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24~ 別れの言葉 (散文)

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24~ 別れの言葉 (散文)
次の, 24. 別れの言葉」の 前に ,
「
ワテケ さんの昔話 1 篇 「トドのシラ ミ 取
鰻アイヌ語音声資料 2 口所収 ) が語られている・
り」
24. 別れの言葉
(散文 )
1961 年 4 月 7 日録音
鳩派ふじの
anakne,
tanto
sekor aye
$ぽ"ci nano
toho ne
hine ora,
Nabesawa Take sekoraye
という姉さんのところに
ケ
S ぴ g ぴ ki sekor
ine an.
ewsi
tane
Ⅰ
rewsl
sents y
乙じ
anto
,東京の先
も
う
今日で 7 日,泊まって い ま
す
to
earwan
lne an.
ruwe
pon
aye
鍋沢ダ
eesa れ生,福田すず 子という先生が 泊まって い
ta,TooA朋oun se れ $り , ぱひんぴ肋 ます・
oro
ィ
れ
今日は, 4 月 7 日という日で ,
肋
ne
uske ta, cikotanu
un
その場所に ,
menoko utaruwekarpahine,
taok 乙 na n る lun n る lun haw
moymoyke
kor
私たちの村の 若い女性た
ちが集まって ,この,もっといろいろ
声
iki
を出してやっている ,動きながらまわっ
kor sikannatki kor ているものを ,見ている人もいるし , 見
okay pe, nukar kur ka an, somo
ていない人もいるので ,ほんとうに皆楽
kurkaan
しんでいます・そして 聴いては,笑って
pene
kussino ek 旺 o-
rooka. h ㎞e nu kor orano
rok mina
an
rok kor,
oka
mina 笑って笑いころげています・ あ る時は集
humne
まって ヤ イサマを歌い ,
kor uwekarpa kor usa yay-
sama-ne-na@
ciye ,
usa@
horippa@
て,そんなことで 私たちは楽しんでいま
f・
・
ciye@wa@ne@wa@an@pe@cewwenew@
ホリソパ を し
92
一
sar.
neun
TOoA ソo wa
an
ek se 燃り
anak, nepki katu ka isam
no,
どんなもんだか ,
は,
東京から来た 先生
ほとんど仕事もしないで ,私たちが
ene@usa@sinot@patek@ciye@ ciki@wa こんな遊びばかり 言ったりしたりするの
humi@
eramasu@
Ⅰ
晩 みせ sク
ka@ isam@
ruwe
で, おもしろくもなんともないでしょう
ぬ.
・
ponno@
iruska@yakka
,
ponno@
iruska@ ka@ eyayramkar@
epituntunke@
ちょっとばかし 腹 が立っても,
wa,
怒ることもできないで ,
kor@ poka@ ene ,
クスクス笑いながらでも ,
ikias@ kor@ okaas@ a@ p@ tanto@ tane ,
kunak@
arpa@
kani
aye@ wa@ orano@
私たちはこのようにしていましたが ,今
日はもう,行くというので ,私はおなか
anak@kossike@peka@kucis@kor@kan の中で泣いているけれど
,
うわべ はまる
korka , kukaske@anak@mina@apekor
で笑っているみたいにして ,私の心は悲
an@ kane , kukewtumu@
しくてつぶれる 思いです・
natara
konna@
ok-
・
tane@arpa@kor@ora@suy,@hempara吟行ったら,またいつになったら 会え
an@kor@easir@unukaras@kusu
anak uwekohoppaas
る予定で, 今日はお別れするのでしょ
, tanto
kor, tane
wa
ゐぴ
ka
Ⅰ
po
ぴ竹7%
で
h る ne,
ne
(んぴ Ⅰ ぴ
・・・
で
p6ka, sinenne iyoka
kllne OaSl
で
UWe
涙もポロポロポロポロこぼしながらで
亡
an pe
も,私は,ひとりで,残ることになるの
でしょうね.
せ
て
る
た
土戸
を
も
や
9
3一
"一
の
ka,
坊
poyson
の
un
りⅠ
wa
Ⅱ
家
毛る
Oわ
ne
ko
も
で
ora
kane
apapse
それでいっそう ,その車が来たらまた
)
ek kororasuy,kunupehe
apapse
yakka,
るらしいということです.
hawas
ek@ noyne@
もうま
もなく,乗って 走る車を呼んだので ,来
tane , ao@ wa@hoyuppaan@kuruma,
aeteskar@wa@
う.今日はお 別れしようとして ,
"@ iteki@ ehawe@
aste!@ iteki@ ehumi
んじゃないよ ,
昔をたてるんじゃない
aste!@"@sekor,@kesto@ ciye@a@ ciye よ」と,私たちは 毎日言いくらしていな
a@
kor@ okaas@ kor,@os@ kerampoki-
がら, そのあ とでかわいそうになって
,
earRnne@ he@ he@ he@ he@ hC, とってもハハハハハ (笑い声) あ あ,ほん
wC Ⅰ
haa,
ノリ
0
ア田
Ⅰ
0,
iramu@
ene@
oa
ァ
kuko
と, まったく私の 坊や,何もわからずど
poyson,
hi@ ka@ isam@ wa@ ne
kusu@ akoyki@ hawe@
erampewtek@
Ⅰ
an@
pe@
ka
no@ ene , kesto@ ciye
うして叱られるのかもわからなくて
,こ
のように私たちは 毎日言いながら , 今ま
で何日かすごしたのですが
,今日はまた
kor , tane@hempak@to@okaas@ruwe
これまでにします. このようにして 終わ
ne@ yak , tanto@
りだそうですわ.
ciye ,
aye
ikias@ kor@
suy@ tane@
pakno
oioari@ ne@
yak
wa
皆で楽しくすごしたあ と,私がもう 立ち去ろうというときに ,頼んだ車が来
るのを待っている 数分の間に ワテケ さんが吹き込んでくれた ,
しめくくりと Bl]
れの言葉であ る・お酒と歌で 気分が高揚しているので ,たいそう明るく 話して
いる・
r アイヌ語音声資料 1ロの会話と同じく ,自然な話し 言葉であ
一
94
一
る
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