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ユーザーズ・マニュアル | O2 - M

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ユーザーズ・マニュアル | O2 - M
O2
ユーザーズ・マニュアル
はじめに
この度は、M-Audio O 2 をお買い上げ頂きまして誠に有難うございます。M-Audio初のUSB MIDIコントローラであるOxygen8の流れを汲んだM-Audio
O 2は、より洗練されたデザインに機能を充実させ更にパワーアップしました。ノートブックコンピュータと共に余裕でバッグに収納できるスリムライン。ベースパ
ートを演奏したり、ドラムパターンをプログラムしたり、エフェクトをかけたり、バーチャルスタジオとしてパラメータを微調整したり、様々なシーンをいつでもど
こでも簡単に演出します。
ハーフアクションベロシティセンシティブフルサイズ25鍵盤、アサイン可能なノブ8系統、アサイン可能なボタン8系統などリアルタイム・コントロール機能が満
載でライブ演奏やプログラミングに最適です。USBバス電源に対応しUSBケーブル1本あればUSB MIDIインターフェイスとしてモバイルな音楽環境を実現し
ます。Windows XP、Mac OS Xクラスコンプライアントなためドライバのインストールは不要、接続すればすぐにご使用頂けます。
また、Enigmaライブラリアンソフトウェアをダウンロードして頂けば、データを無制限に保存可能など機能を拡張できます。Enigmaライブラリアンソフトウェ
アの詳細は、本マニュアルのEnigmaの項を参照して下さい。www.m-audio.com でEnigmaのユーザー登録/無償ダウンロードができます。
M-Audio O2 の特徴
端子:
<
MIDI出力
<
USB MIDI入出力
電源:
USBバス電源
<
<
外部電源ユニット用DC IN
キーボード:
ベロシティセンシティブ25鍵盤
<
<
9種類のベロシティカーブ採用
コントロール:
ボタンから送出されるMIDIデータ:
<
<
<
<
<
<
<
ノートオン
ノートオン/オフ切換え
MIDI CCオン/オフ切換え
プログラム、バンクLSB、バンクMSBプリセット
MIDIマシーンコントロール機能
GM/GM2/XG システムエクスクルーシブメッセージ
MIDI CCインクリメント/デクリメント
便利な機能:
<
<
<
プログラム/バンクチェンジ
スナップショット機能で設定状態を全てのコントローラへ送信
コントローラミュート機能でコントローラ出力をミュートしてパラメータジャン
プを防止
プログラム可能なロータリーダイアル8系統
<
<
<
<
<
プログラム可能なフェーダ1系統
プログラム可能なボタン8系統
MIDIアサイン可能なピッチベンド/モジュレーションホイール
MIDIアサイン可能なフットスイッチ
コントローラから送出されるMIDIデータ:
その他の機能:
<
<
システムエクスクルーシブメッセージによるメモリダンプ
<
<
最大5種類の設定を保存可能
Enigmaライブラリアンソフトウェアを無償ダウンロードすることで編集、デー
タ保存が無制限に可能
USBインターフェイスからMIDI出力
MIDIコントロールナンバー
<
<
<
<
<
RPN/NRPN
プログラム、バンクLSB、バンクMSB
ピッチベンド
GM/GM2/XGシステムエクスクルーシブメッセージ
製品パッケージ内容
M-Audio O2 のパッケージには以下の製品が同梱されています。
<
O2 キーボード
<
ドライバCD-ROM
<
USBケーブル
USBバス電源を使用する
キーボードの電源供給は、USBまたは外部の電源アダプタ(別売)のいずれでも可能です。機器破損防止のため、使用時はどちらか一方の電源供給方法をお使い
下さい。
1.
O2のリアパネルにある電源ボタンがオフになっていることを確認して下さい。
2.
M-Audio O2 付属のUSBケーブルを、コンピュータのUSB端子に接続します。
3.
USBケーブルのもう一方の端をM-Audio O 2のUSB端子に接続します。
USBケーブル1本でM-Audio O 2の電源供給するだけでなく、コンピュータとM-Audio O 2の間でMIDIデータを送受信することも可能です。
電源アダプタ(別売)をご使用の場合は、9VDC出力250-300mAセンタープラスのものをお買い求め下さい。
M-Audio O2キーボードにUSBケーブルが接続されていないことを確認し、電源アダプタをリアパネルのDC 9V端子に接続し、電源スイッチをオンにします。
注意:キーボードを長時間使用しない場合は電源アダプタをコンセントから抜いてください。
103
Windows XP と Mac OS X
Windows XPやMac OS Xをお使いの場合、電源スイッチをオンにするだけでお使いいただけます。M-Audio O 2キーボードはクラスコンプライアントであるた
め、特にドライバのインストールの作業をすることなく動作します。
M-Audio O2 の特徴と機能
インストールが完了した後、以下のページをよくお読みになりO 2の操作方法のご理解にお役立て下さい。
プログラムモード
まずプログラムモードについて説明します。ADVANCED FUNCTIONボタンを押すとM-Audio O2はプログラムモードになり様々な高度な機能にアクセスできます。
プログラムモードでは、M-Audio O2キーボードの鍵盤で機能を選択する設定になっています。O 2で設定するMIDIコマンドはO2キーボード鍵盤上部のパネルに
記載されています。プログラムモードでは、O 2 キーボードの2オクターブを数値データの入力に使います。
Preset(プリセット)「+」
「−」ボタンはプログラムモードで割当てた数値を増減させることができます。
プログラムモードで数値を入力する場合、LEDに数値が表示されます。数値を入力すると、それにつれて表示が変更されます。
M-Audio O2 がプログラムモード中の時は、LEDディスプレイの右端に小さな丸印が現れます。
また、GLOBAL CHANボタンを押しても、プログラムモードになります。グローバルMIDIチャンネルでは新規のチャンネルを設定する時に数値を入力するため
の鍵盤(以下、数値鍵盤)を使う必要があるからです。またプリセットの「+」
「−」ボタンもお使いいただけます。
プログラミングが終われば、ADVANCED FUNCTIONボタンを押して、プログラムモードを解除します。数値データ入力をする度にENTER鍵盤を押す必要が
あります。ENTER鍵盤を押すと、プログラムモードは解除されます。
M-Audio O2 のソフトウェア稼動テスト
お使いのMIDIアプリケーションでM-Audio O 2キーボードが正しく動作することを確認して下さい。多くのMIDIアプリケーションではMIDI入力インジケータが
備わっています。M-Audio O 2の任意の鍵盤を押して、MIDIアプリケーションがMIDI信号を受信していることを確認して下さい。
MIDI信号を受信していない場合はMIDIアプリケーション上で、M-Audio O2のUSBドライバがMIDI入力として選択されているかどうか確認して下さい。また、この
マニュアルの最後にあるFAQをご覧になって問題解決にお役立て下さい。ソフトウェアの正しい設定作業についてはソフトウェアのマニュアルを参照して下さい。
プリセットの呼び出し
プリセットメモリを呼び出す場合には、RECALL「+」
「−」ボタンを使います。LEDには現在選択されているプリセット番号(先頭にpの表示)が表示されます。
ボタンを押すと次の番号のプリセットを呼び出します。
メモリに保存されている5種類のプリセットのリストです。
<
01 GMプリセット
<
02 Reason専用
<
03 Reasonミキサー
<
04 Yamaha XG/Roland JV Preset
<
05 MIDIラーン用CC*
*いくつかのアプリケーションは、MIDIコントローラ用のデフォルト設定を持っていません。この場合、一般的にアプリケーションのMIDIラーン機能を有効にし
てコントローラのダイヤルを動かします。Ableton社のLiveはMIDIラーン機能を備えた代表的なアプリケーションです。
プリセットの保存と並べ換え
お好みの設定に合わせてプリセットを任意の順に並べたり保存保存する場合の説明です。
初期設定のプリセットはキーボードのROMに保存されており、いつでも元の状態に戻すことができます。
例えば、プリセット2(Reason専用)をメモリロケーション4に移動する手順は以下の通りです。
1.
Recall「+」
「−」ボタンを使ってプリセット2を呼び出します。
2.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押して、キーボードをプログラムモードにします。
3.
STORE鍵盤を押します。
4.
数値鍵盤の4を押します。
5.
ENTER鍵盤を押して確認します。
これで現在の設定がメモリ4に保存されました。
104
プリセットを初期設定の状態に戻す時は、電源を入れるときにRecall「+」と「−」のボタンを同時に押し続けます。
注意:プリセットを初期設定に戻すと、メモリに保存したプログラムの変更は失われます。
Enigmaライブラリアンソフトウェアを使えば、コンピュータでプリセットの編集や保存をすることができます。www.m-audio.comで無償ダウンロード可能で
す。ユーザー登録を完了し、手順に従ってダウンロードして下さい。
スナップショットの送信
GLOBAL CHANとMUTEボタンを同時に押すと、スナップショット機能により現在のコントローラにアサインされているデータや数値が送信されます。
スナップショットを送信すると各コントローラに関するデータは、コントローラがアサインされているチャンネルに送信されます。
スナップショット機能は、受信機器をキーボード上のフェーダやロータリーコントローラと同期させるのに最適です。この機能はクリエイティブなツールとして、
使い方によっては驚くようなサウンドもたらします。
この機能では、曲の開始時にコントロールパラメータの設定にも使われます。曲の好みのエフェクトレベルに合わせてコントローラの値を設定した場合、スナッ
プショットを記録して、その曲がいつも正しいエフェクトレベルで再生されるように設定することができます。シーケンサを記録モードにして、スナップショット
ボタンを押します。
コントローラのミュート
MUTEボタンを押すと、ロータリーコントローラやフェーダをミュートします。
この機能はソフトウェアでの設定を変更することなく、フェーダやロータリーコントローラの設定値を変更することができます。コントローラをミュートしても、
ボタンやフットスイッチ、鍵盤に対する影響はありません。MIDIアサイナブルなボタンやファンクションキー、鍵盤を押すと解除されます。コントローラがミュー
トされている時はLEDの画面表示は消えています。
この機能は、コントローラの設定を変更した複数のプリセットを切換えるのに便利です。コントローラがミューロされている間は、ソフトウェアのコントローラ設
定値に比例してコントローラを動かすことができます。コントローラの操作によってソフトウェアの設定値が変わることがありません。
グローバルMIDIチャンネルの設定
M-Audio O2 では、MIDI 16チャンネルのどのチャンネルでも送信することができます。コンピュータベースのシステムをご使用の場合は、通常ソフトウェア側で
MIDI信号のルートを決定するので、チャンネル番号を気にする必要はありません。
MIDI音源モジュールや別のMIDI機器を接続している場合は、M-Audio O 2 キーボード側とMIDI信号の受信側で同じMIDIチャンネルを使用するよう設定する
必要があります。グローバルMIDIチャンネルはキーボードやプログラム、バンクチェンジ、その他グローバルに設定したコントローラ信号をまとめてコントロー
ルします。
グローバルMIDIチャンネルの設定方法:
1.
GLOBAL CHANNELボタンを押します。キーボードはプログラムモードになりLEDには現在選択されているグローバルチャンネル番号(先頭にcの表示)が
表示されます。
2.
数値鍵盤でMIDIチャンネル番号を入力します。
3.
ENTER鍵盤を押すと、新しいチャンネルが設定されてプログラムモードを終了します。
オクターブ
M-Audio O2のキーボードはオクターブを上下させることができ、合計11オクターブの範囲で演奏可能です。
1.
OCTAVE「+」を押すと高音域に向かってオクターブ単位で音域がシフトします。
2.
OCTAVE「−」を押すと低音域に向かってオクターブ単位で音域がシフトします。
トランスポーズ
トランスポーズ機能を使用すると、現在弾いている鍵盤の位置は変えずに調だけを変更することができます。
1.
「TRANSPOSE」を押します(オクターブ「+」と「−」ボタンを同時に押します)。
2.
OCTAVE「+」または「−」ボタンを押して、半音ずつ上または下に移調します。
例えば、ある曲をCのキー(ハ調)で練習していて、その曲をFのキー(ヘ調)に移調する必要がある場合、TRANSPOSEを押した後にOCTAVE「+」ボタンを5回
または「−」ボタンを7回押します。
ピッチベンドコントロール
一般的に、PITCH BEND(ピッチベンド)はキーボードで弾いた音のピッチ(音程)を上下させるのに使用します。この機能を使用すれば、鍵盤上でギターのリフを
再現するようなことも可能になります。
ピッチを上下に変化させる幅は、音源側で設定します。通常は、上下それぞれ半音ずつ変化するように設定しますが、最大で上下2オクターブずつ変化させること
ができます。コントロールを解除すると、リセットされます。
M-Audio O2キーボードのピッチベンドコントロールはMIDI信号へのアサインが可能です。
「プログラミングとエディット」の項を参照して下さい。
105
モジュレーションコントロール
モジュレーションコントロールは、現在弾いている音の音色や音質を変化させるのに使用します。このようなリアルタイムなコントローラは、鍵盤楽器上でもビ
ブラートなどの変化をつけることができるように開発されました。この機能により、プレーヤーはアコースティックな楽器を演奏するのと同様に音に表情をつけ
ることができます。
M-Audio O2キーボードのモジュレーションコントロールにもMIDI信号をアサインすることができます。本マニュアルの「プログラミングとエディット」の項を参
照して下さい。
フットスイッチ
M-Audio O 2キーボードのフットスイッチソケットにはフットスイッチの極性を問わず接続できます。キーボードの電源が入ると自動的にフットスイッチの極性を
判断します。極性を逆にする場合は、キーボードの電源を入れる時に、フットスイッチを踏んだままにしておきます。
フットスイッチは鍵盤から手を離しても音を持続させておきたい場合に使用します。この機能はM-Audio O 2ではデフォルトで設定されています。
フットスイッチは、MIDIノートを送信するようにプログラミングすることもできます。これにより、キーボードから手を離さずに異なったMIDIチャンネルのサン
プルに変えたり、プログラムチェンジやキーボードがサポートするMIDIメッセージを種類に関わらず送信することができます。
フットスイッチの使い方の詳細は、本マニュアルの「プログラミングとエディット」の項を参照して下さい。
MIDI OUT端子
キーボードのリアパネルにはMIDI OUT端子が装備されており、外部サウンドモジュールやMIDIキーボードと接続することがきます。デフォルトでは、全てのコン
トロールデータはUSB出力と同様MIDI OUT端子を経由して送出されます。
MIDI出力をUSBからMIDI OUTへのインターフェイスとして使用する場合は、ADVANCED FUNCTIONボタンを押した後でMIDI OUT鍵盤を押して、
「USBか
らのMIDI OUT」モードにします。
「USBからのMIDI OUTモード」の詳細は「プログラミングとエディット」の項を参照して下さい。
M-Audio O2のプログラミングとエディット
プログラミングオプションについて
M-Audio O2のコントローラを使用してMIDI CC、RPN/NRPN、GM 1、2やシステムエクスクルーシブメッセージを送信することができます。またコントローラ
に個々のMIDIチャンネルをアサインすることも可能です。
MIDI CC番号は標準的なMIDI仕様の一部で、リアルタイムにパラメータを変化させるのに使用します。標準MIDIコントローラナンバー(1∼131)の全リストにつ
いては、
「付録E」を参照して下さい。
キーボードに装備されたどのリアルタイムコントローラでもMIDI CCにアサインすることができますが、8系統のアサイン可能なボタンとペダルは、フェーダやロ
ータリーコントローラとは少し異なる機能が備わっています。
以下の2つの表では、8系統のノブ、フェーダ、MIDIアサイン可能なボタンにプログラムすることのできるMIDIメッセージを記載しています。
表の中でフェーダのプログラミングとボタンのプログラミングの違いを把握しておくと、以降の説明やプログラム例での理解も早くなります。
106
フェーダとロータリーノブ:
Knobs: MIDI CC
Description
0-119
120-127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
255
Standard MIDI CCs
Channel Mode Messages
Pitch Bend Sensitivity
Channel Fine Tune
Channel Coarse Tune
Channel Pressure
RPN Coarse
RPN Fine
NRPN Coarse
NRPN Fine
Master Volume GM*
Master Pan GM*
Master Coarse Tune GM*
Master Fine Tune GM*
Chorus Mod Rate GM2*
Chorus Mod Depth GM2*
Feedback GM2*
Send to Reverb GM2*
Pitch Bend
Controller Off***
Data 2
Data 3
Max
Max
RPN LSB
RPN LSB
NRPN LSB
NRPN LSB
-
Min
Min
RPN MSB
RPN MSB
NRPN MSB
NRPN MSB
-
ボタンとペダル:
MIDI CC
0-119
Description
Data 1
Data 2
Data 3
Standard MIDI CC’s
-
Toggle value 2
Channel Mode Messages
-
Toggle value 2
Toggle value 1
128
Pitch Bend Range
-
Sensitivity value
-
129
Channel Fine Tune
-
Tuning amount
-
130
Channel Coarse Tune
-
Tuning amount
-
131
Channel Pressure
-
Pressure amount
-
132
RPN Coarse
Value
RPN LSB
RPN MSB
133
RPN Fine
Value
RPN LSB
RPN MSB
134
NRPN Coarse
Value
NRPN LSB
NRPN MSB
135
NRPN Fine
Value
NRPN LSB
NRPN MSB
136
Master Volume GM*
-
Volume LSB
Volume MSB
137
Master Pan GM*
-
Pan LSB
Pan MSB
138
Master Coarse Tune GM*
-
Tuning LSB
Tuning MSB
139
Master Fine Tune GM*
-
Tuning LSB
Tuning MSB
140
Chorus Mod rate GM2*
-
Mod rate
-
120-127
Toggle value 1
141
Chorus Mod Depth GM2*
-
Mod depth
-
142
Feedback GM2*
-
Feedback level
-
143
Send to Reverb GM2*
-
Reverb send level
-
144
Pitch Bend
-
Pitch shift LSB
Pitch shift MSB
145
Program/Bank Preset
Program
Bank LSB
Bank MSB
146
MIDI CC (on/off)
MIDI CC
Button press value
Button release value
147
Note (on/off)
Note
Velocity off
Velocity on
148
Note (on/off toggle)
Note
Velocity off
Velocity on
149
MMC Command**
-
Command select.
-
150
Reverb Type GM2 *
-
Type
-
151
Reverb Time GM2 *
-
Time
-
152
Chorus Type GM2*
-
Type
-
153
MIDI CC Decrement
MIDI CC
Start value
End value
154
MIDI CC Increment
MIDI CC
Start value
End value
255
Controller Off***
-
-
-
*
MIDI SysExメッセージ(詳細は12、13ページ参照)
**
MIDI 2 SysExメッセージ
*** MMC SysExメッセージ(詳細は7、13ページ参照)
**** 数値鍵盤では入力ができません。144と入力してPreset「+」ボタンで数値を変更します。
107
プログラミングの基本方法
O2に装備されたコントローラへの割当てを変更する方法です。
1.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押して、キーボードをプログラムモードにします。
2.
キーボードでCTRL ASSIGN鍵盤を押します。
3.
数値鍵盤を使って新しいMIDI CC番号を入力します。
LEDには入力した値が表示されます。
4. ENTER鍵盤を押して確認します。
ロータリーコントローラを一つ選んで動かすと、LEDに表示される数値が変化し、コントローラの現在の値が表示されます。LEDに表示されるのは、最後にコン
トローラに割当てられていたMIDIコントローラ番号です。プログラムモードでは最近エディットされたコントローラが常に選択されます。
プリセットメモリに変更を保存してから、その他の設定をロードします。
コントローラをエディット作業のために選択する方法
M-Audio O2のコントローラにMIDI CCをアサインする前に、任意のコントローラを選択する必要があります。
1.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてCTRL SEL鍵盤を押します。
LEDには現在選択されているコントローラの値(先頭にC またはFの表示)が表示されます。
2.
数値鍵盤を使ってコントローラの番号を入力するか、またはRECALL[「+」か「−」ボタンで番号を呼び出します。
3.
ENTER鍵盤を押して確認します。
または
1.
ロータリーコントローラやフェーダを操作するかボタンを押します。
そのコントローラやフェーダ、ボタンが選択され、編集が行えるようになります。
MIDI CCをアサインする方法
編集を行うコントローラを選択したら、MIDI CC番号を以下の方法でアサインします。
1.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてCTRL ASGN鍵盤を押します。
LEDには現在選択されているMIDI CC番号が表示されます。
2.
新しいMIDI CC番号を、数値鍵盤またはRECALL 「+」か「−」ボタンを使って入力します。
3.
ENTER鍵盤を押して確認します。
MIDIチャンネルをアサインする方法
1.
2.
前述の手順に従って編集するコントローラを選択します。
ADVANCED FUNCTION ボタンを押し、続いてCHAN ASGN鍵盤を押します。
LEDには選択したコントローラの現在アサインされているチャンネル(先頭にCの表示)が表示されます。
3.
数値鍵盤、またはRECALL「+」
「−」ボタンを使ってコントローラにアサインするMIDIチャンネル番号(0∼16)を入力します。
4.
ENTER鍵盤を押して確認します。
コントローラにチャンネル0にアサインすると、GLOBAL CHANNELに送信されます。
コントロールの範囲を制限する
通常、MIDIコントローラの範囲は0から127です。この範囲内で最小値と最大値を設定することができます。
1.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてDATA 2(最小値)鍵盤を押します。
LEDはそのコントローラの現在の最小値を表示します。
2.
数値鍵盤かRECALL「+」
「−」ボタンを使って最小値を入力します。
3.
ENTER鍵盤を押して確認します。
プログラムモードは一旦終了し、コントローラにアサインされているCC番号が表示されます。
4.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてDATA2(最大値)キーを押します。
5.
数値鍵盤かRECALL「+」
「−」ボタンを使って最大値を入力します。
6.
ENTER鍵盤を押して確認します。
ロータリーダイアル、フェーダ、ピッチベンドやモジュレーションコントロールの範囲を制限することもできます。ボタンやペダルは2つの設定値の間で数値の増
減をするよう以下の方法で設定できます。
1.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてCTRL ASGN鍵盤を押します。
2.
減少させるには153を、増加には 154を入力します。
3.
ENTER鍵盤を押して確認し、プログラムモードを解除します。
4.
再びADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてDATA 1鍵盤を押します。
5.
ボタンが送出するMIDI CC番号を入力します。
6.
ENTER鍵盤を押して確認します。
7.
前述の通り、最大値/最小値を入力します。
108
アサイナブルなボタンを使用した設定値の切換え
8個のアサイナブルなボタンとペダルを使って、2つの設定値を切換えて使用することができます。
1.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてDATA 2(最小値)鍵盤を押します。
2.
数値鍵盤またはRECALL「+」
「−」ボタンを使って設定する小さい方の数値を入力します。
3.
ENTER鍵盤を押して確認します。
4.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてDATA 3(最大値)鍵盤を押します。
5.
数値鍵盤またはRECALL「+」
「−」ボタンを使って設定する大きい方の数値を入力します。
6.
ENTER鍵盤を押して確認します。
ボタンを押すたびに常に同じ設定値を送出する場合は上記の手順で同じ値を入力します。
上記の方法ではボタンを押すたびに値が変わります。以下の方法はボタンを押した時とボタンから手を離したときに違う値を送出します。
1.
2.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてDATA 1鍵盤を押します。
数値鍵盤で146と入力します。
これでボタンはMIDI CC(オン/オフ)モードになります。(付録B参照)
3.
ENTER鍵盤を押して確認します。
4.
前述の手順に従い、押した時の値はDATA3で設定し、手を離した時の値はDATA 2で設定します。
プログラムチェンジ
サウンドカードや音源モジュール、MIDI対応の楽器など標準MIDIメッセージを受信できる機器に対し、いつでもプログラムチェンジメッセージを送信すること
ができます。プログラムチェンジはグローバルMIDIチャンネルに送信されます。
1.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、キーボードをプログラムモードにします。
2.
キーボード上のPROGRAM鍵盤を押します。
3.
数値鍵盤またはRECALL 「+」
「−」ボタンを使って送信するプログラム番号を入力します。
4.
ENTER鍵盤を押して確認します。
特定のプログラムをアサイン可能なボタンに割当て、個々のMIDIチャンネルへ送出することもできます。この機能の詳細については本マニュアルの「MIDIメッセ
ージについて」を参照して下さい。
バンクチェンジ
128個以上のプログラムを受信することができるMIDI機器をご使用の場合は、バンクチェンジLSBとMSBメッセージを送出して、別のバンクを使用すること
ができます。
1.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押して、キーボードをプログラムモードにします。
2.
キーボード上のBANK LSB鍵盤またはBANK MSB鍵盤を押します。
3.
数値鍵盤またはRECALL「+」
「−」ボタンを使って送信したいバンク番号を入力します。
4.
ENTER鍵盤を押して確認します。
受信側MIDI機器が送信メッセージに対応可能かどうかはMIDI機器の取扱説明書で確認して下さい。
「DATA LSB」
「DATA MSB」メッセージの詳細について
は、本マニュアルの「MIDIメッセージについて」の項目を参照して下さい。
RPN/NRPN、GM 1と2、システムエクスクルーシブメッセージ、その他の高度メッセージ
標準的なMIDIコントローラ番号は0∼131の範囲で使用することができます。ではキーボード上のコントローラにアサイン可能なMIDI
RPN/NRPNやMMC、GM 1,2のシステムエクスクルーシブメッセージも扱える環境を用意しました。
CCのリストを拡張して
これらの拡張メッセージも標準MIDIメッセージと同様に、MIDI CC(132∼152)を入力すれば使用できるようになります。各メッセージのMIDI CCについては付
録Bを参照して下さい。
また、これらの拡張メッセージをプログラムするには、ADVANCED FUNCTIONボタンを押してプログラムモードにします。続いてDATA 1、DATA 2、DATA
3ボタンを押します。詳細は付録Bを参照して下さい。
109
MMCコントロールをボタンにアサインする
1.
MMCメッセージをコントロールするボタンを選択します。
2.
ADVANCED FUNCTION ボタンを押し、続いてCTRL ASGN鍵盤を押します。
3.
数値鍵盤を使って「149」を入力します。
付録Bの一覧表の通り、149はMMCメッセージに該当する番号です。
4.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてCHAN鍵盤を押します。
5.
数値鍵盤を使って「127」と入力します。
これにより、メッセージは全てのデバイスID番号に設定されています。詳細については本ユーザーズガイドの「システムエクスクルーシブメッセージとデバイ
スID」の項目を参照して下さい。
6.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてDATA 2鍵盤を押します。
7.
以下の表内のいずれかの番号を入力しMMCメッセージを選択します。
Number
MMC Command
01
STOP
02
PLAY
03
DEFERRED PLAY
04
FAST FORWARD
05
REWIND
06
RECORD STROBE
07
RECORD EXIT
08
RECORD PAUSE
09
PAUSE
10
EJECT
11
CHASE
12
COMMAND ERROR RESET
13
MMC RESET
フェーダ/ロータリーコントローラにRPN/NRPNをアサインする
注意: RPN/NRPNの詳細な記述については本マニュアルの「RPN/NRPNについて」の項目を参照して下さい。
1.
2.
前述の手順に従ってアサインするコントローラを選択します。
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてCTRN ASGN鍵盤を押します。
LEDが点滅している間に132(RPN Course)、133(RPN Fine)、134(NRPN Course)、135(NRPN Fine)のいずれかを入力します。
3.
ENTER鍵盤を押して番号を確認します。
4.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてDATA 3鍵盤を押します。
これによってSPN/NRPN MSBの番号をアサインすることができます。
5.
再びADVANCED FUNCTIONを押し、続いてDATA 2を押します。
6.
これによってSPN/NRPN MSBの番号をアサインすることができます。
前述の手順に従い、メッセージが送信されるチャンネルを設定します。
DATA 3とDATA 2(付録F参照)に入力するMSB とLSBのバリューは、通常NRPN対応のシンセサイザのデータシートに掲載されています。マニュアルによって
は16進法の表記しかないものもあります。M-Audio O 2 では10進法の値を入力する必要があります。この場合は、Windowsの「アクセサリ」から「電卓」を選
択して、簡単に換算を行うことができます。
「電卓」の「関数電卓」モードを選択し、
「16進法」を選択して16進法の値を入力します。次に「10進法」ボタンを選
択し、10進法の値に換算します。また「付録C」には換算表を用意しました。この表からも簡単に10進法の値に換算することができます。
110
ノートをボタンにアサインする方法
ボタンを押すとノートオンメッセージを送信し、離すとノートオフメッセージを送信するように設定する方法を以下に解説します。
1.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてCTRL ASGN鍵盤を押します。
2.
数値鍵盤かRECALL「+」
「−」ボタンを使って「147」を入力します。
これは付録Bに記されている通り、ノートオン/ノートオフに該当するMIDI CC番号です。
3.
ENTER鍵盤を押して確認します。
4.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてDATA 3鍵盤を押します。
5.
数値鍵盤かRECALL「+」
「−」ボタンを使って「100」を入力します。
6.
ENTER鍵盤を押して確認します。
ボタンを押すとノートオンメッセージがベロシティ値100で送信されます。
7.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押します。続いてDATA 2鍵盤を押します。
8.
数値鍵盤かRECALL「+」
「−」ボタンを使って「0」を入力します。
9.
ENTER鍵盤を押して確認します。
これでボタンを離すとノートオフメッセージが送信されます。
10. ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、続いてDATA 1鍵盤を押します
11. 数値鍵盤かRECALL「+」
「−」ボタンを使って「64」を入力します。
12. ENTER鍵盤を押して確認します。
これで、ボタンを押すたびにMIDIノート64(またはE4)が送信されます。
MIDIノート番号は「付録D」を参照して下さい。
注意:ノートモードでボタンを押すと、LEDにノートベロシティが少しの間表示されます。
システムエクスクルーシブメッセージとデバイスID
システムエクスクルーシブメッセージ(SysEx)を送信する場合は、個々のコントロールチャンネル番号は送信チャンネルを指定せず、代わりにデバイスIDを指定
します。CHAN鍵盤を押しても、LEDにはチャンネルのシンボルであるCが数値の前に表示されません。
デバイスIDは00∼127の間で指定することができます。通常は127に設定して下さい。デバイスIDが127に設定されていると、すべてのデバイスがSysExメッセ
ージを受信します。
コントローラにアサインされたデバイスIDのSysExメッセージは、DEV ID鍵盤を使用しても変更することはできません。このボタンは、M-Audio O 2のグロー
バルデバイスIDを変更するのに使用します。
詳細は本マニュアルの「システムエクスクルーシブメッセージ」と「デバイスID」を参照して下さい。
不揮発性メモリ
M-Audio O 2では、不揮発性メモリを使用しています。このため、電源を一度オフにして、再起動した場合でも前回作業を中断したところから継続して作業を行
うことができます。現在のコントローラとチャンネルのアサイン設定は、セットアップをメモリロケーションに保存したかどうかにかかわらず、保存されています。
また、ドローバーモード(オン/オフ)やDATA LSB/MSBデータ、グローバルチャンネル、USBからのMIDI OUTモード設定、前回使用したメモリプリセットにつ
いても設定情報が保存されています。
メモリダンプ
ADVANCED FUNCTIONを押し、続いてMEM DUMP鍵盤を押すと、システムエクスクルーシブメッセージのパケット(M-Audio O 2で設定した5個のメモリ情
報)を送信します。この機能は、メモリプリセットの内容を外部記憶媒体にバックアップする場合などに便利です。
M-Audio O 2のメモリダンプ全体をシーケンサに記憶させることができます。メモリダンプを呼び出す場合は、メモリダンプが保存されたMIDIトラックを再生
します。このときM-Audio O2のドライバがMIDIトラックの出力先となるように設定して下さい。
現在のコントローラのアサイン設定はメモリダンプ(メモリ送信)の影響を受けることはありません。メモリダンプがキーボードに送信された後、新しいメモリ設
定にアクセスするにはプリセットを保存する必要があります。
デバイスIDをアサインする方法
ADVANCED FUNCTIONを押し、続いてDEV ID鍵盤を押すと、M-Audio O 2にデバイスIDをアサインすることができます。この値の初期値は127です。メモリ
ダンプが実行されると、デバイスIDの設定状態に関わらず、ダンプした内容は全てのM-Audio O2で受信することができます。
デバイスIDが127以外の値に設定されている場合は、同じデバイスIDの特定のM-Audio O2で受信することができます。M-Audio O2でのデバイスIDが、メモリ
ダンプを行ったキーボードのデバイスIDと異なる場合はダンプのデータは受信することができません。
デバイスIDは、複数のM-Audio O2を区別するのに便利な機能ですが、特に必要の無い場合は、初期設定127のままにしておいて下さい
DEV ID鍵盤を押すと、LEDにはアサインされているデバイスIDが表示されます。デバイスIDを変更するには数値鍵盤またはRECALL「+」
「−」ボタンを使って
数値を入力し、ENTER鍵盤を押して確認します。
システムエクスクルーシブメッセージとデバイスIDについての詳しい情報は、本マニュアルの「MIDIメッセージについて」の項を参照して下さい。
111
USBからのMIDI OUTモード
USBからのMIDI OUTモードでは、M-Audio O 2をUSBからMIDI OUTへのインターフェイスとして使用できます。USBからのMIDI OUTモードにすると、MAudio O 2のMIDI出力端子から送出される信号はUSBで受信したデータになります。シーケンサでM-Audio O 2をUSB出力デバイスとして選択し、USBからの
MIDI OUTモードに切換えると、シーケンサからの全てのデータはM-Audio O 2のMIDI OUT端子に送られます。
USBからのMIDI OUTモードを有効にするには:
1.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押します。
2.
MIDI OUT鍵盤を押します。
LEDにはUSBの文字が表示され、MIDI1OUT端子はUSB端子からのデータを送信する設定に切り換わります。プログラムモードは自動的に解除されます。
USBからのMIDI OUTモードが有効でない場合、MIDI OUT端子はM-Audio O 2コントローラからUSB端子を介して送られたデータを反映します。USBからの
MIDI OUTモードを解除するには:
1.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押します。
2.
MIDI OUT鍵盤を押します。3.
LEDにはIntの文字が表示され、M-Audio O2キーボードはM-Audio O2鍵盤やコントローラからのデータを送信します。
工場出荷状態の復元
M-Audio O 2を工場出荷状態のデフォルトにリセットする場合、まず、O 2の電源スイッチをオフにします。電源オフの状態で、RECALL「+」
「−」ボタン両方を
同時に押したまま電源スイッチをオンにします。
注意:工場出荷時のプリセットを復元すると、メモリに保存されていたすべての設定状態は消去されます。
MIDIメッセージについて
プログラムとバンクチェンジについて
GM(General MIDI)の仕様では、128音色(ボイスNO. 0∼127)に対応しています。プログラムチェンジメッセージを送信することにより、音色を切換えて使用
することができます。
GMセット音源を拡張して使用するために、バンクチェンジの機能が用意されています。各バンクには128のパッチが含まれていて、プログラムチェンジメッセ
ージを送信することによって音色を切換えて使用することができます。合計16,384個のパッチを使用することができ、14ビットのバンクチェンジメッセージを
送信することによって、各パッチにアクセスすることができます。メッセージ内の最初の7ビットはバンクLSB情報として送信されます。残りの7ビットは、バン
クMSB情報として送信されます。一般的にはバンクLSBメッセージが使用され、これだけで128のバンクチェンジが可能です。また、この場合の多くはバンク
MSBメッセージを送信する必要がありません。
ほとんどのMIDI機器がプログラムチェンジメッセージに対応していますが、GMセットに対応していない機器の一部には、プログラムチェンジメッセージを他の目
的で使用するものもあります。多くのVSTインストゥルメントでは、プログラムチェンジメッセージを使用してインストゥルメントパッチを切換えることができます。
バンクチェンジは、プログラムチェンジほど頻繁には使用されません。ローランドのGS規格やヤマハのXG規格など、各メーカーによるMIDI拡張仕様において
は、バンクチェンジは大変便利です。これらの各規格では、バンクチェンジを使用して、それぞれの拡張音色やエフェクトを使用します。
M-Audio O 2では、プログラムチェンジやバンクLSB、MSBデータの送信を簡単に行うことができます。ADVANCED FUNCTIONボタンに続いて、PROGRAM鍵盤や、DATA LSB鍵盤、DATA MSB鍵盤を押して、送出するプログラムナンバーまたはバンクチェンジを入力して下さい。
RPN/NRPNsについて
ノンレジスタードパラメータナンバー(NRPN s)は各機種固有のメッセージで、MIDIを利用してシンセサイザをコントロールすることができます。MIDIの仕様
でパラメータ番号を定義して、各メーカーが独自のコントローラを自由に利用できるように設計されています。パラメータナンバーの中で共通性が高いものは、
米国MMA(MIDI Manufacturer s Association)で登録されていて、標準的なMIDI規格の一部となっています(このため、レジスタードパラメータナンバー
(RPN s)と呼ばれています)。詳細は「付録F」を参照して下さい。
MIDI CCの98と99は、それぞれNRPNのLSBとMSBを表しています。また、100と101は、それぞれRPNのLSBとMSBを表しています(「付録F」のMIDIコント
ローラリストを参照して下さい)。NRPN/RPNを送信する場合は、ユーザが設定した値と一緒にこれらのコントロールメッセージを送信します。また、コース/フ
ァインセッティングを指定する場合は、そのコントローラナンバーと設定値を送信する必要があります。コースセッティング(きめの粗い設定)を選択する場合はコ
ントローラナンバー6(Data Entry)を、ファインセッティング(きめの細かい設定)を選択する場合はコントローラナンバー38(Data Entry LSB)を指定します。
NRPN対応の機器は、
マニュアルにNRPNのデータシートが付属しています。シンセサイザNRPN MSBとLSBメッセージは必ず同時に送信される必要がありま
す。MSB とLSBのバリューは、通常NRPN対応機器のデータシートに掲載されていますが、
マニュアルによっては16進法の表記しかないものもあります。
「付録
C」の換算表を参照して10進法の数値に変換して下さい。
M-Audio O 2 では、簡単にNRPN を送信することができます。LSB/DATAボタンを2回押してLSBの値を入力し、次にMSB/DATAボタンを2回押してMSBの
値を入力します。ここでM-Audio O 2 のコントローラを操作すると、NRPNメッセージが送信されます。大まかな設定を行う場合はNRPNコースセッティング
を、微調整を行う場合はNRPNファインセッティングをアサインして下さい。
112
システムエクスクルーシブメッセージについて
システムエクスクルーシブ(SysEx)メッセージはMIDIの仕様で定義されています。SysExを使用すると、MIDIによって各機器を個別にコントロールすることが
できます。また、SysExメッセージを受信する機器が適切にメッセージを翻訳(理解)し、メッセージに従って動作する場合は、SysExメッセージのフォーマット
を利用して、どのような機能も仮想的に実行することができます。例えば、各機器からオーディオサンプルのメモリデータやメモリダンプ、コントローラのセッテ
ィングなどを送信することができます。また、ある機器のコントローラを他の機器からコントロールすることも可能になります。
独自で指定したSysExメッセージをM-Audio O 2にプログラムすることはできませんが、M-Audio O 2にはプログラム済みのSysEx メッセージが用意されてい
て、コントローラにMIDI CCをアサインすることによって使用することができるようになります(「付録B」を参照して下さい)。SysExメッセージは、特定のチャネ
ルには送信されません。
すべてのSysExメッセージにはデバイスIDが含まれていて、SysExメッセージを受信する機器を特定するのに使用されています。デバイスIDによって特定された
機器以外は、すべて無視されます。M-Audio O 2でSysExメッセージを使用する場合は、グローバルチャネルは無視されます。コントローラにアサインするチャ
ネルのかわりにCHAN鍵盤を押した場合は、デバイスIDを入力します。このとき、LED画面には3桁の数字が表示され、2桁で先頭にcのシンボルのある数字は
表示されません。
デバイスIDは00∼127の範囲で設定します。M-Audio O2では、127がデフォルトに設定されています。127に設定されている場合はSysExメッセージが全ての
機器に対して送信されます。
ユーザ独自のSysExメッセージでM-Audio O 2 のコントローラをプログラムすることはできませんが、MIDI入力信号を受信して、ユーザが指定した別のメッセー
ジを送信するソフトウェアを使用することができます。このような「翻訳」ソフトウェアを使用して独自のSysExメッセージをプログラムすれば、M-Audio O 2か
らの入力信号を翻訳して、使用するコントローラに対するSysExメッセージを送出することができます。
トラブルシューティング
ご使用中に次のようなトラブルが生じた場合には、以下の指示に従って操作して下さい。
問題 1: インストール後は適切に動作していたのに突然動作しなくなった。
解決 1: 電源を切って10秒間置いてください。その後、コンピュータを再起動して再度お試し下さい。それでも解決しない場合は、ドライバを再インストールする
必要があるかもしれません。
問題 2: サスティーンフットペダルをキーボードに接続したが逆操作になっている。
解決 2: サスティーンフットペダルの極性は、キーボードの電源が入った段階で検知されます。電源ON時に、サスティーンフットペダルはOFFの位置になっている
とみなされます。従って、サスティーンフットペダルを押えていない状態をOFFに設定したい場合は、フットペダルが押えられていないことを確認してから電源を
入れて下さい。
問題 3: 鍵盤を押してから音が鳴るまでに時間のずれがある。
解決 3: この遅れはレイテンシーと呼ばれています。MIDI信号のレイテンシーはご使用のソフトシンセに起因しています。MIDIデータはコントロールデータに過
ぎません。MIDIはソフトシンセによって読み取られます。その後、ソフトシンセは実際の音を作り出すために複雑な計算を数多く実行します。この処理には時間
がかかるのです。
高品位のサウンドカードをご使用になることをお勧めします。USB、PCI、FireWire対応のオーディオカードについてはhttp://www.m-audio.co.jpにてご参照
下さい。既に高性能のオーディオカードをお使いの場合は、最新バージョンのドライバを再インストールするか、オーディオドライバのバッファサイズを小さくし
てお試し下さい。
113
お問い合わせ先
本製品に関するサポートやドライバ等については、M-Audio Japanのウェブサイトhttp://www.m-audio.co.jpのサポートセクションをご覧下さい。本製品や
他のM-Audio製品に関するご質問、ご意見等は下記までご連絡頂くようお願い申し上げます。
M-AUDIO U.S.
5795 Martin Road, Irwindale, CA 91706-6211, U.S.A.
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626-633-9050
Sales Information (email):
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Tech Support:
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(email): [email protected]
Fax:
626-633-9060
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Kuhallmand 34, D-74613 Ohringen, Germany
Sales Information:
Sales Information (email):
Technical Support:
Technical Support (email):
Fax:
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M-AUDIO U.K.
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44 (0) 1765 650072
Technical Support (email):
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1400 St-Jean Baptiste Ave. #150, Quebec City, QC G2E 5B7, Canada
Tel:
Fax:
Email:
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M-AUDIO France
Unit 5, Saracen Industrial Estate, Mark Road, Hemel Hempstead, Herts HP2 7BJ, England
49 7941 98 7000
[email protected]
49 7941 98 70030
[email protected]
0 7941 98 70070
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418-872-0444
418-872-0034
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0810 001 105
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0820 000 731 (PC) ou 0820 391 191 (Mac at général)
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房機器の近く、発熱する機器の近くなど)、水気の近くや湿度の高い場所・ホコリの多い場所・振動の多い場所 •静電気放電(ESD)や電磁波(Fast
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必要事項を記入して返信して頂ければ、弊社製品のユーザーとして御登録致します。尚、ユーザー登録完了の御案内は行っておりませんのでご了承下さい。
114
付録
付録A ‒ MIDIインプリメンテーションチャート
Function
Transmitted
Basic :Default
1-16
Channel: Changed
1-16
:Default
X
---------
Mode :Messages
:Altered
X
X
*********
Note
0-127
Number: True Voice
*********
Velocity: Note ON
0
: Note OFF
X
After
: Keys
X
Touch
:Ch’s
0
Pitch Bend
Control
0-119
Change
120-127
X
0
X
0
X
Change: True Number
*********
System Exclusive
GM, GM2, MMC
Common: Song Select
X
X
0-127
Song Position
X
0
Program
X
Memory Dump
X
X
System :Clock
X
Exclusive: Commands
X
Aux
:Local ON/OFF
0
Messages
:All Notes OFF
0
:Active Sense
0
:Reset
0
Notes:
Received
0 = YES
X
X
X
X=NO
115
Remarks
付録B ‒ M-AUDIO O2のアサイン可能なMIDI CC
B1 ‒ フェーダとロータリーコントローラ:
MIDI CC
Description
Data Lsb (Press Twice)
Data Msb (Press Twice)
0-119
Standard MIDI CC’s
-
-
120-127
Channel Mode Messages
-
-
128
Pitch Bend Sensitivity
-
-
129
Channel Fine Tune
-
-
130
Channel Coarse Tune
-
-
131
Channel Pressure
-
-
132
RPN Coarse
RPN LSB
RPN MSB
133
RPN Fine
RPN LSB
RPN MSB
134
NRPN Coarse
NRPN LSB
NRPN MSB
135
NRPN Fine
NRPN LSB
NRPN MSB
136
Master Volume GM*
Volume LSB
Volume MSB
137
Master Pan GM*
Pan LSB
Pan MSB
138
Master Coarse Tune GM*
Tuning LSB
Tuning MSB
139
Master Fine Tune GM*
Tuning LSB
Tuning MSB
140
Chorus Mod Rate GM2*
Mod rate
-
141
Chorus Mod Depth GM2*
Mod depth
-
142
Feedback GM2*
Feedback level
-
143
Send to Reverb GM2*
Reverb send level
-
144
Pitch Bend
Pitch shift LSB
Pitch shift MSB
255
Controller Off***
-
-
*
Sys Exメッセージ(詳細は12、13ページ参照)
**
MMC Sys Exメッセージ(詳細は7ページ参照)
*** 数値鍵盤で入力できません。144と入力してからPreset「+」ボタンで数値を変更します。
116
B2 ‒ ボタンとベダル:
MIDI CC
0-119
Program
Description
(Press Twice)
Data Lsb (Press Twice)
Data Msb (Press Twice)
Standard MIDI CC’s
-
Toggle value 2
Toggle value 1
Channel Mode Messages
-
Toggle value 2
Toggle value 1
Pitch Bend Range
-
Sensitivity value
-
129
Channel Fine Tune
-
Tuning amount
-
130
Channel Coarse Tune
-
Tuning amount
-
120-127
128
131
Channel Pressure
-
Pressure amount
-
132
RPN Coarse
Value
RPN LSB
RPN MSB
133
RPN Fine
Value
RPN LSB
RPN MSB
134
NRPN Coarse
Value
NRPN LSB
NRPN MSB
135
NRPN Fine
Value
NRPN LSB
NRPN MSB
136
Master Volume GM*
-
Volume LSB
Volume MSB
137
Master Pan GM*
-
Pan LSB
Pan MSB
138
Master Coarse Tune GM*
-
Tuning LSB
Tuning MSB
139
Master Fine Tune GM*
-
Tuning LSB
Tuning MSB
140
Chorus Mod Rate GM2*
-
Mod rate
-
141
Chorus Mod Depth GM2*
-
Mod depth
-
142
Feedback GM2*
-
Feedback level
-
143
Send to Reverb GM2*
-
Reverb send level
-
144
Pitch Bend
-
Pitch shift LSB
Pitch shift MSB
145
Program/Bank Preset
Program
Bank LSB
Bank MSB
146
MIDI CC (on/off)
MIDI CC
Button press value
Button release value
147
Note (on/off)
Note
Velocity off
Velocity on
148
Note (on/off toggle)
Note
Velocity off
Velocity on
149
MMC Command**
-
Command select.
-
150
Reverb Type GM2 *
-
Type
-
151
Reverb Time GM2 *
-
Time
-
152
Chorus Type GM2*
-
Type
-
153
MIDI CC Decrement
MIDI CC
Start value
End value
154
MIDI CC Increment
MIDI CC
Start value
End value
255
Controller Off***
-
-
-
*
MIDI SysExメッセージ(詳細は12、13ページ参照)
**
MMC SysExメッセージ(詳細は7ページ参照)
*** 数値鍵盤では入力ができません。144とタイプしてPreset「+」ボタンで数値を変更します。
117
付録C ‒ 16進数変換表
Hexadecimal
Decimal
Hexadecimal
Decimal
Hexadecimal
Decimal
Value
Value
Value
Value
Value
Value
0
0
2B
43
56
86
1
1
2C
44
57
87
2
2
2D
45
58
88
3
3
2E
46
59
89
4
4
2F
47
5A
90
5
5
30
48
5B
91
6
6
31
49
5C
92
7
7
32
50
5D
93
8
8
33
51
5E
94
9
9
34
52
5F
95
0A
10
35
53
60
96
0B
11
36
54
61
97
0C
12
37
55
62
98
0D
13
38
56
63
99
0E
14
39
57
64
100
0F
15
3A
58
65
101
10
16
3B
59
66
102
11
17
3C
60
67
103
12
18
3D
61
68
104
13
19
3E
62
69
105
14
20
3F
63
6A
106
15
21
40
64
6B
107
16
22
41
65
6C
108
17
23
42
66
6D
109
18
24
43
67
6E
110
19
25
44
68
6F
111
1A
26
45
69
70
112
1B
27
46
70
71
113
1C
28
47
71
72
114
1D
29
48
72
73
115
1E
30
49
73
74
116
1F
31
4A
74
75
117
20
32
4B
75
76
118
21
33
4C
76
77
119
22
34
4D
77
78
120
23
35
4E
78
79
121
24
36
4F
79
7A
122
25
37
50
80
7B
123
26
38
51
81
7C
124
27
39
52
82
7D
125
28
40
53
83
7E
126
29
41
54
84
7F
127
2A
42
55
85
118
付録D ‒ MIDIデータ一覧(GMセット)
General MIDI Instruments
Piano
Bass
Reed
Synth Effects
0 Acoustic Grand Piano
32 Acoustic Bass
64 Soprano Sax
96 SFX Rain
1 Bright Acoustic Piano
33 Fingered Bass
65 Alto Sax
97 SFX Soundtrack
2 Electric grand Piano
34 Electric Picked Bass
66 Tenor Sax
98 SFX Crystal
3 Honky Tonk Piano
35 Fretless Bass
67 Baritone Sax
99 SFX Atmosphere
4 Electric Piano 1
36 Slap Bass 1
68 Oboe
100 SFX Brightness
5 Electric Piano 2
37 Slap Bass 2
69 English Horn
101 SFX Goblins
6 Harpsichord
38 Syn Bass 1
70 Bassoon
102 SFX Echoes
7 Clavinet
39 Syn Bass 2
71 Clarinet
103 SFX Sci-Fi
Chromatic Percussion
Strings/Orchestra
Pipe
Ethnic
8 Celesta
40 Violin
72 Piccolo
104 Sitar
9 Glockenspiel
41 Viola
73 Flute
105 Banjo
10 Music Box
42 Cello
74 Recorder
106 Shamisen
11 Vibraphone
43 Contrabass
75 Pan Flute
107 Koto
12 Marimba
44 Tremolo Strings
76 Bottle Blow
108 Kalimba
13 Xylophone
45 Pizzicato Strings
77 Shakuhachi
109 Bag Pipe
14 Tubular bells
46 Orchestral Harp
78 Whistle
110 Fiddle
15 Dulcimer
47 Timpani
79 Ocarina
111 Shanai
Organ
Ensemble
Synth Lead
16 Drawbar Organ
48 String Ensemble 1
80 Syn Square Wave
112 Tinkle Bell
17 Percussive Organ
49 String Ensemble 2
81 Syn Sawtooth Wave
113 Agogo
18 Rock Organ
50 Syn Strings 1
82 Syn Calliope
114 Steel Drums
19 Church Organ
51 Syn Strings 2
83 Syn Chiff
115 Woodblock
20 Reed Organ
52 Choir Aahs
84 Syn Charang
116 Taiko Drum
21 Accordion
53 Voice Oohs
85 Syn Voice
117 Melodic Tom
22 Harmonica
54 Syn Choir
86 Syn Sawtooth Wave
118 Syn Drum
23 Tango Accordion
55 Orchestral Hit
87 Syn Brass & Lead
119 Reverse Cymbal
Guitar
Brass
Percussive
Synth Pad
Sound Effects
24 Nylon Acoustic
56 Trumpet
88 New Age Syn Pad
120 Guitar Fret Noise
25 Steel Acoustic
57 Trombone
89 Warm Syn Pad
121 Breath Noise
26 Jazz Electric
58 Tuba
90 Polysynth Syn Pad
122 Seashore
27 Clean Electric
59 Muted Trumpet
91 Choir Syn Pad
123 Bird Tweet
28 Muted Electric
60 French Horn
92 Bowed Syn Pad
124 Telephone Ring
29 Overdrive
61 Brass Section
93 Metal Syn Pad
125 Helicopter
30 Distorted
61 Syn Brass 1
94 Halo Syn Pad
126 Applause
31 Harmonics
62 Syn Brass 2
95 Sweep Syn Pad
127 Gun Shot
MIDIノートナンバー
Octave (n)
Note Numbers
Cn
C#n
Dn
D#n
En
Fn
F#n
Gn
G#n
An
A#n
-1
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
Bn
11
0
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
1
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
2
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
3
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
4
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
83
5
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
6
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
7
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
8
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
9
120
121
122
123
124
125
126
127
119
付録E ‒ MIDIコントロールナンバー(MIDI CC)
00
Bank Select
46
Controller 46
92
Tremelo Depth
01
Modulation
47
Controller 47
93
Chorus Depth
02
Breath Control
48
Gen Purpose 1 LSB
94
Celeste (De-tune)
03
Controller 3
49
Gen Purpose 2 LSB
95
Phaser Depth
04
Foot Control
50
Gen Purpose 3 LSB
96
Data Increment
05
Porta Time
51
Gen Purpose 4 LSB
97
Data Decrement
06
Data Entry
52
Controller 52
98
Non-Reg Param LSB
07
Channel Volume
53
Controller 53
99
Non-Reg Param MSB
08
Balance
54
Controller 54
100
Reg Param LSB
09
Controller 9
55
Controller 55
101
Reg Param MSB
10
Pan
56
Controller 56
102
Controller 102
11
Expression
57
Controller 57
103
Controller 103
12
Effects Controller 1
58
Controller 58
104
Controller 104
13
Effects Controller 2
59
Controller 59
105
Controller 105
14
Controller 14
60
Controller 60
106
Controller 106
15
Controller 15
61
Controller 61
107
Controller 107
16
Gen Purpose 1
62
Controller 62
108
Controller 108
17
Gen Purpose 2
63
Controller 63
109
Controller 109
18
Gen Purpose 3
64
Sustain Pedal
110
Controller 110
19
Gen Purpose 4
65
Portamento
111
Controller 111
20
Controller 20
66
Sostenuto
112
Controller 112
21
Controller 21
67
Soft Pedal
113
Controller 113
22
Controller 22
68
Legato Pedal
114
Controller 114
23
Controller 23
69
Hold 2
115
Controller 115
24
Controller 24
70
Sound Variation
116
Controller 116
25
Controller 25
71
Resonance
117
Controller 117
26
Controller 26
72
Release Time
118
Controller 118
27
Controller 27
73
Attack Time
119
Controller 119
28
Controller 28
74
Cut-off Frequency
29
Controller 29
75
Controller 75
30
Controller 30
76
Controller 76
31
Controller 31
77
Controller 77
32
Bank Select LSB
78
Controller 78
33
Modulation LSB
79
Controller 79
34
Breath Control LSB
80
Gen Purpose 5
35
Controller 35
81
Gen Purpose 6
36
Foot Control LSB
82
Gen Purpose 7
37
Porta Time LSB
83
Gen Purpose 8
38
Data Entry LSB
84
Portamento Control
39
Channel Volume LSB
85
Controller 85
40
Balance LSB
86
Controller 86
41
Controller 41
87
Controller 87
42
Pan LSB
88
Controller 88
43
Expression LSB
89
Controller 89
44
Controller 44
90
Controller 90
45
Controller 45
91
Reverb Depth
Channel Mode Messages
120
120
All Sound off
121
Reset all Controllers
122
Local Control
123
All Notes Off
124
Omni Off
125
Omni On
126
Mono On (Poly Off)
127
Poly On (Mono Off)
Extra RPN Messages
128
Pitch Bend sensitivity
129
Fine Tune
130
Coarse Tune
131
Channel Pressure
付録F - Roland JV/XPで対応するRoland GS/Yamaha XGのNRPN
NRPN
NRPN
Data
Data
MSB
LSB
MSB
LSB
CC99
CC98
CC06
CC38
01
08
00-7F
n/a (-64 - 0 - +63) Vibrato Rate (relative change)
01
09
00-7F
n/a (-64 - 0 - +63) Vibrato Depth (relative change)
01
0A
00-7F
n/a (-64 - 0 - +63) Vibrato Delay (relative change)
01
20
00-7F
n/a (-64 - 0 - +63) Filter Cutoff Freq. (relative change)
01
21
00-7F
n/a (-64 - 0 - +63) Filter Resonance (relative change)
01
63
00-7F
n/a (-64 - 0 - +63) EG (TVF&TVA) Attack Time (relative change)
01
64
00-7F
n/a (-64 - 0 - +63) EG (TVF&TVA) Decay Time (relative change)
01
66
00-7F
n/a (-64 - 0 - +63) EG (TVF&TVA) Release Time (relative change)
*14
00-7F
00-7F
n/a (-64 - 0 - +63) Drum Filter Cutoff Freq. (relative change)
*15
00-7F
00-7F
n/a (-64 - 0 - +63) Drum Filter Resonance (relative change)
*16
00-7F
00-7F
n/a (-64 - 0 - +63) Drum EG Attack Rate (relative change)
*17
00-7F
00-7F
n/a (-64 - 0 - +63) Drum EG Decay Rate (relative change)
18
00-7F
00-7F
n/a (-64 - 0 - +63) Drum Instrument Pitch Coarse (relative change)
*19
00-7F
00-7F
n/a (-64 - 0 - +63) Drum Instrument Pitch Fine (relative change)
1A
00-7F
00-7F
n/a (0 to Max) Drum Instrument Level (absolute change)
1C
00-7F
00-7F
n/a (Random, L>C>R) Drum Instrument Panpot (absolute change)
1D
00-7F
00-7F
n/a (0 to Max) Drum Instrument Reverb Send Level (absolute change)
1E
00-7F
00-7F
n/a (0 to Max) Drum Instrument Chorus Send Level (absolute change)
%1F
00-7F
00-7F
n/a (0 to Max) Drum Instrument Variation Send Level (absolute change)
* added by Yamaha XG; % changed from Delay to Variation by Yamaha XG
付録G - GMのリバースとコーラスタイプ
Reverb Types
0:
Small Room
1:
Medium Room
2:
Large Room
3:
Medium Hall
4:
Large Hall
8:
Plate
Chorus Types
0:
Chorus 1
1:
Chorus 2
2:
Chorus 3
3:
Chorus 4
4:
FB Chorus
5:
Flanger
070404_O2_UG_JP01
121
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