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寄宿舎案内 - 教育委員会事務局
高知県立日高養護学校 寄宿舎 寄宿舎案内 高知県立日高養護学校 0889-24-5306(学校代表番号) 0889-24-5329(寄宿舎直通番号) 「寄宿舎の運営について」 1 運営方針 (1) 基本方針 ①寄宿舎の教育的機能を生かし、子どもたちに生きる力を育てるため、学部及び家庭との連携を 密にした支援の充実に努める。 ②家庭的雰囲気の中で、仲間と共に生きる喜びを共有し、生活・社会自立を目指す力を育てる。 (2) 重点目標 ① 学部、寄宿舎、家庭との連携の強化 ア 学部、寄宿舎及び家庭との連携を緊密にする。 イ 指導の観点、内容、方法等を明らかにし、学部と寄宿舎の指導の一貫性を図るとともに、 各家庭からの理解と協力を得る。 ② 生活指導の徹底 ア 基本的生活習慣の確立を図る。 イ 寄宿舎生の相互理解を深め、仲間づくりをすすめる。 ウ 自主性の育成に努める。 エ 生活経験を豊かにし、社会生活への適応力を高める。 ③ 健康安全指導の推進 ア 寄宿舎生の健康管理に万全を期する。 イ 保健に対する意識と自己管理能力を育てる。 ④ 自治活動の充実 ア 意欲的・計画的な余暇活動を通じ、主体的な力を育てる。 イ よい習慣を身につけ、生活する力を育てる。 ウ なかよし会活動の充実を図り、自治の意識を高める。 ⑤ 施設、環境の整備 ア 寄宿舎生が健やかに生活できる環境整備に努める。 イ 安全に配慮した整備を計画的に進める。 2 寄宿舎の日課 時間 日課 6:45 起床 ・寝具の片付け 洗面 ・着替え 清掃 ・各分担区域清掃 7:25 朝食準備 7:40 朝食 内容 ・配膳 ・食事 ・食器の片付け ・食後の服薬 8:10 歯みがき ・食後の歯みがき 登校準備 ・持ち物、衣服の点検 8:40 登校 9:30 引き継ぎ会 14:00 ~ 下校 小学部(月) 14:20 ~ 15:10 下校 全学部(火・金) ・寄宿舎生の動向報告等 ・各分担区域清掃 下校 小(水・木) 中・高(月・水・木) 17:20 清掃 17:40 夕食準備 18:00 夕食 ・おやつ ・余暇活動(散歩、買い物など) ・洗濯、入浴 ・お風呂掃除 ・配膳 ・食事 ・食器の片付け ・食後の服薬 18:30 19:00 清掃 ・食堂掃除 歯みがき ・食後の歯みがき 就寝準備 ・着替え 学習時間 ・宿題 ・学習 自由時間 ・各係の話し合い ・翌日の準備 ・他ホームとの交流 ・テレビ、ビデオ、ゲーム ・読書等 20:30 ・小 就寝 ~ 21:00 ~ 21:30 就寝 ・中 就寝 ・高 就寝 * 学習時間については、状況等により随時延長することもあります。 2 3 自治活動(なかよし会活動) 寄宿舎生活を通して、児童生徒に、社会人として生活するのに必要な資質や道徳的態 度並びに個人生活を豊かにするための知識、技能、態度を培うことを目的として、なかよ し会を組織する。 なかよし会は、舎務分掌による担当指導員の指導を受けて自主的活動をし、その運営 機構及び活動内容は次の組織図のとおりである。 [なかよし会組織図] 舎生活の秩序規律に関すること な か よ し 会 ホ ー ム 会 役 員 会 舎生活内部における児童 生徒の人間関係に関すること 舎生活の改善向上に関すること レクリエーションに関すること 舎内外における奉仕活動に関すること 舎行事への参加に関すること 余暇活動に関すること(自転車等) 係 活 動 週 番 生活目標の実践活動を推進する 食 堂 清 掃 環 境 整 備 交 歓 活 動 食事の進行 週番日誌 舎内外の環境を整える お楽しみ会 (寄宿舎のきまり) (1)寄宿舎のみんなと仲良くしましょう。 ①自分勝手なことをして、友達に迷惑をかけないようにしましょう。 ②友達を大切にし、仲良く助け合いましょう。 ③元気にあいさつをしましょう。 (2)寄宿舎のきまりを守りましょう。 ①寄宿舎の日課の時間を守りましょう。(起床・登校・下校・食事・入浴・就寝等) ②自分のことは自分でしましょう。 ・掃除、係活動、当番など進んでしましょう。 ・自分の持ち物には必ず名前を書きましょう。 ・自分の持ち物を整頓しましょう。 ③現金、テレホンカード、携帯電話、ゲームは預けましょう。 ④高価な物は持ち込まないようにしましょう。 ⑤マッチ、ライター、ナイフなど危ない物は持ち込まないようにしましょう。 ⑥電話をかける時は相談しましょう。 (3)先生の話をよく聞きましょう。 (4)困ったこと、わからないことはすぐに相談しましょう。 (5)みんなの物は大切にしましょう。(施設、道具など) 3 4 年間行事予定表 行 事 月 月 行 事 なかよし会(役員選挙) 役 員 会 十 誕 生 会 芸術鑑賞会(10月 or 11月) 月 お楽しみ会 保 護者会 新入舎生歓迎会 四 誕 生 会 役 員 会 月 お 楽 しみ 会 自転車点検・整備 五 なかよし会 (役員選挙) 役 員 会 月 誕 生 会 「さわやか新聞」発行 十 一 役 員 会 誕 生 会 月 家族への感謝カードづくり 六 役 員 会 誕 生 会 月 プール遊び 十 役 員 会 (冬休みの過ごし方等) ニ 誕 生 会 クリスマス会 月 大 掃 除 役 員 会 (夏休みの過ごし方) 誕 生 会 (7・8月) 七 プール遊び 大 掃 除 月 荷物搬出 八 一 役 員 会 誕 生 会 月 入舎希望者調査 豆 ま き (節分) お楽しみ会 ニ 役 員 会 誕 生 会 (2・3月) 月 「さわやか新聞」発行 高3生を送る会 害虫駆除 月 入退舎検討委員会 三 役 員 会 大 掃 除 月 荷物搬出 保護者会 お 月 見 九 役 員 会 誕 生 会 月 プール遊び 「さわやか新聞」発行 * 各ホームのホーム会は、必要に応じて適宜行う。 * ホーム便りは、学期に2~3回程度、家庭に配布する。 * 多目的ホールの掃除は、月に1回行う。又、行事等の時はその都度行う。 * 防災訓練は、学校の計画と調整したうえで実施する。(火災及び地震避難訓練 ) * 社会自立活動・屋外活動は必要に応じて適宜行う。 * 校外における社会自立活動は、各ホームの担当者が計画立案し、学校長の決裁を受けた後に 実施する。 * 自活訓練は、必要に応じて随時行う。 4 5 帰省と帰舎について (1) 帰省・帰舎の方法 ① 帰省・帰舎にあたっては、原則として保護者が必ず付き添うようにお願いいたします。 保護者からの申し出及び諸事情による帰省・帰舎については、この限りではありません。 ② 帰省・帰舎の方法としては、(保護者の送迎)、(帰省・帰舎バスの利用)、(公共交通機関を 利用しての単独帰省・帰舎)等があります。 (2) 帰省に関して ① 学校休業日の前日が帰省日となっております。帰省にあたって、お迎えの時間が遅くなる場合 は、前もってお知らせください。 ② ご家庭の都合で帰省日が変更となる場合は、食事等の都合がありますので必ず5日前までに お知らせください。 (3) 帰舎に関して ① 登校時間に間に合うように帰舎してください。 ② ご家庭の都合で帰舎の日時が変更となる場合は、食事等の都合がありますので必ず5日前 までにお知らせください。 ③ 帰舎バスを利用して登校する方で、当日急に乗車できない時は、直接バス会社に連絡をして ください。 (4) 帰省・帰舎バスについて ① 高知市コース・土佐市コース・須崎市コースの3コースを運行しています。 ② 高知市コースは寄宿舎生専用のバスであり、基本的には月曜日(帰舎便)と金曜日(帰省便)に 運行しています。 ③ 土佐市コース・須崎市コースは、通学生のスクールバスに便乗するかたちで、基本的には月曜 日(帰舎便)と金曜日(帰省便)に運行しています。 ④ 各コースともに帰舎日と帰省日のみの運行となります。ご家庭の都合により、規定の運行日 以外に帰省或いは帰舎の必要が生じた場合には、原則として保護者対応による帰省及び 帰舎をお願いいたします。なお、特別な事情等がありましたら担当指導員までご相談ください。 (5) 単独帰省・帰舎について ① 寄宿舎とご家庭の間や、帰省・帰舎バスの停留所からご家庭までの間を、単独で帰省・帰舎 する場合には、「単独帰省・帰舎願」の申請が必要となります。 ② 申請にあたっては、ホーム担当者と協議のうえ、事前練習等を行い、安全確認ができましたら 保護者の方の責任のもとにホーム担当者まで申請用紙をご提出ください。 ③ 担当者から管理職に申請用紙を提出し、決裁を受けた後にご家庭の方へ単独帰省・帰舎の 許可の可否を通知させていただきます。 ④ 申請用紙の請求につきましては、各ホームの担当指導員までお問い合わせください。 5 6 入舎にあたってのお願い (1) 準備していただく物 [洗面用具] 歯ブラシ、歯磨き粉、コップ(プラスチック製)、浴用石鹸又はボディソープ、シャンプー 洗面器、入浴用タオル、バスタオル又はスポーツタオル2枚、タオル5枚 *消耗品については、予備の準備もお願いします。 [日用品] ハンカチ5枚、ポケットティッシュ、箱ティッシュ、室内用サンダル(寄宿舎用)、雑巾3枚、傘、 帽子、寝具一式、生理用品、ハンガー3本程度、洗濯かご 洗濯ネット、洗濯物干し (下着用)、クリアケース(A4サイズ)、 *夜尿のあるお子さんの場合は、広めのビニールと敷きパットをご用意ください。 [衣類] 下着(パンツ、シャツ、キャミソール、ブラジャー等)3~5枚、靴下3~5足、普段着3組、 パジャマ2組 ☆入舎に際して品物を購入した時は、領収証(レシートは不可)があれば、就学奨励費から 支給 される場合があります。(領収証には寄宿舎生の氏名、品名、日付が必要です。) 領収証は、事務室へ提出してください。ご不明な点は、事務の担当者にお問い合わせ ください。 (2) 健康管理について 寄宿舎では、日頃から寄宿舎生の健康管理に配慮し、養護教諭との連絡を緊密にして健康 維持に努めております。 また、衛生面においても清掃、手洗い、歯磨き等の指導を行うとともに、寄宿舎施設の衛生 管理にも努めておりますが、寄宿舎生の安全を確保するために次の項目についてのご協力 をお願いいたしております。 ① 怪我や発熱など身体に不調がみられた場合 ・寄宿舎から保護者の方へ連絡をさせていただきます。 ・緊急時の連絡先が変更になった時には、速やかにご連絡ください。 ・病気の時は、家庭での静養をお願いしています。 ・怪我の場合も集団生活に支障が見られる時は、家庭での静養をお願いしています。 ・急病等の際に保護者の方への連絡が取れない場合の対応については、学校長に委任する ものとします。 6 ② 通院について ・ご家庭からの通院をお願いしています。 ・緊急時に寄宿舎で対応した時は、引率費(原則はタクシーでの往復)の負担をお願いする場合も あります。 ・定期検診などの予約日は、決まり次第ご連絡ください。 ・歯科通院は、長期休業中に通院していただくようお願いします。 ③ その他 ・マッチ、ライター、ナイフなどの危険な物は持たせないでください。 ・高価な品物がある場合には、寄宿舎にご相談ください。 ・必要のないお金や食べ物は、持たせないようにお願いします。 ・来舎時には、衣類の整理や持ち物に目を通してください。 ・長期の休みには、布団、衣類等の持ち帰りをお願いします。 ・携帯電話は基本的に帰舎時に預かり、帰省時に渡しています。 ・帰省時には寄宿舎用のクリアケースを持ち帰っていますので、必ず中身の確認をお願いします。 また、寄宿舎での様子を手紙や連絡帳でお知らせしています。 ・帰省中の様子等もお知らせください。 ・持ち物には必ず名前を記入してください。特に帰舎日は下着等に無記入の物が多いようです。 持ち主が分からない場合には、処分することになりますので小物などにも名前の記入を忘れずに にお願いします。 ・ホームの状況により、年度途中での部屋替えが必要となる場合があります。 その時にはご家庭へご連絡させていただきます。 7 経費について 寄宿舎生活において必要とされる費用につきましては、すべての寄宿舎生に対して共通して 必要とされる費用を共同支出費、個人支出の対象となるものにつきましては、個人支出費として 計上させていただきます。 そして、県の会計取扱規則(学校徴収金等会計事務取扱要綱)に基づき、それぞれの経費 の管理責任者を置き、金融機関の通帳において管理させていただきます。 経費の収支決算につきましては、年度末にご報告させていただきます。 また、残金がある場合には、会計担当者から返金させていただきます。その際には受領証への 記名及び捺印が必要となりますのでよろしくお願いします。 会計監査につきましては、年度末に校内監査委員会(外部監査委員含む)の監査を受けることに なっております。 年間を通じて必要とされる費用の概算につきましては、次のとおりです。 ・ 共同支出費(洗濯洗剤等) \1,500 ・ 個人支出費(余暇活動費等) \10,000 また、上記の費用の他に、寝具購入費・日用品購入費・食費・帰省費等の費用が必要となり ますが、これらの経費につきましては、就学奨励費の段階に応じて支給されます。(3段階に区分) *経費の費目により、実費が支給されるものから限度額が設定されているものまであります。 7