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PDF資料 - 近鉄エクスプレス
平成 17 年 3 月期 中間決算短信(連結) 平成 16 年 11 月 9 日 上 場 会 社 名 株式会社近鉄エクスプレス 上場取引所 東証一部 コ ー ド 番 号 9375 (URL http://www.kwe.co.jp/) 本社所在都道府県 東京都 代 表 者 役職名 代表取締役社長 氏名 辻本博圭 問合せ先責任者 役職名 経 理 部 長 氏名 森 和也 TEL (03)3201−2627 決算取締役会開催日 平成 16 年 11 月 9 日 米国会計基準採用の有無 無 1. 16 年 9 月中間期の連結業績(平成 16 年 4 月 1 日∼平成 16 年 9 月 30 日) (1) 連結経営成績 16 年 9 月中間期 15 年 9 月中間期 16 年 3 月期 営業収入 百万円 % 113,960 13.9 100,038 7.5 202,941 3.3 中間(当期)純利益 百万円 16 年 9 月中間期 15 年 9 月中間期 16 年 3 月期 2,103 1,626 2,887 (百万円未満切捨て) 営業利益 百万円 % 3,978 38.5 2,872 25.3 7,571 21.0 潜 在 株 式 調 整 1 株当たり当期純利益 1 株当たり中間(当期)純利益 % 29.3 65.1 4.0 円 60 47 80 経常利益 百万円 % 4,113 30.5 3,152 36.8 7,938 22.1 銭 40 84 72 円 − − − 銭 − − − (注) ①持分法投資損益 16 年 9 月期 15 百万円 15 年 9 月中間期 △2 百万円 16 年 3 月期 15 百万円 ②期中平均株式数 16 年 9 月中間期 34,830,501 株 15 年 9 月中間期 33,999,900 株 16 年 3 月期 33,999,900 株 ③会計処理の方法の変更 無 ④営業収入、営業利益、経常利益、中間(当期)純利益におけるパーセント表示は、対前年同期増減率 (2)連結財政状態 総 資 産 株主資本 百万円 16 年 9 月中間期 15 年 9 月中間期 16 年 3 月期 (注) 期末発行済株式数 株主資本比率 百万円 100,910 91,691 93,989 % 40,429 34,256 34,881 16 年 9 月中間期 35,999,900 株 1株当たり株主資本 円 40.1 37.4 37.1 15 年 9 月中間期 33,999,900 株 1,123 1,007 1,021 銭 05 54 73 16 年 3 月期 33,999,900 株 (3)連結キャッシュ・フローの状況 16 年 9 月中間期 15 年 9 月中間期 16 年 3 月期 営業活動による キャッシュ・フロー 百万円 268 1,382 5,791 投資活動による キャッシュ・フロー 百万円 △1,444 △2,234 △6,124 (4)連結範囲及び持分法の適用に関する事項 連結子会社数 51 社 持分法適用非連結子会社数 − 社 (5)連結範囲及び持分法の適用の異動状況 連結 (新規) 2 社 (除外) − 社 財務活動による キャッシュ・フロー 百万円 4,190 △1,349 △804 持分法適用関連会社数 持分法 (新規) 現金及び現金同等物 期 末 残 高 百万円 17,899 14,412 15,031 3 社 − 社 (除外) 1 社 2.17 年 3 月期の連結業績予想(平成 16 年 4 月 1 日∼平成 17 年 3 月 31 日) 営業収入 経 常 利 益 百万円 通 期 238,500 当期純利益 百万円 8,800 百万円 4,400 (参考)1 株当たり予想当期純利益(連結・通期) 120 円 22 銭 ※上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る仮定を前提 としております。実際の業績は、今後様々な要因 によって大きく異なる可能性があります。なお、業績予想に関する事項に つきましては、添付資料の6∼7ページを参照して下さい。 添付資料 1. 企 業 集 団 の 状 況 当社グループ(当社及び当社の関係会社、以下同じ)は、当社並びに当社の子会社 51 社及び関連会社3社(国内 13 社、国外 41 社)で構成されており、利用者の需要に応じ、航空会社、船会社の輸送手段を利用して国際・国内貨物の 運送を請け負い(利用航空運送事業、輸入混載貨物事業及び利用外航運送事業) 、且つ、航空会社の代理店業務を引き 受けております。また、これらの運送引受に付随する通関業、自動車による貨物運送業、人材派遣業、保険代理店業、 不動産管理業、梱包業も行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。 顧 (その他の関係会社) 近畿日本鉄道(株) 客 (株)近鉄エクスプレス (当社) 日本国内 米州地域 ∼貨物運送、梱包、物流関連施設管理、人材派遣業∼ ∼貨物運送業∼ 近鉄航空配送(株) (株)近鉄ロジスティクス・システムズ (株)近鉄アルマックス (株)近鉄エクスプレス九州 (株)近鉄コスモス 上記を含む連結子会社10社 (株)エスイーティー 上記を含む持分法適用関連会社3社 KINTETSU WORLD EXPRESS (U.S.A.),INC. KINTETSU WORLD EXPRESS (CANADA) INC. KINTETSU WORLD EXPRESS CHILE LIMITADA 上記を含む連結子会社7社 アジア・オセアニア地域 欧州・アフリカ地域 ∼貨物運送業∼ ∼貨物運送業∼ KINTETSU WORLD EXPRESS (HK) LTD. KWE-KINTETSU WORLD EXPRESS(S) PTE LTD. KINTETSU WORLD EXPRESS (THAILAND) CO.,LTD. BEIJING KINTETSU WORLD EXPRESS CO.LTD. KINTETSU INTEGRATED AIR SERVICES SDN BHD KINTETSU WORLD EXPRESS (KOREA),INC. KINTETSU WORLD EXPRESS (TAIWAN),INC. KINTETSU WORLD EXPRESS (AUSTRALIA) PTY,LTD. KINTETSU WORLD EXPRESS (PHILIPPINES) INC. KINTETSU WORLD EXPRESS (INDIA) PVT. LTD. 上記を含む連結子会社22社 KINTETSU WORLD EXPRESS (U.K.)LTD. KINTETSU WORLD EXPRESS (BENELUX) B.V. KINTETSU WORLD EXPRESS (DEUTSCHLAND)GmbH. KINTETSU WORLD EXPRESS (FRANCE) S.A. KINTETSU WORLD EXPRESS (ITALIA) S.R.L. KINTETSU WORLD EXPRESS SOUTH AFRICA (PTY) LTD. KINTETSU EURO TRANSPORT LTD. 上記を含む連結子会社12社 (注)矢印は運送サービス等の提供の流れを示しており、 - 1 - はグループ間の、 は顧客への流れを表しております。 2. 経 営 方 針 1.会社の経営の基本方針 当社グループの経営理念は「ロジスティクスを通して新たな価値と最良の環境を創造し、お客様・株主・従業員と共 にグローバル社会の発展に貢献する」ことであります。これを実践するため、平成 14 年 11 月には当社グループの将来 のあるべき姿を「21 世紀 KWE グランドデザイン」として発表し、①中核事業である国際航空輸送での利益拡大、②ロ ジスティクス・サービスの提供、③海上事業の拡大、④成長市場<中国>での先行展開、の4つを経営の基本戦略と位 置付け、それらを実現するための5つの改革として、①組織的なお客様情報の共有化、②世界本部による企画業務の強 化、③コア人材とスペシャリストの発掘と育成、④グローバル IT 機能の高度化、⑤コンプライアンスの強化、をあげ 行動計画に沿って事業を推進しております。このような計画のもとで国際航空輸送で培ってきた顧客ノウハウを海上輸 送やロジスティクスにも活かし、グローバルな総合物流業者として業績の一段の拡大と企業価値の向上を目指しており ます。また、上記の達成のため、人材の育成にも力を入れております。今年度より全管理職の問題解決能力の向上を目 的とした教育セミナーをスタートいたしました。順次、範囲を管理職だけでなく、来年度以降は全社員に拡大する予定 であります。 2.会社の利益配分に関する基本方針 当社グループは、株主への利益還元の充実、将来の国内外での事業展開及び経営基盤の強化等を総合的に勘案して、 安定した配当を行うことを基本方針に据え、今後ともその配当性向を高める努力をしてまいる所存であります。内部留 保につきましては顧客サービスの向上に向けた設備投資に活用するとともに財務体質の強化を図り、安定的な経営基盤 の確立に努めてまいります。 3.目標とする経営指標 当社グループは、効率経営を推進するため、経営の「選択と集中」を進め、利益率の向上に努めております。また、 株主利益の観点から ROE(株主資本利益率)を重要な指標の一つと位置付け、安定的に 10%以上を目指すとともにキャ ッシュ・フロー重視の経営を行い、財務体質の一層の向上を目指しております。 4.中長期的な会社の経営戦略 当社グループは国際航空輸送を主体とし、海上輸送、物流施設での保管・流通加工などの取扱いを行うロジスティク ス業者として経営基盤を強化してまいります。業容の拡大を図る一方でグローバル販売組識をさらに強化し、コア人材 やスペシャリストの養成、グローバル IT インフラの拡充など5つの領域から経営インフラの強化を推進しております。 総合物流業者として当社グループ一体となって事業を推進し、特に環太平洋地域でのリーディング・フォワーダーとし てお客様の「グローバル・ロジスティクス・パートナー」を目指しております。 5.会社の対処すべき課題 当社グループはグローバルに総合力を発揮し、環太平洋地域でのリーディング・フォワーダーとしての地位を確立す るとともに、業績が景気に大きく左右されないよう荷動きが比較的安定している自動車関連品を始めとして、取扱い品 目の拡大を図ってまいります。また、経営の「選択と集中」により、中国を始めとする東アジアでの事業拡大を最優先 して、サービスネットワークの拡大、中国での内陸輸送の充実、ロジスティクス事業の推進をそれぞれの地域で強力に 展開してまいります。米州や欧州・アフリカにおきましても営業の強化と併せ総人件費の抑制、仕入れ運賃コストの削 減などグループを挙げて効率化を推進してまいります。 6.コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方及びその施策の実施状況 <コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方> 当社はコーポレート・ガバナンスを重要課題であると認識すると同時に、グループ全体としても健全で透明性の高い ガバナンス体制の構築が不可欠であると考えております。経営の効率性を高め、株主の立場に立って企業価値の向上を 図ることがコーポレート・ガバナンスに対する基本的な方針であります。当社の経営組織その他コーポレート・ガバナ ンス体制の概要は以下のとおりであります。 - 2 - 株主総会 監査役会 監 査 役 取締役会 取 締 役 会計監査人 公認会計士 会計監査 代表取締役 内部監査 フォワーディング営業部 (旧 輸出営業部) 海上営業部 ロジスティクス営業部 開発部 一般管理各部 (旧 輸入営業部) <コーポレート・ガバナンスに関する施策の実施状況> (1) 会社経営上の意思決定、業務執行及び監督に係る経営管理組織その他のコーポレート・ガバナンス体制の状況 当社グループ全体の事業方針、法人設立を始め、サービスネットワーク計画、IT 戦略など重要な経営方針の決定は 世界四極体制下、当社の取締役と極本部長から構成され、世界本部が主催する「近鉄エクスプレスグループ最高戦略会 議」および「極本部長会議」にて意思決定されております。また、取締役、監査役および各部門長で構成される「経営 会議」を原則月2回(1月及び8月のみ1回)開催し、社内での経営に関する最新情報の共有と意思疎通を図り、経営 の現状分析とビジネス環境の把握、将来の経営判断を行っております。これらの会議の議論を経た上で、取締役会にお いて迅速な意思決定を行う体制をとっており、充分なコーポレート・ガバナンス体制が確保されていると認識しており ます。 (2) 会社と会社の社外取締役及び社外監査役の人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係の概要 当社の取締役 12 名のうち常勤が9名であり、非常勤が3名であります。取締役会におきましては経営の意思決定及 び経営環境の変化に迅速に対応できる体制となっております。また当社は監査役制度を採用しており、監査役は常勤・ 非常勤合わせて3名であり、監査役は監査役会を構成しております。監査役は経営会議、取締役会には全て出席し、さ らに最高戦略会議など各種会議に出席して取締役の職務執行を十分に監視できる体制となっております。当社の社外取 締役及び社外監査役と当社の間に、取引上の利害関係はありません。 (3) 会社のコーポレート・ガバナンスの充実に向けた取り組みの最近1年間の状況 当社グループの経営状態を常に良好な状態に保つため、海外関係会社につきましては世界本部を中心に、監理部、経 理部が共同で、また国内関係会社につきましては総務部が中心となって監理部、経理部が共同で監査チームを編成し、 予め決められたスケジュールに従い、各社の内部監査を実施いたしました。海外の法人への監査は法人数が多いことも あり、極本部による随時監査を基本としつつ当社による法人調査を別途実施しております。当社につきましては、全箇 所を対象に年2回経理監査を、年1回業務調査及び労務調査を実施しております。監査の結果は社長へ報告されるとと もに経営会議に報告され、さらに講評と評価点を併せて社内で公表されます。 また、当社グループではコンプライアンスに対する意識の向上のため、 「KWE コンプライアンス基準」(KWE 倫理・行 動基準=平成 15 年 1 月改訂)による階層別社員教育を通して前連結会計年度に引続き教育を行いました。 企業の事故や不祥事が相次いで惹起されていることを背景として、当社グループの危機管理の観点から社員向けのイ ントラネットに企業としての社会的責任の自覚を促す文書も流しております。 さらに、これまでの国際標準規格(ISO)に沿った品質(ISO9001) 、環境(ISO14001)による社内体制の整備に加え、 - 3 - 平成 15 年 12 月には TAPA(Technology Asset Protection Association)が定める貨物の保安管理についてクラス A の認証を国内の邦人業者として初めて取得いたしました。 (4) 今後のコーポレート・ガバナンスの強化・充実の施策 経営のスピード化、企業価値の極大化、グループ経営の浸透を図るため当社グループに最適のコーポレート・ガバナ ンスを構築してまいります。当社グループにとって最適な経営判断を決定できる企業統治の仕組みなしには企業の存立 は不可能であります。また、当社グループの監査機能がより有効で適切に働くよう監査に関わる環境の整備にも今後と も努力してまいる所存であります。 7.関連当事者(親会社等)との関係に関する基本方針 当社は、平成 16 年6月 29 日開催の当社取締役会において決議いたしました新株式発行 2,000,000 株並びに株式売出 し 3,000,000 株を実施した結果、親会社である近畿日本鉄道の持株比率 41.1%(内 10.0%の間接保有分を含む) が 25.1% (内 5.2%の間接保有分を含む)に低下し、持分法適用関連会社となりました。当社は今後とも近畿日本鉄道グループ の一員であると同時に、独立した企業として事業を営むことを基本方針としております。 8.その他、会社の経営上の重要な事項 当中間連結会計期間において特に記載すべきその他、会社の経営上の重要な事項はありません。 - 4 - 3. 経営成績及び財政状態 1.経営成績 (1) 当中間連結会計期間の業績概要 当中間連結会計期間の世界経済は、原油高、米国の金利上昇、中国経済の過熱抑制などの影響を受けながらも、随所 に成長の兆しが感じ取れる展開となりました。原油はイラク戦争後の政治的不安定などを反映して高騰、米国において は物価上昇を懸念した米連邦準備理事会(FRB)が利上げを実施、中国では経済過熱状態を沈静化するため投資抑制な どの政策的対応が実施されました。しかしながら、米国や中国での設備投資の増大、デジタル家電を中心とする個人消 費の拡大により、全体として景気は拡大基調となりました。 我が国の経済は、デジタル景気や中国市場の拡大を追い風に、輸出企業を中心として大きく業績を伸ばしました。設 備投資の復調などを加えた好調の波は建設機械、半導体製造装置、電子部品などに幅広く影響を与えました。このよう な状況下、平成 14 年 11 月に策定いたしました「21 世紀 KWE グランドデザイン」の基本戦略に沿って、販売拡大を進 めてまいりました。 ① 日本 ≪輸出航空貨物≫ 当社の輸出航空貨物につきましては、アジア向けの半導体製造装置、電子部品、自動車部品等、また欧米向けでは主 にデジタル関連品の出荷が好調に推移いたしました。中国、米国向けにはインフラ需要として建設・農業用機械等の大 量出荷を取扱いました。さらに、米国西海岸の港湾混雑による航空輸送へのシフトなどの影響もあり、取扱い物量は前 年同期実績を上回り好調に推移いたしました。当中間期の当社取扱い重量実績は前年同期比 30.4%増となりました。 ≪輸入航空貨物≫ 輸入航空貨物は、情報通信機器、半導体・半導体製造装置などの取扱いが順調に推移いたしました。一方では、ファ ッション関連などの保管・流通加工の取扱いが伸び悩み、コンピュータ関連品の出荷が海上輸送にシフトされた影響も あり、全体としては前年同期並みの実績となりました。当中間期の当社取扱い件数実績は前年同期比で 1.2%増となり ました。 ≪海上貨物≫ 海上輸出貨物は、アジア向けの電子部品、設備機械、半導体・液晶製造装置などの取扱いが増加して、物量は拡大い たしました。なかでも、特殊車輌コンテナーを活用した輸送は過去最高の取扱い実績となりました。海上輸入貨物は、 航空輸送からシフトしたコンピュータ関連品、アウトドア用品、生活関連雑貨、量販店用の家電品などを中心に取扱い が増加いたしました。当中間期の当社取扱い物量実績は前年同期比 25.0%増となりました。 一方、市場での競争激化に対処するため、グループをあげて費用節減にも取り組み、総人件費の抑制を中心に間接原 価、一般管理費の低減に努めました。コスト合理化策の内容は、①要員の適正配置と業務の合理化による総合人件費の 抑制、②業務組織の合理的な再配置、③貨物の集約による混載効率の向上、④貨物の破損や紛失を防ぐための ULD の組 立て、⑤実運送会社(航空会社や船会社)の選別による運賃原価の抑制、⑥集配送業者に対する原価管理の徹底、など を推進いたしました。 サービス体制の強化を目的とした物流施設の充実も推進いたしました。ロジスティクス需要の拡大と物量の増加に対 応するため第4原木ターミナルの建設、並びに平成 17 年2月に開港する中部国際空港におけるサービス体制を整える ため中部国際空港ターミナルの建設に着手し、さらに関西国際空港に隣接する物流施設として、りんくうターミナルの 建設を決定いたしました。 ② 米州 米州におきましては、米国法人の航空輸出入貨物が、半導体関連品、デジタル家電品、自動車関連品などの取扱いを 中心に堅調に推移いたしました。しかしながら、Kintetsu Intermodal (U.S.A.) Inc.(倉庫業)の業績が振るわず、 - 5 - 全体としては低調に推移いたしました。 ③ 欧州・アフリカ 欧州・アフリカにおきましては、中近東地域での販売を強化するためアラブ首長国連邦のドバイに設立いたしました、 「Kintetsu World Express (Middle East) FZE」が平成 16 年4月より営業を開始いたしました。航空輸出入貨物につ きましては、デジタル家電品や自動車関連品などの取扱いが好調で、ドイツ法人を始め、ベネルクス、英国、南アフリ カ、イタリアなどの法人で前年同期の取扱い物量を上回りました。近年需要が高まっている中・東欧向け貨物につきま しても販売強化により、ドイツ・フランクフルトを経由した取扱いが増大いたしました。 ④ アジア・オセアニア アジア・オセアニアは、中国を始めとする東アジアを中心に、域内外で電子部品などの貨物輸送需要が好調に推移し、 全体として取扱い物量が増大いたしました。中国におけるサービス体制の強化のため、平成 16 年5月に上海の外高橋 に第3倉庫を開設、同6月には外高橋保税区と杭州輸出加工区でリード・タイムを短縮する「直通式」保税輸送ライセ ンスを取得いたしました。またサービスネットワークの拡充として、平成 16 年5月にタイ法人がチェンマイ出張所を、 同6月には台湾法人が桃園に第2倉庫を、それぞれ開設いたしました。 以上の通り、当社グループは一体となって販売活動を強力に推進してまいりました。この結果、当中間連結会計期間 におきましては、営業収入は 113,960 百万円(対前年同期比 13.9%増) 、営業利益は 3,978 百万円(同 38.5%増) 、経 常利益は 4,113 百万円(同 30.5%増)となり、法人税等を差し引いた中間純利益は 2,103 百万円(同 29.3%増)とな りました。 (2) 通期の見通し 今後の世界経済は、高騰を続ける原油価格や、米国の金利上昇、欧州経済における内需回復の遅れ、また中国での経 済引き締め政策、などの不安定要因を抱えており全体的には下振れ懸念があるとされております。また、我が国経済は、 原油高や米国・中国経済の減速の影響により、短期的には調整局面を迎えるものと思われます。 このような経済予測から、貨物輸送・ロジスティクスにおきましては、デジタル家電品や半導体、半導体製造装置、 電子部品などのハイテク製品に一部減速感が予想されるものの、長期的には自動車関連品などの需要増加も含め、航空 及び海上貨物輸送、保管・流通加工なども底堅く増加するものと思われます。引続き米国、中国、日本を結ぶ貿易トラ イアングルの成長が注目されており、当社グループはこれらの地域に経営資源を集中してまいります。 「21 世紀 KWE グランドデザイン」に示しました4つの基本事業戦略(①中核事業=コアビジネスである国際航空輸 送での利益拡大、②ロジスティクス・サービスの提供、③海上事業の拡大、④成長市場<中国>での先行展開)を積極 的に推し進め、業績の向上に努力してまいります。当連結会計年度は中期経営計画(3 ヵ年)の最終年であり、中国で の航空一代ライセンスの取得箇所の拡大、その他アジア拠点の拡充、欧州大手フォワーダー「キューネ・アンド・ナー ゲル社」との業務提携の強化など、経営の前向きな「選択と集中」を推進し、当社グループは引続きグローバルな事業 を通してサービスネットワークの充実を図ってまいります。 これらの状況を勘案いたしまして、平成 17 年3月期の営業収入は 238,500 百万円(対前期比 17.5%増) 、営業利益 は 8,600 百万円(同 13.6%増) 、経常利益は 8,800 百万円(同 10.8%増)を見込んでおります。 - 6 - 2.財政状態 (1) 当中間連結会計期間の概況 前中間連結会計期間 当中間連結会計期間 (百万円) 増減 営業活動によるキャッシュ・フロー 1,382 268 △1,114 投資活動によるキャッシュ・フロー △2,234 △1,444 789 財務活動によるキャッシュ・フロー △1,349 4,190 5,539 21 △145 △166 △2,180 2,868 5,048 14,412 17,899 3,486 換算差額 現金及び現金同等物の増減額 現金及び現金同等物の中間期末残高 <営業活動によるキャッシュ・フロー> 営業活動によって得られたキャッシュ・フローは、前年同期と比較して 1,114 百万円減少し、当中間連結会計期間に おいては 268 百万円となりました。税金等調整前中間純利益は、前年同期と比較して 809 百万円増加し 3,952 百万円と なり、減価償却費は前年同期と比較して 3 百万円増加し 1,299 百万円となりました。また、当中間連結会計期間におい て、売上債権は 2,534 百万円増加し、仕入債務は 199 百万円の増加となりました。 <投資活動によるキャッシュ・フロー> 投資活動に使用されたキャッシュ・フローは、前年同期と比較して 789 百万円減少し、当中間連結会計期間において は 1,444 百万円となりました。前連結会計年度に引続き、日本における物流施設新規建設のための設備投資を行ってお ります。 <財務活動によるキャッシュ・フロー> 財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期と比較して 5,539 百万円増加し、当中間連結会計期間においては 4,190 百万円の収入となりました。この増加は主に、今後の資金需要に充当するための新株式発行によるものでありま す。 以上の結果から、現金及び現金同等物の当中間連結会計期間末残高は、前年同期に比較して 3,486 百万円増加し 17,899 百万円となりました。 (2) 通期の見通し 営業活動によって得られるキャッシュ・フローのうち、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比較して 2,100 百万円増の 8,300 百万円を見込んでおります。また、減価償却費は前連結会計年度に比較して 200 百万円増の 2,700 百 万円になる見込みです。 投資活動に使用されるキャッシュ・フローは、引続き業容拡大に向けた物流施設への設備投資、IT インフラ整備を 積極的に行う予定であり、主なものとしては新ターミナルに 2,500 百万円の投資を見込んでおります。 財務活動に使用されるキャッシュ・フローは、当連結会計年度も設備投資を推し進めていくことから、資金需要が増 えるものの、計画的な資金運用を実施することで有利子負債は前連結会計年度と同程度を見込んでおります。 以上の結果、当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は、営業キャッシュ・フローの増加により、若干の増 加を予想しております。 - 7 - (3) キャッシュ・フロー指標のトレンド 平成 16 年 9 月 中間期 平成 14 年 3 月期 平成 15 年 3 月期 平成 16 年 3 月期 株主資本比率(%) 33.8 34.3 37.1 40.1 時価ベースの株主資本比率(%) 40.1 37.7 72.3 70.1 債務償還年数(年) 4.1 4.2 4.7 − インタレスト・カバレッジ・レシオ 7.2 8.5 10.0 1.0 (注) 株主資本比率:株主資本/総資産 時価ベースの株主資本比率:株式時価総額/総資産 債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー(中間期は記載しておりません。 ) インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い ※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 ※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 ※ 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しており ます。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としてお ります。また利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 - 8 - 4.中 間 連 結 財 務 諸 表 等 (1) 中間連結貸借対照表 前中間連結会計期間末 (平成15年9月30日) 区分 注記 番号 金額(千円) 前連結会計年度の 要約連結貸借対照表 (平成16年3月31日) 当中間連結会計期間末 (平成16年9月30日) 構成比 (%) 金額(千円) 構成比 (%) 金額(千円) 構成比 (%) (資産の部) Ⅰ 流動資産 1.現金及び預金 14,728,228 17,948,791 15,083,533 2.受取手形及び営業未 収金 34,484,343 37,917,259 35,385,283 74,522 276,353 162,776 554,890 700,746 698,565 3,924,656 4,942,127 4,079,929 貸倒引当金 △522,779 △363,123 △524,660 流動資産合計 53,243,862 3.たな卸資産 4.繰延税金資産 5.その他 Ⅱ 58.0 61,422,154 60.9 54,885,428 58.4 27,863,092 29.6 3,849,688 4.1 7,391,329 7.9 39,104,111 41.6 固定資産 1.有形固定資産 (1)建物及び構築物 *1,2 15,715,345 (2)機械装置及び運搬 *1 具 14,708,291 14,971,269 561,783 667,311 576,635 9,566,653 9,404,636 (3)土地 *2 8,834,927 (4)その他 *1 2,284,084 2.無形固定資産 27,396,141 29.9 4,003,739 4.4 3,773,685 28,715,942 28.5 3,803,456 3.7 2,910,551 3.投資その他の資産 (1)投資有価証券 2,780,507 2,476,519 3,181,782 (2)長期貸付金 286,640 264,096 255,441 (3)繰延税金資産 649,876 977,242 876,293 3,721,239 3,617,623 3,665,628 (4)その他 貸倒引当金 △390,475 7,047,788 7.7 固定資産合計 38,447,670 42.0 資産合計 91,691,532 100.0 △366,056 - 9 - 6,969,425 6.9 39,488,824 39.1 100,910,978 100.0 △587,816 93,989,539 100.0 前中間連結会計期間末 (平成15年9月30日) 区分 注記 番号 構成比 (%) 金額(千円) 前連結会計年度の 要約連結貸借対照表 (平成16年3月31日) 当中間連結会計期間末 (平成16年9月30日) 構成比 (%) 金額(千円) 構成比 (%) 金額(千円) (負債の部) Ⅰ 流動負債 1.支払手形及び営業未 払金 14,904,940 16,583,735 16,185,505 21,742,223 17,709,705 18,210,904 3.未払法人税等 1,350,344 1,624,029 2,068,209 4.繰延税金負債 7,295 17,034 15,876 5.賞与引当金 1,210,912 1,249,272 910,664 6.その他 9,298,794 9,474,635 9,089,950 2.短期借入金 *2 流動負債合計 Ⅱ 48,514,511 52.9 46,658,412 46.2 46,481,112 49.5 固定負債 1.長期借入金 5,557,881 10,146,335 9,144,921 186,750 50,743 84,024 1,720,557 1,922,167 1,834,908 4.役員退職慰労引当金 436,400 − 533,843 5.連結調整勘定 142,975 139,452 141,214 6.その他 192,697 672,573 152,626 2.繰延税金負債 3.退職給付引当金 固定負債合計 負債合計 *2 8,237,263 9.0 12,931,272 12.8 11,891,539 12.6 56,751,774 61.9 59,589,685 59.0 58,372,651 62.1 683,568 0.7 891,568 0.9 735,620 0.8 (少数株主持分) 少数株主持分 (資本の部) Ⅰ 資本金 5,212,000 5.7 7,216,000 7.2 5,212,000 5.5 Ⅱ 資本剰余金 2,864,000 3.1 4,867,600 4.8 2,864,000 3.0 Ⅲ 利益剰余金 26,178,246 28.6 29,008,687 28.7 27,265,633 29.0 Ⅳ その他有価証券評価 差額金 240,656 0.3 273,660 0.3 419,624 0.5 Ⅴ 為替換算調整勘定 Ⅵ 自己株式 △238,606 △0.3 △936,114 △0.9 △879,882 △0.9 △107 △0.0 △107 △0.0 △107 △0.0 資本合計 34,256,189 37.4 負債、少数株主持分及 び資本合計 91,691,532 100.0 - 10 - 40,429,725 40.1 100,910,978 100.0 34,881,268 37.1 93,989,539 100.0 (2) 中間連結損益計算書 前中間連結会計期間 (自 平成15年4月1日 至 平成15年9月30日) 区分 Ⅰ 営業収入 Ⅱ 営業原価 注記 番号 販売費及び一般管理 費 *1 営業利益 Ⅳ 百分比 (%) 金額(千円) 100,038,851 100.0 営業総利益 Ⅲ 百分比 (%) 金額(千円) 前連結会計年度の 要約連結損益計算書 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日) 当中間連結会計期間 (自 平成16年4月1日 至 平成16年9月30日) 金額(千円) 113,960,991 100.0 百分比 (%) 202,941,114 100.0 83,488,710 83.5 95,464,625 83.8 167,822,925 82.7 16,550,140 16.5 18,496,365 16.2 35,118,188 17.3 13,677,400 13.6 14,517,552 12.7 27,546,952 13.6 2,872,739 2.9 3,978,813 3.5 7,571,236 3.7 1,019,638 0.5 651,912 0.3 7,938,961 3.9 96,194 0.0 1,816,445 0.8 6,218,710 3.1 3,070,541 1.5 営業外収益 1.受取利息 81,615 64,240 155,611 6,464 7,202 25,774 3.持分法による投資利益 − 15,144 15,684 4.連結調整勘定償却 13,852 13,852 27,704 5.為替差益 412,621 210,256 517,177 6.雑収入 162,925 2.受取配当金 Ⅴ 677,479 0.7 147,818 458,514 0.4 277,685 営業外費用 1.支払利息 2.持分法による投資 損失 3.雑支出 325,613 251,142 568,047 2,556 − − 69,101 経常利益 Ⅵ 397,271 0.4 3,152,947 3.2 72,409 323,552 0.3 4,113,775 3.6 83,865 特別利益 1.固定資産売却益 *2 2.貸倒引当金取崩益 Ⅶ 2,155 − − 2,155 0.0 − 48,387 − − 47,806 特別損失 1.固定資産除却損 *3 − 16,673 20,832 2.固定資産売却損 *4 − − 66,778 − − 234,711 11,853 144,166 11,853 5.関係会社清算損 − − 1,413,250 6.電話加入権評価損 − 3.貸倒引当金繰入額 4.特別退職金 税金等調整前中間 (当期)純利益 法人税、住民税及 び事業税 法人税等調整額 少数株主利益 中間(当期)純利 益 *5 11,853 0.0 3,143,249 3.1 1,370,563 − − 160,839 0.1 3,952,936 3.5 1,652,612 1,370,563 1.4 146,002 1,626,683 3,687,524 1,652,612 1.5 0.1 196,463 0.2 261,139 0.2 1.6 2,103,860 1.8 2,887,029 1.4 - 11 - − 69,018 △616,982 (3) 中間連結剰余金計算書 区分 注記 番号 前中間連結会計期間 (自 平成15年4月1日 至 平成15年9月30日) 当中間連結会計期間 (自 平成16年4月1日 至 平成16年9月30日) 前連結会計年度の 連結剰余金計算書 (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日) 金額(千円) 金額(千円) 金額(千円) (資本剰余金の部) Ⅰ 資本剰余金期首残高 Ⅱ 2,864,000 2,864,000 2,864,000 資本剰余金増加高 1.増資による新株の発行 Ⅲ − 資本剰余金中間期末(期末) 残高 − 2,003,600 2,003,600 − − 2,864,000 4,867,600 2,864,000 24,802,492 27,265,633 24,802,492 (利益剰余金の部) Ⅰ 利益剰余金期首残高 Ⅱ 利益剰余金増加高 1.中間(当期)純利益 Ⅲ 1,626,683 1,626,683 2,103,860 2,103,860 2,887,029 2,887,029 利益剰余金減少高 1.配当金 2.役員賞与 Ⅳ 利益剰余金中間期末(期末) 残高 169,999 80,930 237,999 250,929 26,178,246 - 12 - 122,807 339,999 360,806 29,008,687 83,889 423,888 27,265,633 (4) 中間連結キャッシュ・フロー算書 前連結会計年度の 要約キャッシュ・フロー 前中間連結会計期間 当中間連結会計期間 (自 平成15年4月1日 (自 平成16年4月1日 計算書 至 平成15年9月30日) 至 平成16年9月30日) (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日) 区分 Ⅰ 注記 番号 金額(千円) 金額(千円) 金額(千円) 営業活動によるキャッ シュ・フロー 税金等調整前中間 (当期)純利益 3,143,249 3,952,936 6,218,710 減価償却費 1,296,591 1,299,845 2,449,242 連結調整勘定償却額 △1,761 △1,761 △3,522 賞与引当金の増(減) 額 328,557 336,325 48,794 退職給付引当金の増 加額 176,612 81,555 363,653 役員退職慰労引当金 の増(減)額 31,449 △534,270 74,880 貸倒引当金の増(減) 額 △13,492 △171,712 231,160 受取利息及び受取配 当金 △88,080 △71,442 △181,385 325,613 251,142 568,047 2,556 △15,144 △15,684 関係会社清算損 − − 1,413,250 固定資産売却益 △2,155 − △48,387 固定資産売却損 − − 66,778 固定資産除却損 − 16,673 20,832 電話加入権評価損 − − 69,018 売上債権の(増)減額 3,481,899 △2,534,171 △287,929 仕入債務の増(減)額 △5,318,853 199,974 △2,382,717 その他の増減額 △18,327 △119,380 824,119 役員賞与の支払額 △80,930 △122,807 △86,568 3,262,929 2,567,762 9,342,292 支払利息 持分法による投資損 益 小計 - 13 - 前連結会計年度の 前中間連結会計期間 当中間連結会計期間 要約キャッシュ・フロー 計算書 (自 平成15年4月1日 (自 平成16年4月1日 至 平成15年9月30日) 至 平成16年9月30日) (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日) 区分 利息及び配当金の受 取額 金額(千円) 金額(千円) 金額(千円) 88,571 73,873 185,176 △365,802 △267,606 △580,486 △1,603,297 △2,105,923 △3,155,123 1,382,401 268,106 5,791,858 定期預金の預入によ る支出 △271,861 − △9,627 定期預金の払戻によ る収入 − 266,359 1,336 有形固定資産の取得 による支出 △1,782,302 △1,749,393 △4,212,083 有形固定資産の売却 による収入 62,856 111,379 404,770 投資有価証券の取得 による支出 △5,117 △5,246 △32,191 投資有価証券の売却 による収入 0 210,333 0 連結子会社の清算に よる支出 − − △655,879 △5,787 △314,302 △509,484 貸付金の回収による 収入 32,047 18,557 44,956 敷金・保証金の預入 による支出 △173,766 △140,752 △302,666 敷金・保証金の回収 による収入 58,937 162,059 178,579 △149,643 △3,730 △1,032,195 △2,234,637 △1,444,736 △6,124,485 利息の支払額 法人税等の支払額 営業活動によるキャッ シュ・フロー Ⅱ 注記 番号 投資活動によるキャッ シュ・フロー 貸付けによる支出 その他の増減額 投資活動によるキャッ シュ・フロー - 14 - 前連結会計年度の 前中間連結会計期間 当中間連結会計期間 要約キャッシュ・フロー 計算書 (自 平成15年4月1日 (自 平成16年4月1日 至 平成15年9月30日) 至 平成16年9月30日) (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日) 区分 Ⅲ 注記 番号 金額(千円) 金額(千円) 金額(千円) 財務活動によるキャッ シュ・フロー 短期借入金の純増 (減)額 669,109 1,256,966 1,855,614 ファイナンス・リー ス債務の返済による 支出 △94,886 △30,167 △103,755 長期借入れによる収 入 2,750,000 1,757,722 7,785,650 長期借入金の返済に よる支出 △4,480,951 △2,475,028 △9,956,726 株式の発行による収 入 − 3,976,021 − 少数株主からの払込 による収入 22,068 − 22,068 △169,999 △237,999 △339,999 少数株主への配当金 の支払額 △44,582 △57,507 △67,323 財務活動によるキャッ シュ・フロー △1,349,241 4,190,006 △804,471 Ⅳ 現金及び現金同等物に 係る換算差額 21,263 △145,327 △424,241 Ⅴ 現金及び現金同等物の 増(減)額 △2,180,214 2,868,047 △1,561,339 Ⅵ 現金及び現金同等物の 期首残高 16,592,352 15,031,013 16,592,352 Ⅶ 現金及び現金同等物中 *1 間期末(期末)残高 14,412,138 17,899,061 15,031,013 配当金の支払額 - 15 - 中間連結財務諸表作成の基本となる事項 1.連結の範囲に関する事項 連結子会社の数: 51 社 主要な連結子会社名:株式会社近鉄ロジスティクス・システムズ、近鉄航空配送株式会社、 株式会社近鉄コスモス、株式会社近鉄エクスプレス九州、株式会社近鉄アルマックス、 KINTETSU WORLD EXPRESS (U.S.A.), INC. 、KINTETSU WORLD EXPRESS (CANADA) INC. 、 KINTETSU WORLD EXPRESS (U.K.) LTD. 、KINTETSU WORLD EXPRESS (DEUTSCHLAND) GmbH. 、 KINTETSU WORLD EXPRESS (BENELUX) B.V. 、KINTETSU WORLD EXPRESS (HK) LTD. 、 KWE-KINTETSU WORLD EXPRESS (S) PTE LTD. 、KINTETSU WORLD EXPRESS (TAIWAN), INC. 、 KINTETSU WORLD EXPRESS (THAILAND) CO.LTD. 、BEIJING KINTETSU WORLD EXPRESS CO. LTD. 、 KINTETSU WORLD EXPRESS (KOREA),INC. 当連結会計年度より、会社設立により、KINTETSU WORLD EXPRESS (MIDDLE EAST) FZE 、 株式会社近鉄ユーラシア・エクスプレスを新たに連結子会社としております。 2.持分法の適用に関する事項 持分法適用の関連会社:3社 株式会社グローバルエアカーゴサービス、株式会社エスイーティー、 ロジスティクス・クオリティー・レジスター・インク株式会社 前連結会計年度において持分法適用関連会社であった、ST-KWE LOGISTICS PTE LTD.は 平成 16 年9月に清算結了いたしました。 3.連結子会社の中間決算日等に関する事項 すべての連結子会社の中間決算日は6月 30 日であり、同日現在の中間決算財務諸表を使用しておりますが、中 間連結決算日との間に生じた重要な取引については連結上必要な調整が行われております。 なお、KINTETSU WORLD EXPRESS(MIDDLE EAST) FZE 及び株式会社近鉄ユーラシア・エクスプレスは平成 16 年4 月1日から平成 16 年6月 30 日(3ヶ月決算)となっております。 4.会計処理基準に関する事項 (1)重要な資産の評価基準及び評価方法 満期保有目的債券……償却原価法(定額法) その他有価証券 時価のあるもの……期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部資本直入法、売却原価は総平均法) 時価のないもの……総平均法による原価法 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法 有形固定資産…………親会社及び国内子会社については、建物は定額法、その他については定率法によっており ます。 また、在外子会社については、主として見積耐用年数に基づいた定額法によっております。 なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。 建物……16 年∼47 年 車両運搬具…… 3 年∼ 6 年 器具備品…… 3 年∼10 年 無形固定資産…………定額法によっております。ただし、ソフトウェア(自社利用分)については、社内における 利用可能期間(主として 5 年)に基づく定額法によっております。 (3)重要な引当金の計上基準 貸倒引当金……………債権の貸倒れによる損失に備えるため、親会社及び国内子会社につきましては、一般債権 については貸倒実績率による計算額を、貸倒懸念債権及び破産更生債権等については個別 に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。また、在外子会社について は、一定の繰入率により計上しているほか、債権の回収可能性を検討して計上しておりま す。 - 16 - 賞与引当金……………親会社及び国内子会社については、従業員に支給する賞与に備えるため、支給見込額のう ち当中間連結会計期間対応額を計上しております。また、在外子会社についても支給見込 額のうち当中間連結会計期間対応額を計上しております。 退職給付引当金………親会社及び一部の子会社については、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末 における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当中間連結会計期間末において発 生していると認められる額を計上しております。なお、会計基準変更時差異(3,788,287 千円)については、15 年による按分額を費用処理しております。数理計算上の差異は、各 連結会計年度の発生時の平均残存勤務期間以内の一定の年数(13 年)による按分額をそれ ぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。過去勤務債務(67,818 千円)は、発 生時の平均残存勤務期間以内の一定年数(13 年)による定額法により費用処理しております。 役員退職慰労引当金…当社は、平成 16 年6月 24 日の定時株主総会の日をもちまして、役員退職慰労引当金制度 を廃止いたしました。同様に、当中間連結会計期間中に子会社につきましても同制度を廃 止しております。これにより、当中間連結会計期間におきまして「役員退職慰労引当金」 を全額取り崩し、当該総会までの期間に対応する未払い分については固定負債の「その他」 に表示しております。 (4)在外連結子会社の会計処理基準の差異 在外連結子会社の中間財務諸表は、それぞれの国において一般に公正妥当と認められる会計処理基準に基づい て作成しております。 (5)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準 外貨建金銭債権債務は、中間決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しており ます。なお、在外子会社等の資産、負債、収益及び費用は、在外子会社等の中間決算日の直物為替相場により円 貨に換算し、為替差額は資本の部における為替換算調整勘定に含めております。 (6)重要なリース取引の処理方法 親会社及び国内子会社は、リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース 取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。また、在外子会社はファイナ ンス・リース取引については、通常の売買取引に係る方法に準じた会計処理によっております。 (7)重要なヘッジ会計の方法 ヘッジ会計の方法…………為替予約については振当処理の要件を満たしていることから振当処理を採用しており ます。 ヘッジ手段とヘッジ対象 ヘッジ手段………………為替予約取引 ヘッジ対象………………外貨建債権債務 ヘッジ方針…………………一定の社内ルールに従い、将来の為替変動リスク回避のためにヘッジを行っておりま す。 ヘッジ有効性評価の方法…ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ対象とヘッジ手段の相 場変動の累計を比較し、両者の変動額等を基礎にして判断しております。 (8)その他中間連結財務諸表作成のための重要な事項 消費税等の会計処理………税抜方式によっております。 5.中間連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲 中間連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金及び要求払預金のほか 取得日より 3 ヵ月以内に満期日が到来する定期預金であります。 - 17 - 追加情報 前中間連結会計期間 (自 平成15年4月1日 至 平成15年9月30日) (連結子会社の解散) 当中間連結会計期間 (自 平成16年4月1日 至 平成16年9月30日) ─────── 平成15年9月24日開催の取締役会におい て 下 記 100% 子 会 社 ( 当 社 の 米 国 子 会 社 KINTETSU WORLD EXPRESS (U.S.A). INC.が出 資)は、当該地域での治安の悪化や米系大手 企業の撤退・事業縮小、資本市場の混乱によ る為替の大きな変動など、経営環境が悪化し 早期の業績回復が見込めないことから解散 することを決議しました。 解散を決議した子会社の概況は以下の通 りであります。 ・KINTETSU WORLD EXPRESS DO BRASIL SERVICOS S/C LTDA. 主な事業内容 国際航空貨物運送業 国際海上貨物運送業 資本金 200千US$ ・KINTETSU WORLD EXPRESS (MEXICO), S.A.DE CV. 主な事業内容 国際航空貨物運送業 国際海上貨物運送業 資本金 5,676千US$ ・KINTETSU WORLD EXPRESS DEL PERU S.A. 主な事業内容 国際航空貨物運送業 国際海上貨物運送業 資本金 450千US$ ・KINTETSU ADUANAS S.A. 主な事業内容 通関業 資本金 250千US$ ・KWE AGENTES ADUANALES, S.A. 主な事業内容 通関業 資本金 1,003千US$ なお、当連結会計期間に係る連結財務諸表 に与える影響については、未確定でありま す。 - 18 - (自 至 前連結会計年度 平成15年4月1日 平成16年3月31日) ─────── 注 記 事 項 (中間連結貸借対照表関係) 前中間連結会計期間末 (平成15年9月30日) *1.有形固定資産の減価償却累計額 当中間連結会計期間末 (平成16年9月30日) *1.有形固定資産の減価償却累計額 前連結会計年度 (平成16年3月31日) *1.有形固定資産の減価償却累計額 13,220,813千円 13,842,445千円 13,009,129千円 *2.担保に供している資産及びその対応債 *2.担保に供している資産及びその対応債 *2.担保に供している資産及びその対応債 務 務 (イ)担保に供している資産 建物及び構築物 土地 (イ)担保に供している資産 1,233,875千円 911,780千円 計 計 建物及び構築物 (イ)担保に供している資産 1,194,320千円 土地 911,780千円 2,145,655千円 (ロ)上記に対応する債務 長期借入金 (1年内返済予定を含 む) 務 計 658,000千円 土地 長期借入金 (1年内返済予定を含 む) 計 計 2,125,878千円 (ロ)上記に対応する債務 552,000千円 552,000千円 - 19 - 1,214,098千円 911,780千円 2,106,100千円 (ロ)上記に対応する債務 658,000千円 建物及び構築物 長期借入金 (1年内返済予定を含 む) 計 605,000千円 605,000千円 (中間連結損益計算書関係) 前中間連結会計期間 (自 平成15年4月1日 至 平成15年9月30日) 当中間連結会計期間 (自 平成16年4月1日 至 平成16年9月30日) *1.販売費及び一般管理費のうち主要な費 *1.販売費及び一般管理費のうち主要な費 目及び金額は次のとおりであります。 給料・手当 6,819,707千円 目及び金額は次のとおりであります。 給料・手当 7,060,256千円 (自 至 前連結会計年度 平成15年4月1日 平成16年3月31日) *1.販売費及び一般管理費のうち主要な費 目及び金額は次のとおりであります。 給料・手当 13,399,847千円 賞与引当金繰入額 806,035千円 賞与引当金繰入額 870,927千円 賞与引当金繰入額 退職給付費用 527,957千円 退職給付費用 427,286千円 退職給付費用 役員退職慰労引当金繰入 額 52,689千円 役員退職慰労引当金繰入 額 18,173千円 役員退職慰労引当金繰入 額 貸倒引当金繰入額 44,291千円 貸倒引当金繰入額 11,649千円 貸倒引当金繰入額 *2.固定資産売却益の内訳は次のとおりで ─────── *2. 682,304千円 1,092,073千円 97,203千円 134,077千円 *2.固定資産売却益の内訳は次のとおりで あります。 あります。 運搬具 計 2,155千円 土地及び建物 2,155千円 器具備品 39,957千円 5,052千円 運搬具 3,378千円 計 *3. ─────── *3.固定資産除却損の内訳は次のとおりで あります。 計 ─────── 16,673千円 建物及び構築物 16,673千円 器具備品 2,403千円 計 20,832千円 ─────── *4. *3.固定資産除却損の内訳は次のとおりで あります。 建物及び構築物 *4. 48,387千円 18,428千円 *4.固定資産売却損の内訳は次のとおりで あります。 土地 66,778千円 計 *5.当中間連結会計期間における税金費用 *5. 66,778千円 ─────── *5. については、簡便法による税効果会計を 同左 適用しているため、法人税等調整額は 「法人税、住民税及び事業税」に含めて 表示しております。 (中間連結キャッシュ・フロー計算書関係) 前中間連結会計期間 (自 平成15年4月1日 至 平成15年9月30日) 当中間連結会計期間 (自 平成16年4月1日 至 平成16年9月30日) *1.現金及び現金同等物の中間期末残高と *1.現金及び現金同等物の中間期末残高と (自 至 前連結会計年度 平成15年4月1日 平成16年3月31日) *1.現金及び現金同等物の期末残高と連結 中間連結貸借対照表に掲記されている 中間連結貸借対照表に掲記されている 貸借対照表に掲記されている科目の金 科目の金額との関係 科目の金額との関係 額との関係 現金及び預金勘定 預入期間が3ヶ月を超え る定期預金 現金及び現金同等物 14,728,228千円 △316,090千円 14,412,138千円 現金及び預金勘定 17,948,791千円 預入期間が3ヶ月を超え る定期預金 現金及び現金同等物 - 20 - △49,730千円 17,899,061千円 現金及び預金勘定 預入期間が3ヵ月を超え る定期預金 現金及び現金同等物 15,083,533千円 △52,520千円 15,031,013千円 ① リ ー ス 取 引 関 係 前中間連結会計期間 (自 平成15年4月1日 至 平成15年9月30日) 当中間連結会計期間 (自 平成16年4月1日 至 平成16年9月30日) 1.リース物件の所有権が借主に移転すると 1.リース物件の所有権が借主に移転すると 1.リース物件の所有権が借主に移転すると 認められるもの以外のファイナンス・リー 認められるもの以外のファイナンス・リー 認められるもの以外のファイナンス・リー ス取引 ス取引 ス取引 (1)リース物件の取得価額相当額、減価償 (1)リース物件の取得価額相当額、減価償 (1)リース物件の取得価額相当額、減価償 却累計額相当額及び中間期末残高相当額 却累計額相当額及び中間期末残高相当額 取得価額 相当額 (千円) 減価償却 累計額相 当額 (千円) 中間期末 残高相当 額 (千円) 機械装置及び 運搬具 253,760 96,461 157,298 有形固定資 産・その他 (器具・備品) 1,725,061 913,312 無形固定資 産・その他 (ソフトウェ ア) 1,058,387 3,037,209 合計 (自 至 取得価額 相当額 (千円) 減価償却 累計額相 当額 (千円) 中間期末 残高相当 額 (千円) 機械装置及び 運搬具 253,760 122,097 131,662 811,748 有形固定資 産・その他 (器具・備品) 1,533,251 883,327 427,584 630,802 無形固定資 産・その他 (ソフトウェ ア) 933,184 1,437,359 1,599,849 2,720,196 (2)未経過リース料中間期末残高相当額 合計 前連結会計年度 平成15年4月1日 平成16年3月31日) 却累計額相当額及び期末残高相当額 取得価額 相当額 (千円) 減価償却 累計額相 当額 (千円) 期末残高 相当額 (千円) 機械装置及び 運搬具 253,760 109,279 144,480 649,924 有形固定資 産・その他 (器具・備品) 1,595,771 882,711 713,059 446,686 486,497 無形固定資 産・その他 (ソフトウェ ア) 950,117 378,798 571,318 1,452,112 1,268,084 2,799,649 1,370,790 1,428,858 (2)未経過リース料中間期末残高相当額 合計 (2)未経過リース料期末残高相当額 1年内 550,633千円 1年内 492,909千円 1年内 524,973千円 1年超 1,087,507千円 1年超 811,691千円 1年超 941,642千円 合計 1,638,141千円 (3)支払リース料、減価償却費相当額及び 支払利息相当額 合計 1,304,601千円 (3)支払リース料、減価償却費相当額及び 支払利息相当額 合計 1,466,616千円 (3)支払リース料、減価償却費相当額及び 支払利息相当額 支払リース料 364,202千円 支払リース料 306,017千円 支払リース料 681,038千円 減価償却費相当額 342,783千円 減価償却費相当額 288,189千円 減価償却費相当額 640,977千円 支払利息相当額 20,170千円 (4)減価償却費相当額の算定方法 支払利息相当額 16,304千円 (4)減価償却費相当額の算定方法 リース期間を耐用年数とし、残存価額 支払利息相当額 38,374千円 (4)減価償却費相当額の算定方法 同左 同左 を零とする定額法によっております。 (5)利息相当額の算定方法 (5)利息相当額の算定方法 リース料総額とリース物件の取得価額 (5)利息相当額の算定方法 同左 同左 相当額との差額を利息相当額とし、各期 への配分方法については利息法によって おります。 2.オペレーティング・リース取引 未経過リース料 2.オペレーティング・リース取引 未経過リース料 2.オペレーティング・リース取引 未経過リース料 1年内 174,890千円 1年内 146,707千円 1年内 179,383千円 1年超 129,505千円 1年超 114,638千円 1年超 166,717千円 合計 304,396千円 合計 261,345千円 - 21 - 合計 346,100千円 ② 有 価 証 券 関 係 (前中間連結会計期間)(平成 15 年9月 30 日現在) 有価証券 1.満期保有目的の債券で時価のあるもの 中間連結貸借対照表計 上額(千円) (1)国債・地方債等 時価(千円) 差額(千円) 349,541 349,398 △143 (2)社債 − − − (3)その他 − − − 349,541 349,398 △143 合計 2.その他有価証券で時価のあるもの 取得原価(千円) (1)株式 中間連結貸借対照表計 上額(千円) 差額(千円) 883,118 1,287,516 404,397 国債・地方債等 − − − 社債 − − − その他 − − − (3)その他 − − − 883,118 1,287,516 404,397 (2)債券 合計 (注)表中の「取得原価」は減損処理後の帳簿価格であります。なお、当中間連結会計期間においては減損処理を行な っておりません。 3.時価評価されていない主な有価証券の内容 中間連結貸借対照表計上額(千円) その他有価証券 非上場株式(店頭売買株式を除く) 1,143,449 - 22 - (当中間連結会計期間)(平成 16 年9月 30 日現在) 有価証券 1.満期保有目的の債券で時価のあるもの 中間連結貸借対照表計 上額(千円) (1)国債・地方債等 時価(千円) 差額(千円) 349,882 349,944 61 (2)社債 − − − (3)その他 − − − 349,882 349,944 61 合計 2.その他有価証券で時価のあるもの 取得原価(千円) (1)株式 中間連結貸借対照表計 上額(千円) 差額(千円) 943,155 1,404,562 461,406 国債・地方債等 − − − 社債 − − − その他 − − − (3)その他 − − − 943,155 1,404,562 461,406 (2)債券 合計 (注)表中の「取得原価」は減損処理後の帳簿価格であります。なお、当中間連結会計期間においては減損処理を行な っておりません。 3.時価評価されていない主な有価証券の内容 中間連結貸借対照表計上額(千円) その他有価証券 非上場株式(店頭売買株式を除く) 722,075 - 23 - (前連結会計年度)(平成 16 年3月 31 日現在) 有価証券 1.満期保有目的の債券で時価のあるもの 連結貸借対照表計上額 (千円) (1)国債・地方債等 時価(千円) 差額(千円) 349,711 349,909 197 (2)社債 − − − (3)その他 − − − 349,711 349,909 197 合計 2.その他有価証券で時価のあるもの 取得原価(千円) (1)株式 連結貸借対照表計上額 (千円) 差額(千円) 888,101 1,595,590 707,489 国債・地方債等 − − − 社債 − − − その他 − − − (3)その他 − − − 888,101 1,595,590 707,489 (2)債券 合計 (注)表中の「取得原価」は減損処理後の帳簿価格であります。なお、当連結会計年度においては減損処理を行なって おりません。 3.時価評価されていない主な有価証券の内容 連結貸借対照表計上額(千円) その他有価証券 非上場株式(店頭売買株式を除く) 940,492 関連会社株式 295,988 ③ デリバティブ取引関係 前中間連結会計期間(自平成 15 年 4 月 1 日 至平成 15 年 9 月 30 日)、当中間連結会計期間(自平成 16 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 9 月 30 日)及び前連結会計年度末(自平成 15 年 4 月 1 日 至平成 16 年 3 月 31 日) 先物為替予約が付され、決算時における自国通貨額が確定している外貨建金銭債権債務等は、中間連結(連結)貸借 対照表に当該自国通貨で表示しているため、該当事項はありません。 - 24 - ④ セ グ メ ン ト 情 報 【事業の種類別セグメント情報】 貨物運送事業の営業収入及び営業利益の金額は、全セグメントの営業収入の合計及び営業利益の合計に占 める割合がいずれも 90%超であるため、事業の種類別セグメント情報の記載を省略しております。 【所在地別セグメント情報】 前中間連結会計期間(自平成 15 年4月1日 Ⅰ 至平成 15 年9月 30 日) 欧州・アフ リカ (千円) アジア・オ セアニア (千円) 日本 (千円) 米州 (千円) (1)外部顧客に対する営業収 入 48,241,648 15,550,922 8,453,635 27,792,644 100,038,851 − 100,038,851 (2)セグメント間の内部営業 収入又は振替高 720,950 1,348,327 433,269 538,503 3,041,051 △3,041,051 − 計 48,962,599 16,899,250 8,886,904 28,331,148 103,079,902 △3,041,051 100,038,851 営業費用 47,570,267 16,908,311 8,744,715 26,951,668 100,174,963 △3,008,851 97,166,111 営業利益又は営業損失 1,392,331 △9,061 142,189 1,379,479 2,904,939 △32,200 2,872,739 計 (千円) 消去又は全社 (千円) 連結 (千円) 営業収入及び営業利益 営業収入 当中間連結会計期間(自平成 16 年4月1日 Ⅰ 至平成 16 年9月 30 日) 欧州・アフ リカ (千円) アジア・オ セアニア (千円) 日本 (千円) 米州 (千円) (1)外部顧客に対する営業収 入 57,508,236 14,554,017 9,318,649 32,580,087 113,960,991 − 113,960,991 (2)セグメント間の内部営業 収入又は振替高 544,266 1,652,857 539,602 563,365 3,300,091 △3,300,091 − 計 58,052,502 16,206,875 9,858,252 33,143,452 117,261,082 △3,300,091 113,960,991 営業費用 56,077,813 16,073,621 9,693,506 31,390,084 113,235,025 △3,252,847 109,982,177 営業利益 1,974,689 133,253 164,746 1,753,368 4,026,057 △47,244 3,978,813 計 (千円) 消去又は全社 (千円) 連結 (千円) 営業収入及び営業利益 営業収入 前連結会計年度(自平成 15 年4月1日 Ⅰ 至平成 16 年3月 31 日) 欧州・アフ リカ (千円) アジア・オ セアニア (千円) 日本 (千円) 米州 (千円) (1)外部顧客に対する営業収 入 101,336,172 28,497,226 17,632,016 55,475,698 202,941,114 − 202,941,114 (2)セグメント間の内部営業 収入又は振替高 1,364,485 2,579,063 850,579 1,000,433 5,794,561 △5,794,561 − 計 102,700,657 31,076,289 18,482,595 56,476,132 208,735,675 △5,794,561 202,941,114 営業費用 98,481,589 30,652,980 18,221,574 53,847,921 201,204,065 △5,834,186 195,369,878 営業利益 4,219,068 423,309 261,021 2,628,210 7,531,610 39,625 7,571,236 計 (千円) 消去又は全社 (千円) 連結 (千円) 営業収入及び営業利益 営業収入 - 25 - (注)1.地域区分は事業活動の相互関連性及び地理的近接度を考慮し、区分しております。 2.本邦以外の区分に属する主な国又は地域は次のとおりであります。 (1)米州………………………………米国、カナダ、及び中南米諸国 (2)欧州・アフリカ…………………英国、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブル グ、スイス、アイルランド、ロシア、南アフリカ及びその他の欧州、アフ リカ、中近東諸国 (3)アジア・オセアニア……………香港、中国、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、インド、フ ィリピン、オーストラリア及びその他のアジア・オセアニア諸国 【海外営業収入】 前中間連結会計期間(自平成 15 年4月1日 至平成 15 年9月 30 日) 米州 欧州・アフリカ アジア・オセア ニア 計 Ⅰ 海外営業収入(千円) 15,550,937 8,459,461 27,800,033 51,810,432 Ⅱ 連結営業収入(千円) − − − 100,038,851 Ⅲ 海外営業収入の連結営業収入に占め る割合(%) 15.5 8.5 27.8 51.8 当中間連結会計期間(自平成 16 年4月1日 至平成 16 年9月 30 日) 米州 欧州・アフリカ アジア・オセア ニア 計 Ⅰ 海外営業収入(千円) 14,556,455 9,325,144 32,587,421 56,469,021 Ⅱ 連結営業収入(千円) − − − 113,960,991 Ⅲ 海外営業収入の連結営業収入に占め る割合(%) 12.8 8.2 28.6 49.6 前連結会計年度(自平成 15 年4月1日 至平成 16 年3月 31 日) 米州 欧州・アフリカ アジア・オセア ニア 計 Ⅰ 海外営業収入(千円) 28,498,473 17,643,791 55,490,148 101,632,413 Ⅱ 連結営業収入(千円) − − − 202,941,114 Ⅲ 海外営業収入の連結営業収入に占め る割合(%) 14.0 8.7 27.3 50.1 (注)1.地域区分は事業活動の相互関連性及び地理的近接度を考慮し、区分しております。 2.各区分に属する主な国又は地域は次のとおりであります。 (1)米州………………………………米国、カナダ、及び中南米諸国 (2)欧州・アフリカ…………………英国、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブル グ、スイス、アイルランド、ロシア、南アフリカ及びその他の欧州、アフ リカ、中近東諸国 (3)アジア・オセアニア……………香港、中国、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、インド、フ ィリピン、オーストラリア及びその他のアジア・オセアニア諸国 3.海外営業収入は、当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における営業収入であります。 - 26 - (1株当たり情報) 前中間連結会計期間 (自 平成15年4月1日 至 平成15年9月30日) 1株当たり純資産額 当中間連結会計期間 (自 平成16年4月1日 至 平成16年9月30日) 1,007.54円 1株当たり純資産額 1株当たり中間純利益 (自 至 前連結会計年度 平成15年4月1日 平成16年3月31日) 1,123.05円 1株当たり純資産額 47.84円 1株当たり中間純利益 1,021.73円 60.40円 1株当たり当期純利益 80.72円 なお、潜在株式調整後1株当たり なお、潜在株式調整後1株当たり なお、潜在株式調整後1株当たり 中間純利益金額については、潜在株 中間純利益金額については、潜在株 当期純利益金額については、潜在株 式が存在しないため記載しておりま 式が存在しないため記載しておりま 式が存在しないため記載しておりま せん。 せん。 せん。 (注) 1株当たり中間(当期)純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。 前中間連結会計期間 当中間連結会計期間 前連結会計年度 (自 平成15年4月1日 (自 平成16年4月1日 (自 平成15年4月1日 至 平成15年9月30日) 至 平成16年9月30日) 至 平成16年3月31日) 中間(当期)純利益 普通株主に帰属しない金額 (うち役員賞与) 普通株式に係る中間(当期)純利益 期中平均株式数 1,626,683千円 2,103,860千円 2,887,029千円 − − 142,426千円 (−) (−) (135,280千円) 1,626,683千円 2,103,860千円 2,744,603千円 33,999千株 34,830千株 33,999千株 - 27 - 5. 仕 入 ・ 販 売 の 状 況 (1)仕入実績 当社グループは貨物運送事業の単一セグメントでありますが、仕入の状況を品目別に分けると次のとおりであり ます。 当中間連結会計期間 (自 平成16年4月1日 対前年同期増減率(%) 至 平成16年9月30日) (千円) 品目 貨物運送事業 国際航空貨物(利用航空運送事業、輸入混載貨物事業等) 58,096,406 16.6 国際海上貨物(利用外航運送事業等) 12,220,908 27.2 国内航空貨物(利用航空運送事業等) 5,127,989 1.8 その他 7,302,085 8.5 82,747,390 16.2 合計 (注)1.上記金額には消費税等は含まれておりません。 2.国内航空貨物は、日本国内における航空貨物運送業であります。 (2)販売実績 当社グループは貨物運送事業の単一セグメントでありますが、販売の状況を品目別に分けると次のとおりであり ます。 当中間連結会計期間 (自 平成16年4月1日 対前年同期増減率(%) 至 平成16年9月30日) (千円) 品目 貨物運送事業 国際航空貨物(利用航空運送事業、輸入混載貨物事業等) 79,443,663 13.9 国際海上貨物(利用外航運送事業等) 15,742,388 20.8 国内航空貨物(利用航空運送事業等) 7,612,680 4.0 11,162,258 12.4 113,960,991 13.9 その他 合計 (注)1.上記金額には消費税等は含まれておりません。 2.相手先別の販売実績については、総販売実績に対して 100 分の 10 を超える相手先はありませんので、記 載を省略しております。 3.国内航空貨物は、日本国内における航空貨物運送業であります。 - 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