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プロロジスと AMB プロパティコーポレーションが 対等合併へ

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プロロジスと AMB プロパティコーポレーションが 対等合併へ
プレスリリース
2011 年 2 月 1 日
プロロジスと AMB プロパティコーポレーションが
対等合併へ
‐ 総所有・運営資産 460 億ドルの世界有数の不動産会社へ ‐
プロロジス(世界本社: 米国コロラド州デンバー NYSE: PLD)と AMB(世界本社:米国カリフォルニア州
サンフランシスコ NYSE: AMB)は 2011 年 1 月 31 日、対等合併により一体化することへの正式契約を
締結し、圧倒的世界 No.1 の物流不動産の所有・運営・開発会社となることを発表しました。合併した暁
には想定株式時価総額は 140 億ドル(1 兆 1,900 億円*)となる予定であり、時価総額合計は 240 億ド
ル(2 兆 400 億円*)を超えると同時に、総所有・運営資産は約 460 億ドル(3 兆 9,100 億円*)となります。
契約条件に基づき、プロロジスの普通株は AMB 社の普通株の 0.4464 に換算され、合併会社はアップ
リート(UPREIT)となります。合併手続きは AMB 社とプロロジスの株主からの承認を含め慣例に従い行
われることになっており、2011 年第 2 四半期中に手続きを完了する見込みです。全ての株式合併は非
課税での取引となる予定です。合併が完了した後の企業名はプロロジス、ニューヨーク証券取引所
(NYSE)での銘柄のティッカーシンボル(企業コード)は PLD となる予定です。
合併会社はそれぞれのカスタマーネットワークに対する強みを補完することになります。一体化されたポ
ートフォリオは 22 カ国の主要な空港や港など物流の要所に位置する約 6 億平方フィート(5,570 万平方
メートル)の最新の物流施設を網羅することになります。両社は北米、西ヨーロッパおよび日本に確固た
るポートフォリオを築いています。プロロジスは英国と中央および東ヨーロッパに確立した基盤があり、
AMB 社は中国とブラジルで大きな存在感を持っています。
マネジメントチームと統合
AMB 社の CEO であるハミッド R. モガダムとプロロジスの CEO、ウォルター C. ラコウィッチが 2012
年 12 月 31 日まで共同 CEO として引き続き従事しますが、その後ラコウィッチは退任し、モガダムが合
併会社の単独 CEO となります。モガダムは合併会社の取締役会会長となり、会社経営全体の指揮を執
る予定です。ラコウィッチは主に 2 社のプラットフォームの統合および業務の責任者として、合併の効果
を最大化することに注力します。2012 年 12 月 31 日まではラコウィッチも執行役員会の会長を務めます。
現プロロジス CFO のウィリアム E. サリバンは引き続き CFO を務め、2012 年 12 月 31 日をもって退任
します。この間、現 AMB 社 CFO のトーマス S. オリンガーが日々の合併業務に従事し、両 CEO にレポ
ートすることになっており、2012 年 12 月 31 日に合併会社の CFO に就任することになっています。
合併会社の取締役会はプロロジスの 6 名の取締役と AMB 社の 5 名の取締役によって構成されます。
現在プロロジスの取締役会のメンバーであるアービング E. ライオンズ 3 世が社外取締役会リーダーを
務めることになっています。
手続きが完了した後の合併会社の本社機能はサンフランシスコとなり、グローバル オペレーション(業
務本部)機能はデンバーとなる予定です。
コスト削減
合併完了後から 18 ヶ月を予定している完全統合の暁には、年間で約 8,000 万ドル(68 億円*)の一般管
理費の削減が見込まれています。
プライベート・キャピタル
今回の合併により両社のプライベート・キャピタル・ビジネス(投資家との共同事業)が相互補完されます。
合併会社は民間の物流不動産会社のマーケットリーダーとなり、米国・ヨーロッパ・アジアの主要なマー
ケットで様々な物流不動産を提供することになります。さらに、合併後の会社はおよそ過去 30 年間にわ
たってインベストマネジメントの深い経験を積んだグローバルチームを持つことになります。
オーナーシップと流動性
現在の想定では、交換比率に基づき旧プロロジスの株主は合併会社の株主の約 6 割となり、旧 AMB の
株主は約 4 割となります。合併後には株主に対しよりよい流動性を提供する計画です。
業務の見通しとバランスシート
両社は高品質かつ立地の優れた資産を保有しています。合併会社の所有および運営中資産(開発中施
設を除く)は 2010 年 12 月 31 日現在の平均稼働率が約 93%と、過去 3 年間の市場平均を大きく上回
っています。合併会社は大幅な流動性と強固なバランスシート、健全な借入金状況となります。
配当政策と配当
合併手続き完了前のプロロジスと AMB 社の配当は、一方の株主が合併前の特定の四半期に配当を受
け取った場合にはもう一方の株主も配当を受け取ることになっています。
本日 AMB 社は第 1 四半期の 1 株当たりの配当を 0.28 ドルと決定し、2011 年 2 月 14 日時点の株主に
対し 2011 年 2 月 28 日に支払う予定であると発表しました。また本日プロロジスは同じく 2011 年 2 月
14 日時点の株主に対し 1 株あたりの配当を 0.1125 ドルと決定し、2011 年 2 月 28 日に支払予定であ
ると発表しました。
電話会議とウェブキャスト
プロロジスと AMB 社は 1 月 31 日アメリカ東部時間午前 8 時 30 分より合併についての議論の場として
プロロジスと AMB の CEO 出席のもとウェブキャスト(ウェブ放送)を実施します。
* 1 米ドル=85 円換算
*本資料は、2011 年 1 月 31 日に米国でプロロジスと AMB 社が共同で発表した英文プレスリリースの抄訳です。
AMB 社について
AMB プロパティコーポレーションは米国・ヨーロッパ・アジアの主要な物流ハブや港・空港などにフォーカスしたグローバル
物流不動産の所有・運営・開発会社です。2010 年 12 月 31 日現在、AMB は 15 カ国 49 地域で約 1,480 万平方メートル
の施設を所有・運営・開発しています。AMB は主要な物流拠点および玄関口となるマーケットに立地する施設に投資し、
そのポートフォリオは High Throughput Distribution(HTD®)施設-主要な港湾、空港、および主要高速道路のインター
チェンジ至近に、物流のスピードを重視して建設された産業用施設-で構成されています。
プロロジスについて
プロロジス(日本本社:東京都港区東新橋 1-5-2 汐留シティセンター、プレジデント兼 CEO:山田 御酒、世界本社:米コロ
ラド州デンバー NYSE:PLD)は、物流施設のリーディング・グローバル・プロバイダーとして、計 4,000 万平方メートル以
上の物流施設を北米・ヨーロッパ・アジア 19 カ国で運営・開発・所有しています。
日本国内では今までに 44 棟、総延床面積約 298 万平方メートルの物流施設を新規開発し(開発中を含む)、現在 14 棟、
総延床面積として約 124 万平方メートルの物流施設を運営および開発中です。また、約 23 万平方メートルの物流施設の
開発用地を所有しています。今後もお客様へのよりよいサービスと、環境に配慮したサステイナブルな、物流の効率化に
貢献するための最新の物流施設を世界各地で展開してまいります。
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
プロロジス 広報室
TEL:03-6215-9099
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