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( ) 平成28年度行政事業レビューシート 経済産業省 事業番号

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( ) 平成28年度行政事業レビューシート 経済産業省 事業番号
 事業番号
経済産業省
平成28年度行政事業レビューシート (
事業名
事業開始年度
次世代送電システムの安全性・信頼性に係る実証事業
平成26年度
事業終了
(予定)年度
平成27年度
担当部局庁
担当課室
0272
)
作成責任者
製造産業局
金属課金属技術室
室長 坂元 耕三
会計区分
エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定
根拠法令
特別会計に関する法律第85条第5項第1号イ
関係する計画、
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法
科学技術イノベーション総合戦略2014(平成25年6月7日)
通知等
第15条第1項第3号及び第9号
(具体的な
条項も記載)
主要政策・施策 科学技術・イノベーション、地球温暖化対策
主要経費
エネルギー対策
超電導ケーブルについて、事故を想定した地絡・短絡事故試験等により、事故時に発生する現象の把握と冷却システム等への影響を検証し、安全性、信頼性
事業の目的
を検討する。また、実際の電力系統で要求される高い信頼性を確保するために、冷却システムの更なる高性能化、高耐久化開発を行う。これらの研究開発に
(目指す姿を簡 より、超電導送電技術の安全性及び信頼性を向上して、当該技術分野における我が国の優位性を維持・拡大するとともに、将来の高密度な電力需要に適応す
潔に。3行程度以 る高効率な次世代送電システムの実現に資する。
内)
上記目的を達成するために、以下の研究開発を実施する。(補助率 1/2)
①超電導ケーブルシステムの安全性評価方法の開発
事業概要
事故・故障時の超電導ケーブルや冷媒の挙動と現象を把握し、超電導ケーブルシステムに及ぼす影響を検証する。
(5行程度以内。 ②高効率・高耐久冷却システム
別添可)
超電導ケーブルへの侵入熱の低減、冷却システムの高効率化及び冷却システムのメンテナンス間隔の長期化に関する技術開発を実施する。
③早期復旧等の実用性向上のための対策検討
実施方法
予算額・
執行額
(単位:百万円)
交付
25年度
26年度
27年度
28年度
29年度要求
当初予算
-
200
151
-
-
補正予算
-
-
-
-
-
-
67
-
-
▲ 67
-
-
予算 前年度から繰越し
の状
翌年度へ繰越し
況
予備費等
-
6
1
-
0
139
219
0
執行額
-
139
219
執行率(%)
-
100%
100%
計
定量的な成果目標
成果指標
次世代送電システムの安
全性・信頼性に係る技術開
発として、超電導ケーブル
安全性・信頼性の検証を行 成果実績
うことで、送電システムの
大電流化、端末のコンパク
ト化を実現、線材の量産技
成果目標及び成 平成38年度までに277GWh 術の確立や冷却の高効率
の送電ロスの解消(CO2換 化も進める。超電導ケーブ
果実績
ルの送電ロスは既存ケー
(アウトカム) 算13.2万t)
目標値
ブルの1/3程度であり、平
※中間評価等において目 成38年度に既存の地下
標値の検証を行う。
ケーブルの20%が置き換
わると仮定した場合の送電
ロス省エネ効果。
※技術要素の見極め、実
達成度
用性の向上等を図る事業
であるため、中間目標の設
定が困難
-
0
中間目標
目標最終年度
単位
25年度
26年度
27年度
GWh
-
-
-
-
-
GWh
-
-
-
-
277
%
-
-
-
-
-
-
年度
38
年度
中間目標
定量的な成果目標
成果指標
単位
25年度
26年度
安全性・信頼性を確立する
ための評価試験数
(下記の試験を実施するこ 成果実績
とにより、安全性・信頼性の
成果目標及び成
向上、異常事態発生リスク
果実績
平成28年度までに安全性・ の低減、異常時の早期復
(アウトカム)
信頼性を確立するために 旧に必要な技術要素の見
実施する累計評価試験数 極め、実用性の向上を図
目標値
13回
る)
地絡試験・・・6回
短絡試験・・・3回
液体窒素漏洩試験・・・2回
真空低下試験・・・2回
定量的な成果目標
達成度
成果指標
横断的な施策に
係る成果目標及 目 既存の地下ケーブルを 1tあたりのCO2削減コスト 成果実績
超伝導ケーブルに20%
び成果実績
標
置換して、平成38年度 ※技術要素の見極め、実
目標値
(アウトカム)
・
指 末までに1t当たりのCO2 用性の向上等を図る事業
標 削減コストを目標値以 であるため、中間目標の設 達成度
下とする
定が困難
目標最終年度
27年度
年度
28
年度
回
-
-
12
-
-
回
-
-
13
-
13
%
-
-
92
-
-
単位
25年度
26年度
27年度
中間目標
目標最終年度
百万円/万t
-
-
-
-
-
百万円/万t
-
-
-
-
27.1
%
-
-
-
-
-
-
年度
38
年度
算
地球温暖
出 総事業費/年度当たり 電力の排出係数:0.55kg関係
化対策
方 CO2削減量
CO2/kWh
法
成果目標及び成果実績(アウトカム)欄についてさらに記載が必要な場合はチェックの上【別紙1】に記載
活動指標及び活
動実績
(アウトプット) プロジェクト数
活動指標
単位
25年度
26年度
27年度
28年度活動見込
活動実績 テーマ数
-
4
4
-
テーマ数
-
4
4
-
単位
25年度
26年度
27年度
28年度活動見込
当初見込み
算出根拠
単位当たり
コスト
平
成
2 (8
単
・
位
2
:
9
百
年
万
度
円
予
)算
内
訳
執行額 (各年度) / テーマ数 (各年度)
歳出予算目
計
28年度当初予算
29年度要求
-
-
0
0
チェック
単位当たり
コスト
百万円
-
34.8
54.8
-
計算式
百万円/
テーマ数
-
139/4
219/4
-
主な増減理由
-
政策 5. エネルギー・環境
施策 5-2. 新エネルギー・省エネルギー
定量的指標
測
定
指
標
中間目標
目標年度
単位
25年度
26年度
27年度
実績値
%
-
-
-
-
-
目標値
%
-
-
-
-
6.7
-
年度
38
年度
エネルギー消費効率(%)
本事業の成果と上位施策・測定指標との関係
本事業では、超電導ケーブル安全性・信頼性の検証を行うことで、送電システムの大電流化等を進める。送電ロスが少ない超電導ケーブルを適宜送
電網に導入していくことで、送電時のエネルギー損失の軽減に寄与する。
改革
項目
(
ア
ク
シ経
ョ済
ン ・
・財
プ政
ロ再
グ生
ラ
ム
第
K
一
P
階
I
層
分野:
-
第
K
二
P
階
I
層
)
-
KPI
(第一階層)
単位
計画開始時
-
年度
28年度
中間目標
-
年度
目標最終年度
-
年度
-
-
-
-
-
目標値
-
-
-
-
-
-
達成度
%
-
-
-
-
-
中間目標
目標最終年度
KPI
(第二階層)
単位
計画開始時
-
年度
27年度
28年度
-
年度
-
年度
成果実績
-
-
-
-
-
-
目標値
-
-
-
-
-
-
達成度
%
-
-
-
-
-
本事業の成果と改革項目・KPIとの関係
-
27年度
-
成果実績
)
(
政
策
評
価
、
経
済
・
財
政
再
生
ア
ク
シ
ョ
ン
・
プ
ロ
グ
ラ
ム
と
の
関
係
政
策
評
価
事業所管部局による点検・改善
項 目
国
費
投
入
の
必
要
性
事
業
の
効
率
性
事
業
の
有
効
性
関
連
事
業
点
検
・
改
善
結
果
評 価
評価に関する説明
事業の目的は国民や社会のニーズを的確に反映しているか。
○
本事業は、将来の高密度な電力需要に適応する高効率な次
世代送電システムの実現するという社会ニーズを的確に反
映している。
地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。
○
安全性・信頼性を確立するための実証段階であり、リスクが
高く、民間企業に委ねる段階ではなく、国が実施すべき事業
である。
政策目的の達成手段として必要かつ適切な事業か。政策体系の中で優先度の高い
事業か。
○
科学技術イノベーション総合戦略において取り組むべき課
題、スキームの中で「革新的エネルギー変換・貯蔵・輸送技
術の高度化」の一つとして位置づけられており、優先度の高
い事業である。
競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○
一般競争入札、総合評価入札又は随意契約(企画競争)による支出のうち、
一者応札又は一者応募となったものはないか。
無
競争性のない随意契約となったものはないか。
無
公募及び外部有識者による審査会で厳正な審査を経て決定
している。
受益者との負担関係は妥当であるか。
○
実証研究フェーズであり、負担率は妥当である。
単位当たりコスト等の水準は妥当か。
○
省エネルギー効果が大きいため、妥当である。
資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。
○
資金の流れは、検査にて確認している。
費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。
○
計画段階で費目・使途を検討しており、必要な装置等の限定
している。
不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載)
‐
-
その他コスト削減や効率化に向けた工夫は行われているか。
○
試験の順序を工夫することにより、効率的かつコスト削減の
工夫をしている。
成果実績は成果目標に見合ったものとなっているか。
○
学識経験者による技術委員会で高い評価を得ており、成果
目標に見合ったものになっている。
事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果
的あるいは低コストで実施できているか。
○
事業者同士で情報交換しており、コストを意識した最善の手
段・方法で研究を実施している。
活動実績は見込みに見合ったものであるか。
○
NEDOにおいて研究開発マネジメントを行うとともに定期的
な報告を受け、目標に見合った活動実績・進捗を確認してい
る。
整備された施設や成果物は十分に活用されているか。
○
必要な装置を整備しており、十分に有効に活用されている。
関連する事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。(役
割分担の具体的な内容を各事業の右に記載)
所管府省・部局名
事業番号
事業名
-
-
‐
-
-
点検結果
本事業では、順調に評価試験(12回)を重ねており、平成28年度からは「高温超電導実用化促進技術開発(新規)」事業内に統合されるが、そ
の事業内で当初計画の通りに平成28年度末までに想定回数(13回)の評価試験が実施される予定となっている。しかしながら、本事業では、安
全防護策についての追加検証が必要との結論に至っているが、その効果確認まではできていない。その他、冷凍機の実証試験において、冷凍
機の移設に伴う不具合が発生してしまった。
改善の
方向性
安全防護策の追加検証及び冷凍機の不具合解消については、平成28年度に、他の高温超電導技術も含めて実用化促進を図る「高温超電導
実用化促進技術開発(新規)」事業内で実施し、安全性評価法を確立するとともに、冷却システムの実証運転を通じて高効率・高耐久技術を開
発する。
外部有識者の所見
外部有識者点検対象外
行政事業レビュー推進チームの所見
終
了
予
定
事業を総括し、事業の成果が、関連するプロジェクトの中でどのように活用されているのか示すこと。
所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況
予
定
通
り
終
了
本事業では、事故・故障時の超電導ケーブルシステムの安全性評価方法の開発や、高効率・高耐久冷却システム等の開発を実施。これらの研究
開発は、平成28年度から「高温超電導実用化促進技術開発」内で実証を通じて、システムの最適化を進め、超電導送電技術の安全性及び信頼性
の向上につなげていくこととしている。
備考
平成28年度から「高温超電導実用化促進技術開発(新規)」事業内に統合
関連する過去のレビューシートの事業番号
平成22年度
-
平成23年度
-
平成24年度
-
平成25年度
新26-0081
平成26年度
新26-0068
平成27年度
0504
※平成27年度実績を記入。執行実績がない新規事業、新規要求事業については現時点で予定やイメージを記入。
経済産業省
219百万円
【運営費交付金】
A.(研)新エネルギー・産
業技術総合開発機構
219百万円
プロジェクト管理
【補助(1/2)】
資金の流れ
(資金の受け取
り先が何を行っ
ているかについ
て補足する)
(単位:百万
円)
B.東京電力
4.0百万円
・研究取りまとめ
・冷凍機実証運転、性
能評価
・早期復旧等の実用性
向上のための対策検
討
【補助(1/2)】
【補助(1/2)】
【補助(1/2)】
【補助(1/2)】
C.住友電気工業
162.9百万円
D.古河電気工業
18.6百万円
E.フジクラ
5.0百万円
・66,22kV短絡・地絡装
置開発、試験実施
・275kV短絡・地絡試験
装置開発、試験実施
・275kV短絡・地絡試験
装置開発、試験実施
・LN2漏洩試験
・断熱管低侵入熱化検
討
・冷却シミュレーション
技術開発
・早期復旧等の実用性
向上のための対策検
討
・早期復旧等の実用性
向上のための対策検
・冷凍機実証運転、性
能評価
・断熱管低侵入熱化検
討
共同研究
G.早稲田大学
2.5百万円
・冷媒挙動シミュレー
ションの開発
F.前川製作所
23.5百万円
・冷凍機実証運転
A. (研)新エネルギー・産業技術総合開発機構
費 目
使 途
B. 東京電力
金 額
(百万円)
費 目
助成費用
B.東京電力
4 労務費
助成費用
C.住友電気工業
162.9
助成費用
D.古河電気工業
18.6
助成費用
E.フジクラ
助成費用
F.前川製作所
4
研究員(4名)
5
23.5
事業費管理費 当該事業のマネジメントに必要な経費
計
5
219
計
4
C. 住友電気工業
費 目
費目・使途
(「資金の流れ」に
おいてブロックご
とに最大の金額
が支出されている
者について記載
する。費目と使途
の双方で実情が
分かるように記
載)
金 額
(百万円)
使 途
使 途
D. 古河電気工業
金 額
(百万円)
費 目
金 額
(百万円)
使 途
消耗品費
端末試験容器
84.8 外注費
電気試験費用
7.3
外注費
断熱管製造他
28.2 労務費
研究員(10名)
7.2
機械装置費
22kV課通電試験用ブスバー
27.8 消耗品費
地絡試験用端子、絶縁板他
1.5
労務費
研究員(24名)
17.2 旅費
出張費用
1.5
共同研究費
早稲田大学
2.5 諸経費
輸送費
0.8
諸経費
油入自冷変圧器(レンタル)
1.4 機械装置費
バイヨネットジョイント
0.2
旅費
出張費用
1.1
計
162.9
計
18.6
E. フジクラ
費 目
使 途
F. 前川製作所
金 額
(百万円)
費 目
金 額
(百万円)
使 途
消耗品費
キャップ層製膜装置
3.3 労務費
研究員(13名)
10
労務費
研究員(4名)
1.2 機械装置費
磁気軸受システム機構部品
7.2
外注費
めっき加工
0.4 消耗品費
ネオンガス
2.4
保守・改造費
試験総費用配管
1.6
外注費
冷却非定常シミュレーション費
1.5
旅費
出張費用
0.8
計
5
計
G. 早稲田大学
費 目
使 途
H.
金 額
(百万円)
労務費
研究員、研究補助員
1.6
間接経費
間接経費
0.5
消耗品費
数値解析備品
0.2
旅費
出張費用
0.1
計
23.5
2.5
費 目
金 額
(百万円)
使 途
計
費目・使途欄についてさらに記載が必要な場合はチェックの上【別紙2】に記載
0
チェック
支出先上位10者リスト
A.
支 出 先
(研)新エネルギー・
1 産業技術総合開発
機構
法 人 番 号
業 務 概 要
2020005008480 プロジェクト管理
支 出 額
(百万円)
219
契約方式
-
入札者数
(応募者
数)
落札率
-
一者応札・一者応募又は
競争性のない随意契約となった
理由及び改善策
(支出額10億円以上)
--
B
支 出 先
1 東京電力
法 人 番 号
業 務 概 要
1010001008825
プロジェクトの取りまとめ、
安全性評価試験方法の検
討、冷却システムの高効率
化技術の開発
法 人 番 号
業 務 概 要
5120001077450
66,22kV短絡・地絡装置開
発、試験実施、LN2漏洩試
験、冷凍機実証運転、性能
評価
法 人 番 号
業 務 概 要
支 出 額
(百万円)
4
契約方式
-
入札者数
(応募者
数)
落札率
-
一者応札・一者応募又は
競争性のない随意契約となった
理由及び改善策
(支出額10億円以上)
--
C
支 出 先
1 住友電気工業
支 出 額
(百万円)
162.9
契約方式
-
入札者数
(応募者
数)
落札率
-
一者応札・一者応募又は
競争性のない随意契約となった
理由及び改善策
(支出額10億円以上)
--
D
支 出 先
1 古河電気工業
275kV短絡・地絡試験、装
置開発、試験実施、断熱管
5010001008796 低侵入熱化検討、早期復
旧等の実用性、向上のた
めの対策検討
支 出 額
(百万円)
18.6
契約方式
-
入札者数
(応募者
数)
落札率
-
一者応札・一者応募又は
競争性のない随意契約となった
理由及び改善策
(支出額10億円以上)
--
E
支 出 先
1 フジクラ
法 人 番 号
2010601007861
業 務 概 要
275kV短絡・地絡試験、装
置開発、試験実施
支 出 額
(百万円)
5
契約方式
-
入札者数
(応募者
数)
落札率
-
一者応札・一者応募又は
競争性のない随意契約となった
理由及び改善策
(支出額10億円以上)
--
F
支 出 先
1 前川製作所
法 人 番 号
業 務 概 要
3010601034203
冷凍機実証運転、冷却シ
ミュレーション技術開発、早
期復旧等の実用性向上の
ための対策検討
法 人 番 号
業 務 概 要
支 出 額
(百万円)
23.5
契約方式
-
入札者数
(応募者
数)
落札率
-
一者応札・一者応募又は
競争性のない随意契約となった
理由及び改善策
(支出額10億円以上)
--
G
支 出 先
1 早稲田大学
5011105000953
冷媒挙動シミュレーション
の開発
支 出 額
(百万円)
2.5
契約方式
-
支出先上位10者リスト欄についてさらに記載が必要な場合はチェックの上【別紙3】に記載
入札者数
(応募者
数)
-
落札率
一者応札・一者応募又は
競争性のない随意契約となった
理由及び改善策
(支出額10億円以上)
-チェック
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