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ローソク足の障害
トレイリングEAの機能説明 機能1 : 損切りの自動設定 エントリ時に自動で損切りを設定する機能 パラメータの説明 パラメータ名 説明 EnableAutoStopLoss 機能の有効無効を切り替えます。 True : 有効にする False : 無効にする StopLoss [pips] 建値からストップまでの幅を指定します。 【設定】 もし、ストップ注文をいれていなくても EnableAutoStopLoss :True StopLoss :15 pips に設定していた場合 ✔ エントリ時に建値から 15 pips の位置にストップが自動で入る 機能2 : 損切り建値引上げ機能 エントリーポイントからNpips 上がったら、 損切り値をエントリー値に引き上げる パラメータの説明 パラメータ名 説明 EnableBreakEven ブレイクイーブン機能の有効無効を切り替えます。 True : 有効にする False : 無効にする BreakEven [pips] 損切りを切り上げるPIPSを指定する(整数) BreakEvenにゼロ以上の整数が指定されている場合、含み益が指定の値幅 に達した時点で、StopLossがブレークイーブンポイント(建値)に更新されま す。ゼロが指定されている場合機能しません。 BreakEvenMargin [pips] 建値からストップまでの値幅を指定します。 ゼロにすると建値にストップが入ります。スプレッドは考慮されていますがス リッページによりマイナスになる場合もありますので考慮して設定してくださ い。 【設定】 BreakEven :15 pips BreakEvenMargin :0 pips に設定していた場合 ①建値から+15 pipsに レートが到達したとき 建値から 15 pips プラスになったとき 建値 の位置にストップを移動される ポジション建値 最初のストップの位置 ②ストップを建値の 位置に変更される。 【設定】 BreakEven :15 pips BreakEvenMargin :3 pips に設定していた場合 ①建値から+15 pipsに レートが到達したとき 建値から 15 pips プラスになったとき 建値 + 3 pips の位置に ストップを移動される 建値+3pips ポジション建値 最初のストップの位置 ②ストップを建値+3pipsの 位置に移動される。 建値+25pipsの位置 【設定】 BreakEven :25 pips BreakEvenMargin :3 pips に設定していた場合 ①建値から+25 pipsに レートが到達しなかった場合 建値+25 pipsに到達しなかった のでストップは変更されない。 ポジション建値 最初のストップの位置 ②ストップは変更されない。 【設定】 BreakEven :15 pips BreakEvenMargin :0 pips に設定していた場合 ①建値から+15 pipsに レートが到達したとき 建値から 15 pips プラスになったとき 建値 の位置にストップを移動される ポジション建値 最初のストップの位置 ②ストップを建値の 位置に変更される。 もちろん、売り注文の場合でも・・・ 最初のストップの位置 ✔ 【設定】 BreakEven :15 pips BreakEvenMargin :0 pips に設定していた場合 建値から 15 pips レートが動いたとき 建値 の位置にストップを移動される ポジション建値 【設定】 BreakEven :15 pips BreakEvenMargin :0 pips に設定していた場合 もし、ストップ注文をいれていなくても ✔ 建値から 15 pips レートが動いたとき 建値 の位置にストップを移動される レートが設定した値に動けば建値にストップが入ります。 ①建値から+15 pipsに レートが到達したとき ✔ ②建値にストップが自動で入ります 機能3 : ダウ式トレイル機能 ダウ理論によるトレイルを実現します。 チャートの山、谷を判定してトレーリングする機能です。 チャートの山谷の判定にはスイングHI/LOという判断 方法を採用しています。 ■ダウ理論によるトレンドの定義 ダウ理論によれば、「連続する高値、安値の各々が、その 前の高値、安値より上である限り、アップトレンドが存在す る」とされる(先物市場のテクニカル分析より)。 ダウントレンドの定義はこの反対で、「連続する高値、安値 の各々が、その前の高値、安値より下である限り、ダウン レンドが存在する」と言うことが出来る。 14 (1)スイングHL ダウ理論の「連続する各々の高値、安値」の定義を、ピボットポイント(ここで用いるのはインディケータ の「ピボットポイント」ではなく、言葉としての定義である)の計測によって行う。計測方法には、本数に よるもの(スイングHL)と値幅によるもの(カギ足)がある。 日柄により計測されるトップのピボットポイントは「スイングハイ=SH」、ボトムのピボットポイントは 「スイングロー=SL」と呼ぶ。 15 (1)スイングHL つまりトップのピボットポイント(スイングハイ=SH)は上記左の図のように、その価格の左右何本(nBar) かの価格が、その価格より安い時、そこはスイングハイとなる。 上記例: 2BarSH これに対し、ボトムのピボットポイント(スイングロー=SL)は上記右の図のように、その価格の左右何本 かの価格が、その価格より高い時、そこはスイングローとなる。 上記例: 2BarSL 左右に数える本数を何本にするかによって、ピボットの認識の感応度が変わる。この本数を多くすれば する程、より長期の波動を捉えることになる。(日足で通常2~7本) また分足、時間足、日足、週足それぞれに用いることで、期間のことなる波動のトレンドを捉えることが 可能となる。(日足以下は5本が標準、週足は2本が標準) スイングHI/LOとは 中心の足を左右N本の足と比較して、 左右いずれの足も中心となる足を上(下)回って いないとき、 その中心の足を山(谷)と定義します。 N=5で判定 N=3で判定 N=3で判定 【設定】 SwingBarCount=3 N=5で判定 【設定】 SwingBarCount=5 パラメータの説明 パラメータ名 説明 EnableSwingBarTrailing スイングハイローでのトレーリング機能を有効無効を切り替える True : 有効にする False : 無効にする SwingBarCount スイングHI/LOをカウントするローソク足の本数を設定する。 SwingTimeframe スイングHI/LOをカウントさせたいチャートのタイムフレームを指定しま す。この値を設定していると、EAを設定しているチャートの時間足にかか わらず、指定のタイムフレームの時間足のバーでカウントされます。 ゼロを設定した場合は、EAを貼っているチャートのタイムフレームになり ます。 SwingTrailingMargin [pips] スイングロー・スイングハイからの N pips 離してストップを設定する SwingTrailingStartsAt [pips] トレーリング機能を開始すつポイントを指定する タイムフレームの設定値について 0を指定するとEAを設定している チャートのタイムフレームが採用されます。 M1:1 M30:30 D1:1440 M5:5 H1:60 W1:10080 ※数値を間違えると機能が動きません。 M15:15 H4:240 MN1:43200 では、実際にダウ式のトレーリング を見ていきましょう ローソク足の谷(スイングLO)が確定するごとに ストップが切り上がります。 【設定】 SwingBarCount : 3 SwingTrailingMargin : 2pips ※谷から何PIPS下にストップを 設定するかも指定できます。 エントリポイント ✔ 最初のストップの位置 ローソク足の谷(スイングLO)が確定するごとに ストップが切り上がります。 ✔ 最初のストップの位置 ローソク足の谷(スイングLO)が確定するごとに ストップが切り上がります。 ※谷から何PIPS下にストップを 設定するかも指定できます。 SwingTrailingMargin ✔ 最初のストップの位置 勝率を高める ジャンピングトレイル機能 【設定】 SwingTrailingStartsAt :15pips に設定していた場合 建値+15pipsまでは トレイル機能が動かない ✔ ※ブレイクイーブン機能との関係に注意してください 最初のストップの位置 機能4 : 強トレンドトレイル機能 ローソク足が谷をつくらずに上昇するような相 場の急伸時にダウでの損切りでは、対応できな い場合にHLバンドによりトレーリングする機能 HLバンドとは 過去n期間における高値・安値同士を線で結び、 チャート上に書き込んだものです。 高値同士を結んだ線を 「ハイ(High)の線(Hバンド)」 安値同士を結んだ線を 「ロー(Low) の線(Lバンド)」と呼びます。 スイングローが無いとき ローバンドにそって 損切りが切り上がる パラメータの説明 パラメータ名 説明 EnableHLBandTrading 機能の有効無効を指定する True : 有効にする False : 無効にする HLBandBarCount バー(ローソク足)の本数を指定する HLBandTimeframe HLバンドのタイムフレームを指定します。 この値を設定していると、EAを設定しているチャートの時間足にかか わらず、指定のタイムフレームの時間足のバーでカウントされます。 ゼロを設定した場合は、EAを貼っているチャートのタイムフレームにな ります。 HLBandSetCenter HLバンドのセンターラインを基準のラインに使用する True : HLバンドのセンターラインに使用する False : HLバンドのセンターラインに使用しない HLBandMargin [pips] バンドからストップまでの値幅をpipsで指定する HLBandTrailingStartsAt [pips] トレーリング機能を開始するポイントまでの幅をpipsで指定する 以下のチャートのように明確な山谷ができない場合 HLバンドにてトレイルさせることにより確実なトレイルをお こなわせることができます。 HバンドとLバンドの中間値である HLバンドをストップとして指定することもできます。 【設定】 HLBandSetCenter : true 決済 勝率を高める ジャンピングトレイル機能 【設定】 HLBandTrailingStartsAt :15pips に設定していた場合 建値+15pipsまでは トレイル機能が動かない ✔ ※ブレイクイーブン機能との関係に注 意してください 最初のストップの位置 機能5 : 固定PIPSトレイル機能 一般的なトレイル機能 ピークからの吐き出しNpips 下がったら(上がったら)決済 パラメータの説明 パラメータ名 説明 EnableTrailingStop トレーリングストップ機能を有効にする TrailingStop [pips] トレーリングストップの幅をPIPSで指定する TrailingStep [pips] 何PIPS移動レートが動いたらトレーリングするか指定する TrailingStartsAt [pips] トレーリング機能を開始するポイントまでの幅をPIPSで指定する 【設定】 TrailingStartsAt :15pips TrailingStop :25 pips TrailingStep :5 pips に設定していた場合 ✔ 最初のストップの位置 含み益がTrailingStartsAt の設定値 15pipsを超えたとき、 TrailingStop機能が有効になります。 【設定】 TrailingStartsAt :15pips TrailingStop :25 pips TrailingStep :5 pips に設定していた場合 15pips ✔ 最初のストップの位置 StopLossと現在値の価格差が (25+5=) 30pipsになるごとに、現 在値±25pipsにStopLossが移動し ます。 【設定】 TrailingStartsAt :15pips TrailingStop :25 pips TrailingStep :5 pips に設定していた場合 30pips ✔ 最初のストップの位置 25pips 【設定】 TrailingStartsAt :15pips TrailingStop :25 pips TrailingStep :5 pips に設定していた場合 30pips 25pips ✔ 最初のストップの位置 StopLossと現在値の価格差が (25+5=) 30pipsになるごとに、現 在値±25pipsにStopLossが移動し ます。 ピークアウトからの固定PIPSで切り上 がるのでローソク足1本で急伸するよ うな場合でも起動するので便利な場 合もあるがトレイル機能がうまくいか ない場合もあるので注意が必要。 HLバンド(N=3) スイングロー(N=3) この例ではこの時点で ストップにかかっている 機能6 : 利食いターゲット機能 エントリ時に自動で 利食いターゲットを設定する機能 パラメータの説明 パラメータ名 説明 EnableAutoTakeProfit 有効無効を切り替える True : 有効にする False : 無効にする TakeProfit [pips] 指値(リミット)注文の建値からの幅をPIPSで指定する エントリと同時に 指値注文を自動でいれる機能 【設定】 EnableLimit :True Limit :25 pips に設定していた場合 エントリ時に建値から 25 pips の位置に指値(リミット)注文が 自動で入る ✔ 機能7 : メール配信機能 トレイル時による注文を変更をメールにて お知らせする機能 ✔ ※注意 設定によっては頻繁にメールが飛ぶことがあります。 パラメータの説明 パラメータ名 説明 EnableMail メール送信機能の有効無効を切り替える True : 有効にする False : 無効にする SetMailEnglish メールの文字化け対策機能です。日本語が文字化けする場合使用してく ださい。 True : 英文で送信される False :日本語で送信される 【設定】 SetMailEnglish : true 英文によるお知らせメール例 その他の設定 もちあい時のトレイルを止める機能 もちあいが続いたときなどに、トレイルが近づき過ぎるのを防ぐための設定です。 現在のレートからのストップまでの最低マージンを設定します。 ※全体にかかる機能ですので、設定値には注意してください。 パラメータの説明 パラメータ名 説明 MindForcedStopLevel [pips] 現在のレートからのストップまでの最低マージン幅をPIPSで指定する。 全体にかかる機能 値幅が小さい 値幅がなくても、ローソク足の動きにより ストップの値が近づいていくので 指定のPIPS以内には近づかないように設定する ストップ注文が入らないとき成り行きで注文をいれる機能 指標発表前など流動性が低くなる場面では、FX会社によって StopLevel(指値を入れられる現在値からの幅)を広げることがあります。 このStopLevelの設定が、広がったの状態がしばらく続くこともあり この状態であるとStopLossを入れることが出来ません。 そしてStopLevelが開いているうちに現在価格が「建値 - StopLoss」を 超えた場合などは、StopLevelが戻る戻らないにかかわらず、 StopLossを入れることは出来ません。 指値発表が出るときなどは、チャートを見ておくのが一番なのですが、 対策として、建値よりForcedStopLoss の値超えた場合、 成り行きで決済をおこなう機能です。 パラメータ名 説明 ForcedStopLoss [pips] 建値からの値幅をPIPSで指定する。 設定値の表示切り替え機能 パラメータの説明 パラメータ名 説明 LabelCorner 0 を指定するとチャートの左上に表示されます。 1 を指定するとチャートの右上に表示されます。 その他の注意事項 ※ レートとストップ注文の値幅が近い場合注文が入らない可能性があります。 値幅はMT4の注文画面で確認できます。 ※注意 ポイントとは値動きの最小単位です。 MT4の小数点以下の桁数になるので 同じ1ポイントでも以下のように違います。 5桁の場合:0.00001 3桁の場合:0.001 MT4のバージョンアップ、回線の通信障害、パソコン(サー バー)の不具合等により、MT4でEAが正しく動かない状態 が突発的に発生する場合があります。 ストップ注文が入っているか、ご確認することをオススメし ます。 ※新規注文・決済注文時にメールを送信する インジケータをメンバーサイトよりダウンロード できるようにしますのでご利用ください。