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に掲げた新規施策等における平成28年度の 主な取組
資料4 ★「京都市未来こども 京都市未来こどもはぐくみ こどもはぐくみプラン はぐくみプラン」 プラン」に掲げた新規 げた新規施策 新規施策等 施策等における平成 における平成2 平成28年度の 年度の 主な取組 《第1章》子どもを社会 どもを社会の 社会の宝として市民 として市民・ 市民・地域ぐるみで 地域ぐるみで子育 ぐるみで子育て 子育てを支え合う子育て 子育て支 援の風土づくり 風土づくり ● 001 「京都はぐくみ憲章」の普及と憲章の理念に基づく実践の推進 (001 「京都はぐくみ憲章」の普及と憲章の理念に基づく実践の推進) 憲章の理念に基づく実践行動が,市民生活のあらゆる場に息づくよう,毎年度 の「行動指針」の制定,憲章の「実践推進者」の表彰をはじめ,憲章の実践を推 進する機運づくりを進める。 また,憲章の実践活動や子育て等に役立つ情報について,従来の広報媒体に加 え,スマートフォンアプリ等を活用して情報発信を行うなど,市民が憲章を身近 に感じ,その実践につながる効果的な取組を推進する。 (実施内容) ・ 行動指針の策定 「薬物乱用対策」等を重点行動に定める。 ・ 実践推進者表彰の実施 等 〔保健福祉局 児童家庭課,教育委員会事務局 生涯学習部,全局・区〕 《第2章》次世代を 次世代を育むすべての家庭 むすべての家庭を 家庭を支援し 支援し支え合えるまちづくり ● 016,038 子育て支援活動いきいきセンター(つどいの広場)事業の充実 (016 地域における子育て支援拠点としての幼稚園,保育園(所),認定こども園, 児童館等の機能強化) (038 児童館,子育て支援活動いきいきセンター(つどいの広場)の運営) <予算額:8,200千円> 子育て支援活動いきいきセンター(つどいの広場)において,平成27年度にモ デル実施した「地域支援」と「出張ひろば」の取組について,その両方を組み合わ せた事業を,各行政区(全11箇所)で展開できるよう新たに6箇所で実施し,地 域の子育て支援機能の充実を図る。 (実施内容) ・ 地域支援 地域団体との協働による伝統文化や習慣を伝承する行事等の実施 父親サークルの育成など男性の育児参加を促進する事業 等 ・ 出張ひろば つどいの広場の職員が地域に出向き,地域の身近な場所で交流事業等を実施 (実施箇所) 5→11箇所 (全体事業費) 175百万円(政策枠8百万円,政策枠以外167百万円) 〔保健福祉局 児童家庭課〕 ● 024,025,026,027 「真のワーク・ライフ・バランス」推進計画(改定版)の策定 (024 働き方の見直しによる仕事と生活の調和の推進のための広報・啓発) (025 企業等における仕事と家庭生活等の両立支援の取組の推進) (026 男性が積極的に家事,子育て等に関わることができる環境・機運づくりの推進 ) (027 企業を通じた勤労者への両立支援や子育て支援施策に関する情報提供等の推進) <予算額:5,000千円> 現行プラン(平成24年度~平成32年度)について,中間年度である平成28 年度に計画の進捗状況及び社会情勢等の内容を踏まえた見直しを行い,「真のワー ク・ライフ・バランス」推進計画(改定版)を策定する。 見直しに当たっては,市民や事業者も交えた意見交換の場を設けるなど,広く意 見を聴取したうえで,計画内容を確定する。 〔文化市民局 男女共同参画推進課〕 ● 025 仕事と子育て両立支援事業(庁内モデル職場へのコンサルティング実施に よる働き方の見直し) (025 企業等における仕事と家庭生活等の両立支援の取組の推進) <予算額:5,000千円> 本市職員自らが,仕事と家庭生活を調和させ,地域で京都のまちづくりに率先し て取り組むという「真のワーク・ライフ・バランス」を実現するため,庁内モデル 職場を設定し,働き方についての専門家のコンサルティングを受けることにより, 短時間で成果をあげる「生産性の高い働き方」への転換を図る。 〔行財政局 人事課〕 ● 029 駅等のバリアフリー化の推進 (029 「ユニバーサルデザイン」の理念に基づく子育てしやすい生活環境の整備) <予算額:163,813千円> 高齢者や障害のある方をはじめ,すべての人が安心・安全で円滑に移動できる 社会を実現するため,駅及び周辺道路等のバリアフリー化を推進する。 平成28年度においては,西大路駅(JR西日本)及びその周辺の区域を対象 とする西大路地区において,学識経験者,利用者代表,地元代表,交通事業者, 関係行政機関が参画する「バリアフリー移動等円滑化基本構想策定連絡会議」を 開催し,「基本構想」を策定する。 また,策定済の「基本構想」に基づき,西院駅(京福電気鉄道),西院駅,嵐 山駅,松尾大社駅及び上桂駅(以上,阪急電鉄)のバリアフリー化整備に対して 補助金を交付する。 併せて,1日平均利用者数が1万人以上の駅のホームにおける利用者の転落防 止対策として,嵯峨嵐山駅(JR西日本)及び向島駅(近畿日本鉄道)の内方線 付き点状ブロックの整備に対して補助金を交付する。 〔都市計画局 歩くまち京都推進室〕 ● 032 梅小路公園魅力向上 (032 主要公園の運営) <予算額:38,000千円> 京都水族館(平成24年3月)及び京都鉄道博物館(平成28年4月)が開業 し,今後JR新駅(平成31年春)が開業予定となっており,梅小路公園を訪れ る市民及び観光客の方が増加することが予想されており,梅小路公園の魅力と来 園者の利便性を更に高めることが求められている。 このため,平成28年度は,梅小路公園の魅力と来園者の利便性を更に高める ため,公衆トイレの洋式化及び石材園路の改修等を行う。 〔建設局 みどり政策推進室〕 ● 036 子育て・若年層世帯向けすまい支援事業 (036 多様な世代が安心して暮らせる市営住宅の供給) <予算額:284,500千円> ① 子育て・若年層世帯に対する住宅支援 子育て・若年層世帯が京都に魅力を感じ,京都に住んでみたいと思う住環境の 整備を推進する。 ・ 市営住宅において,子育て・若年層向けにリノベーションした住戸を供給 ・ 民間賃貸住宅において,子育て・若年層向けにリノベーションを行う際の改 修に対し,助成を実施 ・ 子育て世帯が求める地域の情報など,幅広いニーズに対応した住情報を発信 ② 住教育・住育の推進 すまいに関する基礎的な知識・知恵や京都らしい暮らし方を学ぶ「住教育」 及び子どもたちが健やかに育つすまい方を創造する「住育」の取組を推進する。 〔都市計画局 住宅政策課〕 《第3章》子どもを安心 どもを安心して 安心して生 して生み健やかに育 やかに育てることのできるまちづくり( てることのできるまちづくり(「京都市 「京都市 母子保健計画」 母子保健計画」) ● 051 次世代はぐくみプロジェクト事業 (051 学校保健・地域保健等の連携による思春期保健対策の強化) <予算額:1,200千円> 近い将来に親として役割を担うことになる思春期の子どもたちが,心身共に健や かに成長し,豊かな父性・母性を育むことができるよう,学校等において,体験型 思春期健康教育を実施するとともに,子どもたちを取り巻く地域の関係機関とのネ ットワークを構築する。 〔保健福祉局 保健医療課〕 ● 060 不妊治療費助成の拡充 (060 不妊に対する支援の充実) <予算額:89,100千円> 少子化対策の観点から,不妊治療費助成制度を拡充し,保険適用外の体外受精及 び顕微授精の経済的負担を軽減することで,子どもを授かりたいと願う方への支援 を拡充する。 初回治療の助成額を引上げ(上限15万円→上限30万円) 〔保健福祉局 保健医療課〕 ● 063 京都版ブックスタート事業 (063 乳幼児健康診査の充実) <予算額:14,000千円> すべての乳児を対象とする8箇月児健康診査において,従来から実施している市 民ボランティアによる読み聞かせやアドバイスを行う「絵本ふれあい事業」と併せ て,絵本一冊とリユースできる手提げ袋等を合わせた「読み聞かせスタートパック」 を手渡し,親子一緒に絵本と触れ合い,親しむきっかけづくりとなる取組を行う。 〔保健福祉局 保健医療課〕 ● 084 第2期京都市食の安全安心推進計画(平成28年度~32年度)のリーデ ィング事業 (084 食の安全・安心対策の推進) <予算額:3,100千円> 第2期京都市食の安全安心推進計画(平成28年度~32年度)のリーディング 事業として,食品等事業者の自主的な衛生管理を推進するため「京(みやこ)・食 の安全衛生管理認証制度」の更なる活用や,若年層を対象にした「リスクコミュニ ケーション」を推進させ,更なる食の安全安心の一層の確保を図る。 (事業内容) ① 京(みやこ)・食の安全衛生管理認証制度の更なる活用 ・自主的な衛生管理の取組の推進に向け再構築する認証制度の周知啓発 ② 若年層を対象とした「リスクコミュニケーション」の推進 ・啓発動画の作成による幼児,小・中学生向け対策 ・大学生向け食品衛生講習会による食品衛生の知識を有する学生の育成 ・若年層を中心に多発しているカンピロバクター(※)等食中毒予防対策 ※ 家畜,家禽の腸管に広く分布する食中毒を起こす細菌の一種 〔保健福祉局 保健医療課〕 《第4章》安心して 安心して子育 して子育てできる 子育てできる幼児教育 てできる幼児教育・ 幼児教育・保育の 保育の充実 ● 086 保育所待機児童の解消 (086 保育所「待機児童ゼロ」を継続するための取組) <予算額:1,406,300千円> ① 民間保育所等整備助成 1,178,200千円 全体 685人分(政策枠485人分,政策枠以外200人分) (新築) 1箇所分 (老朽改築及び定員増) 7箇所分(うち実施箇所確定4箇所) ・「陵ヶ岡保育園」 定 員 180→225人 場 所 山科区御陵荒巻町(山科児童館との合築) 助 成総額 297百万円(平成28~29年度2年計画事業) ・「向上社保育園」 定 員 90→110人 場 所 右京区西院北矢掛町(向上社児童館との合築) 助 成総額 186百万円 ・「まこと幼児園」 定 員 90→110人 場 所 右京区嵯峨大覚寺門前登リ町 助 成総額 32百万円 ・「下鳥羽保育園」 定 員 220→240人 場 所 伏見区下鳥羽長田町 助 成総額 303百万円(平成28~29年度2年計画事業) (増築) 4箇所分(うち実施箇所確定1箇所) ・「久世西保育園」 定 員 160→200人 場 所 南区久世上久世町 助 成総額 51百万円 (分園) 3箇所分(うち実施箇所確定1箇所) ・「陵ヶ岡保育園分園」(債務負担行為設定のみ) 定 員 20人 場 所 山科区日ノ岡坂脇町(後述の山科児童館跡地に整備) 助 成総額 79百万円 ② 小規模保育整備助成 82人分 209,500千円 (新設) 5箇所分 ③ 保育所等防音壁設置事業 18,600千円 近隣住民に配慮した防音対策のため,保育所等の防音壁設置にかかる事業に対 して補助を行う。 3箇所分 全体事業費 2,373百万円(政策枠1,406百万円,政策枠以外967百万円) 〔保健福祉局 保育課〕 ● 087 民間社会福祉施設耐震改修助成 (087 認可保育所の整備による受入児童数の拡大) <予算額:362,500千円> 耐震改修を実施する社会福祉法人に対し,「京都市民営保育園耐震化計画」及び 「京都市民間社会福祉施設等耐震化計画」に基づき,改修に係る経費を助成する。 助成箇所数 民間保育所 8箇所分,民設児童館 1箇所分,民設障害福祉施設 1箇所分 〔保健福祉局 障害保健福祉推進室〕 〔保健福祉局 児童家庭課〕 〔保健福祉局 保育課〕 ● 090 保育人材確保事業 (090 人材確保に向けた取組の推進) <予算額:698,800千円> ① 保育補助者雇上げのための貸付事業 604,300千円 保育所等に対し,保育補助者の雇用に係る費用を貸し付け,当該保育補助者が 保育士資格を取得した場合は,返還を免除する。 ② 保育所等保育士資格取得支援事業 18,600千円 保育所等が雇用している保育補助者が,保育士資格取得のために要した保育士 養成施設における受講料等の一部を補助する。 ③ 保育士試験合格者に対する実技講習 500千円 実務経験のない保育士試験合格者を対象に,実技講習を実施する。 ④ 京都市保育人材サポートセンター設置運営事業の充実 2,000千円 潜在保育士等に対して定期的に求人情報や就職説明会等の案内を行い,保育所 等への就職支援を充実する。 ⑤ 保育所等における業務効率化の推進 73,400千円 保育士の負担を軽減し,就業の継続や保育の質の向上につなげるため,指導計 画作成等のシステム導入や事故防止等のためのカメラ設置に係る費用を補助す る。 〔保健福祉局 保育課〕 ● 095 1歳児保育における保育士配置体制の充実 (095 幼児教育・保育の質の向上に向けた取組) <予算額:99,800千円> 本市では,これまでから保育所等において国基準を上回る保育士配置を行ってい るが,平成28年度から新たに,運動機能の向上や自我の芽生え等,発達の著しい 1歳児の中でも月齢の低い児童(1歳6箇月未満)について,本市の保育士配置基 準を超えて保育士を配置した場合に要する費用を助成する制度を創設する。 本市の保育士配置基準 児童5:保育士1(国基準は児童6:保育士1) → 児童4:保育士1の配置が可能となるよう支援 (※ 対象児童は毎月逓減するため,保育士を通年配置する場合は4.6:1) 〔保健福祉局 保育課〕 ● 099,100,102 多様な保育サービスの拡充 (099 延長保育事業(時間外保育事業)の充実) (100 一時預かり事業の充実(一般型)) (102 病児・病後児保育事業の充実) <予算額:38,500千円> ① ② ③ 時間外保育事業の拡充 29,700千円 受入体制の充実 全体事業費 603百万円 (政策枠30百万円, 政策枠以外573百万円) 一時預かり事業(一般型)の拡充 5,200千円 実施箇所 52→54箇所 全体事業費 175百万円 (政策枠5百万円,政策枠以外170百万円) 病児・病後児保育事業の拡充 3,600千円 実施箇所 病児保育(病後児併設型)5箇所(うち1箇所の受入体制充実) 全体事業費 76百万円 (政策枠4百万円,政策枠以外72百万円) 〔保健福祉局 保育課〕 《第5章》放課後の 放課後の子どもたちの居場所 どもたちの居場所づくり 居場所づくり(「 づくり(「京都市放課後子 (「京都市放課後子ども 京都市放課後子ども総合 ども総合プラン 総合プラン」) プラン」) ● 113 地域学童クラブの新規開設 (113 学童クラブ事業及び放課後ほっと広場等の充実) <予算額:3,400千円> 学童クラブのない左京区八瀬地域における放課後児童対策として,新たに1箇所 で学童クラブ事業を実施する団体に補助を行う。 実施箇所 13→14箇所 〔保健福祉局 児童家庭課〕 ● 115,202 重症心身障害児放課後等デイサービス事業運営補助 (115 学童クラブ事業における障害のある児童の受入の促進) (202 療育支援体制の充実) <予算額:5,700千円> 重症心身障害児を主な対象とする放課後等デイサービスについては,児童の医療 的ケア等のための専従職員の配置が必要となり,事業者負担が重くなることから, 設置が十分に進んでいないため,重症心身障害児の受入人数に応じた運営補助制度 を新たに創設し,受入枠の拡大を促進する。(政令指定都市で初) 平成28年度受入枠 25人(平成29年度以降,順次拡大を検討) 〔保健福祉局 障害保健福祉推進室〕 ● 民設児童館整備助成 <予算額:41,100千円> (移転改築) ・「山科児童館」 老朽化した山科児童館について,陵ヶ岡保育園の老朽改築と合わせて,民設民 営化による移転合築化を行う。 場 所 山科区御陵荒巻町(前述の陵ヶ岡保育園敷地へ移転) 助 成総額 32百万円(平成28~29年度2年計画事業) (老朽改築) ・「向上社児童館」 向上社保育園の老朽改築に合わせて,合築の児童館について,改築する。 場 所 右京区西院北矢掛町 助 成総額 32百万円 〔保健福祉局 児童家庭課〕 ● 市有建築物(児童館)の耐震改修 <予算額:106,500千円> 耐震化が必要な市有の児童館について,耐震改修を実施する。 (改修)今熊野児童館,洛陽児童館,納所城之内児童館,深草児童館 〔保健福祉局 児童家庭課〕 《第6章》伝統と 伝統と文化を 文化を受け継ぎ,次代と 次代と自らの未来 らの未来を 未来を切り拓く子どもたちを育 どもたちを育む まちづくり ● 126 放課後・学力ステップアップ事業の実施 (未来スタディ・サポート教室実施校拡大) (126 京都まなびプロジェクトの推進) <予算額:15,940千円> 家庭の経済状況に関わらず,全ての子どもたちが可能性を最大限に伸ばせる教育 環境づくりを目的として,基礎的な学力や家庭での学習習慣が十分に身についてい ない中学生を対象に放課後の学習サポートを行う「未来スタディ・サポート教室」 について,実施校数を中学校の約6割に拡大する。 平成27年度 20校 → 平成28年度 40校 〔教育委員会事務局 学校指導課〕 ● 127 京北地域小中一貫教育校整備 (127 校種間連携・小中一貫教育の推進) <予算額:242,400千円> 右京区京北地域の3小学校(京北第一・京北第二・京北第三小学校)を統合し, 周山中学校と併せた施設一体型小中一貫教育校の新設を求める地元からの要望書 (平成27年7月提出)を踏まえ,引き続き,地元住民の皆様に対する丁寧な説明 に努め,御意見をしっかりといただきながら,取組を進める。 〔教育委員会事務局 教育環境整備室〕 〔教育委員会事務局 学校統合推進室〕 ● 129 グローバルコミュニケーション力育成プロジェクトの推進 (129 グローバル人材の育成に向けた英語教育等の充実) <予算額:14,000千円> グローバル化が進展する中で必要性がますます高まっている英語力の向上を図 るとともに,京都の魅力を海外に発信する生徒を育成するため,これまで進めてき た「京・英語スタンダード」の推進(小中学校)やALT(外国語指導助手)全校 配置(小学校・中学校・高等学校・総合支援学校)に加え,全市立高校への英語4 技能(聞く・話す・読む・書く)検定試験の導入をはじめとする取組を推進し,子 どもたちのグローバルコミュニケーション力の更なる向上を図る。 平成28年度の新たな取組 ・ 英語4技能検定試験の全高校導入 ・ ジュニア京都検定テキスト英語訳版の作成 ・ 京都工学院高校(平成28年4月開校)へのALTの配置 〔教育委員会事務局 学校指導課〕 〔教育委員会事務局 生涯学習部〕 ● 130 学校教育をはじめ,あらゆる機会を通じた伝統的な文化芸術に触れる取 組(公演鑑賞) (130 京都ならではの伝統文化教育等の推進) <予算額:6,700千円> 中学生を対象に, 和の文化を体感できる場所において,伝統芸能を鑑賞する公演 を行い,子どもたちが優れた文化芸術に触れる機会を提供する。 〔文化市民局 文化芸術企画課〕 ● 130 市立高校生徒を対象とした「茶道」を中心としたおもてなし事業の実施 (130 京都ならではの伝統文化教育等の推進) <予算額:3,000千円> 市立高校生が「茶道」及びその他の伝統文化を体験する機会を創設し,我が国の 伝統文化を理解し,尊重するとともに,そこから派生する古典や歴史等,日本文化 の豊かなつながりに気づく契機とする。さらに,こうした取組を通して,世界中か らの観光客をおもてなしの心で迎える資質や素養を育てる。 実施に当たっては,産業観光局の市立高校生きもの着付け体験モデル事業とも連 携した取組を展開する。 〔教育委員会事務局 学校指導課〕 ● 132 環境教育基本指針の策定 (132 環境教育の推進) <予算額:1,000千円> 京都市環境基本計画の改定(平成27年度)に当たって,今後,持続可能な社 会をつくるうえで,最大の鍵となるのが人の環境に関する知識・意識の向上及び 行動の活性化であると考え,環境保全を主体的に進めることのできる「ひとづく り」を推進し,家庭,学校,地域,事業活動などの幅広い場で,ライフステージ に応じた,市民・事業者への環境教育・学習の機会を充実させる。 平成28年度は,庁内における環境教育の推進体制を構築するとともに,関係 機関や有識者,市民団体等からの意見もいただきながら,家庭,学校,地域,事 業活動などの幅広い場において,環境とのつながりや,環境保全についての理解 を深めるための環境教育を,ライフステージに応じて系統的かつ統合的に推進し ていくための,環境教育基本指針を策定する。 〔環境政策局 環境総務課〕 ● 133 学校司書(学校図書館運営支援員)の配置日数拡大 (133 「第3次京都市子ども読書活動推進計画」を踏まえた魅力ある学校図書館づ くりの推進) <予算額:21,500千円> 本市において,平成26年3月に策定した第3次子ども読書活動推進計画に定め る,本との出会いと読書習慣の定着に向けた取組を更に進めるため,平成27年度 までに全小中学校(239校)への配置が完了した学校司書(学校図書館運営支援 員)について,配置日数の拡大を進める。 また,国においても,学校司書の配置を努力義務とする学校図書館法の改正が行 われており(平成27年4月施行),読書活動はもとより言語活動の充実や探究的 な学習における学校図書館の活用と学校司書の役割が一層重要になっていること から,平成28年度は,週1日の配置となっている170校のうち76校について 週2日の配置へと拡大する。 〔教育委員会事務局 学校指導課〕 ● 137 道徳教育の教科化に向けた京都ならではの道徳教育の実践 (137 道徳教育の推進) <予算額:3,104千円> 道徳の教科化(小学校:平成30年度,中学校:平成31年度)に向け,平成 28年4月から,全小・中・総合支援学校において新しい学習指導要領に沿った 道徳へ移行(先行実施)する。 また,教科化の際に導入される道徳教育の評価の調査研究,各地域の道徳教育を 牽引するコーディネーター役として「道徳教育推進リーダー教師」の指名,全小中 学校での保護者・地域参加型(協働型)公開授業の実施など,本市がこれまで積み 上げてきた小中一貫の道徳教育と市民ぐるみの「しなやかな」道徳教育を柱に,平 成30年度からの全面実施を見据え,更なる実践研究を進める。 〔教育委員会事務局 学校指導課〕 〔教育委員会事務局 総合育成支援課〕 ● 140 スクールソーシャルワーカーの更なる配置拡大 (140 スクールソーシャルワーカーの更なる配置拡大) <予算額:33,632千円> いじめ・不登校などの多様な課題について,教職員と専門スタッフ,福祉・医療 機関など外部の関係機関が連携して取り組むことの重要性が高まっていることか ら,教育分野のみならず社会福祉の専門的な知識・技術を有するスクールソーシャ ルワーカーの更なる増員を行う。 配置校数 23 → 29校 〔教育委員会事務局 生徒指導課〕 ● 141 不登校児童生徒支援に関する教員向けハンドブック作成・配布 (141 不登校児童生徒に対する取組) <予算額:1,940千円> 国における「チーム学校」等の新たな動きを踏まえるとともに,本市がこれま で取り組んできたスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとの連 携,クラスマネジメントシートの活用など,不登校児童生徒支援の知見をまとめ た教員向けハンドブックを作成・配布し,より効果的な対応に向け教員の資質向 上を図る。 〔教育委員会事務局 生徒指導課〕 ● 142 外部コーチ派遣拡充など運動部活動指導体制の充実 (142 子どもの体力向上の取組) <予算額:17,900千円> 中学校及び高等学校の運動部活動において,技術指導に優れた外部指導者を派遣 する「外部コーチ派遣事業」を充実し,運動部活動の更なる活性化と顧問の負担軽 減を図る。 〔教育委員会事務局 体育健康教育室〕 ● 143 本市独自予算による栄養教諭配置拡大 (143 食育の推進) <予算額:20,000千円> 食物アレルギーのある児童へのきめ細やかな対応や,ユネスコ無形文化遺産登録 を契機とした小学校給食での和食の推進など,食に関する指導の充実に向け,学校 における食指導の中心である栄養教諭について,平成28年度・平成29年度の2 箇年で,国の基準を超えて本市独自予算で計7名を任用することにより,兼務によ る小学校全校(166校)の配置を実現する。 配置校数 現状:152校/166校 〔教育委員会事務局 教職員人事課〕 〔教育委員会事務局 体育健康教育室〕 ● 145 インターネットの危険性から子どもを守る取組の推進 (145 インターネットの危険性から子どもを守る取組の推進) <予算額:3,045千円> スマートフォン等の急速な普及に伴い,子どもたちの間でSNSの利用をめぐる問 題が浮き彫りになっていることから,保護者,市民団体,携帯電話事業者,学校及 び行政機関が連携し,情報モラル教育の強化や危険性・依存性の啓発を行い,イン ターネット等に潜む危険性から子どもたちを守る取組を社会全体で展開する。 平成28年度の新たな取組 ・ 小中学生が主体的に課題を理解して自ら解決策を考え,保護者の課題意識 の向上及び家庭等での行動の支援にもつながる学習・啓発プログラム(平成 27年度に作成)を小・中・総合支援学校で活用する。 〔教育委員会事務局 学校事務支援室〕 〔教育委員会事務局 生徒指導課〕 〔教育委員会事務局 生涯学習部〕 146,147 障害者差別解消法施行に伴う取組 ● (146 切れ目のない支援の推進) (147 支援を要する子どもへの学習支援の充実) <予算額:10,300千円> 平成28年4月に施行された「障害者差別解消法」,法に基づく「障害を理由と する差別の解消の推進に関する京都市対応要領」も踏まえ,学校教育・生涯学習の 分野における取組を一層推進する。 (実施内容) ・ 普及啓発事業 保護者向けリーフレット配布,本市の総合支援学校の紹介ブース等の設置 や福祉機器の展示などを含めたセミナーや体験イベントの開催 など ・ 障害のある児童・生徒のための学習環境充実 音声認識システムの試行導入や拡大読書器整備など ・ 市立図書館の更なる利便性向上 録音図書のデータ提供や拡大読書器更新など 〔教育委員会事務局 総合育成支援課〕 〔教育委員会事務局 生涯学習部〕 ● 149 新しい普通科系高校の創設に向けた基本構想策定 (149 進路希望の実現を目指す特色ある高校づくり) <予算額:13,000千円> 平成27年6月に策定した「京都市立洛陽工業高校跡地における『新しい普通科 系高校の創設に関する基本方針』」に基づき,洛陽・伏見工業高校の再編・統合に より活用可能となる洛陽工業高校敷地に,塔南高校を移転・再編し,より充実した 教育環境の下で新しい普通科系高校を創設するため,平成28年度に基本構想の策 定に着手する。 〔教育委員会事務局 教育環境整備室〕 〔教育委員会事務局 学校指導課〕 ● 154 年代に応じた防災カリキュラムによる,幼少年期からの防災教育の充実 (154 学校における防災教育の推進) <予算額:2,000千円> 地域防災の担い手となる幼少年の防災教育を充実させるため,関係部局等と連携 し,年代に応じた防災カリキュラムの作成に取組むことで,いざというときに自ら 考え行動できるとともに,周りの人を助けることができる人づくりを推進し,災害 対応力を向上させる。 (年次計画) 平成28年度 年代別防災教育プログラム検討 平成29年度 モデル学校で試行運用,年代別防災教育プログラム策定 〔消防局 市民安全課〕 ● 「政治的教養を育む教育学習指導案集」を活用した教育実践事業 <予算額:3,900千円> 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる改正公職選挙法が平成28年6月に 施行されることを受け,平成27年度に本市独自に作成した「政治的教養を育む教 育にかかる学習指導案集」を活用し,小・中・高それぞれの発達段階に応じた体系 的な取組を進める。 〔教育委員会事務局 学校指導課〕 ● 多文化が息づくまちづくりに向けた日本語指導体制の充実 <予算額:16,200千円> 本市では,「京都市国際化推進プラン」において,留学生の受け入れについて重 点的に取り組んでいることなどから,諸外国の児童生徒が在籍する学校が増加して いる。こうした中で外国にルーツを持つ児童生徒に対する日本語指導の更なる充実 に向け,日本語指導担当教員の配置を拡大するなど体制の拡充を行うとともに,指 導力向上のための研修を実施する。 〔教育委員会事務局 学校指導課〕 《第7章》支援を 支援を必要とする 必要とする子 とする子どもや家庭 どもや家庭を 家庭を大切にするまちづくり 大切にするまちづくり ● 183 地域リハビリテーション推進センター,こころの健康増進センター及び児 童福祉センターの合築化に向けた基本構想の策定 (183 児童福祉センター(児童相談所)の体制及び機能の強化) <予算額:1,000千円> 障害保健福祉施策の総合的な推進及び少子化が進む中,拡大する養育不安など に対応した児童福祉施策の充実・強化を図るため,地域リハビリテーション推進 センター,こころの健康増進センター及び児童福祉センターの3施設の合築によ る機能充実の考え方を,平成26年2月に公表した。 3施設合築化による障害相談体制の「ワンストップ化」の実現に向けた先行取 組として,平成27年度は,旧身体障害者リハビリテーションセンターから地域 リハビリテーション推進センターへの再編を実施するとともに,高次脳機能障害 者支援センターの新設,こころの健康増進センターの移転による身体・精神の相 談窓口の併設化に取り組んできた。 平成28年度は,政令市で初となる児童福祉部門と併設した身体・知的・精神 の「3障害一体となった総合相談窓口」等の設置に向け,平成27年度の取組状 況も踏まえて,より効果的・効率的な実施体制・手法等を検討するため,3施設 合築化の基本構想を策定する。 (参考)合築化用地 住 所 中京区壬生東高田町(市立病院北側) 敷地面積 5,970㎡ (内訳) 現京都市衛生環境研究所敷地面積 4,380㎡ 元こころの健康増進センター敷地面積 1,590㎡ 〔保健福祉局 障害保健福祉推進室〕 ● 188 「平安徳義会乳児院」整備助成 (188 本体施設の小規模化と施設機能の地域分散化の推進) <予算額:29,200千円> 老朽化が進行しているうえ,耐震化の取組が必要な「平安徳義会乳児院」を建て 替え,小規模グループケア化を実施し,養育環境の向上を図る。 場 所 西京区大原野灰方町 助 成総額 97百万円(平成28~29年度2年計画事業) 〔保健福祉局 児童家庭課〕 《第8章》ひとり親家庭 ひとり親家庭の 親家庭の自立促進( 自立促進(「京都市 「京都市ひとり 京都市ひとり親家庭自立促進計画 ひとり親家庭自立促進計画」 親家庭自立促進計画」) ● 212,218 ひとり親家庭自立支援対策の拡充 (212 ひとり親家庭等日常生活支援事業の推進) (218 高等職業訓練促進給付金等事業の推進) <予算額:203,300千円> ① 高等職業訓練促進給付金等事業の拡充 ひとり親家庭の就業に結びつきやすい資格の取得を促進するため,資格取得 に必要な養成機関修業期間中の生活費等の負担を軽減するための給付金を支給 する等事業について,支給期間の延長(2年→3年)及び通信制の活用による 利用要件の緩和を図るとともに,新たに修業期間の短い調理師及び製菓衛生師 の資格を対象に加える。 ② 自立支援教育訓練給付金の拡充 ひとり親家庭の主体的な能力開発の取組を支援するため,教育訓練講座を受 講するひとり親家庭の親に対して自立支援教育訓練給付金の支給をしている当 事業について,受講費用に対する給付金の支給割合を拡大(2割→6割)する とともに,支給額上限を引き上げる。 (10万円→20万円) ③ ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業の対象拡大 ひとり親家庭の親が高卒認定試験合格のための講座(通信講座を含む)を受 講・修了時及び合格時に受講費用の一部を支給する当事業について,新たにひ とり親家庭の子どもを対象に加える。 ④ ひとり親家庭等日常生活支援事業の利用範囲の拡大 ひとり親家庭の親が,就学や疾病等の事由により,家事援助や保育サービス が必要となった場合に,無料又は低料金で家庭生活支援員を派遣させる当事業 について,これまでは一時的な事由のみ対象であったが,未就学児のいるひと り親家庭については,定期的な家事援助・保育サービスを対象とする。 ⑤ 児童扶養手当の機能の拡充 ひとり親家庭等に支給する児童扶養手当について,第2子以降の支給額を増 額する。 第2子加算額 :5千円 ⇒ 1万円(最大) 第3子以降加算額:3千円 ⇒ 6千円(最大) ⑥ 母子父子寡婦福祉資金貸付金の拡充 ひとり親家庭等の生活の安定や子どもの福祉の増進を図るための貸付金につ いて,子どもの学校の授業料等の修学資金の貸付限度額(一般分)をこれまで の1.5倍に拡充する。 連帯保証人がいない場合の利子:1.5%→1.0% ※ 就学支度資金,修学資金,修業資金,就職支度資金(児童に係るもの) については,連帯保証人がいなくても無利子。 〔保健福祉局 児童家庭課〕 ● 214 生活保護世帯等生活困窮世帯の子どもに対する学習支援の充実 (214 学習支援の取組) <予算額:9,427千円> 子どもの貧困対策の一つとして,平成22年度から生活保護受給世帯を対象に 学習会を開催し,高校進学に向けた学習支援,事業参加を通じた日常的・社会的 な能力の修得や居場所づくりに取り組んでおり,平成28年度からは,さらに, 経済的困窮により支援を必要とするひとり親家庭の子どもを対象に加える。 〔保健福祉局 地域福祉課〕 〔保健福祉局 児童家庭課〕 ● 228 デートDV予防事業 (228 DV(ドメスティック・バイオレンス)対策の充実) <予算額:3,600千円> 暴力を容認しない社会風土を醸成することを目的として,DVの被害者にも加 害者にもならないための関係構築や相談を受けた時に正しく対応できるよう,中 学生や高校生等の若年層を対象に,授業での使用を想定したDVDを制作し,京 都市内の中学校,高等学校等と連携した啓発を実施する。 〔文化市民局 男女共同参画推進課〕 《参考》 参考》貧困家庭の 貧困家庭の子ども等 ども等に対する取組 する取組の 取組の推進 ● 貧困家庭の子ども等に係る実態調査等 <予算額:10,000千円(平成28年5月補正)> 貧困家庭の子ども等の問題を解決するため,子どもが置かれている状態や,家 庭の子育て力の実態について,的確かつ正確に把握する必要があることから,実 態調査を実施するとともに,貧困家庭の子ども等の対策に特化した実施計画を策 定する。 〔保健福祉局 児童家庭課〕