質貨物の物流拡大
長崎
複数便定着
中国ダイレクト航路開設
利便性向上により、長崎港周辺で発生・消費される貨物
を他港に流すことなく確実に集貨
長崎港の地理的優位性を最大限に活かせる高速船航路により、
高鮮度・高品質貨物の物流拡大を促進
高速船航路開設
●集貨活動の強化により、長崎港における物流を活性化し、航路の維持・発展を図る。
●長崎港の地理的優位性を活かせる航路展開により、アジアとの物流拡大を促進する。
25
⑤
「県産品の輸出拡大」プロジェクト
事業の目的
海外における輸出ルートの構築及び販路の開拓による県産品の輸出拡大を図る。
海外における輸出ルートの構築及び販路の開拓による県産品の輸出拡大を図る。
現
主な施策
状
●新規・拡充 ◎継続
◎中国における県産品のブランド化と輸出拡大
【
課題】
新たな輸出商品の開拓。輸出ルートの強化
11 陶磁器・加工食品
陶磁器・加工食品
◆検疫・商慣習など、輸出に関する障壁が高い中国
◆検疫・商慣習など、輸出に関する障壁が高い中国
を中心に、韓国、香港・マカオ・タイ
を中心に、韓国、香港・マカオ・タイへと展開を図った。
へと展開を図った。
《中
《中 国》
国》
◆中国における販促フェアの開催や、バイヤー招聘等
◆中国における販促フェアの開催や、バイヤー招聘等
によって本県産品の輸出促進を図った。
によって本県産品の輸出促進を図った。
(1)中国での陶磁器を取り巻く情勢は厳しい状況で
(1)中国での陶磁器を取り巻く情勢は厳しい状況で
あり、輸出額に影響が出ている。
あり、輸出額に影響が出ている。
(2)加工食品については、清酒、焼酎、醤油等が継
(2)加工食品については、清酒、焼酎、醤油等が継
続輸出されている。
続輸出されている。
《韓
《韓 国》
国》
◆県産酒フェアの開催等により、清酒・焼酎、カステラ、
◆県産酒フェアの開催等により、清酒・焼酎、カステラ、
調味料等が継続輸出されており、清酒
銘柄の輸出
調味料等が継続輸出されており、清酒22銘柄の輸出
が新たに始まった。
が新たに始まった。
・販促フェアや商談会等の実施によって既存物流の拡大を図る
とともに、雑誌PR等による県産品のブランド化を図る。
◎韓国における県産品のブランド化と輸出拡大
・酒や調味料を中心とした食材フェア等の実施によって販路拡
大を図る。また、雑誌等でのPRによって、県産品のブランド
化を図る。
◎タイにおける県産品のブランド化と輸出拡大
・新たな県産品の輸出を目指すとともに、県産品のブランド化に
取り組む。
◎ブランド産品輸出促進助成対策
・東アジア地域、東南アジア地域等への輸出促進を図るため、
商談会、物産展の主催・参加等の取組への支援を拡充する。
●産地ブランド確立推進事業
・島原そうめんや五島うどんなど産地ブランドの確立と販路
拡大のための海外展開(フランス等)支援を実施する。
目標・効果
・中国等への新規輸出商品延べアイテム数:
・中国等への新規輸出商品延べアイテム数:
3(H21年度)→55(H27年度)
3(H21年度)→55(H27年度)
・海外における県産品のブランド化の推進
・海外における県産品のブランド化の推進
26
状
22 水産物
水産物
◆水産物輸出の考え方
◆水産物輸出の考え方
・県及び関係団体等で構成する「長崎県水産物海外普及協議
・県及び関係団体等で構成する「長崎県水産物海外普及協議
会」を設置し、本県水産物の輸出事業を効率的かつ効果的に
会」を設置し、本県水産物の輸出事業を効率的かつ効果的に
展開する。
展開する。
・販路開拓等は民間団体が主体的に行い、輸出手続き等に関す
・販路開拓等は民間団体が主体的に行い、輸出手続き等に関す
ることは行政が側面から支援するなど、連携・協力して取り組
ることは行政が側面から支援するなど、連携・協力して取り組
むことで、生産者所得の向上を目指す。
むことで、生産者所得の向上を目指す。
◆H26年度の状況
◆H26年度の状況
【東アジア地域】
【東アジア地域】
・中国向け鮮魚及び韓国向け活魚の輸出額が増加した。
・中国向け鮮魚及び韓国向け活魚の輸出額が増加した。
【東アジア以外の地域】
【東アジア以外の地域】
・米国向け鮮魚の輸出額が増加した。
・米国向け鮮魚の輸出額が増加した。
・東南アジア及び中東での市場開拓調査を実施した。
・東南アジア及び中東での市場開拓調査を実施した。
◆水産物輸出額(長崎県水産物海外普及協議会)
◆水産物輸出額(長崎県水産物海外普及協議会)
・・H26年度の数値目標の6.31億円は達成見込である。
H26年度の数値目標の6.31億円は達成見込である。
現
状
【
課題】 適正な魚価形成と漁業生産体制の強化
現
33 農林産物
農林産物
●水産物の輸出促進
【東アジア地域】
・中国における販売拠点の活用により、鮮魚
の取扱店舗の拡大や、加工品の販売促進
などに取り組む。
【東アジア以外の地域】
・北米・南米、中東、東南アジアなどでの市場開拓調査や
販売促進活動等を実施する。
目標・効果
・水産物輸出金額(関係団体分)
・水産物輸出金額(関係団体分)
東アジア
950百万円
東アジア
950百万円
米国等
12百万円
米国等
12百万円
新たな輸出国
36百万円
新たな輸出国 36百万円
998百万円(H31年度)
998百万円(H31年度)
主な施策
【課題】 商品及び輸出量の拡大
◆関係機関、生産者団体等と一体となり具体的な輸出の取組を
◆関係機関、生産者団体等と一体となり具体的な輸出の取組を
行うため組織した協議会の活動を通し、これまで実施した農産
行うため組織した協議会の活動を通し、これまで実施した農産
物輸出状況の調査結果を活用したセミナーの開催、バイヤー
物輸出状況の調査結果を活用したセミナーの開催、バイヤー
招へい、商談会の参加や農業生産者団体が取組む初期段
招へい、商談会の参加や農業生産者団体が取組む初期段
階の取組支援により、輸出を促進する。
階の取組支援により、輸出を促進する。
・中国向けお茶の販売ルートが構築された。
・中国向けお茶の販売ルートが構築された。
・台湾での残留農薬等の輸出障壁等について調査を実施した。
・台湾での残留農薬等の輸出障壁等について調査を実施した。
・香港からバイヤー招へい等により、新たな品目の輸出を行った。
・香港からバイヤー招へい等により、新たな品目の輸出を行った。
・シンガポール、タイ、マレーシアについて農産物輸出可能性に
・シンガポール、タイ、マレーシアについて農産物輸出可能性に
ついての調査を実施した。
ついての調査を実施した。
・タイにおける長崎和牛フェアや料理講習会の開催、バイヤー招
・タイにおける長崎和牛フェアや料理講習会の開催、バイヤー招
へいにより長崎和牛が継続的に輸出されている。
へいにより長崎和牛が継続的に輸出されている。
・シンガポールでのオール九州の商談会へ参加した。
・シンガポールでのオール九州の商談会へ参加した。
・水産物と連携した取組によりアメリカ(ハワイ)への輸出を行った。
・水産物と連携した取組によりアメリカ(ハワイ)への輸出を行った。
・木材輸出量増加に向けた体制の整備や韓国での県産材
PRをを
・木材輸出量増加に向けた体制の整備や韓国での県産材PR
支援した。
支援した。
主な施策
●農林産物の輸出促進
・農産物輸出協議会の活動を通し、東・東南アジアの輸出可
能性調査を活用した商談会の参加やバイヤー招聘、生産
者団体のテスト輸出支援、木材の流通調査及び住宅フェア
を活用した県産材PRと商談会の参加を支援する。
・タイをはじめとした既輸出取組国における長崎和牛の販路
拡大のため、食材フェアの開催やバイヤー招聘等を実施し、
長崎和牛の輸出量の増加を図る。
目標・効果
・各輸出対象国に対する延べ農産物品目数(累計):
・各輸出対象国に対する延べ農産物品目数(累計):
15
15((H27
H27年度)
年度)
・県産農産物のブランド化及び販売促進
・県産農産物のブランド化及び販売促進
27
⑥
「アジアビジネスサポート体制強化」プロジェクト
進捗状況に
応じてサポート
ポイント
ステップ Ⅰ
・輸出や企業進出の検討・情報収集等
頻繁に改正される現地の法令等に関し、正確で生き
た情報が必要
中国
◎長崎県上海事務所
・7名体制(うち中国産業顧問1名)
・情報提供、販路拡大、観光客誘致、
訪問団等連絡調整等を行う
◎中国ビジネスネットワーク
・県内民間企業等で組織
・情報交換等を通じビジネス展開を 円滑化
・中小機構のアドバイザーを活用し 個別相談会を開催
県内企業等の
個別の取組には限界
韓国
東南アジア
●ベトナム人材活用・経済交流促進事業
・技能実習生等の効果的な受け入れと活用を促進
・視察団派遣やセミナー実施等によりベトナム
進出を検討する企業を支援
●クレアシンガポール事務所(県職員1名派遣)
県内企業等に対する
目配りの利いたサポート体制の確立
巨大な市場に
広く厚く浸透
ステップ Ⅲ
目 標
ステップ Ⅱ
・マーケティング(検疫、通関含む)
・製品・技術改良(開発)
・視察、見本市出展等、現地企業とのマッチング等
・流通ルート、販売代理店等の確保
・売り込み先開拓(代金決済)
・信頼できるパートナーの確保
・現地の商習慣への対応
・マーケティングを踏まえた製品・技術改良(開発)
・受け入れられる製品・技術かどうかの検証
◎見本市出展支援
・県内企業の環境技術を中心として、見本
市等の出展を支援
販路拡大企業数
25
(H27年度)
◎福建省との環境技術交流
・福建省政府との環境協定に基づき
県内企業の環境製品技術をPRし
現地における導入を促進
◎中国ビジネスサポートデスク
・現地日系法人等に委託し、現地での事業
展開に関するアドバイス、視察先への同行、
見本市や商談会への出展支援等を行う
◎長崎県ソウル事務所
◎クレアソウル事務所(県職員1名派遣)
・3名体制(所長、副所長、釜山アドバイザー)
・情報提供、販路拡大、観光客誘致、 訪問団等連絡調整
・現地の専門スタッフ等を活用し、現地での事業展開支援等を行う
●中小企業海外展開支援プラットフォーム事業
・関係機関と連携し、企業の海外展開を支援する
プラットフォーム構築や普及啓発活動等を実施
ねらい
課 題
商習慣、法制度、言語など、現地の事情に精通する必要
継続的な輸出を図るためには、信頼できるパートナーが必要
検疫や税関等の行政機関を含め「人脈重視」の国柄
:従来からの県のサポート体制
:民間主体の取組
:強化部分
:国プロ等の活用
(●:H27年度新規・拡充事業 ◎:継続事業)
◎東アジアビジネス展開支援事業補助金
◎市場調査等事業
・県内企業が東アジア地域に
おいて実施する市場調査や
営業活動等に要する経費の
一部を補助
◎東南アジアビジネスサポートデスク
・現地日系法人等に委託し、現地での事業
展開に関するアドバイス、視察先への同行、
見本市や商談会への出展支援等を行う
◎見本市出展支援
・県内企業の環境技術を中心として、見本
市等の出展を支援
◎ODA関連企業とのマッチング支援
・県内企業とODA関連コンサルティング企業等との
マッチング支援
◎プロジェクト実証支援事業
・東アジア地域において自社が
所有する環境関連技術・製品
の設置又は詳細設計により効
果の検証を行う実証事業に要
する経費の一部を補助
◎ODA支援事業
・ODA事業に応募するための事
業計画や企画書作成等に要す
るコンサルティング経費を補助
・ODA事業採択後も現地調査活
動等を側面的に支援
28
⑦
「『歴史・文化』発信・交流発展」プロジェクト
<ソフトパワーの強化>
人脈の構築、
交流の多様化
長崎県の歴史
文化の顕在化
とステイタス
向上
孫文・梅屋庄
吉と長崎の
顕在化
「歴史・文
化」発信・交
流発展プロ
ジェクト
連携
県内市
町・各種
団体等
県内・国内
での梅屋庄
吉の顕彰と
PR
●新規・拡充 ◎継続 ○検討中
・歴文博での特別企画展の開催
→館長サミットの開催
・常設展示施設「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄
吉ミュージアム」の開館
・武漢市の辛亥革命武昌起義記念館、辛亥革命
博物館、中山艦博物館に長崎県コーナー設置
・上海市での孫文・梅屋企画展の開催
・シンガポール孫文南洋記念館での情報発信
・シンポジウム・講演会の開催
・上海への梅屋像の贈呈
・長崎への孫文梅屋夫妻像の受贈・設置
・梅屋商店跡地説明板の設置
・学校教育での展開
→中学校副読本への記事掲載
→高校世界史新教科書への掲載
・パンフレットの作成等広報活動
→「旅する長崎学」中国交流編の発行
・児童書「長崎の偉人 梅屋庄吉」発行・配布
上海万博・中国各
地での孫文と梅屋
庄吉展の支援等
・上海万博及び北京・武漢・中山・香港等での
巡回展支援や訪問団の派遣、観光プロモー
ションの開催
・中国TV番組等のロケ地誘致と支援
中国等との
交流拡大
・孫文梅屋ゆかりの地の訪問調査
・中国各地での特別企画展のPRと観光プロ
モーションの開催
・湖北省との友好交流合意書締結
・中山市と長崎市の友好交流締結
孫文 梅・屋庄吉のさらなる顕彰とプロジェクトを契機とした交流拡大
アジアの各国
における長崎
県のイメージ
形成
<今後の取組>
「孫文・梅屋庄吉と長崎」プロジェクト
<これまでの主な取組>
「孫文と梅屋庄吉」発信プロジェクト推進協議会
経済・観光・環境・教育など様々
な分野への交流の拡大
観光客の増加、輸出の拡大など
実需の創出・拡大
長崎歴史文化博物館
中国・韓国
の美術館、
博物館
との交流
促進
◎読書感想文コンクールの開催
◎孫文・梅屋庄吉友情月間コンサートの開催
◎学校(生徒向け)での講演会の開催
◎孫文・梅屋夫妻三人像の活用
◎小・中・高校教科書への掲載
・教科書出版社への働きかけ
◎パンフレットの改訂・配布等広報活動
◎ホームページ(更新)による広報活動
◎中国との文化交流事業 現代中国の美術展
(湖北省との交流促進)
◎「長崎県コーナー」のリニューアル設置【再掲】
◎武昌起義記念館、中山艦博物館、
辛亥革命博物館等との交流促進
(学術研究、館の運営、展示手法、人事交流等)
○「中山艦」展のH28以降開催に向けた検討・協議
○孫文・宋慶齢記念地連席会議の誘致
◎湖北省博物館との交流協定締結に向けた協議
○福建博物院での企画展の開催
○釜山博物館との協定に基づく具体的交流の協議
◎釜山市立美術館との協定に基づく交流継続
長崎県美術館
長崎県埋蔵文化財センター
文化財等を
活用した
交流促進
・湖北省博物館(協議中)
・武昌起義記念館
・中山艦博物館
・辛亥革命博物館
・福建博物院
・釜山博物館
◎常設展示施設のPR、活用
◎学術的研究の推進
◎館長サミットin長崎の開催
◎「長崎県コーナー」のリニューアル設置
○香港の梅屋写真館跡のサインボード設置
・釜山市立美術館
・釜山博物館(協議中)
・嶺南大学校(協議中)
・中国の研究機関・大学(検討中)
宗家文書を活用した
韓国との交流拡大、対馬の活性化
●中韓の考古学研究機関との共同研究協定に向けた取組
●対馬博物館(仮称)との一体的整備を含めた対馬歴史
民俗資料館の再整備
○宗家文書のハングル書簡調査報告書の活用
29
⑧
目的
「朝鮮通信使を活用した交流拡大」プロジェクト
特に、日韓友好の歴史的象徴である「朝鮮通信使」に関連した対馬市の取組を発展させ、日韓
両国に向けて大々的にアピールすることで、本県の存在感、知名度をアップし、更には本事業の
取組をテコに、実利獲得を目指していく。 また、2015(平成27)年は日韓国交正常化50周年であ
り、本県と韓国とのさらなる友好交流につなげていく。
〔 県 〕 ◆朝鮮通信使を活用した交流
取組
・「朝鮮通信使 釜山と対馬、そして長崎(仮)」セミナー(釜山市)
・「日韓交流おまつり」での舞踊団等派遣(ソウル市)
・朝鮮通信使ゆかりの韓国自治体幹部セミナー(長崎県)
・日韓国際交流関係フェア出展(ソウル市)
◆朝鮮通信使の世界記憶遺産登録推進支援
・朝鮮通信使関連資料の世界記憶遺産への登録推進に向けた取組を推進(H28.3申請を目指す)
「NPO法人朝鮮通信使縁地連絡協議会(縁地連)」の活動を支援
◆対馬歴史民俗資料館の再整備
・対馬博物館(仮称)との一体的整備を含めた対馬歴史民俗資料館の再整備
連携
◆宗家文書等の保存・活用
・釜山博物館、九州国立博物館、長崎歴史文化博物館等との連携
・宗家文書の委託修復及び調査・研究の推進
・宗家文書のハングル書簡調査報告書の活用
◆市民レベルでの交流
・朝鮮通信使祭りへの県内舞踊団等の派遣(釜山市)
・未来を担う日韓青少年育成事業(日韓未来塾2015)の長崎市・対馬市・釜山市での開催
〔対馬市〕 ◆朝鮮通信使の世界記憶遺産登録推進(縁地連事務局)
・日韓共同会議(申請に向けた最終合意)の対馬開催等
◆日韓国交正常化50周年記念事業開催
◆対馬博物館(仮称)の建設
〔政府関係機関等〕
◆国交正常化50周年を踏まえた事業
・「日韓交流おまつり(ソウルおよび東京)」での朝鮮通信使再現行列(日韓両国の大使館)
・「日韓文化交流促進自治体セミナー」(朝鮮通信使をテーマ)(クレアソウル事務所)
30
プロジェクト拡大イメージ
先行する対馬市の取組を、全県的な取組、全国的な取組へ、
さらには日韓の国家レベルの取組に順次拡大
H26以前
H25
H25
H26
H27(50周年)
対馬市
◎朝鮮通信使対馬顕彰
朝鮮通信使顕彰事業
推進協議会の組織化
事業会の組織化
○草梁倭館復活
●対馬市開催
◎釜山市との
交流協定締結
長崎県
●市:対馬博物館(仮称)の整備
●県:対馬歴史民俗資料館の再整備
◎未来を担う日韓青少年育成事業(日韓未来塾)
特別展「対馬藩と朝鮮通信使」(歴博)
朝鮮通信使シンポジウム
他県市
釜山プロモーション
●「朝鮮通信使と長崎」
セミナー等の交流事業
●宗家文書修復事業
○宗家文書ハングル書簡調査報告書の活用
◎朝鮮通信使祭りへの県内舞踊団等の
派遣(釜山市)
国等
●日韓交流おまつりでの
朝鮮通信使行列
○朝鮮通信使をテーマにした日韓共同観光誘致事業
ユネスコ申請目指す(H28.3)
◎ユネスコ記憶遺産登録推進
働きかけ
H28以降
●50周年記念事業
◎ミュージカル「対馬物語」
ミュージカル「対馬物語」
長崎市開催
長崎市開催
◎ソウル事務所復活
●新規 ◎継続 ○検討中
ユネスコ登録(最短)(H29.5頃)
対馬博物館(仮称)と対馬歴史
民俗資料館の一体的整備
○朝鮮通信使の取組による
人脈等を生かした実利
獲得関連事業
H28教会群世界遺産登録
韓国
●日韓文化交流促進
韓国自治体セミナー
連携・共同申請推進
◎ユネスコ記憶遺産登録推進
(釜山市・釜山文化財団)
31
⑨
概要
「国際人材活用・育成」プロジェクト
・長崎県で学ぶ外国人留学生を産学官一体となって誘致・支援することで、地域活性化を図るとともに将来本県と海外との架け橋となる人材の育成・活用を図る。
・県内の学校教育における外国語教育を一層充実させると同時に、海外への留学支援等も行い、将来活躍する国際人材の育成を図る。
・将来の相互交流や優秀な人材の活用による県内産業の活性化を図るために、海外の人材育成に貢献する。
【施策対象】 県内で学ぶ外国人留学生等
施
策
施
策
留学生の支援
長崎ファンの育成と
そのネットワーク形成
主な取組
●新規・拡充 ◎継続 ○検討中
●産学官一体となった留学生支援態勢の構築
従前の県独自の施策に加え、「長崎留学生支援センター(平成25年2月開設)」を活用して、
各種支援策を強化(☆は同センターが実施)
【募集支援】
勉学意欲の高い留学生の獲得に向け効果的なPR活動を実施
◎行政及び大学が一体となって海外での留学フェアを実施
☆海外主要高校・大学等との情報交換会の開催 ☆海外長崎県留学生同窓会の設立
【生活支援】
外国人留学生の生活に関する支援活動の実施
◎私費留学生奨学金 ◎私立大学等が行う授業料減免等の留学生支援策への助成
◎私費留学生国民健康保険料一部補助制度
◎住宅保証制度 ☆入国管理局との情報交換会の実施 ☆アルバイト支援体制の整備
【就職支援】
外国人留学生の就職支援及び県内企業の受入協力要請を実施
☆留学生受入企業の開拓 ☆観光施設、商業施設等での活用と体制の構築
◎日韓両国の若者が、お互いの国についての理解を深めるとともに、日韓交流の方策に
ついて自主的に討議し、企画・立案することを通じて、今後の交流の促進につなげる。
◎日中両国の青少年が、孫文と梅屋庄吉の国境を越えた友情や本県と中国の交流の歴史
を学び、相互理解を深めることにより、今後の本県と中国ひいては日中交流の発展に貢
献する人材の育成を図る。
◎ベトナム(ホーチミン市)の職業訓練指導員の技術向上を図ることにより、現地に一定レベ
ルを持ったものづくり人材を育成し、産業振興を支援
◎長崎県ゆかりの外国人を対象とした「出島ネットワーク」の充実と活用
◎長崎平和大学の実施、県外大学留学生への被爆講話者派遣
◎県有施設(長崎歴史文化博物館、長崎県美術館)の入場料減免
【施策対象】 県内の小・中・高・大学生
施
策
語学をはじめとする
国際コミュニケーション
能力の向上
◎学校教育における外国語教育の充実 ※次ページ参照
◎海外留学をする県内の高校生への奨学金の給付
◎中学生の国際的視野を広げるため、海外で青少年交流・国際機関訪問を実施
◎青少年レベルの友好交流推進のためのホームステイの受入態勢強化
◎県立大学の機能強化(グローバル化に対応した人材等育成のための大学改革の推進)
めざす姿
・留学生数の増加
※現在1,400人弱の留学生を
3,000人まで増やす
(「長崎サミット」の目標)
・留学生の受入による県内経済の
活性化
・優秀な海外人材の活用による
県内産業の活性化
・長崎ファンを増やし、来県リピーター
の育成や経済交流につなげる
・最後の被爆地として、被爆の実相 と
恒久平和を世界に向けて発信する
国連教育科学文化
機関(フランス)訪問
・語学能力等を身に付け、国際社会で
活躍できる人材の増加
32
⑨ 国際人材活用・育成プロジェクト
●新規・拡充 ◎継続
学校教育における外国語教育の充実について
進学
進路実現
就職
高等学校
(目標)
基礎的な英語により本県の良さを語ることの
できる生徒の割合(高1)
基準値なし → H27 70%
・学習指導要領(H25 授業は英語で指導することを基本)
①コミュニケーション能力を養うことを重視
②科目を「コミュニケーション英語Ⅰ∼Ⅲ」「英語表現Ⅰ∼Ⅱ」「英語会話」に変更
③標準的な単語数を1,300語から1,800語に増加
◎高校生の離島留学制度(壱岐・対馬高校、中国語・韓国語の学習機会の提供)
◎高校生の上海中国語研修(中国語会話能力の向上、人材育成)、◎高校生の釜山韓国語研修(韓国語会話能力の向上、人材育成)
◎長崎県を紹介する英会話教材の活用 ●高校生のシンガポール・オーストラリア英語研修(英語運用能力の向上、人材育成)
◎国際科高等学校の設置 ◎英語教員海外研修 ◎中国語・韓国語教員養成 ◎外国語指導助手等招致事業
普通科高校
専門学科高校
高校入試
中
学
校
総合学科高校
(目標)
英語の基礎学力が身に付いている生徒の割合(中3)
H22 36% → H27 60%
・学習指導要領(H24 外国語科の授業時数増加 週3時間→週4時間)
①言語活動の充実
②コミュニケーションを支える文法指導
③標準的な単語数を900語から1,200語に増加
◎長崎県学力調査(英語)の実施 ・公立中学校3年生
◎小中連携による英語教育充実事業
・小学校における早期英語教育の実施にむけて、モデル校を指定し実践的研究を推進、また、
中学校入門期における指導の在り方についても研究
◎英語コミュニケーション基礎力の強化
・中学校を対象とした英単語・表現集ソフトの活用
・長崎県スペリングコンテスト、英語暗唱大会及びイングリッシュキャンプを実施
●小中学校教員を対象とした英語指導力向上研修会の実施
小
学
校
・学習指導要領(H23 小学校5,6年生で外国語活動実施:週1時間)
・外国語を通じて、①言語や文化について体験的に理解を深める
②積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てる
③外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませる
・学習指導要領が求めるもの
・小学校で、体験的に「聞くこと」「話すこと」を通してコミュニケーション能力を高める素地を養い、中学校において、
さらに「読むこと」「書くこと」とあわせ、自らの考えなどを相手に伝える「発信力」の育成が求められている。
33
⑩
「アジアの環境問題への貢献」プロジェクト
現状と課題
●新規 ◎実施済・実施中 ○検討中
・「日韓海峡沿岸県市道交流知事会議」の一環として、1993年以来「日韓海峡沿岸県市道環境技術交流事業」を実施し、環境に関する共同調査や情報交換を行ってきた。
・「日韓海峡沿岸県市道交流知事会議」の一環として、1993年以来「日韓海峡沿岸県市道環境技術交流事業」を実施し、環境に関する共同調査や情報交換を行ってきた。
・中国や韓国への展開については、政治問題などの影響を受けやすいリスクがあるため、東南アジアなどへの展開を模索する新たな動きがある。
・中国や韓国への展開については、政治問題などの影響を受けやすいリスクがあるため、東南アジアなどへの展開を模索する新たな動きがある。
・アジアの国々では、経済発展が進む一方、水質汚濁、廃棄物など、地域的な環境問題に加え、黄砂、酸性雨などアジア全体の課題、また森林破壊、地球温暖化、
・アジアの国々では、経済発展が進む一方、水質汚濁、廃棄物など、地域的な環境問題に加え、黄砂、酸性雨などアジア全体の課題、また森林破壊、地球温暖化、
オゾン層の破壊など地球環境問題が加わり、その対応も迫られている。
オゾン層の破壊など地球環境問題が加わり、その対応も迫られている。
・本県には環境問題に対応してきた高い技術力があり、水処理技術などの分野で先進的な技術を保有。
・本県には環境問題に対応してきた高い技術力があり、水処理技術などの分野で先進的な技術を保有。
第1段階の取組 ソフトパワーの強化 人的ネットワークの形成
◎ネットワークの形成と活用
◎ネットワークの形成と活用
・日韓海峡沿岸県市道交流知事会議や福建省との経済交流会議などの人的ネットワークを通じた国際的な支援の枠組み作りと環境問題に直面するその他の地域
・日韓海峡沿岸県市道交流知事会議や福建省との経済交流会議などの人的ネットワークを通じた国際的な支援の枠組み作りと環境問題に直面するその他の地域
への貢献も視野に入れた新たな基盤づくり
への貢献も視野に入れた新たな基盤づくり
◎環境技術協定の締結による環境交流の推進
◎環境技術協定の締結による環境交流の推進
・本県とつながりを有する地方政府と環境技術協定を締結し、環境政策や技術にかかる交流を推進(平成23年度、福建省との環境技術協定締結)
・本県とつながりを有する地方政府と環境技術協定を締結し、環境政策や技術にかかる交流を推進(平成23年度、福建省との環境技術協定締結)
○環境保全等に関する技術協力の実施
○環境保全等に関する技術協力の実施
・途上国の開発ニーズに対し、本県が有する環境保全等の技術・ノウハウを提供することで、地方政府と協力関係を構築
・途上国の開発ニーズに対し、本県が有する環境保全等の技術・ノウハウを提供することで、地方政府と協力関係を構築
第2段階の取組 専門的な知識・情報によるサポート体制の強化
◎人的ネットワークの活用による情報共有・体制強化
◎人的ネットワークの活用による情報共有・体制強化
・環境技術協定を締結した福建省環境保護庁との技術職員の交流などを通じ、現地ニーズを把握するとともに、本県の環境技術等に直接触れる機会を設け、 海外
・環境技術協定を締結した福建省環境保護庁との技術職員の交流などを通じ、現地ニーズを把握するとともに、本県の環境技術等に直接触れる機会を設け、 海外
事業展開の基礎となるネットワークを構築
事業展開の基礎となるネットワークを構築
・中国、韓国といった近隣諸国だけでなく、東南アジアなど新たな地域への展開を支援するための取組を強化
・中国、韓国といった近隣諸国だけでなく、東南アジアなど新たな地域への展開を支援するための取組を強化
第3段階の取組 実需創出・拡大の取組
◎グローバル的視野に立った国際貢献
◎グローバル的視野に立った国際貢献
・環境管理基準に関する情報提供や管理保全技術等、ランニングも含めたトータルサポートの実施
・環境管理基準に関する情報提供や管理保全技術等、ランニングも含めたトータルサポートの実施
・相手国の環境問題を把握し、ODA等の活用も視野に入れた上で、県内企業が有する環境技術等を活用し、課題解決型の視点による技術移転等を実施
・相手国の環境問題を把握し、ODA等の活用も視野に入れた上で、県内企業が有する環境技術等を活用し、課題解決型の視点による技術移転等を実施
◎経済交流の促進
◎経済交流の促進
・中国や東南アジア等の地方政府と、本県が有する水処理技術等の活用による国際協力から経済交流への発展を目指す取組を推進
・中国や東南アジア等の地方政府と、本県が有する水処理技術等の活用による国際協力から経済交流への発展を目指す取組を推進
めざす姿:「アジアにおける環境経済交流拠点」
1.アジアの環境問題への貢献 :アジアの環境改善にむけた活動を自治体レベルで支援し、アジアの環境問題への貢献を果たす。
1.アジアの環境問題への貢献 :アジアの環境改善にむけた活動を自治体レベルで支援し、アジアの環境問題への貢献を果たす。
2.人的交流から技術・経済交流へ:国際交流を契機に環境技術へのニーズを把握し、積極的な環境技術移転に取り組み、経済交流の活性化へつなげる。
2.人的交流から技術・経済交流へ:国際交流を契機に環境技術へのニーズを把握し、積極的な環境技術移転に取り組み、経済交流の活性化へつなげる。
34
【参考資料】 平成27年度「アジア・国際戦略」関係事業一覧
35
プロジェクト別集計
(単位:千円)
平成27年度事業費
プロジェクト
〔再掲除く〕
① 「外国人観光客誘致強化」プロジェクト
207,433
191,188
② 「クルーズ客船受入拡大」プロジェクト
54,315
54,315
100,573
100,573
17,296
17,296
144,511
116,234
43,044
33,591
⑦ 「『歴史・文化』発信・交流発展」プロジェクト
102,282
53,170
⑧ 「朝鮮通信使を活用した交流拡大」プロジェクト
40,198
27,811
162,696
162,696
16,551
16,551
③ 「新規航空路線・国際チャーター便誘致」プロジェクト
④ 「アジアとの物流拡大」プロジェクト
⑤ 「県産品の輸出拡大」プロジェクト
⑥ 「アジアビジネスサポート体制強化」プロジェクト
⑨ 「国際人材活用・育成」プロジェクト
⑩ 「アジアの環境問題への貢献」プロジェクト
戦略プロジェクト計 ①
−
773,425
国際交流事業 ②
47,376
47,376
海外拠点運営事業 ③
78,845
78,845
関係事業合計(①+②+③)
−
899,646
※平成27年度事業費には緊急経済対策に伴う平成26年度補正予算155,658千円を含む
36
平成27年度「アジア・国際戦略」関係事業一覧
★は緊急経済対策に伴う平成26年度補正予算
プロ
№
プロジェクト
新規
拡充
単位:千円
予算額
事業概要
(千円)
事業名
海外の各市場で訴求力が高いと思われる観光資源・観光素材を外国人観光客が利用しやすいメニューとして構築し、観光素材重視の情
1
外国人観光客誘致
強化
○ ディスカバー長崎海外誘客対策事業費 ★
1
外国人観光客誘致
強化
○ 国際観光ステージアップ推進事業費
1
外国人観光客誘致
強化
「明日の世界遺産」海外誘客対策事業
10,897
「長崎の教会群」や「産業革命遺産」の世界遺産登録の動きと連動して、効果的な情報発信を行なうことにより、巡礼ツアーの誘致拡大、
本県の認知度向上を図るとともに、来るべき世界遺産登録に備えて、受入態勢の整備に取り組む。
1
外国人観光客誘致
強化
海外新テーマ型旅行誘致拡大事業
1
外国人観光客誘致
強化
外国人観光客受入環境整備推進事業
1
外国人観光客誘致
強化
広域観光共同宣伝事業【一部】
1
外国人観光客誘致
強化
1
21,362 報発信を行う。
担当部
担当課
文化観光物産局
観光振興課
文化観光物産局
観光振興課
文化観光物産局
観光振興課
22,848
海外の各市場における影響力の大きい観光関係事業者とタイアップし、訴求力のある新たなテーマ型旅行や旅行スタイルを提案すること
文化観光物産局
により、潜在的な旅行需要を喚起し、本県への誘客を図る。
観光振興課
72,000
二つの世界遺産登録を見据え、民間施設等が行う外国人観光客の受入環境整備に対する支援制度を創設するとともに、世界遺産広域
観光案内板の整備、外国人観光客旅行・消費動向等調査を実施する。
文化観光物産局
観光振興課
2,433 国際観光振興機構・日韓海峡沿岸広域観光協議会の負担金
文化観光物産局
観光振興課
県内空港活性化推進事業【一部】〔再掲〕
9,000 長崎∼上海、長崎∼ソウルの定期航空便を利用した比較的安価なツアーに対する支援を行う。
企画振興部
新幹線・総合交通対策課
外国人観光客誘致
強化
国際航空路線活性化(FIT対応)事業〔再掲〕
7,245 FIT(個人手配旅行者)のレンタカー利用に対して支援を行う。
企画振興部
新幹線・総合交通対策課
1
外国人観光客誘致
強化
海外パブリシティ推進事業
1
外国人観光客誘致
強化
1
外国人観光客誘致
強化
★
★
○ 中国プロジェクト重点推進事業【一部】
振興局プロジェクト費【一部】
クルーズ客船受入
拡大
2
クルーズ客船受入
拡大
28,277
本県の歴史文化や観光物産等を海外メディアに露出させるパブリシティ活動の強化、ツイッターやSNSの活用、大企業とのタイアップ等
により、海外における長崎ブランドのイメージを強化する。
文化観光物産局
アジア・国際政策課
2,496
中国の民族的英雄である本県出身の鄭成功の功績や長崎との関係などを顕在化し、本県の新たな魅力として情報発信し認知度向上を
図る。
文化観光物産局
アジア・国際政策課
企画振興部
地域づくり推進課
文化観光物産局
観光振興課
4,081 対馬地域における韓国人観光客等の受入態勢整備や新たな土産品の開発等を行う。
プロジェクト計
2
韓国や中国などの東アジア市場を中心に、急増するFITに向けた誘客・情報発信事業を展開するとともに、首都圏を訪れる外国人観光客
26,794 や在住欧米人等に向けた情報発信に取り組むことにより、新たなFITターゲットの獲得を図る。
○ 大型客船誘致促進プロジェクト推進事業
長崎国際ゲートウェイ構築事業
207,433 191,188 〔再掲を除く〕
海洋県長崎の特性を活かし、東アジアクルーズを中心に増加傾向にある国内外クルーズ客船の誘致促進による観光客の増加を図るた
49,793 め、積極的な誘致活動を展開するとともに、佐世保港への誘致及び台湾からの誘致強化、入港回数の増加や客船の大型化に対応する
ため、誘致・受入体制の充実を図る。
4,522 クルーズ船乗客のニーズに応じた観光情報提供のためのICT基盤整備及び港湾施設利用促進のためのクルーズセミナー等を実施する。 土木部
プロジェクト計
港湾課
54,315 54,315 〔再掲を除く〕
3
新規航空路線・国際
チャーター便誘致
県内空港活性化推進事業【一部】
3
新規航空路線・国際
チャーター便誘致
県内空港活性化推進事業【一部】
9,000 長崎∼上海、長崎∼ソウルの定期航空便を利用した比較的安価なツアーに対する支援を行う。
企画振興部
新幹線・総合交通対策課
3
新規航空路線・国際
チャーター便誘致
国際航空路線活性化(FIT対応)事業
7,245 FIT(個人手配旅行者)のレンタカー利用に対しての支援
企画振興部
新幹線・総合交通対策課
84,328
プロジェクト計
長崎空港の活性化を推進するため、長崎県空港活性化推進協議会を通じた、定期航空路線(上海線・ソウル線)の利用促進事業や着陸
企画振興部
料の一部助成を行うほか、アジアからの国際チャーター便の誘致促進を図る。
新幹線・総合交通対策課
100,573 100,573 〔再掲を除く〕
37
平成27年度 「アジア・国際戦略」関係事業一覧
★は緊急経済対策に伴う平成26年度補正予算
プロ
№
プロジェクト
4 アジアとの物流拡大
新規
拡充
単位:千円
予算額
(千円)
事業名
長崎港活性化推進事業費
17,296
プロジェクト計
5 県産品の輸出拡大
長崎県産品海外ブランド化事業
5 県産品の輸出拡大
○ 長崎県産品海外販路拡大事業
5 県産品の輸出拡大
産地ブランド確立推進事業【一部】
5 県産品の輸出拡大
水産物輸出促進事業
5 県産品の輸出拡大
ながさき農産物輸出促進事業
5 県産品の輸出拡大
木材流通拡大事業【一部】
5 県産品の輸出拡大
海外パブリシティ推進事業〔再掲〕
★
★(補正分4,940)
インフラ機能としてのコンテナ航路の維持・発展を図るため、既存航路(釜山航路)の定着を図ると共に、中国航路開設に向けた誘致活動
産業労働部
を強化する。
担当課
産業政策課
17,296 17,296 〔再掲を除く〕
21,588
東アジア地域及び東南アジア地域等において、広告媒体を活用した長崎県産品のPR等を実施することによって、海外における長崎県産
文化観光物産局
品のブランド化を図るとともに、県内企業の輸出促進のための支援や環境整備を行う。
物産ブランド推進課
22,825
長崎県産品の輸出販路開拓・販路拡大への取組を県内商社へ委託することにより、企業間取引による輸出促進を目指すとともに、長崎
県産品の更なる輸出拡大を図る。
物産ブランド推進課
21,247
島原手延そうめん、五島手延うどんなどの産地ブランドの確立と知名度向上を図るため、フランスでの大型展示会や欧州での商談会への
産業労働部
ブース出展等の取組等を支援する。
42,342 水産物輸出を促進するため、東アジア地域に加え、北米・南米、東南アジア、中東等へ販路を拡大し、生産者の所得向上を推進する。
7,392
28,277
文化観光物産局
産業振興課
水産部
水産加工・流通室
平成26年度に設置した長崎県農産物輸出協議会活動を通じて、セミナーの開催、商談会参加、バイヤー招へい等の実施や、協議会会員
農林部
のテスト輸出や初期商談等の活動に対する支援を行う。
農産加工・流通室
840 韓国、中国での木材流通調査及び韓国における住宅フェアを活用した県産材のPRと商談会に参加し、販路開拓・拡大を推進する。
プロジェクト計
担当部
事業概要
本県の歴史文化や観光物産等を海外メディアに露出させるパブリシティ活動の強化、ツイッターやSNSの活用、大企業とのタイアップ等
により、海外における長崎ブランドのイメージを強化する。
農林部
林政課
文化観光物産局
アジア・国際政策課
144,511 116,234 〔再掲を除く〕
6
アジアビジネス
サポート体制強化
東アジアビジネス展開プロジェクト推進事業
25,854
ビジネス展開支援のため、サポートデスクの設置、環境関連見本市等への出展支援や県内企業が行う市場調査や販路拡大等に係る経
産業労働部
費への助成を行うとともに、ODA等の国の支援事業を活用した海外展開の取組を支援する。
産業振興課
6
アジアビジネス
サポート体制強化
海外展開支援プロジェクト推進事業〔再掲〕
9,453
アジアの急速な経済発展に起因する環境課題に対し、本県企業等の製品・技術による環境貢献を果たしながら、県内企業の海外展開を
産業労働部
支援する。
グリーンニューディール推進室、
産業振興課
6
アジアビジネス
サポート体制強化
★
6,530
今後の東南アジア展開における重点地域と位置づけるベトナムへの本県企業の海外展開を促進するため、技能実習生等の海外人材を
産業労働部
活用し、実習生の効果的な受入や、進出を検討する企業の支援等を実施し、人材を核とした企業の海外進出のモデルを構築する。
産業政策課
★
県内中小企業等による海外需要の獲得に向けた動きを促進するため、県内の商工団体や金融機関等と連携し、中小企業の海外展開を
1,207
産業労働部
支援するプラットフォームの構築や、企業に対する普及啓発活動等を実施する。
産業政策課
アジアビジネス
6
サポート体制強化
○ ベトナム人材活用・経済交流促進事業
○ 中小企業海外展開支援プラットフォーム事業
プロジェクト計
43,044 33,591 〔再掲を除く〕
38
平成27年度 「アジア・国際戦略」関係事業一覧
プロ
№
プロジェクト
新規
拡充
予算額
(千円)
事業名
単位:千円
担当部
事業概要
担当課
7
「歴史・文化」発信・
交流発展
「孫文・梅屋庄吉と長崎」発信事業
12,187
館長サミットの開催、孫文・梅屋庄吉友情月間コンサートの開催・学校での講演会、湖北省武漢市の博物館をはじめとする中国での本県
文化観光物産局
の情報発信、県内外への広報活動など、孫文と梅屋庄吉の人物像や歴史を顕彰し、広く情報発信するための取組を実施する。
文化振興課
7
「歴史・文化」発信・
交流発展
長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム
等運営事業
14,905
孫文と梅屋庄吉の紹介を中心に、日本の近代史において長崎が果たした歴史的意義や役割等を広く発信する長崎近代交流史と孫文・梅
文化観光物産局
屋庄吉ミュージアムを長崎市と共同で管理運営を行う。
文化振興課
「歴史・文化」発信・
7
交流発展
7
「歴史・文化」発信・
交流発展
○ 宗家文書修復事業〔再掲〕
15,249 国指定重要文化財である宗家文書(対馬宗家関係資料)について専門業者による委託修復を実施する。
教育庁
学芸文化課
対馬歴史民俗資料館の老朽化が進んでいることから、対馬市が建設を計画している対馬博物館(仮称)との一体的整備を含めた再整備
教育庁
を行う。
学芸文化課
埋蔵文化財センター管理運営費(東アジア考古
学事業)
東アジア的視点に立った考古学研究を進めるため、中韓の研究機関等との交流により、共同研究の実施や国際シンポジウム開催等を行
2,889 い、古来より東アジア世界と交流拠点であった本県の歴史的具体像を解明し、県内の遺跡や出土品の文化財の価値を高めるとともに、こ 教育庁
れらの文化的活用を図る。
学芸文化課
1,700 国立プラド美術館(スペイン)、釜山市立美術館との交流を促進
文化観光物産局
文化振興課
文化観光物産局
文化振興課
○ 対馬歴史民俗資料館再整備事業〔再掲〕
1,743
7
「歴史・文化」発信・
交流発展
7
「歴史・文化」発信・
交流発展
長崎県美術館運営事業【一部】
(指定管理者管理運営負担金)
7
「歴史・文化」発信・
交流発展
長崎県美術館企画展特別経費
7
「歴史・文化」発信・
交流発展
長崎歴史文化博物館運営事業【一部】
(指定管理者管理運営負担金)
1,481 福建博物院(中国)との交流を促進
文化観光物産局
文化振興課
美術館・博物館推進費【一部】
1,802 海外の美術館・博物館との交流等のための経費
文化観光物産局
文化振興課
「歴史・文化」発信・
7
交流発展
7
「歴史・文化」発信・
交流発展
7
「歴史・文化」発信・
交流発展
「歴史・文化」発信・
7
交流発展
○
15,000 プラド美術館所蔵品展(スペイン)、現代中国の美術展
28,277
本県の歴史文化や観光物産等を海外メディアに露出させるパブリシティ活動の強化、ツイッターやSNSの活用、大企業とのタイアップ等
により、海外における長崎ブランドのイメージを強化する。
文化観光物産局
アジア・国際政策課
○ 東南アジアプロジェクト重点推進事業【一部】〔再掲〕
3,843
人材活用・経済交流と連携した政府間交流のため長崎県訪問団をベトナム(ダナン市、クァンナム省、ハノイ市、ホーチミン市)へ派遣す
る。
文化観光物産局
アジア・国際政策課
○ 東南アジアプロジェクト重点推進事業【一部】
3,206 ベトナムのダナン越日文化交流フェスティバルへの出展により、県産品の試食宣伝、文化観光等分野のPRを行う。
文化観光物産局
アジア・国際政策課
文化観光物産局
アジア・国際政策課
文化観光物産局
アジア・国際政策課
海外パブリシティ推進事業〔再掲〕
プロジェクト計
8
朝鮮通信使を活用
した交流拡大
朝鮮通信使を活用
8
した交流拡大
8
朝鮮通信使を活用
した交流拡大
朝鮮通信使を活用
8
した交流拡大
8
朝鮮通信使を活用
した交流拡大
○ 韓国プロジェクト重点推進事業【一部】
102,282 53,170 〔再掲を除く〕
10,819
朝鮮通信使を活用して本県をアピールする事業を実施するとともに、世界記憶遺産登録推進を後押しすることにより、韓国との関係強化
を図る。
海外パブリシティ推進事業【一部】〔再掲〕
7,026 韓国において、現地PR会社を活用し新聞・雑誌・WEB等の各種メディアへの情報発信を展開
未来を担う日韓青少年育成事業〔再掲〕
5,361
○ 宗家文書修復事業
日韓両国の若者が、お互いの国についての理解を深めるとともに、日韓交流の方策について自主的に討議し、企画・立案することを通じ
文化観光物産局
て、今後の交流の促進につなげる。
15,249 国指定重要文化財である宗家文書(対馬宗家関係資料)について専門業者による委託修復を実施する。
○ 対馬歴史民俗資料館再整備事業
1,743
プロジェクト計
国際課
教育庁
学芸文化課
対馬歴史民俗資料館の老朽化が進んでいることから、対馬市が建設を計画している対馬博物館(仮称)との一体的整備を含めた再整備
教育庁
を行う。
学芸文化課
40,198 27,811 〔再掲を除く〕
39
平成27年度 「アジア・国際戦略」関係事業一覧
プロ
№
プロジェクト
新規
拡充
予算額
(千円)
事業名
単位:千円
担当部
事業概要
県内中学生を海外に派遣し、国際機関等での学習や現地青少年との交流体験等の機会を通じて、グローバル社会で活躍できる人材を育
文化観光物産局
成する。
9 国際人材活用・育成
世界へこぎ出せ!長崎っ子応援事業
6,090
9 国際人材活用・育成
留学生受入対策事業
4,388 優秀な留学生の受入を推進するための長崎留学生支援センターの運営に係る負担金。
9 国際人材活用・育成
長崎県ゆかりの外国人ネットワーク推進事業
4,186
9 国際人材活用・育成
海外技術研修員受入事業
9 国際人材活用・育成
長崎県平和発信事業【一部】
担当課
国際課
文化観光物産局
国際課
長崎県にゆかりのある外国人を対象としたネットワークを築き、将来の来県リピーターや母国とのパイプ役になってもらうために、多言語
のウェブサイトとメールマガジンによる情報提供を実施する。
文化観光物産局
アジア・国際政策課
9,660
本県と密接な関係がある国から前途有為な青年を研修員として招き、研修員が本県の経済・社会・文化を学び、必要な技術の習得や県
民との交流を行うことにより、派遣国の発展に寄与する人材を育成、併せて友好親善や県内企業の経済交流・海外展開等を促進
文化観光物産局
国際課
2,150
県内の大学等に在籍する留学生を対象として、被爆の実相や平和の尊さへの理解を深めるとともに、長崎県の歴史・文化を学ぶ「長崎平
文化観光物産局
和大学」を開催
国際課
公益財団法人長崎県国際交流協会が県の補助事業(国際理解講座、海外移住事業、留学生支援事業、医療通訳派遣)を行うにあたり、
10,335
文化観光物産局
当該事業費等を補助
国際課
9 国際人材活用・育成
国際交流協会助成事業【一部】
9 国際人材活用・育成
未来を担う日韓青少年育成事業
5,361
日韓両国の若者が、お互いの国についての理解を深めるとともに、日韓交流の方策について自主的に討議し、企画・立案することを通じ
文化観光物産局
て、今後の交流の促進につなげる。
国際課
9 国際人材活用・育成
中国プロジェクト重点推進事業【一部】
8,813
日中両国の青少年が、孫文と梅屋庄吉の国境を越えた友情や本県と中国の交流の歴史を学び、相互理解を深めることにより、今後の本
文化観光物産局
県と中国ひいては日中交流の発展に貢献する人材の育成を図る。
アジア・国際政策課
国際課
1,994
長崎県と地方政府の人脈を構築し、その後の様々な分野での交流拡大につなげるため、ベトナム地方政府職員を県で受け入れ、県の関
文化観光物産局
係機関において技術等を指導
アジア・国際政策課
9 国際人材活用・育成
○ 東南アジアプロジェクト重点推進事業【一部】
9 国際人材活用・育成
○ 東南アジアプロジェクト重点推進事業【一部】
9 国際人材活用・育成
私立大学・短期大学外国人留学生支援事業
9 国際人材活用・育成
ながさき海洋・環境産業雇用創造プロジェクト事
業【一部】
9 国際人材活用・育成
アジアものづくり人材交流事業
9 国際人材活用・育成
692 ODA申請に向けた協議、現地実情把握等を目的として、ベトナムへ技師等を派遣
30,957 県内の私立大学・短期大学を設置する大学法人が外国人留学生に対し授業料減免等の支援を実施する場合、その経費の一部を助成
973
2,881
○ 高校生の離島留学推進事業
文化観光物産局
アジア・国際政策課
総務部
学事振興室
海外との取引を拡大させるため、現地での営業活動や電話やメールでのやり取り、図面や仕様書の理解ができるレベルの工業英語教育
産業労働部
を習得するための取組を支援する。
産業政策課
本県とベトナム(ホーチミン市)の人材・技術交流の一環として、覚書を締結しホーチミン市の職業訓練指導員の技術向上を図ることによ
り、現地に一定レベルを持った「ものづくり人材」を育成し、産業振興を支援するとともに、将来の経済交流へつなげる。
産業労働部
産業政策課
教育庁
高校教育課
34,681 離島留学により地域活力の高揚と教育活動の活性化を推進
9 国際人材活用・育成
小中高を通じた外国語教育強化推進事業
20,491
小中高を通じた外国語教育の充実を図り、これからの国際社会で活躍する資質と能力を身につけた郷土の未来を切り拓く人材を育成す
教育庁
る。
義務教育課
高校教育課
9 国際人材活用・育成
○ 長崎から世界へ!高校生グローバルチャレンジ
19,044
英語・中国語・韓国語の語学研修、グローバル企業への訪問研修、生徒の国際的素養を高める学校の取組を支援、及び高校生の留学を
教育庁
促進することにより、グローバル人材を育成する。
高校教育課
プロジェクト計
10
アジアの環境問題
への貢献
10
アジアの環境問題
への貢献
海外展開支援プロジェクト推進事業
○ 長崎発東アジアの環境技術発信事業
プロジェクト計
戦略プロジェクト 計
162,696 162,696 〔再掲を除く〕
9,453
アジアの急速な経済発展に起因する環境課題に対し、本県企業等の製品・技術による環境貢献を果たしながら、県内企業の海外展開を
産業労働部
支援する
グリーンニューディール推進室、
産業振興課
7,098
・これまで日韓海峡沿岸市道知事交流会議に基づき実施したPM2.5等による越境汚染の研究成果等を活用し、東アジア地域における共
通の課題解決を図る。
環境部
・地域間の環境保全に関する行政・研究交流を推進し、本県が持つ環境に関する知見に基づきモデル事業等の提案(産業労働部と共同
で実施)を行い新たなニーズに基づくビジネスチャンスへとつなげる。
環境政策課
16,551 16,551 〔再掲を除く〕
773,425 〔再掲を除く〕
40
平成27年度「アジア・国際戦略」関係事業一覧
プロ
№
プロジェクト
国際交流事業
新規
拡充
予算額
(千円)
事業名
中華人民共和国駐長崎総領事館開設30周年事
○
業
国際課
2,073 アジア・国際戦略で重視するキーパーソンや企業集団等の招聘や関係者派遣を実施
文化観光物産局
アジア・国際政策課
文化観光物産局
アジア・国際政策課
文化観光物産局
アジア・国際政策課
文化観光物産局
アジア・国際政策課
国際交流事業
中国プロジェクト重点推進事業【一部】
国際交流事業
○ 韓国プロジェクト重点推進事業【一部】
1,232 環境技術・人材交流、都市再生・まちづくり交流等釜山市との交流事業を実施
国際交流事業
○ 東南アジアプロジェクト重点推進事業【一部】
3,843
国際交流事業
○ 海岸環境保全対策推進事業
国際交流事業
日韓海峡沿岸交流事業
長崎福建経済交流促進会議
国際交流事業
○ 東アジア相互交流推進事業
国際交流事業
913 友好交流関係にある中国湖北省と地方政府間交流、博物館交流など各種交流事業等を実施
人材活用・経済交流と連携した政府間交流のため長崎県訪問団をベトナム(ダナン市、クァンナム省、ハノイ市、ホーチミン市)へ派遣す
る。
10,491 海ごみサミットの開催により、国内外(釜山、中国、台湾)関係者間の交流を図る。また、NPOを釜山市に派遣して、事務レベル協議を実施 環境部
○ 国際交流県民参加促進事業費
日韓海峡沿岸地域間の友好関係の増進及び相互理解の促進と両地域の発展と繁栄を図るため、日韓海峡沿岸の8県市道による交流知
文化観光物産局
事会議を実施.
国際課
4,997
文化、スポーツなどの幅広い分野の国際交流の促進を目指し、公益財団法人長崎県国際交流協会を通じて国際交流活動を行う団体・グ
文化観光物産局
ループに対し支援を行い、民間レベルでの国際交流の活性化を図る。
国際課
2,752
国際交流事業 計
廃棄物対策課
3,865
長崎県と福建省との経済交流を促進するため、経済交流の基本的事項について協議し、産業の振興に係る事項について情報交換等を
2,290
実施。
日中・日韓水産関係交流促進事業
担当課
中国との交流の懸け橋として重要な役割を果たしてきた中国駐長崎総領事館の開設30周年を記念し、祝賀会等の開催、訪中団の派遣等
9,907
文化観光物産局
により、今後の更なる関係強化を図る。
アジア・国際戦略本部推進費【一部】
国際交流事業
担当部
事業概要
国際交流事業
国際交流事業
単位:千円
日中韓で文化交流、青少年交流、政府間交流など様々な交流事業を実施することにより、本県をゲートウェイとする人・物の流れの活発
化を図り、3か国の相互利益を実現する。
産業労働部
産業政策課
文化観光物産局
アジア・国際政策課
中国福建省、浙江省及び韓国1市3道の行政担当者、研究者及び民間を含めた水産関係者による資源管理等についての意見交換並び
水産部
5,013
に、増養殖、流通・加工等水産に関する技術交流、協力促進のための代表団相互派遣等を実施
漁政課
47,376 47,376 〔再掲を除く〕
海外拠点運営事業
上海事務所運営事業
57,396
中国との経済交流の促進等のため、中国上海市に駐在員を派遣し、現地情報の収集・提供とともに、企業の国際展開、国際交流の円滑
文化観光物産局
化のための支援等を実施
アジア・国際政策課
海外拠点運営事業
ソウル事務所運営事業
21,449
平成25年度に設置した県ソウル事務所を活かし、人脈の再構築や本県の認知度向上、誘客の促進、県産品の販路拡大など、韓国の活
力を取り込むための取組を推進
アジア・国際政策課
海外拠点運営事業 計
関係事業合計
文化観光物産局
78,845 78,845 〔再掲を除く〕
899,646 〔再掲を除く〕
41
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