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講演音声翻訳のための多言語音声合成技術に関する研究開発 目的
・研究代表者 :名古屋工業大学 教授 徳田恵一 ・研究期間 :平成21~23年度(イノベーション創出型研究開発) ・共同研究機関:NICT、京都市立芸術大学 1 講演音声翻訳のための多言語音声合成技術に関する研究開発 目的:講演,演説等,モノローグ の同時翻訳システム実現のた めに必須となる多言語音声合 成技術を確立する. 概要:対象とする話者が特定の 言語しか話さないにも関わらず, 当該話者の声で,異なる様々 な言語の音声を出力することの 可能な「音声翻訳のための多 言語音声合成システム」を,次 世代の音声合成方式として注 目を集めているHMM音声合成 方式を核に実現する. Hello! 音声認識結果 同一話者の声による 多言語合成音声 こんにちは 多言語 翻訳結果 翻訳システム 你好! 안녕하세요! 音声翻訳のための 多言語音声合成 システム สวัสดี! Buenas tardes! 今日はいい天気です. 今,何時ですか. : Bonjour! 学習用データ (この例では日本語のみ) 期待される成果及びその社会的意義:これまでの音声翻訳システムでは,出力される合成 音声は予め定められた話者の声に固定されていたが,本研究開発により,入力話者の声 による音声出力が可能となり,自然で円滑なコミュニケーションが促進される.将来的には, 誰もが音声翻訳を気軽に利用し,異なる言語の人々に自分の声で自在に話しかける日が 来ることが期待される. ウェブアクセシビリティ東海総合通信局