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市田柿かりんとう
技術・ 製品開発 天竜産業 株式会社 市田柿の規格外品を活用した「市田柿かりんとう」等の商品開発支援 代 表 者 原 八州彦 所 在 地 下伊那郡高森町下市田1243-1 従業員数 25名 事業内容 市田柿の生産および加工・販売 連 絡 先 0265-35-2068 企業紹介 当社は、柿の生産継続が困難となった農家より畑を借り 上げて生柿の生産から干し柿の製造から販売までを一貫し て行っている。また、市田柿ブランド推進協議会の一員で、 高森町の市田柿販売のトップ企業である。 企業の現状・課題及び支援の経緯 市田柿の製造・販売において、材料調達面では天候等の影響により豊作、不作の波が激しく調達には難しさがあり、販売面では市況の変 動等により安定した収益を確保することが困難になりつつあった。 また、当社は農業生産法人としても市田柿の生産を行っているが、規模の拡大に伴い規格外品及び廃棄の数量が増加しており、安定した 収益を確保するためには、規格外品等を利用した加工品で利益を得ることが課題であった。そこで、市田柿のパウダー化やピューレ・ペー スト化に挑戦してきたが、技術的にほぼ目途がついてきた。また、2014年2月に農業6次産業化総合計画の認定を受け、衛生設備の整っ た食品加工工場が完成していた。 実施した支援内容 支援の結果及び今後の展開等 そこで、市田柿のペーストを使った製品開発と販路開拓を、 「国 平成27年2月に事業名 の地域産業資源活用事業計画の認定」を受けて進めることを助 「市田柿規格外品を活用し 言し、申請から事業化までの支援を実施することとした。なお、 た、市田柿かりんとうと、 申請に際しては中小企業基盤整備機構のコーディネーターの支 つぶごと市田柿ヨーグル 援をいただき連携して実施した。加工技術については、かりん ト の 開 発、 製 造、 販 売 」 とうや最中の県内製造会社を紹介したり、ペースト・ピユーレ にて、 「国の地域産業資源 の量産化に向けた技術課題を解決するため、国の専門家派遣事 活用事業計画の認定」を 業を活用して、福岡県より専門家を招いて助言を頂くなどの支 受けることができ、併せ 援を実施した。 て「国の平成27年度ふる また、事業資金面では、「国のふるさと名物応援事業補助金」 さと名物応援事業補助金」に採択され事業を実施中である。 を活用することとし、この申請を支援した。 平成27年8月には、市田柿の加工時にできる柿の皮をペース 【ドライフルーツ】 ト状にして作った「かりんとう 市田柿入り」を高森町の道の駅、 温泉施設で販売を開始。最中は11月より、飴は12月より販売 を開始することができた。今後は、落雁、漬物についても販売 を予定しており、これらの商品が首都圏でも販売できるように さらなる支援を予定している。 支援を受 けて 彦氏 原 八州 代表取締役 まで使わ にして、今 言葉を大事 う 言 と 携業 」 いない 行 う 中、 連 「もった 商品開発を た っ 使 を 談会や展 った柿皮 開発から商 れてこなか 頂 き、 商 品 を ス イ バ き、 そ アド を運んで頂 者の紹介や に弊社へ足 繁 頻 、 で 準備ま おります。 示会の出展 感謝をして 頂き、誠に を 導 指 ご な のつど丁寧 【かりんとうと最中】 16