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お知らせメール 2016年12月号
在ジュネーブ領事事務所からのお知らせ(12月号) 2016年12月1日 在ジュネーブ領事事務所 **************************************** <内容> 1.年末年始の開館・休館日 2.欧米での記念日や各種イベント等を狙ったテロに対する注意喚起 3.11月の日本人犯罪被害 **************************************** 1.年末年始の開館・休館日 当事務所の年末年始の開館・休館日は以下のとおりとなります。ご来館予定の方は,ご留意く ださい(開館日の窓口申請受付時間:9:00~12:00,14:00~17:00)。 12月23日(金)休館日(天皇誕生日) 12月24日(土)休館日 12月25日(日)休館日(クリスマス) 12月26日(月)通常どおり開館 12月27日(火)通常どおり開館 12月28日(水)通常どおり開館 12月29日(木)~1月3日(火)休館日 1月 4日(水)通常どおり開館 2.欧米での記念日や各種イベント等を狙ったテロに対する注意喚起 【ポイント】 ●11月末から,クリスマスや年末年始に向けて行われるイベント,野外マーケットなどの不特 定多数の人が集まる場所はテロ等の標的となることが懸念されるため,不測の事態に巻き込ま れることのないよう注意してください。 ☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。 【本文】 (1)欧米では,11月末から,クリスマスや年末年始に向けて,各地でイベント,野外マーケ ット等が行われ,多数の人が集まることが予想されます。米国務省においては,11月21日 付で欧州全域に対し,テロの危険が高まっているとして,同期間中のイベントや野外マーケッ トでは十分注意するよう注意喚起を発出しています。 (2)フロリダ州オーランド市のナイトクラブにおける銃撃テロ事件(6月),フランス南部ニ ース市におけるフランス革命記念日の花火見物の群衆を狙ったテロ事件(7月),ドイツ南部 アンスバッハにおける野外音楽祭を狙った爆弾テロ事件(7月)など,近年,欧米において不 特定多数が集まる場所を狙ったテロ事件が多数発生しています。また,イスラム過激派もその プロパガンダにおいて,祝祭,パレード,政治集会といったイベントを例示し,不特定多数が 集まる場所を狙ってテロを実行するよう呼びかけています。 このように,欧米各国においては,記念日・祝祭日等の行事をはじめとして,大規模な文化・ 観光イベント,試合やコンサートを開催している競技場など,不特定多数の人が集まるイベン トはテロ等の標的となることが懸念されるため,不測の事態に巻き込まれることのないよう注 意する必要があります。スイスも決して例外とは言えません。 (3)つきましては,欧州・米国に渡航・滞在される方は,具体的に以下の対策をとるようにし てください。 ●外務省が発出する海外安全情報及び報道等により,治安情勢等,渡航・滞在先について最新の 関連情報の入手に努め,改めて危機管理意識を持つ。 ●特にテロの標的となりやすい場所(イベント,野外マーケット等に加え,ホテル,観光施設, デパートや市場等不特定多数が集まる場所,公共交通機関等)を訪れる際には,周囲の状況に 注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等,安全確保に十分注意 を払う。 (4)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えてお くようにしてください。 3か月以上滞在する方は,大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在 留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet ) 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領 事館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してく ださい。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ ) (5)なお,テロ対策に関しては,以下も併せて御参照ください。 パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」 パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」 (パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。) (問い合わせ窓口) ○外務省領事サービスセンター 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903 (外務省関連課室連絡先) ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連) 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く) 電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/ http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版) 3.11月の日本人犯罪被害 当事務所が把握する限り,11月の日本人の犯罪被害件数は,1件(ジュネーブ市内のホテル での盗難)でした(10月:1件,9月:2件)。 これまで当地では,列車内の網棚に置いた荷物の置き引き及び駐車場での車上荒らしによる盗 難被害等が多数発生しています。列車で移動する際には,網棚の使用は避けるとともに,駐車場 に車を駐車する際には,車内の見えるところに鞄等の荷物を置いたままにしないよう注意してく ださい。 犯行の手口(例)と防犯の対策については,在留邦人向け「安全の手引き」をご確認ください。 <リンク: http://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/image/pdf/anzen_tebiki.pdf > また,例年,11月から年末までの時期に空き巣被害が増加する傾向がありますので,ご注意 ください。 (防犯対策の一例) ○外出時は,ドア,窓をしっかり戸締まりする。また,雨戸やシャッターも閉める。 ○閂(かんぬき)を取り付けるなど,ドアの鍵を強化する(閂の設置費用は700フラン程度)。 ○タイマーで照明やラジオをつけ,在宅しているように装う(タイマーはスーパーなどで10フ ラン以下で購入可能。)。 なお,これまでに当館が連絡を受けた犯罪被害は,旅券を含む貴重品の盗難被害が大半ですが, それ以外の犯罪被害についても可能な範囲で情報を集約し,当館ホームページ等を通じて犯罪手 口の周知・注意喚起をより幅広く行いたいと考えております。つきましては,犯罪被害に関する 身近な情報をお持ちの場合は,差し支えのない範囲で当館への情報提供をお願いいたします。 < メールアドレス: [email protected] > (以上)