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リリース ノート
hp StorageWorks
enterprise virtual array 用
Windows キット v3.0
製品バージョン : 3.0
初版(2003 年 7 月)
製品番号 : AA-RTW1A-TJ
このリリース ノートでは、ホスト サーバを StorageWorks Enterprise Virtual Array(VCS バージョ
ン 3.0)に統合するための HP StorageWorks Windows キット V3.0 に関する最新の製品情報につい
て説明します。
最新バージョンの Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノートや他の資料は、
HP の Storage Web サイト http://www.hp.com/country/us/eng/prodserv/storage.html (英語)を参照し
てください。
© Copyright 2003 Hewlett-Packard Development Company L.P.
Hewlett-Packard Company は、本書についていかなる保証(商品性および特定の目的のための適合性に関する黙示の保証
を含む)も与えるものではありません。Hewlett-Packard Company は、本書中の誤りに対して、また本書の供給、機能ま
たは使用に関連して生じた付随的損害、派生的損害または間接的損害を含めいかなる損害についても、責任を負いかね
ますのでご了承ください。
本書には、著作権によって保護されている機密情報が掲載されています。本書のいかなる部分も、Hewlett-Packard の事前
の書面による承諾なしに複写、複製、あるいは他の言語に翻訳することはできません。本書の内容は、将来予告なしに
変更されることがあります。
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て使用しています。
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録商標です。
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本書の内容につきましては万全を期しておりますが、本書中の技術的あるいは校正上の誤り、省略に対して、責任を負
いかねますのでご了承ください。本書の内容は、そのままの状態で提供されるもので、いかなる保証も含みません。本
書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。Hewlett-Packard Company 製品に対する保証については、当該
製品に付属の限定保証書に記載されています。本書のいかなる内容も、新たな保証を追加するものではありません。
HP StorageWorks Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
初版(2003 年 7 月)
製品番号 : AA-RTW1A-TJ
2
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
リリース ノートの内容
リリース ノートの内容
この項では、リリース ノートの以下の内容を説明します。
■
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノートの内容(3 ペー
ジ)
■
対象読者(4 ページ)
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース
ノートの内容
このリリース ノートでは、次の主要な項目について説明します。
■
新しい機能(5 ページ)
■
Enterprise Virtual Array ストレージ システム(6 ページ)
■
Adobe Acrobat Reader(7 ページ)
■
サポートされるオペレーティング システム(8 ページ)
■
操作上の制約(12 ページ)
■
問題の回避(12 ページ)
■
エンタープライズ ストレージ システムに関する注意事項(13 ページ)
■
ライセンス サポート情報(14 ページ)
■
ホストに関する注意事項(14 ページ)
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
3
対象読者
対象読者
このリリース ノートは、HP StorageWorks Enterprise Virtual Array および関連する
HP StorageWorks オペレーティング システム キットをご購入いただいたお客様の
補助を目的としています。他の関連ソフトウェア パッケージは、以下の通りで
す。
■
HP StorageWorks デュアル HSV コントローラ対応バーチャル コントローラ ソ
フトウェア パッケージ V3.0
■
HP StorageWorks デュアル HSV コントローラ対応バーチャル コントローラ ソ
フトウェア スナップショット V3.0
また、このリリース ノートは、このストレージ システムに関連した装置のイン
ストールと保守を担当する HP のサポート窓口も対象としています。
用語の規約
このリリース ノートでは、以下の用語規約を使用しています。
4
■
特に断りのない限り、「VCS V3.0」はソフトウェア パッケージ(キット)と
その資料のバージョン レベルを意味します。ソフトウェア パッケージと資
料は、VCS V3.0 をサポートします。
■
「Enterprise Virtual Array 用システム ソフトウェア」は、バーチャル コント
ローラ ソフトウェア(VCS)、環境モニタ ユニット(EMU)ファームウェ
ア、プログラマブル コンポーネント イメージ、診断プログラム、および
メッセージ ファイルを含むストレージ システム ソフトウェアです。このス
トレージ システム ソフトウェアは、通常、4 桁の番号(例 :V3.000)で表現
されます。
■
特に断りのない限り、「コントローラ」または「コントローラ ペア」は
HSV110 コントローラまたは HSV110 コントローラ ペアを意味します。
■
特に断りのない限り、「エンタープライズ ストレージ システム」または「ス
トレージ システム」は EVA5000 を意味します。
■
特に断りのない限り、「ラック」は「エンタープライズ ストレージ システム
のラック 9000 シリーズのラック」を意味します。
■
特に断りのない限り、「ホスト ID」はストレージ システムの WWN(World
Wide Name)を意味します。
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
新しい機能
■
特に断りのない限り、「マネージメント アプライアンス」は HP StorageWorks
マネージメント アプライアンスを意味します。
■
特に断りのない限り、「マネジメント エージェントの単一インスタンス」ま
たは「エレメント マネージャ」は、HP StorageWorks Command View EVA エ
レメント マネージャを意味します。
■
「ファブリック」は、ファイバ チャネル スイッチ(FC-SW)接続を意味しま
す。
新しい機能
この項では、VCS バージョン 3.0 を実行するアレイ コントローラおよびプラッ
トフォーム キットバージョン 3.0 のリリースでサポートされている新しい機能と
変更点について簡単に説明します。
V3.0 の新しい機能
プラットフォーム キット V3.0 のリリースでの主要な改良点は次の通りです。
■
VCS バージョン 3.0 では、Continuous Access EVA を提供します。Continuous
Access EVA により、EVA 上での複製機能が可能になり、HSV コントローラ
ペア用に別のライセンスが必要になります。ライセンス供与に関する詳細
は、『HP StorageWorks Enterprise Virtual Array User Guide』を参照してくださ
い。
■
Rapid Deploymentパック—ProLiant EssentialsのRapid Deploymentパックでは、
ProLiant サーバ用のイメージング、スクリプティング テクノロジを使って、
中心からのコンソールによるサーバの配備と再配備を自動化します。配備コ
ンソールでは、簡単なドラッグ アンド ドロップ機能により、配備イベント
に対応します。プラットフォーム キット CD-ROM にはソフトウェアのコン
ポーネント、ドライバ、ユーティリティが含まれ、それらは \rdp ディレクト
リにあります。Rapid Deployment パック、インストレーション インストラク
ション、規制に関する詳細については、CD-ROM の readme.txt を参照してく
ださい。Rapid Deployment パックに関する一般的な情報については、
http://h18013.www1.hp.com/products/servers/management/rdp/index.html (英語)
を参照してください。
■
Windows Server 2003— プラットフォーム キットは、現在 Windows Server 2003
(32-bit)をサポートしています。
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
5
Enterprise Virtual Array ストレージ システム
■
■
ブレード サーバ —Windows 2000 プラットフォーム キットは、現在 ProLiant ブ
レード サーバ BL20p および BL40p をサポートしています。
セキュア パス — セキュア パス バージョンについては [HP StorageWorks
Enterprise Virtual Array 5000 specifications] ページ
http://h18006.www1.hp.com/products/storageworks/enterprise/specifications.html (英語)を参照してください。
Enterprise Virtual Array ストレージ システム
このリリース ノートは、Enterprise Virtual Array の最新情報を提供します。
Enterprise Virtual Array ストレージ システムは以下の要素から構成されます。
■
1 組の HSV110 コントローラ。
■
コントローラ ペアによって制御される物理ディスクドライブのアレイ。
ディスク ドライブは、ディスク ドライブ用のサポート システムを収納した
ドライブ エンクロージャ(筐体)内に設置されます。
■
関連する物理、電源、および環境システム。
■
ストレージ システムへのグラフィカル インタフェースであるCommand View
EVA エレメント マネージャ。エレメント マネージャ ソフトウェアは、マ
ネージメント アプライアンスに常駐しており、ブラウザを介してアクセス
されます。
■
マネージメント アプライアンス、スイッチ、およびケーブル。
■
ファブリックを介して接続される 1 台以上のホスト。
Enterprise Virtual Array システム ソフトウェア
HP StorageWorks バーチャル コントローラ ソフトウェア(VCS)V3.0 は、VCS
V3.0 ソフトウェア キットに含まれており、HSV110 アレイ コントローラ用のス
トレージ コントローラ ソフトウェア機能を提供します。
複数のストレージ システムのタイプ
異機種 SAN の相互運用性を拡張することで、各種 HP StorageWorks ストレージ
システムを混在させることができます。構成ルールに関する詳細については、
http://h18000.www1.hp.com/products/storageworks/san/documentation.html (英語)に
ある『HP StorageWorks SAN 設計リファレンス ガイド』を参照してください。
6
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
Adobe Acrobat Reader
Enterprise Virtual Array の資料
[Technical Documentation] ページには、Enterprise Virtual Array の関連資料のカタ
ログが掲載されています。このページでは、Enterprise Virtual Array の資料や、ス
トレージ システムの操作に必要な関連製品の資料の一覧を見ることができます。
[Technical Documentation] ページについては、HP の Web サイト
http://h18006.www1.hp.com/products/storageworks/enterprise/documentation.html (英
語)を参照してください。
サポート リリース情報
将来の製品サポート リリース情報については、HP の Web サイト
http://h18006.www1.hp.com/storage/index.html (英語)を参照してください。
HP の Web サイトでは、ストレージ製品関連の情報やツールをダウンロードでき
ます。
サポートされる構成
サポートされる構成については Enterprise Virtual Array の Quick Specs を参照して
ください。SAN 構成についての詳細は、
http://h18004.www1.hp.com/products/storageworks/san/documentation.html (英語)
にある『HP StorageWorks SAN 設計リファレンス ガイド』を参照してください。
重要 : Windows 2000 Datacenter ソリューションは認定取得に長期間かかるため、このリ
リースでは、Windows 2000 Datacenter をサポートしていません。認定取得後には、
Windows 2000 Datacenter 用プラットフォーム キット ソフトウェア V3.0 および関連文書
が入手可能になります。
Adobe Acrobat Reader
このキットに同梱されている CD-ROM には、2 つのバージョンの Adobe Acrobat
Reader が含まれており、一方は CD から直接実行することができ、もう一方は
サーバにインストールすることができます。CD ブラウザ インタフェースを介し
て CD 上の PDF ファイルにアクセスすると、デフォルト設定では CD 上の
Acrobat Reader が起動します。また、Acrobat Reader をサーバにインストールす
るには、¥Demo¥Acrobat ディレクトリにある rp500enu.exe を実行してください。
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
7
サポートされるオペレーティング システム
Acrobat Reader に関する問題
Windows で CD ブラウザ インタフェースから PDF ファイルにアクセスしようと
すると、Acrobat Reader で以下の問題が発生します。
■
CD ブラウザ インタフェースから(CD から Acrobat Reader を実行して)PDF
ファイルを開き、ハイパーリンクをクリックすると、アプリケーションがハ
ングすることがあります。この問題を回避するには、CD の ¥Docs ディレク
トリから直接 PDF ファイルを開いてください。
■
Acrobat 4 の動作中に CD ブラウザ インタフェースを介して PDF ファイルにア
クセスしようとすると、CD 上の Acrobat 5 が起動してエラーとなることがあ
ります。この問題を回避するには、Acrobat 4 を終了してから、インストール
されているバージョンの Acrobat Reader を使用して PDF ファイルを開いてく
ださい。
サポートされるオペレーティング システム
Enterprise Virtual Array ストレージ システムは、以下のオペレーティング システ
ムとの互換性があります。
■ Tru64 UNIX
■
Windows NT/Windows 2000/Windows Server 2003
■
OpenVMS
■
Sun Solaris
■
HP-UX
■
IBM AIX
■
Linux
■
Novell NetWare
表 1 に、Enterprise Virtual Array と互換性を持つオペレーティング システム仕様
を示します。
注記 : 表 1 は、Enterprise Virtual Array V3.0 がリリースされる時点でサポートされている
最低レベルのオペレーティング システムの仕様を示しています。リビジョンにより、一
部のコンポーネント バージョンが変更されている場合があります。最新の情報は、HP の
Web サイト http://h18006.www1.hp.com/storage/index.html (英語)を参照してください。
8
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
サポートされるオペレーティング システム
.
表 1: オペレーティング システムの仕様
プラット
フォーム
Windows NT
(Intel)
Windows
2000
(32-bit)
Windows
Server 2003
(32-bit)
OS バージョン
4.0/
SP 6a
5.0
SP 2、SP 3
5.2
クラスタリング
MSCS
MSCS
MSCS
FCA(HBA)
アダプタ
ファーム
ウェア
アダプタ
ドライバ
176479-B21
3.82a1
BIOS
1.61a2
4-4.82a14
FCA2101
3.82a1
BIOS
1.61a2
4-4.82a14
308540-B21
3.82a1
BIOS
1.61a2
4-4.82a14
176479-B21
3.82a1
BIOS
1.61a2
5-4.82a14
FCA2101
3.82a1
BIOS
1.61a2
5-4.82a14
BL20p
Mezzanine
BIOS 1.33
8.2.0.72†
308540-B21
3.82a1
BIOS
1.61a2
5-4.82a14
FCA2214
BIOS 1.33
8.2.0.72
FCA2214DC
BIOS 1.33
8.2.0.72
176479-B21
3.82a1
BIOS
1.61a2
5-4.82a14
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
9
サポートされるオペレーティング システム
表 1: オペレーティング システムの仕様(続き)
プラット
フォーム
OS バージョン
†
クラスタリング
FCA(HBA)
アダプタ
ファーム
ウェア
アダプタ
ドライバ
FCA2101
3.82a1
BIOS
1.61a2
5-4.82a14
308540-B21
3.82a1
BIOS
1.61a2
5-4.82a14
FCA2214
BIOS 1.33
8.2.0.72
FCA2214DC
BIOS 1.33
8.2.0.72
BL20p
Mezzanine
BIOS 1.33
8.2.0.72†
ブレード サーバ ProLiant BL20p は、内蔵 HBA ドライバ バージョン 8.2.0.72、BIOS
1.33 が同梱されています。
表 2 に、サポートされる Web ブラウザの詳細を示します。
表 2: サポートされるブラウザ
OS
OS バージョン
ブラウザ
最低バー
ジョン
Windows NT
(Intel)
4.0
Netscape Communicator
Internet Explorer
V5.5
Windows 2000
(32-bit)
5.0
Netscape Communicator
V4.79
Internet Explorer
V5.5
Internet Explorer
V6.0
Windows Server
2003
5.2
V4.79
スイッチのサポート
このファイバ チャネル プラットフォーム キットは、以下の HP の Web サイトの
『HP StorageWorks SAN 設計リファレンス ガイド』のリストにあるファイバ チャ
ネル スイッチおよびファームウェアのバージョンをサポートします。
http://h18000.www1.hp.com/products/storageworks/san/documentation.html (英語)
10
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
サポートされるサーバ
注記 :Continuous Access がある EVA V3.0 には、SAN スイッチ 2/8 および 2/16 製品のス
イッチ ファームウェア バージョン 3.0.2k_1 が必要です。Continuous Access がある EVA
V3.0 を実行している場合、SAN スイッチ 2/8 および 2/16 製品のファームウェアをバー
ジョン 3.0.2k_1 にアップグレードしてください。
注記 : ご使用の SAN 内で、異なるバージョンのスイッチ ファームウェアが混在しないこ
とを HP はおすすめします。SAN 内では全スイッチを一様にアップグレードすることがベ
スト プラクティスであるとされています。
マルチ パスのサポート
Windows では、HP StorageWorks セキュア パスを各ホストにインストールして、
高可用性マルチ パス機能を実現する必要があります。セキュア パスは、ホスト
単位のライセンスとなります。各 Windows ホストに、Windows 用セキュア パス
をインストールしてください。必要なセキュア パス バージョンについては、以
下の HP の Web サイトの [HP StorageWorks Enterprise Virtual Array 5000
specifications] ページを参照してください。
http://h18006.www1.hp.com/products/storageworks/enterprise/specifications.html (英語)
シングル パス サポート構成
1 枚の FCA がインストールされている Windows 2000 または Windows NT サーバ
は、シングル パス モードをサポートします。
注記 : ミッション クリティカルな環境では、シングル パス モードは使用しないでくださ
い。
サポートされるサーバ
Windows は、Intel ベースの ProLiant X86、ProLiant ブレード サーバ BL20p およ
び BL40p をサポートします。
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
11
操作上の制約
操作上の制約
Enterprise Virtual Array ハードウェアおよび Command View EVA エレメント マ
ネージャに関する操作上の制約は、それぞれのリリース ノートに記載されてい
ます。
SAN のブート手順
SAN の起動は、Windows NT および Windows 2000 のマルチ パス構成でサポート
されています。SAN ブート手順は、StorageWorks Web サイトから入手できます。
http://h18000.www1.hp.com/products/storageworks/san/documentation.html (英語)
フェールオーバ / フェールバック
HSV コントローラには、オペレーティング システム特有のフェールバック設定
があります(詳細については、Enterprise Virtual Array ハードウェアのリリース
ノートを参照してください)。
問題の回避
この項では、プラットフォーム キットの操作中に起こり得る問題と、その回避
策を説明します。
Command View EVA
Command View EVA エレメント マネージャ特有の問題を回避する方法について
は、『Command View EVA リリース ノート』を参照してください。
Enterprise Virtual Array V3.0 ハードウェア
Enterprise Virtual Array ハードウェア特有の問題を回避する方法については、ハー
ドウェアのリリース ノートを参照してください。
セキュア パス バージョン
VCS 3.0 が動作している Enterprise Virtual Array は、旧バージョンのセキュアパス
とは互換性がありません。お使いのオペレーティング システムに対応するセ
キュア パスの最新のバージョンを確認するには、[HP StorageWorks Enterprise
12
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
エンタープライズ ストレージ システムに関する注意事項
Virtual Array 5000 specifications] ページを参照してください。[HP StorageWorks
Enterprise Virtual Array 5000 specifications] ページには、以下の HP の Web サイト
からアクセスできます。
http://h18006.www1.hp.com/products/storageworks/enterprise/specifications.html (英語)
コードロードの使用
最大構成されたシステムが最大の負荷で動作している場合は、セキュア パスの
タイミング制約により、コードロード機能は使用できません。コードロードが完
了する前に、システムがタイムアウトになる場合があります。このため、VCS
のアップグレードは、ピーク時以外に行ってください。
大規模構成におけるディスク リソース ペンディング タイムアウト
8 台以上のディスク リソースを使用した SAN において、ディスク リソースの動
作を安定させるためには、各ディスク リソースの待ちのタイムアウト パラメー
タ値を 180 秒から 360 秒に増やすことをおすすめします。
待ちのタイムアウト パラメータを表示して設定するには、以下の手順に従って
ください。
1.
Microsoft クラスタ アドミニストレータを起動します。
2.
左側のウィンドウで [Disk Group] リソースを選択します。
3.
右側のウィンドウで各ディスク リソースを 1 回ずつ右クリックし、[ プロパ
ティ ] を選択します。
4.
[ プロパティ ] メニューから、[ 詳細設定 ] タブを選択します。
5.
[ 待ちのタイムアウト ] 値を [360] に変更します。
6.
[OK] をクリックします。
エンタープライズ ストレージ システムに関する注意事項
ケーブル要件
Enterprise Virtual Array をインストールする際には、ホスト接続用に SC-LC
(1Gb-2Gb)ケーブルが必要です。表 3 および表 4 に使用できるケーブルを示し
ます。
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
13
ホストに関する注意事項
表 3: LC-SC ケーブル
長さ
説明
HP 製品番号
2.0 m ± 40 mm
CA ASSY、LC-SC、光(2M)
187891-002
5.0 m ± 80 mm
CA ASSY、LC-SC、光(5M)
187891-005
15.0 m ± 150 mm
CA ASSY、LC-SC、光(15M)
187891-015
30.0 m ± 300 mm
CA-ASSY、LC-SC、光(30M)
187891-030
50.0 m ± 500 mm
CA-ASSY、LC-SC、光(50M)
187891-050
表 4: LC-LC ケーブル
長さ
説明
HP 製品番号
2.0 m ± 40 mm
ファイバ チャネル ケーブル 2m(LC-LC)
221692-B21
5.0 m ± 80 mm
ファイバ チャネル ケーブル 5m(LC-LC)
221692-B22
15.0 m ± 150 mm
ファイバ チャネル ケーブル 15m(LC-LC) 221692-B23
30.0 m ± 300 mm
ファイバ チャネル ケーブル 30m(LC-LC) 221692-B26
50.0 m ± 500 mm
ファイバ チャネル ケーブル 50m(LC-LC)
221692-B27
ライセンス サポート情報
ライセンス キーの取得に問題がある場合や、他のライセンス サポート情報が必
要な場合は、VCS V3.0 ソフトウェア キットに同梱の『 HP StorageWorks
Enterprise Virtual Array ライセンス インストラクション』を参照してください。
認証 ID が間違っている場合は、HP のサポート窓口までご連絡ください。
認証 ID を紛失または出荷時に同梱されていなかった場合は、HP のサポート窓
口までご連絡ください。
ホストに関する注意事項
この項では、ホストサーバに関する情報と重要な注意事項について述べます。
Windows 2000 および Windows Server 2003 に関する注意事項
■
14
ドライブ文字を再マッピングする可能性のある状況は 2 つあります。ドライ
ブ文字の再マッピングは、実行する必要のあるプログラムのデータへのアク
セスに影響を与える可能性があります。1 つ目の状況は、1 台のサーバを別
のサーバと交換する場合です。2 つ目は、システムの内の 1 台に搭載した
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
ホストに関する注意事項
FC HBA を取り替える場合です。このようにシステムまたはアダプタを変更
する際には、必ずディスク マネージャを使用して、手動でドライブとドラ
イブ文字の再マッピングを行ってください。これにより、データへの正常な
アクセスを復元します。
■
サーバに搭載した FC HBA を交換する場合は、HBA ドライバを再インストー
ルしてから、ファイバ チャネル セットアップ ユーティリティを再実行する
必要があります。これにより、Windows 2000/Windows Server 2003 がこのア
ダプタの元のドライバを自動的に再ロードして、重要なレジストリ設定の多
くを再設定することが可能なためです。HSV コントローラ上では新しい接
続が作成されます。これらの WWN は適切なホストに割り当てられる必要が
あります。
Windows NT 4.0 から Windows 2000 または Windows Server 2003 へ
のアップグレード
Windows NT 4.0 から Windows 2000 または Windows Server 2003 へアップグレード
する場合は、ファイバ チャネル セットアップ ユーティリティの旧バージョンで
インストールしたソフトウェア コンポーネントを削除しなければなりません。
次の手順に従ってください。
1.
ファイバ チャネル セットアップ ユーティリティの旧バージョンからインス
トールしたソフトウェア コンポーネントを削除します。削除するには、以
前の CD-ROM でユーティリティを実行します。手順に従ってコンポーネン
トを削除します。または、プログラムの追加と削除アプレットを使用してく
ださい。
2.
Microsoft 社のマニュアルの手順に従って、Windows NT 4.0 から Windows
2000 または Windows Server 2003 にアップグレードします。
3.
再起動します。
4. 『hp SANworks Enterprise Virtual Array 用 Windows NT/Windows 2000 キット
V2.0』に従って、HBA ドライバのアップグレード版をインストールします。
5.
ファイバ チャネル セットアップ ユーティリティを実行して、インストール
を完了します。
Windows レジストリの増大
Windows のプラグ アンド プレイ アーキテクチャでは、レジストリに追加または
レジストリから削除できるプラグ アンド プレイ デバイスの数に制限がありま
す。デバイスを追加または削除したり、スナップショットを作成または削除した
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
15
Enterprise Virtual Array 用ストレージ システム スクリプティング ユーティリティ
りすると、プラグ アンド プレイ マネージャによってレジストリにエントリが追
加されるため、容量の上限を超えてレジストリが増大してしまう場合がありま
す。
レジストリのエントリ数が 700 を超えた場合、次にシステムを再起動したときに
は必ず、オペレーティング システムが起動する前に以下のエラー メッセージが
表示されます。
Failed to load Windows 2000 due to a file missing or corrupt in
the ¥WINNT¥SYSTEM32¥CONFIG¥SYSTEM directory.
レジストリ増大の問題については、Microsoft Knowledge Base の Article ID
(Q269075)を参照してください。
既知の制限事項、Windows 2000 での大規模な LUN
Windows 2000 で、8 つ目以降の LUN を削除し、その後ディスクの再スキャンを
行った場合、新しいハードウェア デバイスの検出ウィザードにより、削除した
デバイスのインストールを終了するかどうかたずねられます。デバイス マネー
ジャは、警告を表す黄色いアイコンと一緒にそのデバイスを表示します。シス
テムを再起動すると、そのデバイスは完全に削除されます。
Enterprise Virtual Array 用ストレージ システム スクリプティ
ング ユーティリティ
ストレージシステムスクリプティングユーティリティ(SSSU)は直接エレメン
ト マネージャと通信するため、SSSU を使用する前に、Command View EVA のリ
リース ノートを参照してください。
Windows 2000 ダイナミック ディスクのスナップショット
およびスナップクローン
スナップショットまたはスナップクローンが作成された LUN と同じホストの
Windows2000 のホストへスナップショットまたはスナップクローンが提供され
ている場合、HP SAN のスナップショットおよびスナップクローンの使用は
Windows 2000 環境でサポートされません。スナップショットおよびスナップク
ローンは、HSG80 コントローラおよび HSV110 コントローラ ベースの HP スト
レージ システムの機能です。システム上のすべてのダイナミック ディスクは、
それぞれのメタデータに、同じシステム上に存在するほかのダイナミック ディ
16
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
Windows 2000 ダイナミック ディスクのスナップショットおよびスナップクローン
スクについての情報を持っています。Windows には、メタデータに同じ情報を
持つ 2 つのダイナミック ディスクを提示された場合、矛盾を解決するための
コードがありません。
Enterprise Virtual Array 用 Windows キット V3.0 リリース ノート
17
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