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事務局説明
事務局説明 ∼市民交流複合施設について 事 務 局 お手元の第4回市民交流複合施設検討委員会会議資料をご覧ください。 前回の繰り返しでございますけれど、同時進行で行われている市民交流複合施 設の検討の中でも、ハードだけでなく、市民活動の支援などのソフト面や、文化 芸術施策全般に関わるものについても、提言なり意見というものが出てきている ということでございましたので、こちらの基本計画検討委員会と歩調を合わせて 情報交換を行い、連携することについてご了解頂いたと認識しております。 前回の1月 25 日に開催した委員会の後、2月5日に市民交流複合施設の検討委 員会が開催されましたので、その資料を事前に送付させていただきました。 概略でございますけれども、最初の3ページまでは今までのおさらいでありま して、前回と同内容ですので割愛させていただきます。 4ページ目の「市民交流複合施設の運営の基本的考え方」の三角形の囲みをご 覧ください。 市民会館は今まで、いわゆる興行と市民の一般利用という2つの側面があった 訳でございますけれども、今後は、市民交流複合施設と、暫定的に建てる市民ホ ールとでその機能を分けるという形になっております。 市民交流複合施設というのは興行性を重視した施設となり、暫定的に建つ市民 ホールは市民の創作活動に資する施設、という役割分担を担うようでございます。 考え方としては、それらが独立して動いていくのではなく、連携して取組んで いくということが示されているところでございます。 次の5ページ目でございますけれども、その運営のイメージということで、代 替施設と市民交流複合施設の2つの円がございますけれども、そこに実際に運営 していくための、例えばディレクターのような方が、共通の思想の基に両施設を 運営していくという形で構想されております。 これは、あくまでもイメージ図でございます。 6ページ目でございますけれども、特にこれが当委員会と関わってくるのでは ないかと思いますが、文化芸術を支える仕組みでございまして、何点か具体的な 事例が書かれておりますけれども、大きく分けますと「企画力を育てる」、「観る 側を育てる」、「演ずる側を育てる」という形で、それぞれの施設において、それ ぞれの施策を行っていくということが書かれております。 8ページ目には、「仮称アーティストサポートセンター」のイメージというもの が載っております。 これが先ほど来お話をされている「サロン」の原型ということになろうかなと 思います。 そもそも札幌市としては、創造都市戦略というものを打ち出すということにな っておりまして、その施設として、これも仮称ですが「創造活動センター」とい うものをシンボルとして作りますので、その中に設置するひとつのパーツとして 考えられているようで、いわゆる文化芸術部門を担う「アーティストサポートセ ンター」には色々な要素が組み込まれるイメージです。 作業や講座、練習、フリーな打ち合わせ、相談などの機能を担いながら、カフ ェやギャラリーも併設し、こういった場の提供によって、異分野の交流なども生 まれ、新しいものが創造されていくのではないかということで、提言にもこのよ うなイメージが盛り込まれると聞いております。 市民交流複合施設の検討でございますけれども、現在、3月末の提言に向けて 文案を作っていると聞いておりまして、次の委員会は3月 11 日に開催され、その 後、円卓会議を経て、提言書をまとめるというスケジュールでございます。 創造都市戦略についてはこれまで、資料をお示ししたり、ご説明をしたりはし ておりませんが、これから詳細が打ち出されるということなので、イメージ先行 の部分がございますことをあらかじめご理解ください。