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2009年版『北見信用金庫の現況』
KITAMI SHINKIN REPORT
北見信用金庫の現況
2009
平成20年4月1日 平成21年3月31日
CONTENTS
■当金庫の概要
1
■ごあいさつ
2
■経営理念・経営方針
3
■法令等遵守体制・リスク管理体制
4
■事業の概況
5
■健全性について
6
■不良債権の状況
7∼8
■地域社会と北見信用金庫
□当金庫の地域社会活性化への取組みについて
9∼10
□平成20年度地域密着型金融の取組みについて
1 1∼14
・ライフサイクルに応じた取引先企業の支援強化
1 1∼12
・事業価値を見極める融資手法をはじめ
中小企業に適した資金供給手法の徹底
13
・地域の情報集積を活用した持続可能な
地域経済への貢献
□お客さま満足度向上の取組み
14
15∼16
□環境に優しい取組み
16
□人に優しい取組み
16
□社会的・文化的貢献面での取組み
17∼18
■主な商品のご案内
19
■おすすめサービス・手数料
20
■個人情報保護宣言(プライバシーポリシー)
21
■店舗案内・ATM設置案内
22
■総代会制度
23∼24
■役員・組織図
25
■沿革・歩み/当金庫の主な事業の内容
26
本店
■資料編
□貸借対照表/損益計算書/剰余金処分計算書
□主要な業務の状況を示す指標
27∼30
当金庫の概要(平成21年3月31日現在)
31
□預金に関する指標/貸出金等に関する指標
32∼34
【名 称】北見信用金庫
□有価証券に関する指標/有価証券の時価情報
35∼36
【本店所在地】北見市大通東1丁目2番地1
□自己資本の充実の状況について
37∼43
□連結に関する事項
【創 立】昭和5年11月14日
44∼48
■法令等で定められた開示項目さくいん
49
■合併のお知らせ
50
【出 資 金】8億32百万円
【会 員 数】19,143人
【預 金 量】2,951億13百万円
【貸 出 金】1,548億95百万円
【店 舗 数】22店舗
【常勤役職員数】277人
1
ごあいさつ
ご
あ
い
さ
つ
皆さまには、
平素より北見信用金庫に対しまして格別の
ご愛顧、
お引き立てを賜り、
心よりお礼申し上げます。
当金庫は、
地域金融機関として地域社会の発展・繁栄
にたゆまぬ努力を重ね、
地元の皆さまとともに歩んで参りま
した。
おかげさまで今日がありますのも、
ひとえに皆さまからの
温かいご支援の賜ものと深く感謝しております。
さて、
地域経済は依然公共事業縮小、
設備投資や個人消費の不振から総じて
厳しく、
疲弊の度合を強めております。
一方、
私ども金融を取り巻く環境は、
サブプライムローン問題に端を発した、
まさに
百年に一度とも言われる世界的な金融危機に見舞われました。金融・資本市場の
混乱は、
急速な世界同時不況の影響も加わり、
金融機関の業績を直撃しております。
一方で、
政府系金融機関の統合民営化、
金融再編成の加速、
協同組織金融機関
の制度見直し議論等、
金融界はまさに激しい変革の時代に突入しております。
この様な状況の下、
当金庫が地域社会から求められている喫緊の課題は、
地域
の中小企業等の支援・育成や個人取引の強化を通じ、
豊かで活力ある地域社会
を創りあげるため「使命共同体」の中核となって、
その役割を発揮することであると
考えております。
尚、
このたび、
本年11月24日を目処に紋別信用金庫との合併を予定しており、
新
生「北見信用金庫」が誕生いたします。更なる経営体力の強化と盤石な経営基盤
の構築を図り、
より一層お客様の利便性向上と地域社会の発展に貢献し、
皆さまの
期待に十分に応えられる地域金融機関を目指してまいります。
金融環境が激しく変化する中で、
お取引先の皆さまに北見信用金庫の経営状況
を十分にご理解いただきたく、
「北見しんきんREPORT2009」を作成いたしました。
厳しい環境下ではございますが、
地域金融機関としての使命・役割を強く認識し、
健全経営を堅持しつつ皆さまから信頼され
「北見しんきんは、
安心して取引ができる。
」
と言っていただける金庫を目指し、
総力をあげて取組んで参る所存でございます。
なにとぞ今後とも格別のご愛顧、
ご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
平成21年7月
理事長
2
経営理念・経営方針
経 営 理 念
経
営
理
念
・
経
営
方
針
当金庫が昭和5年(1930年)の創業以来、79年の歴史を通じて一貫して持ち続けてきたことは、
「地域の皆さま
とともに歩み、地域社会の発展・繁栄に貢献する」ということであります。
この「地域社会との共生」という理念を強く認識し、協同組織金融機関としての社会的役割を果たすべく業務に邁
進してきた結果、皆さまからの『信用』というかけがえのない財産を築くことができたものと確信しております。
今後も当金庫が地域金融機関として社会に貢献していくためにすべきことは、信用金庫経営の不変の原点である
「地域社会との共生」と「中小企業の支援育成」の姿勢と信念を常に持ち続け、地域の発展・繁栄を願う皆さまとと
もに、
「使命共同体」というかたちで地域に根差し、価値のある金融機関として役割を果たして行くことであると認
識いたしております。
北見信用金庫は、
『信用』という大きな財産を基礎に、激変する時代に適応する地域金融機関として、更なる健全
経営を志向して参ります。
新3ヵ年経営計画
“ サンクス80 & ロードto100 ”
∼今こそ、信用金庫の原点を見つめなおし金庫百年に向かって∼
平成21年4月∼平成24年3月
基本方針
地域社会の活性化
持続的発展可能な地域づくりへの貢献
地域密着型金融の強化
永続性ある経営の確立
キーワード:「近くて便利」
・
「きめ細やかで親切」
・
「長期的信頼関係」
重点施策
1 コンプライアンス態勢の強化
1.経営陣によるコンプライアンス態勢推進強化
2.コンプライアンス風土の醸成強化
3.コンプライアンス違反防止の強化
4.公益通報制度の充実
5.顧客保護管理の徹底
6.金融法務部門の充実・強化
2 内部管理態勢の強化
1.本部における内部管理態勢の強化
2.営業店における内部事務管理の強化
1.ライフサイクルに応じた取引先企業の支援強化
2.事業価値を見極める融資手法をはじめ中小企業に適した資
金供給手法の徹底
3.地域の情報収集を活用した持続可能な地域経済への貢献
3
1.収益力の強化
2.営業基盤の強化
3.リスク管理の強化
4.事務の集中化・効率化によるリスクおよびコスト削減
5.ITの戦略的活用の検討・提供
6.CSR経営
7.ガバナンス強化
8.人材の育成
5 新人事制度の整備・確立
1.新人事制度発足に伴う制度の適切な運用のための周知活動
2.役職定年職員の効果的配置
3 地域密着型金融の強化
お客さまへの六つの誓い
4 経営力の強化
6 80周年記念事業
1.プロジェクトチームによる推進
①「お客さまに笑顔で接します。」
④「お客さまのお話をしっかりとお聴きします。」
②「お客さまの身になって、
しっかりと気配りします。」 ⑤「お客さまのご理解に合わせて、
わかりやすくご説明します。」
③「お客さまに正確な情報をご提供します。」
⑥「最後まで責任を持って、
お客さまに接します。」
法令等遵守体制・リスク管理体制
法令等遵守の体制
地域金融の中心的役割を担う信用金庫は、
その役割の重要
イアンス・プログラム」
「コンプライアンス・マニュアル」を全
性から、企業として社会的規範を逸脱するような事業活動を
ての業務運営上の柱とし、倫理法令遵守体制の確立を図って
慎み、
良識ある経営体制を堅持する社会的責任を負っています。
おります。
一般的にコンプライアンスとは法令等遵守のことをいいま
また、
コンプライアンス体制の推進と実効性を確保する機
すが、各種法令等を遵守することはもとより、金融機関として
関として、理事会に直結した「コンプライアンス委員会」を設
高い倫理観に基づく社会的ルールの遵守も求められ、そのこ
置し、それを統括する専門担当部署を設置しております。
とが地域金融機関としての社会的責任を果すことにもつなが
体制強化の施策としては、役員も含めた全職員の階層別研
ります。
修や部店内定期勉強会開催、
コンプライアンス関係各種認定
当金庫では倫理法令遵守体制における「基本方針」および
試験への参加の他、
コンプライアンス統括部署が定期的に各
「信用金庫行動綱領」を掲げ、理事会で策定された「コンプラ
法
令
等
遵
守
体
制
・
リ
ス
ク
管
理
体
制
部店に赴いて個別指導等を行っております。
リスク管理の体制
当金庫は金庫の業務の健全性・適切性を確保するための態勢整備を定めた「内部管理基本方針」を策定しております。
リスク管理の高度化が求められる中、
この「内部管理基本方針」に基づき「統合的リスク管理態勢」を策定し統合的リスク管理の
基本フレーム(基本方針)および運用体制を定めております。
さらに、「統合的リスク管理規程」において管理対象リスク、管理体制、要領・権限、
リスク限度枠、新たなリスクの対応、管理不可
能なリスクが存在する場合の対応、報告体制を定めております。
リスクに見合った十分な自己資本の確保、
および正確な自己資本比率算定のための体制整備を行っております。
リスクカテゴリー毎の管理は以下のとおりです。
信用リスク
流動性リスク
信用リスクとは、
「信用供与先の財務状況の悪化等により資産の価
流動性リスクとは、必要な資金が確保できず資金繰りが悪化するリ
値が減少ないし消失し、金融機関が損失を被るリスク」のことです。当
スク、あるいは、不利な条件での資金の確保を余儀なくされるリスクの
金庫では、
貸出資産の健全性を維持管理するため、
「クレジットポリシー」
ことです。
に基づく厳格な審査体制を構築、
貸出審査の独立性を確保しております。
方針・規程に基づき流動性リスクの特定・評価、
モニタリング、
コントロー
さらに貸出審査能力の向上や、経営改善支援活動を通じたお取引先の
ルおよび削減、検証・見直しに努めております。
経営内容の改善に取組み、信用リスクの軽減を図っております。
貸出以外の運用資産についても、格付けの把握やリスク分散等の対
応を行っております。
また、
資産の正確な自己査定を行うための体制整備を行っております。
オペレーショナル・リスク
オペレーショナル・リスクとは、
「不適切な内部手続き、人的要因、
シ
ステムあるいは外部要因から損失が生じるリスク」のことで、
さらに以
下のサブカテゴリーに分け管理しております。
市場リスク
市場リスクとは金利、為替、株式等のさまざまな市場の動きにより、
◎事務リスク
◎システムリスク
◎法務リスク
◎人的リスク
◎有形資産リスク
◎風評リスク
資産(貸出、有価証券など)
・負債(預金など)の価値が変動し損失を被
るリスク、資産・負債から生み出される収益が変動し損失を被るリスク
で「金利リスク」
「価格変動リスク」
「為替リスク」からなります。
方針・規程に基づき市場リスクの特定・評価、モニタリング、検証・見
危機管理対応計画書
自然災害、突発的事故等の不測事態に対応するため、
「危機管
直しに努めております。
理対応計画書(コンティンジェンシープラン)」を策定し対応する
また、
常勤理事および本部部長によって構成される「金利調整委員会」
とともに、適宜訓練を実施しております。
を設置しており、資産・負債の総合管理(ALM)を協議しております。
さらに、流動性の危機時の対応策およびこれを回避するための
さらに、
「金利調整委員会」の下部組織として作業部門の「ALM小
平常時の対応策については、
「流動性危機管理対応計画書」を別
委員会」を設置し、
これらの諸リスクに適切に対応できるよう管理手法
に定め、体制整備を図っています。
の向上に努めております。
4
事業の概況
本年度は、
「長期3ヵ年経営計画“きたしんアプローチ80”」の最終年度として諸活動を展開いたしました。
「地域
事
業
の
概
況
社会の活性化」を基本理念とし、経営戦略の中核として「地域社会の活性化、
さらに持続的発展可能な地域づくりへ
の貢献」、
「課題解決型金融の強化」、
「持続可能で安定的な収益を確保する経営」を展開するための重点施策、①コ
ンプライアンス態勢の強化、②内部管理態勢の強化、③人事諸制度改革と人材の育成、④経営力の強化、⑤地域密着
型金融の強化、
を掲げ顧客や地域の期待・信頼に応えるよう全役職員が真剣に取組みました。
業 績
調達面では、年金受給・給与振込の口座指定推進など個人預金
■預金積金残高
分野で引き続き安定した資金の吸収に努力し、相応の成果を見
272,724
(単位:百万円)
280,384
295,471
290,545
295,113
ました。しかし、地方公共団体および一般法人は環境の悪化から
若干の減少となりました。一方、運用の柱である融資面は「店舗
200,000
別特化戦略」を打ち立て、大口に偏重することなく事業性融資先
数の増加、
資金ニーズに積極的かつ前向きな推進を図るとともに、
100,000
創業支援、経営改善支援、新商品投入、個人向けローンの増強に
も傾注いたしました。
0
平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度
このような活動の結果、地域の経済環境が厳しい中、お取引先
顧客のご支持により期末現在の預金は2,951億13百万円(対
前期比45億67百万円、1.57%増)、貸出金は1,548億95百万
円(対前期比48億80百万円、3.25%増)と増加を見ました。
収支につきましては、一層のコスト削減等、収益力の強化に取
り組みましたが、金融危機による株価暴落等の影響で保有有価証
券の価値が下落し、大幅な減損処理を余儀なくされ、経常利益
■貸出金残高
150,000
56百万円、当期純利益5億93百万円となりました。
自己資本比率につきましては25.79%と高い水準を維持して
(単位:百万円)
144,789
130,583
150,015
154,895
136,026
100,000
おります。
50,000
■最近5年間の主要な経営指標の推移
(単位:百万円)
16年度 17年度 18年度 19年度 20年度
経 常 収 益
6,331
6,201
6,685
6,810
6,907
経 常 利 益
1,518
2,273
1,421
1,272
56
当 期 純 利 益
1,047
1,797
971
888
593
出 資 総 額
828
829
831
832
832
出資総口数(千口)
16,561
16,593
16,629
16,645
16,657
純 資 産 額
27,959
28,638
29,919
30,372
30,856
総 資 産 額
303,452 311,494 327,856 324,377 329,071
預金積金残高
272,724 280,384 295,471 290,545 295,113
貸 出 金 残 高
130,583 136,026 144,789 150,015 154,895
有 価 証 券 残 高 112,134 130,149 131,701 133,774 133,909
19.96
20.90
23.84
26.16
25.79
配当金(1口50円当たり) 2円50銭
2円50銭
2円50銭
2円50銭
2円50銭
267
269
271
268
270
自己資本比率(%)
職員数(人)(役員除く)
5
0
平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度
■当期純利益
(単位:百万円)
1,797
1,047
1,000
971
888
593
0
平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度
健全性について
安心の証 自己資本額315億円
健
全
性
に
つ
い
て
自己資本とは、過去の利益の積上げや出資金のことです。貸出などの資産が不良化、回収不能となり損失が発生
した場合、利益や自己資本で穴埋めすることになります。ですから、自己資本の額が大きいということは、経営が安
定しているということになります。
当金庫の自己資本額は平成20年度末で315億円となっており、
このことからも健全な経営体質であることがお
分かりいただけます。
自己資本額の推移
この中で、出資金以外の自己資本(306億円)は過去
■自己資本額の推移
の利益を積み上げてきたものです。利益の蓄積が多い
ということは、
これまでの堅実な経営の証ともいえます。
30,000
(単位:百万円)
28,054
29,056
30,574
30,950
31,523
20,000
自 己 資 本 額( 3 1 , 5 2 3 百 万 円 )は会 員 勘 定
(31,289百万円)に金融庁告示に定める補完・
10,000
控除項目を加減して算出します。
0
平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度
自己資本比率の状況
自己資本比率は国内基準の6倍を超えており、
■ 自己資本比率の推移
(単位:%)
高い水準にあります。
26.16
23.84
自己資本の充実の程度を比率で表したものが「自己
資本比率」です。
20
19.96
25.79
20.90
金融庁告示により国内のみで営業を行う金融機関に
ついては、自己資本比率4%以上をその安全度の目安
10
国
内
基
準
4
%
(国内基準)としています。当金庫の平成20年度末の
自己資本比率は25.79% で、国内基準である4%
を大きく上回っており、高水準を維持しております。
0
平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度
このことからも、北見しんきんが『安心して取引できる』
金融機関であることがおわかりいただけると思います。
自己資本比率の算出
金融機関の保有する資産ごとに、損失の発生する度
合いに応じた掛率(リスクウェイト)を乗じて算出したも
のを、
リスクアセットといいます。
自己資本比率= 自己資本額(31,523百万円) ×100
(25.79%) リスクアセット等(122,195百万円)
自己資本比率はリスクアセットに対する自己資本の割
合ですので、一般的には、
この比率が高いほど不時への
(一般の事業会社の自己資本比率とは算出方法が異なります。)
備えが厚く健全性も高いといえます。
6
不良債権の状況
不良債権とは利息や元金のご返済をいただけなくなる(回収不能となる)可能性の高い貸出金等(=債権)のこと
不
良
債
権
の
状
況
です。返済されない貸出金等は、最終的には損失となって、金融機関の利益や自己資本で穴埋めされることとなり、
不良債権の増加は金融機関の体力を弱める原因となります。
北見しんきんの平成21年3月末における不良債権の合計額は約53億円となっており、開示債権全体の3.4%で
す。このうち、担保・保証や貸倒引当金で97%が保全されております。
また、不良債権以外の債権に対しても、貸倒引当金約4億円を積んでおります。
※貸倒引当金=不良債権による損失を見込んで、
それに充当するために準備しておくお金のことで、すでに損失として計上しております。
貸借対照表上の個別貸倒引当金の金額は右の表「金融再生法開示債権および同債権に対する保全状況」の「破産更生債権およびこれに準ずる債権」と「危
険債権」の貸倒引当金の合計額です。
不良債権の97%をカバー
もし不良債権53億円が全て
差額2億円
回収不能になったとしても、最終
不良債権に対する
貸倒引当金7億円
的に損失となる2億円は自己資
本(315億円)でカバーされます。
不良債権
53億円
担保・保証により
不良債権を
保全している部分
44億円
自己資本額
315億円
万
一
の
場
合
2億円の損失
金融再生法開示債権とリスク管理債権の対象の違い
2通りの不良債権開示が義務付けられております。
金 融 再 生 法
貸出金及び貸出金に準ずる債権
(貸付有価証券、外国為替、未収利息、貸出金に準ずる仮払金、債務保証見返、私募債)
リスク管理債権
貸出金(手形貸付、証書貸付、当座貸越)
■自己査定結果と金融再生法開示債権とリスク管理債権の関係(単位:百万円)
自己査定結果による
債務者区分毎債権額
破たん先 611
金融再生法開示債権
貸出金
その他
実質破たん先 1,058
破 産 更 生 債 権 及び
これらに準ずる債権 1,669
破たん懸念先 3,480
危険債権 3,480
リスク管理債権
貸出金
破たん先債権 590
延滞債権 4,175
3ヵ月以上延滞債権 0
要注意先
正常先
7
要管理債権 101
正常債権
貸出条件緩和債権 101
■金融再生法開示債権及び同債権に対する保全状況
区 分
(単位:百万円)
開示残高
(a)
保全額
(b)
担保・保証等による
回収見込額(c)
貸倒引当金(d)
保全率(%)
(b)/(a)
引当率(%)
(d)/(a−c)
80.0
41.1
金融再生法上の
不良債権
平成19年度
9,882
7,903
6,520
1,383
平成20年度
5,252
5,105
4,405
699
97.2
82.6
破産更生債権
及びこれらに
準 ずる債 権
平成19年度
1,676
1,676
1,291
384
100.0
100.0
平成20年度
1,669
1,669
1,210
459
100.0
100.0
平成19年度
5,222
4,948
4,254
693
94.7
71.7
平成20年度
3,480
3,406
3,172
233
97.9
75.9
平成19年度
2,983
1,279
974
304
42.9
15.1
平成20年度
101
28
22
6
28.3
8.5
平成19年度
141,316
平成20年度
150,842
平成19年度
151,198
平成20年度
156,094
危険債権
要管理債権
正常債権
合 計
(注)1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」とは、破産、会社更生、再生手続等の事
由により経営破たんに陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」とは、債務者が経営破たんの状態には至っていないが、財政状態及
び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができ
ない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」とは、
「3ヵ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」に該当す
る貸出金をいいます。
4.「正常債権」とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権であり、
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、
「危険債権」、
「要管理債権」以外の
債権をいいます。
5.「金融再生法上の不良債権」における「貸倒引当金」には、正常債権に対する一
般貸倒引当金を除いて計上しております。
■リスク管理債権の引当・保全状況
破たん先債権
延滞債権
3カ月以 上 延 滞 債 権
貸出条件緩和債権
合 計
(単位:百万円)
残 高
(A)
区 分
不
良
債
権
の
状
況
担保・保証
(B)
貸倒引当金
(C)
保全率(%)
(B+C)/A
平成19年度
535
443
92
100.0
平成20年度
590
425
165
100.0
平成19年度
5,676
4,429
972
95.2
平成20年度
4,175
3,596
504
98.2
平成19年度
ー
ー
ー
ー
平成20年度
ー
ー
ー
ー
平成19年度
2,983
974
304
42.9
平成20年度
101
22
6
28.3
平成19年度
9,195
5,847
1,369
78.5
平成20年度
4,867
4,043
676
97.0
(注)1.「破たん先債権」とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していること
その他の事由により、元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして
未収利息を計上しなかった貸出金(未収利息不計上貸出金)のうち、次のいずれ
かに該当する債務者に対する貸出金です。
①会社更生法又は金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の規定による
更生手続開始の申立てがあった債務者
②民事再生法の規定による再生手続開始の申立てがあった債務者
③破産法の規定による破産手続開始の申立てがあった債務者
④会社法の規定による特別清算開始の申立てがあった債務者
⑤手形交換所による取引停止処分を受けた債務者
2.「延滞債権」とは、未収利息不計上貸出金のうち次の2つを除いた貸出金です。
①上記「破たん先債権」に該当する貸出金
②債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金
3.「3ヵ月以上延滞債権」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月
以上延滞している貸出金で破たん先債権及び延滞債権に該当しない貸出金です。
4.「貸出条件緩和債権」とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有
利となる取決めを行った貸出金で破たん先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債
権に該当しない貸出金です。
5.なお、
これらの開示額は、担保処分による回収見込額、保証による回収が可能と認
められる額や既に引当てている個別貸倒引当金を控除する前の金額であり、全て
が損失となるものではありません。
6.「担保・保証額」は、
自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保
証による回収が可能と認められる額の合計額です。
7.「貸倒引当金」については、
リスク管理債権区分の各項目の貸出金に対して引当
てた金額を記載しており、貸借対照表の残高より少なくなっています。
8.「保全率」はリスク管理債権ごとの残高に対し、担保・保証、貸倒引当金を設定し
ている割合です。
8
地域社会と北見信用金庫
これまでも、
これからも、
地域とともに。
地
域
社
会
と
北
見
信
用
金
庫
地 域 の お 客 様・会 員 の 皆 様
当金庫の
地域社会活性化への
取組みについて
出 資 金
預金積金
●預金積金残高
2,951億13百万円
当金庫は、北海道東部地域を事業区域として、
地元の中小企業や住民の皆さまが会員となって、
お互いに助け合い、発展していくことを共通の
理念として運営されている相互扶助型の金融
機関です。
常勤役職員数:277人 店舗数:22店舗
地元のお客さまからお預かりした大切な資金
(預金積金)は、地元で資金を必要とするお客さ
貸 出 金
まに融資を行って、事業や生活の繁栄のお手伝
いをするとともに、地域社会の一員として地元
の皆さまとの強い絆とネットワークを形成し、地
域経済の持続的発展に努めております。また、
金融機能の提供にとどまらず、文化・環境・教育
といった面も視野に入れ、広く地域社会の活性
化に積極的に取り組んでおります。
貸
出
金
以
外
の
資
金
運
用
地域でお預かりした大切な資金は地 個人向け(消費性)資金
当金庫では、
個人のお客さまの豊かな暮らしのお手伝いとして、
ニー
ズに合わせた各種ローンを揃えています。お取引に応じた優遇金利ロー
ンも取り扱っております。
住宅ローン残高 ……………163億7百万円
消費者ローン等残高 …………44億9百万円
ガバナンスの向上、コンプライアンス 地域密着型金融(11ページ)
〈ライフサイクルに応じた取引先企業の支援強化〉
●経営改善支援活動 ●創業・新事業支援融資
貸出以外の運用について
お預かりした資金の一部を有価証券等で運用して
います。運用については安全性第一を心がけており
〈事業価値を見極める融資手法をはじめ中小企業に適した資金供給手法
の徹底〉
●不動産担保、個人保証に過度に依存しない事業者向け融資
●制度融資の活用
〈地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献〉
●北見工大との連携 ●商工会議所との連携 ●本店の休日営業
ます。
有価証券残高 …………1,339億9百万円
(うち北海道債:23億49百万円)
お取引先のネットワーク
各営業地区毎に、事業者の皆さまを中心とした「しんきん会(12組織、
また、長期固定資金調達と調達手段の多様化のお
役に立とうと、お客さまの私募債の発行、引き受けに
取組んでおります。
9
約1,500人)」があり、会員間の交流をしております。
地
域
社
会
と
北
見
信
用
金
庫
企業の社会的責任
●出資総額
●会員数
8億32百万円 19,143人
皆さまからお預かりした大切
な預金は、資金を必要とされて
いる方々にご融資し、地域の暮
らしや経済のお手伝いをさせ
ていただいております。
域に還元
【今期の決算状況】
5億93百万円
●自己資本額:315億23百万円
●自己資本比率:25.79%
●当期純利益:
●貸出金残高…1,548億95百万円 ●預金積金に占める貸出金の割合…52.48%
事業性資金
地方公共団体
当金庫は事業者の皆さまが必要とする資金を、その使途や性格に
地方公共団体への貸出を通じ、財政安定に寄与しております。また、
合わせて、各種形態でご融資しております。
1市3町(北見市、訓子府町、津別町、置戸町)の指定金融機関となっ
設備資金 …………………299億58百万円
運転資金 …………………654億50百万円
ております。
代理貸付も取り扱っております。
地方公共団体向け貸出残高 …321億39百万円
先数13団体(北海道含む)
態勢の強化、内部管理態勢の強化
お客さま満足度向上の取組み(15ページ)
●年金相談会 ●お客様の声を聞く課 ●本店貸金庫の休日営業
●情報の提供 ●振り込め詐欺防止の取組み
人に優しい取組み(16ページ)
●車椅子用トイレの設置 ●ベビールームの設置
環境に優しい取組み(16ページ)
●太陽光発電 ●LED使用 ●ダブルスキン
人材の育成
地域の皆さまへのサービス向上のため、職員の資質向上を図り、事業
や資産運用のパートナーとしてのレベルアップに努めております。
●中小企業診断士(6名) ●社会保険労務士有資格者(1名)
●宅地建物取引主任者試験合格者(6名) ●FP
(29名)、
FA
(85名)
経済諸団体への関わり
地域の諸団体での活動を通じ、地域経済と深く関っています。
(法人会、商工会議所、商工会、経営者協会、観光協会、産学官連携関連、
産業振興関連、異業種交流会他多数)
社会的・文化的貢献面での取組み(17ページ)
地域社会の一員として金融面にとどまらず、
地域のイベントやボランティ
ア活動に積極的に取り組んでいます。
●講演会の開催
●北見しんきん杯争奪少年野球大会
●営業店のロビー開放
●献血
●一店舗一貢献活動
●地域イベント・まつりへの参加
(※各計数は平成21年3月末現在)
10
地域社会と北見信用金庫
平成20年度地域密着型金融の取組みについて
地
域
社
会
と
北
見
信
用
金
庫
当金庫は「地域社会の活性化」という大命題の実現とそのための持続的発展可能な地域づくりへの貢献が金庫
の使命という認識の下、20年度の地域密着型金融の取り組みとして、次のような項目を重点的に取り組みました。
ライフサイクルに応じた取引先企業の支援強化
■ 経営改善支援活動
地域経済が疲弊する中、地域経済を活性化させるためには業績不振に陥る中小企業の再生が不可欠となります。
当金庫では不良債権の新規発生の防止とお取引企業の再生と活性化を目指し、経営改善支援課を中心に営業店と
一体となった経営改善支援活動を展開しております。
体 制
審査部内に中小企業診断士2名の専担者からなる経営改善支援課を設置しており、
様々な活動を展開しております。
経営支援の流れ
経 営 相 談
事 業 承 継
ビジネスマッチング
決 算 書 診 断
お客さま
よ ろ ず 相 談
経営計画策定支援
金 融 相 談 支 援
店 舗 工 場 診 断
本部
専任スタッフ
営業店
経験豊かな店長と担当者
中小企業診断士
チ ーム
11
●決算診断による経営課題解決への提案
●キャッシュフロー経営に基づく、返済条件変更の実施
●経営計画書の策定支援(月次計画から10年計画まで)
●地域産業支援センター等との連携による金融支援
●月次の管理会計への移行支援
●IT投資による業務効率の改善支援
●月次計画に基づく計画と実績の対比チェック
●店舗・工場診断による効率的な業務運営への提案
平成20年度の経営改善支援活動実績
地
域
社
会
と
北
見
信
用
金
庫
平成20年度の経営改善支援取組み先は、経営改善支援課直接関与先18先と営業店主導先29先の計47先で、
これに業況チェック先59先を加えた合計106先に対し重点的に取り組みました。
平成20年度のランクアップ実績は経営改善支援取組み先で14先、業況チェック先で7先でした。
■平成20年度の活動実績
(単位:先数)
うち
αのうち
αのうち
αのうち
期初
経営改善支援 期末に債務者区分が 期末に債務者区分が 再生計画を
債務者数A
取組み先 ランクアップした先数 変化しなかった先 策定した先数
α
β
δ
γ
再生計画
策定率
=δ/α
−
−
−
2
26
22
1.10%
7.14%
78.57%
7
6
1
7
58.33%
85.71%
100.00%
212
12
6
5
9
5.66%
50.00%
75.00%
実質破綻先⑤
61
−
−
−
−
−
−
−
破綻先⑥
41
−
−
−
−
−
−
−
2,866
47
14
32
38
1.64%
29.79%
80.85%
4,034
47
14
32
38
1.17%
29.79%
80.85%
正常先①
要
注
意
先
経営改善支援 ランクアップ
取組み率
率
=α/A
=β/α
1,168
−
2,540
28
12
破綻懸念先④
うちその他要注意先②
うち 要 管 理 先③
小 計(②∼⑥の計)
合 計
−
独自ツールの開発・活用
多くのお客さまに対する経営改善支援活動を円滑に実施し、
かつ、改善効果を高めるため、財務診断報告書と中期
経営計画書を策定する「企業経営サポートソフト」を独自開発し活用しています。
財務診断報告書は、
お客さまと当金庫が現在の経営状態についての認識を一致させるために、決算書を基に様々
な分析を行っています。
中期経営計画書は、財務面だけでなく、定性要因も加味したものをまとめています。
■ 創業・新事業支援融資実績
創業・新事業支援の融資については
右記の専門の融資を取り扱うほか、案
件毎に対応しています。
事業活性化資金・創業貸付
平成20年3月末 取扱実績120件、残高382百万円
平成21年3月末 取扱実績110件、残高385百万円
きたしんチャレンジサポート
平成21年3月末 取扱実績1件、残高3百万円
12
地域社会と北見信用金庫
事業価値を見極める融資手法をはじめ中小企業に適した資金供給手法の徹底
地
域
社
会
と
北
見
信
用
金
庫
■ 不動産担保、個人保証に過度に依存しない事業者向け融資として以下の商品を
開発、推進しております。
きたしんクイックサポート
きたしん・アグリサポート
北海道信用保証協会付、
当地区の基幹産業の一つである農業の振興を通
無担保・第三者保証不要の証書貸付
じた地域活性化を目的とした不動産担保、第三者
21年3月末で185件、取扱残高670百万円
保証不要の営農資金
21年3月末で19件、取扱残高19百万円
エクセレント
無担保第三者保証不要の当座貸越
21年3月末で66先、取扱残高55億円
■ 制度融資の活用
当金庫は産業の振興を図るためのご融資を通じ、地域社会活性化のお役に立とうと取組んでおります。お客さま
が必要とする資金を、その使途や性格に合った形態でご融資しておりますが、低金利のメリットがある制度融資を有
効活用するケースも多く、
ここに一部を掲載いたします。
■ 北海道の制度融資
資金名
資金の目的
企業活動の維持安定を図る。
経営安定化資金
取扱い実績
1,196件 9,580百万円
取引先の倒産等により支障を生じた経営の安定を図る。
229件 3,473百万円
事業活性化資金
創業・事業拡大・経営革新等を図る。
149件 1,171百万円
経済対策特別資金
景気の低迷等により支障を生じた経営の安定を図る。
うちセーフティネット貸付
■北見市の事業者向け制度融資
資金名
資金の目的
中小企業に対する融資
中小企業融資制度
うち機械・情報技術等導入資金
設備近代化、情報技術の導入
うち経営安定革新資金
経済情勢の変動、災害等、突発的事由により事業の継続が
困難な状況にある中小企業者等の経営基盤の安定を図る。
うち起業化・新分野進出支援資金
独立開業や新分野に進出
うち工業等振興促進資金
製造業者等の方で、工場等の新増設を行う
うち経営体質強化特別資金
経済的環境の変化等による業況悪化や人材確保が
見込まれる設備投資を行う場合
■上記を含め、各市町の各種制度融資を取り扱っております。
市町名
取扱い実績
市町名
取扱い実績
13
(平成21年3月31日現在)
北 見 市
41億25百万円
帯 広 市
15億34百万円
訓子府町
1億42百万円
釧 路 市
7億34百万円
津 別 町
52百万円
北 海 道
127億6百万円
置 戸 町
68百万円
そ の 他
35百万円
美 幌 町
3億8百万円
総取扱高
197億4百万円
42件 491百万円
取扱い実績
416件 3,752百万円
2件 1百万円
57件 437百万円
7件 32百万円
12件 222百万円
110件 1,679百万円
地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献
■ 国立大学法人北見工大と包括連携
■ 本店の休日営業
産学官の連携を通して相互の発展に寄与するととも
「お客さまの立場に立った金融サービスの提供、地
に、地域経済の一層の活性化並びに自立的発展に資す
域のお客さまの利便性向上、
まちの活性化」を図るため、
ることを目的として、研究交流、人材交流、人材育成な
平成17年より本店の休日営業を実施しています。
どのうち相互の協力が可能な分野において、具体的な
特に、休日に営業を行うサービス業や小売業などの
協力を有機的に推進していくことを目的に以下のよう
事業者のお客さまや平日に来店できない個人のお客
な事項について連携を図っております。
さまに好評です。
(1)研究成果等のシーズと技術ニーズとのマッ
チングのコーディネート
営 業 日 年末年始(12月31日∼1月3日)を
除く土曜日・日曜日・祝日
(2)取引先からの技術相談に関する支援
営 業 店 舗 本店
(3)地域中小企業の技術ニーズの情報収集及び
それに対する情報提供
営 業 時 間 9:00∼15:00
取扱業務内容
地
域
社
会
と
北
見
信
用
金
庫
一部の業務を除き平日と同じ
営業内容です。
同大学と共同研究している当金庫取引先(20年度
住宅ローンをはじめとする各種ローンや年金の
は新たに3先)について、当金庫が金融面でサポートで
相談も受付けています。
きないか情報交換しております。20年度は1件の資金
ニーズに応えました。
■ 商工会議所との連携
地域力連携拠点となった北見商工会議所と、パートナー企業として連携。当金庫が同事業のパートナー機関の一
つとして、情報共有、案件発掘、相談等で連携しております。平成20年度は北見商工会議所の相談員と27先の同行
訪問を実施し、5件の新規融資実績に結びつきました。
平成21年度の地域密着型金融の取組み
当金庫は地域密着型金融の取組みを平成21年度経営計画の重点施策の一つとして位置づけ、引き続き推進して
まいります。
平成21年度経営計画(抜粋)
◎地域密着型金融の強化
(1)ライフサイクルに応じた取引先企業の支援強化
① 創業・新事業支援
② 経営改善支援・事業再生
(2)事業価値を見極める融資手法をはじめ中小企業に適した資金供給手法の徹底
① 担保・保証に過度に依存しない融資等への取組み
② 企業の将来性、技術力を的確に評価できる能力等、人材育成の取組み
(3)地域の情報収集を活用した持続可能な地域経済への貢献
① 地域社会活性化のための各種連携の取組み
② 地域活性化につながる多様なサービスの提供
14
地域社会と北見信用金庫
お客さま満足度向上の取組み
地
域
社
会
と
北
見
信
用
金
庫
■ 年金相談会
■お客様の声を聞く課
昨今の年金問題もあり、年金への関心は高まってい
お客さまのご意見や苦情等に対応するため、
「お客
ます。年金制度は複雑で、なかなか理解が難しいもの
様の声を聞く課」を配置し、
直通電話(0157-25-1736)
です。手続先も、社会保険事務所・各基金・各共済組合
を設けるほか、
「お客様の声を聞くハガキ」を店舗に設
と多数あります。
置しております。
北見信用金庫では、渉外係を中心に勉強を続け、手
お客さまから受付けましたご要望や苦情については
続等のお手伝いをしています。各支店で開催している
一元管理の下、情報の共有を図る体制をとり、部門間
年金相談会をご利用ください。
による連携のうえ担当部署での対応を図っております。
※本店では、毎月第2、4日曜日にも年金相談をお受けします。誕生月
に届く年金定期便の見方や返信の仕方等もアドバイス致します。
平成20年度に業務の改善に有効に活用させていただき実
施した項目の一部を掲載します。
●自転車置場の表示をわかりやすくして
店舗壁面に駐車場の案内板を設置しました。
●本店の夜間イルミネーションで癒される
「まちの元気づくり」、
「お客さまの元気づくり」の思いで設
備したものです。
クリスマスバージョンもご期待ください。
●窓口が混んでいる時の対応をスムーズに
お客さまが多数来店される時間帯、曜日に応じた店内態勢を
取るよう、引き続き徹底してまいります。
●駐車券の侵入矢印をもっとわかりやすく太くしてほしい
白抜きで目立つような図柄に変更しました。
■ 本店貸金庫の休日営業
金融機関の機能の一つであるお客さまの財産の安
全確保充実の一環として、本店の貸金庫を休日にもご
■ 振り込め詐欺防止の取組み
振り込め詐欺防止のため以下のような取組みを行っ
ております。
●心身障害者団体等、各団体の集会等において啓蒙
活動を実施しています。
利用いただけるようにしております。
本店貸金庫のご利用いただける時間
平 日 午前9時∼午後5時
休 日 午前9時∼午後3時
●窓口で確認の声かけ運動をしています。
●ATMコーナーでの携帯電話利用はお断りしてお
ります。
■ 情報の提供
事業者のお客さま向けに、
「経
店舗外のATMを使った振り込め詐欺が全国的に多発
営情報」の配布や北見地区内の
していることから、年金の振込日に合わせ、
ATMご利用
景気動向調査を実施し「北見し
のお客さまへ、
被害の未然防止の呼びかけを行いました。
んきん景況レポート」を発行して
おります。
15
■ことぶき支店改築
∼ 一層のご利用しやすさを、地域のお客さまにご提供します。∼
地
域
社
会
と
北
見
信
用
金
庫
●ATMを2台から3台に増設しました。
●駐車場を店舗前面に配置しました。
●バリアフリートイレを設置しました。
環境に優しい取組み
■ 太陽光発電
■ダブルスキン
日当たりの良い南面と
ダブルスキンとは、ガラ
西面 の 外壁に設置した
ス張りの壁面の外側をもう
ソーラーパネルにより、
1枚のガラスで外壁を覆う
地球環境に負荷をかけ
工法。太陽光を有効に活用
ない太陽光発電を実現
した自然採光や、中間の空
しています。ライトアップ
気層に外気を導入し自然
では消費電力の少ないL
換気を行い、省エネルギー
EDの照明器具を使用し
を実現しています。
ております。
本店ビルで採用している
太陽光発電・ダブルスキン
は免震構造とともに、地元
業者の方々の技術向上に
も一役買っています。
LED照明
(免震構造)
人に優しい取組み
■ 車椅子用トイレの設置
■ ベビールーム
本店、訓子府支店、留辺蘂支店、東支店、
ことぶき支
乳児をお連れのお客さまが、授乳やおむつ交換など
店に設置しております。
にご利用いただけるスペースで、
本店に設置しています。
本店はオストメイトの方などもお使いいただける多
ベビーベッドをはじめ、休憩用の椅子、
ミルクのための
機能トイレを設置しております。
給湯設備など
もご用 意して
います。
本店トイレ
16
地域社会と北見信用金庫
社会的・文化的貢献面での取組み
地
域
社
会
と
北
見
信
用
金
庫
■本店ビルが北海道赤レンガ建築賞を受賞
本店ビルが平成20年度の北海道赤レンガ建築賞を受賞しました。
同賞は北海道における建築創造活動を促進し、建築文化の向上や地域に根ざ
したまちづくりの推進などを図ることを目的として、地
域社会の発展に貢献する創造性豊かな建築物等を表
彰するものです。
受賞にあたり、一般的、銀行建築とは一線を画した親
近感のある空間を構築し、
ビルそのものを「街の明かり」
としたユニークな仕掛けなど、地域の特性を活かした
先進的でサステナブル(持続できる)な建築であるこ
とが高く評価されました。
■ 第7回北見しんきん杯争奪少年野球大会
少年達の健全な育成を応援しようと、北見しんきん杯争奪少年野球大会を開催しております。
今年も19チームが元気いっぱいの熱戦を繰り広げました。
■ 講演会
■ 献 血
講演会はフリーアナウンサーの生島ヒロシさんをお
恒例の信用金
迎えしました。
庫の日の献血を
冒頭に会場の皆さんと一緒に健康体操を行い、一体
はじめ、各店でも
となった中で簡単にできる健康法をいくつか紹介した
行っています。
後、最近の消費動向や分散投資の方法などを分かりや
すく解説し、多才な面を披露しました。アナウンサーな
らではの軽快で人をひきつける語りに、会場は大いに
盛り上がりました。
■ロビー開放
市民サ ークルや
児童などの 発表 の
場として、
様々なテー
マで営業店ロビー
を開放し、地域のコ
ミュニケーションや
文化発信に一役買っています。
17
■一店舗一貢献活動
今年も継続している一店舗一貢献活動を紹介します。
地
域
社
会
と
北
見
信
用
金
庫
■ 20年度各店の主な活動
本 店
福祉施設支援のボランティア活動
訓 子 府
ふるさとまつり露店出店、益金寄付
留 辺 蘂
やまべ放流事業、子供つり大会協力、河川清掃
津 別
町道清掃、町内幼稚園児による「母の日・父の日似顔絵展」
置 戸
花いっぱい運動、夏祭り、人間ばんば大会、魚菜祭り他
温 根 湯
温泉祭り「神輿川渡御」休憩所担当
相 内
秋祭り出店
西
「福祉まつり」参加 縁日のお手伝い
東
認知症のお年寄りと一緒に野付牛公園清掃
帯 広
市道・店舗周辺清掃
三 輪
リングプル回収活動、近隣公園清掃
釧 路 「釧路湿原全国車椅子マラソン大会」警備・交通整理
美 幌
あすなろ会主催ビールパーティー手伝い
ことぶき 「北見ふれあい広場」ボランティア
南
町内会月例清掃・札内川清掃
卸 町
卸売団地内の清掃
しらかば
ウツベツ川清掃、町内運動会への参加・手伝い
北 光
八幡神社境内の清掃・芝刈り
端 野
太陽祭り出店、店舗玄関先にプランター設置
若 葉
近隣公園および遊歩道清掃
常 呂
花いっぱい運動、配食ボランティア
南 大 通
連合町内会盆踊り大会露店出店、売上金寄付
本 部
少年野球大会運営スタッフ、河川敷ごみ拾い
18
主な商品のご案内
預 金
主
な
商
品
の
ご
案
内
貸出金
お客さまが必要とする運転資金や設備資金など、その使途や
総合口座
性格に合わせて各種形態でご融資する他、各種制度融資、代理
普通預金と定期預金をドッキング。一冊の通帳で普通預金と定期預金
貸付等もございます。
が利用でき、公共料金やクレジットカードの自動支払や給与・年金など
当座貸越「エクセレント」
の受取に便利です。また、普通預金が残高不足のとき、セットしていた
だいた定期預金の90%以内、最高200万円まで自動融資がうけられ
原則無担保・第三者保証不要の事業者向け当座貸越の商品です。
ますのでイザというときに安心です。
きたしんビジネスサポート
貯蓄預金
残高が増えるほどにお利息は高くなり、
出し入れ自由も大きな魅力です。
自動支払や給与・年金などの自動受取はできません。
当座預金
事
業
者
向
け
担保と第三者保証が原則不要となる事業者向けのご融資です。
きたしんクイックサポート
担保不要、スピード回答、北海道信用保証協会付の事業者向け
のご融資です。
小切手や手形の決済用口座としてご利用ください。ATMでのご入金
きたしんアグリサポート
もできます。
農業者および農業法人向け営農資金のご融資です。
通知預金
まとまったお金を短期間(7日以上)で運用いただく場合に最適です。
きたしんチャレンジサポート
創業資金のご融資です。当金庫中小企業診断士の経営相談が
スーパー積金
受けられます。
事業資金から教育・結婚・住宅資金をはじめ老後の生活資金まで、目的
に合わせ毎月計画的に積立ていただけます。
住宅ローン
スーパー定期
住宅の新築、増改築、購入など、マイホームづくりのためのロー
お預け入れ金額1,000万円未満の自由金利型定期預金です。個人の
ンです。変動金利型、固定金利型のほか一定期間毎の固定・変
方の期間3年以上の場合は半年複利になります。
動選択型もご用意しています。
住いるローン
大口定期預金
住宅増改築・内外装・外構工事・融雪槽・車庫の建設などにご利
1,000万円以上のまとまったお金を有利に運用いただける預金です。
用いただけます。水回り改修には、
ウォーターローンをご用意
しています。
期日指定定期預金
お預け入れ1年を過ぎると、
1ヵ月前にご連絡いただければいつでも引
出しできる有利で便利な預金です。お預け入れ金額は300万円未満
です。
変動金利定期預金
金利動向に合わせて6ヵ月ごとに金利が変わります。個人の3年ものは
半年複利です。
個人ローン・フリーローン
個
人
向
け
レジャー資金、電気製品や家具のご購入、
ご結婚資金などにご
利用ください。
カードローン(お手軽くん)
ご融資限度額内で、必要なときに必要な金額をご利用いただけ
ます。ご融資限度額は50万円までです。
教育ローン
無利息型普通預金
入学金・授業料などの学費や、学生生活で必要とする教育費を
預金保険制度によって全額保護される無利息の普通預金です。総合口
座のセット、公共料金の受取や口座からの自動支払などのサービスは
普通預金と同じです。
カバーします。
得徳くん(カーライフプラン)
マイカーのご購入、車検、整備などの費用のお支払いにご利用
ください。
保険の販売
損害保険
生命保険
19
しんきんグッドすまいる
住宅ローン等をご利用されるお客様におすすめする住宅火災保険です。
しんきんグッドサポート
住宅ローン等をご利用されるお客様におすすめする保険です。病気やケガで働け
なくなった期間のローンの返済を保証します。
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私的年金の「個人年金保険」、がんに備える「がん保険」等を取り扱っております。
おすすめサービス・手数料
個人向け国債
投資信託の販売
固定金利5年、変動金利10年があります。お客さまのニーズ
に合わせてお選びください。
お
す
す
め
サ
ー
ビ
ス
・
手
数
料
お客さまの資産運用ニーズにお応えするため、本店で取り扱っ
ております。
私募債受託業務
お客さまの資金調達の多様化ニーズや、長期安定調達のニー
ズにお応えするため、北海道信用保証協会保証付私募債の受
託業務を行なっています。
ご存知でしたか?北見しんきんおすすめサービス
インターネットバンキングサービス
現金振込、通帳繰越、硬貨入金機能を持つ
新型ATMを設置しております。
便利さと振込手数料の安さが魅力です。
個人のお客さま向けは携帯電話からもご利用いただけます。
《設置店》
本店(全6台)、西支店(2台)、東支店(全3台)、三輪支店(全3台)
本店の休日営業
ことぶき支店(全3台)、北光支店(全3台)、若葉支店(全2台)
南大通支店(2台)
年末年始を除く土・日・祝日に通常窓口営業を行っております。
ローンや年金の各種ご相談もどうぞ。
テレホンバンキングサービス
貸金庫サービス
キャッシュカード発行の口座について、フリーダイヤルでご利用でき
ます。残高照会だけならお申し込み不要。
本店と東支店で取り扱っています。
本店は休日営業を行っている土・
しんきんゼロネットサービス
日・祝日もご利用できます(年末
しんきんキャッシュカードがあれば以下の時間帯で全国のしんきんAT
年始を除く)
。
Mでもご利用手数料が無料です。
〈平日8:45∼18:00、土曜9:00∼14:00〉
ATM振込
セブン銀行とのATM提携
キャッシュカードで、一部のATMでは現金でもお振込みできます。
ただし、現金での10万円を超えるお振込みはお取扱いできません。
セブンイレブンのATMで入出金ができます。
ご利用手数料がかかります。
外貨販売機
本店に設置しております。
主な手数料
■主な手数料
(平成21年4月1日現在)
種 類
宛 先
窓口扱
振
込
手
数
料
ファームバンキング
テレホンバンキング
モバイルバンキング
WEBバンキング・WEB−FB
自動機 キャッシュカード振込
自動機 現金振込
同一店内
他行あて
当金庫本支店あて
一 般
会 員
一 般
会 員
一 般
会 員
3万円未満
105円
無料
210円
105円
525円
420円
3万円以上
210円
無料
420円
315円
735円
630円
3万円未満
無料
無料
105円
105円
315円
210円
3万円以上
無料
無料
315円
105円
525円
420円
※依頼人口座と受取人口座が同一店舗にある場合、振込手数料は同一店内扱いとなります。
3万円未満
無料
105円
315円
3万円以上
無料
210円
472円
※振込手続きをするATMの店舗に受取人口座がある場合、振込手数料は同一店内扱いとなります。
※当金庫カードによるATM振込で依頼人口座と受取人口座が同一店舗にある場合、振込手数料は同一店内扱いとなります。
3万円未満
105円
105円
420円
3万円以上
210円
315円
630円
■自動機利用手数料
平 日
土曜日
日・祝・土曜休日
始業∼18:00
18:00以降
当金庫口座・現金振込(預入は無料)
無料
105円
当金庫以外の信用金庫の口座
無料
105円
無料
105円
105円
ゆうちょ銀行の口座
105円
210円
105円
210円
210円
信金・ゆうちょ以外の口座
105円
210円
始業∼14:00
14:00∼15:00
15:00以降
始業∼終業
105円
105円
無料
210円
210円
20
個人情報保護宣言(プライバシーポリシー)
当金庫は、お客様からの信頼を第一と考え、個人情報の適切な保護と利用を図るために、個人情報の保護に関す
個
人
情
報
保
護
宣
言
︵
プ
ラ
イ
バ
シ
ー
ポ
リ
シ
ー
︶
る法律(平成15年法律第57号)および金融分野における個人情報保護に関するガイドライン、その他の関係法令
等を遵守するとともに、その継続的な改善に努めます。また、個人情報の機密性・正確性の確保に努めます。
平成17年4月1日
北見信用金庫
1 個人情報とは
本プライバシーポリシーにおける「個人情報」とは、
「住所・氏名・電話番号・生年月日」
等、特定の個人を識別することができる情報をいいます。
4 個人情報の開示・訂正等、利用停止等について
○お客様本人から、当金庫が保有している情報について開示等のご請求があった場合
には、請求者がご本人であること等を確認させていただいたうえで、遅滞なくお答え致
します。
2 個人情報の取得・利用について
なお、次に定める場合は、不開示とさせていただきます。不開示を決定した場合には、
その旨、理由を付記してご通知申し上げます。
[不開示事由]
(1)個人情報の取得
○当金庫は、
あらかじめ利用の目的を明確にして個人情報の取得をします。また、
金庫業務の適切な業務運営の必要から、
お客様の住所・氏名・電話番号、性別、
●所定の開示請求依頼書に記載されている住所と本人確認のための書類に記載さ
れている住所及び当金庫の登録住所が一致しないときなど、本人が確認できない
場合
生年月日などの個人情報の取得に加えて、融資のお申込の際には、資産、年収、
●代理人による申請に際して、代理権が確認できない場合
勤務先、勤続年数、
ご家族情報、金融機関でのお借入れ状況など、金融商品を
●所定の開示請求依頼書書類に不備があった場合
お勧めする際には、投資に関する知識・ご経験、資産状況、年収などを確認させ
●開示請求の対象が「保有個人データ」に該当しない場合
ていただくことがあります。
●本人又は第三者の生命、身体、財産その他の権利利益を害するおそれがある場合
○お客様の個人情報は、
①お客様が取引に際して各種申込書や契約書等にご記入いただいた事項
②営業店窓口係や得意先係等が口頭でお客様から取得した事項
③当金庫ホームページ等の「お問い合わせ」等の入力事項
④その他一般に公開されている情報等から取得しています。
(2)個人情報の利用目的
当金庫は、次の利用目的のために個人情報を利用し、
それ以外の目的には利用し
ません。お客様本人の同意がある場合、
もしくは法令等により開示が求められた場
合等を除いて、個人情報を第三者に開示することはございません。
[利用目的]
①各種金融商品の口座開設等、金融商品やサービスの申込受付のため
②犯罪による収益の移転防止に関する法律に基づくご本人の確認等や、金融商
品やサービスをご利用いただく資格等の確認のため
●当金庫業務の適正な実施に著しい支障を及ぼすおそれがある場合
●他の法令に違反することとなる場合
○お客様本人から、当金庫が保有する個人情報の内容が事実でないという理由によっ
て当該個人情報の訂正、追加又は削除、利用停止、消去のご要望があった場合には、
遅滞なく必要な調査を行ったうえで個人情報の訂正等または利用停止等を行います。
なお、調査の結果、訂正等を行わない場合には、
その根拠をご説明させていただきます。
○お客様からの個人情報の開示等のご請求につきましては、所定の手数料をお支払い
いただきます。又、不開示の場合も所定の手数料をいただきます。
○開示請求にともない取得した個人情報は、開示請求に必要な範囲のみで取扱うもの
とします。提出いただいた書類は、開示請求に対する回答が終了した後、2年間保存し、
その後廃棄させていただきます。
○以上のとおり、お客様に関する情報の開示・訂正等、利用停止等が必要な場合は、
当金庫所定の手続によりお答え致しますので、下記の窓口までお申し出下さい。
③預金取引や融資取引等における期日管理等、継続的なお取引における管理の
ため
④融資のお申込や継続的なご利用等に際しての判断のため
⑤適合性の原則等に照らした判断等、金融商品やサービスの提供にかかる妥当
性の判断のため
⑥与信事業に際して当金庫が加盟する個人信用情報機関に個人情報を提供す
る場合等、適切な業務の遂行に必要な範囲で第三者に提供するため
⑦他の事業者等から個人情報の処理の全部または一部について委託された場
合等において、委託された当該業務を適切に遂行するため
⑧お客様との契約や法律等に基づく権利の行使や義務の履行のため
⑨市場調査、
ならびにデータ分析やアンケートの実施等による金融商品やサービ
5 個人情報の安全管理について
当金庫は、
お客様の個人情報の漏えい、滅失、
または毀損の防止その他の個人情報
の安全管理のため、個人データの安全管理措置を講じます。
万一、個人データの漏えい等があった場合には、監督当局への報告、漏えい等の事
実関係および再発防止策の公表、漏えい等の対象となったご本人への事実関係の通
知等の措置を講じます。
※ホームページに関する安全管理措置につきましては、当金庫のホームページに掲載
の「個人情報保護宣言」をご覧ください。
スの研究や開発のため
⑩ダイレクトメールの発送等、金融商品やサービスに関する各種ご提案のため
⑪提携会社等の商品やサービスの各種ご提案のため
⑫各種お取引の解約やお取引解約後の事後管理のため
⑬その他、
お客様とのお取引を適切かつ円滑に履行するため
[法令等による利用目的の限定]
①信用金庫法施行規則第110条等により、個人信用情報機関から提供を受けた
6 個人情報保護に関する質問・苦情等の申立てについて
当金庫は、個人情報の取扱いに係るお客様からの苦情処理に適切に取組みます。な
お、当金庫の個人情報の取扱いに関するご質問・苦情等の申立てにつきましては、下記
の窓口までご連絡下さい。
資金需要者の借入金返済能力に関する情報は、資金需要者の返済能力の調
査以外の目的に利用・第三者提供いたしません。
記
②信用金庫法施行規則第111条等により、人種、信条、門地、本籍地、保健医療
または犯罪経歴についての情報等の特別の非公開情報は、適切な業務運営そ
の他の必要と認められる目的以外の目的に利用・第三者提供いたしません。
個人情報に関する質問・苦情等窓口
※上記の利用目的につきましては、当金庫のホームページの他、店頭掲示のポス
ター等でもご覧いただけます。
北見信用金庫 本・支店窓口および「お客様の声を聞く課」
(URL http://www.shinkin.co.jp/kitami/)
住 所:〒090-8711 北見市大通東1丁目2番地1
電 話 番 号:
(0157)66-3111(本店代表)
3 個人情報の正確性の確保について
F A X:
(0157)66-3118
受
当金庫は、
お客様の個人情報について、利用目的の達成のために個人データを正確
かつ最新の内容に保つよう、定期的および随時の点検に努めます。
21
付:月曜日∼金曜日(金融機関休業日を除く)
午前9時∼午後5時
店舗案内・ATM設置案内
店舗・キャッシュコーナーご案内
店
舗
案
内
・
A
T
M
設
置
案
内
●平日にご利用いただけるキャッシュコーナー ●土曜日にご利用いただけるキャッシュコーナー ●日曜日・祝日にご利用いただけるキャッシュコーナー
■北見市内
■北見地区
本 店 営 業 部 〒090-0020 北見市大通東1丁目2番地1
●●●
(0157)24-7531
●
訓 子 府 支 店 〒099-1432 常呂郡訓子府町旭町5番地1
(0157)47-2141
●
留 辺 蘂 支 店 〒091-0003 北見市留辺蘂町仲町33番地1
(0157)42-2153
●
津 別 支 店 〒092-0236 網走郡津別町本町60番地
(0152)76-2131
●
温 根 湯 支 店 〒091-0170 北見市留辺蘂町温根湯温泉192番地1
(0157)45-2811
●
置 戸 支 店 〒099-1133 常呂郡置戸町字置戸144番地1
(0157)52-3131
●
相 内 支 店 〒099-0871 北見市相内町135番地22
(0157)37-2321
●
美 幌 支 店 〒092-0004 網走郡美幌町字仲町1丁目44番地
(0152)73-1311
●●●
●●●
西
支
店 〒090-0818 北見市本町4丁目1番17号
(0157)24-8531
東
支
店 〒090-0016 北見市大町107番地4
(0157)23-6211
■帯広地区
●
●●●
三 輪 支 店 〒090-0835 北見市光西町165番地
(0157)25-2131
●
●●●
こと ぶ き 支 店 〒090-0065 北見市寿町3丁目4番
(0157)61-0888
●
●
卸 町 支 店 〒090-0056 北見市卸町3丁目9番地2
(0157)36-6611
南
支
店 〒080-0010 帯広市大通南26丁目2番地の1
(0155)22-8531
しら か ば 支 店 〒080-0025 帯広市西15条南12丁目1番地の31
(0155)33-3222
■釧路地区
北 光 支 店 〒090-0824 北見市北光206番地4
●●●
(0157)61-9761
●
帯 広 支 店 〒080-0012 帯広市西2条南7丁目2番地
(0155)22-7531
●
端 野 支 店 〒099-2102 北見市端野町2区344番地11
(0157)56-2101
■店舗外キャッシュコーナー
若 葉 支 店 〒090-0057 北見市若葉1丁目1番3号
●●●
(0157)36-7531
●
常 呂 支 店 〒093-0210 北見市常呂町字常呂222番地
(0152)54-1101
●●●
南 大 通 支 店 〒090-0811 北見市泉町4丁目2番20号
(0157)61-8855
釧 路 支 店 〒085-0035 釧路市共栄大通7丁目1番地
(0154)22-7531
●●● 春 光 町 ( 北 見 ) ●
北 見 赤 十 字 病 院
●●● イトーヨー カドー( 北 見 ) ●
北
見
市
役
所
●●● まちづくり北見大通りビル
●
京 セ ラ 北 見 工 場
●●● ポ ス フ ー ル 北 見
●
北
見
工
業
大
学
●●● サービスストア本店(北見)
本店ATMコーナーは、平日夜9時まで 土日祝日は夜7時までご利用いただけます。
営業エリア
上湧別町
湧別町
佐呂間町
愛別町
網走市
遠軽町
当麻町
旭川市
北見市
上川町
大空町
美幌町
訓子府町
置戸町
津別町
陸別町
上士幌町
足寄町
士幌町
清水町
釧路市
本別町
白糠町
音更町
芽室町
帯広市
池田町
オホーツク海
日本海
釧路市
浦幌町
釧路町
幕別町
豊頃町
太平洋
中札内村
22
総代会制度
総代会制度について
総
代
会
制
度
信用金庫は、会員同士の「相互信頼」と「互恵」の精神を基本
理念に、会員一人ひとりの意見を最大の価値とする協同組織金
総代会は、会員1人ひとりの意見を
適正に反映するための開かれた制度です。
融機関です。したがって、会員は出資口数に関係なく、1人1票の
会 員
議決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に参加することとなり
ます。しかし、当金庫では、会員数が大変多く、総会の開催は事実
選考委員
総代候補者
上不可能です。そこで、当金庫では、会員の総意を適正に反映し、
②選考基準に基づき
総代候補者を選考
充実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用
しております。
事項を決議する最高意思決定機関です。したがって、総代会は、
総会と同様に、会員一人ひとりの意見が当金庫の経営に反映され
るよう、会員の中から適正な手続により選任された総代により運
総 代 会
営されます。
会員の総意を適正に
反映するための制度
また、当金庫では、総代会に限定することなく、
日常の事業活動
を通じて、総代や会員とのコミュニケーションを大切にし、さまざ
まな経営改善に取組んでおります。
③理事長は、総代候
補者氏名を店頭
掲示し、所定の手
続を経て、会員 の
代 表 とし て 総 代
を委嘱
①理事会の決議
に基づき理事
長が選考委員を
委嘱し、選考委
員の氏名 を 店
頭掲示
この総代会は、決算に関する事項、理事・監事の選任等の重要
理 事 会
総 代
決算に関する事項、
理事・監事の選任等
重要事項の決定
総代とその選任方法
(1)総代の任期・定数
総代が選任されるまでの手続について
●総代の任期は3年です。
地区を5区の選任区域に分け、
● 総代の定数は、60人以上90人以下で、会員数に応じて各選任
区域ごとに定められております。
なお、
平成21年3月末現在の総代数は80名、
在席数74名で、
会員数は、19,
143人です。
(2)総代の選任方法
各選任区域ごとに総代の定数を定める。
1
総代候補者
選考委員の
選任
総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に反映
する重要な役割を担っております。
そこで総代の選考は、総代候補者選考基準に基づき、次の3つ
の手続きを経て選任されます。
理事会の決議により、選任区域ごとに
会員のうちから選考委員を委嘱
選考委員の氏名を店頭に掲示
選考委員が総代候補者を選考
理事長に報告
2
総代候補者
の
選考
総代候補者の氏名を、
1週間店頭掲示
左記掲示について
北海道新聞に公告
異議申出期間(公告後2週間以内)
①会員の中から総代候補者選考委員を選任する。
② その総代候補者選考委員が総代候補者を選考する。
● 会員からの異議がない場合
③その総代候補者を会員が信任する。
(異議があれば申し立てる。)
または
● 選任区域の会員数の1/3
未満の会員から異議の申
出があった総代候補者
総代候補者選考基準
①資格要件
当金庫の会員であること 等
②適格要件
(1)
.総代として相応しい見識を有し、良識をもって正
しい判断ができる方
(2)
.地域における信望が厚く、地域ならびに当金庫
の発展に寄与できる方
(3)
.金庫の理念・使命をよく理解し、金庫との緊密な
取引関係を有する方
23
3
総代の選任
当該総代候補者が
選任区域の
総代定数の1/2以上
●選任区域 の 会員数
の 1/3以上 の 会員
から の 異 議 の 申 出
があった総代候補者
当該総代候補者が
選任区域の
総代定数の1/2未満
a.bいずれか選択
a 他の候補者を選考
b 欠員(選考を行わない)
(上記②以下の手続きを経て)
理事長は
総代に委嘱
総代の氏名を
店頭に1週間掲示
第80期通常総代会
総
代
会
制
度
平成21年6月19日、第80期通常総代会において次の事項が付議され、それぞれ原案のとおり承認されました。
1 報告事項
第80期(平成20年4月1日から平成21年3月31日まで)
業務報告、貸借対照表および損益計算書の内容報告について
2 決議事項
第 1 号議案 剰余金処分案の承認について
第 7 号議案 合併に伴う定款の一部変更について
第 2 号議案 定款の一部変更(優先出資の発行)について
第 8 号議案 合併に伴う総代選任規定の一部変更について
第 3 号議案 定款の一部変更(湧別町の合併)について
第 9 号議案 合併に伴う理事選任について
第 4 号議案 理事の任期満了に伴う改選について
第10号議案 合併後の理事報酬等限度額の変更について
第 5 号議案 紋別信用金庫との合併決議について
第11号議案 総代会付議事項補正変更字句修正委任について
第 6 号議案 合併契約書及び付帯覚書締結承認について
■ 総代名簿(平成21年6月19日現在)
【北見地区】49名
天内 邦夫 殿
奥山 繁 殿
佐々木 弘 殿
中神銑三郎 殿
宮澤 俊子 殿
荒井 義男 殿
小澤 實 殿
佐々木 護 殿
中西 雄大 殿
村井 忠男 殿
石沢 徳司 殿
海田 司 殿
佐藤 隆 殿
中山 正幸 殿
安田 敦 殿
市川 道博 殿
亀井新五郎 殿
新保 正良 殿
長谷川秀雄 殿
山瀬 一也 殿
浦 久司 殿
菊池 道 殿
田尾 忠正 殿
長谷川 豊 殿
山本 貴一 殿
江岸 利信 殿
北川 憲彰 殿
高桑 敏通 殿
久島 和俊 殿
山本 忠司 殿
越膳 良臣 殿
栗原 寛隆 殿
高橋 敏子 殿
福地 博行 殿
鑓水 欽三 殿
遠藤 節也 殿
桑原 素行 殿
辻 好治 殿
藤井 紀一 殿
渡辺 和勇 殿
大西 薫 殿
鴻上 義雄 殿
戸田 龍一 殿
舛川 信雄 殿
渡辺 主税 殿
岡村 叶夫 殿
近藤 博 殿
富田 吉弘 殿
水澤 博 殿
久島 哲 殿
松田 和之 殿
【訓子府地区】3名
富山 信雄 殿
【津別・美幌地区】7名
池田 昇 殿
大原 功造 殿
野口 謙一 殿
大井 正行 殿
加賀谷雅治 殿
柳瀬 輝彦 殿
山田 裕史 殿
【置戸地区】2名
三好 幸市 殿
山本 勲 殿
【帯広・釧路地区】13名
石野 崇則 殿
中島 久司 殿
水戸部昭二 殿
加納 元弘 殿
西川 隆生 殿
金谷 健 殿
斉藤 允雄 殿
花房 一次 殿
小西 壽治 殿
関根 清 殿
広瀬 豪 殿
久島 貞一 殿
山下 義則 殿
24
役員・組織図
役 員(平成21年6月19日現在)
役
員
・
組
織
図
池 田 彰
太 布 康 洋
今 村 一 喜
金 田 充 郎
越 智 孝 敏
橋 均
理 事 長
専務理事
常務理事
常勤理事
常勤理事
常勤理事
有 岡 惇 二
五十嵐 力
徳 本 章
海 田 達 彦
佐々木 義 治
大 江 マチ子
伊 藤 昌 博
理 事
理 事
理 事
理 事
常勤監事
監 事
監事(員外)
北見信用金庫 本部機構図(平成21年4月1日現在)
金利調整委員会
会 員
理
事
会
理
(総代会)
事
ALM 小 委 員 会
長
提 案 審 査 会
事務改善委員会
コンプライアン ス
委
員
会
賞罰委員会
顧客サポート協議会
専 務 理 事
反社会的勢力対策委員会
監
事
常務理事
会
本 部 部 長 会
常勤理事
本 部 課 長 会
常 勤 監 事
部 店 長 会 議
経
総
事
業
リ
ス
ク
管
理
部
審
営
企
務
務
務
査
画
部
経
経
営
企
25
資
総
部
人
金
理
画
課
部
証
務
事
課
課
券
課
課
部
事
事
業
業
務
務
務
務
管
集
企
推
理
中
画
進
課
課
課
課
部
お
客
様
の
声
を
聞
く
課
審
審
融
査
査
資
第
管
二
理
課
課
第
一
課
経
営
改
善
支
援
課
法
務
調
査
課
本
支
監
店
営
査
業
部
資
産
自
己
査
定
監
査
課
店
室
内
部
監
査
課
沿革・歩み/当金庫の主な事業の内容
沿革・歩み
昭和 5年11月
昭和 6年
昭和 17年
昭和 21年
昭和 25年
1月
6月
5月
8月
9月
昭和 26年10月
10月
11月
昭和 28年12月
昭和 37年 1月
昭和 38年 5月
昭和 39年11月
昭和 40年11月
昭和 42年11月
昭和 43年 3月
昭和 44年11月
昭和 45年 1月
昭和 46年12月
昭和 47年11月
11月
昭和 49年 7月
昭和 50年10月
昭和 53年10月
昭和 54年 9月
昭和 55年11月
昭和 56年 4月
9月
10月
昭和 57年10月
10月
昭和 58年 4月
6月
12月
昭和 59年 9月
昭和 60年 9月
平成 2年10月
野付牛信用組合設立
初代組合長 荻 丹栄 就任
組合長 伊谷半次郎 就任
市制施行により北見信用組合に改組
組合長 青木茂重郎 就任
訓子府支店 開設
留辺蘂支店 開設
津別支店 開設
信用金庫法の制定により北見信用金庫に改組
置戸支店 開設
温根湯支店 開設
理事長 滝野啓次郎 就任
理事長 松浦国美 就任
相内支店 開設
本店 新築落成
西支店 開設
預金量100億円を達成
東支店 開設
北海道収納代理金融機関の業務取扱開始
日本銀行と当座預金取引開始
帯広支店 開設
本店営業部 日銀歳入代理店業務取扱開始
三輪支店 開設
釧路支店 開設
美幌支店 開設
ことぶき支店 開設
創立50周年を迎える
理事長 青木茂 就任
南支店 開設
卸町支店 開設
しらかば支店 開設
預金量1,000億円を達成
理事長 小森芳晴 就任
国債の窓口販売開始
北見市役所に初の店外ATM設置
北光支店 開設
端野支店 開設
若葉支店 開設
平成 3年 5月
平成 4年10月
平成 8年 9月
平成 9年 3月
平成 10年 6月
平成 11年 3月
5月
平成 12年10月
12月
平成 13年 4月
6月
6月
平成 14年 4月
6月
平成 15年 3月
4月
6月
7月
8月
平成 16年 1月
3月
11月
平成 17年 1月
8月
9月
12月
平成 18年11月
11月
11月
11月
平成 19年 3月
10月
平成 20年11月
平成 21年 2月
3月
沿
革
・
歩
み
/
当
金
庫
の
主
な
事
業
の
内
容
両替商業務取扱開始
常呂支店 開設
南大通支店 開設
ATMを流通信販系カード会社に開放
理事長 高橋 甫 就任
理事長 加藤 則夫 就任
オンラインシステムを自営方式から北海道信金共同事務
センターに移行、運用開始
郵便貯金とのATM相互接続開始
しんきんゼロネットサービスの取扱開始
「創立70周年『一店舗一貢献活動』」が「信用金庫社会
貢献賞」を受賞
保険募集業務開始
理事長 池田 彰 就任
投資信託窓販業務開始
本店ATM稼働時間延長(平日夜9時、土日祝夜7時まで)
信用保証協会保証付私募債の取扱開始
天候デリバティブ取扱開始
個人向け国債の窓口販売開始
アイワイバンクとのATM提携
アイ・キュー(自動窓口受付)システム導入
マルチペイメントネットワークシステム稼動
ビジネスマッチングサービス開始
無利息型普通預金取扱開始
インターネットバンキング開始
当座貸越『エクセレント』取扱開始
北海道社会貢献賞(献血推進功労者)受賞
本店休日営業開始
本店新築落成
少子高齢化対策支援事業に対し店舗所在地の自治体へ
総額5千万円を寄付
本店に外貨販売機を導入
生体認証付全自動貸金庫導入
営農資金融資『きたしんアグリサポート』取扱開始
本店ビルがグッドデザイン賞受賞
ことぶき支店、改築オープン
本店ビルが北海道赤レンガ建築賞受賞
紋別信用金庫と合併基本協定書に調印
当金庫の主な事業の内容
預金及び定期積金の受入れ
資金の貸付け及び手形の割引
為替取引
上記1∼3の業務に付随する次に掲げる業務その他の業務
(1)債務の保証又は手形の引受け
(2)有価証券((5)に規定する証書をもって表示される金銭債権に該当す
るもの及び短期社債等を除く。)の売買(有価証券関連デリバティブ取
引に該当するものを除く。)又は有価証券関連デリバティブ取引(投資
の目的をもってするもの又は書面取次ぎ行為に限る。)
(3)有価証券の貸付け
(4)国債証券、地方債証券若しくは政府保証債券(以下「国債証券等」とい
う。)の引受け(売出しの目的をもってするものを除く。)並びに当該引
受けに係る国債証券等の募集の取扱い及びはね返り玉の買取り
(5)金銭債権の取得又は譲渡及びこれに付随する業務(除く商品投資受益
権証書の取得・譲渡に係る付随業務)
(6)短期社債等の取得又は譲渡
(7)次に掲げる者の業務の代理
日本銀行、株式会社日本政策金融公庫等
(8)次に掲げる者の業務の代理又は媒介(内閣総理大臣の定めるものに限
る。)
イ 金庫(信用金庫及び信用金庫連合会)
地方公共団体、
会社等の金銭の収納その他金銭に係る事務の取扱い
(9)国、
(10)有価証券、貴金属その他の物品の保護預り
1
2
3
4
(11)振替業
(12)両替
(13)デリバティブ取引(有価証券関連デリバティブ取引に該当するものを除
く。
(14)において同じ。)であって信用金庫法施行規則で定めるもの((5)
に掲げる業務に該当するものを除く。)
(14)デリバティブ取引(信用金庫法施行規則で定めるものに限る。)の媒介、
取次ぎ又は代理
(15)金融等デリバティブ取引の媒介、取次ぎ又は代理((13)に掲げる業務
に該当するもの及び信用金庫法施行規則に定めるものを除く。)
5 国債証券、地方債証券、政府保証債券その他の有価証券について金融商品
取引法により信用金庫が営むことのできる業務(上記4により行う業務を除
く。)
6 法律により信用金庫が営むことのできる業務
(平成7年法律第105号)
第275条第1項により行う保険募集
(1)保険業法
(2)地方債又は社債その他の債券の募集又は管理の受託
(3)当せん金付証票法の定めるところにより、都道府県知事等からの委託
または都道府県知事等の承認を得て行われる受託機関からの再委託
に基づき行う当せん金付証票の販売事務等
(4)高齢者の居住の安定確保に関する法律(平成13年法律第26号)の定
めるところにより、高齢者居住支援センターからの委託を受けて行う債
務保証の申込の受付及び保証債務履行時の事務等(債務の保証の決
定及び求償権の管理回収業務を除く。)
26
資料編
貸借対照表
資
料
編
⋮
単
体
貸
借
対
照
表
■資産の部
(単位:百万円)
金
2,715
2,360
金
29,219
28,287
形
―
―
ン
―
―
定
―
―
債券貸借取引支払保証金
―
―
買
権
―
―
現
預
け
買
入
コ
ー
買
手
ル
現
入
ロ
先
金
ー
勘
銭
債
託
―
―
券
―
―
券
133,774
133,909
債
10,921
9,189
債
47,550
50,205
社
債
52,834
52,550
株
式
1,920
1,358
金
銭
商
品
有
の
有
信
価
価
証
証
国
地
方
20,546
20,605
金
150,015
154,895
そ の 他 の 証 券
貸
出
割
引
手
形
5,475
3,979
手
形
貸
付
39,177
34,262
証
書
貸
付
95,582
106,060
当
座
貸
越
9,779
10,592
替
―
―
産
1,285
1,341
外
国
そ
の
為
他
資
未 決 済 為 替 貸
79
67
信 金 中 金 出 資 金
460
460
未
益
688
755
そ の 他 の 資 産
56
57
産
6,805
6,771
建
物
5,008
4,980
土
地
1,357
1,391
有
収
形
収
固
定
資
定
3
―
その他の有形固定資産
435
398
産
80
136
ソ フ ト ウ ェ ア
68
125
その他の無形固定資産
11
11
産
1,639
1,621
再評価に係る繰延税金資産
―
―
建
無
繰
債
貸
設
形
延
務
仮
固
定
税
金
保
倒
証
引
勘
資
資
見
当
返
818
835
金
△ 1,975
△ 1,088
(うち個別貸倒引当金)
資
27
平成20年度
平成19年度
科 目
産
の
部
合
計
(△ 1,078)
324,377
(△ 692)
329,071
■負債の部
科 目
預
金
積
金
当
座
預
金
普
通
預
金
貯
蓄
預
金
通
知
預
金
定
期
預
金
定
期
積
金
そ の 他 の 預 金
譲
渡
性
預
金
借
用
金
借
入
金
売
渡
手
形
コ ー ル マ ネ ー
売
現
先
勘
定
債券貸借取引受入担保金
コマ ーシャル・ペ ー パ ー
外
国
為
替
そ
の
他
負
債
未 決 済 為 替 借
未
払
費
用
給 付 補 て ん 備 金
未 払 法 人 税 等
前
受
収
益
職 員 預 り 金
そ の 他 の 負 債
賞
与
引
当
金
役 員 賞 与 引 当 金
退 職 給 付 引 当 金
役員退職慰労引当金
睡眠預金払戻損失引当金
偶 発 損 失 引 当 金
特 別 法 上 の 引 当 金
繰 延 税 金 負 債
再評価に係る繰延税金負債
債
務
保
証
負 債 の 部 合 計
(単位:百万円)
平成19年度
290,545
8,790
103,831
3,300
2,259
156,969
12,442
2,950
―
500
500
―
―
―
―
―
―
1,615
96
785
23
413
194
83
19
―
―
331
132
42
17
―
―
―
818
294,004
平成20年度
295,113
8,440
108,308
3,260
950
158,746
12,479
2,927
―
―
―
―
―
―
―
―
―
1,681
88
1,055
47
204
186
77
20
―
―
355
153
48
26
―
―
―
835
298,215
平成19年度
832
832
―
―
29,904
831
29,073
28,020
1,053
―
―
―
30,736
△ 363
―
―
△ 363
30,372
324,377
平成20年度
832
832
―
―
30,456
832
29,624
28,920
704
―
―
―
31,289
△ 433
―
―
△ 433
30,856
329,071
■純資産の部
科 目
出
資
金
普 通 出 資 金
優先出資申込証拠金
資
本
剰
余
金
利
益
剰
余
金
利 益 準 備 金
その他利益剰余金
特 別 積 立 金
当期未処分剰余金
処 分 未 済 持 分
自 己 優 先 出 資
自己優先出資申込証拠金
会 員 勘 定 合 計
その他有価証券評価差額金
繰 延 ヘ ッ ジ 損 益
土 地 再 評 価 差 額 金
評 価・換 算 差 額 等 合 計
純 資 産 の 部 合 計
負債及び純資産の部合計
(単位:百万円)
損益計算書
資
料
編
⋮
単
体
損
益
計
算
書
(単位:千円)
科 目
経
常
収
用
益
資
金
運
収
益
貸
出
金
利
息
預
け
金
利
息
有 価 証 券 利 息 配 当 金
そ の 他 の 受 入 利 息
役
務
取
引
等
収
益
受
入
為
替
手
数
料
そ の 他 の 役 務 収 益
そ
の
他
業
務
収
益
外
国
為
替
売
買
益
国 債 等 債 券 売 却 益
国 債 等 債 券 償 還 益
そ の 他 の 業 務 収 益
そ
の
他
経
常
収
益
株
式
等
売
却
益
そ の 他 の 経 常 収 益
経
常
費
用
資
金
調
達
費
用
預
金
利
息
給 付 補 て ん 備 金 繰 入 額
借
用
金
利
息
そ の 他 の 支 払 利 息
役
務
取
引
等
費
用
支
払
為
替
手
数
料
そ の 他 の 役 務 費 用
そ
の
他
業
務
費
用
外
国
為
替
売
買
損
国 債 等 債 券 売 却 損
国 債 等 債 券 償 還 損
国
債
等
債
券
償
却
そ の 他 の 業 務 費 用
経
費
人
件
費
物
件
費
税
金
そ
の
他
経
常
費
用
貸 倒 引 当 金 繰 入 額
貸
出
金
償
却
株
式
等
売
却
損
株
式
等
償
却
そ
の
他
資
産
償
却
そ の 他 の 経 常 費 用
経
常
利
益
特
別
利
益
固
定
資
産
処
分
益
貸 倒 引 当 金 戻 入 益
償
却
債
権
取
立
益
そ の 他 の 特 別 利 益
特
別
損
失
固
定
資
産
処
分
損
そ の 他 の 特 別 損 失
税
引
前
当
期
純
利
益
法 人 税 、住 民 税 及 び 事 業 税
法
人
税
等
調
整
額
法
人
税
等
合
計
当
期
純
利
益
前
期
繰
越
金
当
期
未
処
分
剰
余
金
平成19年度
6,810,169
5,886,181
3,621,194
366,421
1,880,044
18,521
583,449
272,824
310,624
122,176
―
106,006
―
16,169
218,361
197,209
21,151
5,537,357
892,837
873,536
18,868
8
423
276,298
52,364
223,934
2,534
112
―
―
―
2,422
3,643,105
1,963,945
1,587,519
91,640
722,580
527,717
101,037
335
53,997
―
39,491
1,272,812
126,201
81,188
―
31,259
13,753
108,059
70,445
37,613
1,290,954
436,061
△ 33,962
888,855
164,281
1,053,137
平成20年度
6,907,537
6,030,443
3,729,715
379,949
1,902,308
18,469
567,527
264,455
303,072
295,747
188
278,045
―
17,514
13,819
―
13,819
6,851,297
945,492
912,541
31,915
636
398
271,495
51,707
219,787
827,749
―
―
21,556
805,012
1,180
3,707,167
2,009,297
1,603,722
94,147
1,099,393
―
159,151
1,367
846,948
―
91,926
56,239
841,206
4,033
688,694
148,478
―
30,963
30,963
―
866,481
223,266
49,353
272,619
593,861
110,719
704,581
28
資料編
剰余金処分計算書
資
料
編
⋮
単
体
剰
余
金
処
分
計
算
書
/
財
務
諸
表
の
注
記
(単位:円)
平成19年度
科 目
当
期
積
未
立
剰
余
利
処
分
金
取
金
処
益
準
金
1,053,137,790
704,581,659
崩
額
―
―
分
額
942,417,935
42,206,869
金
820,000
570,000
剰
余
備
普 通 出 資 に 対 す る 配 当 金 (年5%)
特
次
別
期
積
繰
平成20年度
立
越
41,597,935 (年5%)
41,636,869
金
900,000,000
―
金
110,719,855
662,374,790
※掲載いたしました貸借対照表、損益計算書、剰余金処分計算書につきましては、信用金庫法第38条の2の規定に基づき、新日本有限責任監査法人の監
査を受けております。
貸借対照表 注記(平成20年度)
1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原
価法(定額法)、子会社株式については移動平均法による原価法、
その他有価証券
のうち時価のあるものについては決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価
は主として移動平均法により算定)、時価のないものについては移動平均法による
原価法又は償却原価法により行っております。なお、
その他有価証券の評価差額に
ついては、全部純資産直入法により処理しております。
(追加情報)
変動利付国債の時価については、従来、市場価格をもって貸借対照表計上額と
しておりましたが、昨今の市場環境を踏まえた検討の結果、市場価格を時価とみなせ
ない状態にあると判断し、当事業年度末においては、合理的に算定された価額をもっ
て貸借対照表計上額としております。これにより、市場価格をもって貸借対照表価額
とした場合に比べ、
「有価証券」は412百万円増加、
「繰延税金資産」は127百万円
減少、
「その他有価証券評価差額金」は284百万円増加しております。
3. 有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定率法(ただし、平成10年4月1
日以後に取得した建物(建物附属設備を除く。)については定額法)
を採用しており
ます。また、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物
19年 ∼ 39年
その他
3年 ∼ 20年
4. 無形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定額法により償却しております。
なお、
自金庫利用のソフトウェアについては、金庫内における利用可能期間(5年)に
基づいて償却しております。
5. 外貨建資産は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
6. 貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」
という。)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」とい
う。)に係る債権については、以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿
価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、
その
残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に
陥る可能性が大きいと認められる債務者に係る債権については、債権額から、担保
の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、
その残額のうち、債
務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸
倒実績率等に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実
施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、
その査定結
果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額
から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立
不能見込額として債権額から直接減額しており、
その金額は1,749百万円であります。
29
7−1. 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職
給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、数理
計算上の差異の費用処理方法は、各発生年度の職員の平均残存勤務期間内の
一定の年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌期から損益
処理しております。
7−2. 当金庫は、複数事業主(信用金庫等)により設立された企業年金制度(総合設
立型厚生年金基金)に加入しており、当金庫の拠出に対応する年金資産の額を合
理的に計算することができないため、当該年金制度への拠出額を退職給付費用とし
て処理しております。
なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等に占め
る当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。
①制度全体の積立状況に関する事項(平成20年3月31日現在)
年金資産の額
1,345,817百万円
年金財政計算上の給付債務の額
1,638,798百万円
差引額
△292,981百万円
②制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合(平成20年3月31日現在)
0.3042%
③補足説明
上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高
264,186百万円及び繰越不足金28,795百万円であります。本制度における過去
勤務債務の償却方法は期間19年の元利均等償却であり、当金庫は、当事業年
度の財務諸表上、特別掛金46百万円を費用処理しております。
なお、特別掛金の額は、
あらかじめ定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与
の額に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の実際の負担割合と
は一致しません。
8. 役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対
する退職慰労金の支給見積額のうち、当事業年度末までに発生していると認められ
る額を計上しております。
9. 睡眠預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金者からの払
戻請求による支払いに備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込
額を計上しております。
10. 偶発損失引当金は、信用保証協会への負担金の支払いに備えるため、将来の負
担金支払見込額を計上しております。
リース取引開始日が平成20年4月1
11. 所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、
日前に開始する事業年度に属するものについては、通常の賃貸借取引に準じた会
計処理によっております。
12. 消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。
13. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額1,235
百万円
14. 子会社等の株式総額10百万円
15. 子会社等に対する金銭債務総額
14百万円
16. 有形固定資産の減価償却累計額 4,354百万円
17. 貸借対照表に計上した固定資産のほか、電子計算機等の一部については、所有
権移転外ファイナンス・リース契約により使用しております。
18. 貸出金のうち、破綻先債権額は585百万円、延滞債権額は4,175百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していること
その他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未
収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不
計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第
1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている
貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の
経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸
出金であります。
19. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は該当ありません。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ
月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
20. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権は101百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有
利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に
該当しないものであります。
21. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の
合計額は4,862百万円であります。
なお、18.から21.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
22. 手形割引は、
「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監
査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)に基づき
金融取引として処理しております。これにより受け入れた銀行引受手形及び商業手
形は、売却又は担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、
その額
面金額は3,979百万円であります。
23. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
362百万円
担保資産に対応する債務
預金
1,134百万円
上記のほか為替決済取引の担保として預け金8,000百万円及び有価証券2,023
百万円、当座貸越取引の根担保として預け金5,000百万円を差し入れております。
24. 「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)
による社債に対する当金庫の保証債務の額は200百万円であります。
25. 出資1口当たりの純資産額1,852円42銭。
26. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。
満期保有目的の債券で時価のあるもの
地方債
社 債
その他
外国債券
合 計
貸借対照表計
時価
差額
うち益
うち損
上額(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
30,472
30,608
136
176
39
981
1,023
42
42
−
16,431
16,233
△198
198
396
16,431
16,233
△198
198
396
47,885
47,865
△20
416
436
(注)1.時価は、当事業年度末における市場価格等に基づいております。
2.「うち益」
「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。
その他有価証券で時価のあるもの
株 式
債 券
国 債
地方債
社 債
その他
投資信託
合 計
取得原価 貸借対照表計 評価差額
うち益
うち損
(百万円) 上額(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
1,595
1,298
△297
10
307
80,121
80,291
170
637
467
9,109
9,189
80
108
28
19,509
19,733
223
224
0
51,503
51,369
△133
304
438
4,547
4,045
△501
3
504
4,547
4,045
△501
3
504
86,263
85,635
△628
650
1,279
(注)1. 貸借対照表計上額は、当事業年度末における市場価格等に基づく時価によ
り計上したものであります。
2. 「うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
3. その他有価証券で時価のあるもののうち、当該有価証券の時価が取得原価
に比べて著しく下落しており、時価が取得原価まで回復する見込があると認めら
れないものについては、当該時価をもって貸借対照表価額とするとともに、評価
差額を当事業年度の損失として処理(以下「減損処理」という。)
しております。
当事業年度における減損処理額は1,651百万円(うち株式846百万円)
であ
ります。
また、時価が「著しく下落した」と判断するための基準は、時価が取得原価よ
り50%以上下落した場合には当該有価証券すべてを対象とし、時価が30%以
上50%未満下落した場合には過去の時価の推移等から回復可能性の判定を
実施し、必要な減損処理を行うこととしております。
て貸借対照表計上額としております。これにより、市場価格をもって貸借対照表価額
とした場合に比べ、
「有価証券」は412百万円増加、
「繰延税金資産」は127百万円
減少、
「その他有価証券評価差額金」は284百万円増加しております。
27. 当事業年度中に売却したその他有価証券
売却益の合計額
売却損の合計額
売却額(百万円)
(百万円)
(百万円)
その他有価証券
10,903
278
−
資
料
編
⋮
単
体
財
務
諸
表
の
注
記
28. 時価評価されていない主な有価証券の主な内容及び貸借対照表計上額
内 容
金額(百万円)
満期保有目的の債券
社債
200
子会社・子法人等株式及び関連法人等株式
子会社株式
10
その他有価証券
非上場株式
50
優先出資金
120
その他
8
29. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の期間ごとの償
還予定額
債 券
国 債
地方債
社 債
その他
外国債券
合 計
1年以内
(百万円)
10,411
−
4,158
6,252
502
502
10,913
1年超5年以内 5年超10年以内
(百万円)
(百万円)
63,179
34,399
321
6,394
24,823
20,722
38,034
7,282
7,621
4,165
7,621
4,165
70,801
38,565
10年超
(百万円)
3,954
2,473
499
981
4,141
4,141
8,096
30. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行
の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の
限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未
実行残高は、26,322百万円であります。このうち原契約期間が1年以内のもの(又
は任意の時期に無条件で取消可能なもの)が18,701百万円あります。
なお、
これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未
実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるもの
ではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他
相当の事由があるときは、当金庫が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極
度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時におい
て必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に(1
年毎に)予め定めている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて
契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
31. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、
それぞれ以下
のとおりであります。
繰延税金資産
貸倒引当金及び貸出金償却
597百万円
退職給付引当金
110百万円
役員退職慰労引当金
47百万円
有価証券評価損
512百万円
有形固定資産減価償却超過額
101百万円
睡眠預金払戻損失引当金
14百万円
その他有価証券評価差額金
396百万円
その他
42百万円
繰延税金資産合計
1,823百万円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
201百万円
繰延税金負債合計
201百万円
繰延税金資産の純額
1,621百万円
損益計算書 注記(平成20年度)
1.記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
2.子会社との取引による収益総額
− 千円。
子会社との取引による費用総額 120,452千円。
3.出資1口当たり当期純利益金額
35円65銭。
(追加情報)
変動利付国債の時価については、従来、市場価格をもって貸借対照表計上額と
しておりましたが、昨今の市場環境を踏まえた検討の結果、市場価格を時価とみなせ
ない状態にあると判断し、当事業年度末においては、合理的に算定された価額をもっ
30
資料編
主要な業務の状況を示す指標
資
料
編
⋮
単
体
主
要
な
業
務
の
状
況
を
示
す
指
標
■業務粗利益
資
収
支
4,993
5,084
金
運
用
収
益
5,886
6,030
資
金
調
達
費
用
892
945
収
支
307
296
役 務 取 引 等 収 益
583
567
役 務 取 引 等 費 用
276
271
支
119
△ 532
そ の 他 業 務 収 益
122
295
そ の 他 業 務 費 用
2
827
益
5,420
4,848
率
1.72%
1.52%
そ
務
業
取
の
業
運
他
務
用
平成20年度
資
役
金
(単位:百万円)
平成19年度
引
等
業
務
粗
務
粗
収
利
利
益
(注)業務粗利益率=業務粗利益/資金運用勘定平均残高×100
■資金運用収支の内訳
(単位:百万円、%)
平成19年度
資
金
運
用
勘
平成20年度
平均残高
利 息
利 回
平均残高
利 息
利 回
定
314,295
5,886
1.87
316,979
6,030
1.90
貸
出
金
134,011
3,621
2.70
139,202
3,729
2.67
預
け
金
43,938
366
0.83
37,078
379
1.02
券
135,874
1,880
1.38
140,233
1,902
1.35
定
291,413
892
0.30
293,262
945
0.32
金
291,327
892
0.30
293,069
944
0.32
金
1
0
0.65
112
0
0.56
有
資
価
金
証
調
預
達
金
借
勘
積
用
(注)資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(平成19年度132百万円、平成20年度130百万円)
を控除して表示しております。
■利鞘
資
資
金
金
総
運
調
資
用
達
利
原
金
価
利
平成19年度
平成20年度
回
1.87%
1.90%
率
1.55%
1.58%
鞘
0.31%
0.31%
資金運用収益
×100
資金運用勘定平均残高
資金運用利回=
資金調達原価率=
資金調達費用+経費
×100
資金調達勘定平均残高
総資金利鞘=資金運用利回−資金調達原価率
■受取・支払利息の分析
(単位:百万円)
平成19年度
残高による増減 利率による増減
受
取
利
平成20年度
増減額
残高による増減 利率による増減
増減額
息
206
△ 43
163
50
94
144
貸
出
金
20
156
176
151
△ 43
108
預
け
金
31
188
219
△ 28
41
13
券
46
△ 278
△ 232
68
△ 46
22
息
14
512
526
5
48
53
金
14
512
526
4
48
52
金
0
0
0
0
0
0
有
価
支
証
払
預
利
金
借
積
用
(注)残高および利率の増減要因が重なる部分については、両者の増減割合に応じて按分しています。
■利益率
(単位:百万円、%)
平成19年度
総 資 産 経 常 利 益 率
0.39%
0.01%
総 資 産 当 期 純 利 益 率
0.27%
0.18%
323,946
326,807
総
資
産
平
均
残
(除く債務保証見返)
31
平成20年度
高
総資産経常利益率=
経常利益
×100
総資産(債務保証見返を除く)平均残高
総資産当期利益率=
当期純利益
×100
総資産(債務保証見返を除く)平均残高
預金に関する指標
■預金の流動性・定期性・譲渡性の区分(年間平均残高)
区 分
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
金
120,707
119,384
う ち 有 利 息 預 金
97,672
97,264
金
169,226
172,402
うち固定自由金利定期預金
157,467
160,110
うち変動自由金利定期預金
12
3
1,392
1,282
流
定
そ
譲
動
性
期
の
預
性
他
渡
預
の
性
預
預
合
金
資
料
編
⋮
単
体
預
金
に
関
す
る
指
標
/
貸
出
金
等
に
関
す
る
指
標
金
―
―
計
291,327
293,069
(注)1.流動性預金=普通預金(無利息含む)+貯蓄預金+通知預金+当座預金(無利息)
2.定期性預金=定期預金+定期積金
固定金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する定期預金
変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期預金
3.その他預金=納税準備預金+別段預金
■定期預金の固定金利・変動金利の区分
区 分
定
期
預
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
金
156,969
158,746
うち 固 定 金 利 定 期 預 金
156,964
158,745
うち 変 動 金 利 定 期 預 金
5
0
そ
―
―
の
他
貸出金等に関する指標
■貸出金科目別残高(年間平均残高)
(単位:百万円、%)
平成19年度
平成20年度
134,011
139,202
割引手形
9,769(7.3)
手形貸付
9,876(7.1)
5,517(4.1)
4,529(3.3)
証書貸付
当座貸越
24,584
(17.7)
23,576
(17.6)
95,147
(71.0)
■固定金利及び変動金利の区分毎の貸出金残高
区 分
貸
出
100,212
(72.0)
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
金
150,015
154,895
う
ち
固
定
金
利
100,286
100,862
う
ち
変
動
金
利
49,729
54,033
32
資料編
■担保の種類別の貸出金残高及び債務保証見返額
資
料
編
⋮
単
体
貸
出
金
等
に
関
す
る
指
標
●貸出金の担保別内訳
(単位:百万円、%)
当金庫預金積金
平成19年度
平成20年度
150,015
2,427(1.6)
不動産
154,895
2,757(1.8)
その他
35,080
(23.4)
信用保証協会、信用保険
保証
信用
33,536
(22.4)
32,617
(21.7)
35,654
(23.0)
40,872
(26.4)
32,870
(21.2)
27(0.0)
35(0.0)
42,898
(28.6)
38,499
(25.7)
平成19年度
818
37,823
(24.4)
40,544
(26.2)
●債務保証見返の担保別内訳
(単位:百万円、%)
不動産
平成20年度
835
信用保証協会、信用保険
信用
195
(23.8)
612
(74.8)
178
(21.3)
11
(1.3)
527
(63.1)
129
(15.4)
■貸出金使途別残高
(単位:百万円、%)
設備資金
平成19年度
150,015
平成20年度
154,895
運転資金
48,118
(32.1)
101,896
(67.9)
33
47,926
(30.9)
106,968
(69.1)
■業種別の貸出金残高および貸出金の総額に占める割合
(単位:百万円、%)
平成19年度
製造業
運輸・通信業
949件
17,737
(11.8)
13,447件
28,306
(18.9)
サービス業
地方公共団体
787件
18,857
(12.6)
個人
その他
11件
29,203
(19.5)
1,070件
24,609
(16.4)
16,527件 154,895
116件
9,685
(6.3)
293件
6,602
(4.4)
卸売・小売業
不動産業
平成20年度
17,054件 150,015
114件
5,756
(3.8)
建設業
279件
6,308
(4.1)
906件
17,224
(11.1)
13,043件
27,346
(17.7)
125件
2,234
(1.5)
775件
19,184
(12.4)
13件
32,139
(20.7)
258件
16,703
(11.1)
1,026件
22,044
(14.2)
■貸倒引当金内訳
個
般
別
貸
貸
倒
倒
引
引
当
当
合
金
金
計
当期増加額
その他
期末残高
897
897
―
726
897
395
―
897
395
平成19年度
1,814
1,078
1,093
721
1,078
平成20年度
1,078
692
198
879
692
平成19年度
2,541
1,975
1,093
1,448
1,975
平成20年度
1,975
1,088
198
1,776
1,088
(単位:百万円)
101
159
平成19年度
平成20年度
貸出金(A)
150,015
154,895
預 金(B)
290,545
295,113
(A/B)
51.63
52.48
期中平均
46.00
47.49
償
却
額
■預貸率
預貸率(%)
目的使用
726
平成20年度
金
当期減少額
平成20年度
平成19年度
出
251件
17,964
(11.6)
平成19年度
■貸出金償却
貸
118件
2,994
(1.9)
(単位:百万円)
期首残高
一
資
料
編
⋮
単
体
貸
出
金
等
に
関
す
る
指
標
(単位:百万円)
34
資料編
有価証券に関する指標
資
料
編
⋮
単
体
有
価
証
券
に
関
す
る
指
標
■有価証券の残存期間別残高
(単位:百万円)
1年以下
1年超
3年以下
3年超
5年以下
5年超
7年以下
債
8
102
39
債
4,549
7,473
社
債
9,111
株
式
期間の定めの
ないもの
7年超
10年以下
10年超
4,496
3,490
2,783
―
10,921
15,936
12,867
6,224
499
―
47,550
17,240
16,796
7,416
1,288
980
―
52,834
―
―
―
―
―
―
1,920
1,920
券
―
2,517
3,516
3,744
1,642
3,975
―
15,396
そ の 他 の 証 券
―
1,467
855
409
1,547
―
870
5,149
1年以下
1年超
3年以下
3年超
5年以下
5年超
7年以下
債
―
101
219
債
4,158
16,420
社
債
6,252
株
式
平成19年度
国
地
外
方
国
証
合 計
(単位:百万円)
10年超
1,321
5,073
2,473
―
9,189
8,403
17,385
3,337
499
―
50,205
20,910
17,124
4,741
2,541
981
―
52,550
―
―
―
―
―
―
1,358
1,358
券
502
2,810
4,811
2,154
2,011
4,141
―
16,431
そ の 他 の 証 券
―
901
1,015
1,346
162
―
746
4,173
国
地
外
方
国
証
■有価証券の種類別の平均残高
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
債
14,989
10,833
債
46,908
50,757
社
債
51,688
55,065
株
式
1,662
2,375
券
15,427
15,519
券
5,199
5,681
計
135,874
140,233
平成19年度
平成20年度
有価証券(A)
133,774
133,909
預 金(B)
290,545
295,113
(A/B)
46.04
45.37
期中平均
46.63
47.85
国
地
方
外
そ
国
の
他
合
証
の
証
■預証率
(単位:百万円)
預証率(%)
35
期間の定めの
ないもの
7年超
10年以下
平成20年度
合 計
有価証券の時価情報
1
資
料
編
⋮
単
体
有
価
証
券
の
時
価
情
報
売買目的有価証券
該当取引はございません。
2 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成20年度
平成19年度
地
方
社
そ
の
合
差 額
貸借対照表
計 上 額
時 価
債
30,070
30,385
債
980
1,029
他
15,396
計
46,447
差 額
うち益
うち損
貸借対照表
計 上 額
時 価
314
326
12
30,472
30,608
48
48
―
981
1,023
15,647
250
461
210
16,431
47,061
614
837
223
47,885
うち益
うち損
136
176
39
42
42
―
16,233
△ 198
198
396
47,865
△ 20
416
436
(注)1.時価は、期末日における市場価格等に基づいております。
2.上記の「その他」は外国証券です。
3 その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成20年度
平成19年度
評 価 差 額
取得原価 貸借対照表
(償却原価) 計 上 額
うち損
取得原価 貸借対照表
(償却原価) 計 上 額
評 価 差 額
うち益
うち損
券
79,683
80,056
372
857
484
80,121
80,291
170
637
467
債
11,154
10,921
△ 233
158
391
9,109
9,189
80
108
28
地 方 債
17,270
17,480
209
214
4
19,509
19,733
223
224
0
社
債
51,258
51,654
395
484
88
51,503
51,369
△ 133
304
438
債
国
株
そ
うち益
の
合
式
2,214
1,858
△ 356
84
440
1,595
1,298
△ 297
10
307
他
5,563
5,020
△ 543
62
606
4,547
4,045
△ 501
3
504
計
87,462
86,934
△ 527
1,004
1,531
86,263
85,635
△ 628
650
1,279
(注)1.貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。
2.上記の「その他」は投資信託です。
4 子会社・子法人等株式および関連法人等株式で時価のあるもの
該当取引はございません。
5 時価のない有価証券の主な内容および貸借対照表計上額
(単位:百万円)
貸借対照表計上額
内 容
満
期
保
有
目
的
の
債
社
平成19年度
平成20年度
券
200
200
債
200
200
子会社・子法人等株式および関連法人等株式
そ
の
他
有
価
証
券
10
10
181
178
非
上
場
株
式
52
50
優
先
出
資
金
120
120
他
9
8
そ
の
36
資料編
新しい自己資本比率規制
(バーゼル )の概要
@
資
料
編
⋮
単
体
バ
ー
ゼ
ル
@
2007年3月末より新しい自己資本比率規制(バーゼル )
第
1
の
柱
従来の自己資本比率規制を発展
させ、信用リスクアセットの計測を
精緻化するとともに、
オペレーショ
ナルリスクをリスクアセットに加
えるものです。
が適用されております。
新しい自己資本比率規制は以下の3つの柱で構成されて
@
おります。
第
3
の
柱
︵
市
場
規
律
︶
に
基
づ
く
開
示
自
己
資
本
の
充
実
の
状
況
に
つ
い
て
自己資本の充実の状況について
●自己資本調達手段の概要
当金庫の自己資本につきましては、主に地域の会員の皆さまによる出資金および利益の積上げにより調達しております。
!
@
これらを基本的項目(Ti
er )と呼びます。これに補完的項目(Tier )、控除項目を加減して自己資本全体を構成しており
ます。
●自己資本の構成に関する事項
項 目
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
●自己資本
出資金
うち非累積的永久優先出資
832
832
―
―
資本準備金
―
―
その他資本剰余金
―
―
利益準備金
832
832
特別積立金
28,920
28,920
次期繰越金
110
662
その他有価証券の評価差損
基本的項目(A)
一般貸倒引当金
補完的項目不算入額
補完的項目(B)
自己資本総額[(A)+(B)]
(C)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれらに準ずるもの
控除項目不算入額
控除項目計(D)
自己資本額[(C)−(D)]
(E)
△ 363
―
30,331
31,248
897
395
△ 157
―
739
395
31,070
31,643
3,110
4,720
―
1,310
2,760
3,060
△ 2,990
△ 4,600
120
120
30,950
31,523
104,916
108,983
●リスク・アセット等
資産(オン・バランス項目)
オフ・バランス取引等項目
2,474
2,431
10,876
10,781
リスク・アセット等計(F)
118,267
122,195
単体Ti
er 比率(A/F)
25.64%
25.57%
単体自己資本比率(E/F)
26.16%
25.79%
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
1
(注)1.信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫および信用金庫連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適
当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第21号)に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。
2.平成20年度については、
自己資本比率規制の一部を弾力化する特例(平成20年金融庁告示第79号)に基づき、
「その他有価証券の評価差損」を基本的項目から控除しており
ません。なお、
「その他有価証券の評価差損」の額(433百万円)
を控除して計算した場合には、
自己資本比率は25.44%となります。
37
第
2
の
柱
金融機関自身が経営上必要な自己資本戦
略を策定し、その妥当性を監督当局がチェッ
クするものです。第1の柱で規制されてい
るリスク以外のリスクも含めて主要なリス
第
3
の
柱
資
料
編
⋮
単
体
バ
ー
ゼ
ル
自己資本比率の算定根拠となる諸リスクを
適切に開示し、それを市場がチェックできる
ようにするため、一定のディスクロージャー
項目が決められています。
クを把握した上で、経営上必要な自己資本
額を検討します。
@
第
3
の
柱
︵
市
場
規
律
︶
に
基
づ
く
開
示
自
己
資
本
の
充
実
の
状
況
に
つ
い
て
●自己資本の充実度に関する評価方法の概要
当金庫の自己資本額は国内基準の自己資本比率4%を確保するための所要自己資本の額を大きく上回っており、
またそ
!
のほとんどが利益の積上げによる基本的項目(Ti
er )で構成されており、経営の健全性、安全性を充分に保っていると評
価しております。また、将来についても業務活動を通じた利益の積上げによる自己資本の一層の充実を図っていきます。
●自己資本の充実度に関する事項
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
リスク・アセット 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額
107,391
4,295
111,414
4,456
107,391
4,295
111,414
4,456
現金
―
―
―
―
我が国の中央政府及び中央銀行向け
―
―
―
―
外国の中央政府及び中央銀行向け
1
0
0
0
国際決済銀行等向け
―
―
―
―
イ.
信用リスクアセット・所要自己資本の額合計
①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー
我が国の地方公共団体向け
外国の中央政府以外の公共部門向け
国際開発銀行向け
―
―
―
―
1,154
46
1,053
42
5
0
地方公営企業等金融機構向け
2
0
―
―
2
0
0
55
179
7
213
8
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
12,497
499
14,479
579
法人等向け
50,805
2,032
50,304
2,012
中小企業等向け及び個人向け
14,552
582
17,094
683
抵当権付住宅ローン
2,907
116
4,133
165
不動産取得等事業向け
7,612
304
8,337
333
496
19
847
33
15
0
13
0
2,200
88
1,362
54
我が国の政府関係機関向け
地方三公社向け
三月以上延滞等
取立未済手形
信用保証協会等による保証付
―
―
―
―
4,890
195
3,776
151
10,069
402
9,739
389
―
―
―
―
証券化(オリジネーター)
―
―
―
―
証券化(オリジネーター以外)
―
―
―
―
―
―
―
―
10,876
435
10,781
431
118,267
4,730
122,195
4,887
株式会社産業再生機構による保証付
出資等
上記以外
②証券化エクスポージャー
③複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)のうち、個々の資産の把握が困難な資産
ロ.
オペレーショナル・リスク
ハ.
単体総所要自己資本額(イ+ロ)
(注)1.所要自己資本の額=リスクアセット×4%
2.「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバラン
ス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。
3.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以
上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「我が国の中央政府及び中央
銀行向け」から「地方三公社向け」、
「金融機関および第一種金融商品取引業者
向け」、
「法人等向け」においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーの
ことです。
4.オペレーショナルリスクは、当金庫は基礎的手法を採用しています。
〈オペレーショナル・リスク
(基礎的手法)の算定方法〉
粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15%
÷8%
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
5.単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4%
38
資料編
●信用リスクに関する事項
資
料
編
⋮
単
体
バ
ー
ゼ
ル
信用リスクに関する項目
(1)
リスク管理の方針および手続きの概要
信用リスクとは、取引先の倒産や財務状況の悪化など
により、当金庫が損失を受けるリスクをいいます。当金庫
では、信用リスクを最重要のリスクであるとの認識の上、
与信業務の基本的な理念や手続き等を明示した「クレジッ
トポリシー」を制定し、広く役職員の理解と遵守を促すと
ともに、信用リスクを確実に認識する管理態勢を構築して
います。
信用リスクの評価につきましては、信用格付制度に基
づく厳格な自己査定を実施しております。そして、信用リ
スクの計量化に向け、
現在、
インフラ整備を進めております。
以上、一連の信用リスク管理の状況については、営業店
および審査部で自己査定を行い、監査部門の監査を受け
たうえで、理事会に報告する態勢となっております。
貸倒引当金は、
「資産自己査定規程」に基づき、自己査
定における債務者区分ごとに計算された貸倒実績率を基
に算定するとともに、その結果については、監査法人の監
査を受けるなど、適正な計上に努めております。
@
第
3
の
柱
︵
市
場
規
律
︶
に
基
づ
く
開
示
自
己
資
本
の
充
実
の
状
況
に
つ
い
て
(2)
リスク・ウェイトの判定に使用するカントリー・リスク・スコ
ア及び適格格付機関
リスク・ウェイトの判定に際し、カントリー・リスク・スコ
ア又は適格格付機関が付与する格付を選択使用できる
場合には、カントリー・リスク・スコアを使用いたします。
また、エクスポージャーの種類ごとの使い分けは行って
おりません。使用するカントリー・リスク・スコア及び適格
格付機関については、以下のとおりです。
①カントリー・リスク・スコア
経済協力開発機構(OECD)
②適格格付機関
●国内向けエクスポージャーについては、格付投資情報
センター、日本格付研究所。ただし、
前記適格格付機関
の格付がない場合のみスタンダードアンドプアーズ、
ムー
ディーズを使用いたします。
●国外向けエクスポージャーについては、スタンダードア
ンドプアーズ、ムーディーズを使用いたします。
●信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く)
イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高
■地域別・業種別・残存期間別
エクスポージャー 信用リスクエクスポージャー期末残高
区分
貸出金、コミットメント及
びその他のデリバティブ
地域区分
以外のオフ・バランス取引
業種区分
期間区分
平成19年度 平成20年度 平成19年度 平成20年度
国内
317,343 320,409 158,497 163,305
―
―
国外
15,497 16,530
地域別合計
332,840 336,939 158,497 163,305
6,441
6,775
製造業
20,481 21,337
451
387
451
農業
387
519
447
519
林業
447
73
97
73
漁業
97
231
361
231
鉱業
361
建設業
19,045 18,934 18,434 17,874
―
―
305
―
電気・ガス・熱供給・水道業
65
73
1,917
1,430
情報通信業
3,037
2,213
4,034
3,231
運輸業
21,470 21,434 19,237 19,446
卸売業、小売業
8,818
4,779
64,903 68,350
金融・保険業
16,978 18,610 16,868 18,101
不動産業
27,783 28,719 25,933 23,326
各種サービス
106,210 104,152 29,208 32,139
国・地方公共団体等
26,057 25,227 26,057 25,227
個人
7,550
7,621
23,954 22,639
その他
332,840 336,939 158,497 163,305
業種別合計
80,554 64,017 56,151 47,683
1年以下
9,725
8,618
37,845 69,190
1年超3年以下
64,244 46,827 15,385 18,065
3年超5年以下
46,634 47,580 15,537 16,104
5年超7年以下
42,970 46,711 24,867 30,722
7年超10年以下
38,588 40,521 30,315 32,381
10年超
8,623
7,621
22,001 22,089
期間の定めのないもの
332,840 336,939 158,497 163,305
残存期間別合計
(単位:百万円)
債 券
平成19年度
110,759
15,497
126,257
12,320
―
―
―
―
600
―
1,313
981
2,106
30,095
100
1,737
77,002
―
―
126,257
10,957
24,779
34,994
30,695
16,556
8,273
―
126,257
デリバティブ取引
三月以上延滞
エクスポージャー
平成20年度 平成19年度 平成20年度 平成19年度 平成20年度
1,453
657
―
―
111,652
―
―
―
―
16,530
1,453
657
―
―
128,183
36
58
―
―
13,867
11
12
―
―
―
―
―
―
―
―
―
15
―
―
―
―
―
―
―
―
224
152
―
―
1,050
―
―
―
―
305
―
―
―
―
1,823
1
0
―
―
982
240
162
―
―
1,900
―
―
―
―
30,471
546
120
―
―
498
372
121
―
―
5,270
―
―
―
―
72,012
20
13
―
―
―
―
―
―
―
―
1,453
657
―
―
128,183
―
―
8,793
―
―
37,545
―
―
27,747
―
―
30,129
―
―
15,826
―
―
8,140
―
―
―
―
―
128,183
(注)1.オフ・バランス取引は、
デリバティブ取引を除く。
2.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。
3.上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。具体的には投
資信託、現金、固定資産等が含まれます。
39
ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
34ページ「貸倒引当金内訳」をご参照ください。
ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等
資
料
編
⋮
単
体
バ
ー
ゼ
ル
(単位:百万円)
個別貸倒引当金
期首残高
当期減少額
当期増加額
目的使用
貸出金償却
期末残高
その他
平成19年度 平成20年度 平成19年度 平成20年度 平成19年度 平成20年度 平成19年度 平成20年度 平成19年度 平成20年度 平成19年度 平成20年度
製造業
16
25
25
11
―
―
16
25
25
11
―
25
農業
13
12
12
11
―
―
13
12
12
11
―
―
林業
19
14
14
5
19
―
0
14
14
5
―
―
漁業
16
15
15
―
―
―
16
15
15
―
―
―
鉱業
2
1
1
―
―
―
2
1
1
―
―
―
208
464
464
111
41
168
166
295
464
111
11
72
電気・ガス・熱供給・水道業
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
情報通信業
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
運輸業
0
0
0
0
―
―
0
0
0
0
―
38
260
85
85
64
227
5
32
80
85
64
82
22
15
9
9
14
4
―
10
9
9
14
―
―
不動産業
290
185
185
153
126
19
164
166
185
153
―
―
各種サービス
940
233
233
298
671
3
269
229
233
298
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
個人
30
28
28
22
2
0
28
28
28
22
6
―
合計
1,814
1,078
1,078
692
1,093
198
721
879
1,078
692
101
159
建設業
卸売業、小売業
金融・保険業
国・地方公共団体等
@
第
3
の
柱
︵
市
場
規
律
︶
に
基
づ
く
開
示
自
己
資
本
の
充
実
の
状
況
に
つ
い
て
(注)当金庫は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、
「地域別」の区分は省略しております。
ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
(単位:百万円)
エクスポージャーの額
告示で定めるリスク・ウェイト区分(%)
平成19年度
平成20年度
格付有り
格付無し
格付有り
格付無し
―
117,083
―
125,328
10%
―
22,063
―
14,772
20%
24,455
55,334
4,728
57,760
35%
―
2,152
―
12,056
50%
15,497
331
27,111
522
75%
―
21,809
―
23,642
100%
1,195
72,721
795
69,973
150%
―
194
―
248
350%
―
―
―
―
自己資本控除
―
―
―
―
0%
合 計
332,840
336,939
(注)1.格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。
2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。
40
資料編
●信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針および手続きの概要
資
料
編
⋮
単
体
バ
ー
ゼ
ル
当金庫は、
リスク管理の観点から、取引先の倒産や財務状況
ております。
の悪化などにより受ける損失(信用リスク)を軽減するため、
一方、当金庫が扱う主要な保証には、政府保証と同様の信
取引先によっては、不動産等の担保や信用保証協会保証によ
用度を持つ「地方公共団体保証」のほか、適格格付機関が付
る保全措置を講じております。ただし、
これはあくまでも補完
与している格付により信用度を判定する「社団法人しんきん
的措置であり、資金使途、返済財源、財務内容、事業環境、経営
保証基金」付保証等があります。
者の資質など、
さまざまな角度から判断を行っております。
また、お客さまが期限の利益を失われた場合には、全ての
また、判断の結果、担保または保証が必要な場合には、お客
与信取引の範囲において、
預金相殺等をする場合がありますが、
@
さまへの十分な説明とご理解をいただいた上でご契約いた
金庫が定める「事務取扱要領」等により、適切な取扱いに努め
だく等、適切な取扱いに努めております。
ております。
第
3
の
柱
︵
市
場
規
律
︶
に
基
づ
く
開
示
自
己
資
本
の
充
実
の
状
況
に
つ
い
て
バーゼル
@における信用リスク削減手法として、当金庫が
なお、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中
扱う主要な適格担保として自金庫預金・積金があり、担保に関
に関しては、特に業種やエクスポージャーの種類に偏ることな
する手続きについては、
「事務取扱要領」や「担保評価要領」
く分散されております。
等に基づき、適切な事務取扱い並びに適正な評価・管理を行っ
●信用リスク削減手法に関する事項
■信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
信用リスク削減手法
ポートフォリオ
信用リスク削減手法が適用された
エクスポージャー
(単位:百万円)
適格金融資産担保
保 証
クレジット・デリバティブ
平成19年度
平成20年度
平成19年度
平成20年度
平成19年度
平成20年度
2,493
3,138
39,120
22,544
―
―
(注)当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。
●証券化エクスポージャーに関する事項
当金庫は証券化取引は行っておりません。
●オペレーショナル・リスクに関する事項
41
オペレーショナル・リスクとは、
「業務の過程、役職員の活動
ナル・リスクが発生する可能性があることを理解するとともに、
もしくはコンピュータシステムが不適切であること、
または外
オペレーショナル・リスクを軽減することの重要性を認識し、業
生的な事象により損失が発生しうるリスク」をいい、当金庫で
務全般にわたる管理体制や各種規程の整備を行っております。
は、①事務リスク、②システム・リスク、③法務リスク、④人的リ
組織面では、経営陣による関与を強化するとともに統括部
スク、⑤有形資産リスク、⑥風評リスク、の6種型に分類しリス
署である事務部が各業務所管部および営業店のリスク管理状
ク管理を推進しております。
況を定期的に管理・監督することにより、
リスク管理の実効性
これらのオペレーショナル・リスクの管理を行うに際して、
と内部けん制の確保に努めております。
当金庫では基本的な事項を定めた「オペレーショナル・リスク
また、
リスク管理状況については、経営陣への迅速かつ網
管理基本方針」に基づき、
重要なリスクの認識・評価・コントロー
羅的な報告およびリスク顕在化の要因分析による再発防止に
ル・モニタリングのための効果的な体制を整備すること、
リス
向けた取組みを推進しています。
クの顕在化に備え定期的な管理状況の報告態勢・緊急時態勢
当金庫では、オペレーショナル・リスクの計測(計量化)にあ
を整備することなどを基本原則として、金庫のオペレーショナ
たっては、自己資本比率規制におけるオペレーショナル・リス
ル・リスク管理の高度化に向けた取組を推進しています。
ク相当額算定方法のうち、
「基礎的手法」を採用しています。
当金庫では、オペレーショナル・リスク管理全般を統括する
なお、
「基礎的手法」とは、金庫全体の粗利益に一定の掛目
部署として事務部が担当し、
あらゆる業務においてオペレーショ
(15%)を乗じた額を所要自己資本とする手法をいいます。
●派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する
リスク管理の方針及び手続きの概要
派生商品取引には、市場の変動により損失を受ける可能性
かかる投資方針の中で定めている投資枠内での取引に限定
のある市場リスクや、取引相手方が支払不能になることにより
されており、市場リスク及び信用リスク双方とも適切なリスク
損失を受ける可能性のある信用リスクが内包されております。
管理に努めております。
当金庫では、有価証券投資として保有している投資信託の
また、長期決済期間取引は該当ありません。
資
料
編
⋮
単
体
バ
ー
ゼ
ル
中にごく一部派生商品取引が存在していますが、有価証券に
●派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
与信相当額の算出に用いる方式
平成19年度
平成20年度
カレント・エクスポージャー方式
カレント・エクスポージャー方式
10
8
0
0
グロス再構築コストの額
グロス再構築コストの額及びグロスのアドオン合計額から担保による
信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差し引いた額
@
(単位:百万円)
第
3
の
柱
︵
市
場
規
律
︶
に
基
づ
く
開
示
自
己
資
本
の
充
実
の
状
況
に
つ
い
て
担保による信用リスク削減手法の 担保による信用リスク削減手法の
効果を勘案する前の与信相当額
効果を勘案した後の与信相当額
平成19年度
平成20年度
平成19年度
平成20年度
34
80
34
80
20
8
20
8
(ii)金利関連取引
3
3
3
3
(iii)金関連取引
―
―
―
―
11
69
11
69
(v)貴金属(金を除く)関連取引
―
―
―
―
(vi)その他コモディティ関連取引
―
―
―
―
(vii)クレジット・デリバティブ
―
―
―
―
―
―
―
―
34
80
34
80
①派生商品取引合計
(i)外国為替関連取引
(iv)株式関連取引
②長期決済期間取引
合計
平成19年度
平成20年度
―
48
―
48
プロテクションの購入
プロテクションの提供
担保の種類別の額
債 券
与信相当額算出の対象となるクレジット・デリバティブの
種類別想定元本額
信用リスク削減手法の効果を勘案するために用いている
クレジット・デリバティブの想定元本額
平成19年度
平成20年度
平成19年度
平成20年度
―
―
―
―
平成19年度
平成20年度
―
―
(注)
グロス再構築コストの額は、0を下回らないものに限っています。
42
資料編
●出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針および手続きの概要
資
料
編
⋮
単
体
バ
ー
ゼ
ル
@
出資等または株式エクスポージャーにあたるものは、上場
用基準」および「資産自己査定規程」などに基づいた適正な
株式、子会社・関連会社株式、政策投資の非上場株式、株式関
運用・管理を行っております。また、
リスクの状況は、財務諸表
連投資信託、投資事業組合への出資金等が該当します。
や運用報告を基にした評価による定期的なモニタリングを実
そのうち、上場株式、株式関連投資信託にかかるリスクの認
施するとともに、その状況を適宜経営陣へ報告を行うなど、適
識については、時価評価および予想最大損失額(VaR)による
切なリスク管理に努めております。
リスク計測によって把握するなど適切なリスク管理に努めて
なお、当該取引にかかる会計処理については、日本公認会
おります。
計士協会の「金融商品会計に関する実務指針」に従った、適正
子会社・関連会社株式、政策投資の非上場株式、投資事業組
な処理を行っております。
合への出資金等に関しては、当金庫が定める「有価証券等運
第
3
の
柱
︵
市
場
規
律
︶
に
基
づ
く
開
示
自
己
資
本
の
充
実
の
状
況
に
つ
い
て
●出資等エクスポージャーに関する事項
イ.貸借対照表計上額及び時価
区 分
上
非
場
株
式
上
場
株
式
合 計
等
等
(単位:百万円)
平成19年度
貸借対照表計上額
時 価
4,225
4,225
―
653
4,225
4,879
平成20年度
貸借対照表計上額
時 価
3,088
3,088
―
650
3,088
3,738
(注)投資信託の裏付資産のうち出資等エクスポージャーに該当するものは、一括して上場株式等に含まれています。
ロ.出資等エクスポージャーの売却
及び償却に伴う損益の額
売
売
償
却
却
益
損
却
平成19年度
197
0
53
(単位:百万円)
平成20年度
―
1
846
ハ.貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で
認識されない評価損益の額
(単位:百万円)
評
価
損
益
平成19年度
△ 356
平成20年度
△ 297
ニ.貸借対照表及び損益計算書で認識されない
評価損益の額
(単位:百万円)
評
価
損
益
平成19年度
―
平成20年度
―
●金利リスクに関する事項
金利リスクとは金利の変動に伴い、資産(貸出、有価証券な
リスクコントロールを協議検討しております。
ど)
・負債(預金など)の価値が変動し損失を被るリスク、収益
また、
「金利調整委員会」の下部組織として「ALM小委員会」
が変動し損失を被るリスクのことです。
を設置、
リスク管理手法の向上に努めております。
当金庫では常勤理事および本部部長によって構成される「金
銀行勘定の金利リスク量はコア預金を考慮のうえ、パーセ
利調整委員会」を設置しており、金利リスクの計測や期間収益
ンタイル値を金利ショック幅としてGPS方式により算出して
シミュレーションによる収益の影響度を定期的に計測・評価し、
おります。
●金利リスクに関して内部管理上使用した金利ショックに対する損益
又は経済価値の増減額
運用勘定
区 分
貸出金
有価証券等
預け金
コールローン等
その他
運用勘定合計
銀行勘定の金利リスク
金利リスク量
平成19年度
平成20年度
3,178
2,389
5,204
5,308
441
524
―
―
―
―
8,825
8,222
5,019
区 分
定期性預金
要求払預金
その他
調達勘定合計
金利リスク量
平成19年度
平成20年度
1,800
1,564
1,402
1,436
―
―
3,203
3,000
5,825
(注)1.銀行勘定における金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金
利に影響を受けるもの(例えば、貸出金、有価証券、預金等)が、金利ショックに
より発生するリスク量を見るものです。
当金庫では、保有期間1年、最低5年の観測期間で計測される金利変動の1パー
センタイル値と99パーセンタイル値によって計算される金利ショック時の現在価
値を求め、平常時の現在価値との差額を銀行勘定の金利リスクとして算出して
おります。
2.要求払預金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によ
43
(単位:百万円)
調達勘定
って随時払い出される要求払預金のうち、引き出されることなく長期間金融機関
に滞留する預金をコア預金と定義し、0∼5年の期間に均等に振り分けて(平均2.
5年)
リスク量を算定しています。
3.銀行勘定の金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量
を相殺して算定します。
銀行勘定の金利リスク
(5,825百万円)=運用勘定の金利リスク量(8,825百万
円)−調達勘定の金利リスク量(3,000百万円)
資料編(連結)
連結財務諸表 北見信用金庫と子会社北信ビジネス(株)との連結会計報告です。
連結貸借対照表
資
料
編
⋮
連
結
連結損益計算書
(単位:百万円)
●資産の部
現 金 及 び 預 け 金
買入手形及びコールローン
買
現
先
勘
定
債券貸借取引支払保証金
買 入 金 銭 債 権
金
銭
の
信
託
商 品 有 価 証 券
有
価
証
券
貸
出
金
外
国
為
替
そ
の
他
資
産
有 形 固 定 資 産
建
物
土
地
建 設 仮 勘 定
その他の有形固定資産
無 形 固 定 資 産
ソ フ ト ウ ェ ア
その他の無形固定資産
繰 延 税 金 資 産
再評価に係る繰延税金資産
債 務 保 証 見 返
貸
倒
引
当
金
資 産 の 部 合 計
平成19年度
31,934
―
―
―
―
―
―
133,764
150,015
―
1,285
6,805
5,008
1,357
3
435
80
68
11
1,639
―
818
△ 1,975
324,367
平成20年度
30,647
―
―
―
―
―
―
133,899
154,895
―
1,341
6,771
4,980
1,391
―
398
136
125
11
1,621
―
835
△ 1,088
329,061
●負債の部
預
金
積
金
譲
渡
性
預
金
借
用
金
売渡手形及びコールマネー
売
現
先
勘
定
債券貸借取引受入担保金
コマ ーシャル・ペ ー パ ー
外
国
為
替
そ
の
他
負
債
賞
与
引
当
金
役 員 賞 与 引 当 金
退 職 給 付 引 当 金
役員退職慰労引当金
睡眠預金払戻損失引当金
偶 発 損 失 引 当 金
繰 延 税 金 負 債
再評価に係る繰延税金負債
負
の
の
れ
ん
債
務
保
証
負 債 の 部 合 計
平成19年度
290,530
―
500
―
―
―
―
―
1,619
―
―
331
132
42
17
―
―
―
818
293,992
平成20年度
295,098
―
―
―
―
―
―
―
1,684
―
―
355
153
48
26
―
―
―
835
298,202
●純資産の部
出
資
金
優先出資申込証拠金
資
本
剰
余
金
利
益
剰
余
金
処 分 未 済 持 分
自 己 優 先 出 資
自己優先出資申込証拠金
会 員 勘 定 合 計
その他有価証券評価差額金
繰 延 ヘ ッ ジ 損 益
土 地 再 評 価 差 額 金
為 替 換 算 調 整 勘 定
評 価・換 算 差 額 等 合 計
新
株
予
約
権
少 数 株 主 持 分
純 資 産 の 部 合 計
負債及び純資産の部合計
平成19年度
832
―
―
29,906
―
―
―
30,739
△ 363
―
―
―
△ 363
―
―
30,375
324,367
平成20年度
832
―
―
30,459
―
―
―
31,291
△ 433
―
―
―
△ 433
―
―
30,858
329,061
(単位:千円)
経
常
収
益
資 金 運 用 収 益
貸 出 金 利 息
預 け 金 利 息
有価証券利息配当金
その他の受入利息
役 務 取 引 等 収 益
そ の 他 業 務 収 益
そ の 他 経 常 収 益
経
常
費
用
資 金 調 達 費 用
預
金
利
息
給付補てん備金繰入額
借 用 金 利 息
その他の支払利息
役 務 取 引 等 費 用
そ の 他 業 務 費 用
経
費
そ の 他 経 常 費 用
貸倒引当金繰入額
その他の経常費用
経
常
利
益
特
別
利
益
固 定 資 産 処 分 益
貸倒引当金戻入益
償 却 債 権 取 立 益
その他の特別利益
特
別
損
失
固 定 資 産 処 分 損
その他の特別損失
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
法 人 税 等 合 計
少 数 株 主 利 益
当
期
純
利
益
平成19年度
6,810,169
5,886,181
3,621,194
366,421
1,880,044
18,521
583,449
122,176
218,361
5,537,195
892,809
873,508
18,868
8
423
276,298
2,534
3,642,972
722,580
527,717
194,862
1,272,974
126,350
81,188
―
31,259
13,902
108,059
70,445
37,613
1,291,265
436,312
△ 33,962
―
888,914
平成20年度
6,907,720
6,030,467
3,729,715
379,949
1,902,308
18,493
567,527
295,747
13,978
6,851,035
945,467
912,517
31,915
636
398
271,495
827,749
3,706,920
1,099,402
―
1,099,402
56,685
841,206
4,033
688,694
148,478
―
30,963
30,963
―
866,927
223,563
49,353
272,916
―
594,011
平成19年度
平成20年度
連結剰余金計算書
(単位:千円)
●資本剰余金の部
資本剰余金期首残高
資 本 剰 余 金 増 加 高
資 本 剰 余 金 減 少 高
資本剰余金期末残高
●利益剰余金の部
利益剰余金期首残高
利 益 剰 余 金 増 加 高
当 期 純 利 益
利 益 剰 余 金 減 少 高
配
当
金
利益剰余金期末残高
−
−
−
−
−
−
−
−
29,059,356
888,914
888,914
41,542
41,542
29,906,728
29,906,728
594,011
594,011
41,597
41,597
30,459,142
44
資料編(連結)
連結財務諸表の作成方針(平成20年度)
(1)連結の範囲に関する事項
①連結される子会社及び子法人等 1社
北信ビジネス株式会社を連結の対象としております。
②非連結の子会社及び子法人等
該当ありません。
(2)持分法の適用に関する事項
①持分法適用の非連結の子会社及び子法人等
該当ありません。
②持分法適用の関連法人等
該当ありません。
③持分法非適用の非連結の子会社及び子法人等
該当ありません。
資
料
編
⋮
連
結
④持分法非適用の関連法人等
該当ありません。
(3)連結される子会社及び子法人等の事業年度等に関する事項
連結される子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。
(4)連結される子会社及び子法人等の資産及び負債の評価に関する事項
連結される子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用
しております。
(5)のれん及び負ののれんの償却に関する事項
該当ありません。
(6)剰余金処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した剰余金処分に基づいて
作成しております。
連結貸借対照表注記(平成20年度)
1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2. 当金庫の消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。また、
連結される子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっており
ます。
3. 出資1口当たりの純資産額1,852円55銭。
4. 時価評価されていない有価証券の主な内容及び連結貸借対照表計上額
内 容
満期保有目的の債券
社債
その他有価証券
非上場株式
優先出資金
その他
金 額(百万円)
200
52
120
8
5. 当連結会計年度末の退職給付債務等は以下のとおりであります。
退職給付債務
△1,424百万円
年金資産(時価)
826 未積立退職給付債務
△597 会計基準変更時差異の未処理額
− 未認識数理計算上の差異
241 未認識過去勤務債務(債務の減額)
− 連結貸借対照表計上額の純額
△355 前払年金費用
− 退職給付引当金
△355 ※ その他の注記項目で連結と単体が同じ内容のものは記載を省略しています。
連結損益計算書注記(平成20年度)
1.記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
2.出資1口当たりの当期純利益金額35円66銭。
主要な経営指標の推移
連結リスク管理債権
(単位:百万円)
連結経常収益
平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度
6,907
6,810
6,685
6,201
6,332
連結経常利益
1,518
2,273
1,421
1,272
56
連結当期純利益
1,047
1,797
971
888
594
連結純資産額
27,961
28,640
29,921
30,375
30,858
連結対象の子会社には貸出債権がありませんので、当
金庫単体の数字が連結の不良債権等の状況になります。
連 結 総 資 産 額 303,442 311,484 327,846 324,367 329,061
25.80
26.17
23.85
20.90
19.96
連結自己資本比率(%)
連結における自己資本の充実の状況の定性的な事項
連結の範囲に関する事項
●連結自己資本比率を算出する対象となる会社の集団に属する会社と連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則に基づき連結の
範囲に含まれる会社との相違点
相違点はありません。
●連結グループのうち、連結子会社の数並びに主要な連結子会社の名称及び主要な業務の内容
連結子会社:1社 連結子会社の名称:北信ビジネス(株) 主要な業務の内容:北見信用金庫の委託を受けて行う業務
●金融業務を営む関連法人等の数並びに主要な金融業務を営む関連法人等の名称及び主要な業務の内容
該当はありません。
●控除項目の対象となる会社の数並びに主要な会社の名称及び主要な業務の内容
該当はありません。
●連結グループに属していない会社の数並びに主要な会社の名称及び主要な業務の内容
該当はありません。
●連結グループ内の資金及び自己資本の移動に係る制限等の概要
制限等はありません。
以下の事項は連結と単体は同一ですので、単体の内容となります。
自己資本調達手段の概要
自己資本の充実度に関する評価方法の概要
信用リスクに関する事項
信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針および手続きの概要
派生商品取引および長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要
証券化エクスポージャーに関する事項(該当ありません)
オペレーショナル・リスクに関する事項
出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針および手続きの概要
金利リスクに関する事項
45
自己資本の充実の状況について(連結)
資
料
編
⋮
連
結
自己資本比率告示第6条第1項第2号イからハまでに掲げる控除項目の対象となる会社(資本控除となる非
連結子会社等)のうち、規制上の所要自己資本を下回った会社の名称と所要自己資本を下回った額の総額
該当はありません。
自己資本の構成に関する事項
(単位:百万円)
項 目
平成19年度
平成20年度
出資金
うち非累積的永久優先出資および非累積的永久優先株
資本剰余金
利益剰余金
その他有価証券の評価差損
基本的項目(A)
一般貸倒引当金
補完的項目不算入額
補完的項目(B)
自己資本総額[(A)+(B)]
(C)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれらに準ずるもの
控除項目不算入額
控除項目計(D)
自己資本額[(C)−(D)]
(E)
832
―
―
29,865
△ 363
30,333
897
△ 158
739
31,072
3,110
―
2,760
△ 2,990
120
30,952
832
―
―
30,417
―
31,250
395
―
395
31,645
4,720
1,310
3,060
△ 4,600
120
31,525
104,906
2,474
10,876
118,257
25.65%
26.17%
108,973
2,431
10,781
122,185
25.57%
25.80%
●自己資本
●リスク・アセット等
資産(オン・バランス項目)
オフ・バランス取引等項目
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
リスク・アセット等計(F)
連結Ti
er 比率(A/F)
連結自己資本比率(E/F)
1
(注)1.「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適
当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第21号)」に基づき算出しております。なお、当金庫グループは国内基準を採用しております。
2.平成20年度については、
自己資本比率規制の一部を弾力化する特例(平成20年金融庁告示第79号)に基づき、
「その他有価証券の評価差損」を基本的項目から控除しており
ません。なお、
「その他有価証券の評価差損」の額(433百万円)
を控除して計算した場合には、連結自己資本比率は25.44%となります。
自己資本の充実度に関する事項
イ.
信用リスクアセット・所要自己資本の額合計
①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー
現金
我が国の中央政府及び中央銀行向け
外国の中央政府及び中央銀行向け
国際決済銀行等向け
我が国の地方公共団体向け
外国の中央政府以外の公共部門向け
国際開発銀行向け
地方公営企業等金融機構向け
我が国の政府関係機関向け
地方三公社向け
金融機関及び第一種金融商品取引業者向け
法人等向け
中小企業等向け及び個人向け
抵当権付住宅ローン
不動産取得等事業向け
三月以上延滞等
取立未済手形
信用保証協会等による保証付
株式会社産業再生機構による保証付
出資等
上記以外
②証券化エクスポージャー
証券化(オリジネーター)
証券化(オリジネーター以外)
③複数の資産を裏付とする資産(所謂ファンド)のうち、個々の資産の把握が困難な資産
ロ.
オペレーショナル・リスク
ハ.
連結総所要自己資本額(イ+ロ)
1.所要自己資本の額=リスクアセット×4%
2.「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取
引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。
3.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞
している債務者に係るエクスポージャー及び「我が国の中央政府及び中央銀行向け」
から「地方三公社向け」、
「金融機関および第一種金融商品取引業者向け」、
「法人等
向け」においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。
(単位:百万円)
平成19年度
リスク・アセット 所要自己資本額
4,295
107,381
4,295
107,381
―
―
―
―
0
1
―
―
―
―
46
1,154
0
5
0
179
12,497
50,805
14,552
2,907
7,612
496
15
2,200
―
4,880
10,069
―
―
―
―
10,876
118,257
0
7
499
2,032
582
116
304
19
0
88
―
195
402
―
―
―
―
435
4,730
平成20年度
リスク・アセット 所要自己資本額
4,456
111,404
4,456
111,404
―
―
―
―
0
0
―
―
―
―
42
1,053
0
2
―
―
2
55
8
213
579
14,479
2,012
50,304
683
17,094
165
4,133
333
8,337
33
847
0
13
54
1,362
―
―
150
3,766
389
9,739
―
―
―
―
―
―
―
―
431
10,781
4,887
122,185
4.オペレーショナルリスクは、当金庫は基礎的手法を採用しています。
〈オペレーショナル・リスク
(基礎的手法)の算定方法〉
粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15%
÷8%
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
5.連結総所要自己資本額=連結自己資本比率の分母の額×4%
46
資料編(連結)
信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く)
資
料
編
⋮
連
結
イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高
■地域別・業種別・残存期間別
(単位:百万円)
エクスポージャー 信用リスクエクスポージャー期末残高
区分
貸出金、コミットメント及
びその他のデリバティブ
地域区分
以外のオフ・バランス取引
業種区分
期間区分
平成19年度 平成20年度 平成19年度 平成20年度
国内
317,333 320,399 158,497 163,305
国外
―
―
15,497 16,530
地域別合計
332,830 336,930 158,497 163,305
製造業
6,441
6,775
20,481 21,337
農業
451
387
451
387
林業
519
447
519
447
漁業
73
97
73
97
鉱業
231
361
231
361
建設業
19,045 18,934 18,434 17,874
―
―
305
―
電気・ガス・熱供給・水道業
65
73
1,917
1,430
情報通信業
3,037
2,213
4,034
3,231
運輸業
21,470 21,434 19,237 19,446
卸売業、小売業
8,818
4,779
64,903 68,350
金融・保険業
16,978 18,610 16,868 18,101
不動産業
27,773 28,709 25,933 23,326
各種サービス
106,210 104,152 29,208 32,139
国・地方公共団体等
26,057 25,227 26,057 25,227
個人
7,550
7,621
23,954 22,639
その他
332,830 336,930 158,497 163,305
業種別合計
80,554 64,017 56,151 47,683
1年以下
9,725
8,618
37,845 69,190
1年超3年以下
64,244 46,827 15,385 18,065
3年超5年以下
46,634 47,580 15,537 16,104
5年超7年以下
42,970 46,711 24,867 30,722
7年超10年以下
38,588 40,521 30,315 32,381
10年超
8,623
7,621
21,992 22,079
期間の定めのないもの
332,830 336,930 158,497 163,305
残存期間別合計
債 券
平成19年度
110,759
15,497
126,257
12,320
―
―
―
―
600
―
1,313
981
2,106
30,095
100
1,737
77,002
―
―
126,257
10,957
24,779
34,994
30,695
16,556
8,273
―
126,257
デリバティブ取引
三月以上延滞
エクスポージャー
平成20年度 平成19年度 平成20年度 平成19年度 平成20年度
1,453
657
―
―
111,652
―
―
―
―
16,530
1,453
657
―
―
128,183
36
58
―
―
13,867
11
12
―
―
―
―
―
―
―
―
―
15
―
―
―
―
―
―
―
―
224
152
―
―
1,050
―
―
―
―
305
―
―
―
―
1,823
1
0
―
―
982
240
162
―
―
1,900
―
―
―
―
30,471
546
120
―
―
498
372
121
―
―
5,270
―
―
―
―
72,012
20
13
―
―
―
―
―
―
―
―
1,453
657
―
―
128,183
―
―
8,793
―
―
37,545
―
―
27,747
―
―
30,129
―
―
15,826
―
―
8,140
―
―
―
―
―
128,183
(注)1.オフ・バランス取引は、
デリバティブ取引を除く。
2.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。
3.上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。具体的には投
資信託、現金、固定資産等が含まれます。
ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高
及び期中の増減額
ハ.業種別の個別貸倒引当金
及び貸出金償却の残高等
連結と単体の計数は同一のため、単体と同じ内容とな
ります。
連結と単体の計数は同一のため、単体と同じ内容とな
ります。
ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
(単位:百万円)
エクスポージャーの額
告示で定めるリスク・ウェイト区分(%)
0%
10%
20%
35%
50%
75%
100%
150%
350%
自己資本控除
合 計
平成19年度
格付有り
格付無し
117,083
―
22,063
―
55,334
24,455
2,152
―
331
15,497
21,809
―
72,711
1,195
194
―
―
―
―
―
332,830
(注)1.格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。
2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。
47
平成20年度
格付有り
格付無し
125,328
―
14,772
―
62,488
4,728
12,056
―
27,633
27,111
23,642
―
70,758
795
248
―
―
―
―
―
336,930
信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
連結と単体の計数は同一のため、単体と同じ内容となり
ます。
派生商品取引及び長期決済期間取引の
取引相手のリスクに関する事項
連結と単体の計数は同一のため、単体と同じ内容となり
ます。
出資等エクスポージャーに関する事項
イ. 連結貸借対照表計上額及び時価
平成19年度
区 分
平成20年度
貸借対照表計上額
時 価
貸借対照表計上額
時 価
上場株式等
4,225
4,225
3,088
3,088
非上場株式等
643
―
640
―
4,869
4,225
3,728
3,088
合
計
資
料
編
⋮
連
結
(単位:百万円)
(注)投資信託の裏付資産のうち出資等エクスポージャーに該当するものは、一括して
上場株式等に含まれています。
ロ. 出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う
損益の額
連結と単体の計数は同一のため、単体と同じ内容と
なります。
証券化エクスポージャーに関する事項
当金庫は証券化取引は行っておりません。
金利リスクに関して内部管理上使用した
金利ショックに対する損益又は
経済価値の増減額
連結と単体の計数は同一のため、単体と同じ内容となり
ハ.
連結貸借対照表で認識され、かつ、連結損益計算
書で認識されない評価損益の額
連結と単体の計数は同一のため、単体と同じ内容と
なります。
ニ.
連結貸借対照表及び連結損益計算書で認識され
ない評価損益の額
連結と単体の計数は同一のため、単体と同じ内容と
ます。
なります。
事業の種類別セグメント情報
連結子会社が行う事業は、全セグメントに占める割合が僅少であるため、事業の種類別セグメント情報は記載しておりま
せん。
北見信用金庫グループの主要な事業の内容
北見信用金庫グループは、当金庫、子会社1社で構成され、信用金庫業務を中心に金融サービスを提供しております。
事業系統図
子会社
北信ビジネス株式会社
●所
北見信用金庫
国 内
本店ほか店舗21
子会社:北信ビジネス(株)
……北見信金からの委託業務
在
地/ 北見市大通東1丁目2番地1
北見信用金庫本店内 225-1745
●資
本
金/ 10,000,000円
●当金庫出資比率/ 100%
●設 立 年 月 日/ 昭和61年3月19日
●代 表 取 締 役/ 橋 剛
●主な 業 務 内 容/ 北見信用金庫の委託を受けて行う次の業務
①現金等の整理・精査・集金・搬送
②文書等の発送・集配・整理・保管
③印刷・製本
④物品の調達・管理
⑤現金自動預金支払機の保守・管理
⑥貸金にかかわる物的担保の調査・管理
⑦店舗の清掃・保守・管理
⑧駐車場の運営・管理
⑨その他の動産・不動産の保守・管理
⑩職員向けの福利厚生業務
⑪事務要員の派遣
48
法令等で定められた開示項目さくいん
単体(信用金庫法施行規則第132条における規定)
(3)自己資本の充実の状況
①定性的な開示事項
法
令
等
で
定
め
ら
れ
た
開
示
項
目
さ
く
い
ん
1.金庫の概況及び組織に関する事項
ア.自己資本調達手段の概要 …………………………………37
(1)事業の組織 ………………………………………………………25
イ.自己資本の充実度に関する評価方法の概要 ……………38
(2)理事・監事の氏名及び役職名 ……………………………………25
ウ.信用リスクに関する事項 ……………………………………39
(3)事務所の名称及び所在地 ……………………………………1・22
エ.信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び
2.金庫の主要な事業の内容 …………………………………………26
3.金庫の主要な事業に関する事項
(1)直近の事業年度における事業の概況 ……………………………5
(2)直近の5事業年度における主要な事業の状況
手続きの概要 ………………………………………………41
オ.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリ
スクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 ………42
カ.証券化エクスポージャーに関する事項 ……………………41
①経常収益 …………………………………………………………5
キ.オペレーショナル・リスクに関する事項 ……………………41
②経常利益又は経常損失 …………………………………………5
ク.出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針
③当期純利益又は当期純損失 ……………………………………5
及び手続きの概要……………………………………………43
④出資総額及び出資総口数 ………………………………………5
ケ.金利リスクに関する事項……………………………………43
⑤純資産額 …………………………………………………………5
②定量的な開示事項
⑥総資産額 …………………………………………………………5
ア.自己資本の構成に関する事項 ……………………………37
⑦預金積金残高 ……………………………………………………5
イ.自己資本の充実度に関する事項 …………………………38
⑧貸出金残高 ………………………………………………………5
ウ.信用リスクに関する事項(除く証券化エクスポージャー)39∼40
⑨有価証券残高 ……………………………………………………5
エ.信用リスク削減手法に関する事項 …………………………41
⑩単体自己資本比率 ………………………………………………5
オ.派生商品取引および長期決済期間取引の取引相手
⑪出資に対する配当金 ……………………………………………5
のリスクに関する事項 ………………………………………42
⑫職員数 ……………………………………………………………5
カ.証券化エクスポージャーに関する事項 ……………………4 1
(3)直近の2事業年度における事業の状況
キ.出資等エクスポージャーに関する事項 ……………………43
①主要な業務の状況を示す指標
ク.金利リスクに関する事項 ……………………………………43
ア.業務粗利益及び業務粗利益率………………………………31
(4)次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、時価及
イ.資金運用収支、役務取引等収支、及びその他業務収支 ……31
び評価損益
ウ.資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、
①有価証券 ………………………………………………………36
利回り及び資金利ざや ………………………………………31
工.受取利息及び支払利息の増減………………………………31
②金銭の信託 ……………………………………該当ありません。
③規則第102条第1項第5号に掲げる取引 ……該当ありません。
オ.総資産経常利益率……………………………………………31
(5)貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 ……………………34
力.総資産当期純利益率…………………………………………31
(6)貸出金償却の額 …………………………………………………34
②預金に関する指標
ア.流動性預金、定期性預金、譲渡性預金、その他の預金の
平均残高 ……………………………………………………32
イ.固定自由金利定期預金、変動自由金利定期預金及びそ
の他の区分ごとの定期預金の残高 ………………………32
③貸出金等に関する指標
32
イ.固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高 ……32
ウ.担保の種類別の貸出金残高及び債務保証見返額 ………33
エ.使途別の貸出金残高 ………………………………………33
オ.業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合 …34
力.預貸率の期末値及び期中平均値 …………………………34
ア.手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の平均残高
④有価証券に関する指標
ア.商品有価証券の種類別の平均残高 ………該当ありません。
イ.有価証券の種類別の残存期間別の残高 …………………35
(7)金庫が信用金庫法第38条の2第3項の規定に基づき貸借
対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書又は損失金処
理計算書について会計監査人の監査を受けている場合に
はその旨 …………………………………………………………29
6.事業年度の末日において、重要事象等が存在する場合には、
その旨及びその内容、当該重要事象等についての分析及び
検討内容並びに当該重要事象等を解消し、又は改善するた
めの対応策の具体的内容 …………………………該当ありません。
連結(信用金庫法施行規則第133条における規定)
1.金庫及びその子会社等の概況 ……………………………………48
2.金庫及びその子会社等の主要な事業に関する事項 ……………45
3.金庫及びその子会社等の直近の2連結会計年度における財
産の状況 ………………………………………………………44∼48
ウ.有価証券の種類別の平均残高 ……………………………35
4.事業年度の末日において、重要事象等が存在する場合には、
エ.預証率の期末値及び期中平均値 …………………………35
その旨及びその内容、当該重要事象等についての分析及び
4.金庫の事業の運営に関する事項
(1)
リスク管理の体制 …………………………………………………4
検討内容並びに当該重要事象等を解消し、又は改善するた
めの対応策の具体的内容 …………………………該当ありません。
(2)法令遵守の体制 ……………………………………………………4
5.金庫の直近の2事業年度における財産の状況
(1)貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書又は損失金
処理計算書 …………………………………………………27∼30
(2)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
①破たん先債権に該当する貸出金 ………………………………8
②延滞債権に該当する貸出金 ……………………………………8
③3カ月以上延滞債権に該当する貸出金 ………………………8
④貸出条件緩和債権に該当する貸出金 …………………………8
49
金融再生法で定められた開示項目
金融再生法開示債権 ……………………………………………………8
合 併 の お 知ら せ
北見信用金庫と紋別信用金庫は平成21年11月24日を目処に合併いたします。
両信用金庫は道東地域、
道北地域に店舗を置き、
永年にわたり各々の営業地域において、
信用
金庫としての役割である地域金融の円滑化を通して、
地域経済及び社会の発展に寄与することに
邁進してまいりました。
こうした共通の使命を持つ信用金庫同志が、
各々の営業基盤と経営資源を統合することで、
地
域金融機関としての総合力を一層強化し、
経営の健全性と信頼性を更に高め、
地域の皆様のより
多様かつ高度な金融ニーズにお応えすべく、
合併することといたしました。
今回の合併により目指すものは次のとおりです。
1.
両信用金庫の店舗網(36店舗)
を効率的に活用し、
道東地区から道北地区に強固な経営基
盤を築き、
地域のお客様の利便性向上がより一層図られることとなります。
2.
合併によるスケールメリットを活かし経営力を強化することで、
地元中小企業への円滑な資金
供給を図り、
地域社会の発展・中小企業の育成に今まで以上に貢献できることとなります。
3.
人材の有効活用、
事務コストを中心とした効率化等により経営体質を強化するとともに、
多様化・
高度化するお客様の要望に迅速かつ的確に応えることが可能となります。
本合併を機に、
より皆様に信頼されご期待にそえる信用金庫として、
また真に地域に必要とされる
信用金庫となるよう、
なお一層の努力をしていく所存でございますので格別のご理解ご協力を賜りま
すようお願い申し上げます。
ひ ろが る明日へ 、地 域とともに 歩 みます。
50
2009年(平成21年)7月
北見信用金庫 経営企画部
〒090-8711 北見市大通東1丁目2番地1 TEL.0157-25-1731
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