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平成24年度 各施設の評価シート(PDF形式:2810KB)

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平成24年度 各施設の評価シート(PDF形式:2810KB)
平成24年度に指定管理者が管理運営を行った施設(244施設)
○市民・スポーツ文化局所管施設
No.
施 設 名
施設
数
1
新治ファミリーランド
1
2
大宮ソニック市民ホール
1
3
ホテル南郷
1
4
六日町山の家
1
5
見沼ヘルシーランド
1
6
馬宮コミュニティセンター外3施設
4
7
東大宮コミュニティセンター外3施設
4
8
コミュニティセンターいわつき外2施設
3
9
南浦和コミュニティセンター外5施設
6
10 日進公園コミュニティセンター
1
11 武蔵浦和コミュニティセンター
1
12 市民活動サポートセンター
1
13 浦和駒場体育館
1
14 大宮体育館
1
15 与野体育館
1
16 浦和西体育館
1
17 記念総合体育館
1
18 大宮武道館
1
19 文化センター
1
市民会館うらわ
20 市民会館おおみや
3
市民会館いわつき
21
伝統文化施設恭慶館・氷川の杜文化
館
2
22 地域中核施設プラザノース
1
23 地域中核施設プラザイースト
1
24 地域中核施設プラザウエスト
1
指定管理者
指定期間
H24.4.1
∼28.3.31
H21.4.1
(公財)埼玉県産業文化センター
∼26.3.31
H24.4.1
みなみやま観光(株)
∼28.3.31
H24.4.1
六日町山の家運営特定企業体
∼28.3.31
クリーン工房・さいたま管理システム連 H24.4.1
合体
∼28.3.31
H23.4.1
(公財)さいたま市文化振興事業団
∼28.3.31
H23.4.1
(公財)さいたま市文化振興事業団
∼28.3.31
H23.4.1
(公財)さいたま市文化振興事業団
∼28.3.31
H23.4.1
(公財)さいたま市文化振興事業団
∼28.3.31
H23.4.1
(公財)さいたま市文化振興事業団
∼28.3.31
H25.1.4
オーエンス・アイルグループ
∼28.3.31
特定非営利活動法人 さいたまNPO H23.4.1
センター
∼28.3.31
H22.4.1
埼玉シミズ・浦和スポーツクラブJV
∼26.3.31
H22.4.1
株式会社日産クリエイティブサービス
∼26.3.31
住友不動産建物サービス・住友不動 H22.4.1
産エスフォルタ共同事業体
∼26.3.31
埼玉シミズ・浦和レッズ・レッズランド H22.4.1
JV
∼26.3.31
H22.4.1
(株)クリーン工房
∼26.3.31
毎日興業(株)・特定非営利活動法人 H22.4.1
さいたまスポーツクラブ共同事業体
∼26.3.31
H22.4.1
(公財)さいたま市文化振興事業団
∼27.3.31
H22.4.1
(公財)さいたま市文化振興事業団
∼27.3.31
H22.4.1
(公財)さいたま市文化振興事業団
∼27.3.31
H22.4.1
(公財)さいたま市文化振興事業団
∼27.3.31
H22.4.1
(公財)さいたま市文化振興事業団
∼27.3.31
H20.5.1
プラザノースマネジメント(株)
∼35.3.31
H23.4.1
(公財)さいたま市文化振興事業団
∼28.3.31
H23.4.1
(公財)さいたま市文化振興事業団
∼28.3.31
施設所管課
首都圏建物サービス協同組合
市民総務課
コミュニティ推進
課
市民活動支援室
総合
評価
シート
掲載
ページ
C
1
B
3
B
5
B
7
B
10
B
12
B
15
B
18
B
20
B
23
B
25
B
27
B
30
B
32
B
34
B
36
B
38
B
40
B
42
B
44
B
46
B
48
B
50
B
53
B
56
B
59
スポーツ振興課
文化振興課
○保健福祉局所管施設
No.
施 設 名
施設
数
25
浦和ふれあい館・大宮ふれあい福祉セ
ンター
2
(福)さいたま市社会福祉協議会
26 年輪荘
2
(福)埼玉県共済会
27 グリーンヒルうらわ
4
(福)さいたま市社会福祉事業団
28 老人福祉センター(8施設)
8
(福)さいたま市社会福祉事業団
29 老人福祉センター仲本荘
1
(福)さいたま市社会福祉事業団
指定管理者
30 老人福祉センター武蔵浦和荘
1
オーエンス・アイルグループ
31 健康福祉センター西楽園
1
(福)さいたま市社会福祉事業団
32 老人憩いの家(10施設)
10
(福)さいたま市社会福祉事業団
33 老人憩いの家ふれあいプラザ
1
(公財)さいたま市文化振興事業団
34 大砂土デイサービスセンター
1
(福)欣彰会
35 上峰デイサービスセンター
1
(福)明日栄会
36 槻寿苑デイサービスセンター
1
(福)さいたま市社会福祉事業団
37 与野本町デイサービスセンター
1
(福)毛呂病院
38 高齢者生きがい活動センター
1
(公社)さいたま市シルバー人材セン
ター
39 大崎むつみの里
1
(福)さいたま市社会福祉事業団
2
(福)さいたま市社会福祉事業団
41 槻の木
3
(福)さいたま市社会福祉事業団
42 かやの木
1
(福)さいたま市社会福祉事業団
43 日進職業センター
1
(福)さいたま市社会福祉事業団
44 さくら草学園
1
(福)さいたま市社会福祉事業団
45 杉の子園
1
(福)さいたま市社会福祉事業団
46 障害者福祉施設みのり園
1
(福)さいたま市社会福祉事業団
47 大砂土障害者デイサービスセンター
1
(福)さいたま市社会福祉事業団
48 みずき園
1
(福)さいたま市社会福祉事業団
49 はるの園
1
(福)さいたま市社会福祉事業団
40
障害者福祉施設春光園(けやき、うえ
みず)
指定期間
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H23.5.1
∼26.3.31
H25.1.4
∼28.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼26.3.31
H23.4.1
∼28.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H23.4.1
∼28.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H23.4.1
∼27.3.31
施設所管課
福祉総務課
総合
評価
シート
掲載
ページ
B
62
A
64
B
68
B
71
B
75
B
78
B
80
B
82
B
85
B
87
B
89
B
91
B
93
B
96
B
98
B
101
B
104
B
107
B
110
B
112
B
114
B
116
B
118
B
120
B
122
総合
評価
シート
掲載
ページ
B
124
B
127
B
129
B
131
高齢福祉課
高齢福祉課
障害福祉課
○子ども未来局所管施設
No.
施 設 名
50 児童養護施設カルテット
51
母子生活支援施設(けやき荘、こすもす
荘)
52 文蔵児童センター外16か所
53 宮前放課後児童クラブ外73か所
施設
数
1
指定管理者
(福)浦和福祉会
2
(福)さいたま市社会福祉事業団
17
(福)さいたま市社会福祉事業団
74
(福)さいたま市社会福祉事業団
指定期間
H21.4.1
∼25.3.31
H22.4.1
∼27.3.31
H22.4.1
∼26.3.31
H22.4.1
∼26.3.31
施設所管課
子育て支援課
青少年育成課
○経済局所管施設
No.
施 設 名
施設
数
54 産業文化センター
1
55 勤労女性センター
1
56 農村広場(春おか広場)
1
57 大宮花の丘農林公苑
1
指定管理者
指定期間
毎日興業・首都圏建物サービス協同
組合JV
H22.4.1
∼26.3.31
H22.4.1
(公財)さいたま市文化振興事業団
∼26.3.31
(株)クリーン工房・(株)芦川産業協同 H24.4.1
事業体
∼29.3.31
H24.4.1
(公財)さいたま市公園緑地協会
∼29.3.31
総合
評価
シート
掲載
ページ
経済政策課
B
133
労働政策課
B
135
B
137
B
139
総合
評価
シート
掲載
ページ
B
141
B
143
B
145
B
147
B
149
B
151
B
153
B
155
B
157
B
160
B
163
B
166
B
169
B
172
B
175
B
177
B
179
総合
評価
シート
掲載
ページ
B
181
施設所管課
総合
評価
シート
掲載
ページ
青少年宇宙科学
館
B
183
施設所管課
見沼グリーンセ
ンター
○都市局所管施設
No.
施 設 名
指扇駅南自転車駐車場ほか4施設(A
グループ 西区・北区)
大栄橋錦町自転車駐車場ほか7施設
59
(Bグループ 大宮区)
南与野駅第1自転車駐車場ほか5施設
60
(Cグループ 中央区)
高砂第1自転車駐車場ほか6施設(Dグ
61
ループ 浦和区、南区、見沼区)
58
施設
数
指定管理者
都市交通課
H22.4.1
∼26.3.31
北部都市・公園
管理事務所
管理課
H22.4.1
∼26.3.31
クリーン工房・さいたま管理システム連 H22.4.1
合体
∼26.3.31
H22.4.1
(公財)さいたま市公園緑地協会
∼26.3.31
北部都市・公園
管理事務所
管理課
サイカパーキング(株)
8
(一財)さいたま市都市整備公社
6
(一財)さいたま市都市整備公社
7
(一財)さいたま市都市整備公社
1
(一財)さいたま市都市整備公社
63 桜木駐車場
1
(一財)さいたま市都市整備公社
64 武蔵浦和駅東駐車場
1
(株)日鉄コミュニティ
65 浦和駅東口駐車場
1
(株)パルコスペースシステムズ
66 大和田公園、天沼緑地
2
(公財)さいたま市公園緑地協会
西遊馬公園、三橋総合公園、
宝来運動公園、三橋プール
68 堀崎公園
69
4
1
岩槻諏訪公園、岩槻文化公園、川通
公園、岩槻温水プール、
4
(公財)さいたま市公園緑地協会
駒場運動公園、秋葉の森総合公園、
70 岩槻城址公園、アーバンみらい他街区
公園等、大宮公園サッカー場
5
(公財)さいたま市公園緑地協会
浦和総合運動場・浦和北公園・三浦運
動公園
3
アイル・コーポレーション(株)
72 沼影公園
1
ケント・コーポレーション・アイル・コー
ポレーション共同企業体
73 荒川総合運動公園
1
日本環境マネジメントグループ
3
(公財)さいたま市公園緑地協会
71
74
下落合プール・与野中央公園・八王子
公園
施設所管課
H21.4.1
∼26.3.31
H21.4.1
∼26.3.31
H21.4.1
∼26.3.31
H21.4.1
∼26.3.31
H21.4.1
∼26.3.31
H21.4.1
∼26.3.31
H21.4.1
∼26.3.31
H23.4.1
∼28.3.31
5
62 北浦和臨時駐車場
67
指定期間
H21.4.1
∼26.3.31
H22.4.1
∼26.3.31
H22.4.1
∼26.3.31
H22.4.1
∼26.3.31
H22.4.1
∼26.3.31
北部・南部都市・
公園管理事務所
管理課
南部都市・公園
管理事務所管理
課
○建設局所管施設
No.
施 設 名
75 市営氷川住宅・シビック住宅天沼
施設
数
2
指定管理者
埼玉県住宅供給公社
指定期間
H22.4.1
∼27.3.31
施設所管課
住宅課
○教育委員会所管施設
No.
76 宇宙劇場
施 設 名
施設
数
1
指定管理者
(公財)さいたま市文化振興事業団
指定期間
H22.4.1
∼26.3.31
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市新治ファミリーランド
(2)施設概要
①所在地
群馬県利根郡みなかみ町相俣159番地1
②施設の設置目的
豊かな自然環境の中で市民の健康の増進及び余暇活動の充実を図るための
保養施設
③施設の概要
開 設/平成13年4月25日
構造等/コテージ、バンガロー、管理棟、炊事棟、温泉棟 木造一部RC造
面 積/敷地面積 44,992.57㎡ 延床面積 1,079.82㎡
客 室/コテージ5棟、バンガロー5棟
付属施設/オートキャンプサイト9区画、キャンプサイト16区画、温泉棟
(3)指定管理者
首都圏建物サービス協同組合
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成24年4月1日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成22年度 6,160千円
平成23年度 6,138千円
平成24年度 6,064千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
件 数/ コテージ棟 348件(前年度 327件)
バンガロー棟 195件(前年度 207件)
オートキャンプ 291件(前年度 239件)
キャンプサイト 271件(前年度 191件)
件数合計
1,105件(前年度 964件)
人 数/大人 2,790人(前年度 2,478人)、小人 1,170人(前年度 1,040人)
未就学児 331人(前年度 356人)、合計 4,291人(前年度 3,874人)
◇業務実施状況
・利用者への地元観光の紹介
・用品及び備品の貸出と管理
・施設内の装置及び備品の修理点検
・施設内の巡回点検
・閉鎖時の巡回点検及び点検管理
②維持管理業務の状況
・各施設の維持管理
・施設内樹木の剪定、消毒及び除草
・増幅器ユニット落雷破損に係る交換
③その他(自主事業等)
・地産バーベキュー食材のワンコイン販売
・流木を活用した工作
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 6,219千円(前年度 5,772千円)
・指定管理料 6,064千円(前年度 6,138千円)
②支出
・人件費
7,621千円(前年度 6,829千円)
・事務費
525千円(前年度
402千円)
・施設管理費
4,138千円(前年度 4,553千円)
1
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
地産のバーベキュー
食材ワンコイン販売
達成状況
57食の販売があり、前年比285%の伸びとなった。事業開始3年目で、ようやく利用
者に認知されるようになってきている。
赤谷湖の流木利用による夏休 参加件数が7件にとどまり、周知不足は否めない。
み工作指導
3.評価
(1)指定管理者による評価
H24年度の営業開始以降は順調に利用が進捗したが、施設の経年劣化により9月22日にコテージウッドデッキが
崩落した。 これに伴いコテージ1から5までのデッキを解体撤去しての営業となりましたが、通年では件数114.6%、
人数110.8%のご利用を頂く結果を得られたことは、市民ご利用者から一定の評価を頂いたものと解釈しておりま
す。
また、オートサイト・キャンプサイトの区画看板、キャンプサイトの外柵の自前修繕を実施し、管理経費の縮減と利
便性の向上に努めました。
施設ご利用の安全確保のため、利根沼田広域消防署の指導による防災訓練に消火器による消火訓練に参加10
名、普通救命講習に参加10名を致しました。
ご利用者には、夏休みイベントとしてスーパーボールを使った宝探しゲーム及びくじ引きゲームを実施し、50名強に
ご参加を頂くなど大好評を得ました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局市民生活部市民総務課)
(C)
総合評価
※A∼D
・前年度比で、利用件数14%増、利用者数10%増、利用料収入7.7%増となり、平成21年度に続く高い利用率・
利用料収入となったが、施設全体の稼働率は相変わらず13%台と低迷している。施設別稼働率では、コテージ(バ
リアフリーコテージを含む) 29.2%、バンガロー 17.0%、オートキャンプサイト 13.3%、キャンプサイト 7.
0%となっており、オートキャンプサイト、キャンプサイトの利用率及び平日の利用率の低さが全体稼働率を押し下げ
る要因となっている。指定管理者においては、夏休み期間以外の利用を促すようなプランやみなかみ町の周辺観光
資源とのタイアップなど、利用者への積極的なアプローチを期待する。
・9月22日にコテージ4号棟において、ウッドデッキの破損事故が発生した。指定管理者は危険性についてたびたび
所管課への口頭報告を行っていたようだが、事故を未然に防ぐことができなかったことは痛恨の極みである。今後は
所管課・指定管理者で点検マニュアルを作成し点検・報告を行うことで、両者が施設老朽化の共通認識を持ち、二度
とこのような事象が発生しないように注意する必要がある。
・指定管理者としての施設PRが、地域情報誌(東京新聞ショッパー)広告ぐらいしかなく、市民への周知が足らない
と思われる。キャンプ用品業者やキャンプ専門誌とのコラボレーションの検討など、資源を有効活用できるPR活動を
行ってもらいたい。
・キャンプ場外周柵やサイト表示看板など自主的な修繕については、手元にある資源を有効に活用し、利用者の利
便性を高めていることは評価でき、今後も続けていただきたい。
・支出総額合計としては大きな変化はないが、人件費の増大及び施設管理費の縮小が顕著である。より一層、適切
で効果的な資金投入をしていただきたい。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
衛生・安全面において利用者の信頼を失うことを2度とおこなさいよう清掃や施設整備に努め、安心安全な施設の管
理運営を継続していただきたい。また、国内友好都市である「みなかみ町」の豊かな自然や観光施設・地元物産など
の魅力ある資源を活用し、新しい利用者層の開拓・拡大と既存利用者へのサービス向上及び周辺情報の提供に努
めていただきたい。
2
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市大宮ソニック市民ホール
(2)施設概要
①所在地
さいたま市大宮区桜木町1丁目7番地5
②施設の設置目的
市民文化の向上及び市民相互の交流を促進する
③施設の概要
開 設/昭和63年4月8日
構造等/(ソニックシティビル全体) 鉄筋コンクリート造地上31階地下4階
(市民ホール) 4階の一部
面 積/(ソニックシティビル全体) 敷地面積 7,583㎡
(市民ホールのみ) 延床面積 712㎡
集会室/第1・第4集会室(401・404) 171㎡(90席)
第2・第3集会室(402・403) 185㎡(111席)
第1集会室から第4集会室での連結して使用可能
(3)指定管理者
公益財団法人埼玉県産業文化センター
※平成25年4月1日から公益法人化
(4)指定期間、指定管理料
平成21年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
利用料金で運営しているため指定管理料はない。
なお、収支が黒字であるため、指定管理者より平成24年度11,416千円
の納付金があった。
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況 利用件数 2,398件(前年度 2,344件)
日数稼働率 91.3%(前年度86.3%)
実質稼働率 66.2%(前年度 63.2%)
◇業務実施状況
・施設の利用受付及び利用に関する打合せ
・施設利用時の設備・備品の貸出とセッティング
・施設利用時の空調設備等の稼動
・インフォメーションコーナーでの催事案内
・ホームページ等による利用促進セールス
②維持管理業務の状況
・設備の点検、清掃、警備、修繕、防災業務
③その他(自主事業等)
・イベント企画
(大宮アルディージャPRESENTS「頭と体のストレッチ教室ⅰnソニック」)
(運動・スポーツから心身の健康へのバトンパス」
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 32,814千円(前年度 32,931千円)
②支出
・管理費 7,304千円(前年度 7,342千円)
・事務費 11,307千円(前年度 12,712千円)
(7)その他
3
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
市民参加のイベントの企画
達成状況
地元プロサッカーチームの協力をいただき、スポーツを通した市民交流を支援する
ことできた。また、スポーツを通じて参加者の健康チェックを図り、健康的な市民生活
を送るノウハウや健康の大切さを、参加者に講義を通じて認識させることができた。
3.評価
(1)指定管理者による評価
・4から5月にかけてリニューアル工事に伴う休館があったものの、予算額31,293千円のところ、決算額は32,8
14千円となり、計画を上回ることができた。
・利用者には不便をかけることないよう年中無休(年末年始、2,8月の法令点検日を除く)で勤務後の受付も行える
よう19時までの体制を敷いており、利用者の立場にたった受付を行った。
・交通の利便性及び大ホール、展示場等を併設した複合施設としての条件を生かし、毎年、全国規模の学会等を誘
致することで、当市民ホールのPRに貢献している。また、地域に市民ホールが根付いている証しとして地元活動団
体の美術展、書道展等は毎年市民ホールにて開催され、利用者はもとより来場者からも好評を博している。
・財団職員すべてに接遇研修や職能研修を実施している。職員それぞれの能力に応じ、資質向上を目指した研修を
行い、安心・安全・快適な施設利用を行っていただくよう研鑽を積んでいる。毎年、気持ちを一新することでフレッシュ
な気持ちでお客様を迎え入れることができたと思われます。このことにより、毎年2回実施している利用者アンケート
でも、お客様からからも満足いく回答を得ました。
・平成25年4月で建築から四半世紀を経過したが、上記のソフト、ハードの両面のきめ細かい配慮により、他に類を
見ない1ランク上のグレードを維持し、利用者からは一層愛される施設を目指してゆきたい。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局市民生活部市民総務課)
(B)※A∼D
総合評価
・平成24年度はリニューアル工事による48日間の休館があったたにもかかわらず、前年度に比べ利用件数が増加
しており、稼働率も前年度と比較して3.6%増加し、目標を上回る成果があった。
・接遇や職能別など職員の資質向上を目的とした研修を実施した結果、職員対応について、9割以上の利用者から
「良い」との高い評価を受けている。
・随時現場確認を行い、ホワイトボードや音響機材といった備品類の瑕疵点検や修繕を実施し、利用者サービスの
向上を図っている。
・前年度に引き続き、学会・大会などのコンベンション誘致を実施し、施設の利用促進に努めている。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
コンベンションの誘致や利用者へのサービスなど、施設の利用促進に努めていただき、引き続き安定した運営をお
願いしたい。また、自主事業のイベントをさらに充実させて、施設の設置目的である市民文化の向上及び市民相互
の交流も促進されたい。
4
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市ホテル南郷
(2)施設概要
①所在地
福島県南会津郡南会津町界454番地
②施設の設置目的
市民の健康及びレクリエーションの促進を図るための保養施設
③施設の概要
開 設:昭和63年9月20日
構 造 等:鉄筋コンクリート造2階建、全室テレビ・冷暖房完備
面 積:敷地面積 1,2051.71㎡ 延床面積 3,297.91㎡
客 室:和室19室(トイレ付)、洋室2室(バス・トイレ付)
収容人員:81人
(3)指定管理者
みなみやま観光株式会社
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成24年4月1日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成22年度55,000千円、平成23年度50,000千円、平成24年度43,000千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
利用者数 7,191人(前年度7,777人)
◇業務実施状況
・宿泊及び飲食サービスの提供
・会計業務、統計集計
・利用予約業務
・フロントサービス業務
・客室サービス、接客業務
・施設の清掃業務
・館内巡回業務
②維持管理業務の状況
・施設、設備の各種保守点検(温泉設備・衛生設備・空調設備等)
・施設、設備の修繕
・温泉の源泉の鮮度維持、加温設備の稼働抑制
③その他(自主事業等)
親子体験イベント等のさいたま市民をターゲットにした自主事業を実施
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 24,780千円(前年度27,998千円)
・食事料等収入 23,931千円(前年度26,820千円)
・指定管理料 43,000千円(前年度50,000千円)
②支出
・人件費 44,747千円(前年度41,207千円)
・事務費 4,758千円(前年度 2,173千円)
・施設管理費 45,142千円(前年度47,560千円)
(7)その他
5
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
自主事業の実施
さいたま市を発着地とするバスツアー等の実施により、市民の利用増加に向けた取
組が行われた。また、「ふくしまっ子体験活動応援事業」を利用した福島県内の児
童、生徒等の受入れも行われた。
宿泊料金の割引
スキーシーズンが終わり利用客が少なくなる3月に、「スプリングキャンペーン」として
宿泊料金の減額が行われた。
3.評価
(1)指定管理者による評価
平成24年度の利用者数は7,191人となり、前年度と比べ586人の減少となりましたが、さいたま市民の利用は549人
の増加となり、東日本大震災による観光自粛ムードや東京電力福島第一原子力発電所事故による風評被害等の影
響が半分程度解消されたと実感いたします。しかしながら、利用者数の減少による収入減と、さいたま市民の利用率
向上に向けたPR活動への注力が人件費増加の一つの要因となり、収支的には苦しい結果となりました。
自主事業といたしましては、「夏休み親子イベント」の再開が実現し、秋には南郷豊年祭、花火大会を鑑賞するさい
たま市発のバスツアーも催行することが出来ました。
特に、南会津町の事業である「みなみ愛’s出逢いフェスタ」は、ホテル南郷を舞台に地元男性と県外女性の出逢い
を目的に実施され、さいたま市内の女性2名を含む男女32名が参加し、連携サービスの一つとして、今後の新たな可
能性を感じる事業でありました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局市民生活部市民総務課)
(B)※A∼D
総合評価
東日本大震災等の影響で東北地方の観光客が減少する厳しい状況にあって、さいたま市民の利用が増加したの
は、積極的なPR活動や利用料金の割引など指定管理者の努力のたまものであると考えられます。
また、昨年度に引き続き、「ふくしまっ子体験活動応援事業」に参加し、原発事故の影響で戸外で自由に遊べない福
島の児童等の受入れを行うなど、社会的な貢献が大きかったと評価しています。
施設管理の面では、給湯設備やボイラー等の保守点検が適切に行われるとともに、浴室用の循環ポンプの交換や
トイレ排水管の漏水修繕等が迅速に行われ、安全かつ快適な利用環境が整備されていました。
利用者に行ったアンケート調査では、7割以上の方が従業員の対応に満足しており、一年を通じて親切・丁寧な接
客が行われました。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
東日本大震災等の影響は来年度も避けられないと思われますが、引き続き、福島県南会津町の豊かな自然や文化
など地元の魅力を伝える事業を実施することにより、利用者の確保に積極的に取り組み、さいたま市と南会津町の交
流の拠点としての役割を果たしていただきたいと考えています。
6
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市六日町山の家
(2)施設概要
①所在地
新潟県南魚沼市坂戸831−2
②施設の設置目的
青少年の健全な心身の発達及び市民の保養に資するための保養施設
③施設の概要
開 設/昭和49年12月20日
構造等/鉄筋コンクリート造4階建(地下1階)、全室テレビ、冷暖房完備
面 積/敷地面積 8,835.59㎡ 延床面積 2,495.83㎡
客 室/和室14室、和室(バス・トイレ付)4室、洋室(バス・トイレ付)2室
収容人員/106人
(3)指定管理者
六日町山の家運営特定企業体
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成23年3月31日まで直営
平成24年4月1日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成24年度 50,130千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
人 数/ 市内利用者 6,488人(前年度 8,102人)
市外利用者 1,362人(前年度 1,060人)
合計 7,850人(前年度 9,162人)
◇業務実施状況
・宿泊及び飲食サービスの提供
・会計業務、統計集計
・利用予約業務
・フロントサービス業務
・客室サービス、接客業務
・施設の清掃業務
・防火等安全管理、保安警備業務
・当直業務
・自主事業等の企画及び実施に関する業務
②維持監理業務の状況
・施設、設備の各種保守点検・検査等(温泉設備・電気関連設備・空調設備等)
・施設・設備の修繕
③その他(自主事業等)
・山の家ファンクラブの発足
・食堂の郷土料理レストランの運営
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 19,531千円
・食事料等収入 16,016千円
・指定管理料 50,130千円
②支出
・人件費
29,369千円
・事務費
5,034千円
・施設管理費
56,758千円
(7)その他
7
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
山の家ファンクラブの発足
達成状況
継続して利用していただくための利用ポイント制の会員組織の発足。発足後5カ月で
約70世帯が入会し、大変好評である。
食堂の郷土料理レストランの
運営
郷土料理の定食を用意(企画)し、旅行ツアーの昼食会場として日帰り利用客を誘
致し、年間約700人の利用があった。
3.評価
(1)指定管理者による評価
企業体のそれぞれのノウハウを合わせて運営していく中で、行政財産を使用していること、また自己負担による改
修や自主事業の事前申請など行政手続きに関する認識が甘く、担当所管部署の職員の方にはご迷惑とお手数をか
けてしまったことを反省している。
ただ、その反面、大手法人に見られるような利益重視の管理された一律のサービスではなく、直営時代の良さやそ
の利用者の声にも重きをおきながら運営してきたことを評価頂ければ幸いである。提出した事業計画書や指定管理
者選定のための、プレゼンテーション内容を履行するために、懸命に事業をおこなってきたつもりであるが、実際の
お客様の声を聴いて修正したり、次年度に回すものも出てきている。
初年度、一番大きく残念だったことは自然教室の子どもたちが建物の耐震を理由に訪れなくなったことで、教育旅
行やスポーツ合宿の増加させるための営業ツールが機能させられず、収支決算にも大きな影響がでているため、抜
本的な人員や収支予算の見直しに迫られているのが現状となっている。
利用者数の増加については、市内在住、市外在住とも増加となっており、特に旧与野市(中央区)以外の利用者が
増えていることは、さいたま市内の各行政区の市民まつり等への出展PRと市民総務課で実施して頂いている各所
のPRによるものと考えられ、継続してPRに努めていく。
安全な施設運営としては、救急搬送を要するようなケガや重病人を出すことなく一年間の運営ができた。施設老朽
化によるファンコイル用ポンプのお盆休暇中の緊急停止にも、地元会社への日頃の付き合いから対応ができ、雪解
けによる地下機械室への大量の水の流入に対しても夜間にも関わらず、数人のスタッフが排出用のポンプを持参し
て駆けつけて大事に至ることなく対応できた点は地元として運営している利点として評価をして頂けると有難い。
事業収支について、支出に関しては経費の抑制をおこないながら、概ね達成することが出来た。収入に関しては利
用者増加に関する収入増の見込みは予定通り、達成することができたが、自主事業での売上見込みについて目標
を下回ってしまった。また自然教室の未実施により収入の見込みが無くなってしまったことと、その対応のための人
員数確保もおこなっていたため、人件費の圧縮や冬期間の平日利用増加への手立てがとれないまま冬期間営業を
終えてしまったことで、原油高に起因する暖房費の増加への対応が不十分であり年間通して赤字運営となってし
まった一因となっている。
しかし、新年度の4.5月の予約状況を見ると大変良い滑り出しであり、初年度のみ必要な経費もあったため、2年
目の収支については大きく改善ができると考えているが、指定管理料を4カ年で傾斜配分してあり、2カ年目は年間
で約600万円を圧縮しなければいけない計算のため、自主事業も含め営業活動の強化が急務となっている。
初年度の実績を総括すると直営時代の対応とのギャップに対して、お客様への説明に終始したような感がある。全
てが手探りの中でアンケートの内容に右往左往していたが、新規利用者の「満足した」「美味しかった」という結果が
多いことが救いとなっている。
事業計画書にあるようにさいたま市内のイベントには極力出かけていき、施設のPRに努めたが、本当にさいたま
市民全員に施設を知ってもらいたいと考えている。
また、耐震について問題のある建物とは指定管理契約時は知らされていなかったため、将来に向けた子供時代か
らの交流による、地域活性化を目指す計画は大きく見直しをおこなわなければならないのが残念である。しかし、中
越大震災を経験しても建物に何らの被害も出なかったことは、震度5強にも耐え得る建物だと考えて頂き、最低限で
の耐震化工事によって、早期に自然教室が復活することを強く望む。旧来から在籍しているスタッフたちも子供たち
とのふれあいを楽しみに勤務している姿もある。
2年目以降はお客様の満足度の向上と更なるPRをおこなっていくが、さいたま市内の法人や老人会などの団体営
業に力を入れていきたい。またさいたま市役所業務内でも色々なセクションの事業に関与させて頂き、広くさいたま
市の施策の中で「六日町山の家」の価値というものを広く認知して頂くために最大限努力していく決意である。
8
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局市民生活部市民総務課)
(B)※A∼C
総合評価
・さいたま市直営から指定管理制度へ移行した1年目であったが、指定管理者は提出した事業計画書やプレゼン内
容を履行するために、1年間大変努力いただいた。
・特に当課企画の市民イベント等での広報活動に積極的に参加いただいたことは大変評価できる。積極的な広報が
実施されたにも関わらず、教育委員会が毎年実施していた自然の教室において六日町山の家が利用されなかった
こともあり、前年度と比べ利用者数が減少してしまった。一方、市外利用者数については、前年度比300名増という
結果を出すことができた。
・利用者アンケートでは直営時代と比較した厳しい意見が相当数あったにもかかわらず、その意見を参考に改善・修
正し、大きな問題もなく一年間運営を実施した。
・指定管理者による修繕においては、1階の一般客室内への洋式トイレを設置したことや、食堂へのカウンターを設
置したことをはじめ、利用者へのサービス向上となるような修繕を積極的に実施した。
・自主事業においては、山の家ファンクラブが発足し、来館の度にバスタオルが無料で借りられたり、利用ポイントに
応じてプレゼントがもらえるという民間ならではの提案があった。また、指定管理者の構成団体の一つであるNPOも
てなしの郷が第2種旅行業の資格があるため、様々なツアー企画が実施できた。さらに、リース所有によるマイクロ
バスにて近隣への無料観光案内を実施しており、利用者へのサービス向上に寄与している。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
・今年度に引き続き、積極的に六日町山の家の広報に努めていただき、利用者の増加を目指していただきたい。
9
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市見沼ヘルシーランド
(2)施設概要
①所在地
さいたま市緑区大字大崎322番地1
②施設の設置目的
市民の健康維持及び増進、心身の休養を図るための施設
③施設の概要
開 設/昭和62年10月2日
構造等/鉄筋コンクリート造地上3階 地下1階、
面 積/敷地面積 7,320.00㎡ 延床面積 3,363.33㎡
施 設/入浴施設、大広間、温水プール、アスレチックルーム、
レストルーム、マッサージルーム
(3)指定管理者
クリーン工房・さいたま管理システム連合体
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成24年4月1日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成22年度 88,586千円
平成23年度 87,236千円
平成24年度 76,000千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
利用人数 76,215人(前年度 75,194人)
◇業務実施状況
・総務、事務、フロント業務
・入浴室、休憩室、アスレチック室及びプール並びに附属施設管理運営業務
・健康づくり事業
・警備業務
・送迎業務
②維持監理業務の状況
・清掃業務(施設・浴室)
・浴室巡回業務
・施設、設備維持管理業務
③その他(自主事業等)
・ 東浦和駅から見沼ヘルシーランド間無料送迎バス
・ 半額WEEK、半額DAYの実施
・ポイントカードの導入
・パパママ応援ショップへの加入
・各種教室等の開催
無料ストレッチ教室、アクアウォーキング、無料水泳教室
健康ウォーキング、ヘルシーリラクゼーション、子供水泳教室
各種ヨガ教室、カラオケ大会、親子絵画教室、親子紙粘土教室
親子で学ぶ着衣泳講座、親子キッズスイミング
琴演奏、ジャズライブ など
・地元野菜の販売
・アグリフェスタ、緑区民まつりへの参加
・年末年始営業
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 34,225千円(前年度 32,557千円)
・指定管理料 76,000千円(前年度 87,236千円)
②支出
・人件費
48,209千円(前年度 49,783千円)
・事務費
3,944千円(前年度 4,759千円)
・施設管理費
66,023千円(前年度 53,844千円)
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(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
利用促進
「変わり湯」のイベントを実施して楽しめる空間を演出するなど、利用の促進に努め
た。
大広間の活用
大広間を使っての「親子絵画教室」、「親子紙粘土教室」の教室やバンド演奏、琴の演
奏などを行った。
年末年始営業
年末年始(元旦を除く12/28∼1/3までの6日間)開館し、 1,806人の利用があった。ま
た、年越しそばの無料配布やくじ引きなどの企画を行なった。
3.評価
(1)指定管理者による評価
平成24年度は、前年に比べて入館者が約1,000名増加いたしました。パパママ応援ショップ優待カードで入館料半額、
また定期的に行っている半額WEEKや半額DAYといったサービスを始め、自主事業の充実、また平成20年度から変わ
らず好評いただいているフロント前での地元農家の野菜販売などの活動が、市民の皆様に支持された事と思われま
す。これからもサービスの向上、自主事業やイベントを引き続き行っていき目標である80,000名を目指して市民の皆様
に心地良くすごしていただける施設として頑張って参ります。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局市民生活部市民総務課)
(B)
総合評価
○大幅に利用者数を伸ばした23年度から、その水準を下げることなく自主事業等の充実を図ったことでさらに利用者
数を増加させた点が評価できる。
○半額WEEKやパパママ応援ショップなど、昨年以前から継続して行ってきたサービスが定着し、固定客が増加したと
思われる。
○ リレーフォーライフ(がん啓発サポートキャンペーン)やアグリフェスタ、緑区民まつり等のさいたま市主催イベントに
積極的に協力し、市民や参加団体との交流を深めた。
○市民の健康の維持及び増進を図るという当施設の設置目的を十二分に理解し、様々な健康教室やスポーツ教室事
業に自主的に取り組んでいる点は高く評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
○利用者を増やすための努力や工夫はすばらしいが、毎月の報告書や各種申請書等については細かなミスや提出
の遅れ等が目立つため、正確な事務処理をお願いしたい。
○今年の自主事業は協力団体を増やすことで地域とのつながりを広げるとのことなので、自主事業を通しての地域住
民に対するサービス向上をしていただきたい。
11
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市馬宮コミュニティセンター外3施設
(2)施設概要
さいたま市馬宮コミュニティセンター
さいたま市西部文化センター
さいたま市大宮工房館
さいたま市高鼻コミュニティセンター
①所在地
さいたま市西区大字西遊馬533番地1(さいたま市馬宮コミュニティセンター)
さいたま市西区三橋6丁目642番地4(さいたま市西部文化センター)
さいたま市大宮区堀の内町1丁目577番地3(さいたま市大宮工房館)
さいたま市大宮区高鼻町2丁目292番地1(さいたま市高鼻コミュニティセンター)
②施設の設置目的
市民のコミュニティ活動の施設として設置
③施設の概要
(さいたま市馬宮コミュニティセンター)
【開館】平成14年5月7日
【構造】鉄筋コンクリート造 地上3階建
【敷地面積】5,661.47㎡
【延床面積】5,270.93㎡
【主要施設】多目的ホール(定員298名)、第1集会室(定員45名)
(さいたま市西部文化センター)
【開館】平成2年12月1日
【構造】鉄筋コンクリート造 地下1階・地上3階建
【敷地面積】5,311.07㎡
【延床面積】4,897.71㎡
【主要施設】多目的ホール(定員420名)、会議室(定員12名)
(さいたま市大宮工房館)
【開館】平成10年5月11日
【構造】鉄筋コンクリート造 地上3階建
【敷地面積】1,240.34㎡
【延床面積】1,691.90㎡
【主要施設】第1ワークスタジオ(定員25名)、アトリエ(定員20名)
(さいたま市高鼻コミュニティセンター)
【開館】昭和48年6月1日
【構造】鉄筋コンクリート造 地下1階・地上3階建
【敷地面積】1,105.81㎡
【延床面積】2,010.12㎡
【主要施設】大会議室(定員120名)、視聴覚室(定員40名)
(3)指定管理者
公益財団法人さいたま市文化振興事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成23年4月1日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成22年度237,706千円 平成23年度 223,533千円 平成24年度 223,533千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
【利用件数】31,195件(前年度 31,139件)
【利用人数】311,302人(前年度 302,109件)
【稼働率】76.3%(前年度 74.5%)
【利用率】36.8%(前年度 37.5%)
(5)施設の管理運営の内容
◇業務実施状況
・コミュニティ活動・生涯学習活動の支援となる自主事業の企画及び実施
・コミュニティ活動等の情報提供・相談対応
・施設の貸し出し
②維持管理業務の状況
・施設、設備等の保守管理及び修繕を実施
③その他(自主事業等)
【自主事業(さいたま市馬宮コミュニティセンター外3施設)】
・クリスマスコンサート(196)、夏休み子どもパン作り講座(28) 外3施設において各種講座を
開催
※( )内の数字は、参加人数
12
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 223,533千円 (前年度 223,533千円)
・文化事業収入 1,067千円 (前年度 968千円)
・その他収入 710千円 (前年度 611千円)
・修繕積立預金取崩 1,387千円 (前年度 1,427千円)
・前期繰越 2,349千円 (前年度 170千円)
②支出
・人件費 96,034千円 (前年度 95,418千円)
・事務費 1,123千円 (前年度 947千円)
・施設管理費 129,226千円 (前年度 123,203千円)
・文化事業費 2,376千円 (前年度 2,295千円)
(7)その他
地域連絡協議会を年2回開催し、地域コミュニティの推進と住民福祉の向上を図るとともに、
同協議会にて提案された意見・要望などを生かし、市民ニーズに即応した円滑な施設運営を
行ってまいりました。
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
コミュニティ活動・生涯学習活 各種講座や上級救命講習会等を開催したほか、コミセンまつりや利用サークル作品展示、コ
動の支援となる自主事業の企 ンサートなど、合計96事業を実施し、7,228名の参加者を得ました。
また、4施設において利用団体の活動内容を記載した「チラシセッション」を市民活動サポート
画及び実施
センターと協働開催しました。
コミュニティ活動等の情報提
供・相談対応事業
事業団ホームページや事業団情報誌SaCLaの発行により、施設で実施する講座等を紹介
するとともに、コミュニティセンターだよりを月1回発行し、施設の利用情報や、施設を取り巻く
地域の情報を掲載し、市民への情報提供に努めました。
また、施設利用に関する案内以外にも積極的に対応するため、市民相談コーナーを設置し、
問題解決のための情報を提供するとともに、関係機関の紹介を速やかに行いました。
施設の貸出
パソコンが苦手な方のために予約を補助、代行するとともに、接遇研修の受講等を生かし、
丁寧な接客を心がけ、施設利用者及び利用率の増加に努めました。
また、利用する施設以外のコミュニティ施設で申請・入金ができる「他館申請」サービスにお
いては、合計で3,699件、3,762,870円を取扱いました。
施設維持管理
指定管理協定書の維持管理計画表に基づき、施設・設備等の保守点検や清掃を実施すると
ともに、適切な修繕を行い、安全かつ快適な環境整備に努めました。
また、電気・水道・ガス等の省エネに取り組み、光熱水費の縮減を図りつつ、管理運営に必
要な物品等について、できる限り再生品を購入するなど、環境負荷の低減に努めました。
市施策事業との連携
馬宮コミュニティセンターにおいて「名作映画会」を、馬宮図書館との共催事業として開催し、
連携を図りました。
利用者満足度調査
施設利用者には「職員の応対」・「施設・設備」等について、講座等参加者には「講座内容」・
「今後の希望」等について、それぞれアンケート調査を実施し、利用者の満足度向上に向けて
改善を図りました。
また、アンケート結果や改善内容については、自由に閲覧できるように受付窓口に設置しま
した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
利用者が安心・安全、かつ快適にご利用いただけるよう、法令に基づく法定点検のほか、設備や備品等の適性な維
持管理に努めました。また、3つのコア機能(生涯学習・地域交流・地域支援)を具体化した、「コミュニティ振興プラン」
に基づき、地域において学習できる環境及び市民・団体同士が交流を深めることができるような事業を実施いたしま
した。
今後においては、地域の意見を取り入れながら施設運営に努めるとともに、広報活動の強化を図り、利用者の増加
に努めてまいります。
13
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局市民生活部コミュニティ推進課)
(B)
※A∼D
総合評価
①市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
・市民ニーズを積極的に施設運営に取入れ、市民サービスの向上に努めている。
・事業団ホームページ、コミュニティセンターだより等を活用し施設の利用情報だけでなく地域の情報発信も行うこと
で、市民への情報発信の充実や施設の利用促進を図っている。
②経費の削減に関する取組み
・照明の間引き、必要最小限の空調等、経費削減に努めている。
③適正な管理運営の確保に関する取組み
・関係法令、仕様書を遵守した管理を実施している。継続して全職員対象に接遇研修を実施している。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、3つのコア機能(生涯学習・地域交流・地域支援)の充実と市民との協働が図れるよう、コミセンまつりをは
じめとする自主事業の積極的な展開を行うよう指導していく。
14
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市東大宮コミュニティセンター外3施設
(2)施設概要
さいたま市東大宮コミュニティセンター
さいたま市七里コミュニティセンター
さいたま市片柳コミュニティセンター
さいたま市宮原コミュニティセンター
①所在地
さいたま市見沼区東大宮4丁目31番地1(さいたま市東大宮コミュニティセンター)
さいたま市見沼区大字大谷1210番地(さいたま市七里コミュニティセンター)
さいたま市見沼区染谷3丁目147番地1(さいたま市片柳コミュニティセンター)
さいたま市北区吉野町2丁目195番地1(さいたま市宮原コミュニティセンター)
②施設の設置目的
市民のコミュニティ活動の施設として設置
③施設の概要
(さいたま市東大宮コミュニティセンター)
【開館】昭和57年9月1日
【構造】鉄筋コンクリート造 地下1階・地上4階建
【敷地面積】2,020.52㎡
【延床面積】3,604.53㎡
【主要施設】ホール(定員200名)、体育室(定員174名)
(さいたま市七里コミュニティセンター)
【開館】平成12年4月10日
【構造】鉄筋コンクリート造 地上2階建
【敷地面積】2,448.08㎡
【延床面積】2,127.82㎡
【主要施設】多目的ホール(定員220名)、第1集会室(定員18名)
(さいたま市片柳コミュニティセンター)
【開館】平成18年4月1日
【構造】鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上2階建
【敷地面積】8,967.98㎡
【延床面積】5,211.35㎡
【主要施設】多目的ホール(定員400名)、多目的ルーム(定員163名)
(さいたま市宮原コミュニティセンター)
【開館】平成12年4月10日
【構造】鉄筋コンクリート造 地上3階建
【敷地面積】2,458.79㎡
【延床面積】3,393.39㎡
【主要施設】多目的ホール(定員312名)、レクリエーションルーム(定員30名)
(3)指定管理者
公益財団法人さいたま市文化振興事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成23年4月1日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成22年度237,713千円 平成23年度 225,872千円 平成24年度 225,872千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
【利用件数】48,182件(前年度 45,536件)
【利用人数】391,987人(前年度 370,557人)
【稼働率】77.0%(前年度 74.2%)
【利用率】39.5%(前年度 37.4%)
(5)施設の管理運営の内容
◇業務実施状況
・コミュニティ活動・生涯学習活動の支援となる自主事業の企画及び実施
・コミュニティ活動等の情報提供・相談対応
・施設の貸し出し
②維持管理業務の状況
・施設、設備等の保守管理及び修繕を実施
③その他(自主事業等)
【自主事業(さいたま市東大宮コミュニティセンター外3施設)】
・水彩画講座(20)、太極拳講座(30) 外3施設において各種講座を開催
※( )内の数字は、参加人数
15
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 225,872千円 (前年度 225,872千円)
・文化事業収入 879千円 (前年度 783千円)
・その他収入 1,106千円 (前年度 1,020千円)
・前期繰越 1,179千円
②支出
・人件費 106,843千円 (前年度 106,726千円)
・事務費 1,043千円 (前年度 836千円)
・施設管理費 117,660千円 (前年度 116,410千円)
・文化事業費 1,846千円 (前年度 1,734千円)
(7)その他
地域連絡協議会を年2回開催し、地域コミュニティの推進と住民福祉の向上を図るとともに、
同協議会にて提案された意見・要望などを生かし、市民ニーズに即応した円滑な施設運営を
行ってまいりました。
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
コミュニティ活動・生涯学習活 各種講座や普通救命救急講習会等を開催したほか、コミセンまつりや、映画鑑賞会、コン
動の支援となる自主事業の企 サートなど、合計99事業を実施し、15,762名の参加者を得ました。
また、4施設において利用団体の活動内容を記載した「チラシセッション」を市民活動サポート
画及び実施
センターと協働開催しました。
コミュニティ活動等の情報提
供・相談対応事業
事業団ホームページや事業団情報誌SaCLaの発行により、施設で実施する講座等を紹介
するとともに、コミュニティセンターだよりを月1回発行し、施設の利用情報や、施設を取り巻く
地域の情報を掲載し、市民への情報提供に努めました。
また、施設利用に関する案内以外にも積極的に対応するため、市民相談コーナーを設置し、
問題解決のための情報を提供するとともに、関係機関の紹介を速やかに行いました。
施設の貸出
パソコンが苦手な方のために予約を補助、代行するとともに、接遇研修の受講等を生かし、
丁寧な接客を心がけ、施設利用者及び利用率の増加に努めました。
また、利用する施設以外のコミュニティ施設で申請・入金ができる「他館申請」サービスにお
いては、合計で3,699件、3,762,870円を取扱いました。
施設維持管理
指定管理協定書の維持管理計画表に基づき、施設・設備等の保守点検や清掃を実施すると
ともに、適切な修繕を行い、安全かつ快適な環境整備に努めました。
また、電気・水道・ガス等の省エネに取り組み、光熱水費の縮減を図りつつ、管理運営に必
要な物品等について、できる限り再生品を購入するなど、環境負荷の低減に努めました。
市施策事業との連携
片柳コミュニティセンターにおいて「第9回見沼区文化まつり」を、見沼区役所との共催事業と
して開催し、連携を図りました。また、宮原コミュニティセンターにおいて「ダンスパーティー」
「オータムコンサート」「クリスマスコンサート」「スプリングコンサート」を、宮原公民館との共催
事業として開催し、連携を図りました。
利用者満足度調査
施設利用者には「職員の応対」・「施設・設備」等について、講座等参加者には「講座内容」・
「今後の希望」等について、それぞれアンケート調査を実施し、利用者の満足度向上に向けて
改善を図りました。
また、アンケート結果や改善内容については、自由に閲覧できるように受付窓口に設置しま
した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
利用者が安心・安全、かつ快適にご利用いただけるよう、法令に基づく法定点検のほか、設備や備品等の適性な維
持管理に努めました。また、3つのコア機能(生涯学習・地域交流・地域支援)を具体化した、「コミュニティ振興プラン」
に基づき、地域において学習できる環境及び市民・団体同士が交流を深めることができるような事業を実施いたしま
した。
今後においては、地域の意見を取り入れながら施設運営に努めるとともに、広報活動の強化を図り、利用者の増加
に努めてまいります。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局市民生活部コミュニティ推進課)
(B)
総合評価
※A∼D
①市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
・市民ニーズを積極的に施設運営に取入れ、市民サービスの向上に努めている。
・事業団ホームページ、コミュニティセンターだより等を活用し施設の利用情報だけでなく地域の情報発信も行うこと
で、市民への情報発信の充実や施設の利用促進を図っている。
②経費の削減に関する取組み
・照明の間引き、必要最小限の空調等、経費削減に努めている。
③適正な管理運営の確保に関する取組み
・関係法令、仕様書を遵守した管理を実施している。継続して全職員対象に接遇研修を実施している。
16
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、3つのコア機能(生涯学習・地域交流・地域支援)の充実と市民との協働が図れるよう、コミセンまつりをは
じめとする自主事業の積極的な展開を行うよう指導していく。
17
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市コミュニティセンターいわつき外2施設
(2)施設概要
さいたま市コミュニティセンターいわつき
さいたま市岩槻駅東口コミュニティセンター
さいたま市ふれあいプラザいわつき
①所在地
さいたま市岩槻区本町1丁目10番7号(さいたま市コミュニティセンターいわつき)
さいたま市岩槻区本町3丁目1番1号(さいたま市岩槻駅東口コミュニティセンター)
さいたま市岩槻区東岩槻6丁目6番地(さいたま市ふれあいプラザいわつき)
②施設の設置目的
市民のコミュニティ活動の施設として設置
③施設の概要
(さいたま市コミュニティセンターいわつき)
【開館】昭和61年5月1日
【構造】鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上3階建
【敷地面積】2,463.01㎡
【延床面積】2,623.20㎡
【主要施設】研修室(定員250名)、集会室A(定員6名)
(さいたま市岩槻駅東口コミュニティセンター)
【開館】平成8年4月9日
【構造】鉄筋コンクリート造 地上5階建のうち2階一部・3階一部・4階・5階部分
【敷地面積】2,399.40㎡
【延床面積】5,821.79㎡
【主要施設】多目的ルームA(定員120名)、ミニホール(定員100名)
(さいたま市ふれあいプラザいわつき)
【開館】平成10年4月7日
【構造】鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上2階
【敷地面積】7,791.57㎡
【延床面積】2.975.45㎡
【主要施設】多目的室(定員295名)、会議室1(定員30名)
(3)指定管理者
公益財団法人さいたま市文化振興事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成23年4月1日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成22年度172,861千円 平成23年度 161,912千円 平成24年度 161,912千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
【利用件数】20,871件(前年度 19,491件)
【利用人数】263,847人(前年度 246,664人)
【稼働率】72.2%(前年度 72.3%)
【利用率】48.0%(前年度 46.5%)
(5)施設の管理運営の内容
◇業務実施状況
・コミュニティ活動・生涯学習活動の支援となる自主事業の企画及び実施
・コミュニティ活動等の情報提供・相談対応
・施設の貸し出し
②維持管理業務の状況
・施設、設備等の保守管理及び修繕を実施
③その他(自主事業等)
【自主事業(さいたま市コミュニティセンターいわつき外2施設)】
・親子料理講座(16)、書道体験講座(10) 外2施設において各種講座を開催
※( )内の数字は、参加人数
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 161,912千円 (前年度 161,912千円)
・文化事業収入 247千円 (前年度 261千円)
・その他収入 11,893千円 (前年度 12,298千円)
・修繕積立預金取崩 0千円 (前年度 120千円)
・前期繰越 454千円
②支出
・人件費 73,150千円 (前年度 73,226千円)
・事務費 789千円 (前年度 657千円)
・施設管理費 94,215千円 (前年度 90,782千円)
・文化事業費 1,090千円 (前年度 1,124千円)
18
(7)その他
地域連絡協議会を年2回開催し、地域コミュニティの推進と住民福祉の向上を図るとともに、
同協議会にて提案された意見・要望などを生かし、市民ニーズに即応した円滑な施設運営を
行ってまいりました。
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
コミュニティ活動・生涯学習活 各種講座や防犯講話等を開催したほか、コミセンまつりや、岩槻歴史探訪ハイキング、コン
動の支援となる自主事業の企 サートなど、合計34事業を実施し、7,632名の参加者を得ました。
また、3施設において利用団体の活動内容を記載した「チラシセッション」を市民活動サポート
画及び実施
センターと協働開催しました。
コミュニティ活動等の情報提
供・相談対応事業
事業団ホームページや事業団情報誌SaCLaの発行により、施設で実施する講座等を紹介
するとともに、コミュニティセンターだよりを月1回発行し、施設の利用情報や、施設を取り巻く
地域の情報を掲載し、市民への情報提供に努めました。
また、施設利用に関する案内以外にも積極的に対応するため、市民相談コーナーを設置し、
問題解決のための情報を提供するとともに、関係機関の紹介を速やかに行いました。
施設の貸出
パソコンが苦手な方のために予約を補助、代行するとともに、接遇研修の受講等を生かし、
丁寧な接客を心がけ、施設利用者及び利用率の増加に努めました。
また、利用する施設以外のコミュニティ施設で申請・入金ができる「他館申請」サービスにお
いては、合計で3,699件、3,762,870円を取扱いました。
施設維持管理
指定管理協定書の維持管理計画表に基づき、施設・設備等の保守点検や清掃を実施すると
ともに、適切な修繕を行い、安全かつ快適な環境整備に努めました。
また、電気・水道・ガス等の省エネに取り組み、光熱水費の縮減を図りつつ、管理運営に必
要な物品等について、できる限り再生品を購入するなど、環境負荷の低減に努めました。
市施策事業との連携
岩槻駅東口コミュニティセンターにおいて、さいたま地方法務局の岩槻出張所廃止に伴い、
登記印紙の売りさばき業務を実施しました。
利用者満足度調査
施設利用者には「職員の応対」・「施設・設備」等について、講座等参加者には「講座内容」・
「今後の希望」等について、それぞれアンケート調査を実施し、利用者の満足度向上に向けて
改善を図りました。
また、アンケート結果や改善内容については、自由に閲覧できるように受付窓口に設置しま
した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
利用者が安心・安全、かつ快適にご利用いただけるよう、法令に基づく法定点検のほか、設備や備品等の適性な維
持管理に努めました。また、3つのコア機能(生涯学習・地域交流・地域支援)を具体化した、「コミュニティ振興プラン」
に基づき、地域において学習できる環境及び市民・団体同士が交流を深めることができるような事業を実施いたしま
した。
今後においては、地域の意見を取り入れながら施設運営に努めるとともに、広報活動の強化を図り、利用者の増加
に努めてまいります。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局市民生活部コミュニティ推進課)
(B)
※A∼D
総合評価
①市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
・市民ニーズを積極的に施設運営に取入れ、市民サービスの向上に努めている。
・事業団ホームページ、コミュニティセンターだより等を活用し施設の利用情報だけでなく地域の情報発信も行うこと
で、市民への情報発信の充実や施設の利用促進を図っている。
②経費の削減に関する取組み
・照明の間引き、必要最小限の空調等、経費削減に努めている。
③適正な管理運営の確保に関する取組み
・関係法令、仕様書を遵守した管理を実施している。継続して全職員対象に接遇研修を実施している。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、3つのコア機能(生涯学習・地域交流・地域支援)の充実と市民との協働が図れるよう、コミセンまつりをは
じめとする自主事業の積極的な展開を行うよう指導していく。
19
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市南浦和コミュニティセンター外5施設
(2)施設概要
さいたま市南浦和コミュニティセンター
さいたま市与野本町コミュニティセンター
さいたま市上峰コミュニティホール
さいたま市西与野コミュニティホール
さいたま市下落合コミュニティセンター
さいたま市浦和コミュニティセンター
①所在地
さいたま市南区大谷場2丁目6番25号(さいたま市南浦和コミュニティセンター)
さいたま市中央区本町東3丁目5番43号(さいたま市与野本町コミュニティセンター)
さいたま市中央区上峰2丁目3番5号(さいたま市上峰コミュニティホール)
さいたま市中央区桜丘2丁目6番28号(さいたま市西与野コミュニティホール)
さいたま市中央区大字下落合1712番地(さいたま市下落合コミュニティセンター)
さいたま市浦和区東高砂町11番1号(さいたま市浦和コミュニティセンター)
②施設の設置目的
市民のコミュニティ活動の施設として設置
③施設の概要
(さいたま市南浦和コミュニティセンター)
【開館】平成3年3月27日
【構造】鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上3階建
【敷地面積】2,822.63㎡
【延床面積】1,495.66㎡
【主要施設】体育館(定員167名)、レクリエーション室(定員50名)
(さいたま市与野本町コミュニティセンター)
【開館】昭和56年3月
【構造】鉄筋コンクリート造 地上1階建
【敷地面積】6,249㎡
【延床面積】2,539㎡
【主要施設】多目的ルーム(大)(定員290名)、和室(定員60名)
(さいたま市上峰コミュニティホール)
【開館】昭和59年9月
【構造】鉄筋コンクリート造 地上2階建
【敷地面積】558.08㎡
【延床面積】316.91㎡
【主要施設】会議室(定員18名)、調理室(定員12名)
(さいたま市西与野コミュニティホール)
【開館】平成4年7月
【構造】鉄筋コンクリート造 地上2階建
【敷地面積】1,629㎡
【延床面積】1,410㎡
【主要施設】多目的ルーム(定員150名)、第1会議室(定員36名)
(さいたま市下落合コミュニティセンター)
【開館】平成15年5月
【構造】鉄筋コンクリート造 地上20階建のうち3階・4階部分
【延床面積】991.66㎡
【主要施設】多目的ルーム(定員108名)、調理室(定員12名)
(さいたま市浦和コミュニティセンター)
【開館】平成19年10月
【構造】鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上10階建のうち9階一部・10階部分
【延床面積】4,239.76㎡
【主要施設】多目的ホール(定員400名)、レクリエーションルーム1(定員45名)
(3)指定管理者
公益財団法人さいたま市文化振興事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成23年4月1日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成22年度191,793千円 平成23年度 171,491千円 平成24年度 171,491千円
20
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
【利用件数】43,147件(前年度 43,344件)
【利用人数】750,541人(前年度 798,850人)
【稼働率】89.3%(前年度 88.5%)
【利用率】73.7%(前年度 73.2%)
◇業務実施状況
・コミュニティ活動・生涯学習活動の支援となる自主事業の企画及び実施
・コミュニティ活動等の情報提供・相談対応
・施設の貸し出し
②維持管理業務の状況
・施設、設備等の保守管理及び修繕を実施
③その他(自主事業等)
【自主事業(さいたま市南浦和コミュニティセンター外5施設)】
・気功教室(30)、スポーツ吹矢教室(20) 外5施設において各種講座を開催
※( )内の数字は、参加人数
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 171,491千円 (前年度 171,491千円)
・文化事業費 2,462千円 (前年度 2,338千円)
・その他収入 2,734千円 (前年度 2,499千円)
・修繕積立預金取崩 0千円 (前年度 524千円)
・公益事業積立金取崩 0千円 (前年度 644千円)
・前期繰越 20千円
②支出
・人件費 103,547千円 (前年度 102,588千円)
・事務費 628千円 (前年度 480千円)
・施設管理費 64,632千円 (前年度 63,900千円)
・文化事業費 3,538千円 (前年度 4,082千円)
(7)その他
地域連絡協議会を年2回開催し、地域コミュニティの推進と住民福祉の向上を図るとともに、
同協議会にて提案された意見・要望などを生かし、市民ニーズに即応した円滑な施設運営を
行ってまいりました。
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
各種講座や講演会等を開催したほか、コミセンまつりや、成年後見制度セミナー、コンサート
コミュニティ活動・生涯学習活
動の支援となる自主事業の企 など、合計61事業を実施し、19,708名の参加者を得ました。
また、6施設において利用団体の活動内容を記載した「チラシセッション」を市民活動サポート
画及び実施
センターと協働開催しました。
コミュニティ活動等の情報提
供・相談対応事業
事業団ホームページや事業団情報誌SaCLaの発行により、施設で実施する講座等を紹介
するとともに、コミュニティセンターだよりを月1回発行し、施設の利用情報や、施設を取り巻く
地域の情報を掲載し、市民への情報提供に努めました。
また、施設利用に関する案内以外にも積極的に対応するため、市民相談コーナーを設置し、
問題解決のための情報を提供するとともに、関係機関の紹介を速やかに行いました。
施設の貸出
パソコンが苦手な方のために予約を補助、代行するとともに、接遇研修の受講等を生かし、
丁寧な接客を心がけ、施設利用者及び利用率の増加に努めました。
また、利用する施設以外のコミュニティ施設で申請・入金ができる「他館申請」サービスにお
いては、合計で3,699件、3,762,870円を取扱いました。
施設維持管理
指定管理協定書の維持管理計画表に基づき、施設・設備等の保守点検や清掃を実施すると
ともに、適切な修繕を行い、安全かつ快適な環境整備に努めました。
また、電気・水道・ガス等の省エネに取り組み、光熱水費の縮減を図りつつ、管理運営に必
要な物品等について、できる限り再生品を購入するなど、環境負荷の低減に努めました。
市施策事業との連携
南浦和コミュニティセンターにおいて、夏休みふれあい体験教室として「卓球教室」「ドッジ
ボールゲーム教室」「レクリエーションダンス」を、南浦和公民館との共催事業として開催し、連
携を図りました。
利用者満足度調査
施設利用者には「職員の応対」・「施設・設備」等について、講座等参加者には「講座内容」・
「今後の希望」等について、それぞれアンケート調査を実施し、利用者の満足度向上に向けて
改善を図りました。
また、アンケート結果や改善内容については、自由に閲覧できるように受付窓口に設置しま
した。
21
3.評価
(1)指定管理者による評価
利用者が安心・安全、かつ快適にご利用いただけるよう、法令に基づく法定点検のほか、設備や備品等の適性な維持管理に努
めました。また、3つのコア機能(生涯学習・地域交流・地域支援)を具体化した、「コミュニティ振興プラン」に基づき、地域において
学習できる環境及び市民・団体同士が交流を深めることができるような事業を実施いたしました。
今後においては、地域の意見を取り入れながら施設運営に努めるとともに、広報活動の強化を図り、利用者の増加に努めてま
いります。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局市民生活部コミュニティ推進課)
(B)
総合評価
※A∼D
①市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
・市民ニーズを積極的に施設運営に取入れ、市民サービスの向上に努めている。
・事業団ホームページ、コミュニティセンターだより等を活用し施設の利用情報だけでなく地域の情報発信も行うこと
で、市民への情報発信の充実や施設の利用促進を図っている。
②経費の削減に関する取組み
・照明の間引き、必要最小限の空調等、経費削減に努めている。
③適正な管理運営の確保に関する取組み
・関係法令、仕様書を遵守した管理を実施している。継続して全職員対象に接遇研修を実施している。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、3つのコア機能(生涯学習・地域交流・地域支援)の充実と市民との協働が図れるよう、コミセンまつりをは
じめとする自主事業の積極的な展開を行うよう指導していく。
22
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市日進公園コミュニティセンター
(2)施設概要
さいたま市日進公園コミュニティセンター
①所在地
さいたま市北区日進町1丁目312番地2
②施設の設置目的
市民のコミュニティ活動の施設として設置
③施設の概要
【開館】昭和45年6月1日
【構造】鉄筋コンクリート造 地上2階建
【敷地面積】762.53㎡
【延床面積】629.73㎡
【主要施設】体育室(定員50名)、調理室(定員25名)
(3)指定管理者
公益財団法人さいたま市文化振興事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成23年4月1日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成22年度35,494千円 平成23年度 28,527千円 平成24年度 28,527千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
【利用件数】2,823件(前年度 2,169件)
【利用人数】21,230人(前年度 20,576人)
【稼働率】73.1%(前年度 63.2%)
【利用率】44.8%(前年度 34.8%)
◇業務実施状況
・コミュニティ活動・生涯学習活動の支援となる自主事業の企画及び実施
・コミュニティ活動等の情報提供・相談対応
・施設の貸し出し
②維持管理業務の状況
・施設、設備等の保守管理及び修繕を実施
③その他(自主事業等)
【自主事業】
・社会保険労務基礎(24)、旅行で役立つ英会話講座(18)等、各種講座を開催
※( )内の数字は、参加人数
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 28,527千円 (前年度 28,527千円)
・文化事業収入 625千円 (前年度 663千円)
・その他収入 148千円 (前年度 129千円)
②支出
・人件費 20,066千円 (前年度 20,235千円)
・事務費 80千円 (前年度 67千円)
・施設管理費 6,764千円 (前年度 5,967千円)
・文化事業費 2,139千円 (前年度 2,181千円)
(7)その他
地域連絡協議会を年2回開催し、地域コミュニティの推進と住民福祉の向上を図るとともに、
同協議会にて提案された意見・要望などを生かし、市民ニーズに即応した円滑な施設運営を
行ってまいりました。
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
各種講座や防犯講習会等を開催したほか、コミセンまつりや、コンサートなど、合計32事業を
コミュニティ活動・生涯学習活
動の支援となる自主事業の企 実施し、1970名の参加者を得ました。
また、利用団体の活動内容を記載した「チラシセッション」を市民活動サポートセンターと協働
画及び実施
開催しました。
23
コミュニティ活動等の情報提
供・相談対応事業
事業団ホームページや事業団情報誌SaCLaの発行により、施設で実施する講座等を紹介
するとともに、コミュニティセンターだよりを月1回発行し、施設の利用情報や、施設を取り巻く
地域の情報を掲載し、市民への情報提供に努めました。
また、施設利用に関する案内以外にも積極的に対応するため、市民相談コーナーを設置し、
問題解決のための情報を提供するとともに、関係機関の紹介を速やかに行いました。
施設の貸出
パソコンが苦手な方のために予約を補助、代行するとともに、接遇研修の受講等を生かし、
丁寧な接客を心がけ、施設利用者及び利用率の増加に努めました。
また、利用する施設以外のコミュニティ施設で申請・入金ができる「他館申請」サービスにお
いては、合計で3,699件、3,762,870円を取扱いました。
施設維持管理
指定管理協定書の維持管理計画表に基づき、施設・設備等の保守点検や清掃を実施すると
ともに、適切な修繕を行い、安全かつ快適な環境整備に努めました。
また、電気・水道・ガス等の省エネに取り組み、光熱水費の縮減を図りつつ、管理運営に必
要な物品等について、できる限り再生品を購入するなど、環境負荷の低減に努めました。
市施策事業との連携
「おはなし会」を、さいたま市西部図書館との共催事業として開催し、連携を図りました。
利用者満足度調査
施設利用者には「職員の応対」・「施設・設備」等について、講座等参加者には「講座内容」・
「今後の希望」等について、それぞれアンケート調査を実施し、利用者の満足度向上に向けて
改善を図りました。
また、アンケート結果や改善内容については、自由に閲覧できるように受付窓口に設置しま
した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
40年以上にわたり労働施設として培われてきた歴史を踏まえながら、地域の特性を考慮し、利用者並びに関係機関
との地域交流の拡充を目標に施設管理運営に努めました。
今後においては、地域のためのコミュニティ施設として、すべての市民に平等に利用いただけるように、ユニバーサ
ルデザイン、ユニバーサルサービスを心がけるほか、以前より実施しておりました職業生活と家庭生活との調和に必
要な相談業務の充実を図ってまいります。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局市民生活部コミュニティ推進課)
(B)
※A∼D
総合評価
①市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
・市民ニーズを積極的に施設運営に取入れ、市民サービスの向上に努めている。
・事業団ホームページ、コミュニティセンターだより等を活用し施設の利用情報だけでなく地域の情報発信も行うこと
で、市民への情報発信の充実や施設の利用促進を図っている。
②経費の削減に関する取組み
・照明の間引き、必要最小限の空調等、経費削減に努めている。
③適正な管理運営の確保に関する取組み
・関係法令、仕様書を遵守した管理を実施している。継続して全職員対象に接遇研修を実施している。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、3つのコア機能(生涯学習・地域交流・地域支援)の充実と市民との協働が図れるよう、コミセンまつりをは
じめとする自主事業の積極的な展開を行うよう指導していく。
24
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市武蔵浦和コミュニティセンター
(2)施設概要
さいたま市武蔵浦和コミュニティセンター
①所在地
さいたま市南区別所7-20-1
②施設の設置目的
市民のコミュニティ活動の施設として設置
③施設の概要
【開館】平成25年1月
【構造】一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
地下1階 地上10階建のうち8・9階部分
【延床面積】1847.97㎡
【主要施設】多目的ホール(定員194名)、レクリエーションルーム1(定員45名)
(3)指定管理者
オーエンス・アイルグループ
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成25年1月4日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成24年度91,624千円(新設施設のため前年度なし)
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
1月 10,659人 施設利用件数 941件(利用率62.2%)
2月 13,931人 施設利用件数 1,158件(利用率76.6%)
3月 16,720人 施設利用件数 1,269件(利用率75.8%)
◇業務実施状況
・職員研修(期間中2回実施)により、駅前の公共複合施設という特性を全従業員に
認知させ、業務を実施。
・独自のホームページの開設・毎月発行の「コミュニティセンターだより」の発行により
さいたま市のコミュニティ活動等の中心拠点として情報を発信。
・新規開設施設の為、利用者様からのご意見・ご要望を早い段階で業務に反映させ
る為、指定管理者内部の体制の強化、サウスピア内の南区役所、図書館、子育て
支援センターとの連携体制の強化を図る為に指定管理者側では毎週の責任者会
議、サウスピア施設内では毎月の連絡調整会議を実施し体制を強化。
②維持管理業務の状況
・定期的に実施する設備定期点検・定期清掃に関しましては予定通り完了。
・建築物・設備に関しましては小規模の不具合が発生しましたが、さいたま市、建設
会社等と連携し、ほぼ完了。
・施設警備に関しましては混乱が予想された為、当初の計画より3名の増員で実施。
③その他(自主事業等)
・独自のホームページを開設。
・自主事業は平成24年度は29講座を実施。多くの方に参加して頂く為、幅広いジャ
ンルでバランスを考えて実施。また、どの事業も90%を超える参加率で、どの事業も
次回の開催の要望が多くでた。
・また、他施設との差別化を図り、元宝塚の講師を招いての事業など、独自のネット
ワークを生かした事業も実施。
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 91,624千円
・文化事業収入 311千円
・その他収入 147千円
②支出
・人件費 41,123千円
・事務費 26,758千円
・施設管理費 14,000千円
・事業費 290千円
25
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
関係法令順守・個人情報保護 職員研修により関係法令遵守と個人情報保護を職員に徹底してまいりました。
自主事業実施と地域のコミュ
ニティ活動の支援
幅広い分野の自主事業を開催してまいりました。またサークル設立の支援をして、
実際に数多くのサークルが設立されました。
経費削減・省エネルギー推進 サウスピア全体のエネルギー使用量を施設ごとにデータ化し、エネルギー管理をし
によるコスト削減
てまいりました。また、電気につきましては時間外や使用してないスペースの消灯を
徹底しております。平成25年度からはさらにデータを元に省エネルギー推進に努め
てまいります。
利用者安全確保の取り組み等 平成24年度は警備員を当初の計画より3名増員して利用者の安全確保に努めまし
た。
消防計画・館内規則・危機管理マニュアルを整備し、随時必要に応じて更新しており
ます。
3.評価
(1)指定管理者による評価
指定管理者の業務開始に伴い、職員の地元雇用を徹底してまいりました。また、維持管理等の委託業者につきまし
ても、さいたま市内の業者を優先的に採用しました。
区役所を含む複合施設という特性から、利用者様からのご意見・要望は施設内での情報の共有化や、さいたま市へ
の報告を綿密に行って業務にあたってまいりました。利用者対応に関しましては新規施設の為、細かい問題は多く、
試行錯誤の繰り返しでしたが大きな問題も無く無事、平成24年度の運営を終える事ができました。平成24年度に頂
いたご意見・ご要望に関しましては平成25年度の運営に反映させております。
武蔵浦和コミュニティセンター指定管理者として、特に力を入れたのは自主事業です。地元、大学や、NPOとの連携
事業の実施や、文化・運動系サークルの設立・活動サポートを自主事業を通して支援してまいりました。
平成25年度以降は、より幅広いジャンルにて市民活動をサポートしていく事が課題となります。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局市民生活部コミュニティ推進課)
(B)
総合評価
※A∼D
①市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
・市民ニーズを積極的に施設運営に取入れ、市民サービスの向上に努めている。
・ホームページ、コミュニティセンターだより等を活用し施設の利用情報だけでなく地域の情報発信も行うことで、市民
への情報発信の充実や施設の利用促進を図っている。
②経費の削減に関する取組み
・照明の間引き、必要最小限の空調等、経費削減に努めている。
③適正な管理運営の確保に関する取組み
・関係法令、仕様書を遵守した管理を実施している。継続して全職員対象に接遇研修を実施している。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
3つのコア機能(生涯学習・地域交流・地域支援)の充実と市民との協働が図れるよう、コミセンまつりをはじめとする
自主事業の積極的な展開を行うよう指導していく。
26
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市市民活動サポートセンター
(2)施設概要
①所在地
さいたま市浦和区東高砂町11番1号
②施設の設置目的
市民活動を支援し、その活性化を図る。
③施設の概要
開 設 日/平成19年10月25日
延床面積/3,216.54㎡(指定管理者指定区域面積…2,713㎡ )
主な施設/ ミーティング・交流スペース、多目的展示コーナー、
パソコンコーナー、印刷作業室、資料閲覧コーナー、
団体ロッカー、メールボックス、貸出機材等
休 館 日/12月29日から翌年の1月3日まで
利用時間/午前9時から午後9時30分まで
(3)指定管理者
特定非営利活動法人 さいたまNPOセンター
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成23年4月1日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成22年度53,800千円、平成23年度53,800千円、平成24年度53,800千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・登録団体数1,471団体(前年度1,417団体)
・来場者数467,300人(前年度468,139人)
・1日平均約1,300人(前年度約1,300人)
◇業務実施状況
主な実施事業は以下のとおり。
・運営協議会4回開催(5月24日・9月25日・12月17日・3月21日)
・利用者懇談会4回開催(5月16日・9月15日・11月20日・2月28日)
・第1回コムナーレ交流フェスティバルの開催(8月25日・26日)
参加協力団体:111団体 参加人数:約6,900人
・秋の交流イベントの開催(11月3日)
パネル展示とプレゼンテーションによる交流:55団体
・春の交流イベントの開催(平成25年3月10日)
参加人数:約130人
・各種セミナーの開催
12回開催(参加者数:約581人)
・月例相談会:会計税務相談8回、行政手続相談会1回、労務相談会2回開催
・貸出施設等の提供
②維持管理業務の状況
貸出施設等の管理を実施
③その他(自主事業等)
・各種印刷機の設置による印刷サービスの提供
・自動販売機の設置による各種飲料の提供
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 53,800千円(前年度53,800千円)
・その他収入 9,598千円(前年度8,701千円)
②支出
・人件費 43,573千円(前年度43,551千円)
・事務費 7,232千円(前年度6,779千円)
・施設管理費 1,364千円(前年度580千円)
・事業費 5,777千円(前年度5,223千円)
27
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
施設の公平な利用
達成状況
施設への来館が困難な利用者に対しては、WebサイトやFacebookなどインターネット
を活用した情報配信を行った。
利用者からの提案、苦情に対 利用カードとその回収箱を設置するとともに、FAXやEmailなどから意見や提案を受
する対応
け付け、利用者懇談会や運営協議会で、運営のあり方を検討する際に活かした。
サービスの向上と利用者の増 初めて来館される方にも親しみやすいよう、季節ごとの風物詩を取り入れた展示や
加に向けた方策
市民活動の入り口となるようなイベントを開催し、市民活動の理解を広げる機会を提
供した。
センターの事業の企画及び実 市民活動をアピールする企画としての大規模イベントや中規模交流会、市民活動を
施
実践する上でスキルアップにつながる講座や研修会を開催した。
センターの安定した管理
運営・事業の両面で市民活動支援機能の充実を図るため、スタッフ研修を月1回開
催した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
1.市民の平等利用、市民サービスの向上・利用促進
・市民の平等利用:「すべての市民に開かれた施設」理念を重視し、市民活動を行っていない人にも対応した。
・関係機関や市民等とのトラブル:多様な意見や苦情に、真摯に対応し、解決につとめた。
・サービスの質の維持・向上:業務に必要な情報共有をグループウェアを用いて行う。毎月各1回の全スタッフ研修会
と連絡会で、スタッフ間の学習、情報共有と意思統一をはかった。
・利用者の意見聴取:全テーブルに利用者カードをおき、意見を受けつけ、記録している。
・受付業務:コムナーレの他施設への案内もふくめ、個別の相談、電話・メールの問合せに丁寧・迅速に対応してい
る。
・5つのプロジェクト:フェスティバル・交流会事業、セミナー・サロン事業、情報受発信事業、専門相談事業、連携・支
援強化事業の5つのプロジェクト別に、「連携の力を公益に活かす」多彩な取り組みを年間をとおして実施した。
2.経費の削減に関する取り組み
・利用料金:多くが無料の利用施設であり、利用料金の収入増はない。
・管理経費縮減:施設運営と事業を十分に行えるようスタッフを配置しつつ人件費は最小限にとどめている。事務用
品費などは最安仕入れ先を開拓し、リース契約の改定など管理経費削減を行った。
・収支改善:指定管理業務は料金収入はなく改善は不能。自主事業では、印刷機等の契約料金削減につとめ、利用
率を高めた。
28
3.適正な管理運営の確保に対する取組
・施設の点検:テーブル等の状況チェックを行い、破損部材の修繕を速やかに実施。
・危機管理体制:災害時対応マニュアルを整備し、AED講習、救急救命講習をスタッフが適宜受講。
・防火管理:管理者は市民活動支援室。指定管理者スタッフ2名が甲種防火管理者講習を修了し、火災時の危機管
理体制を整えている。
・事故・犯罪防止:定期的な見回りを実施。トイレでの盗撮行為を防ぐ施設面・管理面の対処を市民活動支援室とと
もに行った。
・利用時間等:開館日・開館時間などの制限は一切行っていない。
・バリアフリー:車いす利用者の通行に支障がないようテーブル間隔を保持。「みんなのトイレ」は、障がい者の利用
を妨げないよう健常者に配慮を促す掲示を行っている。
・法令遵守:設置根拠の2つの条例を遵守し、施設管理にかかわる条例も遵守している。
・人員配置:業務・相談対応に必要な人員を配し、PC・印刷機等の専門知識を要する業務にも、全員が対応できるよ
う努めている。
・教育:月1回のスタッフ全員研修を実施し、運営業務にかかわる知識習得の外部研修も受講を勧めている。
・労働環境:業務時間をタイムカードで管理し、業務上の必要な残業には手当を支払っている。
・環境配慮:事務用紙類のリサイクルを実施。印刷機に関する廃棄物類(廃トナーなど)は、適正な業者に処理を依
頼している。
・情報セキュリティ対策:個人情報保護ポリシー、個人情報保護規定を定め、個人情報の取り扱いを適正に行ってい
る。メール等の電子情報もスタッフ研修を行いセキュリティを確保している。利用者用PCはウィルスガード機能を搭
載し、利用者持ち込み情報は利用終了次第削除する機能を持たせている。
・市との連携:市の各部局と積極的な連携を行っている。月1回市担当部局と連絡調整会議を開催し、月例報告書を
毎月提出。
・地域、関係団体との連携:コミュニティセンターとの連携事業をはじめ、生協・大学や企業と協働した事業を実施して
いる。
・市からの指示に対する履行:連絡調整会議等を通じて合意した市からの指示事項などを適切に実施している。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局市民生活部コミュニティ推進課市民活動支援室)
(B)※A∼D
総合評価
1 項目別の評価
(1)市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取組みについて
利用状況は、ほぼ目標どおりの成果があった。コムナーレ開館以来初の連携イベントや、遠方の地域に対する情
報発信など、 幅広いニーズに対応する取り組みをしており、十分に評価できる。
(2)経費の削減に関する取組みについて
印刷室担当の市民パートナーに運営協力してもらうことで、人件費の削減に努めており、評価できる。
(3)適正な管理運営の確保に対する取組みについて
危機管理に関するスタッフ研修を開催したり、避難訓練に積極的に取り組むなど、施設利用における安全確保に
努めている点が評価できる。
2 総合的な評価
利用状況や登録団体数については、ほぼ目標を達成しており、利用者対応についても、市が実施したアンケートで
高評価を得ている。また、地域展開事業により、コミュニティ関連施設のネットワーク形成に寄与したことや、行政機
関との連携企画が増えていることなど、地域との連携を促進した点も評価した。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
さいたま市の市民活動の拠点施設として、サポートセンターに来館する団体のみならず、日頃は地域のコミュニティ
施設において活動している団体への支援を充実させるため、コミュニティセンターとの連携事業や、Webサイト等によ
る情報発信機能を充実させるとともに、引き続き、幅広い層の利用を促進するよう協働管理運営を行う。
29
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市浦和駒場体育館
(2)施設概要
①所在地 さいたま市浦和区駒場2−5−6
②施設の設置目的
市民の体育、スポーツ及びレクリエーションの振興を図る。
③施設の概要
昭和49年7月1日開館 敷地面積 14,050㎡ 建物面積 7,668㎡ 競技場、第一
体育室、第二体育室、柔・剣道場、弓道場、卓球場、トレーニング室、会議室、テニス
コート(3面) 他
(3)指定管理者
埼玉シミズ・浦和スポーツクラブ JV
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成21年度75,424千円、平成22年度75,000千円
平成23年度74,000千円、平成24年度73,500千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況(括弧内は前年度の数値)
利用件数 83,489件(77,325件)
利用人数 296,067人(268,702人)
利用率 競技場:97%(98%)、第1体育室:91%(89%)、第2体育室:96%
(95%)、柔道場:56%(50%)、剣道場:72%(70%)、卓球場62%(66%)、
トレーニング室84%(78%)、弓道場:80%(87%)、テニスコート:97%(93%)
◇業務実施状況
利用者登録及び申込み受付業務(施設の利用許可)
公共施設予約システムによる貸出し管理
事業計画書に基づく業務(市民スポーツの普及・支援・指導など)
②維持管理業務の状況
・施設管理業務(清掃等) 毎日
・消防設備保守点検業務 年2回
・非常発電装置保守点検業務 年1回
・植木剪定業務 年1回
・自家用電気工作物保守管理業務 年6回
・自動ドア保守点検業務 年2回
・ゴミ収集運搬処理業務 週2回
・機械警備業務 毎日
・建築設備定期検査業務 年1回
・建築物定期調査業務 年1回
・体育器具保守点検業務 年2回 等
③その他(自主事業等)
スポーツ教室(トレーニング講習会、シニア向け健康体操、ピラティスエクササイ
ズ、バスケットボール教室、ゆったりストレッチ、ジャズダンス、スクエアステップ教室、
テニス教室 等) の開催
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 20,160千円(前年度 18,061千円)
・指定管理料 73,500千円(前年度 74,000千円)
・その他収入 5,990千円(前年度 3,575千円)
②支出
・人件費 33,878千円(前年度 33,360千円)
・事務費 10,931千円(前年度 8,625千円)
・施設管理費 50,507千円(前年度 51,838千円)
・事業費 3,537千円(前年度 1,663千円)
30
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
弓道場の安全対策の強化
達成状況
弓道場にパトランプを導入し、音声に加えて視覚でも注意を喚起するよう、安全対策
を強化した。
LED照明の導入
館内各施設にLED照明を導入することにより、電気料金の削減を図り、一層の節電
に努めた。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
投書箱を常設し、寄せられた意見要望等を基に改善に取り組んだ。
利用者への挨拶や声かけを積極的に行い、利用者の利便性と安全性を第一に考えた施設運営を行った。
「経費の削減」
省電力照明への交換等により、光熱水費の節減を図った。
「適正な管理運営の確保」
施設修繕を積極的に実施し、安全性の確保及び設備の保全に努めた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局スポーツ文化部スポーツ振興課)
(B)
※A∼D
総合評価
・各項目の評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
職員が利用者への挨拶や声かけを積極的に行い、コミュニケーションを図ることにより、気持ちよく利用できるような
雰囲気づくりに努めた。
「経費の削減」
円滑で無駄のない予算執行を心がけ、光熱水費を中心に、経費の節減に努めた。
「適正な管理運営の確保」
協定書等に従って業務を適切に履行し、施設点検等を行った。
・総合評価
当施設での指定管理者経験(平成22、23年度)を生かし、適正な施設管理が行われた。
施設修繕を積極的に実施し、安全性の確保及び設備の保全に努めた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
利用者の安全確保、利用者の利便性向上とサービス品質の向上
利用者アンケートの結果を踏まえた利用者の満足度の向上
危機管理体制の再確認
情報セキュリティ体制の再確認
31
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市大宮体育館
(2)施設概要
①所在地 さいたま市見沼区大和田町1−305
②施設の設置目的
市民の体育、スポーツ及びレクリエーションの振興を図る。
③施設の概要
昭和53年10月10日開館 敷地面積 55,048.38㎡ 建物面積 8,268.64㎡ 競技
場、柔道場、剣道場、トレーニング室、卓球場、弓道場、会議室 他
(3)指定管理者
株式会社日産クリエイティブサービス
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成21年度73,260千円、平成22年度66,071千円
平成23年度66,071千円、平成24年度64,517千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況(括弧内は前年度の数値)
利用件数 33,365件(29,464件)
利用人数 248,407人(223,448人)
利用率 競技場:91.9%(91.8%)、柔道場:68.2%(63.4%)、剣道場:
74.9%(72.7%)、卓球場86.7%(88.6%)、トレーニング室50.7%(4
4.9%)、弓道場:25.3%(26.2%)
◇業務実施状況
利用者登録及び申込み受付業務(施設の利用許可)
公共施設予約システムによる貸出し管理
事業計画書に基づく業務(市民スポーツの普及・支援・指導など)
②維持管理業務の状況
・施設管理業務(清掃等) 随時
・消防設備保守点検業務 年2回
・空調設備保守点検業務 年1回
・植木類維持管理 年5回
・雑草除去 年5回
・自家用電気工作物保守管理業務 年6回
・ITV設備保守点検 年1回
・音響設備保守点検 年1回
・ゴミ収集運搬処理業務 週1回
・機械警備業務 毎日
・建築設備定期検査業務 年1回
・自動シャッター保守点検業務 年1回
・体育器具保守点検業務 年2回 等
③その他(自主事業等)
スポーツ教室(小学生バドミントン教室、小学生空手教室、弓道教室、幼児体操教
室、少年・少女体操教室、初めてのヨガ教室、スポーツ吹矢体験教室、リンパ体操教
室、ZUMBA 等)、スポーツレクリエーションフェスティバルの開催
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 15,507千円(前年度 13,986千円)
・指定管理料 64,517千円(前年度 66,071千円)
・その他収入 3,632千円(前年度 2,636千円)
②支出
・人件費 31,505千円(前年度 30,791千円)
・事務費 6,481千円(前年度 5,651千円)
・施設管理費 36,103千円(前年度 36,632千円)
・事業費 2,315千円(前年度 2,063千円)
32
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
スポーツレクリエーションフェス スポーツレクリエーションフェスティバルを開催し、スポーツ・レクリエーションの普及・
ティバルの開催
振興を図った。
館内表示の更新
館内の案内表示の文字を大型化し、英語を併記した。
LED照明の導入
外灯にLED照明を導入することにより、電気料金の削減を図り、一層の節電に努め
た。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
利用者アンケートを実施し、職員の応対、施設の管理状態、利用者サービスの内容についての満足度を測定すると
ともに、意見箱、窓口に寄せられた意見要望等を基に改善に取り組んだ。
受付業務のマニュアルを整備し、毎月研修会を実施して窓口業務の充実を進めた。
年9回、「指定管理者ニュース」を発行し、情報発信の充実を図った。
「経費の削減」
省電力照明を設置し、また未使用時の消灯等節電・節水に努め、光熱水費の節減を図るとともに、環境にも配慮し
た運営を行った。
「適正な管理運営の確保」
社内監査室による内部監査、公認会計士による外部監査を実施し、会計処理の適正化を図った。
プライバシーマークを取得し、情報セキュリティマネージメントシステムによる適正な個人情報の管理を実施した。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局スポーツ文化部スポーツ振興課)
(B)
※A∼D
総合評価
・各項目の評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
館内表示の更新など、利用者の利便性の向上に努めた。
「経費の削減」
円滑で無駄のない予算執行を心がけ、光熱水費を中心に、経費の節減に努めた。
「適正な管理運営の確保」
協定書等に従って業務を適切に履行し、施設点検等を行った。
・総合評価
当施設での指定管理者経験(平成22、23年度)を生かし、適正な施設管理が行われた。
利用者のモニタリングや自主事業参加者へのアンケートを積極的に実施し、課題の把握と改善に努めた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
利用者の安全確保、利用者の利便性向上とサービス品質の向上
利用者アンケートの結果を踏まえた利用者の満足度の向上
危機管理体制の再確認
情報セキュリティ体制の再確認
33
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市与野体育館
(2)施設概要
①所在地 さいたま市中央区下落合5−8−10
②施設の設置目的
市民の体育、スポーツ及びレクリエーションの振興を図る。
③施設の概要
昭和41年7月15日開館 敷地面積 4,672.97㎡ 建物 2,904㎡ 競技場、第
一和室、第二和室、第一集会室、第二集会室 他
(3)指定管理者
住友不動産建物サービス・住友不動産エスフォルタ共同事業体
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成21年度25,679千円、平成22年度25,000千円
平成23年度25,000千円、平成24年度25,000千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況(括弧内は前年度の数値)
利用件数 6,453件(5,555件)
利用人数 152,545人(171,846人)
利用率 競技場:97.1%(97.0%)、第1和室:46.1%(46.7%)、第2和
室:38.3%(37.3%)、第1集会室:74.1%(74.6%)、第2集会室:68.4
%(60.0%)
◇業務実施状況
利用者登録及び申込み受付業務(施設の利用許可)
公共施設予約システムによる貸出し管理
事業計画書に基づく業務(市民スポーツの普及・支援・指導など)
②維持管理業務の状況
・施設管理業務(清掃等) 日常清掃:毎日、定期ワックス清掃:年3回、ガラ
ス清掃:年3回
・消防設備保守点検業務 年2回
・簡易専用水道検査 年1回
・植木剪定業務 年1回
・自家用電気工作物保守管理業務 年12回
・ゴミ収集運搬処理業務 週3回
・機械警備業務 毎日
・害虫駆除業務 年2回
・給排水設備清掃業務 年1回
・競技場床洗浄清掃業務 年1回 等
③その他(自主事業等)
スポーツ教室(太極拳、気功、フラダンス、ヨガ、パワーヨガ、ウォーキング体操、ラ
テンダンスエクササイズ、ボクササイズ、親子体操、ママとベビーの体操教室、子ども
空手教室、骨盤調整体操、シェイプアップエアロ、マットピラティス、卓球教室等)の開
催
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 8,059千円(前年度7,071千円)
・指定管理料 25,000千円(前年度25,000千円)
・その他収入 37,029千円(前年度25,555千円)
②支出
・人件費 17,896千円(前年度17,855千円)
・事務費 12,912千円(前年度13,984千円)
・施設管理費 8,985千円(前年度9,564千円)
・事業費 20,401千円(前年度13,129千円)
34
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
トイレ節水装置の設置
達成状況
女性トイレにトイレ節水装置を設置し、経費節減を図った。
横断幕及びのぼり旗の設置
屋上に横断幕を、駐車場道路側にのぼり旗を設置し、施設及び自主事業のPRを図っ
た。
自主事業の充実
利用者からの要望を基に自主事業を拡充した。人気の高い教室について増設し、利
用者のニーズに応えた。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
投書箱を常設するとともに、利用者アンケートを実施し、寄せられた意見要望やアンケート結果等を基に改善に取り
組んだ。
ソーシャル・ネットワーキング・サービスを活用し、情報発信することにより、利用促進に努めた。
「経費の削減」
女性トイレにトイレ節水装置を設置し、経費節減に努めた。
「適正な管理運営の確保」
救急救命訓練を毎日実施する等、利用者の安全を第一に考えた管理運営に努めた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局スポーツ文化部スポーツ振興課)
(B)
総合評価
※A∼D
・各項目の評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
広報を積極的に実施し、利用促進に努めた。
「経費の削減」
円滑で無駄のない予算執行を心がけ、光熱水費を中心に、経費の節減に努めた。
「適正な管理運営の確保」
協定書等に従って業務を適切に履行し、施設点検等を行っていた。
・総合評価
当施設での指定管理者経験(平成18年度∼23年度)を生かし、適正な施設管理が行われた。
自主事業の充実により、施設の有効活用に努めた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
利用者の安全確保、利用者の利便性向上とサービス品質の向上
利用者アンケートの結果を踏まえた利用者の満足度の向上
危機管理体制の再確認
情報セキュリティ体制の再確認
35
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市浦和西体育館
(2)施設概要
①所在地 さいたま市桜区大字下大久保1676−1
②施設の設置目的
市民の体育、スポーツ及びレクリエーションの振興を図る。
③施設の概要
昭和55年5月1日開館 敷地面積 5,704.84㎡ 建物面積 2,115.40㎡ 競技
場、トレーニング室、卓球室、多目的室 他
(3)指定管理者
埼玉シミズ・浦和レッズ・レッズランド JV
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成21年度38,000千円、平成22年度38,000千円
平成23年度38,000千円、平成24年度38,000千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況(括弧内は前年度の数値)
利用件数 25,572件(23,108件)
利用人数 81,313人(73,999人)
利用率 競技場:94.0%(92.0%)、多目的室:83.0%(77.0%)、トレー
ニング室49.0%(46.0%)
◇業務実施状況
利用者登録及び申込み受付業務(施設の利用許可)
公共施設予約システムによる貸出し管理
事業計画書に基づく業務(市民スポーツの普及・支援・指導など)
②維持管理業務の状況
・施設管理業務(清掃等) 毎日
・消防設備点検 年2回
・アリーナ照明・ルーフファン設備保守点検業務 年1回
・自家用電気工作物保守管理業務 年12回
・自動ドア保守点検業務 年2回
・館内クリーンケア業務 週1回
・機械警備業務 毎日
・建築設備定期検査業務 年1回
・体育器具及びトレーニング機器保守点検業務 年2回
・浄化槽維持管理業務 週1回
・ネズミ、害虫防除管理業務 年2回 等
③その他(自主事業等)
スポーツ教室(ヨガエクササイズ、キッズ体操教室、初心者卓球教室、女子サッ
カー教室、ジュニア新体操教室、バレーボール大会 等)の開催
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 5,077千円(前年度 4,681千円)
・指定管理料 38,000千円(前年度 38,000千円)
・その他収入 5,818千円(前年度 3,505千円)
②支出
・人件費 19,579千円(前年度 19,623千円)
・事務費 6,279千円(前年度 5,823千円)
・施設管理費 17,089千円(前年度 16,495千円)
・事業費 4,483千円(前年度 2,989千円)
(7)その他
36
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
スポーツミラーの導入
達成状況
多目的室にスポーツミラーを導入し、利用者の利便性の向上を図った。
LED照明の導入
館内各施設にLED照明を導入することにより、電気料金の削減を図り、一層の節電
に努めた。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
利用者アンケートを実施し、寄せられた意見要望等を基に改善に取り組んだ。
自主事業を拡充し、収支も前年度比で増となった。
「経費の削減」
省電力照明への交換等により、光熱水費の節減を図った。
「適正な管理運営の確保」
施設修繕を積極的に実施し、安全性の確保及び設備の保全に努めた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局スポーツ文化部スポーツ振興課)
(B)
※A∼D
総合評価
・各項目の評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
備品購入等により、利用者の利便性の向上に努めた。
「経費の削減」
円滑で無駄のない予算執行を心がけ、光熱水費を中心に、経費の節減に努めた。
「適正な管理運営の確保」
協定書等に従って業務を適切に履行し、施設点検等を行った。
・総合評価
当施設での指定管理者経験(平成18年度∼23年度)を生かし、適正な施設管理が行われた。
利用者からの要望をふまえ、施設修繕や器具、備品の導入を積極的に実施し、利用者のニーズに応えるとともに、
安全性の確保及び設備の保全に努めた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
利用者の安全確保、利用者の利便性向上とサービス品質の向上
利用者アンケートの結果を踏まえた利用者の満足度の向上
危機管理体制の再確認
情報セキュリティ体制の再確認
37
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市記念総合体育館
(2)施設概要
①所在地 さいたま市桜区道場4−3−1
②施設の設置目的
市民の体育、スポーツ及びレクリエーションの振興を図る。
③施設の概要
平成15年6月1日開館 敷地面積 13,894.53㎡ 建物面積 17,739.75㎡ メイ
ンアリーナ、サブアリーナ、多目的室、温水プール、トレーニング室、フィットネススタ
ジオ、弓道場、ランニングコース、会議室、研修室 他
(3)指定管理者
株式会社クリーン工房
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成22年度123,028千円、平成23年度121,458千円
平成24年度120,948千円
※平成21年度は市直営のため数値なし
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況(括弧内は前年度の数値)
利用件数 204,233件(181,297件)
利用人数 435,765人(385,441人)
利用率 メインアリーナ:86.6%(80.7%)、サブアリーナ:81.3%(78.
9%)、多目的室:76.7%(71.3%)
◇業務実施状況
利用者登録及び申込み受付業務(施設の利用許可)
公共施設予約システムによる貸出し管理
事業計画書に基づく業務(市民スポーツの普及・支援・指導など)
②維持管理業務の状況
・消防設備点検 年2回
・自家用電気工作物点検 月次・年次
・大型空調機保守点検 年2回
・エレベーター保守点検 年4回
・自動ドア保守点検 年1回
・ゴミ収集運搬業務 週2回
・自動制御機器、中央監視装置総合点検 年1回
・建築設備定期検査 年1回
・特殊建築物定期検査 年1回
・プール水水質検査 年12回
・プール濾過設備保守点検 年2回
・プール可動床保守点検 年2回
・トレーニング機器保守点検 年1回 等
③その他(自主事業等)
スポーツ教室(バドミントン教室、卓球教室、弓道教室、フラダンス教室、テニス教
室、シニア健康体操、スポーツ吹矢教室、キッズスイム、幼児スイム、アクアエクササ
イズ 等)の開催、サマースポーツフェスティバルの開催、無料開放事業(エンジョイ
サタデー)の開催
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 91,676千円(前年度 81,115千円)
・指定管理料 120,948千円(前年度 121,458千円)
・その他収入 13,960千円(前年度 10,449千円)
②支出
・人件費 80,009千円(前年度 81,341千円)
・事務費 20,339千円(前年度 20,892千円)
・施設管理費 97,353千円(前年度 92,256千円)
・事業費 17,059千円(前年度 15,865千円)
38
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
遮熱フィルムの設置
達成状況
ロビーの窓に遮熱フィルムを設置したことにより、冷房効率の向上を図った。
自主事業の拡充
平日の利用率が低い時間帯に種目別開放事業等の自主事業を実施したこと等によ
り、利用率が向上した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
利用者アンケートを実施し、寄せられた意見要望等を基に改善に取り組んだ。
自主事業を拡充したこと等により、利用率が上昇した。
「経費の削減」
冷房効率の向上等により光熱水費を削減するとともに、環境に配慮した施設運営を行った。
「適正な管理運営の確保」
施設毎に日報を作成し、日常的なチェックを徹底することにより、施設の安全確保に努めた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局スポーツ文化部スポーツ振興課)
(B)
※A∼D
総合評価
・各項目の評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
自主事業の拡充等により、利用率が上昇し、施設の有効活用が図られた。
「経費の削減」
円滑で無駄のない予算執行を心がけ、光熱水費を中心に、経費の節減に努めた。
「適正な管理運営の確保」
協定書等に従って業務を適切に履行し、施設点検等を行った。
・総合評価
当施設での指定管理者経験(平成22、23年度)を生かし、適正な施設管理が行われた。
遮熱フィルムの設置により、冷房効率の向上を図った。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
利用者の安全確保、利用者の利便性向上とサービス品質の向上
利用者アンケートの結果を踏まえた利用者の満足度の向上
危機管理体制の再確認
情報セキュリティ体制の再確認
39
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市大宮武道館
(2)施設概要
①所在地 さいたま市見沼区堀崎町12−36
②施設の設置目的
武道その他のスポーツ及びレクリエーションの振興を図る。
③施設の概要
平成3年3月4日開館 敷地面積 12,238㎡ 建物面積 6,462.71㎡ 主道場、
錬成道場(柔道場・剣道場)、弓道場、会議室 他
(3)指定管理者
毎日興業株式会社・特定非営利活動法人さいたまスポーツクラブ共同事業体
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成21年度64,344千円、平成22年度58,560千円
平成23年度56,900千円、平成24年度52,800千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況(括弧内は前年度の数値)
利用件数 14,510件(前年度 13,651件)
利用人数 220,441人(前年度 202,148人)
利用率 主道場:94.3%(93.9%)、第1錬成道場:83.7%(80.4%)、第
2錬成道場:67.4%(61.8%)、弓道場:68.5%(66.5%)、会議室:60.1
%(66.9%)
◇業務実施状況
利用者登録及び申込み受付業務(施設の利用許可)
公共施設予約システムによる貸出し管理
事業計画書に基づく業務(市民スポーツ、武道の普及・支援・指導など)
②維持管理業務の状況
・施設管理業務(清掃等) 毎日
・消防設備点検業務 年2回
・空調設備保守点検業務 年2回
・植木剪定業務 年1回
・受変電設備点検 年12回
・自動ドア定期点検業務 年1回
・自動シャッター定期点検 年1回
・ゴミ収集運搬処理業務 可燃物 年102回 不燃物及び資源物 年13回
・機械警備業務 毎日
・防火対象物点検 年1回
・防火基準自主点検 年12回
・非常用予備発電装置点検 年12回
・受水槽点検 年12回 等
③その他(自主事業等)
武道・スポーツ教室(卓球サークル、フラダンス教室、太極拳教室、バランスボー
ルエクササイズ、空手道教室、ヨガ教室、弓道教室、はつらつ健康体操、柔道教室、
気功による健康講座教室 等)の開催
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 8,757千円(前年度 8,040千円)
・指定管理料 52,800千円(前年度 56,900千円)
・その他収入 13,442千円(前年度 13,060千円)
②支出
・人件費 42,686千円(前年度 42,410千円)
・事務費 3,400千円(前年度 3,289千円)
・施設管理費 19,072千円(前年度 21,129千円)
・事業費 9,967千円(前年度 11,296千円)
40
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
エネルギー効率の改善
達成状況
平成19年度に埼玉県環境部より「第8回さいたまエコアップ大賞」として埼玉県知事
表彰を受けたことを踏まえ、平成20年度にストップ温暖化「冷やせ!彩の国」コン
クールにおいて優秀賞を受け、平成24年度もエコアップ宣言に基づき、さらに照明及
び空調設備のエネルギー効率の改善に努めた。
第三駐車場の整備
第三駐車場において、窪みが生じている個所を補修した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
利用者アンケートを重点的に実施し、寄せられた意見要望等を基に改善に取り組んだ。また、館内外の清掃を積極
的に実施して美観向上に努めた。
「経費の削減」
平成24年度もエコアップ宣言に基づき、さらに照明及び空調設備のエネルギー効率の改善に努め、光熱水費の節
減を図った。
「適正な管理運営の確保」
施設の維持管理について、開館後20年以上経過していることをふまえ、施設の長寿命化を図る修繕を行った。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局スポーツ文化部スポーツ振興課)
(B)
総合評価
※A∼D
・各項目の評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
積極的な清掃の実施等により美観を向上させ、利用しやすい雰囲気づくりに努めた。
「経費の削減」
円滑で無駄のない予算執行を心がけ、光熱水費を中心に、経費の節減に努めた。また、軽微な修繕は経験のある
職員が自ら行い、修繕費を抑えたが、収支状況については、改善が望まれる。
「適正な管理運営の確保」
協定書等に従って業務を適切に履行し、施設点検等を行った。
・総合評価
当施設での指定管理者経験(平成18年度∼23年度)を生かし、適正な施設管理が行われた。
館内外の清掃等、美観向上を重点的に実施し、環境に配慮した施設運営が行われた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
利用者の安全確保、利用者の利便性向上とサービス品質の向上
利用者アンケートの結果を踏まえた利用者の満足度の向上
危機管理体制の再確認
情報セキュリティ体制の再確認
収支状況の改善
41
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市文化センター
(2)施設概要
①所在地
さいたま市南区根岸1丁目7番1号
②施設の設置目的
市民の文化の向上と福祉の増進を図る
③施設の概要
音楽、演劇、舞踊、古典芸能などの芸術的な分野をはじめとした催し物、展示会、
パーティー、集会などに幅広く利用できる。
●大ホール(2,006席) ●小ホール(340席) ●展示室
●集会室(5室) ●和室(3室) ●茶室 ●多目的ホール ●練習室(2室)
●駐車場(134台) 等
(3)指定管理者
公益財団法人 さいたま市文化振興事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
平成22年度 240,177千円 平成23年度 221,708千円
平成24年度 221,708千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・利用者数 1,000,066人 (前年度 908,837人)
・利 用 率 78% (前年度 78%)
・稼 働 率 59% (前年度 59%)
◇業務実施状況
・施設の利用許可、利用料金の収受
・施設、附属設備の維持管理
・文化芸術事業の実施
②維持管理業務の状況
・施設管理業務(設備・警備・清掃・舞台管理等) 〔毎日〕
・廃棄物収集運搬処理業務 〔可燃:週2回、不燃:週1回、資源:週1回〕
・機械警備業務 〔毎日〕
・自家用電気工作物保安管理業務 〔年12回〕
・空調機保守点検業務 〔年2回〕
・消防設備保守点検業務 〔年2回〕
・エレベーター保守点検業務 〔年12回〕
・自動扉設備保守点検業務 〔年3回〕
・ホール舞台機構設備保守点検業務 〔年4回〕
・ホール舞台音響設備保守点検業務 〔年2回〕
・ホール舞台照明設備保守点検業務 〔年3回〕
・植栽管理業務 〔年2回〕
・建築物定期検査業務 〔3年1回〕
③その他(自主事業等)
・東京フィル&中村紘子の「ブラボー!名曲アカデミー」
(東京フィルハーモニー交響楽団と中村紘子によるオーケストラコンサート)
・南浦和アートフェスタ
(地域住民や様々な団体、アーティストが主体となった「南浦和アートフェスタ」を開催し、
人々の交流の創出と各分野の活性化を図った)
等、主催38事業、共催23事業の計61事業を実施
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 221,708千円 (前年度 221,708千円)
・利用料金収入 146,136千円 (前年度 141,363千円)
・文化事業収入 46,252千円 (前年度 43,908千円)
・その他収入 5,657千円 (前年度 4,270千円)
・公益事業積立金取崩 3,910千円 (前年度 2,028千円)
②支出
・人件費 93,854千円 (前年度 89,052千円)
・事務費 2,394千円 (前年度 2,005千円)
・施設管理費 230,824千円 (前年度 228,711千円)
・文化事業費 82,243千円(前年度 78,491千円)
42
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
管理運営体制、緊急時の対応
・「危機管理ガイド・マニュアル」に基づき、危機管理体制の強化に努めた。
・防火管理者及び普通救命講習Ⅰの資格を習得している。
・「個人情報保護規程」及び「個人情報保護方針」に基づき個人情報保護等の遵守に努め
た。
・管理業務が適切に行えているかどうかを客観的に把握するため「利用者満足度調査」を実
施した。
広報・利用促進計画
・事業団情報誌「SaCLa」の配布はもとより、タウン誌等の情報誌への施設紹介記事掲載、ま
た事業団ホームページの効果的利用、メールマガジンの配信により広報宣伝の充実に努め
た。
・月間催物案内を作成し、窓口等で配布。また、近隣駅前掲示板にもポスターを掲示した。
利用支援計画(サービスの向上) ・「アドバンスBOX」(提案箱)を活用し、利用者の要望を施設運営に反映させるよう努めた。
・「職員研修要項」に基づき、接遇研修等を実施し職員の資質向上を図った。
・受付システムが苦手な利用者に、助言や援助を積極的に行った。
・チケット購入について、クレジットカード及びコンビニ決済に対応した。
自主事業計画
・市民ニーズを考慮し、「沢田知可子が贈る“春の音楽祭”ダンスワークショップ」をはじめとす
る市民参加型事業や芸術鑑賞事業及び市民文化支援型事業を展開した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用」・・・さいたま市文化会館条例・施行規則その他関係法令を遵守し、市民の平等かつ公平な利用に努めた。
「市民サービスの向上」・・・アドバンスBOXや施設利用者へのアンケート調査などからの意見・要望を幅広く取り入れるなどして、
市民サービスの向上に努めた。
「利用促進」・・・事業団情報誌「SaCLa」を毎月1万3千部作成し、各区役所、公共施設等に配布して利用促進に努めた。
「経費の削減」・・・一部、複数年契約を取り入れるなど委託契約の見直しを図るとともに、省エネを実施することにより、経費の
削減に努めた。
「適正な管理運営の確保」・・・施設における修繕の迅速な対応及び法定点検の実施など適切な管理運営の確保に努めた。
「遊休スペースの有効活用」・・・センターホールを開放してロビーコンサートや東側広場においてバレエフェスタを開催した。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局スポーツ文化部文化振興課)
(B)
総合評価
※A∼D
1 項目別の評価
(1)市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取組みの評価
平成24年度についても、アンケート等により利用者のニーズの把握を行い、また、施設スペースの有効活用な
ど、市民サービスの向上を図っている。また、広報誌を公共施設等に配布し積極的に広報活動を行うなど、利用促
進のための取組みを行っている。これらの取組みは一定の評価ができる。
(2)経費の縮減に関する取組みの評価
委託契約の見直しや光熱水費の削減を図るなど、コスト削減に取り組んでいることは評価できる。
(3)適正な管理運営の確保に対する取組みの評価
施設の小破修繕での速やかな対応や施設の安全面の確保など、適正な管理運営が行われている。
2 総合評価
事業計画に沿って、適正に施設運営が行われている。さらに、各種取組みの実施により施設運営の向上が図れ
たことは評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、利用者の目線に立ってニーズの把握を行い、利用者満足度の向上を図るよう指導していくとともに、安心
で安全な施設の維持管理を求めていく。
また、地域の方に親しまれるような施設を目指していただきたい。
43
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市民会館うらわ
(2)施設概要
①所在地
さいたま市浦和区仲町2丁目10番22号
②施設の設置目的
市民の文化の向上と福祉の増進を図る
③施設の概要
各種文化活動のほか、研修や講習会、お茶会、お見合い、結納、結婚式、
披露宴、七五三、謝恩会、同窓会、テーブルマナー講習会などに利用できる。
●ホール(478席) ●コンサート室(132席) ●集会室(15室)
●展示室 ●結婚式場 ●駐車場(29台)
(3)指定管理者
公益財団法人 さいたま市文化振興事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
平成22年度 116,656千円 平成23年度 116,656千円
平成24年度 116,656千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・利用者数 343,736人 (前年度 344,094人)
・利用率 72% (前年度 73%)
・稼働率 46% (前年度 47%)
◇業務実施状況
・施設の利用許可、利用料金の収受
・施設、附属設備の維持管理
・文化芸術事業の実施
②維持管理業務の状況
・施設管理業務(設備・警備・清掃・舞台管理等) 毎日
・廃棄物収集運搬処理業務 年128回
・機械警備業務 毎日
・自家用電気工作物保安管理業務 年12回
・空調設備保守点検業務 年2回
・冷凍機保守点検業務 年2回
・消防設備保守点検業務 年2回
・エレベーター保守点検業務 年12回 ・ 年6回
・自動扉設備保守点検業務 年3回
・ホール舞台機構設備保守点検業務 年2回
・ホール舞台音響設備保守点検業務 年2回
・ホール舞台照明設備保守点検業務 年2回
・植栽管理業務 年1回
・建設設備定期検査業務 年1回
③その他(自主事業等)
・落語ワークショップ「君も今日から座布団1枚!」
(小学生が落語家から6日間で落語を学び、最後にグループで1席の落語を発表す
るワークショップ)等、主催16事業、共催4事業の計20事業を実施
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 116,656千円 (前年度 116,656千円)
・利用料金収入 38,182千円 (前年度 38,311千円)
・文化事業収入 3,435千円 (前年度 3,884千円)
・その他収入 2,115千円 (前年度 2,078千円)
・公益事業積立金取崩 528千円 (前年度 2,435千円)
②支出
・人件費 53,352千円 (前年度 50,766千円)
・事務費 896千円 (前年度 769千円)
・施設管理費 92,511千円 (前年度 93,266千円)
・文化事業費 8,833千円 (前年度 8,963千円)
44
(7)その他
・主な修繕として1階101集会室じゅうたんの張替及び女子トイレ内にフック取付修繕を行っ
た。
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
管理運営体制、緊急時の対応 ・「危機管理ガイド・マニュアル」に基づき、危機管理体制の強化に努めた。
・消防訓練時に併せて消防講習会を行った。
・「個人情報保護規程」及び「個人情報保護方針」に基づき、個人情報保護の遵守に
努めた。
・管理業務が適切に行えているかどうかを客観的に把握するため「利用者満足度調
査」を実施した。
広報・利用促進計画
・事業団情報誌「SaCLa」やタウン誌等の情報誌への施設紹介記事掲載、また事業団
ホームページの効果的利用、メールマガジンの配信により広報宣伝の充実に努め
た。
・月間催物案内を作成し、会館ロビーに掲示した。
・結婚式場案内を作成し、チラシ配布を実施した。
利用支援計画(サービスの向上) ・「アドバンスBOX」(提案箱)を活用し、利用者の要望を施設管理運営に反映させる
よう努めた。
・「職員研修要綱」に基づき、接遇研修等を実施し職員の資質向上を図った。
・受付システムが苦手な利用者に、助言や援助を積極的に行った。
自主事業計画
・市民ニーズを考慮し、芸術鑑賞事業、市民参加型事業及び市民文化支援型事業を
展開した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用」 ・・・・・・・・・さいたま市文化会館条例・施行規則その他関係法令を遵守し、市民の平等かつ公
平な利用に努めた。
「市民サービスの向上」 ・・・・・アドバンスBOXや施設利用者へのアンケート調査などからの意見・要望を幅広く取
り入れるなどして、市民サービスの向上に努めた。
「利用促進」 ・・・・・・・・・・・・・・事業団情報誌「SaCLa」を1万2千部作成し、各区役所、公共施設等に配布し利用促
進に努めた。
「経費の削減」 ・・・・・・・・・・・・委託契約の見直しや省エネを実施することにより、経費の削減に努めた。
「適正な管理運営の確保」 ・・・施設における小破修繕の迅速な対応及び法定点検の実施など適正な管理運営の
確保に努めた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局スポーツ文化部文化振興課)
(B)※A∼D
総合評価
1 項目別の評価
(1)市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取組みの評価
市民のニーズを施設運営に取り入れ、市民サービスの向上を図っている。
また、広報誌を公共施設等に配布し積極的に、また継続的に広報活動を行うなど、利用促進のための
取組みを行っている。これらの取組みは一定の評価ができる。
(2)経費の縮減に関する取組みの評価
委託契約の見直しや光熱水費の削減を図るなど、コスト削減に取り組んでいることは評価できる。
(3)適正な管理運営の確保に対する取組みの評価
施設の小破修繕での速やかな対応や施設の安全面の確保など、適正な管理運営が行われている。
2 総合評価
事業計画に沿って、適正に施設運営が行われている。さらに、各種取組みの実施により施設運営の向上が図れ
たことは評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、利用者の目線に立ってニーズの把握を行い、利用者満足度や利用率の向上を図るよう指導していく。
また、安心で安全な施設の維持管理を求めていく。
45
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
(2)施設概要
さいたま市民会館おおみや
(3)指定管理者
(4)指定期間、指定管理料
公益財団法人 さいたま市文化振興事業団
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・利用者数 581,485人 (前年度 574,357人)
・利用率 81% (前年度 79%)
・稼働率 58% (前年度 57%)
◇業務実施状況
・施設の利用許可、利用料金の収受
・施設、附属設備の維持管理
・文化芸術事業の実施
①所在地
さいたま市大宮区下町3丁目47番地8
②設置目的
市民の文化の向上と福祉の増進を図る
③概要
音楽会や演劇、講演会、式典など、多彩な催し物の会場として、集会などに利用できる
●大ホール(1,370席) ●小ホール(274席) ●集会室(5室)
●和室 ●駐車場(50台)等
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
平成22年度 102,021千円 平成23年度 102,021千円
平成24年度 102,021千円
②維持管理業務の状況
・施設管理業務(清掃・設備・警備・舞台管理等) 毎日
・廃棄物収集運搬処理業務 年182回
・機械警備業務 毎日
・自家用電気工作物保安管理業務 年1回
・自家用発電機設備保守点検業務 年2回
・空調機保守点検業務 年6回
・消防設備保守点検業務 年2回
・ダムウェーター設備保守点検業務 年2回
・自動扉設備保守点検業務 年3回
・ホール舞台機構設備保守点検業務 年3回
・ホール舞台音響設備保守点検業務 年2回
・ホール舞台照明設備保守点検業務 年3回
・植栽管理業務 年2回
・建築設備定期検査業務 年1回
・特殊建築物定期検査業務 3年毎1回
③その他(自主事業等)
・寄席シリーズ①お昼の爆笑寄席
(三遊亭圓歌、ケーシー高峰、三遊亭小遊三他による寄席を開催)
等、主催6事業、共催4事業の計10事業を実施
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 102,021千円 (前年度 102,021千円)
・利用料金収入 62,506千円 (前年度 63,004千円)
・文化事業収入 13,817千円 (前年度 17,038千円)
・その他収入 2,223千円 (前年度 2,361千円)
・公益事業積立金取崩 764千円 (前年度 2,027千円)
②支出
・人件費 60,995千円 (前年度 55,630千円)
・事務費 936千円 (前年度 790千円)
・施設管理費 88,739千円 (前年度 95,420千円)
・文化事業費 19,248千円 (前年度 26,119千円)
(7)その他
46
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
管理運営体制、緊急時の対応 ・「危機管理ガイド・マニュアル」に基づき、危機管理体制の強化に努めた。
・消防訓練の実施及び緊急時における連絡網の整備を行った。
・防火管理者の全職員取得を推進した。
・特別産業廃棄物管理者講習の受講を推進した。
・「個人情報保護規程」及び「個人情報保護方針」に基づき、個人情報保護の遵守に努めた。
・管理業務が適切に行えているかどうかを客観的に把握するため「利用者満足度調査」を実
施した。
広報・利用促進計画
・事業団情報誌「SaCLa」の配布エリア拡大やタウン誌等の情報誌への施設紹介記事掲載、
また事業団ホームページのリニューアル及びメールマガジンの配信により広報宣伝の充実に
努めた。
・月間催物案内を作成し、会館前掲示板に掲示した。
・催物毎に、市内公共施設へのポスター又はチラシの配布を実施した。
・催物毎に、過去のチケット購入者を対象にDMの配布を実施した。
・集客力が低調な催物については、新聞・ラジオ等を利用した広報を実施した。
利用支援計画(サービスの向上) ・「アドバンスBOX」(提案箱)を活用し、利用者の要望を施設運営に反映させるよう努めた。
・「職員研修要綱」に基づき、接遇研修等を実施し職員の資質向上を図った。
・受付システムが苦手な利用者に、助言や援助を積極的に行った。
自主事業計画
・地域文化を推進するため、市民を対象に小学生から参加できるミュージカルのワークショッ
プ・発表会を実施した。
・ホール事業だけでなく、初心者を対象にした囲碁の講座事業を実施した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用」・・・・・・・・・さいたま市文化会館条例・施行規則その他関係法令を遵守し、市民の平等かつ公平な利用に
努めた。
「市民サービスの向上」・・・・・・アドバンスBOXや利用者へのアンケート調査などからの意見・要望を幅広く取り入れるなどし
て、市民サービスの向上に努めた。
「利用促進」・・・・・・・・・・・・・・事業団情報誌「SaCLa」を1万3千部作成し、各区役所、公共施設等に配布し利用促進に努めた。
「経費の削減」・・・・・・・・・・・・委託契約の見直しや省エネを実施することにより、経費の削減に努めた。
「適正な管理運営の確保」・・・施設における小破修繕の迅速な対応及び法定点検の実施など適正な管理運営の確保に努め
た。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局スポーツ部文化振興課)
(B)
総合評価
※A∼D
1 項目別の評価
(1)市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取組みの評価
市民のニーズを施設運営に取り入れたり、初心者向け講座を行うなど、市民サービスの向上を図っている。
また、広報誌を公共施設等に配布し積極的に広報活動を行うなど、利用促進のための取組みを行っている。これ
らの取組みは 一定の評価ができる。
(2)経費の縮減に関する取組みの評価
委託契約の見直しや光熱水費の削減を図るなど、コスト削減に取り組んでいることは評価できる。
(3)適正な管理運営の確保に対する取組みの評価
施設の小破修繕での速やかな対応や施設の安全面の確保など、適正な管理運営が行われている。
2 総合評価
事業計画に沿って、適正に施設運営が行われている。さらに、各種取組みの実施により施設運営の向上が図れ
たことは評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、利用者の目線に立ってニーズの把握を行い、利用者満足度の向上を図るよう指導していくとともに、安心
で安全な施設の維持管理を求めていく。
47
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
(2)施設概要
さいたま市民会館いわつき
(3)指定管理者
公益財団法人 さいたま市文化振興事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
平成22年度 109,185千円 平成23年度 109,185千円
平成24年度 109,185千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・利用者数 142,925人 (前年度 151,075人)
・利用率 37% (前年度 38%)
・稼働率 24% (前年度 25%)
◇業務実施状況
・施設の利用許可、利用料金の収受
・施設、附属設備の維持管理
・文化芸術事業の実施
②維持管理業務の状況
・施設管理業務(設備・清掃・舞台管理等) 毎日
・廃棄物収集運搬処理業務 年113回
・機械警備業務 毎日
・自家用電気工作物保安管理業務 年6回
・空調機保守点検業務 年2回
・消防設備保守点検業務 年2回
・エレベーター保守点検業務 年12回
・自動扉設備保守点検業務 年3回
・ホール舞台機構設備保守点検業務 年2回
・ホール舞台音響設備保守点検業務 年1回
・ホール舞台照明設備保守点検業務 年1回
・植栽管理業務 年1回
・建築設備定期検査業務 年1回
・建築物定期検査業務 3年1回
③その他(自主事業等)
・いわつき爆笑落語二人会
(林家木久扇と林家木久蔵による寄席を開催)
・ようこそ・にぎわい城下町へ「人形のまち音の森音楽会」
(音楽会を通して、岩槻地域の音楽愛好家を支援し、
また人形のまちにふさわしい楽曲を紹介することにより、
岩槻地域のまちづくりを支援)等、主催13事業、共催事業2事業の計15事業を実施
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 109,185千円 (前年度 109,185千円)
・利用料金収入 9,173千円 (前年度 9,351千円)
・文化事業収入 2,172千円 (前年度 2,723千円)
・その他収入 124千円 (前年度 119千円)
・公益事業積立金取崩 471千円 (前年度 2,027千円)
②支出
・人件費 45,889千円 (前年度 45,829千円)
・事務費 629千円 (前年度 523千円)
・施設管理費 62,261千円 (前年度 60,788千円)
・文化事業費 6,873千円 (前年度 6,019千円)
①所在地
さいたま市岩槻区太田3丁目1番1号
②施設の設置目的
市民の文化の向上と福祉の増進を図る
③施設の概要
芸術・文化活動の拠点として、会議・講演・講習会をはじめ、結婚式・披露宴等に
幅広く利用できる
●ホール(622席) ●集会室(9室)
●結婚式場関係施設(式場・控室・写真室・着付室)
(7)その他
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2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
管理運営体制、緊急時の対応 ・「危機管理ガイド・マニュアル」に基づき、危機管理体制の強化に努めた。
・防火管理者の全職員取得を推進した。
・「個人情報保護規程」及び「個人情報保護方針」に基づき、個人情報保護の遵守に
努めた。
広報・利用促進計画
・当事業団が管理運営する各施設や、近隣の公共施設等へ自主事業チラシの配布
を実施した。
・事業団情報誌「SaCLa」を配布し、より広く市民の方に周知できるように努めた。
・事業団ホームページの効果的利用、メールマガジンの配信により広報宣伝の充実
に努めた。
利用支援計画(サービスの向上) ・「アドバンスBOX」(提案箱)を活用し、利用者の要望を施設運営に反映させるよう
努めた。
・「職員研修要項」に基づき、接遇研修等を実施し職員の資質向上を図った。
・利用者の宅配お預かり・取次ぎサービスを実施した。
・受付システムが苦手な利用者に、助言や援助を積極的に行った。
・チケット購入方法としてクレジットカード払い及びコンビニ決済システムを導入した。
自主事業計画
・市民参加型事業や、岩槻区と連携した協働事業等を展開した。
・地域の音楽愛好家団体を支援する市民文化支援事業を展開した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用」 ・・・・・・・・・さいたま市文化会館条例・施行規則その他関係法令を遵守し、市民の平等かつ公
平な利用に努めた。
「市民サービスの向上」・・・・・・アドバンスBOX(提案箱)や施設利用者へのアンケート調査などからの意見・要望を
幅広く取り入れるなどして、市民サービスの向上に努めた。
「利用促進」・・・・・・・・・・・・・・・事業団情報誌「SaCLa」を1万3千部作成し、各区役所、公共施設等に配布し利用促
進に努めた。
「経費の削減」・・・・・・・・・・・・・ 委託契約の見直しや省エネを実施することにより、経費の削減に努めた。
「適正な管理運営の確保」 ・・・施設における小破修繕の迅速な対応及び法定点検の実施など適正な管理運営の
確保に努めた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局スポーツ文化部文化振興課)
(B)※A∼D
総合評価
1 項目別の評価
(1)市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取組みの評価
市民のニーズを施設運営に取り入れ、利用者の宅配お預かり・取次ぎサービスなど市民サービスの
向上を図っている。また、広報誌を公共施設等に配布し積極的に広報活動を行うなど、利用促進のための
取組みを行っている。これらの取組みは一定の評価ができるが、施設利用率が他施設と比べ低い。
(2)経費の縮減に関する取組みの評価
委託契約の見直しや光熱水費の削減を図るなど、コスト削減に取り組んでいることは評価できる。
(3)適正な管理運営の確保に対する取組みの評価
施設の小破修繕での速やかな対応や施設の安全面の確保など、適正な管理運営が行われている。
2 総合評価
事業計画に沿って、適正に施設運営が行われている。さらに、各種取組みの実施により施設運営の向上が図れ
たことは評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、利用者の目線に立ってニーズの把握を行い、利用者満足度の向上を図るよう指導していくとともに、安
心で安全な施設の維持管理を求めていく。特に施設稼働率の向上には注力していただきたい。
49
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
(2)施設概要
さいたま市伝統文化施設恭慶館・氷川の杜文化館
①所在地
(恭慶館)さいたま市浦和区常盤9丁目30番5号
(氷川の杜文化館)さいたま市大宮区高鼻町2丁目262番地1
②施設の設置目的
伝統文化に関する活動の場を提供するとともに、市民相互の交流を促進し、もって伝統文
化の普及及び伝承を図り、市民文化の向上に寄与する
③施設の概要
(恭慶館)平成11年9月開館 木造 平屋建 延床面積255㎡
伝統文化の拠点として、茶道、華道、俳句をはじめとする文芸活動のほか、着付け
や香道などに利用できる施設
●第1和室(28名) ●第2和室(20名) ●茶室(12名) ●表広間(24名)
(氷川の杜文化館)平成9年11月開館 鉄筋コンクリート造 地上2階 延床面積992㎡
能楽・日本舞踊・三曲・茶道・華道等の伝統文化の活動拠点となる文化交流施設
●練習場(60名) ●第一和室(20名) ●第二和室(15名) ●会議室(30名)
●展示場(90名) ●駐車場(8台)
(3)指定管理者
公益財団法人 さいたま市文化振興事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
平成22年度 47,338千円 平成23年度 47,338千円
平成24年度 47,338千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
(恭慶館)
・利用者数 9,618人 (前年度 9,896人)
・利用率 45% (前年度 43%)
・稼働率 29% (前年度 28%)
(氷川の杜文化館)
・利用者数 94,405人 (前年度 92,172人)
・利用率 85% (前年度 85%)
・稼働率 60% (前年度 59%)
◇業務実施状況
・施設の利用許可、利用料金の収受
・施設、附属設備の維持管理
・文化芸術事業の実施
②維持管理業務の状況
(恭慶館)
・施設管理業務(清掃等) 毎日
・廃棄物収集運搬処理業務 年24回
・機械警備業務 毎日
・空調機保守点検業務 年2回
・植栽管理業務 年2回(その他適宜)
・建築設備定期検査業務 年1回
(氷川の杜文化館)
・施設管理業務(清掃等) 毎日
・廃棄物収集運搬処理業務 年152回
・機械警備業務 毎日
・自家用電気工作物保安管理業務 年12回
・空調機保守点検業務 年3回
・消防設備保守点検業務 年2回
・エレベーター保守点検業務 年12回
・自動扉設備保守点検業務 年3回
・植栽管理業務 年2回(その他適宜)
・建築設備定期検査業務 年1回
50
③その他(自主事業等)
・夏休み伝統文化体験ツアー
「子ども組紐体験教室」「子ども張り子体験教室」
(子どもが参加できる伝統工芸体験教室)
・「さいたま茶会」
(各会派が一同に介し、どなたでも気軽に参加できる茶会)
・「尺八入門講座」
(初心者を対象とした入門講座)
等、恭慶館は主催14事業、氷川は主催22事業の計36事業を実施
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 47,338千円 (前年度 47,338千円)
・利用料金収入 6,284千円 (前年度 6,049千円)
・文化事業収入 529千円 (前年度 460千円)
・その他収入 214千円 (前年度 200千円)
・修繕積立預金取崩 1,145円 (前年度 225千円)
・公益事業積立金取崩 1,951千円 (前年度 6,727千円)
・前期繰越 646千円
②支出
・人件費 35,334千円 (前年度 35,339千円)
・事務費 160千円 (前年度 133千円)
・施設管理費 18,143千円 (前年度 15,972千円)
・文化事業費 3,143千円 (前年度 3,944千円)
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
管理運営体制、緊急時の対応 ・「危機管理ガイド・マニュアル」に基づき、危機管理体制の強化に努めた。
・「個人情報保護規程」及び「個人情報保護方針」に基づき、個人情報保護の遵守やコンプラ
イアンスの徹底に努めた。
・管理業務等が適切に実施されているかを客観的に把握するためアンケート方式による利用
者満足度調査を行った。
広報・利用促進計画
・事業団情報誌「SaCLa」の配布エリア拡大や事業団ホームページの効果的利用、メールマガ
ジンの配信により広報宣伝の充実に努めた。
・月間催物案内ポスター等の作成や、自主事業時等に催物の案内及び施設の利用案内等を
行った。
・チラシ等を各公共施設(公民館等)に配付依頼し、施設の宣伝等利用促進に努めた。
利用支援計画(サービスの向上) ・「アドバンスBOX」(提案箱)を活用し、利用者の要望を施設運営に反映させるよう努めた。
・「職員研修要綱」に基づき、接遇研修等を実施し職員の資質向上を図った。
・傘の無料貸出し、受付窓口での老眼鏡の設置を実施した。
・受付システムが苦手な利用者に、助言や援助を積極的に行った。
自主事業計画
・各種講座型事業や市民参加型事業を展開した。
・全事業でアンケートを実施し、市民の要望等を反映させるように努めた。
・自主事業参加者の年齢等に配慮し、イス席を用意した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用」・・・・・・・・・さいたま市伝統文化施設条例・施行規則その他関係法令を遵守し、市民の平等利用に努めた。
「市民サービスの向上」・・・・・・アドバンスBOXや、施設利用者へのアンケート調査などからの意見・要望を幅広く取り入れるな
どして、市民サービスの向上に努めた。
「利用促進」・・・・・・・・・・・・・・事業団情報誌「SaCLa」を1万3千部作成し、各区役所、公共施設等に配布し利用促進に努めた。
「経費の削減」・・・・・・・・・・・・委託契約の見直しや省エネを実施することにより、経費の削減に努めた。
「適正な管理運営の確保」・・・施設における小破修繕の迅速な対応及び法定点検の実施や利用者満足度調査など適正な管
理運営の確保に努めた。
51
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局スポーツ文化部文化振興課)
(B)
※A∼D
総合評価
1 項目別の評価
(1)市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取組みの評価
市民のニーズを施設運営に取り入れ、市民サービスの向上を図っている。また、広報誌を公共施設等に配布し
積極的に広報活動を行うなど、利用促進のための取組みを行っている。これらの取組みは一定の評価ができる。
(2)経費の縮減に関する取組みの評価
委託契約の見直しや光熱水費の削減を図るなど、コスト削減に取り組んでいることは評価できる。
(3)適正な管理運営の確保に対する取組みの評価
施設の小破修繕での速やかな対応や施設の安全面の確保など、適正な管理運営が行われている。
2 総合評価
事業計画に沿って、適正に施設運営が行われている。さらに、各種取組みの実施により施設運営の向上が図れ
たことは評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、利用者の声を適切に把握し、サービスに反映していただきたい。また、伝統文化施設としての役割を果た
していただきたい。
52
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市地域中核施設プラザノース
(2)施設概要
①所在地
さいたま市北区宮原町1丁目852番地1
②施設の設置目的
地域に密着した文化活動や、生活活動及び生涯学習等の様々な活動に幅広
く対応し、地域の活動拠点となる。
③施設の概要
文化・芸術・レクリエーション等の活動の場として地域の拠点となる複合施設
である。
●北区役所 ●北図書館 ●ホール(403席) ●楽屋(5室)
●リハーサル室(3室) ●多目的ルーム ●音楽スタジオ(3室)
●和室(4室) ●書斎(5室) ●キッチンスタジオ ●セミナールーム(7室)
●陶芸アトリエ ●絵画アトリエ ●造形アトリエ ●CGアトリエ
●交流スタジオ ●ギャラリー(8室) ●ユーモアスクエア
●自由読書スペース ●映写室 ●駐車場(183台)等
(3)指定管理者
プラザノースマネジメント(株)
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成20年5月1日∼平成35年3月31日
②指定管理料
平成22年度 439,933千円 平成23年度 438,650千円
平成24年度 449,510千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況 ※対象期間:平成24年4月1日∼平成25年3月31日
・利用者数 304,546人(前年度 295,352人)
・利用率 63.1%(前年度 61.7%)
・稼働率 33.8%(前年度 33.3%)
◇業務実施状況
・施設利用受付、使用料徴収代行業務
・各種文化芸術事業の実施
※新規事業として「ノースであそぼう!あーとひろばの日」のほか、
「柳家小三治独演会」「わらび座ミュージカル」等のホール公演、「Domain
of Art」(ワークショップ+展覧会「みんなのアートハウス展」/アトリエオモ
ヤ展)、ユーモア関連事業(「ユーモアフォトコンテスト」「国際漫画フェスティ
バル」等)及び各種講座を含め計83事業を実施
・施設・附属設備の維持管理
②維持管理業務の状況
・建築物保守管理業務
・建築設備保守管理業務
・舞台機構・舞台設備保守管理業務
・備品等保守管理業務
・外構施設保守管理業務
・各種清掃業務
・植栽維持管理業務
・館内・駐車場等警備業務
・環境衛生管理業務
③その他(自主事業等)
・ホール3事業(「音楽のおくりもの」「アン・サリーSpecial Live」「プラザ
ノース de クリスマス」及び教室・講座(料理・絵画・書道・ヒップホップ
等)を計54事業を実施
53
(6)収支状況
①収入
・指定管理料449,510千円(前年度438,650千円)
②支出
・維持管理業務費 152,838千円(前年度154,367千円)
・修繕業務費 20,141千円(前年度4,987千円)
・コミュニティ、ホール等運営業務費
149,886千円(前年度151,386千円)
・図書館運営業務費
74,068千円(前年度74,809千円)
・駐車場等運営業務費
18,642千円(前年度18,829千円)
・市の事業に関する運営業務費
33,932千円(前年度34,272千円)
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
貸出施設の活性化
・施設の特徴を意識した教室・講座を開催し、諸室PRの一助とした。
・施設利用者の活動を紹介する「スマイル展」を開催した。
・「ノースであそぼう!あーとひろばの日」に、施設利用者による体験ブースを設け、
一般来館者との交流の場とした。
友の会の特典検討
・ホール公演の一部に会員の先行予約を取り入れた。
・引続き、会員には事業情報紙やチラシ等をメール便で送付している。
・更新時期に、情報入手手段は何がよいかのアンケートを行ったところ、82%の方が
メール便によるものと答えた。
周辺地区との連携
・BBBBを招聘し、近隣中学校吹奏楽部へのクリニックを行い、「ノースであそぼ
う!あーとひろばの日」のイベントとして音楽パレードを実施した。パレードは誰もが
参加できるものとし、多くの方を巻き込みながら、最終地点の近隣商業地区の広場
に到達した。
・「ノースであそぼう!あーとひろばの日」の実施にあたっては、自治会連合会およ
び近隣商業地区の協力を得た。
セルフモニタリング
・来館者対象の「利用者アンケート」、貸出施設利用者対象の「利用報告書」「貸出
施設に関するアンケート」「利用者懇談会」、事業鑑賞者・参加者対象のアンケートを
実施し、ニーズの把握、トラブル防止に努めた。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
・「さいたま市コミュニティ条例」「同条例施行規則」を遵守し、平等の利用に努めた。
・アンケートを実施し利用者のニーズや苦情・トラブル等を把握、極力要望に対応した。
・ご意見・ご要望はホームページ及び「プラザノース通信」にて公表した。
・カウンター業務について、月1回のミーティングを開き、情報共有及びサービスの質の向上・維持に努めた。
・事業の広報は「ノース*ノステル」やチラシの発行・配布、ホームページ、「友の会」を通じて行い、情報が入手
しやすい環境を整備し、参加者の増加に努めた。
・施設の貸出については、公平性・安全性に留意しながら利用者の利便性の向上に努めた。
・接遇研修や備品研修を通じて知識の習得に努め、お客様サービスに役立てた。
「経費の削減」
・適正な人員配置やスタッフ用のマニュアル類の整備を行い、効率的な運営を心がけた。
・費用対効果を精査して広報・宣伝を行った。
・無理のない範囲で節電に努め、電気使用量を22年度比87.0%にとどめた。
「適正な管理運営の確保」
・不具合箇所への迅速な対応、利用者からの要望への的確な対応を実施し、適正な管理運営に努めた。
54
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局スポーツ文化部文化振興課)
(B)
※A∼D
総合評価
1 項目別の評価
(1)市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取組みの評価
市民のニーズを施設運営に迅速に取り入れ、市民サービスの向上を図っている。また、事業実施において積極
的に広報活動を行うなど、利用促進のための取組みを行っている。これらの取組みは一定の評価ができる。
(2)経費の縮減に関する取組みの評価
空調・照明など無理のない範囲で節電に努め、コスト削減に取り組んでいることは評価できる。
(3)適正な管理運営の確保に対する取組みの評価
施設の小破修繕での速やかな対応や施設の安全面の確保など、適正な管理運営が行われている。
2 総合評価
事業計画に沿って、適正に施設運営が行われている。さらに、各種取組みの実施により利用者満足度、施設運
営の向上が図れたことは評価できる。今後、更なる取組みにより利用率・稼働率が向上することを期待する。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
周辺商業施設と連携したPR活動やイベント実施など、地域活性化に努めている。今後も継続して地域活性化につな
がる事業を実施していただきたい。
55
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市地域中核施設プラザイースト
(2)施設概要
①所在地
さいたま市緑区中尾1440番地8
②施設の設置目的
地域に密着した文化活動や、生活活動及び生涯学習等の様々な活動に幅広
く対応し、地域の活動拠点となる
③施設の概要
文化・芸術・レクリエーション等の活動の場として地域の拠点となる複合施設
●ホール(402席) ●多目的ルーム ●展示室(2室) 映像シアター
●リハーサル室(3室) ●音楽スタジオ ●フィットネスルーム ●和室(3室)
●茶室 ●会議室(8室) ●パソコンルーム ●キッチンスタジオ
●アトリエ絵画・造形・陶芸・映像 ●駐車場(123台)等
(3)指定管理者
公益財団法人 さいたま市文化振興事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成23年4月1日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成23年度 219,979千円 平成24年度 219,979千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・利用者数 244,341人 (前年度 237,951人)
・利用率 62% (前年度 62%)
・稼働率 40% (前年度 42%)
◇業務実施状況
・施設の利用許可、使用料の徴収
・施設、附属設備等の維持管理
・文化芸術事業の実施
②維持管理業務の状況
・施設管理業務(設備・警備・清掃)
毎日
・機械警備業務 毎日
・自家用電気工作物保安管理業務 毎月
・空調機保守点検業務 年5回
・消防設備保守点検業務 年2回
・自動扉設備保守点検業務 年2回
・舞台管理業務 毎日
・廃棄物収集運搬処理業務 年1回
・ゴミ収集運搬処理業務 年151回
・エレベーター保守点検業務 現場点検年4回
・潅水システム保守点検業務 年1回
・ホール舞台機構設備保守点検業務 年2回
・ホール舞台音響設備保守点検業務 年1回
・ホール舞台照明設備保守点検業務 年1回
・ホール映写設備保守点検業務 年1回
・電動ロールスクリーン保守点検 年1回
・電話設備保守点検 年2回
・駐車場管制装置保守点検業務 年2回
・植栽管理業務 年3回
・建築設備定期検査業務 年1回
・特殊建築物定期検査業務 年1回
・ベーゼンドルファーピアノ保守 年1回
・ヤマハピアノ保守 年2回
③その他(自主事業等)
・プラザ子ども教室
(子どもの創作活動の場として、「子ども将棋教室」「子ども絵画教室」「子ども陶
芸教室」などを開催)
・12人のヴァイオリニストとヤングヴァイオリニスト
(公募した地域の子どもたちとプロヴァイオリニストが共演するコンサート)
など、主催38事業、共催14事業の計52事業を実施
56
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 219,979千円 (前年度 219,979千円)
・文化事業収入 10,072千円) (前年度 6,246千円)
・その他収入 7,744千円 (前年度 4,714千円)
・公益事業積立金取崩 1,338千円 (前年度 3,529千円)
②支出
・人件費 69,569千円 (前年度 69,333千円)
・事務費 1,337千円 (前年度 1,136千円)
・施設管理費 142,142千円 (前年度 141,054千円)
・文化事業費 26,817千円 (前年度 18,836千円)
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
管理運営体制、緊急時の対応 ・「危機管理ガイド・マニュアル」に基づき、危機管理体制の強化に努めた。
・消防訓練の実施及び消防(地震体験)講習会を行った。
・「個人情報保護規定」及び「個人情報保護方針」に基づき、個人情報保護の遵守に努めた。
広報・利用促進計画
・事業団情報誌「SaCLa」を効果的に活用し、広く市民の方に周知できるよう努めた。
・事業団ホームページの効果的利用並びに、メールマガジンの配信により広報宣伝の充実に
努めた。
・East Naviの発行。
利用支援計画(サービスの向上) ・「アドバンスBOX」(提案箱)を活用し、利用者の要望を施設管理・運営に反映させるよう努
めた。
・「職員研修要項」に基づき、接遇研修等を実施し職員の資質向上を図った。
・受付システムが苦手な利用者に、助言や援助を積極的に行った。
自主事業計画
・世代別に参加できる市民参加型事業や、多世代に楽しんでいただける芸術鑑賞事業並び
に地域(緑区)と連携した協働事業を展開した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用」・・・・・・・・・さいたま市コミュニティ施設条例・施行規則その他関係法令を遵守し、市民の平等かつ公平な利
用に努めた。
「市民サービスの向上」・・・・・便利な公共予約システムをより多くの市民の方に利用していただけるように努めた。
アドバンスBOXや利用者へのアンケート調査などからの意見・要望を幅広く取り入れるよう努め
た。
「利用促進」・・・・・・・・・・・・・・・地域でさまざまな活動をしているサークル・団体や個人の協働を促進し、地域住民によるまちづく
り活性化のために、地域中核施設である当館は次のような場所であると考え実施した。
(1)地域コミュニティの中心になる情報提供の取り組み
(2)気楽に参加できる各種コンサートや幅広い年齢層に対応した事業の実施
(3)区や地元自治会との連携をより深める主催・共催事業の実施
「経費の削減」・・・・・・・・・・・・・予算執行については、最小の経費で最大の効果を上げるよう常に計画的かつ効率的な執行を図
り経費の削減に努めた。
「適正な管理運営の確保」・・・利用者の「安全・安心」を最優先に考え、各種法令等の遵守に努めるとともに消防・避難訓練等を
実施した。
57
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局スポーツ文化部文化振興課)
総合評価(B)※A∼D
1 項目別の評価
(1)市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取組みの評価
市民のニーズを施設運営に取り入れ、市民サービスの向上を図っている。また、利用者の要望に沿った情報提
供を行うなど、利用促進のための取組みを行っている。これらの取組みは一定の評価ができる。
(2)経費の縮減に関する取組みの評価
光熱水費の削減を図るなど、効率的な予算執行に努め、コスト削減に取り組んでいることは評価できる。
(3)適正な管理運営の確保に対する取組みの評価
施設の小破修繕における速やかな対応や施設の安全面の確保など、適正な管理運営が行われている。
2 総合評価
事業計画に沿って、適正に施設運営が行われている。さらに、各種取組みの実施により施設運営の向上が図れ
たことは評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、地域コミュニティの中心となるような事業や、施設利用者サービスを実施し、利用者満足度・利用率の更な
る向上を図っていただきたい。
58
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市地域中核施設プラザウエスト
(2)施設概要
①所在地
さいたま市桜区道場4丁目3番1号
②施設の設置目的
地域に密着した文化活動や、地域活動及び生涯学習等の様々な活動に幅広く対応し、
地域の活動及び情報活動の拠点となる
③施設の概要
文化・芸術・レクリエーション等の活動の場として地域の拠点となる複合施設
●ホール(402席) ●多目的ルーム ●視聴覚室
●リハーサル室(2室) ●音楽スタジオ(5室) ●和室(4室)
●会議室(8室) ●パソコンルーム ●キッチンスタジオ
●ギャラリー ●絵画アトリエ・造形アトリエ・陶芸アトリエ
●駐車場(394台)等
(3)指定管理者
公益財団法人 さいたま市文化振興事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成23年4月1日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成23年度 326,012千円 平成24年度 326,012千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・利用者数 248,800人 (前年度220,272人)
・利用率 55% (前年度52%)
・稼働率 35% (前年度33%)
◇業務実施状況
・施設の利用許可・使用料の徴収
・施設・附属設備の維持
・文化芸術事業・各種講座の実施
②維持管理業務の状況
・施設管理業務(設備・警備・清掃・舞台管理等)毎日
・機械警備業務 毎日
・電気設備年次点検業務 年1回
・非常用発電装置保守点検業務 年1回
・オイルタンク定期保守点検業務 年1回
・蓄電池装置保守点検業務 年1回
・コージェネレーション設備保守点検業務 年1回
・空調機保守点検業務 年2回
・エレベーター保守点検業務 年12回
・建築設備法定点検業務 年1回
・防火対象物定期点検業務 年1回
・消防設備保守点検業務 年2回
・ホール舞台機構設備保守点検業務 年2回
・ホール舞台音響設備保守点検業務 年1回
・ホール舞台照明設備保守点検業務 年2回
・トイレ洗浄殺菌装置維持管理業務 年6回
・植栽管理業務 年4回
・ロールスクリーン保守点検業務 年1回
・一般廃棄物収集運搬処理業務 年104回
・建築物定期検査業務 3年1回
・自動ドア設備フルメンテナンス保守点検業務 年4回
・駐車場管制設備保守点検業務 年3回
③その他(自主事業等)
・ウエストで楽しめる名作オペラ「魔法の笛」(市内小中学生を対象に、W.A.モーツァ
ルトの名作オペラを作品本来の魅力を生かして、日本語オペラとしてアレンジし、
ワークショップを実施、公演を開催)
・気軽にクラシックコンサート(チケットを低料金に設定し、気軽にクラシックコンサー
トを楽しむ公演を開催)
・講座事業(大人のための講座や子どものための講座など56事業166回開催)
主催82事業、共催4事業の計86事業を実施。
59
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 326,012千円 (前年度 326,012千円)
・文化事業収入 6,749千円 (前年度 10,721千円)
・その他収入 1,316千円 (前年度 2,215千円)
・公益事業積立金取崩 1,038千円 (前年度 2,027千円)
・前期繰越 1,065千円
②支出
・人件費 90,118千円 (前年度 84,773千円)
・事務費 2,046千円 (前年度 1,716千円)
・施設管理費 225,643千円 (前年度 223,449千円)
・文化事業費 17,002千円 (前年度 27,334千円)
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
管理運営体制、緊急時の対応 ・「危機管理ガイド・マニュアル」に基づき、危機管理体制の強化に努めた。
・「個人情報保護規程」及び「個人情報保護方針」に基づき、個人情報保護の遵守に努めた。
・自衛消防業務、防災センター要員講習を全職員が取得した。
・施設の危機管理に備え「防犯研修会」を実施した。
・管理業務が適切に行えているかどうかを客観的に把握するため「利用者満足度調査」を実
施した。
広報・利用促進計画
・事業団情報誌「SaCLa」等の配布先に埼玉大学を加えるなどエリアの拡大に努めた。
・「プラザウエストメールマガジン」及び「ウエストNavi」を発行し、広報宣伝の強化に努めた。
・複合施設として区役所・図書館・体育館があることの強み・特色を生かした広報活動のほ
か、地域の公民館、自治会とも連携して広報活動を行った。
・近隣の公共施設ともチラシの挟み込みなど広報の連携を図った。
利用支援計画(サービスの向上) ・「アドバンスBOX」(提案箱)を活用し、利用者の要望等を施設運営に反映させるよう努め
た。
・「職員研修要綱」に基づき、接遇研修等を実施し職員のスキルアップを図った。
・受付システムが苦手な利用者に対し、助言や援助を積極的に行い、利用しやすい環境整備
に努めた。
自主事業計画
・小中学生及びシニアを対象にした市民参加型事業の実施。シニアを対象とした市民参加型
事業においては、自立し活動できる団体に成長し、プラザウエスト外の公演にも積極的に参
加するまでに至った。
・地域のニーズを反映した各種講座、ホール事業を積極的に開催した。
・公演当日の休憩時にくつろげるスペースを開設した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「施設の公平な利用促進」・・・・・さいたま市コミュニティ施設条例・施行規則その他関係法令を遵守し、さいたま市の代行者とし
てコンプライアンスを徹底し、市民の平等かつ公平な利用に努めた。
「市民サービスの向上」・・・・・・・アドバンスBOXや利用者へのアンケート調査などからの意見・要望を幅広く取り入れるほか、複
合施設である特色を生かして、桜区役所や図書館、体育館利用者からの意見も取り入れるなど、
市民サービスの向上に努めた。
「施設利用率の向上」・・・・・・・・自主事業を積極的に開催することで、参加者が次のステップとして新たな団体を構成し、サーク
ルとして自立していただき、施設利用の向上に努めたこと。また、文化事業等実施による地域の
方々の積極的参加によることで、施設利用率(55%)の向上につながった。
「経費の削減」・・・・・・・・・・・・・・委託契約の見直しや省エネを実施することにより、経費の削減に努めた。
「適正な管理運営の確保」・・・・・施設における修繕の迅速な対応及び、法定点検の実施など適正な管理運営の確保に努めた。
60
(2)さいたま市の評価(評価担当課:市民・スポーツ文化局スポーツ文化部文化振興課)
(B)
総合評価
※A∼D
1 項目別の評価
(1)市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取組みの評価
市民のニーズを施設運営に取り入れ、市民サービスの向上を図っている。また、多言語によるパンフレット作成
を行うなど、利用促進のための取組みを行っている。これらの取組みは一定の評価ができる。
(2)経費の縮減に関する取組みの評価
委託契約の見直しや光熱水費の削減を図るなど、コスト削減に取り組んでいることは評価できる。
(3)適正な管理運営の確保に対する取組みの評価
施設の小破修繕での速やかな対応や施設の安全面の確保など、適正な管理運営が行われている。
2 総合評価)
事業計画に沿って、適正に施設運営が行われている。さらに、各種取組みの実施により施設運営の向上が図れ
たことは評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
利用者数が増加しており、利用促進の取組みの効果が見られる。今後も、幅広い年代層に利用される施設を目指し
ていただきたい。
61
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
(2)施設概要
(3)指定管理者
浦和ふれあい館・大宮ふれあい福祉センター
①所在地
浦和ふれあい館:浦和区常盤9−30−22
大宮ふれあい福祉センター:大宮区土手町1−213−1
②施設の設置目的
障害者福祉、高齢者福祉等を目的として自主的に活動する団体に対し、活動の場
を提供するとともに、障害者及び高齢者に対し、教養の向上及び社会との交流の促
進のための便宜を供与することを目的としています。
③施設の概要
浦和ふれあい館(地上4階地下1階)会議室、ふれあいルーム、憩いの室等
大宮ふれあい福祉センター(地上4階地下1階)会議室、福祉団体活動室等
社会福祉法人さいたま市社会福祉協議会
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
平成21年度83,958千円、平成22年度78,888千円、
平成23年度79,462千円、平成24年度79,462千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
浦和ふれあい館:2,087件、53,697人
大宮ふれあい福祉センター:3,730件、51,878人
◇業務実施状況
障害者団体やボランティア団体等の福祉団体活動及び市民の福祉活動の場とし
て公平な利用料で提供を行い利用料管理を行った。
②維持管理業務の状況
各種設備等の保守点検の実施
浦和ふれあい館:空調設備6回、消防設備(機器点検2回、総合点検1回)、
発電設備6回、自動ドア設備2回、昇降機設備12回 等
大宮ふれあい福祉センター:消防設備(機能点検2回、総合点検1回)、
発電設備12回、昇降機設備12回 等
館内清掃業務の実施(毎月)
床面ワックス仕上げ(隔月)
③その他(自主事業等)
応急手当講習(普通救命講習Ⅰ)2回
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入1,742千円(前年度1,863千円)
・指定管理料79,462千円(前年度79,462千円)
②支出
・人件費18,225千円(前年度17,996千円)
・施設管理費60,009千円(前年度61,836千円)
(7)その他
62
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
3.評価
(1)指定管理者による評価
設置趣旨を十分に踏まえた上で公平な管理業務と利用者遵守事項の徹底を図ることができた。
また、防火管理者講習やAED講習を受講したほか、定期的に避難訓練を実施するなど、利用者の安全を重視し
た対策ができた。
昨年度行った利用者アンケートの結果を踏まえ、要望点等について改善ができた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部福祉総務課)
(B)※A∼D
総合評価
高齢者及び障害者をはじめとした多くの市民の地域福祉の活動拠点である施設の設置目的を達成し、本市の地
域福祉の拡充に寄与するとともに、適正な管理運営が行われた。
利用者アンケートを行うことにより、利用者の意見をとりいれ、より利用しやすい施設となるよう改善に努めた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き適正な管理運営が行われるよう指導を行う。
63
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市年輪荘
(2)施設概要
①所在地
さいたま市緑区大字中尾1,404番地
②施設の設置目的
老人福祉法に規定する基本理念に基づき、養護老人ホーム及び老人デイサービスセン
ター の利用者の健
康で安らかな生活の向上に寄与し、福祉の増進を図るための施設。
③事業内容
・養護老人ホームに関する事業(定員50人)
・老人デイサービス事業(定員15人)
・生きがい活動通所支援事業
④施設の概要
・開設年月日 昭和42年6月(平成4年5月全面改築、平成21年3月改修工事)
*平成4年5月∼ デイサービスセンター事業開始
・延床面積 2,171.52㎡
・構造 鉄筋コンクリート造 2階建
(3)指定管理者
社会福祉法人 埼玉県共済会
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
平成24年度 18,000千円(平成23年度17,000千円, 22年度16,000千円)
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・養護老人ホーム
平均入所者数及び稼働率 46.9人、93.9%(前年度 45.9人、91.7%)
延べ短期入所利用者数 703人(前年度447人)
・老人デイサービスセンター
延べ通所者数 3,143人(前年度3,370人)
平均通所者数及び稼働率 10.2人、68.1%(前年度 11.0人、73.0%)
◇業務実施状況
指定管理者としての自覚と責任を持って、養護老人ホーム・老人デイサービスセンター共
に利用者の立場に立った運営を行ってきました。養護老人ホームについては、各種行事・ク
ラブ活動・各種教室等を積極的に行うと共に、個別のリハビリや集団リハビリを通じて介護
予防と身体機能の維持に努めました。また施設での生活を満足していただくために、利用者
懇談会を開催するなど利用者の要望を取り入れてサービス内容の見直しを行うとともに、第
三者評価(平成18年度以来3年ごとに実施)を実施し、サービスの向上に努めました。な
お、第三者評価の結果については埼玉県のホームページで公表しています。老人デイサー
ビスセンターについては、サービス提供時間を延長し、職員配置やサービス内容の見直しを
行ってサービスの充実に努めました。介護保険サービス情報については、埼玉県ホーム
ページ(埼玉県指定情報公表センター)に公表しました。
②維持管理業務の状況
築20年を経過した施設・設備をできるだけ長期にわたって使用していくために、消防設備、
簡易専用水道、自家用電気工作物などの法定点検を始めとして、ボイラー、空調設備、自
動扉などの定期点検を行ない、不具合個所の早期発見と早期改善を行い、施設設備の安
全管理と延命に勤めました。
居室、厨房及びゴミ置き場など外回りの消毒、館内の定期清掃を年2回実施しました。
緑消防署の指導と協力の下に、通報・避難・消火の総合訓練を年2回実施して、設備の作
動確認や非常用備蓄品の確認などを実施しました。エルゴライザー、ドリームヘルサーなど
のリハビリ・健康器具は、安全に使用できるように必要に応じて指導と点検をしました。
夏期に節電計画を策定し、目標以上の効果を挙げ、冬期においても継続して実施しました。
64
③その他(自主事業等)
4月 健康診断 5月 日帰り旅行(茨城県牛久) 7月 防災訓練(昼間想定)
7月 七夕祭り 8月 夕涼み会(地元駒形囃子参加)
9月 敬老会・創作作品展(民協・ボランティア参加) 10月 芋掘り遠足
11月 宿泊旅行(栃木県烏山) 12月 クリスマス会(民協・ボランティア等招待)
1月 獅子舞 2月 節分 3月 お花見、防災訓練(夜間想定)
・各種教室(陶芸、コーラス、レク体操,絵画)
・クラブ活動(園芸、カラオケ、習字、折り紙)
・グリーンアドベンチャーの開催
・ホームページの更新
(6)収支状況
(養護老人ホーム) (デイサービスセンター)
①収入 ①収入
・措置費収入 116,782千円(前年度114,431千円) ・介護保険収入 31,028千円(前年度34,105千円)
・利用料収入 1,621千円(前年度1,701千円)
・指定管理料収入14,400千円(前年度13,600千円) ・指定管理料収入 3,600千円(前年度3,400千円)
・その他収入
4,047千円(前年度2,900千円) ・その他収入
562千円(前年度517千円)
②支出 ②支出
・人件費支出
76,957千円(前年度74,237千円) ・人件費支出
22,715千円(前年度22,210千円)
・事務費支出
26,616千円(前年度25,385千円) ・事務費支出
6,159千円(前年度5,270千円)
・事業費支出
27,806千円(前年度24,413千円) ・事業費支出
5,256千円(前年度5,441千円)
・その他支出
4,724千円(前年度5,141千円) ・その他支出 2,609千円(前年度3,232千円)
前期末支払資金残額を修繕費等に充当 3,546千円 前期末支払資金残額を修繕費に充当 904千円
(7)その他
2.提案内容の達成状況 アンケート調査の実施
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
施設・設備・備品の整備
来年度にエレベーターが設置されることにあわせて、前期末支払資金残額を活用して施設
内のバリアフリ化修繕を実施しました。また施設保全管理計画に基づく修繕を実施しまし
た。さらに消防、簡易水道、自家発電設備などの法定点検始め、保守管理を徹底し、早期発
見早期改善を図りました。
養護の介護認定利用者が増える状況を踏まえて、汚物の洗濯業務を効率化し、職員の負
担を軽減するために前期末支払資金残額を活用して汚物処理施設を整備しました。
地域に開かれた施設
5月から10月まで6ヶ月間、駒形自治会と合同でラジオ体操(介護予防事業)を開催し、そ
の会場として年輪荘駐車場を開放しており、多くのお年寄りが集まり、夏休みには子供たち
も参加して賑わいました。また獅子舞(1月、3月、7月)や神輿の渡御・お神楽、尾間木保育
園児の誕生会慰問(年6回)及び『グリーンアドベンチャー』や創作展などでも地域の方々に
参加を呼びかけて親交を深めました。また地域ボランティアの慰問行事には地域のお年寄
りも招待しました。
保育園児送迎時の安全対策として、保護者会と連携して施設内の駐車場を開放しました。
さいたま市シルバーバンクと連携しデイサービスでの行事ボランティアを4団体受け入れま
した。
実習や福祉体験事業としては、三室中学校、東浦和中学校生徒のミラクルワーク就業体験
事業、さいたま市の民間企業等派遣事業の教員実習研修として大戸小学校教諭の受入れ
を行いました。その他毎年地元幼稚園や小学校との交流事業を予定しておりますが、インフ
ルエンザなど先方の都合で実施に至りませんでした。
人権擁護
さいたま市人権擁護委員・民生児童委員の協力を得て『人権擁護相談会』を開催すると共
に、さいたま地方法務局職員に講話を頂き人権尊重についての普及高揚を図りました。
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感染症対策
楽しい食事
エコ対策
インフルエンザ予防接種を11月に実施しました。協力病院である共済病院、東和病院及び
マリン歯科医院と連携し早期発見、早期治療に努めました。また、毎日定刻にうがいを実施
するとともに毎食前に手洗い・消毒の指導を徹底し、検査を行い、衛生管理に十分な配慮を
払いました。インフルエンザ予防の観点から歯科衛生士を講師として口腔ケア講習会を実
施しました。感染症の発生時には、使い捨ての容器を用いるなど衛生管理を徹底していま
す。
栄養のバランス、旬の食材、嗜好に配慮して楽しい食事作りを心掛けています。例えば、
ひな祭り、端午の節句、敬老会、クリスマス等の行事食や寿司バイキング、鍋料理などを提
供しました。特に、毎年恒例となったバーベキューコンロを使った「サンマ焼大会」、ソフトク
リーム機を購入して夏場の水分補給のために行った「ソフトクリーム大会」は、大変好評でし
た。
夏期と冬期に節電計画を策定して、緑のカーテン(キューリ棚)の設置など節電対策を行な
いました。蛍光灯のLED化もあり節電目標である前年並みの節電効果は達成できました。施
設内駐車場・駐輪場・庭園内にソーラー照明を設置するとともに園内に設置してある7基の
雨水タンクから植木の水遣りや散水を行い雨水の有効利用をはかり、水道水の無駄な使用
を押さえました。
緑豊かな環境を大切に育てたいと、養護老人ホーム利用者が自主的に庭園の清掃・植栽
の手入れを行っています。また、施設内に生息する小動物や昆虫類を飼って季節を楽しん
自然に親しむ新たな取り組み でいます。特に、春は園内に設置した12箇所の餌台と5台の水飲み場に小鳥たちが集ま
り、子育てをする様子が観察できます。新緑の季節には、グリーンアドベンチャーで園内の
緑に親しむ取組みを行いました。
3.評価
(1)指定管理者による評価
(市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進)
養護を利用する方のニーズが大きく変化している中で、市民が安全に安心できる生活ができるように、常に施設サービス
を評価し、利用者の要望に応える体制をとっており、セーフティネットとしての役割を果たせるように取り組んでいます。デイ
サービスでもケアマネや家族、そして本人のニーズを客観的に把握しながら全ての相談者や利用者と接しており、アンケー
トでも満足を頂いている。また措置機関や介護支援事業者と連携しながら利用者のサービス向上に役立てています。
(適正な管理運営)
養護老人ホームについては、第三者評価を契機として順次利用者本位の施設へと変貌し,サービスの改善につながって
きております。この評価が施設職員の意識を改革し、法令順守、リスクマネッジメントによる良い施設づくりが出来ていると
考えています。
老人デイサービスセンターについては、利用者の確保が要ではあると考えておりますが、協力歯科医院との連携を密にし
て口腔機能サービスの拡充に努めており、また利用時間の延長とサービスの見直しにより利用者に喜んでもらっていま
す。今年はさいたま市シルバーバンクとの連携によりボランティアを受け入れ利用者の介護の予防やサービスの向上に役
立てることができました。
施設設備については、定期的な保守管理を行い、早期発見と早期対策により安全な管理と延命ができたと考えていま
す。
(効率的な事業運営と経費の削減)
限られた収入の中で、また施設設備が老朽化していく中で、適切なサービスを継続的に提供できる体制を整えるために、
さいたま市年輪荘中・長期計画を見直しして計画的な事業の立案と無駄を抑えた効率的な予算執行に努めました。また利
用者サービスを向上するために、入所者の高齢化に備えたサービス体制やマニュアルの見直しを行っております。節電計
画に基づく照明設備LED化3ヵ年計画は終了し、光熱費の節電・節約を図れております。今後も費用対効果を考えて残り
のLED化を進めるとともに、後年度負担の軽減を図るための太陽光発電の導入を進めていきたいと考えています。
(経営)
経営面では、さいたま市年輪荘長・中期計画による計画的な施設運営を進め、特に、利用者の確保と効率的な経費の執
行と経費の削減に努めてまいります。将来に備えての積立金の確保など概ね計画通りに予算が執行できておりますが、さ
らに加算などの安定的な収入を確保し、併せて施設サービスを充実していくことが必要であると考えています。さいたま市
の指定管理者としての職責を果たしていくために、さいたま市と協議をしながら、今後も一層の努力をしてまいりますので、
ご指導・ご協力をお願いいたします。
66
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部高齢福祉課)
(A)
※A∼D
総合評価
養護老人ホームは、介護認定利用者が増加する中で、業務の効率化を図りながら適切なサービスを提供している。ま
た、利用者懇談会を開催する等、利用者の要望を取り入れ、更なるサービスの向上に努めている点が評価できる。
老人デイサービスセンターは、さいたま市シルバーバンクと連携してボランティアを受け入れ、ヨガ・ボイストレーニング・
和太鼓教室を開催するなど、積極的にレクリエーション活動を行っている。また、サービス提供時間の延長や、職員配置・
サービス内容の見直しを行い、サービスの充実に努めた点が評価できる。
さらに、毎年開催しているグリーンアドベンチャー事業や、自治会と合同でラジオ体操を開催する等、地域に開かれた施
設運営を行っている点が評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
養護老人ホームは、介護認定を受けた利用者が更に増加することが予想されるため、継続して適切なサービスを提供で
きるよう、業務の効率化と職員の能力向上に努めること。また、エレベーターが設置されることから、適切な使用による利用
者の安全確保に努め、入所者の運動機能が低下することの無いよう使用すること。
67
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
グリーンヒルうらわ
(2)施設概要
①所在地
さいたま市緑区馬場1丁目7番地1
②施設の設置目的
進行する高齢化社会に対応し、市民の保健福祉の向上増進を図るための複合施設。
③事業内容
・介護老人保健施設、短期入所療養介護(介護予防含む)、通所リハビリテーション事
業(介護予防含む)及び訪問リハビリテーション(介護予防含む)(入所定員100人/通
所リハビリテーション20人/訪問リハビリテーション)
・ケアハウスに関する事業(入所定員100人)
・老人デイサービス事業(定員20人)
・生きがい活動通所支援事業
・在宅介護支援センター事業
・居宅介護支援事業
④施設の概要
開設年月 平成5年5月
延床面積 10,282.29㎡
構造 介護老人保健施設棟 鉄筋コンクリート造 地下1階地上3階建
ケアハウス棟 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地下1階地上6階建
(3)指定管理者
社会福祉法人 さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
平成22年度 234,504千円
平成23年度 234,757千円
平成24年度 221,591千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・介護老人保健施設
平均入所者数 86.5人(前年度84.4人)
(通所リハビリテーション)
延べ通所者数 2,499人(前年度2,431人)
平均通所者数 10.2人(前年度10.0人)
(訪問リハビリテーション)
延べ訪問者数 137人(前年度155人)
平均訪問者数 1.3人(前年度1.8人)
・軽費老人ホーム(ケアハウス)
平均入居者数 94.2人(前年度94.0人)
・デイサービスセンター
延べ利用者数 3,087人(前年度3,817人)
平均利用者数 10.0人(前年度12.4人)
・在宅介護支援センター
ケアプラン作成者相談件数 2,047件(前年度2,137件)
◇業務実施状況
グリーンヒルうらわでは、施設サービス、在宅サービスを総合的に提供できる複合施設
としての利点を活かし、各事業とも在宅生活を基本に考えた利用や相談に応じた。
介護老人保健施設については、在宅生活への復帰及び自立支援を目的にサービス計
画を作成し、医師・看護師・介護職員等の多職種が協働して支援した。通所リハビリテー
ション・訪問リハビリテーションでは、在宅生活での機能訓練機会を定期的に確保し、介
護予防対応を含め、機能維持・向上を目指した。
軽費老人ホーム(ケアハウス)については、利用者が、自立と尊厳を保ちつつ、健康で
明るい生活を送れるよう支援し、要介護認定を受けた後でも訪問介護サービス等、外部
の在宅介護サービス事業者を利用して施設での生活に支障が出ないように対応した。
デイサービスセンターについては、「食事」「入浴」「送迎」「健康チェック」「機能訓練」「生
活相談」を基本とし、心身の状態に応じたサービス提供を行った。特に「機能訓練」は基
礎体操やダンベル体操、口腔機能向上訓練、脳及び心身機能の活性化を目指したゲー
ム・レクリエーション、季節や趣味に応じた創作活動を通年で実施し、利用者・家族に好
評を博した。
68
在宅介護支援センターについては、地域高齢者からの各種相談に随時対応するととも
に、介護保険の「指定居宅介護支援事業者」として、申請、調査、ケアプラン作成等、介
護保険に関する総合的な相談も行った。
(6)収支状況
①収入
・介護保険収入 393,746千円(前年度403,927千円)
・利用料金収入 158,868千円(前年度157,955千円)
・補助金収入 13,331千円(前年度14,388千円)
・指定管理料 221,591千円(前年度234,757千円)
・その他 4,965千円(前年度3,888千円)
②支出
・人件費 452,175千円(前年度434,112千円)
・事務費 36,050千円(前年度34,512千円)
・施設管理費 182,729千円(前年度170,720千円)
・事業費 78,634千円(前年度69,346千円)
・繰入金支出 21,120千円(前年度53,753千円)
・積立預金支出 0千円(前年度34,636千円)
・その他 483千円(前年度501千円)
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
介護予防教室の開催
アンケート調査の実施
地域に開かれた施設
達成状況
近隣自治会・自主防災組織との共催で、転倒予防・脚力強化の「スローピング教室」を実
施。 その他、各自治会で開催される「交流サロン」へも積極的に参加し、地域包括支援
センターと協力して継続した関わりを持った。また、地域行事である「緑区民祭り」「みむ
ろふれあい祭り」にも参加し、地域の相談・在宅介護の窓口として活動を行った。
グリーンヒルうらわ全ての施設・事業で、法人共通の「福祉サービス利用者アンケート」
を実施し、利用者からのご意見・ご希望に対しての施設の対応を検討し、反映させた。
対象者:利用者(一部施設は家族) 方法:アンケート調査票による自由回答
また、給食について、嗜好・給食満足度調査を実施し、献立・調理に反映させた。
老健入所対象:実施期日:11月14日∼11月30日
対象者:聞き取り可能な利用者 方法:個別聞き取り
ケアハウス対象:実施期日:11月1日∼11月14日
対象者:全利用者 方法:調査票配布及び回収
デイサービス対象:実施期日:10月29日∼11月14日
対象者:聞き取り可能な利用者 方法:個別聞き取り
在宅介護支援センター対象:実施期日:10月26日∼11月10日 郵送にての回収
さらに、ケアハウスでは年2回(6、11月)居住階別に「懇話会」を開催し、利用者からの意
見を直接伺う機会を設けた。
近隣幼稚園児童・小学校生徒との七夕祭、敬老祭などの地域交流事業の開催。中学校
職業体験実習(未来くるワーク体験)、各種実習生を積極的に受け入れ、さいたま市立高
等看護学院、の実習施設、社会福祉士・理学療法士・訪問介護員の養成等、地域の社
会資源として施設機能を活用した。
地元自治会自主防災組織との「災害時相互援助協定」に基づき、合同防災訓練を実施し
た。
居宅訪問する職員は芝原小学校防犯ボランティアとして、訪問等外出時には防犯ベスト
を着用して地域防犯に協力した。
利用者作品展の際に、地域の方の展示コーナーを設置し、相互理解・交流の場を提供し
た。
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3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
福祉サービス利用者アンケートや懇談会をはじめ、随時利用者の意見や要望に迅速に対応すると共に、定期的に評価
を行い、安心して利用して頂くようにサービスの見直しを行っている。
利用者へのサービス提供や対応等については、居宅支援事業所又はサービス提供事業者と連携し、関係機関・行政と
の連絡調整を積極的に行った。特に、利用申請から利用開始までの入所手続きの簡素化を行った。
また、安全・安心の確保のため、引き続き「インフルエンザ」「感染性胃腸炎」等の感染症予防に努め、対策を講じた。
近隣自治会や公民館、民生委員などとも連携し、各種視察等の受入れやPRに努めた。さらに、地域との関わりを大事
にし、地域行事等に職員がボランティアで参加するなどした。
「経費の削減」
計画的な予算執行を心がけ、費用対効果を考えた事業運営に努めた。
利用率・稼働率については、毎月の動向を見て収支バランスを考え、利用者サービスに影響を及ぼさない範囲で各種経
費の節減と抑制に努めた。
また、施設規模が大きく、施設全体として設備等の老朽化がすすんでいるが、環境保護・エネルギー消費に配慮し、省
エネ・経費削減の啓発に努めた。
「適正な管理運営の確保」
管理運営に係る事業計画のもと、安心して安全に利用していただくための施設とするために、施設・設備の不備箇所の
解消に努め、危機管理体制を含めて引き続き全職員への意識の啓発を行い、緊急性・安全性を優先した施設管理と各
種修繕に努めた。
会計面では、引き続き費用対効果を念頭に予算作成や事業執行に努めており、会計諸規定に基づき適正な処理を行う
と共に内部牽制機能を生かして不正防止等に努めた。
その他、衛生委員会の定期開催、医師会など第三者を交えた入所判定会議の開催等、公平で透明性のある運営に努め
ると共に、サービスの定期的な評価と業務の見直しについても継続的に行った。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部高齢福祉課)
(B)※A∼D
総合評価
懇談会やアンケート調査を実施する等、利用者本位の施設運営を心がけている。また、入所手続きの簡素化を図ること
で、本人とその家族の負担軽減を図った点が評価できる。
開設から20年が経過し、老朽化が進む中で、不具合等の早期発見・対応を心がけ、適切な施設の管理運営に努めた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、施設の適正な管理運営の確保に努めること。
70
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
老人福祉センター(8施設)
(2)施設概要
施設の設置目的
高齢者に対して各種の相談に応ずるとともに、健康の増進、教養の向上及
びレクリエーションのための便宜を総合的に供与する。
①和楽荘
所在地 さいたま市緑区三室2458
開設年月 昭和45年12月
構 造 鉄筋コンクリート造 一部2階建
主な施設 健康相談室、機能回復訓練室、談話コーナー、軽食コーナー
集会室、娯楽室、大広間、浴室、和室、水屋、茶室、読書室
②寿楽荘
所在地 さいたま市桜区下大久保727−1
開設年月 昭和54年9月
構 造 鉄筋コンクリート造 2階建
主な施設 健康相談室、会議室、集会室、大広間、機能回復訓練室
リハビリ室、浴室、談話室、茶室、図書室、囲碁将棋コーナー
③あずま荘
所在地 さいたま市大宮区東町2−105
開設年月 昭和58年4月
構 造 鉄骨造 2階建
主な施設 健康相談室、会議室、浴室、娯楽室、集会室
④東楽園
所在地 さいたま市見沼区膝子1151−1
開設年月 昭和59年5月
構 造 鉄骨造 2階建
主な施設 生活相談室、健康相談室、機能回復訓練室、会議室、集会室、
浴室、教養娯楽室、図書室
⑤しもか荘
所在地 さいたま市北区日進町1−800−105
開設年月 平成5年7月
構 造 鉄筋コンクリート造 2階建
主な施設 和室、健康相談室、リラックスルーム、談話コーナー、浴室、茶室
⑥いこい荘
所在地 さいたま市中央区下落合5−11−12
開設年月 昭和47年11月
構 造 鉄筋コンクリート造 3階建
主な施設 健康相談室、機能回復訓練室、談話コーナー、浴室、大広間、
洋室、和室、広間
⑦馬宮荘
所在地 さいたま市西区西遊馬533−1
開設年月 平成14年5月
構 造 鉄筋コンクリート造 3階建(馬宮コミュニティセンター)の一部
主な施設 相談室、リフレッシュコーナー、ホール、教養娯楽室、大広間
浴室
⑧槻寿苑
所在地 さいたま市岩槻区笹久保1393
開設年月 昭和63年5月
構 造 鉄筋コンクリート造 平屋建 一部鉄骨造
主な施設 相談室、図書室、集会室、教養娯楽室、和室
囲碁・将棋コーナー、大広間、談話ロビー、浴室
(3)指定管理者
社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団
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(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
平成22年度 354,157千円
平成23年度 355,359千円
平成24年度 355,359千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
利用者数348,374人(前年度345,414人)
◇業務実施状況
地域の高齢者に対し、利用者相互の交流とレクリエーションの場を提供し、健康で明
るく生きがいのある生活が営めるよう支援した。健康の増進及び教養の向上を図るた
め、利用者のニーズに対応した事業を実施するとともに、高齢者の各種相談の対応、ク
ラブ活動の育成・援助を図り、地域の高齢者の活動拠点としての親しめる施設づくりに
努めた。
②維持管理業務の状況
消防法等の規定による建物・備品の法定点検や、維持、管理を計画的に行い、安全
確保と効果的な施設管理をすすめた。いこい荘は耐震補強工事のため、10月1日から
11月30日まで休館とした。また、昨年度に引き続いて具体的な目標を掲げて節電への
意識を喚起しながら、各施設で経費節減を図り効率的な施設運営に努めた。
③その他(自主事業等)
健康相談(医師・保健師等による血圧測定及び成人病等に関する助言等)、生活相
談、健康器具の活用、ゲートボール場の利用促進、映写会、各種講座の開催、演芸大
会、輪投げ大会、ダーツ大会、日帰りバス旅行、ふれあいピック、スカットボール、菖蒲
湯、七夕祭り、ゆず湯、節分、ひな祭り、合同演芸大会(寿楽荘・いこい荘・あずま荘・仲
本荘)、合同アウトリーチ寄席(東楽園・和楽荘・槻寿苑)(西楽園・馬宮荘・しもか荘)、
大学・専門学校生実習受け入れ、小中学生体験学習受け入れ、防災訓練、利用者懇談
会等
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 901千円(前年度961千円)
・指定管理料 355,359千円(前年度355,359千円)
・繰入金収入 0千円(前年度2,000千円)
・その他 4,907千円(前年度2,232千円)
②支出
・人件費 178,105千円(前年度178,121千円)
・事務費 17,172千円(前年度9,284千円)
・施設管理費 117,618千円(前年度122,152千円)
・事業費 10,112千円(前年度11,267千円)
・本部経費繰入 35,005千円(前年度30,886千円)
・その他 661千円(前年度0千円)
(7)その他
72
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
高齢者の生きがい作りの促進 高齢者が明るく充実した生活を送ることができるよう囲碁・将棋やカラオケ、クラブ活動
など趣味的活動の支援、防犯・交通安全講話や寄席・落語会など知識・教養の向上、季
をします。
節行事やゲーム大会などレクリエーション活動の支援を行った。各老人福祉センターの
サービス向上及び交流を図るため、合同で主催事業(演芸大会・アウトリーチ寄席)を行
い、地域に親しまれる施設となるよう努めた。また老人クラブへの支援として送迎バスや
活動場所を提供し、身近な地域の活動拠点となるよう努めた。
高齢者同士の交流だけでなく地域の子どもたちと合同行事を行ったり、様々な実習や
見学を積極的に受け入れ学生との関わりや共に行事を楽しむことで異世代間交流を
図った。
高齢者の介護予防と健康づく
りの促進をします。
医師や保健師による健康相談、シニアサポートセンターによる健康講座、体操教室
(「太極拳」「いきいき体操」「ストレッチ教室」等) の実施により健康づくりの支援を行っ
た。日々利用する高齢者の体調変化を考慮しながら、運動不足の解消や介護予防・転
倒予防運動として楽しみながら継続的に参加できる健康の保持増進、健康意識づくりを
進め、各専門機関と連携を図りながら「元気高齢者づくり」に努めた。
高齢者が安心して生活できる 防犯教室(「振り込め詐欺」に狙われないような企画)や防災訓練等の安全に対する啓
ように相談活動等の充実を図 発事業や交通安全教室等の事業を実施し、日頃の暮らしの中で起こりうる危機の対処
を理解していただくよう努めた。また、シニアサポートセンターの協力を得ている健康講
ります。
座の中で個別相談会を実施し、利用者が気になることの相談に応じた。
シニアサポートセンターと互いに連携、情報交換を行い、地域社会の中で利用者個人
が不安なく過せるよう支援に努めた。また、法人全体の取り組みとして意見箱「みなさま
の声」を設置し、各利用者を対象として、施設利用に関する意見を記入していただく方法
で開始した。毎月、意見を取りまとめ、館内に意見と回答内容を掲示し、利用しやすい
施設づくりを行った。
3.評価
(1)指定管理者による評価
平成24年度は、上記の提案事項をもとに各老人福祉センターで事業を実施した。実施に当たっては、老人福祉セン
ター間で月1回開催している実務担当者会議で情報交換を行い、効果的かつ効率的な事業の実施を図った。(寿楽荘・
いこい荘・あずま荘・仲本荘四施設合同演芸大会、東楽園・和楽荘・槻寿苑三施設合同アウトリーチ寄席、西楽園・馬宮
荘・しもか荘三施設合同アウトリーチ寄席等)
また、多種多様な施設運営を行っている法人としてのメリットを活かし、法人内の各施設から職員を行事に派遣したり、
他施設に業務の応援派遣を行っている。より専門性の高いサービスを提供したり、種別の異なる施設間の連携により異
世代間交流を実施したり各施設の(自主製品)物品販売購入の機会を積極的に取り入れ、法人として広がりのある事業
活動を行った。またサービスの向上を目指し、平成23年度に法人内で統一した団体利用申請方法に従い、団体受け入
れを進めた結果、「団体利用申請書」「団体利用許可書」について利用者の利便性を考慮し、見直し、様式を法人内老人
福祉センター全9施設で統一した。職員の専門性の向上のため、救命講習(AED講習)・認知症サポーター養成講座・法
人全体で取り組んでいる職員の施設間交流研修、感染症対策研修、防火管理講習等に加えて接遇、認知症等に関す
る施設内部研修にも力を入れ、積極的に職員間の研修に努めた。
経費削減の観点では、会計事務の事務局一元化による事務効率の向上を図ることができ、また、効果的な予算配分と
執行が可能となっている。また、水道光熱費の節減はもとより、法人内の複数の施設間で保守管理等の仕様の統一に
取組み、契約事務を取りまとめ、入札執行等をすることで(業務委託に関するガイドラインを作成・無駄の見直し・契約事
務の効率化等)コストの削減を図ることができた。法人内においては災害用備品を購入し、利用者の安全に備えるよう努
めた。
各センターにおいては、利用者が生活する上で安心して過せるよう、関係諸機関ならびに、各団体とも連携し各種相談
の充実を図ると共に、地域の拠点としてスペース提供をはじめ、地域にあった各種事業に取り組んだ。また、市民の利
用周知と利用促進を目標とし、各施設の広報紙を区役所や公民館等に設置し、施設たよりは事業団ホームページにて
毎月更新を行い、事業の周知に努めた。
施設が老朽化のため、修繕箇所が増えている現状である。利用者に安心安全なサービスを今後も継続して提供していく
ための検討課題として上げられる。
73
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部高齢福祉課)
(B)
総合評価
※A∼D
団体利用申請書・許可書について、様式の統一を図り、利用者に分かり易いよう改善した点が評価できる。また、複数
の老人福祉センター合同の事業や世代間交流事業を行うなど、新たな出会いの場を提供し、高齢者の生きがいの創出
を図った。
法人全体の取組みとしては、意見箱「みなさまの声」を設置して利用者の意見を取り入れ、利用しやすい施設づくりを
行った。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き適切な施設管理運営に努めること。 また、各老人福祉センターにおいて異なる取り扱いとなるものに関して、
今後もできる限り統一化を図り、利用しやすい施設づくりに努めること。
74
指定管理者評価シート(平成24年度)
(1)施設名
さいたま市老人福祉センター仲本荘
(2)施設概要
①所在地
さいたま市浦和区東仲町28−15
②施設の設置目的
高齢者に対して各種の相談に応ずるとともに、健康増進、教養の向上及びレクリ
エーションのための便宜を総合的に供与する。
(3)指定管理者
(4)指定期間、指定管理料
(5)施設の管理運営の内容
③施設の概要
開設年月 平成23年5月
構造 鉄筋コンクリート造 2階建(仲本児童センター併設)
主な施設 コミュニティホール、カルチャールーム、ミーティングルーム
社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団
①指定期間
平成23年5月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成23年度 21,576千円
平成24年度 23,543 千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
利用者数7,300人
◇業務実施状況
地域の高齢者に対し、利用者相互の交流とレクリエーションの場を提供し、健康で
明るく生きがいのある生活が営めるよう支援した。健康の増進及び教養の向上を図
るため、利用者のニーズに対応した事業を実施するとともに、高齢者の各種相談の
対応、クラブ活動の育成・援助を図り、地域の高齢者の活動拠点として親しめる施
設づくりに努めた。
②維持管理業務の状況
消防法等の規程による法定点検や必要な日常点検を行い、安全確保と効率的な
施設管理に努めた。また、昨年度に引き続いて節電への意識を換気しながら、各施
設で経費節減を図り施設運営に努めた。
③その他(自主事業等)
体力測定・健康相談(保健師による血圧測定及び健康に関する助言等)、生活相
談、健康に関する講座(健康体操、リズム体操、バランスボール、ディスコン、卓球
等)、手工芸に関する講座(おりがみ、絵手紙、ステンシル等)、脳トレに関する講座
(おとなゲーム、囲碁、将棋等)、音楽に関する講座(うたごえ広場、ビオリラ演奏会
等)、教養に関する講座(映写会、民話の語り等)、合同演芸大会(寿楽荘・いこい
荘・あずま荘・仲本荘)、児童センター合同行事(マンカラ大会、トランプ大会、人形劇
会、お楽しみライブ、布芝居観賞会等)、大学生社会福祉施設実習受け入れ、小中
高校生体験学習受け入れ、防災訓練等
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入
50千円(前年度36千円)
・指定管理料 23,543千円(前年度21,576千円)
・その他 5千円(前年度3千円)
②支出
・人件費
13,381千円(前年度9,570千円)
・事務費 692千円(前年度538千円)
・施設管理費
1,501千円(前年度925千円)
・事業費 400千円(前年度412千円)
・繰入金支出 6,766千円(前年度4,084千円)
・積立預金支出 0千円(前年度4,100千円)
・その他 0千円(前年度0千円)
75
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
高齢者の生きがい作りの促進 高齢者が明るく充実した生活を送ることができるよう、歌やおりがみ、囲碁・将棋、
をします。
卓球、クラブ活動等の「趣味的活動の支援」、映写会や民話の語り、布芝居等の「知
識・教養の向上」、季節行事やゲーム大会等の「レクリエーション活動」の支援をおこ
なった。各老人福祉センターのサービス向上及び交流を図るため、合同で演芸大会
をおこない、地域に親しまれる施設となるよう努めた。また老人クラブへの支援とし
て活動場所を提供し、身近な地域の活動拠点となるよう努めた。
高齢者同士の交流だけでなく、複合の児童センターや近隣の保育園、学童クラブ
等、地域の子どもたちと合同行事をおこない、また様々な実習や見学を積極的に受
け入れ、共に行事を楽しみながら学生や見学者と関わることで異世代間交流を図っ
た。
高齢者の介護予防と健康づく シニアサポートセンター保健師による体力測定・健康相談、地域うんどう遊園指導
りの促進をします。
員との共催で健康体操、埼玉県ディスコン協会との共催でディスコン講座、バランス
ボール講師による講座等、その他健康に関する講座(「健康体操」「リズム体操」「卓
球」等)の実施により健康づくりの支援をおこなった。日々利用する高齢者の体調変
化を考慮しながら、運動不足の解消や介護予防・転倒予防運動として楽しみながら
継続的に参加できる健康の保持増進、健康意識づくりを進め、各専門機関と連携を
図りながら「元気高齢者づくり」に努めた。
高齢者が安心して生活できる 防災訓練等の安全に対する啓発事業を実施し、日頃の暮らしの中で起こりうる危
ように相談活動等の充実を図 機の対処を理解していただくよう努めた。
ります。
また、シニアサポートセンターの協力を得て健康相談を実施し、個々に利用者が気
になることの相談に応じた。シニアサポートセンターや民生委員とは、健康相談だけ
でなく、地域ケア会議を通じて互いに連携、情報交換をおこないながら、地域社会の
中で利用者個人が不安なく過せるよう支援に努めた。
法人全体では、意見箱「みなさまの声」を設置し、各利用者を対象として施設利用に
関する意見を記入していただく方法で開始した。毎月意見を取りまとめ、館内に意見
と回答内容を掲示し、利用しやすい施設づくりをおこなった。
3.評価
(1)指定管理者による評価
平成24年度は、23年度から引き続き地域との連携を深め、周知を重視した。近隣自治会へのたより配布を続け
ることで、すでに利用されている方がお友だちを誘ってきてくださったり、民生委員の方がお声かけした利用者と一緒
に来館されたりと地域の方々にご協力をいただき、さらなる周知に努めた。その結果、利用者も増えてきたところで
ある。また浦和区高齢介護課を通じて地域うんどう遊園指導員さんと共催で事業を実施したり、シニアサポートセン
ターや地区社協、公民館、市民活動サポートセンター、シルバーバンク等関係諸機関ならびに各団体との連携から、
浦和区健康まつりや老人クラブの発表の場、シニア大学の講演等にお声かけいただき、施設として地域に提供でき
る場面に参加させていただく機会が増えた。
事業としては、上記の提案事項をもとに実施した。実施に当たっては、法人内の老人福祉センター間で月1回開催
している実務担当者会議で情報交換をおこない、効果的かつ効率的な事業の実施を図った。法人内の老人福祉セ
ンターとの合同行事(寿楽荘・いこい荘・あずま荘・仲本荘四施設合同演芸大会)では、利用者同士の交流ができた
り、発表の場として日々の活動の励みにもなった。複合の児童センターとは、演奏会や人形劇、布芝居といった高齢
者も児童も保護者もみんなが楽しむことのできる観賞的行事に加え、高齢者と児童が身近にふれあうゲーム大会を
定期的におこない、地域で顔の見える異世代間交流を積極的にすすめた。今後も地域との連携を深め、利用者の
集まる居心地良いスペースを提供できるよう取り組んでいく。
またサービスの向上を目指し、平成23年度に法人内で統一した団体利用申請方法に従い、団体受け入れをすす
めた結果、「団体利用申請書」「団体利用許可書」について利用者の利便性を考慮し、見直し、様式を9施設で統一
した。職員の専門性の向上のため、救命講習(AED講習)・認知症サポーター養成講座・法人全体で取り組んでいる
職員交流研修・防火管理講習等、積極的に職員間の研修に努めた。
経費の観点では、会計事務の事務局一元化による事務効率の向上を図った。また水道光熱費の削減をはじめ、
法人内の複数の施設間で保守管理等の仕様の統一に取り組み、契約事務を取りまとめ、入札執行等をすることで
(業務委託に関するガイドラインを作成・無駄の見直し・契約事務の効率化等)コストの削減を図るよう努めた。法人
内においては災害用備品を購入し、利用者の安全に備えるよう努めた。
76
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部高齢福祉課)
(B)
総合評価
※A∼D
開設から2年目を迎え、近隣自治会や民生委員と協力しながら施設利用の周知に努め、初年度から比較し、利用
者が2倍程度に増加した。団体での利用が多い施設であることから、各種団体のイベント会場として地域の皆様に
提供できる機会が多くなり、地域に根差した施設づくりができている点で評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き地域との連携することで活動の幅を広げ、更なる利用者の増加を図ること。また、児童センターとの複合
施設という特色を活かし、児童・保護者を含めた世代間交流の機会を創出できるような事業展開を期待する。
77
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市老人福祉センター武蔵浦和荘
(2)施設概要
①所在地
さいたま市南区別所7-20-1
②施設の設置目的
高齢者に対して各種の相談に応ずるとともに、健康の増進、教養の向上及び
レクリエーションの便宜を総合的に供与するため
③施設の概要
ホール、集会室、多目的室、窯室、リフレッシュスペース、相談室
(3)指定管理者
オーエンス・アイルグループ
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間(平成25年1月 開設)
平成25年1月4日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成24年度4,925千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
施設利用者数
1月 643人、2月 817人、3月1,086人(合計 2,546名)
◇利用状況
1月の開設から個人利用、団体利用、事業参加者数それぞれ増加傾向に
あり、順調な滑り出しとなりました。
(5)施設の管理運営の内容
◇業務実施状況
今年度につきましては、初年度ということもあり、利用率の向上を徹底
して参りました。それに伴い自主事業の回数も徐々に増やしていき、
利用率の向上を図ることが出来ました。
②維持管理業務の状況
職員は閉館後、リフレッシュスペース内の机や囲碁用のテーブルなど
利用者が使用した部分について、また、共有で使用する備品等の
簡易清掃を日常、もしくは定期的に行うなどして清潔感のある施設管理
に努めて参りました。
③その他(自主事業等)
前述にありましたように1月の開設から事業の数を徐々に増やしていき
参加者数も少しずつ増えて参りました。傾向としては体を動かす運動系
の教室が大変人気で、ほとんどの教室が定員となる結果となりました。
反対に文化系の教室では人数に偏りがあった為課題の残る結果も何点か
ありました。今後はシルバーバンクの協力を得ながら利用者のニーズに
あった事業・教室展開に努めて参ります。
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入24千円
・指定管理料4,925千円
②支出
・人件費2,500千円
・施設管理費1,576千円
・事業費91千円
(7)その他
78
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
介護予防に関する取り組み
転倒予防教室等の軽い体操を中心とした教室から、栄養改善教室等の講座系の
教室まで、介護予防を目的とした教室を提案書通り達成することが出来ました。
各種相談事業
医師、または保健師等による健康相談を実施して参りました。
周知不足もあってか、利用者数に伸び悩む部分もありましたが提案書の通り
の回数を実施することが出来ました。
健康増進に関する取り組み
毎朝のラジオ体操、講師を招いてのけん玉教室等、楽しみながら高齢者の健康
増進に寄与する教室を行い、提案書に沿った事業展開が出来ました。
教養講座等
手芸教室や折り紙教室等、作品作りを中心とした教室を行って参りました。
人気の高い教室が多くあり、提案書に沿った事業を達成出来ました。
3.評価
(1)指定管理者による評価
平成24年度は3か月弱という短い期間でしたが、利用率の向上や「シニアふれあいセンターサウスピア」
を多くの方に知っていただけるよう努めて参りました。その為、それぞれ別の目的で来館される利用者
に分かるようにポスター・チラシを作成し、館外の共有部、コミセンの協力を得るなどして周知を行いました。
また、地域住民サービス向上の為、利用者の意見を積極的に取り入れ、迅速に反映させるなどして極力
ニーズに応えられる体制を作って参りました。他にも裏紙を使用したり、使用していない箇所の電気や空調
はオフにするなど経費削減にも努めて参りました。
その結果、3月の利用者数は1000人を超える数となりました。
今後もより一層の利用者数増加、自主事業の充実に努め、利用者満足度の高い施設作りを目指していきたい
と思います。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部高齢福祉課)
総合評価(B)※A∼D
特に大きな事故・苦情等もなく、適切な施設管理運営に努めた。また、ニーズの多い教室を充実させるなど、利用
者の意見を積極的に取り入れることで、開設から徐々に利用者が増加している点が評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き適切な施設管理運営に努めるとともに、今後は、さいたま市シルバーバンクを活用するなどして教室の拡
大を図り、陶芸教室に関しては、利用率の向上のため利用者に対し積極的にアピールすること。
また、個人利用者にも利用しやすいような環境づくりに努めること。
79
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
健康福祉センター西楽園
(2)施設概要
①所在地
さいたま市西区宝来60−1
②施設の設置目的
市民の健康の維持及び増進を図るとともに市民相互のふれあいと交流を促進
することにより、広く福祉の向上に寄与するために設置する。
③施設の概要
開設年月 平成8年7月
構造規模 鉄筋コンクリート造 3階建 延床面積4,094.68㎡
主な施設 温水プール、浴室、リフレッシュルーム
大広間、会議室、教養娯楽室、和室、相談室等
(3)指定管理者
社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
平成24年度188,244千円
平成23年度188,244千円
平成22年度188,194千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
利用者数 平成24年度 229,862人
平成23年度 234,373人
◇業務実施状況
子どもから高齢者までの幅広い世代の方々が利用できる施設として、利用者相互
のふれあいと交流を促進するとともに、大型施設の利点を活かしながら、スポーツ
教室を開催し、利用者の拡充に努めた。また、利用される皆様に対し、交流やレクリ
エーションの場を提供し、健康で明るく生きがいのある生活が営めるよう支援した。
さらに健康の増進及び教養の向上を図るため、利用者のニーズに応える事業を企
画、実施するとともに、高齢者の各種相談の対応、クラブ活動の支援を図り、地域の
交流事業として、地域の伝統芸能や作品展示を実施しました。
②維持管理業務の状況
消防法等の規定による法定点検や必要な日常点検業務を確実に遵守し、安全・
衛生管理の適正な管理に努め、修繕等を適宜行った。
③その他
(自主事業)
健康体操(毎日2回)、各種スポーツ教室(年3回、各回10教室)、生活相談(随
時)、健康相談(月3回)、介護相談(年6回)、整体(月3回)、利用者懇談会、避難訓
練(年2回)、輪投げ会(月1回)、ふれあいひろば(月1回)、みんなでうたおう(月4
回)、菖蒲湯、七夕飾り作り、演芸大会(夏、冬の2回)、クラブ活動発表会、鍼灸奉
仕、交通安全等教室、ゆず湯、輪投げ大会、映写会、夏休み子供スタンプラリー、応
急手当講習会、ふれあいピック、手作り作品展
(地域交流事業等)
アウトリーチ寄席(西楽園、馬宮荘、しもか荘の3館合同行事)、新春おはやし(郷
土芸能保存会)、写真展(地域の写真クラブによる展示)
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 26,047千円(前年度 27,590千円)
・指定管理料 188,244千円(前年度188,244千円)
・その他 1,776千円(前年度 954千円)
②支出
・人件費 36,064千円(前年度 31,441千円)
・事務費 12,371千円(前年度 11,544千円)
・施設管理費 140,369千円(前年度135,092千円)
・事業費 8,113千円(前年度 7,652千円)
・繰入金支出 19,102千円(前年度 26,785千円)
・その他 0千円(前年度
0千円)
(7)その他
一般駐車場までは約200mの距離があるため、高齢者には負担になる。近くに駐
車場を設置してほしいとの要望が多数寄せられる。(建物敷地内障害者専用駐車場
は14台分確保)
80
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
豊かな健康生活の実現を支援 水泳等7種目及びヨガと体のバランス教室を含む3種目の『スポーツ教室』を年3回
実施し、スポーツ活動の支援を行った。また、教室以外でも館内行事を通じて健康
します。
の維持や増進を図るための支援、良質かつ適切な利用者サービスの提供及び様々
な情報を(市報、たより、ちらし等)提供した。
地域の福祉環境整備の推進を 地域の伝統芸能発表会などを開催し、地域の交流や作品発表の場を提供し、活
動の拠点となる施設づくりに努めた。
します。
高齢者世帯を支援します。
地域の警察署と連携を図り、防犯の啓発や、交通安全などの講話を開催した。ま
た、西区との連携を図り、健康や介護についての相談事業を積極的に実施した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
館運営に当たっては、市民の健康増進を図るため水泳や太極拳、親子体操などの『スポーツ教室』10種目を年3
回開催するとともにリフレッシュルームを活用した健康体操なども実施した。また、利用者の立場に立った対応を心
掛け、信頼関係を築くよう努めた。今後も教室参加者のアンケートを実施するとともに、利用者懇談会等を開催し、
利用者の要望や意見を聞き、適切な対応に努める。また、西楽園たよりの発行や館内掲示を積極的に進め適切な
利用情報の提供を行った。
事業の実施にあたっては、子どもから高齢者まで世代間の交流の場となるよう利用者のニーズを把握するととも
に、魅力ある事業の充実に努めた。具体的には、伝承文化(七夕、柚子湯、お囃子など)を取り入れた事業や演芸
大会、クラブ発表会などを開催するとともに、生活相談や健康相談、介護相談、整体などを実施しているほか、防犯
などの啓発、避難場所の開設や地域と連携し市民の安全対策の取組みを行った。
さらに、施設設備の安全性、利便性、快適性を図り、適正な施設運営を行った。また、各種委託業務・保守業務の
契約は、透明性・公平性を確保するとともに、業務の遂行に当たっては、自主検査チェック表により、毎日安全点検
を実施し、衛生的で安全な環境のもとで利用者が安心して利用できる施設運営に努めた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部高齢福祉課)
総合評価(B)※A∼D
健康福祉センターとして、地域・世代間の交流支援拠点となるよう努めた。また、年3回実施しているスポーツ教室
に、ヨガなどの新しい教室を盛り込むことで、利用者の増加を図った点が評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き適切な施設管理運営に努めること。また、日頃から利用者のニーズの把握を行い、クレーム等にならない
よう努めること。
81
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
(2)施設概要
(3)指定管理者
老人憩いの家(10施設)
施設の設置目的
地域の高齢者に対し、教養の向上、レクリエーション等のための憩いの場を供与
し、心身の健康の増進を図る。
①老人憩いの家高戸荘
所在地 さいたま市浦和区皇山町21−1
開設年月 平成13年4月
構 造 鉄骨造 2階建
主な施設 集会室、会議室、和室
②三橋老人憩いの家
所在地 さいたま市大宮区三橋2−59
開設年月 昭和56年4月
構 造 スレート造 2階建(三橋児童センター)の一部
主な施設 ふれあいの間
③三橋老人憩いの家分館分館
所在地 さいたま市大宮区三橋2−259−1
開設年月 平成14年12月
構 造 鉄筋コンクリート造 2階建
主な施設 和室、小会議室、大会議室兼レクリエーション室、ギャラリー
④天沼老人憩いの家
所在地 さいたま市大宮区天沼町1−194
開設年月 昭和59年4月
構 造 スレート造 2階建(天沼児童センター)の一部
主な施設 ふれあいの間
⑤宮原老人憩いの家
所在地 さいたま市北区宮原町4−66−13
開設年月 昭和60年4月
構 造 スレート造 2階建(宮原児童センター)の一部
主な施設 ふれあいの間
⑥植水老人憩いの家
所在地 さいたま市西区中野林174−1
開設年月 平成2年4月
構 造 スレート造 2階建(植水児童センター)の一部
主な施設 ふれあいの間
⑦本郷老人憩いの家
所在地 さいたま市北区本郷町1065−3
開設年月 平成3年4月
構 造 スレート造 2階建(本郷児童センター)の一部
主な施設 ふれあいの間
⑧片柳老人憩いの家
所在地 さいたま市見沼区東新井710−78
開設年月 平成4年7月
構 造 鉄筋コンクリート造 2階建(片柳児童センター)の一部
主な施設 ふれあいの間
⑨春野老人憩いの家
所在地 さいたま市見沼区春野1−7−1
設置年月 平成6年7月
構 造 鉄筋コンクリート造 2階建(春野保育園)の一部
主な施設 ふれあいの間
⑩与野本町老人憩いの家
所在地 さいたま市中央区本町東5−17−25
開設年月 平成9年9月
構 造 鉄筋コンクリート造 2階建(与野本町児童センター)の一部
主な施設 和室、ラウンジ
社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団
82
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成22年度 17,700千円
平成23年度 17,736千円
平成24年度 17,736千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
利用者数57,466人(前年度51,977人)
◇業務実施状況
高齢者が地域社会の中で、健康で生きがいのある明るい生活を営むことができる
よう、また、地域の拠点としての施設になるよう事業展開を図った。地域老人クラブ等
の諸団体との連携を密にするとともに、高齢者の生きがいづくりの促進、介護予防や
健康づくりの促進に努めた。また、児童センター併設館においては、児童とのふれあ
いの場を提供し、異世代間交流の促進を図った。
②維持管理業務の状況
施設設備・備品の危険箇所の点検・耐震対策をより強化するとともに消防法等の規
定による法定点検や必要な日常点検を計画的に行い、安全確保と効率的な施設管
理に努めた。また、備品の補充、修繕等を適宜行った。
③その他(自主事業等)
憩いの家親善囲碁大会、交通安全教室、アウトリーチ事業、映写会、演芸大会、室
内運動ゲーム大会、健康体操、各種サークル、地域サロン活動の援助、利用者懇談
会、児童交流事業(夏祭り、卓球教室、将棋教室、囲碁教室、書初め教室、昔あそ
び,手話ダンス、筝体験等)、ボランティア活動(おはなし会、園芸等)
④危機管理体制
日頃から高齢者に配慮した視点で、館内の危険箇所の点検等の環境整備の徹底
を図った。災害や犯罪の発生時には、職員、利用者ともに適切な行動が取れるように
危機管理マニュアルを完成させるとともに、定期的に避難訓練も実施した。また、家
族等に速やかに連絡が取れる仕組みを整備するとともに食料・水などの災害備蓄品
の整備も図った。
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 17,736千円(前年度17,736千円)
・その他 43千円(前年度25千円)
②支出
・人件費 4,327千円(前年度4,190千円)
・事務費 1,419千円(前年度1,324千円)
・指定管理費 5,459千円(前年度5,564千円)
・事業費 1,177千円(前年度1,114千円)
・繰入金支出 2,836千円(前年度2,926千円)
・その他 0千円(前年度 0千円)
(7)その他
83
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
高齢者の生きがいづくりの促
進をします。
達成状況
親善囲碁大会の開催(複数憩いの家共催)、演芸大会、詩吟・ハンドベルクラブの
サポート、自治会高齢者サロンへの協力(職員派遣)、利用者懇談会、工作タイム、
カラオケ大会等の各種事業を行い、地域の高齢者の生きがいづくりの支援を行った。
また、高齢者の知識、特技、体験を生かしたボランティアとして定期的または日常的
に施設で活動できるように促進した。自主サークル活動の活性については、団体利
用の調整をはかり、様々な団体が効率よく利用できるよう努めた。また、利用者の相
互交流の場として、また健康と教養を深める場としての役割を担うことができた。
高齢者の介護予防と健康づく
りの促進をします。
ダンス、卓球、ヨガ、百人一首、職員の指導による「健康体操」教室等を実施し健康
づくりを促進することにより、加齢による身体機能の低下や認知症の症状をできるだ
け抑えられるように関係機関とも連携して介護予防事業を実施した。また、交通教育
指導員による交通安全教室等も実施し、事故防止等に努めた。
児童とふれあいの場の提供を 3世代交流事業(地区社協との共催)、手話ダンス、コンサート、工作、お茶会、花
作り、楽器体験等を通して世代間交流を図った。また、高齢者の特技(囲碁・卓球・将
促進します。
棋、おはなし会、あそび等)を生かし、児童に技術の伝承など日常的にも親睦を図っ
た。利用者の日頃の成果の発表の場を設け憩いの家利用者同士の交流も図った。
3.評価
(1)指定管理者による評価
平成24年度は、昨年度に引き続き「高齢者の生きがいづくりの促進」「高齢者の介護予防と健康づくり」「児童とのふ
れあいの場の提供」という3項目を柱に、「安全管理の強化」を加えて各老人憩いの家で事業を実施した。法人として
サービス向上委員会を設置、「福祉サービス利用者アンケート」・「利用者懇談会」を実施するとともに、「みなさまの
声」を設置し、利用者のニーズを把握し、利用者本位の事業計画の策定を行い、顧客満足度(指数)の向上に努め
た。また、苦情への対応体制を整備し、迅速な対応に努めた。事業実施に当たっては、複数の老人憩いの家や老人
福祉センターを運営しているメリットを生かし、連絡会議及び研修を通して、情報交換、内容の調整、危機管理の検討
等を行い、サービスの向上に努めた。また、児童センターとの併設館においては、そのメリットを活かし、児童と高齢者
との世代間交流事業に力を入れた。
事務効率化のために会計事務を事務局で一元化し、効果的な予算配分と執行に努めた。また、引き続き各館で水
道光熱費の節減はもとより、設備や塵芥収集等の業務委託を複数の施設にまとめ入札等を行うことにより、経費削減
に努めた。
憩いの家全体で団体利用・個人利用のルールの統一を図り、利用者懇談会等で地域の関係団体・利用者へ周知
し、平等利用に努めた。利用促進のため、「たより」の配布等で、地域への周知を図った。
包括的なサービスマニュアル・危機管理マニュアルを完成させ、より一層、利用者主体のサービスの提供と標準化
を図れるようにし、また、災害や犯罪の発生時に適切な対応が図れるように、各マニュアルを遵守しながら業務を遂
行した。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部高齢福祉課)
(B)
総合評価
※A∼D
複数の老人憩いの家との共催で開催する囲碁大会は、高齢者同士の交流を深める事業として評価できる。また、児
童センターと複合の憩いの家では、高齢者の特技(囲碁・将棋・卓球等)を活かして児童に技術の伝承を行い、高齢
者の生きがい創出に努めた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き適切な施設管理運営に努めること。また、自主サークル活動の利用に際しては、日程の調整等を密に行
い、多くの方に利用していただけるよう配慮すること。
84
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
老人憩いの家ふれあいプラザ
(2)施設概要
①所在地
さいたま市岩槻区東岩槻6−6
②施設の設置目的
高齢者に対し、教養の向上、レクリエーション等のための場を供与し、高齢者の心
身の健康の増進を図る。
③施設の概要
開設年月 平成10年4月
構 造 鉄筋コンクリート造2階建 1階の一部
主な構造 和室2室(30畳、10畳)、浴室
(3)指定管理者
公益財団法人さいたま市文化振興事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成23年4月1日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成23年度 10,833千円
平成24年度 10,833千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
利用者数57,021人
◇業務実施状況
・ 施設の貸し出し
・ 利用の促進
・ 利用者間交流の促進
・ 施設の維持管理
・ 利用者満足度調査の実施
②維持管理業務の状況
安全・快適な環境を保つため、館内外の美化に努めるとともに、消防法等による法
定点検や必要な日常点検を計画的に行い、安全確保と効率的な施設管理に努め、
修繕等を適宜行いました。
また、施設を快適にご利用いただけるよう、季節に応じて浴室の温度及び浴槽の湯
温調整を行うとともに、娯楽設備であるカラオケ機器のソフトを2回更新しました。
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 10,833千円(前年度10,833千円)
②支出
・人件費 5,947千円(前年度5,991千円)
・事務費 40千円(前年度33千円)
・施設管理費 4,331千円(前年度4,176千円)
(7)その他
85
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
利用の促進
達成状況
近隣自治会、グラウンドゴルフ等のグループのほか、コミセンまつりや各種の講座参
加者へ施設案内のチラシを配布するなど、利用の促進に努めました。
利用者間交流の促進
「コミセンまつり」において、マジックショー、ビーズアクセサリー等の体験コーナーを
設けるとともに、市立上里小学校による吹奏楽演奏、市立川通中学校による美術・技
術作品展を同時開催し、コミュニティ施設利用者や地域住民との利用者間交流の促
進に努めました。
施設の維持管理
施設設備の日常点検、法定点検、定期点検及び修繕等を実施し、適正な維持管理
に努めました。
利用者満足度調査
利用者へ「職員応対」「施設の快適性等」「利用頻度」についてのアンケートを実施
し、利用者の満足度向上に向けて改善を図りました。
3.評価
(1)指定管理者による評価
老人憩いの家ふれあいプラザの管理運営については、事業計画書に基づき、地域住民との交流・連携を深めなが
ら、高齢者の心身及び健康の増進を図るとともに、より安全・快適な施設の提供に努めてまいりました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部高齢福祉課)
(B)
※A∼D
総合評価
館内で発生した事故に対して迅速かつ適正に対処し、速やかに報告した。また、カラオケソフトの更新や、和室への
扇風機の増設等、利用者が快適に過ごすことができるような環境づくりに努めた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き適切な施設管理運営に努めること。
86
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
大砂土デイサービスセンター
(2)施設概要
①所在地
さいたま市北区今羽町637番地1
②施設の設置目的
老人福祉法に規定する基本理念に基づき、老人デイサービスセンターの利用者
の健康で安らかな生活の維持向上に寄与し、福祉の増進を図るための施設
③事業内容
老人デイサービス事業(定員15人)
生きがい活動支援通所事業
④施設の概要
開設年月 平成10年1月
延床面積 228.64㎡
構造 鉄筋コンクリート造 地上4階建(センターは1階部分)
(3)指定管理者
社会福祉法人 欣彰会
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
平成23年度 4,000千円
平成24年度 4,000千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
延べ利用者数 2,527(前年度2,634人)
平均利用者数 10.3人(前年度10.8人)
(5)施設の管理運営の内容
◇業務実施状況
併設のさいたま市立泰平小学校との交流を図り、児童とのふれあいを通して笑顔
で元気に過ごせる場、楽しく安らげる場の提供、また、介護予防・生きがい支援で
は、余暇活動にて充実感、達成感のもてる内容のサービスを提供した。
②維持監理業務の状況
事務室側の空調機更新
③その他(自主事業等)
<泰平小学校との交流>
5月:学校探検、学習(暮らしの昔と今)交流会
9月:敬老会
10月:なかよしフェスティバル
11月:絵を見る会、ありがとう集会
1月:茶会話、抗議(デイサービスってどんなとこ?)
<近隣施設との交流>
12月:お遊戯披露(本郷保育園)
2月:お遊戯披露(泰平保育園)
(6)収支状況
①収入
・介護保険収入21,955千円(前年度19,731千円)
・利用料収入1,760千円(前年度1,793千円)
・指定管理料収入4,000千円(前年度4,000千円)
・その他収入4,098千円(前年度4,365千円)
②支出
・人件費支出19,622千円(前年度19,565千円)
・事務費支出4,303千円(前年度3,746千円)
・事業費支出3,421千円(前年度3,437千円)
(7)その他
87
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
併設泰平小学校との交流の円 小学校の評議員を受けもち、学校との関わりを密にし、児童との学習交流や毎日の
滑な推進
業間休みの20分間、施設開放による交流等に努めた。
地域に開かれた施設
地域ボランティア、社会体験学習の受け入れ
(近隣中学校の社会体験事業の受け入れを行った。また、ボランティアの受け入れ
を柔軟に行い、楽しく活動出来る環境作りに努めた。)
3.評価
(1)指定管理者による評価
原則として、介護認定調査を終えた方を対象に受け入れております。生きがい活動支援通所事業施設である為、自
立の方・介護予防の方をはじめ、介護度の軽度の方を中心に運営致しております。
施設の利用促進の為、利用者に合ったレクリエーション内容を考え、全員が楽しめるよう配慮し、積極的に活動頂け
るよう努めました。また、併設の小学校生徒との交流を図り、活気溢れる場の提供に努めました。
研修やミーティングを行い利用者へのサービス向上、職員の意識統一を図り、利用者の安全性にも配慮いたしまし
た。また、利用者からの相談・苦情内容に敏速に対応し改善を図りました。
リサイクルや節電の観点から、普段よりecoを意識し、経費削減に努めました。今年度の取り組みとして、機関紙を3
回、学期の期間で発行し、併設の小学校の生徒との交流の様子を掲載し、地域の事業所にも配布し、活動内容の
周知を図りました。 今後も皆様の安全と健康を第一に、楽しく安らげる場、児童とのふれあいを通じて笑顔で元気
に過ごせる場の提供につとめてまいります。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部高齢福祉課)
総合評価(B)※A∼D
併設のさいたま市泰平小学校や近隣保育園との交流を図る等、特色を活かした施設運営を行っている。また、機
関紙を発行する等、地域に開かれた施設運営を行っている点が評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、施設の特色を活かした世代間交流事業を継続し、適切な管理運営をすること。また、積極的な施設利用
を促進に努め、稼働率の向上を図ること。
88
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
上峰デイサービスセンター
(2)施設概要
①所在地
さいたま市中央区上峰3丁目10番6号
②施設の設置目的
老人福祉法に規定する基本理念に基づき、老人デイサービスセンター利用者の
健康で安らかな生活の維持向上に寄与し、福祉の増進を図るための施設
③事業内容
・老人デイサービス事業(定員15人)
・生きがい活動支援通所事業
④施設の概要
開設年月 平成12年4月
延床面積 249.79㎡
構造 鉄骨造 地上2階建
(3)指定管理者
社会福祉法人 明日栄会
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料(各年度同額)
平成24年度 7,800千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
延べ利用者数 3,213人(前年度3,407人)
平均利用者数 12.52人 (前年度13.15人)
◇業務実施状況
利用者が居宅において自立した日常生活を営むことが出来るよう、日常生活の支
援及び機能訓練を行うことにより、利用者の生活機能の維持と家族の負担軽減を図
る目的で、一人ひとりのニーズに応じたサービスの提供に努めた。
また、地域の皆様との交流促進を大きな目標とし、積極的にボランティアの受け入
れを図り、地域とのより密接な協力体制の構築を目指した。
②維持管理業務の状況
害虫駆除 年1回 フィルター、空調清掃 年2回
ワックス清掃 年1回 消防設備点検 年2回
避難訓練 年2回
③その他(自主事業等)
毎月行事:療育音楽
4月:花見、朗読 5月:運動会、料理教室、バラ見学
6月:あじさい見学、曼珠沙華 7月:七夕、吉武まつ子コンサート
8月:納涼祭、上峰夏祭り 9月:武銀ロビー展見学
11月:そば打ち体験
10月:買い物
12月:クリスマス会、忘年会 1月:新年会
2月:豆まき、曼珠沙華 3月:梅見学、桜見学
(6)収支状況
①収入
・介護保険収入 27,612千円(前年度 31,626千円)
・利用料収入 2,661千円 (前年度 2,921千円)
・指定管理料収入 7,800千円 (前年度 7,800千円)
・その他収入 355千円 (前年度 851千円)
②支出
・人件費支出 32,223千円 (前年度36,255千円)
・事務費支出 1,871千円 (前年度 2,494千円)
・事業費支出 4,018千円 (前年度 4,177千円)
89
(7)その他
暮らしの継続性、心理的な安定・安全を保ち個々の能力を発揮できるよう援助してい
きたいと思います。また、質の向上においても職員一同努力していきます。
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
地域や家族との連携
地域のボランティアを受け入れ、連携・交流を図っています。
連絡帳のやりとりや送迎時の対話、サービス担当者会議への参加、適宜の電話連絡
等を通じ、家族との連携を図っています。
アンケート調査の実施
6月と12月に利用者及び家族に対しアンケート用紙を配布、回収
地域に開かれた施設
地域ボランティアや社会体験学習の受け入れ
① 業務補助ボランティア延べ245名
② アクティビティボランティア延べ78名
3.評価
(1)指定管理者による評価
①利用者の意思を尊重し、一人ひとりのニーズに応じたサービスの提供ができるよう、サービスの質向上に努めると
共に多くの方に利用いただけるよう、家族・関係機関との連携を保ちました。この結果、年間を通して一日あたりの平
均利用者数は12.5名と前年に引き続き堅調に推移しました。
②サービスの質の向上を図るため、利用者アンケートを実施し介護面全般の改善に努めました。
③設備・環境の維持に留意すると共に、節電を中心に省エネを心掛け、経費節減を進めました。
④ボランティアの積極的受け入れにより、地域との交流を深めました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部高齢福祉課)
(B)※A∼D
総合評価
ボランティアの受け入れを積極的に行い、地域に開かれた施設運営を行っている点が評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き適切な施設管理運営に努めること。
90
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市槻寿苑デイサービスセンター
(2)施設概要
①所在地
さいたま市岩槻区大字笹久保1393番地
②施設の設置目的
老人福祉法に規定する基本理念に基づき、老人デイサービスセンターの利用者
の健康で安らかな生活の維持向上に寄与し、福祉の増進を図るための施設
③事業内容
・老人デイサービス事業(定員15人)
・生きがい活動通所支援事業
④施設の概要
開設年月 昭和63年5月
延床面積 1,634.55㎡(併設老人福祉センター槻寿苑を含む)
構造 鉄筋コンクリート造平屋建 一部鉄骨造
(3)指定管理者
社会福祉法人 さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
平成22年度 5,324千円
平成23年度 5,335千円
平成24年度 5,335千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
延べ利用者数 2,480人(前年度 2,614人)
平均利用者数 9.9人(前年度 10.0人)
◇業務実施状況
介護保険利用者及び特に利用が必要と認められる高齢者に対し、食事、入浴等の
サービスを実施し、安心して在宅での生活が継続できるよう、また家族の介護負担の
軽減を図ることを目的に、よりよいサービスの提供に努めた。24年度においては、「介
護予防」「要介護」の観点から介護状態となる前、要介護状態にあっても個々に合わせ
た機能の改善・維持・コミュニケーションを目的とした自立援助や関係各機関や他の事
業者との調整、ご家族を対象に不安解消の為の介護相談、当老人福祉センターでのデ
イサービス利用・福祉用具の相談業務を行った。具体的には、サービス内容について、
利用者からのニーズへの対応、健康管理、生活の質の向上につながる支援(行事、レ
クリエーション、残存機能の活用等)を行った。さらに、施設サービスをより有効にする
ため、毎月の個別ケア会議、サービス担当者会議等を通じて、家族、関係機関、他事
業所との連絡調整を行った。
②維持管理業務の状況
床面ワックス清掃 年1回
消防訓練 年2回 ガラス清掃 年2回
空調機点検 年1回
その他、浴槽の衛生管理については、毎日完全換水・塩素消毒を行った。
③その他(自主事業等)
4月:苑外活動(お花見)花の種まき(苑内花壇) 5月:菖蒲湯・手の版画作り
6月:名札作り・苑外活動 7月:じゃがいも堀り・手作りおやつ(じゃがいもパー
ティー)
8月:盆踊り大会見学(老福)・夏祭り・風鈴作り
6月∼9月:水分摂取週間 9月:敬老会・ソープフラワー作り 10月:運動会
11月:さつまいも掘り・手作りおやつ(茶巾)
12月:埼玉県老人ホーム作品展出展・クリスマス会・ゆず湯
1月:カルタ大会 2月:豆まき 3月:ひな祭り・サボテン寄せ植え・じゃがいも種付け
91
(6)収支状況
①収入
・介護保険収入 22,265千円(前年度24,433千円)
・利用料金収入 1,969千円(前年度2,008千円)
・指定管理料収入 5,335千円(前年度5,335千円)
・その他
3千円(前年度34千円)
②支出
・人件費
21,074千円(前年度20,643千円)
・事務費
2,787千円(前年度2,342千円)
・施設管理費
2,383千円(前年度1,262千円)
・事業費
1,888千円(前年度1,949千円)
・繰入金支出
406千円(前年度2,395千円)
・その他
0千円(前年度0千円)
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
老人福祉センターとの
併設機能の活用
老人福祉センター主催事業への参加及び、老人福祉センターでのクラブ参加援助・交
流など積極的にコミュニケーションをとることができた。
地域に開かれた施設
地域ボランティア(※35団体273名・個人57名)、社会体験学習の受け入れを積極
的に行い、平成24年度は職場体験学習(埼玉県事業)として、近隣中学校2校(4名)
の受け入れや、老年看護学習として目白大学看護学生の生徒38名を受け入れた。
(※ボランティア人数については平成24年の延べ人数)
3.評価
(1)指定管理者による評価
当センターでは、他のデイサービスセンターと異なる複合施設としての特色を活かし、老人福祉センターに関るボラン
ティア団体に活動をしていただいたり、老人福祉センター主催の事業への参加(アウトリーチ事業・盆踊り、演芸大会、
うた自慢大会などへの参加)、日頃の将棋・カラオケの参加や苑内散歩等での老人福祉センターの利用者と交流を
図った。(クラブ活動への参加)それにより、社会的なつながりによる生活意欲の向上を目指したサービス提供を行っ
た。年間の計画に基づき、苑外活動や、運動会、クリスマス会、利用者独自の農園管理・収穫、収穫したものをおやつ
作りへとさまざまな事業を行い、毎月利用者の希望、季節にちなんだ行事の実施に努めた。機能回復訓練としては、
通常のレクリエーションや利用者の技術を活かした施設貢献(緑のカーテン・修繕等)、苑外活動を通じ、楽しみながら
機能の維持・回復ができるように常に検討・実施・評価を行った。また、サービスの向上を図るためパンフレットの配布
やデイサービスのお試し利用事業(ご希望者に対しては送迎を提案)の実施など、地域の方への広報・埼玉県老人
ホーム作品展に出展することなどで情報発信に努め利用者数の増加・維持に努めた。老人福祉センター併設の利点
を最大限に活かし、ご利用者(老福)への福祉用具・介護の相談対応、今後援助が必要と思われる方(早期発見)に関
しては声掛け等によりつながりを持つことで、不安を感じることなくデイサービス利用へ意向するなど、長く槻寿苑を利
用したいという要望に可能な限り対応した。また、ご本人の希望により長期欠席をされているご利用者に関しても再開
の際、安心してご来所いただけるよう定期的な電話連絡・訪問をおこなった。財政については、冷暖房の適温管理や
併設館の設備の共有、また活動にかかる光熱費の一部を環境センターの熱源で賄う等、経費の削減に努めた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部高齢福祉課)
(B)
※A∼D
総合評価
老人福祉センターと併設という特色を活かし、デイサービスセンター利用者が老人福祉センター主催事業へ参加する
機会を設け、社会的な繋がりを創出する場を提供した。また、近隣中学校の職場体験学習で、学生の受け入れを積極
的に行い、地域に開かれた施設づくりを行っている点が評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き適切な施設管理運営に努めること。また、老人福祉センター・デイサービスセンター・居宅介護支援事業所
という3つの機能を兼ね備えた施設として、一体となったサービス提供を心がけること。
92
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
与野本町デイサービスセンター
(2)施設概要
①所在地 さいたま市中央区本町東4丁目7番20号
②施設の設置目的
老人福祉法及び身体障害者福祉法に規定する基本理念に基づき、デイサービ
スセンターの利用者の健康で安らかな生活の維持向上に寄与し、福祉の増進を図
るための施設
③事業内容(定員30人)
・老人デイサービス事業
・障害者デイサービス事業
・生きがい活動支援通所事業
④施設の概要
開設年月 平成5年11月
延床面積 1,512.69㎡
構造 鉄筋コンクリート造 地上3階建
(3)指定管理者
社会福祉法人 毛呂病院
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
平成22年度 10,525千円
平成23年度 10,193千円
平成24年度 10,372千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇23年度 利用状況
営業日数:309日
延べ利用者数:6,510人
平均利用者数:21.06人/日
送迎:6,180人
入浴:4,502人
給食数:6,413食
◇24年度 利用状況
営業日数:306日
延べ利用者数:6,451人
平均利用者数:21.08人/日
送迎:6,167人
入浴:4,533人
給食数:6,370食
(5)施設の管理運営の内容
◇業務実施状況
介護保険法による指定通所介護事業と自立支援法による生活介護事業を実施。
利用者が居宅において自立した日常生活を営むことが出来るよう、日常生活の支
援及び機能訓練を行うことにより、利用者の生活機能の維持と家族の負担軽減を図
る目的で、一人ひとりのニーズに応じたサービスの提供に努めた。
また、心身機能の維持・向上と生活リハビリの視点で、利用者様の残存機能に注
目し、個別性を重視し、ADLや特性に合わせた介護を実践した。
93
(5)施設の管理運営の内容
②維持管理業務の状況
害虫駆除 年2回 排水、受水槽清掃 年1回
窓ガラス清掃 年2回 フィルター空調点検 年2回
消防設備点検 年2回 ワックス清掃 年2回
避難訓練 年2回 電気設備点検 月1回
③その他(自主事業等)
毎月行事として 誕生会
4月 お花見 10月 ゲーム
5月 バラ園散策 11月 運動レク
6月 保育園児交流 12月 クリスマス会、ケーキ作り
7月 七夕・スイカ割り 1月 うどん作り
8月 夏祭り 2月 豆まき
9月 敬老会 3月 ひなまつり
(6)収支状況
23年度
①収入 ②支出
・介護保険収入 51,096千円 ・人件費支出 54,471千円
・利用料収入11,080千円 ・事務費支出 13,628千円
・自立支援費収入 2,929千円 ・事業費支出 8,188千円
・指定管理料収入10,193千円
24年度
①収入 ②支出
・介護保険収入 53,085千円 ・人件費支出 5,9148千円
・利用料収入10,887千円 ・事務費支出 13,228千円
・自立支援費収入 6,766千円 ・事業費支出 8,924千円
・指定管理料収入10,372千円
(7)その他
特になし
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
地域に開かれた施設
達成状況
地域ボランティアや社会体験学習の受け入れ (24年度)
① ボランティア 延べ118名
② 実習生受け入れ・社会体験等 延べ101名
③ 施設見学等 97名
3.評価
(1)指定管理者による評価
市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進
前年並みの稼動率であり、ほぼ横ばい。積極的な利用推進に努めたものの、高齢者の不安定な心身状況により、
利用キャンセルが散見され稼動率に大きく影響した。そのなかでも障がい者(自立支援法)による利用率は増加し、
今後もその傾向は続くものと思われる。また、定期・適宜開催するケースカンファレンスを通して、情報を共有し共通
認識をもって取り組み、利用者処遇の改善・向上に努めた。さらに介護支援事業所への情報提供や問題提起を通し
て連携を図り、利用者の自立やその家族の身体的・精神的負担軽減に努めてきたところである。さらに利用者及び
家族へのアンケートを年2回実施し、業務の改善や処遇向上に努めた。そのアンケート結果では概ね満足度の高い
アンケート結果となっている。
経費の削減に関する取り組み
収支に関しては、概ね事業計画通りであり大幅な支出はなくムダな経費の削減に努めた。収入においてもほぼ横
ばいであることから、稼動率の更なる向上が今後の課題である。また、震災以降の節電にも積極的に取り組み、節
電の周知徹底と傾向と間引き等により使用電力量22年度比-15%前後は達成できた。
適正な管理運営の確保に対する取り組み
開設後20年を経過し、設備・機器に老朽化が進行してきているが、定期的な保守点検に努め、不具合箇所等には
早期対応にて修繕してきたこともあり、24年度においては特段大きな問題はなかった。
事業運営にあたり、各種法令に遵守することはもちろん業務マニュアル、感染症や事故発生時などの突発的な事
案の際の対応マニュアルの整備など、本町デイサービスを利用する市民には安心と安全を提供するができたものと
考えている。
94
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部高齢福祉課)
総合評価(B)※A∼D
ボランティアや実習生等の受け入れ人数が増加し、地域に開かれた施設運営を積極的に行っている。
また、開設から20年が経過し、設備等の老朽化が進んでいるが、早期対応に努め施設の維持管理に努めている。
利用者及び家族へのアンケートの結果では、概ね満足度が高く、利用者に適切なサービスを提供している点が評
価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
今後、障がい者の利用率が増加した場合に備え、心身状態が不安定な利用者にも対応できるよう職員の能力向
上に努めること。
95
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
高齢者生きがい活動センター
(2)施設概要
①所在地
さいたま市北区植竹町1丁目593番地1
②施設の設置目的
高齢者を対象に就労を支援するための各種研修や技術指導を行うとともに、高齢
者の豊かな経験や知識及び技術を活用した地域活動の支援と生きがい活動の場の
提供を通じて、高齢者の生きがいづくりや健康づくりを促進する。
③施設の概要
敷地面積 2466.72㎡
延床面積 759.00㎡
構造 鉄骨造平屋建
・施設機能
老人憩いの家
高齢者就労支援施設・シルバーワークプラザ
地域活動拠点施設
公益社団法人 さいたま市シルバー人材センター
(3)指定管理者
(4)指定期間、指定管理料
(5)施設の管理運営の内容
①指定期間
平成23年4月1日∼平成28年3月31日
②指定管理料
平成22年度14,780千円、平成23年度14,700千円平成24年度14,700千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・年間総利用者数、18,883人(前年度19,194人)
(老人憩いの家14,462人)(前年度14,347人)、就労支援・地域活動支援事業4,421人
(前年度4,847人)(うち講座参加者1,029人(前年度1,677人) )
◇業務実施状況
・施設開設時間:休館日を除く日の8時30分から18時まで
(休館日は、こどもの日及び敬老の日を除いた祝日及び年末年始
(12月29日から1月3日まで)
②維持管理業務の状況
年間施設管理業務計画書に基づき下記のとおり運営管理しています。
①AED講習 2回/年(6月・10月)・・・職員、利用者(46名)
②消防訓練 2回/年(9月・3月)・・・職員、利用者(100名)
③交通安全教室 1回/年(11月)・・・利用者(42名)
④植栽管理 1回/年(3月)
⑤備品管理 1回/年(3月)
⑥除草管理 日常清掃に併せて随時実施
⑦受付及び日常清掃・・・受付1人/日、清掃 2人/日
③その他(自主事業等)
就労支援事業:年間 8講座実施しました。
地域活動支援事業:年間 2講座実施しました。
(6)収支状況
①収入
・諸経費収入等577千円(前年度1,494千円)
・指定管理料14,700千円(前年度14,700千円)
②支出
・人件費5,370千円(前年度5,438千円)
・事務費592千円(前年度728千円)
・施設管理費6,517千円(前年度6,185千円)
・事業費2,462千円(前年度3,557千円)
(7)その他
96
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
南側の栗の木が朽ちており、 市職員が現地確認後伐採作業をしました。
隣のマンション側に倒れる危険性
があったので、早急の対応を
掲示板の修繕
業者に依頼し、修繕しました。
水栓、トイレの修繕
業者に依頼し、修繕しました。
3.評価
(1)指定管理者による評価
○ 市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進
施設の平等利用を目指して、施設利用の受付を1日から5日までと限定し、利用者が重複した場合には、代表者に
よる話し合いで調整し利用者を決定しています。また、受付の公平性を守るために電話・メール等の受付は認めず、
必ず来所してもらっています。市民サービスの向上を図るため、サークル代表者会議を年2回(9月・3月)開催しまし
た。また、利用サークル団体のアンケート調査を実施し、市民からの様々な意見・要望をお聞きしています。
○就労支援講座・講演及び地域活動支援講座
60歳以上の市民を対象に介護等に関する講座(傾聴ボランティア養成講座)及び事務に関する講座(初心者から
中級者を対象としたパソコン講習、筆耕講習)、技術向上に関する講座(障子の張替え講習)を行い、就労に結びつけ
ることに努めました。また、地域の方の日頃の趣味や活動の成果を発表する場を持ち、互いの交流を図りました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部高齢福祉課)
(B)
※A∼D
総合評価
利用者サークルとの会議やアンケート等により意見を伺いながら、施設に求められていることを確認しながら対応で
きること、できないことを利用者に理解を得ながら管理運営を行っている。
就労支援事業・地域活動支援事業については、例年のパソコン教室・傾聴ボランティア養成講座を実施し、多くの方
に参加いただいております。しかしながら、講座の開催回数の減少から実績を伸ばすことはできておりません。
経費については、指定管理者の会員の技能を生かすことにより、費用削減の意識を持ち効果的な運営が行われて
おります。
今後も利用者の方々とのコミュニケーションを継続しながら円滑な運営を期待します。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
施設管理運営につきましては、利用者のニーズに応えながらも、利用者の増加により施設に空きが無く、調整が求
められる機会が増えてきております。利用者の納得もいただきながら、引き続き平等利用の理念のもと管理を行うこ
と。
就労支援事業・地域活動講座を開催した際に参加者が集まらないということは発生していないが、講座の実施回数
が減少しているので、ニーズに応えるためにも実施回数を増やすこと。また、その際に新たな講座内容を追加できな
いか検討すること。
97
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市大崎むつみの里
(2)施設概要
①所在地
緑区大崎37−1
②施設の設置目的
障害者及び障害児がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営
むことができるよう、必要な障害福祉サービスに係る給付その他の支援を行い、障害者及び障害
児の福祉の増進を図る。
③施設の概要
事業指定年月 第1事業所:平成19年4月、第2事業所:平成18年10月
敷地面積 5,272.00㎡
延床面積 4,355.96㎡
構 造 第1事業所:鉄筋コンクリート造 4階建
鉄筋コンクリート造 平屋建
第2事業所:鉄筋コンクリート造 平屋建
事業内容
第1事業所:生活介護事業(定員70名)、自立訓練(機能訓練)事業(定員10名)、
自立訓練(生活訓練)事業(定員10名)、就労移行支援事業(15名)、
就労継続支援事業B型(定員55名)
第2事業所:児童発達支援事業(定員50名)
(3)指定管理者
社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料 ①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
245,906千円(前年度245,606千円)
(5)施設の管理運営の内 ①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
容
・23年度一日平均利用者数
生活介護事業56.7人(稼働率81%)
自立訓練(機能)事業11.5人(稼働率115%)
自立訓練(生活)事業7.2人(稼働率72%)
就労移行支援事業7.4人(稼働率49.3%)
就労継続支援事業B型44.6人(稼働率81.1%)
児童デイサービス事業16.8人(稼働率33.6%)
・24年度一日平均利用者数
生活介護事業57.7人(稼働率82.4%)
自立訓練(機能)事業11.1人(稼働率111%)
自立訓練(生活)事業6.7人(稼働率67%)
就労移行支援事業7.1人(稼働率47.3%)
就労継続支援事業B型49.0人(稼働率89.1%)
児童発達支援事業17.9人(稼働率35.8%)
◇業務実施状況
・総合防災訓練(年2回) ・健康診断 ・むつみ祭等
②維持管理業務の状況
・建物設備保守管理業務(日常管理業務、空調排気設備、消防設備点検、昇降機
設備点検、その他の設備、防火対象物定期点検)
・清掃業務(床・カーペット清掃、硝子清掃、害虫駆除、樹木消毒等)
・自家用電気工作物保安管理業務(需要設備点検、発電設備点検、高圧盤清掃)
・印刷機器保守業務(丁合機、紙折機、裁断機点検) ・施設警備業務 ・公共建築物定期点検
業務
・浴槽水質検査業務(レジオネラ菌検査)・老朽化にともない、非常灯バッテリー交換修繕をし
た。
③その他(自主事業等)
・緑区及び浦和区障害者生活支援センター
98
(6)収支状況
①収入
・利用料 150千円(前年度356千円)
・指定管理料 245,906千円(前年度245,906千円)
・自立支援費 272,918千円(前年度255,106千円)
・就労支援事業 5,981千円(前年度5,516千円)
・その他 7,413千円(前年度9,857千円)
②支出
・人件費 352,641千円(前年度342,720千円)
・事務費 17,449千円(前年度17,764千円)
・施設管理費 81,131千円(前年度80,293千円)
・事業費 13,726千円(前年度13,049千円)
・繰入金支出 48,573千円(前年度47,764千円)
・就労支援事業 5,981千円(前年度5,516千円)
・その他 1,186千円(前年度0千円)
(7)その他
・法人としての経営改善計画の一環として、10月に、施設で提供するサービスの質の向上及び
利用者の満足度の充足を図るため、利用者アンケートを実施した。結果については必要に応じて
個別に返答するとともに、掲示等で利用者に周知した。また、法人としての意見箱「みなさまの
声」を新たに設置することで、日常的に、意見、要望等を聴取する仕組みを運用し、意見等と合
わせて回答を施設内に掲示し、利用者に周知した。更に、ヒヤリ・ハットレポートの仕組みを運用
し、施設の安全確保に努めた。
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
個別の支援計画を作成
し、その効果について継
続的な評価を実施するこ
と、その他の措置を講ず
ることにより利用者に対し
て、適切かつ効果的に
サービスを提供する。
達成状況
利用者の意向、適性、その他の事情を踏まえた個別の支援計画を作成し、利用者が自立した
日常生活又は社会生活を営むことができるよう、各種サービスの提供に努めた。
一方、地域及び家庭との結びつきを重視した運営を行い、市町村、他の関係機関との密接な連
携に努めた。昨年度に引き続き、危機管理の一環として、地元大崎自治会との間で「災害時相互
援助協定」を運用し、不測の事態に備える協力体制を維持した。また、一般市民を対象とした「見
学会」を行い、施設理解の充実を図る機会とした。
利用者の人権の擁護、
虐待の防止等のため、責
任者を設置する等必要な
体制の整備を行う。その
従事者に研修を実施す
る。
「大崎むつみの里人権擁護・虐待防止事業」の取組みとして、虐待防止への更なる意識の向
上、理解の啓発に向け、虐待防止マニュアルの整備に努めた。また、3月にさいたま市障害福祉
課の職員を講師に招き、「障害者虐待防止法について」のテーマのもと、権利擁護研修を実施し
た。
3.評価
(1)指定管理者による評価
個別支援計画の着実な遂行と、多機能型事業所の特徴である選択肢の豊富さを生かし、利用者の意向に沿ったサービス
の提供に努めた。また、利用者の人権の擁護、虐待の防止等に向けた措置を講ずるよう努めた。
サービスの向上に向けた法人全体としての新たなシステムとして、意見箱「みなさまの声」の運用を開始した。また、ヒヤ
リ・ハットレポートの仕組みを運用するとともに、人権擁護・虐待防止事業をはじめ、利用者アンケート等のサービス改善の
取組みを盛り込んだサービス改善計画を作成し実践することで、市民サービスの向上、適正な管理運営の確保に努めた。
経費に関しては、昨年度に引き続き、委託業務を見直し、職員による清掃業務、利用者送迎業務の一部を行うことにより
費用の縮減を図った。また、複合棟の空調設備の更新により、電気料の縮減が図れた。更に、給食業務と送迎車両運行業
務を単年度ではない委託契約をしたことにより、経費の縮減を図れた。
99
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部障害福祉課)
(B)
※A∼D
総合評価
利用者の自立した日常生活、社会生活に向けて、個別の支援計画を作成し、サービスの質の向上に努めた。また、ヒヤリ・
ハットレポートの仕組みを運用することにより、施設の安全確保に努めた。
その他、人権擁護事業及び虐待防止事業においては、一般市民を対象とした見学会を実施するなど、施設理解の充実を
図った。
施設管理においては、委託業務を見直し、清掃業務や送迎業務については一部を職員が行うなどし、委託費の削減を図
る等、コスト意識を持った管理を行った。
今後も適正な施設運営を行うとともに、支援内容の充実により、利用の促進及び利用者主体の事業実施に努めてもらいた
い。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
来年度以降も適正な管理運営を継続するよう指導していく。
100
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市障害者福祉施設春光園(けやき、うえみず)
(2)施設概要
①所在地
けやき:見沼区宮ヶ谷塔1−280 うえみず:西区佐知川299−16
②施設の設置目的
生活介護事業は、利用者が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、入
浴、排せつ及び食事の介護、創作的活動又は生産活動の機会の提供その他の便宜を適
切かつ効果的に行う。
自立訓練事業は、利用者が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、原
則2年間にわたり生活能力の維持、向上等のために必要な支援、訓練その他の便宜を適
切かつ効果的に行う。
③施設の概要
事業指定年月 平成18年10月
敷地面積 けやき:9,146.00㎡ うえみず:1,072.70㎡
延床面積 けやき:2,014.44㎡ うえみず:286.52㎡
構 造 けやき:鉄筋コンクリート造平屋建
うえみず:軽量鉄骨造平屋建
事業内容 けやき:生活介護事業(定員77人)、
自立訓練(生活訓練)事業(10人)
うえみず:生活介護事業(定員20人)
(3)指定管理者
社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
210,571千円(前年度210,278千円 )
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・23年度1日平均利用者数
(けやき):生活介護事業72.3人(稼働率93.9%)
自立訓練(生活訓練)事業0.6人(稼働率6.0%)
(うえみず):生活介護事業18.3人(稼働率91.45%)
・24年度1日平均利用者数
(けやき):生活介護事業71.7人(稼働率93.1%)
自立訓練(生活訓練)事業0.1人(稼働率1.0%)
(うえみず):生活介護事業17.4人(稼働率87.0%)
◇業務実施状況
・開所日数 けやき:248日 うえみず:247日
・園外活動 ・自主製品生産 ・企業見学、企業実習 ・受注作業
②維持管理業務の状況
(けやき)
・消防設備保守点検業務 ・空調設備保守点検業務 ・自動ドア保守点検業務
・自動給水ポンプユニット及びボイラーユニット保守点検業務
・汚水処理施設保守点検業務 ・自家用電気工作物保安管理業務
・浄化槽点検業務 ・受水槽法定点検
・清掃等管理業務 ・機械警備業務 ・塵芥収集運搬処理業務
・植木管理業務については、職員が行なった。
・公共建築設備等点検業務
・浄化槽原水ポンプ修繕 ・食器洗浄機修繕 ・屋根修繕 ・蛍光灯安定器修繕
・作業室4雨漏り修繕 ・空調室外機(AC-3)修繕 ・消火器入替修繕
・循環ポンプ水漏れ修繕
(うえみず)
・塵芥収集運搬処理業務 ・機械警備業務
・清掃業務 ・植木管理業務 ・空調設備保守点検業務
・消防設備保守点検業務 ・公共建築物定期点検業務
・老朽化にともない、施設内の身体障害者用トイレの修繕を行った。
③その他(自主事業等)
・ さいたま市在宅高齢者等宅配食事サービス事業
(さいたま市社会福祉協議会受託事業)
101
(6)収支状況
①収入
・利用料
0千円(前年度0千円)
・指定管理料 210,571千円(前年度210,571千円)
・自立支援費 210,776千円(前年度202,482千円)
・その他 7,796千円(前年度9,634千円)
②支出
・人件費 246,672千円(前年度225,087千円)
・事務費 11,986千円(前年度9,549千円)
・施設管理費 69,349千円(前年度71,929千円)
・事業費 12,828千円(前年度12,590千円)
・繰入金支出 82,504千円(前年度55,027千円)
・積立預金支出 0千円(前年度40,829千円)
・その他 952千円(前年度227千円)
(7)その他
・けやきでは懇談会を2回、三者面談を1回行い、うえみずでは2回の懇談会を実施し、ご
家族の意見を伺った。平成24年度も懇談会の意見を参考 に作業室別活動の充実を図っ
た。
・「春光園けやき」を進路として希望している特別支援学校高等部2年生と進路指導担当
教員を対象とした「事業所説明会」を3月に実施した。
・けやき・うえみず共に、防災用物置を設置し、災害用備蓄品を整えた。
・平成24年10月に事業団サービス向上委員会による利用者アンケートを実施した。
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
一人ひとりの適性、状況、特
性に応じた適切な支援を行うこ
とで、社会生活の場を広げ、生
活の質及び生きがいを高めて
いけるよう努める。
達成状況
けやきの生活介護事業では、出来る限り各利用者が、自らが希望する作業や活動を選
択できるよう配慮するとともに個別支援計画を策定し、個々のニーズに応じた個別のかか
わりを重要な視点に位置づけた。日常の活動で対応できないニーズに対しては、園外活
動及び作業グループ別に利用者がいきいきと生活できるようプログラムを計画した。特に
園外活動については、新たなプログラムを取り入れ利用者の満足度向上に尽力した。
作業グループの希望については、利用者アンケートを行い本人及びご家族の意向を調
整し希望する作業グループで活動が行えるようにした。
また、自立度の高い利用者に対応した生活体験プログラムを受けられるグループを新設
し生活の質を高められるよう努めた。
けやきの自立訓練事業では、支援計画に基づき、地域の社会資源を活用して、多様な
サービスの提供に努め、
整容、買い物体験、金銭理解等の支援を行った。
うえみずの生活介護事業では、作業プログラム(作業活動)と生活プログラム(レクリエー
ション・体験的活動)を各半日実施し、その活動時間帯の中で、利用者の実情に合った内
容の提供に努めた。園外活動等のプログラムは事前にアンケートを実施したうえで選択肢
を設けて少人数のグループを編成して行った。利用者のニーズに応じて、一人ひとりの活
動時間にゆとりを持って過ごせるように努めた。
3.評価
(1)指定管理者による評価
けやき生活介護事業では、利用者の生活の場を広げ、生活の質及び生きがいを高め、一人ひとりの障害の程度、状況
に適した援助を提供するため、各種事業を実施するとともに安全・安心な環境づくりに留意した。事業の実施にあたって
は、利用者及びご家族へのアセスメントを実施し、障害の状況を適切に把握し、ニーズに応じたプログラムの提供に努め
た。法人として「福祉サービス利用者アンケート」を実施し、利用者のニーズの把握、サービスの向上に努めた。
また、運営については、地域との連携を視野に入れ、例年の行事となっている「新緑会」「収穫祭」を臨時営業日として開
催し、稼働日を増やした。
けやき自立訓練事業では、「自立的な生活能力を高める」「働く体験を積む」「地域生活のルールを知る」の三つの視点を
基に、活動プログラムの提供に努めた。受注作業の機会を設けるとともに、整容、買い物体験、金銭理解、余暇支援等の
プログラムを実施した。自立訓練事業利用者と自立訓練を終了した生活介護事業利用者へ対応するプログラムを実施す
るためのグループ新設を行なった。
うえみず生活介護事業では、園外活動等のプログラムに選択肢を設け、少人数のグループを編成して、利用者のニーズ
に応じたプログラムの実施に努めた。
102
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部障害福祉課)
(B)
総合評価
※A∼D
各利用者にそれぞれの活動を選択できるように配慮した個別支援計画の実施と、日常活動では対応できなかったニーズ
に対しては園外活動等で補うよう努めるなど、利用者のニーズにきめ細やかな対応を行った。また、利用者の自立度に応
じて、新たにグループを設けるなど、より良いサービスの提供に努めた。
今後も適正な施設運営を行うとともに、障害福祉サービスの充実により、利用の促進及び利用者主体の事業実施に努め
てもらいたい。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
来年度以降も適正な管理運営を継続するよう指導していく。
103
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市槻の木
(2)施設概要
①所在地
槻の木:岩槻区黒谷1135−2
第1やまぶき:岩槻区古ヶ場2−1−11
第2やまぶき:岩槻区黒谷1282−1
②施設の設置目的
障害者がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営むこと
ができるよう、必要な障害福祉サービスに係る給付その他の支援を行い、障害者の福祉
の増進を図る。
③施設の概要
事業指定年月 平成19年4月
敷地面積
槻の木:1,489.40㎡ 第1やまぶき:1,628.41㎡ 第2やまぶき:685.00㎡
延床面積
槻の木:879.60㎡ 第1やまぶき:382.07㎡ 第2やまぶき:206.27㎡
構 造
槻の木:鉄筋コンクリート造 2階建 第1やまぶき:鉄骨造 平屋建 第2やまぶき:鉄骨
造 平屋建
事業内容
槻の木:生活介護事業(定員50名)
第1やまぶき:就労移行支援事業(定員6名)
就労継続支援事業B型(定員16名)
第2やまぶき:就労移行支援事業(定員6名)
就労継続支援事業B型(定員10名)
(3)指定管理者
社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
136,868千円(前年度136,868千円)
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況(槻の木)
・23年度1日平均利用者数
生活介護事業48人(稼働率96.0%)
・24年度1日平均利用者数
生活介護事業49.3人(稼働率98.6%)
◇利用状況(第1やまぶき)
・23年度1日平均利用人数
就労移行支援事業2.6人(稼働率43.3%)
就労継続支援事業B型14.6人(稼働率91.3%)
・24年度1日平均利用人数
就労移行支援事業1.7人(稼働率28.5%)
就労継続支援事業B型14.7人(稼働率91.8%)
◇利用状況(第2やまぶき)
・23年度1日平均利用人数
就労移行支援事業1.6人(稼働率34.1%)
就労継続支援事業B型11.1人(稼働率111.1%)
・24年度1日平均利用人数
就労移行支援事業0.3人(稼働率4.8%)
就労継続支援事業B型9.2人(稼働率91.9%)
◇業務実施状況(槻の木)
・開所日数:247日
・施設外体験活動 ・受注作業、創作製品作成 ・健康診断
・機能回復訓練
104
◇業務実施状況(第1やまぶき)
・開所日数:247日
・レク活動の支援・健康診断・歯科健診・就労支援・職場実習・生産活動の支援
・地域活動等への支援
◇業務実施状況(第2やまぶき)
・開所日数:247日
・健康診断・歯科検診・就労支援・生産活動の支援・社会活動参加支援・地域活動支援
②維持管理業務の状況
(槻の木のみ)
・清掃等業務(建物内の定期・日常清掃、害虫駆除) ・除草、植木選定業務
・機械警備業務 ・廃棄物収集運搬処理業務 ・消防用設備保守点検業務
・自家用電気工作物保安業務 ・昇降機保守業務 ・空調設備維持管理業務
・換気設備維持管理業務 浄化槽維持管理業務 ・貯水槽維持管理業務
・電気温水器維持管理業務 ・自動ドア保守業務 ・公共建築物定期点検業務
(第1やまぶき)
・機械警備業務 ・消防設備保守点検業務 ・公共建築物定期点検業務・廃棄物収集
運搬処理業務
(第2やまぶき)
・浄化槽設備維持管理業務 ・機械警備業務 ・害虫駆除
・廃棄物収集運搬処理業務 ・消防用設備保守点検業務 ・公共建築物定期点検業務
③その他(自主事業等)
(6)収支状況
①収入
・利用料 84千円(前年度54千円)
・指定管理料 136,868千円(前年度136,868千円)
・自立支援費 145,814千円(前年度146,540千円)
・就労支援事業 3,249千円(前年度3,415千円)
・その他 3,791千円(前年度7,128千円)
②支出
・人件費 168,803千円(前年度177,944千円)
・事務費 7,191千円(前年度7,275千円)
・施設管理費 19,847千円(前年度16,979千円)
・事業費 7,814千円(前年度7,970千円)
・繰入金支出 77,321千円(前年度32,281千円)
・積立預金支出 0千円(前年度42,430千円)
・就労支援事業 3,213千円(前年度3,417千円)
・その他 334千円(前年度0千円)
(7)その他
<槻の木>
福祉サービス利用者アンケート実施 (10月下旬) 回答率 82.4%
保護者対象給食試食会及びアンケート実施(11月初旬)、利用者への給食アンケート実
施(2月下旬)
<第1やまぶき>
①保護者会 (5月、3月) ②福祉サービス利用者アンケート (10月下旬)
<第2やまぶき>
福祉サービス利用者アンケート(10月下旬) 回答率100%
保護者対象給食試食会及びアンケート実施 参加率50% 利用者対象給食アンケート
実施 回答率100%
保護者会の開催(4月、9月)
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
個別支援計画の実施により、
安定した槻の木での生活を提
供する。 また、
利用者支援の知識及び技術の
向上に努める。
達成状況
<槻の木>
個別支援計画に基づいたサービスの提供を実施し、その効果について継続的な評価を
実施した。また、福祉サービス利用者アンケートの実施により、利用者のニーズの把握、
サービス向上に努め、施設サービス自己評価から、職員全員の支援に対する意識の共
有化と改善をも図った。なお、支援の知識及び技術の向上を図るために、介助動作、摂
食、嚥下等の実技研修及び職員の資質向上を図るために「リスクマネジメント」「虐待」に
ついての研修を実施した。
105
地域の中で「働く」ことを大切
にし、利用者一人ひとりが、施
設の活動を通じて「働き、工賃
を得る喜び」を実感できるよう
に支援し、就労支援等を通して
社会参加の拡大を目指す。
<第1やまぶき>
就労支援事業では、基礎体力、持続力、集中力を向上できるように支援を行った。利用
者個々の障害の実情やニーズに適した作業の機会や場を提供し、支援計画のもとに作
業指導、生活支援を行った。またレクリエーション活動等を通じて社会参加の機会の拡大
に努めた。一般就労を希望している利用者に対しては、公共職業安定所やさいたま市障
害者総合支援センター等と連携を図り、企業実習および講習会等に参加した。希望をす
る求人情報があった場合は面接に同行した。また利用者個々の支援計画のもと、計画的
にグループまたは個別に学習会や実習等を行い、知識・技術の向上を目指した。
<第2やまぶき>
個別支援計画及び事業計画に基づき、個々の障害の実情に適した作業の機会や社会参
加につながる活動の場を提供した。作業においては新たな下請先の確保・販売等を行う
ことにより工賃アップ及び地域の中で働くことに努めた。また、就労を希望している利用者
に対しては自法人内の施設で就労につなげることができた。レクリエーション活動・外出
活動を通して社会参加につながる活動を実施した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
<槻の木>
施設運営においては、利用実績を昨年度稼働率から2.6%増とすると共に、自立支援費等収入を4.6%増とし、福祉
事業活動支出においては4.4%の削減に努めた。又、施設内で立ち上げたサービス向上委員会では、利用者・保護者か
らの要望・苦情に速やかに対応し、職員全体での共有化に努めた。事故防止検討委員会では、ヒヤリハットから事故防止
に向けての方策等の検討を随時行った。尚、利用者支援においては、事業団経営理念及び職員倫理綱領を遵守し、個別
支援計画に基づき利用者本位の福祉サービスの提供に努めた。
<第1やまぶき>
就労支援事業では、事業所内作業に加え、事業所外での作業を行うことで、地域企業との関わり方を経験した。個々の
障害のニーズに適した作業を提供し、個別支援計画のもとに作業指導、生活支援を行い、利用者自身が事業所の活動を
通して「働き、工賃を得る喜び」を実感できるように支援し、社会参加の拡大を目指した。また法人による「福祉サービス利
用者アンケート」を実施し、利用者個々のニーズの把握、サービスの向上に努めた。一般就労を希望している利用者につ
いては、就労に向けての企業実習や講習会参加等の機会の提供、開拓に努めた。
地域社会との相互理解を図るために、岩槻区民やまぶきまつりや他団体主催の行事に参加し、地域住民との交流や自
主製品の販売及び事業所のPRに努めた。また、夏のボランティア体験、インターンシップ、未来くるワーク体験等も積極的
に受け入れた。
経費については、引き続き節電、節水、再生紙利用等節減を図った。節電については、利用者の体調も考慮しながら、
節電に努めた。
<第2やまぶき>
個別支援計画に基づき、個々の実情に応じた作業支援、生活支援を行った。作業支援では工賃アップを目指し、地域の
中で働くこと、働く意欲が高められるよう支援を行った。農作物の販売、資源回収、岩槻文化公園の清掃を通して、地域に
根ざした施設運営を目指すとともに事業所のPRに努めた。生活支援では、事業計画に基づき、健康診断等の実施、外出
活動及びレクリエーション活動を通して、利用者のニーズに添った取り組みを行うよう努めた。ボランティアを積極的に受
け入れ、地域との相互理解に努めた。また法人による利用者アンケートの実施、意見箱の設置、面談、保護者会を通し
て、利用者のニーズの把握、サービス向上に努めた。苦情処理は原因究明、対処の仕方についても納得していただける
よう対応した。また、施設の維持・管理を行うことで利用者の安心、安全に努めた。経費については、節電・節水・再生紙
の利用等を行うことによりコスト削減に努めた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部障害福祉課)
(B)
※A∼D
総合評価
就労支援事業においては、利用者自身が工賃を得る喜びを実感できるよう支援を行い、ボランティア体験やインターン
シップなどを実施することで、利用者の社会参加への意識を高めるとともに、拡大を図った。また、企業実習や講習会等に
参加し、希望する求人情報に対しては面接に同行するなど、高い意識をもって就労支援事業に取り組んだ。
アンケートの実施、意見箱の設置、面談や保護者会を通じ利用者個々のニーズを把握し、サービスの向上を図った。
施設管理においては、水道光熱費の抑制、再生紙の利用など日頃からコスト意識を持ち、経費節減に取り組んでいる。
今後も適正な施設運営を行うとともに、障害福祉サービスの充実により、利用の促進及び利用者主体の事業実施に努
めてもらいたい。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
来年度以降も適正な管理運営を継続するよう指導していく。
106
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市かやの木
(2)施設概要
①所在地
中央区本町西1−6−3
②施設の設置目的
障害者がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営む
ことができるよう、必要な障害福祉サービスに係る給付その他の支援を行い、障害者
の福祉の増進を図る。
③施設の概要
事業指定年月 平成19年4月
敷地面積 1,573.00㎡
延床面積 375.78㎡
構 造 木造 平屋建
事業内容 生活介護事業(定員12人)、就労移行支援事業(定員6人)
就労継続支援事業B型(定員10人)
(3)指定管理者
社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
16,265千円(前年度16,265千円)
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・23年度1日平均利用者数
生活介護事業11.7人(稼働率97.5%)
就労移行支援事業2.1人(稼働率35.0%)
就労継続支援事業B型5.8人(稼働率58.0%)
・24年度1日平均利用者数
生活介護事業11.3人(稼働率94.1%)
就労移行支援事業0.7人(稼働率11.6%)
就労継続支援事業B型5.9人(稼働率59.0%)
◇業務実施状況
・開所日数
平成23年度
生活介護事業:250日、就労移行支援事業:245日、就労継続支援事業:250日
平成24年度
生活介護事業:248日、就労移行支援事業:246日、就労継続支援事業:250日
・定期健康診断、歯科検診 ・自主製品製造、受注作業、企業実習
②維持管理業務の状況
・事業系廃棄物処理業務 ・殺虫消毒業務 ・機械警備業務
・消防設備保守業務
・公共建築物定期点検業務
・老朽化にともない、空調整備の交換・修繕を行った。
・老朽化に伴い厨房冷凍庫の交換を行った。
・安全強化のため手すりつき階段を設置した。
③その他(自主事業等)
107
(6)収支状況
①収入
・利用料
0千円(前年度0千円)
・指定管理料
16,265千円(前年度16,265千円)
・自立支援費 45,413千円(前年度45,101千円)
・就労支援事業 1,960千円 (前年度1,800千円)
・その他
3,414千円(前年度3,241千円)
②支出
・人件費 44,294千円(前年度49,151千円)
・事務費 2,089千円(前年度2,298千円)
・施設管理費 5,965千円(前年度7,044千円)
・事業費 3,775千円(前年度3,494千円)
・繰入金支出 4,872千円(前年度1,853千円)
・就労支援事業 1,898千円(前年度1,741千円)
・その他 0千円(前年度0千円)
(7)その他
利用者アンケート(サービスの質に関する調査)10月 給食アンケート(施行調査)8月
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
利用者にとっての最善の
利益を追求することと、個々の
要望を傾聴することにより、
利用者一人一人が、より良い
生活の安定を図り、
地域の中でやりがいが
見つけられるようサービスを
提供する。
達成状況
各事業は、利用者の意向、適正、障害の特性、その他の事情を踏まえた個別の支
援計画を作成し、これに基づき利用者に対して障害福祉サービスを提供した。また、
その効果について継続的な評価を実施し、利用者に対して、適切かつ効果的にサー
ビスの提供を行った。24年度は、個別の支援をいっそう進め、送迎、入浴、洗濯につ
いて各人にあった方策をとった。全体としては第三者評価を受審し、指摘のあった、
マニュアル作成を完了することで、標準的な支援の体制作りを行った。
3.評価
(1)指定管理者による評価
平等利用・サービス向上・利用促進
就労移行支援事業では、利用者の働く意欲を企業受注作業で高め、就労に必要な集中力、持続性,挨拶の習得訓
練を行い、障害者総合支援センターやハローワークと連携して求職活動のための登録を進めた。24年度は、1名の
就労を実現とした。また、前年度就労者についての定着支援を積極的に行いサービス向上に努めた。
就労継続支援事業では、働く場として製菓活動を提供し、工賃を目標水準に設定し増額のために自主製品(クッ
キー)の新商品の開発を行い、新規に外部委託販売も開拓したことにより、売り上げの増加とし、利用者に対し工賃
が向上することとなった。
生活介護事業では、利用者の障害の実情やニーズに適した生産活動の選択肢の幅(付録、歯科機器、農作業、缶
つぶし等)を継続して広げ個々のニーズに応じた生活プログラムを実施した。また、体力の増進を図ることを目的とし
てウォーキング゙やプール活動を行った。また、新規作業の開拓により、平均工賃も増額することができた。
法人として「福祉サービス利用者アンケート」を実施し、24年度も利用者及び保護者から要望の多かった、3事業全
体での月1回の障害者交流センターでの体力増進活動や公共交通機関を利用して年2回の外出活動(サンシャイン
水族館、東京タワー)を実施をすることで、ニーズの向上に努めた。
経費の削減
経費については、就労移行では、就職による退所者の影響で、減収となった。
適正な管理運営
第三者評価受審により適正な管理に対して評価を得て、マニュアルを整えることにつながった。
安全面では、避難訓練回数を増加した。
関係機関との連絡、協力に努め、高齢利用者や困難事例の支援に努めた。
防災について、備品を整えた。
108
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部障害福祉課)
(B)
※A∼D
総合評価
就労移行支援事業において、新商品の開発や新規に外部委託販売の開拓などの取組を実施することで売上を増
加し、利用者の工賃増額につなげた。
その他の事業においても、利用者や保護者の要望を取り入れた行事やプログラムを実施することで、サービスの向
上を行った。
施設管理においては、第三者評価の受審を受けて、マニュアルの整備を行うなど適正な管理運営に努めた。また、
今後も適正な施設運営を行うとともに、障害福祉サービスの充実により、利用の促進及び使用者主体の事業実施
に努めてもらいたい。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
来年度以降も適正な管理運営を継続するよう指導していく。
109
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市日進職業センター
(2)施設概要
①所在地
北区日進町3−151
②施設の設置目的
障害者がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営む
ことができるよう、必要な障害福祉サービスに係る給付その他の支援を行い、障害者
の福祉の増進を図る。
③施設の概要
事業指定年月 平成19年4月
敷地面積 1310.65㎡
延床面積 912.64㎡
構 造 鉄骨造 2階建
事業内容 就労移行支援事業(定員12人)
就労継続支援事業B型(定員44人)
(3)指定管理者
社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
11,877千円(前年度11,877千円)
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・23年度一日平均利用者数
就労移行支援事業10.9人(稼働率90.8%)
就労継続支援事業B型36.6人(稼働率83.2%)
・24年度一日平均利用者数
就労移行支援事業8.0人(稼働率66.7%)
就労継続支援事業B型39.8人(稼働率90.5%)
◇業務実施状況
・開所日数:就労移行支援事業246日、就労継続支援事業B型245日
・企業実習
・野外活動
・日帰りバスハイク
・地域行事への参加
②維持管理業務の状況
・清掃業務(建物内の日常清掃及び定期清掃業務) ・機械警備業務
・塵芥収集運搬業務 ・換気吸込口等清掃業務 ・自動ドア定期保守点検業務
・消防用設備点検業務 ・空調機設備保守点検業務 ・厨房機器保守点検業務
・公共建築物定期点検業務
・空調設備、自動ドア装置交換、給水加圧ポンプ水漏れ、外灯用安定器交換修繕を
行った。
③その他(自主事業等)
(6)収支状況
①収入
・利用料 320千円(前年度190千円)
・指定管理料 11,877千円(前年度11,877千円)
・自立支援費 84,278千円(前年度85,199千円)
・就労支援事業 4,284千円(前年度4,737千円)
・その他 2,581千円(前年度3,138千円)
②支出
・人件費 70,201千円(前年度70,219千円)
・事務費 3,453千円(前年度3,330千円)
・施設管理費 11,288千円(前年度12,003千円)
・事業費 6,646千円(前年度6,219千円)
・繰入金支出 1,612千円(前年度1,626千円)
・積立預金支出 0千円(前年度2,530千円)
・就労支援事業 4,287千円(前年度4,738千円)
・その他 0千円(前年度0千円)
110
(7)その他
平成24年度は福祉サービス第三者評価を実施した。地域への情報発信、日々の安
全に関する共有化及び標準化等、いくつか課題も残ったが、利用者満足度の向上、
個別支援計画に対するモニタリング及びフィードバッグの適切さ、就労支援について
等、概ね高い評価をいただいた。
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
障害を持つ方の社会自立、
就労自立を実現すべく、個々
の利用者のニーズ、能力に
沿った支援計画を作成し、作
業、生活両面で支援する。就
労移行支援では、2年以内に
当該事業契約者数の過半数が
就職することを目標に、計画的
かつ集中的に支援する。
達成状況
○就労移行支援事業
利用者一人ひとりのニーズにあった一般企業への就労が可能になるよう支援プロ
グラムの提供に努めた。なお、就労が実現した利用者に対しては、職場に定着出来
るよう適切なフォローアップを行った。
○就労継続支援事業B型
働くことを通して喜びや生きがいを感じ、充実した日々が送れるよう利用者一人ひと
りの障害程度、状況に適した支援を行った。また、就職への意欲を高められるような
プログラムを実施した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
経済的不況の続くなか、利用者の就労支援にあっては、極めて難しい状況であるが、さいたま市障害者総合支援セ
ンター、ハローワーク等の関係機関との連携を図り、就労移行支援事業の利用者から6名、就労継続支援事業B型か
ら2名の就職者を送り出すことができた。また、職場定着のために適時企業訪問を行い、雇用者及び使用者双方の不
安解消に努めた。
就労移行支援事業においては、就労への就労の意識を高めるためのプログラム(企業実習・就職者との交流等)を
行い、一人ひとりのニーズに合ったきめ細やかな支援を行った。
就労継続事業においては、安定した作業量の確保を図るため、新規の受注業者の開拓を行った。また、利用者個
人のニーズに合わせた生活体験など経験の場を設定するとともに、地域の催事に積極的に参加し、地域との交流を
深めた。
経費節減を図るため、再生紙の利用、節電、節水に努めた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部障害福祉課)
(B)
総合評価
※A∼D
就労支援にあっては、利用者一人ひとりのニーズに合わせた支援プログラムの提供に努め、就労移行支援事業か
ら6名、就労継続支援事業B型から2名の就職者を送りだすことができた。
就労した利用者に対しても、企業訪問を行うなどし、雇用者と使用者双方の不安解消をするよう適切なフォローアッ
プを行い、職場に定着ができるよう努めた。
施設管理においては、水道光熱費の抑制、再生紙の利用など日頃からコスト意識を持ち、経費節減に取り組んでい
る。
今後も適正な施設運営を行うとともに、障害福祉サービスの充実により、利用の促進及び利用者主体の事業実施
に努めてもらいたい。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
来年度以降も適正な管理運営を継続するよう指導していく。
111
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市さくら草学園
(2)施設概要
①所在地
浦和区領家1−5−16
②施設の設置目的
身体に障害のある児童、知的障害のある児童又は精神に障害のある児童(発達障
害児を含む。)を日々保護者の下から通わせて、日常生活における基本的動作の指
導、独立自活に必要な知識技能の付与又は集団生活への適応のための訓練を行う
③施設の概要
事業指定年月 平成18年10月
敷地面積 1,173.54㎡
延床面積 373.35㎡
構 造 鉄筋コンクリート造平屋建
事業内容 児童発達支援センター(定員30人)
(3)指定管理者
社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
69,545千円(前年度69,545千円)
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
(5)施設の管理運営の内容
・23年度1日平均利用者数 19.8人(稼働率66.0%)
・24年度1日平均利用者数 20.4人(稼働率68.0%)
◇業務実施状況
・健康診断、歯科検診
・園外保育、親子生け花教室
・体育指導(毎週月曜日)
・スイミング指導と親子体操(毎週金曜日)
・公立保育所との集団・個別交流保育
②維持管理業務の状況
・消防設備保守点検業務
・園内消毒業務
・機械警備業務
・公共建築物定期点検業務
③その他(自主事業等)
(6)収支状況
①収入
・利用料
3,783千円(前年度3,392千円)
・施設給付費 50,097千円(前年度45,431千円)
・指定管理料 69,545千円(前年度69,545千円)
・その他 1,375千円(前年度1,285千円)
②支出
・人件費 58,842千円(前年度56,870千円)
・事務費
2,005千円(前年度2,004千円)
・施設管理費 11,571千円(前年度12,118円)
・事業費
3,096千円(前年度3,024千円)
・繰入金支出 48,991千円(前年度18,773円)
・積立預金支出 0千円(前年度23,775円)
・その他
0千円(前年度0千円)
112
(7)その他
・引き続きフォローグループでもSTの相談日を設定したり、全体に向けての勉強会も
実施した。
・平成24年度埼玉県福祉サービス第三者評価を受審し、適正な運営に努めた。
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
発達に心配のある児童に対
し一人ひとりの可能性を追求
し、基本的動作の習得や社会
生活への適応力を促す指導に
努める。児童及び家族が豊か
な日常生活を送ることができる
よう、児童の生活基盤である家
庭や地域社会にも目を向け、
関係機関と連携しながら親へ
の支援に努める。
達成状況
就学前の心身の発達に「遅れ」や「つまずき」をもつ幼児に対して、通園により、その
子の発達の段階に応じて個別的・集団的に指導を行いながら、一人一人の発達を支
援することを努めた。
・目的を持ったあそびの中で目と手の協応性を高めたり、素材に触れて感触を味わ
い、感覚機能を高めた。
・スイミングや親子体操、体育館を使ったリズム運動で身体機能の働きを高め、体力
の増進に努めた。
・保育園との集団・個別の交流保育の充実を図った。
3.評価
(1)指定管理者による評価
・アレルギーのある児童に対し、保護者と連携をとりながら、同じような給食が提供できるように工夫をした。
・更なる利用者数の増加に努め、その結果稼働率の上昇にも繋がった。
・幼稚園との併用グループで、就学前の年長児に対し、進路や就学後のサービスのアドバイスを行なった。
・夏期の電力不足を想定し、指導室は使用しないときは、すぐにスイッチを切り、事務室は極力エアコンの使用を控
え、節電に努力した。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部障害福祉課)
(B)
※A∼D
総合評価
利用者の発達の段階に合わせた指導を行うことで、一人一人の園児の発達を支援することに努めた。
また、保育園との集団・個別の交流を図り、児童と保護者が地域社会で豊かな日常生活を送ることができるよう支
援を行った。
今後も適正な施設運営を行うとともに、更なる支援内容の充実を図り、利用促進及び利用者主体の事業実施に努
めてもらいたい。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
来年度以降も適正な管理運営を継続するよう指導していく。
113
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市杉の子園
(2)施設概要
①所在地
中央区大戸2−7−17
②施設の設置目的
障害児がその有する能力及び適正に応じ、日常生活又は社会生活を営むことがで
きるよう、必要な障害福祉サービスに係る給付その他の支援を行い、障害児の福祉
の増進を図る。
③施設の概要
事業指定年月 平成24年4月
敷地面積 962.11㎡
延床面積 456.30㎡
構 造 木造 2階建
事業内容 児童発達支援事業(定員30人)
(3)指定管理者
社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
49,261千円(前年度49,261千円)
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・23年度1日平均利用者数 20.6人(稼働率68.6%)
・24年度1日平均利用者数 21.7人(稼働率72.3%)
◇業務実施状況
・開所日数 236日
・発達相談 ・言語指導 ・心理個別指導
・遠足 ・運動会 ・土曜参観
②維持管理業務の状況
・定期清掃業務(床清掃、窓ガラス・アクリル板清掃、空調機器清掃)
・園庭清掃業務
・機械警備業務
・消防設備保守点検業務
・殺虫消毒業務(建物内の殺虫消毒)
・公共建築物定期点検業務
・経年による消防設備の交換を行った。
③その他(自主事業等)
(6)収支状況
(7)その他
①収入
・利用料 13千円(前年度12千円)
・指定管理料 49,261千円(前年度49,261千円)
・自立支援費 27,553千円(前年度26,297千円)
・その他 215千円(前年度202千円)
②支出
・人件費 46,713千円(前年度45,295千円)
・事務費 2,424千円(前年度2,648千円)
・施設管理費 2,505千円(前年度2,129千円)
・事業費 685千円(前年度785千円)
・繰入金支出 23,474千円(前年度23,026千円)
・その他 0千円(前年度0千円)
・迅速な苦情対応を図るため、ご意見箱に加えて、利用者アンケートを11月に実施
し、利用者に対し、より一層の細かな対応ができるよう努めた。
・全利用者に対し、定期的な面談のほか、必要に応じて随時実施した。
・活動内で、ペープサートやパネルシアター以外にも紙芝居や絵本の読みきかせが
あると良いとの要望に対し、年度の後半に取り入れた。
・駐車場で車が枠外や歩道に止まっていることがあり、自転車で送迎されている保護
者より危険との苦情があり、一定期間職員が駐車場に立ち、駐車場の整備に努め
た。
114
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
就学までの児童で何らかの
遅れや障害のある児童を通園
させ、発達を促す療育と安心し
て子育てができるような親支援
を行う。
達成状況
・児童に対しては、年齢により3つのグループに分けた上で、グループに応じて適切
なプログラムを実施して身近の自立や遊びに意欲的に取り組めるような環境づくりに
努めた。
・保護者に対しては、母子通園や個別指導、面談を実施して子どもの状態を共有し、
目標をもって子どもと向き合えるよう支援した。特に1、2歳児のグループの保護者に
は、親子での遊びを通して、適切な関わりや遊ばせ方が出来るよう支援した。また家
庭児童相談員の協力を得て、保護者が相談しやすい環境を整えた。
3.評価
(1)指定管理者による評価
1.就学前の子どもたちに対し、年齢等で3つのグループに分け子どもの状況に応じた療育に努めた。
(1)母子通園グループ(主に2歳児)週2日利用
(2)通園グループ(3歳児∼5歳児)週5日利用
(3)フォローグループ(3歳児∼5歳児)週1日利用
2.法人として「福祉サービス利用者アンケート」を実施し、利用者のニーズの把握とサービスの向上に努めた。
3.保護者支援面談・学習会・保護者会等を定期的に実施する中で、必要な情報を提供し、子育て支援に努め
た。
4.発達相談(嘱託医)、言語指導(言語聴覚士)、心理指導(臨床心理士)を個別に実施することにより、個々に
対する専門的な指導、関わり方のアドバイス等に努めた。
5.他機関との連携
母子通園グループにおいて家庭児童相談員と保健師の協力を得ることにより、その後の療育に不安なく移行
できるように努めた。
6.経費の削減等
(1)水道光熱費を節減し、経費削減を図った。
(2)療育の見直しを行い、継続して通いやすい内容としたため、利用料の増加に繋がった。
7.清掃・衛生管理
毎日、清掃及び玩具の消毒を行い、清潔を保つと同時に、感染症の予防に努めた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部障害福祉課)
(B)
※A∼D
総合評価
母子通園や個別指導、面談を通して保護者が相談しやすい環境を整備することで、保護者との情報共有に努めた。
そのなかで、利用者からの要望を積極的に取り入れたプログラムの実施や、利用者のグループに応じたプログラムを
実施するなど、サービスの向上に努めた。また、送迎時の苦情に対しても迅速に対応をおこなった。
今後も適正な施設運営を行うとともに、支援内容の充実により、利用の促進及び利用者主体の事業実施に努めても
らいたい。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
来年度以降も適正な管理運営を継続するよう指導していく。
115
指定管理者評価シート(平成24年度)
1. 管理運営の状況等
(1) 施設名
障害者福祉施設みのり園
(2) 施設概要
① 所在地
西区三橋6−1587
② 施設の設置目的
市内に在住する障害のある方に、文化活動やレクリェーション等の機会を提供すること で、社会との交流を促進するとともに、地域において豊かな生活を営むことができるよう
支援することを目的とする。
③ 施設の概要
ア 開設年月
昭和58年4月
イ 敷地面積
総合療育センターひまわり学園内
ウ 延床面積
504㎡(総合療育センターひまわり学園建物一部)
エ 構 造
鉄筋コンクリート造平屋建
オ 事業内容
・ 創作活動(教室等事業)
・ 木曜クラブ(在宅障害者対象事業)
・ 青年学級・OB会(離職予防事業)
・ 週末プログラム(土・日曜日実施)
・ 各種相談・情報提供事業
・ 放課後等デイサービス事業
・ 視力障害者の情報支援
・ その他の事業(作品展の開催、会議室等の提供、ボランティア・見学の受入れ)
(3) 指定管理者
社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団
(4) 指定期間、指定管理料
① 指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
② 指定管理料
50,795千円(前年度50,795千円)
(5) 施設の管理運営の内容 ① 運営業務の状況(利用状況含む)
ア 利用状況(団体、健常者の利用者を含む)
平成24年度利用者数 6,023人(前年度6,437人)
イ 業務実施状況(年間)
・ 開所日数 293日(前年度295日)
・ 創作活動(教室等事業)1,682人(前年度1,256人)
・ 木曜クラブ(在宅障害者対象事業) 362人(前年度396人)
・ 青年学級・OB会(離職予防事業) 1,613人(前年度人)
・ 週末プログラム(土・日曜日実施) 377人(398人)
・ 視力障害者の情報支援 161件( 217件)
・ その他の事業(作品展の開催、会議室等の提供、ボランティア・見学の受入れ)
1,771人(前年度1,905人)
② 維持管理業務の状況
・ 清掃業務(日常清掃業務、定期清掃業務、館内消毒)
・ 機械警備業務
・ 送迎バス運行業務
・ 自動ドア保守点検業務
・ その他施設の維持管理については、併設している総合療育センターひまわり学園
にて一括管理している。
③ その他(自主事業)
116
(6) 収支状況
(7) その他
① 収 入
・利用料
459千円(前年度400千円)
・指定管理料 50,795千円(前年度50,795千円)
・その他
4,825千円(前年度4,718千円)
② 支 出
・人件費
29,659千円(前年度34,274千円)
・事務費
1,647千円(前年度2,225千円)
・施設管理費 8,698千円(前年度9,083円)
・事業費
424千円(前年度412千円)
・繰入金支出 14,393千円(前年度4,663千円)
・積立預金支出 0千円(前年度3,467千円)
・その他 0千円(前年度0千円)
・施設内に苦情受付担当者、苦情解決責任者、第三者委員等の掲示を行うとともに、
ご意見箱を設置し、利用者が自由に申し出ができるよう環境を整備した。・事業団
サービス向上委員会による利用者アンケートを10月に実施し、サービス等を向上させ
るための方策をとった。・利用者懇談会を利用別に3回(青年学級OB会利用者懇談
会・教室事業利用者懇談会・障害者団体利用者懇談会)実施し、利用者の意見を聞
くなかでサービス等を向上させるための方策をとった。意見の中に新規教室の要望
等あり、ニーズに合わせた教室を開催した。また、バス停を増やしてほしいとの要望
があったが、時間を要し、他事業に支障が出るため実施できなかった。
2. 提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
広報活動の強化
平成21年度から全ての区の障害者生活支援センターにたよりやパンフレットの配布をする
とともに、施設内に教室等の事業のPRコーナーを設け、広報活動を強化した。
セーフティネット機能の充実 利用者の抱える問題について相談に応じるとともに、市の障害者相談支援システムや地域の
福祉関係者と調整して解決を図った。
利用者の利便性の向上
障害者社会参加推進センター(岩槻区)やさいたま市障害者総合支援センターで広域的な
事業展開を行い、事業への参加を促進し、新規利用者を開拓した。
ニーズに応じたサービス提供 個々の障害程度に合わせた活動内容等を設定し、障害があっても自らの力で達成できる
ような工夫をした。
また、土・日曜日開館というメリットを生かし、就労及び施設利用をする障害者を対象とした
事業の充実を図り、余暇の有効活用と仲間づくりを支援した。。
3. 評 価
(1) 指定管理者による評価
身体障害者福祉センターとして、市内在住の障害者に対し、市民としての権利や人権を尊重にするなか、文化的
活動やレクリエーション等の機会を提供し、それをきっかけとするなかで、利用者の社会との交流を促進し、地域に
おいて豊かな生活を営むことができるよう努めた。また、利用者の抱える個々の問題について相談を進める中で、
必要に応じ各支援課や支援センター等と情報交換を行い連携を図るよう努めた。
今後においても、更に各関係機関や他施設と協力・連携し、在宅障害者の社会参加や自立に向けた取り組みを
行う必要がある。
また、ニーズに合わせた事業の展開、職員研修の充実によるニーズに合わせたサービスの質の向上、快適な施
設内環境の整備を図り、より利用数の増加に努めていく。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部障害福祉課)
(B)
総合評価
※A∼D
ご意見箱の設置や利用者懇談会を積極的に実施するなど、利用者の意見を施設の運営に反映させようと努め
た。これにより、利用者の要望のあった新規教室の実施やニーズに合わせた教室の開催など、提供サービス等の
向上に取り組んだ。
また、土・日曜日開館という施設の特性を生かしてサービス内容の充実や、関係機関との連携し広域的な事業展
開を行うことで新規利用者の拡大を行った。
今後も適正な施設運営を行うとともに、障害福祉サービスの充実により、利用の促進及び利用者主体の事業実
施に努めてもらいたい。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
来年度以降も適正な管理運営を継続するよう指導していく。
117
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市大砂土障害者デイサービスセンター
(2)施設概要
①所在地
北区本郷町17−7
②施設の設置目的
障害者がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営む
ことができるよう、必要な障害福祉サービスの提供及びその他の支援を行い、障害
者の福祉の増進を図る。
③施設の概要
事業指定年月 平成18年10月
敷地面積 1,007.67㎡
延床面積 1,567.58㎡
構 造 鉄筋コンクリート造 3階建
事業内容 生活介護事業(定員14人)
自立訓練(機能訓練)事業(定員6名)
(3)指定管理者
社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
65,218千円(前年度65,218千円)
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・23年度1日平均利用者数
生活介護事業9.7人(稼働率69.2%)
自立訓練(機能)訓練事業4.2人(稼働率70%)
・24年度1日平均利用者数
生活介護事業10.6人(稼働率75.7%)
自立訓練(機能)訓練事業5.0人(稼働率83.3%)
◇業務実施状況
・開所日数 245日
・入浴サービス ・創作的活動 ・健康管理 ・社会適応訓練
・機能訓練 ・各種行事(買い物、外食、ボランティアコンサート)
②維持管理業務の状況
・窓口受付管理業務
・清掃等管理業務(日常清掃、定期清掃、衛生管理) ・機械警備業務
・一般廃棄物収集運搬処理業務 ・自家用電気工作物保守管理
・空調設備保守点検業務 ・エレベーター設備保守管理 ・消防設備保守点検
・公共建築物定期点検業務
③その他(自主事業等)
(5)施設の管理運営の内容
(6)収支状況
(7)その他
①収入
・利用料 0千円(前年度1千円)
・指定管理料 65,218千円(前年度65,218千円)
・自立支援費 44,531千円(前年度39,811千円)
・その他 1,231千円(前年度1,054千円)
②支出
・人件費 49,854千円(前年度51,686千円)
・事務費 2,198千円(前年度2,438千円)
・施設管理費 19,731千円(前年度20,499千円)
・事業費 2,910千円(前年度3,187千円)
・繰入金支出 33,306千円(前年度10,420千円)
・積立預金支出 0千円(前年度14,585千円)
・その他 0千円(前年度0千円)
サービスの質の向上及び満足度の充足を図るため、利用者アンケート(10月実施)
を実施した結果、接遇をはじめサービス全般について、概ね満足されている回答を得
た。個別のご意見、ご要望についても改善に努めた。
118
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
利用者の身体機能の状況や希望に応じた入浴サービスを行ない衛生面での生活
の向上に繋がるよう努め、排泄介助及び栄養のバランスや食形態を考えた食事を提
供することで健康的な生活が送れるよう支援をした。また、身体機能の向上・維持を
目的として、理学療法士より助言や指導を行ない、健康管理や日常生活全般に関し
ては看護師などが助言を行なった。
創作的活動(絵画・手芸・工芸)・外出体験・買い物活動・レクリエーション・季節行事
自立訓練事業では、身体機能又 理学療法士の常時配置により、安定的に利用者を受け入れる体制が整い利用者
は生活能力の維持、向上のため の要望に即した支援を行なうことが可能となった。
に必要な訓練その他の便宜を適 利用者一人一人のリハビリのプログラムを作成し、その利用者の目的に合った身
切かつ効果的に行う。
体機能の回復・維持・向上に努めた。
また、一対一の訓練を通して、コミュニケーションを図ることで豊かな人間関係を構
築し、より効果的な訓練となるよう心掛けた。
利用者が自立した日常生活又は
社会生活を営むことができるよう、
生活介護事業では、入浴、排泄及
び食事の介護、創作的活動の機
会の提供その他の便宜を適切か
つ効果的に行う。
3.評価
(1)指定管理者による評価
生活介護事業においては、利用者の自立した日常生活や社会生活の「質」の向上が図れるように、個別支援計画
に基づき、安全かつ快適な入浴サービスの実施や食事の提供、排泄の介助を行ない、理学療法士の助言のもと身体
機能の維持、向上のための機能訓練や創作活動、行事活動を利用者のニーズに沿って効果的に実施することができ
た。また、家庭や地域関係機関との連絡や情報交換を密接に行なうことで、利用者の生活面での支援にも協力でき
た。
自立訓練(機能訓練)事業においては、理学療法士が個別で対応することにより、利用者一人一人のニーズにあっ
た専門的なリハビリテーションを提供することができた。また、看護師より適切な健康管理に関する助言することで安
心して社会生活が営むことが出来るよう支援を行なった。
各区支援課、各区生活支援センター・地域の医療機関等と緊密な連携を図ることで利用率の向上に繋がっている。
施設内の美化や設備・備品等の適切な維持管理をすることで安全かつ長期に渡り使用することが可能となるよう配
慮し、利用者が安心して過ごしやすい居住空間を提供できるよう努めた。
「大砂土ふれあいの里」においては、エコロジー意識を持ち、極力無駄を省き、物品購入については在庫数の把握
から必要最小限の購入に努めた。水道光熱費についても利用者サービスに影響しない範囲で省エネに努め、無駄な
使用をしないように施設全体で取り組んだ。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部障害福祉課)
(B)
総合評価
※A∼D
理学療法士を常時配置し専門的な訓練や介護サービスを通して、質の高い福祉サービスの提供を図った。加えて、
福祉サービスに限らず、接遇などのサービス全般においてレベルアップに努めることで利用者数、利用率が大きく向
上した。
また、物品の在庫数の把握、水道光熱費の抑制など、日頃からコスト意識を持ち、経費節減に取り組んでいる。
今後も適正な施設運営を行うとともに、支援内容の充実により、利用の促進及び利用者主体の事業実施に努めても
らいたい。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
来年度以降も適正な管理運営を継続するよう指導していく。
119
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市みずき園
(2)施設概要
①所在地
中央区大戸2−7−21
②施設の設置目的
心身障害者が身近な地域の施設に通所し、必要な自立訓練や授産活動の場の提
供を受け、社会参加の促進を図る
③施設の概要
事業指定年月 平成22年4月
敷地面積 641.35㎡
延床面積 326.73㎡
構 造 木造 平屋建
事業内容 生活介護事業(定員26名)
(3)指定管理者
社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
56,190千円(前年度56,190千円)
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・23年度1日平均利用者数 12.1人(稼働率60.5%)
・24年度1日平均利用者数 13.2人(稼働率50.9%)
◇業務実施状況
・開所日数250日
・日常健康管理、健康診断、歯科検診
・社会体験
・創作的活動
・リラクゼーション
・バスハイク
・音楽会
②維持管理業務の状況
・機械警備業務
・塵芥収集運搬処理業務
・公共建築物定期点検業務
・浄化槽保守点検業務
③その他(自主事業等)
(6)収支状況
①収入
・利用料 1千円(前年度1千円)
・指定管理料 56,190千円(前年度56,190千円)
・自立支援費 44,487千円(前年度44,229千円)
・その他
2,033千円(前年度140千円)
②支出
・人件費
55,998千円(前年度50,178千円)
・事務費
1,862千円(前年度1,293千円)
・施設管理費 8,115千円(前年度6,336千円)
・事業費
2,435千円(前年度701千円)
・繰入金支出 31,892千円(前年度24,301千円)
・積立預金支出 0千円(前年度14,995千円)
・固定資産取得支出 644千円(前年度0千円)
・その他 0千円(前年度0千円)
120
(7)その他
・利用者アンケートを10月に実施した。
・隔月1回保護者会を開催し、事業の活動状況・予定を報告して施設への関心・理
解・協力を求めた。
・以前より要望のあった給食サービスを開始した。
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
利用者の心身の状況を踏ま
えた上で、その意思及び人格
を尊重し、常に個々の立場に
立った支援をしていく。地域や
家庭との結びつきを大切に、そ
の人らしい生活を築いていただ
けるよう支援をしていく。行政
や他の福祉サービス事業者、
保健医療サービスとの連携に
努める。みずき園独自のサー
ビスの具体化を目指す。
達成状況
重度の重複障害を持つ利用者に対し、ご本人の心身の状況、ご家族の意向に沿っ
た個別支援計画の下、利用者一人一人の立場に立った支援に努めた。特に医療的
ケアについては、嘱託医の指導、主治医の指示書、保健医療サービス機関との連携
を図り利用者に対して安心安定した医療ケアサービスを提供できた。また、施設利用
者の安全性を高めるため、「災害対応」「虐待防止」「感染症対策」等のマニュアルを
整備した。行事等の事業においては、ボランティアの積極的な活用を図り、利用者と
のふれあいに努めた。 その他には社会体験プログラム、自主製品販売、音楽会等
多種のサービスを提供し支援した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
利用者の日常生活(食事・排泄・移動・衛生等)に個別性のある援助の提供に努め、「健康の維持と快適な生活」
に寄与できるよう支援した。又嘱託医、PT、OT、STによるアドバイス・評価もプログラム化し、日中活動で実施した。
「安心と充実した生きがいのある生活」が送れるような活動に努めた。
法人として「福祉サービス利用者アンケート」を実施し、利用者のニーズの把握とサービスの向上に努めた。
長期欠席者の利用促進に関しては、定期的な連絡、家庭訪問の実施、活動・行事への参加の呼び掛け等を通して
利用に向けて促した。利用日数の増加にはつながらなかったが、引き続き利用促進に努めていく。 増改築工事が完
了して、今年度から定員数が26人に増えたが、年間通して新規利用1名退所者1名であった。前年度に比べ1日の
利用者数は増えたが、定員が増えたことで稼働率は下がってしまったが、来年度の特別支援学校卒業生の進路とし
て3名の利用希望がでている。見学者や実習生の積極的な受入れの成果と言える。
経費に関しては、実際のみずき園の運営・活動に真に必要な物か再度検討して予算執行にあたることを心がけた。
長年要望として挙がっていた「給食」サービスを開始することができた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部障害福祉課)
(B)
※A∼D
総合評価
重度の障害者や重複した障害を持つ利用者に対し、利用者及び家族と保護者会を通じて個別支援計画を立てるこ
とで利用者に適した計画作りに努めた。
医療的ケアが必要な利用者については、嘱託医、主治医、保健医療サービス機関との連携を図り、安定した医療ケ
アサービスの提供に努めた。
また、要望のあった給食サービスを開始するなど、さらなるサービスの向上に努めた。
今後も適正な施設運営を行うとともに、支援内容の充実により、利用の促進及び利用者主体の事業実施に努めても
らいたい。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
来年度以降も適正な管理運営を継続するよう指導していく。
121
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市はるの園
(2)施設概要
①所在地
さいたま市見沼区春野2−3−5
②施設の設置目的
児童発達支援事業所として、発達に心配のある児童に対し、基本的動作の習得や
社会生活への適応力を促す指導を行います。
③施設の概要
事業指定年月 平成23年4月
敷地面積 882.38㎡ 建築面積 465.40㎡ 延床面積 799.35㎡
事業内容
児童発達支援事業:定員30名
(3)指定管理者
社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成23年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
64,000千円(前年度64,000千円)
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
平成24年度1日平均利用者数 19.3人(64.33%)
(5)施設の管理運営の内容
◇業務実施状況
開園日数:236日
母子グループ(2才児)、通園グループ(3∼5才児)の療育指導
遠足(年1回)、運動会(年1回)、施設開放(年5回)等
②維持管理業務の状況
・送迎車両運行業務
・給食調理業務
・定期清掃業務
・警備業務
・厨房害虫駆除防除業務
・消防設備保守点検業務
・エレベーター保守点検業務
③その他(自主事業等)
(6)収支状況
①収入
・利用料 40千円(前年度15千円)
・指定管理料 64,000千円(前年度64,000千円)
・自立支援費 28,083千円(前年度23,236千円)
・その他 1,558千円(前年度1,273千円)
②支出
・人件費 50,147千円(前年度43,948千円)
・事務費 2,008千円(前年度2,178千円)
・施設管理費 10,917千円(前年度12,461千円)
・事業費 3,695千円(前年度3,829千円)
・繰入金支出 24,924千円(前年度14,343千円)
・積立預金支出 0千円(前年度10,000千円)
・その他 0千円(前年度0千円)
(7)その他
保護者懇談会を9月と3月の年2回実施し、児童の園での様子の報告やご家族から
の意見を伺った。
利用者アンケート(12月実施)や施設サービス評価、施設運営自己評価を参考に、園
の運営や活動の充実を図った。
122
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
知的な遅れや集団に適応しに
くい児童に基本的な生活習慣
を身につけ、社会生活への適
応力を深め、心身の発達を促
すための療育指導を行う
達成状況
児童に対しては、低年齢児(2才児)を対象に週2日の母子通園にて日常生活習慣の
習得や遊びを中心としたプログラムを実施すると共に、保護者に対して遊び方や関
わり方の指導支援を行った。 また、3∼5才児の通園グループにおいては、集団生
活や遊びにおけるルールの中で、同世代の児童との関係を深めることが出来るよう
指導を行った。また、具体的な課題を設定して活動する時間を設け、興味関心を育成
すると同時に達成感を経験することにより個々の発達を促せるよう支援した。
地域の方にはるの園を知って 5月、7月、9月、11月、1月に5回施設公開を実施し、地域の方などに園内を見学し
いただく為、施設公開(開放)を ていただいた。 なお、平成25年度にも施設開放を年5回開催予定。
行う
3.評価
(1)指定管理者による評価
法体系移行に伴い児童デイサービス事業から児童発達支援事業へ移行したはるの園は、療育施設としての役割を
担い、発達に心配のある児童に対し一人ひとりの可能性を信じ、基本的動作の習得や社会生活への適応力を促す指
導、支援を行った。
総合療育センターひまわり学園、支援課との連携により療育を必要とする児童の把握に努め、利用につなげるなど
より効果的なサービスの提供を行った。
また指導・支援を充実させるために、
① 具体的で分かりやすい個別支援計画の作成・実施、定期的及び必要に応じての見直しを行い、その都度保護者
との面談を行った。
② 児童個々へのより適切な発達支援を目的とした、個別指導の実施
③ 保護者との共通理解をもとに子育て支援や家族支援を行うために、通園グループにおいても定期的な母子通園
を行い、保護者懇談会や個別面談を実施した。
④ ひまわり学園小児科医による発達相談や、言語聴覚士による言語指導、臨床心理士による心理個別指導を行っ
た。
⑤ バランスの取れた質の高い給食を提供し、食事面における基本的生活習慣の自立を促した。
⑥ 通園グループで送迎を希望される児童を対象に、送迎サービスを行った。障害児給付費等の収入予測を常に精
査しながらの予算執行となり、委託業務についても送迎業務の一部を職員が行うなど必要最小限に見極めたうえで
の執行に努めた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:保健福祉局福祉部障害福祉課)
(B)
※A∼D
総合評価
総合療育センターひまわり学園と連携し専門家の発達相談や個別指導を実施し、質の高いサービスの提供に努め
た。また、個別支援計画の作成・実施にあたっては、都度保護者との面談を行い、適切な発達支援の実施に努めた。
また、送迎サービスの業務委託について、業務の一部を職員が行うことにより委託費の削減を図る等、コスト意識を
持った施設運営を行っている。
今後も適正な施設運営を行うとともに更なる支援内容の充実を図り、児童個々へのより適切な発達支援を目的とし
た、個別指導の実施に努めてもらいたい。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
来年度以降も適正な管理運営を継続するよう指導していく。
123
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市児童養護施設カルテット
(2)施設概要
①所在地
さいたま市桜区大字下大久保1542番地4
②施設の設置目的
乳児を除く、保護者のいない児童、虐待されている児童及びその他環境上養護を
必要とする児童の入所並びに養護を行うと共に、入所児童の自立を支援することを
目的とする。
③施設の概要
(1) 用 途 児童養護施設
(2) 規 模 敷地面積 3,097㎡ 建築面積 1,704.75㎡
(3) 主な施設 管理棟 ・児童棟2棟(1棟に2ホーム)
(4) 定 員 60名
(3)指定管理者
社会福祉法人 浦和福祉会
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成21年4月1日∼平成25年3月31日
②指定管理料
平成22年度200,500千円、平成23年度200,500千円、平成24年度200,500千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
平成23年度 延入所者数 676人 月平均入所者数 56人
平成24年度 延入所者数 673人 月平均入所者数 56人
◇業務実施状況
(1)入所児童にとって安心し安定した生活を送ることができるように、落ち着く雰囲気
づくりと信頼できる人間関係ができるような環境づくりに努める。また家族への支援
も視野に入れた関わりを展開している。
(2)児童相談所や教育・医療機関等との連携を図りながら、対応に困難を要する入
所児童や複雑化した家庭の実態に合った専門的な関わりを追究している。
(3)児童福祉法や関係法令等を遵守し、児童の権利侵害を防止し、児童の自己実
現に向けた権利保障に努める。同時に適正な財務管理や継続的な人材育成を行
い、運営の民主性や透明性を図り、ケアの質的向上を目指した施設管理を行ってい
る。
②維持管理業務の状況
・害虫駆除 年2回
・浄化槽法定点検業務 年1回
・汚泥引抜業務 必要時
・消防設備機器点検業務 年2回
・消防設備総合点検業務 年1回
③その他(自主事業等)
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 200,500千円(前年度200,500千円)
・その他収入等 6,445千円(前年度 7,634千円)
②支出
・人件費
142,815千円(前年度146,328千円)
・事務費
6,705千円(前年度 7,488千円)
・事業費
53,664千円(前年度 55,153 千円)
・その他支出 2,553千円(前年度
500千円)
(7)その他
124
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
ケアの質的向上
① 全体会議の内容の充実
養護理念の明確化を何回もの全体会議の討議を経て行った。このテーマは、原理
原則的なことであり、このことにより職員間の相互理解も一段と深まり、交代制勤務
の中で、揺るぎのない子どもとの関わりの大切さを確認し合った。外部講師を招聘
し、会議運営の方法も学習した。
② ケアの連続性
緊急性や重大性が高いケースについては、プロジェクトチームをつくり、そのケー
スの対応を中心的に関わった。この手法は、ほぼ定着化してきており、今後の課題
としては、それを全体的なケース検討会議等の場で発題し、どのように全体的に共
有化するかである。個々のケースに関する対応の連続性は保たれてきているので、
終結したケースの振り返りを今後に生かすルートを確立していくことが重要である。
項目としての課題は達成された。
ケアの統一性
① 施設と法人の連携
理事長・法人事務長を含めたリーダー会を4ケ月に一度実施し、法人との共通認
識を図った。
② 非常勤職員への情報伝達の徹底
宿直専門職員への連絡会及びユニットサポート職員への連絡会を不定期では
あったが実施した。また、調理関係ではユニットと調理部門の連携を深めるため、給
食会議を再開した。
③ユニット関係職員の共通認識
「カルテットの倫理綱領」、「ケアスタンダード(通称:ケア基準)やケアマニュアルの
整理と再構築」に取り組んだが、前提となる「職員の養育観」の確認はできたが、そ
の結果を受けて「カルテット子どもノート」「カルテット職員ノート」(仮称)の草案として
まとめるところまではいかなかった。
ケアの展開
① 食育
給食会議を中心に実施してきた。朝食のご飯炊き、夕食時の部分的な半調理、調
理職員のユニットでの夕食参加、調理ボランティアの活用等、ほぼ現在の施設設備
の中でできることは少しずつではあるが、いろいろ試行されてきた。若干、継続課題
が残るものもあるが、工夫や改善も施設設備との関係で限界に近付いている。食事
関係を中心とした生活の振り返りと新たな試みとして、食べ物の大切さ、感謝の気持
ち、簡単な料理の方法や技術などの習得、またおやつの工夫、温かな食事提供へ
の配慮等々、目的は職員間で確認はとれているが、実践段階になると現実的には、
限られてきている。
② 進路指導
卒園生が7名もいたので、各ユニット、各担当者は必然的に緊急課題であった。全
体的には、進路に対する意識付け、進路に対する子どもの自覚への促し、退園後の
社会的自立に向けた知識や技術の体得、進学や就職に向けて必要なことの学習、
外郭団体の活用等々、それぞれの役割や立場で実践はしてきた。
今後の課題として、全体的な取り組みとして、新たなものを構築していくことが想定さ
れる。新たなプログラムの展開、対象児童を絞った企画等、細やかな対応が必要で
ある。
入所率向上のための方策
年度当初から、定員充足に向けて入所を積極的に受け入れてきた。結果、児童の
行動化に対応できず、いくつかの問題点が露呈した。特に、新入所児童に対する児
童理解が準備不足であったこと、学童の余暇時間の過ごし方等、考慮していかなけ
ればからないことが明確になった。改めて、当施設の機能と受け入れ容量が鮮明し
た。よって、学童の行動化に伴い、しばらくの間、学童の入所を控えた。年明けか
ら、幼児等を中心に入所を再開した。
125
3.評価
(1)指定管理者による評価
中学・高校生の入所依頼が多く、特に軽度の障害のある児童への関わりが困難を要した。その障害も愛着障害等
の心理的・医療的なケアを要するきわめて専門的な対応が求められるものであり、いくつかの要因が重なって、事後
対応に追われた。結果的に児童対応に消極的にならざるを得ず、児童の入所を控えるかたちとなった。具体的に
は、入所児童の構成は幼児の数が少なく、学童(6歳以上)が多い構成となった。
また卒園生(高卒等で施設から社会的自立をする児童)が定員60名規模の施設に7名が入所していたのは、偶然
とはいえ特別な現象であり、社会的自立に向け特別なケア(通称:リービイングケア)を必要とした。また、家庭引き
取りが8名、措置変更2名、年度内で自立に向けて退所した児童は7名であった。
このことが直接の理由ではないが、児童編成の大幅な見直しを行った。かねてより入所児童の構成の振り返りを4年
に一度振り返ることは事前の共通確認があって、その振り返りの年度に丁度当たった。児童構成の振り返りは、施
設運営にとっては重大なことであり、この判断が児童の生活の快適さ、児童と職員の関係性に大きな影響を与える。
よって周到な手続きを経て、できるだけ多くの児童、職員が合意できるかたちで行った。
同時に職員間で養護理念の確認を明確にする作業をした。開設以来の8年間には積み重ねてきたものが多い半
面、惰性とマンネリズムが進行して、時としてどのような子どもに育てていくかという養育の原則を明確に意識しない
まま対応してしまう面も時々あった。その反省を踏まえて、改めて初心にもどって、どのようなような養育を目指して
いくかの確認を行った。
それと関連してケア基準の整備に着手した。これは一昨年度から継続していたことであり、最終的には即座に適切
に説明し実践できるケア基準の体系化を目指している。前述したように8年間の積み重ねの具体的な実績としてまと
めていくことが必要であった。
そして何よりも評価されるのは、さいたま市よる指定管理委託業務の継続が確定したことである。向こう5年間の施
設運営は任せられたことになり、社会的責務の重さと同時にそのやりがいを実感させられた年度であった。これは、
様々な方面からの理解や支援があってこそ、このような高評価を得たのであり、今まで以上にその関係を大切にし
ながら、施設運営をしていくことが求られている。ただ新しい補助制度や施策が施行されており、それに即応されて
いない面も出てきており、検討が必要である。
加えて職員の離職率の低さは、県内の児童養護施設の業界においては定評がある。ただこれも陰りが見えてきて
いる。産休職員が増加している。その産休職員が職場復帰できる状況が充分に保障できていない。せっかく蓄積さ
れた児童対応の専門的な技術や知識が活かされないことが起きている。当該職員は、職場復帰の意欲や情熱はあ
るものの、十分保障できないため、非常勤職員として再採用している。そのため産休代替職員や非常勤職員が増
え、正規職員が少なく、業務分担や超勤等にも支障をきたしている。人事管理の火急の課題である。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:子ども未来局子ども育成部子育て支援課)
① 市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取組み
事業計画書や協定書に従い、年間を通じ、適正に業務履行された。
② 経費の節減に関する取組み
事業計画書や協定書に従い、年間を通じ、適正に業務履行された。
③ 適正な管理運営の確保に対する取組み
事業計画書や協定書に従い、年間を通じ、適正に業務履行された。
総合評価(B) 適正に施設の管理運営が行われている。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、適正な施設の管理運営を行うよう指導する。
126
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市母子生活支援施設(けやき荘・こすもす荘)
(2)施設概要
①所在地
さいたま市
②施設の設置目的
配偶者のいない女子又はこれに準ずる事情にある女子及びその者の監護すべき
児童を入所させて、これらの者を保護すると ともに、これらの者の自立の促進のた
めにその生活を支援することを目的とする。
③施設の概要
(1) 用 途 母子生活支援施設
(2) 定 員 けやき荘19世帯 こすもす荘15世帯
(3)指定管理者
社会福祉法人 さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料
平成22年度83,339千円、平成23年度83,516千円、平成24年度83,516千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
(けやき荘)
平成23年度 延入所世帯数 87世帯 月平均入所世帯数 7世帯
平成24年度 延入所世帯数 64世帯 月平均入所世帯数 5世帯
(こすもす荘)
平成23年度 延入所世帯数 57世帯 月平均入所世帯数 5世帯
平成24年度 延入所世帯数 47世帯 月平均入所世帯数 4世帯
(5)施設の管理運営の内容
◇業務実施状況
(1) 入所している母子の保護、自立の促進及び生活支援に関する業務を行ってい
る。
(2) 退所者についての相談その他の援助に関する業務を行っている。
(3) 緊急一時保護に関する業務を行っている。
②維持管理業務の状況
・夜間宿直警備業務 毎日
・受水槽清掃業務 年1回
・廃棄物収集運搬処理業務 週2回
・非常通報装置保守点検業務 年12回
・消防設備保守点検業務 年2回
・床清掃業務 年2回
③その他(自主事業等)
(6)収支状況
①収入
・指定管理料83,516千円(前年度83,516千円)
・その他収入等1,209千円(前年度1,389千円)
②支出
・人件費51,905千円(前年度49,990千円)
・事務費2,037千円(前年度3,129千円)
・施設管理費11,667千円(前年度11,550千円)
・事業費941千円(前年度1,360千円)
・その他の支出15,758千円(前年度15,480千円)
(7)その他
・積極的に苦情、要望を把握できるようにアンケートを実施し、行事に関してお餅つ
きの希望を 受け、けやき荘とこすもす荘と合同で実施した。
・洗濯機を共同利用しているので、衛生面について気にしている利用者の声に対し
て、定期的に専用漂白剤を使用して洗濯機の洗浄を行い、併せて下洗いの促しも行
うようにした。
127
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
効果的な支援への取り組み
達成状況
①行政機関、学校、保育園、主治医と密に連携をとり、適時利用者の意向を確認し
情報共有に取り組んだ。必要に応じてカンファレンスを開催し、効果的な支援が展開
できるよう努めた。
②退所した世帯に対しては、ボランティアを依頼して施設来訪のきっかけをつくる他、
連絡、訪問等の手段により動向の把握に努め、いつでも相談できる実家のような場
所として認識してもらえるように努めた。
サービスの質の向上
①苦情、要望を把握できるよう積極的にアンケートを実施し、結果内容を次年度の事
業計画書に反映させることができた。
②苦情申し出書の他に「利用者の声」専用箱を置き、常時意見を受け付けられるよう
な体制を整えた。 ③施設安全点検、居室点検時に生活空間における不具合がある
かどうかよく聞き取り確認し、施設機能の維持、清潔保持に努めている。
地域・社会とのかかわり
①防災マニュアルを再確認し、災害用備蓄品等の見直しを進めた結果、完備できて
いる。定例の防災訓練以外に職員のみの訓練を実施し、災害時の行動、役割につい
て改めて確認し、防災への意識向上を図った。
②地域の防災訓練、防犯パトロール、ゴミ拾い活動等に職員、利用者共に参加し、地
域社会の把握、近隣住民との関係づくりに努めた。
③事業団独自の危機管理計画を職員間で周知し、非常時に耐えうる体制づくりに役
立てている。
④DV被害による一時保護事業をより安全に遂行するために、地元の警察署と連携
を図り、相談できる関係性を築いた。
専門性の向上
①専門的な外部研修に計画的かつ積極的に出席し、学んだ知識、価値、技術を職場
に持ち帰り、伝達することを定着させた。併せて職場内の勉強会という位置づけで、
テーマ設定の上、力量形成を目指し、研鑽を積む機会を設定した。
②埼玉県母子生活支援施設協議会において実務研修、視察研修出席の他、専門性
向上を目的とした支援運営向上委員会へ出席のみならず、企画、運営、実施を通し、
スーパービジョンにつながる機会を持つことができた。
3.評価
(1)指定管理者による評価
①利用者の適切な退所に向けて、関係機関と適時連携し調整会議を経て、自立への道すじを検討した。退所後のア
フターケアについては、退所前に転居先の行政機関との情報共有を行い、スムーズな地域移行に努めた。その結
果、退所した利用者からの連絡、相談に応えることができた。
②母子生活支援施設の利用率が全国的に減少傾向である状況を前提として、各区の支援課(児童係、障害係)の要
請に応えられるよう情報共有の機会を持ち、現状を説明した。他、実習生を送り出す短大、大学側へも施設の機能、
役割を正しく理解していただくために、説明会に足を運ぶなど出来る限り行動した。
③懇談会等で利用者のニーズを十分に捉え、行事、勉強会の内容に反映させると共に、母の声に隠れてしまいがち
な子どもの声をきちんと聞くことを心がけ、子どもが不利益な状態に陥らないよう関係機関と協議しながら支援した。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:子ども未来局子ども育成部子育て支援課)
① 市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取組み
事業計画書や協定書に従い、年間を通じ、適正に業務履行された。
② 経費の節減に関する取組み
事業計画書や協定書に従い、年間を通じ、適正に業務履行された。
③ 適正な管理運営の確保に対する取組み
事業計画書や協定書に従い、年間を通じ、適正に業務履行された。
(B) 適正に施設の管理運営が行われている。
総合評価
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、適正な施設の管理運営を行うよう指導する。
128
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
文蔵児童センター 外16か所
(2)施設概要
①所在地
さいたま市
②施設の設置目的
児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、又は情操を豊かにすることを目的
とする。
③施設の概要
(1) 用 途 児童厚生施設
(3)指定管理者
社会福祉法人 さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料
文蔵児童センター 外16か所
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成22年度511,981千円、平成23年度511,981千円、平成24年度538,
704千円
仲本児童センター
①指定期間
平成23年5月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成23年度26,723千円、平成24年度29,591千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
平成22年度 延利用者数 482,150人
平成23年度 延利用者数 498,849人
平成24年度 延利用者数 482,736人
◇業務実施状況
(1) 地域において児童が自主的に参加し、自由に遊べ、安全に過ごすことのできる
放課後、週末等の居場所として、遊びを通した発達支援を促すとともに、子どもの生
活の安定が図れるように施設環境を整えた。
(2)子育て家庭の持つ多様なニーズに対応し、子育て支援事業を推進した。
(3)児童健全育成のための福祉の視点に立つボランティア活動や地域社会を拠点と
する社会参加活動の育成の推進を図った。
(4)施設の管理にあたり、児童福祉法及び関係法令等を遵守し、管理の質の向上に
向けた取り組みを積極的に行っている。
②維持管理業務の状況
・警備業務 毎日
・清掃業務 年3回
・塵芥収集業務 週2回
・消防用設備保守点検業務 年2回
③その他(自主事業等)
・青少年の居場所づくりモデル事業として、一部の児童センターで開館時間を延長。
①収入
・利用料545千円(前年度693千円)
・指定管理料568,295千円(前年度538,704千円)
・その他2,717千円(前年度3,869千円)
②支出
・人件費411,086千円(前年度412,536千円)
・事務費11,521千円(前年度10,822千円)
・施設管理費41,172千円(前年度37,293千円)
・事業費6,621千円(前年度6,771千円)
・繰入金支出87,958千円(前年度62,291千円)
・積立預金支出0千円(前年度4,640千円)
・その他0千円(前年度176千円)
(5)施設の管理運営の内容
(6)収支状況
(7)その他
129
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
(1)子どもの健やかな育ちの
援助
達成状況
①伝統あそび、巡回児童劇等の優良児童文化財を活用し、想像力を育てた。
②特に中高生世代の活動拠点となるよう開館時間の延長(5か所)や中高生世代専
用時間や場所の設定をし、居場所づくりに力を入れた。
③「児童センター交流スポーツ大会」で他児童センターとの交流や夏まつり、区民ま
つりなどの参加により地域住民との交流も図った。
(2)すべての子育て家庭の援 子育て中の親子のために「年齢別サロン」や、児童センターから遠い地域への出前
事業「げんきであそぼう1・2・3」、「ハイハイサロン」等を実施した。
助
(3)地域における子どもの環
境作りの援助
①地域で子どもたちと関わる団体と連携し、地域に開かれた施設づくりに努めた。
②社会参加活動の育成・推進のため中学生職場体験事業「未来くるワーク体験」、
社会福祉協議会と連携した「夏休み学生ボランティア」や「地域ボランティア」、実習
生の受け入れを図った。
3.評価
(1)指定管理者による評価
すべての子どもたちの育ちを考え、地域の中で信頼される、児童と家庭と地域の支援センターをめざし、市内17か
所の児童センターが連携を図り、より効果的なサービスや効率的な運営に努めた。
今年度、新たに、児童センター17館合同で、児童センターから遠い地域でかつ子育て支援のニーズの高い地域6
か所に「げんきであそぼう!」を展開し、全市的に安心して子育てできる環境づくりに努めた。他、中高生世代の居場
所づくりに取り組むセンターの拡大や、乳幼児向け食育講座を全館で開催した。
また、放課後児童クラブ等の他の児童福祉施設や子育て・健全育成支援事業(のびのびルーム、放課後チャレ
ンジスクール、子育て支援センター)と連携・協力することで、より充実した体制を整えるように努めた。
サービス向上のための方策としては、職員の資質向上のための研修の実施、苦情解決体制の整備、利用者アン
ケートを実施するとともに、「児童センターサービス(業務)マニュアル」を作成し、すべての児童センターで均質な
サービスが提供できるよう努めた。
危機管理体制としては、災害時等に迅速に対応できるよう「児童センター危機管理マニュアル」を作成した。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:子ども未来局子ども育成部青少年育成課)
・市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進に関する取組
児童センターの無い地域への乳幼児向けのプログラム、乳幼児を対象とした子育てサロン、就学児童を対象とした
遊びの会などを開催するなど、地域の子育て世帯のニーズに沿ったセンター運営を行い地域住民や利用者の意見
を管理運営に反映させた。また、中高生世代の活動拠点となるよう開館時間の延長した館や専用時間や場所の設
定を行い居場所づくりを行った。
・経費の削減に関する取組
施設の維持管理を職員が行うことなどにより経費の削減に取り組んだ。
・適切な管理運営の確保に対する取組
職員による日常の清掃及び鍵の管理業務の他、機械警備及び定期的な全館清掃を行っており、仕様書に基づき
適切に実行された。
(B)
総合評価
※A∼D
すべての子どもの健全育成と子育て家庭を支援し、地域の中で信頼される児童・家庭・地域の支援センターを目指
し、未就学児とその親、小学生を対象とする事業を展開するとともに、中高生への支援を促進するなど、計画や目標
どおりの成果があった。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
市としては来年度以降も適切な管理を期待したい。
130
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
宮前放課後児童クラブ 外73か所
(2)施設概要
①所在地
さいたま市
②施設の設置目的
児童福祉法に基づき、適切な遊び及び生活の場を提供することにより、小学校放
課後の児童健全育成に資するため設置するものである。
③施設の概要
(1) 用 途 放課後児童クラブ
(2) 定 員 30人∼70人(施設により異なる)
(3) 設置場所 小学校内(余裕教室等、独立施設)、児童センター内併設、独立施
設 外
(3)指定管理者
社会福祉法人 さいたま市社会福祉事業団
(4)指定期間、指定管理料
宮前放課後児童クラブ 外71か所
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成22年度691,650千円、平成23年度691,650千円、平成24年度691,
650千円
東宮下放課後児童クラブ
①指定期間
平成23年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成23年度9,204千円、平成24年度9,204千円
野田放課後児童クラブ
①指定期間
平成24年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成24年度9,683千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
平成24年度 在籍数3,937人
◇業務実施状況
(1) 開室時間 放課後から午後7時まで(ただし、小学校の休業日については午後
8時30分から午後7時まで)
(2) 休業日 日曜日、国民の祝日に関する法律に規定する休日、1月2日及び同
月3日並びに12月29日から同月31日までの日(ただし、市長が必要があると認めら
れるときは、臨時に休業し、または休業日に開室できるものとする。)
(3) 施設の管理にあたり、児童福祉法及び関係法令等を遵守し、管理の質の向
上に向けた取り組みを積極的に行っている。
②維持管理業務の状況
・警備業務 毎日
・塵芥収集業務 週2回
(6)収支状況
①収入
・利用料3,796千円(前年度1,722千円)
・指定管理料710,537千円(前年度700,854千円)
・その他収入133千円(前年度59千円)
②支出
・人件費576,790千円(前年度555,872千円)
・事務費15,293千円(前年度17,769千円)
・施設管理費33,989千円(前年度30,256千円)
・事業費10,838千円(前年度7,962千円)
・繰入金支出66,296千円(前年度71,296千円)
・積立金預金0千円(前年度0千円)
・その他0千円(前年度0千円)
131
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
3.評価
(1)指定管理者による評価
児童が安全に過ごせるよう環境整備を図り、適切な遊びの場と生活の場を提供するとともに、行事等の活動を通し
て自主性、社会性、創造性の向上を図った。また、保護者懇談会や個人面談等の機会を設け、保護者の相談等に
応じ仕事と子育ての両立を支援した。近隣小学校等、他関係機関等との連携を取り、地域の子育て環境が整備さ
れ、充実できるようネットワークづくりに努めた。
職員の資質の向上を図ることを目的として、全14回の研修を実施した。そのうち5回は、事業団が作成した「放課
後児童クラブサービス(業務)マニュアル」を用いて研修を実施し、均質なサービスが提供できるよう努めた。
併せて、連絡事項や事業内容等の周知徹底と確認のためのクラブ長会議、クラブ運営や指導方法の向上のため
の事業責任者会議、ブロック別会議を実施した。
経費については、計画的な修繕の実施と備品の購入、行事等に対する効果的な予算執行の指導を行うとともに、勤
務実態を把握し人件費の適正執行に努めた。
危機管理体制としては、災害の発生等、危機的な事態への予防対策と応急対策を徹底するために 「放課後児童
クラブ危機管理マニュアル」を作成した。また、避難訓練を毎月実施し、全クラブへ防火管理者を配置し、防災対策
の強化に努めた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:子ども未来局子ども育成部青少年育成課)
(B)
総合評価
※A∼D
自主事業としての「小学校の長期休業期間における早朝保育」を更に拡大した実績をはじめ、施設の環境整備や
クラブ運営において、サービスの向上や利用促進に積極的に取り組み、安定した実績を残した。
また、研修等を通して指導員の資質向上を図ったほか、利用者アンケートの実施等による利用者のニーズを把握
し、サービス向上に努めていた。
経費については、前年度に引き続き人件費の抑制に努めたほか、計画的な修繕等による工夫が見られた。
学校をはじめ、関係機関との連携を深めるとともに、クラブ長会議やブロック別会議等を通して指導方法の確立や
情報交換等、クラブ間のサービスの均質化に努め、適正な管理運営の確保に取り組んだ。
全体として、前年度に続き、適正な管理が行われていた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
来年度以降も、引き続き適正な管理を期待したい。
132
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市産業文化センター
(2)施設概要
①所在地
さいたま市中央区下落合5丁目4番3号
②施設の設置目的
産業の振興及び市民文化の向上と福祉の増進を図る
③施設の概要
・敷地面積 2,419.60㎡ ・建築面積 1,134.79㎡ ・延床面積 4,058.18㎡
・構造 鉄筋コンクリート造 地上5階地下1階
・地下1階 駐車場(有料) ・1階 ホール(定員300人)
・3階 会議室301(定員50人) 会議室302(定員50人) 会議室(定員30人)
和室(定員50人)
・入居団体等 警察、喫茶室、商工会議所、(財)さいたま市産業創造財団
毎日興業・首都圏建物サービス協同組合JV
(3)指定管理者
(4)指定期間、指定管理料
(5)施設の管理運営の内容
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成22年度33,214千円、平成23年度33,162千円、平成24年度32,939千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
利用者数 平成24年度76,307人(前年度85,381人)
施設稼働率 56%(前年度55%)
◇業務実施状況
・ホール、会議室、和室、駐車場、附属設備等の施設利用に関する業務
・施設及び設備の維持管理及び保守点検に関する各種業務
②維持管理業務の状況
・施設管理業務(清掃等) 年14回
・消防設備機器点検業務 年2回
・空調設備保守点検業務 年4回
・植栽剪定業務 年1回
・自家用電気工作物保安管理業務 年12回
・自動ドア保守点検業務 年4回
・建築設備定期検査業務 年1回 外
③その他(自主事業等)
・産業文化講座
教室数 55教室
開催数 222クール、1,432教室
参加人数 14,866人(うち、語学系講座8,517人、文化系講座2,511人)
・産業文化まつり
開催日 平成24年6月23日
来場者数 250人
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入10,425千円(前年度11,205千円)
・指定管理料32,939千円(前年度33,162千円)
・自主事業収入17,899千円(前年度15,618千円)
・入居者光熱水費等負担金4,293千円(前年度3,780千円)
・物販収入96千円(前年度115千円)
・雑収入54千円(前年度3千円)
②支出
・人件費32,842千円(前年度32,464千円)
・事務費608千円(前年度742千円)
・施設管理費8,188千円(前年度8,209千円)
・事業費24,180千円(前年度22,534千円)
133
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
省エネルギーによる施設運営 東日本大震災後より継続的に節電を実施し、ガス・水道についても無駄を省いた運
営を続けたことから、平成23年度と比較し電気+1.22%、ガス−20.42%、水道+
1.28%となり、通常営業であった平成22年度と比較すると、電気−15.25%、ガス−
14.10%、水道−12.24%と削減が図られている。
産業文化講座の開催
平成22年4月より産業文化講座を開催しており、平成24年度は以下のとおり実施。
・教室数 55教室
・開催数 222クール、1,432教室
・参加人数 14,866人(うち、語学系講座8,517人、文化系講座2,511人)
産業文化まつりの開催
各種ステージイベント、講座、さいたま市伝統産業事業所による展示販売等、市内
産業振興及び市民の文化向上、福祉増進を図るために開催した。
・開催日 平成24年6月23日
・来場者数 250人
3.評価
(1)指定管理者による評価
①市民サービスの向上、利用促進に関する評価
アンケート・情報カード・利用者への声かけ等により、地域住民との交流による市民の声を尊重し、また、新たな利
用施策(自主事業・講座・交流イベント等)を実施し、PPPの観点から施設の公平な利用促進・施設の特色を反映し
た産業振興・市民文化の向上に努め、利用者サービスを第一に運営を行なった。
②経費の削減
スタッフの省エネルギーに対する意識を高め、光熱水量・経費の削減に取り組んだ。
③適正な管理運営の確保
消防訓練・救命講習・衛生設備品の設置・スタッフのビジョン向上教育研修を実施し、施設の安全管理・災害防止
に継続し、取り組んだ。 また、日常及び定期点検を通じ、「安心・安全・快適」をキーワードに、適切な時期・方法によ
る修繕等を行ない施設維持管理業務に努めた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:経済局経済部経済政策課)
(B)※A∼D
総合評価
①市民サービスの向上、利用促進に関する評価
新たな自主事業の企画・実施や、アンケートの積極的な回収、各種施設管理の改善等により市民サービスの向
上、利用促進が図られた。
②経費の削減
自主事業収入の増加等により、収入が予算を上回ったものの、同じく自主事業に係る支出も増加し、支出も予算を
上回る結果となった。省エネルギーによる光熱水費の削減に向けた取り組みなど、経費削減への努力が見られた。
③適正な管理運営の確保
消防訓練等により、入居団体との連絡調整を図るとともに、従業員に対しても安全管理のための教育が実施され
ている。また、日常及び定期点検も実施されており、概ね適正な管理がなされた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
自主事業に関し、平成24年度は、以前より提案のあった産業文化まつりが開催されたが、平成25年度において
はより多くの来場者が見込めるような内容を企画し、地域事業者・団体等と連携しながら実施していただきたい。
また、利用者アンケート等における要望内容については、引き続き適切に施設管理に反映していただきたい。
134
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市勤労女性センター
(2)施設概要
①所在地
さいたま市見沼区大和田町1丁目303番地
②施設の設置目的
働く女性及び勤労者家庭の主婦等の福祉の増進と地位の向上を図る。
③施設の概要
開館:昭和53年10月
規模:延床面積929.04㎡・地上2階(3層構造)
主な施設(収容人数):図書室(20名)/談話室(20名)/相談室(20名)/講習室
(20名)/託児室(20名)/軽運動室(40名)/料理室(40名)
(3)指定管理者
公益財団法人さいたま市文化振興事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成22年度34,530千円、 平成23年度34,453千円、平成24年度34,480千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・利用件数 1,291件(前年度1,281件)
・利用人数 20,858人(前年度20,262人)
(5)施設の管理運営の内容
◇業務実施状況
・開催講座
講座数 33講座
開催回数 180回
延受講者数 4,703人
②維持管理業務の状況
基本的な施設の維持管理業務は、併設施設である大宮体育館が一括して行ってい
る。
③その他(自主事業等)
・行事
第31回勤労女性センターまつり 2日間の開催で来場者2,155人
・相談業務 53件
(6)収支状況
①収入
・指定管理料 34,480千円 (前年度 34,453千円)
・文化事業収入 1,681千円 (前年度 1,464千円)
・その他収入 112千円 (前年度 133千円)
②支出
・人件費 27,780千円 (前年度 26,288千円)
・事務費 67千円 (前年度 44千円)
・施設管理費 3,483千円 (前年度 4,264千円)
・文化事業費 3,942千円 (前年度 3,803千円※)
※前年度の金額は、文化事業収入からの支出金額も含む
(7)その他
135
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
自主グループの育成をし、活
性化を促し、有効かつ効果的
な利用促進を図る。
達成状況
49グループ(平成24年度末時点の活動グループ数)が定期的に活動している。
公共職業安定所等の関連機 大宮公共職業安定所と連携し、2,217件の雇用情報を提供し、働く意欲のある女
関と連携して雇用情報等を提 性の就業を支援した。
供する。
現在のコピー有料サービスに 多くのグループ利用者にコピーサービスを提供するとともに、エッセイグループの作
加え、印刷機を実費相当の低 品集作成等のため、印刷機及び作業スペースを提供した。
価格で提供する。
保育グループと連携し、託児
室の充実を図る。
24年度の託児室の利用幼児(※)数は11人となった。
※1歳6ヶ月から未就学児まで
3.評価
(1)指定管理者による評価
利用者が安心かつ快適にご利用いただけるよう設備や備品の適性な維持管理に努めるとともに、アドバンスBOX
(ご意見箱)や施設利用者へのアンケート調査などからの意見・要望を幅広く取り入れるなどし、市民サービスの向
上に努めた。
また、事業団情報誌を各区役所・公共施設等に配布するとともに、行事の際には近隣の公民館やコミュニティセン
ターにチラシやポスターを掲示するなどし、利用促進を図った。
今後においては、今まで以上に利用者の意見を取り入れながら施設運営に努めるとともに、広報活動の強化を図
り、利用者の増加に努めていく。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:経済局経済部労働政策課)
(B)
総合評価
※A∼D
・勤労女性センターの事業広報誌「いふ」の発行及び「事業案内」の配布を行い、施設の広報・周知活動に努めてい
る。
・市報や文化振興事業団のホームページに主催講座の情報を掲載し、事業の広報に努め、利用促進を図った。
・職業実務講座の充実を図り、勤労者支援、求職者支援の充実を図った。
・充分な施設点検及び安全・快適な施設の提供のための修繕が行われており、利用者に対する安全管理・環境配
慮に務めている。
・夏期の節電への取組等、省エネルギーの意識の徹底が図られている。
・利用者や講師とのコミュニケーションを積極的に図り、信頼関係を築いている。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
利用者等のニーズを踏まえ、施設管理の更なる適正化を図るとともに、職業実務講座をはじめ、魅力ある講座を
開講し利用者数の増加を図る。
引き続き、施設利用者や講師とのコミュニケーションを積極的にはかり、信頼関係を継続させる。
136
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
農村広場(春おか広場)
(2)施設概要
①所在地
さいたま市見沼区大字宮ヶ谷塔765番地
②施設の設置目的
農業経営の改善及び農業従事者の福祉の向上を図るとともに、広く地域住民が農
業に対する認識と理解を深める
③施設の概要
面積 37,000㎡
主な施設 農業者総合研修施設(多目的ホール、会議室、和室、生活改善室)、
運動広場(ソフトボール場、ゲートボール場)、芝生広場
(3)指定管理者
(株)クリーン工房・(株)芦川産業協同事業体
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成24年4月1日∼平成29年3月31日
②指定管理料
平成24年度18,480千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
利用者数 平成24年度25,547人
◇業務実施状況
施設運営業務
・施設の貸出業務
施設維持管理業務
・施設及び設備の維持管理及び保守点検に関する各種業務
・植栽管理及び除草業務
その他の業務
・設置目的達成及び集客に向けたPR・広報に関する業務
②維持管理業務の状況
◇保守管理業務
・農業者総合研修施設(多目的ホール、会議室、和室、生活改善室)、広場等
◇日常清掃業務
・農業者総合研修施設(多目的ホール、会議室、和室、生活改善室)、広場等
◇定期清掃業務
・農業者総合研修施設(多目的ホール、会議室、和室、生活改善室)、広場等
◇植栽管理業務
・芝生、植栽、花畑、樹木剪定等
③その他(自主事業等)
・グリーンカーテンの設置
・AEDの講習会 開催数 1回 ひまわりの花摘み会 開催数 1回
・春おか市の開催 開催数 9回 自動販売機の設置
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 25千円
・指定管理料 18,480千円
・その他収入 62千円
②支出
・人件費 9,835千円
・事務費 1,652千円
・施設管理費 6,661千円
・事業費 266千円
(7)その他
137
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
各種講座・教室・イベントの開 週1回の朝市、花摘み会等を実施したほか、多目的ホールを活用した、ヨガ・ダンス
催
等、講座を開催し、施設利用の促進を図った。
施設環境の整備
AED及び自動販売機の設置をし、利用者の快適性向上を図った。
広報活動・利用支援
アンケートボックスを活用して、利用者の意見要望を施設運営に反映されるよう努め
た。
施設案内等のホームページ開設及びパンフレット配布など広報活動を行うことで利
用促進のための取組を実施した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
①市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
利用者の意見・要望を把握するため、アンケートボックスの設置及び利用者からのヒアリング調査により利用者
ニーズを幅広く取り入れるなどし、市民サービスの向上に努めました。
②経費削減に関する取り組み
グリーンカーテンの設置及び施設内照明の削減による光熱費削減、又、軽微な修繕及び施設内設備の保守点検
を自社で行うことで経費縮減に努めました。
③適正な管理運営の確保に対する取り組み
担当者が随時巡回し従業員とコミュニケーションを取る事により、施設利用ルールの徹底を図ることでトラブルの
未然防止に努めました。また、日常の安全点検の徹底、災害や事故に備えた連絡体制を整えました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:経済局経済部見沼グリーンセンター)
(B)※A∼D
総合評価
①市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
利用者の意見・要望を把握するため、アンケートボックスの設置により利用者ニーズを幅広く取り入れるなどし、市
民サービスの向上に努めた。
②経費削減に関する取り組み
グリーンカーテンの設置及び施設内照明の削減による光熱費削減を図った。又、軽微な修繕及び施設内設備の
保守点検を自社で行うことで経費縮減を図った。
③適正な管理運営の確保に対する取り組み
施設利用ルールの徹底を図ることでトラブルの未然防止に努めた。また、日常の安全点検の徹底、災害や事故に
備えた連絡体制を整えた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、利用者の目線に立ってニーズの把握を行い、利用者満足度の向上を図るよう指導していくとともに、安
心で安全な施設の維持管理を求めていく。また、自主事業に関して実施していないものについては、実施出来るよう
内容を検討し実施していただきたい。
担当者変更に伴い指示、指摘、連絡、報告事項について引継ぎに不備が見られたので連絡調整体制を徹底して
頂きたい。
138
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
大宮花の丘農林公苑
(2)施設概要
①所在地
さいたま市西区大字西新井124番地
②施設の設置目的
地域農業の振興及びふるさと環境の創造を図る
③施設の概要
面積 10.9ha
主な施設 緑のふるさとセンター(管理室・研修室等)、花の食品館 他
(3)指定管理者
公益財団法人さいたま市公園緑地協会
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成24年4月1日∼平成29年3月31日
②指定管理料
平成24年度92,107千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
利用者数 平成24年度18,444人
◇業務実施状況
施設運営業務
・研修室等の貸出業務
・手作り味噌講習会等主催事業の開催
施設維持管理業務
・花畑の植栽管理、樹木の管理及び除草業務
その他の業務
・設置目的達成及び集客に向けたPR・広報に関する業務
・施設及び設備の維持管理及び保守点検に関する各種業務
②維持管理業務の状況
◇保守管理業務
・緑のふるさとセンター(管理室・研修室等)、花の食品館、苑内等
◇日常清掃業務
・緑のふるさとセンター(管理室・研修室等)、花の食品館、苑内等
◇定期清掃業務
・緑のふるさとセンター(管理室・研修室等)、花の食品館、苑内等
◇植栽管理業務
・高木剪定、低木剪定、花壇等
③その他(自主事業等)
・コスモス摘み取りイベント実施、収穫祭の参加
・夏期休憩テントの設置、ポットドールの設置、花いっぱい計画実施
・遊戯施設の設置、自動販売機の設置
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 2,379千円
・指定管理料 92,107千円
・その他収入 621千円
②支出
・人件費 29,787千円
・事務費 4,659千円
・施設管理費 55,076千円
(7)その他
139
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
ハーブガーデンの新設
達成状況
苑内東側の花畑の一部にラベンダー、セージ、ミントを植栽し、ハーブガーデンの整
備を図った。
来苑者の利用促進として、コスモスの開花時期に併せたコスモス摘み取りイベントを
イベントの開催
実施した。また、21世紀・西新井むらづくり塾主催の「収穫祭」にも出店して利用促
進に努めた。
ホームページを活用した情報 協会ホームページを活用し、公苑施設の紹介や草花の開花状況、各種事業案内を
行い、サービスの向上に努めた。
提供
市民協働事業
新規ボランティア事業として、指導者を招いてバラ園の維持管理に取り組みを図っ
た。
地域とのコミュ二ケーションを
構築
地元自治会の夏祭り等のイベントにも積極的に参加し、地域コミュニケーションの形
成に努めた。
夏期休憩テントの設置
夏期に開催している親水広場芝生ゾーンにパラソル群を設置して、日陰の空間を造
り、安全、快適な休憩場所の提供を図った。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
・さいたま市大宮花の丘農林公苑条例・施行規則その他関係法令を遵守し、市民の平等かつ公平な利用に努めま
した。
・ホームページによる公苑情報の提供や手作り味噌教室及びうどん作り教室、各種イベントを開催し、公苑の新た
な魅力を伝えることを通じて、多くの市民に対して利用促進を図りました。
・アンケート調査やホームページへのご意見・ご要望等の内容を反映し、市民サービスの向上に努めました。
・公苑利用の利便性を高めるため、自動販売機の設置や関連書籍の販売を行い、市民サービスの向上に努めま
した。
・小さな子供を持つ家族連れに喜ばれるよう、遊戯用バッテリーカーを設置し、余暇利用促進に努めました。
「経費の削減」
・ISO14001認証:2004規格の要求事項に則り、環境負荷の軽減及び省エネルギーに配慮した業務を展開し、経費
の削減に努めました。
・職員による苑内の施設点検に基づいて、設備等の劣化抑制のための修繕を計画的に実施する等、将来にわ
たっての修繕経費の縮減に努めています。
「適正な管理運営の確保」
・お花畑をはじめとする四季折々の花の特性に合わせた適正な管理運営を行い、常に良好な状態を保ち、お花畑
に花を咲かせ、快適に散策が楽しめる市民の憩いの場・安らぎの場の提供に努めました。また、親水広場では、安
全かつ衛生的な施設環境を確保しました。また、修景施設以外の管理施設もそれぞれの特性に合わせた適正な管
理を行い、来苑者が安全・安心な施設環境を提供しました。
「その他」
・公苑施設でのイベント開催時等の機会を利用して、緑化推進の普及、啓発活動を行いました。
・花の丘農林公苑のシンボルとして、苑内各所にポットドールを作成・設置し、来苑者の促進向上を図りました。
・ふるさとセンターロビーを整備して、明るく広々とし空間スペースを確保しました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:経済局経済部見沼グリーンセンター)
(B)
総合評価
※A∼D
①市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
利用者の意見・要望を把握する他、来苑者によるアンケート調査の実施等により、利用者ニーズを幅広く取り入れ
るなどし、市民サービスの向上に努めた。
②経費削減に関する取り組み
計画的な修繕の実施、施設の管理運営に伴い効率的な清掃業務、維持管理業務等による経費縮減を図った。
③適正な管理運営の確保に対する取り組み
施設内を衛生的で快適な公苑環境の維持管理に努め、植栽管理も計画的に実施し樹木の保全や景観の保持に
努めている。また、親水広場において安全管理と衛生管理の徹底を図っている。
日常及び定期点検も実施されており、概ね適正な管理がなされている。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、利用者の目線に立ってニーズの把握を行い、利用者満足度の向上を図るよう指導していくとともに、安
心で安全な施設の維持管理を求めていく。また、自主事業に関して実施していないものについては、実施出来るよう
内容を検討し実施していただきたい。また、実施した自主事業についても定員に達しないものがある事から、募集方
法の検討をして頂きたい。
140
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
指扇駅南自転車駐車場ほか4施設(Aグループ 西区・北区)
(2)施設概要
①所在地
・指扇駅南自転車駐車場(さいたま市西区大字宝来1649番地4)
・日進駅南口自転車駐車場(さいたま市北区日進町2丁目1125番地22)
・宮原駅東口自転車駐車場(さいたま市北区宮原町3丁目824番地2)
・宮原駅西口自転車駐車場(さいたま市北区日進町3丁目729番地)
・土呂駅西口自転車駐車場(さいたま市北区土呂町1丁目6番地5)
②設置目的
自転車を利用する者の利便性を図るため。
(2)指定管理者
サイカパーキング株式会社
(3)指定期間、指定管理料
指定期間:平成21年4月1日から平成26年3月31日まで
管理経費:平成21年度 77,518千円 平成22年度 79,129千円
平成23年度 80,216千円 平成24年度 80,858千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
(4)施設の管理運営の内容
自転車駐車場の利用の許可や利用料金の収入および還付に関する業務
を行いました。
6月(利用が安定する時期)の利用状況は、平成23年度は3,735台/
日、平成24年度は3,417台/日でした。
②維持管理業務の状況
除草業務、植栽管理業務、床等清掃業務、消防用設備点検業務など、自
転車駐車場の施設および設備の維持管理に関する業務を行いました。
(5)収支状況
平成23年度
①収入 利用料金: 97,089千円
②支出 管理経費: 80,216千円
※納付金額は、各種自転車対策事業費に充当
平成24年度
①収入 利用料金: 96,816千円
②支出 管理経費: 80,858千円
※納付金額は、各種自転車対策事業費に充当
(6)その他
141
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
キャンセル待ち簿の登録
達成状況
定期利用が満車状態の駐車場について、キャンセル待ち簿の登録により、
公平な利用登録を行いました。
交通環境問題への取り組み
独自の放置自転車啓発ポスターを掲示し、利用者への意識付けを行いまし
た。
3.評価
(1)指定管理者による評価
・接客の基本を遵守し、利用者サービスに心がけた管理運営を行いました。
・アンケート調査を実施し、利用者の意見の把握に努めました。
・個人情報の漏洩がないよう情報管理に努め、適正に取り扱いました。
・職員の研修を実施し、接遇についての理解を深めました。
・小修繕を積極的に実施し、利便性の向上を図りました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局都市計画部都市交通課)
(B)
総合評価
※A∼D
利用者への公平公正な対応、利用者サービスの向上、利用促進については、研修を実施するなど、サービ
スの向上などに努めました。
管理経費については、収支計画書に沿った管理費で運営しました。
施設管理については、清掃や設備の点検を行うとともに施設の修繕業務も行い、施設の維持管理に努めま
した。
全体としても適正な管理が行われました。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
アンケート結果を分析するなどして、特に利用率が悪かった施設については、利用者サービスの向上に努
めつつ利用率の向上にも努められたい。
142
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
大栄橋錦町自転車駐車場ほか7施設(Bグループ 大宮区)
(2)施設概要
①所在地
・大栄橋錦町自転車駐車場(さいたま市大宮区錦町682番地1)
・大宮駅東口大門町自転車駐車場(さいたま市大宮区大門町3丁目2番
地)
・大宮駅東口錦町自転車駐車場(さいたま市大宮区錦町478番地6)
・大宮駅西口桜木町自転車駐車場(さいたま市大宮区桜木町1丁目7番
地1)
・大宮駅西口自転車駐車場(さいたま市大宮区桜木町1丁目188番地1)
・北大宮駅自転車駐車場(さいたま市大宮区土手町3丁目162番地4)
・シーノ大宮自転車駐車場(さいたま市大宮区桜木町1丁目10番地19)
・さいたま新都心駅東口自転車等駐車場(さいたま市大宮区吉敷町4丁
目269番地1)
(2)指定管理者
②設置目的
自転車を利用する者の利便性を図るため。
一般財団法人さいたま市都市整備公社
(3)指定期間、指定管理料
指定期間:平成21年4月1日から平成26年3月31日まで
管理経費:平成21年度 256,511千円 平成22年度 266,057千円
平成23年度265,699千円 平成24年度293,504千円
(4)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
自転車駐車場の利用の許可や利用料金の収入および還付に関する業務
を行いました。
6月(利用が安定する時期)の利用状況は、平成23年度は11,457台/
日、平成24年度は12,311台/日でした。
②維持管理業務の状況
除草業務、植栽管理業務、床等清掃業務、消防用設備点検業務、ゲートシ
ステム設備保守点検業務など、自転車駐車場の施設および設備の維持管
理に関する業務を行いました。
(5)収支状況
平成23年度
①収入 利用料金:314,743千円
②支出 管理経費:265,699千円
※納付金額は、各種自転車対策事業費に充当
平成24年度
①収入 利用料金:340,605千円
②支出 管理経費:293,504千円
※納付金額は、各種自転車対策事業費に充当
(6)その他
143
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
ホームページに定期契約の予 定期契約の予約待ち状況と一時駐車の混雑状況を掲載しました。
約待ち情報を掲載
設備状況、日報の確認等によ 駐車場管理専門職を配置し、巡回させ、設備状況の確認や日報の確認を行
る適正な管理
う他、トラブル・故障が発生した際に迅速な対応が可能となる体制を構築しま
した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
・接客の基本を遵守し、利用者サービスに心がけた管理運営を行いました。
・アンケート調査を実施し、利用者の意見の把握に努めました。
・個人情報の漏洩がないよう情報管理に努め、適正に取り扱いました。
・職員の研修を実施し、接遇についての理解を深めました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局都市計画部都市交通課)
(B)
※A∼D
総合評価
利用者への公平公正な対応、利用者サービスの向上、利用促進については、研修を実施するなど、サービ
スの向上などに努めました。
管理経費については、収支計画書に沿った管理費で運営しました。
施設管理については、消防設備の修繕やオートスロープ緊急修繕等の修繕業務を行い、施設の維持管理
に努めました。
全体としても適正な管理が行われました。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
アンケート結果を分析するなどして、特に利用率が悪かった施設については、利用者サービスの向上に努
めつつ利用率の向上にも努められたい。
144
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
南与野第1自転車駐車場ほか5施設(Cグループ 中央区)
(2)施設概要
①所在地
・南与野第1自転車駐車場(さいたま市中央区鈴谷2丁目1221番地)
・南与野第2自転車駐車場(さいたま市中央区鈴谷1丁目513番地)
・与野本町第1自転車駐車場(さいたま市中央区本町東2丁目128番地)
・与野本町第2自転車駐車場(さいたま市中央区本町東1丁目99番地)
・与野駅西口臨時自転車駐車場(さいたま市中央区大字下落合1055番地)
・けやきひろば自転車駐車場(さいたま市中央区新都心10番地)
②設置目的
自転車を利用する者の利便性を図るため。
(2)指定管理者
一般財団法人さいたま市都市整備公社
(3)指定期間、指定管理料
指定期間:平成21年4月1日から平成26年3月31日まで
管理経費:平成21年度 50,863千円 平成22年度 50,883千円
平成23年度 50,996千円 平成24年度 50,898千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
(4)施設の管理運営の内容
自転車駐車場の利用の許可や利用料金の収入および還付に関する業務
を行いました。
6月(利用が安定する時期)の利用状況は、平成23年度は3,004台/
日、平成24年度は2,955台/日でした。
②維持管理業務の状況
除草業務、植栽管理業務、床等清掃業務、消防用設備点検業務など、自
転車駐車場の施設および設備の維持管理に関する業務を行いました。
(5)収支状況
平成23年度
①収入 利用料金:68,830千円
②支出 管理経費:50,996千円
※納付金額は、各種自転車対策事業費に充当
平成24年度
①収入 利用料金:68,051千円
②支出 管理経費:50,898千円
※納付金額は、各種自転車対策事業費に充当
(6)その他
145
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
ホームページに定期契約の予 定期契約の予約待ち状況と一時駐車の混雑状況を掲載しました。
約待ち情報を掲載
設備状況、日報の確認等によ 駐車場管理専門職を配置し、巡回させ、設備状況の確認や日報の確認を行
る適正な管理
う他、トラブル・故障が発生した際に迅速な対応が可能となる体制を構築しま
した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
・接客の基本を遵守し、利用者サービスに心がけた管理運営を行いました。
・アンケート調査を実施し、利用者の意見の把握に努めました。
・個人情報の漏洩がないよう情報管理に努め、適正に取り扱いました。
・職員の研修を実施し、接遇についての理解を深めました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局都市計画部都市交通課)
(B)
総合評価
※A∼D
利用者への公平公正な対応、利用者サービスの向上、利用促進については、研修を実施するなど、サービ
スの向上などに努めました。
管理経費については、収支計画書に沿った管理費で運営しました。
施設管理については、転倒防止柵設置等扉緊急修繕や空調機の交換等の修繕業務を行い、施設の維持
管理に努めました。
全体としても適正な管理が行われました。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
アンケート結果を分析するなどして、特に利用率が悪かった施設については、利用者サービスの向上に努
めつつ利用率の向上にも努められたい。
146
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
高砂第1自転車駐車場ほか6施設(Dグループ 浦和区・南区・見沼区)
(2)施設概要
①所在地
・高砂第1自転車駐車場(さいたま市浦和区高砂1丁目197番地)
・高砂第2自転車駐車場(さいたま市浦和区高砂1丁目197番地)
・北浦和自転車駐車場(さいたま市浦和区北浦和5丁目2番地1)
・武蔵浦和駅南自転車駐車場(さいたま市南区沼影1丁目105番地1)
・武蔵浦和駅東口地下自転車駐車場(さいたま市南区別所7丁目1535番
地)
・東大宮駅東口自転車駐車場(さいたま市見沼区東大宮5丁目61番地)
・大和田駅南自転車駐車場(さいたま市見沼区大和田町1丁目1387番地1)
②設置目的
自転車を利用する者の利便性を図るため。
(2)指定管理者
一般財団法人さいたま市都市整備公社
(3)指定期間、指定管理料
指定期間:平成21年4月1日から平成26年3月31日まで
管理経費:平成21年度 189,662千円 平成22年度 192,665千円
平成23年度 210,375千円 平成24年度 208,853千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
(4)施設の管理運営の内容
自転車駐車場の利用の許可や利用料金の収入および還付に関する業務
を行いました。
6月(利用が安定する時期)の利用状況は、平成23年度は10,166台/
日、平成24年度は10,206台/日でした。
②維持管理業務の状況
除草業務、植栽管理業務、床等清掃業務、消防用設備点検業務、ゲートシ
ステム設備保守点検業務など、自転車駐車場の施設および設備の維持管
理に関する業務を行いました。
(5)収支状況
平成23年度
①収入 利用料金:293,784千円
②支出 管理経費:210,375千円
※納付金額は、各種自転車対策事業費に充当
平成24年度
①収入 利用料金:295,336千円
②支出 管理経費:208,853千円
※納付金額は、各種自転車対策事業費に充当
(6)その他
147
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
ホームページに定期契約の予 定期契約の予約待ち状況と一時駐車の混雑状況を掲載しました。
約待ち情報を掲載
2時間無料サービス
武蔵浦和駅南・東口地下自転車駐車場に関して、土日・祝日2時間無料
サービスを実施し、お客様サービスの向上に努めました。
3.評価
(1)指定管理者による評価
・接客の基本を遵守し、利用者サービスに心がけた管理運営を行いました。
・アンケート調査を実施し、利用者の意見の把握に努めました。
・個人情報の漏洩がないよう情報管理に努め、適正に取り扱いました。
・職員の研修を実施し、接遇についての理解を深めました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局都市計画部都市交通課)
(B)
総合評価
※A∼D
利用者への公平公正な対応、利用者サービスの向上、利用促進については、研修を実施するなど、サービ
スの向上などに努めました。
管理経費については、収支計画書に沿った管理費で運営しました。
施設管理については、簡易バリケード設置修繕、スロープ証明緊急修繕等の修繕業務を行い、施設の維持
管理に努めました。
全体としても適正な管理が行われました。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
アンケート結果を分析するなどして、特に利用率が悪かった施設については、利用者サービスの向上に努
めつつ利用率の向上にも努められたい。
148
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
北浦和臨時駐車場
(2)施設概要
①所在地
さいたま市浦和区北浦和5丁目28番1号
②設置目的
自動車を利用する市民の利便性に資するため。
(2)指定管理者
一般財団法人さいたま市都市整備公社
(3)指定期間、指定管理料
指定期間:平成21年4月1日から平成26年3月31日まで
管理経費:平成21年度 10,081千円 平成22年度 10,537千円
平成23年度 13,774千円 平成24年度 13,660千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
(4)施設の管理運営の内容
駐車場の利用の許可や利用料金の収入および還付に関する業務を行い
ました。
平成23年度の利用状況は 88,123台/年、平成24年度の利用状況は
95,482台/年でした。
②維持管理業務の状況
砂利敷舗装修繕や除草業務など、駐車場の施設および設備の維持管理に
関する業務を行いました。
(5)収支状況
平成23年度
①収入 利用料金:26,121千円
②支出 管理経費:13,774千円
※納付金額は、自動車駐車場管理事業費に充当
平成24年度
①収入 利用料金:27,933千円
②支出 管理経費:13,660千円
※納付金額は、自動車駐車場管理事業費に充当
(6)その他
149
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
近隣病院の改修工事に伴う利 午前中のみ、従前の常時1人体制から3人体制に変更し、敷地外の満車対
用増加に対応する。
応・場内誘導等を適切に行いました。
設備状況、日報の確認等によ 駐車場管理専門職を配置し、巡回させ、設備状況の確認や日報の確認を行
る適正な管理
う他、トラブル・故障が発生した際に迅速な対応が可能となる体制を構築しま
した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
・接客の基本を遵守し、利用者サービスに心がけた管理運営を行いました。
・アンケート調査を実施し、利用者の意見の把握に努めました。
・個人情報の漏洩がないよう情報管理に努め、適正に取り扱いました。
・職員の研修を実施し、接遇についての理解を深めました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局都市計画部都市交通課)
(B)
※A∼D
総合評価
利用者への公平公正な対応、利用者サービスの向上、利用促進については、研修を実施するなど、サービ
スの向上などに努めました。また、近隣病院の改修工事に伴う急激な利用増加に対しては、人員配置の変更
などにより適切に対応しました。
管理経費については、収支計画書に沿った管理費で運営しました。
施設管理については、区画ライン修繕、精算機緊急修繕等を行い、施設の維持管理に努めました。
全体としても適正な管理が行われました。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、駐車場の認知度を向上させ、アンケートの結果を分析するなどして、利用者サービスの向上に努
めつつ利用率の向上にも努められたい。
150
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
桜木駐車場
(2)施設概要
①所在地
さいたま市大宮区桜木町3丁目1番地1
②設置目的
自動車を利用する市民の利便性に資するため。
(2)指定管理者
一般財団法人さいたま市都市整備公社
(3)指定期間、指定管理料
指定期間:平成21年4月1日から平成26年3月31日まで
管理経費:平成21年度24,188千円 平成22年度22,750千円
平成23年度23,208千円 平成24年度23,182千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
(4)施設の管理運営の内容
駐車場の利用の許可や利用料金の収入および還付に関する業務を行い
ました。
平成23年度の利用状況は125,805台/年、平成24年度の利用状況は
116,744台/年でした。
②維持管理業務の状況
除草業務、植栽管理業務、、ゲートシステム設備保守点検業務など、駐車
場の施設および設備の維持管理に関する業務を行いました。
(5)収支状況
平成23年度
①収入 利用料金:78,792千円
②支出 管理経費:23,208千円
※納付金額は、自動車駐車場管理事業費に充当
平成24年度
①収入 利用料金:73,104千円
②支出 管理経費:23,182千円
※納付金額は、自動車駐車場管理事業費に充当
(6)その他
151
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
バス利用者のサービス向上
達成状況
早朝に出庫する観光バス等の利便性を考慮し、午前6時30分から午前7時
15分まで出庫できるよう人員を配置しました。
設備状況、日報の確認等によ 駐車場管理専門職を配置し、巡回させ、設備状況の確認や日報の確認を行
う他、トラブル・故障が発生した際に迅速な対応が可能となる体制を構築しま
る適正な管理
した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
・接客の基本を遵守し、利用者サービスに心がけた管理運営を行いました。
・アンケート調査を実施し、利用者の意見の把握に努めました。
・個人情報の漏洩がないよう情報管理に努め、適正に取り扱いました。
・職員の研修を実施し、接遇についての理解を深めました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局都市計画部都市交通課)
(B)
※A∼D
総合評価
利用者への公平公正な対応、利用者サービスの向上、利用促進については、研修を実施するなど、サービ
スの向上などに努めました。
管理経費については、収支計画書に沿った管理費で運営しました。
施設管理については、車止めバリカー設置等を行い、施設の維持管理に努めました。
全体としても適正な管理が行われました。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
景気低迷などの影響により駐車場利用者が減少しているものと推測されるが、利用者サービスの向上に努
めつつ利用率の向上にも努められたい。
152
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
武蔵浦和駅東駐車場
(2)施設概要
①所在地
さいたま市南区別所7丁目2番1号
②設置目的
自動車を利用する市民の利便性に資するため。
(2)指定管理者
株式会社日鉄コミュニティ
(3)指定期間、指定管理料
指定期間:平成21年4月1日から平成26年3月31日まで
管理経費:平成21年度 22,184千円 平成22年度22,239千円
平成23年度 21,183円 平成24年度 19,067円
①運営業務の状況(利用状況含む)
(4)施設の管理運営の内容
駐車場の利用の許可や利用料金の収入および還付に関する業務を行い
ました。
平成23年度の利用状況は 80,604台/年、平成24年度の利用状況は
76,282台/年でした。
②維持管理業務の状況
床等清掃業務、消防用設備点検業務、ゲートシステム設備保守点検業務
など、駐車場の施設および設備の維持管理に関する業務を行いました。
(5)収支状況
平成23年度
①収入 利用料金:27,420千円
②支出 管理経費:21,183千円
※納付金額は、自動車駐車場管理事業費に充当
平成24年度
①収入 利用料金:26,499千円
②支出 管理経費:21,478千円
※納付金額は、自動車駐車場管理事業費に充当
(6)その他
153
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
AED講習の実施
達成状況
事故に備え、綜合警備保障においてバッテリー交換時に使用方法の再確認
とマネキンを使って1人ずつ、実施指導をしました。
3.評価
(1)指定管理者による評価
・接客の基本を遵守し、利用者サービスに心がけた管理運営を行いました。
・アンケート調査を実施し、施設の利用状況の把握と利用者の方の満足度調査を行いました。
・個人情報の漏洩がないよう情報管理に努め、適正に取り扱いました。
・職員の研修を実施し、接遇についての理解を深めました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局都市計画部都市交通課)
(B)
※A∼D
総合評価
利用者への公平公正な対応、利用者サービスの向上、利用促進については、研修を実施するなど、サービ
スの向上などに努めました。
管理経費については、管理経費の削減に配慮しつつ、適正に運営しました。
施設管理については、定期清掃業務や車路・車室床面補修、柱壁面コーナーガード取替え等修繕を行い、
施設の維持管理に努めました。
全体としても適正な管理が行われました。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、駐車場の認知度を向上させ、アンケートの結果を分析するなどして、利用者サービスの向上に努
めつつ利用率の向上にも努められたい。
154
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
浦和駅東口駐車場
(2)施設概要
①所在地
さいたま市浦和区東高砂町11番1号
②設置目的
自動車を利用する市民の利便性に資するため。
(2)指定管理者
株式会社パルコスペースシステムズ
(3)指定期間、指定管理料
指定期間:平成23年4月1日から平成28年3月31日まで
管理経費:平成23年度 211,586千円 平成24年度 213,597千円
(4)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
駐車場の利用の許可や利用料金の収入および還付に関する業務を行い
ました。
平成23年度の利用状況は818,098台/年、平成24年度の利用状況は
844,588台/年でした。
②維持管理業務の状況
床等清掃業務、消防用設備点検業務、避難障害・シャッター等閉鎖及び操
作障害の点検業務など、駐車場の施設および設備の維持管理に関する業
務を行いました。
(5)収支状況
平成23年度
①収入 利用料金:555,659千円
②支出 管理経費:211,586千円
※納付金額は、自動車駐車場管理事業費に充当
平成24年度
①収入 利用料金:598,534千円
②支出 管理経費:213,598千円
※納付金額は、自動車駐車場管理事業費に充当
(6)その他
155
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
利用促進
消防訓練
達成状況
周辺店舗に営業を行い、回数券は前年度3,470千円に対し、5,412千
円、定期駐車券は前年度末69件に対し、82件に増加することができまし
た。
消防計画書に定めた通り、年2回の消防訓練をビル管理組合、各公共施
設、浦和パルコと連携の上実施しました。
3.評価
(1)指定管理者による評価
・接客の基本を遵守し、利用者サービスに心がけた管理運営を行いました。
・「利用者アンケート調査」を実施し、利用者のニーズの把握と問題点の抽出・改善に努めました。
・個人情報の漏洩がないよう情報管理に努め、適正に取り扱いました。
・職員の研修を実施し、接遇についての理解を深めました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局都市計画部都市交通課)
(B)
総合評価
※A∼D
利用者への公平公正な対応、利用者サービスの向上、利用促進については、回数券の割引販売等により
利用者サービスの向上に努め、利用者の増加につながりました。
管理経費については、管理経費の節減に配慮しつつ、適正に運営しました。
施設管理については、清掃や設備の点検を行うとともに施設の修繕業務も行い、施設の維持管理に努めま
した。
全体としても適正な管理が行われました。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
引き続き、駐車場の認知度を向上させ、利用者サービスの向上に努めつつ利用率の向上にも努められた
い。
156
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
大和田公園・天沼緑地
(2)施設概要
1.大和田公園
①所在地:大宮区寿能町2―519
②施設の設置目的:都市住民全般の主として運動の用に供するため
③施設の概要:面積8.09ha 主な施設:野球場、テニスコート(7面)、夏季プール
2.天沼緑地
①所在地:大宮区天沼町1―676―1
②施設の設置目的:自然的環境の保全、改善、景観の向上を図るため
③施設の概要:面積2.29ha 主な施設:テニスコート(11面)
(3)指定管理者
公益財団法人さいたま市公園緑地協会
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成22年度89,102千円、平成23年度88,964千円
平成24年度88,828千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・大和田公園 平成24年度 180,874人(前年度156,171人)
・天沼緑地 平成24年度 113,695人(前年度108,896人)
◇業務実施状況
・施設維持管理業務
・利用者受付業務
・公共施設予約システムによる貸し出し業務
・業務仕様書及び事業計画書による業務
②維持管理業務の状況
◇保守管理業務
・野球場、テニスコート、プール(夏季)、夜間照明設備等
◇日常清掃業務
・管理棟、プール(夏季)、園内等
◇定期清掃業務
・管理棟、受水槽、園内等
◇植栽管理業務
・高木剪定、低木剪定、花壇等
③その他(自主事業等)
◇物品販売(テニスボール等施設利用関連グッズの販売)
◇レンタル事業(テニスラケットのレンタル)
◇各種教室・イベント
・ジュニアテニス教室(大和田公園)
・初心者テニス教室(天沼緑地)
・少年野球教室(大和田公園)
・第7回公益財団法人さいたま市公園緑地協会杯中学校野球大会(大和田公園野球
場、川通公園野球場の2会場で開催)
◇利用者の便益を図るため
・清涼飲料水等の自動販売機の設置
・売店の設置(大和田公園内、夏季プール)
・ケータリングカーによる出店(さいたま市花火大会大和田公園会場)
◇その他
・緑化推進事業(ふうせんかずらの種配布)
・夏季プール利用促進事業(ポスター作製)
157
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 48,705千円 (前年度42,054千円)
・指定管理料 88,828千円 (前年度88,964千円)
②支出
・人件費 51,747千円 (前年度 52,250千円)
・事務費 5,127千円 (前年度 5,178千円)
・施設管理費 101,276千円 (前年度101,906千円)
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
「市民の平等利用」
・自社のホームページ上に公共予約システムの利用案内画面を掲載するなど、利用者
自社ホームページの活用した の公平性の確保に努めた。
情報の提供
「経費の削減」
H20との比較で、電気使用量は4.5%マイナス、水の使用量は19.5%のマイナスと
光熱水費を年1%以上、期間 なっており、計画を上回る削減が達成されている。
内5%以上の削減を目指す。
「適正な管理運営の確保」
平成24年度は、ウォータースライドの運行維持管理に関する講習会、情報セキュリティ
職員に資格を取得させ、マル 研修、公園管理運営フォーラム、公園管理運営士講習を受講。職員の能力向上を図っ
チスタッフ化による経費の削減 た。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
○大規模大会の開催と一般利用との調整を図り、スポーツ振興のための幅広い利用形態を受容することにより、多くの
市民に施設を供用しました。
○施設利用者の利便性を高めるべく、関連する用品の販売及びレンタルを実施し、サービスの向上に努めました。
○施設を有効利用した各種教室を開催し、体力向上・健康増進や利用促進に努めました。
「経費の削減」
○環境負荷の軽減及び省エネルギーに配慮した業務を展開し、経費の削減に努めました。
○職員による施設点検に基づいて遊具設備等の劣化抑制のための修繕を計画的に実施する等、将来にわたっての修
繕経費の縮減に努めています。
「適正な管理運営の確保」
○グラウンド及びテニスコート等各公園施設の特徴に合わせた適正な管理運営を行い、良好なコンディションを維持す
ることにより、施設稼働の向上を図りました。
○プール施設では安全管理体制を確立するための職員教育を継続的に行い、施設設備、人的管理の両面において、
遺漏なく施設の供用に努め、事故なくシーズンを終了しました。
158
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局 北部都市・公園管理事務所 管理課)
(B)
総合評価
※A∼D
(1)市民平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
平成24年度の各施設利用者数は、大和田公園と天沼緑地のテニスコートは過去3年間で最多、大和田公園プールは天
候の影響により利用者数が落ちた昨年度よりも増加し、野球場は昨年程度となった。すべての施設が利用率が高く、公
式な大会なども開催されるため、大きく利用者数を上げることは難しいが、さらなる利用者サービスの向上などに力を入
れてもらいたい。
(2)経費削減に関する取り組み
・利用料金は計画どおりの金額となっているが、管理経費は、前年度に比べ0.7%減額がされているものの、計画より
も約15%上回っているため、大幅な赤字となってしまっている。
・光熱水費は、料金値上げなどがある中、ほぼ計画どおりの額となっており、経費削減が行われている。
(3)適正な管理運営の確保に対する取り組み
・施設の維持管理業務(施設の保守管理、物品管理、清掃、保安警備、植栽管理、拾得物等の取り扱い)について適切
に実施された。
・施設運営や職員の対応に対して、市へ苦情などはほとんどなく、市が実施した利用者アンケートにおいても、ほぼ満
足しているとの結果が出ており、適切な対応が図られた。
・修繕業務について、計画修繕はすべて実施され、適切に実施されていた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
・経費の削減に努めること。
159
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
西遊馬公園・三橋総合公園・宝来運動公園・三橋プール
(2)施設概要
1.西遊馬公園
①所在地:西区西遊馬899−3
②施設の設置目的:自然的環境の保全、改善、景観の向上を図るため
③施設の概要:面積8.74ha 主な施設:野球場(2面)、サッカー場(2面)、
テニスコート(10面)
2.三橋総合公園
①所在地:西区三橋5−190
②施設の設置目的:都市住民全般の休息、鑑賞、散歩、遊戯、運動等総合的な
利用に供するため
③施設の概要:面積10.00ha 主な施設:体育館、屋内プール、
テニスコート(6面)、多目的広場、遊戯広場他
3.宝来運動公園
①所在地:西区宝来2022−1ほか
②施設の設置目的:都市住民全般の主として運動の用に供するため
③施設の概要:面積7.00ha 主な施設:野球場(2面)、サッカー場
4.三橋プール
①所在地:西区三橋6−1709−3
②施設の設置目的:市民の体力増進及びレクリエーション活動の推進を図り、
明るく豊かな市民生活の形成に寄与するため
③施設の概要:面積0.49ha 主な施設:流水プール、幼児プール
(3)指定管理者
公益財団法人さいたま市公園緑地協会
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成142,287千円、平成23年度142,076千円
平成24年度141,867千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・西遊馬公園 平成24年度 64,321人(前年度 65,585人)
・三橋総合公園 平成24年度223,720人(前年度193,106人)
・宝来運動公園 平成24年度 20,240人(前年度 24,151人)
・三橋プール 平成24年度 21,123人(前年度 16,192人)
◇業務実施状況
・施設維持管理業務
・利用者受付業務
・公共施設予約システムによる貸し出し業務
・業務仕様書及び事業計画書による業務
②維持管理業務の状況
◇保守管理業務
・体育館、テニスコート、屋内・屋外プール等
◇日常清掃業務
・屋内・屋外プール、管理棟、テニスコート、園内等
◇定期清掃業務
・管理棟、屋内・屋外プール、受水層、園内等
◇植栽管理業務
・高木・低木剪定、花壇管理等
160
③その他
【市民協働活動】
・障がい者支援事業(さいたま市障害者支援センター/三橋総合公園)
・職場体験事業の協力(市内3中学校生徒対象とした職場体験/三橋総合公園)
【自主事業】
◇物品販売
・テニスボール、ゴーグル等施設利用関連グッズの販売
◇レンタル事業
・テニスラケット、卓球ラケット等のレンタル
◇各種教室・イベント
・初心者テニス教室(西遊馬公園)
・体質改善水泳教室、キッズスイム(三橋総合公園屋内プール)
・健康ヨガ教室、健康ストレッチ教室(三橋総合公園体育館)
・フリーマーケット(三橋総合公園)
◇利用者の便益を図るため
・清涼飲料水等の自動販売機の設置
・売店の設置(三橋プール)
・ケータリングカーによる出店(三橋総合公園フリーマーケットほか)
◇その他
・緑化推進事業(ふうせんかずらの種配布)
・夏季プール利用促進事業(ポスター作製)
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 32,677千円(前年度 29,081千円)
・指定管理料 141,867千円(前年度142,076千円)
②支出
・人件費 49,283千円(前年度 46,518千円)
・事務費 9,600千円(前年度 8,886千円)
・施設管理費 133,854千円(前年度134,226千円)
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
「利用者サービス向上」
・体育館のトレーニングルームで「トレーニング指導・健康運動相談」を開催、また、
三橋総合公園でトレーニング指導 屋内プールにおいて「水中らくらくウォーキング」を開催。
や水中ウォーキングアドバイスを実
施
「経費の削減」
電気及び水の使用料は、料金の値上げなどの影響で計画を大きく上回わってしまっ
光熱水費を年1%以上、期間 たが、使用量は平成20年度との比較で、約10%削減しており、実質光熱水費の削
内5%以上の削減を目指す。 減が行われている。
「適正な管理運営の確保」
一般的な研修として接遇研修や業務改善セミナー、専門的な研修として公園管理実
職員に資格を取得させ、マル 務研修、遊具日常点検講習会、公園管理運営フォーラム、資格取得のための講習
チスタッフ化による経費の削減 としてプール、防火管理者、公園管理運営士などの講習等に参加、受講を行った。
161
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
○ホームページによる施設情報等の周知を行い、利用の促進を図りました。
○各種の教室やイベント等を開催し、公園施設の新たな魅力を発信することにより、利用の促進を図りました。
○施設利用の利便性を高めるため、自動販売機の設置や飲食物及び各種物品の販売・レンタルを実施し、サービ
スの向上に努めました。
○アンケート調査やホームページへのご意見・ご要望等の内容を業務に反映し、市民サービスの向上に努めまし
た。
「経費の削減」
○環境負荷の軽減及び省エネルギーに配慮した業務を展開し、経費の削減に努めました。
○職員による施設点検に基づいて遊具設備等の劣化抑制のための修繕を計画的に実施する等、将来にわたって
の修繕経費の縮減に努めています。
「適正な管理運営の確保」
○各公園施設の特徴を活かし、各種関係法令及び管理規準に則り、適正かつ安全な施設の管理運営を行いまし
た。特にプール施設では、プール関連各法規に準拠した安全体制を確立し、安全面にも配慮した管理運営を行いま
した。
「その他」
○三橋総合公園及び西遊馬公園では盛夏期に緑のカーテンを実施し、緑化推進の普及、啓発を行いました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局 北部都市・公園管理事務所 管理課)
(B)
総合評価
※A∼D
(1)市民平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
平成24年度の利用人数は、三橋総合公園がすべての施設において大きく伸びている一方、西遊馬公園と三橋
プールは例年程度で、宝来運動公園は大きく減少してしまった。三橋総合公園の利用の伸びが影響し、利用料金収
入額は過去3年間で最高額となっている。また、ほぼ計画の金額に達している。
三橋総合公園は利用率が高く、その中で利用が伸びたことは評価される。また、遊戯広場やトリム広場などは休日
などには多くの方に利用されており、大きな事故もなく、概ね適切な管理運営が実施された。一方、三橋プールや西
遊馬公園、宝来運動公園については効果的な利用促進対策が必要。三橋プールについては近隣の小学校に利用
案内のポスターの配布などを行ったが、大きな効果は得られなかった。西遊馬公園、宝来運動公園については利用
促進に特に力を入れてもらいたい。
(2)経費削減に関する取り組み
支出額は前年度から約2%の増額、計画からは約10%の超過となっている。昨年度からの増額の主な原因は、池
の浚渫による維持管理費のい増加やプール監視業務に対する警備業法の適用による人件費の増加などがあげら
れるが、計画から大幅に超過している状況に対し、検証と対策が必要と考える。なお、光熱水費などは増加している
ものの、使用量が大きく抑えられており、電気料金等の値上げを考えると実質削減が行われている。
(3)適正な管理運営の確保に対する取り組み
施設の維持管理業務(施設の保守管理、物品管理、清掃、保安警備、植栽管理、拾得物等の取り扱い)について
概ね適切に実施された。管理上の瑕疵による大きな事故などはなく、また、市が実施したアンケート調査では、スタッ
フの対応などは概ね利用者に満足してもらっているという結果が出ている。
修繕業務について、計画修繕はすべて実施され、また、適切に実施されていた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
・経費の削減に取り組むこと。支出増額の原因を追究し、改善を求める。
・三橋プール、西遊馬公園、宝来運動公園の利用状況の改善に取り組むこと。
162
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
堀崎公園
(2)施設概要
①所在地:見沼区堀崎町12−1
②施設の設置目的:主として近隣に住居する者の利用に供するため
③施設の概要:面積2.67ha 主な施設:一般競技場、テニスコート(5面)他
(3)指定管理者
クリーン工房・さいたま管理システム連合体
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成22年度25,300千円、平成23年度25,250千円
平成24年度25,220千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・平成24年度 131,764人(前年度120,830人)
◇業務実施状況
・施設維持管理業務
・利用者受付業務
・公共施設予約システムによる貸し出し業務
・業務仕様書及び事業計画書による業務
②維持管理業務の状況
◇保守管理業務
・一般競技場、テニスコート、管理棟等
◇日常清掃業務
・管理棟、一般競技場、テニスコート、園内等
◇定期清掃業務
・管理棟、受水層、園内等
◇植栽管理業務
・高木・低木剪定、花壇管理等
③その他(自主事業等)
◇レンタル事業
・テニスラケットの貸し出し
◇サービス事業
・コピー、公衆電話の利用サービス
◇各種教室・イベント
・通年ジュニア硬式テニス教室、初心者テニス教室(硬式)、社会人初心者テニス教
室、秋季ジュニア初心者テニス教室
・骨盤ビューティヨガ、要介護にならない為の太極拳、ストック使ってウォーキング、
キッズヨガ
・キッズサッカークリニック、レディースフットサル
・折り紙教室、コンテナガーデニング教室
・龍神テニスフェスタ
・龍神カップ(サッカー)
・第6回堀崎公園グラウンドゴルフ大会
・見沼区ふれあいフェアー(餅つき参加)
◇利用者の便益を図るため
・清涼飲料水等の自動販売機の設置
163
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入7,985千円(前年度7,406千円)
・指定管理料25,220千円(前年度25,250千円)
②支出
・人件費 21,174千円(前年度22,621千円)
・事務費 1,740千円(前年度 1,367千円)
・施設管理費 8,769千円(前年度 8,112千円)
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
[市民利用サービスの向上]
砂場のシートかけ
バギー車によるコート整備
達成状況
利用率が非常に高い堀崎公園において毎年利用者数を増加させている理由として、
立地や人工芝などの施設のほか、指定管理者による丁寧な施設の管理が大きい。
[経費の削減]
利用者の増加や電気料金の値上げなどが影響し、電気使用量、光熱水費ともにも大
利用状況に応じてこまめに照 きく増加。電気料金の値上げ等があるため増額はやむを得ないが、提案された事業
明を調整し、経費削減
を達成するよう、使用量の低減に取り組んでもらいたい。ただし、管理経費総額は昨
年度より減少しており、また、計画の範囲内で収まっている。
[自主事業]
定例のテニス教室やグラウンドゴルフ大会、竜神カップなどのほか、ストックウォーキ
各種スポーツ講座や大会など ングやレディースフットサルなど、新たな自主事業も開催した。
を開催
3.評価
(1)指定管理者による評価
指定管理者として、2期目3年間が終了いたしました。地域・地元の一員として自治会にも加入し「これからもこの地域
とともに」をモットーに、安全に・安心して利用できる公園管理をしてまいりました。
<気持ちよく><楽しく>プレーできる環境作り、
1.サッカーゴールの買換え
1.テニスコートのネットの修繕
1.バギー車での毎日のテニスコート整備
1.テニスコート・グラウンドの砂の均一化(整備の日)
1.砂場遊びの道具の無料貸し出し
1.夏期の氷の無料サービス
1.夏期のミストシャワーの設置
毎月1回職員によるミーティングを行い、利用者からの苦情・要望、自主事業の計画・実施等、話し合いを行っておりま
す。又年2回のアンケートとは別に御意見・御要望カードを受付窓口に設置して、幅広い意見を取り入れてまいりまし
た。
164
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局 北部都市・公園管理事務所 管理課)
(B)
総合評価
※A∼D
(1)市民平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
平成24年度の利用人数及び利用料金収入は、過去3年間で最大となっている。利用率が高い施設でありながら毎年
利用を伸ばしていることは評価される。また、今年度初めて計画の利用料金を達成し、順調に運営されている。
(2)経費削減に関する取り組み
昨年度よりも経費の削減が行われ、総額も計画の範囲内に収まっており、適切に実施されている。
(3)適正な管理運営の確保に対する取り組み
施設の維持管理業務(施設の保守管理、修繕、物品管理、清掃、保安警備、植栽管理、拾得物等の取り扱い)につ
いて概ね適切に実施された。管理上の瑕疵による大きな事故などはなく、また、市が実施したアンケート調査では、ス
タッフの対応などは概ね利用者に満足してもらっているという結果が出ている。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
・改修後8年が経過し、少しずつ施設にも痛みが出てくる時期である。積極的に修繕をなどを実施、施設の長寿化を図
ること。
165
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
岩槻諏訪公園・岩槻文化公園・川通公園・岩槻温水プール
(2)施設概要
(1)岩槻諏訪公園
①所在地:岩槻区諏訪4−4
②施設の設置目的:主として近隣に住居する者の利用に供するため
③施設の概要:面積2.16ha 主な施設:一般競技場、遊具広場
(2)岩槻文化公園
①所在地:岩槻区大字村国229
②施設の設置目的:都市住民全般の休息、鑑賞、散歩、遊戯、運動等総合的な
利用に供するため
③施設の概要:面積12.10ha 主な施設:体育館、陸上競技場、
テニスコート(5面)他
(3)川通公園
①所在地:岩槻区大字長宮825−5他
②施設の設置目的:主として徒歩圏内に居住する者の利用に供するため
③施設の概要:面積3.90ha 野球場他
(4)岩槻温水プール
①所在地:岩槻区本丸3−17−2
②施設の設置目的:市民の体力増進及びレクリエーション活動の推進を図り、
明るく豊かな市民生活の形成に寄与するため
③施設の概要:面積0.27ha 一般プール、幼児プール
(3)指定管理者
公益財団法人さいたま市公園緑地協会
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成22年度207,834千円 平成23年度207,415千円
平成24年度207,063千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・岩槻諏訪公園 平成24年度 5,181人(前年度 4,486人)
・岩槻文化公園 平成24年度 302,706人(前年度262,893人)
・川通公園 平成24年度 36,157人(前年度 35,008人)
・岩槻温水プール 平成24年度
87,891人(前年度 87,415人)
◇業務実施状況
・施設維持管理業務
・利用者受付業務
・公共施設予約システムによる貸し出し業務
②維持管理業務の状況
◇保守管理業務
・体育館、野球場、テニスコート、温水プール、夜間照明設備等
◇日常清掃業務
・体育館、管理棟、屋内プール、園内等
◇定期清掃業務
・体育館、管理棟、屋内プール、受水槽、園内等
◇植栽管理業務
・高木剪定、低木剪定、花壇等
166
③その他
【市民協働事業】
・障がい者支援事業(さいたま市障害者支援センター/岩槻文化公園、さいたま市障害
福祉課/障害者水泳教室)
・公園清掃活動(隣接諏訪神社との防犯・防災活動/岩槻諏訪公園)
・花壇の整備及び花植え(花いっぱい運動推進会「太田友の会」/岩槻温水プール)
・災害避難訓練(さいたま市水泳連盟岩槻支部/岩槻温水プール)
・マナー啓発事業(県立岩槻北陵高校/岩槻諏訪公園・岩槻文化公園・川通公園)
【自主事業】
◇物品販売(ゴーグル等施設利用関連グッズの販売)
◇レンタル事業(テニス・卓球ラケット等のレンタル)
◇各種教室、イベント
・弓道教室(岩槻文化公園)、初心者卓球教室(岩槻文化公園)、親子体操教室(岩槻文
化公園)、
はじめての水中フィットネス(岩槻温水プール)
・ミドリシジミチョウ観察会(岩槻文化公園)、親子で虫さがし(岩槻文化公園)
・第7回公益財団法人さいたま市公園緑地協会杯中学校野球大会(大和田公園野球
場、川通公園野球場の2会場で開催)
・第2回やまぶき陸上競技記録会(岩槻文化公園)
・フリーマーケット(岩槻文化公園)
◇利用者の便益を図るため
・清涼飲料水等の自動販売機の設置
・ケータリングカーによる出店(岩槻区民まつり)
◇その他
・緑化推進事業(ふうせんかずらの種配布)
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 54,750千円(前年度 50,384千円)
・指定管理料 207,063千円(前年度207,415千円)
②支出
・人件費 73,205千円(前年度 68,573千円)
・事務費 11,924千円(前年度 13,081千円)
・施設管理費 179,069千円(前年度177,358千円)
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
「利用者サービス向上」
各種健康運動教室や文化体
験教室の開催
達成状況
岩槻文化公園と岩槻温水プールにおいて、初心者の運動教室や自然観察教室などを
実施。
「経費の削減」
岩槻文化公園では生態系保護団体や市民グループと協働を図り、自主事業を実施し
光熱水費を年1%以上、期間 た。また、岩槻温水プールでは施設利用者や地域住民団体と協働を図り、清掃作業や
内5%以上の削減を目指す。 花壇整備作業を実施した。
「適正な管理運営の確保」
さいたま市障がい者支援センターと連携し、岩槻文化公園内の清掃活動を通して、障が
職員に資格を取得させ、マル い者の積極的な社会参加と自立を支援するための雇用促進活動を行い、社会貢献に努
チスタッフ化による経費の削減 めた。
167
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
○アンケート調査やホームページ及び各施設に設置した「提案箱」へ寄せられたご意見・ご要望等について精査、反映
し、多くの市民が 利用しやすい、公平で平等な施設の管理運営に努め、利用の促進を図りました。
○運動プログラムの提供や各種教室の開催により利用の促進を図りました。
○施設の利便性を高めるため、自動販売機による飲食物の販売や利用に係る各種物品の販売・レンタルを実施しまし
た。
○外国の方々の利用が多い岩槻諏訪公園では、外国語によるマナー看板を設置し、誰もが快適かつ安全に利用できる
よう努めました。
○岩槻文化公園、川通公園では、各種スポーツ団体と日程調整を図りながら競技会等を開催し、多くの市民が平等かつ
快適に利用できるよう努めました。
○公園緑地協会タンプラリーを岩槻文化公園や川通公園を含む市内16公園で実施し、広く公園の魅力を知ってもらうた
めの事業を実施した。
「経費の削減」
○ISO14001認証:2004規格の要求事項に則り、環境負荷の軽減及び省エネルギーに配慮した業務を展開し、経費の削
減に努めました。また、設備の耐久性に応じた適正な修繕を見極め、修繕経費の縮減に努めました。
「適正な管理運営の確保」
○遊具をはじめとする公園設備の点検を適正に実施し、施設の安全確保に努めました。また、岩槻温水プールでは、関
係諸法令や管理規準に基づき、高い管理レベルでの安全かつ衛生的な施設環境を確保しました。
○岩槻文化公園、岩槻温水プールでは、消防法に則った避難訓練を実施しました。また、水泳連盟岩槻支部と合同で避
難誘導訓練を実施した。
「その他」
○東日本大震災に伴う施設の利用停止、再開放に際しては、市と協議を重ね、大きな支障を生じさせずに施設管理運
営を行いました。
○岩槻温水プールでは、近隣の住民団体との市民協働管理として、定期的な花壇の植替え作業を実施するとともに、盛
夏期には緑のカーテンを設置して緑化推進の普及、啓発を行うなど、公益的な事業の展開を図りました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局 北部都市・公園管理事務所 管理課)
(B)
※A∼D
総合評価
(1)市民平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
平成24年度の利用人数及び利用料金収入は、過去3年度で最も多い結果となった。詳細としては、岩槻文化公園と川
通公園が過去3年間で最も多く、岩槻諏訪公園グラウンドと岩槻温水プールは震災の影響があった23年度よりも増加し
ているが、22年度と比較すると減少している(岩槻温水プールは修繕に伴う2度の使用中止の影響もあり)。
利用促進事業として、公園の特性を生かした自主事業(健康運動教室や自然体験教室、イベントの開催など)が実施さ
れているが、特に利用が減少している施設については、利用促進に取り組んでもらいたい。
(2)経費削減に関する取り組み
支出額は23年度から2%の増額も、23年度は震災による施設休止期間があり、経費も減少したが、22年度との比較
では、僅かながら減少していることから、経費削減は図られていると思われる。また、計画の管理経費よりも削減されて
いる。
(3)適正な管理運営の確保に対する取り組み
施設の維持管理業務(施設の保守管理、物品管理、清掃、保安警備、植栽管理、拾得物等の取り扱い)について概ね
適切に実施されいた。管理上の瑕疵による大きな事故なども発生しておらず、市が実施したアンケート調査ではスタッフ
の対応などは概ね利用者に満足してもらっているという結果が出ている。
修繕業務について、計画修繕はすべて実施され、また、適切に実施されていた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
・経費については計画通りに実施されているが、利用料金が計画が達成されず赤字収支となってしまっているので、更
なる経費削や減利用促進事業の取り組みなど収支改善を図ること。
168
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
(2)施設概要
駒場運動公園・秋葉の森総合公園・岩槻城址公園・アーバンみらい公園その他街区
公園等・大宮公園サッカー場
1.駒場運動公園
①所在地:浦和区駒場2丁目地内
②施設の設置目的:都市住民全般の主として運動の用に供するため
③施設の概要:面積7.43ha、競技場、補助競技場、相撲場、屋外プール 他
2.秋葉の森総合公園
①所在地:西区大字中釘地内
②設置目的:都市住民全般の休息、鑑賞、散歩、遊戯、運動等総合的な利用に
供するため
③設置の概要:面積7.5ha、サッカー場、多目的広場 他
3.岩槻城址公園
①所在地:岩槻区太田3−4
②設置目的:都市住民全般の休息、鑑賞、散歩、遊戯、運動等総合的な利用に
供するため
③設置の概要:面積14.54ha 野球場、テニスコート(2面)、多目的広場 他
4.アーバンみらい公園他街区公園等
①所在地:市内各所
②設置目的:住民の休息、鑑賞、散歩、遊戯、運動等のレクリエーションの場及び
都市の自然的環境の保全並に改善、都市景観の向上を図るため
③設置の概要:広場、植栽、ベンチ、遊具 他
5.大宮公園サッカー場
①所在地:大宮区高鼻町4丁目地内
②設置目的:地域スポーツの振興及び地域の活性化並に青少年の健全な育成を
図ることを目的とする。
③サッカー専用スタジアム
(3)指定管理者
公益財団法人さいたま市公園緑地協会
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成21年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成22年度1,377,616千円、平成23年度1,373,737千円
平成24年度1,399,829千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営管理業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
・駒場運動公園 :平成24年度 87,989人(前年度209,847人)
・秋葉の森総合公園 :平成24年度 21,042人(前年度 21,571人)
・岩槻城址公園 :平成24年度 52,767人(前年度 53,765人)
・大宮公園サッカー場:平成24年度 271,763人(前年度233,294人)
◇業務実施状況
・施設維持管理業務
・利用者受付業務
・公共施設予約システムによる貸し出し業務
・業務仕様書及び事業計画書による業務
②維持管理業務の状況
◇保守管理業務
・サッカー場、競技場、テニスコート、夏季プール、夜間照明設備等
◇日常清掃業務
・サッカー場、管理棟、屋外プール、園内等
◇定期清掃業務
・管理棟、夏季プール、受水槽、園内等
◇植栽管理業務
・高木剪定、低木剪定、花壇等
169
③その他
【市民協働事業】
・自然保護活動(埼玉県生態系保護協会大宮支部/秋葉の森総合公園)
・多目的広場清掃活動(さいたま市グラウンドゴルフ協会岩槻支部ほか/岩槻城址
公園)
・公園マナー啓発活動(埼玉県立岩槻北陵高校/岩槻城址公園)
・小学校町探検事業への協力(大砂土東小学校/北山公園)
・中学校職場体験(美園中学校/北部工業団地記念公園)
・ホタル育成事業(独立行政法人水資源機構等/七里総合公園)
・公園管理事業(地元自治会、小学校など/城町竹林公園、南平野公園ほか)
・障がい者支援事業(さいたま市障害者総合支援センター/番場公園)
・花植え(地元自治会など/プラザ3号公園、プラザ中央公園、本郷第6公園、大平
公園、松原第3公園)
・セントラルパーク市民協働会議(合併記念見沼公園)
【自主事業】
◇物品販売
・テニスボール、バーベキュー用品等施設利用関連グッズの販売
◇レンタル事業
・テニスラケットのレンタル
◇利用者の便益を図るため
・清涼飲料水等の自動販売機の設置
・売店の設置(大宮公園サッカー場)
・ケータリングカーによる出店(合併記念見沼公園の春まつり・秋まつりで出店)
◇各種教室・イベント
・体力増進!トレーニング教室、スタジアムツアー(大宮公園サッカー場)
・自然観察教室、キッズサバイバル(秋葉の森総合公園ほか)
・第7回公益財団法人さいたま市公園緑地協会杯中学校野球大会(岩槻城址公園
ほか)
・東京ヤクルトスワローズ野球教室(岩槻城址公園)
・花とみどりの教室(岩槻城址公園)
◇その他
・緑化推進事業(ふうせんかずらの種配布)
・夏季プール利用促進事業(ポスター作製)
(6)収支状況
①収入
利用料金収入 39,592千円(前年度 19,100千円)
指定管理料 1,399,829千円(前年度1,373,737千円)
②支出
人件費 218,569千円(前年度208,908千円)
事務費 194,597千円(前年度193,019千円)
施設管理費948,178千円(前年度887,853千円)
(7)その他
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
運動教室・自然体験教室・水
泳教室等の開催
達成状況
駒場運動公園やNACK5スタジアム大宮(大宮公園サッカー場)での運動教室や、
秋葉の森自然公園、別所沼公園などでの自然体験教室等、施設の特性を活かした
教室や講座を開催し、施設の利用促進と緑化の普及啓発に努めた。
職員研修の実施
プール衛生管理者の資格取得、接遇・マナー研修、遊具日常点検講習会など、施
設利用者が安全かつ快適に利用できるよう努めた。また、チェーンソーや刈払機取
扱い研修の受講など、マルチスタッフ化による経費削減の取り組みも進めている。な
お、全職員が救命講習を受講し緊急事態発生の際には、適切な対応がとれるよう
備えている。
さいたま市障がい者支援センターと連携し、公園内の清掃及び除草業務を実施し、
障がい者の積極的な社会参加と自立に向けた雇用促進活動を行った。
障がい者支援事業の実施
170
市民協働事業
施設利用者、地元自治会、ワークショップなどの団体と公園管理活動を実施してお
り、施設の整備や公園美化を図っている。また、イベント等にも積極的に参加し、地
域コミュニティの形成に努めた。
3.評価
(1)指定管理者による評価
「市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進」
○ ホームページによる施設情報の提供や各種教室、イベント等を開催し、公園施設の新たな魅力を伝えることを通
じて、多くの市民に対して利用促進を図りました。また、アンケート調査やホームページへのご意見・ご要望等の内容
を業務に反映し、市民サービスの向上に努めました。
○ 施設利用者の利便性を高めるため、自動販売機の設置や飲食物及び各種物品の販売・レンタルを実施し、サー
ビスの向上に努めました。
「経費の削減」
○ ISO14001認証:2004規格の要求事項に則り、環境負荷の軽減及び省エネルギーに配慮した業務を展開し、経費
の削減に努めました。
○ 経費執行の適正化を図るため業務内容の見直しを継続的に行うとともに、遊具設備等の劣化抑制のための修
繕を計画的に実施する等、将来にわたっての修繕経費の縮減に努めています。
「適正な管理運営の確保」
○各種関係法令及び管理規準に則り、適正かつ安全な施設の管理運営を行いました。特に樹木・植栽管理では施
設点検に基づいて、視認性や美観の確保など安全性、機能性の維持向上に努めました。
○駒場運動公園・秋葉の森総合公園・大宮公園サッカー場では、プロチームによる公式試合等での使用を前提とし
たスポーツターフクオリティを適正に維持するとともに、来場者が安全で快適に観戦できるよう施設、設備等の点検
整備を恒常的に行いました。
〇2011Jリーグアウォーズ(年間表彰)において、NACK5スタジアム大宮が「ベストピッチ賞」を受賞した。
「その他」
○東日本大震災の被災や施設の停止、再開に際しては、市と協議を重ね、大きな支障を生じさせずに施設管理運
営を行いました。
○自治会、非営利法人等の団体と協働による管理作業や、イベント開催などを実施し、公益性の高い市民参加型の
施設運営を行いました。
○公園施設でのイベント開催時等の機会を利用して、緑化推進の普及、啓発活動を行いました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局 北部都市・公園管理事務所 管理課)
(B)
総合評価
※A∼D
(1)市民平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
①有料施設について、平成24年度の利用状況は、岩槻城址公園はほぼ例年並みだが、駒場運動公園(平成23年
度は改修のため1年間使用なし。)、大宮公園サッカー場、秋葉の森総合公園は国際大会などの会場及び練習場な
どに使用されたため、利用団体数などは減少したものの、利用料金収入は大幅に増加(平成22年度比で約70%
増)している。なお、スタジアムの見学ツアーや施設を利用した教室などを開催し、施設の魅力を伝えるような事業が
実施された。
②無料公園においては、街区公園などにおける地域の催しやグラウンドゴルフなどの団体利用等について手続き
(行為許可)・調整を行い、一般の方との利用トラブルを生じさせず、平等な利用の確保を実施した。また、予約シス
テムに入っていない七里総合公園や上落合北公園などのグラウンドの利用調整(予約、抽選)も実施した。
(2)経費削減に関する取り組み
前年度は駒場運動公園の改修に伴う施設の休止があったため、前年比で約7000万円の増額であったが、駒場
運動公園や新規開設公園の増額分などを考慮すると、経費の削減は図られている。
(3)適正な管理運営の確保に対する取り組み
施設の維持管理業務(施設の保守管理、物品管理、清掃、保安警備、植栽管理、拾得物等の取り扱い)について
概ね適切に実施されいた。管理上の瑕疵による大きな事故なども発生しておらず、市が実施したアンケート調査で
はスタッフの対応などは概ね利用者に満足してもらっているという結果が出ている。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
・無料公園などについては、さらに高い水準の維持管理が可能と考えます。園内やトイレ清掃状況の向上、老朽化
等に伴う施設のゆがみや破損などについて、さらに力を入れて取り組んでもらいたい。
・有料施設においては大規模な大会が増加傾向にある。今後も利用調整や最高のコンディションで施設の提供に努
めていただきた。
・公園利用者の立場にたった管理を心がけること。
171
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
浦和総合運動場・浦和北公園・三浦運動公園
(2)施設概要
①所在地
浦和総合運動場 さいたま市浦和区元町1丁目、本太4丁目地内
浦和北公園 さいたま市浦和区常盤9丁目地内
三浦運動公園 さいたま市緑区大字三浦地内
②施設の設置目的
浦和総合運動場 都市住民全般の主として運動の用に供することを目的とす
る。
浦和北公園 高齢者の福祉の増進を図ることを目的とする。
三浦運動公園
主として近隣に居住する者の利用に供することを目的とす
る。
③施設の概要
浦和総合運動場 面積 4.32ha
主な施設 野球場、一般競技場、テニスコート、トレーニング
場他
浦和北公園 面積 1.12ha
主な施設 談話室、テニスコート他
三浦運動公園 面積 1.20ha
主な施設 一般競技場他
(3)指定管理者
アイル・コーポレーション株式会社
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成22年度 60,100千円、平成23年度 59,890千円、平成24年度 59,890千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
利用者数 浦和総合運動場 101,019人(前年度87,692人)
浦和北公園 18,822人(前年度19,819人)
三浦運動公園 15,732人(前年度16,185人)
◇業務実施状況
施設維持管理業務
利用者受付業務
公共施設予約システムによる貸し出し業務
業務仕様書及び事業計画書による業務
②維持管理業務の状況
保守管理業務 野球場、一般競技場、テニスコート、夜間照明設備等
日常清掃業務 管理棟、テニスコートハウス等
定期清掃業務 管理棟、受水槽、園内等
植栽管理業務 高木剪定、低木剪定、花壇等
③その他(自主事業等)
将棋大会 高齢者と子供たちに将棋を通した交流の場を提供した。
野球教室 地域の子供達に野球を通した交流・教育の場を提供した。
テニス教室 地域の子供達にテニスを通して交流・教育の場を提供した。
サッカー教室 女子小学生にサッカーを通して交流・教育の場を提供した。
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 7,726千円(前年度 6,623千円)
・指定管理料 59,890千円(前年度 59,890千円)
②支出
・人件費 13,081千円(前年度12,343千円)
・事務費 10,676千円(前年度9,213千円)
・施設管理費 37,143千円(前年度35,213千円)
(7)その他
172
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
市・市民・地域と一体となった
管理運営の推進
達成状況
利用者アンケート、利用クラブとの意見交換会を実施し、利用者ニーズを調査、収集
した意見を運営に反映した。
利用団体については、大会への積極的な協力を行う事で連携を強めた。
また、自治会との連携を図り、イベントの際に掲示や回覧板への折り込みなどで協
力いただくなど、良好な関係を築いた。
安心・安全で快適な施設環境 修繕については、安全性を優先した計画修繕を実施する事で市民・利用者にとって
づくりの推進
安心できる施設づくりを行った。
また、計画に沿って行う施設清掃に加えて、施設利用が入る前の清掃に力を入れる
など、衛生的に利用できる環境を整えた。
有資格者による「プロ仕様」の 体育施設管理士の有資格者を責任者とした体制で、定期的なレベル測量の実施や
維持管理を実践
グラウンド整備機器の積極活用など、レベルの高いグラウンド作りを行った。また、
利用者の意見を取り入れる臨機応変な対応を行う事で、結果として複数のプロ野球
球団に繰り返し利用されるという形で評価を得た。
緊急時・非常時に備えた万全 市民参加で防災訓練を引き続き実施。市民・施設と共同で、安全に対する考え方の
の体制を構築
レベルアップを図った。また、有事の際の職員役割分担を日々更新し、全職員が常
に防災意識をもって運営に取り組んだ。
近年増加している熱中症への対策として、環境省発表の暑さ指数を基準に利用の
キャンセルを受け付ける方針を取り入れた。
イベントの開催
人気事業を継続して実施した。各イベントについては内容のさらなる充実を図り、さ
らに広報に力を入れる事で多くの市民に喜ばれるイベントを目指した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
市・市民・地域と一体となった管理運営の推進について、利用者ニーズ調査のためのアンケートはもとよ
り、利用団体からさらに多くの要望を把握できるよう、積極的な接触を実施し、テニスクラブについては意
見交換会を開催、収集した要望は施設の趣旨に合わせて採用し、運営に活かしてまいりました。近隣自治会
については、シーズン中の施設スケジュールを配布し、情報を共有することで、近隣住民の生活圏への配慮
を図りました。また、イベント時には自治会掲示板への掲示や回覧板への折り込み等、ご協力いただく事が
出来ました。
安心・安全で快適な施設環境作りの推進について、市民・利用者の皆さまに安心してご利用いただけるよ
う、修繕計画を立てたうえで、危険度の高いものから優先的に修繕を実施し、安全管理に努め、施設を気持
良くご利用いただけるよう、年間計画に沿った清掃に加え、施設利用前の事前清掃を実施しました。
有資格者による「プロ仕様」の維持管理の実践について、体育施設管理士の有資格者を責任者とした体制
を作り、プロ仕様のグラウンドづくりを行いました。また、レベル測量を定期的に実施する事で、常に高水
準のグラウンド維持に努め、グラウンド整備機器を積極的に活用する事で、短期間の整備で質の高いグラウ
ンドに仕上げるとともに、高い施設利用ニーズに応えられるよう努めました。施設利用者からの要望につい
ては臨機応変に対応したことにより、プロ球団から高評価を頂き、継続してご利用いただく事が出来まし
た。
緊急時・非常時に備えた万全の体制の構築について、毎年開催している市民を招いた防災訓練を地域消防
団と共同で引き続き実施し、災害時の職員体制を出勤者全員で毎日確認、即座に対応できる体制を作り、防
災意識を日々向上してまいりました。また熱中症への対策として、環境省の指数をもとに対策ボードを作
成、利用者の目に入る受付脇に設置する事で利用者への注意喚起を行いました。また、一定指数を超えてい
る際はキャンセルを可能とすることで、熱中症被害を最小限に抑えるよう努めました。
イベントの開催について、野球教室、防災訓練、将棋大会、女子サッカー教室など、継続して開催し、参
加者により楽しんで頂けるようイベントの内容を再考し、満足度の向上を図りました。また、ホームペー
ジ、掲示、市報の活用など、様々な媒体での広報を実施、多くの市民に向けてイベント情報を発信しまし
た。
173
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局 南部・都市公園管理事務所 管理課)
(B)
総合評価
※A∼D
(1)市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
・各公園施設でテニス教室・野球教室等、スポーツ振興に寄与する取り組みを図った。
また、浦和北公園では、将棋大会を開催する等、公園の特色を生かし、子供達と高齢者との交流の場を
提供し、市民サービスの向上及び利用促進に努めた。
(2)経費削減に対する取り組み
・軽易な修繕や、除草、清掃等作業を職員で実施、また、委託対応の業務や修繕費削減に努めた。
(3)適正な管理運営の確保に対する取り組み
・施設のキャンセル等の空き情報を利用者に電子配信し、利用率の向上、市民のスポーツ振興の向上に
努めた。利用者の意見や維持管理運営経験を踏まえ、施設の特性に応じた維持管理体制を構築した。
・施設の維持管理業務について、管理上の瑕疵による大きな事故なども発生しておらず、概ね適切に実施され
いた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
施設については、常に良好な状態をたもてるよう細部にわたって維持管理を実施し、利用者に安心・安全・快適な施
設を提供すること。自主事業については各施設の特色を生かした事業の実施を心がけ、さらに利用者にとって身近
で魅力ある公園づくりを心がけること。
174
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
沼影公園
(2)施設概要
①所在地
さいたま市南区沼影2−7
②施設の設置目的
主として近隣に居住する者の利用に供することを目的とする。
③施設の概要
面積 2.42ha
主な施設 屋外プール、室内プール、アイススケート場 他
(3)指定管理者
ケント・コーポレーション・アイル・コーポレーション共同企業体
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成22年度 105,000千円、平成23年度 104,500千円、平成24年度 104,200千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
利用者数 プール 196,768人(前年度 166,778人)
スケート 30,165人(前年度 28,162人)
◇業務実施状況
施設維持管理業務
利用者受付業務
公共施設予約システムによる貸し出し業務
業務仕様書及び事業計画書による業務
②維持管理業務の状況
保守管理業務 屋外・屋内プール、各種機械設備、自家発電機等
日常清掃業務 屋外・屋内プール、管理棟、駐車場等
定期清掃業務 屋外・屋内プール、管理棟、園内等
植栽管理業務 中木剪定、低木剪定、花壇等
③その他(自主事業等)
・ヨガ・ピラティス
健康増進を図るため実施した
・子供体育教室 健康増進を図るため実施した
・水泳教室 健康増進を図るため実施した
・レストハウス運営 利用者の憩いの場としてサービス提供を実施した
・クリスマスイベント プレゼント企画を実施し、集客を図った
(スケートリンク)
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 54,276千円(前年度47,512千円)
・指定管理料 104,200千円(前年度104,500千円)
②支出
・人件費 49,052千円(前年度45,844千円)
・事務費14,601千円(前年度14,727千円)
・施設管理費 93,780千円(前年度88,533千円)
(7)その他
175
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
職員の教育研修の実施
達成状況
施設の特性上、安全対策には最大の重点を置き、定期的かつ継続的に実施するこ
とで、その意識と技術・技能の維持向上に努めた。また、マナー・接遇教育を通して
サービスレベルの向上に努めた。
顧客満足度調査の実施
利用率の高い夏期プール・冬期アイススケート時において、アンケートによる顧客満
足度調査を実施し、その結果を受けてサービスのさらなる向上と利用促進に反映さ
せた。
自主事業の実施
水泳教室及び各種カルチャープログラム、子供体育教室の実施により、自主事業の
充実を図り、施設の稼働率向上に努めた。
地域との連携
地元自治会へ加入し、イベント等への参加・協賛をするとともに、施設及び駐車場を
可能な限り提供する等の取り組みを実施。 また、中学校の職場体験を積極的に受
け入れる等の実施。
3.評価
(1)指定管理者による評価
基本方針に基づき、安全かつ円滑な施設運営と利用促進及び利用者サービス向上に努めました。
安全対策について、必要な講習はもとより、更なる資格取得および講習会受講を積極的に推進し、現場に
フィードバックして研修を 継続することでモラルの高揚並びに技能の維持に努めました。
危機管理について、先の東日本大震災を受けて、緊急対応マニュアルの見直しを実施したことに加え、企
業としてBCP(緊急時事業継続計画)策定に取り組み、より一層の危機管理体制構築を推進しました。
サービスの向上・利用促進については、アンケートによる顧客満足度調査に基づき、PDCAマネジメントサ
イクルにより、改善活動を実施し、また、ホームページやフリーペーパーの活用、自治会広報等の取り組み
による情報発信を行い利用促進に繋げました。
施設目的の達成及び市民協働について、市民のスポーツ実施機会増大に対する取り組みとして、好評企画
のカルチャープログラムや子供体育教室を増設・継続し、安定した利用者数を達成しております。また、各
関係団体との連携により、地域のスポーツ振興に関するイベント(大会)への積極的な施設の提供や地元ス
ポーツチーム並びに各種団体の情報発信(ポスター掲示等)について常時対応し、自治会イベントへの積極
的な参加、協賛も合わせて実施いたしました。
経費の縮減について、軽易な修繕や、除草、清掃等の作業を職員で実施し、費用の縮減に繋げ、また、夏
期・冬期の電力、水道等光熱水使用量に関しては、こまめな設備運転を心がけ節約に努めました。
その他、レストハウスでのエコ箸採用・廃油のリサイクル化への取り組みや、エコキャップ運動、ごみ分
別の徹底等により、環境に配慮した取り組みを実施、啓蒙しました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局 南部・都市公園管理事務所 管理課)
総合評価(B)※A∼D
(1)市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
・地域スポーツ振興の向上を図るためプール運営、アイススケート運営はもとより、自主事業である
ヨガ・ピラティスや子供体育教室等を実施し、市民のスポーツ実施率向上に取り組み、また、地元
と良好な関係を築き、身近な魅力ある公園作りに取り組んだ。
(2)経費削減に対する取り組み
・軽易な修繕や、除草、清掃等の作業を職員で実施し委託対応の業務や修繕費削減に努めた。
(3)適正な管理運営の確保に対する取り組み
・プール監視員の教育や技能・技術研修を実施し質の向上に努め、また、先の震災を教訓としてお客
様避難誘導やマニュアルの見直しを 行い、安全対策を 講じたことは評価できる。
・施設の維持管理業務について、管理上の瑕疵による大きな事故なども発生しておらず、概ね適切に
実施されいた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
施設の管理運営については、基本理念を踏まえ安全管理には十分に配慮するとともに、市民のための公共施設と
して適切な管理運営を実施し、さらに市民のスポーツ振興に寄与すること。
176
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
荒川総合運動公園
(2)施設概要
①所在地
さいたま市桜区大字在家他
②施設の設置目的
都市住民全般の主として運動の用に供することを目的とする。
③施設の概要
面積 28.22ha
主な施設 競技場、一般競技場、サッカー場、野球場、ソフトボール場兼野
球場、テニスコート 他
(3)指定管理者
日本環境マネジメントグループ
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成22年度 71,500千円、 平成23年度 70,942千円、平成24年度 70,384千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
利用者数 166,241人(前年度165,226人)
◇業務実施状況
施設維持管理業務
利用者受付業務
公共施設予約システムによる貸し出し業務
業務仕様書及び事業計画書による業務
②維持管理業務の状況
保守管理業務 芝生、グラウンド、テニスコート、駐車場等
日常清掃業務 管理棟、屋外トイレ等
定期清掃業務 管理棟、受水槽、浄化槽等
植栽管理業務 高木剪定、低木剪定等
③その他(自主事業等)
レンタサイクル 市民の健康増進に資するため実施した。
初心者テニス教室 テニスを通した交流の場を提供した。
工作教室 地域の子供達に交流・教育の場を提供した。
星空観察会 地域の子供達に交流・教育の場を提供した。
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 5,022千円(前年度4,963千円)
・指定管理料 70,384千円(前年度70,942千円)
②支出
・人件費 43,050千円(前年度 43,061千円)
・事務費 13,009千円(前年度13,018千円)
・施設管理費 16,267千円(前年度 15,890千円)
(7)その他
177
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
教育研修の実施
実際の火災を想定した消防訓練を年2回行い、消防への通報訓練、施設内に逃げ
遅れた市民の避難誘導訓練、耐用年数の過ぎた消火器を使用し、実際に消化訓練
を行なった。
また、「事故防止研修」として年2回、刈払機の安全講習を受講したスタッフが実際
に刈払機を使用し、使用方法、作業手順、安全対策、メンテナンス方法等の説明を
行い実技講習を実施した。
自主事業計画
参加者不足、天候不良等によりやむなく中止となったもの以外は実施達成できた。
また今年度より、テニスボールを忘れたお客様向けに販売を開始した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
24年度の評価として、昨年比で利用者数は増加し、利用料金については増収となった。
維持管理としては、芝生のサッカー場とクレーのサッカー場以外の施設で昨年比で利用率が100%を超えることが
できた。
しかし芝生のサッカー場は国交省の工事の影響により、貸出しが出来ない期間があった為利用率に大きく響き、天
候不良後の整備をしっかり行い、少しでも早く復旧させ市民の方に利用していただけるよう心掛けた。
また、利用者サービスの向上を図る為テニスボールの販売もスタートさせた。
しかし、いまだ国交省の工事が続き、公園利用に多少の制限等がありますが、市や関係各所との情報交換等を行
いながら安全第一で施設の運営を行なっていきたい。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局 南部・都市公園管理事務所 管理課)
(B)
総合評価
※A∼D
(1)市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
・常に公園利用者の立場に立った管理運営を実施しており、特に良好なグラウンド状態を心がけていた。
また、当公園の広大な敷地、地形を考慮した自主事業を実施し、利用者に好評を得た。
(2)経費削減に関する取り組み
・委託対応の業務、修繕等を自社で実施するなど、経費削減に努めた。
(3)適正な管理運営の確保に対する取り組み
・安全講習会や緊急時の避難訓練等の講習を実施し職員の資質向上に努めた。
・施設の維持管理業務について、管理上の瑕疵による大きな事故なども発生しておらず、概ね適切に実施
されいた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
グラウンドの維持管理については雨天後の早期復旧、不陸整正等、利用者に不便が無いようさらに維持管理に
努め、利用者に安心・安全・快適な施設を提供すること。
自主事業については、さらに当公園の地形等の特色を生かした事業を提案し実施すること。
178
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
下落合プール・与野中央公園・八王子公園
(2)施設概要
①所在地
下落合プール さいたま市中央区下落合5−11−10
与野中央公園 さいたま市中央区新中里4丁目地内
八王子公園 さいたま市中央区八王子4丁目地内
②施設の設置目的
下落合プール 市民の体力増進及びレクリエーション活動の推進を図り、
明るく豊かな市民生活の形成に寄与することを目的とする。
与野中央公園 都市住民全般の休息、鑑賞、散歩、遊戯、運動等総合的な
利用に供することを目的とする。
八王子公園 主として近隣に居住する者の利用に供することを目的とする。
③施設の概要
下落合プール 面積 0.57ha
主な施設 屋外プール、屋内プール、駐車場 他
与野中央公園 面積 1.38ha
主な施設 テニスコート、広場、遊具、トイレ、駐車場 他
八王子公園 面積 3.76ha
主な施設 野球場、テニスコート、広場、遊具、トイレ、駐車場他
(3)指定管理者
公益財団法人 さいたま市公園緑地協会
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成22年度 69,262千円、平成23年度 69,094千円、平成24年度 68,929千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
利用者数 下落合プール 77,047人(前年度71,089人)
与野中央公園 32,839人(前年度 31,817人)
八王子公園 16,445人(前年度18,168人)
◇業務実施状況
施設維持管理業務
利用者受付業務
公共施設予約システムによる貸し出し業務
業務仕様書及び事業計画書による業務
②維持管理業務の状況
保守管理業務 屋外・屋内プール、野球場、テニスコート、広場等
日常清掃業務 屋外・屋内プール、管理棟、園内等
定期清掃業務 管理等、園内等
植栽管理業務 高木剪定、低木剪定、花壇等
③その他(自主事業等)
かんたんアクアエクササイズ 健康増進を図るため実施
肩こり・腰痛解消アクア 健康増進を図るため実施
①収入
・利用料金収入 19,440千円(前年度18,108千円)
・指定管理料 68,929千円(前年度 69,094千円)
②支出
・人件費 28,727千円(前年度 23,100千円)
・事務費 3,742千円(前年度3,273千円)
・施設管理費 59,172 千円(前年度58,875千円)
(6)収支状況
(7)その他
179
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
要望・意見の受付及び情報発 ホームページを活用し、公園施設の紹介や利用案内、各種事業案内を行うとともに、
信
要望・意見を随時受付し、サービスの向上に努めた。
市民協働事業
八王子公園において、近隣の中学校・高校とともに花壇づくりに取り組んだほか、定
期的に清掃活動を行うなど、公園の維持管理について協働事業が図られた。
自主事業計画
利用促進の方策として、ポイントカードの継続実施やプールでの「かんたんアクア」・
「肩こり・腰痛アクア」などの各種教室を実施し、自主事業の充実に努めた。
障がい者支援事業の実施
社会貢献活動のひとつとして、障がい者団体と清掃委託業務を締結し、障がい者の積
極的な社会参加と自立に向け支援を行った。
3.評価
(1)指定管理者による評価
市民の平等利用・市民サービスの向上・利用促進について、下落合プールでは「かんたんアクア」等の開催及び「共
通ポイントカード」を発行し、市民サービスの充実並びに相互利用の促進を図り効果が得られました。施設利用の利便
性を高めるため、自動販売機の設置や各種物品の販売・レンタルを実施したほか、屋外夏期プールにおいて軽食等
のとれる売店を設置するなどサービスの向上に努めました。
また、アンケート調査やホームページへのご意見・ご要望等の内容を業務に反映し、市民サービスの向上に努めまし
た。
経費の削減について、環境負荷の軽減及び省エネルギーに配慮した業務を展開し、経費の削減に努め、職員によ
る施設点検に基づいて遊具設備等の劣化抑制のための修繕を計画的に実施する等、将来にわたっての修繕経費の
縮減に努めています。
適正な管理運営の確保について、継続的な職員教育を施して人的管理を充実させつつ、定期的な巡回や施設点検
により安全性を高め、各種法令や基準等に基づいた施設管理を行うことで安全管理体制の確立を図りました。
その他、市民協働事業として、八王子公園において八王子中学校・いずみ高校とともに花壇のデザインや草花の選
定・植栽・管理等について協議しながら花壇づくりに取り組みました。併せて定期的な清掃活動を行うとともに公園の
維持管理にあたりました。
また、下落合プールでは盛夏期に緑のカーテンを実施し、事務所内の温度を抑え、省エネに努めるとともに、緑化推
進の普及、啓発を行いました。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:都市局 南部・都市公園管理事務所 管理課)
総合評価(B)※A∼D
(1)市民の平等利用、市民サービスの向上、利用促進等に関する取り組み
・地域スポーツ振興の向上を図るためプール運営を実施し、利用者の利便性を図るため自主事業を実施した。
また、屋外施設についても良好な状態を保つよう維持管理を行った。市民共同事業を実施するなど地元と良好
な関係を築き、市民に愛着のある公園つくりを行った。
(2)経費削減に対する取り組み
・軽易な修繕や、除草、清掃等の作業を職員で実施し経費削減に努めるとともに、環境負荷の軽減、省エネル
ギーに配慮した業務を展開し、経費の削減に努めた。
(3)適正な管理運営の確保に対する取り組み
・継続的な職員教育を施して人的管理を充実させつつ、定期的な巡回や施設点検により安全性を高め、各種
法令や基準等に基づいた施設管理を行うことで安全管理体制の確立を図った。
・施設の維持管理業務について、管理上の瑕疵による大きな事故なども発生しておらず、概ね適切に実施され
ていた。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
テニスコート等屋外施設については、常に良好な状態をたもてるよう細部にわたって維持管理を実施し利用者に安
心・安全・快適な施設を提供すること。市民、利用者にとってさらに愛着のある公園作りに取り組むこと。
180
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
(2)施設概要
市営氷川住宅
シビック住宅天沼
【市営氷川住宅】
①所在地:大宮区下町3−8−8
②施設の設置目的:大宮氷川参道の整備事業に伴い、移転が必要となる地域内で
住居又は営業しており、入居を必要とする方の移転先とするため
③施設の概要:鉄筋コンクリート造3階建、昭和61年度建設、住戸12戸、付属店舗
3戸
【シビック住宅天沼】
①所在地:大宮区天沼町2−913−4
②施設の設置目的:中堅所得者に居住環境が良好な賃貸住宅を供給し、居住水準
の向上をはかるため
③施設の概要:鉄筋コンクリート造3階建、平成8年度建設、住戸15戸
(3)指定管理者
埼玉県住宅供給公社
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成27年3月31日
②指定管理料(税込)
平成22年度4,966千円、平成23年度12,736千円
平成24年度13,206千円
(5)施設の管理運営の内容
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況
市営氷川住宅:12戸(空き0戸)
シビック住宅天沼:15戸(h25/7月現在:空き1戸)
◇業務実施状況
入居者募集業務
入居者管理業務
修繕工事業務
財産管理業務
債権管理業務
②維持管理業務の状況
給水施設保守点検
消防設備等保守点検
受水槽清掃
樹木剪定
排水管保守点検
③その他(自主事業等)
(6)収支状況
①収入
・指定管理料13,206千円(前年度12,736千円)
②支出
・事務費1,769千円(前年度1,545千円)
・経費 211千円(前年度219千円)
・施設管理費11,225千円(前年度10,971千円)
(7)その他
181
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
達成状況
特になし
3.評価
(1)指定管理者による評価
①債権管理業務においては、訪問、電話、による納入指導を的確に実施し、明渡し訴訟提起を猶予している1名を
除き、収納率100%とした。
②県営住宅や市営住宅と一体的に運用することにより、合理的に24時間体制の緊急対応システムを実施し、経費
の縮減と入居者・市民へのサービス向上を継続して図った。
③市営住宅と一体的に修繕工事と保守点検業務を実施し、効率的な予算執行を行った。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:建設局建築部住宅課)
(B)
総合評価
※A∼D
県営住宅や他の市営住宅と一体的に運営することにより、経費節減・入居者サービスの向上に努めている。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
シビック住宅天沼については引き続き入居者確保のとりくみをすすめると同時に、県営住宅・市営住宅等との一体
的な管理という利点を活かして経費の縮減に努めてもらいたい。
182
指定管理者評価シート(平成24年度)
1.管理運営の状況等
(1)施設名
さいたま市宇宙劇場
(2)施設概要
①所在地 さいたま市大宮区錦町682番地2
②施設の設置目的 市民の科学知識の普及と文化活動の推進を図り、もって
地域文化の向上に寄与するため
③施設の概要
3階から5階 ホール 傾斜型ドーム(直径23m)座席数290席
(車いす席あり)
5階 第1集会室及び第2集会室 定員各36名
第3集会室 定員20名、研修室 定員48名
(3)指定管理者
公益財団法人さいたま市文化振興事業団
(4)指定期間、指定管理料
①指定期間
平成22年4月1日∼平成26年3月31日
②指定管理料
平成22年度115,947千円、平成23年度115,947千円、平成24年度115,947千円
①運営業務の状況(利用状況含む)
◇利用状況、
貸会議室等利用者数 74,888名(前年度 75,581名)
一般番組入場者数 40,165名(前年度 38,804名)
普及事業参加者数 3,436名(前年度 3,254名)
◇業務実施状況
集会室等の貸出
プラネタリウムの投影、超大型映画の上映
各種普及事業の実施
(5)施設の管理運営の内容
②維持管理業務の状況
施設設備、備品等の保守管理
施設の清掃
施設の機械警備
③その他(自主事業等)
・観望会の実施
・アロマテラピーinプラネタリウム、クリスマスコンサートinプラネタリウムなどの
ほか、星空散歩と朗読の夕べ、星空散歩七夕スペシャルウィークの実施な
ど、種々特別投影の実施をはじめとして、親子望遠鏡教室、渡部潤一講演
会の開催など各種講座の実施.さいたま市文化協会との共催事業の実施
・日本宇宙少年団さいたま支部支部活動支援の実施
(6)収支状況
①収入
・利用料金収入 31,459千円(前年度 30,956千円)
・指定管理料 115,947千円(前年度 115,947千円)
・その他の収入 503千円(前年度 569千円
②支出
・人件費 73,032千円(前年度 65,471千円)
・事務費 669千円(前年度 558千円)
・施設管理費 71,701千円(前年度 73,053千円)
(7)その他
183
2.提案内容の達成状況
(指定管理者から提案のあった項目の達成状況)
提案内容
建物等の保守管理・修繕
達成状況
天井灯照明器具を一部LED化して、節電に努めた。また、プラネタリウム投影機電源
部の修繕を実施し、立ち上げ時の動作不安定を改善した。
施設環境の整備
集会室および研修室内のスタッキングチェアについて、老朽化が目立っていたため、
張り替え修繕を実施し、利用者の快適性向上を図った。
多岐にわたる天文普及活動
プラネタリウム投影ばかりでなく、屋上での観望会を定期的に実施したり、講演会を
開催することで、市民の方々の宇宙に対する興味、関心を高めることに貢献した。
各種団体の活動支援
日本宇宙少年団さいたま支部の活動に対しては、月2回の分団活動に対する支援
のほか、各種支部活動の支援を実施した。
市民グループ「さいたまプラネタリウムクリエイト」に対し、ホールでのプラネタリウム
投影の機会を提供するなど、活動に協力した。
3.評価
(1)指定管理者による評価
施設の設置目的に則し、市民の科学知識の普及と文化活動の推進を図り、もって地域文化の向上に貢献するた
め、各種事業を展開した。実施した各種事業については、入場者、参加者等にアンケート調査を実施し、市民のニー
ズに的確に応えられるよう情報を収集し、今後の事業展開に役立てていきたいと考えている。
ホール事業については、市民グループ「さいたまプラネタリウムクリエイト」の投影会を実施するなど、施設の市民開
放に努めた。また、季節に応じて投影内容を変えることで、幅広い年齢層の市民が利用しやすいよう工夫した。
また、プラネタリウムとアロマテラピー効果を組み合わせたり、朗読を実施したり、生演奏コンサートを開催するな
ど、従来のスタイルにとらわれない投影を実施することで新たな顧客を獲得することができた。
一方、集会室等の貸出業務については、室内のスタッキングチェアの張り替え修繕を実施することで利用者が快適
に利用できるよう努めた。
(2)さいたま市の評価(評価担当課:教育委員会事務局 生涯学習部 青少年宇宙科学館)
(B)
※A∼D
総合評価
・利用者数については、貸し会議室の利用者は昨年度の実績を下回ったが、プラネリウム・超大型映画
の一般番組投影や普及事業については昨年度の実績を上回り、トータルでは微増である。
・プラネタリウム投影と生演奏やアロマテラピー、朗読を組み合わせるなど、工夫した投影を引き続き実
施しており、新たな顧客の獲得に努めている点は評価できる。
・プラネタリウム・超大型映画の一般入場者数は、目標値に達していない。さらに事業の充実や広報活
動の工夫を図るなどして入場者数の増加に努める必要性がある。
・老朽化しつつあるプラネタリウム機器の故障等に対しては、適切に対応し入場者への影響を最小限
に抑えた点は評価できる。
・館内照明器具のLED化や天井灯の一部減灯を実施するなど節電に努め、経費の節減を図った点は
評価できる。
(3)来年度の管理運営に対する指導事項等
・プラネタリウムや超大型映画等で多くの番組を上映しているが、一般入場者数が目標値に達していない。投影番組
の適切な選
定、広報活動の活性化に努めるなどして、一般入場者数の増加を図ること。
・前年と比較して、貸し会議室の利用者数が減少しているので、その増加を図る方策を講じること。
・プラネタリウム機器のメンテナンスを確実に実施し、故障が発生しないように維持管理に努めること。
・光熱水費の節減に努めること。
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