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東京ガスの太陽エネルギー 利用に関する取り組み
東京ガスの太陽エネルギー 利用に関する取り組み 平成20年1月17日 東京ガス株式会社 リビング技術サポート部 永田 敬博 太陽熱利用機器の設置台数の推移 太陽熱温水器設置台数 (千台) ソーラーシステム設置 台数(千台) 原油輸入価格(CIF) (100円/kL) 太陽光発電導入量 (万kW) 800 700 600 500 400 300 200 100 0 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 7-1 太陽熱利用機器の普及に向けての課題 項目 課題の内容 外観 ・既存の太陽熱温水器は戸建住宅の屋根に架 台を組んで設置されており、屋根面との整合性 がなく、デザイン面で見劣りする。 仕様 ・既存の太陽熱温水器は4~5人家族の戸建住 宅向けが主流である。都心部に多い集合住宅 向けの製品が皆無である。 コスト イニシャルコストが高く、投資回収年数が長い。 実感 ユーザが太陽熱利用状況(省エネメリット)を実 感できない。 技術開発の目的 住宅分野において太陽熱を利用した 高効率給湯システムの開発を目指す <給湯器+太陽熱システム> 家庭用瞬間式ガス給湯器と連携できる次世代型ソーラー給 湯システムを組み込み、潜熱回収型給湯器よりさらに高効 率なシステムを開発する。 <ターゲット:集合住宅> 集合住宅をメインターゲットとする。 (戸建住宅には家庭用CGS+太陽光発電) 7-2 バルコニー設置型ソーラーコレクター ・手すりユニットとの一体化 ・コレクターの垂直設置 ・コレクターのユニット化 (1枚1㎡程度) ・デザイン性の向上 ・施工性の向上 ・低コスト化 (コンクリート手すり) (床水上) 写真 イメージ図 次世代ソーラーシステムイメージ ①バルコニー設置型ソーラーコレクター ②貯湯タンク ・貯湯容量100リットル程度の コンパクトなタンク ③給湯器接続ユニット ・瞬間式給湯器と接続する ブレンダーユニットの低コスト化 を目指す。 ④省エネナビユニット ・リモコンに太陽熱利用量を表示 することにより、ユーザー自らが 太陽熱の利用状況を把握できる。 次世代ソーラーシステムイメージ図 7-3 <参考>W発電(家庭用CGS+太陽光発電) 電力会社 売電用電力計 売電あり (太陽光のみ) 買電用電力計 7-4