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むつ市大畑地区・むつ市川内地区・むつ市脇野沢地区・横浜町(19.9MB)
温泉の湧き口が漢方役を作る”薬研”という道具に 似ていることから名が付いたと言われる温泉。4 軒 ほどの温泉宿があり、宿泊客はもちろん、外湯に訪 れる人々も多い。 大畑川に続く薬研渓谷は下北半島国定公園の一部 で、 清らかな流れが心を洗ってくれる。 ヤマメ、 イワナ、 アユなどの魚も豊富で、釣り場としても人気がある。 まわりのヒバ林や春もみじ、 紅葉も楽しめ、 四季折々 の景観を楽しみたい場所だ。 (P78●参照) ■解禁期間/イワナ、 ヤマメ:4月~9月、 アユ:7月~2月 ■遊魚券/日券400円、 年券3000円 ■問合せ/0175-34-4111 ■アクセス/バスの駅大畑より車で15分で薬研温泉郷 ⑥ 見応え十分の桜回廊 来さまい大畑桜ロード Kasamai Ohata Cherry Blossoms Road 国道279号の大畑バイパス沿い約8㎞に 渡り、 約1400本のソメイヨシノの桜並木 が続く。 春には、 満開の桜ロードがドライ バーを楽しませる。 ■問合せ/大畑町観光協会 0175-34-3500 ■アクセス/国道279号 (大畑バイパス) 沿い 大畑で育てた味を 楽しむ 海峡サーモン祭り Kaikyo Salmon matsuri Kaikyo Salmon Festival ニジマスの幼魚を津軽海峡に設置されたいけすに放流して、約8ヶ月丹精込 めて育てた海峡サーモンを思う存分楽しめるイベントは、 6月の第4日曜日に開 催される。海峡サーモンの1本釣りやサーモンレース、即売会などが行われる。 淡 ス と サ に 層 食 ■開催期間/6月第4日曜日 ■問合せ/むつ市大畑庁舎産業建設課0175-34-2111 ■アクセス/むつ市大畑庁舎より徒歩10分 (大畑漁港) 9 月 14 日から 16 日まで毎年行われる、大畑最大の祭り。 亨保 3 年(1718)から伝えられていると言われ、京都祇園祭の流れを汲 む。 神輿、山車、神楽、能舞などの行列が町内を巡回し、町は賑や かな雰囲気で盛り上がる。 ● 部 ナ、 る。 々 ri al 込 開 る。 淡 水 系 のニジマ スを海で育てるこ とにより鮮やかな サ ー モンピ ンク に。美味しさも一 層増し、和食、洋 食さまざまな料理に使うことができる。 活イカを船上で醤油に漬け込 んだ沖漬けや、一夜干し、イカ飯、 塩辛、イカ煎餅など、イカの街・大 畑地区ならではの製品が揃う。 海峡いか墨カレー 津軽海峡でとれるイカを使った白ワイン と魚介類の出汁であっさり味に仕上げ た黒カレー。 ●問合せ/大畑町商工会青年部 0175-34-3500 P64 ●アクセス/大畑バイパス沿い。むつバス ターミナルより下北交通大畑行き35分、正 津川下車徒歩10分 ●問合せ/0175-34-6388 ●営業時間/8:30~18:00 ●定休日/元日 イカ墨ラーメン、 イカ墨焼そば、イカ刺などイカを使ったメニューがおすすめ。 昔ながらのラーメンを提供する創業50年の店。 イカ墨ラーメンもあり。 11:00~15:00 火・土曜 そば、 うどん、 イカ墨ラーメン、カレーライスなど軽食中心。海峡いか墨カレーが好評。喫茶メニューも。 P64 土産物店に併設。 ゲソ天そば・うどん、イカ墨ラーメンが好評。 ■周 柳句 ■ア バス え2 駐車場(120台)、更衣室、トイレ、シャワー棟、コイン ロッカー(240口)を備えた下北最大の海水浴場は、毎 年多くの家族連れで賑わう。 ■アクセス/むつ市川内庁舎より徒歩1分 P71 ■周辺施設/大滝休憩所(トイレ、駐車場あり大型車も可) 、下戸ヶ渕小公園、川 柳句碑、 滝見台、 八ツ橋、ふれあい温泉川内、キャンプ場、 陶芸センターなど ■アクセス/むつ市川内庁舎より車で約12 分[県道46号] ・JR 大湊駅よりJR バス川内・脇野沢線で40 分川内町下車・むつ車体工業バス湯野川行きに乗換 え20分バス停せせらぎ荘下車徒歩 5 分 P70 むつ市川内庁舎 かわうち湖レイクサイドパーク内に建てられた、ヒバ材を 使ったログハウス風のレイクハウスには、特産品の販売 コーナーや軽食、休憩コーナーなどがあり、名物の「け いらん」などを味わえる。 ■営業時間/9:00~17:00、軽食コーナー/11:00~16:30■定休日 /木曜日■問合せ/0175-38-5108■アクセス/むつ市川内庁舎よ り車で約30分[県道46号・253号]冬期閉鎖/11月下旬~4月上旬 毎年8月14日に行われるヤマメのつかみどりまつりは、川 内川河川敷に設置されたいけすに、約1万5千匹ものヤマ メが放され、大人から子どもまで楽しめるイベント。 ■開催期間/8月14日、12:00~14:00■参加料/1000円■問合せ/川 内町観光協会0175-42-2301■アクセス/むつ市川内庁舎より車で約 5分 地域の人たちにも親しまれている市営の温泉施設で、隣 接するキャンプ場利用者にも便利な温泉。夏の夜には、 ゲンジボタルとヘイケボタルがほのかな光を放つ小川・ホ タルの森で夕涼み。 川内 れた 揚げ 付け 「か 食べ い一 ■営業時間/9:00~19:00 ■定休日/火曜日 ■入浴料/大人360円、 小人150円 ■問合せ/0175-42-5136 ■アクセス/むつ市川内庁舎よ り車で約20分 [県道46号]むつ車体工業バス湯野川行き30分終点下車 下 ○ ○ ○ (P68 参照) ど ● ● 隣 、 ホ 川内川の流水で養 殖さ れたヤマメと山菜を唐 揚げにし、ざる蕎麦に 付け合 せた 道の 駅 「かわうち湖」でしか 食べることのできな い一品。 こしあん入りの卵型 の温かい餅を、冷た い醤油味のだし汁 でいただく。下北 半島から岩手県北 などでは、祝事の席 では欠かせない料理 として伝承されている。 高原ざるそば buckwheat noodles of Plateau 川内 地 区の土を 使い、赤松で焼き 上げる素 朴な風 合いが特徴。新緑 と紅葉の名所で知られる川内川渓谷に近い工房では、陶芸体験も 楽しめる。 (P68参照) 下北ワインは青森で初めてワイン専用品種で作られ成功したワイン。 ○リョウ (赤) :フランス原産ピノ・ノワール 渋みの少ない果実味と酸味のバランスの取れたシルキーな辛口の赤ワイン。 ★平成25年度国産ワインコンクール欧州系葡萄部門 銀賞 ○カノン (白) :ドイツ原産ライヒェンシュタイナー リンゴの香りにメイプルシロップのような甘みの果実味と酸味のバランスがとれた やや甘口の白ワイン。 天然の青森ひばを用い、心を込め て織りあげた手作りの品。 品質本位をモットーに、 「バック、枕、 コースター、 キーホルダー」 等が ある。 ★平成26年度ジャパン・ワイン・チャレンジ国産欧州系葡萄部門 金賞 ○サラア (白) :ドイツ原産シュロンブルガー とても香りが強く辛口で、柑橘系のキャンディーやライチなどの香りに スッキリとした爽やかな酸味。 ★平成26年度ジャパン・ワイン・チャレンジ国産欧州系葡萄部門 銅賞 どれを飲んでも驚きの本格的ワイン。是非お試しを。 (P64参照) ●営業時間/ 4~12 月 無休 10:00~17:00 1~3 月 不定休 10:00~16:00 (GW、 お盆、 シルバーウィークは 9:00~18:00) ●問合せ/有限会社サンマモルワイナリー 0175-42-3870 87 麺類など軽食中心。郷土食のけいらん、高原ざるそばなどがおすすめ。 脇野 記念 サル タリ 8 牛の首岬の沖合い1Kmに浮かぶ鯛島は、その名の通り、鯛 のような形をしており、ここには坂上田村麻呂と恋に落ちた 村の娘の悲恋伝説も残っている。島やその周辺は、海中公 園に指定されている。 8月15日から17日に行われる夏祭りは、 八幡宮例大祭、 盆踊り、 流し踊り、 ねぶた運行などが行われる。 例大祭はしきたりや不 文律を守り、 厳格に伝統を守ってきたもの。 行列の先頭を行く 神楽は、 一風変わった拍子と舞手の足の運びが特徴。 脇野沢のサルは、 世界のサル類分布でも最北限で、 国の天然 記念物に指定されている。 野猿公苑のように飼育されている サルのほかに、 民家近くにもニホンザルが出没するので、 バッ タリ出くわすことも多い。 3 野猿公苑には、昭和45年に天然記念物に指定された北限の ニホンザルが約70匹飼育されている。山村広場には、散策 路の施設。バンガローは、家族用から15人用の広いものま でバリエーション豊か。 P71 野猿公苑開苑時間/9:00~16:30 ■野猿公苑問合せ/ 0175-44-3423 脇野沢港を発着し、佐井村の仏ヶ浦までを往復する観光 遊覧船。進むにつれて、赤い岩肌が白い巨石群に姿を変 え、異空間に身をおいている気分に。晴れた日には津軽半 島や北海道を遠くに見ることができる。 4 愛宕山海水浴場 Atagoyama Beach ■問合せ/シィライン脇野沢営業所 0175-44-2233 で予約可能 ■アクセス/脇野沢港より発着。 JR大湊駅よりJRバス川内・脇野沢行き 70分脇野沢バス停より3分 海上にそびえ立つジャンボすべり台が子供達に人気。 温 水シャワー、トイレ、駐車場完備。 黒ソイが釣れる海づり 公園が併設されている。 0175-44-2111 ■アクセス/脇野沢港より徒歩 15 分■問合せ/ 0175-42-2111 8 むつ湾フェリー“かもしか” Mutsu Bay Ferry KAMOSHIKA 海釣り公園は海水浴場の一角に設置されていて、家族み んなで楽しめるレジャースポット。ここでは地元特産の黒 ソイを釣ることができる。 (P70●参照) 津軽半島の蟹田と下北半島を60分でつなぐフェリーは 自動車で旅行する方には非常に便利である。4月下旬か ら7月上旬にかけて陸奥湾にはイルカの群れがやってく ることから、船上から見えることもしばしば。美しい景 色とともに船旅を一層楽しませてくれる。 ■運行期間/4月下旬から11月上旬 ■問合せ/むつ湾フェリー (株)蟹田本社0174-22-3020、脇野沢営業所 0175-44-3371 近海 8 高速旅客船“ポーラスター” Fast Ferry Pola star 陸奥 青森市と下北半島を結ぶ高速旅客船で、青森⇆脇野沢 間を60分、脇野沢⇆佐井間も85分で移動し、新幹線や 航空機を利用して下北半島を訪れるには大変便利。 牛滝や福浦も経由するので、脇野沢の鯛島や奇石が連 なる仏ヶ浦など、 船上から絶景ポイントを堪能できる。 ■運行期間/通年(10/1~4/30は冬期ダイヤ) ■問合せ/シィライン(株)017-722-4545 脇野沢営業所 0175-44-2233 昭和57年、 東北・北海道の積雪寒 冷地帯において、 初めて猪の飼育 に成功した脇野沢地区の特産品。 提供期間は11月1日~3月31日まで で、 地区内の民宿などで味わえる。 光 変 半 き (P63参照) リフレッシュセンターは観光客だけでなく、地元の人のふれあいの場にも なっている。喫茶、お土産コーナーや、体験学習、研修などにも利用でき るスペース。道の駅にも指定され、ドライブ途中の憩いの場として親し まれている。ガラス玉細工の体験メニューもある。 (P69 参照) は か く 景 ●開館時間/ 8:30~17:00 ●定休日/無休 ●問合せ/0175-44-3252 ●アクセス/脇野沢港より車で約4分 [国道 338号] 所 沢 や 連 。 近海 5月 催さ はま 花 ト会 遊 浜町 広大な菜の花畑とゲンジボタル。 陸奥湾が育む冬の珍味も要チェック。 薫風もどこか甘く優しい。 菜の花一色に染まる春の横浜町 漆黒の夜を浮かぶゲンジボタルの 幽玄美に感動 360度見渡す限りの菜の花畑。地平線までが鮮やかな黄 色に染まっている。 「いちめんのなのはな」 という言葉を24 回も繰り返し、その美しさを詠った明治生まれの詩人・山 村暮鳥の詩を具象化したような風景がここにある。 横浜町 の菜の花畑の作付け総面積は約142ha。 畑の真ん中に立 つと独特の甘い香りに包まれ、地平線までがまばゆい黄 色に染まっている。 最盛期となる5月第3土・日曜日には 「菜 の花フェスティバルinよこはま」 も開催される。 メイン会場となるのは町の北東部の大豆田 (まめだ) 地区。 菜の花畑に囲まれたコースを走る 「よこはま菜の花マラソ ン大会」のほか、ステージイベント、菜の花大迷路など楽 しいイベントが多数予定されている。 菜の花にちなんだ特産品も多数。今や道の駅「よこはま」 の名物になっている菜の花ドーナツをはじめ、ラーメン、 ソフトクリーム、 クッキーなど多彩。 物産コーナーまでが菜 の花色に染まっている。 横浜町の初夏を彩るのがゲンジボタルの幻想的な光。 「横 浜町のゲンジボタルおよびその生息地」 は、 青森県の天然 記念物にも指定されており、漆黒の夜空を乱舞するその 姿は、まさに幽玄の美。保護活動を行っている“よこはま ホタル村” では、 7月上旬に市民団体によるホタル&湧き水 まつりも開催される。 その名の通り広大な砂浜が続く砂浜海岸海水浴場は、 人 気を誇る海水浴場。遠浅の海に町営コテージ、8月には花 火大会も開催されるなど魅力いっぱい。ファミリーからマ リンスポーツを楽しむ若者で大いに賑わう。 里山が紅葉に彩られる秋は一瞬。 11月の声とともに冬が駆 け足で訪れ程なく師走。 この季節だけの海の幸と知られる のが 「横浜なまこ」 。 品質は日本一。 青森の正月には欠かせ ない逸品として、また、青森の冬の珍味として、全国各地 に出荷される。 “菜 まな 園は の憩 も楽 5月第3土・日曜日に大豆田地区で開 催される菜の花フェスティバルinよこ はまではマラソン大会をはじめ、菜の 花大迷路、菜の花撮影会など、イベン ト会場は菜の花一色。ヘリコプターの 遊覧飛行で空から菜の花に染まる横 浜町を眺めるのも楽しい。P71 町を見下ろしながら ほっと一息 “ 菜の花 ロード(横浜バイパス国道 279 号)”と“ は まなすベイライン(JR大湊線)”の間にある三保野公 園は、町の中心を流れる三保川を整備して作られた町 の憩いの場。芝生でくつろいだり、水遊びやスポーツ も楽しめる。 横 然 の はま 水 、 人 花 らマ 駆 れる せ 地 古くから伝えられている八幡神社の例大祭は、9月中旬に行われ、山車や神楽、能舞な どの行列が町内を回る。お還りの日には、大町商店街通りで神事 (神楽) の披露があり、 町内の様々な獅子舞・神楽舞等が間近で見ることができる。 横浜沖では海釣りが楽 しめる。トップシーズン は4月中旬から10月頃で、特に6月頃はおすすめ。カレ イ・アブラメ(アイナメ) ・マダイなどが釣れる。漁船も チャーターでき、あまり沖まで出なくても楽しめるので、 初心者でもチャレンジできる。P70 陸奥 ■キャンプ場・設備/炊事場、 トイレ、 駐車場、 温水シャワー (有料) ■利用料/無料 ■コテージ利用基本料金/ 10000円(4人まで。5 人 ~8人はそれぞれ2500円ずつ追加。10、11月は20%割引。 ) 寝具使用料 / 800 円(1人) 、未就学児は無料 ■予約・申込/横浜町産業振興課 0175-78-2111 ■アクセス/JR 陸奥横浜駅より車で約 5 分 ■営業時間・定休日/月~水 13:30~20:00 金~日 11:00~20:00・木 曜休 (時間要確認) /入浴料 350円・小人150円■問合せ/0175-78-6531 ■交通/JR 陸奥横浜駅より徒歩約10 分 て、様々な料理に使うこ とができる。 (P67 参照) (P63参照) トラベルプラザサンシャイン 新鮮な海の幸や特産品、土産物が揃う。併設の食堂で は、横浜町ならではの菜の花ラーメンなどが味わえる。 ホタテ釣りなど体験メニューも楽しめる。 (P63、 66 参照) (P63参照) 寒 岬 厳 優 P63 P63 太 置 突 現 の 灯 ラス さ 癒 趣 界 食 な 宿 お の 生