...

H28事業概要

by user

on
Category: Documents
627

views

Report

Comments

Transcript

H28事業概要
平成 28 年度
保健所事業概要
岡 崎 市 保 健 所
目
第1章 総括
第1 岡崎市の概況…………………………… 1
次
第11 医療給付事業……………………………
217
第12 健康おかざき21計画(第2次)
第2 沿革……………………………………… 2
「健やか親子分野」の推進事業………
226
第3 保健所組織・職員数…………………… 5
第13 岡崎市母子保健事業の変遷……………
236
第4 保健所業務内容………………………… 7
第14 精神保健福祉事業………………………
242
第5 予算の状況……………………………… 9
第15 自殺予防対策事業………………………
255
第6 施設の概要……………………………… 10
第16 難病対策事業……………………………
262
第7 附属機関等……………………………… 15
【動物総合センター】
第1 動物1班…………………………………
277
第2章 平成28年度事業計画
第2 動物2班…………………………………
283
第1 保健総務課 重点事業………………… 19
第2 生活衛生課 重点事業………………… 20
第3 健康増進課 重点事業………………… 21
第4 動物総合センター 重点事業………… 22
第3章 平成27年度事業実績
【保健総務課】
第1 総務企画班……………………………… 23
第2 医務指導班……………………………… 28
第3 施設整備班……………………………… 34
【生活衛生課】
第1 環境衛生班……………………………… 37
第2 食品衛生班……………………………… 43
第3 感染症対策班…………………………… 51
第4 衛生検査班……………………………… 66
【健康増進課】
第1 食育推進事業…………………………… 77
第2 栄養改善事業…………………………… 84
第3 成人保健事業…………………………… 89
第4 健康づくり事業…………………………121
第5 歯科保健…………………………………138
第6 周産期保健指導事業……………………157
第7 乳幼児健康診査事業……………………170
第8 健康診査事後指導教室事業……………199
第9 発達相談・発達支援事業………………203
第10 地区活動…………………………………210
参考資料……………………………………………
289
第1章
総
括
第1章 総括
第1
岡崎市の概況
岡崎市は、愛知県の中央部に位置し、古より東西交通の要衝として栄え、江戸幕府を開いた徳
川家康公の生誕地として、悠久の歴史と伝統に育まれた美しい都市である。
大正5年に県下で3番目、全国で67番目に市制を施行し、平成15年には中核市に移行、平成18
年には隣接する額田町と合併し、西三河の中心都市として発展を続けている。
市内に流れる矢作川、乙川の清流が醸し出す魅力ある景観と、徳川家及び三河武士に由来する
数多くの歴史文化資産を活かし、「人、水、緑が輝く
活気に満ちた
美しい都市
岡崎」を将
来都市像に掲げ、「夢ある次の新しい岡崎」の創造を進めている。
保健部門においては、「健やかに安心して暮らせるまちづくり」を基本政策に、「市民一人ひ
とりが健康で自立して生活ができ、衛生的な状態が保たれていること」及び「安心して暮らせる
医療体制が整っていること」をめざし、健康・医療に配慮が行き届いた社会の実現に向けた保健
サービスを展開している。
岡崎市位置
● 岡崎市の位置
● 岡崎市の面積
東経137度10分 北緯34度57分
387.20k㎡(東西 29.1km 南北 20.2km)
1
第1章 総括
第2
沿革
平成13年4月
福祉保健部保健衛生課に保健所準備班を設置
企画部企画課に中核市対策班を設置
平成14年4月
関係部署への市職員派遣研修を開始
岡崎保健所
事務1人、薬剤師1人、獣医師2人、保健師1人
西尾保健所
臨床検査技師1人
愛知県庁 事務1人、薬剤師1人、獣医師1人
平成14年5月
5月臨時市議会にて「中核市の指定申し出」議案が賛成多数で可決
平成14年5月
愛知県知事に「中核市の指定申し出の同意申出書」を提出
平成14年7月
愛知県から「中核市指定の申出に対する同意書」を受領
平成14年8月
総務大臣へ中核市指定の申出
平成14年11月
岡崎市を中核市に指定する政令が公布
平成14年12月
「岡崎市保健所の設置等に関する条例」、
「岡崎市結核診査協議会条例」、
「岡崎市感染症診査協議会条例」、
「岡崎市動物の愛護及び管理に関する条例」、
「岡崎市食品衛生に係る営業の基準に関する条例」の制定
平成15年3月
「岡崎市旅館業の施設の構造設備の基準に関する条例」、
「岡崎市一般と畜場の構造設備の基準に関する条例」、
「岡崎市保健所の設置等に関する条例施行規則」、
「岡崎市医療法施行細則」、
「岡崎市臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律施行細則」、
「岡崎市母子保健法施行細則」、
「岡崎市旅館業法施行細則」、
「岡崎市公衆浴場法施行細則」、
「岡崎市興行場法施行細則」、
「岡崎市理容師法施行細則」、
「岡崎市美容師法施行細則」、
「岡崎市クリーニング業法施行細則」、
「岡崎市墓地、埋葬等に関する法律施行細則」、
「岡崎市水道法施行細則」、
「岡崎市動物の愛護及び管理に関する条例施行規則」、
2
第1章 総括
「岡崎市化製場等に関する法律施行細則」、
「岡崎市栄養改善法施行細則」、
「岡崎市食品衛生規則」、
「岡崎市建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行細則」、
「岡崎市食鳥処理の事業の規則及び食鳥検査に関する法律施行細則」の制定
「岡崎市事務委任規則」、
「岡崎市児童福祉法施行細則」の全部改正
「岡崎市狂犬病予防法施行細則」の一部改正
平成15年3月
愛知県と事務引継書の締結
平成15年4月
中核市移行に伴い、岡崎市保健所を設置し、市職員61人、愛知県派遣職員21人、
計82人で業務を開始する。(3課8班体制)
総
務
課 管理班、事業班
生活衛生課 公衆衛生班、食品衛生班、試験検査班
保健予防課 健康増進班、母子保健班、精神難病班
平成16年4月
市職員69人、愛知県派遣職員15人、計84人
平成17年3月
本館1階に総合窓口を設置
平成17年4月
市職員83人、愛知県派遣職員10人、計93人
平成18年4月
市職員97人、愛知県派遣職員6人、計103人
平成19年4月
市職員100人、愛知県派遣職員5人、計105人
平成20年3月
保健所を岡崎げんき館内に移転
平成20年4月
市職員115人(兼務6人を含む。)、愛知県派遣職員4人、計119人
総務課に企画班、生活衛生課に食育推進班を新設
保健予防課を健康増進課に、精神難病班を精神・難病班に名称変更
動物関連部署の一元化に伴い、動物総合センターを保健所公所として新設
検査関連部署の一元化に伴い、生活衛生課の試験検査班を環境部の総合検査セン
ターに移管(生活衛生課兼務)
平成21年4月
市職員120人(兼務6人を含む。)、愛知県派遣職員1人、計121人
健康増進課に総務班を新設
総務課の管理班を総務班に名称変更
3
第1章 総括
平成22年4月
市職員127人(兼務6人を含む。)、愛知県派遣職員1人、計128人
生活衛生課に感染症対策班を新設
生活衛生課の公衆衛生班を環境衛生班に名称変更
平成23年4月
市職員127人、愛知県派遣職員1人、計128人
生活衛生課に環境部総合検査センターから衛生検査班を移管
健康増進課の総務班を廃止、母子保健班を母子保健1班及び母子保健2班に分轄
平成24年4月
市職員132人、愛知県派遣職員1人、計133人
福祉保健部を福祉部と保健部に分轄し、保健所部署を保健部へ移管
総務課を保健総務課に名称変更
平成25年4月
市職員132人、愛知県派遣職員2人、計134人
保健部長と保健所長の兼務を解消
保健総務課を総務班、企画事業班、施設整備班に再編
平成26年4月
市職員134人、愛知県派遣職員2人、計136人
平成27年4月
市職員137人、愛知県派遣職員1人、計138人
保健総務課総務班を総務企画班に、企画事業班を医務指導班に名称変更
生活衛生課の食育推進班を健康増進課に移管し、食育栄養班に名称変更
健康増進課に地域保健担当課長を配置
平成28年4月
市職員139人
保健総務課に地域医療施策推進班を新設
4
第1章 総括
第3
保健所組織・職員数
平成28年4月1日現在
保健総務課長
(次長兼務)
総務企画班
4人
医務指導班
6人
地域医療施策推進班 3人
施設整備班
6人
(墓園管理事務所・斎場) 3人
保健部長
保健所長
生活衛生課長
(次長兼務)
環境衛生班
5人
食品衛生班
9人
感染症対策班 10人
健康増進課長
(次長兼務)
地域保健担当課長
(母子保健1班班長兼務)
衛生検査班
6人
食育栄養班
7人
健康増進班
10人
母子保健1班 10人
母子保健2班 12人
精神・難病班 11人
動物総合センター所長
(次長兼務)
5
動物1班
9人
動物2班
13人
第1章 総括
課・職種別職員数
職
種
保健総務課
医師
1[1]
薬剤師
2
獣医師
保健師
2
看護師
1
臨床検査技師
診療放射線技師
1
生活衛生課
健康増進課
動物総合センター
計
1[1]
8
10
7
1
4
37[3]
7
15
43[3]
1
3
3
1
2
歯科衛生士
2
2
管理栄養士
3
3
精神保健福祉士
4
4
事務職
13
6
技術職
1
1
5
3
27
2
保育職
0
技能業務職(事務業務)
4
1
技能業務職
計
25[1]
31
1
6
13
13
52[3]
23
3
131[4]
再任用職員
2
2
任期付職員(再掲)
1(再掲)
3(再掲)
4(再掲)
1
1
臨時的任用職員
嘱託職員
1
嘱託員
7
計
11
9
9
職員数:139人(嘱託職員及び嘱託員を除く)
※[
]は任期付職員で内数
6
7
14
6
30
8
1
16
28
10
58
第1章 総括
第4
保健所業務内容
保健総務課
課名
班名
総務企画班
医務指導班
業務内容
(1)
総合計画、予算及び行政改革に係る保健部内の調整に関すること。
(2)
(1)に掲げるもののほか、保健部内の総合調整に関すること。
(3)
地域保健に関する協議及び調整をすること。
(4)
げんき館に関する事務を処理すること。
(5)
人口動態統計その他地域保健に係る統計に関すること。
(1)
災害医療対策に関すること。
(2)
病院、診療所及び助産所に関すること。
(3)
歯科技工所及び施術所に関すること。
(4)
岡崎市医療安全支援センターに関すること。
(5)
死体の解剖及び保存を許可すること。
(6)
保健医療従事者等の免許(他の課の所管に属するものを除く。)に関
すること。
(7) 原子爆弾被害者の援護に関する法律に基づく申請書等の進達に関する
こと。
(8) 石綿による健康被害の救済に関する法律に基づく申請書等の進達に関
すること。
地域医療施策推進班
施設整備班
(1)
地域医療に関する施策を推進すること。
(2)
救急医療対策に関すること。
(1)
岡崎市斎場に関する事務を処理すること。
(2)
岡崎墓園を管理すること。
(3)
岡崎市斎場及び岡崎墓園の施設の整備を計画すること。
(4)
改葬を許可すること。
(5)
生活衛生課
環境衛生班
岡崎市有欠町共同墓地、岡崎市有中町共同墓地その他市有墓地を管理
すること。
(1) 興行場、旅館、公衆浴場、理容所、美容所及びクリーニング所の衛生
に関すること。
(2)
墓地、埋葬等の規制に関すること。
(3)
専用水道、簡易専用水道等の指導に関すること。
(4)
建築物における衛生的環境の確保に関すること。
(5)
有害物質を含有する家庭用品の規制に関すること。
(6)
プール等の指導に関すること。
(7)
衛生検査所に関すること。
(8)
麻薬及び向精神薬に関すること。
(9)
薬事に関すること。
(10) 毒物及び劇物に関すること。
(11) 薬剤師、臨床検査技師、衛生検査技師及びクリーニング師の免許に関
すること。
7
第1章 総括
食品衛生班
感染症対策班
(1)
食品衛生に関すること。
(2)
食鳥処理及び食鳥検査に関すること。
(3)
と畜場に関すること。
(4)
調理師、製菓衛生師及びふぐ処理師の免許に関すること。
(1)
感染症に関すること。
(2)
岡崎市感染症診査協議会及び岡崎市新型インフルエンザ等対策本部の
庶務を処理すること。
健康増進課
(3)
予防接種に関すること。
衛生検査班
(1)
衛生に関する検査をすること。
食育栄養班
(1)
食育に関すること。
(2)
岡崎市食育推進会議の庶務を処理すること。
(3)
栄養調査及び栄養指導に関すること。
(4)
栄養士及び管理栄養士の免許に関すること。
(1)
健康づくりの推進に関すること。
(2)
生活習慣病等の予防に関すること。
(3)
歯科保健に関すること。
母子保健1班
(1)
母子健康手帳の交付に関すること。
母子保健2班
(2)
妊産婦及び乳幼児の健康診査及び保健指導に関すること。
健康増進班
(3)
精神・難病班
動物総合センター
動物1班
動物2班
未熟児養育医療、自立支援医療(育成医療)及び小児慢性特定疾病児
の医療の給付に関すること。
(4)
不妊治療費の助成に関すること。
(1)
精神保健及び自殺対策に関すること。
(2)
難病患者及びその家族の相談及び支援に関すること。
(1)
動物の愛護及び管理に関すること。
(2)
狂犬病予防に関すること。
(3)
化製場及び動物処理場に関すること。
(1)
家畜を診療し、及び当該事務について関係課等と連絡すること。
(2)
東公園動物園を管理し、及び運営すること。
8
第1章 総括
第5
予算の状況
(単位:千円)
歳
款
12 分担金及び負担金
入
項
目
1
負担金
3
衛生費負担金
1
2
使用料
手数料
3
3
4
衛生使用料
衛生手数料
農林業手数料
1
国庫負担金
2
3
国庫補助金
委託金
1
2
3
3
民生費国庫負担金
衛生費国庫負担金
衛生費国庫補助金
衛生費委託金
1
県負担金
2
県補助金
1
2
3
民生費県負担金
衛生費県負担金
衛生費県補助金
2 財産売払収入
1
2
2
財産貸付収入
利子及び配当金
物品売払収入
1
4
衛生費寄附金
13 使用料及び手数料
14
15
16
国庫支出金
県支出金
財産収入
1 財産運用収入
17
寄附金
20
諸収入
寄附金
4 受託事業収入
5 雑入
計
3 農林業費受託事業収入
2 雑入
歳
3
4
款
民生費
項
農林業費
8
土木費
27年度
比較
4,561
269
4,561
269
132,359
13,687
86,788
10,774
43,171
2,713
2,400
200
151,197 △ 4,855
6,092
△ 92
81,199 △ 12,597
56,021
6,466
7,885
1,368
34,447
8,539
3,046
△ 46
4,524
306
26,877
8,279
3,157
8,689
1,276
555
1,875
8,130
6
4
1
0
1
0
79,552
9,815
5,700
△ 100
73,852
9,915
405,274
36,144
出
目
3
児童福祉費
1
児童福祉総務費
1
保健衛生費
1 保健衛生総務費
2 感染症予防費
3 予防対策費
4 母子保健費
5 保健所費
6 火葬場費
7 墓地管理費
9 岡崎げんき館費
10 動物総合センター費
1
農業費
5
産振興費
6
公園緑地費
計
2
公園費
衛生費
6
28年度
4,830
4,830
146,046
97,562
45,884
2,600
146,342
6,000
68,602
62,487
9,253
42,986
3,000
4,830
35,156
11,846
1,831
10,005
10
1
1
89,367
5,600
83,767
441,418
9
28年度
13,161
13,161
7,521,285
1,840,195
106,350
1,229,367
634,546
300,732
2,614,575
74,418
479,528
241,574
6,695
6,695
24,984
24,984
7,566,125
27年度
12,642
12,642
4,977,702
1,821,337
114,770
1,283,770
600,873
307,019
50,126
79,965
462,444
257,398
6,224
6,224
25,352
25,352
5,021,920
比較
519
519
2,543,583
18,858
△ 8,420
△ 54,403
33,673
△ 6,287
2,564,449
△ 5,547
17,084
△ 15,824
471
471
△ 368
△ 368
2,544,205
第1章 総括
第6
1
施設の概要
岡崎げんき館
(1)
所在地
岡崎市若宮町二丁目1番地1
(2)
敷地面積
13,263.56㎡
(3)
建物延面積
7,563.25㎡
(4)
(5)
建物構造
既設棟
鉄骨鉄筋コンクリート造
地上3階一部4階
新設棟
鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
地上3階
事業年度
設計及び建設期間 平成18年7月~平成20年1月
供用開始
平成20年3月1日
維持管理及び運営期間
(6)
平成20年3月~平成45年3月
開館
平成20年3月1日
(7)
施設整備費
3,191,567千円(25年間の割賦手数料を含む。)
2
市有共同墓地
公衆衛生その他公共の福祉の増進を図るため、いわゆるポツダム政令により、土地所有権が市
に帰属した墓地のうち、昭和39年4月1日から岡崎市墓地条例により、現在2共同墓地を管理し
ている。
(1)
(2)
岡崎市有欠町共同墓地
位置
岡崎市欠町字狐ヶ入24番1ほか
面積
5,443.00㎡
利用許可数
901基
岡崎市有中町共同墓地
位置
岡崎市中町字東丸根63番1ほか
面積
5,253.67㎡
利用許可数
422基
10
第1章 総括
3
その他の市有墓地(旧慣墓地)
いわゆるポツダム政令により、土地所有権が市に帰属した墓地のうち、前ページ「2
市有共
同墓地」以外の墓地の管理は、市と「墓地の管理に関する覚書」の締結をし、地元の墓地管理者
が行っている。
4
(1)
墓地の数
312箇所
墓地の総面積
137,348.68㎡
岡崎墓園
所在地
岡崎市才栗町字流石51番地
(2)
都市計画決定
昭和45年12月16日(告示)
(3)
都市計画事業認可
昭和46年2月3日(指令)
(4)
墓園面積
304,803.92㎡
(5)
墓域面積
98,892㎡
(6)
墓地面積
47,508㎡
(7)
区画数
12,388区画
(8)
墓地の形状及び墓園永代使用料
区
5
(1)
分
面積(㎡) 墓園永代使用料(円)※H15.1.1改正
2型墓地
2
160,000
4型墓地
4
320,000
6型墓地
6
480,000
8型墓地
8
640,000
岡崎墓園納骨堂
所在地
岡崎市才栗町字流石51番地
(2)
構造
鉄骨造2階建
(3)
建築面積
442.58㎡
11
第1章 総括
(4)
延床面積
1階(葬祭場・控室)
263.60㎡
2階(納骨室・礼拝室・和室)
427.98㎡
3階(塔屋)
9.66㎡
計
(5)
701.24㎡
始業
平成6年10月1日
(6)
総事業費
353,048千円(H5~6継続事業)
(7)
葬祭場使用料(H26.4.1改正)
葬祭場・和室
和室
(8)
(1)
5,240円
延長1時間につき
1,570円
1時間につき
市外利用者1.5倍
310円
納骨堂納骨壇使用料(H26.4.1改正)
区
6
4時間につき
利用年数
分
3年間(1基)
5年間(1基)
3段式
12,570円
20,970円
5段式
7,540円
12,570円
岡崎市斎場(火葬場)
所在地
岡崎市才栗町字左世保田1番地3
(2)
都市計画決定
昭和46年11月20日
(3)
都市計画事業認可
昭和50年9月16日(変更認可)
(4)
敷地面積
35,958.56㎡
(5)
床面積
建物
面積
火葬棟
RC-1
602.94㎡
待合棟
RC-1
479.57㎡
渡り廊下
S-1
97.50㎡
残灰庫
RC-1
7.35㎡
車庫兼倉庫
S-1
22.68㎡
車庫軽量鉄骨
22.70㎡
計
1,232.74㎡
昭和58年3月増築
平成5年8月新築
12
第1章 総括
(6)
施設内容
火葬炉10基、動物焼却炉1基、無煙無臭装置再燃炉11基、
火葬棟
事務室、収骨室2、告別ホール、霊安室、祭壇2
待合棟
(7)
待合室6室、ロビー
工事費等
(単位:千円)
土地購入費
17,018
造成工事費
66,150
建物工事費及び築炉工事費
246,515
植栽工事費
3,450
計
(8)
(9)
333,133
財源
(千円)
起債
124,000
補助金
20,000
市費
189,133
供用開始
昭和51年6月1日
(10) 火葬場使用料(H26.4.1改正)
区
(単位:円)
分
市内
市外
幸田町
その他
12歳以上
無料
4,000
8,000
12歳未満
無料
3,000
6,000
死胎
無料
1,500
3,000
動
猫、又はこれと同じ程度の大きさのもの
1,080
1,620
1,620
物
中型犬、又はこれと同じ程度の大きさのもの
2,160
3,240
3,240
その他のもの
3,240
4,860
4,860
無料
無料
無料
待合室使用料
施設の老朽化や超高齢社会の到来による火葬需要の増加に対応するため、平成28年6月1日の供用開
始を目指し、新しい火葬場の建設を進めています。
■主な施設概要
・鉄筋コンクリート造り2階建て
・述べ床面積約5,000㎡
・火葬炉数14基(うち動物炉1基)
・待合室12室
・駐車場普通車70台、マイクロバス10台、
車椅子使用者5台、動物炉利用者3台
13
第1章 総括
7
(1)
岡崎市動物総合センター
所在地
岡崎市欠町字大山田1番地
(2)
建物構造
鉄筋コンクリート造
(3)
3階建
建築面積
493.57㎡
(4)
建物延面積
1,147.57㎡
(1階 469.28㎡ 2階 358.88㎡
(5)
(6)
3階 319.41㎡)
工期
着工
平成19年5月21日
完工
平成20年3月17日
開館
平成20年3月29日
(7)
総事業費
520,000千円
<位置図>
岡崎市動物総合センター
14
第1章 総括
第7
1
附属機関等
岡崎市感染症診査協議会(附属機関)
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第24条第1項に基づき設置し、医師
3人、弁護士1人、人権擁護委員1人の5人で構成している。感染症の患者に対する就業の制限、
入院の延長、医療費用の負担等について審議し、また、保健所長が実施した就業制限及び入院勧
告又は措置について意見を述べる。
なお、本市には西三河南部東医療圏の第二種感染症指定医療機関として愛知県がんセンター愛
知病院があり、同医療圏内の愛知県西尾保健所長の勧告等により入院した患者についても診査す
る。
2
岡崎市食育推進会議(附属機関)
食育基本法第33条第1項の規定に基づき、岡崎市食育推進計画を作成し、推進に関する重要事
項について審議し、施策の実施を推進することを目的として設置する。
会議は、市長を会長とし、三師会、農産物等の生産者団体等の代表者及び学識経験者並びに行
政機関の関係者の30人以内で構成している。
3
豊橋市・岡崎市・豊田市小児慢性特定疾病審査会(附属機関)
地方自治法第252条の7第1項の規定に基づき規約を定め、同法第138条の4第3項に規定する
附属機関として、児童福祉法第19条の4第1項の規定による小児慢性特定疾病審査会を豊橋市、
岡崎市及び豊田市で共同して設置し、小児慢性特定疾病医療費認定の審査について行う。
審査会の委員は、医師18人以内で構成している。
4
岡崎市地域保健推進協議会(準附属機関)
保健・医療・福祉・その他地域保健事業の一層の充実・強化を推進するため、本市における地
域保健及び保健所の運営に関する事項を協議する。
協議会は、医療・保健衛生・社会福祉関係団体等から選任された15人以内の委員で構成してい
る。
5
岡崎市感染症対策協議会(準附属機関)
感染症のまん延防止や、感染症に対する市民の不安解消を図るために必要な対策を実施するた
め、緊急若しくは重大な感染症に対する対応、あるいは大規模感染症の発生に対する対応、さら
には災害時における感染症の予防に対する対応等を協議する。
協議会は、医師会、歯科医師会、薬剤師会、愛知県がんセンター愛知病院及び岡崎市民病院の
関係者で構成している。
6
岡崎市新型インフルエンザ等対策専門家会議(準附属機関)
新型インフルエンザ等対策特別措置法第8条第1項に基づく岡崎市新型インフルエンザ等対策
行動計画の策定及び岡崎市の新型インフルエンザ等対策に関する事項について、専門家から技術
的な助言を得ることを目的として設置し、感染症に関する専門的な知識を有する者その他の学識
経験者で構成している。
15
第1章 総括
7
岡崎市食の安全・安心推進協議会(準附属機関)
本市の「食の安全確保施策」に市民からの幅広い意見を反映させることを目的に開催する。
協議会は、農産物等の生産者団体、食品製造業者団体、食品流通業者団体、消費者団体等の代
表者及び学識経験者並びに公募による市民代表2人の10人以内の委員で構成している。
8
岡崎市予防接種対策協議会(準附属機関)
予防接種法等に基づき実施する予防接種業務を関係機関との緊密な連携により円滑に遂行する
ため審議する。
協議会は、学識経験者、医師会、市民病院、保健所関係者及びその他会長が認める者で構成し
ている。
9
健康おかざき21計画推進協議会(準附属機関)
市民の健康づくり・健康増進に関する施策を総合的かつ効果的に推進するため、健康づくりに
関する事項を審議し、提言をする。
協議会は、保健医療福祉関係団体の代表者、市民団体等の代表者、行政機関の代表者、学識経
験者及び一般公募による市民の20人以内の委員で構成している。
10
岡崎市動物行政推進協議会(準附属機関)
市における動物行政に関する施策について、市民等から意見・提言を求め、施策に反映させる
とともに効果的かつ円滑に施策を推進させることを目的とする。
協議会は、各種動物関係団体関係者、市獣医師会代表者、学識経験者、市民代表者による12
人以内で構成している。
11
岡崎地区薬物乱用防止推進協議会
地域に根ざした薬物乱用防止啓発活動を組織的、効果的に展開し、地域社会を犯罪のない安全
でいきいきと暮らせる街にしていくため、岡崎市保健所管内を活動地域として協議会を設け、事
務局を受け持っている。
協議会は、愛知県知事が保護司会を通じて委嘱している薬物乱用防止指導員、啓発活動に理解
のあるボランティア団体、岡崎警察署を含めた関係行政機関で構成している。
12
岡崎市予防接種健康被害調査委員会(準附属機関)
予防接種法等に基づいて行う予防接種による健康被害発生に際し、当該事例について医学的見
地からの調査を行うとともに、原因の究明、被害者の治療並びに被害者、関係医師及び従事者の
救済措置等について協議する。
委員会は、医師会代表者、市民病院代表者及び市代表者で構成している。
13
岡崎市母子保健連絡協議会
母子保健事業についての総合的かつ効果的な推進が図れるよう、関係機関の円滑な連携と協力
を確保することを目的とする。
連絡会議は、医師会、助産師会、市民病院、教育委員会等の関係者で構成している。
16
第1章 総括
14
岡崎市保健所乳幼児健康診査連絡会議
母子保健法に基づき実施する乳幼児健康診査を関係機関との緊密な連携により遂行し、乳幼児
の健やかな育ちを支援することを目的とする。
連絡会議は、乳幼児健康診査担当医及び精密健康診査の協力医療機関、その他保健所長等が必
要と認める関係者で構成している。
15
岡崎市精神保健福祉連絡会議
関係機関のネットワークの確立と強化を図ることにより、総合的かつ効果的な地域精神保健福
祉活動の充実を図り、精神障がい者の治療及び社会復帰の援助等を行うことを目的として設置し
ている。
会議は、三師会、関係医療機関、関係行政機関、その他精神障がい者支援関係機関の関係者で
構成している。
16
こころの健康づくりネットワーク会議
増大するうつ病罹患者、自殺者の問題の解決方法を地域精神保健的視点から確立するために、
保健・医療・福祉・教育・労働関連の関係者と地域住民による地域ネットワークシステムの構築
を図ることを目的として設置している。
会議は、保健・医療・福祉・教育・労働関連機関の関係者で構成している。
17
岡崎市難病対策ネットワーク会議
難病対策及び小児慢性特定疾病対策について、関係機関のネットワーク体制の強化を図り、難
病患者及び小児慢性特定疾病児童等に対する総合的な支援体制を整備する目的で設置している。
会議は、三師会、岡崎市民病院、関係行政機関及び難病・小児慢性特定疾病支援関係機関の関
係者で構成している。
18
岡崎市歯科保健関係機関連絡会議
市における歯科保健対策を推進し、市民の健康増進を図ることを目的とする。
連絡会議は、歯科医師会、歯科衛生士会、関係行政機関等の関係者で構成している。
19
岡崎市生活習慣病対策会議
健康増進法に基づき実施する生活習慣病対策を効率的・効果的に実施するため、各種健康診査
の分析・評価を行うとともに関係機関の連携体制の確立を図ることを目的として設置する。
会議は、学識経験者、保健医療関係者等で構成している。
20
岡崎市地域・職域保健連絡会議
市内の事業所と保健事業に関する情報を共有し、連携して従業員及び市民の健康づくりを推進
していくことを目的として設置する。
会議は、市内事業所、行政機関の関係者で構成している。
17
第1章 総括
18
第2章
平成28年度事業計画
第2章 平成28年度事業計画
第1
1
保健総務課
重点事業
岡崎げんき館利用者サービスの見直し(総務企画班)
岡崎げんき館の利用者は年間30万人を超え、大いに活用されているが、市民の元気と活力を創
造する健康づくりの拠点施設としての本来の存在意義を更に高める必要がある。
今後、現状の利用者サービスを検証・分析し、SPCとの協議を実施した上で、岡崎げんき館
の本来のコンセプトに立ち返った利用者サービスのあり方について見直し策の検討を進める。
2
災害医療対策(医務指導班)
発災直後における医療救護活動をより質の高いものとするために、会議や訓練を通して医師会
等との連携を密にするとともに、引き続き、災害医療に関する計画、マニュアル、体制等の整備・
充実に努める。
3
救急医療体制の確保(地域医療施策推進班)
本市及び西三河南部東医療圏の課題である2次救急医療体制の構築に向けて、市南部への新病
院建設を支援する。併せて、既存の救急医療体制との連携をはかり、1次から3次までバランス
のよい救急医療体制を目指す。
4
岡崎墓園管理事業の業務委託の検討(施設整備班)
岡崎墓園は老朽化した管理事務所の建替え、墓地区画の年間管理料の徴収時期、業務の効率化
など総合的な検討が必要になっており、市民サービスの向上や管理経費の縮減などを踏まえ、今
後の業務委託について委託方法、委託範囲の検討を行う。
19
第2章 平成28年度事業計画
第2
1
生活衛生課
重点事業
蚊媒介感染症対策の推進及び予防接種事業の円滑な実施(感染症対策班)
(1)
ジカウイルス感染症等の蚊媒介感染症の国内での発生、まん延を防止するために、国の予防
指針に基づく行動計画を策定する。
(2)
予防接種法の改正に基づく定期予防接種の円滑な実施と任意予防接種の公費助成を実施する
とともに、予防接種システムを整備し、予防接種業務の推進を図る。
2
食中毒の予防対策の推進(食品衛生班)
食品衛生監視指導計画に基づく、
業種のバランスの取れた監視指導により食の安全を確保する。
また改正後の岡崎市食品衛生条例及び平成27年4月1日に施行された食品表示法の周知とこれに
基づく監視指導を行う。
さらに、ノロウイルス等の食中毒発生防止のため、食品衛生に関する正しい知識の普及につい
ての監視指導を重点的に行うとともに、食肉等を原因とした腸管出血性大腸菌(O157等)やカ
ンピロバクター、サルモネラ属菌による食中毒を防止するための食肉の生食リスク普及啓発資材
を利用した消費者への啓発も強化する。
HACCP方式および岡崎市食品衛生管理優秀店認定制度の導入を推進し、もって食品等事業
者の自主的な衛生管理の向上を図る。
3 「健康サポート薬局」の薬局への基準等の周知及び市民への制度の啓発(環境衛生班)
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35年8月10日法律
第145号)が改正され、新たに「健康サポート薬局」の制度が施行されたことから、「健康サポ
ート薬局」の表示等を行うために必要となる基準及び届出方法の薬局への周知を図るとともに、
「健康サポート薬局」による「患者のための薬局ビジョン」等を市民に啓発し、制度の普及を図
る。
4
食品中の残留農薬検査において、新検査法(STQ法)を用いて迅速かつ高精度の検
査体制を構築する(衛生検査班)
食の安全・安心を守る食品検査体制を強化するため、食品中の残留農薬の新規の検査法(ST
Q法:QuEChERS)の検査方法を導入することにより、迅速かつ高精度の検査体制を構築すること
で、食の安全性を確保できるように推進する。
20
第2章 平成28年度事業計画
第3
1
健康増進課
重点事業
食育の推進(食育栄養班)
第2次岡崎市食育推進計画の最終年であることから、市民意識実態調査を実施し、これまでの
取組みの評価を行うとともに、洗い出された課題に基づき、第3次計画の策定を行う。
また、食育運動の活性化を図り、岡崎ルネサンスとしても位置づけられる市制100周年記念事
業「食育メッセ2016」の開催成果の検証を行う。
2
健康マイレージ事業の推進(健康増進班)
あいち健康マイレージ事業の協働事業として開始した「おかざき健康マイレージ事業」の対象
者の拡大や健康づくりメニューの見直しを行い、新たな切り口で市民の健康づくりの支援を展開
する。また、健康マイレージ事業を地域や社会と連携協力を図りながら実施するための体制整備
を進める。
3
妊産婦・乳幼児保健指導(母子保健1班)
妊産婦・乳幼児保健指導の一環として利用者支援事業(母子保健型)を実施し、新規に配置し
た母子保健コーディネーター等による妊娠届出時の面接において、対象者に合わせた具体的な指
導の実践を行い、特に支援を必要とする妊婦に対し支援プランを作成し、必要に応じて地区担当
への引き継ぎや関係機関を交えて支援方法の協議を行い、支援台帳を整備するなど、妊娠期から
子育て期に至るまでの切れ目ない支援の充実を図る。
4
発達相談・発達支援事業(母子保健2班)
「子ども発達サポート事業」や「言語発達遅滞児等集団指導教室(ひよこの会)」など、これ
まで保健部で実施していた発達相談・発達支援事業を「岡崎市こども発達センター」の「相談セ
ンター」部門へ円滑に移行できることを目指して、障がい福祉課や保育課、小児科医療機関など
の関係機関と情報連携を密にして、平成29年度から事業内容の統合を図り、市民への周知を徹底
する。
5
自殺予防対策(精神・難病班)
心の不安や悩みを抱えている市民を専門相談機関に繋ぐことができるよう、地域支援者(民生
委員児童委員、薬剤師、職場の管理職等)を対象としたメンタルヘルスの研修を継続実施するほ
か、自殺ハイリスク者に関わる関係機関とのネットワークづくり及び連絡票の整備を実施する。
また、若年層や若年層を取り巻く教育関係者等を対象とした普及啓発や研修を実施する。
6
難病対策(精神・難病班)
難病の患者に対する医療等に関する法律が平成27年1月1日に施行され、また、平成27年7月
1日に対象となる疾患が306拡大された。それに伴い急増する難病患者の療養支援のありかたに
ついて検討し、支援体制のフローチャートを作成した。
発災に備えた支援体制の整備が喫緊の課題とされている中、医療依存度の高い進行性難病患者
に対する個別支援計画を地域支援者と協働で策定し、連携体制の確立を図る。
21
第2章 平成28年度事業計画
第4
1
動物総合センター
重点事業
動物行政の施策の推進(動物1班)
岡崎市動物行政推進計画の修正版を作成する。
2
狂犬病ウイルス検査の実施方法の確立(動物1班)
狂犬病ウイルス検査実施に向けて模擬検査を実施する。
3
野生蜂の営巣処理事業の効果検証(動物2班)
野生蜂の駆除についてアンケート調査を実施し、事業の要求度を数値化する。
4
動物園再整備の推進(動物2班)
ゾウ舎建替えについて関係者と調整を図り、ゾウの健康に配慮した円滑な工事の進行を図る。
22
第3章
【
平成27年度事業実績
保
健
総
務
課
】
第3章 平成27年度事業実績【保健総務課】
第1
1
総務企画班
岡崎げんき館利用状況
(単位:人)
利用登録者数
9,338
区分
利用人数
プール
健康づくりゾーン
122,903
トレーニングジム
87,515
リラクゼーション
14,488
フィットネススタジオ
23
提案教室(SPC主催)
必須提案教室(保健所主催)
4,284
健康広場
5,420
その他
市民交流ゾーン
子ども育成ゾーン
587
貸室
31,383
情報ライブラリー
38,794
プレイホール
26,865
プレイルーム
9,128
一時託児
1,807
病後期一時託児
14
各ゾーンの利用者人数合計
2
109,602
452,813
岡崎げんき館市民会議事業
5つの専門部会により構成されている「岡崎げんき館市民会議」と協働して、健康づくりや子
育て支援、市民交流に関する事業を企画・実施している。
運営委員会
専門部会
年6回
保健サポート部会
年4回
運動サポート部会
年3回
栄養サポート部会
年4回
子どもサポート部会
年5回
市民交流部会
年2回
23
第3章 平成27年度事業実績【保健総務課】
3
教室等実施状況
(単位:人)
部会名
運動サポート
運動・栄養
栄養サポート
事業名
実施回数
実施団体
健康づくり講座
30回
愛知県健康づくりリーダー
連絡協議会岡崎支部
841
ウオーキング教室
20回
岡崎市ウオーキング協会
574
地域ふれあい健康教室
4回
栄養ステーション
4回
テーマ別料理教室
4回
岡崎市食生活改善協議会
128
障がい者健康料理教室
9回
岡崎市食生活改善協議会
63
げんきカレンダー事業
4回
岡崎女子大学/
短期大学げんきクラブ
子どもサポート 子ども発達支援事業ぷち
市民交流
全体
4
(1)
月3回
愛知県健康づくりリーダー
連絡協議会岡崎支部
岡崎市食生活改善協議会
岡崎栄養士会
岡崎市食生活改善協議会
子どもサポート部会
おもちゃ図書館
16回
岡崎市おもちゃ図書館きらら
秋のげんきまつり
(げんき館の開催に協力)
1回
岡崎げんき館市民会議他
市民フォーラム
1回
岡崎げんき館市民会議
岡崎げんき館におけるイベント等の開催
第31回 岡崎げんき館・せいりけん 市民講座
開催日
参加人数
平成27年6月13日
142人
第1部
内容
第2部
講演「肥満を科学する」
自然科学研究機構生理学研究所 岡本士毅助教
サイエンスライブ
岡崎高校及び刈谷高校のスーパーサイエンス部
※せいりけん…自然科学研究機構生理学研究所
24
参加延人数
101
100
子ども 162
保護者 134
子ども 1,472
保護者 1,269
子ども 202
保護者 155
1,728
135
第3章 平成27年度事業実績【保健総務課】
(2)
げんきまつり(岡崎げんき館として開催。総務企画班は所内等の調整
開催日
内容
8月8日
子ども育成ゾーンの夏まつり
ふれあい夏まつり(盆踊り、屋台、子どもゲームコーナー)
2,602
秋
10月18日
フリーマーケット、朝市、クイズラリー(岡崎市保健所・岡
崎げんき館市民会議・関係各団体)、喫茶OKASHOP、親子おも
ちゃ創り、ジャンボマリンリングトスで遊ぼう!他
1,728
冬
1月10日・11日
子どものわんぱく度測定、親子クッキング、名古屋グランパ
ス幼児サッカー体験、フットサル大会
514
春
3月12日・13日
子どもげんきクラブ、無料健康チェック、子育て応援盛り上
げ隊、親子できこうちっちゃなコンサート、フットサル大会
833
夏
5
(単位:人)
参加人数
地域保健・地域医療体制の整備
(1)
地域保健関連会議
岡崎市地域保健推進協議会(7月)
(2)
地域医療構想関連会議
西三河南部東圏域保健医療福祉推進会議(8月・2月)
西三河南部東圏域地域医療構想調整ワーキンググループ(8月・1月)
(3)
在宅医療関連会議
岡崎市在宅医療・介護連携協議会(5月・8月・10月)
岡崎市幸田町保健・医療・福祉ネットワーク協議会(8月・10月(2回)・2月)
岡崎幸田在宅医療サポート調整会議(10月・2月)
在宅医療多職種連携推進研修事業研修プログラム策定委員会(2月)
6
岡崎市救急医療拠点施設整備支援基金
岡崎市救急医療拠点施設整備支援基金条例(平成27年3月26日
条例第16号)に基づき、救急
医療拠点施設整備支援に要する事業費に充てるために基金を積み立てている。
平成27年度末現在高
20億90万8,890円
25
第3章 平成27年度事業実績【保健総務課】
7
(1)
保健統計
保健衛生関係統計調査一覧
名 称
目 的
対 象
国民生活基礎調査等(厚労省所管)
我が国の人口動態事象を把握し、人口
人口動態調査
及び厚生労働行政施策の基礎資料とす
る。
出生、死亡、死産、
婚姻、離婚
備 考
毎年
人口動態事象と職業及び産業という社
人口動態職業・産
会経済的属性との関連を把握し、公衆
出生、死亡、死産、 5年毎
業調査
衛生、労働衛生、社会福祉等の基礎調
婚姻、離婚
(前回H27)
査とする。
国民生活基礎調査
※世帯票
保健、医療、福祉、年金、所得等国民
生活の基礎的事項を調査し、厚生労働
行政の企画立案の基礎資料とする。
医療施設の分布及び整備の実態を明
医療施設動態調査
らかにするとともに、医療機能を把握
し、医療行政の基礎資料とする。
医療施設静態調査
時の地区をもとに無
区
開設・廃止等のあっ
た医療施設
調査時点で開設し
にするとともに、その診療機能を把握
ているすべての医療
し、医療行政の基礎資料とする。
施設
て、その傷病状況等を把握し、医療行
政の基礎資料とする。
毎年
作為抽出された調査 (H27.6.4 1地区)
医療施設の分布・整備の実態を明らか
病院及び診療所を利用する患者につい
患者調査
平 成 22 年 国 勢 調 査
毎年
3年毎
(前回H26)
全国の医療施設の
うち、無作為抽出さ
3年毎
れた医療施設を利用 (前回H26 15施設)
した患者
医療施設を利用する患者について、受
療の状況や受けた医療に対する満足度
受療行動調査
等を患者から調査することにより、患
者の医療に対する認識や行動を把握
一般病院を利用し
3年毎
た患者
(前回H26 1施設)
し、医療行政の基礎資料とする。
厚生労働統計調査(厚労省所管)
衛生関係諸法規の施行に伴う都道府
衛生行政報告例
県及び中核市における行政の実態を数
都道府県、指定都市
量的に把握し、衛生行政運営の基礎資
及び中核市
毎年
料とする。
地域住民の健康の保持及び増進を目
的とした地域の特性に応じた保健施策
地域保健・健康増
の展開等を実施主体である保健所及び
全国の保健所及び
進事業報告
市区町村毎に把握し、地域保健施策の
市区町村
毎年
効率的、効果的な推進のための基礎資
料とする。
全国の病院、療養病床を有する診療所
病院報告
における患者の利用状況及び病院の従
全国の病院、療養病
事者の状況を把握し、医療行政の基礎
床を有する診療所
毎年
資料とする。
医師、歯科医師及び薬剤師について、
医籍、歯科医籍、薬
医師・歯科医師・
性、年齢、業務の種別、従事場所及び
剤師名簿に登録さ
隔年
薬剤師調査
診療科名等による分布を把握し、厚生
れている医師、歯科
(前回H26)
労働行政の基礎資料とする。
医師、薬剤師
26
第3章 平成27年度事業実績【保健総務課】
保健師、助産師、看護師、准看護師、
保健師等業務従事者調査
歯科衛生士及び歯科技工士について、
(愛知県所管)
性、年齢、従事場所等による分布を把
握し、
厚生労働行政の基礎資料とする。
社会保障・人口問題基本調
人口移動に関する新たな傾向を把握
査 ※人口移動調査
し、社会サービス需給の動向に関する
(厚労省所管)
基礎的な情報を提供する。
保健師,助産師,看
護師,准看護師,歯
科衛生士及び歯科
隔年
(前回H26)
技工士
平 成 27 年 国 民 生 活
基礎調査の調査地
毎年
区 か ら 無 作 為 抽 出 (H27.6.25 1地区)
された調査区
県内医療施設の病床別及び疾病別の
患者一日実態調査
入院患者の流入及び流出の実態を把
(愛知県所管)
握し、愛知県地域保健医療計画の見直
し及び作成のための基礎資料とする。
(2)
業務に従事している
県内の病院及び有
床診療所の入院患
者
医療関係従事者(従業地・就業地)
概ね5年毎
(前回H27)
(単位:人)
区分
医師
歯科医師
薬剤師
保健師
助産師
看護師
従事者数
530
269
648
104
102
2,332
平成26年12月31日調査
27
准看護師 歯科技工士 歯科衛生士
822
112
332
第3章 平成27年度事業実績【保健総務課】
第2
1
医務指導班
医務指導事業
医療法等に基づく各種申請の受理のほか、病院、診療所、助産所及びその他の医療関係施設が
医療法その他の法令に適合し、常に適正な管理が行われるよう、必要に応じ立入検査指導を行っ
ている。
(1)
病院数及び病床数
(平成27年10月1日現在)
病床種別及び病床数内訳
病床数
(人口万対比)
病院数
精神
結核
感染症
療養
一般
岡崎市
14
2,639
(69.8)
273
50
6
858
1,452
愛知県
322
67,674
(90.7)
12,877
200
72
14,588
39,937
8,480
1,565,968
(123.4)
336,282
5,496
1,814
328,406
893,970
全
国
(注)全国の数字は平成27年9月30日現在のものである。
(2)
一般診療所、歯科診療所及び助産所数
(平成27年10月1日現在)
一般診療所
総
数
(人口万対比)
有床診療所数
施設数
病床数
無床診
療所数
助産所数
(人口万対比)
岡崎市
232(6.1)
14
138
218
164(4.3)
8(0.2)
愛知県
5,338(7.2)
363
4,450
4,975
3,727(5.0)
185(0.2)
100,995(8.0)
7,961
107,626
93,034 68,737(5.4)
-
全
国
(注)全国の数字は平成27年9月30日現在のものである。
(3)
歯科診療所数
(人口万対比)
救急告示病院
(平成28年3月31日現在)
病院
施設数
救急優先病床数
5
救急専用病床数
10
20
28
第3章 平成27年度事業実績【保健総務課】
(4)
医療関係施設申請・届出の受理件数
申請・届出の種類
(単位:件)
病院(経由事務含)
助産所
1
8
1
0
変更許可申請
35
9
1
0
使用許可申請
19
5
0
0
開設届
0
18
15
0
開設許可・届出事項変更届
8
48
24
0
病床設置許可申請等
-
1
0
-
開設者死亡・失踪届
0
1
0
0
廃止届
0
16
7
1
休止届
0
0
0
0
再開届
0
0
0
0
X線設置届等
17
34
42
-
2箇所以上管理許可申請
0
19
1
0
救急関連申出書等
0
0
0
0
その他
0
3
0
0
80
162
91
1
施術所・出張施術・歯科技工所届出の受理件数
届出の種類
施術所
(単位:件)
出張施術
歯科技工所
開設届(出張施術は開始届)
24
3
2
変更届
18
-
7
廃止届
11
5
0
休止届
0
-
0
再開届
0
-
0
出張滞在施術届
-
0
-
53
8
9
総数
(6)
歯科診療所
開設許可申請
総数
(5)
診療所
医療監視員等による立入指導等
(単位:件)
施設数
監視件数
病院
施設使用前検査件数
14
14
19
診療所
232
87
1
歯科診療所
165
61
0
7
0
0
242
63
-
54
14
-
714
239
20
助産所
施術所(出張施術含む。)
歯科技工所
総数
(注1)施設数は平成28年3月31日現在のものである。
(注2)施設使用前検査件数は当該施設による自主検査を含む。
29
第3章 平成27年度事業実績【保健総務課】
(7)
医療従事者等の免許申請等経由事務取扱件数
区分
新規交付
書換
再交付
抹消
計
医師
13
5
1
6
25
歯科医師
7
1
1
0
9
保健師
13
31
2
0
46
助産師
5
2
1
0
8
看護師
84
115
11
0
210
准看護師
1
16
7
0
24
診療放射線技師
5
4
0
0
9
歯科技工士
1
0
0
0
1
理学療法士
22
8
1
0
31
作業療法士
8
4
1
0
13
視能訓練士
2
2
0
0
4
受胎調節実地指導員
1
0
0
0
1
162
188
25
6
381
総数
2
(単位:件)
救急医療対策事業
救急医療の充実と利用の適正化を図るため、医師会等が行う救急医療事業に対する運営費補助
事業や救急医療機関の適正受診等に関する市民啓発事業を行っている。また、市内のAEDの設
置状況をホームページ等で公開し、消防や市民が行う救命活動への支援を行っている。
(1)
救急医療体制運営費補助金
交付先:一般社団法人岡崎市医師会、一般社団法人岡崎歯科医師会
(2)
小児救急出前講座
17回
(3)
530人
ガイドブック等の作成
区分
数量
救急医療利用ガイドブック
30,000部
子どもの急病ガイドブック
15,000部
救急医療チラシ
救急医療ポスター
(4)
5,000部
300枚
啓発活動
ア
ホームページ、ツイッターで救急医療情報を掲載
イ
出生届出時、1歳6か月児健康診査時に「子どもの急病ガイドブック」を配布
ウ
毎月第一土曜日に開催する妊婦教室において「子どもの急病ガイドブック」を配布
エ
秋のげんきまつりで救急医療について啓発
オ
平成28年1月に健康おかざき21計画(第2次)「結婚・妊娠・出産・子育てパネル展」に
おいて、小児救急について啓発
30
第3章 平成27年度事業実績【保健総務課】
(5)
自動体外式除細動器(AED)の普及・啓発
ア
市内のAED設置台数(保健総務課が把握した数)
設置者
区分
岡崎市
岡崎市以外
合計
イ
平成25年度末
平成26年度末
平成27年度末
施設数
271
274
277
+3
台数
319
371
374
+3
施設数
124
282
302
+20
台数
150
318
341
+23
施設数
395
556
579
+23
台数
469
689
715
+26
救急法講習
実施日
場
7月8日
(午前・午後)
3
増減(H27-H26)
所
岡崎げんき館
対
象
者
指導員
AED設置施設に 日本赤十字社愛知県支部
勤務する市職員等 講師2名
参加者人数
82人
災害医療対策事業
(1)
医療機関・救護所等
区
分
(平成28年3月31日現在)
施設数
施
設 名
称
災害拠点病院
1
岡崎市民病院
後方支援病院
5
宇野病院、岡崎南病院、北斗病院、三嶋内科病院、冨田病院
大門小学校、連尺小学校、北野小学校、矢作北小学校、矢作西小学校、矢
医療救護所
(2)
10
作東小学校、矢作南小学校、城南小学校、六ツ美北部小学校、六ツ美南部
小学校
医療救護所設置運営訓練
訓練実施日
会場数
8月30日
2
(3)
訓
練
場
所
大門小学校、六ツ美北部小学校
災害時の医療救護活動等に関する協定
ア
「災害時の医療救護に関する協定」一般社団法人岡崎市医師会
(平成17年3月25日締結)
イ
「災害時の医療救護に関する協定」一般社団法人岡崎歯科医師会
(平成17年3月25日締結)
ウ
「災害時の医療救護に関する協定」一般社団法人岡崎薬剤師会
(平成17年3月25日締結)
エ
「災害時の柔道整復師救護活動に関する協定」(社)愛知県柔道整復師会
(平成23年9月29日締結)
31
第3章 平成27年度事業実績【保健総務課】
4
医療関係統計調査
(1)
病院報告
ア
従事者票
病院における従事者の状況を把握し、医療行政の基礎資料とする。
対象は病院のみで年1回報告
イ
患者票
患者の利用状況を把握し、医療行政の基礎資料とする。
対象は病院及び療養病床を有する診療所で毎月報告
(2)
医療施設動態調査
医療施設の分布・整備の実態を明らかにするとともに、その診療機能を把握し、医療行政の
基礎資料とする。
対象は、医療法に基づき開設・廃止・変更等の届出受理又は処分をした病院、一般診療所、
歯科診療所
5
医療安全支援センターの運営
患者等からの医療に関する苦情や心配に対する相談を受け、中立的な立場から患者等と医療機
関の信頼関係の構築を支援する医療安全支援センターの運営を行っている。
また、地域における医療安全推進のための意識啓発を図る一環として出前講座を実施している。
(1)
苦情・相談統計
(単位:件)
区分
医療行為・医療内容
160
コミュニケーションに関すること
32
医療機関等の施設
13
カルテ公開
1
セカンドオピニオン
3
医療機関等の紹介、案内
医療費(診療報酬等)
健康や病気に関すること
352
40
126
薬(品)に関すること
28
その他
37
合計※
792
※
(2)
件数
1回の相談で複数の苦情・相談内容を含む場合は重複計上している。
出前講座(上手な医者のかかり方)
回数
参加延人数
30回
833人
32
第3章 平成27年度事業実績【保健総務課】
6
原爆被爆者対策事業
原子爆弾被爆者に対して、手帳及び手当等に関する各種申請等を受け付けている(手帳の交付・
手当の支給等は愛知県が実施)。
(1)
原爆被爆者の状況
区
分
被爆者健康手帳所持者
健康診断受診者証所持者
59
2
登録者数
(2)
(単位:人)
各種申請等経由件数
(単位:件)
医療費支給申請
区
分
申請件数
7
一般疾病医療機関申請
認定
疾病
一般
疾病
その他
指定
変更
0
0
4
10
3
各種届出
廃止
居住地
変 更
死亡
その他
その他
申 請
9
4
3
0
4
石綿健康被害救済給付制度
独立行政法人環境再生保全機構からの委託を受けて、石綿による健康被害を受けた方などから
医療費の支給申請を受け付けている(医療費等支給は独立行政法人環境再生保全機構が実施)。
(単位:件)
区
分
申請件数
認定申請(申請時対象別)
死亡者
療養中
0
1
33
死亡届・葬祭料申請 その他申請・届出等
0
0
第3章 平成27年度事業実績【保健総務課】
第3
1
施設整備班
墓地改葬状況
(単位:件)
改葬先
2
岡 崎 墓 園
改葬元
市営墓地から
(中町・欠町共
同墓地を含む)
改葬数
4
その他の墓地(市内・市外)
市営墓地から
その他市内の
(中町・欠町共
墓地から
同墓地を含む)
22
計
その他市内の
墓地から
29
84
29
岡崎墓園墓地利用状況(H28.3.31現在)
(単位:区画)
区
分
墓地造成計画数
使用許可数
2型墓地
4,414
3,853
4型墓地
5,440
5,267
6型墓地
1,676
1,634
8型墓地
858
832
12,388
11,586
合
計
公募の開始
3
昭和50年2月
納骨堂葬祭室利用状況
8件
4
納骨堂納骨壇利用状況
(単位:基)
区
分
設置数
27年度利用許可数
許可
更新
返還数
現在利用許可数
3年
5年
合計
3段式
240
5
6
2
22
55
77
5段式
110
3
8
8
23
43
66
計
350
8
14
10
45
98
143
34
第3章 平成27年度事業実績【保健総務課】
5
(1)
火葬状況
死体(胎)
区
分
外
幸田町
明
計
大人 (
2
1,545
女
1,303
29
62
-
1,394
2
-
-
-
2
17
-
-
-
17
2,777
53
126
2
2,958
男
4
2
-
-
6
女
4
-
1
-
5
歳以上)
詳
計
小
人
詳
-
-
-
-
-
小
計
8
2
1
-
11
男
23
-
1
-
24
女
12
-
2
-
14
胎
不
児
不
詳
12
-
1
-
13
小
計
47
-
4
-
51
2,832
55
131
2
3,020
計
(単位:頭)
内
市
外
合
計
その他
犬
1,148
9
14
1,171
物
市
動
分
幸田町
猫
1,063
6
10
1,079
その他
212
6
10
228
計
2,423
21
34
2,478
合
合
64
動物死体焼却
区
不
その他
24
人体の一部
合
市
内
1,455
小
(2)
市
男
不
12
(単位:人)
35
第3章 平成27年度事業実績【保健総務課】
36
【
生
活
衛
生
課
】
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
第1
1
環境衛生班
環境衛生指導事業
(1)
生活衛生関係営業施設の状況
「理容師法」、「美容師法」、「クリーニング業法」、「旅館業法」、「興行場法」及び「公
衆浴場法」に基づき、許可・確認等の事務と施設の衛生保持のための監視指導及び行政検査を
行っている。
ア
施設数及び監視指導の状況
美容所
総数
取次店 再
(掲 )
285
593
266
209
15
63
2
8
8
33
許可確認件数
65
8
39
4
4
1
1
2
0
8
3
承継承認件数
3
0
2
1
0
-
0
0
0
0
0
廃止件数
40
5
22
8
3
-
1
監視件数
213
54
104
18
-
旅館
興行場
臨時・仮設
季節的営業
公衆浴場
理容所
無店舗取次店
業
(務用車両数
総数
1,263
)
施設数※
クリーニング所
0
16
4
2
19
※総数は旅館(季節的営業)及び興行場(臨時・仮設)を含まない。
イ
行政検査の状況
クリーニング所における
おしぼり細菌等検査
公衆浴場における
浴槽水の水質検査
検査件数
1
1
16(うち再検査2)
不適件数
0
0
3
-
遊離残留塩素濃度1件
- 過マンガン酸カリウム消費量1件
レジオネラ属菌1件
不適項目
(2)
旅館における
浴槽水の水質検査
クリーニング師試験受験願書と免許に関する受付事務
「クリーニング業法」に基づき、クリーニング師試験受験願書及び免許申請等の受付を行っ
ている。
受験願書
受付件数
免許申請
1
0
37
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(3)
特定建築物届出施設の状況
「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づき、使用届等の届出を受け、施設
の衛生保持のための監視指導及び各種行政検査を行っている。
ア
施設数及び監視指導の状況
総数
イ
興行場 百貨店
店舗
事務所
学校
旅館
その他
施設数
80
1
-
23
35
4
5
12
新規件数
-
-
-
2
-
-
-
-
廃止件数
-
-
-
-
-
-
-
-
監視件数
22
1
-
1
9
1
2
8
行政検査の実施状況
冷却塔水
(4)
検査件数
22(うち再検査2)
不適件数
4
建築物清掃業等の登録業に関する受付事務
「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づき、建築物における衛生的確保に
関する事業の登録申請等の受付を行っている。
登録申請受付件数
(5)
14
家庭用品の安全対策
「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律」に基づき、乳児用衣類等の繊維製品、
洗浄剤などの家庭用品に含まれる化学物質による健康被害を防止し、安全性の確保を図るため、
家庭用品の試買検査を行っている。
ホルムアルデヒド
生後24月以内の
乳幼児のもの
(6)
水酸化ナトリウム
水酸化カリウム
生後24月以内の
乳幼児のものを除く
有機水銀化合物
トリス(2,3-ジブロム
プロピル)ホスフェイト
試買件数
4
4
2
1
1
不適件数
0
0
0
0
0
墓地・火葬場・納骨堂
「墓地、埋葬等に関する法律」に基づき、墓地、火葬場及び納骨堂の経営許可に関する事務
を行い、公衆衛生、その他公共の福祉の見地から管理運営が支障なく行われるよう指導を行っ
ている。
墓地
施設数
火葬場
納骨堂
2,678
2
13
新規許可件数
0
0
0
変更許可件数
0
0
0
廃止許可件数
5
0
0
38
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(7)
水道施設
「水道法」に基づき、専用水道及び簡易専用水道に対し、衛生的で安全な飲料水が供給され
るよう、適正な維持管理について監視指導を行っている。
簡易専用水道
専用水道
総数
3
施設数
廃止件数
(8)
事務所
店舗
その他
192
32
46
19
107
2
-
-
-
1
1
-
-
-
-
-
-
22
0
1
10
1
10
3
監視件数
学校
396
1
(変更確認)
-
新規件数
住宅
プール監視指導
「愛知県プール条例」に基づき、プールの設置に関する事務と監視指導及び行政検査を行っ
ている。
ア
プールの設置数及び監視指導の状況
総数
施設数
学校
営業用
その他
102(13)
85(2)
14(11)
3(0)
新規件数
0
0
0
0
廃止件数
2
1
0
1
監視件数
57
43
12
2
※(
)内は通年プール(再掲)
※学校のうち1件、営業用のうち2件及びその他のうち2件は休止中
イ
行政検査の実施状況
学校
営業用
プール
水質検査件数
不適件数
不適理由
(9)
48
(うち再検査2)
2
濁 度1件
一 般 細菌1件
プール
オー バ ー フロ ー水
その他
気泡槽等
プール
14
6
9
2
0
0
0
0
-
-
-
-
衛生検査所の状況
「臨床検査技師等に関する法律」に基づき、衛生検査所の登録等に関する事務と監視指導を
行っている。
施設数
3
監視件数
2
39
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(10) 臨床検査技師及び衛生検査技師の免許に関する受付事務
「臨床検査技師等に関する法律」に基づき、臨床検査技師の免許申請等の受付を行っている。
区分
2
臨床検査技師
衛生検査技師
免許申請件数
3
書換交付申請件数
1
0
再交付申請件数
1
0
薬事指導事業
(1)
薬事関係施設の状況
「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に基づき、薬局、
薬局医薬品製造業・製造販売業、店舗販売業、高度管理医療機器等販売業・貸与業、管理医療
機器販売業・貸与業の許可等の事務を行うとともに、薬剤師等による医薬品等の適正管理、販
売が図られるよう監視指導を行っている。
また、「毒物及び劇物取締法」に基づき、毒物劇物販売業、業務上取扱者の登録等の事務を
行うとともに、管理者による適正な管理が行われるよう監視指導を行っている。
ア
薬局等の状況(新規・更新・廃止件数は申請・届出件数)
区分
施設数
イ
薬局医薬品
製造業・製造販売業
薬局
店舗販売業
138
21
64
新規件数
5
0
3
更新件数
21
6
13
廃止件数
5
5
0
監視件数
54
13
26
高度管理医療機器等販売・貸与業等の状況(新規・更新・廃止件数は申請・届出件数)
区分
施設数
高度管理医療機器等
販売業
管理医療機器
貸与業
販売業
貸与業
171
103
1,491
171
新規件数
14
5
75
17
更新件数
10
5
廃止件数
3
1
25
3
監視件数
33
14
90
28
40
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
ウ
毒物劇物販売業等の状況(新規・更新・廃止件数は申請・届出件数)
毒物劇物販売業
区分
農業用品目
特定品目
127
23
9
4
新規件数
6
1
1
0
更新件数
19
1
1
廃止件数
5
2
1
0
監視件数
37
6
2
3
施設数
(2)
一般
業務上取扱者
電気めっき
毒物劇物
運搬車両
事業所
(従業員 50 人未満)
1
8
薬事関係申請書等の受付事務
「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」、「毒物及び劇物
取締法」、「麻薬及び向精神薬取締法」、「覚せい剤取締法」に基づく申請等の受付を行って
いる。
区分
件数
薬剤師免許関係
37
医薬品等製造(製造販売)業・医療機器修理業関係
34
医薬品販売業(卸売・薬種商)・再生医療製品販売関係
53
毒物劇物関係
33
麻薬関係(免許)
609
麻薬関係(その他)
344
向精神薬・覚せい剤関係
12
登録販売者・販売従事登録関係
(3)
134
無許可無承認医薬品等買い上げ検査
いわゆる健康食品に医薬品成分が含まれていないかを確認するため、痩身効果、強壮効果を
標榜している製品を買い上げ、製品表示及びフェンフルラミン、N-ニトロソフェンフルラミ
ン、シブトラミン、甲状腺末、マジンドール、シルデナフィル及びタダラフィルの含有につい
て分析を行った。
買上件数
(4)
6
薬物乱用防止活動
ア
岡崎地区薬物乱用防止推進協議会
岡崎地区薬物乱用防止推進協議会を設置し、薬物乱用防止指導員及び関係団体と連携を図
り、薬物乱用のない地域づくりを目指した活動の実施について協議を行っている。
会議の開催日
平成27年5月22日
内
容
キャンペーン活動の実施及び薬物乱用防止教室の開催等について
41
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
イ
街頭活動等
市民に対する薬物乱用防止の啓発活動として、薬物乱用防止指導員及び関係団体の協力を
得て街頭キャンペーン等を行い、資材配布等の啓発活動を行った。
実施回数
10回
啓発資材配布数
ウ
延べ8,980個
薬物乱用防止教室等講習会
市内中学生を対象に、薬物の恐ろしさや中毒の苦しさ等の知識を周知させ、薬物乱用によ
る弊害を根絶することを目的に、薬物乱用防止教室を開催している。また、市職員による出
前講座等も開催し、薬物乱用防止について啓発を行っている。
講習会回数
35回
参加者数
エ
延べ5,406名
大麻・けしの除去
大麻、けしを撲滅するため、不正栽培又は自生している大麻、けしを発見した場合は、速
やかに除去し、焼却処分している。
種類
(5)
発見箇所
対応(除去)
大麻
1箇所
4本
けし(セティゲルム種)
37箇所
3,443株
骨髄提供希望者登録会
骨髄提供希望者登録を推進するため、献血併行型で骨髄バンクドナー特別登録会を実施し、
24名の登録をした。
登録会の開催日
開催場所
登録者数
平成27年4月26日
六ツ美市民センター 六ツ美商工まつり会場
2名
平成27年6月11日
愛知産業大学
0名
平成27年8月12日
慈恵福祉保育専門学校
平成27年11月7日
愛知県立愛知看護専門学校 学校祭会場
11名
平成27年11月7日
乙川河川敷 岡崎城下家康公秋まつり会場
2名
平成28年1月11日
乙川河川敷 岡崎水泳協会寒中水泳会場
1名
平成28年3月13日
岡崎市中消防署本署 献血会場
2名
献血会場
42
献血会場
6名
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
第2
1
食品衛生班
食品衛生監視指導事業
食品関係営業施設、集団給食施設等における食品の製造、加工、調理等が衛生的に行われるよ
う監視、指導を行うことにより、飲食に起因する衛生上の危害発生の防止を図っている。
(1)
許可を要する食品関係施設数及び監視指導状況
区
分
飲食店営業
菓子製造業
乳処理業
特別牛乳さく取処理業
乳製品製造業
集乳業
魚介類販売業
魚介類せり売営業
魚肉ねり製品製造業
食品の冷凍又は冷蔵業
かん詰又はびん詰食品製造業
喫茶店営業
あん類製造業
アイスクリーム類製造業
乳類販売業
食肉処理業
食肉販売業
食肉製品製造業
乳酸菌飲料製造業
食用油脂製造業
マーガリン又はショートニング製造業
みそ製造業
醤油製造業
ソ-ス類製造業
酒類製造業
豆腐製造業
納豆製造業
めん類製造業
そうざい製造業
添加物製造業
食品の放射線照射業
清涼飲料水製造業
氷雪製造業
氷雪販売業
総
数
施設数
3,433
608
0
0
3
0
352
1
4
12
3
815
2
70
562
19
349
2
1
1
1
5
4
2
2
7
1
16
38
2
0
3
0
11
6,329
43
新規許可件数
434
129
0
0
0
0
43
0
0
0
0
38
0
17
59
1
460
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
0
0
0
0
1
770
継続許可件数
341
48
0
0
2
0
43
0
1
2
1
119
0
8
67
1
35
0
1
0
0
2
1
0
1
4
0
4
3
0
0
0
0
3
688
廃止件数
438
116
0
0
0
0
42
0
0
0
0
98
0
13
61
1
43
0
0
1
1
0
0
0
0
2
0
2
3
1
0
0
0
0
823
監視件数
1,980
432
-
-
7
-
296
2
13
11
3
53
13
56
303
28
314
3
1
2
1
7
4
-
2
19
1
18
31
2
-
8
-
6
3,616
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(2)
許可を要しない食品関係施設数及び監視指導状況
区
分
施設数
学校
13
1
病院・診療所
7
2
事業所
8
0
その他
113
81
乳さく取業
9
0
食品製造業
212
28
野菜果物販売業
287
235
そうざい販売業
315
171
菓子(パンを含む。)販売業
238
208
2,510
307
1
0
127
151
0
-
177
147
4,017
1,331
給食施設
食品販売業(上記以外。)
添加物(法第11条第1項の規定により規格が定
められたものを除く。)の製造業
添加物の販売業
氷雪採取業
器具・容器包装、おもちゃの製造業又は販売業
総
(3)
監視件数
数
監視指導状況総括
施設数
監視計画件数
監視実績件数
監視率(%)
施設比
計画比
許可を要する施設
6,329
3,400
3,616
57.1
106.4
許可を要しない施設
4,017
900
1,331
33.1
147.9
10,346
4,300
4,947
47.8
115.0
合
計
44
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(4)
市民からの苦情・相談処理状況
(単位:件)
有症苦情
異物混入等
不衛生な取扱い
施設の不衛生
カ ビ
腐敗・変敗
古い商品
異 味
異 臭
変 色
変 質
寄生虫
表 示
許 可
放射性物質
そ の 他
計
3
2
-
-
-
-
-
-
1
-
-
-
-
-
-
1
7
冷凍食品
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
0
魚介類加工品
-
1
-
-
-
-
1
-
-
-
-
-
-
-
-
1
3
肉卵類及びその加工品
-
1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1
-
-
1
3
乳・加工乳(生乳を含む。)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
0
乳製品
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
0
乳等を主原料とする食品
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
0
マーガリン
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
0
アイスクリーム類・氷菓
-
6
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
6
穀類及びその加工品
-
2
-
-
1
-
-
-
-
1
-
-
-
-
-
1
5
野菜類・果物及びその加工品
2
-
-
-
-
1
1
2
-
-
-
-
1
-
-
1
8
菓子類
2
10
-
1
3
-
-
-
-
-
-
-
4
2
-
4
26
清涼飲料水
-
3
1
-
-
-
-
-
-
-
2
-
-
-
-
-
6
酒精飲料
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
0
氷雪
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
0
水
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1
1
かん詰・びん詰食品
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
0
弁当類
3
6
-
1
1
-
-
-
1
-
-
-
-
-
-
-
12
そうざい及びその半製品
1
4
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1
-
-
-
6
複合調理品・メニュー食品
25
24
2
7
-
-
-
1
2
-
-
-
-
1
-
4
66
調味料(除みそ、しょうゆ)
1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2
3
健康食品
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
0
容器包装詰加圧加熱殺菌食品
-
-
1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1
2
2
-
2
-
-
-
-
1
-
1
-
-
1
-
2
11
添加物及びその製剤
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
0
器具及び容器包装
-
-
1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1
おもちゃ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
0
食品外
-
-
2
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1
3
不明
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
0
39
61
6
11
5
2
2
3
5
1
3
0
7
4
0
19
168
苦情の内容
食品の分類
魚介類
その他
計
45
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(5)
食品中の放射性物質検査実施状況
相談に応じて給食食材等の放射性物質(セシウム)の検査を実施した。その結果、放射性物
質は検出されなかった。
食品中の放射性物質検査実施状況
2
(単位:件)
学校給食
保育園給食
その他
127
72
0
食品検査事業
市内の食品製造施設で製造される食品及び食品の流通拠点である市場、スーパーマーケット等
で流通する食品等を収去し、残留農薬、残留動物用医薬品、添加物、微生物、その他必要な検査
を実施することにより違反食品を排除し食品の安全性を確保している。
食品等の収去検査状況
収去検体数 違反検体数
反
理 由
微生物 理化学 その他
魚介類
12
0
-
-
-
冷凍食品
12
0
-
-
-
魚介類加工品
20
0
-
-
-
肉卵類及びその加工品
57
0
-
-
-
牛乳・加工乳
2
0
-
-
-
乳製品
2
0
-
-
-
乳類加工品
1
0
-
-
-
アイスクリーム 類・氷菓
18
0
-
-
-
穀類及びその加工品
18
0
-
-
-
128
0
-
-
-
菓子類
76
0
-
-
-
清涼飲料水
29
0
-
-
-
酒精飲料
4
0
-
-
-
その他の食品
87
0
-
-
-
器具及び容器包装、おもちゃ
7
0
-
-
-
473
0
-
-
-
野菜類及びその加工品
総
3
違
数
備
考
食中毒調査・対策事業
食中毒発生時に、患者の症状、喫食状況の聞き取り調査を実施すると共に、検便検査、施設・
機械・器具類の拭き取り及び食品残品の検査を行い、食中毒の発生原因の究明を行っている。
また、従事者に対する衛生講習などを実施し、再発防止を図っている。
平成27年度は市内において食中毒の発生はなかった。
46
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
4
行政処分
平成27年度は行政処分の事例はなかった。
行政処分状況
(単位:件)
許可の取消
許可営業
営業の
禁停止
-
非許可営業
総
5
数
-
施 設 の 物品の廃棄
そ の 他
改善命令 回収命令
告
発
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
食品の自主回収
岡崎市食品衛生条例の規定により、営業者が行う食品等の自主回収のうち、食品衛生法違反又
はその疑いがある製品を自主回収する場合に、その内容を報告することが義務付けられている。
報告された情報は、市のホームページで公表して確実な回収を促し、再発防止対策等を指導し
た。
食品の自主回収報告状況
対 象 食 品
レトルトパウチ食品
6
原
因
自主回収着手報告日
風味異常
平成28年1月21日
岡崎市HACCP導入の推進及び認定
HACCP方式による衛生管理システムの導入について普及啓発を図ることを目的に、食品の
製造者及び加工者からの導入に関する相談等に応じている。
平成27年度においては、認定申請はなかった。
7
岡崎市食品衛生管理優秀店認定制度
岡崎市内で営業している食品関係施設を対象に、食品関係営業者等が自ら行う食品衛生管理に
ついて、一定の水準にあると求められる施設を認定し、自主的衛生管理を推進し、衛生管理の不
備に起因する食中毒等の未然防止に寄与することを目的として、市独自の認定制度を設けている。
段階的な評価制度とし、より取組みやすい制度をめざし、その推進を図った。
認定状況
クラス
ゴールド
認定施設数(平成27年度末)
25
47
シルバー
7
ブロンズ
1
合
計
33
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
8
災害時における食品の衛生確保等の協力に関する協定
地震、風水害その他の災害又は危機発生時における食の安全を確保するため、避難所等での食
品の衛生確保に関する衛生指導の実施等について、「災害時における食品の衛生確保等の協力に
関する協定」を岡崎市食品衛生協会と平成21年8月11日に締結している。
「災害時等における食品衛生業務マニュアル(平成27年度版)」に基づき、協定に関する具体
的な対応の確認を行い、岡崎市地域総合防災訓練に岡崎市食品衛生協会と共に参加した。
9
食品衛生協会の育成
岡崎市食品衛生協会が実施する事業のうち、食品営業施設に対し食品衛生指導員が衛生管理指
導を行う巡回指導及び衛生管理実証検査、食品衛生指導員を対象に最新知識を取得する等資質の
向上を図ることを目的とした研修会について補助することにより、食品営業施設の衛生管理の向
上を図っている。
補助事業
10
巡回指導
衛生管理実証検査
指導員研修
延714人
1,638施設
ふきとり検査等
1,725件
延611人
15回
食鳥検査・食鳥処理場指導事業
「食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律」に基づき、食鳥処理場の監視指導と食鳥
検査を実施することにより、食鳥肉の安全を確保している。
年間処理羽数が30万羽を超える「大規模食鳥処理場」に対しては、「公益社団法人愛知県獣医
師会」に検査を委託し、実施した。
食鳥処理場数及び立入検査等状況
認定小規模食鳥処理場
食鳥処理場
(処理羽数が年間30万羽以下)
(認定小規模食鳥
生体処理を
生体処理を
処理場を除く。)
行う施設
行わない施設
施
設
数
届出食肉
販売業者
計
1
-
2
1
4
立入検査件数
3
-
2
-
5
収去検体数
14
-
3
-
17
施設区分
大
規
模
認定小規模
区分別
区
計
合
分
検査(確認)羽数
廃棄羽数
成鶏
3,429,055
24,761
成鶏
0
0
ブロイラー
525
3
3,429,055
24,761
525
3
3,429,580
24,764
成鶏
ブロイラー
計
48
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
11
食品衛生法第24条に基づく「平成28年度岡崎市食品衛生監視指導計画」の策定
平成28年1月15日から平成28年2月14日にわたり
「平成28年度岡崎市食品衛生監視指導計画案」
を示して、生産者、消費者等各方面からの意見募集を行い、その意見等を2月16日に開催した岡
崎市食の安全・安心推進協議会に諮った結果を踏まえ、計画を策定した。
また、平成26年度の実施結果については、「平成26年度岡崎市食品衛生監視指導結果」として
取りまとめ、平成27年6月に公表した。
12
調理師等免許受付等事務
調理師、製菓衛生師、ふぐ処理師の免許受付等事務を愛知県から委任され、実施している。
免許受付等状況
区
13
分
(単位:件)
受験受付
免許証交付
受付・交付
書換え交付
受付・交付
再 交 付
受付・交付
計
調理師免許
74
44
20
18
156
製菓衛生師免許
7
10
1
0
18
ふぐ処理師免許
2
2
0
1
5
食品衛生講習会の開催
食中毒発生防止等の衛生知識の普及啓発を行うため、食品等事業者並びに消費者を対象とした
講習会等を開催した。
食品等事業者対象
(単位:回・人)
開催回数
人
数
備
食品衛生教育講習会
61
2,297
食品衛生責任者養成講習会
3
246
食品衛生責任者再講習会
7
649
ノロウイルス食中毒予防特別講演会
1
71
合
72
3,263
計
消費者対象
考
(単位:回・人)
開催回数
人
数
備
食品衛生出前講座等
26
1,056
食品衛生相談
4
51
食品衛生月間特別講演会
1
97
合
31
1,204
計
49
考
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
14
食の安全・安心推進協議会
岡崎市食の安全・安心推進協議会を開催し、本市が実施する食品の安全対策について協議を行い、
効果的かつ円満な施策の推進を図っている。
開催状況
回
開催月日
内
第1回
平成27年8月19日(水)
平成26年度岡崎市食品衛生監視指導実施結果について
第2回
平成28年2月16日(火)
平成28年度岡崎市食品衛生監視指導計画案について
50
容
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
第3
1
感染症対策班
感染症予防事業
「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(平成10年法律第114号、以下「法」
という。)に基づき、感染症の発生の予防及びそのまん延防止のための疫学調査、病原体検査、健康
診断、消毒指導などを行っている。また、患者に対する就業制限や入院勧告等を実施し、入院を勧告
した患者の医療費の公費負担を行っている。
(1)
全数把握対象疾患報告数
ア
1類感染症、2類感染症(結核を除く。)については報告無し。
イ
3類感染症
感染症名
腸管出血性大腸菌感染症
ウ
訳
O26(2)、O157(2)
報告数
内
デング熱
1
レジオネラ症
6
ジカウイルス感染症
1
訳
海外感染事例(タイ)
海外感染事例(ブラジル)
5類感染症
感染症名
(2)
4
内
4類感染症
感染症名
エ
報告数
報告数
内
訳
アメーバ赤痢
1
腸管アメーバ症(1)
水痘(入院例に限る。)
1
ワクチン接種歴:不明(1)
梅毒
3
早期顕症梅毒(Ⅱ期)(1)、無症候(2)
侵襲性肺炎球菌感染症
12
ワクチン接種歴:無し(6)、4回(3)、不明(3)
感染症集団発生状況
感染症名
報告数
内
訳
感染性胃腸炎(ノロウイルス)
6
児童福祉施設(4)、老人福祉施設(2)
感染性胃腸炎(サポウイルス)
1
児童福祉施設(1)
感染性胃腸炎(ロタウイルス)
1
児童福祉施設(1)
インフルエンザ
3
障がい者支援施設(2)、児童福祉施設(1)
蟯虫症
1
児童福祉施設(1)
流行性角結膜炎
1
学校(1)
51
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(3)
国立感染症研究所への行政検査依頼数
疾患名
百日咳
件数
(4)
ジカウイルス感染症
計
1(1)
2
集団かぜによる学校等の臨時休業報告数
学年閉鎖数
学級閉鎖数
(計)
幼稚園
0
0
8
8
小学校
0
4
63
67
中学校
0
4
10
14
高等学校
0
2
1
3
その他
0
0
0
0
(計)
0
10
82
92
就業制限及び入院勧告状況(結核を除く。)
区
(6)
)内は陽性件数
1(0)
休校数
(5)
※(
分
件数
内
訳
就業制限
1
腸管出血性大腸菌感染症(1)
入院勧告(法第19条)
0
-
入院勧告(法第20条)
0
-
入院医療費公費負担状況(結核を除く。)
区
分
件数
社会保険支払基金分
0
国保連合会分
0
52
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(7)
健康教育(生涯学習市職員出前講座含む。)
実 施 団 体 名 等
参加人数
内
容
福岡学区
4月7日
60人
高齢者の感染症対策
羽根学区
5月28日
25人
高齢者の感染症対策
愛知産業大学附属三河高等学校
7月6日
7月13日
437人
504人
エイズ・性感染症について
六ツ美北中学校
7月9日
298人
エイズ・性感染症について
KTC中央高等学院
7月13日
18人
エイズ・性感染症について
緑丘学区
8月5日
42人
高齢者の感染症対策
奥殿学区
9月15日
42人
高齢者の感染症対策
10月10日
6名
予防接種について
通所介護・通所リハ小部会
10月16日
38人
感染症対策
愛厚藤川の里
10月29日
10人
福祉施設における感染症対策
11月6日
24人
福祉施設における感染症対策
上地学区
11月12日
30人
高齢者の感染症対策
大樹寺学区
11月13日
24人
高齢者の感染症対策
広幡学区
11月26日
24人
高齢者の感染症対策
矢作中学校
12月2日
244人
矢作北学区
12月3日
9人
高齢者の感染症対策
コープあいち福祉サービスひな
12月16日
50人
感染症対策
コープあいち福祉サービス岡崎
12月25日
50人
感染症対策
井田学区
1月12日
45人
高齢者の感染症対策
六名学区
2月3日
20人
高齢者の感染症対策
常磐南学区
2月16日
24人
高齢者の感染症対策
矢作北中学校
2月23日
263人
岡崎市教育委員会
3月8日
76人
感染症対策
六南第7睦会
3月14日
35人
高齢者の感染症対策
国際交流NGO
おかざき福祉会
(8)
実施日
Vivaおかざき!!
かわいの里
エイズ・性感染症について
エイズ・性感染症について
研修会講師
実施日
研修会名
内
8月3日
平成27年介護保険指定事業者講習会
8月24日
私立保育園園長会
3月24日
障害者総合支援法に係る事業者説明会
容
社会福祉施設における感染症対策マ
ニュアルについて
53
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
2
感染症発生動向調査事業
「愛知県感染症発生動向調査事業実施要綱」に基づき、定点把握対象の5類感染症及び法第14
条第1項に規定する厚生労働省令で定める疑似症の患者の発生動向を把握するため、医療機関(感
染症指定届出機関(定点))から患者情報、疑似症情報及び病原体情報を収集・解析し、関係機
関等に情報の還元を行い、適宜市民に対して流行している感染症への注意喚起を行っている。
(1)
感染症指定届出機関(定点)
病院又は診療所名
岡崎市民病院
インフルエンザ
内科
小児科
○
○
疑似症
眼
基
性感染症
病原体
科
幹 第1号 第2号
○
○
○
小児科延寿堂杉浦医院
○
医療法人糸洲医院ともキッズクリニック
○
○
○
花田こどもクリニック
○
○
○
竜美ヶ丘小児科
○
にいのみ小児科
○
○
○
医療法人川島小児科水野医院
○
○
○
医療法人志貴こどもクリニック
○
○
○
粟屋医院
○
○
○
医療法人永坂内科医院
○
○
○
村山医院
○
○
○
○
○
吉田医院
鍋田眼科医院
○
○
酒井皮ふ科
○
○
中西泌尿器科皮フ科
○
○
医療法人一心会加藤産婦人科
○
たかレディースクリニック
○
愛知県がんセンター愛知病院
○
54
○
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(2)
定点把握対象疾患報告数(週報は当該年度第14週から翌年度第13週までの報告数)
年度
H25年度 H26年度 H27年度
感染症名
RSウイルス感染症(週報)
127
303
424
咽頭結膜熱(週報)
147
226
236
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(週報)
948
1150
1387
2,238
2,288
2,628
538
246
233
1,144
277
1,081
26
20
357
447
341
319
4
8
21
ヘルパンギーナ(週報)
212
417
252
流行性耳下腺炎(週報)
406
185
147
3,896
3,755
5,084
急性出血性結膜炎(週報)
1
19
19
流行性角結膜炎(週報)
5
4
6
男
42
143
95
女
65
72
48
(107)
(215)
(143)
男
15
1
0
女
62
56
34
(77)
(57)
(34)
男
18
0
2
女
18
12
10
(36)
(12)
(12)
男
19
61
49
女
10
10
9
(29)
(71)
(58)
感染性胃腸炎(病原体がロタウイルスであるものに限る。)※(週報)
0
0
0
クラミジア肺炎(オウム病を除く)(週報)
0
0
0
細菌性髄膜炎(週報)
0
0
0
マイコプラズマ肺炎(週報)
0
0
0
無菌性髄膜炎(週報)
0
0
0
インフルエンザによる入院患者(週報)
0
0
0
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症(月報)
0
0
0
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症(月報)
19
15
20
薬剤耐性緑膿菌感染症(月報)
0
0
0
摂氏38℃以上の発熱及び呼吸器症状 (明らかな外傷又は器質的疾患に起因するものを除く。)
0
0
0
発熱及び発しん又は水泡
0
0
0
感染性胃腸炎(週報)
水痘(週報)
手足口病(週報)
伝染性紅斑(週報)
突発性発しん(週報)
百日咳(週報)
インフルエンザ(鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く。)(週報)
性器クラミジア感染症(月報)
(計)
性器ヘルペスウイルス感染症(月報)
(計)
尖圭コンジローマ(月報)
(計)
淋菌感染症(月報)
(計)
※
平成25年10月14日から報告対象
55
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
9
(計)
1
その他
1
結膜炎
4
ジカウイルス感染症
2
デング熱
38
麻しん
10
RSウイルス感染症
28
上気道炎
3
下気道炎
5
インフルエンザ
1
無菌性髄膜炎
咽頭結膜熱
9
ヘルパンギーナ
感染性胃腸炎
(件数)
3
8
手足口病
疾患別病原体検査件数(検査は愛知県衛生研究所に依頼)
(疾患名)
(3)
29
148
特定感染症対策事業
日本におけるHIV感染者及びエイズ患者の発生は依然として増加傾向にある。HIV感染症
を含めた性感染症(梅毒、性器クラミジア感染症)の感染拡大防止を図るため、知識啓発のため
の健康教育や相談受付を行うとともに、毎週1回の昼間検査及び毎月1回の夜間検査を無料匿名
で実施している。さらに、検査機会の一層の拡大のため、「HIV検査普及週間(6月1日から
7日)」及び「世界エイズデー(12月1日)」に特別検査を実施している。
国の肝炎総合対策に基づき、肝炎に関する相談及びB型、C型肝炎のウイルス検査を無料で実
施している。また、感染者の肝炎治療に係る経済的負担を軽減するために愛知県の実施する医療
給付事業の申請等を受付している。
(1)
エイズ及び性感染症対策事業
HIV感染症・性感染症検査及び相談件数 ※( )内は陽性件数
区 分
HIV感染症検査
梅毒検査
性器クラミジア検査
相 談
件数
905(2)【夜間・休日(再掲)322(2)】
501(3)
464(22)
58
特別検査におけるHIV感染症検査件数
※( )内は陽性件数
区 分
「HIV検査普及週間」(6月7日)
「世界エイズデー」(12月1日)
件数
10(1)(※上記検査件数の再掲)
11(0)(※上記検査件数の再掲)
HIV感染症確認検査件数(検査は愛知県衛生研究所に依頼)
件数
(2)
※(
8(2)
肝炎ウイルス対策事業
B型肝炎・C型肝炎検査及び相談件数
※( )内は陽性件数
区 分
B型肝炎検査
C型肝炎検査
相 談
件数
104(0)
95(0)
584
56
)内は陽性件数
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
医療給付事業の申請書等受付件数
区
分
件
医療給付事業申請書
(3)
352
医療給付事業申請書記載事項変更届出書
6
医療給付事業所得状況変更申請書
0
受給者票有効期間延長申請書
0
受給者票返納届出書
4
受給者票再交付申請書
2
受給者票転入届
0
啓発事業
会
場
実施日
岡崎女子短期大学
4
数
11月21日
内
容
学祭にてエイズ・性感染症検査案内のチラシの配布。パネル展
示。一部啓発資材の配布。
新型インフルエンザ等対策
平成26年3月に策定した岡崎市新型インフルエンザ等対策行動計画に基づき、新型インフルエ
ンザ等発生時の各種対策の準備を進めている。
(1)
岡崎市感染症対策協議会
西三河南部東医療圏における医療体制について協議するため、協議会委員以外の関係者に出
席いただき、岡崎市感染症対策協議会を開催した。
開催日
開催場所
12月21日 岡崎げんき館
(2)
内容
参加機関
新型インフルエンザ
等対策に関する医療
体制について
愛知県西尾保健所、愛知県がんセンター愛知
病院、幸田町、岡崎市民病院、宇野病院、三
嶋内科病院、クリニックさいとう、岡崎市額
田宮崎診療所、岡崎市消防本部
西三河南部東医療圏新型インフルエンザ等対策訓練
西三河南部東医療圏において新型インフルエンザ等の患者が発生したことを想定し、実動訓
練を実施した。また、医療従事者及び搬送従事者等への二次感染対策のため、専門家による指
導の下、感染防護具の着脱訓練及びN95マスクのフィットテストを実施した。
実動訓練
開催日
開催場所
2月22日
岡崎げんき館、愛知県
がんセンター愛知病院
内容
参加機関
愛知県西尾保健所、愛知県がんセンター
医療機関への患者
愛知病院、岡崎市消防本部、岡崎市保健
搬送等
所
57
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
着脱訓練及びN95マスクのフィットテスト
開催日
開催場所
2月22日
(3)
講
参加機関
師
小林 弘 氏
愛知県がんセンター愛知病院、愛知県衣
(アゼアス株式会社)
愛知県がんセンター
浦東部保健所、西尾市消防本部、岡崎市
三浦 大祐 氏
愛知病院
民病院、岡崎市消防本部、岡崎市額田宮
原田 真樹 氏
崎診療所、岡崎市防災危機管理課
(興研株式会社)
岡崎市業務継続計画【新型インフルエンザ等対策編】の策定
行動計画に定める新型インフルエンザ等の対応業務を適切に実施するとともに、新型インフ
ルエンザ等発生時においても、市民生活の維持に必要不可欠な業務を円滑に継続することを目
的とした「岡崎市業務継続計画【新型インフルエンザ等対策編】」を3月28日に策定した。
5
蚊媒介感染症対策
4月に国がデング熱及びチクングニア熱を、重点的に対策を講じる必要がある蚊媒介感染症に位置
づけ、蚊媒介感染症に関する平常時及び有事における対策を適切に実施するため、蚊媒介感染症に関
する特定感染症予防指針を定め、国及び地方公共団体等が連携して取り組むべき施策について新たな
方向性を示した。
これらを踏まえ、
市民等に対し蚊媒介感染症の基礎知識及びその予防策をわかりやすく伝えるため、
専門家を講師として招き、蚊媒介感染症対策講演会を開催した。
演題名
開催日
講
師
会
場
市民公開講座「デング熱か
小林 睦生 氏
岡崎げんき
9月5日
らあなたを守るために」
(国立感染症研究所昆虫医科学部) 館3階講堂
6
対象者
一般市民等
参加人数
45人
結核対策
結核対策事業は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(平成10年法
律第114号、以下「法」という。)に基づき、結核患者の登録から病状調査、個別指導にいたる
までの結核患者管理と結核患者の家族をはじめとする接触者の健康診断、適正医療をすすめるた
めの感染症診査協議会の開催や結核医療費の補助、結核指定医療機関の指定、結核予防対策事業
補助金交付等を行っている。
また、結核対策を適切に推進するため地域住民をはじめ医療関係者等結核に関係する職員や機
関に対し、市政だより等で結核に関する情報の普及啓発を図るとともに、研修会等を通じて関係
機関との連携を図っている。
平成27年結核患者発生状況は、新登録患者36人、り患率9.4と本市において初めて低まん延の
指標であるり患率10を下回った。一方で、30才代以下の結核患者6人中4人が外国生まれの患者
となり、結核患者の半数を占める65才以上の高齢者と合わせて結核対策を推進していく必要があ
る。薬剤耐性結核患者は、肺結核菌培養陽性患者23人中MDR(INH,RFP耐性)1名、I
NH耐性1名、RFP耐性1名と耐性結核の発生が見られた。
58
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(1)
結核患者及び死亡状況
(単位:人・率・年)
結核死亡者数
実数
岡崎市
愛知県
(26年)
全 国
(26年)
全登録者数
死亡率
活動性結核患者数
新登録患者数
実数
り患率 菌陽性数
有病率 実数
菌陽性
り患率
人口
3
0.8
107
21
5.5
36
9.4
15
3.9
381,031
159
2.2
3,050
895
12.0
1,305
17.5
521
7.0
7,455,351
2,100
1.7
47,845 13,513
10.6 19,615
15.4 7,651
6.0 127,083,000
「愛知県」は名古屋市を含む。「岡崎市」の結核死亡者数については概数である。
(注1)
人口は10月1日現在
(注2)
率は人口10万人あたり
(注3)
菌陽性り患率は、喀痰塗抹陽性肺結核患者のり患率とした。
(注4)
結核死亡者数は、人口動態統計による。
(2)
全登録者の状況
(単位:人・年)
不活動性結核
活動性不明
治療中
観察中
活動性結核
入院
3
3
3
2
2
0
1
0
0
0
0
0
0
外来(他疾患入院)
2
2
0
0
0
0
0
0
2
0
0
0
0
外来(通院)
16
16
13
6
6
0
5
2
3
0
0
3
0
治療なし
86
0
0
0
0
0
0
0
0
76
10
0
20
不明
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
総数
107
21
16
8
8
0
6
2
5
76
10
3
20
肺結核活動性
総数
登録時喀痰塗抹陽性
総数
総数
総数
初回
再治療
治療
59
登録時
その他
の結核
菌陽性
登録時
菌陰性
・その他
肺 外
結 核
活動性
潜在性
結 核
感染症
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(3)
新登録患者の状況
(単位:人・年)
活
区
分
(4)
性 結
核
肺結核活動性
総 数
(り患率) 総数
年
動
喀痰塗沫陽性
総数
齢
初回
治療
再治療
その他
の結核
菌陽性
肺 外
菌陰性 結 核
・
活動性
その他
潜在性
結 核
感染症
治療中
36(9.4)
26
15
14
1
8
3
10
4
0~4歳
0
0
0
0
0
0
0
0
0
5~9歳
0
0
0
0
0
0
0
0
0
10~14歳
0
0
0
0
0
0
0
0
0
15~19歳
1
1
1
1
0
0
0
0
0
20~29歳
3
3
1
0
1
1
1
0
0
30~39歳
2
1
1
1
0
0
0
1
0
40~49歳
4
3
1
1
0
2
0
1
0
50~59歳
4
2
0
0
0
2
0
2
1
60~69歳
6
5
3
3
0
1
1
1
1
70~79歳
3
3
1
1
0
1
1
0
0
80歳以上
13
8
7
7
0
1
0
5
2
健康診断実施状況
平成25年6月よりIGRA検査をQFT-3GからT-SPOTへ切り替えた。(単位:人)
ツベルクリン
反応検査
区
分
受診者
被注射者 被判定者
定期
定期外
住
民
46,924
患者家族
147
10
10
接 触 者
55
2
47,126
12
計
(5)
発見者数
IGRA
直接撮影
検査
潜在性 発 病 の
結核患者 結 核 お そ れ
感染者 がある者
46,924
2
0
3
56
116
0
0
0
2
29
46
0
0
0
12
85
47,086
2
0
3
管理検診実施状況
(単位:人)
判
受診者数
要医療者数
65
要
観
定
察
医療終了後2年未満 医療終了後2年以上
1
38
60
3
観察不要の者
23
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(6)
感染症診査協議会診査報告状況(結核)
開催回数14回、持ち回り0回
(単位:件)
就業制限診査(法第18条)
22
入院勧告報告(法第19条)
21
入院勧告診査(法第20条第1項)
18
入院勧告延長診査(法第20条第4項)
47
医療費公費負担診査(法第37条の2)
60
(7)
結核医療費公費負担状況
ア
法第37条の規定による結核医療費の被保険者等別公費負担状況
被用者保険
イ
国民健康保険
計
本人
家族
一般
26年末現在
1
0
2
0
0
1
1
0
5
27年中承認数
5
1
3
0
0
11
1
0
21
27年中解除数
5
1
5
0
0
10
2
0
23
27年末現在
1
0
0
0
0
2
0
0
3
法第37条の2の規定による結核医療費の被保険者等別公費負担状況
国民健康保険
退職
家族
(単位:件・年)
高齢 生活
その他
医療 保護法
計
本人
家族
一般
退職
本人
申請
13
4
11
1
0
20
2
0
51
適正
13
4
11
1
0
20
2
0
51
承認
13
4
11
1
0
20
2
0
51
法別診療報酬支払状況
(単位:件)
法第37条の2
(8)
高齢 生活
その他
医療 保護法
退職
本人
被用者保険
ウ
退職
家族
(単位:件・年)
法第37条
計
社会保険支払基金分
128
18
146
国保連合会分
205
36
241
計(延件数)
333
54
387
結核指定医療機関指定状況
法第38条の規定による結核医療を担当する医療機関を指定し、医療を適正に実施させること
により患者の確実な治療を促す。
ア
申請・届出状況
(単位:件)
病院・診療所
薬
局
計
新
規
4
5
9
変
更
1
3
4
廃
止
5
5
10
10
13
23
計
61
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
イ
指定状況(平成28年4月1日現在)
病
院
診療所
13
(9)
(単位:件)
薬
151
局
計
170
334
保健指導
相
(単位:人)
談
電話
来所
延人員
延人員
410
訪問指導
実人員
延人員
(再掲)DOTS
171
82
65
(再掲)DOTS
309
259
(10) 結核定期病状調査
結核登録票に登録されている者に対し、保健所で実施する管理検診に代わり、医療機関等で
受診した場合の結果を把握し、登録者の病状管理を行う。
実施件数
80件
(11) 結核研修会
結核まん延を予防するため、患者支援に直接かかわる関係職員が学ぶ機会を提供する。
演
題
病院とスタッフを結核から守る!PartⅡ~看護ケア場面での結核感染対策について~
開 催 日
12月22日
講
師
佐藤 厚子 氏(結核予防会複十字病院 医療安全管理部部長)
会
場
岡崎市民病院西棟会議室
対 象 者
岡崎市民病院職員、市内病院、関係行政機関
参加人数
123人
(12) 結核予防対策事業費補助金
法第60条(地方自治法施行令第174条の49の16による準用による。)の規定により、学校又
は施設の長が行う結核の定期健康診断事業について補助を行った。
交付先
私立学校
8法人、社会福祉法人
1法人
(13) 学校保健への協力
学校保健結核対策委員会委員として支援している。
・結核対策委員会1回(保健所からの委員5人)
・結核健康診断実施体制の検討(結核健康診断の流れ、結核健診問診票、要精検者のフォロ
ー体制、転入者の対応、精度管理について)
(14) 結核地域連携パス
平成25年度より厚生労働省結核対策特別促進事業補助金を活用し、地域連携パス事業に取り
組んでいる。地域連携パス用DOTS手帳及びTBクリティカルパス岡崎市DOT手帳しおり
を配布した。
62
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(15) 分子疫学調査
平成27年10月登録以降の結核患者について、法第15条に基づく積極的疫学調査の一環として、
結核菌分子疫学調査を開始した。
実績
3件
(16) 結核患者移送
法第21条に基づき、独立行政法人国立病院機構東名古屋病院―公益財団法人結核予防会複十
字病院間の患者移送を民間患者搬送業者への委託により実施した。
63
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
7
予防接種事業
(1)
定期予防接種
予防接種法に基づき、病気のまん延を防止し公衆衛生の向上及び健康の増進を図るため、適
正年齢での予防接種率の向上に努めている。
子宮頸がん予防接種については、平成25年6月以降、積極的な勧奨差し控えが続いている。
ア
A類疾病
(単位:人・%)
区
分
第1回
第2回
第3回
第4回
第1回
第2回
第3回
第4回
ヒブ
小児用肺炎球菌
BCG
第1回
第2回
急性灰白髄炎(不活化ポリオワクチン)
第3回
第4回
第1回
第1期
第2回
ジフテリア・百日せき・破傷風
初 回
・急性灰白髄炎混合
第3回
第1期追加
第1回
第1期
第2回
ジフテリア・百日せき・破傷風混合 初 回
第3回
第1期追加
ジフテリア・破傷風混合
第 2 期
第1回
水痘
第2回
麻しん及び風しん第1期
麻しん及び風しん第2期(麻しん単抗原を含む。)
第1期 第1回
初 回 第2回
日本脳炎
第1期追加
第 2 期
第1回
子宮頸がん
第2回
第3回
64
対象者数
4,552
4,210
4,207
4,652
4,567
4,255
4,204
4,629
4,190
4,549
4,206
4,173
4,600
7,402
5,014
7,065
3,752
3,892
7,000
4,647
6,057
12,339
6,892
325
159
接種者数
3,876
3,817
3,795
3,646
3,881
3,837
3,790
3,628
3,797
21
54
62
208
3,828
3,781
3,757
3,445
2
2
1
16
2,948
3,951
4,513
3,638
3,690
3,998
3,988
4,057
2,525
15
17
13
接種率
85.1
90.7
90.2
78.4
85.0
90.2
90.2
78.4
90.6
84.2
89.9
90.0
74.9
39.8
78.8
63.9
97.0
94.8
57.1
85.8
67.0
20.5
0.2
5.2
8.2
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
イ
B類疾病
(単位:人・%)
区
分
対象者数
接種者数
189
135
71.4
82,243
52,227
63.5
59
33
55.9
65歳
5,143
2,632
51.2
70歳
3,210
1,631
50.8
75歳
3,260
1,671
51.3
80歳
1,985
707
35.6
85歳
1,338
437
32.7
90歳
743
220
29.6
95歳
258
71
27.5
100歳
52
14
26.9
60歳以上65歳未満
インフルエンザ
65歳以上
60歳以上65歳未満
高齢者肺炎球菌
(2)
接種率
任意予防接種
ア
高齢者肺炎球菌予防接種費助成事業
平成26年10月から高齢者の肺炎球菌感染症の定期予防接種が開始されたが、過去に肺炎球
菌ワクチンの接種歴がある者は定期予防接種の対象外であるため、このようなワクチン既接
種者や、定期予防接種の対象年齢を迎える前に接種を希望する者に対して、接種費用の一部
公費助成を実施した。
(単位:人)
対象年齢
申請者数
65歳以上
イ
接種者数
1,291
1,075
風しんに対する抗体検査及び予防接種事業
風しんの流行と先天性風しん症候群の発生を抑えることを目的に、国の特定感染症検査等事業
及び県の風しんワクチン接種事業に基づき、過去に抗体検査及び予防接種を受けたことがない者
で下記の対象者に対し、風しん抗体検査費用の助成を実施した。また、抗体検査の結果より風し
んに対する免疫が十分でないと判断する抗体価の者で、下記の対象者に対し、風しんワクチン又
は麻しん風しん混合ワクチン予防接種費用の助成を実施した。
(単位:人)
申請者数
対
象
者
抗体検査のみ 予防接種のみ
抗体検査
・予防接種
妊娠を予定又は希望している女性
98
101
59
妊娠を予定又は希望している女性の同居者
42
1
16
免疫が十分でないと判断する抗体価の妊婦の同居者
9
5
4
149
107
79
合
計
65
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
第4
1
衛生検査班
衛生検査事業
食品及び水質等各分野における微生物及び理化学検査を実施し、行政指導を実施するうえでの科学
的根拠となるデータを提供している。また、市民、事業者等からの依頼検査も実施している。
2
病原微生物検査
感染症患者発生時や食中毒等健康被害発生時の原因究明及び拡大防止のための検査を実施している。
また、食品、給食関係従事者等を対象として赤痢菌、サルモネラ属菌、腸管出血性大腸菌O157等の
依頼検査を実施している。
(1)
依頼検査
(単位:件)
検
細菌学的検査
査
項 目
住
その他
合
計
赤痢菌
0
5,072
5,072
サルモネラ属菌
0
5,072
5,072
腸管出血性大腸菌O157
0
2,758
2,758
-
70(砂場)
70
5
-
5
-
※70(砂場)
70
1
-
1
大腸菌群数
ぎょう虫卵(セロファン法)
臨床学的検査
民
寄生虫卵(※回虫卵数)
尿
66
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(2)
行政検査(感染症・食中毒等に関する検査)
検査分類
・検体名(検体数)
感染症関係
・糞便(68)
・蚊 (163)
・その他 (5)
検
査
項
目
・食品(11)
・ふき取り(44)
・糞便(45)
他自治体調査依頼関係
・糞便(12)
動物愛護関係
・糞便(38)
給食センター等
防疫対策
・糞便(11)
(陽性件数)
腸管出血性大腸菌O157
4
腸管出血性大腸菌O26
7
レジオネラ属菌
2
結核菌(VNTR)
3
ノロウイルス
49
(25)
サポウイルス
30
(3)
ヒトスジシマカ(雌)
食中毒・有症苦情関係
検 査 件 数
(2)
163 ※(133)
病原性大腸菌
60
大腸菌
2
黄色ブドウ球菌
61
サルモネラ属菌
41
セレウス菌
61
ウェルシュ菌
61
腸炎ビブリオ
61
カンピロバクター・ジェジュニ/コリ
22
ノロウイルス
37
サポウイルス
5
真菌
1
病原性大腸菌
3
黄色ブドウ球菌
3
サルモネラ属菌
3
セレウス菌
3
ウェルシュ菌
3
カンピロバクター・ジェジュニ/コリ
3
腸炎ビブリオ
3
ノロウイルス
12
サポウイルス
1
サルモネラ属菌
38
赤痢菌
38
腸管出血性大腸菌O157
38
カンピロバクター・ジェジュニ/コリ
38
寄生虫卵
38
(3)
ノロウイルス
11
(5)
67
(2)
(5)
(10)
(11)
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
3
食品等検査
年々増加する輸入食品及び多種多様な加工食品の安全性の確保を目的とした食品検査、ポジテ
ィブリスト制度に基づき基準以上の農薬が残留する農産物等の流通防止を目的とした市内産農産
物の農薬検査、アレルギー物質の不適切な表示による健康被害防止を目的とした食物アレルゲン
検査、学校給食等の放射性物質検査及び食品収去検査等を実施している。また、食品事業者から
の依頼検査も実施している。
(1)
依頼検査(細菌検査)
(単位:件)
(6)
(7)
(146)
細菌数
67
-
-
-
7
74
大腸菌群
67
-
-
-
7
74
大腸菌
-
3
3
-
1
7
黄色ブドウ球菌
-
3
3
-
-
6
サルモネラ属菌
-
20
46
6
-
72
計
肉
合
肉
その他の食品
肉
(46)
(検体数)
鶏
牛
(20)
名
豚
豆腐・油揚・生揚
(67)
品
検査項目
68
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(2)
収去検査(細菌検査)
合
計
類
弁当・そうざい等
子
清涼飲料水
菓
野菜類・果物及びその加工品
穀類及びその加工品
アイスクリーム類・氷菓
乳飲料・乳製品
乳・加工乳
食肉・卵
食肉製品
検査項目
魚介類加工品
(検体数)
冷凍食品
名
生食用鮮魚介類
品
(単位:件)
(8) (8) (20) (6) (35) (2) (2) (18) (8) (24) (35) (29) (86) (281)
細菌数
8
8
6
-
4
2
18
8
14
35
-
76
179
大腸菌群
8
7
20
-
-
2
1
18
4
14
35
29
76
214
E. coli
8
1
6
6
19
-
-
-
4
15
35
-
76
170
腸炎ビブリオ
8
-
6
-
-
-
-
-
-
-
-
-
8
22
黄色ブドウ球菌
8
-
6
6
4
-
-
-
8
24
35
-
76
167
-
-
-
-
23
-
-
-
-
-
-
-
-
23
-
-
-
-
19
-
-
-
-
-
-
-
-
19
-
-
-
-
15
-
-
-
-
-
-
-
-
15
サルモネラ属菌
-
-
6
6
31
-
-
-
-
15
35
-
76
169
容器包装詰加圧加熱殺菌
食品中で発育し得る微生物
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
10
10
腸内細菌科菌群
-
-
-
-
4
-
-
-
-
-
-
-
-
4
リステリア
-
-
-
-
-
-
1
-
-
-
-
-
-
1
カンピロバクター・
ジェジュニ/コリ
腸管出血性大腸菌
O157/O26/111
腸管出血性大腸菌
O103/O121/145
69
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(3)
収去検査(理化学検査)
(単位:件)
合計
器具及び容器包装
はちみつ
弁当・そうざい等
酒精飲料
清涼飲料水
菓子類
野菜類・果物及びその加工品
穀類及びその加工品
アイスクリーム類・氷菓
乳製品
乳・加工乳
肉卵類及びその加工品
(検体数)
魚介類加工品
魚介類
品 名
検査項目
(4) (20)(34)(2) (2) (7)(8) (112) (41) (29)(4) (8) (2)(7) (280)
無脂乳固形分
- -
-
2
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2
乳固形分
- -
-
-
-
1
-
-
-
-
-
-
-
-
1
乳脂肪分
- -
-
2
1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
3
比重
- -
-
2
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2
酸度
- -
-
2
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2
水分
- -
-
-
1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1
シアン化合物
- -
-
-
-
-
-
4
-
-
-
-
-
-
4
酸価・過酸化物価
- -
-
-
-
-
-
-
6
-
-
-
-
-
6
ヒ素、鉛、カドミウム
- -
-
-
-
-
-
-
-
29
-
-
-
-
29
カドミウム及びその化合物
- -
-
-
-
-
8
-
-
-
-
-
-
-
8
着色料
- 6
6
-
-
6
-
10
6
2
-
-
-
-
36
漂白剤・酸化防止剤
- -
-
-
-
-
-
4
-
-
4
8
-
-
16
発色剤
- -
6
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
6
殺菌料
- -
-
-
-
-
-
-
-
19
-
-
-
-
19
保存料
- 20
6
-
1
-
-
10
-
2
4
-
-
-
43
甘味料
- 20
-
-
-
-
-
10
-
2
-
-
-
-
32
農薬
- -
-
-
-
-
8
94
-
-
-
-
-
-
102
動物用医薬品
- -
28
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2
-
30
総水銀
4 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
4
PCB
4 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
4
アレルギー物質
(小麦、そば、卵、乳、落花生、えび及びかに)
- -
-
-
-
-
-
-
32
-
-
-
-
-
32
溶出試験
重金属(Pbとして)、
KMnO4消費量、蒸発残留物
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
4
4
溶出試験
重金属(ヒ素、鉛、カドミウム)
蒸発残留物、フェノール、ホルムアルデヒド
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
3
3
70
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(4)
行政検査(細菌検査等)
検
保育園給食関係
・食品 (72)
・その他 (3)
一般財団法人岡崎市学校給食協会関係
・食品(21)
監視指導関係
・おしぼり(1)
細菌数
2
大腸菌群
2
369
黄色ブドウ球菌
2
サルモネラ属菌
369
カンピロバクター・ジェジュニ/コリ
369
E型肝炎ウイルス
369
大腸菌群数
75
細菌数
20
大腸菌群
20
大腸菌
15
黄色ブドウ球菌
19
サルモネラ属菌
16
色及び臭い、大腸菌群
黄色ブドウ球菌、一般細菌数
1
行政検査(理化学検査)
検
農務課関係
査
項 目
品
残留農薬
監視指導関係
一般財団法人
岡崎市学校給
食協会関係
(6)
検 査 件 数
(陽性件数)
項 目
腸管出血性大腸菌
監視指導関係
・食品(370)
・その他(1)
(5)
査
名
野菜類及び果物
件数
24
強壮系医薬品成分(シルデナフィル、タダラフィル) 健康食品
4
痩身系医薬品成分(フェンフルラミン、N-ニトロソ
フェンフルラミン、シブトラミン、甲状腺末、マジ 健康食品
ンドール)
2
残留農薬
1
果物
行政検査(放射性物質検査)
学校給食
(単位:件)
保育園給食
127
72
71
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
4
水質検査
一般家庭等で使用している飲用井戸水、学校、幼稚園等の遊泳用プ-ル水、公衆浴場の浴場水
等の検査を設置者等からの依頼により実施している。また、冷却塔水及び浴場水において問題に
なっているレジオネラ属菌の検査も実施している。
なお、環境部総合検査センター受付分の水質検査のうち、細菌学的検査については衛生検査班
において検査を実施している。
(1)
依頼検査
ア
井戸水、受水槽等(検体数352)
検
細菌学的検査
理化学的検査
査
項 目
検査数
一般細菌
343
大腸菌群
10
大腸菌
335
塩化物イオン
342
有機物(全有機炭素(TOC)の量)
331
pH値
341
味
254
臭気
341
色度
345
濁度(比濁法)
345
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素
149
亜硝酸態窒素
139
有機物等(KMnO4消費量)
10
蒸発残留物
1
カルシウム・マグネシウム等(硬度)
2
鉛及びその化合物
1
亜鉛及びその化合物
1
鉄及びその化合物
3
マンガン及びその化合物
2
カドミニウム及びその化合物
1
水銀及びその化合物
1
ヒ素及びその化合物
1
六価クロム化合物
1
フッ素及びその化合物
1
シアン化物イオン及び塩化シアン
1
陰イオン界面活性剤
1
フェノール類
1
有機リン
1
72
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
イ
プール水(検体数13)
検
細菌学的検査
理化学的検査
ウ
項 目
検査数
一般細菌
12
大腸菌
12
有機物等(KMnO4消費量)
12
㏗値
12
濁度(比濁法)
12
総トリハロメタン
2
浴場水(検体数25)
検
細菌学的検査
理化学的検査
(2)
査
査
項 目
検査数
大腸菌群数
20
レジオネラ属菌
23
有機物等(KMnO4消費量)
21
濁度(比濁法)
20
行政検査
(25)
(43)
(209)
72
71
9
77
77
77
140
-
17
24
17
18
17
17
-
22
42
42
42
42
42
42
42
72
71
17
55
94
95
136
157
42
42
42
42
42
42
73
計
一般細菌
大腸菌
大腸菌群
レジオネラ属菌
有機物(全有機炭素(TOC)の量)
有機物等(KMnO4消費量)
pH値
濁度
塩化物イオン
電気導電率
硫酸イオン
酸消費量
全硬度(イオンクロマトグラフ)
カルシウム硬度
合
理化学的
検
査
(141)
項 目
(検体数)
細菌学的
検
査
特定建築物(飲料水、冷却塔水等)
査
浴場水
プール水
検
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
(3)
環境部総合検査センター受付分検査協力(細菌学的検査)
検体
検査項目
水道水
検査数
一般細菌
900
大腸菌
900
従属栄養細菌
大腸菌群数
水道水以外(工場排水、地下水、公共用水域 等)
5
42
507
一般細菌
68
大腸菌
89
ふん便性大腸菌群数
20
精度管理事業
試験検査の信頼性を確保するため、外部精度管理、
内部精度管理及び内部点検を実施している。
(1)
外部精度管理
検
査
機 関
一般財団法人食品
薬品安全センタ-
秦野研究所
愛知県衛生研究所
※
検
査
項 目
食品細菌検査:腸内細菌科菌群、一般細菌数測定、黄色ブドウ球菌、
大腸菌群
食品理化学検査:保存料(安息香酸)、残留農薬Ⅱ(チオベンカルブ、マ
ラチオン、クロルピリホス、テルブホス、フルシトリネ
ート及びフルトラニルの6種農薬中3種)、残留動物用
医薬品(スルファジミジン)
理化学部会(水質):亜硝酸態窒素、硝酸態窒素及び硝酸態窒素、フッ素及
びその化合物、塩化物イオン、塩素酸
理化学部会(食品化学):甘味料(サッカリンナトリウム、アセスルファ
ムカリウム)
微生物部会:赤痢菌、腸管出血性大腸菌O157、腸炎ビブリオ
その他、愛知県主催の水質検査技術研修会、食品化学技術研修会、微生物検査技術研修会、
寄生虫検査技術研修会への参加により、検査精度の向上に努めている。
(2)
内部精度管理
検
査
機 関
検
査
項 目
食品細菌検査:検査毎にBioBallによる回収率検査を実施
食品理化学検査:検査毎に添加回収試験を実施
岡崎市保健所
年1回5回繰り返し検査を実施
水質検査:細菌数/年1回5回繰り返し検査を実施
大腸菌/試薬のロット切替え毎に添加回収試験を実施
(3)
内部点検
ア
食品GLP:健康増進課食育栄養班長を信頼性確保部門責任者とし、検査記録票等の点検
を実施している。
イ
水質GLP:生活衛生課環境衛生班長を信頼性確保部門管理者とし、検査記録票等の点検
を実施している。
74
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
6
調査研究
日常検査の中で、信頼性及び検査精度の確保に努めると共に、以下の研修会及び共同研究等へ
参加することで、技術レベルの向上を図り積極的に調査研究を行っている。
(1)
西三河地区保健所試験検査技術研修会
(2)
保健所等試験検査技術研修会(愛知県)
(3)
厚生労働科学研究費補助金
新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業「食品由来感
染症の病原体情報の解析及び共有化システムの構築に関する研究」
(H27-新興行政-一般-002)
75
第3章 平成27年度事業実績【生活衛生課】
76
【
健
康
増
進
課
】
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第1
1
食育推進事業
食育推進計画の推進
平成24年3月に策定した「第2次岡崎市食育推進計画 」に基づき、市民が生涯にわたって健
全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむための「食育」を推進している。
目指すべき姿
自らを「学び」「教え」「協力し」実践する
基本方針
協働により周知から実践へ
計画期間
平成24年度から平成28年度まで
2
食育推進会議・食育推進会議専門委員会議
岡崎市食育推進会議及び岡崎市食育推進会議専門委員会議を開催し、食育推進計画に係る事業
の進捗状況等を審議し、施策の実施推進を図った。
(1)
岡崎市食育推進会議
開催月日
内容
・次期「愛知県食育推進計画」の作成について【愛知県農林水産部】
・第2次岡崎市食育推進計画について
平成27年10月20日(火)
・各課及び関係団体・企業の食育の取組み状況について
・食育推進体制の見直しについて
・第3次岡崎市食育推進計画の策定について
・岡崎市制100周年記念事業「食育メッセ」の開催について
(2)
岡崎市食育推進会議専門委員会議
開催月日
内容
・食育推進体制について
平成28年3月24日(木)
・岡崎市関係各課及び関係団体・企業の食育取組状況について
・第3次岡崎市食育推進計画の策定について
・市制100周年記念事業「食育メッセ2016」の開催について
77
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
3
(1)
食育の普及啓発
おかざき健康・食育だより「まめ吉通信」の発行
園児(年長児)、小中学生とその保護者を対象とした食育に関する情報を発信した。
発行月
内
容
おかざき健康・食育だより“まめ吉通信”が始まります!
熱中症に気を付けましょう
6月(創刊号) 市民の食育の実態について
6月は食育月間、毎月19日は食育の日です
給食の献立ができるまで
11月8日は「いい歯の日」です
10月17日~10月23日は「薬と健康の週間」です
10月
毎食野菜(3ベジ)で健康になろう
岡崎市での給食指導
自分の成長をふりかえってみよう
12月
岡崎の郷土料理を味わおう
「秋の完食週間」の活動を紹介します!
各号A3カラー二つ折り両面印刷、発行部数 43,000部
(2)
食育キャンペーン
食育推進会議、食育推進ボランティアと連携してキャンペーンを行い、啓発資材を配布した。
月
日
平成27年5月3日(日)
※こどもまつり
活動場所
乙川河川敷殿橋下流
内
大豆運びゲーム、箱の中身当てクイズ、野菜350gをはかってみよう、おかざき健康
“まめ”チャレンジ啓発
容
参加人数
600人(全体43,000人)
月
平成27年6月6日(土)
日
ボランティア
5人
※食育月間
活動場所
イオンモール岡崎 1階セントラルコート
内
食育体験ラリー、まめ吉プラ版キーホルダー作り、おかざき健康“まめ”チャレン
ジ、鰹節削り体験、食育ステージ、野菜アンケート
容
参加人数
900人
月
平成27年6月19日(金)
日
ボランティア
17人
※食育月間
活動場所
ドミー若松店
内
おかざき健康“まめ”チャレンジ啓発、野菜を使った料理の試食、野菜350gをはか
ってみよう、食べている部分はどこクイズ、野菜アンケート
容
参加人数
エレベーターホール前
100人
ボランティア
78
0人
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
月
日
平成27年10月18日(日)
活動場所
内
(3)
※げんきまつり
岡崎げんき館
学校給食メニューコンクール&食育ポスターコンクール表彰式、箱の中身当てクイ
ズ、どの部分を食べているかクイズ、パネル展示、岡弁販売
容
参加人数
690人(全体1,728人)
月
平成27年11月7日(土)、8日(日) ※岡崎城下家康公秋まつり
日
ボランティア
1人
活動場所
乙川河川敷右岸
内
食育クイズラリー、血管年齢測定【協会けんぽ】、まめ吉登場、箱の中身はクイズ、
生活習慣病・おかざき健康“まめ”チャレンジパネル展示
容
参加人数
884人(全体95,000人)
月
平成27年11月14日(土)・15日(日) ※JAまつり
日
ボランティア
9人
活動場所
岡崎中央総合公園 武道館
内
14日:焼き味噌作り体験、食育ステージ
15日:みそ田楽作り体験、
両日:岡弁販売、おかざき健康“まめ”チャレンジ、カミカミチェック、食育ステ
ージ、MyCa即日交付
容
参加人数
2,100人(14日:1,200人(全体28,000人)、15日:900人(全体27,000人))
ボランティア
14日:18人 15日:18人
合計36人
出前講座・食育教室
食育推進ボランティアと連携し、市内保育園、児童育成センターで食育教室を開催した。
(4)
実施期間
平成27年7月~12月
場
所
幼稚園、保育園、児童育成センター、こどもの家
内
容
食育劇、食育五感体験
実施回数
7回(幼稚園1回、保育園1回、児童育成センター4回、こどもの家1回)
参加人数
301人
協働企画
事業者・団体の食育
事業者・団体と協働して食育関連の講座等を開催した。
事業者・団体
合資会社野田味噌商店
月
日
平成27年8月11日(火)
場
所
野田味噌商店
内
容
味噌蔵見学、五平餅作り
参加人数
17組41人
79
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
事業者・団体
(公財)岡崎市学校給食協会
月
日
平成27年8月18日(火)
場
所
岡崎げんき館
内
容
人気の学校給食メニューを作ってみよう(1回目)
参加人数
事業者・団体
1階調理実習室
12組25人
㈱まるや八丁味噌
月
日
平成27年8月19日(水)
場
所
まるや八丁味噌
内
容
味噌蔵見学、味噌まんじゅう作り
参加人数
事業者・団体
9組19人
コープあいち岡崎センター
月
日
平成27年10月23日(金)
場
所
南部市民センター分館
内
容
美味しいケチャップ作り&クッキング
参加人数
事業者・団体
料理講習室
21人
NPO法人メダカの学校
安城支部
月
日
平成27年10月25日(日)
場
所
南部市民センター分館
内
容
誰もが楽しく食べて健康に~助けてアトピー!!~
参加人数
事業者・団体
料理講習室
18人
岡崎市食生活改善協議会
月
日
平成27年11月2日(月)
場
所
岡崎げんき館
内
容
地元野菜をたっぷり食べよう
参加人数
事業者・団体
1階調理実習室
28人
(公財)岡崎市学校給食協会
月
日
平成27年12月6日(日)
場
所
岡崎げんき館
内
容
人気の学校給食メニューを作ってみよう(2回目)
参加人数
1階調理実習室
13組30人
80
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
事業者・団体
月
日
平成28年3月12日(土)
場
所
南部地域交流センター
内
容
アレルギー講演会「小児の食物アレルギー」
参加人数
(5)
岡崎栄養士会
第6次活動室
41人
学校給食メニューコンクール
テーマに沿ったメニューを市内の小中学生から募集し、入賞メニューは、学校給食週間等の
給食献立に採用された。
テーマ
募集期間
応募総数
最優秀賞
表彰式
(6)
八丁味噌を使ったメニュー
平成27年4月24日~6月26日
岡崎まぜめん部門18点(小学生18点)、おかず部門79点(小学生40点、中学生
39点) 176人
岡崎まぜめん部門:家康仰天!八丁味噌カレー“まぜまぜ”うどん!
おかず部門:揚げじゃがの鶏みそあんかけ
平成27年10月18日(日)
げんきまつり
表彰式出席者7人
食育ポスターコンクール
食育をテーマとしたポスターを小学生から募集し、優秀作品18点を使ってカレンダーを作成
した。
募集期間
平成27年6月17日~9月8日
応募総数
2,207点
入
110点
選
表 彰 式
(7)
40校
平成27年10月18日(日)
げんきまつり
表彰式出席者15人
地産地消弁当「岡弁」
平成25年8月21日に開催された第41回生徒市議会において六ツ美北中学校から提案された岡
崎の特産品や野菜などの食材を使った「岡弁」を通じて、伝統的な食文化、地産地消など食育
への関心・理解を深めることを目的としてレシピの公募等を実施した。
レシピの公募
イベント等における販売実績
平成25年度 84点
平成26年度 52点
平成27年度 2点
応募のあったレシピ全てを市ホームページで公開
市内の飲食店は、レシピを使った「岡弁」として自由に販売可
平成27年6月19日(食育月間の食育の日) 2店(弁当2店)
平成27年10月18日(秋のげんきまつり) 3店(弁当3店)
平成27年11月14日(JAまつり) 3店(弁当3店)
平成27年11月15日(JAまつり) 1店(弁当1店)
81
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
4
食育推進ボランティア
「食」の大切さを伝え、「食育」を広めるために、様々な場面で食育活動を行うボランティア
を募集して登録を行い、育成、活動支援の他、協働した事業を実施した。
(1)
(2)
登録状況等
個人
団体
活動実績
64人
3団体
食育キャンペーン、保育園等への出前講座(食育教室)等
育成(食育推進ボランティア講習会の開催)
月
日
平成27年6月29日(月)
場
所
岡崎げんき館
内
容
ボランティア活動説明、市民協働について、食育アンケート結果について、ワ
ークショップ
参加人数
(3)
20人
行政提案による市民協働事業
事 業 名
内
5
3階講堂
容
子どもの食育健全育成事業
・幼稚園、保育園における園児対象の食育活動
・親子対象の料理教室の開催
実施回数
食育活動32回
実施期間
平成27年5月~平成28年3月
食育メッセ開催計画策定業務
第2次岡崎市食育推進計画と連動して、「食と環境」「食と農」「食と健康」「食とコミュニ
ケーション」「食文化」「食の安全・安心」をテーマに展示・体験を通じた実践型イベントであ
る市制100周年記念事業「食育メッセ2016」を開催するための計画を策定した。
82
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
検討会議の開催状況
(1)
食育メッセ検討会議
回
開催月日
第1回
平成27年4月8日(水)
第2回
平成27年5月13日(水)
第3回
平成27年6月25日(水)
第4回
平成27年10月6日(火)
第5回
平成28年1月13日(水)
第6回
平成28年1月27日(水)
(2)
・準備体制について
・開催計画の策定について
・食育メッセ イベントについて
アイデア募集アンケートでのご意見について、イベント内
容・すすめ方の検討
・100周年記念事業 特別企画について
・今後のスケジュールについて
・食育メッセ イベントについて
イベント内容・すすめ方の検討
・今後のスケジュールについて
・進捗状況について
・今後の体制について
・市制100周年記念事業「食育メッセ」について
出展企画案、出展募集要項、食の祭典 尼が咲く2016実行
員会について
・食育メッセ実行員会の設置
・出展団体・企業について
・郷土料理・郷土野菜調査
・食品取扱調査票について
・出展者募集要項について
・実施体制について
岡崎市食育メッセ実行委員会
回
第1回
6
内容
開催月日
内容
平成28年2月9日(火) ・企画について
食文化・郷土料理調査業務
和食がユネスコの無形文化遺産に登録され、注目される中、岡崎市における食文化・郷土料理
について、現場サイドで調査されたものが存在しない状況にあるため、本市地域の伝統として受
け継がれてきた調理・加工方法も明らかにするために食文化・郷土料理の調査を行い、「ふるさ
との味を知る
(1)
おかざきの「食」再・発・見」として紹介冊子として取りまとめた。
調査対象
ア
郷土料理・菓子
煮味噌、味噌田楽、鮎の煮浸し、焼味噌、いがまんじゅう、あわゆき
イ
農産物
高橋にんじん、なす、自然薯、法性寺ねぎ、いちご、ぶどう、むらさき麦、萬歳
(2)
調査期間
平成27年10月1日~平成28年3月31日
(3)
調査方法
文献調査、アンケート調査、ヒアリング調査
83
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第2
1
栄養改善事業
個別栄養相談・指導
(単位:回・人)
区分
回数
実人数
延人数
1歳6か月児健康診査
67
190
190
3歳児健康診査
67
107
107
まちかど保健室(成人・老人健康相談)
13
15
15
130
95
130
40
39
40
8
7
8
325
453
490
電話相談
来所による面接相談
訪問
計
※その他、保健事業や各種教室等の開催時にも相談に応じた。
2
集団栄養指導
(単位:回・人)
区分
回数
まちかど保健室(成人・老人健康相談)
2
60
まちかど保健室(妊婦・乳児健康相談)
12
418
1
62
15
540
糖尿病予防講座
計
3
人数
依頼による健康教育
(単位:回・人)
区分
回数
人数
小学生・中学生・高校生(PTA、教員等を含む)
2
116
子育て世代
2
104
11
335
5
156
20
711
高齢者
その他一般
計
84
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
4
言語発達遅滞児等集団指導教室(ひよこの会)での健康教育
健康診査事後指導教室「言語発達遅滞児等集団指導教室(ひよこの会)」の中で、口腔機能や
指先の発達を促すことに食育の視点を加えた手づくりおやつを提案し、参加児の様子を観察しな
がらおやつの食べ方の指導を行っている。また、栄養相談希望者に対し個別栄養相談を行ってい
る。
(1)
実施回数及び参加人数
実施回数
参加人数
6回
子ども
94 人
保護者
99 人
その他(兄弟等)
4人
計
(2)
197 人
実施内容
月
(3)
おやつの内容
ね
ら
い
5
みかん寒天
スプーンを使う、複数の食感の体験
7
みかん寒天
スプーンを使う、複数の食感の体験
9
みかん寒天
スプーンを使う、複数の食感の体験
11
ゆかりのりまき
指先を使う、前歯でかじりとる
1
ゆかりのりまき
指先を使う、前歯でかじりとる
3
ゆかりのりまき
指先を使う、前歯でかじりとる
栄養相談
7件
5
栄養表示に関する相談・指導・進達
(1)
事業の概要
ア
健康増進法第31条の1による、健康の保持増進の効果等に関する虚偽又は誇大な広告の監
視及び報告を行う。
イ
販売する食品に栄養成分、熱量に関する表示を行う場合の、表示すべき内容及び方法につ
いての相談、指導を行う。
ウ
(2)
特定保健用食品の申請について確認し、進達を行う。
実施状況
(単位:件)
区分
件数
虚偽誇大広告・栄養表示指導
17
特定保健用食品表示許可申請
0
特定保健用食品表示事項変更申請
1
85
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
6
健康料理教室
(1)
目的
健康に関する講義と調理実習を通して、正しい食習慣を身につけることや栄養の工夫を学ぶ
ことで健康の保持増進を図る。
(2)
対象
市内に在住し、栄養・食生活に関心のある者
(3)
会場
岡崎げんき館
(4)
調理実習室
従事者
管理栄養士、保健師、歯科衛生士、食生活改善推進員
(5)
日程・内容
日
程
内
容
テーマ
5月14日(木)
野菜をたっぷり、バランス料理
6月18日(木)
8月6日(木)
夏休み親子カミカミクッキング 噛むことはいいことがいっぱい
1月28日(木)
メタボリックシンドローム予防
のための健康料理教室
2月18日(木)
(6)
(1)
実践!脱メタボ塾
600kcalのヘルシーまんぷく定食・和食編
600kcalのヘルシーまんぷく定食・和食編
参加者内訳
日
7
野菜たっぷりのコツを学ぼう
~カフェ風バランスプレート~
プラス1品、毎日の食事に役立つ常備菜名人
になろう
程
(単位:人)
参加者数
年代別
39歳以下
性
40~60歳
65歳以上
男性
別
女性
5月14日(木)
26
8
11
7
1
25
6月18日(木)
29
6
17
6
5
24
8月6日(木)
25
20
5
0
6
19
1月28日(木)
31
0
15
16
12
19
2月18日(木)
27
0
13
14
10
17
計
138
34
61
43
34
104
災害料理教室
目的
近い将来予測されている東海地震・東南海地震などの自然災害に備え「いざという時の食の
備え~その時、何をどう食べる?~」をテーマに、災害時の栄養確保に関する講話やグループ
ワーク、調理実習を通して、家庭でできる食糧備蓄の重要性を意識し、栄養バランスに留意し
て食糧を食べる方法を学ぶ。
86
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(2)
対象
市内に在住し、栄養・食生活に関心のある者
(3)
会場
岡崎げんき館
(4)
調理実習室
従事者
管理栄養士、食生活改善推進員
(5)
日程・参加者内訳
日
程
参加者数
9月2日(水)
8
(単位:人)
年代別
性
別
39歳以下
40~60歳
65歳以上
男性
女性
2
11
9
2
20
22
栄養士免許等の事務
(単位:件)
区分
申請区分
件数
新規申請
栄養士免許
2
名簿訂正・書換交付申請
21
再交付申請
管理栄養士免許
3
新規申請
25
名簿訂正・書換交付申請
20
再交付申請
1
計
9
(1)
72
特定給食施設等実施状況調査・指導
目的
健康増進法第18条及び第22条に基づき、栄養管理、職員の配置状況等について給食の実施状
況調査を行い、栄養管理や職員の配置が適切でない施設に対し指導を行う。また、喫食者の健
康管理に役立つ情報の提供を行う。
(2)
特定給食施設実施状況調査(189施設)
(3)
特定給食施設の健康管理に関する調査(47施設)
(4)
給食施設指導
巡回による指導 7件
(5)
特定給食施設研修会
日程・場所
11月30日(月)
岡崎げんき館講堂
(単位:人)
内
容
・特定給食施設における健康管理の調査結果
・特定給食施設の衛生管理について
・腸内環境について
87
参加者
46
(38施設)
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
10
考察
特定給食施設を対象とした研修会を開催した。巡回する機会が少ない施設に対しても、特定給
食施設における「肥満・やせの割合の把握」による栄養管理、岡崎市の健康課題について周知す
ることができた。
今後も管理栄養士・栄養士の配置を促すとともに、食事を通して利用者の健康をサポートでき
るよう、効果的な指導・支援の方法について検討していきたい。
88
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第3
成人保健事業
健康増進法第17条に基づく事業を実施している。
1
健康手帳の交付
市民が各種検診(健診)の受診に関する記録や、健康の保持のために必要な事項を記載し、自
らの健康管理と適切な医療に役立てるための健康手帳を交付している。
(1)
対象
市内に居住している者
(2)
(3)
交付方法
ア
各種がん検診及び特定健診会場で受診者に交付
イ
保健所、各支所、国保年金課窓口で随時交付
交付状況
(単位:件)
区分
40~74歳
75歳以上
計
H25年度
1,108
4,106
351
5,565
H26年度
1,041
3,693
359
5,093
H27年度
586
1,906
834
3,326
新規交付
534
1,474
645
2,653
再交付
52
381
240
673
内訳
2
40歳未満
健康教育
生活習慣病の予防やその他健康に関する正しい知識の普及を図り、「自らの健康は自ら守る」
という認識と自覚を高める、健康の保持増進を図るための健康教育を行っている。
(1)
実施状況
(単位:回・人)
区分
H25年度
回数
H26年度
参加人数
回数
H27年度
参加人数
回数
参加人数
一般
6
192
7
361
10
520
歯周疾患
3
98
2
49
2
106
17
172
48
1,176
53
1,370
71
1,457
75
1,395
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
ロコモティブシンドローム
骨粗しょう症
病態別
計
93
1,573
8
404
4
222
3
120
127
2,439
132
3,265
143
3,511
89
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(2)
健康講座
市政だより、チラシ等で参加者を公募し、生活習慣病予防等に関する健康講座を開催してい
る。
日程・会場
内容等
9月12日(土)
岡崎げんき館 講堂
「野菜がもっと好きになる!野菜ソムリエの知恵を食卓へ」
講師:野菜ソムリエ 近藤香織氏
「あなたも糖尿病かも!」
・血糖測定・血圧測定
・講演「糖尿病は老化を進行させる病気です」
講師:市民病院 内分泌・糖尿病内科統括部長 渡邉峰守氏
・講演「糖尿病予防のための歯周病予防~歯を守ることがアンチ
エイジングにつながる~」
講師:市民病院 リハビリテーション科 歯科医師 大久保元博氏
(日本抗加齢医学会認定専門医)
・講話及び糖尿病予防ランチ実食(健康増進課管理栄養士)
・運動実践(市民病院理学療法士)
※岡崎市民病院(地域医療連携室及び糖尿病支援チーム)との
連携による糖尿病予防教室として実施
「健康な歯を保つためにできること~しっかり禁煙、続けて健診
~」
講師:大阪大学大学院 歯学研究科予防歯科学教室 小島美樹氏
「美ボディは1日にしてならず」
(ロコモティブシンドロームに関する講話及び運動実技)
講師:藤田保健衛生大学医学部整形外科 日下部浩氏
藤田保健衛生大学医療科学部リハビリテーション科 都築晃氏
10月4日(日)
岡崎げんき館1階
保健コーナー、多目
的室、講堂
11月8日(日)
岡崎市福祉会館
6階大ホール
3月6日(日)
岡崎げんき館
講堂
計
3
参加
状況
59人
62人
57人
49人
227人
健康相談
心身の健康に関する相談に応じ、必要な助言及び指導を行うために、まちかど保健室を開催し
ている。
(1)
対象
市内に在住の方
(2)
時間・場所
午前9時30分~11時
予約なし:岡崎げんき館(年12回)
予約制:岩津市民センター、大平市民センター、東部市民センター、ぬかた会館、六ツ美市
民センター(各1回)
(3)
従事者
保健師、管理栄養士、歯科衛生士
90
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(4)
実施状況
ア
回数及び相談者数
区分
H25年度
H26年度
H27年度
開設回数(来所有)
20(-)
20(-)
相談者数
96
58
イ
18(13)
39歳以下
40~64歳
65歳以上
8
29
46
相談内容の内訳(重複あり)
区分
(単位:人)
H25年度
H27年度
H26年度
39歳以下
40~64歳
65歳以上
21
18
0
0
0
脂質異常症
3
6
0
8
6
糖尿病
0
12
0
0
2
歯周疾患
1
2
0
0
0
骨粗鬆症
0
3
0
0
2
女性の健康
2
0
0
5
0
病態別
5
3
0
0
0
その他の歯科
5
6
0
0
2
総合健康相談
54
13
8
14
33
健診結果説明
0
10
0
2
1
禁煙相談
5
1
0
0
0
96
74
8
29
46
重点健康相談
高血圧
計
4
(単位:回・人)
健康診査
健康増進法第19条の2に基づく健康増進事業等の各種健診(検診)を実施している。
(1)
健康診査
高齢者の医療の確保に関する法律の施行により、医療保険者には、40歳以上の加入者に対し
内臓脂肪型肥満に着目した健診(特定健康診査)の実施が義務付けられている。これに該当し
ない健康増進法施行規則第4条の第2号に規定される生活保護受給者等に対し、特定健康診査
と同等の生活習慣病の予防に着目した健康診査を行っている。
ア
内容
(ア)
基本的な健診項目
既往歴の調査(服薬歴及び喫煙習慣の状況に係る調査を含む)、自覚症状及び他覚症状
の検査、身体計測(身長・体重・腹囲・BMI)、血圧(収縮期血圧・拡張期血圧)、血
中脂質検査(中性脂肪・HDL-コレステロール・LDL-コレステロール)、肝機能検
査(GOT・GPT・γ-GTP)、血糖検査(空腹時血糖・ヘモグロビンAlc)、尿
検査(糖・蛋白)
91
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(イ)
詳細な健診項目
貧血検査(赤血球数・血色素量・ヘマトクリット値)、心電図検査、眼底検査
(ウ)
市独自の追加項目
血清クレアチニン
イ
対象および実施体制
医療保険適応除外者(生活保護受給者及び中国残留邦人支援給付受給者)を対象に無料で実
施
(ア)
集団健診:市内在住の平成28年3月31日現在、40~64歳の者
(イ)
個別健診:市内在住の平成28年3月31日現在、65歳以上の者
ウ
期間及び場所
区分
期間及び場所
集団健診
市内巡回型
健診センター型
個別健診
エ
平成27年7月1日(水)~10月22日(木)(30日間)
岡崎市医師会公衆衛生センター、各市民センター、各地域交流セン
ター、りぶら等12会場
平成27年6月15日(月)~平成28年2月29日(月)
岡崎市医師会はるさき健診センター会場
平成27年6月1日(月)~10月31日(土)(休診日を除く)
市内協力医療機関
眼科検査のみ平成27年6月1日~12月31日まで(休診日を除く)
受診状況
体制別年次推移
(単位:人・%)
集団健診
年度
H23
H24
H25
H26
H27
対象者数
736
748
736
753
705
受診者数
(受診率)
48
(6.5)
46
(6.1)
58
(7.9)
64
(8.5)
39
(5.5)
個別健診
対象者数
641
676
734
838
892
92
受診者数
(受診率)
225
(35.1)
264
(39.1)
252
(34.3)
256
(30.5)
275
(30.8)
計
対象者数
1,377
1,424
1,470
1,591
1,597
受診者数
(受診率)
273
(19.8)
310
(21.8)
310
(21.1)
320
(20.1)
314
(19.7)
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
年齢階級別検診結果
(単位:人)
受診者数
区分
男
女
(2)
健康診査
保健指導区分別実人員
詳細な項目
実施(再掲)
保健指導
非対象者
服薬中のた
め保健指導
の対象から
除外した者
保健指導対象者
動機付け
積極的支援
支援
40~49歳
11
2
4
2
0
5
50~59歳
6
1
4
0
1
1
60~64歳
5
1
3
1
0
1
65~69歳
43
42
19
18
6
70~74歳
28
28
10
12
6
75歳以上
49
48
計
142
122
40
33
13
7
40~49歳
6
1
6
0
0
0
50~59歳
5
0
4
1
0
0
60~64歳
6
2
4
1
0
1
65~69歳
15
14
9
5
1
70~74歳
36
33
20
11
5
75歳以上
104
103
計
172
153
43
18
6
1
合計
314
275
83
51
19
8
脳ドック検診
脳血管疾患や脳の疾患の早期発見と予防を目的とした、脳ドック検診を実施している。
ア
対象
市内在住の40歳以上の者で、前年度に市が実施する脳ドック検診の受診歴がない者
イ
内容及び自己負担金額
内容:問診、血圧、頭部MRI(断層撮影)、頭部MRA(脳動脈撮影)
自己負担金額:16,000円
ウ
期間及び場所
平成27年4月~平成28年3月
医療法人
鉄友会 宇野病院、岡崎市医師会はるさき健診センター、
高木外科内科医院、冨田病院、北斗病院(計5医療機関)
エ
募集人数
前期
オ
600人、後期 420人
受診状況
区分
(単位:人)
H23年度
H24年度
H25年度
H26年度
H27年度
募集人数
1,000
1,000
1,000
1,020
1,020
受診者数
948
926
955
998
1,016
93
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
カ
平成27年度 年齢階級別受診者数及び結果
区分
(単位:人)
結
受診者数
判定1
判定2
果
判定3
判定4
判定5
40~44歳
60
45
7
2
5
1
45~49歳
79
52
15
2
7
3
50~54歳
106
55
35
3
8
5
55~59歳
133
51
58
5
12
7
60~64歳
172
62
77
4
21
8
65~69歳
253
53
129
13
43
15
70歳以上
213
18
143
12
31
9
1,016
336
464
41
127
48
計
<参考>判定の説明
(3)
判定1
今回実施しました検査では特別な異常は見当たりません。
判定2
所見は認められますが心配ありません。
判定3
所見は認められます。生活習慣を改善してください。
判定4
かかりつけの医師に定期的な経過観察と指導を受けてください。
判定5
早めに精密検査を受けてください。
肺ドック検診
肺がん等の早期発見と早期治療のために、肺ドック検診を実施する。
ア
対象
市内在住の40歳以上の者で、①~④のいずれかに該当する者
①ヘビースモーカー(多量にたばこを吸う者)
②咳や痰が繰り返し出る
③家系に肺がん既往者がある
④肺の病気が不安
イ
内容及び自己負担金額
内容:問診、喀痰細胞診検査(3日法)、胸部エックス線直接撮影、胸部ヘリカルCT
撮影
自己負担金額:10,500円
ウ
期間及び場所
平成27年11月~平成28年2月
岡崎市医師会はるさき健診センター
エ
募集人数
30人
オ
受診状況
区分
(単位:人)
H23年度
H24年度
H25年度
H26年度
H27年度
募集人数
50
50
50
30
30
受診者数
22
35
24
28
26
94
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
カ
平成27年度 年齢階級別受診者数及び結果
区分
受診者数
(単位:人)
結
判定1
判定2
果
判定3
判定4
40~49歳
3
1
1
1
0
50~59歳
7
1
2
4
0
60~69歳
9
0
1
8
0
70~79歳
4
0
0
4
0
80歳以上
3
0
0
3
0
計
26
2
4
20
0
<参考>判定の説明
(4)
判定1
今回実施しました検査では特別な異常は見当たりません。
判定2
所見は認められますが心配ありません。
判定3
かかりつけの医師に定期的な経過観察と指導を受けてください。
判定4
早めに精密検査を受けてください。
がん検診等(人間ドック型・ミニドック型)検診
市民のニーズの高い人間ドック型健診として、
医療保険者が実施する特定健康診査受診時に、
がんの早期発見・早期治療推進のためのがん検診や詳細な検査項目を受診できる体制を整備し、
市民サービスの向上を図っている。
ア
対象
市内在住の40歳以上の岡崎市国民健康保険加入者、後期高齢者医療制度加入者および集合
契約に属する医療保険被扶養者
イ
内容
区分
人間ドック型
ミニドック型
基本項目
胃がん検診、肺がん検診、大腸がん検診、前立腺が
ん検診(男性のみ)、骨密度測定(女性のみ)、眼科検
査、聴力検査、肺機能検査、尿検査、貧血検査、生
化学的検査、免疫学的検査、血液学的検査、腹部超
音波検査、心電図検査、眼底検査
胃がん検診、肺が
ん検診、大腸がん
検診、腹部超音波
検査
肝炎ウイルス検診※1、喀痰検査
必要者
※2
オプション項目
※1
子宮がん検診、乳がん検診、ヒトパピローマウイル ペプシノゲン法+
ス(HPV)検査、ペプシノゲン法+ピロリ抗体検 ピロリ抗体検査
査
肝炎ウイルス検診は、40歳の者及び41歳以上で、平成14~26年度に肝炎ウイルス
検診を未受診の者のみ
※2
オプション項目は各検診の対象者に準ずる。子宮がん検診は、市内在住の30歳以
上39歳以下の岡崎市国民健康保険加入者も含む
95
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
ウ
期間及び場所
区分
自己負担金額
期間及び場所
30~39歳:14,000円
国保 40~64歳:12,000円
65~75歳:9,300円
人間ドック型健診
40歳以上:12,000円
社保 医療保険者によっては、別に特
定健康診査費が必要
平成27年4月から平成28年3月
まで
岡崎市医師会はるさき健診セン
ター
後期高齢者医療制度加入者:9,300円
ミニドック型健診
国保
30~39歳:8,000円
40~75歳:6,000円
後期高齢者医療制度加入者:6,000円
エ
医療保険区分別受診状況
年度
(5)
平成27年6月から平成28年2月
まで
岡崎市医師会公衆衛生センター
国保加入者
(単位:人)
後期高齢者
集合契約
計
H23
11,077
931
861
12,869
H24
11,970
1,114
858
13,942
H25
12,556
1,334
966
14,856
H26
12,898
1,593
940
15,431
H27
13,338
1,850
1,220
16,408
胃がん検診
胃部エックス線検査による胃がん検診及び、節目年齢の希望者を対象としたオプション項目
としてペプシノゲン法+ピロリ抗体検査によるリスク検診を実施している。
ア
対象
市内在住の40歳以上の者
イ
内容
胃部エックス線検査
ペプシノゲン法+ピロリ抗体検査
(40・45・50・55・60歳の希望者のみ)
ウ
期間及び場所、自己負担金額(免除者有)
区分
集団検診
自己負担金額
1,500円
センター検診 1,500円
人間ドックの
セット項目
ミニドックの
ミニドック型
セット項目
人間ドック型
個別検診
※
5,000円
期間
平成27年6月~平成28年2月
場所
岡崎市保健所始め市内10会場
(岡崎市医師会集団検診車)
平成27年6月~平成28年2月 岡崎市医師会はるさき健診センター
平成27年4月~平成28年3月 岡崎市医師会はるさき健診センター
平成27年6月~平成28年2月 岡崎市医師会公衆衛生センター
平成27年6月~12月
岡崎市医師会協力医療機関
ペプシノゲン法+ピロリ抗体検査は区分に関係なく一律1,900円(免除者なし)
96
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
エ
受診状況
事業評価における主要指標の年次推移
区分・年度
(単位:人)
H23
H24
H25
H26
H27
対象者
87,034
88,899
91,185
93,057
95,595
受診者数
15,753
16,840
17,457
18,434
19,482
受診率(%)
18.1
18.9
19.1
19.8
20.4
要精密検査者
2,288
2,397
1,893
1,569
1,713
14.5
14.2
10.8
8.5
8.8
1,703
1,639
1,290
963
1,007
精密検査受診率(%)
74.4
68.4
68.1
61.4
58.8
陽性反応適中度(%)
1.2
1.3
1.1
1.6
0.8
27
31
20
25
13
0.17
0.18
0.11
0.14
0.07
要精密検査率(%)
精密検査受診者数
がんであった者
がん発見率(%)
体制別年次推移
年度
集団検診
(単位:人)
センター検診
人間ドック型
ミニドック型
個別検診
計
H23
2,679
2,209
9,674
960
231
15,753
H24
2,106
3,660
9,319
1,547
208
16,840
H25
1,914
3,912
10,122
1,322
187
17,457
H26
2,146
4,231
10,484
1,314
259
18,434
H27
2,391
4,459
10,966
1,385
281
19,482
ペプシノゲン法+ピロリ抗体検査体制別年次推移
区分
集団検診
ミニドック型
個別検診
23
年
度
対象者
362
309
736
53
5
1,465
受検者
207
186
148
24
2
567
57.2
60.2
20.1
45.3
40.0
38.7
24
年
度
対象者
210
569
731
87
2
1,599
受検者
120
266
177
54
1
618
57.1
46.7
24.2
62.1
50.0
38.6
25
年
度
対象者
212
675
730
70
6
1,693
受検者
128
309
140
45
3
625
60.4
45.8
19.2
64.3
50.0
36.9
26
年
度
対象者
294
752
725
60
6
1,837
受検者
174
351
150
37
3
715
59.2
46.7
20.7
61.7
50.0
38.9
27
年
度
対象者
285
778
787
51
7
1,908
受検者
179
417
156
27
5
784
62.8
53.6
19.8
52.9
71.4
41.1
受検率(%)
受検率(%)
受検率(%)
受検率(%)
受検率(%)
センター検診
人間ドック型
(単位:人)
計
※
対象者は、胃がん検診受診者のうちペプシノゲン法+ピロリ抗体検査対象の者
※
人間ドック型は胃カメラ検査受診者を含む
97
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
年齢階級別精密検査結果
(単位:人)
結
区分
受診者数
要精密
検査者
男
746
35
2
0
10
21
女
1,193
38
2
0
16
19
男
489
32
3
0
15
14
女
830
25
0
0
7
17
男
446
39
0
0
19
20
女
835
29
3
0
10
16
男
432
33
3
0
10
19
女
975
57
1
1
35
20
男
942
124
5
2
52
64
女
1,754
114
7
0
63
43
男
2,433
327
14
3
183
123
女
2,442
169
4
0
91
71
男
3,490
486
24
6
268
187
女
2,475
205
16
1
115
72
19,482
1,713
84
13
894
706
性別
年齢
40歳~44歳
45歳~49歳
50歳~54歳
55歳~59歳
60歳~64歳
65歳~69歳
70歳以上
計
※
(6)
果
異常
認めず
がんで
あった者
がん以外
の疾患で
あった者
未受診
胃がん検診受診者のうち16名は精密検査結果不明
肺がん検診
ア
対象
市内在住の40歳以上の者
イ
内容
胸部エックス線検査
医師が必要と認めた者は喀痰細胞診検査
ウ
期間及び場所、自己負担金額(免除者有)
区分
自己負担金額
集団検診
800円
センター検診
800円
人間ドック型
ミニドック型
人間ドックの
セット項目
ミニドックの
セット項目
期間
平成27年6月~
平成28年2月
平成27年6月~
平成28年2月
平成27年4月~
平成28年3月
平成27年6月~
平成28年2月
98
場所
岡崎市保健所始め市内10会場
(岡崎市医師会集団検診車)
岡崎市医師会はるさき健診センター
岡崎市医師会はるさき健診センター
岡崎市医師会公衆衛生センター
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
エ
受診状況
事業評価における主要指標の年次推移
区分・年度
(単位:人)
H23
H24
H25
H26
H27
対象者
87,034
88,899
91,185
93,057
95,595
受診者数
17,918
19,466
20,524
21,788
23,255
受診率(%)
20.6
21.9
22.5
23.4
24.3
要精密検査者
360
640
470
326
309
要精密検査率(%)
2.0
3.3
2.3
1.5
1.3
精密検査受診者数
244
465
341
217
216
精密検査受診率(%)
67.8
72.7
72.6
66.6
69.9
陽性反応適中度(%)
0.0
0.3
2.1
0.9
1.3
0
2
10
3
4
0.00
0.01
0.05
0.01
0.02
がんであった者
がん発見率(%)
体制別年次推移
年度
(単位:人)
集団検診
センター検診
人間ドック型
ミニドック型
計
H23
2,599
2,525
11,784
1,010
17,918
H24
1,942
3,647
12,214
1,663
19,466
H25
1,826
3,948
13,314
1,436
20,524
H26
2,106
4,359
13,873
1,450
21,788
H27
2,249
4,728
14,749
1,529
23,255
年齢階級別精密検査結果
(単位:人)
結
区分
要精密
性別 受診者数
検査者
年齢
40歳~44歳
45歳~49歳
50歳~54歳
55歳~59歳
60歳~64歳
65歳~69歳
70歳以上
計
※
果
が ん 以外
異常
がんで
の 疾 患で
認めず あった者
あ っ た者
2
0
0
2
0
1
1
0
2
1
0
0
3
0
0
0
0
5
0
0
2
2
0
0
3
1
4
3
0
16
8
1
16
9
1
18
13
0
45
再掲
未受診
1
5
2
2
2
2
1
7
7
4
16
8
27
喀痰
要精密
細胞診
検査者
受診者数
8
0
1
0
8
0
2
0
3
0
2
0
12
0
6
0
30
0
2
0
58
0
4
0
93
0
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
772
1,336
506
901
451
899
458
1,198
1,076
2,184
2,962
3,139
4,358
3
8
5
3
5
7
3
9
16
24
43
38
91
女
3,015
54
16
1
27
9
2
0
23,255
309
63
4
136
93
231
0
肺がん検診受診者のうち2名は精密検査結果不明、11名は精密検査結果保留(がん疑い含む)
99
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(7)
大腸がん検診
ア
対象
市内在住の40歳以上の者
イ
内容
便潜血反応検査(二日採便法)
ウ
期間及び場所、自己負担金額(免除者有)
区分
自己負担金額
期間
場所
平成27年6月~
平成28年2月
平成27年6月~
センター検診
500円
平成28年2月
平成27年7月~
10月
集団(特定)検診 500円
平成27年6月~
平成28年2月
人間ドックの 平成27年4月~
人間ドック型
セット項目
平成28年3月
ミニドックの 平成27年6月~
ミニドック型
セット項目
平成28年2月
平成27年6月~
個別(特定)検診 500円
10月
集団検診
エ
500円
岡崎市保健所始め市内10会場
岡崎市医師会はるさき健診センター
集団特定健診の各会場(12会場)
岡崎市医師会はるさき健診センター
岡崎市医師会はるさき健診センター
岡崎市医師会公衆衛生センター
岡崎市医師会協力医療機関
受診状況
事業評価における主要指標の年次推移
区分・年度
H23
(単位:人)
H24
H25
H26
H27
対象者
87,034
88,899
91,185
93,057
95,595
受診者数
39,029
40,287
40,879
42,253
44,309
受診率(%)
44.8
45.3
44.8
45.4
46.4
要精密検査者
2,505
2,566
2,842
3,197
3,260
6.4
6.4
7.0
7.6
7.4
1,609
1,409
1,725
1,906
1,965
精密検査受診率(%)
64.2
54.9
60.7
59.6
60.3
陽性反応適中度(%)
2.6
1.8
2.0
1.8
1.9
65
45
56
58
62
0.17
0.11
0.14
0.14
0.14
要精密検査率(%)
精密検査受診者数
がんであった者
がん発見率(%)
100
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
体制別年次推移
区分
年度
(単位:人)
センター 集団(特定)
人間
検診
検診
ドック型
集団検診
ミニ
個別(特定)
ドック型
検診
H23
1,547
2,073
1,242
11,735
998
21,434
39,029
H24
1,194
3,138
731
12,139
1,655
21,430
40,287
H25
991
3,349
937
13,272
1,421
20,909
40,879
H26
1,145
3,802
910
13,833
1,437
21,126
42,253
H27
1,405
4,180
741
14,699
1,531
21,753
44,309
年齢階級別検診結果
(単位:人)
結
性
区分
45歳~49歳
50歳~54歳
55歳~59歳
60歳~64歳
65歳~69歳
70歳以上
計
(8)
がんで
あった者
がん以外
の疾患で
あった者
別
40歳~44歳
要精密
検査者
果
受診者数
男
805
32
7
1
11
12
女
1,413
68
12
0
14
42
男
544
30
7
0
9
14
女
972
35
10
1
6
18
男
506
32
5
0
9
17
女
1,045
48
13
3
10
22
男
541
37
3
0
13
20
女
1,353
61
15
2
14
29
男
1,198
89
13
1
31
42
女
2,526
115
41
1
32
39
男
3,938
296
63
5
119
102
女
5,052
250
77
10
79
81
男
10,869
1,131
258
17
435
421
女
13,547
1,036
291
21
288
436
44,309
3,260
815
62
1,070
1,295
年齢
※
計
異常
認めず
未受診
大腸がん検診受診者のうち18名は精密検査結果不明
子宮がん検診
細胞診による子宮がん検診及び、20~49歳の希望者を対象にオプション項目としてヒトパピ
ローマウイルス(HPV)検査によるハイリスク検査を実施している。
ア
対象
市内在住の20歳以上の女性(隔年受診)
ヒトパピローマウイルス(HPV)検査(20~49歳の希望者のみ)
イ
内容
個別検診:子宮頸部の細胞診(医師が必要と認める場合は、子宮体部の細胞診も実施)
個別検診以外:子宮頸部の細胞診
101
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
ウ
期間及び場所、自己負担金額(免除者有)
区分
集団検診
1,300円
センター検診
1,300円
人間ドック型
1,300円
個別検診
※
エ
自己負担金額
子宮頸がん検診
2,300円
子宮頸がん検診
+体がん検診
3,200円
期間
場所
平成27年6月~
平成28年2月
平成27年6月~
平成28年2月
平成27年4月~
平成28年3月
岡崎市保健所、岡崎市医師会公衆衛
生センター(岡崎市医師会集団検診車)
岡崎市医師会はるさき健診センター
岡崎市医師会はるさき健診センター
平成27年6月~
岡崎市医師会協力医療機関
平成28年2月
ヒトパピローマウイルス(HPV)検査は区分に関係なく一律1,500円(免除者なし)
受診状況
事業評価における主要指標の年次推移
区分・年度
(単位:人)
H23
対象者
H24
H25
H26
H27
75,064
75,239
75,924
76,596
77,632
8,840
10,059
9,151
10,581
9,280
受診率(%)
11.8
13.4
12.1
13.8
12.0
要精密検査者
140
176
273
315
260
要精密検査率(%)
1.6
1.7
3.0
3.0
2.8
75
88
203
178
163
精密検査受診率(%)
54.0
50.0
74.4
56.5
62.7
陽性反応適中度(%)
1.4
0.0
0.7
0.6
0.4
2
0
2
2
1
0.02
0.00
0.02
0.02
0.01
受診者数
精密検査受診者数
がんであった者
がん発見率(%)
体制別年次推移
年度
H23
H24
H25
H26
H27
※
(
(単位:人)
集団検診
1,365
(374)
1,627
(360)
1,439
(317)
1,698
(720)
1,455
(217)
センター検診
2,393
(394)
2,649
(420)
2,871
(499)
3,406
(1,008)
3,210
(339)
人間ドック型
1,976
(60)
2,442
(65)
2,084
(72)
2,369
(131)
2,225
(26)
)内は、無料クーポン券事業による受診者数を再掲
102
個別検診
3,106
(1,121)
3,341
(1,068)
2,757
(797)
3,108
(1,646)
2,390
(520)
計
8,840
(1,949)
10,059
(1,913)
9,151
(1,685)
10,581
(3,505)
9,280
(1,102)
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
ヒトパピローマウイルス(HPV)検査体制別年次推移
年度・区分
H23
集団検診
2,511
5,110
受検者
466
456
139
2,106
3,167
43.8
40.1
34.8
83.9
62.0
対象者
1,144
1,320
424
2,690
5,578
受検者
268
245
144
2,229
2,886
23.4
18.6
34.0
82.9
51.7
対象者
1,031
1,549
392
2,189
5,161
受検者
566
644
135
1,896
3,241
54.9
41.6
34.4
86.6
62.8
対象者
1,169
1,934
411
2,553
6,067
受検者
276
249
95
2,047
2,667
23.6
12.9
23.1
80.2
44.0
対象者
891
1,687
383
1,768
4,729
受検者
219
347
89
1,497
2,152
24.6
20.6
23.2
84.7
45.5
受検率(%)
※
計
400
受検率(%)
H27
個別検診
1,136
受検率(%)
H26
人間ドック型
1,063
受検率(%)
H25
センター検診
対象者
受検率(%)
H24
(単位:人)
対象者は、子宮がん検診受診者のうちHPV検査対象の者
年齢階級別精密検査結果
区分
年齢
受診者数
(単位:人)
要精密
検査者
( )は体部受診再掲
結
異常
認めず
果
がんで
あった者
がん以外
の疾患で
あった者
未受診
20歳~24歳
260 (0)
21 (0)
5
0
7
7
25歳~29歳
600 (0)
38 (0)
4
0
16
12
30歳~34歳
906 (2)
36 (0)
4
0
15
14
35歳~39歳
893 (2)
30 (0)
8
0
12
8
40歳~44歳
1,193 (4)
55 (0)
16
0
13
25
45歳~49歳
877 (13)
26 (2)
8
0
9
6
50歳~54歳
705 (20)
19 (0)
8
0
2
8
55歳~59歳
716 (8)
11 (0)
1
0
1
8
60歳~64歳
933 (1)
10 (0)
0
0
7
3
65歳~69歳
1,103 (2)
4 (0)
1
0
0
3
70歳以上
1,094 (1)
10 (1)
2
1
3
3
計
9,280 (53)
260 (3)
57
1
85
97
※
子宮頸がん検診受診者のうち20名は精密検査結果不明
103
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(9)
乳がん検診
ア
対象
市内在住の40歳以上の女性(隔年受診)
イ
内容
集団・センター検診:マンモグラフィ
人間ドック型:視触診及びマンモグラフィ
ウ
期間及び場所、自己負担金額(免除者有)
区分
エ
自己負担金額
集団検診
1,500円
センター検診
1,500円
人間ドック型
1,500円
期間
場所
平成27年6月~
岡崎市保健所始め市内10会場
平成28年2月
(岡崎市医師会集団検診車)
平成27年6月~
岡崎市医師会はるさき健診センター
平成28年2月
平成27年4月~
岡崎市医師会はるさき健診センター
平成28年3月
受診状況
事業評価における主要指標の年次推移
区分・年度
H23
対象者
(単位:人)
H24
H25
H26
H27
55,761
56,602
57,847
58,844
60,249
6,653
7,329
7,354
7,958
7,822
受診率(%)
11.9
12.9
12.7
13.5
13.0
要精密検査者
887
954
893
953
917
13.3
13.0
12.1
12.0
11.7
733
753
745
667
625
精密検査受診率(%)
82.6
78.9
83.5
70.0
68.2
陽性反応適中度(%)
1.6
1.3
1.9
1.5
2.6
14
12
17
14
24
0.21
0.16
0.23
0.18
0.31
受診者数
要精密検査率(%)
精密検査受診者数
がんであった者
がん発見率(%)
体制別年次推移
年度
H23
H24
H25
H26
H27
※
(単位:人)
集団検診
センター検診
1,176
(476)
1,356
(496)
1,399
(501)
1,479
(593)
1,505
(317)
人間ドック型
3,170
(1,329)
3,325
(1,285)
3,410
(1,218)
3,639
(1,762)
3,668
(875)
( )内は、無料クーポン券事業による受診者数を再掲
104
2,307
(363)
2,648
(325)
2,545
(383)
2,840
(707)
2,649
(146)
計
6,653
(2,168)
7,329
(2,106)
7,354
(2,102)
7,958
(3,062)
7,822
(1,338)
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
年齢階級別精密検査結果
(単位:人)
結
区分
受診者数
年齢
要精密
検査者
異常
認めず
がんで
あった者
果
がん以外
の疾患で
あった者
未受診
40歳~44歳
1,612
276
85
3
70
117
45歳~49歳
850
126
33
1
52
40
50歳~54歳
726
103
38
2
34
29
55歳~59歳
778
81
29
2
23
27
60歳~64歳
1,075
106
40
4
28
34
65歳~69歳
1,417
124
67
5
28
24
70歳以上
1,364
101
48
7
25
21
計
7,822
917
340
24
260
292
※
乳がん検診受診者のうち1名は精密検査結果不明
(10) 前立腺がん検診
ア
目的
前立腺がんは年々増加傾向にあり、2020年には肺がんに次いで男性のがんの2番目になる
と予測されている。早期の前立腺がんは自覚症状がほとんどないため、検診を実施し早期発
見を行う。
イ
対象
市内在住の65歳男性
市内在住の40歳以上の男性(人間ドック型)
ウ
内容
PSA検査(前立腺特異抗原検査)
エ
期間及び場所、自己負担金額(免除者有)
区分
自己負担金額
期間
平成27年6月~
場所
集団検診
1,000円
センター検診
1,000円
人間ドック型
平成27年4月~
人間ドック
岡崎市医師会はるさき健診センター
(男性)のセット項目 平成28年3月
個別(特定)検診
1,000円
平成28年2月
平成27年6月~
平成28年2月
岡崎市保健所始め10会場
岡崎市医師会はるさき健診センター
平成27年6月~
岡崎市医師会協力医療機関
10月
105
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
オ
受診状況
体制別年次推移
年度
(単位:人)
集団検診
センター検診
人間ドック型 個 別 (特 定 )検 診
計
H23
-
51
5,580
179
5,810
H24
35
51
5,893
238
6,217
H25
23
33
6,475
175
6,706
H26
16
68
6,742
175
7,001
H27
25
66
7,061
159
7,311
年齢階級別精密検査結果
(単位:人)
結
区分
受診者数
年齢
要精密
検査者
異常
認めず
果
がんで
あった者
がん以外
の疾患で
あった者
未受診
未把握
40歳~44歳
234
4
0
0
1
3
45歳~49歳
221
2
0
0
0
2
50歳~54歳
215
3
0
0
0
3
55歳~59歳
241
4
0
0
2
2
60歳~64歳
640
36
3
1
13
17
65歳~69歳
2,497
190
12
8
78
88
70歳以上
3,263
334
36
14
160
124
7,311
573
51
23
254
239
計
※
前立腺がん検診受診者のうち6名は精密検査結果不明
(11) 骨粗しょう症検診
ア
対象
市内在住の20歳以上の女性(隔年受診)
イ
内容
骨強度測定
ウ
期間及び場所、自己負担金額(免除者有)
区分
集団検診
自己負担金額
500円
センター(定点)検診 500円
人間ドック型
人間ドック
(女性)のセット項目
期間
場所
平成27年6月~
岡崎市保健所始め市内10会場
平成28年2月
平成27年6月~
岡崎市医師会はるさき健診センター
平成28年2月
平成27年4月~
岡崎市医師会はるさき健診センター
平成28年3月
106
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
エ
受診状況
体制別年次推移
年度
(単位:人)
集団検診
センター検診
人間ドック型
計
H23
1,667
2,522
6,237
10,426
H24
1,761
2,630
6,364
10,755
H25
1,589
2,773
6,918
11,280
H26
1,609
3,216
7,211
12,036
H27
1,608
3,001
7,770
12,379
年齢階級別検診結果
区分
年齢
(単位:人)
受診者数
結
異常なし 要指導
果
要観察
要再検
要精検
治療中
20歳~24歳
76
67
0
9
0
0
0
25歳~29歳
205
169
0
33
0
3
0
30歳~34歳
392
293
0
91
0
8
0
35歳~39歳
367
289
0
76
0
2
0
40歳~44歳
1,094
925
0
164
0
5
0
45歳~49歳
812
709
0
96
0
5
2
50歳~54歳
829
615
0
184
0
19
11
55歳~59歳
1,058
599
0
383
0
43
33
60歳~64歳
1,861
738
0
864
0
142
117
65歳~69歳
2,878
937
0
1,284
0
254
403
70歳以上
2,807
624
0
1,179
0
404
600
計
12,379
5,965
0
4,363
0
885
1,166
107
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(12) 肝炎ウイルス検診
ア
対象
市内在住の40歳の者及び41歳以上で平成14~26年度に肝炎ウイルス検診を未受診の者
イ
内容
HBs抗原検査、HCV抗体検査を無料で実施
(HCV抗体検査の結果により、HCV核酸増幅検査)
HCV抗体検査
高力価
中・低力価
陰性
HCV核酸増幅検査
判定
ウ
①
陽性
陰性
②
③
④
「現在、C型肝炎ウイルスに感染して
「現在、C型肝炎ウイルスに感染して
いる可能性が高い」と判定
いる可能性が低い」と判定
期間及び会場
区分
集団検診
期間
会場
平成27年6月~平成28年2月
センター(定点)検診 平成27年6月~平成28年2月
岡崎市保健所始め10会場
岡崎市医師会はるさき健診センター
平成27年7月~10月
集団検診(特定健診)の各会場(12会場)
平成27年6月~平成28年2月
岡崎市医師会はるさき健診センター
個別(特定)検診
平成27年6月~10月
岡崎市医師会協力医療機関
人間ドック型
平成27年4月~平成28年3月
岡崎市医師会はるさき健診センター
ミニドック型
平成27年6月~平成28年2月
岡崎市医師会公衆衛生センター
集団(特定)検診
108
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
エ
受診状況
体制別年次推移
(単位:人)
集団検診
区分
年度
C型
人間ドック型 ミニドック型
C型
H16
1,977 1,976 1,630 1,630
-
- 3,642 3,648
7,249
7,254
H17
1,706 1,701 1,390 1,390
-
- 5,065 5,057
8,161
8,148
H18
1,670 1,672 1,431 1,431
-
- 3,580 3,585
6,681
6,688
371 2,618 2,618
-
- 1,104 1,105
4,095
4,094
H20※
2,805 2,766 2,980 2,980
-
- 1,238 1,267
7,023
7,013
H21※
1,307 1,299 1,927 1,927
-
-
682
3,919
3,908
H22※
1,088 1,071 1,526 1,526
204
204 2,746 2,734
5,564
5,535
978 1,293 1,293
205
209 1,344 1,340
3,838
3,820
H24※
3,252 3,255 1,363 1,363
295
295 1,130 1,129
6,040
6,042
H25
2,819 2,818 1,413 1,413
259
260 1,071 1,070
5,562
5,561
H26
2,839 2,852 1,267 1,269
175
176 1,184 1,172
5,465
5,469
H27
2,569 2,565 1,325 1,325
193
195 1,115 1,120
5,202
5,205
373
H23※
※
996
C型
B型
C型
計
B型
H19
B型
個別検診
685
B型
C型
B型
H20~24年度は岡崎市国民健康保険加入者、後期高齢者医療制度加入者、医療保険
適用除外者(生活保護受給者及び中国残留邦人支援給付受給者)及び集合契約Bに属す
る医療保険被扶養者が対象
節目(40歳)検診の検診結果
受診者
(単位:人)
C型肝炎ウイルス検診
B型肝炎ウイルス検診
C型
B型
判定①
判定②
判定③
計
陽性
陰性
641
641
0
0
0
0
5
636
節目外検診の年齢階級別検診結果
区分
(単位:人)
受診者
C型
C型肝炎ウイルス検診
B型
判定①
判定②
判定③
B型肝炎ウイルス検診
計
陽性
陰性
41~44歳
643
641
3
0
1
4
1
640
45~49歳
431
430
2
0
1
3
2
428
50~54歳
331
332
1
0
1
2
0
332
55~59歳
346
345
1
0
5
6
2
343
60~64歳
845
842
1
0
2
3
3
839
65~69歳
1,094
1,098
1
1
2
4
12
1,086
70歳以上
871
876
3
2
8
13
7
869
4,561
4,564
12
3
20
35
27
4,537
計
※
C型肝炎ウイルス検診受診者のうち3名は、HCV核酸増幅検査未受診のため判定結果不明。
109
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
<参考>
肝炎ウイルス検診の変遷
平成14年度:C型肝炎等緊急総合対策の一環として5年間の時限措置にて実施
対象:①40・45・50・55・60・65・70歳の節目年齢者
②節目年齢以外のハイリスク者(手術歴、輸血歴有など)に実施
平成19年度:未受診者が多いため、老人保健法による検診として継続実施
平成20年度:健康増進法第19条の2に基づく健康増進事業として実施
対象:①40歳の者、②41歳以上の者で未受診者
(13) 肝炎ウイルス陽性者フォローアップ事業
肝炎による健康障害の回避、症状の軽減、又は進行の遅延を図ることを目的に、肝炎ウイル
ス検診結果陽性者等に対し、肝炎ウイルス感染の状況を認識させ、必要に応じて保健指導等を
行い、適切な医療機関の受診につなげている。
本事業は厚生労働省肝炎等克服政策研究事業「効果的な肝炎ウイルス検査陽性者フォローア
ップシステムの構築のための研究」の分科会「小地域分科会:自治体の持つ肝炎ウイルス検査
陽性者情報に基づくフォローアップシステム構築」(代表:国立感染症研究所 相崎英樹氏)
に情報提供等を行い結果分析している。
また、平成27年度から「ウイルス性肝炎患者等の重症化予防推進事業の実施について(平成
26年3月31日健肝発0331第1号厚生労働省健康局疾病対策課肝炎対策推進室長通知)」に基づ
く、愛知県ウイルス性肝炎患者等重症化予防推進事業の「検査費用助成事業」を利用した精密
検査受診をすすめている。
ア
対象
岡崎市に住所を有し、平成20年度から平成26年度までに肝炎ウイルス検診を受診したもの
のうち、下記の①②に該当する者
①
HBs抗原検査において「陽性」と判定されたもの(以下「B型」)
②
C型肝炎ウイルス検査において「現在、C型肝炎ウイルスに感染している可能性が高い」
と判定された者(以下「C型」)
(単位:人)
B型
H20~25年度
H26年度
計
イ
C型
B型+C型
計
206
131
3
340
29
17
0
46
235
148
3
386
内容
対象者にフォローアップ事業(以下「事業」)の案内及び肝炎ウイルスに関する情報提供
を行い、以下のとおり支援を行った。
(ア)
調査票を送付し、医療機関受診状況・服薬状況等を把握する。
(イ)
事業に同意し調査票の回答があった者のうち、希望する者に対して個別支援を行う。
110
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
ウ
支援状況
B型
(単位:人)
調査票
回答者数
H20~25年度
H26年度
合計
医療機関
受診者数
服薬者数
事業同意者数 個別支援者数
(過去の服薬も含む)
104
58
17
80
0
12
3
0
10
0
116
61
17
90
0
C型
(単位:人)
調査票
回答者数
医療機関
受診者数
服薬者数
事業同意者数 個別支援者数
(過去の服薬も含む)
H20~25年度
67
48
30
40
0
H26年度
12
8
2
8
0
合計
79
56
32
48
0
B型+C型
(単位:人)
調査票
回答者数
医療機関
服薬者数
受診者数 (過去の服薬も含む)
事業
同意者数
個別支援者数
H20~25年度
0
0
0
0
0
H26年度
0
0
0
0
0
合計
0
0
0
0
0
エ
平成27年度肝炎ウイルス検診受診者の状況
対象者に医療機関受診を勧奨するとともに、事業について案内し、次年度以降の継続支援
につなげた。
B型
C型
B型+C型
計
対象者数
23
8
0
31
事業同意者数
13
2
0
15
医療機関受診者数
12
2
0
14
(14) 子宮頸がん及び乳がん無料クーポン券事業
国の「働く世代の女性支援のためのがん検診未受診者対策緊急支援事業」及び、「新たなス
テージに入ったがん検診の総合支援事業」を活用し、無料クーポン券を利用した女性特有のが
ん検診の受診促進をすすめている。
ア
(ア)
対象
平成27年4月1日現在、20歳または40歳の者(新規対象者)
生年月日
子宮頸がん
平成6年(1994)年4月2日~平成7年(1995)年4月1日
乳がん
昭和49年(1974)年4月2日~昭和50年(1975)年4月1日
111
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(イ)
平成27年4月1日現在、25・30・35・40・45・50・55・60歳の者のうち、該当の検診未
受診者
生年月日
平成1年(1989)年4月2日~平成2年(1990)年4月1日
昭和59年(1984)年4月2日~昭和60年(1985)年4月1日
子宮頸がん
昭和54年(1979)年4月2日~昭和55年(1980)年4月1日
昭和49年(1974)年4月2日~昭和50年(1975)年4月1日
昭和44年(1969)年4月2日~昭和45年(1970)年4月1日
昭和39年(1964)年4月2日~昭和40年(1965)年4月1日
乳がん
昭和34年(1959)年4月2日~昭和35年(1960)年4月1日
昭和29年(1954)年4月2日~昭和30年(1955)年4月1日
(ウ)
平成25年度にクーポン券の配布を受けたものの該当の検診未受診者
生年月日
平成4年(1992)年4月2日~平成5年(1993)年4月1日
昭和62年(1987)年4月2日~昭和63年(1988)年4月1日
子宮頸がん
昭和57年(1982)年4月2日~昭和58年(1983)年4月1日
昭和52年(1977)年4月2日~昭和53年(1978)年4月1日
昭和47年(1972)年4月2日~昭和48年(1973)年4月1日
昭和42年(1967)年4月2日~昭和43年(1968)年4月1日
乳がん
昭和37年(1962)年4月2日~昭和38年(1963)年4月1日
昭和32年(1957)年4月2日~昭和33年(1958)年4月1日
イ
内容
(ア)
対象者に対して、クーポン券、受診案内を一括送付(新規対象者には、国の定める検診
手帳、アンケートも送付)
(イ)
ウ
検診内容は、各検診と同様
期間及び場所
各検診と同様
エ
受診状況
平成27年度体制別子宮頸がん検診
対象者数
新規対象者
その他対象者
(単位:人)
集団検診 センター検診 人間ドック型
15
19
0
64
98(5.1)
14,232
202
320
26
456
1,004(7.1)
対象者数
その他対象者
計 (受 診 率 % )
1,917
平成27年度体制別乳がん検診
新規対象者
個別検診
(単位:人)
集団検診 センター検診 人間ドック型
計(受診率%)
2,969
163
426
57
646(21.8)
14,664
154
449
89
692 (4.7)
112
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
<参考>
過去のがん検診推進事業の受診状況
■体制別年次推移(子宮頸がん検診)
区分
対象者数
集団検診
(単位:人)
センター検診 人間ドック型
個別検診
H22
12,538
289
377
60
1,259
1,985(15.8)
H23
11,766
374
394
60
1,121
1,949(16.6)
H24
12,086
360
420
65
1,068
1,913(15.8)
H25
12,181
317
499
72
797
1,685(13.8)
H26
35,310
720
1,008
131
1,646
3,505 (9.9)
■体制別年次推移(乳がん検診)
区分
オ
計(受診率%)
対象者数
(単位:人)
集団検診
センター検診 人間ドック型
計(受診率%)
H22
12,740
626
970
340
1,936(15.2)
H23
12,272
476
1,329
363
2,168(17.7)
H24
12,024
496
1,285
325
2,106(17.5)
H25
12,492
501
1,218
383
2,102(16.8)
H26
34,895
593
1,762
707
3,062 (8.8)
がん検診受診状況実態調査
クーポン券新規対象者を対象にがん検診の受診に関する調査を行った。
発送数
4,860人、回答数
181人、回収率 3.7%
主な設問
回答内訳
クーポン券利用の予定
あり72%、なし26%、未記入2%
クーポン券を利用しない理由
検診を受けない27%、クーポン以外で受ける69%、
未記入4%
検診を受けない理由
昨年度受けた16%、受けようと思っていない46%、
未記入38%
クーポン以外の受診の内訳
勤務先24%、配偶者の勤務先37%、妊婦健診3%、
その他24%、未記入12%
がん検診を受けたことがない理由
都合がつかない、面倒、必要性を感じない等
市のがん検診に期待すること
費用、日曜日の実施、託児等
(15) がん検診要精密検査者フォローアップ事業
ア
対象
平成26年度に胃がん・肺がん・大腸がん・子宮頸がん・乳がん検診を受診した者のうち、
要精密検査と判定された者(ただし、胃がん・子宮頸がん個別検診受診者は除く)
113
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
内容
方
法
実
施
検診結果報告及び 検診受診後約3週間頃に、郵送で検診結果を通知し、
岡崎市医師会委託
初回受診勧奨
精密検査受診を勧奨する。
検診受診後約3か月時点で精密検査受診が確認できな
再勧奨
い者に対して、郵送で精密検査受診状況を調査すると 岡崎市医師会委託
ともに、精密検査受診を勧奨する。
検診受診後約6か月時点で精密検査受診が確認できな
い者に対して、電話等で精密検査受診状況を確認し、
再々勧奨
健康増進課保健師
精密検査受診を勧奨する。
・69歳以下の者に実施(ただし、平成27年度の当該検
診を受診済で、異常なしの者は除く)
ウ
実施状況
初回受診勧奨
(単位:人)
受診方法
胃がん検診
肺がん検診
大腸がん検診
子宮頸がん検診
乳がん検診
内訳
人間ドック
937
ミニドック
106
集団・センター型
491
人間ドック
197
ミニドック
30
集団・センター型
99
人間ドック
847
ミニドック
97
集団・センター型
260
集団(特定)型
52
個別(特定)型
1,936
人間ドック
20
集団・センター型
140
人間ドック
229
集団・センター型
724
計
114
検診別精密検査
受診勧奨者合計
初回勧奨後
受診把握数(%)
1,534
893(58.2)
326
210(64.4)
3,192
1,887(59.1)
160
123(76.9)
953
809(84.9)
6,165
3,922(63.6)
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
再勧奨
(単位:人)
受診方法
胃がん検診
内訳
人間ドック
439
ミニドック
0
集団・センター型
肺がん検診
子宮頸がん検診
乳がん検診
初回勧奨後
受診把握数(%)
641
1,135(74.0)
116
259(79.4)
1,305
2,230(69.9)
37
123(76.9)
144
861(90.3)
2,243
4,608(74.7)
202
人間ドック
78
ミニドック
0
集団・センター型
大腸がん検診
検診別精密検査
受診勧奨者合計
38
人間ドック
419
ミニドック
0
集団・センター型
138
集団(特定)型
31
個別(特定)型
717
人間ドック
7
集団・センター型
30
人間ドック
55
集団・センター型
89
計
再々勧奨
(単位:人)
内
再々勧奨者
受診
訳
未受診
不在・不明
胃がん検診
232
25
72
135
肺がん検診
26
5
9
12
209
35
61
113
子宮頸がん検診
26
1
4
21
乳がん検診
79
12
18
49
572
78
164
330
大腸がん検診
計
がん検診精密検査未受診者に対し、保健師による電話での精密検査受診勧奨や状況把握を
行ったことで、受診意識を高めることができた。さらに精密検査受診率を向上させるために
は、受診の必要性や重要性を理解してもらえるよう一次検診受診時からの啓発を強化する必
要性がある。また、精密検査受診結果を確実に把握していくためには、精密検査実施報告書
の様式や結果把握の流れ等についても再度検討していく必要がある。
5
訪問指導
療養上の保健指導が必要であると認められる者及びその家族等に対して、保健師等が訪問して、
その健康に関する問題を総合的に把握し、必要な指導を行い、これらの者の生活習慣病の予防と
健康の保持増進を図っている。
115
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(1)
対象
概ね40~64歳までの療養上の保健指導が必要な者等
(2)
内容
保健師、管理栄養士等による訪問指導
(3)
実施状況(被指導人員)
区分
6
(単位:人)
H23年度
H24年度
H25年度
H26年度
H27年度
実人数
1
6
9
12
1
延人数
4
13
15
16
2
岡崎市生活習慣病対策会議
健康増進法に基づき実施する生活習慣病対策を効率的・効果的に実施するため、各種健康診査
の分析・評価を行うとともに関係機関の連携体制の確立を図ることを目的に、専門家で構成する
岡崎市生活習慣病対策会議を開催している。
(1)
開催状況
第1回
第2回
(2)
平成27年8月27日(木)午後1時30分~午後3時
岡崎げんき館 2階会議室
内容 (1) 平成26年度がん検診実施結果報告
(2) 平成27年度がん対策事業について
(3) 平成28年度からの胃がんリスク検査の実施について
平成28年2月18日(木)午後1時30分~午後3時
岡崎げんき館 2階会議室
内容 (1) 平成27年度がん検診上半期実施状況報告
(2) 平成26年度精密検査受診状況及び要精密検査者フォロー状況
(3) 平成28年度からの胃がんリスク検査の実施について
(4) 平成27年度がん対策事業経過報告
(5) 平成28年度主ながん対策事業予定
委員
所
属
氏
岡崎市保健所長
愛知医科大学
医学部
衛生学講座
教授
名
片岡
博喜
柴田
英治
一般社団法人岡崎市医師会
副会長(消化器科)
小原
淳
一般社団法人岡崎市医師会
理事(呼吸器科)
大浜
仁也
一般社団法人岡崎市医師会
理事(産婦人科)
田那村
一般社団法人岡崎市医師会
会員(乳腺科)
大浜
寿博
一般社団法人岡崎市医師会公衆衛生センター長
山田
珠樹
愛知県がんセンター愛知病院 乳腺科
村田
透
榊原
克巳
岡崎市民病院
産婦人科
部長
統括部長
116
淳
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
7
健診(検診)体制の変遷
年
法律の施行、国の通知等
昭和22年 ・保健所法施行
昭和26年 ・結核予防法施行
昭和49年
昭和54年
昭和58年 ・老人保健法施行
・保健事業第1次5か年計画開始
昭和59年
昭和61年
昭和62年 ・保健事業第2次5か年計画開始
昭和63年
岡崎市の体制
・結核健康診断と併せて成人病検診開始
対象者:市内在住40歳~65歳未満の者
・胃がん検診
対象:40歳以上で岡崎市在住の者
・乳がん検診
対象:満35歳以上の女性で岡崎市在住の者
場所:市内35の指定病院、医院および診療所
・子宮がん検診
対象:満30歳以上の女性で岡崎市在住の者
場所:各市民センター、市役所等11回
・人間ドック(半日コース)開始
対象:市内在住の40歳~65歳未満の者
実施場所:岡崎市医師会公衆衛生センター
・結核健康診断(胸部レントゲン撮影)4月1日
現在で満15歳の者及び満18歳以上の者に対象者
変更
・老人健康診査開始
対象:満65歳以上の者
場所:市内協力医療機関
・成人病検診と同時に歯科健康相談開始
対象:7月1日現在で満40歳以上の者
・結核健康診断4月1日現在で満15歳以上の者へ
対象年齢変更
・子宮がん検診 集団検診に加え個別検診を開始
・乳がん検診実施中止
・成人病検診の名称を住民検診へ変更
・在宅寝たきり老人等歯科往診事業開始
・人間ドック 対象者を40歳~65歳未満を40歳~
69歳に変更
・住民検診で婦人健康診査を実施
対象:18歳~40歳未満の女性
・老人健康診査内容の変更
・ミニドック検診実施
対象:満40歳以上の者
期間:健康フェアに併設
会場:岡崎市民会館及び岡崎市医師会公衆衛生
センター別館
・乳がん検診、個別検診再開
対象:30歳以上の女性
・肺がん検診実施
対象:満40歳以上の者
117
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
年
平成元年
法律の施行、国の通知等
平成2年
平成3年
平成4年 ・第3次保健事業計画開始
・保健事業実施要領全部改正
平成5年
岡崎市の体制
・人間ドックで乳がん検診、子宮がん検診が別途
申し込み可能に。
・住民検診で対象者全員に基本健康診査実施、同
時に肺がん検診実施(対象:4月1日現在で満
15歳以上の者)
・人間ドック 対象者を40歳~69歳を40歳以上に
変更
・婦人健康診査住民検診会場で同時実施開始
対象:15歳~39歳以下の女性
・大腸がん検診実施
対象者:満40歳以上の人間ドック、ミニドック
検診受診者
・大腸がん検診を住民検診と同時実施開始
対象者:40歳~65歳未満
・老人健康診査にて大腸がん検診実施開始
対象者:満65歳以上の方
平成6年 ・保健所法を地域保健法へ改正、
一部施行
・婦人の健康づくり推進事業等実
施要綱 通知
平成7年 ・老人保健法による総合健康診査 ・婦人健康診査対象年齢変更、骨密度測定追加
の実施について通知(歯周疾患
対象:18歳~40歳未満の女性
検診及び骨粗鬆症検診実施)
平成9年 ・地域保健法の施行
都道府県から市町村に対する権
限委譲実施
平成10年 ・脳卒中情報システム事業の実施 ・住民検診時に15歳~40歳未満の男性に身体計測、
について通知
血圧測定、検尿実施
平成11年
・脳ドック検診の実施開始
対象:40歳以上の者
平成12年 ・第4次保健事業計画
・老人基本健康診査に結核健康診断追加
平成14年
・肝炎ウイルス検診実施開始
<住民検診>
(1) 節目検診
40・45・50・55・60歳になる者のうち、希
望者
(2) 節目外検診
40歳~65歳未満の節目以外の年齢の方で希
望する者
<人間ドック・ミニドック>
40・45・50・55・60・65・70歳の者のうち希望者
及び40歳~65歳未満の節目以外の年齢の者で希望
者
平成15年 ・健康増進法施行
平成16年
・マンモグラフィーを導入した乳がん検診開始
118
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
年
法律の施行、国の通知等
平成17年 ・結核予防法改正
胸部レントゲン対象が65歳以上
へ変更
平成18年 ・平成18年1月1日額田町と合併
平成19年 ・がん対策基本法の施行
岡崎市の体制
・住民検診
対象者を40歳~65歳未満へ変更、胸部X-P廃
止
・子宮がん検診、乳がん検診、骨粗しょう症検診
の受診間隔、対象年齢、検査方法の変更
受診間隔:2年に1回
対象年齢:乳がん検診…40歳以上、
子宮がん検診・骨粗しょう症検診…20歳以上
検査方法:40歳代の乳がん検診はマンモグラフ
ィー二方向撮影
・住民検診、額田地区在住のみ対象者変更
・前立腺がん検診開始
対象:人間ドック受診者のうち40歳以上の男性
老人個別検診受診者のうち65歳の男性
・肺ドック検診実施開始
対象:市内在住40歳以上の者
平成20年 ・高齢者の医療の確保に関する法
律の施行
・がん検診が健康増進事業に位置
づけ
平成21年 ・女性特有のがん検診推進事業の
実施(国庫補助10/10)
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
・前立腺がん検診、集団検診を開始
・特定健康診査、特定保健指導の開始
・歯周疾患健診を開始(集団型・岡崎歯科総合セ
ンター)
・「岡崎市がん検診等受診券」の個別通知
・公衆衛生センター(定点)検診の新設
・前立腺がん検診、集団検診を定点検診へ移行
・女性特有のがん検診推進事業の実施
・女性特有のがん検診推進事業の ・胃がん個別検診の導入
実施(国庫補助1/2)
・ハイリスク検診(ペプシノゲン法ピロリ抗体検
査、ヒトパピローマウイルス検査)の導入
・ミニドック検診の導入(医師会館で実施)
・歯周疾患健診の個別型を開始
・がん検診推進事業の実施
(国庫補助1/2)
・肝炎ウイルス検診の集団・センター検診開始
・前立腺がん検診の集団検診開始
・はるさき健診センター新設のため、人間ドック
検診、公衆衛生センター(定点)検診をはるさ
き健診センターに移行
・ミニドック検診を医師会館から公衆衛生センタ
ーに移行
・健康日本21(第2次)
・HPV検査検証事業の実施
・がん検診推進事業の単年度追
加メニューとしてHPV検証
事業の実施(国庫補助1/2)
119
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
年
法律の施行、国の通知等
平成26年 ・働く世代の女性支援のためのが
ん検診推進事業の実施(国庫補
助1/2)
・ウイルス性肝炎患者等の重症化
予防推進事業の実施について
(平成26年3月31日健肝発0331
第1号厚生労働省健康局疾病対
策課肝炎対策推進室長通知)
平成27年 ・新たなステージに入ったがん検
診の総合対策支援事業
(国庫補助1/2)
岡崎市の体制
・健康おかざき21計画(第2次)推進期間開始
・口腔衛生事業補助事業「歯と口からはじまる健
康フェア2014」の一環で口腔がん検診を実施
・「岡崎市がん検診等受診券」通知のご案内に歯
周疾患健診を掲載
・全国健康保険協会(協会けんぽ)愛知支部と「岡
崎市民の健康づくりの推進に向けた事業連携に
関する協定」を締結し、被扶養者向け人間ドッ
クとがん検診、歯周疾患健診の案内送付につい
て連携を図った。
・おかざき健康マイレージ事業開始(6月)。健
康づくりメニューに健診(検診)の受診を位置
付けた。
・はるさき健診センター子宮頸がん検診に託児日
程を設けた。
・肝炎検査フォローアップの体制を愛知県ウイル
ス性肝炎患者等重症化予防推進事業実施要領
に基づく形に改変した。(陽性者の精密検査を
愛知県の検査費用助成事業対象にするため)
120
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第4
1
健康づくり事業
健康おかざき21計画進捗管理
平成26年度から平成34年度までを計画期間とする健康おかざき21計画(第2次)を推進するた
めに、健康おかざき21計画推進協議会及び健康おかざき21計画推進協議会作業部会を開催してい
る。
(1)
健康おかざき21計画推進協議会
開催日程・会場・出席委員数
第
1
回
第
2
回
(2)
7月15日(水)
午後1時30分~3時
岡崎げんき館 多目的室
15人
2月2日(火)
午後1時30分~3時
岡崎げんき館 多目的室
16人
内
容
・健康おかざき21計画(第2次)の指標等の現状について
・市民の健康づくりの支援のツールについて
おかざき健康マイレージ事業
健康づくりサポート施設登録推進事業
・作業部会における協議・検討について
・分野別の課題と平成28年度の取組(案)
・おかざき健康マイレージ事業
・健康おかざき21計画中間評価
健康おかざき21計画推進協議会作業部
ア
日程
作業部会名
イ
第1回
第2回
第3回
疾病予防
6/10(水)
8/26(水)
12/8(火)
歯科
6/25(木)
9/10(木)
11/19(木)
栄養・食生活
6/11(木)
9/3(木)
12/17(木)
休養・こころの健康
6/11(木)
9/16(水)
12/16(水)
身体活動・運動
6/10(水)
9/14(月)
12/16(水)
健やか親子
6/11(木)
9/10(木)
12/16(水)
広報
6/16(火)
8/24(月)
11/11(水)
内容
第1回
・平成27年度健康おかざき21計画進捗状況について
・おかざき健康マイレージについて
第2回
・健康おかざき21計画各事業における平成28年度の詳細の検討
第3回
・健康おかざき21計画各事業における平成28年度の詳細の検討
121
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
2
おかざき健康マイレージ事業
愛知県の「あいち健康マイレージ事業」との協働事業として、健康づくりのインセンティブを
提供する新たな健康づくりとして、平成27年6月からおかざき健康マイレージ事業を実施してい
る。
(1)
実施状況
ア
対象者
20歳以上の市民
イ
実施期間
6月1日~平成28年1月29日
健康診断については、平成27年度内に実施したもの(実施予定)を含む。
ウ
パンフレット・チャレンジシート配布期間
6月1日~12月28日
エ
あいち健康づくり応援カードMyCa(まいか)交付条件等
(ア)
Myca交付条件
チャレンジシートに健康づくりチャレンジ宣言を記入し、15ポイント以上貯めたチャレ
ンジシートを提出すること。
(イ)
賞品抽選コース応募条件
健康づくりメニュー「チャレンジA、B、C」のすべてを行い、40ポイント以上貯めた
チャレンジシートを提出すること。
オ
周知方法
(ア)
市政だより5月1日号、12月15日号
(イ)
報道記者発表
(ウ)
事業説明会
5月27日(水) 午前10~11時、午後6~7時 岡崎げんき館
(エ)
イベント開催時の事業紹介
(オ)
公所でのパンフレット配布(6月1日~12月28日)
多目的室
岡崎市保健所、各市民センター、市政情報コーナー、各地域交流センター
(カ)
事業紹介パネル展の開催(9月1日~13日)
(キ)
市ホームページで事業紹介
(ク)
その他各種保健事業実施時に事業紹介
(ケ)
健康づくりサポート施設(情報提供)でのパンフレット設置
(コ)
チャンネルおかざき(ミクス)「市役所発→情報特急!」特集(7月21日~31日)
(サ)
岡崎げんき館情報誌「げんき!ひろがる。」での事業紹介
(シ)
人間ドック会場(はるさき健診センター)で受診者への周知
122
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
カ
MyCa(まいか)交付枚数
(単位:枚)
男
キ
女
計
割合(%)
20 歳代
7
17
24
1.0
30 歳代
64
123
187
8.0
40 歳代
148
296
444
19.1
50 歳代
151
361
512
22.0
60 歳代
283
436
719
30.9
70 歳代
210
191
401
17.2
80 歳以上
19
24
43
1.8
計
882
1,448
2,330
100.0
割合(%)
37.9
62.1
100.0
賞品抽選コース応募数
コース
賞品数
応募者数
40ポイントコース
13品目、94個
221人
60ポイントコース
6品目、25個
161人
壮年期・中年期の参加を増やしていくためには、企業や団体等との連携を強化し、職場で
の健康づくりの手段として活用できるようにしていく必要がある。また、対象の拡大やポイ
ント対象となる健康づくりメニューの見直しを検討し、市民にとって魅力ある事業としてい
きたい。
(2)
おかざき健康マイレージ実行委員会
おかざき健康マイレージ事業を企業・団体等との連携により実施する目的で、おかざき健康
マイレージ実行委員会を設立し、活動に賛同する企業・団体等から構成されるおかざき健康づ
くり応援隊を組織している。
ア
委員構成
健康おかざき21計画推進協議会委員から選出された者、岡崎商工会議所、岡崎市六ツ美商
工会、岡崎市ぬかた商工会、岡崎市の9名
イ
委員会開催状況
開催日時
内容
出席委員数
第1回
第2回
第3回
・実行委員会について(規約の制定、委員長
平成27年7月15日(水)
選出等)
午後3時15分~4時30分 ・平成27年度事業計画(案)について
・おかざき健康づくり応援隊の組織化について
7名
平成27年10月15日(木) ・おかざき健康づくり応援隊、及びMyCa協力
午後3時~4時
店の現状
7名
・応援隊入会状況
・平成27年度のおかざき健康マイレージ事業
平成28年2月2日(火)
実施状況
午後3時20分~4時25分
・平成28年度のおかざき健康マイレージ実施
に向けて
8名
123
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
ウ
おかざき健康づくり応援隊
団体
会員数
活動内容
3
企業
計
7
40
47
MyCa協力店登録
0
17
17
賞品・協賛金の支援
5
22
27
ポイント対象教室の企画・運営
3
2
5
広報・啓発活動
3
22
24
組織的な取り組み
0
1
1
健康づくりサポート施設登録推進事業
市が提供する健康づくり情報の提供や受動喫煙0(ゼロ)の推進、健康気配りメニューの提供
を通して、市民の健康づくりを支援する施設の登録を推進している。また、登録施設を市民が有
効活用できるよう、市政だよりや各種イベントで制度の周知やホームページへの登録施設掲載を
行っている。
(1)
登録メニュー一覧
健康づくり情報提供施設
敷地内禁煙
受動喫煙0(ゼロ)推進施設
建物内禁煙
テナント内禁煙
野菜から食べよう“ベジファースト”
健康気配りメニュー提供施設
野菜たっぷりメニュー
栄養成分表示
(2)
登録状況
(単位:件)
H26年度
登録件数(手続き中を含む)
11
520
9
341
5
501
旧制度から移行
0
新規登録
5
内訳
受動喫煙0(ゼロ)推進施設
内訳
内訳 重
(複あり
健康づくり情報提供施設
H27年度
旧制度から移行
新規登録
1
旧制度から移行
1
新規登録
0
124
40
35
内訳
内訳
)
健康気配りメニュー提供施設
461
旧制度から移行
19
新規登録
16
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
登録詳細
(単位:件※)
受動喫煙0(ゼロ)推進施設
敷地内禁煙
288
建物内禁煙
218
テナント内禁煙
健康気配りメニュー提供施設
※
(3)
0
野菜から食べよう“ベジファースト”
10
野菜たっぷりメニュー
17
栄養成分表示
23
健康気配りメニュー提供施設は重複あり
旧制度からの移行
平成26年12月まで認定を行っていた、受動喫煙防止対策実施施設及び外食栄養成分表示店を
健康づくりサポート施設に登録するための移行手続きを行っている。
受動喫煙防止対策実施施設
認定施設数
外食栄養成分表示店
540
104
446
4
登録手続き中
15
16
未申請
30
76
閉店・廃業
48
5
1
3
移行手続き完了
内訳
非該当
4
(単位:件)
衛生教育
生活習慣病の発症予防や重症化予防、ライフステージに合わせた健康づくりを市民が主体的に
行えるよう、正しい知識の普及を目的とした衛生教育を実施している。
(単位:回・人)
H25年度
回数
成人・老人
H26年度
人数
回数
H27年度
人数
回数
人数
3
360
0
0
3
111
91
3,745
63
1,998
40
1,558
201
5,091
162
4,921
182
5,889
31
1,331
32
2,691
52
4,017
2
93
0
0
1
30
328
10,620
257
9,610
278
11,605
(再)地区組織活動
13
538
10
402
8
419
(再)健康危機管理
2
93
1
77
4
166
栄養
健康増進
歯科(歯周疾患以外)
その他
計
125
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(1)
親子で楽しく学んでからだ元気教室
学童期から生活習慣に対する関心と理解を深め、健全な食生活や運動習慣を身につけていく
ために、全4回の講座と期間中の学校における個別支援を保健所と学校が連携して実施してい
る。
ア
対象者
市立小学校3年生で健康診断の結果、肥満(軽度・中等度・高度)と判定された児童とそ
の保護者。
イ
実施状況
内容等
夏休み
3年生
4年生
(2)
日時
第1回「楽しく遊んでからだ元気!!」
・講話・実技「毎日の生活の中で楽しみながらできる
運動」
講師:岡崎女子短期大学幼児教育学科
准教授 山下晋氏
・講話「夏休みの食事について」管理栄養士
・講話「生活リズムを整えよう」保健師
参加状況
7月12日(日)
18組
9:30~12:30 (38人)
7月22日(水)
9:30~12:30
9組
(18人)
12月19日(土)
9:30~12:30
20組
(42人)
12月22日(火)
9:30~12:30
14組
(31人)
18組
(40人)
授業日
学校での支援と保健師による学校巡回による支援
冬休み
第2回「よくかんでからだ元気!!」
・講話「生活リズムを整えよう」保健師
・講話・実技「おやつの選び方・作り方」管理栄養士
・講話「自分の歯を観察してみよう(かみかみチェッ
ク・染め出し)」歯科衛生士
授業日
学校での支援と保健師による学校巡回による支援
春休み
第3回「親子で楽しく動いてからだ元気!!」
・講話・運動実技(東公園へウオーキング、屋外遊び)
講師:岡崎女子短期大学幼児教育学科
3月26日(土)
准教授 山下晋氏
9:30~12:30
・講話「運動と食事量について」管理栄養士
・講話「春休みの過ごし方」保健師
授業日
学校での支援と保健師による学校巡回による支援
夏休み
第4回「親子で楽しく作ってからだ元気!!」
・講話「将来の健康について考えよう」保健師
・講話・調理実習「自分で朝食を作ろう!!」
管理栄養士
7月25日(土)
10:00~12:30
7月28日(火)
10:00~12:30
11組
(22人)
7組
(14人)
健康づくり講座
日程・会場
6月 28 日(日)
岡崎女子短期大学
内容等
「親子で運動を楽しもう!~遊びながら楽しく体力向上~」
講師:岡崎女子短期大学幼児教育学科 准教授 山下晋氏
126
参加状況
66 組
(74 人)
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(3)
出前講座
地域や学校等に出前講座を実施している。
(単位:回・人)
再掲
回数
区分
小学校 中学校
再掲
高等学校 人数
大学等
小学校 中学校
高等学校
大学等
たばこについて知ろう
3
0
2
1
710
0
672
38
規則正しい生活習慣を身につけよう
① 睡眠と生活習慣病
1
1
0
0
775
775
0
0
規則正しい生活習慣を身につけよう
② 栄養・食生活
2
1
0
0
116
82
0
0
規則正しい生活習慣を身につけよう
③ 歯と口の健康づくり
4
1
2
0
1,175
207
924
0
13
0
0
1
419
0
0
43
生活習慣病を予防しよう
1
0
0
0
22
0
0
0
病気の予防について知ろう
0
0
0
0
0
0
0
0
13
0
0
0
771
0
0
0
9
0
2
0
523
0
298
0
11
0
0
0
500
0
0
0
健康づくりと栄養・食生活
子どもの歯を守ろう
一生自分の歯で食べよう
その他
健康増進
その他
栄養
5
0
0
0
545
0
0
0
その他
歯科
1
0
0
0
31
0
0
0
(4)
ゆあさ流!げんき塾(必須提案教室)
岡崎げんき館PFI事業の一環として委託による健康づくり教室を実施している。
ア
実施状況
(単位:回・人)
H25年度
回数
H26年度
H27年度
実人数 延人数 回数 実人数 延人数 回数 実人数 延人数
アクアビクス
40
139 1,004
40
171 1,219
40
146 1,078
シェイプ&ボディメイク教室
48
111
927
48
110 1,009
48
119 1,121
NOSS
48
48
435
48
48
447
48
48
461
ノルディックウォーキング
48
50
500
48
69
693
48
66
636
べビママハッピーYOGA
48
303
967
48
733 1,059
48
127
322 1,021
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
期別内訳
シェイプ&ボディメイク教室の第1回と第12回は保健所保健師が生活習慣病に関するミニ
講話を行っている。
(単位:回・人)
教室名・実施日・定員
アクアビクス
月曜日 13:00~14:00
定員45人(抽選)
シェイプ&ボディメイク教室
木曜日 13:00~14:00
定員30人(抽選)
NOSS
金曜日 13:00~14:00
定員30人(抽選)
ノルディックウォーキング
金曜日 13:00~14:30
定員20人(抽選)
べビママハッピーYOGA
定員30組(先着)
5
(1)
実施期間
回数
実人数
1期
4月~6月
10
40
288
2期
7月~9月
10
34
256
3期
10月~12月
10
35
262
4期
1月~3月
10
37
272
1期
4月~6月
12
30
286
2期
7月~9月
12
29
272
3期
10月~12月
12
30
282
4期
1月~3月
12
30
281
1期
4月~6月
12
13
124
2期
7月~9月
12
12
111
3期
10月~12月
12
11
106
4期
1月~3月
12
12
120
1期
4月~6月
12
15
143
2期
7月~9月
12
12
113
3期
10月~12月
12
20
200
4期
1月~3月
12
19
180
48
322
1,021
4月~3月(月4回)
普及啓発活動
パネル展
名
称
世界禁煙デー・禁煙週間
開催日時
5月28日(木)~6月9日(火)
会
場
図書館交流プラザ 2階ギャラリースペース
内
容
たばこの害、受動喫煙等のパネル展示、クイズ
参加者数等
名
称
クイズ参加者
100人
歯と口の健康週間
開催日時
6月4日(火)~6月14日(日)
会
場
岡崎げんき館
内
容
むし歯、歯周疾患等のパネル展示、チラシ・啓発物品の配布、クイズ
参加者数等
クイズ参加者
延人数
市民ギャラリー
338人
128
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
名
称
野菜摂取普及(食育栄養班主催)
開催日時
8月18日(火)~8月30日(日)
会
場
岡崎げんき館
内
容
野菜摂取普及啓発のパネル展示、クイズ
参加者数等
名
377人
称
おかざき健康“まめ”チャレンジ
開催日時
9月1日(火)~9月13日(日)
会
場
岡崎げんき館
内
容
「おかざき健康“まめ”チャレンジ」パネル展示、クイズ歩数計測体験
参加者数等
名
称
クイズ参加者
市民ギャラリー
209人
ピンクリボンキャンペーン
開催日時
10月6日(火)~10月15日(木)
会
場
岡崎げんき館
内
容
「知ろう!女性のがんのこと」パネル展、啓発物の配布
参加者数等
(2)
クイズ参加者
市民ギャラリー
啓発物配布数
市民ギャラリー
80個
イベント
名
称
こどもまつり(食育栄養班共同)
開催日時
5月3日(日)
10時~15時
会
場
乙川河川敷
内
容
おかざき健康“まめ”チャレンジのパネル展示、及びチャレンジシートの配布
参加者数等 600人
名
称
歯と口からはじまる健康フェア2015
開催日時
6月28日(日)
会
場
岡崎げんき館
内
容
おかざき健康“まめ”チャレンジのパネル展示及びクイズ
参加者数等
名
称
多目的室
73人
秋のげんきまつり
開催日時
10月18日(日)
会
場
岡崎げんき館
内
容
おかざき健康“まめ”チャレンジのパネル展示、及び、健康づくりのためのツール配布
参加者数等
9時~13時30分
講堂
400人
129
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
名
称
ぬかたふるさとまつり
開催日時
11月1日(日)
会
場
豊富小学校
容
・健康おかざき21計画マスコットキャラクターの紹介
・おかざき健康“まめ”チャレンジ啓発
・MyCa協力店の案内
内
参加者数等
名
称
145人
岡崎城下家康公秋まつり(食育栄養班共同)
開催日時
11月7日(土)・8日(10時~16時)
会
場
乙川河川敷
内
容
・野菜及び健康に関するクイズ
・おかざき健康“まめ”チャレンジのパネル展
・血管年齢測定
参加者数等
名
称
884人
JAまつり(食育栄養班共同)
開催日時
11月14日(土)・15日(日)9時30分~16時
会
場
中央総合公園
内
容
・おかざき健康“まめ”チャレンジのパネル展示、及びまいか即日公布
・カミカミチェックを用いた噛むことの啓発
参加者数等
名
称
武道館
2,100人
新東名開通前イベントハイウェイマラソン&ウォーキング(食育栄養班共同)
開催日時
11月22日(日)
会
場
岡崎サービスエリア
内
容
・まめ吉クイズラリー
・おかざき健康“まめ”チャレンジ啓発
参加者数等
名
称
9時30分~15時
1,000人
第16回矢作南学区ファミリー歩け歩け大会
開催日時
2月7日(日)
会
場
矢作南小学校
内
容
・パネル展示
・第16回矢作南学区ファミリー歩け歩け大会 メンバーズカードでのクイズ出題と
ブースでの答え合わせ
参加者数等
9時~12時30分
220人
130
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(3)
キャンペーン
名
称
開催日時
10月18日(日)
会
場
岡崎市医師会公衆衛生センター
内
容
・乳がん検診の実施
・パネル展示「知ろう!!女性のがんのこと」
・マンモモデルによる自己触診体験
参加者数等
名
称
80人
食育月間街頭キャンペーン(食育栄養班主催)
開催日時
6月6日(土)10時~15時
会
場
イオンモール岡崎
内
容
・ステージイベント
・健康づくりサポート施設の紹介及びおかざき健康“まめ”チャレンジの啓発
参加者数等
名
称
900人
食育月間街頭キャンペーン(食育栄養班主催)
開催日時
6月19日(金)10時~13時
会
場
ドミー若松店
内
容
・おかざき健康“まめ”チャレンジの啓発
参加者数等
名
称
100人
健康増進普及月間・食生活改善普及運動月間キャンペーン(食育栄養班共同)
開催日時
9月15日(火)
会
場
ふれあいドーム
内
容
・おかざき健康“まめ”チャレンジのパネル展示及びクイズ
参加者数等
(4)
マンモグラフィーサンデー
97人
ホームページによる情報提供(H27.4.1~H28.3.31)
ページタイトル
アクセス数(件)
健康おかざき21計画(第2次)
676
健康おかざき21計画マスコットキャラクター「まめ吉」
1,116
おかざき健康“まめ”チャレンジ
2,432
健康づくりサポート施設
381
ウォーキングマップ
3,532
保健所からの健康おたすけ情報
372
131
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(5)
マスメディアを通じた普及啓発
ア
ケーブルTVミクス
・くらしのミニ情報:「歯と口の健康」、「バランスよい食事」
・特集「おかざき健康“まめ”チャレンジ」
イ
(6)
FMおかざき市政情報コーナー「保健所からの健康お助け情報」
マスコットキャラクター「まめ吉」の活用
ア
着ぐるみによる普及啓発
イベント等にまめ吉を登場させ、健康情報を掲載した「マメモ」を配布
登場場所
イ
回数
岡崎げんき館1階子ども育成ゾーン
22
岡崎応援キャラクター隊
8
各種イベント・キャンペーン
9
イラストの利用による啓発
健康づくりのキャラクターとしての認知度向上を図るために「健康おかざき21計画マスコ
ットキャラクター『まめ吉』の使用に関する要綱」を制定し、事業者等のイラスト使用を可
能にしている。食品については、栄養成分表示、野菜使用量の表示、又は地元の農産物や食
材を使用していることを条件とし、栄養・食生活分野の推進や第2次岡崎市食育推進計画の
推進に関連するものを対象としている。
(7)
啓発物品の貸出等
健康増進貸出物品リストを作成、
教育現場や健康づくり団体等への物品の貸出を行っている。
6
健康づくり人材の育成・支援
(1)
健康推進員
市と協働で地域に健康づくりに関する知識や情報を提供し、健康づくり活動を展開する健康
推進員の推薦を学区総代会長に依頼し、各小学校区2人(計94人)を委嘱し、育成と活動支援
を行っている。
ア
任期
平成26年4月1日~平成28年3月31日
132
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
研修会等の開催状況
(単位:人)
日程・会場
6月18日(木)
午後1時30分~3時
岡崎げんき館
9月18日(金)
午後1時30分~3時
岡崎市福祉会館
11月11日(水)
午前10時~11時30時
岡崎市福祉会館
3月18日(金)
午後1時30分~3時
岡崎げんき館
ウ
主な内容
第1回研修会
・岡崎市の災害対策と避難時の心得について
・災害時の健康見守り活動について
第2回研修会
・健康おかざき21計画(第2次)の推進に向けた取り組み~お
かざき健康マイレージを通じて~
・わたしたちができること~おかざき健康“まめ”チャレンジ
を活用した健康づくりの活動について~
第3回研修会
「ロコモ予防で、健康寿命アップ!」
講師:愛知県健康づくりリーダー竹野文子氏
68
71
78
(単位:回)
支援内容
支所等単位での活動説明会 5~6月
地域総合防災訓練等支援
8月
支所等単位での活動反省会 1~2月
その他の地区活動支援
(ア)
71
健康推進員活動報告会
活動支援
エ
人数
回数
9
19
9
6
健康推進員の活動
地区単位の活動
(単位:学区)
内容
がん検診普及啓発のチラシ作成・配布
がん検診の啓発及び野菜摂取普及に向けたチラシの作成・配布
健康おかざき21計画及び野菜摂取普及に向けたチラシ等の作成・配布
認知症と野菜摂取普及に向けたチラシの作成・配布
おかざき健康“まめ”チャレンジの紹介、説明会の開催
まめ吉体操の普及活動
子育て支援の会における企画
健康料理教室
講演会等の開催
健康と睡眠の啓発
ロコモティブシンドローム予防の啓発
ウォーキングマップ作成のための下見
岡崎げんき館の利用者カードを作ろう(コミュニティバスを利用して)
ラジオ体操等の実施
133
学区
5
9
11
3
14
5
7
7
8
2
2
3
1
1
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(イ)
保健事業への協力
(単位:人)
内
容
人数
「たばこの害について知ろう」パネル展
7
歯と口の健康週間パネル展
15
野菜摂取普及パネル展(たすベジパネル展)
6
自殺予防普及啓発活動
5
おかざき健康“まめ”チャレンジパネル展
5
糖尿病予防教室
10
秋のげんきまつり
5
マンモグラフィーサンデー
4
JAまつり
16
結婚・妊娠・出産・子育てパネル展
19
自殺予防普及啓発キャンペーン
(ウ)
1
その他の活動
(単位:学区)
内
(2)
容
学区
地域総合防災訓練等での見守り必要性チェックリストの実施
19
受動喫煙防止についての啓発活動(パンフレット等の配布)
47
熱中症予防の啓発
27
食生活改善推進員
市民が食生活に対する関心を高め、安全で安心な食事を楽しく食べることができるための環
境整備の一つとして、自己の健康を高めながら自らの知識、技術などを地域社会のために提供
できる食生活改善推進員を養成し、地区組織活動を円滑に行えるよう支援している。
ア
会員数
137人
イ
養成講座
食生活改善推進員としてボランティア活動を希望する者を一般公募し、食生活を中心とし
た健康上の問題点や地区組織活動を展開していく上で必要な食生活改善の方法や健康づくり
のための知識や技術に講義、実習等の教育を行っている。
(ア)
受講状況
(単位:人)
定員
受講者数
30
※
修了者数(※)
26
25
概ね20時間受講した者には修了証書を交付する。
134
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(イ)
日程・会場・内容等
(単位:人)
日程・会場
内
容
開講式 オリエンテーション
5月28日(木)
講義「健康おかざき21計画について」
岡崎げんき館
講義「食育推進計画について」
多目的室
グループワーク「健康について」
6月4日(木) 講義「食事バランスガイドの活用」
岡崎げんき館 グループワーク「バランスガイドを活用した
多目的室
食生活チェック」
6月25日(木)
講義「食材の基礎」
岡崎げんき館
講義「食品衛生・食品表示」
多目的室
7月2日(木)
講義「栄養素について、調理の基礎」
岡崎げんき館
グループワーク「献立・実習計画作成」
調理実習室
7月23日(木)
岡崎げんき館 講義「栄養価計算、調理実習室の利用説明」
多目的室
8月20日(木)
説明「調理実習の進め方」
岡崎げんき館
調理実習「バランスプレートを作ろう」
調理実習室
9月3日(木) 講義「生活習慣病・メタボリックシンドロー
岡崎げんき館 ム」
多目的室
グループワーク「生活習慣を改善するには」
9月17日(木)
講義「年代別食育」
岡崎げんき館
グループワーク「活動の企画」
多目的室
講義・実技
9月24日(木)
「運動指針・エクササイズガイドについて」
岡崎げんき館
「健康づくりリーダーについて」
多目的室
「運動の実践」
10月10日(金) 修了式
岡崎げんき館 講義「食生活改善推進員の活動」
調理実習室
調理実習「お楽しみ食事会」
随時
レポート:妊娠期の献立
計
ウ
講師等
人数
岡崎市保健所長
食生活改善協議会長
健康増進課職員
管理栄養士
26
管理栄養士
23
管理栄養士
24
管理栄養士
24
管理栄養士
22
管理栄養士
食生活改善推進員
22
管理栄養士
保健師
歯科衛生士
21
管理栄養士
21
管理栄養士
保健師
健康づくりリーダー
18
岡崎市保健部次長
食生活改善推進員
管理栄養士
21
1
223
育成支援
地域で健康づくりの実践活動を推進している食生活改善推進員(愛称:ヘルスメイト)に
対して、最新の栄養情報、健康づくり関係の情報提供や、自主活動を積極的に進めるための
活動支援を行い、意識の向上とレベルアップを図った。
(ア)
役員会への情報提供
月1回
(イ)
ヘルスメイト勉強会支援 開催回数53回、延人数922人
135
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(ウ)
ヘルスメイト研修会
日
(単位:人)
程
内
容
人数
6月9日(火)
食物アレルギー
26
9月9日(水)
平常時の食の備え、災害時の食支援
17
11月20日(金)
地域活動
32
計
(3)
75
健康づくりリーダー
地域における運動を中心とした健康づくり活動を展開する愛知県健康づくりリーダー西三河
南部ブロック岡崎支部員に対し、健康づくり活動を効果的に実施するための知識や技術を学ぶ
機会を提供している。
(単位:人)
日時・会場
4月30日(木)午後2~4時
岡崎げんき館 3階講堂
7
(1)
内
容
人数
講演・実技「腰痛予防」
講師:愛知医科大学運動療育センター
理学療法士 宮川博文氏
35
患者・家族支援
がん征圧・患者支援チャリティイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン岡崎2015」
(リレー・フォー・ライフ・ジャパン岡崎2015実行委員会主催・市後援事業)
(2)
(3)
開催日時
9月26日(土)~27日(日)
会場
暮らしの杜
参加者数
延3,632人(うち、クイズラリー参加者80名)
内容
・リレーウォーク(チームまめ吉として参加)
・テントイベント(がんの現状とおかざき健康“まめ”チャレンジについてのクイズ)
・テント内常設展示(がん診療連携拠点病院や相談支援事業の紹介、がん検診紹介、
がん患者からのメッセージ、小児がんの普及啓発)
・乳がん自己触診法の衛生教育実施(乳がん検診会場)
慢性腎臓病(CKD)対策講演会in岡崎(岡崎・幸田地域腎友会主催、市後援事業)
開催日時
11月8日(日)午前10時~12時
会場
岡崎市福祉会館6階大ホール
参加者数
168人
内容
最近よく話題になる慢性腎臓病とは?~皆で考えよう腎臓について~
岡崎市民病院腎臓内科統括部長 朝田啓明氏ほか
訪問看護情報提供書の受理
年間997件(21訪問看護ステーション)
136
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
8
関係機関との連携
(1)
岡崎市地域・職域保健連絡会議
会議を通して市と市内の事業所が健康づくりに関する情報を共有し、連携を強化していくこ
とで、従業員及び市民の健康づくりを推進している。
開催日・会場
内容
3月4日(金)
メンタルヘルスの強化に向けて
岡崎歯科総合センター ・各事業所のストレスチェックの取組について
2階ホール
・情報交換
助言者:愛知淑徳大学心理学部教授 古井景氏
(精神保健指定医)
(2)
出席状況
<内訳>
市内13事業所(21名)
3関係機関 (3名)
西三河南部東医療圏地域・職域連携推進協議会(西尾保健所主催)
ア
推進協議会 1回
イ
作業部会
ウ
西三河南部東医療圏域健康づくり推進特別事業研修会(西尾保健所主催)の開催協力
2回
・情報提供「みんなが誰でもゲートキーパー」
岡崎市保健部健康増進課
精神・難病班
・講演:働き世代のメンタルヘルス対策
講師:愛知淑徳大学心理学部教授(精神保健指定医)古井景氏
(3)
岡崎市がん検診受診率向上プロジェクト
がん検診案内通知送付用封筒の広告掲載について、プロジェクト参画団体に掲載申込みを依
頼し、がん検診実施にあたっての自主財源の確保を図るとともに、がん検診受診率向上プロジ
ェクトの周知を行っている。
・広告掲載団体:岡崎信用金庫
(4)
全国健康保険協会(協会けんぽ)愛知支部との連携
ア
岡崎市在住の被扶養者に対して、協会けんぽが送付する特定健康診査の案内通知に、がん
検診及び人間ドックの案内チラシを同封し、がん検診について周知を行っている。
イ
11月7日、8日に開催された、岡崎城下家康公秋まつりに特定健診受診勧奨と生活習慣病
予防啓発を目的としたブースを共同出展した。
(5)
(6)
関係機関への情報提供
ア
毎月、商工会議所会員及び連携事業所にメール配信
イ
地域・職域保健連絡会議参加企業の従業員にメール配信
岡崎栄養士会への支援(会員:87人)
学校、事業所、病院、福祉施設、在宅、行政等の栄養士が所属している岡崎栄養士会が、栄
養士の資質向上や市民への適切な栄養管理を実施できるよう、栄養士活動への協力、会の運営
への協力、事業計画への参画等の支援を行っている。
137
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第5
1
歯科保健
妊婦歯科健康診査
妊娠中は身体の変化が大きく、口腔環境も影響を受けやすい。う蝕、歯周病などになりやすい
ことや、乳児へのう蝕の感染を予防するために、平成13年度から岡崎歯科医師会への委託事業と
して妊婦に歯科健診を行い、口腔衛生に関する正しい知識の普及、啓発を行っている。
(1)
対象
岡崎市に住民票のある妊婦
(2)
実施場所
岡崎歯科医師会所属の協力医療機関
(3)
周知方法
母子健康手帳交付時に受診票を交付し案内
(4)
費用
妊娠中1回公費負担
(5)
受診状況
区
分
(単位:人)
H25度
H26年度
H27年度
対象者
3,810
3,894
3,839
受診者
1,928
2,014
1,923
50.6
51.7
50.1
受診率(%)
138
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(6)
受診結果
(単位:人・%)
区
分
判定
受診者
口腔清掃状況
歯周疾患
所
軟 組 織
顎 関 節
見
そ の 他
CPI
(歯周疾患最大値)
判
定
H25 年度
H26 年度
H27 年度
1,928
2,014
1,923
良好
203(10.5)
221(11.0)
184( 9.6)
普通
1,418(73.6)
1,438(71.4)
1,363(70.9)
要改善
307(15.9)
355(17.6)
376(19.5)
なし
217(11.3)
242(12.0)
217(11.3)
歯肉炎
1,441(74.7)
1,467(72.8)
1,377(71.6)
歯周炎
270(14.0)
305(15.2)
329(17.1)
異常あり
5( 0.3)
7( 0.3)
7( 0.4)
異常なし
1,923(99.7)
2,007(99.7)
1,916(99.6)
異常あり
31( 1.6)
27( 1.3)
22( 1.1)
異常なし
1,897(98.4)
1,987(98.7)
1,901(98.9)
あり
6( 0.3)
13( 0.6)
8( 0.4)
なし
1,922(99.7)
2,001(99.4)
1,915(99.6)
0
118( 6.1)
121( 6.0)
125( 6.5)
1
184( 9.6)
185( 9.2)
182( 9.5)
2
1,434(74.4)
1,478(73.4)
1,331(69.2)
3
170( 8.8)
213(10.6)
273(14.2)
4
22( 1.1)
17( 0.8)
12( 0.6)
異常なし
129( 6.7)
155( 7.7)
144( 7.5)
要指導
130( 6.7)
146( 7.2)
156( 8.1)
要治療
1,669(86.6)
1,713(85.1)
1,623(84.4)
受診結果は、歯周炎の割合が17.1%で増加傾向にある。CPI(歯周疾患最大値)も、コー
ド2の軽度歯周疾患(歯石あり)の割合が減少し、コード3の4~5㎜の歯周ポケットありの
割合が増加している。妊娠中はホルモンバランスの変化から、口腔内の状況が悪化しやすいこ
とやう蝕原因菌の感染予防のために妊娠中の歯科健診の重要性を啓発し、その後の定期受診に
繋がるよう働きかけていきたい。
2
幼児歯科健康診査
1歳6か月児歯科健康診査、2歳児歯科健康診査、3歳児歯科健康診査を実施するとともに、
う蝕を予防する生活習慣の指導を行い、幼児の口腔の健康の保持増進を図っている。
(1)
1歳6か月児歯科健康診査
乳臼歯が生え始める時期は、食習慣を含めた生活リズムを整えることが必要であるため、1
歳6か月児健康診査の一環として歯科健康診査を実施している。
ア
対象
1歳6か月から2歳未満の児
イ
会場及び回数
岡崎げんき館 年間67回
139
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
ウ
周知方法
通知書個別郵送
エ
従事者
歯科医師・歯科衛生士・看護師
オ
(ア)
実施状況
受診結果
(単位:人)
区
分
H25 年度
H26 年度
H27 年度
対象者数
3,873
3,816
3,689
受診者数
3,795
3,799
3,595
98.0
99.6
97.5
269
304
192
0.07
0.08
0.05
O1型
1,194
1,222
1,206
う蝕の
O2型
2,519
2,489
2,326
ない者
計
3,713
3,711
3,532
97.8
97.7
98.2
A型
69
65
56
B型
12
17
5
C型
1
6
2
82
88
63
2.2
2.3
1.8
指しゃぶり・おしゃぶり
111
130
103
歯列・咬合異常
414
436
363
軟組織疾患・異常
168
170
178
その他の異常
203
251
210
歯みがき相談実施数
197
218
104
受診率(%)
う歯総本数(本)
1人平均う歯数(本)
割合(%)
う蝕の
ある者
計
割合(%)
O1型:う蝕がなく、かつ口腔内環境が良好なもの
O2型:う蝕はないが、口腔内環境が良好でないもの
A 型:上顎前歯部のみまたは臼歯部のみにう蝕のあるもの
B 型:上顎前歯部および臼歯部にう蝕のあるもの
C 型:下顎前歯部にう蝕のあるもの
(イ)
好ましくない生活習慣の割合
区分
飲み物
(単位:%)
間食の内容
間食の回数
哺乳瓶
母乳
歯の手入れ
H25年度
24.1
21.0
14.2
10.9
25.1
13.0
H26年度
20.8
20.3
16.2
11.0
24.8
13.3
H27年度
21.3
18.1
15.4
10.8
25.5
11.2
140
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
≪問診項目からの好ましくない生活習慣の基準≫
【飲 み 物】甘い飲み物をほぼ毎日飲む習慣がある。(1日合計200ml以上)
【間食の内容】甘い菓子(アメ・チョコレート・ガム・クッキーなど)をほぼ毎日食べる習
慣がある。
【間食の回数】1日3回以上食べる習慣がある。
【哺 乳 瓶】ミルク・牛乳を飲みながら寝る習慣がある。甘い飲み物を入れて飲む習慣が
ある。
【母
乳】飲みながら寝る習慣がある。
【歯の手入れ】保護者が仕上げみがきをする習慣がない。
(2)
2歳児歯科健康診査(岡崎歯科医師会委託事業)
第二乳臼歯が生え始める時期は、間食の種類や量も増え口腔の環境が変化しやすいため、歯
科健康診査を実施している。(平成15年度より開始)
ア
対象
2歳から2歳11か月の児
イ
会場及び回数
岡崎歯科総合センター
ウ
年間50回
内容
おやつの話、歯科健診、歯みがき指導、フッ化物塗布(市費補助金事業)
エ
周知方法
通知書個別郵送
オ
従事者
歯科医師・歯科衛生士・管理栄養士・事務員
カ
(ア)
実施状況
受診結果
区
分
対象者数
受診者数
受診率(%)
う歯総本数(本)
1人平均う歯数(本)
01型
02型
う蝕の
ない者
計
割合(%)
A型
B型
う蝕の
C型
ある者
計
割合(%)
歯列・咬合異常
軟組織疾患・異常
その他の異常
※
(単位:人)
H25 年度
3,363
2,759
82.0
397
0.14
700
1,929
2,629
95.3
106
20
4
130
4.7
543
125
224
H26 年度
3,887
3,231
83.1
544
0.17
772
2,279
3,051
94.4
142
34
4
180
5.6
668
138
266
罹患型の定義は1歳6か月歯科健康診査に準ずる
141
H27 年度
3,807
3,133
82.3
497
0.16
821
2,142
2,963
94.6
138
24
8
170
5.4
591
154
285
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(イ)
フッ化物塗布実施状況
区
(単位:人)
分
H25 年度
H26 年度
対象者数
3,363
3,887
3,807
実施者数
2,657
3,061
2,955
79.0
78.7
77.6
受診率(%)
※
(ウ)
H25年度から市費補助事業
好ましくない生活習慣の割合
区
分
飲み物
(単位:%)
間食の内容
間食の回数
哺乳瓶
母乳
歯の手入れ
H25 年度
30.5
50.5
12.1
3.8
10.7
13.9
H26 年度
29.0
52.7
11.8
3.7
10.4
11.8
H27 年度
27.7
50.2
12.4
3.0
10.4
11.7
※
(3)
H27 年度
「好ましくない生活習慣の基準」は1歳6か月児健康診査に準ずる。
3歳児歯科健康診査
乳歯がほぼ生え揃い、歯みがき等の習慣も身についてくるが、食事内容や間食の回数が増え、
う蝕になりやすい時期であるため、3歳児歯科健康診査の一環として歯科健康診査を実施して
いる。また、保護者に対し生活習慣の見直しと口腔衛生に対する意識の向上を図ることで、幼
児のう蝕予防とう蝕の早期発見に努めている。
ア
対象
3歳から3歳11か月の児
イ
会場及び回数
岡崎げんき館 年間67回
ウ
周知方法
通知書個別郵送
エ
従事者
歯科医師・歯科衛生士・看護師
142
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
オ
(ア)
実施状況
受診結果
(単位:人)
区
分
H25 年度
H26 年度
H27 年度
対象者数
3,651
3,989
3,881
受診者数
3,501
3,807
3,841
95.9
95.4
99.0
2,476
2,289
2,209
0.71
0.60
0.58
2,869
3,140
3,191
81.9
82.5
83.1
A型
398
472
458
B型
199
168
163
C1型
4
1
3
C2型
31
26
26
632
667
650
18.1
17.5
16.9
反対咬合
204
201
222
上顎前突
170
196
255
97
97
99
172
146
165
169
183
195
73
90
76
263
253
255
87
98
92
受診率
う歯総本数(本)
1人平均う歯数(本)
う蝕のない者O型
割合(%)
う蝕の
ある者
計
割合(%)
歯列
咬合
開咬
その他
指しゃぶり・おしゃぶり
軟組織疾患・異常
歯の形態・歯数異常
その他の異常
O型:う蝕のない者
A型:上顎前歯部のみ、または臼歯部のみにう蝕のある者
B型:上顎前歯部および臼歯部にう蝕のある者
C1型:下顎前歯部のみう蝕のある者
C2型:下顎前歯を含む他の部位にう蝕のある者
143
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(イ)
好ましくない生活習慣の割合
区分
(単位:%)
飲み物
間食の内容
間食の回数
歯の手入れ
H25 年度
23.1
41.0
14.2
39.1
H26 年度
21.4
40.1
12.1
37.2
H27 年度
19.3
38.1
11.8
38.8
※
「好ましくない生活習慣」の基準は1歳6か月児歯科健康診査に準ずる。
(「歯の手入れ」は、本人の歯みがき、保護者の仕上げみがきのどちらか1つでも
当てはまれば計上)
1歳6か月児、2歳児歯科健康診査では昨年度と比べてう蝕のある児は減少した。しかし、2
歳から3歳にかけてう蝕のある児が約3倍に増加するため、1歳6か月児、2歳児歯科健康診査
での保護者に向けたう蝕予防のさらなる啓発が重要である。1歳6か月児の好ましくない生活習
慣では、母乳摂取の割合が高い状況が続いている。引き続き、母乳のう蝕リスクについて保護者
に伝えるとともに、歯の手入れの指導も併せて行っていきたい。また、幼児期から「かかりつけ
歯科医」をつくり、定期的に歯科健診を受けることの大切さについてさらなる周知を図っていく
必要がある。
3
(1)
園児歯科健康診断(市内幼稚園・保育園からの健診結果報告)
施設数
区
(2)
(単位:園)
分
公立
3
22
25
保育園
35
18
53
歯科健康診断結果
分
(単位:人)
H25 年度
H26 年度
H27 年度
年少児 年中児 年長児 年少児 年中児 年長児 年少児 年中児 年長児
対象者
3,551
3,587
3,561
3,630
3,675
3,604
3,617
3,710
3,675
受診者
3,459
3,527
3,510
3,544
3,604
3,555
3,526
3,632
3,621
724
1,172
1,428
712
1,024
1,394
632
1,013
1,399
20.9
33.2
40.7
20.1
28.4
39.2
17.9
27.9
38.6
2,641
4,830
6,022
2,441
3,975
5,675
2,236
3,989
5,818
0.76
1.37
1.72
0.69
1.10
1.60
0.63
1.10
1.61
う蝕のある者
割合(%)
う歯総本数(本)
1 人平均う歯数(本)
(1)
計
幼稚園
区
4
私立
学校歯科健康診断(私立・特別支援学校は除く)
施設数
区
(単位:校)
分
小学校
市立
国立
47
1
144
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(2)
学年別歯科健康診断結果(永久歯)
区
5
分
1年生
(単位:人)
2年生
3年生
4年生
5年生
6年生
対象者
3,785
3,753
3,771
3,614
3,717
3,643
受診者
3,766
3,723
3,746
3,589
3,683
3,617
う蝕経験者率(%)
2.4
6.9
9.6
14.2
17.0
22.3
第一大臼歯(再掲)
(%)
2.2
6.7
9.2
13.9
16.2
21.2
1人平均う歯数(本)
0.03
0.11
0.17
0.26
0.34
0.50
第一大臼歯(再掲)(本)
0.03
0.11
0.17
0.24
0.31
0.42
幼児歯みがき教室
市内幼稚園、保育園を対象に実施していた園児巡回歯みがき指導の事後指導教室として、平成
23年度から開始した。平成24年度からは、幼児健診の事後指導の受け皿として対象者に周知し、
個別(小集団)で歯みがき指導、生活習慣指導等を行い、むし歯予防の生活習慣を身につけられ
るように支援している。
(1)
対象
就学前の乳幼児とその保護者(口腔の健康に不安のある者)
(2)
会場および回数
岡崎げんき館
(3)
2階会議室等 年間12回(毎月第1土曜日、1月のみ第2土曜日)
内容
歯みがき指導、生活習慣指導、歯科相談
(4)
周知方法
市政だより、幼児健康診査等にてチラシ配布
(5)
従事者
歯科衛生士
(6)
実施状況
区分
6
(単位:人)
乳幼児
3歳未満
保護者
3歳以上
計
H26 年度
21
2
31
54
H27 年度
32
3
46
81
フッ化物洗口推進事業
愛知県岡崎保健所が、平成12年度から平成14年度まで実施していた学童期支援事業の一環であ
るフッ化物洗口推進事業を平成15年度から市が継続実施、学校および園という集団生活の場を活
用し、学童・園児へのフッ化物洗口の普及活動を通じ、学童・園児の自己管理能力の向上、学校
(園)歯科医による支援を促進し、口腔保健全体の向上を図っている。
(1)
内容
ア
実施施設への指導、支援等
イ
関係機関との連携、情報交換
ウ
フッ化物洗口の評価
145
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(2)
フッ化物洗口実施施設(平成28年3月現在)
ア
小学校の実施状況(47校中31校実施)
※開始時期順
区分 施設名
対象(人数)
実施人数 実施曜日
実施時間帯
開始時期
1
連 尺 全学年(443)
439 水曜日 朝・給食後・休み時間
H14.5
2
奥 殿 全学年(148)
139 水曜日 給食後
H14.5
3
秦 梨 全学年(51)
49 火曜日 朝
H14.6
4
常 磐 全学年(352)
345 水曜日 朝
H14.6
5
小豆坂 全学年(556)
534 火曜日 朝
H14.6
6
北 野 全学年(548)
541 金曜日 給食後
H14.7
7
形 埜 全学年(53)
53 木曜日 朝
H14.9
8
井 田 全学年(1,130)
1,108 水曜日 朝
H14.10
9
恵 田 全学年(74)
74 木曜日 朝
H17.1
10
竜美丘 全学年(892)
877 水曜日 給食後
H17.2
11
矢作東 全学年(611)
598 金曜日 朝
H17.6
12
梅 園 全学年(764)
744 水曜日 朝
H18.2
13
夏 山 全学年(30)
30 水曜日 給食後
H23.5
14
男 川 1~3年生(323)
319 金曜日 朝
H25.5
15
緑 丘 1~3年生(306)
297 水曜日 朝
H25.5
16
羽 根 1・2年生(224)
209 水曜日 朝
H25.5
17
六 名 1~3年生(382)
369 火曜日 朝
H25.5
18
愛 宕 1~3年生(93)
87 木曜日 朝
H25.5
19
福 岡 1~3年生(327)
325 火曜日 朝
H25.5
20
竜 谷 1~3年生(74)
71 木曜日 朝
H25.5
21
藤 川 1~3年生(141)
136 水曜日 朝
H25.5
22
本 宿 1~3年生(164)
159 水曜日 給食後
H25.5
23
常磐東 1~3年生(23)
20 金曜日 朝
H25.5
24 六ツ美中 1~3年生(175)
172 火曜日 朝
H25.5
25
宮 崎 1~3年生(22)
19 火曜日 昼放課
H25.5
26
山 中 1~3年生(115)
107 月曜日 朝
H25.6
27
生 平 1~5年生(50)
50 金曜日 5限前
H25.6
28
大 門 1年生(129)
124 水曜日 朝
H25.6
29
矢作南 1~3年生(432)
415 木曜日 朝
H25.6
30
城 南 1・2年生(85)
83 水曜日 朝
H25.6
31
下 山 全学年(17)
17 水曜日 朝
H25.6
31 校
8,734 人 8,510 人
※
使用薬剤:ミラノール、フッ化物濃度:450ppm、週1回法
洗口量:低学年5ml・高学年10ml、洗口時間:1分
146
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
幼稚園・保育園の実施状況(78 園中 16 園実施)
区分
幼稚園
(3/25 園)
保育園
(13/53 園)
施設名
1
矢
作
年長(53)
52
木曜日
朝
30秒
H17.1
2
梅
園
年長(56)
56
水曜日
朝
30分
H17.3
3
広
幡
年長(58)
55
火曜日
朝
30秒
H17.3
4
緑
丘
年長(33)
33
月曜日
給食後
1分
H16.7
5
井
田
年長(30)
28
水曜日
給食後
30秒
H16.7
6
岩
松
年長(20)
17
水曜日
給食後
1分
H16.7
7
北
野
年長(44)
43
水曜日
給食後
30秒
H16.7
8
下
山
年長 (6)
5
火曜日
給食後
1分
H16.8
9
常
磐
年長(36)
35
火曜日
給食後
30秒
H16.8
10
元能見
年長(25)
24
水曜日
給食後
30秒
H17.8
11
城
北
年長(29)
26
水曜日
給食後
1分
H20.6
12
形
埜
年長(15)
15
火曜日
給食後
1分
H20.6
13
奈良井
年長(39)
34
水曜日
給食後
30秒
H20.7
14
宮
崎
年長 (6)
6
金曜日
給食後
1分
H23.5
15
大樹寺
年長(53)
49
水曜日
給食後
30秒
H23.6
16
矢作西
年長(36)
35
火曜日
給食後
1分
H24.6
16 園
539 人
513 人
計
※
対象(人数) 実施人数 実施曜日 実施時間帯 洗口時間 開始時期
使用薬剤:ミラノ-ル、フッ化物濃度:450ppm、週1回法、洗口量:5ml
フッ化物洗口推進事業は平成25年度以降実施施設の増加はない。洗口自体は日々の日課の
中に定着しているが、フッ化物洗口の目的を理解していなかったり、適切な洗口が実施でき
ていなかったりする施設もあり、この事業が形骸化してきている。そのため定期的に実施状
況の確認や、園児・児童に向けた継続した健康教育が必要である。
7
歯科健康教育・相談等実施状況
(1)
実施状況
ア
実施状況
(単位:回・人)
H26 年度
回数
まちかど保健室(乳児)
H27 年度
人数
回数
12
57
妊産婦教室
3
97
地域歯科健康教育
8
歯科健康教育(園・小学校・中学校)
紙面による啓発
歯科相談(電話・面接)
147
人数
12
273
565
12
659
6
1,706
7
1,167
2
―
―
15
―
19
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
地域・小・中学校の歯科健康教育の詳細
区分
日付
実施主体
(単位:人)
内容
対象
総合子育て支援センター
5/1
総合子育て支援センター
5/12
北野学区「バンビの会」
5/15
総合子育て支援センター
5/21
総合子育て支援センター
5/26
総合子育て支援センター
5/28
城南学区「ぽっぽの会」
5/29
総合子育て支援センター
9/8
大樹寺地域民生児童委員協議会
9/25
額田学区「ぽんぽこりん」
11/24
井田学区「ひなたぼっこ」
11/26
羽根学区「はねっこ広場」
12/7
六名南保育園
6/17
常磐南小学校
8/7
岩津児童育成センター
歯を大切にしよう
1~3 年生
42
11/6
六ツ美西部小学校
親子歯みがき教室
1 年生
保護者
115
92
9/4
甲山中学校
歯肉炎予防と歯みが
き指導
抽出者
34
10/16
甲山中学校
歯肉炎予防
1 年生
264
全校生徒
424
南中学校
元気歯つらつ健口づ
く り ~ め ざ せ !
8020!~
園
小学校
36
36
9
11
29
25
37
37
42
41
30
30
29
26
35
35
13
11
17
12
34
28
29
27
109
3
81
1
4/27
地
域
未就園児
保護者
未就園児
歯の健康について
保護者
未就園児
子どもの歯を守ろう
保護者
未就園児
歯の健康について
保護者
未就園児
歯の健康について
保護者
未就園児
歯の健康について
保護者
未就園児
子どもの歯を守ろう
保護者
未就園児
歯の健康について
保護者
未就園児
歯の手入れ
保護者
仕上げみがきと間食 未就園児
について
保護者
未就園児
子どもの歯を守ろう
保護者
未就園児
子どもの歯を守ろう
保護者
園児
規則正しい生活習
慣・歯のみがき方
園職員
1~6 年生
おやつについて知ろう
保護者
人数
中学校
11/27
歯の健康について
保護者
2
地域歯科健康教育は、
総合子育て支援センターや学区主催の子育て広場等での実施が多く、
様々な地域で指導を行う事ができた。今後も乳幼児期から歯と口の健康を保つ生活習慣の確
立に向けた啓発を行うとともに、保護者の定期健診受診の動機づけの場としても活用してい
きたい。
148
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
8
中学校歯科保健活動モデル推進事業(平成27年度新規)
中学校で小学校から継続した歯科保健活動を実施していくための歯科保健活動モデルを作成し、
生徒の歯と口の健康に対する意識の向上を図るとともに、う蝕及び歯肉炎の減少を目指している。
(1)
対象
平成26年度末に行った希望調査で希望のあった5校(河合中学校・矢作中学校・矢作北中学
校・新香山中学校・翔南中学校)の1年生。
対象のうち、学校歯科健康診断で歯肉炎(1もしくは2)もしくは未処置のう歯があった者
をハイリスク者とする。ただし、ハイリスク者は、各中学校の状況を考慮し、学校歯科医・養
護教諭と相談の上、決定する。
(2)
内容
次のア~エについて、学校と時期、回数等を相談の上、実施する。
ア
学校保健委員会等での歯科健康教育(1回以上/年)
イ
ハイリスク者に対する歯の染め出しおよび歯みがき指導、保健指導(3回以上/年)
(放課や夏休み・冬休み等を利用しての個別および少人数での指導)
ウ
給食後の歯みがき(可能な場合に実施)
エ
アンケートの実施(1回/年)
(3)
実施期間
平成27年度から平成29年度までの3年間(平成27年度1年生を3年間追跡)
(4)
従事者
ア
染め出し・歯みがき指導・保健指導:歯科衛生士
イ
歯科健康教育:学校歯科医または歯科衛生士
149
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(5)
実施状況
学校名
河合中学校
(単位:人)
日付
内容
11/11 歯肉炎予防について・染出し・歯みがき指導
12/11 染出し・個別歯みがき指導
6/1 歯肉炎予防について・染出し・歯みがき指導
矢作中学校
対象
人数
クラス単位
23
ハイリスク者
4
クラス単位
201
8/5 染出し・個別歯みがき指導
ハイリスク者
10
8/20 染出し・個別歯みがき指導
ハイリスク者
12
7/7 歯肉炎予防について・歯みがき指導
クラス単位
46
7/8 歯肉炎予防について・歯みがき指導
クラス単位
46
7/10 歯肉炎予防について・歯みがき指導
クラス単位
125
10/16 歯肉炎予防について・染出し・歯みがき指導
ハイリスク者
5
11/10 歯肉炎について・歯みがき指導
クラス単位
45
11/13 口臭・唾液の働き・歯ブラシについて
クラス単位
70
12/1 口臭・唾液の働き・歯ブラシについて
クラス単位
43
矢作北中学校 12/2 口臭・唾液の働き・歯ブラシについて
クラス単位
68
12/8 口臭・唾液の働き・歯ブラシについて
クラス単位
68
12/9 口臭・唾液の働き・歯ブラシについて
クラス単位
68
2/2 噛むこと・みがきにくい部分のみがき方
クラス単位
70
2/3 噛むこと・みがきにくい部分のみがき方
クラス単位
72
2/9 噛むこと・みがきにくい部分のみがき方
クラス単位
60
2/10 噛むこと・みがきにくい部分のみがき方
クラス単位
59
2/19 噛むこと・みがきにくい部分のみがき方
クラス単位
42
5/28 歯肉炎予防について・染出し・歯みがき指導
クラス単位
27
全学年
保護者
370
130
クラス単位
27
新香山中学校 6/20
学校保健委員会
「健口づくり大作戦 ~8020 達成を目指して~」
11/27 牛乳とむし歯の関係・グループワーク
中学校歯科保健活動モデル推進事業は平成27年度から始まった事業で、各学校の状況や要望
に合わせて健康教育や歯みがき指導を実施した。実際にハイリスク者の個別歯みがき指導を行
ってみると、かなりひどい永久歯う蝕が多数ある生徒もおり、健診結果だけでは知ることので
きない状況を把握することができた。翔南中学校では月に1回のペースでハイリスク者に対し
て歯の染出しと個別歯みがき指導を行い、口腔内の状況に改善が見られたり、歯科受診の習慣
が身についたりした生徒もいた。改善の見られない生徒は、口腔内の健康に対する保護者の意
識が低いため、保護者への働きかけも重要である。今後も学校と連携して保護者への啓発にも
力を入れたい。また、学校歯科医の学校への関わり方にも変化があり、今まで歯科健診のみし
か行ってこなかった歯科医師も、事業従事者として健康教育等を行うことができた。今後も学
校と学校歯科医がさらに連携をとれるよう、事業を進めていきたい。
150
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
9
歯周疾患健診(岡崎歯科医師会委託事業)
口腔の疾病のスクリーニングと歯の喪失の原因の多くを占める歯周疾患予防を目的とした歯周
疾患健診を実施し、かかりつけ歯科医を持ち、定期検診を受ける必要性の意識づけを行っている。
(1)
対象
16歳以上の市民で他に受診機会のない者
(2)
会場及び回数
ア
岡崎歯科総合センター(集団):40回(半日単位)
イ
岡崎歯科医師会協力医療機関(個別)
(3)
周知方法
ア
個別通知(40歳~70歳の10歳節目の者)
イ
市政だより・ホームページ掲載
(4)
従事者
歯科医師、歯科衛生士
(5)
内容
ア
歯科健康診査票の問診の記入
イ
パノラマレントゲン撮影(節目の者、集団の希望者(市費補助金事業))
ウ
歯科医師による歯牙・口腔粘膜の診査、歯周疾患検査(CPI)
エ
歯科衛生士によるブラッシング等の指導
(6)
受診状況
ア
男女別年齢別受診者数
(単位:人)
歯科総合センター型(集団)
歯科医院型(個別)
パ ー トナ ー
計
30
38
34
343
377
47
55
47
40
37
50
33
40
31
193
148
109
94
77
50
73
51
54
45
343
240
164
141
117
87
123
84
94
76
536
388
104
82
57
34
67
47
106
79
368
242
42
10
1
0
0
0
0
0
386
10
146
92
58
34
67
47
106
79
754
252
202
165
172
135
194
132
144
98
759
530
40~49歳
50~59歳
60~69歳
70歳~
計
※
下段は40・50・60・70歳節目年齢を再掲
151
計
一般
8
総
計
産婦
計
~39歳
一般
区分
女性
女性
男性
男性
848
895 1,272
1,310
75
277
423
24
189
281
0
172
230
0
135
169
0
194
261
0
132
179
0
144
250
0
98
177
923 1,682 2,436
24
554
806
587
422
347
256
384
263
344
253
2,972
1,194
計
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
歯周疾患最大値(CPI)
区
歯周疾患最大値(CPI)
分
0
男
女
計
~39 歳
男
40~49 歳
女
計
男
50~59 歳
女
計
男
60~69 歳
女
計
男
70 歳~
女
計
総
※
計
(単位:人)
1
2
3
4
総
5
38
82
120
15
11
40
29
55
40
3
3
22
16
25
19
5
4
10
6
15
10
5
4
14
11
19
15
234
47
102
149
21
11
63
42
84
53
12
5
44
23
56
28
16
5
39
16
55
21
13
10
20
15
33
25
377
195
578
773
105
79
204
151
309
230
51
40
140
113
191
153
53
38
139
109
192
147
64
56
92
72
156
128
1,621
86
152
238
49
33
67
51
116
84
24
21
32
27
56
48
28
24
51
37
79
61
31
26
48
39
79
65
568
19
11
30
12
5
11
10
23
15
8
2
11
6
19
8
15
9
28
15
43
24
30
13
20
6
50
19
165
84
127
658
258
66
3
1
4
0
7
1
7
1
数
385
925
1,310
202
139
385
283
587
422
98
71
249
185
347
256
117
80
267
183
384
263
146
110
198
143
344
253
2,972
1,194
下段は40・50・60・70歳節目年齢の結果を再掲
歯周疾患最大値(CPIコード)とは、歯周疾患の状態を表す指標のことで、0から4ま
での値があり専用の器具を用いて測定する。
CPI 0:問題なし
1:出血あり
2:歯石あり
3:4~5mmのポケット
4:6mmを越えるポケット
5:測定不能(無歯顎)
152
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
ウ
口腔清掃状況
区
(単位:人)
分
~39 歳
良好
181
151
385
女
147
556
222
925
計
200
737
373
1,310
24
14
79
54
103
68
11
6
55
40
66
46
19
11
57
35
76
46
27
25
40
33
67
58
512
218
82
51
197
140
279
191
41
27
124
93
165
120
43
32
136
94
179
126
57
45
77
63
134
108
1,494
545
96
74
109
89
205
163
46
38
70
52
116
90
55
37
74
54
129
91
62
40
81
47
143
87
966
431
202
139
385
283
587
422
98
71
249
185
347
256
117
80
267
183
384
263
146
110
198
143
344
253
2,972
1,194
計
男
女
計
男
60~69 歳
女
計
男
70 歳~
女
計
総
※
エ
総数
53
女
50~59 歳
要改善
男
男
40~49 歳
普通
計
下段は40・50・60・70歳節目年齢の結果を再掲
年齢別男女別現存歯数の内訳
区分
30~39 歳
40~49 歳
50~59 歳
60~69 歳
70~79 歳
※
(単位:人)
0~5本
男
6~19 本
女
男
20~28 本
女
男
女
0
0
0
0
271
655
0
0
0
0
3
1
4
1
0
0
0
0
1
0
9
0
0
0
0
0
5
4
15
6
1
1
2
1
12
6
34
16
202
139
97
71
109
75
127
103
384
282
247
184
254
177
155
127
下段は40・50・60・70歳節目年齢の結果を再掲
153
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
オ
総合判定
区
(単位:人)
分
良好
男
女
計
~39 歳
男
40~49 歳
女
計
男
50~59 歳
女
計
男
60~69 歳
女
計
男
70 歳~
女
計
総
※
計
要観察
24
69
76
20
10
32
22
52
32
5
3
23
17
28
20
6
4
14
8
20
12
10
8
14
10
22
18
218
82
25
64
72
13
6
39
22
52
28
11
6
25
11
36
17
11
3
32
13
43
16
9
6
15
9
24
15
242
76
要治療
336
508
549
169
123
314
239
483
362
82
62
201
157
283
219
100
73
221
162
321
235
127
96
169
124
296
220
2,512
1,036
総数
385
925
1,310
202
139
385
283
587
422
98
71
249
185
347
256
117
80
267
183
384
263
146
110
198
143
344
253
2,972
1,194
下段は40・50・60・70歳節目年齢の結果を再掲
歯周疾患健診は、40・50・60・70歳の節目の個別通知と平成26年度からはがん検診の案内冊子
に歯周疾患健診の内容を掲載し、20歳以上の女性と40歳以上の市民に広く周知をすることができ
た。また、母子健康手帳交付時にパートナー用の歯周疾患健診受診券も交付したことにより、若
い世代の受診者が増加した。特に39歳以下の男性では前年度と比較し約7倍の受診者数となった。
この健診をきっかけとしてかかりつけ歯科医を持てるよう働きかけていきたい。
CPIコード(歯周疾患最大値)を見るとコード2の軽度の歯周疾患の人数が多い。現存歯数
ではどの年代でも20本以上ある者が多く、口腔内状況の良い人が受診している傾向が続いている。
しかし、総合判定では除石を含めた要治療の者が多く、歯科に関心が高い人でも口腔内の改善を
要する人が多い。今後はお口の健康に関心が薄い人も含め、毎日の歯みがき習慣の定着や定期健
診の重要性をさらに啓発していく必要がある。
154
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
10
歯科健康教育・相談・啓発等実施状況
(1)
実施状況
ア
教室別実施状況
(単位:回・人)
H26 年度
回
数
相談
人
数
2
4
99
2
65
13
364
7
225
フッ化物洗口説明会・学習会
3
116
1
31
その他の健康教育
4
79
1
49
心療歯科相談
1
6
1
5
―
15
―
10
1
―
1
―
健康教育
その他啓発
地域介護予防教室の内訳
日程
オ
数
―
歯科相談
エ
回
8
地域介護予防教室
ウ
数
―
まちかど保健室
イ
人
H27 年度
(単位:人)
実施主体
内容
対象
人数
6/9
常磐東学区福祉委員
26
7/15
六名学区福祉委員
21
7/23
羽根学区福祉委員
33
9/8
井田学区福祉委員
9/18
梅園学区福祉委員
37
9/28
六ツ美西部学区福祉委員
12
12/3
根石学区福祉委員
59
「守ろう!歯の健康」
概ね65歳以上
フッ化物洗口説明会・学習会の内訳
37
(単位:人)
日程
実施主体
内容
5/8
岡崎市教育委員会
フッ化物洗口学習会
対象
人数
小学校養護教諭
29
学校指導課
2
その他の健康教育
(単位:人)
日程
実施主体
内容
対象
6/9
県立岡崎高等技術専門校
一生自分の歯で食べよう
生徒
人数
49
その他の啓発の詳細
ミクス放映(暮らしのミニ情報)
平成27年6月(2回)
①タバコによるお口の中への影響
②口腔ガン
健康教育は前年度と比べて依頼が減り、回数・人数ともに少なかった。8020運動や歯周病
予防の啓発は働く世代にとって重要な課題なので、
機会があれば積極的に出向いていきたい。
155
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
11
歯科保健関係機関連絡会議
岡崎市における8020運動に基づく歯科保健対策を推進するために、歯科保健関係機関連絡会議
を開催している。
日程・会場
7月30日(木)
午前10時~12時
岡崎げんき館
3階 講堂
12
議
1
2
3
4
題
出席者
母子歯科保健事業について
園児・学童歯科保健事業について
成人・高齢者歯科保健事業について
その他歯科保健事業について
18名
<内訳>
歯科医師会:12名
歯科衛生士会:1名
私立幼稚園協会:1名
関係行政機関:4名
地域歯科保健推進研修会
歯科保健関係者の資質向上と連携強化を図り、歯科保健施策の効果的な推進のために研修会を
開催している。
開催日
5月21日(木)
午後2時~3時15分
岡崎げんき館
3階 講堂
内
1
2
13
容
出席者
講話:「強い歯・良い歯並びを創るため
に母子保健から関われる事」
講師:一般社団法人 岡崎歯科医師会
母子歯科保健担当理事
市川博文 氏
情報提供
78名
<内訳>
歯科医師:11名
歯科衛生士:38名
歯科助手:15名
その他:14名
口腔衛生事業費補助事業(岡崎歯科医師会への補助事業)
8020運動推進や6歳臼歯保護育成のために岡崎歯科医師会が行っている健康フェアや啓発活動
等に対し補助金を交付し、市民の歯と口の健康の保持増進に努めている。
(1)
事業内容
ア
「歯と口からはじまる健康フェア
来場者総数
講演会73名
2015」 6月28日(日)
口腔がん検診69名
イ
「社会福祉施設歯科健診及び交流会」 11月12日(木)
ウ
「よい歯の園児表彰式」「8020表彰式」の実施
よい歯の園児表彰児76名
エ
10月25日(日)
8020表彰者224名
むし歯・歯周病・口腔がんの予防啓発活動
・ポスターの掲示、チラシ・リーフレット・口腔衛生グッズの配布
・だ液検査、咬合力測定
・パノラマレントゲン撮影(節目以外の集団での歯周疾患健診受診者)
・フッ化物塗布(2歳児歯科健康診査)
オ
「6歳臼歯保護育成事業」による歯科健康教育の推進
・指導用媒体等の貸出し支援
156
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第6
1
周産期保健指導事業
母子健康手帳等の交付
(1)
目的
母子保健法に基づき、妊娠の届出をした者に対し、母子健康手帳を交付する。
また、妊婦と生まれてくる子どもの父親、生まれてくる子どもの健康管理の一環として「妊
婦・乳児健康診査受診票」等を交付するほか、保健師等による母子保健事業の紹介や保健指導・
相談を行う。
(2)
対象
母子健康手帳の交付を希望する妊婦(外国からの転入、産後交付、再交付等を含む)
(3)
実施方法
ア
会場
保健所、各支所(岡崎・大平・東部・岩津・矢作・六ツ美・額田)
イ
交付日程
毎週月曜日~金曜日
午前8時30分から午後5時
毎月第1土曜日 午前9時から12時(保健所のみ)
ウ
従事者
事務職員、保健師・助産師(相談・指導)
毎月第1土曜日は、専門職員(保健師、助産師)
エ
交付内容
(ア)
母子健康手帳:岡崎市オリジナル版、外国語版(母子保健事業団発行8か国語)
(イ)
受診票綴:妊婦・乳児健康診査受診票・妊婦歯科健康診査票、歯周疾患健診受診券(産
婦用・パートナー用)、出生連絡票
(ウ)
保健指導教材:健康おかざき21計画(第2次)健やか親子分野「家族みんなで安心子育て」
リーフレット
(エ)
その他配布:愛知県はぐみんカード(子育て家庭優待事業)、岡崎市子育てガイドブッ
ク「はじめの一歩」、マタニティーステッカー、関連リーフレット(赤ちゃん訪問・就労
妊婦・愛知県子育てハンドブック等)
157
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(4)
実施状況
ア
初産・経産別交付件数(住登外含む)
区分
(単位:件)
妊娠届出件数
交付件数
初産
H25年度
3,957
H26年度
4,024
H27年度
3,974
産後交付
経産
3,813※1
1,767
2,046
3,900※3
1,863
2,037
3,849※4
1,784
2,065
多胎
1
53※2
75
15
1
51
60
12
4
48※5
54
19
※1
住民登録なし:3名
※2
住民登録なし:1名
※4
住民登録なし:10名
※5
品胎1名
イ
11週以前
H26年度
H27年度
20~27週
180
(4.7)
165
(4.2)
158
(4.1)
(単位:件・%)
28週以降
27
(0.7)
38
(0.9)
36
(0.9)
不明
18
(0.5)
10
(0.3)
16
(0.4)
15歳 16歳 17歳 18歳 19歳 小計
2
7
8
10
H26年度
3
5
5
13
H27年度
1
5
17※
15
3,813
(100.0)
3,900
(100.0)
3,849
(100.0)
(単位:人・%)
20歳未満
H25年度
計
0
(0)
2
(0.1)
0
(0)
届出時の母の年齢(住登外除く)
区分
エ
12~19週
3,588
(94.1)
3,685
(94.5)
3,639
(94.6)
H25年度
ウ
※3 住民登録なし:6名
届出時妊娠週数状況(住登外含み、産後交付除く)
区分
産後に海外
から転入者
再交付
20歳代
30歳代
40歳代
56 1,545※ 2,082
(1.5) (40.5) (54.6)
51 1,623※ 2,095
25
(1.3)(41.3) (53.8)
69※ 1,530※ 2,090※
31※
(1.8) (39.8) (54.4)
29
計
備考
128
3,811 ※産後交付
(3.4) (100.0) 1人含む
126
3,895 ※産後交付
(3.2) (100.0) 1人含む
154
3,843 ※産後交付
(4.0) (100.0) 4人含む
交付場所別交付状況(産後交付・住登外除く、妊娠届出による交付分)(単位:件・%)
支
所
区分
保健所
市役所
家庭児童課
岡崎
大平
東部
岩津
矢作
六ツ美
H25
年度
3,024
(79.4)
144
(3.8)
242
(6.3)
30
(0.8)
21
(0.6)
120
(3.1)
132
(3.5)
93
(2.4)
4
3,810
(0.1) (100.0)
H26
年度
H27
年度
3,403
(87.4)
3,495
(91.1)
0
(0.0)
178
(4.6)
117
(3.0)
32
(0.8)
21
(0.5)
18
(0.4)
8
(0.2)
93
(2.4)
62
(1.6)
100
(2.6)
84
(2.2)
66
(1.7)
48
(1.3)
4
3,894
(0.1) (100.0)
4
3,839
(0.1) (100.0)
※
平成26年6月末で市役所家庭児童課での交付は終了。
158
額田
計
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
オ
外国語版母子健康手帳交付状況
区分
2
(単位:冊)
交付数
H25年度
80
H26年度
78
H27年度
73
備
考
ポルトガル語31、英語31、中国語8、タガログ語5、インドネシア語3、
スペイン語1、タイ語1
ポルトガル語27、英語27、中国語8、タガログ語10、インドネシア語1、
スペイン語3、タイ語1、ハングル語1
ポルトガル語26、英語31、中国語6、タガログ語5、インドネシア語1、
タイ語3、韓国語1
妊娠出産前支援事業
(1)
妊娠・妊婦相談、虐待ハイリスク妊産婦早期支援事業
ア
目的
不妊症や不育症、妊娠中の生活での不安や疑問や、妊婦が安心して出産・育児に臨むこと
ができるように、保健師・助産師が面接を実施し、特定妊婦(若年、多胎、高齢初産、未婚、
多産、喫煙等)を早期に把握し、支援につなげる。
イ
対象
妊娠届出をした妊婦、妊娠を希望する方
ウ
周知方法
広報、ホームページ、妊娠届出書の様式に掲載
母子健康手帳交付時にチラシ「家族みんなで安心子育て」を配布
エ
実施方法
(ア)
助産師等が保健所・7支所で妊娠相談・妊婦相談(予約制)を実施
(イ)
保健所での妊娠届出時に、保健師・助産師等が面接相談等を実施
面接時の調査を点数化し、特定妊婦の早期支援、継続支援を実施
※
愛知県統一の点数化のほか、市独自項目として、多胎、多産、不妊治療、不安あり、
高齢初産、面接時気になる等を加え、独自項目に2項目以上該当する場合は県の点数
に1点追加。県及び市の合計点が0-1点を「ローリスク」、県の合計点が1点で市が独
自に1点追加した合計点が2点を「その他ハイリスク群」、県の合計点が2点以上を「ハ
イリスク」と判定し、「その他ハイリスク群」「ハイリスク」を「特定妊婦」として
いる。
159
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
オ
妊娠届出時調査項目の集計(県報告様式)
H25年度
H26年度
H27年度
(妊娠届出数
(妊娠届出数
重み (妊娠届出数
3,810人)
3,894人)
3,839人)
点数
あり(件) 率(%) あり(件) 率(%) あり(件) 率(%)
項目
未婚・再婚・死別
1
391
10.3
372
9.6
371
9.7
母親の年齢が24歳以下
2
427
11.2
409
10.5
403
10.5
パートナーが無職(一人親の場合は母親が無職)
1
46
1.2
33
0.8
10
0.3
経済的に困っている
1
415
10.9
388
10.0
391
10.2
困ったときに助けてくれる人がいない
1
48
1.3
41
1.1
37
1.0
妊娠中のタバコ・飲酒、妊娠前のタバコ
1
480
12.6
417
10.7
382
10.0
中絶2回以上
1
50
1.3
42
1.1
53
1.4
精神疾患の既往
1
135
3.5
143
3.7
140
3.6
妊娠が分かった時の否定的な気持ち
2
232
6.1
243
6.2
228
5.9
夫婦間の問題
2
62
1.6
50
1.3
60
1.6
2週間以上続いたうつ状態
2
246
6.5
299
7.7
311
8.1
妊娠届出週数が20週以降
1
38
1.0
38
1.0
46
1.2
その他
1
94
2.5
142
3.6
※
カ
(単位:件、重複あり)
H27年度はその他項目が一つでも該当したものを集計
スクリーニング結果
(単位:人・%)
区分
県:ローリスク
(0-1点)
その他ハイリスク群
県:ハイリスク (2点以上)
市:ローリスク
特定妊婦
合計
キ
H25 年度
H26 年度
1,396(36.7)
2,502(64.3)
2,460(64.1)
1,468(38.5)
184(4.7)
131(3.4)
946(24.8)
1,208(31.0)
1,248(32.5)
H27 年度
3,810(100.0) 3,894(100.0) 3,839(100.0)
特定妊婦の支援状況
(単位:人)
支援開始時期
(2)
1,927※ 50.2
H26 年度
H27 年度
妊娠中から支援を開始
241
256
出産直後から支援を開始
282
139
支援未実施(支援開始前に転出・流産・死産、連絡つかず)
192
77
その他(産後支援方針で出産前、妊娠届出時面接のみ)
677
907
土曜講座(体験型妊婦教室)
ア
目的
妊婦が安心して出産・育児に臨むことができるように、妊娠中の生活、生まれてくる子ど
もの父親・母親としての心構えや、育児などについての情報提供を行う場とする。
イ
対象
妊婦とその家族
160
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
ウ
実施方法
(ア)
会場
岡崎げんき館
(イ)
2階会議室等
従事者
助産師、保健師、看護師、歯科衛生士、保育士等
エ
内容
(ア)
講話
妊娠中の生活・産後に向けて、歯科・口腔衛生、育児の心がまえ、小児救急について、
親子のふれあい遊び紹介(絵本の読み聞かせ、手遊び)
(イ)
ビデオ上映
「沐浴の仕方」、虐待予防DVD『赤ちゃんが泣きやまない』(厚生労働省)
(ウ)
体験コーナー
赤ちゃん人形抱っこ体験、沐浴体験、妊婦体験
オ
周知方法
広報、ホームページに掲載、妊娠届出書様式に掲載
カ
講座受講者数
区分
(3)
(単位:人)
実施回数
妊婦
夫
祖父母等
計
H25 年度
14
315
294
4
613
H26 年度
12
332
313
8
653
H27 年度
12
442
392
20
854
出産前後小児保健指導事業(すこやかベビー小児科相談)
ア
目的
妊産婦の育児不安の解消のため、妊産婦等を対象に小児科医師の育児に関する保健指導を
受ける機会を提供する
イ
対象
妊婦及び産後2か月までの産婦およびその家族
ウ
実施方法
「まちかど保健室」に併設
エ
内容
小児科医師による赤ちゃんの育児、病気、予防接種等についての相談及びかかりつけ小児
科医師の紹介
オ
周知方法
広報、「健やか親子」「子育てガイドブック」に掲載
母子健康手帳交付時に配布する「家族みんなで安心子育て」に掲載
カ
相談件数
区分
(単位:回・件)
開催回数
相談件数
H25 年度
5
10(うち妊婦2件)
H26 年度
7
13(うち妊婦4件)
H27 年度
6
15(うち妊婦3件)
161
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
3
妊婦・乳児健康診査公費助成
(1)
目的
母子感染の防止や、母体と胎児・乳児の異常の早期発見をし、妊婦・乳児の健康管理を推進
するために、妊婦・乳児健康診査の公費助成を行う。健康診査受診票の結果から、異常を早期
に発見し必要に応じて保健指導を行う。
(2)
対象
岡崎市に住所を有する妊婦及び満1歳未満の乳児(他市からの転入含む)
(3)
実施方法
ア
愛知県内の病院・診療所(医院)に委託して実施
イ
助産所受診・県外受診分の償還払いを実施
(4)
実施状況
ア
妊婦健康診査受診状況
区分
(単位:人)
H25 年度
受診票交付数
H26 年度
受診者数
受診票交付数
H27 年度
受診者数
受診票交付数
受診者数
子宮頸がん
3,843
3,722
3,957
3,812
3,873
3,712
第1回
3,820
3,767
3,906
3,833
3,855
3,759
第2回
3,851
3,676
3,937
3,816
3,867
3,729
第3回
3,889
3,668
3,975
3,751
3,905
3,718
第4回
3,920
3,724
4,013
3,768
3,947
3,765
第5回
3,959
3,633
4,049
3,679
3,960
3,740
第6回
3,978
3,607
4,071
3,637
3,989
3,760
第7回
4,001
3,554
4,085
3,553
4,013
3,711
第8回
3,991
3,682
4,075
3,649
3,989
3,814
第9回
4,022
3,360
4,113
3,562
4,031
3,553
第 10 回
4,032
3,544
4,119
3,464
4,037
3,665
第 11 回
4,045
2,970
4,132
2,970
4,055
3,225
第 12 回
4,037
3,316
4,130
3,325
4,051
3,559
第 13 回
4,052
2,294
4,140
2,265
4,062
2,547
第 14 回
4,053
1,481
4,142
1,535
4,066
1,678
計
59,493
49,998
60,844
50,614
59,700
51,935
162
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
妊婦健康診査受診者の結果
(単位:人)
指導区分(医師判断)
区分
ウ
子宮頸がん
3,669
43( 1.2)
第1回
3,581
178( 5.0)
第2回
3,683
46( 1.2)
第3回
3,677
41( 1.1)
第4回
3,697
68( 1.8)
第5回
3,650
90( 2.5)
第6回
3,673
87( 2.4)
第7回
3,580
131( 3.7)
第8回
2,998
816(27.2)
第9回
3,430
123( 3.6)
第10回
3,402
263( 7.7)
第11回
3,161
64( 2.0)
第12回
2,863
696(24.3)
第13回
2,523
24( 1.0)
第14回
1,662
16( 1.2)
乳児健康診査受診状況
区分
エ
(1)
(単位:件)
H25 年度
受診票交付数
H26 年度
受診者数 受診票交付数
H27 年度
受診者数
受診票交付数
受診者数
第1回
4,155
3,658
4,243
3,592
4,156
3,734
第2回
3,912
2,890
3,836
2,911
3,938
2,960
乳児健康診査受診者の結果
区分
4
異常あり(%)
(医療機関フォロー)
異常なし
(単位:件)
診
異常なし
要観察
査
結 果(医師判断)
自院経過観察 他機関紹介
医療中
未記入
第1回
3,543
58
100
23
10
0
第2回
2,713
10
169
37
30
1
新生児聴覚検査推進事業
目的
聴覚障がいの早期発見に有効な新生児聴覚検査の意義の普及啓発に努め、検査受診の推奨を
するとともに、保護者が子どもの聴覚に関心を抱き、聴覚障がいの早期発見・早期治療・早期
療育のために、新生児聴覚検査の意義や聞こえの大切さについて普及啓発に努める。
163
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(2)
実施方法及び内容
新生児聴覚検査の普及啓発の推進を図り、母子健康手帳と併せて交付している乳児健康診査
受診票の保護者記入欄及び4か月児健康診査の問診項目による新生児聴覚検査受診の有無・結
果を確認し、聴覚障がいの疑いのある児の早期支援を行う。
ア
母子健康手帳、妊婦・乳児・妊婦歯科健康診査受診票、ホームページに「ご家庭でできる
耳の聞こえと発達のチェックリスト」の掲載
イ 第1回乳児健康診査受診票及び4か月児健康診査の問診項目による新生児聴覚検査受診の
有無及び結果を確認し、必要に応じて家庭訪問等の支援を実施
ウ
第2回乳児健康診査受診票に掲載の「耳の聞こえと発達のチェック」実施状況を確認し、
家庭でのチェックの必要性を啓発
(3)
実施状況
ア
第1回乳児健康診査受診票保護者記載欄による新生児聴覚検査実施状況(単位:人・%)
区分
H25 年度
H26 年度
H27 年度
イ
異常なし
3,658
(100.0)
3,581
(100.0)
3,728
(100.0)
異常あり
2,821
(77.1)
2,954
(82.5)
2,984
(80.0)
未実施
31
(0.9)
33
(0.9)
45
(1.2)
未記入
212
(5.8)
189
(5.3)
197
(5.3)
594
(16.2)
405
(11.3)
502
(13.5)
第1回乳児健康診査受診票「異常あり」児の追跡方法
区分
ウ
健診受診者数
異常あり
訪問
面接
(単位:人)
4か月児
健診結果
電話
転出
H25年度
31
4
1
9
16
1
H26年度
33
3
0
28
2
0
H27年度
45
4
0
29
9
3
4か月児健康診査の問診項目による新生児聴覚検査受診の結果
区分
H25 年度
H26 年度
H27 年度
※
健診受診者数
異常なし
異常あり
(単位:人・%)
未実施
不明
3,734
3,405
32※
281
16
(100.0)
(91.2)
(0.9)
(7.5)
(0.4)
3,562
3,317
22
213
10
(100.0)
(93.1)
(0.6)
(6.0)
(0.3)
3,680
3,453
36
191
0
(100.0)
(93.8)
(1.0)
(5.2)
(0.0)
第1回乳児健康診査受診時期:平成24年度1名、平成25年度31名
164
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
エ
第1回乳児健康診査受診票または、4か月児健康診査の問診項目による新生児聴覚検査受
診時「異常あり」と記載した児の追跡結果
区分
オ
異常あり
要観察中
転出
32
24
6
1
1
H26 年度
33
18
4
10
1
H27 年度
45
28
5
9
3
追跡結果が「異常あり」と記載した児への支援方法
訪問
追跡結果「異常あり」
(単位:人)
面接
電話
H25 年度
6
3
1
2
H26 年度
4
2
0
2
H27 年度
5
1
0
4
第2回乳児健康診査受診票「耳の聞こえと発達のチェック」実施状況
区分
5
異常なし
H25 年度
区分
カ
追跡対象者数
(単位:人)
健診受診者数
実施
未実施
(単位:人・%)
未記入
H25 年度
2,890
(100.0)
2,765 (95.7)
36 (1.2)
89 (3.1)
H26 年度
2,911
(100.0)
2,694 (92.6)
126 (4.3)
91 (3.1)
H27 年度
2,956
(100.0)
2,869 (97.1)
50 (1.7)
37 (1.2)
低出生体重児の保健指導
(1)
目的
母子保健法に基づき、出生時体重が2,500g未満児の届出を受けている。
低出生体重児の疾病を予防し、健やかな発育・発達を促すため、適切な養育指導を行い、養
育者の育児不安の軽減を図る。
(2)
対象
出生時体重が2,500g未満の乳児とその養育者
(3)
実施方法
低出生体重児の届出(電子・FAX申請可)を受け、電話にて状況把握後、訪問等により育
児指導を行う。
165
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(4)
低出生体重児数及び把握方法
ア
低出生体重児数
出生体重(g)
(単位:人・%)
H25 年度
男
女
~999
2
5
1,000~1,499
7
1,500~1,999
計
H27 年度
男
女
7( 0.2)
8
8
16(0.4)
4
6
10( 0.3)
14
21( 0.6)
4
8
12(0.3)
8
5
13( 0.3)
32
27
59( 1.6)
21
25
46(1.2)
24
26
50( 1.3)
2,000~2,499
142
161
303( 8.0)
127
163
290(7.8)
143
185
328( 8.5)
計
183
207
390(10.3)
160
204
364(9.8)
179
222
401(10.4)
全出生数※
※
イ
H26 年度
計
3,779
3,844
(単位:人・%)
把握方法
届出書
電話
連絡票
計
その他
~999
6
0
1
0
7
1,000~1,499
19
0
0
2
21
1,500~1,999
52
0
5
2※1
59
2,000~2,499
149
9
80
65※2
303
226(57.9)
9(2.3)
86(22.1)
69(17.7)
390(100.0)
~999
10
2
2
2
16
1,000~1,499
11
0
1
0
12
1,500~1,999
37
0
6
3※3
46
2,000~2,499
146
12
59
73※4
290
204(56.1)
14(3.8)
68(18.7)
78(21.4)
364(100.0)
~999
9
0
1
0
10
1,000~1,499
8
1
2
2※5
13
1,500~1,999
45
0
2
3※6
50
2,000~2,499
172
4
69
83※7
328
234(58.4)
5(1.2)
74(18.5)
88(21.9)
401(100)
計
計
H27
年度
計
資料:住民基本台帳
区分 出生体重(g)
H26
年度
女
3,708
低出生体重児の把握方法
H25
年度
男
計
※1
4か月児健康診査結果で把握:1件
※2
「こんにちは赤ちゃん訪問」で把握:5件、4か月児健康診査結果で把握:31件、
ハイリスク妊産婦の電話支援で把握:16件
※3
「こんにちは赤ちゃん訪問」で把握:1件
※4
ハイリスク妊産婦の電話支援で把握:19件
※5
ハイリスク妊産婦の電話支援で把握:1件
※6
ハイリスク妊産婦の電話支援で把握:1件
※7
ハイリスク妊産婦の電話支援で把握:21件、上の子の継続支援で把握:1件
166
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(5)
低出生体重児の保健指導状況
区分 出生体重(g)
H25
年度
訪問
面接
電話
連絡つかず
その他
未届出
計
2
5
0
0
0
0
7
1,000~1,499
18
1
0
0
1※1
1
21
1,500~1,999
49
6
2
0
2※2
0
59
2,000~2,499
126
6
120
5
34※3
12
303
195
(50.0)
18
(4.6)
122
(31.3)
5
(1.3)
37
(9.5)
13
(3.3)
390
(100.0)
~999
5
9
0
0
2※4
0
16
1,000~1,499
6
5
1
0
0
0
12
1,500~1,999
30
9
4
0
2※5
1
46
2,000~2,499
124
3
104
1
29※6
29
290
165
(45.3)
26
(7.1)
109
(30.0)
1
(0.3)
33
(9.1)
36
(8.2)
364
(100.0)
~999
4
5
0
0
1※7
0
10
1,000~1,499
8
3
1
0
0
1
13
1,500~1,999
32
15
1
0
0
2
50
2,000~2,499
131
8
122
2
4※8
61
328
175
(43.6)
31
(7.7)
124
(31.0)
2
(0.5)
5
(1.2)
64
(16.0)
401
(100.0)
計
H27
年度
保健指導状況
~999
計
H26
年度
(単位:人・%)
計
※1
死亡:1件
※2
死亡:1件、4か月児健康診査結果で確認:1件
※3
転出:1件、こんにちは赤ちゃん訪問から把握:2件、
4か月児健康診査結果で確認:31件
6
(1)
※4
死亡:2件
※5
死亡:2件
※6
死亡:1件、転出:1件、4か月児健康診査結果で確認:24件
※7
死亡:1件
※8
転出:1件、こんにちは赤ちゃん訪問から把握:2件、医療機関受診結果で確認:1件
健康相談(まちかど保健室)
目的
妊婦及び乳児の養育者に相談、仲間作りの場を提供することで、育児不安や孤立感を軽減で
きるようにする。また、妊婦は乳児やその育児者と関わることで、出産や育児について具体的
に考えることができ、相談先の情報等を得る機会となるようにする。
(2)
対象
妊婦
0歳からおおむね1歳までの乳児とその保護者
167
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(3)
実施方法
ア
会場
岡崎げんき館
イ
実施回数及び時間
毎月1回
時間
ウ
(4)
3階
年間12回
(年間6回
小児科医による相談を実施)
午前9時30分から11時
従事者
保健師
5~6名 助産師
1~2名
栄養士
2~3名 歯科衛生士 1名
保育士 2名
小児科医師
1名(年間6回)
内容(内容を選択して参加)
ア
育児・栄養相談・乳児の体重測定(希望者)
イ
妊婦相談
ウ
各種教室、子育て支援事業、相談窓口等の支援サービスの紹介
エ
交流・仲間作り
オ
小児科医への相談(年間6回のみ)
カ
乳児とその母親への思春期教育
(5)
周知方法
広報・ホームページに掲載
母子健康手帳交付時リーフレット「家族みんなで安心子育て」に掲載
(6)
実施状況
ア
月齢別来所者数
区分
0~3か月4~6か月7~9か月
H25 年度
H26 年度
H27 年度
イ
96
(20.7)
90
(18.7)
143
(19.6)
145
(31.2)
155
(32.3)
233
(31.9)
10 か月~
1歳未満
127
(27.3)
147
(30.6)
224
(30.7)
75
(16.1)
61
(12.7)
97
(13.3)
1歳
2歳
妊婦
15
(3.2)
20
(4.2)
26
(3.6)
1
(0.2)
0
(0.0)
0
(0.0)
6
(1.3)
7
(1.5)
7
(0.9)
相談内容内訳
28 1,137
体重計測
5
計
6
その他
1
各種事業紹介
168
257
予防接種
75
事故防止
448
歯科
128
談(延件数)
育児
栄養
離乳食
34
相
母乳・ミルク
120
465
(100.0)
480
(100.0)
730
(100.0)
(単位:件)
発達
発育
病気・症状
35
計
649
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
ウ
小児科医師相談件数
区分
※
7
(単位:件)
開催回数
うち出産前後小児保健指導※
件数
妊婦
乳児
H25 年度
5
31
2
8
H26 年度
7
76
4
13
H27 年度
6
23
3
12
すこやかベビー小児科相談としてH25年度より実施
考察
母子健康手帳の交付状況は、妊娠11週未満の妊娠早期の届出率は、94.5%と横ばいである一方
で、10歳代の届出の増加、28週以降の届出は減っていない。ハイリスク妊婦の支援強化と関係機
関と協働した生の健康教育の充実が必要である。
平成27年度から、おっぱいと離乳食教室を月1回開催のまちかど保健室に統合し、栄養・歯科
指導の集団教育と個別相談の充実を図ったことにより、来所者が大幅に増加した。妊娠期から子
育て期までの親子の身近な相談に対応するため、平成28年度からは地域の会場においても開催し、
子育て支援及び特定妊婦、ハイリスク家庭の支援の場として活用したい。
169
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第7
1
乳幼児健康診査事業
4か月児健康診査
(1)
目的
乳児の成長・発達及び健康状態を保護者とともに確認し、疾病または異常の早期発見を行う
とともに、乳児が心身ともに健全に育つために、健康の保持と育児支援を目的に行う。
(2)
対象
岡崎市に住所を有する満3~4か月児(受診期間:生後3か月から6か月未満まで)
(平成27年度対象児:平成26年12月生~平成27年11月生の乳児及び平成26年11月生以前で前年
度未受診の乳児)
(3)
実施方法
平成15年度から岡崎市医師会協力医療機関(平成27年度22か所)に委託し、各医療機関にて
個別健康診査実施
(4)
内容
発育・栄養状況及び発達状況等の異常の有無、身体の疾病及び異常の有無
その他育児上問題となる事項の指導
(5)
周知方法
通知書個別郵送、広報毎月15日号の保健だよりに掲載
(6)
健康診査受診率と健康診査結果
区分
対象
者数
受診
者数
受診率
(県平均)
H25年度
3,849
3,734
H26年度
3,682
3,562
H27年度
3,797
3,680
97.0%
(98.1)
96.7%
※1
(98.2)
96.9%
※2
(―)
(単位:人)
健康診査結果(%)
正常
要指導
2,274
(60.9)
961
(25.7)
2,211
(62.2)
2,180
(59.3)
要観察
要精密
要医療
医療中
264
(7.1)
71
(1.9)
15
(0.4)
149
(4.0)
913
(25.6)
246
(6.9)
51
(1.4)
15
(0.4)
126
(3.5)
990
(26.9)
251
(6.8)
74
(2.0)
15
(0.4)
170
(4.6)
※1
他市町村へ依頼した7人を含めると、平成26年度受診率は、96.9%となる。
※2
他市町村へ依頼した13人を含めると、平成27年度受診率は、97.2%となる。
(7)
要精密者の内訳
ア
医療機関別紹介数
14
20
1
4
H27年度
14
23
4
1
170
1
皮膚科
H26年度
泌尿器科
1
眼科
7
耳鼻科
34
形成外科
14
その他医療機関
整形外科
H25年度
小児外科
あ い ち
第二
小児保健
青い鳥
医療総合
学園
センター
岡崎
市民
病院
小児科
区分
(単位:件)
不
7
5
3
1
2
3
1
9
2
2
2
2
4
2
9
明
計
78
57
2
4
63
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
精密健康診査結果
区分
ウ
(単位:件)
異常なし
要観察
要医療
紹介
H25年度
30
18
13
H26年度
19
20
3
H27年度
21
28
5
未受診
2
2
結果未着
3
12
78
1
14
57
1
6
63
精密健康診査結果の内訳 <岡崎市民病院紹介分>
1
1
陰唇癒合
1
1
二分脊椎
1
1
その他の筋骨格系先天変形
泌尿器科
小児外科
皮膚科
眼科
整形外科
1
結果未着
頭囲小
(単位:件)
紹介
1
要医療
頭囲大
要観察
小児科
対象者
異常なし
紹介内容
診査結果
計
疾患・所見
1
頭囲大1
1
coccy geal pit1(尾骨のくぼみ)
停留精巣
1
小陰茎
1
停留精巣
2
2
停留精巣2
その他の母斑・血管腫
1
1
その他の母斑・血管腫1
鼻涙管狭窄
1
1
鼻涙管狭窄1
眼瞼下垂
1
開排制限
1
1
先天性股関節脱臼
1
1
14
5
計
1
停留精巣1
1
小陰茎1
1
171
6
1
1
1
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
エ
精密健康診査結果の内訳 <岡崎市民病院以外の医療機関紹介分>
結果未着
未受診
紹介
12
要医療
第二青い鳥学園
19
開排制限
要観察
対象者
異常なし
紹介内容
診査結果
(単位:件)
疾患・所見
開排制限5
7
先天性臼蓋形成不全2
未受診1(後日市民病院へ自己受
総合センター
あいち小児保健医療
その他の軟部組織障害
1
関節可動域の異常
1
1
先天性股関節脱臼
2
2
形成外科
その他の母斑・血管腫
1
整形外科
開排制限
1
その他の母斑・血管腫
1
停留精巣
1
内斜視
1
1
内斜視1
鼻涙管狭窄
1
1
鼻涙閉塞症1
眼脂
2
2
開排制限
7
4
先天性股関節脱臼
1
その他筋骨格系の症状
1
1
その他筋骨格系の症状1
その他の母斑・血管腫
1
1
白斑1
皮膚その他の障害
1
1
脂腺母斑1
その他の軟部組織障害
1
1
その他の軟部組織障害1
小陰茎
1
1
小陰茎1
陰茎のその他の先天奇形
1
1
陰茎のその他の先天奇形1
整形外科
皮膚科
泌尿器科
眼科
その他
整形外科
皮膚科
小児科
泌尿器科
計
45
1
診し短趾症と診断)
1
その他の母斑・血管腫1
1
1
その他の母斑・血管腫1
1
停留精巣1
結膜炎、下眼瞼内反症1、鼻涙閉
塞症1
2
開排制限5、股関節内転筋拘縮1、
1
先天性股関節脱臼1
1
16
22
4
1
1
1
(平成28年5月6日現在)
172
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(8)
未受診児の状況(支所別)(平成25年12月生~平成26年11月生)
未受診児の受診勧奨については、ハイリスクケースは、生後9か月の時期を待たず早期介入
をし、その他の児は生後9か月時点で訪問・電話連絡等のほか、予防接種状況や児童手当の受
給状況、子ども医療助成の支給状況等により状況確認、乳児健康診査受診票を使用した受診勧
奨及び育児支援を行っている。
区分
(9)
(単位:人)
内
総計
他市町村にて受診
医療中
訳
受診意思なし 不在・不明 転出・市外在住
全市
421
326
24
59
12
中央
128
93
9
22
4
岡崎
96
78
3
11
4
大平
24
15
2
5
2
東部
11
8
1
2
岩津
52
44
3
4
1
矢作
70
61
2
6
1
六ツ美
39
27
3
9
額田
1
1
受診児及び保護者の状況
ア
栄養方法
(単位:人・%)
区分
イ
母乳
混合
人工
計
H25年度
2,280(61.1)
993(26.6)
461(12.3)
3,734
H26年度
2,276(63.9)
849(23.8)
437(12.3)
3,562
H27年度
2,327(63.2)
887(24.1)
466(12.7)
3,680
家庭内の喫煙者の状況(支所別)
区分
H25年度
H26年度
H27年度
全市
中央
1,468
390
(39.3) (35.7)
1,363
363
(38.3) (34.6)
1,327
338
(36.1) (32.8)
(単位:人・%)
岡崎
大平
東部
岩津
矢作
六ツ美
額田
229
(34.2)
203
(34.0)
210
(33.0)
113
(40.5)
99
(37.9)
100
(38.6)
53
(37.1)
62
(41.9)
60
(38.5)
202
(41.6)
165
(35.8)
175
(38.2)
267
(44.8)
283
(45.7)
270
(39.7)
187
(44.3)
170
(43.5)
149
(35.8)
27
(57.4)
18
(50.0)
25
(54.3)
173
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
ウ
地区別養育者の育児支援者及び育児ストレスの有無の状況(支所別)
区分
全市
中央
岡崎
大平
東部
岩津
矢作
六ツ美
育児支援者がいない
H26年度
63
(1.8)
20
(1.9)
8
(1.3)
3
(1.1)
3
(2.0)
7
(1.5)
14
(2.3)
8
(2.0)
H27年度
育児ストレス有
H26年度
63
(1.7)
18
(1.7)
10
(1.6)
5
(1.9)
2
(1.3)
10
(2.2)
13
(1.9)
5
(1.2)
185
(5.2)
49
(4.7)
43
(7.2)
8
(3.1)
8
(5.4)
24
(5.2)
29
(4.7)
21
(5.4)
3
(8.3)
額田
174
H27年度
178
(4.8)
54
(5.2)
22
(3.5)
14
(5.4)
10
(6.4)
21
(4.6)
31
(4.6)
22
(5.3)
4
(8.7)
(単位:人・%)
受診者数
H26年度
H27年度
3,562
3,680
1,049
1,029
597
636
261
259
148
156
461
458
619
680
391
416
36
46
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
4か月児健診状況
第一次情報
[受診日]H27.4.1~H28.3.31
受診数
人
管理区分
対象者数
3,797
受診者数
3,680 [96.9%]
問題なし
疾病分類
D
2,180 [59.2%]
要指導
C
1,277
要観察
B
313
要精検
要医療
要
精
検 A1
82
要
医
療 A2
15
要継続医療 A3
192
計
1,879 (1,447)
要指導
C
100
保育・家庭
要観察
B
6
環境分類
要措置
(要管理)等
A
計
106 (100)
注1…「対象者数」、「受診者数」及び「問題なし」については、実人員を計上する。
注2…「要指導」以下の疾病分類については、延べ人員を計上する。ただし、( )は実人員を計上する。
注3…表中の[
]は、%を計上する。
175
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
疾病分類
体重増加不良
1
栄養発育
要指導C 要観察B 要精検A1 要医療A2
230
3
5
合計
294
肥満
低身長
2
59
要継続医療A3
精神発達障害・機能障害
7
7
1
1
頭囲・大泉門異常等
4
2
運動発達異常・感覚器異常
204
6
神経・運動機能障害 筋緊張異常
2
1
9
145
11
360
6
2
14
けいれん
その他
湿疹・アトピー性皮膚炎
1
1
352
9
96
3
7
開排制限
4
2
その他
4
循環器疾患
7
呼吸器疾患
8
消化器疾患
9
泌尿器・腎疾患
4
皮膚疾患
5
骨・関節疾患
6
その他
ヘルニア
9
17
387
1
17
124
44
2
52
1
6
3
14
6
1
1
31
39
0
1
13
1
1
その他
11
視力障害・斜視(疑)
10
2
眼科疾患
その他
8
9
1
2
2
1
5
2
11
25
5
5
10
39
5
4
2
11
1
11
80
1
5
8
検査未実施
11
耳鼻咽喉科疾患
聴覚障害(疑)
6
その他
2
検査未実施
62
188
188
染色体異常
12
その他
先天性代謝異常
その他
合計
3
3
146
2
4
2
56
210
1,277
313
82
15
192
1,879
176
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
保育・家庭環境分類
1
家庭環境
要指導C
要観察B
要措置A
合計
養育姿勢
1
1
育児能力
20
3
23
家族関係
54
2
56
環境
21
1
22
睡眠
2
排泄
生活習慣
あそび・友達
その他
哺乳
離乳
3
食生活
偏食・小食
食事・おやつ
その他
習癖
4
その他
情緒・行動
その他
合計
4
100
177
4
6
106
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
2
1歳6か月児健康診査
(1)
目的
運動機能・視聴覚等の障がい、精神発達遅滞等の障がいをもった幼児を早期に発見し適切な
指導を行い、心身障がいの進行を未然に防止すると共に、生活習慣の自立、むし歯予防教育等、
育児に関する指導を行い、幼児の健康の保持増進を図る。
(2)
対象
1歳6か月~1歳11か月の幼児(1歳7か月での受診を勧奨)
(平成27年度対象児:平成25年9月生~平成26年8月生及び平成25年8月生以前で前年度未
受診の児)
(3)
実施方法
ア
会場及び実施日数
岡崎げんき館(子ども健診コーナー、講堂) 67日
イ
従事者(人)
小児科医師(2)、歯科医師(2)、保健師・看護師(12)、栄養士(1)、歯科衛生士(1)、心
理相談員(2)、保育士(1)
(4)
内容
問診、身体計測、内科的診察、歯科健診、個別相談、親子遊び・健康教育、歯みがき相談
(5)
周知方法
通知書個別郵送、広報毎月15日号の保健だよりに掲載
(6)
健康診査状況
ア
健康診査受診率と健康診査結果
区分
実施
日数
H25
年度
H26
年度
H27
年度
※
イ
対象
者数
(単位:日・人・%)
受診 受診率
者数 (県平均)
67 3,873 3,795
67 3,816 3,799
67 3,689 3,595
健康診査結果
正常
98.0
2,088
(97.5) (55.0)
99.6
2,041
(97.9) (53.8)
97.5※
1,744
(―) (48.5)
要指導
要観察
要精密
要医療
医療中
892
(23.5)
932
(24.6)
959
(26.7)
490
(13.0)
484
(12.7)
588
(16.3)
77
(2.0)
81
(2.1)
60
(1.7)
9
(0.2)
5
(0.1)
14
(0.4)
239
(6.3)
256
(6.7)
230
(6.4)
他市町村へ依頼した2人を含めると、平成27年度受診率は、97.5%と同じになる。
心理相談員・栄養士による個別指導状況
区分
(単位:人)
心理相談員
要指導
要観察
栄養士
計
要指導
要観察
計
H25年度
122
189
311
197
2
199
H26年度
146
220
366
193
5
198
H27年度
151
246
397
186
4
190
178
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(7)
要精密者の状況
ア
医療機関別紹介数
区分
イ
(単位:件)
岡崎市民病院
第二青い鳥学園
H25年度
32
40
H26年度
33
41
H27年度
15
39
あいち小児保健
医療総合センター
安城更生病院
眼科
4
その他
6
1
6
78
2
86
6
61
精密健康診査結果
区分
計
(単位:件)
異常なし 要指導
要観察
要医療
医療機関紹介
未受診
結果未着
計
H25年度
11
46
7
3
8
3
78
H26年度
6
45
19
3
12
1
86
H27年度
13
32
10
3
3
61
(平成28年4月28日現在)
ウ
精密健康診査結果の内訳<岡崎市民病院紹介分>
ADHD
1
2
結果未着
3
2
未受診
低身長
4
紹介
6
要医療
発達の遅れ
要観察
対象者
異常なし
紹介内容
診査結果
(単位:件)
疾患・所見
ASD3、原因なしの言葉遅
れ2、知的障害1
1
低身長1
1
ASD1
小児科 歩行
心雑音
1
しこり
1
1
脂肪腫1
自閉症
1
1
ASD1
便秘
1
1
鎖肛1
内斜視
1
眼科
計
(実数)
1
16
(15)
1
脳性麻痺疑い1
1
1
4
9※
(8)
1
2
(平成28年4月28日現在)
※
発達の遅れ(要観察)、歩行(要医療)に1人重複結果を含む。
179
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
エ
精密健康診査の内訳 <第二青い鳥学園分>
(単位:件)
診査結果
整
形
外
科
2
O脚
5
2
3
先天性股関節脱臼
1
外反足
1
1
外反扁平足1
下腿内捻変形
2
2
下腿内捻変形2
外反偏平足
1
1
偏平足
3
1
異常歩行
3
歩行遅延
3
3
外反偏平足3
歩行不安定
1
1
外反偏平足1
跛行
1
内旋歩行
3
その他筋骨格系の症状
1
計
結果未着
要医療
11
内反足
未受診
要観察
1
対象者
紹介
異常なし
15
紹介内容
疾患・所見
下腿内捻変形4、内旋歩行4、内
1
反足2、扁平足1、外反扁平足1
O脚3
1
1
外反扁平足1
1
外反偏平足2
3
外反扁平足1、内旋性歩行2
1
2
下腿内捻変形1、先天性臼蓋形成
1
不全1、内旋性歩行1
1
40
6※
(39)
(5)
23
9
2
(平成28年4月28日現在)
※
オ
内反足(結果:要観察)と外反扁平足(結果:異状なし)に1人重複結果を含む。
精密健康診査の内訳<他の専門医療機関分>
1
1
眼の色素沈着
1
1
あいち小児保健医療総合センター
計
1
結果未着
外斜視
1
未受診
2
紹介
4
診査結果
要医療
眼科医会
斜視
要観察
対象者
異常なし
紹介内容
(単位:件)
1
1
7
4
1
疾患・所見
内斜視1
移動精巣1
1
1
(平成28年4月28日現在)
180
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(8)
紹介状の状況
区分
(単位:件)
小児科医会
紹介状結果の内訳
異常なし
H25年度
206
5
H26年度
236
17
H27年度
246
16
要指導
要観察
1
要医療
医療機関紹介 未受診・結果未着
126
1
7
67
172
4
8
34
139
4
13
74
(平成28年4月28日現在)
(9)
未受診児の状況(支所別)(平成24年9月生~平成25年8月生)
未受診児については、1歳9か月時点で手紙や電話連絡、訪問等により受診の勧奨・状況確
認を行っているが、その結果、連絡がつかない児は予防接種状況や児童手当、子ども医療助成
の受給状況等の確認をした上で、把握できない児は家庭児童課等の関係機関につないでいる。
(単位:人)
区分
※
内
総計
他市町村にて受診
医療中
訳
受診意思なし 不在・不明 転出・市外在住
全市
314
254
11
31
2
16
中央
94
79
4
6
岡崎
65
54
2
6
大平
18
14
3
1
東部
13
8
4
1
岩津
36
27
3
4
矢作
57
47
2
4
4
六ツ美
28
22
4
2
額田
3
3
5
1
1
2
1
不在のうち、所在が把握できなかった児が2名いたが、医療機関での予防接種や各種手当
の受給等の確認は行えている。
181
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(10) 保護者の状況
地区別養育者の育児支援者及び育児ストレスの有無の状況(支所別)
区分
全市
中央
岡崎
大平
東部
岩津
矢作
六ツ美
額田
育児支援者がいない
H26年度
76
(2.0)
19
(1.7)
13
(1.8)
8
(2.9)
0
(0.0)
12
(2.5)
10
(1.7)
13
(3.1)
1
(1.7)
H27年度
育児ストレス有
H26年度
89
(2.5)
26
(2.5)
17
(2.7)
5
(1.8)
4
(2.5)
8
(1.7)
18
(3.1)
11
(2.9)
449
(11.8)
122
(10.9)
86
(12.0)
36
(12.9)
15
(10.9)
55
(11.6)
76
(12.8)
54
(12.8)
5
(8.6)
182
H27年度
475
(13.2)
166
(15.6)
83
(13.0)
27
(10.0)
22
(14.0)
54
(11.6)
71
(12.1)
52
(13.6)
(単位:人・%)
受診者数
H26年度
H27年度
3,799
3,595
1,117
1,061
719
638
279
271
137
157
473
465
593
587
423
383
58
33
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
1歳6か月児健診状況
第一次情報
[受診日]H27.4.1~H28.3.31
受診数
管理区分
人
対象者数
3,689
受診者数
3,595 [97.5%]
問題なし
疾病分類
D
1,744 [48.5%]
要指導
C
871
要観察
B
644
要精検
要医療
要
精
検 A1
62
要
医
療 A2
15
要継続医療 A3
297
計
要指導
保育・家庭 要観察
環境分類 要措置 (要管理)等
1,889 (1,528)
C
439
B
94
A
計
533 (504)
健診回数
計134回
医師
134
歯科医師
134
保健師
720
助産師
健診従事者
看護師
174
栄養士
96
歯科衛生士
164
心理職種
125
保育士
67
その他
3
合計(延)
1,617
注1…「対象者数」、「受診者数」及び「問題なし」については、実人員を計上する。
注2…「要指導」以下の疾病分類については、延べ人員を計上する。ただし、( )は実人員を計上する。
注3…表中の[
]は、%を計上する。
183
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
疾病分類
1
2
3
要指導C要観察B要精検A1要医療A2 要継続医療A3
体重増加不良
54
25
肥満
22
2
低身長
157
79
2
20
258
精神発達障害・機能障害
513
497
8
30
1,048
頭囲・大泉門異常等
2
11
1
14
運動発達異常・感覚器異常
3
12
7
30
1
1
1
2
12
34
87
2
10
23
1
3
4
31
4
43
2
18
21
15
19
6
10
1
5
33
1
22
30
7
3
17
8
9
0
0
栄養発育
18
8
神経・運動機能障害 筋緊張異常
その他
1
湿疹・アトピー性皮膚炎
36
その他
10
4
皮膚疾患
5
骨・関節疾患
6
循環器疾患
1
7
呼吸器疾患
3
8
消化器疾患
9
泌尿器・腎疾患
眼科疾患
5
1
開排制限
その他
6
ヘルニア
3
その他
2
1
1
27
5
視力障害・斜視(疑)
7
その他
1
2
検査未実施
11
97
24
けいれん
10
合計
耳鼻咽喉科疾患
聴覚障害(疑)
1
8
9
その他
1
12
13
染色体異常
5
5
先天性代謝異常
2
2
64
90
297
1,889
検査未実施
12
その他
その他
合計
20
6
871
644
184
62
15
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
保育・家庭環境分類
要指導C
要観察B
要措置A
合計
養育姿勢
1
2
家庭環境
生活習慣
育児能力
83
71
154
家族関係
90
10
100
環境
3
1
4
睡眠
35
5
40
排泄
あそび・友達
その他
6
6
哺乳
3
食生活
離乳
23
2
25
偏食・小食
93
2
95
食事・おやつ
73
1
74
3
1
4
30
1
31
439
94
533
その他
習癖
4
その他
情緒・行動
その他
合計
185
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
3
3歳児健康診査
(1)
目的
視覚・聴覚、運動・精神発達など心身障がい、その他疾病及び異常を早期に発見し適切な指
導を実施し、また生活習慣の自立・むし歯予防教育等、育児に関する指導を行い幼児の健康の
保持増進を図る。
(2)
対象
3歳~3歳11か月の幼児
(3歳3~4か月での受診を勧奨)
(平成27年度対象児:平成23年12月生~平成24年11月生及び平成23年11月生以前で前年度未
受診の児)
(3)
実施方法
ア
会場及び実施日数
岡崎げんき館(子ども健診コーナー、講堂) 67日
イ
従事者
小児科医師(2)、歯科医師(2)、保健師・看護師(14)、栄養士(1)、歯科衛生士(2)、心
理相談員(1)、保育士(1)
(4)
内容
問診、身体計測、聴覚・視覚検査、内科的診察、歯科健診、尿検査、個別相談、親子遊びの
紹介、健康教育
(5)
周知方法
通知書個別郵送、広報毎月15日号の保健だよりに掲載
(6)
実施状況
ア
健康診査受診率と健康診査結果
区分
H25
年度
H26
年度
H27
年度
※
実施
日数
対象
者数
(単位:日・人・%)
受診 受診率
者数 (県平均) 正
67 3,651 3,501
67 3,989 3,808
67 3,907 3,841
健康診査結果
常
要指導
要観察
要精密
要医療
医療中
95.9
1,431
903
773
124
1
269
(96.2)
(40.9)
(25.8)
(22.1)
(3.5)
(0.0)
(7.7)
95.5
1,807
1,112
438
121
8
322
(96.7)
(47.5)
(29.2)
(11.5)
(3.1)
(0.2)
(8.5)
98.3
1,672
1,151
424
270
3
321
(-)
(43.5)
(30.0)
(11.0)
(7.0)
(0.1)
(8.4)
他市町村へ依頼した2人を含めると、平成27年度受診率は、98.4%となる。
186
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
視覚・聴覚検査結果
視
区分
合格
H25
年度
H26
年度
H27
年度
ウ
覚
検 査
聴
不合格 医療中 保留※1
3,121
37
30
3,407
36
26
3,394
126
43
計※2
合格
覚
検 査
不合格 医療中 保留※1
3,504
3,358
(866)
3,808
339
3,655
(1,021)
3,841
278
3,655
(1,048)
316
5
36
105
5
21
127
48
26
112
計※2
3,504
(339)
3,808
(429)
3,841
(531)
※1
保留:視覚、聴覚は3歳6か月までに自宅で再検査(合格確認できたものを除く)
※2
健康診査会場での検査実施数
尿検査結果
(単位:人)
計
蛋白
潜血
±
+
3,236 2,771 449
1,417 1,312
1,905 1,841
++
-
3,504
2,391
3,808
1,936
3,841
糖
±
+
++
-
±
15
1 3,004 212
13
7 3,231
5
94
11
1,243 161
10
3 1,414
2
55
7
2 1,762 112
22
9 1,903
2
※
H26・27年度は希望者のみ実施。
※
H27年度の未提出者のうち、1,511人は園での検尿を実施。
+
++
1
心理相談員・栄養士による個別指導状況
区分
未提出
検査実施
区分
H25
年度
H26
年度
H27
年度
268
検査結果内訳
-
エ
(単位:人)
(単位:人)
心理相談員
要指導
栄養士
要観察
計
要指導
要観察
計
H25年度
114
102
216
110
5
115
H26年度
149
144
293
86
3
89
H27年度
188
198
386
104
3
107
187
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(7)
要精密者の状況
ア
医療機関別紹介数
区分
岡崎
市民
病院
(単位:件)
第二
青い鳥
学園
眼科
あいち
小児科 小児保健
耳鼻科
(尿検査) 医療総合
センター
H25年度
34
21
46
3
166
1
H26年度
44
40
33
4
46
4
H27年度
66
57
146
41
35
5
安城
更生
病院
岡崎
共立
病院
計
271
2
173
1
351
(平成28年5月6日現在)
※
平成27年度から、健診時に視力検査が不可及び聞こえの検査が不合格・不能であった場
合は、愛知県母子健康診査マニュアルに従い、原則として要精密とすることに変更してい
る。
イ
精密健康診査結果
区分
異常なし
(単位:件)
要指導
要観察
要医療
医療機関紹介
未受診
結果未着
計
H25年度
111
95
25
7
10
24
272
H26年度
43
85
28
2
14
7
179
H27年度
57
123
57
9
37
68
351
188
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
ウ
精密健康診査結果の内訳<岡崎市民病院紹介分>
結果未着
1
未受診
要医療
14
紹介
要観察
要指導
対象者
異常なし
紹介内容
診査結果
(単位:件)
疾患・所見
自閉症2、PDD8、AS
発達の遅れ
20
4
1 D1、知的障害1、原因な
しの言葉遅れ3
小児科
小児外科
眼科
耳鼻科
言葉の遅れ
2
1
かんしゃく
1
1
気分変調症1
てんかん
1
頭囲大
1
1
大頭症1
不整脈
1
低身長
3
1
2 低身長1
停留精巣
20
20
移動精巣
4
4
停留睾丸
2
2
停留精巣2
陰唇癒合
1
1
陰唇癒合1
精巣発達不良
1
1
陰のう水腫
2
1
小陰茎
1
鼠径ヘルニア
1
皮膚凸部
1
視力障がい
1
難聴
3
2
66
(66)
5
計
(実数)
1
PDD1
1
1
移動性精巣20
移動精巣4
左精巣萎縮1
1
陰のう水腫2
1
鼠径ヘルニア1
1
1
1
両近視1
1
45
6
6
4
(平成28年5月6日現在)
189
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
エ
精密健康診査結果の内訳<第二青い鳥学園分>
(単位:件)
診査結果
結果未着
未受診
紹介
要医療
要観察
異常なし
紹介
対象者
疾患・所見
両側外反扁平足27、X脚2、X脚・両外反扁平足4、
整形外科
両扁平足1、両下肢内旋歩行1、両内反小趾1、両
57
4
17
25
1
10
大腿骨過大前捻変形1、両外反扁平足・両内反母趾
疑1、両下腿内捻変形・両股関節内旋拘縮1、X脚・
両臼蓋形成不全1、下腿骨外捻疑1、両外反扁平
足・両内反母趾疑1
(平成28年5月6日現在)
オ
精密健康診査結果の内訳<その他の専門医療機関分>
(単位:件)
診査結果
結果未着
未受診
紹介
要医療
要観察
対象者
異常なし
紹介内容
疾患・所見
屈折異常性弱視7、弱視12、近視7、
視力
障がい
遠視性弱視3、視力障がい疑8、近視
123
19
36
16
7
18
27 性乱視4、遠視性乱視11、混合性乱視
眼科医会
1、外斜視1、乱視1、斜視1、遠視
2、内斜視1
13
4
7
外斜視
5
1
1
内斜視
3
1
眼瞼下垂
1
差明
1
難聴
(疑)
41
7
尿糖
2
2
尿潜血
28
9
尿蛋白
5
4
あいち小児保健
医療総合センター
5
1
岡崎共立病院
1
耳鼻科
斜視
小児科医会
計
(実数)
228
(228)
1
1
外斜視1、間歇性外斜視2、下斜筋過
動疑1、斜視1、弱視1、内斜視1
3 間歇性外斜視1
1
1 近視性乱視1
1
眼瞼下垂1
1
1
8
12
1
7
17
1
2
4
難聴疑1
無症候性血尿5、良性家族性血尿1、
微小血尿症候群2、尿潜血陽性5
1
3
両側性遊走精巣1、臍ヘルニア1、
1
間歇性外斜視1、視力検査不能1
1
48
浸出性中耳炎8、中耳炎1、
61
言語発達遅滞1
26
9
30
54
(平成28年5月6日現在)
190
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(8)
紹介状の状況
区分
(単位:件)
小児科医会
紹介状結果内訳
異常なし
要指導
要観察
要医療
紹介
未受診・結果未着
H25年度
133
6
1
72
2
15
37
H26年度
105
10
2
65
2
9
17
H27年度
144
11
1
89
1
12
30
(平成28年5月6日現在)
(9)
未受診児の状況(支所別)(平成23年1月~平成23年12月生)
3歳7か月時点での手紙や電話連絡、訪問による受診勧奨の他、連絡がつかない児には予防
接種状況や児童手当、子ども医療助成の受給状況等の確認をした上で、把握できない児は、
「こ
んにちはおかざきっ子訪問事業」(家庭児童課主管)にて追跡訪問している。
(単位:人)
区分
内
総計
他市町村にて受診
医療中
訳
不在・不明 受診意思なし 転出・市外在住
全市
220
107
22
7
69
15
中央
54
23
9
3
16
3
岡崎
47
27
6
2
8
4
大平
24
12
2
7
3
東部
6
2
1
1
2
岩津
19
10
1
矢作
40
24
六ツ美
29
8
額田
1
1
3
191
1
1
7
14
2
16
1
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(10) 保護者の状況
地区別養育者の育児支援者及び育児ストレスの有無の状況(支所別)
区分
全市
中央
岡崎
大平
東部
岩津
矢作
六ツ美
額田
育児支援者がいない
H26年度
80
(2.1)
22
(2.0)
14
(2.0)
8
(2.5)
2
(1.1)
11
(2.1)
15
(2.7)
7
(1.9)
1
(1.7)
H27年度
89
(2.3)
28
(2.5)
13
(1.8)
6
(2.2)
5
(3.0)
13
(2.5)
15
(2.5)
8
(2.0)
1
(1.9)
育児ストレス有
H26年度
508
(13.3)
168
(15.1)
92
(13.4)
35
(11.0)
16
(8.6)
73
(14.1)
78
(14.1)
42
(11.4)
4
(6.8)
192
(単位:人・%)
受診者数
H27年度
92
(2.4)
29
(2.6)
13
(1.8)
6
(2.2)
5
(5.0)
14
(2.7)
16
(2.7)
8
(2.0)
1
(1.9)
H26年度
H27年度
3,808
3,841
1,113
1,135
689
710
317
276
187
168
519
514
554
594
370
392
59
52
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
3歳児健診状況
第一次情報
[受診日]H27.4.1~H28.3.31
受診数
管理区分
人
対象者数
3,907
受診者数
3,841 [98.3%]
問題なし
疾病分類
D
1,672 [43.5%]
要指導
C
1,691
要観察
B
546
要精検A1
320
要医療A2
6
要精検
要医療
要継続医療A3
計
418
2,981 (1,959)
要指導
C
411
保育・家庭 要観察
環境分類 要措置
B
57
(要管理)等
A
計
468 (440)
健診回数
計134回
医師
134
歯科医師
134
保健師
807
助産師
看護師
225
健診従事者 栄養士
122
歯科衛生士
134
心理職種
123
保育士
68
その他
3
合計(延)
1,750人
注1…「対象者数」、「受診者数」及び「問題なし」については、実人員を計上する。
注2…「要指導」以下の疾病分類については、延べ人員を計上する。ただし、( )は実人員を計上する。
注3…表中の[ ]は、%を計上する。
193
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
疾病分類
体重増加不良
1
2
3
要指導C要観察B要精検A1要医療A2 要継続医療A3
2
7
肥満
55
10
低身長
46
56
4
35
141
精神発達障害・機能障害
325
254
24
97
700
栄養発育
頭囲・大泉門異常等
1
運動発達異常・感覚器異常
5
5
合計
65
1
1
14
2
3
2
11
1
4
5
6
6
神経・運動機能障害 筋緊張異常
けいれん
その他
24
1
5
44
74
8
2
1
5
16
5
3
52
11
71
循環器疾患
1
1
1
22
25
7
呼吸器疾患
7
1
1
23
32
8
消化器疾患
2
1
2
1
6
106
3
6
115
9
泌尿器・腎疾患
642
190
33
21
886
13
6
139
35
193
4
14
21
4
皮膚疾患
5
骨・関節疾患
6
湿疹・アトピー性皮膚炎
その他
開排制限
その他
ヘルニア
その他
視力障害・斜視(疑)
10
眼科疾患
その他
検査未実施
11
耳鼻咽喉科疾患
3
305
3
6
0
314
聴覚障害(疑)
3
1
43
10
57
その他
4
1
18
23
125
3
1
130
1
2
4
5
53
67
418
2,981
検査未実施
染色体異常
12
その他
1
1
先天性代謝異常
1
その他
8
1
5
1,691
546
320
合計
194
6
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
保育・家庭環境分類
要指導C
要観察B
要措置A
合計
養育姿勢
1
家庭環境
育児能力
84
43
127
家族関係
146
10
156
1
1
環境
2
生活習慣
3
食生活
4
その他
睡眠
29
29
排泄
10
10
その他
7
7
哺乳
1
1
離乳
4
4
偏食・小食
57
57
食事・おやつ
34
あそび・友達
35
その他
1
習癖
3
1
4
1
35
1
36
411
57
468
情緒・行動
その他
合計
4
1
再健康診査
(1)
目的
1歳6か月児、3歳児健康診査の結果、再健康診査が必要と認められた児に対して、疾病の
早期発見を図るとともに、適切な保健指導を行い問題解決に努める。
(2)
会場及び実施回数
岡崎げんき館(子ども健診コーナー)
(3)
11回
従事者
小児科医師、保健師、心理相談員
(4)
実施状況
ア
受診者数
区分
(単位:人・%)
対象者
受診者
受診率
H25年度
37
30
H26年度
26
H27年度
55
1歳6か月児健診事後
3歳児健診事後
対象者
受診者
受診率
対象者
受診者
受診率
81.1
34
27
79.4
3
3
100.0
22
84.6
18
14
77.8
8
8
100.0
49
89.1
33
31
93.9
22
18
81.8
195
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
受診結果<1歳6か月児健康診査事後分>
要観察
要精密
受診者
要指導
紹介内容
結果
異常なし
区分
(単位:人)
2
5
8
6
結果内容
言葉の遅れ6、発達の遅れ3、AS
言葉の遅れ
21
D疑い3、養育者の問題1、自閉傾
向1
精神発達
多動
機能障がい
発達の遅れ
神経運動
障がい
1
未歩行
1
歩行不安定
1
ウ
1
ASD疑い1
3
1
養育環境
1
33
(31)
発達の遅れ2、ADHD疑い1、A
1
SD疑い1
1
1
外反偏平足1
1
低身長1
1
1
育児不安
計
(実数)
1
4
ADHD的ASD疑い
栄養・発育 低身長
保育・
家庭環境
2
1
1
3
(2)
8
(7)
発達の遅れ1
13
9
受診結果<3歳児健康診査事後分>
2
発達の遅れ
3
関わりも持ちにくい
2
発音不明瞭
1
多動
1
言葉の遅れ
3
ADHD疑い
要精密
PDD疑い
要観察
受診者
結果内容
要指導
栄養発育
紹介内容
異常なし
区分
(単位:人)
2
1
1
結果内容
多動1、ASD疑い1
2
HFASD疑い1、ASD疑い1
1
多動1、発達の遅れ1
1
構音不明瞭1
1
ADHD疑い1
2
発達の遅れ1、言葉の遅れ1
1
1
自閉症疑い1
ASD・ADHD疑い
1
1
ASD疑い1
場面の緘黙
1
低身長
1
1
偏食1
低体重
1
1
1
1
眼科疾患 斜視
計
(実数)
20
(18)
1
1
1
2
196
1
5
(4)
9
4
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(5)
要精密者の状況
ア
精密健康診査結果の内訳<1歳6か月児健診事後分>
(単位:件)
結果
4
4
低身長
1
1
外反扁平足
1
計
9
結果未着
言葉の遅れ
未受診
整形外科
1
紹介
小児科
3
要医療
要観察
要指導
対象者
ASD疑い
1
結果内容
1
自閉症スペクトラム1
言語発達遅滞1、言語発達遅
滞2、自閉症スペクトラム1
低身長1
1
6
両外反扁平足1
1
1
1
精密健康診査結果の内訳<3歳児健診事後分>
(単位:件)
結果未着
未受診
紹介
結果
要医療
要観察
対象者
要指導
紹介内容
異常なし
区分
結果内容
小児科
岡崎市民病院
発達の遅れ
1
構音障害
1
HFASD疑い
1
1
自閉症スペクトラム1
ASD疑い
1
1
自閉症スペクトラム1
4
3
計
(6)
異常なし
区分
岡崎市民病院 第二青い鳥学園
イ
紹介内容
1
場面緘黙1
1
構音障害・舌小帯短縮1
1
紹介状の状況
区分
(単位:件)
小児科医会
紹介状結果内訳
要観察
未受診
1歳6か月児
7
3
3歳児
5
2
紹介
1
結果未着
計
1
2
7
1
2
5
(平成28年4月28日現在)
(7)
未受診児状況
区分
(単位:人)
保健師フォロー
計
1歳6か月児
3
3
3歳児
3
3
197
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
5
考察
1歳6か月児健康診査の受診率は昨年と比較し減少しているが、未受診者の状況としては、他
市町村受診が増加し、受診意志なしの増加は見られず、全体の状況としては昨年と大きな変化は
ないと思われる。4か月児、1歳6か月児、3歳児健康診査のすべてにおいて、未受診者の状況
確認の結果が不在・不明である児が大幅に減少したことについては、昨年度より未受診者への受
診勧奨として夜間・土曜日の電話や訪問を開始、出入国紹介をするなど状況確認を強化したこと
が影響している。未受診者への電話・訪問による受診勧奨は、受診意識の向上だけでなく生活状
況の把握につながり、虐待予防の視点で効果的でると考える。1歳6か月児、3歳児健康診査の
心理相談の件数が増加しているが、精神発達障害・機能障害で要観察となる児が増加しているこ
とに加え、嘱託職員を採用したことにより、相談体制が整ってきたことも要因と考えらる。今後
も、必要な児を心理相談につなげられるように、スタッフの意識を統一していきたい。
198
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第8
1
健康診査事後指導教室事業
言語発達遅滞児等集団指導教室(ひよこの会)
(1)
目的
集団での遊びや健康教育、再健診、個別的な支援を通して、保護者が児の発達段階や障がい
を理解、受容する。その上で必要な医療受診、地域の育児資源の活用を含めた、適切な育児環
境について保護者自身が整えられるよう支援する。
(2)
対象
1歳6か月児健康診査やその経過観察結果において言語及び精神発達に関する問題が疑われ、
専門的な指導や早期に療育が必要と思われる児とその保護者
(3)
実施方法
ア
会場
岡崎げんき館
イ
3階
講堂
入会時期
Aグループ:4月 Bグループ:6月
Cグループ:8月
Dグループ:10月
Eグループ:12月 Fグループ:2月
ウ
実施回数と期間
1グループ5回(2か月間)・年間6グループ・計30回
エ
実施時間
午前の会:午前9時45分から11時15分
午後の会:午後1時から3時
オ
定員
各グループ20組
カ
従事者
毎回
観察スタッフ
定期
保健師 6~8名
心理相談員 1名
健康増進課保育士 1名
保育課保育士 1名
児童精神科医師 1名(6回/年)
小児神経科医師 1名(6回/年)
岡崎市医師会小児科医師 3名(各2回/年)
臨床心理士 1名(12回/年) 精神保健福祉士 1名(12回/年)
相談(必要時)
管理栄養士 1名
講師
岡崎市医師会小児科医師 3名(各2回/年)
愛知県西三河福祉相談センター児童心理司 1名(2回/年)
岡崎女子大学臨床心理士 1名(4回/年)
元聾学校教諭 1名(6回/年)
保育課保育士 1名(6回/年)
歯科衛生士 1名(6回/年)
管理栄養士 1名(6回/年)
子ども発達サポートスタッフ 1名(6回/年)
199
歯科衛生士 1名
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(4)
内容
ア
流れ
<午前の会>
8:45~
12:30~
事前カンファレンス
受付
9:30~
12:45~
親子で自由あそび
あいさつ
9:45~
13:00~
親子でふれあい遊び
10:20~
休憩、お茶タイム
10:30~
保護者:講話
子:自由あそび
11:00~
親子で自由あそび
(母子分離)
帰りの会
11:10~
終了
受付
親子で自由あそび
あいさつ
親子でふれあい遊び
休憩、お茶タイム
13:50~
保護者:講話
(母子分離)
子:自由あそび
14:20~
親子で自由あそび
14:35~
おやつ
15:00~
カンファレンス
事前カンファレンス
13:40~
14:50~
個別相談
11:15~
イ
<午後の会>
帰りの会
個別相談
終了
カンファレンス
講話
講師
講話のテーマ
「就園に向けて」
1回目
保育士
就園前に大切にしたい親子の関わりや日常の中での遊び、地域の子
育て資源について学びましょう
ウ
2回目
元聾学校教諭
3回目
医師
4回目
心理士
5回目
保健師
「子どもの持っている力を引き出す」
コミュニケーションや社会性を促す方法を学びましょう
「子どもの成長・発達を知ろう」
子どもの心身の発達について学びましょう
「子どもを見つめてみよう」
お子さんの色々な姿を見つめなおしてみましょう
「こころと体を育てる」
生活の中でこころと体を育てる関わりを学びましょう
ミニ講話
講師
講話のテーマ
歯科衛生士
「守ってあげよう 子どもの歯」
子ども発達サポートスタッフ
「サポートブック紹介」
管理栄養士
「げんきいっぱい 「わくわく♪ごはん」」
エ
再健診(必要な児には精密健康診査受診票による紹介)
オ
ひよこ図書貸出(図書名:わかってほしい!気になる子、ADHDのペアレントトレーニン
グ、ことばをはぐくむ、自閉症のすべてがわかる本等、計16冊)
200
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(5)
周知方法
1歳6か月児健康診査及び経過観察支援等にて保健師・医師から紹介
(6)
実施状況
グループ
(単位:組)
A
B
C
D
E
F
計
入会者
参加者延
1回の平均参加組数
H25年度
13
17
26
16
20
-
92
447
14.9
H26年度
19
16
16
13
14
19
97
396
13.2
H27年度
15
20
21
22
21
22
121
484
16.1
ひよこの会参加児の初回参加年齢別参加組数
区分
2歳未満
~2歳3か月
(単位:組・%)
~2歳6か月
~3歳
計
H25年度
67(72.8)
16(17.4)
6(6.5)
3(3.3)
92(100)
H26年度
66(68.0)
28(28.9)
3(3.1)
0
97(100)
H27年度
96(79.3)
24(19.9)
1(0.8)
0
121(100)
ひよこの会参加の動機別入会組数
区分
健診事後
再健診
(単位:組)
かかりつけ医から 保護者からの相談 発達サポート
その他
計
H25年度
73
6
10
3
-
-
92
H26年度
84
1
6
5
-
1
97
H27年度
111
4
6
0
0
0
121
参加児の進路
(単位:人)
児童発達支援
進路
幼稚園
保育園
託児所
H25年度
1
4
1
15
7
31
33
92
H26年度
1
4
1
10
13
29
39
97
H27年度
4
1
2
12
7
35
58
119※4
※1
めばえの家:社会福祉法人
めばえの家※1 こころん※2
岡崎市福祉事業団
スワンの会※3 育児サークル等
児童発達支援事業
※2 こ こ ろ ん:NPO法人子どもの発達を支援する会きらら
※3
スワンの会:子ども部保育課
※4
転出2名を除く
総合子育て支援センター
201
計
子ども療育センター
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
ひよこの会からの精密健康診査紹介状況
第二青い鳥学園
H25年度
H26年度
2
0
岡崎市民病院
自閉症(1)
-
両下腿内捻変形(1)
-
(単位:件)
2
小児科医会
1
広汎性発達障害(疑)
自 閉 症 ・外 反 偏平 足
自閉症スペクトラム(2)、自
(1)
閉症スペクトラム(疑)
自 閉 症 スペ ク トラ ム
(疑)(1)
12
計
3
(3)、言葉の遅れ(1)、言葉の
14
遅れ・社会性未熟(1)、異常
※
あり(診断名なし)(1)、情報
提供(4)
自閉症スペクトラム(疑)(1)、
H27年度
2
外反偏平足(2)
4
自閉症スペクトラム
(疑)(4)
4
言葉の遅れ・こだわり(1)、
言葉遅れ(1)、自閉症スペク
10
トラム(疑)・ADHD(疑)(1)
※
2
情報提供含む。
考察
1歳6か月健診後の紹介数が増え、全体の参加者が前年度より増加した。初回参加時の年齢は
徐々に2歳3か月未満の割合が増えており、9割前後が2歳3か月までである。健診後、早期に
集団遊びの体験をすることや、保護者が学びの機会を持つことで児の発達を促し保護者の不安軽
減につながっている。
従事者である医師には再健診の診察医として、保護者への助言や専門医、かかりつけ医への紹
介の役割を担っていただいている。医師から保護者へ専門医療機関の受診を勧めることは、保護
者にとって児の発達状況を確認するうえで一つの節目であり、児の発達段階の受容と療育への取
組姿勢に影響を与えると考えている。
また、ひよこの会終了後に地域の育児サークルへの参加を促す件数が増加している。ひよこの
会の中で、児との関わり方やこれからの発達の目安、発達相談の場等を紹介し、親子がひよこの
会終了後に地域のサークルで不安なく過ごせるよう、また、不安なことがあった場合は適切な相
談機関へ相談ができるよう努めていきたい。
202
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第9
1
発達相談・発達支援事業
子ども発達サポート事業(岡崎市福祉事業団委託事業)
(1)
目的
就学前の子どもが、小児科・小児神経科・児童精神科医師、臨床心理士等による専門性の高
い相談を、身近な地域で適宜受けられるようにすることで、より適切な時期に必要な医療・療
育を受けられるようにし、その子どもが本来もっている発育・発達する力を十分に発揮できる
ように促す。また、発達障がい等の支援に携わる関係者や一般市民に対し発達障がい等に関す
る啓発を行うことで、発達障がい等への理解を促すとともに、親子を取り巻く関係機関のネッ
トワークを構築し、発育・発達につまずきのある子どもと家族が安心して暮らせる地域社会の
実現を目指す。
(2)
対象
市内在住の就学前の子どもと保護者、及び関係者
(3)
実施方法
ア
会場
岡崎げんき館
子ども育成ゾーン
子ども相談室、子ども活動育成支援室、
健康増進課(電話相談)、岡崎歯科総合センター(2歳児発達相談)など
イ
実施回数
年末年始、祝日を除く毎週(月)~(金)、午前8時30分から午後5時15分
小児科医師による成長・発達・子育て相談:4回
発達専門医(小児神経科医、児童精神科医)による専門相談(5歳児発達相談含):29回
心理相談:145回
2歳児発達相談(2歳児歯科健診に併設):50回
ウ
従事者
保健師、臨床心理士、小児科医師、小児神経科医師、児童精神科医師
(4)
内容
ア
子ども発達サポートスタッフによる電話・面接・訪問相談
イ
小児科医師「成長・発達・子育て相談」、発達専門医「専門相談」、臨床心理士「心理相
談」
ウ
療育に関するネットワークづくり
(ア)
運営会議
(イ)
事例検討会
(ウ)
療育支援者向けスキルアップ研修
エ
健康情報の発信と収集
(ア)
一般市民向け講演会
(イ)
ホームページ・機関紙発行による普及啓発
203
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(5)
実施状況
ア
子ども発達サポートスタッフによる電話・面接・訪問相談
平成27年度新規実人数
665人
新規相談者数(実人数)
(単位:人)
区分
H23年度
電話相談
[5歳児発達相談再掲]
面接相談
(2歳児発達相談再掲)
H24年度
H25年度
H26年度
H27年度
248
[-]
483
(380)
286
[-]
536
(434)
285
[4]
584
(461)
233
[5]
476
(373)
258
[4]
407
(342)
731
822
869
709
665
訪問相談
計
スタッフによる相談の対象児年齢別件数(延件数)
区分
1歳未満
1歳児
2歳児
(2歳児発達相談再掲)
3歳児
H25年度
6歳児
7
5
就学児
19
1
計
(2歳児発達相談再掲)
[5歳児発達相談再掲]
47
42
22
108 544
(9) (474)
30
不明
計
11
50
30
[2]
34
[2]
4歳児
[5歳児発達相談再掲]
5歳児
[5歳児発達相談再掲]
H26年度
電話 面接 訪問
36
電話 面接 訪問
28
3
15
1
1
80
44
[2]
49
[2]
56
36
[1]
32
[4]
43
13
5
20
10
H27年度
計
電話 面接 訪問
31
64
37
20
652
66 460
(483) (0) (373)
14
7
1
333 643
(9) (474)
[4]
(単位:件)
23
5
28
57
30
17
526
58 384
(373) (2) (342)
47
442
(344)
99
61
[1]
45
[4]
58
59
[2]
50
[2]
17
4
9
17
7
24
6
16
23
2
25
25
13
8
8
0
997
278 574
(483)
[4] (373)
[4]
1
23
17
8
2
1
852 320
473
(373) (2)
(342)
[5] [4]
スタッフによる相談の相談者内訳(延件数)
区分
計
1
76
82
[2]
67
[2]
3
794
(344)
[4]
(単位:件)
H23年度
H24年度
H25年度
H26年度
1,107(95.2)
1,151(94.7)
1,217(93.2)
1,072(94.0) 1,053(92.0)
祖父母・親族
20(1.7)
34(2.8)
34(2.6)
33(2.9)
48(4.2)
関係機関
33(2.8)
27(2.2)
52(4.0)
33(2.9)
41(3.6)
3(0.3)
4(0.3)
3(0.2)
2(0.2)
3(0.2)
父母
その他・不明
計
(
H27年度
1,163(100.0) 1,216(100.0) 1,306(100.0) 1,140(100.0) 1,145(100.0)
)内は各年度の計に対する割合
204
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
スタッフによる相談の内容(重複あり)
H26年度
区分
電話相談
H27年度
面接相談
[5歳児発達(2歳児発達
内容
(単位:件)
電話相談
計
[5歳児発達 (2歳児発達 訪問相談
相談再掲] 相談再掲)
53[1] 232(190)
ことばの遅れ
面接相談
相談再掲]
計
相談再掲)
272
40[1]
193(169)
233
発音不明瞭・吃音
17
48(13)
65
39
46(8)
85
多動・衝動性・不注
意
26
39(21)
138
23[3]
21(14)
44
関わりのもちにくさ
8
15(7)
24
10
9(3)
19
問題行動(こだわ
り・パニックなど)
への対応の仕方
25[1]
29(17)
123
24
24(12)
48
11
22(16)
24
13[1]
10(7)
23
3(2)
5
3
1(1)
4
自傷・他害
新奇場面への抵抗
チック・緘黙などの
神経症的症状
9
3(2)
15
10
1(0)
11
進路(就園・就学)
10
9(0)
12
9
10(1)
19
社会資源に対する情
報提供
29
29(2)
35
34
10(1)
44
3
17(14)
26
2
18(18)
20
運動発達
15
5(5)
14
5
6(4)
11
病気・症状(精神発
達外)
12
11(10)
18
8
17(15)
25
育児・身辺自立
26
78(71)
118
33
69(59)
102
24(20)
134
1
21(20)
22
14
8(2)
20
10
2(0)
12
3
2(1)
4
3
1(1)
4
21
8(0)
22
33
17(7)
9[1]
10(6)
10
12
11(4)
23
16[2]
17(3)
21
15
3(1)
18
14
15
19
19
5
24
6
10
4
9
3
12
327[5] 634(402)
1,123
355[5]
498(345)
発育
偏食・少食
育児不安
家族の問題
発達障がいの心配
発達全般の遅れ
集団不適応
発達評価
その他
計
相談児に関する連絡調整
区分
件数
H23年度
1,356
1
1
51
854
(単位:件)
H24年度
1,056
205
H25年度
1,056
H26年度
1,458
H27年度
1,587
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
小児科医師「成長・発達・子育て相談」、発達専門医「専門相談」、臨床心理士「心理相
談」
相談回数および件数
(単位:回・件)
H25年度
区分
実施回数/
計画回数
H26年度
相談数(延)
実施回数/
計画回数
H27年度
実施回数/
計画回数
相談数(延)
相談数(延)
小児科相談
6/14
9(10)
2/6
3(3)
4/6
6(6)
専門相談
29/30
52(52)
30/30
44(45)
29/30
41(43)
心理相談
148/78
199(207)
120/79
161(164)
145/78
203(209)
相談の対象児年齢別件数(延件数)
区分
(単位:件)
H25年度
小児科 専門
1歳未満
〈すこやかベビー小児科相談再掲〉
H26年度
心理 小児科 専門
5
〈0〉
1歳児
2歳児
(2歳児発達相談経由再掲)
3
1
(0)
3歳児
4歳児
[5歳児発達相談再掲]
5歳児
[5歳児発達相談再掲]
1
1
2
〈0〉
3
25
(3)
20
95
(8)
1
12
6
[2]
6
[2]
45
25
[2]
18
[2]
52
(3)
[4]
3
207
(8)
[4]
6歳児以上
計
(2歳児発達相談経由再掲)
[5歳児発達相談再掲]
10
3
H27年度
心理 小児科 専門
3
〈0〉
1
24
(4)
13
74
(15)
8
1
31
22
9
[5]
2
45
(4)
[5]
訴(重複あり)
方針
育児・身辺自立1、発育1
終了2
運動発達1、発達障がいの心配1、
発達全般の遅れ1、その他1
継続3
関わりの持ちにくさ1
紹介
+
継続1
小児科医師「成長・発達・子育て相談」
紹介先
岡崎市民病院小児科1
内
1
9
(1)
19
70
(19)
20
[5]
9
11
[2]
9
[1]
35
38
[2]
36
[2]
5
165
(15)
[5]
4
43
(1)
[3]
10
209
(19)
[4]
1
6
(単位:件)
訳(重複あり)
地区担当保健師フォロー1、社会資源
の情報提供1、転出先連絡1
市民病院小児科1
地区担当保健師フォロー1
他機関紹介の内訳(実1件)
紹介内容
発達全般の遅れ+筋緊張低下1
206
1
2
小児科医師「成長・発達・子育て相談」(延6件)の主訴および方針
主
心理
結
果
異常なし(要観察)1
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
発達専門医「専門相談」(延43件)の主訴および方針
主
訴(重複あり)
方針
(単位:件)
内
訳(重複あり)
多動・衝動性・不注意2[2]、こ
とばの遅れ1、自傷・他害1、問 終了4[2]
題行動1
ことばの遅れ3、集団不適応2、
地区担当保健師フォロー4、関係機関連絡3、
関わりの持ちにくさ1、自傷・他
継続6
専門相談1、児童発達支援紹介1
害1、発達障がいの心配1
ことばの遅れ8(1)、多動・衝動
市民病院小児科18、小児科健診部会12(1)[1]、
性・不注意8[1]、問題行動8(1)、
三河病院2、あおばクリニック1
紹介+継続
関わりの持ちにくさ7、発達障が
地区担当保健師フォロー20(1)[1]、児童発
33
いの心配5、社会資源の情報提供
達支援紹介3(1)、他機関連絡2、社会資源
(1)
2、発音不明瞭・吃音1、自傷・
の情報提供1、電話連絡1、検査所見送付1
[1]
他害1、発達全般の遅れ1、集団
不適応1
(
)内は2歳児発達相談経由の再掲、[
]内は5歳児発達相談の再掲
発達専門医「専門相談」 他機関紹介の内訳(実33件)
紹介先
岡崎市民病院
小児科18
小児科健診部会
12(1)[1]
その他の病院3
紹介内容
(単位:件)
結
果
ASD(疑)6、高機能ASD(疑)2、
発達評価2、言語発達遅滞2、AD
HD1、低身長1、ASD+愛着障
がい(疑)1、発達の遅れ1、ADH
D(疑)1、ADHD+ASD+円形
脱毛症1
ASD(疑)4、集団行動が苦手3、
ASD1、ASD+ADHD1、衝
動性が高い1、有意語がない1、発
達の凸凹1
ASD(疑)4、高機能ASD3、低身
長+低体重+小頭症1、ADHD+高
機能ASD(疑)1、自閉症1、ASD
1、ADHD1、言語発達遅滞+AS
D(疑)1、発達遅滞1、受診キャンセ
ル1、未着3
ASD(疑)2、自閉症1、言語発達遅
滞(疑)1、発達障がい(疑)1、ADH
D1、言語発達遅滞1、異常あり(診
断なし)1、受診キャンセル1、未着
3
精神発達遅滞+子育て困難1、AS ASD+境界知能1、ASD+反応性
D1、ASD(疑)1
愛着障がい1、未着1
ASD:自閉症スペクトラム(障がい)、自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群
ADHD:注意欠如・多動性障がい
(
)内は2歳児発達相談経由の再掲、[
]内は5歳児発達相談の再掲
207
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
心理相談(延209件)の主訴および方針
主
(単位:件)
訴(重複あり)
方針
問題行動3、集団不適応3、発達全般の遅れ3、
多動・衝動性・不注意2、発達評価2、自傷・
他害1、関わりの持ちにくさ1、神経症的症状
1、発達障がいの心配1
ことばの遅れ54(16)[1]、発達障がいの心配
32(1)、多動・衝動性・不注意29(4)[4]、問
題行動24(1)、発達評価24(1)、関わりの持ち
にくさ16(1)、発達全般の遅れ13、集団不適応
13、自傷・他害8、発音不明瞭・吃音6、進路
(就園・就学)6、育児・身辺自立5、新奇場面
への抵抗3、神経症的症状1、社会資源の情報
提供1、偏食・少食1、育児不安1
(
ウ
(ア)
)内は2歳児発達相談経由の再掲、[
終了16
地区担当保健師フォロー
130(18)[2]、社会資源の情報
提供104(13)[1]、検査所見送
付60、専門相談38(2)[3]、
他機関ケース連絡32(2)、児
童発達支援紹介22(3)[1]、
子ども発達サポート相談
11(1)、かかりつけ医フォロ
ー10(3)
継続193
(19)
[4]
]内は5歳児発達相談の再掲
子ども発達サポート事業 運営会議
場
所
平成27年7月31日(金) げんき館2階会議室
関係機関
参加数
岡崎市医師会、愛知県西三河福祉相談
センター始め14機関
20名
事例検討会
区分
(ウ)
訳(重複あり)
療育に関するネットワークづくり
開催日
(イ)
内
開催日
場
所
検討事例11件
参加数
第1回
平成27年6月29日(月)
広幡幼稚園
2件
10名
第2回
平成27年7月13日(月)
根石保育園
2件
15名
第3回
平成27年10月2日(金)
竹の子幼稚園
3件
11名
第4回
平成27年10月20日(火)
奈良井保育園
3件
12名
第5回
平成27年11月26日(木)
みそのマリア幼稚園
1件
13名
療育支援者向けスキルアップ研修
開催日
場
内
所
平成27年
9月14日(月)
げんき館
多目的室
平成28年
2月9日(火)
歯科総合
センター
2階ホール
容
(基礎講座)「発達障がいのある(疑われる)子ども
への保育・療育に大切なこと」
元岡崎市立保育園園長、元若葉学園園長
磯谷 律子 氏
(応用講座)「子どもの特性(得意・不得意)を見極め、
支援に活かそう」
愛知県心身障害者コロニー 中村 みほ 氏
計(延)
208
参加数
82名
70名
152名
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
エ
健康情報の発信と収集
(ア)
一般市民向け講演会
開催日
平成27年
12月8日(火)
(イ)
内
所
げんき館
講堂
容
参加数
「困っていませんか?子どもの偏食・少食~おいし
い・楽しい食卓のために~」
若葉学園 管理栄養士 山本 靖子 氏
65名
普及啓発
区
2
場
分
日
対
象
機関紙「にじ」
9月
(10号)発行
関 係 334 機関 (医 療機
関、保育園・幼稚園、
子 育て 支援 セン ター
等)
サポートブック
「自己紹介ノー
随時
ト」配布、内容
の見直し
希望者(保健所窓口来
所者、保健事業・相談
事業利用者等)※ホー
ムページからもダウン
ロード可能
内
容
数
事業紹介、相談利用案内、
サポートブック紹介、お
約3,000部
口を使って遊ぼう(言語訓
練の観点から)他
特別な配慮が必要な児に
ついて、保護者が同じ説
明を繰り返さなくてもよ
関係者1部
いように、また、支援者
一般市民126部
が共通認識を持ち、児に
適切な対応ができるよう
にするための支援ツール
考察
子ども発達サポート事業は、開始から8年が経過した。新規相談者数は減少傾向だが、専門相
談および心理相談利用者数はそれほど減少していない。本事業の周知が進み、より専門的な発達
相談に特化したことによる減少だと考えられる。「2歳児発達相談」の相談者数も減少している
が、そのうち心理相談へ繋がった19ケースはすべて、その後何らかの継続フォローとなっている。
また、例年2歳台の相談が最も多いが、最近の傾向として4歳から6歳の相談が増加している。
就園後に心配を抱えるようになったり、就学を控えて不安が募ったりするケースが多いと考えら
れる。
なお、本事業は平成28年度をもって終了するため、今後は平成29年度以降の相談場所の周知や
関係各機関との連携および紹介を意識した相談業務を心掛けたい。
209
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第10
1
地区活動
訪問指導
(1)
目的
妊娠・出産、児の発達、育児などへの不安など健康上の問題を抱えるケースに対して、訪問
により個々の生活環境にあった保健指導を行い、母子の健康の保持増進に努める。また、健康
診査未受診児等に訪問し、発育・発達状況、保育環境等の観察を行い、受診勧奨及び保健指導
を行う。
(2)
対象
妊娠届出時スクリーニング項目と、多胎、多産、不妊治療、不安あり、高齢(40歳)初産を
ハイリスク(特定妊産婦)として把握したもののうち支援が必要な妊産婦
低出生体重児、新生児、健診未受診、発達・発育の支援に保健指導が必要な児
母の精神面にフォローが必要な家庭、虐待が疑われる家庭
(3)
実施方法
家庭に保健師が訪問する。妊産婦・乳児については、平成23年度までは、岡崎市助産師会に
委託、また平成24年度からは、嘱託員助産師が訪問、保健指導を行っている。
また、家庭の状況に応じ関係機関との同行訪問を行っている。
(4)
内容
特定妊産婦として把握したもののうち支援が必要な妊産婦への保健指導を行う。
健康診査未受診児等に訪問し、発育・発達状況、保育環境等の観察を行い、受診勧奨及び保
健指導を行う。個々の生活環境にあった保健指導を行う。
(5)
周知方法
母子健康手帳交付時に説明、広報、リーフレットに掲載、妊産婦教室等で案内
ホームページ(低体重児訪問については、電子申請可)
210
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(6)
実施状況
家庭訪問の内訳
区
妊産婦
(単位:人)
分※1
延人数
実人数
H27年度
延人数
261
372
204
370
産婦
687
752
646
720
758
940
958
1,126
907
1,092
962
1,310
288
(108)
362
(135)
271
(104)
331
(119)
259
(43)
282
(57)
197
239
182
223
171
263
3
3
6
7
15
24
75
85
64
73
89
94
その他
(健診事後)※2
389
(8)
443
(8)
380
(7)
438
(7)
510
(14)
635
(19)
(虐待予防)※2
(39)
(75)
(28)
(67)
(23)
(90)
952
1,132
903
1,072
1,044
1,298
217
262
197
241
134
191
19
21
17
20
18
29
健診勧奨
237
287
226
264
219
268
その他
166
207
161
216
165
239
(74)
(95)
(55)
(78)
(57)
(124)
639
777
601
741
536
728
3
3
赤ちゃん訪問事後
健診勧奨
小計
健診事後
長期療養児
(虐待予防)※2
小計
長期療養児
その他
16
18
16
28
10
27
(8)
(10)
(8)
(20)
(4)
(4)
16
18
16
28
13
30
虐待
11
15
7
9
9
26
その他
13
19
15
20
16
38
障がい
4
4
3
3
8
17
その他
61
84
52
86
40
51
89
122
77
118
73
132
2,654
3,175
2,504
3,051
2,628
3,498
(虐待予防)※2
小計
精神保健
養育者
延人数
374
新生児
児童
実人数
271
低体重児
(新生児)※2
幼児
実人数
H26年度
妊婦
小計
乳児
H25年度
生活習慣病
小計
総計
不在不明
※
1年度内、同一区分
※
2再掲
819
211
723
603
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
面接・連絡の内訳
区
(単位:人)
分※1
H25年度
実人数
H26年度
延人数
実人数
H27年度
延人数
実人数
延人数
妊婦
3,313
3,377
3,689
3,721
3,753
3,808
妊産婦 産婦
73
81
31
36
34
36
3,386
3,458
3,720
3,757
3,787
3,844
86
(70)
95
(71)
62
(55)
68
(59)
77
(65)
84
(72)
7
9
7
7
13
13
3
3
小計
低体重児
(新生児)※2
新生児
赤ちゃん訪問事後
乳児
健診勧奨
2
2
2
2
1
1
その他
(健診事後)※2
28
(1)
31
(1)
32
(0)
33
(0)
68
(0)
76
(0)
(虐待予防)※2
(11)
(15)
(8)
(9)
(7)
(8)
123
137
106
113
159
174
健診事後
48
57
45
47
39
47
長期療養児
41
49
17
18
109
135
2
2
1
1
1
2
49
58
45
45
75
87
(12)
(14)
(1)
(1)
(7)
(7)
140
166
108
111
224
271
33
33
15
16
322
363
2
2
2
2
6
6
(1)
(1)
(0)
(0)
(2)
(2)
35
35
17
18
328
369
虐待
3
3
2
2
その他
2
2
1
1
6
9
障がい
1
1
3
3
2
2
その他
7
8
4
4
8
8
13
14
8
8
18
21
3,097
3,810
3,959
4,007
4,516
4,679
小計
健診勧奨
幼児
その他
(虐待予防)※2
小計
長期療養児
その他
児童
(虐待予防)※2
小計
精神保健
養育者
生活習慣病
小計
総計
※
1年度内、同一区分
※
2再掲
212
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
2
(1)
電話相談
目的
保健相談機関として、相談者の各種の健康相談に対応し、正しい知識、情報の提供、悩みの
受容等により、不安の軽減や必要な行動変容につながるよう支援する。また、相談内容や問い
合わせ事項等から市民のニーズを把握し、事業企画等に生かす。
(2)
対象
妊産婦、乳児・幼児を持つ養育者等
(3)
実施時間
毎週月曜日~金曜日
(4)
午前8時30分~午後5時15分
周知方法
リーフレット「家族みんなで安心子育て」(母子健康手帳交付時に配布)に掲載
(5)
実施状況
電話相談内容別相談件数
区分
(単位:件)
H25年度
H26年度
H27年度
病気
122
119
59
発育・発達
127
626
120
食事
121
136
197
育児
112
132
106
6
7
10
1
2
777
633
事故(誤飲・転落・やけどなど)
虐待
妊娠中・産後※
1,098
思春期
3
予防接種
43
38
12
医療給付
791
735
624
2,652
2,254
2,303
事業問い合わせ
215
291
208
母子健康手帳・医療券
337
411
606
その他
279
49
168
5,906
5,576
5,048
健康診査(日程変更・相談)
計
213
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
3
助産師による訪問等指導
(1)
目的
妊娠により、体調・経済面・生活環境・今後への不安などを抱きやすい。また、産後は養育
者が育児上の困難や不安を感じることが最も多い時期である。
妊娠中から、または産後早期に母への支援、児の発育・発達・栄養・疾病などを妊娠届出時
の窓口面接や家庭訪問等で指導し、育児不安の軽減を図ることができるように支援することで、
児童虐待の防止につなげる。
(2)
対象
妊娠届出により把握した妊婦の中で虐待等ハイリスクと思われる妊娠中の方及び乳児とその
保護者
(3)
実施方法
ア
従事者
イ
実施方法
嘱託員助産師
4名
・岡崎市保健所で妊娠届出をした妊婦との面接
また、各支所妊娠届出分については妊娠届出書の記載内容及び裏面アンケートからハイリ
スク妊婦として抽出した妊婦への電話・面接・訪問支援
・養育者からの電話・郵便・FAXでの申し込みを受け、電話または訪問支援
(4)
周知方法
妊娠届出時に配布する『家族みんなで安心子育て』および面接時に案内
広報、ホームページ、妊産婦教室で案内
214
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(5)
内容
実施状況
1
1
371
198
256
587
210
262
139
357
実人数 111
22
137
22
平成
面接
人数
236
538
14 1,139
132
3
247
570
22 1,223
270
492
1,107
82
1
203
1
1
204
延人数 126
79
1
206
1
1
207
88
21
176
252
537
114
21
187
257
7
514
年度
訪問
延人数
人数
107
173
(61)
579 186
(62)
628 152
111
4
237
525
14 1,076
117
4
251
558
18 1,155
524
1,152
136
平成
実人数 136
91
227
3
3
2
232
延人数 137
92
229
3
3
4
236
60
1
270
205
63
1
280
209
年度
27
実人数
訪問
延人数
※
3
79
実人数
面接
122
実人数 123
26
電話
119
177
(63)
631 188
(65)
615 140
計
年度
電話
不在・不明
1
25
延人数
計
369
146
訪問
総
小
1
延人数 222
児
その他
370
1
赤ちゃん訪問事後
1
146
新生児
1
585
低体重児(※新生児)
実人数 221
1
247
81
596
368
127
106
962
377
計
2
人数
乳児
190
その他
209
産婦
ハイリスク
平成
面接
その他
電話
ハイリスク
妊婦
小
妊産婦
幼
支援方法及び実施回数
164
(21)
553 167
(21)
536
67
1
274
506
4 1,046
70
1
280
518
9 1,080
-
224
570
_
168
582
-
103
ハイリスク妊産婦について、支援者が養育者(精神疾患・生活習慣病・知的・身体障がい
等)を含む
4
(1)
地区組織活動支援
目的
乳幼児・児童の健康や成長・発達等について知識の普及啓発を図り、地域にあった健康づく
り活動を展開する健康推進員の育成と活動の支援を行う。
(2)
対象
市内在住もしくは、市内の教育機関に籍をおくもの
215
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(3)
(4)
実施方法
ア
実施回数
依頼により随時
イ
従事者
保健師等
内容
乳幼児・児童の健康や成長・発達について、地区組織からの依頼による健康教育
第12-「5
(5)
思春期保健対策事業」の幼児向け思春期教育として実施。
周知方法
健康教育実施時等に紹介
ホームページ「生涯学習
(6)
市職員出前講座」に掲載
実施状況
地区組織等からの依頼の健康教育等実施状況
区分
主催
主任児童委員・民生委員主催のサークル
H25年度
H26年度
主任児童委員・民生委員との連絡調整会議
(単位:回・人)
回数
参加者数
7
400
25
35
414
健康推進員
1
自助グループ
2
15
主任児童委員・民生委員主催のサークル
5
266
主任児童委員・民生委員との連絡調整会議
健康推進員
15
1
21
8
217
8
837
491
自助グループ
主任児童委員・民生委員主催のサークル
H27年度
主任児童委員・民生委員との連絡調整会議
9
16
健康推進員
410
25
224
634
自助グループ
(1事業の中での育児相談、主催者による会議等への参加を含む。)
(7)
岡崎げんき館市民会議「子どもサポート部会」活動支援
「ぷち育成支援会議」
5
年12回
考察
妊娠届出を保健所中心に周知を続けたことで、母子健康手帳交付時の面接数が増加した。母子
健康手帳交付時面接は妊娠早期からの保健指導に繋がっている。
また、面接数の増加は、小児慢性特定疾病医療給付申請時にコーディネーターと地区担当保健
師が全数面接を実施してきたことの結果と考える。
216
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第11
1
(1)
医療給付事業
小児慢性特定疾病医療給付(児童福祉法)
背景
小児慢性特定疾患研究事業実施要綱に基づき開始され、平成17年4月から児童福祉法に法制
化された。さらに、平成27年1月1日施行の児童福祉法一部改正により、公平で安定的な医療
費助成事業となった。また豊橋市・岡崎市・豊田市小児慢性特定疾病審査会を共同設置し16
名の審査委員により医療費支給認定審査及び審議を行っている。医療費及び事務費に対し国庫
負担金・補助金は2分の1、市負担金2分の1。
(2)
目的
小児慢性特定疾病は、その治療が長期間にわたり医療費の負担も高額となり、これを放置す
ることは児童の健全な育成を阻害することとなるため、その医療費の一部を助成し、家庭の医
療費の負担軽減を図ることを目的とする。
(3)
対象
岡崎市内に住所を有するもののうち、対象疾患及び対象年齢に該当し、小児慢性特定疾病指
定医療機関で医療を受けるもの。
(4)
疾患群別支給認定数
(単位:人・%)
4
5
7
7
4
5
5
3
3
6
8
28(5) 9.0
1
5(1) 1.6
1
3
慢性心疾患
71(17) 22.8 10
14
11
12
11
内分泌疾患
66(10) 21.2
1
5
8
14
1
2
膠原病
11(3) 3.6
糖尿病
25(0) 8.1
先天性代謝異常
14(3) 4.5
血液疾患
16(3) 5.1
免疫疾患
1(0) 0.3
神経・筋疾患
16(6) 5.1
慢性消化器疾患
18(6) 5.8
染色体又は遺伝子に変化を伴う症候群
6(2) 1.9
皮膚疾患
0(0)
計
2
1
1
2
2
3
12
2
1
1
2
1
3
10
6
2
16
14
6
5
2
1
1
2
7
9
4
3
2
1
2
2
5
3
1
2
1
3
1
1
1
7
1
3
1
2
3
1
2
3
6
2
1
1
1
52
53
57
2
1
1
1
2
1
28
4
0
311(69) 100
217
2
歳
慢性腎疾患
~
2
~
34(13) 11.0
18
人工呼吸器
歳
17
15
重症患者認定
14
12
歳以上
歳
9~
6~8歳
11
悪性新生物
慢性呼吸器疾患
(再掲)
3~5歳
割合
年齢別内訳(再掲)
1~2歳
0歳
区分
(新規再掲)
認定数
20
31
41
39
18
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(5)
受給者実人数
(単位:人)
H27年度(新規再掲)
294(69)
(6)
変更申請内訳
(単位:件)
種別
件数
備考
病名
3
治療方針(人工呼吸器)
1
医療機関
43
保険証、住所等
21
保険適応区分※
135
(7)
保険者照会121件、保険者連絡14件
203
計
※
審査会審査を経て認定
制度変更による暫定的所得区分の経過措置が切れるため、一斉保険者照会を行った。
決算額
(単位:件・円)
支払件数
給付額
<日常生活用具>
備考
件数
H25年度
2,108
59,682,525
1
34,400(痰吸引器)
H26年度
2,015
53,216,232
1
58,850(車椅子)
金額(内訳)
49,593(痰吸引器)、19,473(ストマー装具)
H27年度
2,586
59,449,493
5
36,630(痰吸引器)、34,566(ストマー装具)、
152,570(特殊寝台)
(8)
小児慢性特定疾病指定医療機関指定数
病院・診療所
薬局
82
(9)
(単位:件)
訪問看護事業所
120
11
小児慢性特定疾病指定医指定数
専門医要件
213
(単位:人)
研修要件
72
計
計
11
83
(10) 小児慢性特定疾病指定医研修事業
ア
目的
児童福祉法第19条の3第1項に規定された「都道府県知事の定める医師」に対する研修を
行う。
ただし、研修の講師となる小児慢性特定疾病に関する高度な知見を有する医師等の確保が
困難であること、また、研修対象となる指定医が少数であることから、愛知県及び名古屋市
が実施主体となり愛知県医師会に委託した研修に、県内中核三市が協賛する形で実施する。
218
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
対象者
児童福祉法施行規則第7条の10第2の要件「都道府県知事が行う研修を終了している医師」
として岡崎市が指定している指定医11名
ウ
実施状況
(ア)
日時
平成28年3月13日(日)
(イ)
会場
名古屋市昭和区役所
(ウ)
講師
藤田保健衛生大学医学部
名古屋市立大学病院
(エ)
2
受講者数
講堂
午後1時から6時
(名古屋市昭和区阿由知通3丁目19)
小児科学教授
柘植郁哉医師
医学研究科新生児・小児医学分野准教授
水野晴夫医師
5名
育成医療給付(障害者総合支援法)
(1)
背景
平成18年4月に児童福祉法より障害者自立支援法へ移行。平成25年4月に障害者総合支援法
に改正、継続実施。国庫負担金は2分の1、県負担金及び市負担金4分の1。
(2)
目的
障がい児が自立した生活を営むことができるよう、必要な障がい福祉サービスに係る給付そ
の他の支援を行う。
(3)
対象
岡崎市内に居住する児童で、身体障害者福祉法に掲げる程度の身体上の障がいを有する児童、
または現存する疾患がこれを放置するときに、将来において同程度の障がいを残すと認められ
る児童であって、確実に治療効果が期待できるもの。
(4)
(5)
給付決定状況育成医療受給者証給付決定状況
障がい
種別
肢体
聴覚・ 音声・言語・
視覚
心臓機能 腎臓機能
不自由
平衡機能 そしゃく機能
年度
H25年度
3(4.0)
2(2.7)
2(2.7) 48(64.9) 13(17.6)
H26年度
5(6.3)
4(5.1)
2(2.5) 49(62.1) 12(15.2)
H27年度
2(3.7)
1(1.9) 37(69.9) 10(18.9)
(単位:件・%)
その他
計
6(8.1)
74
2(2.5)
5(6.3)
79
1(1.9)
2(3.7)
53
決算
(単位:件・円)
支払件数
給付額
備考
生保:4,500,000(増額補正:
9,185,211 大動脈弁下狭窄症)他重症心
疾患治療の申請あり
H25年度
434
H26年度
388
13,433,522
H27年度
341
3,847,441
生保:6,050,000(増額補正:
両未熟児網膜症)
<補装具>
件数 金額(内訳)
20,719(股装具)
3 39,058(股装具)
12,443(胸椎装具)
1 31,450(側彎矯正装具)
1 4,000(頸椎装具)
219
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
3
養育医療給付(母子保健法)
(1)
目的
未熟児の養育に必要な医療の給付を行い、又は医療に要する費用の支給をおこなうとともに
相談を実施する。国庫負担金は2分の1、県負担金及び市負担金4分の1。
(2)
対象
身体の発育が未熟のまま出生した乳児(未熟児)で入院を必要とするもの、及び新生児重症黄
疸で交換輸血を必要とするもの。
(3)
内容
医療に要した費用の額を給付
(4)
給付決定状況
年度
実人数
延件数
H25年度
90
98
H26年度
67
77
H27年度
67
78
(5)
出生時体重別件数
年度
(単位:件)
~999g
1,000~1,499g
1,500~1,999g
2,000g~
H25年度
6
22
48
14
H26年度
13
11
39
4
H27年度
10
9
38
10
(6)
決算額
年度
4
(単位:人)
(単位:件・円)
支払件数
給付額
備考
H25年度
247
22,464,026
H26年度
174
28,563,366
H27年度
184
17,740,870
生保:26,500,000(増額補正)
一般不妊治療費補助(愛知県一般不妊治療費助成事業)
(1)
目的
不妊症の治療のうち、保険外診療の人工授精に関する治療を受けた夫婦に対し、治療に要す
る費用の一部を補助することにより、経済的な負担の軽減を図る。県補助金は2分の1、市負
担金2分の1。
(2)
対象
法律上の夫婦で、申請時に以下の条件すべてに該当する者。
ア
夫婦の両方又はどちらか一方が岡崎市に居住している者。
イ
産科、婦人科、産婦人科、泌尿器科、皮膚泌尿器科の医療機関、または特定不妊治療の指
定医機関で治療を受けた者。
ウ
夫及び妻の前年の所得(1月から5月までの間の申請については、前々年の所得)の合計
額が730万円未満であること。
220
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(3)
内容
1夫婦につき自己負担額の2分の1の額で、年度に4万5千円まで、診療月から継続する2
年間の補助。
(4)
周知方法
広報、ホームページに掲載。リーフレット「健やか親子」を配布。
(5)
補助状況
年度
(1)
母子健康手帳
交付者数
延
248
250
47
H26年度
290
300
54
H27年度
307
313
52※
平成28年3月31日現在
決算額
年度
5
実
H25年度
※
(6)
(単位:組)
(単位:円)
助成額
H25年度
5,379,000
H26年度
7,753,000
H27年度
9,517,000
特定不妊治療費助成(不妊に悩む方への特定治療支援事業)
目的
不妊に悩み、特定不妊治療(体外受精及び顕微授精)以外の方法によっては妊娠の見込みが
ないか又は極めて少ないと医師の診断を受けた夫婦に対し、特定不妊治療に要する費用の一部
を補助することにより、経済的な負担の軽減を図る。国補助金は2分の1、市負担金2分の1。
(2)
対象
法律上の夫婦で、申請時に以下の条件すべてに該当する者。
ア
夫婦の両方又はどちらか一方が岡崎市に住民登録がある者。
イ 特定不妊治療以外の方法によっては妊娠の見込みがないか極めて少ないと医師に診断され、
指定医療機関において特定不妊治療を受けた者。
ウ
夫及び妻の前年の所得(1月から5月までの間の申請については、前々年の所得)の合計
額が730万円未満であること。
221
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(3)
内容
補助額は、1夫婦につき1回の上限15万円、平成28年1月20日以降に治療を終了した初回申
請者に対し上限30万円。(「以前に凍結した胚を解凍して胚移植を実施」及び「採卵したが卵
が得られない、又は状態のよい卵が得られないために中止したもの」については上限7万5千
円。)
平成28年1月20日以降に治療が終了した場合で、特定不妊治療費の一環として男性不妊治療
を行った場合、上限15万円(以前に凍結した胚を解凍して胚移植を実施」を除く。)
補助回数は、初年度に限り3回、2年度以降は年度に2回まで、通算5年度、計10回。ただ
し、平成26年度以降に新規で補助を受ける場合で、治療期間の初日に妻の年齢が40歳未満であ
るときは、年間補助回数及び通算補助期間については制限せず、計6回。
(4)
周知方法
広報、ホームページに掲載。リーフレット「健やか親子」を配布。
(5)
補助状況
(単位:組)
実
年度
362
-
-
597
140
H26年度
357
-
-
556
168
H27年度
349
34
2
552
138※
平成28年3月31日現在
決算額
年度
6
母子健康手帳
交付者数
延
男性不妊
(再掲)
H25年度
※
(6)
初回上限30万円
(再掲)
(単位:円)
助成額
H25年度
73,241,000
H26年度
67,746,000
H27年度
72,297,000
小児慢性特定疾病児童自立支援事業
(1)
目的
児童福祉法第19条の22の規定に基づき、慢性的な疾病により長期にわたり療養を要する児童
等の健全育成及び自立促進を図るため、療養生活における支援及び助言する。
(2)
対象
小児慢性特定疾病医療受給者およびその家族
(3)
従事者
保健師、小児慢性特定疾病自立支援員
(4)
内容
ア
療養相談・支援
長期療養上の不安や悩み等の相談及び、小児慢性特定疾病医療給付事業の受給に関する支
援を行う。特に、先天性代謝異常等検査事業で把握した対象については、主治医と連携し療
育支援を実施する。
222
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(ア)
面接相談・訪問状況
(単位:人)
面接相談
区分
実
延
H27年度
(イ)
訪問
273
実
323
延
13
16
疾患群別療養相談内容
(単位:人)
相談内容(新規再掲)
疾患群
医療
20
(11)
5
(1)
2
(1)
13
(6)
15
(7)
1
悪性新生物
慢性腎疾患
慢性呼吸器疾患
慢性心疾患
内分泌疾患
膠原病
家庭
看護
2
(1)
福祉
制度
2
5
(1)
6
(3)
先天性代謝異常
血液疾患
3
(1)
4
5
(2)
食事
栄養
2
歯科
1
4
(2)
1
4
(2)
5
(1)
6
1
11
(2)
1
4
11
4
7
3
3
27
(7)
24
(2)
3
(1)
7
2
(1)
2
2
災害 その他
9
1
4
糖尿病
就学
3
2
1
5
(2)
8
(1)
6
(1)
4
1
1
6
4
1
免疫疾患
神経・筋疾患
慢性消化器疾患
染色体又は遺伝子に
変化を伴う症候群
2
(1)
7
(4)
5
(1)
3
(2)
2
1
(1)
85
(36)
17
(6)
22
(6)
1
7
(1)
1
6
(2)
6
3
(2)
3
1
1
計
45
(13)
30
(5)
4
(1)
70
(17)
59
(11)
12
(3)
21
15
(3)
17
(3)
1
21
(6)
19
(6)
9
(2)
皮膚疾患
計
(ウ)
33
(2)
19
(4)
1
個別ケース会議開催状況
年度
H27年度
件数
内訳
4
あいち小児小児保健医療総合センター1
安城更生病院2
岡崎市民病院1
223
103
(14)
43
(2)
323
(70)
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
情報提供
(ア)
機関紙(小慢だより)の発行
時期
小児慢性特定疾病医療費支給認定
更新申請送付時(平成27年11月)
・小児慢性特定疾病医療の新制度説明
内容
・小児慢性特定疾病児童等自立支援事業の開始について
・要救護者避難行動要支援者支援制度について
・防災対策について
(イ)
関連疾患の講演会の情報発信
テーマ
開催日
主
催
名古屋大学
案内数
参加者
21名
-
市民公開講座「子どものがん」
6月28日
Ⅰ型糖尿病の子どもと家族のつどい
9月9日
西尾保健所
19名
1名
血友病のお子さんを持つ家族のつどい 11月26日
豊川保健所
5世帯
3名
小児膠原病交流会
知多保健所
6名
0名
(ウ)
11月29日
医学部附属病院
がん患者支援チャリティイベント「リレー・フォー・ライフ」による小児がんの知識の
普及啓発
ウ
開催日
平成27年9月26日正午~27日正午(24時間)
会
場
暮らしの杜(羽根町)
方
法
小児慢性特定疾病制度資料・患者会資料展示による普及啓発
小児慢性特定疾病児童手帳交付
交付状況
年度
交付件数
H25年度
52
H26年度
27
H27年度※
※
7
252
手帳の改正により、更新申請者も含め交付。
長期療養児療育指導事業
(1)
目的
児童福祉法第19条第2項の規定に基づき、疾病により長期にわたり療養を要する児童等の健
全な育成を図るため、療養生活における支援を実施する。
(2)
対象
ア
長期療養を要する子とその保護者・関係者
イ
愛知県が実施するタンデムマス法を用いた先天性代謝異常等検査事業にて、保健所に情報
提供のあった先天性代謝異常児
224
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(3)
内容
ア
個別相談・支援
長期療養上の不安や悩み等の相談および支援を行う。特に、先天性代謝異常等検査事業で
把握した対象については、主治医と連携し療育支援を実施する。
イ
情報提供
対象児の療養生活に必要な情報提供を行う。
(4)
従事者
保健師、栄養士、歯科衛生士
(5)
実施状況
ア
訪問状況
区分
実
H27年度
イ
5
7
先天性代謝異常等検査事業からの支援児の状況
年度
8
延
人数
(単位:人)
疾患
H26年度
4
H27年度
0
先天性甲状腺機能低下症(3)
先天性副腎過形成症(1)
考察
小児慢性特定疾病医療費助成では新規の申請件数が平成26年度の1.5倍となったが、これは新
制度の対象疾患の拡大による増加ではなく、既存の疾患による増加であった。悪性新生物(特に
白血病)が例年の2倍増であることから自然発生的に対象児が増えている可能性もあるが、指定
医制度となり医療機関側の制度に対する認識の変化も影響しているのではないかと推察する。ま
た、新制度により手術が助成対象となり慢性心疾患の申請相談が増加した。
未熟児養育医療の給付決定実人数は前年度と変わりなかったが、出生時体重2,000g以上の児
が増加し、全体の14.9%を占めている。更に申請があったが不承認となった事例が7件あり、い
ずれも出生時体重・週数等から未熟性に対する医療の給付という制度の目的から逸脱したもので
あった。今後も制度の適正な執行と、低出生体重児数の減少を念頭に置いた妊娠期の妊婦指導を
強化していく必要がある。
不妊治療費の助成については、一般不妊の助成件数が平成26年度と比較し増加した。一方、特
定不妊治療費の助成については平成26年度の件数と大きな変化はなかったが、初回申請者に対し
上限額が増額され、男性不妊治療も対象となった結果、補助額は増加した。平成28年度から一般・
特定不妊治療ともに治療開始時の妻の年齢の対象範囲が変更となり43歳以上は助成対象外となる。
不妊治療にまで至らないように、若い世代に対して、年齢に伴い変化する女性の妊孕力や妊娠・
出産に関する正しい知識の普及に努めていきたい。
平成27年度から始まった自立支援員による小児慢性特定疾病医療給付申請者の全数面接では、
疾患群により相談内容に傾向が見られた。悪性新生物では、新規申請者のほとんどが医療に関す
る不安や悩みを抱えている。一方、慢性心疾患、内分泌疾患、膠原病、神経・筋疾患では更新申
請者の学校生活・就職・福祉制度等の相談が多い傾向にあり、今後ますます患児の生活の質の向
上に向けた支援が必要となっている。
225
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第12
健康おかざき21計画(第2次)「健やか親子分野」の推進事業
「岡崎市健やか親子21計画(第2次)」は、平成18年度から「健康おかざき21計画」の「健やか
親子分野」として包含され、岡崎市の母子保健事業の展開や計画の推進を行っている。
1
岡崎市母子保健連絡協議会
(1)
目的
母子保健事業(母子保健法)についての総合的かつ効果的な推進が図れるよう、関係機関の
円滑な連携と協力を確保する。
(2)
構成
岡崎市医師会、岡崎歯科医師会、助産師会、岡崎市民病院、岡崎市教育委員会、市内高等学
校・小中学校代表、子ども部保育課、その他岡崎市の母子保健に関わる者
(3)
実施状況
ア
開催日
平成27年7月30日(木)
イ
会
場
岡崎げんき館 講堂
ウ
議
題
(ア)
岡崎市母子保健計画(案)について
a
切れ目のない妊産婦・乳幼児への保健対策の充実
b
学童期・思春期から成人期に向けた保健対策の充実
c
子どもの健やかな成長を見守り育む保健対策の充実
(イ)
情報提供
妊娠したかも・・・でもどうすればいいの?
インターネット等で販売される母乳に関する注意喚起
特別講演会「性教育の必要性と妊娠・分娩も適齢期」
健康講座「健康な歯を保つためにできること」
小児慢性特定疾病児童等自立支援事業の概要
エ
出席状況
区分
H27年度
2
(1)
(単位:人)
岡崎市医師会 岡崎市医師会
産婦人科医会 小児科医会
10
1
助産師
岡崎市民病院
岡崎歯科医師会
岡崎市保健所
その他
1
5
2
19
16
計
54
岡崎市保健所乳幼児健康診査連絡会議
目的
母子保健法(第141号)に基づき実施する乳幼児健康診査を関係機関との緊密な連携により
遂行し、乳幼児の健やかな育ちを支援することを目的として設置する。
(2)
構成員
乳幼児健康診査担当医及び精密健康診査の協力医療機関関係者、その他保健所長及び岡崎市
小児科医会長(乳幼児健診部会長)が必要と認める者。
226
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(3)
実施状況
ア
実施回数
年2回
イ
開 催 日
第1回
平成27年6月27日(土)
第2回
平成27年12月18日(金)
ウ
会
エ
議題
(ア)
場
岡崎げんき館 1階多目的室 等
第1回
a
平成26年度乳幼児健康診査関係事業報告
b
協議事項
小児の腎疾患の早期発見を目指す3歳児の尿検査体制について
「健やか親子21」計画における評価指標としての乳幼児健康診査の問診項目の追加に
ついて
「岡崎市母子保健計画(案)」について
c
情報提供
小児慢性特定疾病児童等自立支援事業
岡崎市こども発達センターについて
(イ)
第2回
a
平成28年度乳幼児健康診査関係事業計画(案)について
1歳6か月児・3歳児健康診査、再健康診査の計画(案)について
幼児健康診査事後指導教室事業計画(案)について
小児科医による成長・発達・子育て相談(案)について
b
情報提供
3歳児検尿フローチャート(案)について
「乳幼児に対する健康診査の実施について」の一部改正について
「健やか親子21(第2次)」による乳幼児健康診査の問診項目(岡崎市版)の追加に
ついて
オ
出席状況
区分
3
(1)
(単位:人)
乳幼児健康診査等担当医
精密健康診査の
協力医療機関関係者
岡崎市保健所
計
第1回
19
3
22
44
第2回
19
2
22
43
計
38
5
44
87
岡崎市幼児健康診査(1歳6か月児健康診査、3歳児健康診査)従事者研修会
目的
岡崎市幼児健康診査に従事する保健師・看護師・臨床検査技師等を対象に、保健指導技術の
向上を目指し、幼児健康診査について理解を深め、有効な幼児健康診査を実施するための研修
会を計画する。
227
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(2)
実施状況
ア
開催日
第1回
平成27年7月3日(金)
第2回
平成28年2月24日(水)
第3回
平成28年3月16日(水)
イ
会
場
岡崎げんき館 2階会議室
ウ
内
容
第1回
岡崎市における支援体系と未受診時のフォロー体制について、乳幼児
健診の法的根拠等 ケーススタディ
第2回、3回 [健やか親子21(2次)]に基づく新問診項目について、「愛知
県母子健康診査マニュアル」に沿った健診評価について等
エ
出席者
第1回
30名
第2回
30名
第3回
12名
ほし い の ち
4
結婚・妊娠・出産・子育てパネル展「みんな❤生き生き
(1)
キラキラ☆生命」
目的
健康おかざき21計画「健やか親子分野」推進事業について広く市民に啓発する
(2)
実施状況
ア
開催期間
平成28年1月6日(水)から1月24日(日)
イ
会
岡崎げんき館 1階市民ギャラリー、多目的室
ウ
周知方法
場
FMおかざき、CATVミクスによる放送、広報・中日新聞・おかざき健康・
食育だより「まめ吉通信」・岡崎市保育園連絡協議会発行「げんきっ子新聞」、保健所で開
催される関連事業でのチラシ配布、ホームページ。市内の高等学校や大学等へ周知、「岡崎
市健康づくりサポート施設」情報提供施設でのチラシ配布。
エ
内容
広く一般市民を対象に、市民参加型のパネル展を開催。子育て情報の他、生命の教育の充
実に重点を置きいのちのはじまりに関するコーナーを設けた。
(ア)
地域の子育て情報コーナー
地域の子育て情報マップの展示
健康推進員活動について(健康増進課健康増進班)
活動紹介「胆道閉鎖症・肝疾患の子の母の会
肝ったママ’S、アレルギーの会、脳脊
髄液減少症患者家族支援の会、発達障害児の親の会
星の子倶楽部、あいちLD親の会
か
たつむり、肢体不自由児父母の会、勇気づけの子育て陽だまりの会(性の健康教育)、多
胎児を持つ親の会 ツインエンジェル、先天性トキソプラズマとサイトメガロウイルス感
染症患者会
(イ)
トーチの会」
妊娠適齢期啓発コーナー
妊娠適齢期パネル展示、パンフレット(愛知県作成)設置
(ウ)
思春期教育コーナー
いのちのはじまりのパネル・胎児モデルの展示、赤ちゃん人形抱っこ体験
(エ)
子どもの事故防止コーナー
「幼児視野体験メガネ」と「誤飲チェッカー」の体験コーナー
救急医療の正しい使い方(保健総務課医務指導班)
228
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
国民生活センター発行「くらしの危険」より家庭内における事故6例パネル展示
(オ)
イクメンプロジェクト
「イクメン宣言」、「イクメン・イクジイ川柳」、「パパの子育て絵日記」の展示
応募状況
イクメン宣言
パパの子育て絵日記
(カ)
56件、イクメン・イクジイ川柳
14件、
1件
喫煙防止啓発コーナー
「受動喫煙」パネル展示、パンフレット設置
(キ)
自殺防止コーナー(精神・難病班)
「こころも元気ですか?」パネル展示
(ク)
HIVポスター展示(生活衛生課感染症対策班)
(ケ)
クイズコーナー
パネル展示内容に関する三択クイズを三問設置
(コ)
子育て応援盛り上げ事業 キャラバン隊(愛知県健康福祉部子育て支援課)
多目的室にて歌、ダンス等ステージプログラムの実施(平成28年1月12日
11時、14時
の2回)
オ
開催状況
区分
5
(単位:回・人)
開催回数(期間)
来場者数
H25年度
2(延26日間)
1,535
H26年度
1(延20日間)
972
H27年度
1(延17日間)
822
思春期保健対策事業
(1)
目的
性・妊娠・出産に関する正しい知識を持ち、生命の大切さ、人と人とのつながりについて学
ぶことによって、自分自身だけでなく相手も大事にする心を育てることができる。また、子ど
もたちに関わる大人に正しい知識の普及・啓発を行い、子どもたちの健全育成を目指す。
(2)
実施状況
ア
(ア)
思春期健康教育
まちかど保健室に来所した親子
開催日
まちかど保健室開催日
会
岡崎げんき館3階
場
従事者
保健師・保育士
内
絵本の読み聞かせ
容
参加者数
(イ)
730人
幼児向け思春期教育
会
場
計12回
計9回
岡崎市内の市民ホーム
従事者
保健師・保育士
内
いのちの大切さについての講話、絵本の読み聞かせ
容
参加者数
410人(乳幼児
190人
保護者 165人
229
児童委員・民生委員等
55人)
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(ウ)
中高生向け思春期教育 計7回
実施校
愛知産業大学三河高等学校(1年生) 平成27年7月6日(月)
市立六ッ美北中学校(3年生) 平成27年7月9日(木)
愛知産業大学三河高等学校(2年生)
市立竜海中学校(1年生)
平成27年7月13日(月)
平成27年11月10日(火)
愛知産業大学三河中学校(2年生)
市立矢作中学校(3年生)
平成27年11月11日(水)
平成27年12月2日(水)
市立矢作北中学校(3年生) 平成28年2月23日(火)
従事者
保健師・助産師・生活衛生課感染症対策班職員
内
生と性の健康教育
容
参加者数
(エ)
2,062名
一般市民向け思春期講演会
開催日
平成27年8月21日(木)
会
場
岡崎げんき館3階
内
容
「性教育の必要性と妊娠・分娩の適齢期」
講
師
参加者数
山中産婦人科
37人(一般
講堂
院長 山中
昭二 氏
1人、教諭・養護教諭等 28人、健康推進員
思春期教育の実施状況の推移
イ
ウ
6
(1)
8人)
(単位:回・人)
小学生向け思春期教育
中高生向け思春期教育
保護者向け思春期教育
開催回数
開催回数
開催回数
参加者
参加者
参加者
H25年度
1
311
4
572
-
-
H26年度
1
61
2
293
1
59
H27年度
-
-
7
2,062
-
-
思春期教育用の教材として「母子健康手帳(見本)」の配布
配布機関
市内小中学校・高等学校・大学・養護学校・専門学校
配布数
97施設
思春期教育用び物品の貸出し
貸出し機関
市内小中学校・高等学校
貸出し件数
7件
事故防止対策事業
目的
事故防止に関する教育を行い、正しい知識の普及に努める。
230
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(2)
実施状況
ア
地区組織活動の中での健康教育の実施
開催日
平成27年9月28日(月)
平成27年10月23日(金)
会
場
学区市民ホーム
従事者
保健師
内
子どもの事故防止
容
参加者数
※
100人
第10-4-(6)表中「平成27年度
主任児童委員・民生委員主催のサークル」の健康教
育と同時開催
イ
「結婚・妊娠・出産・子育てパネル展」での普及・啓発
※
ウ
第12-4参照
土曜講座(体験型妊婦教室)、幼児健康診査、まちかど保健室での啓発
チャイルドシート等啓発物品の展示、乳幼児の事故防止に関するパンフレットの配布、
「誤
飲チェッカー」の体験コーナー、ホームページに掲載
7
(1)
児童虐待等防止対策の推進
虐待等防止関係会議
岡崎市における児童虐待等防止対策事業は、家庭児童課が調整機関となり「岡崎市要保護児
童・DV対策協議会」を設置し、「代表者会議」「実務者会議」「個別ケース検討会議」の3
体制により取り組んでいる。母子保健事業の中では、虐待の発生予防対策を充実強化し、虐待
を未然に防ぐ取り組みが必要である。また、関係機関や団体等と積極的に連携を図ることによ
り支援体制を推進していく。
虐待等防止関係会議催状況
主
(単位:回)
催
健康増進課
会
議
名
ハイリスクケース検討会議
開催回数
12
要保護児童に関する個別ケース検討会議
4
岡崎市要保護児童・DV対策協議会代表者会議
1
岡崎市要保護児童・DV対策協議会実務者会議
12
要保護児童に関する個別ケース検討会議
11
虐待等関係機関連絡調整会議代表者会議
1
虐待等関係機関連絡調整会議実務者研修
3
要保護児童に関する個別ケース検討会議
3
小中学校、児童福祉施設
児童委員、主任児童委員
要保護児童に関する会議・事例検討会
3
特別支援学校
要保護児童に関する個別ケース検討会議
1
病院
要保護児童に関する個別ケース検討会議
5
家庭児童課
西三河児童・障害者相談センター
231
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(2)
児童虐待等ハイリスクケース把握状況
児童虐待等ハイリスクケース件数
年度
(単位:世帯・人)
世帯数
対象者数
H25年度
13(妊娠中 1世帯含む)
33
H26年度
33(妊娠中 7世帯含む)
57
H27年度
52(妊娠中17世帯含む)
76
児童虐待等ハイリスクケースの把握方法
年度
(単位:世帯)
病院より 他市町村 家庭児童課 児相より 保健事業 父母より 第三者
連絡
より連絡 保育園等
連絡
にて
連絡
より連絡
H25年度
5
2
4
2
0
0
0
13
H26年度
7
3
5
2
12
3
1
33
H27年度
7
4
10
1
22
4
4
52
児童虐待ハイリスクケースの主な虐待内容
年度
身体的虐待
ネグレクト
(単位:世帯)
虐待疑・その他
計
H25年度
3
6
4
13
H26年度
6
18
9
33
H27年度
10
28
14
52
児童虐待ハイリスクケース児の年齢
年度
(単位:人)
乳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 6歳児
7~18歳
妊娠中
未満
5
2
2
6
5
4
2
6
1
33
H26年度
18
8
2
3
6
6
3
4
7
57
H27年度
32
7
4
5
4
3
3
1
17
76
年度
(1)
計
H25年度
児童虐待ハイリスクケースの家族形態
8
計
実父母家族
(単位:世帯)
シングル家族 ステップ家族
その他
計
H25年度
5
5
1
2
13
H26年度
16
5
6
6
33
H27年度
30
6
6
10
52
こんにちは赤ちゃん訪問事業(乳児家庭全戸訪問事業)の活動支援(主管
家庭児童課)
目的
平成21年度から「こんにちは赤ちゃん訪問事業」がこども部家庭児童課主管となり開始され
た。訪問事例のアセスメントを行うことによりハイリスク家庭の抽出を行い、保健所の母子保
健事業と連携した支援体制の充実を目指している。
232
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(2)
実施状況
ア
新生児・低出生体重児・特定妊産婦家庭について「こんにちは赤ちゃん訪問事業」協力
(「子育て安心ファイル」「こんにちは赤ちゃん」「地域の子育て情報」「スタイ/歯ブラ
シ・ガーゼハンカチ」の説明・配布)
保健部健康増進課対応数
年度
(単位:人)
H25年度
対応乳児数
H26年度
623
H27年度
555
610
イ
訪問員未訪問家庭の3~4か月児健康診査の受診の有無を確認し、担当課に情報提供
ウ
連絡会議に出席(11回)11月は検討ケースなく未開催
訪問記録表やアンケート調査を基に、家庭児童課保健師によりアセスメントを行い、これ
に基づき毎月1回、家庭児童課職員、訪問員、健康増進課保健師によるケース対応会議を開
催し、支援が必要と判断される家庭への対応方法を検討する。
支援が必要な家庭40人状況(3月のケース対応会議分まで)
支援が必要と判断した理由
人数
養育環境の心配
9
児の疾患・児の発育発達状況の心配
15
母親の養育能力の心配
3
母親の育児不安(ストレスによる不眠・体調
6
不良など含む)
増進課保健師による保健指導
健康増進課保健師による家庭状況の確認
乳幼児健康診査状況を確認し対応を検討
民生児童委員による見守り
その他(母の疾病・うつ病・養育態度の心配・
5
上の子に対する心配・子どもの疾患など)
居住実態が不明及び不明になる可能性がある
※
主な対応方法
家庭児童相談課児童相談班による支援
2
ケース対応会議上の検討ケースを全て計上
家庭児童課未訪問家庭等39人の対応
訪問できなかった主な理由
人数
里帰り等により日程変更予定
主な対処方法
26
2度とも不在
5
3~4か月健康結果を確認し、支援の必要
訪問拒否
6
性があれば対応検討
長期の里帰り
2
(3)
訪問実績
ア
事業目的
生後4か月までの乳児のいるすべての家庭を訪問し、子育て支援に関する情報の提供なら
びに親子の心身の状況や養育環境などの把握及び助言を行うことにより、子育てに関するさ
まざまな悩みを軽減し、子育て家庭の孤立を防ぎ、乳児の健全な育成環境の確保を図る。
233
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
対象児
3,971人
(平成27年1月から28年1月末までの出生・転入)
家庭児童課訪問員による訪問状況
9
(単位:人・%)
対象乳児数
3,302人(対象児3,971人から保健所対応610人・転出・死亡等59人を除く)
実施済み数(率)
3,263人(98.8%)
未訪問数(率)
39人 (1.2%)
ポルトガル語通訳員の活動
(1)
目的
外国人は、ことばの不自由さから社会資源の情報収集が困難であり、予防接種未接種や各種
健康診査未受診等、孤立した育児に陥りがちである。最も人数が多い国籍はブラジル人である
ため、平成21年11月に経済対策緊急雇用対策制度を活用し、ポルトガル語通訳員を配置し、保
健指導に必要な職種として平成23年7月まで活動した。適任者不在の時期もあったが、平成24
年2月から臨時職員としてポルトガル語通訳員の配置ができた。必要な情報を提供することで、
外国人が、健康で安心した暮らしがおくれるように支援する。
(2)
内容
ア
通訳業務
(ア)
1歳6か月児健康診査及び3歳児健康診査など各種事業
(イ)
家庭訪問
(ウ)
面接
(エ)
電話
イ
(ア)
翻訳業務
母子保健班関連
各種健診通知書、健診関連リーフレット
リーフレット「安心子育て」
各種医療給付申請関連チラシ、申請書類
(イ)
健康増進班関連
健診リーフレット、問診票、歯科健診リーフレット、通知書宛名
(ウ)
生活衛生課関連
感染症検査案内
予防接種の案内
(エ)
保健総務課関連
子どもの急病ガイドブック
234
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(3)
実施状況
区分
(単位:人)
健康診査
家庭訪問
面接
電話
計
H25年度
30
18
35
130
213
H26年度
14
12
24
149
199
H27年度
11
2
1
57
71
※
平成25年度は年間を通じて配置できたが、平成26年度は4月~10月と1月~3月、平成27
年度は4月~10月の配置となった。
10
考察
「健康おかざき21計画(健やか親子分野)」の目指すべき姿である「生命の大切さを理解し、
行動する」に向けて、平成26年度まで「岡崎市周産期保健連絡会議」と「岡崎市生と性の健康教
育ネットワーク会議」の2つの会議を開催してきた。しかし、両会議の検討内容に重複があった
ため、平成27年度からは母子保健事業を総合的かつ効果的に推進できるよう会議を1つに統合し
て「岡崎市母子保健連絡協議会」を設置した。これまでの医療機関関係者だけでなく民生委員な
どの地域の支援者や教育・保育関係者なども会議構成員に加えたことにより、母子保健に関わる
関係機関と現状の課題解決に向けた取り組みについて検討することができた。
また、「健康おかざき21計画(健やか親子分野)」の取り組み「自分や生命を大切にする心を
育てる」「性に関する正しい知識を身につける」について、望まない妊娠や性感染症を防ぐため
の正しい性の知識の普及と生命の大切さを理解し新しい生命を待ち望む気持ちを育むために健康
教育を、平成29年度以降、市内全ての中学3年生を対象として実施できるよう教育機関をはじめ
とする関係機関と連携を深めていきたい。
児童虐待等防止対策の推進では、特定妊婦について、積極的にハイリスク検討会議で情報を共
有し協議を行い、必要なケースについては要保護対策児童・DV対策実務者協議会へと結びつけ
た。また、特定妊婦にとどまらず必要なケースについては、個別ケース検討会議を適宜、開催し、
ケース検討を実施、関係機関との役割分担を明確にし、関係機関と共通認識のもとで、それぞれ
が効果的な支援が行えるように調整した。
今後は平成28年度から始まる「利用者支援事業(母子保健型)」に向けて、妊娠期から子育て
期にいたるまでの切れ目ない支援の充実を目指し、子育て支援部門との連携強化や、養育環境が
不安定な中での出産・育児などによる虐待を予防するため、妊娠期からの早期支援について、関
係機関との共通理解を深めることができるよう「母子保健連絡協議会」はじめ、個々のケースを
通した関係機関との協議をし、連携を深めていきたい。
235
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第 13
1
岡崎市母子保健事業の変遷
母子健康手帳等の交付、妊婦・乳幼児健康診査の変遷
年度
15
16
17
18
19
母子健康手帳の交付(母子保健法第15、16条)
妊婦・乳児健康診査(母子保健法 第13条)等
母子健康手帳 市民課交付
・本庁・6支所、計7か所
妊婦・乳児健康診査
・妊婦2回・乳児2回公費
(35歳以上の妊婦のみ超音波検査1回)
母子健康手帳 保健所交付開始(週1回)
・計8か所
岡崎市と額田郡額田町が合併
母子健康手帳 額田保健センター交付開始
・計9カ所(額田町合併)
21
22
23
額田町保健センター実施分について
・4か月児健康診査→個別健診とする
・1歳6か月児及び3歳児健康診査→額田
支所で同日実施
母子健康手帳 保健所交付
・1回/週→毎日に変更
妊婦・乳児健康診査
・公費負担を妊婦7回へ
・県外受診の償還払いを開始(基本検診・貧血
検査、HBs・梅毒検査)
平成20年3月
20
乳幼児健康診査
(母子保健法 第12、13条)
4か月児健康診査
・集団健診から個別健診へ(岡崎市医師会
協力医療機関へ委託)
岡崎市保健所が「岡崎げんき館」へ移転
母子健康手帳
・市民課交付を家庭児童相談室に変更
妊婦健康診査
・公費負担を14回へ(6~14回:愛知県妊婦健
康診査支援基金事業(県) 1/2)
妊婦健康診査 臨時特例交付金(国)開始
新生児聴覚検査に要する費用の一部補助開始
母子健康手帳
・土曜日交付開始(月1回 保健所のみ)
保育課による「こんにちは赤ちゃん訪問」開始
母子健康手帳
・額田保健センター交付を額田支所に変更
・在留期限(産後1か月未満)保健所のみで交
付
妊婦健康診査
・項目充実(血糖・GBS・風疹抗体・子宮頚
がん検診・HTLV-1抗体検査追加、超音
波検査年齢制限撤廃し4回に拡充)
妊婦健診項目追加(性器クラミジア検査追加)
申請時聴覚検査に要する費用の一部補助終了
236
1歳6か月児及び3歳児健康診査を「岡崎
げんき館」で実施
竜美丘健診センター・額田支所 → 岡崎
げんき館
4か月児健康診査通知をこんにちは赤ちゃ
ん訪問員により直接配布(7~11月)→平
成21年12月から、郵送通知に戻す
愛知県母子保健健康診査マニュアル改定
3歳児健康診査の対象を平成24年度に向
け3歳3か月に調整
(県下の市町村は対象児を3歳6か月に
移行)
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
年度
24
25
26
27
2
母子健康手帳の交付(母子保健法第15、16条) 乳幼児健康診査
妊婦・乳児健康診査(母子保健法 第13条)等 (母子保健法 第12、13条)
母子健康手帳
・助産師・保健師による全数面接開始(保健所
交付のみ)
・外国籍妊婦は保健所のみで交付に変更
妊娠届出時の虐待予防のための13項目の調査
開始
・県下統一様式採用(手帳の省令様式大幅改定)
乳児健康診査
・2回目受診票送付を4か月児健康診査通知書に
同封(乳児期早期からかかりつけ小児医を決
めることを推奨)
愛知県妊婦健康診査 支援基金事業(県)終了
妊婦健康診査 臨時特例交付金(国)終了
新生児聴覚検査推進事業開始
妊娠届出活用の手引きが県から示される(8月) 3歳児健康診査の対象を3歳3か月から3
歳4か月に調整
こんにちはおかざきっ子訪問事業(家庭児
童課主管)開始。3歳児健康診査未受診で
状況を把握できない児について追跡訪問。
母子健康手帳
3歳児健康診査の尿検査を希望者のみに
・家庭児童課交付終了(保健所での全数面接に
変更
むけて)
岡崎歯科医師会小児科医会、保育課と尿検
査について検討。
3歳児健康診査の尿検査を保育園・幼稚園
に入園していない児、または入園後尿検査
を実施していない児に変更。
岡崎市母子保健計画策定
言語発達遅滞児等集団指導教室・思春期啓発事業の変遷
年度
15
16
17
言語発達遅滞児等集団指導教室(ひよこの会)
変遷
関連事項
S55「ひよこの会」開始
【対象】1歳6か月児健康診査事後~3歳未満
【期間】規定なし
【回数】月1回
S63小児科医師の参画開始
H12「親子教室」開始
【対象】ひよこの会参加待機児【回数】月1回
S59「めばえの家」開設
支援費制度施行
「親子教室」期間の見直し(3回1クール)
「ひよこの会」の会場を竜美丘健診センターへ ・発達障害者支援法施行
移動
・子育て支援「スワンの会」(就園前児・
保育課)
237
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
年度
18
19
21
22
23
24
25
26
27
(1)
変遷
関連事項
「親子教室」期間の見直し(4回1クール)
継続参加が増加したため「3歳児対象ひよこの会」
開始
【対象】3歳~4歳【入会】毎月【期間】規定
なし
【回数】月1回
「ひよこの会」の会場を岡崎げんき館へ移動
・障害者自立支援法施行
平成20年3月
岡崎げんき館開館岡崎市保健所移転
・「子ども発達サポート」(就学前児・岡
崎市社会福祉事業団委託)
・子ども発達支援「ぷち」(就学前児・市
民活動団体)
・児童ディサービス「こころん」
(県指定・
民間事業所)
早期に療育施設や医療機関フォローに結びつく ・子ども発達サポート:サポートブック作
児が増加、3月「3歳児対象ひよこの会」終了
成
「ひよこの会」の対象・実施期間見直し
・子ども発達サポート:2歳児発達相談開
【対象】1歳6か月児健康診査事後~3歳未満
始
【入会】3か月毎
【期間】6カ月間【回数】月1回
12月「親子教室」終了(ひよこの会に統合)
・児童ディサービス「ぽっぽ」(県指定・
民間事業所)
「ひよこの会」グループ制を導入。発達支援に 児童福祉法の改正施行
繋がる早期教育の場として位置づけ。
「障害児通所支援」市主管
【期間】3か月間
「障害児入所支援」県主管
【回数】月2回計6回1クール
「ひよこの会」の期間見直し。
・子ども発達サポート:5歳児発達相談開
【期間】2.5か月間
始
【回数】全6回×5グループ
「ひよこの会」の期間見直し。
【期間】2カ月間
【回数】全5回×6グループ
障がい福祉課:療育的支援事業「にこにこ
きっず」開始
20
3
言語発達遅滞児等集団指導教室(ひよこの会)
医療給付の変遷
一般不妊治療費助成・特定不妊事業費補助事業
年度
一般不妊治療費助成
(愛知県一般不妊治療費助成事業)
16
18
238
特定不妊事業費補助事業
(不妊に悩む方への特定治療支援事業)
特定不妊事業費補助事業の開始
1夫婦1年度上限10万円未満・通算2年
度・夫婦合算所得650万円未満・1年以上
市内在住
特定不妊事業費補助事業の拡充
1夫婦1年度上限10万円未満・通算5年
度・夫婦合算所得650万円未満・1年以上
市内在住
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
年度
19
20
21
23
24
25
26
27
一般不妊治療費助成
(愛知県一般不妊治療費助成事業)
一般不妊治療費補助事業の開始
1夫婦自己負担額の1/2額で、年度上限5万
円、継続した2年間、夫婦合算所得730万円未
満、特定不妊治療歴非該当者
一般不妊治療費補助事業の拡充
1夫婦自己負担額の1/2額で、年度上限5万
円、継続した2年間、夫婦合算所得730万円未
満
特定不妊事業費補助事業
(不妊に悩む方への特定治療支援事業)
特定不妊事業費補助事業の拡充
1夫婦上限10万円/回・年度2回まで・通
算5年度・夫婦合算所得730万円未満・市
内在住
特定不妊事業費補助事業の拡充
1夫婦上限15万円/回・年度2回まで・通
算5年度・夫婦合算所得730万円未満・市
内在住
特定不妊事業費補助事業の拡充
・「不妊に悩む方への特定治療支援事業」
に変更
・1夫婦上限15万円/回・初年度3回まで・
2年度目以降は2回/年・通算5年・通算
10回まで・夫婦合算所得730万円未満・市
内在住
不妊治療費補助事業(特定・一般)の必要書類を変更
・「住民基本台帳法」一部改正により、外国人の婚姻証明書の必要書類を変更
一般不妊治療費補助事業の拡充
1夫婦自己負担額の1/2額で、年度上限4万
5千円、継続した2年間、夫婦合算所得730万
円未満、保険適用外の人工授精に関するもの
特定不妊事業費補助事業の拡充
1夫婦上限15万円/回(治療方法によって
は7万5千円/回)・初年度3回まで・2年
度目以降は2回/年・通算5年・通算10回
まで・夫婦合算所得730万円未満・市内在
住
特定不妊治療費補助事業の対象範囲の変
更
H26年度以降に新規に補助を受ける場合
で、治療期間の初日における妻の年齢が40
歳未満の場合、通算補助回数は6回とす
る。
愛知県子育て支援対策基金事業として実
施
特定不妊事業費補助事業の拡充
治療終了日が平成28年1月20日以降の申請
に適用。
・初回治療:上限15万円⇒上限30万円
・男性不妊治療:上限15万円(一部の治療
除く)
(特定不妊治療に至る過程の一環として
実施した手術が対象)
239
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(2)
小児慢性特定疾患治療研究事業/小児慢性特定疾病医療給付・育成医療給付
年度
15
17
18
22
23
25
26
27
小児慢性特定疾患治療研究事業/小児慢性特
育成医療給付
定疾病医療給付
中核市移行による事務移譲
小児慢性特定疾患が法律に基づく事業に移行
児童福祉法を根拠に実施
・児童福祉法の改正
・消化器疾患が加わり11疾患となる
小児慢性特定疾患治療研究事業の拡充
・「重症認定」の開始
・
「小児慢性特定疾患児日常生活用具給付事業」
13品目で開始
障害者自立支援法施行
・平成18年10月1日 法律完全施行
・平成21年31日まで自立支援医療の利用者
負担についての負担軽減措置がとられ
る。
(附則第12条及び第13条)
自立支援医療(育成医療)給付の特例延
長
・障害者自立支援法施行令の一部改正
・自立支援医療の利用者負担についての
負担軽減措置が、平成27年3月31日ま
で延長。
「小児慢性特定疾患児日常生活用具給付事業」
2品目(吸入器・パルスオキシシメーター)
追加
市町村へ事務移譲
・障害者総合支援法施行(平成25年4月
1日)
小児慢性特定疾病医療費助成の開始
自立支援医療(育成医療)給付の特例延
公平で安定的な医療費助成の仕組みに変わっ
長
た。
・障害者総合支援法施行令の一部改正
・児童福祉法一部改正(平成27年1月1日施行) ・自立支援医療の利用者負担についての負
・11疾患群→14疾患群に変更
担軽減措置が、平成30年3月31日まで延
「染色体又は遺伝子に変化を伴う症候群」、
「皮
長。
膚疾患」が追加。「血友病等血液・免疫疾患」
が、「血液疾患」及び「免疫疾患」に分離。
・対象疾患の拡大:704疾患
・「指定医制度」・「指定医療機関制度」導入
・1人1受給者証の発行に変更
・小児慢性特定疾病児童等自立支援事業開始
・豊橋市・岡崎市・豊田市小児慢性特定疾病審
査会の設置(中核三市共同設置・附属機関)
小児慢性特定疾病児童等自立支援事業の拡充
・対象者:小児慢性特定疾病に係る施策以外の
児童福祉法による施策及び障害者総合支援
法による施策の対象者は除く。
・3品目追加:ストーマ装具(蓄便袋)、スト
ーマ装具(蓄尿袋)、人工鼻
240
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(3)
養育医療給付(母子保健法)・その他
年度
養育医療給付
15
その他
中核市移行による事務移譲
・母子保健法を根拠に実施
子ども医療の対象拡大
入院・通院ともに、小学校就学前までに拡大
子ども医療の対象拡大
入院・通院ともに、15歳年度末までに拡大
タンデムマス法を用いた先天性代謝異常等検
査事業の開始
・実施主体:愛知県
16
18
25
市町村へ事務移譲
・母子保健法一部改正
241
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第 14
1
精神保健福祉事業
精神障がい者把握状況
(1)
精神障がい者疾病分類及び年齢別把握数(各年1月1日現在)
※
平成27年・28年は、制度の利用がない入院中の者を含む
区分
総
数
H26年 H27年 H28年
20歳
未満
5,026
5,182
122.0
132.1
135.4
85
88
84
9
5
5
3
123
131
38
38
3
3
1
2
11
13
5
7
1
1,376
1,361
8
327
774
252
2,377
2,582
2,649
19
846 1,442
160
198
247
15
102
13
9
12
9
15
16
精神遅滞
10
10
13
心理的発達の障がい
72
98
9
アルツハイマー病の認知症
血管性認知症
4,626
500
75
11
7
60
17
1
2
1
1
2
0
63
48
13
7
97
27
23
15
3
1
33
4
0
0
3
0
1
2
2
10
1
1
105
23
1,211
127
気分(感情)障がい
342
17
10
2,573
66
神経症性障がい、ストレス関
連障がい及び身体表現性障
がい
生理的障がい及び身体的要
因に関連した行動症候群
成人の人格及び行動の障が
い
113
17
3
2
239
6
7
3
2
0
0
12
0
9
7
0
0
16
0
0
6
6
1
3
1
10
2
120
34
74
12
0
3
2
86
32
小児期及び青年期に通常発
症する行動及び情緒の障が
い
25
48
14
23
11
0
0
0
43
5
てんかん
178
201
168
15
83
55
15
0
0
159
9
その他
1
1
4
1
3
0
0
4
不明(障害年金証書による手
帳交付のため、診断名不明の
者を含む)
230
243
272
63
142
0
0
68
5
242
19
832
62
3
自立
手帳
支援
所持者
制度
医療 (自立
未利
受給者
用者 (精神
通院) を除く)
(再掲)
受給者
56
1
2,673
(再掲)
入院中
措置
医療
入院
保護
入院
161
上記以外の症状性を含む器
109
質性精神障がい
アルコール使用による精神及
40
び行動の障がい
覚せい剤による精神及び行
3
動の障がい
アルコール、覚せい剤を除く
精神作用物質使用による精
8
神及び行動の障がい
統合失調症、統合失調症型障
1,319
がい及び妄想性障がい
1,566
65歳
以上
4,628
率(人口万対比)
111
年齢別
20~
40~
39歳
64歳
(単位:人・率)
1
204
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(2)
精神障害者保健福祉手帳所持者数(H28年4月1日現在)
年度
2級
3級
計
手帳所持率
H25年度
203
1,748
507
2,458
64.8
H26年度
255
1,924
560
2,739
71.9
H27年度
294
2,053
586
2,933
76.5
男
118
1,019
295
1,432
73.8
女
176
1,034
291
1,501
79.3
内訳
※
(3)
1級
(単位:人)
所持率:人口万対比
自立支援医療費(精神通院)受給者証所持者数(H28年4月1日現在)
年度
女
計
受給者証所持率
H25年度
1,892
2,127
4,019
106.0
H26年度
2,123
2,422
4,545
119.4
H27年度
2,171
2,450
4,621
120.5
※
(4)
男
(単位:人)
所持率:人口万対比
申請受理・進達事務
精神障害者保健福祉手帳・自立支援医療費(精神通院)(新規・変更・再交付など)の申請
受付件数
ア
精神障害者保健福祉手帳
(単位:件)
H25年度
年金による申請
H26年度
H27年度
12
10
7
263
317
317
275
327
324
年金による申請
415
479
483
診断書による申請
690
774
824
1,105
1,253
1,307
等級変更
20
15
13
県外転入
12
23
23
177
207
210
再交付
51
34
55
返還
50
70
60
1,690
1,929
1,992
新規交付
診断書による申請
小計
更新
小計
記載事項変更
計
243
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
自立支援医療費(精神通院)
(単位:件)
H25 年度
536
504
463
手帳同時申請
87
100
111
623
604
574
自立支援単独
193
213
251
手帳同時申請
54
51
53
247
264
304
10
28
25
自立支援単独
3,181
3,570
3,644
手帳同時申請
566
628
698
3,747
4,198
4,342
支給認定変更
434
525
501
記載事項変更
850
929
961
県外転入
28
50
43
再交付
68
55
66
返納
34
53
37
6,041
6,706
6,853
5,334
5,927
5,991
707
779
862
小計
期限切れ新規
小計
有効期間短縮(新規・期限切れ新規含む)
再認定
小計
計
自立支援単独申請(再掲)
手帳同時申請(再掲)
(6)
H27 年度
自立支援単独
新規
(5)
H26 年度
精神保健福祉法22条(診察及び保護の申請)・23条(警察官通報)の状況
(単位:件)
区分
22条申請
23条通報
措置診察件数
H25年度
0
18
2
H26年度
1
11
2
H27年度
0
13
5
※
措置診察については、都道府県知事の権限で実施。
※
件数については、申請書・通報書の数で計上。
医療保護入院市長同意受付件数
区分
(単位:件)
受付件数
H25年度
31
H26年度
13
H27年度
13
244
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(7)
緊急対応状況
区分
相談者
(単位:件)
件数
H27年度
(23条再掲)
警察・消防
平日
(8)
医療保護入院
措置入院
応急入院
その他
0
1
3
2
5
0
0
0
0
0
家族
0
その他
1
0
1
0
0
0
警察・消防
9
0
2
1
0
6
0
0
0
0
1
1
12(9)
11(4)
その他
1
0
0
0
0
1
警察・消防
2
0
0
0
0
2
家族
0
0
0
0
0
0
その他
3
0
0
0
0
3
0
4
4
2
18
計
※
※
任意入院
11
時間外 家族
休日
対応結果
5(0)
28(13)
措置入院には、緊急措置入院を含む。
措置診察については、都道府県知事の権限で実施。
精神障害者保健福祉手帳交付に伴う福祉サービス状況
精神障害者保健福祉手帳所持者に対し、下記のサービスに関する事務を行っている。障がい
福祉課、医療助成室が担当する業務については、当事者の利便性を考慮し窓口での申請交付事
務のみを担当している。
(単位:件)
内容
担当
H26年度
H27年度
心身障がい者福祉扶助料申請
障がい福祉課
1,703
1,694
障がい者タクシー料金助成利用券交付
障がい福祉課
1,469
1,552
心身障がい者・後期高齢者福祉医療費受給者証申請交付
医療助成室
1,557
1,577
NHK放送受信料減免申請受付
日本放送協会
48
45
自動車税減免申請に伴う生計同一・常時介護証明書交付
西三河県税事務所
4
3
(9)
災害時避難行動要支援者登録者数
101人(平成28年3月31日現在)
(10) 成年後見制度市長申立て件数
0件
2
会議・研修
(1)
精神保健福祉連絡会議
ア
目的
総合的かつ効果的な地域精神保健福祉活動を推進するため、関係者・関係機関との連携・
協力関係を構築し、精神保健福祉に関する情報の共有を進め、その推進に資するとともに、
精神障がい者の治療及び社会復帰の促進の在り方や、今後の推進方策等について検討するこ
とを目的とする。
245
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
開催回数
1回
ウ
構成員
医療機関、福祉関係機関、基幹相談支援センター、労働関係機関、警察署、西尾保健所等
の27機関
エ
内容、参加機関数及び延参加者数
開催日
5月25日
(2)
内
容
参加状況
平成26年度精神保健福祉事業実績報告
平成27年度事業計画、意見交換
27機関、29人
精神保健福祉ネットワーク会議
ア
目的
地域精神保健福祉業務に携わる精神保健や福祉分野における関係機関相互の連携を深める
とともに、担当者の技術の向上及び地域ケアをより円滑に促進することを目的とする。
イ
開催回数
1回
ウ
対象者
市内の地域包括支援センター、障がい者基幹相談支援センター、関係課職員等
エ
内容、参加機関数及び延参加者数
開催日
2月19日
(3)
内
容
参加状況
講演「精神疾患のある高齢者への地域対応を考える~誤解から理解
へ 視点の違いを知ろう~」
16機関、24人
講師:愛知淑徳大学 福祉貢献学部 教授 瀧 誠氏
事例紹介:地域包括支援センターと関わった保健所の事例
事例検討会
(単位:回)
区分
保健所主催による事例検討会
他機関主催による事例検討会
医療観察法対象事例ケア会議
ケース会議
246
H25 年度
H26 年度
H27 年度
1
1
1
4(1 事例)
5(2 事例)
8(2 事例)
26
30
21
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(4)
その他会議等
名称
回数
愛知県医療観察制度運営連絡協議会
1 名古屋保護観察所
岡崎地域生活福祉・就労支援協議会
1 岡崎公共職業安定所
岡崎地域生活保護受給者等自立促進事業協議会
1 岡崎公共職業安定所
愛知県西三河南部東障害保健福祉圏域会議
2 西三河福祉相談センター
西三河南部地域DV被害者保護支援連絡会議
1 西三河福祉相談センター
障害者福祉事務担当者会議
1 西三河児童・障害者相談センター
薬物問題関係機関連絡会議
1 県・名古屋市精神保健センター
ひきこもり支援推進会議
2 県・健康福祉部
ひきこもり支援関係団体連絡会議
1 県・名古屋市精神保健センター
岡崎警察署被害者支援連絡協議会
1 岡崎警察署
社会福祉法人せきれい入所判定委員会
2 社会福祉法人せきれい
西三河障害者就業・生活支援センター「輪輪」連絡会議
2 西三河障害者就業・生活支援センター「輪輪」
地域懇談会
1 京ヶ峰岡田病院
根石学区地域ネットワーク会議
1 中央地域包括支援センター
こどもネット六ツ南
3 六ツ美南部小学校
岡崎市障がい者自立支援協議会
地域移行支援専門部会
4
障がい福祉課
地域生活支援拠点検討部会
4
高齢者及び障がい者虐待防止ネットワーク会議
6 長寿課・障がい福祉課
岡崎市DV対応庁内連絡会議
1 家庭児童課
高齢者及び生活困窮者等における犬猫等の多頭飼育問題
についての調整会議
精神保健福祉業務連絡会
3
主催
1 動物総合センター
2 西尾保健所共催(うち1回は事例検討会)
精神保健福祉相談・メンタルヘルス専門相談
(1)
目的
精神保健福祉上の問題や心の健康不安を有する者及びその家族・関係者を対象に、適切な医
療や生活上の助言等を行うことにより、精神障がいの早期発見・早期治療・社会復帰及び社会
経済活動への参加の促進を図る。
(2)
対象者
ア
精神保健福祉相談
精神保健福祉上の問題を有する者及びその家族・関係者
イ
(ア)
メンタルヘルス専門相談
依存症:薬物、アルコール、ギャンブル、過食、SEX等の依存や嗜癖について悩んでい
る方とその家族
(イ)
不登校:不登校に悩む学生(義務教育終了後)とその家族
(ウ)
大人の発達障がい:概ね18歳以上の発達障がいの方とその家族
247
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(エ)
心療歯科:こころの病気・症状から考えられる口腔内の症状等(歯ぎしり、顎関節症、
口臭、口腔乾燥等)で悩んでいる方とその家族
(オ)
ひきこもり:概ね18~40歳代の社会的ひきこもりの方とその家族
(カ)
こころの病気家族相談:市内在住の精神障がい者を抱える家族
(キ)
子育てママのメンタルヘルス:産後1か月~6か月の母親及びその家族
(ク)
高次脳機能障がい:高次脳機能障がいの方とその家族
(3)
従事者
ア
精神保健福祉相談
医師、精神保健福祉士、保健師、看護師
イ
メンタルヘルス専門相談
医師・歯科医師・学識経験者(専門家)等
(4)
周知方法
市政だより及び市保健所ホームページ、精神保健福祉のご案内リーフレット
(5)
実施状況
ア
精神保健福祉相談・メンタルヘルス専門相談実施状況
区分
H25年度
H26年度
H27年度
精神科医師による精神保健福祉相談
28
27
33
メンタルヘルス専門相談
30
29
29
電話相談
373
548
909
面接相談
591
574
921
訪問指導
581
496
502
保健師・精神保健福祉士等による
イ
(単位:件)
メンタルヘルス専門相談(内容別)実施状況
ひきこもり
回
不登校
(単位:回・件)
大人の
子育てママ 心療歯科
発達障がい
依存症
高次脳機能
障がい
総数
数
2
1
3
1
1
2
1
11
相談件数
6
2
8
2
5
4
2
29
※
こころの病気家族相談は相談件数が0件だったため計上せず。
248
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(6)
相談状況
認知症
その他
左記以外の精神障がい
神経症
その他(不明等)
13
0
0
0
2
0
4
2
7
メンタルヘルス専門相談
29
2
6
1
0
0
0
0
6
2
12
精神保健福祉士
394
89
159
5
0
1
2
2
65
2
69
保健師
449
100
180
6
0
2
3
3
36
3
116
その他
78
14
34
0
0
0
0
0
3
15
12
983
210
392
12
0
3
7
5
114
24
216
精神保健福祉士
227
99
67
1
0
0
1
1
33
0
25
保健師
232
84
67
1
1
1
1
1
11
7
58
その他
43
30
11
0
0
0
0
0
1
0
1
502
213
145
2
1
1
2
2
45
7
84
覚醒剤依存症
アルコール依存症及び
計
有機溶剤依存症
5
精神作用物質
アルコール性精神病
訪問指導
33
老人性障がい
年齢別相談状況
区分
(単位:延人数)
総数
20歳未満
20~ 39歳
40~ 64歳
65歳 以 上
不明
面接相談
精神保健福祉相談(医師)
33
3
14
13
3
0
メンタルヘルス専門相談
29
6
11
11
1
0
精神保健福祉士
394
16
142
200
34
2
保健師
449
21
151
231
46
0
その他
78
3
32
38
4
1
983
49
350
493
88
0
精神保健福祉士
227
5
84
94
43
1
保健師
232
5
72
114
41
0
その他
43
0
11
29
3
0
502
10
167
237
87
0
計
訪問指導
計
ウ
気分(感情)障が い
面接相談
精神保健福祉相談(医師)
計
イ
(単位:延人数)
統合失調症
診断別相談状況
計
ア
ひきこもり相談状況(延件数)
(単位:件)
総数
20歳未満
20~39歳
40歳以上
面接による相談
54
7
37
10
電話による相談
36
2
8
26
訪問による相談
18
1
12
5
108
10
57
41
合計
249
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
4
普及啓発事業
(1)
普及啓発講演会
開催日
テーマ
対象者
参加者数
10月30日
講演「大人の発達障がいの理解と対応について」
講師:三河病院理事長 大賀 肇氏
市民・関係者
40人
(2)
生涯学習市職員出前講座
内
(単位:回・人)
容
対象者
開催回数
こころの病気について
関係機関、市民
5
121
災害時のメンタルヘルス
市民
1
73
6
194
計
(3)
その他の健康教育
内
容
対象者
「精神障がいのある人を地域で支えるために ~地域の方に知ってほしいこと~」
参加者数
市民
38
ゲートキーパー研修
市民
27
メンタルヘルスケア講習会
教員
110
保健所における薬物依存者への対応について
薬物乱用防止指導員等
計
5
参加者数
16
191
家族教室・家族会育成支援
(1)
目的
精神障がい者の家族に対して懇談の場を提供し、家族相互の交流を図りながら、病気、福祉
制度等に対する知識や理解を深める。また、精神障がい者が暮らしやすい地域社会づくりを図
り、障がい者の社会復帰を促進することを目的とする。
(2)
対象者
岡崎市在住の精神障がい者の家族又は岡崎地域精神障がい者家族会に所属する家族、関係者
(3)
(4)
場所
ア
岡崎げんき館3階講堂(家族教室)
イ
岡崎市福祉会館(家族教室・家族会育成支援)
従事者
精神保健福祉士、保健師(ただし、必要に応じて講師、助言者を依頼)
(5)
周知方法
案内文の通知、広報掲載等
250
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(6)
内容及び延参加者数
ア
家族教室
(単位:人)
開催日
内
容
参加者数
講演
5月26日
「障がい福祉サービスについて知ろう!」
58
講師:障がい者基幹相談支援センター 前田 修氏
福祉部障がい福祉課 青木
崇氏
講演
10月8日
「精神疾患の薬について知ろう!」
講師:薬剤師
37
青木 裕明氏
計
イ
6
95
家族会育成支援
開催日
内容
原則毎月第2火曜日
家族会役員会、企画支援等
回
数
12
ひきこもり支援事業
(1)
目的
家族支援を実施する中で、ひきこもりを抱える家族の孤立を防止するとともに、家族の持つ
問題の解決を目指し、潜在的な力の回復、強化を図る。
(2)
対象者
ア
ひきこもり者を抱える家族
イ
20代~30代のひきこもり者を抱える家族
(3)
場所
岡崎げんき館1階市民活動室
(4)
従事者
精神保健福祉士、保健師
(5)
実施内容及び参加者数
ア
ひきこもり家族会
(単位:人)
開催日
内容
参加者数
原則毎月第1火曜日
話し合い(相談・助言等)
延84(実17)
251
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
ひきこもりを考える家族の会
(単位:人)
開催日
内容
9月29日
10月27日
11月26日
12月22日
7
参加者数
交流会、意見交換など
5
講演「ひきこもりの理解と対応の基本」
講師:日本福祉大学 名誉教授 竹中 哲夫氏
社会資源の見学
NPO法人なでしこの会「フレンドシップなでしこ」
社会資源の紹介
講師:岡崎若者おいでんクラブ 中根 美香氏
4
4
4
市民会議事業「障がい者健康料理教室やまびこ」への支援
(1)
目的
岡崎げんき館市民会議事業として、岡崎市食生活改善協議会が実施する「障がい者健康料理
教室やまびこ」について、精神障がい者の方々の食事状況の実態を把握し、障がい内容に配慮
した健康料理教室が運営できるよう、相談支援を行う。
(2)
支援内容
ア
受講者の健康観察・療養相談
イ
指導員(食生活改善推進員)への企画相談・助言
ウ
広報協力(市政だより掲載、リーフレット等での周知)及び申込受付
(3)
料理教室開催回数及び延参加者数
ア
回数
6回
イ
参加者数
当事者
ウ
実人員10名、延人員36名
実施内容
(単位:人)
開催日
テーマ
4月15日
簡単行楽弁当を持って散歩に行こう!
6月17日
春野菜を使った簡単料理
8月19日
1
11
1
夏ばて防止の料理
8
1
10月21日
つくだにを使った簡単料理
9
0
12月17日
お正月料理
10
0
2月19日
お鍋で温まろう!
7
0
53
3
場所
岡崎げんき館1階調理実習室
(5)
内新規
8
計
(4)
参加者数
従事者
保健師、精神保健福祉士、管理栄養士、食生活改善推進員
252
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
8
精神保健福祉関係機関支援
(1)
ボランティアサークル「あい・ゆう」への支援(毎月第3火曜日
岡崎市福祉会館)
「あい・ゆう」は、平成8年度精神保健福祉ボランティア養成講座修了者を中心とした8名
で平成10年3月17日に結成され、現在4名で活動している。活動としては、隔月(年間6回)
「ほのぼの広場」の企画運営、「障がい者健康料理教室」への参加、医療機関のイベントへの
参加協力を行っている。今年度は福祉まつりに参加し、「ほのぼの広場」の周知チラシを配布
した。保健所は、サークルに精神保健に関する情報提供や、活動に関する相談・助言を行って
いる。
(2)
岡崎断酒会への支援
岡崎断酒会は毎月定期的に、市内所定の会場で定例会を開催している。精神保健福祉相談等
で把握した対象者や家族等へ、社会資源として紹介や連絡、調整をしている。
(3)
こころほっとサロンへの支援(毎月第2金曜日
岡崎げんき館)
心の悩みや辛い気持ち等を気軽に語ることができる「言いっぱなし・聞きっぱなし」の会が
サロンボランティアにより開催されている。希望者への情報提供や参加を通じて、貴重な社会
資源として啓発に協力している。
(4)
通院患者リハビリテーション事業(実施主体:愛知県)に関する支援
回復途上にある精神障がい者が一定期間障がい者に理解のある事業所(以下「協力事業所」
という)に通い、職業生活に必要な基本的能力(集中能力、対人能力、仕事に対する持久力及
び環境適応能力)の向上を図るための社会適応訓練を行い、社会復帰を促進することを目的と
する。
保健所は希望する協力事業所及び対象者の申込を受理し、県知事に提出する。また、事業が
適正かつ円滑に実施されるよう精神科病院等関係機関と密接な連携を保ち、訪問等により効果
的な訓練ができるよう協力事業所及び対象者等に対して指導を行う。また希望する対象者につ
いては、公共職業安定所等関係機関と協力し就労支援を行う。
利用状況
区分
利用者
市内協力事業所
H25年度
0人
1カ所
H26年度
0人
1カ所
H27年度
0人
1カ所
253
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
9
考察
精神障がい者把握状況(「精神障害者保健福祉手帳」若しくは「自立支援医療費(精神通院)
受給者証」の所持者で入院中の者も含む)は、平成28年1月1日時点では5,182名となり、前年
に比べ156名増加している。疾患別では、うつ病等の「気分(感情)障がい」が全体の5割以上
を占めており、次いで「統合失調症、統合失調症型障がい及び妄想性障がい」が3割弱を占めて
いる。全体数は前年に比べると微増だが、「神経症性障がい、ストレス関連障がい及び身体表現
性障がい」と「心理的発達の障がい」は約2割増、「小児期及び青年期に通常発症する行動及び
情緒の障がい」は約2倍増と増加率が高い。また、精神障害者保健福祉手帳所持者、自立支援医
療費(精神通院)受給者証所持者数ともに、前年度に比べ増加傾向となっている。
申請受付件数のうち新規申請は手帳が324件、自立支援医療費が574件(手帳同時申請を含む)
となっており、今後も所持者数のさらなる増加が予測される。
医療保護入院市長同意受付件数について、平成26年4月に施行された改正精神保健福祉法の影
響があり、前年度に比べ半減となった平成26年度と同じ件数となった。
精神保健福祉ネットワーク会議は、高齢者の支援機関である地域包括支援センターを対象に講
演と事例紹介を行った。高齢化が進む社会の中で、今後連携が必要となる機会は益々増加してい
くと考えられる。互いの役割を正しく理解し連携していくことの重要性を共有できる体制が今後
も継続できるとよい。
精神保健福祉相談・メンタルヘルス専門相談では、大人の発達障がい相談の希望者が多く、平
成24年度以降、回数を2回から3回に増やし実施している。また、メンタルヘルス専門相談は、
今年度は若年層への対策として不登校相談を実施した。
家族教室・家族会育成支援では、障がい福祉サービスをテーマにした講演会を実施したほか、
精神疾患の薬に関する講演会も実施した。もう少し具体的に聞きたい、参考になる事例も聞きた
い等の感想も多く、参加者の関心の強さが伺えた。
ひきこもり支援事業では、昨年に引き続き、20歳代から30歳代のひきこもりを抱える家族を対
象としたグループの会を開催した。ひきこもり本人の年齢が、20歳代前半と30歳代後半と偏りが
あったものの、本人が利用できる社会資源等を知っていただくきっかけとなった。家族の前向き
な気持ちが継続されるよう、今後も、対象者に応じた支援計画を行う予定である。
今後も、地域の支援者や関係機関と連携し、精神障がい者が安心して地域で暮らしていけるよ
うな支援を考えていきたい。
254
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第15
1
自殺予防対策事業
自殺予防対策事業の経緯
平成18年10月に「自殺対策基本法」が施行され、自殺防止や支援を目的に基本理念が定められ
た。平成19年6月には「自殺総合対策大綱」が定められ、重点施策や数値目標、推進体制が示さ
れた。本市においても、平成19年から「こころの健康づくりネットワーク会議」を立ち上げ、平
成21年度からは「地域自殺対策緊急強化基金」を活用して、普及啓発や人材育成のほか、平成21
年度から22年度には実務者レベルの会議「検討部会」を設置する等、自殺予防対策を総合的に実
施してきた。平成23年度には「メンタルヘルスに関する市民意識調査」を実施し、分析結果をも
とに、身近な支援者(ゲートキーパー)の育成を、平成24年度から民生委員児童委員等に拡大し
た。
また、平成23年度からハイリスク者対策を検討する「作業部会」を設置し、「一般市民・地域
支援者向けの対策」に加え「ハイリスク者対策」との両輪で、自殺予防対策を進めた。平成27
年度からは県の若年層自殺対策を受け、養護教諭や学生相談担当者等若年層を取り巻く大人への
研修や作業部会を行う等、対象を絞って事業を実施している。
2
自殺者の動向
(単位:人)
区分
※
岡崎市
自殺者数
愛知県
自殺率
自殺者数
国
自殺率
自殺者数
自殺率
H7年
46
14.3
1,014
15.0
21,420
17.2
H12年
68
20.2
1,444
20.8
30,251
24.1
H17年
68
19.2
1,466
20.6
30,553
24.2
H22年
66
17.7
1,434
19.8
29,554
23.4
H24年
63
17.2
1,332
18.3
26,433
21.0
H25年
67
18.3
1,389
19.1
26,063
20.7
H26年
64
17.3
1,290
17.7
24,417
19.5
厚生労働省「人口動態統計」による。自殺者の住所地及び国内日本人のみで計上
自殺率:人口10万対比
3
自殺に関する延相談件数
(単位:件)
区
分
総数
20歳未満
20~39歳
40~64歳
65歳以上
不明
電話による相談
20
1
7
10
1
1
面接による相談
18
3
10
3
2
0
訪問による相談
9
0
7
2
0
0
47
4
24
15
3
1
合
※
計
精神保健福祉相談再掲
255
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
4
こころの健康づくりネットワーク会議
(1)
目的
増大するうつ病罹患者、自殺者の問題の解決方法を地域精神保健的視点から確立するために、
保健・医療・福祉・教育・労働関連の関係者と地域住民による地域ネットワークシステムの構
築を図ることを目的とする。
(2)
構成員
学識経験者、県関係、医療関係、労働関係、地域保健関係、障がい者基幹相談支援センター、
市関係課等の25機関
(3)
開催状況
開催日
内
容
参加状況
岡崎市におけるうつ、自殺の状況
7月23日
平成26年度事業実績、平成27年度事業報告
25機関、28人
関係機関におけるうつ、自殺予防対策の現状
平成27年度の取り組みに向けて
5
(1)
こころの健康づくりネットワーク会議作業部会
目的
自殺予防対策事業における若年層(40歳未満)対策にあたり、市内大学等とともに具体的な
事業内容及び普及啓発等の実施について検討することを目的とする。
(2)
構成員
市内大学等の学生対応職員
(3)
開催状況
開催日
2月23日
6
(1)
内
容
参加状況
議題「自殺者の動向及び自殺予防対策の概要」
「大学生を対象にした対策について」
5大学、5人
自殺ハイリスク者に関わる支援者育成事業
目的
うつ・自殺予防対策事業における関係者の意識の醸成と、再企図のリスクの高い未遂者を、
問題に応じた専門機関につなげるための支援者の連携・スキルアップを図るために、企画・研
修を行う。
(2)
開催状況
開催日
3月25日
内
容
参加者
講演「自殺未遂者の心理~こんな事例はどう
医療機関、地域支援機関、
支援につなげるか~」
行政等職員
講師:京ヶ峰岡田病院 医局長 滝川英昭氏
256
参加者数
9人
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
7
こころの健康電話相談(岡崎市こころホットライン)事業
(1)
目的
様々な事情や悩みが原因で、孤立感・焦燥感を抱え、心理的に追い込まれたかたの苦しみや
悩みを受容し、適切な医療や生活上の助言を行うことによって、自殺予防を推進する。
(2)
委託機関
社会福祉法人岡崎市福祉事業団(平成21年度より実施)
(相談員職種:精神保健福祉士、臨床心理士、社会福祉士)
(3)
電話相談受付日時
平成27年4月1日から平成28年3月31日
平日午後1時から午後8時(祝日、年末・年始を除く)
(4)
対象者
心の健康で悩んでいる市民、家族等
(5)
相談実績
ア
相談件数
(単位:人)
日中(13時~17時15分)
実
延
実
延
合計
実
延
H25年度
156
516
70
324
226
840
H26年度
149
717
95
596
244
1,313
H27年度
127
794
83
671
210
1,465
男
45
261
52
116
97
377
女
82
533
31
555
113
1,088
内訳
イ
夜間(17時15分~20時)
年代別相談件数
年代
(単位:件・%)
実件数
延件数
10歳代
4
(1.9)
5
(0.3)
20歳代
18
(8.6)
29
(2.0)
30歳代
37
(17.6)
358
(24.4)
40歳代
46
(21.9)
806
(55.0)
50歳代
29
(13.8)
154
(10.5)
60歳代
16
(7.6)
47
(3.2)
70歳以上
5
(2.4)
7
(0.4)
その他
55
(26.2)
59
(4.0)
合計
210
1,465
257
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
ウ
相談内容(重複あり)
内
(単位:件・%)
容
男
計
心の健康づくり
290 (35.2)
1,029 (43.1)
1,319 (41.0)
精神疾患の相談
211 (25.6)
331 (13.8)
542 (16.9)
11 ( 1.3)
5 ( 0.2)
16 ( 0.5)
113 (13.7)
175 ( 7.3)
288 ( 9.0)
1 ( 0.1)
2 ( 0.1)
3 ( 0.1)
労働関係の相談
19 ( 2.3)
6 ( 0.3)
25 ( 0.8)
身体の健康相談
20 ( 2.4)
88 ( 3.7)
108 ( 3.4)
アルコール等依存症問題
自殺未遂関連
法律相談(債務等)
生活保護相談
0(
0)
3 ( 0.1)
3 ( 0.1)
虐待等人権相談
0(
0)
6 ( 0.3)
6 ( 0.2)
学校・いじめ等相談
0(
0)
10 ( 0.4)
10 ( 0.3)
20 ( 2.4)
9 ( 0.4)
29 ( 0.9)
1 ( 0.1)
30 ( 1.3)
31 ( 1.0)
孤立予防に関する相談
52 ( 6.3)
495 (20.7)
547 (17.0)
その他
33 ( 4.0)
178 ( 7.4)
211 ( 6.6)
不明
53 ( 6.4)
23 ( 1.0)
76 ( 2.4)
職場・メンタルヘルス等相談
子育て相談
計
※
エ
824
2,390
3,214
小数点2位以下四捨五入
不在着信件数(平成27年9月~平成28年3月末)
時間帯
件数
午後1時~午後5時15分
524件
午後5時15分~午後8時
1,185件
平日午後8時~翌午後1時及び土日祝日
※
8
女
156件
平成27年10月から計上
普及啓発事業
(1)
目的
自殺を未然に防止するために、自殺予防や精神疾患についての正しい知識の普及を図り、偏
見をなくしていくとともに、自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいたときの対応方法や
相談先等についての理解の促進を図る。
(2)
対象者
市民全般、関係機関職員等
(3)
開催状況
ア
(ア)
自殺予防週間(9月10日~9月16日)
街頭キャンペーン
開催日
9月10日
場
名鉄東岡崎駅北口・南口周辺
258
所
資材配布数
1,420個
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(イ)
その他の啓発事業
開催日等
(ア)
保健所公用車への「眠れてますか?」マグネット貼付
9月11日~16日
市職員によるキャンペーン胸章着用
4,000人
自殺予防啓発ポスター作成・各施設(商業施設、薬局、大
学)等への掲示
170か所
7台
自殺対策強化月間(3月1日~3月31日)
街頭キャンペーン
開催日
3月5日
(イ)
周知人数等
9月7日~16日
9月中
イ
啓発方法
場
所
イオンモール岡崎
資材配布数
1,725個
その他の啓発事業
開催日等
3月1日
啓発方法
市政だよりでの記事掲載
3月1日~31日 保健所公用車への「眠れてますか?」マグネット貼付
3月16日~23日 市職員によるキャンペーン胸章着用
3月25日
自殺ハイリスク者対策支援者研修における啓発
3月中
各種保健所事業(1歳6か月児健康診査、3歳児健康診査
等)で啓発物品を配布
3月中
保健所窓口、その他保健所業務での物品配布
3月中
FMラジオ放送情報番組内での啓発
3月中
保健所ホームページに記事の掲載
3月中
ケーブルテレビでこころの健康・睡眠に関するCM放送
3月中
岡崎げんき館の大型モニター(電光掲示板)での啓発
3月中
岡崎市コミュニティバス車内の電光掲示板等での啓発
259
周知人数等
148,900部
7台
4,032人
9人
660個
34個
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
ウ
その他
開催日等
内
容
対象者
毎月
市政だよりによる啓発(心の健康電話相談、面接相談、
市民
講演会等の情報)
8月8日
夏のげんきまつり(自殺予防対策啓発物品の配布等) 市民
リメンバー名古屋自死遺族の会in岡崎(座談会、分か
ち合い)
秋のげんきまつり(自殺予防・心の健康についてのパ
10月18日
ネル展示、ストレスチェックリストの実施、自殺予防
対策啓発用物品・リーフレットの配布等)
「結婚・妊娠・出産・子育てパネル展」における精神
1月6日~24日
保健コーナーでの普及啓発
9月27日
1月29日
3月
9
(1)
自死遺族、
関係者等
対象数等
1,403人
11人
市民
324人
市民
822名
依存症講演会
「アルコール依存症ってどんな病気?」
当事者、家
講師:刈谷病院 院長 垣田泰宏氏
族、市民、
「薬物依存症からの回復について」
関係者
講師:NPO法人三河ダルク 松浦良昭氏、長江広人氏
32人
美容業生
活衛生同
業組合
230部
ゲートキーパー手帳・自殺予防リーフレットの配布
人材養成事業
目的
地域生活において、家庭や地域の中で孤立し、社会との接点が途絶えがちな住民や、悩みを
一人で抱えている労働者等に対して、身近な支援者の立場でのつながり意識を醸成する。また、
地域や職場での身近なゲートキーパーとして生活上の不安や悩みに対して柔軟に対応できる知
識・技術を習得し行動できる人材の育成を図ることを目的とする。
(2)
実施状況
開催日
内
容
対象
講演「子どもの自殺予防について」
講師:人間環境大学 教授 坪井裕子氏
講演「誰でもゲートキーパー~不安や悩みを抱えてい
る身近な人への接し方~」
11月8日
DVD視聴・ロールプレイ
講師:保健所職員
講演・「精神疾患の理解と対応」
・「メンタルヘルスとセルフケア~不安や悩みを
1月21日
抱えている身近な人への接し方~」
講師:京ヶ峰岡田病院 医局長 滝川英昭氏
保健所職員
講演「子どもの自殺予防について」
2月29日
講師:人間環境大学 教授 坪井裕子氏
講演「みんなが誰でもゲートキーパー~身近な友人の
3月9日 悩みに気づいたら~」、DVD視聴・ロールプレイ
講師:保健所職員
10月23日
260
参加者数
養護教諭・保健主事等
(現職研修として実施)
76人
一般(共催:任意団体リ
ボーン岡崎)
30人
司法書士
47人
民生委員・主任児童委員
58人
学生
115人
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
10
考察
「地域自殺対策強化交付金」を活用し、平成27年度は既存のゲートキーパー養成研修、自殺ハ
イリスク者への支援として関係職員への研修、普及啓発等に加え、若年層及び若年層を見守る大
人を対象とした研修や作業部会等事業を展開した。若年層を含め、自殺未遂やメンタルヘルスの
問題に携わる関係機関職員の多くが、専門的な知識の有無に関わらず問題意識を再認識し、また、
対応に悩んでいる現状を相互理解し、共有することができた。
「こころの健康電話相談(岡崎市こころホットライン)」は、昨年度携帯電話各社による無料
通話サービスが開始により相談件数が増加した経緯があり、今年度もさらに相談件数は増加して
いる。電話対応中による不在着信件数は時間帯によっては6か月間で1,000件を超えており、平
成28年度は事業継続と併せて電話回線の拡大等、自殺予防対策強化に向けた効果的な事業となる
よう内容の検討を図っていきたい。
普及啓発については、昨年度と比較して、自殺予防週間、及び自殺対策強化月間における啓発
物品の配布数等は減少した。しかし、「夏のげんきまつり」での普及啓発活動や、自殺予防週間
等に向けたポスターの作成と、様々な機関へ掲示依頼を行う等、新しい試みを実施し、これまで
関係性に乏しかった施設や各機関と連携して普及啓発活動を行う契機となった。平成28年度にお
いては、さらに若年層対策に焦点を当て、大学等の地域資源との連携を拡げていけるよう、普及
啓発活動を展開していきたい。
人材養成(ゲートキーパー養成)研修については、今年度若年層対策に合わせ、美容学校の学
生の他、若年層を取り巻く周囲の大人への働きかけを意識して開催した。周囲の大人にとっては
まだ自殺予防に対する意識が十分とは言えず、意図せず若者を傷つけるような言動をとってしま
うこともあるとのことで、若年層本人と併せ、周囲の大人に対し、どのように正しい知識や理解
を持って接することができるよう働きかけるかが課題と考えられる。
261
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
第16
1
難病対策事業
難病患者把握状況
平成27年1月1日から、難病の患者に対する医療等に関する法律が施行され、医療費助成制度
の対象疾病が110(第一次実施分)となり、平成27年7月1日に対象疾病が拡大され306(第二次
実施分)となった。平成26年12月31日現在、旧制度である特定疾患医療給付事業の受給者であっ
た者で引き続き新法による特定医療費を受給する者は、激変緩和措置として、3年間(平成29
年12月末)の経過措置が適用されることとなっている。
なお、「スモン」、「難治性肝炎のうちの劇症肝炎」、「重症急性膵炎」、「プリオン病(ヒ
ト由来乾燥硬膜移植によるクロイツフェルト・ヤコブ病)」、「重症多形滲出性紅班(急性期)」
の5疾病は特定疾患医療給付事業として継続されているが、「スモン」以外の新規申請は認めら
れなくなった。また、愛知県単独で助成していた「難治性肝炎のうち血清肝炎」、「肝硬変」に
ついては、特定疾患医療給付事業として継続されている。
(1)
特定医療費受給者数(平成27年度末現在)
疾
患
総
名
旧制
度対
象疾
患
数
区分
計
人口
10万
対数
(単位:人)
性別(再掲)
男
年齢別(再掲)
10歳 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70歳
未満 19歳 29歳 39歳 49歳 59歳 69歳 以上
女
全体 2,177 567.7 1,052 1,125
原則
286 74.6
168
118
経過措置 1,891 493.1
884 1,007
原則
1
0.3
1
経過措置
2
0.5
2
原則
2
0.5
1
1
経過措置
22
5.7
13
9
0010 球脊髄性筋萎縮症
○
0020 筋萎縮性側索硬化症
○
0030 脊髄性筋萎縮症
○
経過措置
1
0.3
1
○
原則
経過措置
6
15
1.6
3.9
5
7
1
8
原則
47
12.3
27
20
経過措置
189
49.3
90
99
原則
1
0.3
1
経過措置
2
0.5
原則
1
0.3
1
経過措置
2
0.5
1
5
5
29 154 269 364 343 453 560
7 23 36 42 33 70 75
22 131 233 322 310 383 485
1
1
1
2
1
4 11
6
1
0040 原発性側索硬化症
0050 進行性核上性麻痺
0060 パーキンソン病
0070 大脳皮質基底核変性症
0080 ハンチントン病
○
○
○
2
2
4
12
2
11
34
7
46 134
1
2
1
2
1
1
1
1
1
1
0090 神経有棘赤血球症
0100 シャルコー・マリー
・トゥース病
原則
7
1.8
4
3
経過措置
52
13.6
20
32
4
4
原則
8
2.1
1
7
1
2
3
33
1
12
8.6
0.3
3.1
8
7
11
4
11
25
1
1
4
0140 慢性炎症性脱髄性多発神経炎/
○
多巣性運動ニューロパチー
経過措置
原則
経過措置
4
1
0150 封入体筋炎
原則
1
0.3
1
0110 重症筋無力症
○
1
2
1
1
2
9
10
15
10
0120 先天性筋無力症候群
0130 多発性硬化症/視神経
脊髄炎
○
262
2
6
1
2
1
5
1
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
旧制
度対
区分
象疾
患
性別(再掲)
計
人口
10万
対数
0180 脊髄小脳変性症(多系統
萎縮症を除く。)
原則
経過措置
原則
○
経過措置
2
15
6
29
0.5
3.9
1.6
7.6
2
10
5
13
5
1
16
0190 ライソゾーム病
○ 経過措置
3
0.8
2
1
0200 副腎白質ジストロフィー ○ 経過措置
2
0.5
2
疾
患
名
男
年齢別(再掲)
10歳 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70歳
未満 19歳 29歳 39歳 49歳 59歳 69歳 以上
女
0160 クロウ・深瀬症候群
0170 多系統萎縮症
○
0210 ミトコンドリア病
○ 原則
0220 もやもや病
○
0230 プリオン病
○
0240 亜急性硬化性全脳炎
○
原則
1
2
4
1.0
2
2
9.6
14
23
原則
1
0.3
○
原則
経過措置
5
8
1.3
2.1
0340 神経線維腫症
○
原則
経過措置
1
4
0350 天疱瘡
○ 経過措置
原則
経過措置
3
2
1
3
1
1
37
経過措置
2
8
4
2
11
1
1
1
1
1
2
7
2
10
2
5
1
1
1
9
8
1
3
0250 進行性多巣性白質脳症
0260 HTLV-1関連脊髄症
1
1
0270 特発性基底核石灰化症
0280 全身性アミロイドーシス
5
4
4
0.3
1.0
2
1
2
13
3.4
6
7
1
4
0.3
1.0
1
1
3
1
0.3
原則
経過措置
2
11
0.5
2.9
1
1
1
10
1
2
1
1
1
3
2
2
2
1
4
0290 ウルリッヒ病
0300 遠位型ミオパチー
0310 ベスレムミオパチー
0320 自己貪食空胞性ミオパ
チー
0330 シュワルツ・ヤンペル症
候群
1
1
1
5
3
0360 表皮水疱症
0370 膿胞性乾癬(汎発型)
○
0380 スティーヴンス・ジョン
ソン症候群
○ 原則
0390 中毒性表皮壊死症
○
0400 高安動脈炎
○
0410 巨細胞性動脈炎
○
0420 結節性多発動脈炎
○ 経過措置
8
2.1
5
3
0430 顕微鏡的多発血管炎
○
原則
経過措置
5
10
1.3
2.6
2
3
3
7
0440 多発血管炎性肉芽腫症
○ 経過措置
9
2.3
5
4
1
0.3
0450 好酸球性多発血管炎性
肉芽腫症
原則
263
1
1
1
2
1
1
2
2
1
3
4
1
3
4
5
2
3
1
1
4
2
1
1
1
1
2
2
1
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
疾
患
名
旧制
度対
区分
象疾
患
計
人口
10万
対数
性別(再掲)
男
年齢別(再掲)
10歳 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70歳
未満 19歳 29歳 39歳 49歳 59歳 69歳 以上
女
0460 悪性関節リウマチ
○ 経過措置
10
2.6
2
0470 バージャー病
○ 経過措置
7
1.8
7
原則
2
経過措置 128
原則
2
0.5
33.4
0.5
13
1
2
115
1
経過措置
41
10.7
9
32
原則
3
0.8
2
1
8
5
5
1
2
4
0480 原発性抗リン脂質抗体
症候群
0490 全身性エリテマトーデス ○
0500 皮膚筋炎/多発性筋炎
○
2
11
24
1
34
1
1
18
24
15
1
1
8
7
15
10
1
1
1
0510 全身性強皮症
○
経過措置
58
15.1
6
52
1
1
6
8
19
23
0520 混合性結合組織病
○ 経過措置
25
6.5
1
24
1
5
6
8
2
3
1
1
2
3
1
3
0530 シェーグレン症候群
原則
7
1.8
7
0540 成人スチル病
原則
4
1.0
4
0550 再発性多発軟骨炎
原則
1
0.3
1
原則
3
0.8
2
1
1
経過措置
43
11.2
19
24
3
原則
4
1.0
1
3
経過措置
35
9.1
24
11
原則
1
0.3
1
1
経過措置
1
0.3
1
1
原則
4
1.0
3
1
経過措置
33
8.6
9
24
原則
2
0.5
2
0560 ベーチェット病
0570 特発性拡張型心筋症
○
○
0580 肥大型心筋症
○
0590 拘束型心筋症
○
0600 再生不良性貧血
○
0610 自己免疫性溶血性貧血
1
0620 発作性夜間ヘモグロビ
ン尿症
0630 特発性血小板減少性紫
斑病
0640 血栓性血小板減少性紫
斑病
○
原則
経過措置
5
73
1.3
19.0
3
23
0650 原発性免疫不全症候群
○
原則
経過措置
6
1.6
6
0660 IgA 腎症
原則
8
2.1
4
4
0670 多発性嚢胞腎
原則
13
3.4
7
6
原則
経過措置
原則
経過措置
原則
経過措置
原則
経過措置
原則
経過措置
2
2
7
57
1
2
3
29
1
12
0.5
0.5
1.8
14.9
0.3
0.5
0.8
7.6
0.3
3.1
2
0680 黄色靱帯骨化症
○
0690 後縦靱帯骨化症
○
0700 広範脊柱管狭窄症
○
0710 特発性大腿骨頭壊死症
0720 下垂体性ADH分泌異
常症
0730 下垂体性TSH分泌亢
進症
○
○
○
264
1
5
9
2
3
20
1
4
13
1
1
1
1
2
50
1
2
1
1
3
1
8
1
1
2
2
4
4
8
1
4
3
1
8
5
8
3
1
9
11
11
1
5
17
1
1
2
15
1
29
1
2
1
3
4
2
2
1
2
7
38
1
1
1
14
19
1
1
14
1
1
1
1
5
29
2
9
8
4
1
1
2
9
1
9
3
4
5
3
1
2
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
旧制
度対
疾
患
名
区分
象疾
患
原則
0740 下垂体性PRL分泌亢
○
進症
経過措置
0750 クッシング病
0760 下垂体性ゴナドトロピ
ン分泌亢進症
0770 下垂体性成長ホルモン
分泌亢進症
0780 下垂体前葉機能低下症
0790 家族性高コレステロー
ル血症(ホモ接合体)
性別(再掲)
計
人口
10万
対数
1
12
0.3
3.1
2
0.5
2
14
5
32
0.5
3.7
1.3
8.3
1
7
4
16
1
7
1
16
原則
経過措置
原則
○
経過措置
1
55
12
9
0.3
14.3
3.1
2.3
18
9
4
1
37
3
5
○ 経過措置
4
1.0
2
原則
経過措置
1
6
0.3
1.6
原則
経過措置
4
66
○ 経過措置
○ 経過措置
男
1
4
年齢別(再掲)
10歳 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70歳
未満 19歳 29歳 39歳 49歳 59歳 69歳 以上
女
8
1
1
4
2
3
2
1
2
1
○
原則
経過措置
原則
○
経過措置
○
1
7
1
6
1
2
2
19
7
3
14
5
4
2
1
1
2
2
1
4
1
1
2
3
1.0
17.2
3
22
1
44
11
1
19
1
26
16
4.2
3
13
4
8
3
1
0.3
1
1
2
1
2
8
1
1
7
5
9
3
3
5
○
0800 甲状腺ホルモン不応症
0810 先天性副腎皮質酵素欠
損症
0820 先天性副腎低形成症
0830 アジソン病
0840 サルコイドーシス
0850 特発性間質性肺炎
0860 肺動脈性肺高血圧症
0870 肺静脈閉塞症/肺毛細
血管腫症
0880 慢性血栓塞栓性肺高血
圧症
○
○
0890 リンパ脈管筋腫症
○
0900 網膜色素変性症
○
0910 バッド・キアリ症候群
○
1
1
3
2
5
1
8
0920 特発性門脈圧亢進症
0930 原発性胆汁性肝硬変
原則
0940 原発性硬化性胆管炎
1
1
1
0950 自己免疫性肝炎
0960 クローン病
0970 潰瘍性大腸炎
原則
9
2.3
経過措置 126 32.9
原則
34
8.9
○
経過措置 504 131.4
○
8
102
23
300
1
24
11
204
1
2
3
1
4
4
29
3
60
2
37 28 18
10
6
9
95 118 110
0980 好酸球性消化管疾患
0990 慢性特発性偽性腸閉塞症
原則
1
0.3
1000 巨大膀胱短小結腸腸管
蠕動不全症
1010 腸管神経節細胞僅少症
1020 ルビンシュタイン・テイ
ビ症候群
1030 CFC症候群
265
1
1
7
4
65
1
4
1
51
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
旧制
度対
区分
象疾
患
計
人口
10万
対数
原則
1
0.3
1170 脊髄空洞症
原則
2
0.5
1630 特発性後天性全身性無
汗症
原則
1
0.3
1
1670 マルファン症候群
原則
3
0.8
2
1710 ウィルソン病
原則
1
0.3
1
2150 ファロー四徴症
原則
1
0.3
1
2200 急速進行性糸球体腎炎
原則
1
0.3
1
2220 一次性ネフローゼ症候
群
原則
14
3.7
8
6
2240 紫斑病性腎炎
原則
3
0.8
1
2
2260 間質性膀胱炎(ハンナ
型)
原則
1
0.3
1
2350 副甲状腺機能低下症
原則
1
0.3
1
2400 フェニルケトン尿症
原則
1
0.3
1
2710 強直性脊椎炎
原則
4
1.0
3
2820 先天性赤血球形成異常
性貧血
原則
1
0.3
1
2960 胆道閉鎖症
原則
1
0.3
3060 好酸球性副鼻腔炎
原則
2
0.5
疾
患
名
性別(再掲)
男
年齢別(再掲)
10歳 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70歳
未満 19歳 29歳 39歳 49歳 59歳 69歳 以上
女
1040 コステロ症候群
1050 チャージ症候群
1060 クリオピリン関連周期
熱症候群
1070 全身型若年性特発性関
節炎
1080 TNF受容体関連周期
性症候群
1090 非典型溶血性尿毒症症
候群
1
1
1100 ブラウ症候群
(2)
2
1
2
1
1
1
1
1
1
1
1
4
1
4
1
1
3
1
1
1
1
1
1
1
1
疾
総
患
数
名
計
23
6.0
スモン
1
0.3
劇症肝炎
2
0.5
重症急性膵炎
1
0.3
19
5.0
性別(再掲)
男
1
1
1
1
1
(単位:人)
年齢別(再掲)
10歳 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70歳
未満 19歳 29歳 39歳 49歳 59歳 69歳 以上
女
13
10
1
1
3
1
1
1
1
特定疾患医療給付事業受給者数(平成27年度末現在)
人口
10万
対数
2
1
7
11
1
1
1
1
1
血清肝炎
肝硬変
12
7
266
1
2
6
10
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
2
岡崎市難病対策ネットワーク会議
(1)
目的
岡崎市における難病対策及び小児慢性特定疾病対策について、関係機関のネットワーク体制
の強化を図り、難病患者及び小児慢性特定疾病児童等に対する総合的な支援体制を整備する。
(2)
(3)
内容
ア
関係機関との支援体制の整備・連携を推進する。
イ
難病患者及び小慢児童等の療養支援を円滑に実施するための支援計画の策定と評価を行う。
ウ
その他、ネットワーク確立と支援に必要な事項を協議する。
実施内容
開催日
7月29日
3
内
容
議題
「平成26年度難病対策事業実績報告」
「難病の患者に対する医療等に関する法律及び児童福祉
法の一部を改正する法律について」
「平成27年度事業計画(難病対策事業、小児慢性特定疾
病児童等自立支援事業)」
参加機関数
参加者数
17機関
18人
医療相談
(1)
目的
難病患者及びその家族の健康相談等で療養生活上の知識や技術を提供することにより、難病
患者及びその家族の療養生活を支援する。
(2)
対象者
難治性疾患と診断されたかたや診断のつかない症状のあるかた
(3)
実施場所
岡崎げんき館
(4)
従事者
医師、保健師、看護師、社会福祉士
267
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(5)
実施回数及び疾患名等内訳
疾患系統名
開催回数
神経系
4
(医師相談・
患者家族教室)
21
膠原病系
3
(医師相談)
10
内分泌系
1
(療養相談)
9
整形外科系
消化器系
腎臓内科
呼吸器系
循環器系
計
4
(1)
(単位:回・件・人)
1
(療養相談)
2
(療養相談・
患者家族教室)
1
(療養相談)
1
(療養相談)
1
(療養相談)
14
延件数
疾患名等
パーキンソン病(17)、多系統萎縮症(1)、脊髄小脳変性症(1)
不明(2)
全身性エリテマトーデス(3)、シェーグレン症候群(3)、顕微
鏡的多発血管炎(1)、皮膚筋炎(1)、リウマチ性多発筋痛症
(1)、リウマチ疑い(1)
下垂体性PRL分泌亢進症(3)、下垂体前葉機能低下症(3)、
下垂体性成長ホルモン分泌亢進症(2)、下垂体性ADH分泌
異常症(1)
7
後縦靭帯骨化症(6)、黄色靭帯骨化症(1)
9
クローン病(8)、潰瘍性大腸炎(1)
5
多発性嚢胞腎(5)
9
特発性間質性肺炎(9)
4
特発性拡張型心筋症(3)、不明(1)
74
療養相談
目的
難病患者の療養生活状況を把握し、難病患者やその家族が抱える日常生活上及び療養上の悩
みについて、保健師等により個別の相談、指導、助言等を行うことにより療養上の不安の軽減
を図るとともに、関係機関との連携の下にきめ細かな支援が必要な難病患者に対する適切な支
援を行う。
(2)
対象者
難病を主な要因とする身体の機能障がいや長期安静の必要から日常生活に著しい支障がある
在宅の難病患者で、保健、医療及び福祉の分野にわたる総合的なサービスの提供を要する患者
及びその家族、地域支援関係者等とする。特定医療費の新規申請時の面接は全ての患者を対象
とする。
面接後の支援の基準については、下記「支援フローチャート」のとおりで、訪問後の継続支
援については、対象者の状況に添い、判断することとすることとしている。また、困難ケース
については、難病担当による支援方針検討会で再考し、決定する。
なお、岡崎市避難行動要支援者登録者で、継続支援の必要性のない者については、少なくと
も年1回状況を確認する。
268
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
《支援フローチャート》
問題点
疾病
面接後の支援
筋委縮性側素硬化症(ALS)
1~2か月以内の訪問
球脊髄性筋委縮症
脊髄性筋萎縮症
症状が重症・悪化
医療依存度が高い
介護上問題あり
進行性核上性麻痺
パーキンソン病(若年の患者)
大脳皮質基底核変性症
ハンチントン病
3か月以内の訪問
経済的・生活上
の問題あり
精神的不安あり
6か月以内の訪問
脊髄小脳変性症
ミトコンドリア病
問題なし
次回申請時状況確認
プリオン病
筋ジストロフィー
支援に消極的
慢性炎症性脱髄性多発神経炎/多巣性運動ニューロパチー
多系統委縮症
上記の疾病以外の
問題なし
避難行動要支援者制度登録者
1年に1回の訪問
経済的・生活上
上記以外の者
の問題あり
精神的不安あり
6か月以内の訪問・面接等
問題なし
相談時対応
(3) 相談状況
内容
(単位:件)
訪問相談
面接相談
電話相談
H25年度
70
314
74
H26年度
99
284
71
H27年度
181
292
22
269
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
(4)
訪問相談
疾患別内訳
疾患名
(単位:件・人)
訪問相談
実件数
球脊髄性筋萎縮症
従事者延人数
延件数
保健師
看護師
社会福祉士
2
6
0
7
1
23
75
62
69
3
4
5
2
5
2
19
22
3
25
8
大脳皮質基底核変性症
1
2
0
2
2
ハンチントン病
1
3
2
3
0
重症筋無力症
4
6
1
9
1
多発性硬化症/視神経脊髄炎
1
1
0
1
0
慢性炎症性脱髄性多発神経炎
1
3
0
3
1
多系統萎縮症
8
13
10
12
1
脊髄小脳変性症
1
1
0
2
0
HTLV‐1関連脊髄症
1
1
1
1
0
顕微鏡的多発血管炎
3
3
0
4
2
悪性関節リウマチ
1
1
0
2
0
全身性エリテマトーデス
2
2
0
3
1
皮膚筋炎/多発性筋炎
1
1
0
1
0
全身性強皮症
2
8
1
12
0
混合性結合組織病
1
1
0
1
1
特発性血小板減少性紫斑病
1
1
0
1
0
後縦靱帯骨化症
2
2
0
2
1
下垂体前葉機能低下症
2
2
0
2
1
肺動脈性肺高血圧症※
5
5
1
7
1
特発性間質性肺炎※
6
6
2
7
1
慢性血栓塞栓性肺高血圧症
1
2
1
2
1
肺動脈性肺高血圧症
4
4
1
5
0
肝硬変
1
1
0
2
0
スティーヴンス・ジョンソン症候群
1
1
1
1
0
スモン
1
2
1
2
0
網膜色素変性症
1
1
0
1
1
101
181
89
194
29
筋萎縮性側索硬化症(ALS)
進行性核上性麻痺
パーキンソン病
計
※重複1
肺動脈性肺高血圧症に計上
270
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
5
患者家族教室
(1)
目的
難病患者及び家族が、疾病と介護について理解を深めるとともに、参加者相互が交流するこ
とにより、療養生活をより豊かに送ることができるように支援する。
(2)
対象者
難病と診断されている患者及びその家族、支援者等
(3)
周知方法
案内文の通知、広報掲載等
(4)
従事者
医師・保健師・看護師・社会福祉士等
(5)
実施内容及び受講状況
ア
患者家族教室
開催日
(単位:人)
テーマ
講
講演・療養相談「整形外科系難病のリハビリテ
8月4日 ーション~ロコモやサルコペニアはだれでも予
防が必要~」
講演「潰瘍性大腸炎、クローン病治療時の注意
9月6日 点-速やかなステロイド離脱と注意すべき感染
症-」
講演「シェーグレン症候群と上手に付き合うた
9月17日
めに~治療と療養生活上の工夫と注意点~」
師
医療法人三仁会あさひ病院
猪田 邦雄氏(医師)
名古屋市立大学病院
谷田
諭史氏(医師)
参加者数
16
16
藤田保健衛生大学病院
深谷 修作氏(医師)
41
葵セントラル病院
田口 栄一氏(医師)
93
11月13日
講演・療養相談「特発性間質性肺炎と上手に付 公立陶生病院
き合うために」
近藤 康博氏(医師)
30
12月15日
講演・療養相談「間脳下垂体機能障害の症状~ 藤田保健衛生大学
病気と治療について~」
伊藤 光泰氏(医師)
17
岡崎市民病院
朝田 啓明氏(医師)
11
10月20日 講演「パーキンソン病との付き合い方」
12月18日 講演・療養相談「多発性嚢胞腎について」
1月26日
講演「在宅で自分らしく暮らすために~在宅療 あおぞら在宅クリニック
養のすすめかた~」
大嶋 義之氏(医師)
1月29日 講演・療養相談「クローン病なんか怖くない」
2月22日
豊橋市民病院
岡村
正造氏(医師)
講演・療養相談「特発性拡張型心筋症の治療と 藤田保健衛生大学
生活」
加藤
計
271
靖周氏(医師)
20
9
6
259
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
ALSの集い
開催日
7月31日
(単位:人)
内
参加者数
容
患者
講演「嚥下のしくみと食べさせ方・発声訓練」
講師:あま市民病院 嚥下専門認定看護師 小酒井 千代美氏
10月26日 座談会~みなさんの療養生活をきいてみよう~
2月16日
6
講演「障がい福祉サービスについて」 講師:障がい福祉課職員
意思伝達装置体験会 講師:ヤガミホームヘルスセンター職員
家族 その他
3
4
3
3
9
2
3
8
2
難病地域ケア支援関係者等育成事業
(1)
難病地域ケア支援関係者研修
ア
目的
難病患者の在宅ケアに対する関係者の理解が深まり、適切なサービスの提供を推進できる
よう研修を実施するとともに、関係者相互の交流を支援する。
イ
対象者
難病患者在宅療養支援関係者
ウ
周知方法
各事業所に郵送にて案内
周知先
訪問看護ステーション、訪問介護事業所、訪問入浴事業所、通所介護リハビリ
テーション事業所、居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、相談支援事
業所、障がい福祉サービス訪問系サービス事業所
エ
場所
福祉会館6階ホール・岡崎げんき館
オ
1階多目的室
実施状況
開催日
(単位:人)
内
容
講演「難病の患者に対する医療等に関する法律」について」
講師:健康増進課保健師
8月14日
講演「神経変性疾患-多系統委縮症を中心に-」
講師:愛知医科大学 教授 道勇 学氏
講演「難病患者の心理社会的問題-当事者理解と援助の方法-」
9月8日
講師:金城学院大学 教授 浅野 正嗣氏
講演・事例検討「よりよい支援を目指して」
9月15日
講師:名古屋市立大学看護学部准教授 安東 由佳子氏
(2)
参加者数
50
48
138
40
ALS支援関係者情報交換会
ア
目的
筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者に関わる地域支援関係者(訪問看護事業所、居宅介護
支援事業所、地域包括支援センター等)の支援に関する知識を深め、保健所との連携を強化
し、関係者同士のALSに関する情報共有ができる機会を提供する。また、関係者相互の交
流を支援する。
272
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
イ
対象者
在宅療養中のALS患者を担当する介護支援専門員・訪問看護師等及び市内の地域包括支
援センター(基幹型含む)・訪問看護事業所職員
ウ
周知方法
対象となる機関へ郵送にて通知
エ
場所
岡崎げんき館
オ
2階
会議室
実施状況
(単位:人)
開催日
内
2月16日
(3)
参加者数
ALS支援関係者情報交換会
意志伝達装置体験、情報交換
講師:ヤガミホームヘルスセンター 職員
在宅療養生活調整会議
疾患名
7
容
10
(単位:人・件)
実患者数
延件数
筋萎縮性側索硬化症
8
20
球脊髄性筋萎縮症
1
2
重症筋無力症
1
2
特発性間質性肺炎
1
1
市民会議事業「病態別健康料理教室たんぽぽ」への支援
(1)
目的
岡崎げんき館市民会議事業として、岡崎市食生活改善協議会が実施する「障がい者料理教室」
について、難病患者の方々の食事の状態を把握し、障がいの内容に配慮した健康料理教室が運
営できるよう、相談支援を行う。
(2)
対象者
難病と診断されている患者及びその家族、支援者
(3)
周知方法
案内文の通知、広報掲載
(4)
従事者
保健師・看護師・社会福祉士・食生活改善推進員
(5)
実施内容及び受講状況
開催日
(単位:人)
対象疾患・内容
参加者数
7月15日
膠原病難病患者「手軽にできるお菓子作りと交流会」
3
9月16日
消化器系難病患者「家族みんなでうれしいレシピ」
3
1月20日
腎臓系病患者「おいしく減塩簡単レシピ」
2
計
8
273
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
8
自主グループ活動支援
(1)
目的
患者同士の仲間作りや情報交換を目的として活動する患者会が、地域で自主的に活動が継続
されるよう支援、助言する。
(2)
支援内容
活動開催に関する支援、参加者の健康観察、療養相談、運営に関する助言
ア
レインボー友の会(パーキンソン病)
(単位:人)
開催日
活動内容
参加者数
1 4月28日
会計報告、年間活動計画
10
2 5月26日
ちぎり絵
13
習字
10
絵手紙
11
5 11月24日
絵手紙
13
6 2月23日
絵手紙
14
7 3月22日
次年度役員選出・年間活動計画
14
3 6月23日
リハビリ(体操、早口言葉、発
声練習等)、情報交換
4 7月28日
計
イ
85
かがやき会(網膜色素変性症)
(単位:人)
開催日
活動内容
参加者数
1
9月28日
プレストーク「まず触ってみよう~各自の持ち寄りの機器を体験~
14
2
3月28日
次年度役員選出・次年度活動計画
10
計
9
24
防災教育
(1)
目的
難病患者・家族が症状や環境を念頭に置いて日常の防災意識を持ち、安心して療養生活を豊か
に送ることができるよう、防災知識の啓発をする。
(2)
災害時避難行動要支援者支援制度登録者数
59人(平成28年3月31日現在)
(3)
実施方法、内容等
実施方法
内
容
・医療費助成制度新規申請時に情報提供
災害時避難行動要支援者支援制度の案内 ・患者家族教室等での周知
・相談対応時に情報提供
緊急医療カードの配布
・特定医療費支給認定申請時等周知配布
災害時避難行動要支援者実態調査
(家庭訪問等)
・訪問等で年1回登録カードの内容更新
・家庭での災害対策について確認、助言
患者家族会での防災教育
・患者家族会等での防災意識の啓発
274
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
10
難病対策給付事業
(1)
技術支援
障害者総合支援法に基づく日常生活用具給付等事業について、難病患者からの申請時に障が
い福祉課からの依頼により訪問調査を行っている。
区
(単位:件)
分
調査件数
日常生活用具給付申請時の訪問調査
(2)
7
難病患者見舞金の支給状況
特定疾患医療給付事業受給対象者に、年額1万6千円の見舞金を支給している。
(単位:人・円)
支給人数
(3)
支給総額
H25年度
1,816
29,056,000
H26年度
2,022
32,352,000
H27年度
1,888
30,208,000
特定疾患医療給付事業等
愛知県では、いわゆる難病のうち、原因が不明であって、治療方法が確立していないなど、
治療が困難で、医療費などの経済的負担や介護などについて、家庭的にも精神的にも負担が大
きく、生活面への長期にわたる支障を来たす特定の疾患について、患者及びその家族の方の経
済的負担を軽くするための給付を行っており、本市では県からの特定疾患医療給付事業等の事
務に関する委託契約に基づき経由事務を実施している。
区
分
申請書経由
(継続)
計
(単位:件)
再交付
記載事項
変更届
転入届
返納届
特定疾患医療給付事業(7疾患)
34
31
0
1
0
2
先天性血液凝固因子障害等治療
研究事業(11疾患)
24
23
0
1
0
0
(4) 特定医療費
平成27年1月「難病の患者に対する医療等に関する法律」の施行に伴い、特定医療費制度が
始まった。以前の特定疾患医療給付事業からの移行申請者には3年間の経過措置が設けられて
いる。
本市では愛知県事務処理特例条例に基づき経由事務を実施している。
区
分
新法による申請
(平成27年1月1日以降に支給を開始した者)
経過措置対象者
※
申請書経由
新規
更新
336
取下げ
(単位:件)
変更申請 変更届
再交付
返還
84
2
4
22
1
6
10
1,887
(県外転入のみ)
-
20
254
41
348
申請件数は、1人で複数の疾患を同時に申請した場合は1件としている。
275
第3章 平成27年度事業実績【健康増進課】
11
考察
今年度の難病対策ネットワーク会議では、参加者から新たな法制化に伴う医療費助成に関する
質問が出され、制度自体の複雑で分かりにくい現状があることが理解できた。
また、就業年齢にある難病患者の就労に関心をもつ参加者もあり、患者の自立支援に向けた就
労支援機関も会議参加関係機関として新たに、加えていく意義を痛感した。
難病罹患による障害者手帳所持、加齢に伴い発症する難病と、訪問看護が関わる医療依存度の
高い患者や各地域包括支援センターの職員が関わる患者が多いことから、岡崎市介護サービス事
業者連絡協議会訪問看護小部会代表、地域包括支援センター(基幹型)の職員に参加していただ
き、関係機関との連携について意見交換を活発に行うことができたことで、本会議が支援の連携
強化の一翼を担うことができたのではないかと思われる。
療養相談では、支援の必要な患者に対し、統一した対応ができるよう事業実施要領を整備し、
フローチャートに則り、支援を開始できるよう体制づくりを図った。進行性の病気であるため、
患者の症状や介護状況を把握し、多くの事例に関わることにより職員のスキルアップを図り、病
気の進行に合わせて患者本人や関係者への支援を実施していきたい。また、医療依存度の高い患
者を面接相談にて適切に把握し、災害時における地域支援が必要なかたには災害時避難行動要支
援者登録を勧め、登録者数を51名から59名に増加することができた。個別支援計画づくりにも民
生委員、訪問看護職員等の地域支援者とともに参画し、災害時に迅速な支援ができるよう情報の
整理と必要な支援体制の編成が多少ともできたことは、他患者への個別支援計画の参考になるも
のと考えている。
専門相談については、講演も含めた療養相談を増やし、多くのかたに利用していただける機会
となった。しかし、法制化により個別性の高い疾患も指定難病として追加されたため、今後、希
少性にも着眼した個別相談の枠を持つことも検討していきたい。
患者家族教室として実施した筋萎縮性側索硬化症(ALS)のつどいについては、昨年に引き
続き交流会を中心とした事業を開催した。訪問等で関わることにより、患者家族のニーズも把握
できやすくなっているため、今後もテーマを決めて情報提供や講座と併せた交流会を開催してい
く予定である。
難病地域ケア支援関係者研修は、疾患についての講演として、医療費助成についてなどの知識
を深める1回目と、難病患者の心理社会的問題に関する2回目の講演、事例検討を中心とした3
回目の講演の、計3回開催した。今後も、地域支援者の人材育成や関係機関との連携強化にも努
めていきたい。
難病対策については、平成27年1月に法律が施行、7月に改正され、給付事業を円滑に進めて
いくことに重点が置かれた1年が早経過しようとしている。療養相談を根幹とする本来の保健所
機能のあり方を再度見直し、国・県の動向を踏まえ、取組むべき課題に向け、尽力していきたい。
276
【
動
物
総
合
セ
ン
タ
ー
】
第3章 平成27年度事業実績【動物総合センター】
第1
1
動物1班
化製場等の指導事業
化製場等の施設数及び監視指導状況
化製場
死亡獣畜 死 亡 獣 畜 処 法8条の
取 扱 場 理 場 外 処 理 準用施設
施設数
0
0
監視指導件数
-
-
-
動物の飼養
動 物
又は
処理場
収容施設
計
0
33
7
40
-
16
3
19
動物総合センターでは、動物愛護や公衆衛生上の観点から動物の飼養または収容施設、動物処
理場の監視指導を実施している。
2
犬登録事務事業
「狂犬病予防法」により、犬の飼い主には、飼い犬に生涯一度の登録及び年一度の狂犬病予防
注射の実施が義務付けられている。
4・5月に市民ホーム等を会場とした集合注射を実施し、また、市内及び近郊の動物病院に対
し犬の登録事務及び狂犬病予防注射済票の交付事務を委託し、実施率の向上を図っている。
犬登録等状況
実施場所
登録総頭数
新規登録頭数
注射頭数
集合注射会場数
動物病院
-
1,174
18,561
-
その他
-
725
3,199
-
25,068
1,899
21,760
77
計
登録総頭数はほぼ前年度並みであったが、注射実施率は前年度比2.2%増の86.8%であった。
注射を行っても注射済票の交付がされていないケースが数多くあると推測されるため、次年度
も予防注射実施及び予防注射実施済の届出についての啓発を継続実施していく。
3
動物愛護管理事業
「狂犬病予防法」、「動物の愛護及び管理に関する法律」及び「岡崎市動物の愛護及び管理に
関する条例」に基づき、放浪犬等の保護、動物の適正飼育管理指導、飼えなくなった犬・猫の引
取り等を行うほか、犬・猫の新たな家族さがしを行っている。
また、特定動物(ゾウ・ニホンザル等)の飼養・保管についても現地調査を実施するなど許可
業務を行っている。
277
第3章 平成27年度事業実績【動物総合センター】
(1)
犬の保護等実施状況
放浪犬等の保護頭数
117
放浪犬等の返還頭数(返還率)
71(60.6%)
犬・猫の引取り頭数
負傷動物保護頭数
苦情・相談件数
犬
19
猫
338
犬
0
猫
44
その他
1
犬
1,720
猫
966
その他(野生動物等)
犬による事故届件数
登録犬
22
無登録犬
1
許可件数(施設数)
特定動物飼養許可
1,166
5(3)
飼養許可頭数
監視指導件数(施設数)
168
5(3)
販売
63
保管
81
貸出し
9
訓練
15
展示
7
競りあっせん
1
第2種動物取扱業届出数
譲渡し
1
野生動物保護頭数
飼い主がないと想定できる
49
第1種動物取扱業登録数
犬・ねこの家族希望者への譲渡頭数(譲渡率)
犬
25(38.4%)
猫
127(33.4%)
特定外来生物及び愛知県指定種対応件数
32
(注1)特定動物の動物種は延べ3種(アジアゾウ、ニホンザル、アッサムモンキー)
(注2)特定外来生物及び愛知県指定種対応は環境保全課からの依頼等による。
保護の実施状況の前年対比は、放浪犬で36.7%減、犬の引取りは90%増、猫の引取りは8.8%
減、負傷動物は40.6%増であった。放浪犬の返還率の前年対比は、4.1%増となっている。
犬については、放浪犬の返還率が微増ではあるがほぼ横ばいである。
平成20年度より行っている犬・猫の家族希望者への譲渡率の前年対比は、犬で9.7%増、猫
で10.6%減であった。
278
第3章 平成27年度事業実績【動物総合センター】
(2)
ねこの避妊処置モデル事業
平成24年度より飼い主のいない猫を減らすことを目的とし、地域全体でそれら猫による被害
のある場合、市と地域が協力して、猫を捕獲し、メス猫は市が避妊手術を行い、オス猫は地域
住民により去勢手術を行い、その後その場で放すという事業を開始した。メス猫については、
猫エイズ及び猫白血病、猫ひっかき病の抗体検査を行い、実施地区へ結果をフィードバックす
ることで、飼い猫の室内飼育を積極的に啓発した。
実施地域数
3地域
(3)
避妊手術実施(メス猫)
去勢手術実施(オス猫)
9頭
(うち猫ひっかき病抗体陽性 0頭
猫エイズ陽性 0頭)
4頭
猫のマイクロチップ装着推進事業
平成26年度より動物病院の協力のもと、市内の飼い猫を避妊去勢する際に、無料でマイクロ
チップを装着する事業を開始した。飼い猫へのマイクロチップ装着(所有者明示)及び繁殖制
限の推進をすることで、猫の適正飼養の普及啓発を図り、所有者責任を明確にするとともに、
行方不明・事故・災害時における猫の対応を容易にすることを目的としている。
協力動物病院数
装着数
27病院
4
473頭
動物愛護普及啓発事業
「動物の愛護及び管理に関する法律」及び「岡崎市動物の愛護及び管理に関する条例」に基づ
き、動物は命あるものであることを認識し、むやみに子を産ませないため避妊手術の実施、動物
の習性を理解したうえでの終生飼養等について、パンフレット、チラシの作成配布等により普及
啓発事業を行い、動物愛護意識の高揚を図っている。
講座・イベント名
子犬の甘噛み対策教室
講 師
動物総合センター職員
開催日
会 場
5月16日(土)
参加者・組数
15組
3月19日(土)
5月23日(土)
成犬のしつけ方教室
(全4回)
垂谷 智子氏
5月30日(土)
8組
6月13日(土)
6月27日(土)
犬の引っ張り対策教室
あにもで保護された犬猫について調べて
みよう
センター犬について知ろう
~ロッキー編~
動物総合センター職員
6月21日(土)
動物総合センター
1組
7月25日(土)
動物総合センター職員
8月9日(日)
66人
8月23日(日)
動物総合センター職員
279
8月2日(日)
20名
第3章 平成27年度事業実績【動物総合センター】
講座・イベント名
講 師
開催日
会 場
参加者・組数
動物愛護週間イベント
犬とのふれあい
動物愛護週間クイズ・スタンプラリー
動物愛護ストラックアウト
犬猫の飼い方相談会
9月20日(日)
動物愛護ボランティア
動物総合センター職員
~
962人
9月26日(土)
(パネル展示・ポ
(24日(木)除く)
スター展除く)
動物愛護パネル展示
動物愛護ポスター展示
ご長寿犬猫のお祝い会
講演会『犬と猫の老いじたく~高齢ペッ
トとの付き合い方~』
―
9月21日(祝)
65組
中塚 圭子氏
9月27日(日)
78人
動物の遺棄防止及びふんの放置防止キャ
西三河Dog&Cat
ンペーン
動物愛護ボランティア
in南公園
動物総合センター職員
成犬の基本のしつけ方教室(全2回)
鈴木 登子美氏
井口 治美氏
岡崎市動物愛護ボランティア養成講座
垂谷 智子氏
動物総合センター職員
猫のかわいさ再発見!
動物総合センター職員
9月29日(火)
3月17日(木)
南公園
―
10月4日(日)
8組
10月24日(日)
4月~2月
動物総合センター
15組
全15回
11月29日(日)
8人
岡崎城下家康公秋まつり
パネルクイズ
犬猫の飼い方相談会
動物愛護ボランティア
動物愛護〇×クイズ
NPO法人しっぽいっぽの会
犬及び猫のマイクロチップの装着に関す
動物総合センター職員
11月7日(土)
11月8日(日)
乙川河川敷
606人
(パネル展除く)
るアンケート
動物愛護パネル展
高齢猫の病気と予防について
動物総合センター職員
興奮しやすい子犬の教室(全2回)
動物総合センター職員
12月5日(土)
6人
12月6日(日)
12月12日(土)
動物総合センター
5組
2月7日(日)
成犬のしつけ方教室(全4回)
垂谷 智子氏
2月14日(日)
2月28日(日)
8組
3月13日(日)
猫のつめとぎ対策教室
動物総合センター職員
2月21日(日)
老犬スクール(実技)
井口 治美氏
3月12日(土) 動物総合センター
犬とのふれあい
動物愛護ボランティア
動物総合センター職員
280
3月21日(日)
7人
8組(犬同伴)
3人(見学のみ)
15組31人
第3章 平成27年度事業実績【動物総合センター】
講座・イベント名
講 師
開催日
会 場
参加者・組数
4月5日(日)
4月29日(祝)
5月17日(日)
5月31日(日)
6月7日(土)
6月25日(木)
7月4日(土)
7月12日(日)
9月6日(日)
パピースクール
動物総合センター職員
9月13日(日)
10月12日(祝)
10月31日(土)
91組
動物総合センター
11月15日(日)
11月23日(祝)
12月26日(土)
1月11日(祝)
1月31日(日)
2月6日(土)
3月6日(日)
4月~3月毎月
Animoしつけ相談
HAP
事前講習会
動物総合センター職員
動物ふれあい教室
岡崎市獣医師会
なかよし教室
いのちの教室(全2回)
122組
全12回
動物愛護ボランティア
動物総合センター職員
動物総合センター職員
4月~3月毎月
64組
全12回
全11回
市内小学校
全50回
動物総合センター
2月8日(月)
2月18日(木)
形埜保育園
11箇所
38園
年長児15人
平成26年度に引き続き、平成27年度もしつけ教室・相談会・講演会等を定期的に開催すること
ができた。高齢犬猫を飼養する市民が多く、相談やそれに伴う飼育放棄も見られることから、平
成27年度は高齢犬猫の教室や講演会を充実させた。
さらに、岡崎城下家康公秋まつりへの出展及びなかよし教室の開催も引き続き行い、動物愛護
及び適正飼養について広く普及啓発することができた。
平成28年度においても動物愛護及び適正飼養啓発に結びつくさまざまなイベントを実施し、積
極的にイベント周知を行えるよう検討していきたい。
5
災害時の動物に関する対策
災害時の動物収容活動及び救援活動に関する協定東海地震等の大規模な災害発生時において、
市民の危害を防止すると同時に動物の生命救済を図るため、放浪犬等動物の一時収容について岡
崎市獣医師会と「災害時の動物収容活動及び救護活動に関する協定」を締結している。この協定
に基づき、収容した被災動物のための飼料の保管を岡崎市獣医師会に委託(災害時緊急用飼料保
管委託)している。平成27年度は15か所の動物病院にて飼料を保管した。
281
第3章 平成27年度事業実績【動物総合センター】
ペット同行避難訓練
平成27年8月30日及び平成27年10月25日にペット同行避難訓練を実施した。
(1)
実施場所及び参加者
実
施
日
実
施
場 所
平成27年8月30日
地域総合防災訓練愛宕小学校
平成27年10月25日
地域総合防災訓練矢作北小学校
(2)
参加者及び人数
一般参加者(犬同伴)4組
団体等ボランティア5人
岡崎市獣医師会会員獣医師1人
一般参加者(犬同伴)2組
団体等ボランティア15人
岡崎市獣医師会会員獣医師1人
訓練内容
犬を同伴している参加者にクレートトレーニングを体験してもらった。また、災害への備え
として必要な餌や水の備蓄、所有者明示、基本的なしつけ等についてのパネルの展示及びチラ
シを配布するとともに、5日分のめやすとなる量の餌や水、クレート等の災害準備として必要
な物品を展示し、ペットの防災対策を啓発した。
6
動物総合センターの施設利用状況
動物総合センターの多目的ホール及び研修室については、貸館として貸出しを行っている。
利 用 人 数
利用団体数
多目的ホール
785人(56件)
10団体
研
338人(22件)
10団体
修
室
多目的ホールについては、利用者数が減り、利用団体数はほぼ前年度並みであった。
研修室については、利用者数が増え、利用団体数は前年度と一緒であった。今後もペット同伴
が可能な施設として認知度を高め、新規利用者の利用促進を図りたい。
7
岡崎市動物行政推進協議会開催状況
平成23年3月に策定した「岡崎市動物行政推進計画」に基づき、動物行政に関する施策を効果
的かつ円滑に推進するために開催している。
回
数
第1回
第2回
開
催
月
日
内
容
平成27年5月29日(金)
平成26年までの度事業実績報告
平成27年度事業計画について
動物行政推進計画の見直しについて
平成28年3月17日(木)
平成27年度事業実績見込み
平成28年度事業計画について
動物行政推進計画の見直し案について
282
第3章 平成27年度事業実績【動物総合センター】
第2
1
動物2班
東公園動物園管理事業
(1)
動物園管理運営業務
来園者に動物や動物園をより身近に感じ楽しく学んでもらうことを目的に行っている参加型
のイベントで「動物博士になろうシリーズ」は昨年度、「ウマ編」と「カメ編」に加え、新規
に「ミーアキャット&プレリードッグ編」を開催したが、2日間参加しないと認定証が発行さ
れず、参加者より縛りがきついとの意見があったことから、動物博士シリーズのライト版とし
て「親子で学ぼう動物園シリーズ」として1回のみの開催を企画した。また、幼い子供を対象
とし、動物の動きを真似して体を動かす「あにまねウォッチ」を新規に開催し、幅広い年齢層
が参加し楽しく学べる機会を増やしてきた。
今年度は、アジアゾウ舎の改築工事があり、来園者の安全やゾウの体調管理のため、エサや
りは当初しない方針だったが、ゾウのストレス軽減になり、また来園者サービスを維持する目
的で、エサやり用のベルトコンベアーを移設し、エサやりを出来るようにした。
冬場は集客力が落ちるため、冬休みの間、室内で遊べるよう動物に因んだかるたや双六を置
き、寒くても楽しめるようにした。昨年実施したサルへの落花生のエサやりを節分の日のイベ
ントとしてグレードアップして、季節感を強調した。
リピーター増加のためにメールマガジン配信を始めたが、利用者に特典をつけ、集客の安定
化を図りたい。
ア
飼育動物点数(平成28年3月31日現在)
24種170点(哺乳類:13種136点 鳥類:8種30点 爬虫類:3種4点)
イ
入園者数など
動物園の入園者数
合
計
遠足利用
269,020人
合
(単位:回・人)
計
クジャク
シカ
ラマ
ゾウ
マーラ
プレリードッグ
動物名
リスザル
スポットガイド、お食事タイム
ニホンザル
ウ
11,427人
実施回数
15
57
42
41
55
55
60
59
384
観覧者数
1,192
1,525
1,090
990
1,560
1,170
1,240
1,220
9,987
ニホンザルのお食事タイムには「やきいも」を含む。
283
第3章 平成27年度事業実績【動物総合センター】
エ
ふれあい事業(参加者数)
モルモット
一般
団体
25,939
ヒツジ
ヤギ
リクガメ
ウサギ
16,006
7,836
7,307
706
26,645
オ
(単位:人)
ウマ
乗馬
ふれあい
1,442
5,349
散歩
1,677
8,468
参加人数
合計
66,262
餌やり体験
ゾウ
シカ
19,945
水鳥
44,512
サル
29,156
皿数合計
9,595
103,208
シカにはラマの餌やり体験(1,693組)を含む。
カ
職場体験の受け入れ
中 学 校
13校
40人
高校・専門学校・大学
3校
5人
教諭(ボランティア研修)
2校
2人
18校
47人
合
キ
計
飼育指導、職場見学など
動物の死に直面した時のことについてのインタビュー
6月16日
中京大学
キャリアデザインライブ
6月17日
甲山中学校
爬虫類について質問
7月22日
愛教大付属中学校
合
ク
計
2人
120人
2人
124人
出前講座
ウサギについて
4月30日 本宿小学校
109人
チャボの飼育について
5月28日 連尺小学校
72人
ゾウさんのウンチで紙作り
7月3日 根石小学校
10人
モルモットのふれあい
8月18日、3月16日 福祉の村
モルモットの飼い方
10月14日 城南小学校
11人
東公園動物園について
1月14日 根石小学校
37人
動物について質問
2月26日 矢作北中学校
6人
合
計
284
各30人
305人
第3章 平成27年度事業実績【動物総合センター】
ケ
コ
ワークショップ
ハニーハント
4月19日、5月10日
各9組27人
ヒツジの毛でフェルトボール作り(ヒツジ毛刈りにて)
5月6日
動物博士になろう「ウマ」編
6月7日・14日
5組16人
動物博士になろう「カメ」編
6月21日・28日
6組17人
どうぶつえんうんち探検隊
7月25日
8組25人
ヒツジをつくろう
9月7日・13日
8組22人
エッグアート
9月12日
4組12人
親子で学ぶ動物園「ニホンザル編」
11月15日
5組13人
あにまねウォッチ
11月29日
18人
ゾウさんのウンチで紙作り
12月5日、3月19日
18組54人
ウマの毛で筆型キーホルダー作り
12月19日
10組30人
ヒツジの毛でつくろう
12月26日
5組14人
親子で学ぶ動物園「ミーアキャット編」
3月5日
7組20人
150人
イベント
どうぶつ絵本の読み聞かせ
毎月第2水曜日(全8回)
ゾウのふじ子誕生日会
4月10日~12日
飼育員に挑戦
4月19日
動物人気投票
4月25日~5月6日
動物園写生会
5月2日~6日
80人
飼育員とまわる動物園
5月2日~6日
9月19日~23日
98人
110人
みんなの動物園
5月2日~6日
―
ふきだしコメントをいれよう
5月2日~6日
9月19日~23日
―
261人
69人
400人
88人
2,167人
どうぶつ〇×クイズ(東公園まつり) 5月9日
40人
出張動物園(竹島水族館へ行く)
5月10日
17日
400人
337人
どうぶつえんうらがわ探検
夏休み期間中の土、日(全13日)
出張水族館(碧南海浜水族館が来園)
8月8日
9日
フェルトボール縁日
8月11日~14日
親子で飼育体験
出張水族館(竹島水族館が来園)
8月15日
22日
8月16日
23日
285
71組236人
147人
230人
22人
25人
32人
6組12人
3組6人
315人
505人
第3章 平成27年度事業実績【動物総合センター】
ウンが付くしおり配布
10月1日~1月31日
リスザルと仲良くなろう
10月17日
5組12人
出張動物園(碧南海浜水族館へ行く)
10月24日
25日
335人
444人
ニホンザルイケメングランプリ
12月5日~26日
785人
干支交代式
1月3日
150人
どうぶつえんでお正月
1月5日~11日
―
サルのパネル展
1月5日~29日
―
節分イベント
1月30日
31日
岡崎市東公園動物園写真展
2月7日~21日
サルの日イベント
3月6日
104人
27人
30人
―
14組22人
なかよし教室(動物1班と協働開催) 4月~12月(全50回)
(2)
市内公立保育園38園
動物園動物診療業務
動物園動物の健康管理・疾病治療を家畜診療業務も含め3人の獣医師で行っている。
診療業務には多くの知識と経験が必要であるため、他の園館の獣医師との症例検討会に出席
し、情報交換を行い、場合によっては直接指導者を招き、治療を行っている。センター内の整
備された設備・機器等を活用し、迅速な治療方針の検討を実施している。また、ふれあい動物
に対しては定期的な糞便検査や年間を通した駆虫プログラム等により、動物由来感染症に一層
注意を払っている。その他、各種疾病予防ワクチンの接種や死亡動物の検案も行っている。
検査・予防・治療・検案
対象疾病及び手段
対象動物
結果
糞便
寄生虫(虫卵検査) 線虫・吸虫・鞭虫
全動物
陰性
検査
細菌検査
サルモネラ・O157・カンピロバクター
全動物
陰性
予防接種
馬インフルエンザ・日本脳炎・破傷風
馬・豚
延べ14頭
駆
3か月毎イベルメクチン製剤投与(馬
はイベルメクチン・プラジクアンテル合
剤と交互に使用)
哺乳類
年4回
予防
治
療
検
案
虫
罹患動物
肉眼所見(一部細菌検査)
286
死亡動物全個体
延べ373回
20件
第3章 平成27年度事業実績【動物総合センター】
2
野生蜂駆除事業
スズメバチ等による刺傷事故のない安全な街づくりを目指し、市民からスズメバチ及びミツバ
チの営巣や分蜂の情報を受け巣の除去等を行っている。
除去の状況は、平成20・21年度は連続して600件以上あったが、平成22年度は気象状況により
367件と減少した。
しかし、平成23年度から500件台へ増加し、以後平成26年度まで連続して500件台で推移してき
たが、平成27年度は突如810件と大幅な増加となった。
なお、除去件数以外に、業者に発注したもののスズメバチ及びミツバチでなかったケースやア
シナガバチの巣の除去方法の説明で了解を得たケースもある。
また、除去業務だけに止まらず、ミツバチについては農業生産にとって非常に重要な働きをし
ていることを啓発するため、イベント(ハニーハント)を企画し、ミツバチの働きの講演及び採
蜜体験を行っている。
3
家畜診療事業
家畜の疾病治療・予防を実施するとともに適正な飼養管理と動物医薬品の適正使用を推進する
ことにより、安全で安定した畜産物の生産を図り、市内の畜産振興の一端を担っている。
牛、豚については家畜防疫関係団体と協力して予防接種事業を実施し、伝染病の発生予防に努
めている。
H26年度以降、夏季の乳房炎が多数発生し、乳汁検査件数も増加傾向にある。
家畜診療件数(共済適用)
594件
家畜診療件数(共済外)
145件
予防接種実施件数(豚)
550頭(日本脳炎・パルボ)440頭(丹毒・AR)
予防接種件数(牛)
911頭(異常産・呼吸器系疾患)
乳汁検査件数
335件
血液検査件数
84件
延べ診療回数
287
2,466回
第3章 平成27年度事業実績【動物総合センター】
288
参
考
資
料
参考資料
【参考1】
演
学会等発表一覧
題
学会名等
発表年月日
発表者等
腸管出血性大腸菌検査法に関
する一提案
平成27年度保健所等試験検査技術研
修会(名古屋市)
日常診療のケーススタディー
(公社)日本動物園水族館協会 第
140回中部ブロック獣医師研究会(石
川県)
岡崎市の地域連携パス事業につ
いて
平成27年度結核予防技術者地区別講
習会(東海北陸地区)(金沢市)
平成27年7月9日 望月真吾
市立幼稚園及び保育園児を対
象とした動物愛護教室について
全国動物管理関係事業所協議会中部
ブロック会議
平成27年7月30日 松村雅子、淺野徳子
中根千鶴、中根勇
狩野弘生
ジビエ(イノシシ、シカ)のE
型肝炎ウイルス保有状況
平成27年度獣医公衆衛生学会(中部地
区)(新潟市)
平成27年8月30日 春日井昭豊、日名地洋介
伊藤寛将、北村深夏
春日井昭豊、小林哲夫
日常診療のケーススタディー
(公社)日本動物園水族館協会 第
141回中部ブロック獣医師研究会(名
古屋市)
平成27年9月9日 久野恭子
市立幼稚園及び保育園児を対
象とした動物愛護教室について
全国動物管理関係事業所協議会全国
会議
平成27年11月13日 松村雅子、淺野徳子
中根千鶴、中根勇
狩野弘生
日常診療のケーススタディー
(公社)日本動物園水族館協会 第
142回中部ブロック獣医師研究会(名
古屋市)
平成27年12月9日 久野恭子
東公園ゾウ舎改築工事
(公社)日本動物園水族館協会 第
111回中部ブロック飼育技術者研修会
(岡崎市(当園))
平成27年12月10日 小川敬史
もやしをおいしく安全に
平成27年度愛知県公衆衛生研究会(知
多郡東浦町)
岡崎市におけるIGRA検査の
評価について
平成27年度愛知県公衆衛生研究会(知
多郡東浦町)
平成28年1月15日 松尾貴子、春日井昭豊
北村深夏、岡田みどり
伊藤寛将、浅野拓也
大塚博未、森田秀樹
中根邦彦、大林里衣
磯谷健治、板倉裕子
糟谷慶一、片岡博喜
平成28年1月15日 望月真吾、髙須恵理
有賀みはる、深瀬文昭
藤墳展江、玉置祐子
土屋啓三、片岡泉
糟谷慶一、片岡博喜
289
平成27年5月15日 中根邦彦、大林里衣
日名地洋介、磯谷健治
糟谷慶一、片岡博喜
平成27年6月10日 工藤有加
参考資料
岡崎市民の野菜摂取量における
現状と課題
【優秀賞受賞】
児童の生活習慣改善教室「親子
で学んでからだ元気教室」の取
組み
クリーニング所における指定洗
濯物の取扱い状況の実態調査
平成27年度愛知県公衆衛生研究会(知
多郡東浦町)
平成27年度愛知県公衆衛生研究会(知
多郡東浦町)
西三河支部生活環境安全関係実務研
修会(豊田市)
保健所技術系職員研修に参加
して
西三河支部生活環境安全関係実務研
修会(豊田市)
食品関係施設における自主衛生
管理促進に向けた取り組み
平成27年度愛知県食品衛生監視員協
議会西三河ブロック研修会(刈谷市)
スプレー容器に分注後の消毒用
アルコールの濃度変化について
平成27年度愛知県食品衛生監視員協
議会西三河ブロック研修会(刈谷市)
クリーニング所における指定洗
濯物の取扱い状況の実態調査
生活環境安全関係実務研修会(名古屋
市)
ノロウイルスの遺伝子型につい
て(第2報)
平成27年度西三河地区保健所試験検
査技術研修会(刈谷市)
岡崎市におけるジビエ(イノシ 平成27年度西三河地区保健所試験検
シおよびシカ)のE型肝炎ウイ 査技術研修会(刈谷市)
ルス感染状況調査(情報提供)
日常診療のケーススタディー
(公社)日本動物園水族館協会 第
143回中部ブロック獣医師研究会(福
井県)
Escherichia coli
Journal of Clinical Microbiology
O-Genotyping PCR: a
Comprehensive and Practical
Platform for Molecular O
Serogrouping.
2010年4月から2014年11月の岡 食品衛生学雑誌
崎市におけるジビエ(イノシシ
およびシカ)のE型肝炎ウイル
ス感染状況調査
Long-term Colonization by
Applied and Environmental
blaCTX-M-Harboring
Microbiology
Escherichia coli in Healthy
Japanese People Engaged in
Food Handling
Inter-laboratory Study to
Biocontrol Science
Validate New Rapid Screening
Methods for Kudoa
septempunctata
290
平成28年1月15日 川合弘晃、小林哲夫、
桑原純子、橋口明、
小幡実、片岡博喜、
鈴木司朗
平成28年1月15日 岩越美樹、青山政美、
石原里恵、加藤麻倫子、
小幡実、片岡博喜
平成28年1月29日 宮地孝昌、今井和弘
中山貴喜、大竹弘俊
糟谷慶一、片岡博喜
平成28年1月29日 今井和弘、宮地孝昌
中山貴喜、大竹弘俊
糟谷慶一、片岡博喜
平成28年2月5日 春日井昭豊、北村深夏
岡田みどり、伊藤寛将
浅野拓也、大塚博未
森田秀樹、松尾貴子
板倉裕子、糟谷慶一
片岡博喜
平成28年2月5日 松尾貴子、春日井昭豊
北村深夏、岡田みどり
伊藤寛将、浅野拓也
大塚博未、森田秀樹
中根邦彦、板倉裕子
糟谷慶一、片岡博喜
平成28年2月23日 宮地孝昌、今井和弘
中山貴喜、大竹弘俊
糟谷慶一、片岡博喜
平成27年3月4日 大林里衣、中根邦彦
磯谷健治、糟谷慶
片岡博喜
平成27年3月4日 中根邦彦、大林里衣
磯谷健治、糟谷慶一
片岡博喜
平成28年3月9日 工藤有加
53(8):2427-32.
32(4),192-198,
2015
Atsushi Iguchi,
et al. and Pathogenic
E. coli working group
(Kunihiko Nakane,
et al.)
中根邦彦、伊藤寛将、磯
谷健治、板倉裕子、糟谷
慶一、小林慎一
82(6),
1818-1827,2016
Kunihiko Nakane,
Kumiko Kawamura,
Kensuke Goto,
Yoshichika Arakawa
2016
Vol.21,No.2
Takahiro Ohnishi,
Kunihiko Nakane,
et al.
参考資料
【参考2】 保健所学生等実習
対
象
看護師
・
保健師学生
施
設
名
実
豊橋創造大学
期 間
平成27年4月15日
オリエンテーション
平成27年5月~7月
【各グループ18日】
平成27年4月15日
オリエンテーション
平成27年7月~8月
【各グループ16日】
平成27年10月~12月
【各グループ6~8日】
日本赤十字豊田看護大学
名古屋医専
薬学生
習
一般社団法人岡崎薬剤師会
平成27年7月2日
平成27年10月29日
職場体験学習
(保健部)
甲山中学校
額田中学校
平成27年10月20日~22日
平成27年11月15日・17日
職場体験実習
(動物園)
城南小学校
岡崎特別支援学校
安城南高等学校
名古屋コミュニケーションアート専門学校
平成27年7月26日・27日
平成27年8月11日・12日
平成27年8月14日・15日
平成27年9月6日~19日
平成28年2月24日~3月8日
平成27年10月22日~11月19日
平成27年5月20日~22日
平成27年6月2・3日
平成27年6月4日
平成27年6月9日~11日
平成27年6月16日~18日
平成27年6月30日~7月2日
平成27年8月18日~20日
平成27年8月25日~27日
平成27年10月7日~9日
平成27年10月20日~22日
平成27年11月11日~13日
平成27年11月17日~19日
平成27年11月17日~18日
平成27年6月2日~3日
平成27年6月9日~11日
平成27年6月16日~18日
平成27年8月18日~20日
平成27年8月25日~27日
平成27年10月7日~9日
平成27年10月20日~22日
平成27年11月11日~13日
平成27年11月17日~18日
職場体験学習
(動物園)
(あにも)
東京動物専門学校
豊川市立御津中学校
葵中学校
矢作中学校
翔南中学校
豊田市立松平中学校
六ツ美北中学校
福岡中学校
竜海中学校
東海中学校
北中学校
矢作北中学校
美川中学校
額田中学校
葵中学校
翔南中学校
豊田市立松平中学校
福岡中学校
竜海中学校
東海中学校
北中学校
竜南中学校
額田中学校
291
実習人員
2グループ
×2人
計4人
1グループ
×3人
計3人
4グループ
×4人
計12人
8人
(含む引率2名)
8人
(含む引率2名)
1人
1人
1人
1人
1人
1人
2人
1人
3人
4人
2人
4人
1人
4人
4人
3人
3人
4人
4人
3人
1人
2人
2人
1人
2人
2人
2人
2人
2人
2人
参考資料
対
象
レクチャー
(動物園)
学習
(動物園)
(あにも)
施
設
名
実
本宿小学校
連尺小学校
根石小学校
習
期 間
平成27年4月30日
平成27年5月28日
平成27年7月3日
平成28年1月14日
平成27年10月14日
平成28年2月26日
平成27年6月16日
平成27年6月17日
平成27年7月22日
平成27年8月13日
平成27年11月20日
城南小学校
矢作北中学校
中京大学
甲山中学校
愛教大附属中学校
光ヶ丘女子高校
三島小学校
292
実習人員
109人
72人
10人
37人
11人
6人
2人
120人
2人
1人
180人
参考資料
【参考3】
各種協議会等委員名簿
岡崎市感染症診査協議会(任期:平成27年4月1日~平成29年3月31日)
役職
氏
名
会長
奥野
元保
愛知県がんセンター愛知病院呼吸器内科部長
委員
辻
健史
岡崎市民病院小児科部長
安西
幸治
一般社団法人岡崎市医師会会員
牧
原田
眞由美
真典
備
考
岡崎人権擁護委員協議会人権擁護委員
愛知県弁護士会西三河支部会員
※平成28年4月1日現在
岡崎市食育推進会議(任期:平成27年10月20日~平成29年10月19日)
役職
氏
名
備
会長
内田
康宏
岡崎市長
委員
安藤
明美
愛知学泉大学
家政学部長 教授
小野
琢
愛知産業大学
准教授
山田
悠莉
岡崎女子短期大学講師
石川沙都江
愛知県私立幼稚園連盟岡崎支部
神谷
あいち三河農業協同組合
六雄
考
支部長
代表理事専務
長谷川雅一
一般社団法人岡崎市医師会 副会長
和田
昭
一般社団法人岡崎歯科医師会 会長
高村
俊史
一般社団法人岡崎薬剤師会 副会長
浅田
英嗣
岡崎栄養士会
武田
知子
岡崎市食生活改善協議会
早川
勝博
岡崎市食品衛生協会 会長
服部
良男
岡崎商工会議所
市川
文勇
岡崎市六ツ美商工会 顧問
山内
隆一
岡崎市ぬかた商工会 会長
木下
好美
市民公募
近田
美咲
市民公募
寺田
雄司
岡崎市副市長
高橋
淳
岡崎市教育長
会長
副会頭
※平成28年3月31日現在
293
会長
参考資料
岡崎市地域保健推進協議会(任期:平成25年7月1日~平成27年6月30日)
役職
氏
名
備
会長
小森
保生
一般社団法人岡崎市医師会長
副会長
早川
勝博
岡崎市食品衛生協会長
委員
和田
昭
太田
義穂
石川
優
武田
知子
岡崎市食生活改善協議会長
山内
和久
岡崎警察署長
合田
光昭
岡崎市獣医師会長
安藤
直哉
岡崎市教育委員会教育監
木村
次郎
岡崎市民病院長
齋藤
眞澄
岡崎商工会議所専務理事
古田
学
西三河福祉相談センター長
太田
義穂
岡崎げんき館市民会議代表
考
一般社団法人岡崎歯科医師会長
一般社団法人岡崎薬剤師会長
社会福祉法人岡崎市社会福祉協議会長
千賀とみ子
愛知県健康づくりリーダー連絡協議会 西三河南部ブロック岡崎支部長
井本
自然科学研究機構 生理学研究所長
敬二
※平成28年3月31日現在
岡崎市感染症対策協議会(任期:平成26年9月1日~平成28年8月31日)
役職
氏
名
備
考
会長
小原
淳
委員
太田
憲明
一般社団法人岡崎歯科医師会副会長
太田
義穂
一般社団法人岡崎薬剤師会会長
奥野
元保
愛知県がんセンター愛知病院呼吸器内科部長
辻
健史
岡崎市民病院小児科部長
一般社団法人岡崎市医師会副会長
※平成28年4月1日現在
岡崎市新型インフルエンザ等対策専門家会議(平成27年度)
役
職
氏
名
備
考
議長
小原
淳
一般社団法人岡崎市医師会副会長
構成員
太田
義穂
一般社団法人岡崎薬剤師会会長
奥野
元保
愛知県がんセンター愛知病院呼吸器内科部長
辻
健史
岡崎市民病院小児科部長
※平成28年3月31日現在
294
参考資料
岡崎市食の安全・安心推進協議会(任期:平成 27 年4月1日~平成 29 年3月 31 日)
役職
氏
名
備
考
委員
磯村
隆樹
愛知県生活協同組合連合会生活協同組合コープあいち常務理事
今泉
清子
岡崎市食生活改善協議会
岩月
定治
市民公募
小野
琢
愛知産業大学准教授
齊藤久和子
岡崎消費者生活学校
阪中
專二
愛知学泉大学教授
佐藤
猛男
市民公募
庄子
久子
愛知消費者協会西三河支部
早川
勝博
岡崎市食品衛生協会会長
原田
俊子
JA あいち三河女性部部長
※平成 28 年4月1日現在
※委員名は五十音順
健康おかざき21計画推進協議会(任期:平成27年4月1日~平成29年3月31日)
役職
氏
名
備
議長
安藤
明美
愛知学泉大学
家政学部教授
委員
大野
晴己
豊橋創造大学
客員教授
小原
淳
藤原
正寛
岡崎歯科医師会副会長
太田
義穂
岡崎薬剤師会副会長
浅田
英嗣
岡崎栄養士会会長
鈴木
千里
愛知県歯科衛生士会岡崎支部長
杉浦
昌幸
岡崎商工会議所
豊田
猶子
岡崎市民生委員児童委員協議会
鷲山
幸男
岡崎市老人クラブ連合会副会長
近藤
恵子
岡崎げんき館市民会議副代表
考
岡崎市医師会副会長
中小企業相談所所長
主任児童委員連絡会
副連絡会長
千賀とみ子
愛知県健康づくりリーダー連絡協議会 西三河南部ブロック岡崎支部長
武田
岡崎市食生活改善協議会長
知子
月東佳寿美
岡崎市健康推進員
河津
知佳
市民代表(公募)
都筑由紀子
市民代表(公募)
※平成28年3月31日現在
295
参考資料
岡崎市動物行政推進協議会(任期:平成27年4月1日~平成28年3月31日)
役職
氏
名
備
会長
矢部
隆
副会長
合田
光昭
JAあいち経済連農畜産物衛生研究所元技術参与
委員
石原
和幸
岡崎市獣医師会副会長
庄村
勇人
名城大学大学院准教授
杉浦
清丸
岡崎野鳥の会元会長
愛知学泉大学教授
杉浦智惠子
NPO法人しっぽいっぽの会元副代表
添田
有香
市民公募
福田
澄代
市民公募
古澤
博子
市民公募
牧
良
考
株式会社アイピーシー代表取締役
山本
克正
岡崎幸田畜産連合副代表
脇田
亮治
一般社団法人全国ペット協会専務理事
※平成27年4月1日現在
※委員名は五十音順
296
参考資料
岡崎地区薬物乱用防止推進協議会(平成27年4月1日現在)
氏
名
備
考
鈴木
育男
岡崎保護区保護司会長(薬物乱用防止指導員兼務)
山口
陸代
岡崎保護区更生保護女性会副会長
鈴木
信高
日本ボーイスカウト三河葵地区協議会会計、事務担当
谷山
泰代
ガールスカウト岡崎地区協議会会長
磯村
和正
岡崎市学校薬剤師会長
山本
達雄
岡崎ライオンズクラブ
石川
光昭
岡崎南ライオンズクラブ
ライオンズクエスト薬物乱用防止委員会委員長
織田
昭弘
岡崎葵ライオンズクラブ
市民社会奉仕委員長
長坂
宏子
岡崎竜城ライオンズクラブ
青少年育成委員会委員長
平松
聿司
岡崎中央ライオンズクラブ
ライオンズクエスト・薬物乱用防止委員長
清竹
妙子
岡崎さくらライオンズクラブ 薬物乱用防止委員長
井田
達也
額田ライオンズクラブ市民教育委員長
三浦
久直
愛知県岡崎警察署刑事課長代理
鈴木
弘
加藤
有悟
岡崎市教育委員会学校指導課長
片岡
博喜
岡崎市保健所長
糟谷
慶一
岡崎市保健部生活衛生課長
柴田
辰夫
薬物乱用防止指導員
丸本洋之助
薬物乱用防止指導員
東埜
禮子
薬物乱用防止指導員
松島
千秋
薬物乱用防止指導員
山本
清美
薬物乱用防止指導員
近藤
憲康
薬物乱用防止指導員
今村
直美
薬物乱用防止指導員
金原
孝典
薬物乱用防止指導員
茂刈
稔
薬物乱用防止指導員
小栁
好直
薬物乱用防止指導員
野村
善弘
薬物乱用防止指導員
稲垣
良美
薬物乱用防止指導員
柴田
歳近
薬物乱用防止指導員
稲葉きく江
薬物乱用防止指導員
内藤
邦彦
薬物乱用防止指導員
光田
光義
薬物乱用防止指導員
廣田
信雄
薬物乱用防止指導員
藤江
敏雄
薬物乱用防止指導員
ライオンズクエスト薬物乱用防止レオ委員長
岡崎市福祉部次長
297
参考資料
298
平成28年度 保健所事業概要
発
行
平成28年6月
編
集
岡崎市保健所
〒444-8545
岡崎市若宮町二丁目1番地1
電
話
0564-23-6179
FAX
0564-23-5041
URL http://www.city.okazaki.lg.jp
Fly UP