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日食協 会報 Vol187(2015年 1月)
Vol.187 Jan . 1. 2015 2015年 新春のご挨拶 ……………………………………………… -会長 國分勘兵衛-…表2 正・副会長会議、理事会 ・平成26年度上半期活動状況報告 …………………………………………… -11月7日-… 1 事業活動 ・流通BMS「出荷開始型メッセージ」と「納品明細書」の標準化が実現 …… -情報システム研究会-… 5 ・第1回 物流合理化懇談会開催 ……………………………………………… -10月7日-…12 ・第36回 異業種交流委員会開催 ……………………………………………… -10月10日-…13 ・第2回 政策委員会兼食品取引改善協議会開催 …………………………… -10月22日-…13 ・平成26年度情報システム研修会開催 マイナンバー制度の影響等を共有化 …… -10月24日-…14 ・みかん缶詰の現況についての意見交換会 ………………………………… -10月27日-…17 ・第50回 関東支部商品研修会開催 …………………………………………… -10月29日-…22 ・復興庁の「販路開拓支援チーム」に参画 ………………………………… -11月6日-…23 ・第7回 全国事務局会議開催 ………………………………………………… -11月14日-…24 ・第3回 政策委員会兼食品取引改善協議会開催 …………………………… -11月21日-…24 ・第19回 賛助会員幹事店会開催 …………………………………………… -11月21日-…25 支部活動 ・中食連・日食協東海支部合同懇談会開催 ………………………………… ・北海道支部 交流会開催 …………………………………………………… ・関東支部 経営実務研修会開催 …………………………………………… ・東北支部 経営実務研修会開催 …………………………………………… ・北陸支部 経営実務研修会開催 …………………………………………… ・九州沖縄支部連絡協議会・賛助会員連絡会開催 ………………………… -11月12日-…26 -11月14日-…28 -11月14日-…29 -11月18日-…30 -11月26日-…31 -12月2日-…33 関連省庁・団体からのお知らせ ・冬季の省エネルギー対策について …… -省エネルギー・省資源対策推進会議省庁連絡会議-…34 ・「もったいないゼロプロジェクト」始動-Webサイト完成- …………………………… -生団連-…45 ・国家認定制度 「食の6次産業化プロデューサー」 のご紹介 …… -(一社)食農共創プロデューサーズ-…46 回 覧 無断転載・引用を禁ず 2015年 新春ご挨拶 一般社団法人 会 日本加工食品卸協会 長 國分 勘兵衛 新年明けましておめでとうございます。 2015年の年頭にあたりご挨拶申し上げます。 全国各地の皆様におかれましては、つつがなく新春をお迎え のことと存じ、心よりお喜び申し上げます。 昨年は、4月に1997年以来17年ぶりに消費税率が5%から 8%に引き上げられ増税直前には幅広い商品で駆け込み需要が 盛り上がり、売り上げを押し上げることできました。ただ4月 以降はその反動減や7月以降の天候不順もあり消費の回復は足 取りが重くなりました。これは給与やボーナスの伸びが当初の予想ほど高くなく、原料 高もあって増税分以上に伸びた物価上昇に追いついていないことが大きな要因と思われ ます。こうした消費増税の中で、今回は特に、価格表示の方法が、総額表示と税抜き表 示にわかれて混在することになり、このことが消費心理に少なからず影響したものと考 えます。 食品卸業界は、消費増税の対策として共同行為(カルテル)を行い、一定の役割をは たしましたが、NB商品などコモディティ分野の価格の下げ圧力が依然強い中、物流費や 人件費などのコストが大幅に上昇し、更には増税後の価格競争の再燃から収益環境は先 の見えない厳しい状況となり、本格的流通再編統合の動きを一気に加速させました。 こうした中で弊協会は、業界のコスト合理化を目指して、共通インフラの再構築に注 力する方針を掲げ、情報システム、物流、経理業務等の分野で標準化に取り組む活動を 行いました。 さて本年は、10月に予定された消費再増税が、2017年4月延期にされることになり景 気の本格的回復を期すことになりましたが、再増税時と同時に、軽減税率制度が導入さ れる事が明確な政策方針となり、その対象品目の線引きと区分経理のあり方が最大の課 題として論議される事になりました。弊協会としては消費税率10%までは単一税率制度 の維持を要望してまいりましたが、業界として、この制度導入の影響を最小減にとどめ るべく、本年より準備対応していくことが必要となりました。このことを中心に、また 継続して卸の存在価値の向上を目指した業界活動に精進して参りますので、本年も変わ らずご指導、ご鞭撻をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。 正・副会長会議、理事会 平成26年度上半期活動状況報告 ― 11月7日 - 平成26年11月7日(金)東京アーバンネット大手町ビル東京會舘に於いて、午前10時半 より正・副会長会議を開催し、この後行われる理事会の運営内容や会員の減少に伴う今後 の支部活動のあり方、理事会の書面決議等について意見交換を行った。昼食後直ちに理事 会が行われ、上半期の活動状況等が報告された。 開催日時 平成26年11月 7日(金)11時30分~13時30分 場 レベル21 所 東京會舘 シルバールーム 東京都千代田区大手町 議 案 2-2-2 アーバンネットビル 21階 第1号議案 上半期事業活動報告及び下半期事業活動に関する件 (1) 会員動向 (2)上半期事業活動報告及び今後の活動について (3)上半期収支決算報告 (4)監査報告 (5)その他 第2号議案 開 会 その他 奥山専務理事の司会により開会、はじめに配布した資料を確認、続いて 國 分勘兵衛会長が次の如く挨拶を行った。 「本日はご多用の中、またご遠方からも、ご参集をいただき誠にあ りがとうございます。とりわけ、農林水産省からは公務ご多用の中、 食品製造卸売課から矢花課長様はじめ幹部のご来臨を賜り、誠に有難 く厚く御礼申し上げます。 また、本日ご参集の皆様方には、日頃から日食協活動に多大なご支 援を頂戴いたしておりますこと、重ねて心より御礼申し上げます。 理事会で挨拶する 國分勘兵衛会長 さて、消費税増税後の景気動向ですが、経済産業省の発表された9月の 商業販売統計では、9月の小売業販売額が前年同月比2.3%増と3ヶ月 連続して前年を上回ったとの発表がなされています。ただこれは都市部での高額品等の販売寄 与が大きいようで、我々業界に関連する食料品などの消費が中心のSM3団体の統計では、加工 - 1 - 食品などの一般食品は小売業の既存店ベースでの売上げは前年同月比3.6%マイナスであった とのことであります。このように都市部と高額品は堅調、地方と日常品は苦戦と消費動向は二 極化しております。日常品の不振の原因は、いまのところ決定的な要因が見当たらないようで、 天候不順による飲料などの季節商品の伸び悩み、一部値上げ商品での客離れ、業態間の価格競 争の激化等が複合的に作用しているとの見方もあります。さらには消費行動や社会環境の変化 も影響しているとの分析もあります。具体的には前回増税時の97年と違って一段と高齢者が増 加したことや世帯構成成人数の減少等があります。こうした状況ではありますが、一部のスー パーは(ヤオコーさんやライフさん)極めて業績が好調ともうかがっております。やはり消費 者に対してぶれない発信力をもって消費者に訴求している企業は評価されているのではないか と思います。 12月には安倍総理大臣が消費税率を予定どおり10%に引き上げるかどうか判断するわけで ありますが、景気の動向を慎重に見極めるのは当然でありますが、政府として公共事業を円滑 に執行すること、法人税の減税を具体的に詰めること、規制改革を一段と進めることなどを積 極的に行って景気或いは成長戦略を下支えする事が必要かと思います。また消費税が10%時に 導入が予定されている軽減税率制度につきましては、8月末の与党税制協議会の業界ヒアリン グ時に弊協会として10%までは軽減税率を導入しないで単一税率制度維持して欲しいことを 要望しましたが、今後の動きを注視してまいりたいと思います。今度経産大臣になられた宮澤 さんも業界ヒアリングに出ておられましたが、大臣就任会見で軽減税率制度にふれて、食料品 の線引きや国民全体の合意形成の難しさ、さらにはインボス制度の浸透には相当の時間が必要 との見解も話されておりました。与党の中でも制度設計の合意には相当苦労されるような感じ でございます。市場規模が広がらない中で物流環境が、かつて経験した事のないような事態で 推移しているなど、業界としても正念場を迎えているような厳しい局面にあると認識いたして おりますが、一部メーカーさんが値上げの予定を発表されていることもございますので、商慣 習の是正も含めて取引環境改善の機会と捉えて、小売業さんに充分ご認識いただいて円滑な流 通を維持するためにも適正な流通マージンで商売ができるよう環境改善に努力して、質への転 換を少しでも確保しながら前進を重ねていくべきと考えておりますので、ご協力を御願い申し 上げます。また本格的な流通再編の進展から弊協会の会員卸も大幅に減少し直近では121社と なっております。支部によっては会の運営を再考すべきところも出てくるかと思っております が、協会運営には引き続き格別のご協力をお願い申し上げます。 本日は上期の活動状況についての報告をお聞き届けの上、下半期に対してのご指導をお願い することにしております。どうぞ宜しくお願い申し上げまして簡単ではございますが開会のご 挨拶とさせていただきます。」 続いて、司会者より本日の来賓者を紹介する。 農林水産省食料産業局食品製造卸売課 同じく 同じく 当協会担当窓口 課長 矢花 渉史 様 課長補佐 平山 治 様 係長 上田 麻由子 様 - 2 - 引き続き来賓を代表して、農林水産省食料産業局食品製造卸売課 矢花課長から最近の農林水産省や食品業界を取り巻く情勢について紹 介があり、特に「介護食品の在り方、食品表示一元化、消費税軽減税 率、食品ロス削減」ついて一層の理解と協力の要請があり、最後に、 日食協の益々の発展と参加役員のご健勝を祈念され挨拶を終えた。 理事会で挨拶する 農林水産省食料産業局 食品製造卸売課 矢花課長 出欠状況 理事総数 23名 出席理事 13名 監事総数 2名 出席監事 2名 欠席理事 10名 計 15名 司会者が資料に基づき出欠状況を報告、会の成立とともに定款第31条第1項の規定に則 り、國分会長に議長就任をお願いして議事の進行をお願いする。 それを受けて議長は議事に入った。 第1号議案 上半期事業活動報告及び下半期事業活動に関する件 議長より、第1号議案を報告するよう指示があり専務理事より概況及び事業活動のポイント を資料に則り報告された。 ①会員動向の件 ②消費税の軽減税率に関する要望について ③納入業者との取引の公正化について ④平成27年度 税制改正等に関する要望書について ⑦製・配・販連携協議会の活動概要と今後の運営体制について ⑧社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)について ⑨物流合理化に関するお願いについて ⑩低炭素社会実行計画について ⑪不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案について ⑫今後の食品リサイクル制度のあり方について ⑬天気予報で物流を変える~業界初の試み~について ⑭上期決算財務諸表 以上の項目が順を追って説明された。 同時に上半期の収支決算の内容を説明し、更に、10月30日に監事各位により監査を受けた経 緯を報告した。 議長はここで監事に監査報告を求め、升本 正 監事は「去る10月30日に事業活動の報告を 受け、会計帳簿とこれに関する帳票・証憑につき調査を行い、対象事業期間の計算書類及び付 属明細書について、すべて法令並びに定款に従い適正に処理され、法人の財産及び損益の状況 について正確に示しているものと認めました」と報告をした。 - 3 - 議長はここで、事務局より報告が有った第1号議案の全ての事業活動及び収支決算の内容に 対しての質問・意見等求めたが、異議なしの掛け声と拍手を以って承認された。 第2号議案 その他 議長は、用意した議案は以上であるが他に何か意見・質問等が有ればと声を掛けたところ何 も無かったので、事務局より連絡事項があればお伝えするよう指示があり 事務局より今後の理事会の開催予定は 正・副会長会議及び理事会 平成27年 3月27日(金) 同 平成27年 4月24日(金) 理事会及び定時総会 平成27年 5月28日(木) であり、特に4月開催の理事会に関しては、各理事の時間的な負担の軽減も視野に、法令並び に定款の定めによって可能となっている書面決議による開催が提案された。 議長はここで、事務局より報告が有った第2号議案の理事会の書面決議に対しての質問・意 見等求めたが、異議なしの掛け声と拍手を以って承認された。 以上をもって議案の全部を終了したので、13時30分議長は理事会の閉会を宣した。 上記の議決を明確にするため、代表理事及び監事が次に記名押印する。 平成26年11月7日 一般社団法人日本加工食品卸協会 理事会 出席代表理事 國 衛 出席監事 升 同 品 分 勘 兵 本 田 正 英 理事会 明 会場 - 4 - 事業活動 流通BMS「出荷開始型メッセージ」と 「納品明細書」の標準化が実現 ― 情報システム研究会 - かねてより検討・協議されてきた、小売業の電話・FAX発注に対する出荷メッセージ項目と 納品明細書の標準化が本年10月、流通システム標準普及推進協議会において承認された。 本件は2012年度の「情報志向型卸売業研究会(卸研)」研究委員会における「流通BMSの 標準運用への提案と啓蒙」の調査・研究成果に端を発するものである。研究委員会において、 卸売業から見て流通BMS導入推進の障害になっている標準外運用への個別対応、標準化されて いないために個別対応になっている運用が研究課題となり、参加卸へのアンケートの結果、① 電話・FAX受注分の出荷データ作成と、②納品明細書の二つに対して、小売業から様々な個別 対応が求められていることが明らかになった。 「出荷開始型モデルの出荷メッセージ」標準化の必要性 本来、流通BMSでは小売業の発注データから始まるのが標準運用だが、特売や追加発注 等では、店舗からの電話・FAX発注が残り、これらオフライン発注分に対しても自社の仕 入計上のために出荷メッセージの返信が求められているのが現実である。一方、卸売業は債 権債務を明瞭にするために、オフライン発注分も出荷メッセージに乗せることによって、小 売業からの受領メッセージを要望している。 過渡期の方策として、オフライン発注分の出荷メッセージ作成をスムーズに実施していく ために、卸売業ではセット出来ないデータ項目を固定値とする出荷開始型メッセージの標準 化が求められるところである。 「納品明細書」標準化の必要性 流通BMSでペーパーレス化が謳われているにも関わらず、納品伝票の代替として「納品 明細書」での運用が為されているのが実態である。小売業では検品用、仕入計上の控えとし て、卸売業では受領証憑として必要という理由から納品明細書を2枚以上出力し、それぞれ が利用している。 卸売業としては、現実に利用されている「納品明細書」の記載項目・レイアウトを標準化 することによって、様々な個別書式への対応を回避したいと考える。 卸研の研究成果を受けて、日食協情報システム研究会は「出荷開始型モデルの出荷メッセー ジ標準化」と「納品明細書」に関するガイドラインのチェンジリクエスト(流通システム標準 普及推進協議会に対する変更申請)を提出すべく、日本スーパーマーケット協会、日本チェー - 5 - ンストア協会、全国化粧品日用品卸連合会、食肉流通標準化システム協議会など流通各団体と の意見交換、調整を行ない、2013年12月に食肉流通標準化システム協議会との連名で提出に 至った。その後、何回かのフィードバック、討議を経て2014年10月に最終承認され、12月に はガイドライン改訂版が流通システム標準普及推進協議会のホームページに公開された。 今後、情報システム研究会として、ガイドライン改訂の啓蒙普及を積極的に手がけていく。 既に流通システム標準普及推進協議会による普及推進セミナー(2015/2/13 大阪、2015/2/20 名古屋、2015/2/27 東京)、スーパーマーケットトレードショー(2015/2/12 流通4団体ブース) での講演説明が予定されている。卸売業のとって有益な標準化の果実を享受するために、全て の日食協会員企業が本件をご理解いただき啓蒙推進を行なっていただければ幸いである。 ※関連ホームページ 流通システム標準普及推進協議会 ①流通ビジネスメッセージ標準 http://www.dsri.jp/ryutsu-bms/ 運用ガイドライン(基本編)第1.3.3版 http://www.dsri.jp/ryutsu-bms/standard/standard01_1.html ②流通ビジネスメッセージ標準 物流ラベル運用ガイドライン 第1.3版 http://www.dsri.jp/ryutsu-bms/standard/standard03.html 流通 BMS.com http://www.mj-bms.com/ ■出荷開始型モデルの出荷メッセージ ガイドライン改訂のポイント■ ・『出荷開始型』モデルに、出荷メッセージ運用のバリエーションを追加した。 ・この場合の出荷メッセージのセット項目及び方法は、オフライン発注に対する出荷メッセ ージ定義を使用することとし、その標準化項目を取決めた。 - 6 - - 7 - ■納品明細書 ガイドライン改訂のポイント■ 従来、納品明細書は検討対象外であったが、今回標準化対象として印字項目・レイアウトを 定義した。 - 8 - - 9 - - 10 - 第1回 物流合理化懇談会開催 ― 10月7日 - 物流問題研究会は、協会の今年度の事業方針に基づきメーカー・卸間の物流合理化を話し 合う検討会として「物流合理化懇談会」を企画し、賛助会員幹事企業の有志企業に呼びかけ 第1回目の「物流合理化懇談会」を日食協会議室にて開催した。最初に奥山専務理事から物 流コストの合理化はSCMに多くの源資があるものと考え今年のはじめにJPRが事務局となっ て「MHS標準化を進める会」が調査した内容、特にバラ下ろしの多い即席ラーメンについて の状況と日本即席食品工業協会様にお願いの文書を提出した件を報告した。ついで物流問題研 究会座長の神山浩二氏(伊藤忠食品(株))からこの会の検討内容について説明した。その後メ ーカー各社から現状の物流状況について報告があり、最後に次回の検討内容を確認して閉会し た。 物流合理化懇談会 - 11 - 会場 物流問題研究会 委員 一般社団法人 日本加工食品卸協会 (社名50音順:敬称略) 会社名 委員名 所属・役職 伊藤忠食品 ㈱ 神山 浩二 加藤産業 ㈱ 里中 彌 国 本郷 秀貴 物流事業部 コンタツ ㈱ 鈴木 義之 物流統括部部長代理 ㈱ 日本アクセス 鎌田 弘 ロジスティクス統括本部汎用物流部 日本酒類販売 ㈱ 平山 修 情報物流本部物流統括部物流企画課課長 三井食品 ㈱ 岡崎 一朗 物流本部物流管理部長 三菱食品 ㈱ 宮村 陽司 ロジスティクス本部運用グループマネージャー 分 ㈱ ロジスティックス企画部 備考 ロジスティクス部 部長 次長 課長 賛助会員幹事企業 部長 ご出席者 (社名50音順:敬称略) 会社名 委員名 所属・役職 備考 味の素 ㈱ 藤原 寛治 物流企画部 課長 同 井上 公司 営業企画部 課長 アサヒ飲料 ㈱ カルピス営業本部 佐藤 啓次 営業企画部 課長 カゴメ ㈱ 佐藤 嘉洋 コンシューマー事業本部営業政策部 キッコーマン食品 ㈱ 三宅 洋平 物流企画課 久住 和男 物流企画課 キューピー ㈱ 百瀬 盛宣 ロジスティクス部業務推進グループ 日清オイリオG ㈱ 尾畑 光広 生産物流統括部 日清食品 ㈱ 小池 学 営業企画部 ネスレ日本 ㈱ 中野 貴彦 広域流通統括部サプライチェーン担当部長 ハウス食品 ㈱ 藤井 正幸 SCM部 同 課長 課長 参事 次長 - 12 - チームリーダー リーダー SCM担当 第36回 異業種交流委員会開催 ― 10月10日 - 第36回の異業種交流委員会が、平成26年10月10日(金)午後3時より森川産業(株)の会議 室にて開催された。今回の幹事団体である全国医療品卸連合会の事務局長の司会進行で始まり、 最初に全国医療品商連合会の副会長である松浦由冶氏が開会の挨拶を行い「医療用品のメイン チャネルであるドラッグ業界の売り上げは、消費税増税の影響や西日本の天候不順の影響を受 けていい状況ではない。卸としてはメーカーと協力して新商品を投入して売り上げの挽回策を 考えていきたい。この異業種交流委員会は情報交流の貴重な場であるので今後ともよろしくお 願いしたい。チェーンドラッグ業界から店舗の運営がパート化されているので、商品納品時の 重量制限について要請を受けているが他業界での対応について伺いたい」と述べられた。つい で全国米穀販売事業共済協同組合が「取引実態調査」について報告、ついで全国化粧品日用品 卸商連合会から「卸流通アカデミー第4期開催」の内容を紹介し、弊協会からは「消費税の軽 減税率制度について」与党税制協議会から業界ヒアリングを受けた事に関して報告、最後に全 国医療用品卸商連合会より消費税増税後の状況について報告がなされた。その後意見交換テー マとして「軽減税率制度」に関して行われ、各業界の考えをそれぞれ述べた。次回は平成27年 2月13日(金)に全国米穀販売事業共済協同組合の当番幹事で開催される予定。 【異業種交流委員会参加団体】 ①一般社団法人日本医薬品卸売業連合会 ④全国化粧品日用品卸連合会 ②全国医療品卸商連合会 ⑤一般社団法人日本加工食品卸協会 ③全国米穀販売事業共済共同組合 ⑥全国菓子卸商業組合連合会 第2回 政策委員会兼食品取引改善協議会開催 ― 10月22日 - 今年度第2回目の政策委員会兼食品取引改善協議会を10月22日(水)午前9時半より日食協 会議室に於いて開催した。主要な議題は、上半期を終了しての事業活動総括と下半期に向けて の事業検討であったが、特に11月に開催予定の賛助会員幹事店会でのメーカー各位との意見交 換テーマについてと価格改定時における卸マージンの内容について検討を行った。 【主要上半期活動報告】 ①与党税制協議会の業界ヒアリングについて ・日食協の消費税の軽減税率に関する要望について ②食品分野におけるプライベート・ブランド商品の取引に関する実態調査報告書と取引の - 13 - 適正化の推進について ③平成27年度税制改正等に関する要望書について ④日本即席食品工業協会に対する物流合理化に関するお願いについて ・物流合理化懇談会の開催について ⑤「食品ロス削減のための商慣習検討W・G」の開催内容について ・今後の食品リサイクル制度のあり方について ・天気予報で物流を変える(事業主体:日本気象協会) ⑥2014年自主行動計画(低炭素社会実行計画)の環境数値について ⑦平成26年度情報システム研修会の内容について ⑧経理業務標準化協議PJ委員会について ⑨食品取引改善協議に関する件 ⑩消費税税転嫁・表示カルテル推進協議会に関する件 ⑪賛助会員幹事店会の意見交換テーマに関する件 ⑫今後の日程に関する件 平成26年度情報システム研修会開催 マイナンバー制度の影響等を共有化 ― 10月24日 - 平成26年10月24日(金)午後1時30分より東京日暮里にあるホテ ルラングウッドに於いて会員卸、賛助会員の情報システム担当者らを 対象とした平成26年度の情報システム研修会を全国卸売酒販中央会 との共催で開催した。当日は総勢85名が出席した。JIIの八十島幹夫氏 の司会進行で、冒頭情報システム研究会の座長である竹腰雅一氏(伊 藤忠食品(株))が本日の研修内容について紹介し、ついで奥山専務理 事が直近の日食協の事業活動を報告した。与党税制協議会の業界ヒア 開会挨拶をする 情報システム研究会 座長 竹腰雅一氏 リングに於いて、債権債務上の混乱や事務処理負担の増加などを理由 に協会として消費税の軽減税率制度導入に反対し単一税率の維持を要 望したこと、即席食品工業協会に物流合理化へ向け即席ラーメンのバラ積み配送からパレット 配送にしていただくようお願いした事等を説明した。 続いて行われた講演では、最初に一般財団法人流通システム開発センター 任研究員 研究開発部 主 坂本真人氏が「流通BMS®の普及拡大に向けた取り組み」-決済情報への適用拡大 -について講演、ついで公益財団法人流通経済研究所専務理事 加藤弘貴氏が「製・配・販連 携協議会の活動概要と今後の運営体制について」を講演した。ドライバー不足が深刻化する中、 協議会に加盟するキューピーと加藤産業が発注締め時間の繰り上げによって配車・積載率の改 善に取り組んだ事例等を説明した。休憩後、伊藤忠テクノソリューション(株)サービス営業部 - 14 - 部長代理の長谷川 真一氏が「最終顧客接点を制す!ラストワンマイルサービス戦略の実現方 法とは?」を講演、同社が楽天MART等に提供しているオム二チャネル支援サービスの概要を 紹介した。最後に(株)野村総合研究所 研究室 室長 梅屋 未来創発センター 制度戦略 真一郎氏が「社会保障・税番号制度(マイナン バー制度)の民間企業への影響とその対応」を講演した。特定個人情 報に含まれる従業員のマイナンバーを企業が適切に管理することの難 しさを述べるとともに、会場のシステム担当者らに向けた企業トップ 層への働きかけを求めた。その後懇親会に移り、開宴の挨拶と乾杯の 発声を全国卸売酒販中央会専務理事の塩本 井食品(株)常務執行役員 昇氏が行い、中締めを三 情報システム管掌 水谷 幸雄氏がユーモ アを交えて挨拶し一本締めを行い閉会とした。 情報システム研修会 - 15 - 会場 懇親会で中締めの挨拶 をする水谷幸雄氏 平成26年度情報システム研修会 講師・演題 「流通BMS®の普及拡大に向けた取り組み」 -決済情報への適用拡大- 一般財団法人 流通システム開発センター 研究開発部主任研究員 坂本 真人 氏 ※日食協ホームページに掲載 「製・配・販連携協議会の活動概念と今後の運営体制について」 公益財団法人 流通経済研究所 専務理事 加藤 弘貴 氏 ※日食協ホームページに掲載 「最終顧客接点を制す!ラストワンマイルサービス戦略 の実現方法とは?」 伊藤忠テクノソリューション(株) サービス営業部 デカルトサービス課 部長代理 長谷川 真一 氏 ※日食協ホームページに掲載 「社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)の民間企業へ の影響とその対応」 (株)野村総合研究所 未来創発センター 制度戦略研究室 室長 梅屋 - 16 - 真一郎 氏 みかん缶詰の現況についての意見交換会 ― 10月27日 - 10月27日15時30分より、日食協会議室に於いて日本蜜柑缶詰工業組合の幹部の方と商品開 発研究会幹事企業との蜜柑缶詰の現況についての意見交換会を行った。日食協商品開発研究会 座長の大谷武史氏(国分(株))の司会進行で、最初に出席者が各自自己紹介を行い、ついで日 本蜜柑缶詰工業組合副理事長の加納洋二郎氏(相浦缶詰(株))が今年の蜜柑製造のスタートに あたってご挨拶をいただいた後、事務局長の川手浩司氏から配布資料にもとづき平成25年度の 製造状況、在庫状況、現状の京浜市場のみかんの入荷量及び価格推移などについて説明がなさ れた。その後各ブランドオーナーの立場から販売状況と今年の考えを述べた。最後に意見交換 となり今年は裏年にあたり作柄的にはやや小玉であることや地方の過疎化から原料や労働力の 確保が難しくなり製造することが厳しくなっていること、原料価格を少し上昇させていかない と生産者の意欲が減退し将来的に蜜柑缶詰の製造が難しくなるなどの意見が出された。また中 国産は円安と労務コストの影響から販売価格が上昇し、小売サイドから扱いをやめ国産の小型 缶に切り替えるところも出てくるのではないかといった意見も出された。 日本蜜柑缶詰工業組合との意見交換会 - 17 - 参考資料 1.平成25年度みかん缶詰ホール品製造状況 平成26年3月31日 - 18 - 2.みかん缶詰輸入動向 - 19 - 3.みかん缶詰の在庫量(H.26年7月末調査) - 20 - 4.平成 25年産みかん缶詰在庫状況 (平成26年度7月末在庫調査)単位:千箱 - 21 - 第50回 関東支部商品研修会開催 ― 10月29日 - 10月29日(水)関東支部流通業務委員会主催の第50回商品研修会を開催した。今回は、昨年 台風のため中止とした企画のリベンジ版で群馬県館林市にある日清製粉の製粉ミュージアムと 埼玉県北本市にある江崎グリコのグリコピア・イーストを訪問し研修した。当日は秋晴れの好天 に恵まれ、大変さわやかな気候のもと関東支部会員卸企業10社25名、事務局3名の総勢28名が 定刻8時30分に三越日本橋店横に集合してバスに乗車し、最初の訪問先群馬県館林市にある製 粉ミュージアムに向かった。心配された交通渋滞もなく予定時間より早く現地に到着した。現 地では日清フーズ(株)首都圏営業部の千田部長代理と飯開係長のお出迎えをいただいた。その 後製粉ミュージアムの稲垣館長から歓迎のご挨拶をいただき、田中主幹から製粉ミュ-ジアム の概要をビデオでご説明いただいた。その後特別にこのほど傘寿を迎えられた美智子妃殿下の 貴重なご成婚秘蔵ビデオも拝見することができた。新館は最新の製粉技術を楽しく、わかりや すく体感できるミュージアムで、本館は、日清製粉の創業から現在までの歩みを時代を追って 紹介する展示が主体。また創業期より事務所として使われていた建築物も近代産業遺産として も必見。全体として明治の機械製粉黎明期の様子から最新製粉テクノロジーまで製粉にまつわ る幅広い知識が集約されており非常に有意義な研修となった。研修参観後全員で記念写真を撮 り、ミュージアムを後にし、昼食会場に向かった。午後からの研修は、埼玉県北本市にある江 崎グリコのグリコピア・イーストで、現地到着後、江崎グリコ埼玉支店の濱岡様のお出迎えを いただいた。早速グリコピア・イーストの山本館長から施設の概要を説明いただいた。この施 設は工場と企業ミュージアムが合体した「ユニークな工場見学施設」で、ポッキーやプリッツ の製造工程を近くで見られるだけでなく、最新鋭の機械で作られた商品が出荷されるまでをわ かりやすく見る事ができる施設となっている。最初にグリコ誕生の元になった牡蠣の貝殻をイ メージした形のカレッジホールで、「創意工夫~創業者 江崎利一物語」と「チョコレートが できるまで」の上映を見て、次にポッキーとプリッツの製造工程を見学し、グリコタウンでは 1500点に及ぶおまけの“おもちゃ”の展示を見学、最後にスタジアムホールでクイズチャレン ジツアーに参加し、全員でクイズに参加した。全体としてグリコの歴史やおもちゃの展示を通 して「わくわくできる工場見学」を体験できた見学研修でありました。 製粉ミュージアム見学 グリコピア・イースト見学 - 22 - 復興庁の「販路開拓支援チーム」に参画 ― 11月6日 - 9月11日に、経団連と竹下復興大臣との懇談会が開催され、席上、小泉政務官から「震災で 取引先を失った被災地の企業のために、新たな販路開拓を支援するチームを作ることはできな いか」と提案されました。これを受けて、復興庁は小泉政務官や経団連とも相談した結果、「新 しい東北」官民連携推進協議会の下に、「販路開拓支援チーム」を設けることになり、弊協会 にも参画の要請をいただきました。今後本部としてこのチームに参加して情報を共有化してま いりますので、皆様のご協力、ご支援をよろしくお願いします。 「販路開拓支援チーム」の立ち上げについて 平成 26 年 11 月 6 日 復 興 庁 1.趣旨 ハード面の復旧等が進みある中、今後、被災地の農林漁業、水産加工業等が克服しなけ ればならない課題の 1 つとして「販路の回復・開拓」があるこうした課題を解決するため、経 済界(民間企業等)の協力も得ながら、そのノウハウ等を最大限に活用し、官民連携で取 り組みを進めるため、「販路開拓支援チーム」を立ち上げることとする。 2.基本的考え方 ○販路開拓支援については、既に様々な団体・企業等が取り組んでいる。したがって、こ れらの団体・企業等の活動をベースとしつつ、団体・企業等の有機的な連携を生み出し、 新たな展開につなげていくことが重要と考えられる。 ○こうした観点から、様々な支援団体・企業等のプラットフォームとなっている「新しい東 北」官民連携推進協議会の下に、販路開拓支援に特化した分科会として「販路開拓支援 チーム」を設けることとする。 ○販路開拓支援チームの体制は以下のとおり。 ・事務局は、官民連携推進協議会と同様、復興庁 ・メンバーは、販路開拓の支援(ビジネスマッチング、新商品開発、ブランディング・マーケ ティング・販路開拓に向けたノウハウ・人材・資金面等)に取り組んでいる団体を想定。 ・協力団体として、経済 3 団体(日本経済団体連合会、経済同友会、日本商工会議所)が参画。 3.取り組み方針 メンバーに対し、各々の支援の実施状況や現在の課題を共有する場を提供。メンバー全 員が揃って一つの取り組みを実施するのではなく、メンバー間の情報共有・意見交換を通 じて有機的な連携が生まれ、連携の中から多様な取組みが生み出されるような場づくりを 目指す。 - 23 - 第7回 全国事務局会議開催 ― 11月14日 - 11月14日(金)午後12時半より、日暮里のホテルラングウッドに於いて第7回全国事務局会 議を開催した。今回初めて参加される方もおられたので、まず最初に、各支部の近況も含めて 自己紹介を行った。続いて奥山専務理事から、11月7日に行われた理事会の内容が報告され情 報を共有化し、特に流通再編の進展から会員数が減少し単独支部活動が困難な支部もあること から今後の支部活動のあり方について打ち合わせを行った。最後に予算、決算業務の注意事項 について確認を行い、終了後は例年のように当日同会場で行われた関東支部経営実務研修会に 合流していただき講演を聞き閉会とした。 全国事務局会議 会場 第3回 政策委員会兼食品取引改善協議会開催 ― 11月21日 - 平成26年11月21日(金)午前10時30分より日本橋三越本店特別食堂会議室に於いて本 年度第3回目の政策委員会兼食品取引改善協議会を開催した。主な議題は、11月に開催さ れた理事会の報告や食品表示法の改正に伴う業界対応、復興庁からの「販路開拓支援チー ム」の立ち上げに関する事等であった。また「消費税転嫁・表示カルテル推進協議会」では 特に課題となる事案がないことも確認した。 - 24 - 第19回 賛助会員幹事店会開催 - 11月21日 - 第19回賛助会員幹事店会を11月21日(金)午前11時30分より日本橋三越本店特別食堂会議 室にて開催した。 会議は、冒頭日食協の政策委員長宮田善康氏(三菱食品(株))が開会の挨拶を述べ、次いで 賛助会員幹事企業を代表して味の素(株)の梅澤忠徳氏からご挨拶をいただいた。次いで議事に 入り、奥山専務理事から11月7日に行われた理事会の概要報告を行った。その後「意見交換テー マ」に入り、今回は「メーカー各社の価格改定動向に関して」という内容で出席各社から発言が なされた。 賛助会員幹事店会で 挨拶する政策委員長 宮田善康氏 賛助会員幹事店会で 挨拶する梅澤忠徳氏 賛助会員幹事店会 - 25 - 会場 支部活動 中食連・日食協東海支部合同懇談会開催 - 11 月 12 日 - 中部食料品問屋連盟は11月12日、正会員・賛助会員合同懇談会を名古屋観光ホテルで開催、 正会員・賛助会員など239名が参加した。 合同懇談会は永津邦彦会長の開会挨拶で始まり、研修の部では日本加工食品卸協会の奥山則 康専務理事が日食協重点活動を報告。続いて行われた講演の部では、作家・編集者の畑中三応 子氏を講師に招き、「ファッションフードの150年―食は情報戦である―」の演題で講演し、 ファッションフードの定義と歴史、ファッションフードとしての名古屋メシの分析などを解説 した。 懇談会は青木昌広副会長の開会挨拶に続いてカゴメ・宮地雅典名古屋支店長が「我々の取扱 う商品にさらなる磨きをかけ付加価値をつけ臨まなければならない。 生きるためには食べることが必要となるが、食べることを楽しむため に生きることを目指し、食に付加価値をつけていきたい」と述べて乾 杯の音頭をとった。各所で歓談が交わされた後、味の素・島本達也名 古屋支社長が「厳しい年末を迎えているが、上半期と比べれば改善傾 向にあると感じられる。卸はサプライチェーンの中でメーカーと小売 を結びつける大きな役割を担っている。〝良い商品を、良い流通で、 良い消費〟とあるように、中部エリアにおいても大いに役割を発揮し 講演する畑中三応子氏 て欲しい」と中締めを行い散会となった。 〈永津会長〉 日本の誇る和食の食文化がユネスコの世界無形文化遺産に登録され、世界でも高い評価を受 け注目を集めている。さらに円安もあり日本に訪れる外国人が増加 している。免税対応を進め業績を伸ばしている小売業も見られる。 我々の携わる食も免税の拡大に含まれており、食品業界一丸となっ て新たな需要の取り込みを進めていきたい。 名古屋においてはリニア新幹線が着工され、東京と名古屋が40分 で結ばれる時代が到来します。日本における名古屋の役割はさらに 大きくなり、名古屋駅前のビルやホテルの大規模なリニューアルも 開会の挨拶をする 中食連会長・東海支部長 永津邦彦氏 積極的に進められています。人が動けば食のマーケットも大きくなる。 中食連として食の面で中部を支えていきたい。 〈青木副会長〉 和食の食文化のユネスコ登録やTPPなど食に関する話題が多く、TVでも食に関連した内容 の番組が目立ち、食に関する産業に注目が集まっている。従来、食品分野はほかの分野と比べ - 26 - 光を浴びにくい傾向にあったが、食は素晴らしいものであることを再 認識したい。食のテクニシャンとして自らの商品を安売りすることな く磨いていく、〝美味しさ〟の競争をし、その先にある〝幸せ〟の競 争に向かいたい。食に携わる我々中食連は幸せつくりの団体であり、 そのパートナーは全て仲間である。一緒になって頑張っていきたい。 懇談会の開会挨拶をする 青木昌広副会長 〈日食協重点活動報告:奥山専務理事〉 市場規模が広がらないなかで卸売業にとって重要な物流環境がかつてない厳しさであり、ま さに業界として正念場を迎えている。メーカーには価格改定の動きもあり、商環境の是正も含 め取引環境を改善するには今のような値上げの機会は逃せない。小売業にも状況を充分に認識 してもらい、円滑な流通のために適正な流通マージン確保に努め、質への転換を図っていきた い。 消費税増税の際に導入が検討されている軽減税率については財源の問題をはじめ、対象品目 の線引きの困難さ、コスト負担の大きさなど懸念材料が多く、協会として8月末の与党税制協 議会の業界ヒアリング時に「消費税率10%までは軽減税率を導入せず、単一税率制度の維持」 を要望した。食の流通は命を守る流通である。全ての事業者が優れたシステム力や事務処理能 力を有しているわけでなく、消費税増税システムは出来る限りシンプルかつ合理的なものが望 ましい。引き続き推移を注視していきたい。 共通インフラの整備では、物流問題研究会から日本即席食品工業会 にパレット積み配送についての要望を行い、前向きに検討してもらっ ている。メーカーと卸間には合理化の余地は、まだあると考えられ、 経理業務の標準化などで取組みを進めていく方針だ。 農林水産省が応援する「スマイルケア食」の愛称がつけられた介護食 は成長分野であり、協会としても拡大に協力したい。 活動報告をする日食協 奥山専務理事 研修会 懇親会 会場 - 27 - 会場 北海道支部 交流会開催 ― 11月14日- 日本加工食品卸協会北海道支部ワーキンググループは、10月21日(火)京王プラザホテル札 幌に於いて毎年実施している会員卸と賛助会員との交流会を午後4時から開催し、約120名が参 加した。今回は、講師に株式会社野村総合研究所サービス・産業ソリューション第一事業本部 主席コンサルタント 辻直志氏を招き「成熟化する食品流通の変革~食文化あふれる北海道の 可能性~」と題して講演を行った。終了後懇親会を行い、高橋清氏(東洋水産㈱)が乾杯の発 声を行い懇親会が始まった。最後に中締めを北海道支部ワーキンググループの西尾敏明氏(国 分㈱)が行って閉会となった。 ◎研修内容 ○縮小市場における小売流通業の構造変化 生鮮流通を生かした食品流通へ *国内消費市場は縮小の時代へ *小売流通業におけるマクロ環境変化 *流通構造の変化 ・小売企業の水平統合の拡大 ・業態、フォーマットの拡大 講演する辻直志氏 ・製配販の垂直連携/統合の拡大 *日本の卸売市場 *卸売市場法による流通制約の存在 *国際的にみた生鮮流通環境 *わが国の消費者の特徴 *競争力確保に向けた食品スーパーのアプローチ *生活者市場のトレンド *わが国におけるこれからの小売の競争環境 *卸売市場法の改正による取引の自由化 *規制緩和による青果流通自由化の実態/変化 *消費者志向の変化 *新しい競争環境下で求められる製・配・販連携の在り方 *北海道には多様な食材が溢れている - 28 - 懇親会の開会の挨拶をする 高橋清氏 交流会 会場 懇親会 会場 関東支部 経営実務研修会開催 ― 11月14日- 平成26年11月14日(金)関東支部の経営実務研修会を日暮里のホ テルラングウッドに於いて開催した。当日は山本忠司氏(国分(株)) の司会進行で、最初に関東支部長の田中茂治氏((株)日本アクセス) は、「増税から半年以上がたち、小売への客の流れが変わった。内 食回帰でCVSからスーパーへ、外食から内食へと変わり、外食の客数 が減っている。節約のため“家飲み”がブームで国分の『缶つま』が 売れ、とりわけ居酒屋などの業態が厳しい。アルバイトも雇えず、深 開会の挨拶をする 関東支部長 田中茂治氏 夜営業の中止・短縮などもあり客数が減っている。一方、単価5,000 円以上の高級レストランは順調で、一部企業の景気が良い裏づけかも しれない。消費者の低価格志向は一辺倒ではなく、特に都内で高級牛肉が売れている。高価値 訴求と低価格志向が、二極分化ではなく混在している。グローサリーを事業基盤としている業 界は、低価格志向で価格競争が厳しさを増しなかなか値上げができない。円安によりメーカー の製品価格のアップ、物流コストや人件費の上昇と逆風で、低価格志向とギャップがある。卸 の適正な対価と合せてどうしていくか生死に関わる経営課題。協会ではこういった環境下、情 報システム、物流コストなど共通インフラで全体最適の方法を目指す事であり、皆様のご協力 を願いたい」と開会の挨拶をした。 続いて奥山専務理事が、事業活動について①与党税制協議会で、軽減税率は導入せず単一税 率維持を要望、②基本方針“共通インフラ再構築”の一環として、日本即席食品工業協会にラ ーメン類のバラ積み配送状態からパレット配送へのあり方について意見交換行った③11月11 日の介護の日に、農林水産省が、新しい介護食品の愛称を『スマイルケア食』に決定し、高齢 化社会の食の供給に万全を期す考え。流通業界も市場開発に向けておおいに取り組むべきと思 うと発言した。 - 29 - その後講演の部に入り、食品新聞社東京本社編集局の横田弘毅氏が「問屋無用論と卸存立根 拠論~社会最適化装置としての食品卸~」と題して林 周二氏著の「流通革命」が何を主張し、 どこが間違っていたのか、また食品卸の変遷と方向性について講演した。その後懇親会を行い、 開宴の挨拶を関東支部流通業務委員長の大河内 茂氏((株)升喜)が行い、中締めを渡辺 徹 氏(三井食品(株))が行って閉会した。 講演する食品新聞社 横田弘毅氏 懇親会で挨拶する関東 支部流通業務委員長 大河内 茂氏 懇親会で中締めの挨拶 をする渡辺徹氏 東北支部 経営実務研修会開催 ― 11月18日- 平成26年11月18日(火)東北支部主催の経営実務研修会がホテル モントレ仙台で開催された。当日は3時半から正会員卸、事業所会員 による経営情報交換が行われ、堀内琢夫東北支部長(丸大堀内(株)) が開会の挨拶を述べた後、奥山専務理事が、日食協事業活動報告を行 った。終了後会場を移して午後4時から経営実務研修会を行い、最初 に、堀内支部長が挨拶し、「厳しい時を共有しているメーカーの皆さ 開会の挨拶をする 東北支部長 堀内琢夫氏 んとアゲインストの風の中で知恵を出して乗り切っていきたい」と述 べた。 この後奥山専務理事が、日食協の事業活動報告を行い、最後に、(株) 野村総合研究所 産業ソリューション第一事業本部 主席コンサルタント 辻 直志氏が「成 熟化する食品流通の変革」と題して講演した。その中で、特に「食品 流通は、量的成長を目指すのではなく、安心・安全・美味しさの付加 価値成長を目指すべきであり、商品に付加価値を与えるプロデューサ ーが必要であり、自社の保有資源と強み、生産者・消費者の地域特性 を踏まえ、何を、どうプロデュースするかで勝負は決まる」と強調さ れた。終了後、懇親会を行い、開宴のご挨拶を、山本隆正氏(三井食 品(株))が行い、中締めを高原 歩氏(日清オイリオグループ(株)) 講演する辻直志氏 が行って閉会となった。 - 30 - 経営実務研修会 懇親会会場 北陸支部 経営実務研修会開催 ― 11月26日- 平成26年11月26日(水)北陸支部主催の経営実務研究会が金沢市 のANAクラウンプラザホテル金沢で開催された。当日は、会員卸と賛 助会員合せて総勢85名が出席し、中野義之氏(石川中央食品(株))の司 会進行で始まり、最初に北陸支部長の荒木 章氏(カナカン(株))が開会 の挨拶を行い「過去に類のないような厳しい経営環境であるが、市場 の声を聞きながら、提案機能を駆使し、適正な価格に転嫁して健全な 開会の挨拶をする 北陸支部長 荒木章氏 食品流通業を目指していきたい。競争と協調の同時進行が必要な時代 と認識する」と述べた。 次いで、奥山専務理事が、事業報告として軽減税率や物流コストなど3項目について次のよ うに語った。政府は公共事業の円滑な執行、法人税の減税の具体化、さらなる規制緩和等に よって、景気の下支えと成長戦略を推進してほしい。一部報道によると消費税10%への移行 が2017年4月に延期されるという。これまで軽減税率導入反対の根拠のひとつとして、会計シ ステムの開発に時間を要することをあげていたが、延期されると10%引き上げと同時に軽減税 率が導入される可能性もあり、注視する。物流の環境はかって経験したことのない厳しい状況。 一部メーカーに価格改定の動きがあり、商慣行の是正も含め取引環境の改善には価格改定の機 会しかない。小売業側にも理解を求め、円滑な流通を維持するため、適正マージンが確保でき - 31 - るように要請していきたい。11月11日は「介護の日」農林水産省が介護食品の愛称を「スマイ ルケア食」に決め、区分基準も示し、認知度と普及拡大のため予算措置を行う。卸側もスマイ ル食が多くの小売店頭に並ぶよう協力していく。 ついで、野村総合研究所の辻 直志氏が「成熟化する食品流通の変 革」と題して講演し、「食品流通は量的成長を目指すのではなく、安 全、安心、美味しさの付加価値成長を目指すべきであり、食品卸売業 は、商品に付加価値を与えるプロデューサー機能が必要」と述べた。 終了後、懇親会を行い、北陸副支部長の澤田悦守氏(北陸中央食品(株)) が開宴の挨拶と乾杯の発声を行い、中締めを伊藤雅孝氏(北陸国分 講演する辻直志氏 (株))が行って閉会した。 懇親会で挨拶をする 澤田悦守氏 北陸支部 研修会会場 懇親会で中締めの挨拶 をする伊藤雅孝氏 - 32 - 九州沖縄支部連絡協議会・賛助会員連絡会開催 - 12月2日 - 九州沖縄支部は、平成26年12月2日(火)博多ANAクラウンプラザホテルに於いて17時よ り連絡協議会を開催した。 当日は、支部事務局の白土恵一氏(コゲツ産業(株))の司会進行で 始まり、冒頭に九州沖縄支部長の本村道生氏(コゲツ産業(株))が開 会の挨拶を行って、議事に入り、①平成27年度九州沖縄支部及び各県 同業会主催新年交礼会について②各同業会活動内容報告がなされた 後、今後とも日食協と連携して各地域同業会活動を行うかどうかにつ いての意見交換が行われた。最後に奥山専務理事が日食協事業活動を 開会の挨拶をする 九州沖縄支部長 本村道生氏 行って終了した。次いで会場を移して賛助会員連絡会を開催した。最 初に本村支部長が開会の挨拶を行い、ついで支部事務局より連絡協議 会と同様の内容を報告し、奥山専務理事から日食協事業活動報告として軽減税率制度について の検討内容等について報告した。終了後懇親会を行い、開宴のご挨拶を賛助会員を代表して深 瀬成利氏(味の素(株))が行い、中締めを副支部長の田村哲丸氏(ヤマエ久野(株))が行って 閉会となった。 懇親会で挨拶をする 深瀬成利氏 連絡協議会 会場 懇親会で中締めの挨拶 をする田村哲丸氏 連絡会 - 33 - 会場 関連省庁・団体からのお知らせ 冬季の省エネルギー対策について -省エネルギー・省資源対策推進会議省庁連絡会議- - 34 - - 35 - - 36 - - 37 - - 38 - - 39 - - 40 - - 41 - - 42 - - 43 - - 44 - 「もったいないゼロプロジェクト」始動 - 生団連 - - 45 - 国家認定制度「食の6次産業化プロデューサー」のご紹介 -一般社団法人食農共創プロデューサーズ- 「会報 日食協」読者の皆様、はじめまして。国家認定制度「食の6次産業化プロデューサー (愛称:食Pro.)」を運営する一般社団法人食農共創プロデューサーズと申します。今回は加 工食品流通分野でご活躍されている会員の皆様に、「食Pro.」制度について広く知っていただ くため、誌面をお借りいたしました。この機会に、少しでも多くの皆様が当制度についてご興 味・ご関心をもっていただければ幸いです。 1.農林水産分野の成長戦略「6次産業化」 食Pro.は農林水産業の6次産業化を牽引できる人材を育てるために、内閣府の実践キャリ ア・アップ戦略 キャリア段位制度のひとつとして整備された制度です。「6次産業化」とは、 農林漁業者が農林水産物の生産(1次産業)と加工・販売(2次・3次産業)を一体的に行い、 自然エネルギーや地域資源を活用した新たな産業を創出することです。GDPにおける農林水産 業分野の割合は全体の1%程度にすぎませんが、政府は6次産業化を成長戦略の 1 つに位置づけ、 農業については今後10年間で産業全体での所得倍増を目指しています。 6次産業化を推進するためには、①規制や制度の改革、②産業構造の再編、③人材育成が必 要とされています。この中で最も時間を要し、中長期的な視点で有効な施策を必要とするのは、 人材育成です。政府は6次産業の市場を、現在の1兆円から20年後には10兆円にすることを成 長目標としています。その実現には人材がカギとなっています。農林水産物を高付加価値化さ せる事業の企画や、市場開拓の先導、参画する主体間の利害関係の調整、異業種横断プロジェ クトの組成・推進などで、実績を上げることができる人材が求められています。 2.食分野で新しい価値を創造できる人材を育てる 食Pro.制度は上記のような人材の育成を目的とし、農林水産分野や食品分野、経済分野な ど多くの関係者、有識者による協力のもと、平成25年にスタートしました。現在はレベル1~4 の4段階で認定を実施しており、高校生から社会人まで幅広い年代の方々に取り組んでいただ いております。 この制度の特徴は、「知識(わかる)」と「実践的スキル(できる)」の両面から評価する 点です。従来の資格制度では知識に重点が置かれる場合が多いですが、食Pro.では現場の即戦 力となるべく、実践的スキルにも重点を 置いています。また、段階的な資格制度 のため、自分の現状に近いレベルから取 り組み、ステップアップを目指していく ことができます。これまでに全国で148 名 ※ がレベル認定を受けており、今後の 活躍が期待されます。また、「知識(わ かる)」については認証された育成プロ 食 Pro.によるキャリア・アップのイメー グラムを修了する必要があり、これまで ジ - 46 - に30のプログラムが認証されています。育成プログラムの受講可能な地域は全国の約半数の都 道府県に広がり、受講者は2,000名(定員ベース)を超えています。社会人向けにレベル設定 されたプログラムも多数あり、民間企業や行政、大学が主催する多くのプログラムで、農林水 産業の方だけでなく、食品産業やコンサルタント、行政、金融機関の方など幅広い分野の方が 学ぶ場となっています。 ※内訳 レベル4(プロレベル):34名、レベル3:33名、レベル2:8名、レベル1:73名 (平成24年12月1日現在) 3.全国で活躍する食Pro.レベル4 現在の最高段位であるレベル4は、既に6次産業化に関する実績があり、自ら戦略を考え、行 動できる人材を認定しています。これまでに、食品流通業、食品製造業、農林漁業、コンサル タント、研究機関と多岐に渡る分野の方が認定を受けています。今回は高知県でご活躍されて いるレベル4の峠 篤士さんの事例をご紹介します。 峠さんが活動した高知県東部の馬路村では、柚子の生産が盛んで、柚子加工品による村の活 性化を図っており、6次産業化の先導的モデルとなっていました。しかし、知名度が上がるに つれて、顧客への発送が追いつかないという問題が発生していました。通信販売会社で働いた 経験があり、高知県の産品を全国へ発送するノウハウを持っていた峠さんは、2004年に村内の 農協に就職し、受注システムの見直しと体制強化に取り組みました。さらに新商品開発にも取 り組み、現在、農協では柚子の果汁ドリンクや調味料、化粧品の販売も行っています。 6次産業化では、生産、加工、販売に携わる方や支援者など、多くの関係者との連携が必要 です。峠さんはプロジェクトの中核的人材として、全体をマネジメントし、進行役を務めまし た。現在は高知県よろず支援拠点のサブコーディネーターとして、高知県内の様々な6次産業 化事業の振興にご尽力されています。 食品流通分野でも大手企業の方がレベル4として認定を取得されています。生産者・製造者 と消費者をつなぐ食品流通分野は、6次産業化の要となる部門ですから、ますます多くの方に 食Pro.の制度を活用していただければ幸いです。 4.未来を担う食Pro.を育てよう 食Pro.ではプロ人材の認定だけでなく、次世代に活躍できる人材の育成にも取り組んでいま す。静岡県立焼津水産高校は平成25年にレベル1の育成プログラム認証を受け、海洋科学科、 食品科学科、栽培漁業科、流通情報科の生徒が食Pro.認定を目指しています。 食品科学科では、「3年間で食のプロフェッショナルになる」という目標を掲げています。 水産物の扱い方や食品加工の方法について学んでいるほか、地元企業と連携した商品開発にも 取り組んでいます。高校生の発想力と地元企業の技で、サバのふりかけや魚醤油などの優れた 商品を開発し、静岡県で高い人気を得ています。 生徒さんは高校でレベル1を取得する予定ですが、卒業後も食Pro.によるキャリア アップを 継続し、水産分野や食分野の成長に貢献できるような人材に育って欲しいと期待しています。 食Pro.はまだ始まって間もない制度ですが、今後も6次産業化分野で活躍できる人材を育成 し、地域経済の発展に貢献できるよう努めてまいります。 注)本稿の一部は、株式会社三菱総合研究所が発行する MRI マンスリーレビュー 2013 年 12 月号トピックス「農 林水産業の 6 次産業化を実現するために」の記事を転載。 - 47 - ~食Pro.シンポジウム2015を開催~ 一般社団法人食農共創プロデューサーズでは、食Pro.制度のこれまでの成果や取組内容を、広 く皆様に知っていただく機会として、この度「食Pro.シンポジウム2015」(平成27年1月22日 (木)13:30~17:00)を企画しました。食 Pro.制度にご興味、ご関心をお持ちの方が、この 制度についての理解を深め、段位認定者とネットワークをつくる場として、ご活用いただける ものと思います。ご参加には事前登録が必要となりますので、下記ホームページよりお申込く ださい。傘下会員の皆様のご参加を、心よりお待ちしております。 《 日 場 (住所 シンポジウム概要 時:平成27年1月22日(木) 13時より受付開始 第1部 成果報告会 13:30~17:00 第2部 交 17:15~19:00 流 会 》 所:TKP赤坂駅カンファレンスセンター ホール14B 東京都港区赤坂2-14-27 国際新赤坂ビル東館 14F) 参集範囲: ● 既に段位認定を受けている方 ● 育成プログラム実施教育機関のご担当者 ● 「わかる」「できる」のレベル判定を受けられた方 ● 段位認定を受けたい方(学生、事業者、支援者、関連業界等) ● 育成プログラムの実施に興味がある方(教育機関、自治体、企業等) ● 食PRO.人材の活用を検討されている方 ● メディアの方 定 員:100名 参 加 費:第1部 第2部 成果報告会:無料 交 流 会:1 名につき4,000円 参加登録方法:食の6次産業化プロデューサー ホームページ http://www.6ji-biz.org/ 「食Pro.シンポジウム2015」事前登録ページより、必要事項をご記入の上、参加登録を行っ てください。(定員100名です。お早目にご登録ください。) - 48 - URL:http://www.6ji-biz.org/pdf/syoku_pamp.pdf - 49 - - 50 - - 51 - - 52 - - 53 - - 54 - - 55 - - 56 - - 57 - - 58 - - 59 - - 60 - Vol.187 平成27年1月1日