...

639KB - 和歌山工業高等専門学校

by user

on
Category: Documents
1

views

Report

Comments

Transcript

639KB - 和歌山工業高等専門学校
9.研究活動・地域との連携
地域共同テクノセンター
地域共同テクノセンターは、専門領域の枠を越えた学際
技術相談申込
的組織の下で、地域産業界の動向や要請を十分に組み入れ
共同研究
た技術者教育や共同研究を推進し、地域との連携を図るこ
受託研究
とを目的として、1995(平成7)年に開設されました。
対応教員の選任
主に本センターでは、次の活動を行っています。
(1) 産学共同研究の推進および地域産業への技術協力
受け入れ
(2) 公開講座・リフレッシュ教育を通じた社会貢献
(3) 学内の共同研究の推進
教員との相談
(4) 学生に対する産業技術教育の充実
契約締結
地域との連携を目的として1997(平成9)年には、本校
と御坊市域の企業等で構成される「和歌山工業高等専門学
校産官学技術交流会」が、1999(平成11)年には田辺市域
気軽に相談に来て頂ける体制を整備し、本校のシーズと
の企業を主要会員とする「南紀熊野産官学技術交流会」が
地域産業界のニーズがマッチして、双方にとって有意義な
発足しました。現在、有田市域における産学官技術交流会
研究・開発に発展していくことを目指しています。そのた
の設立に向けて各種講演会の開催など有田地域との連携を
めにも技術交流会、技術懇話会、教育研究発表会、テクノ
深めています。
サロン、技術講演会等々を外部と連携しながら積極的に開
また、2008(平成20)年には、地域経済の活性化を目的
催しています。
として㈱紀陽銀行と包括的な連携協定を締結しました。
さ ら に 平 成24年 度 に
さらに、2011(平成23)年3月には、近畿7高専と(財)
は、文 部 科 学 省 の 学 校
大阪科学技術センターと
施設の防災機能強化の推
が産学連携事業実施に係
進に関する支援事業「学
る覚書を締結するととも
校施設の防災力強化プロ
に、同年12月に(独)産
ジェクト」に採択され、
業技術総合研究所関西セ
ンターと連携・協力に係
る覚書を締結しました。
防災時の対策強化に努めています。今後とも防災活動の重
要性は継続することから、防災活動支援などさらなる地域
連携・協力に係る覚書締結
貢献を目指していきます。
地域産業との技術交流
また、本校では平成24年度補正予算により多くの装置・
テクノセンターには、本校の知能機械工学科、電気情
環境都市工学科、総合教
育科が相互協力し、新材
料、情報計測制御、環境
機器が導入され、これまで以上に様々な研究、技術に対応
南紀熊野産官学技術交流会
和高専・次世代テクノサロン
報工学科、物質工学科、
技術懇話会・教育研究発表会
できるようになりましたので、ご活用下さい(写真は一例)。
機能、エネルギー応用技
術などの分野で地域産業
界からの要請に即応でき
ハイスピードマイクロスコープ
超音速流体光学測定システム
単結晶X線構造解析装置
防災教育用津波造波装置
る体制を整えています。
また、「研究協力、技術協力や技術相談への対応」、
「地域産業界との交流促進」、を最も重要な活動として位
置づけています。
25
科学研究費補助金
外部資金の導入(2013年度・実績)
2013年度(実績)
件数
金 額(円)
研究種目
研究活動スタート支援
若手研究(B)
基盤研究(C)
挑戦的萌芽研究
合 計
他機関申請分担金
2014年度(2014年5月現在)
件数
0
3
3
0
6
0
4,550,000
2,990,000
0
7,540,000
5
7
0
12
8
3,900,000
-
金 額(円)
5,330,000
11,310,000
0
16,640,000
件数
金 額(円)
寄附金
区 分
14
6,569,000
受託研究
6
2,219,250
受託事業
1
300,000
民間等との共同研究
6
2,198,000
補助金等(科研除く)
2
7,068,000
合 計
29
18,354,250
-
公開講座(2014年度・計画)
講 座 名
開催日
開催場所
受講対象者
募集人員
全方位移動車や飛行機の原理を学ぼう
7月26日
本校
中学生
制限無し
マイクロコンピューターで電子回路
7月26日
本校
中学生
20
地理情報システム(GIS)を用いて津波ハザードマッ
プを作成しよう
7月26日
本校
中学生
29
−メタルゴム鉄砲を作ろう−
7月29日
本校
小学5年生∼中学生
15
手作り顕微鏡でミクロ生物を探そう
7月29日
本校
小学5年生∼中学生
10
おもしろ科学の実験工作教室
8月
4日∼5日
和歌山県工業技術センター
小学生・中学生
30
おもしろ科学の実験工作教室
8月6日
田辺商工会議所
小学生・中学生
30
ソーラーカーを作ろう
8月19日
本校
小学生・中学生
20
電脳ロボットを作ろう
8月30日
本校
中学生
15
出前授業(2014年度・実施可能な21テーマから抜粋)
対応可能時期
対応可能人数
自動機械の秘密を探る
講 座 名
中学生
受講対象者
随時
10
風上に進む車
小学生
随時
20
LEGOロボットで遊ぼう
中学生
随時
15
光センサで音楽スタート
小学校高学年∼中学生
随時
20
ソーラーカーを作ろう
小・中学生
随時
要相談
ロボット体験学習−ロボットと遊ぼう!
!−
小学生∼一般
随時
要相談
名犬ロボット製作
小学生
随時
要相談
水の汚れをはかる
小学生
随時
10
地球からのメッセージ∼地震について考えよう∼
小学校高学年
随時
15
地震で地盤に起こる現象 −液状化−を追求しよう
!
小・中学生
随時
10
トンボ玉を作ろう
小・中学生
秋∼冬
20
ホバークラフト作り
小学生以上
7月下旬∼8月上旬
20
大学等開放推進事業(2014年度・計画)
講 座 名
なるほど体験科学教室 (10 講座前後)
開設期日
開催会場
受講対象者
募集人員
11月1日
(高専祭)
本校
小学生
中学生
100名程度
※本年度の計画については随時本校 HP(http://www.wakayama-nct.ac.jp/)
を更新しますのでご覧ください。
26
10.メディアセンター
開館時間
図書館
平日 午前9時∼午後9時
図書館では、専門書、学習参考書、一般教養書などの諸
(試験期間中 午前9時∼午後9時50分)
図書や、新聞・雑誌など、および、ビデオテープ・CD・
土曜 午前10時∼午後4時
DVDなどのAV教材を備え、学生および教職員に種々の情
蔵書
報を提供しています。
2014年4月1日現在
単行書
また、地域に開かれた図書館としても、情報サービスに
分 類
努めています。
0 総 記
1994年 貸出・返却、発注・受入、蔵書点検等の業務を電
算化。パソコンによる検索も可能となる。
2000年 地域に開かれた図書館として、図書館施設を学外
に開放。
2002年 所蔵図書目録をWeb 上に公開し、学内外で検索
が可能となる。
計
4,143冊
1 哲 学
3,968
2 歴 史
7,626
3 社会科学
7,752
4 自然科学
19,742
5 技 術
22,183
6 産 業
1,658
7 芸 術
3,539
2003年 「和歌山地域コンソーシアム図書館」検索システ
8 言 語
5,750
ムに参加。蔵書情報の提供と、県内全域への貸
9 文 学
13,788
計
90,149
出・配送サービスを開始する。
2012年 長岡技術科学大学・高等専門学校統合図書館シス
雑 誌
テム(E-Conan)に参加。
情報処理教育センター
情報処理教育センターは、教育用パーソナルコンピュー
タ140台と、教育用サーバー4台を設置し、本校の教育・
研究・地域連携を情報という側面から支えています。
教育用パソコンは、Windows7をホストOSとし、コン
ピュータ利用の基礎、IT応用ソフトの利用、および各種
言語によるプログラミングの学習に活用されます。
また、高速ギガビットネットワーク(LAN)により、
センター演習室や各学科研究室から学外へ高速回線でアク
セスできます。
電子計算機室
演習室(教育用PC……第1演習室49台
第2演習室11台 第3演習室49台)
専攻科棟マルチメディア教室(教育用PC……31台)
高速ギガビットネットワーク(LAN)機器
センター利用時間 平日 午前8時30分∼午後5時
27
443種
Fly UP