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『ふうき便902号』わくわくキャンプ伊豆大島2009年5月

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『ふうき便902号』わくわくキャンプ伊豆大島2009年5月
May 15th 2009
うみ・山・田んぼ、いなかののんびりをたっぷりと
VOL,
発行者
ふうき自然塾
代表 高瀬祐也
299-1861
千葉県富津市金谷191
TEL0439-69-2939
FAX0439-69-8699
http://hukis.com
[email protected]
902
ふうき自然塾の活動報告
5月3日
天候
晴れ
東京駅集合 5名/横浜駅集合 10名
東海道線→熱海駅 バスにて熱海港へ
熱海駅からのバスは予想外の超満員、さらに道路も
渋滞。
10:25熱海港発
11:10大島岡田港着
『セブンアイランド愛号にて、
船は揺れることもなく無事に
到着』
5月4日
天候
5月5日
晴れ
天候
曇りのち雨
昨夜は予想以上に寒く、テントの中ではみん
な寄り添って寝ていました。リーダー達は寒さ
に負けてみんな早起き。
朝5:00、起床時間より1時間も早く目覚めだ
した子ども達とともに朝食の準備とハイキング
用のお弁当をこしらえる。
昨夜は夜遅くまで、テントの中で大騒ぎ。夜
半から予報どおりに雨が降ってくる。降ったり
止んだりの雨で、朝起きるころには小休止。朝
食を済ませ、片づけをはじめる。
各自の荷物をまとめる(汚れたものと汚れてい
ないものとをわけるよう
に言ってますが、グチャ
8:00 いざハイキングへ出発。
グチャでしたらあしから
いざ出発
(詳細は裏面参照)
ず)テントを撤収し、簡
岡田港→大島公園→海のふるさと村着
単に掃除をすませ、2泊す
お弁当タイム
14:00 5分の差でバスの定期便が行ってしま ごしたキャンプ場を後に。
小雨の中、念願釣りを
うが、子ども達を見ると臨時バスを出してくれ
雨のため、なかなか思うようには遊べずにす
る。元町港の浜の湯へ入浴に。
ごす。少しの合間を縫って港で釣りを試みるも
ヘトヘトの体も海の目
次第に本降りに。無念、ずぶ濡れになる前に撤
の前の温泉でリフレッシュ。
収。途中、落ちていたうつぼを釣れたかんじで
温泉というよりは、温水
記念撮影。
プールのようで、子ども
風
で
飛ば
され
な
いよ
う
に
しっかりと張って
火山岩のネックレス作りなどをして船の到着
達は大はしゃぎ。ゆっく
を待つ。
りと温泉に入りました。
●テント設営
テントは全部で4張(男2、女2)2泊3日みんなの拠点
岡田港より出港後、無事解散。
となる家です。大きなテントを協力して張りました。 16:00 バスにて海のふるさと村へ。
1日目は1つのテントに5人程度で寝ましたが、2日目
夕食の準備にとりかかかる。
は『みんな一緒がいい』と言うことで男女別に2つの
テントでみんな一緒に寝ることに。
●海へ
この日は風が強く海辺は強風、釣りをやりたいとい
う事で出かけるが、釣りにはなりませんでした。
砂浜で遊んでいるうちに一人また一人とずぶ濡れに、
テントの中でピース
お肉を切り
串に刺し
テントの中でピース
小雨の中、念願釣りを
うつぼ
●夕食
●恐怖?のトンネルへ
1日目夕食は串刺しのバーベキュー、お肉・かぼちゃ・
ピーマン・しいたけ・玉ねぎ、食材を切り、串に刺して
炭火で焼きました。
島の夜はまっくら、星空を見たかったところだが、空は
曇り模様。そこで子ども達の大好きな肝試しへ。
長さ500メートルのトンネル、夜8時になると自動的に消
灯になるこのトンネル、このことは内緒に7:50頃にト
ンネルへ。灯りのあるトンネルの中はにぎやかにして
いればそれほど怖くはないのだけど、時計が8:00にな
ると・・・突然に・・・灯りが・・・一瞬にして・・・暗闇。
『キャー、キャー』と言いながらも一団として無事に生
還。するとすぐに『絶対ゆうやリーダーが消したんだ』
『ヒッヒッヒ・・・』内心ドキドキで一生懸命チャレンジ
した君、驚かしてごめんね。
2日目は子ども達で決めたルールに沿ってチャレンジ。
2日目はカレーライスにアシタバ・かぼちゃの天ぷら付
き(天ぷらは裏面参照)。
いただきま∼す
後片付けも大切
中はまっくら
ぜんぜん怖くないもん
朝8:15、海のふるさと村から送迎車にてハ
イキング出発地点まで運んでもらい、いざハイ
キング準備完了。上のマップをたよりに歩く。
準備はいいか∼い!
奇岩さがし後、コース三分の二まで進んだと
ころでお弁当とおやつを食べ、エナジーチャー
ジ。
ゴールはあと少しだよと励ましながら残りの
道を歩きながら、『どう、すごい景色だよね。』
と聞いてみると『砂漠じゃないじゃん。』とご
返答が・・・。『確かにサハラ砂漠のような砂で
はないけどさぁ』『日本で砂漠と地名がついて
いるのはここだけなんだよ。』と必死に説明。
確かにイメージしている砂漠とは違うかもしれ
ないけど。などとやり
とりをしながら、途中、
島の名産、アシタバを
摘みながらゴールを目
指す。そしてついに、
この砂漠コースは観光客がお手軽に行く観光
10分に1回のアメちゃんタイム、『お∼い、
ゴールの三原山山頂口
ルートとは違い、マニアックなコースにして三
ここまでくればおやつだよ∼』と何度も何度も。 に到着。出発から5時間、約8キロを無事歩き
原山のすごさが一番分かる本格的なコース。幾
歩き出してからおよそ1時間、一面黒い景色
ました。ヤッタ∼。
度となく噴火をくりかえし、流れでた溶岩、噴
を堪能?してこのコースの最高地点裏砂漠展望
長い道のりの最初の地点から『お母さんへお
火によって吐き出された火山弾のかけら(スコ
台に到着(表面:写真中央)。
土産にする』と大きな溶岩、小さな溶岩を帽子
リアという)が堆積してできた神秘的な風景を
ここからは三原山の
に次々に入れているつわものが。『リーダーが
ぜひとも見てほしい。
外輪山を歩く。ここま
持ってあげようか?』『もう少し小さいのにし
男の子 はわれ先に、 でのルートにはなかっ
たら?』とお友達もリー
走り出す ような勢い
た大きな岩の塊があち
ダーも心配していたが、
でスター ト、女の子
こちに。ここで写真を
『自分で持つ』と重い
はマイペ ースに歌を
たよりに奇岩を探すゲー
お土産を持ちながら最
歌いなが ら徐々に歩
ムにチャレンジ。無数にある奇岩をよーく見て
後まで歩きました。
を進める。
探す。『リーダーこれ1番の岩でしょ』『正解』
ハイキングから帰ると早速、夕食の準備にとりかかる。とその前に、
先ほど山で摘んできたアシタバを天ぷらに。せり科の植物は独特の香り
があり、少し大人の味。食べるなら天ぷらが一番。さっと軽く水で洗っ
たアシタバをころもにつけて油へ。バチバチと心地よ
い音が。そして、天ぷらは揚げたてが一番ということ
で、揚げたそばから味
見。さらに味見。サク
サクの食感とほんのり
とアシタバの香り。こ
こはおしゃれに塩でいただく。というか
塩しかないのですが。
『おいしぃ∼』『しょっぱ∼い』
山に自生しているものを摘んで食べたと
いうのが、おいしさの本当の秘密。
揚げあがる速度と味見の速度が追いつか
ない。『私もやりたい』と揚げる係りを
子ども達にバトンタッ
チ。アシタバについ
ていた水が油に入り、
バチバチと花火のよ
うになるのを楽しみ
ながら、ついでにカボチャも鶏肉も玉ねぎも天ぷら
に。
ちょっとした時間でしたが、こういうのんびりとした時間がキャンプで
はとても大切。子ども達にとってこのちょっとした体験が一番の記憶に
残ったりするものです。
●先日、田植えの後に鴨川在住の画家宮下昌也
氏のアトリエにお呼ばれしたので行ってきまし
た。と何故そんなことを言い出すかというと、
そこの『さんかく山通信』というのをいただい
たのがきっかけで、この号から『ふうき便』も
レイアウトを変更。新聞風から横書きのおしゃ
れ風に、と思っているのは私だけ?
●今年もふうきの田植えが終わりました。ここ3年、収穫間際にイノシシに稲を
やられていたので、早々にイノシシよけの電気柵を取り付け今年は、収穫に向け
て準備は万全です。あとはお天気次第
●5月も中旬、今年のサマーキャンプの受付が始まりました。今年はすでに定員
に達してしまったキャンプもありますので、お申込をお考えの皆様は、お早めに
ご連絡をお願いします。
●次回は6月、田んぼにホタルもやってきます。神秘的な灯を見にきませんか?
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