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EUにおける航空保安の強化について

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EUにおける航空保安の強化について
EUにおける
EUにおける航空保安
における航空保安の
航空保安の強化について
強化について
2006年11月17日
在ハンブルク日本国総領事館
2006年11月6日以降、EU域内空港出発便を対象に機内持ち込み物に関する規制が以下のとおり強
化されました。年末・年始はご旅行、一時帰国などで航空機を利用する機会が増えると考えられますので十
分にご注意願います。
なお、本情報はあくまで参考として提供しているものですので、詳細につきましては、ご利用になる空港、
航空会社、旅行代理店等に必ずご確認ください。
1.規制内容等
(1)液体類の機内持ち込みが次のとおり制限されています。
◆1容器あたり100ml以内でなければならない。
(※残量が100ml以下であっても容積が100mlを超えるものは不可)
◆透明な密閉式のビニール袋(ジップロック式)1枚に梱包されていなければならない。1枚の袋に
収まる限りであれば、複数個入れてOK。
◆ビニール袋の容積は1リットル以内(約20cm×約20cm)でなければならない。
◆手荷物検査の際にはパソコン等と同様に係員に提示しなければならない。
(2)液体類とは?
◆化粧品(歯みがき粉、髭剃りクリーム、ヘアジェル、リップグロス、液体状マスカラ、クリーム、香
水など)
◆水やその他飲料、クリーム状の食品など。
◆その他液体類似品を含む。
(3)次のものは例外として機内に持ち込むことが可能です。
◆機内で必要なベビーフード
◆機内で必要な糖尿病患者用食品などの特別な食品
◆機内で必要な医薬品(但し、処方箋・医師の診断書の提示が必要な場合あり)
2.対象便
(1)EU域内及びノルウェー・スイス・アイスランド内空港を出発する便
(2)上記空港到着便は対象外ですが、到着後乗り継ぎ便に搭乗する場合には同様の注意が必要です。
○「成田発→フランクフルト着」に搭乗の場合:従来の制限(刃物等危険物の持ち込み禁止)どおり。
×「成田発→フランクフルト経由→ハンブルク着」に搭乗の場合:フランクフルト出発前に放棄する必
要があるので要注意。
3.免税品の扱い
(1)EU域内及びノルウェー・スイス・アイスランド内空港で出国後に免税店で購入した液体類:
(免税品
店の店員よる)梱包及びシールにて封印されている(シール有効期限は購入当日のみ)状態でレシー
トを提示すれば機内持ち込み可能。
(2)上記域外の免税店で購入した液体類:EU加盟国、ノルウェー、スイス、アイスランドの空港で乗り
継ぎする場合、乗り継ぎ便への持込不可。
(例)成田からフランクフルト乗り継ぎでハンブルクに向かう場合、成田空港内の免税店で購入したウ
ィスキーは、「フランクフルト→ハンブルク」便の機内へは持ち込み不可。
(3)機内で購入した液体類:EU加盟国、ノルウェー、スイス、アイスランドの航空会社による運行便の
機内で購入した液体類は、封印された袋に入れた状態でレシートを提示すれば機内持ち込み可能。
4.ハンブルク空港における措置
(1)今回の措置に伴い、セキュリティチェックに時間がかかることが予想されるため、ハンブルク空港は
以下を推奨。
◆ドイツ国内・EU域内便の場合:出発の1時間30分前までにチェックイン。
◆長距離便の場合:出発の2~3時間前にチェックイン。
(2)経過措置として、各ターミナル・インフォメーション及び Airport Office において機内持ち込み用ビ
ニール袋を配布。
5.その他
イギリス発及び乗り継ぎの場合は、
上記に加え、機内持ち込み可能な手荷物が一人につき1個のみとなり、
手荷物の3辺の大きさが56cm×45cm×25cm以内に制限されます(航空会社によっては更に小さ
く規制している場合もあるので要注意)のでご注意下さい(楽器については2個目の手荷物として認められ
る)。
以上
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