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「靴・履物Version1.4」 認定基準書

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「靴・履物Version1.4」 認定基準書
エ コ マ ー ク 商 品 類 型 No.143
「靴・ 履物 Version1.4」
認定基 準書
―適用範囲―
分 類 A.革 靴
分 類 B.ゴ ム 製 ・ プ ラ ス チ ッ ク 製 ・ 繊 維 製 靴
分 類 C.そ の 他 の 履 物 (和 風 履 物 、 ス リ ッ パ 、 サ ン ダ ル 等 )
制定日
最新改定日
有効期限
2008年 12月 1日
2012年 10月 1日
2020年 11月 30日
(公 財 )日 本 環 境 協 会
エコマーク事務局
143V1基準A
エ コ マ ー ク 商 品 類 型 No.143「 靴 ・ 履 物 Version1.4」 認 定 基 準 書
分 類 A. ~ 革 靴 ~
(公財)日本環境協会
エコマーク事務局
1.認定基準制定の目的
“靴 ”は 、外 出の 際 には 必 ず使 用 する 製 品で あ り 、室 内 にお いて も 使用
頻 度 が 高 い 製 品 で あ る こ と か ら 、一 般 消 費 者 に と っ て 最 も 身 近 な 製 品 の 一
つ で あ る 。使 用 頻 度 が 高 い た め 、長 期 的 に 使 用 可 能 な 構 造 で あ る こ と が 望
ま れ る ほ か 、肌 に 触 れ る 機 会 が 多 い 製 品 で あ る こ と か ら 、人 体 に で き る だ
け 影 響 が 少 な い こ と が 消 費 者 の 関 心 の 高 い 品 質 項 目 で あ る 。こ う し た 靴 に
対 す る 消 費 者 の 要 望 は 、廃 棄 物 の 削 減 や 有 害 化 学 物 質 の 低 減 に も 深 く 関 わ
っ て い る 。消 費 者 が 求 め る 環 境 性 能 を エ コ マ ー ク と し て 取 り 上 げ る こ と で 、
消費 者 の商 品 選択 に おけ る 判断 材 料と し て「環 境 価値 」のウ ェイ ト が高 ま
っていくことが期待される。そこで、本商品類型では、主に「長期使用 設
計」「有害化学物質の低減」「再生材料の使用」の三点の環境負荷低減効
果に取り組んでいる“靴”にエコマークを付与し、これを消費者に推奨す
る こ と に よ り 幅 広 い 層 の 環 境 マ イ ン ド を 喚 起 し 、国 民 一 人 ひ と り の 環 境 に
配慮した行動につなげていくことを目的とする。
また 、現 在の 靴に 対 する 消 費志 向 は、デ ザイ ン 性の 高 い商 品 や履 き 心地
の よ い ソ フ ト な 素 材 を 使 用 し た 商 品 を 好 む 傾 向 が あ り 、長 く 使 う こ と が そ
れほど重要視されていないという現状もある。“靴”に関しては、手入れ
や修理等を実施することで、長期的な使用が可能になることも多いため、
適切なメンテナンスをして長く使うという習慣がより浸透していくこと
が望まれる。そのため、エコマークでは“靴”の長期使用設計として製品
の強 度 の他 に 、長期 使用 を 可能 に する た めに 必 要な 修 理体 制 の整 備 、適切
な手入れや保管に関する情報を消費者に対してわかりやすく伝えること
も重要であるという考えに基づき、基準を策定した。
2.適用範囲
「 日 本 標 準 商 品 分 類 」 に 基 づ く 「 履 物 」 の う ち 甲 が 革 製 の 靴 (長 靴 、 ブ ー ツ
を 含 む )。
3.用語の定義
共通基準に関する用語
再生材料
プレコンシューマ材料またはポストコンシューマ材料
またはそれらの混合物。
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プレコンシュー
マ材料
ポストコンシュ
ーマ材料
リサイクル
処方構成成分
合成皮革
人工皮革
特殊不織布
靴に関する用語
甲材
裏材
中敷
中底
表底
付属品
革に関する用語
革
銀付き革
床革
製品を製造する工程の廃棄ルートから発生する材料ま
た は 不 良 品 。た だ し 、原 料 と し て 同 一 の 工 程( 工 場 )内
でリサイクルされるものは除く。
製品として使用された後に、廃棄された材料または製
品。
マ テ リ ア ル リ サ イ ク ル の こ と を い い 、材 料 と し て の リ サ
イ ク ル を 指 す 。エ ネ ル ギ 回 収 や 油 化 、ガ ス 化 、高 炉 還 元 、
コ ー ク ス 炉 化 学 原 料 化 を 含 ま な い 。た だ し 、ポ リ マ を 解
重合して得たモノマを原料として重合して得たポリマ
は、マテリアルリサイクルに含む。
製 品 に 特 性 を 付 与 す る 目 的 で 、意 図 的 に 加 え ら れ る 成 分
を い う 。製 造 プ ロ セ ス 上 、不 可 避 的 に 混 入 す る 不 純 物 成
分は含まない。
織 物 や 編 物 、不 織 布 な ど の 基 材( 基 布 )に ポ リ ウ レ タ ン
等 の 樹 脂 を 含 浸 ま た は 表 面 に 塗 布 し 、外 観 や 手 触 り を 天
然 皮 革 の 風 合 い に 近 づ け た も の の う ち 、基 材 に 特 殊 不
織布以外のものを用いたもの。
織 物 や 編 物 、不 織 布 な ど の 基 材( 基 布 )に ポ リ ウ レ タ ン
等 の 樹 脂 を 含 浸 ま た は 表 面 に 塗 布 し 、外 観 や 手 触 り を 天
然 皮 革 の 風 合 い に 近 づ け た も の の う ち 、基 材 に 特 殊 不
織布を用いたもの。
ランダム三次元立体構造を有する繊維層を主と
した基材にポリウレタンまたはそれに類する可
撓( か と う )性 を 有 す る 高 分 子 物 質 を 含 浸 さ せ た
もの。
JIS S 5050「 革 靴 」 の 付 表 1「 各 部 の 名 称 」 番 号 1~ 6の
つ ま 革 、飾 革 、腰 革 、べ ろ 、一 枚 甲 、バ ッ ク ス テ ー の 部
分に該当する部位。
JIS S 5050「 革 靴 」 の 付 表 1「 各 部 の 名 称 」 番 号 7、 8の
先裏、腰裏の部分に該当する部位。
JIS S 5050「 革 靴 」 の 付 表 1「 各 部 の 名 称 」 番 号 32の 部
分に該当する部位。
JIS S 5050「 革 靴 」 の 付 表 1「 各 部 の 名 称 」 番 号 15の 部
分に該当する部位。
JIS S 5050「 革 靴 」 の 付 表 1「 各 部 の 名 称 」 番 号 14の 部
分に該当する部位。
ファスナー、中敷、金具、ひもをいう。
銀付き革(毛付き革を含む)および床革をいう。
銀付き面を有する革であって、皮膚断面構造(銀面層、
網 状 層 )を 損 な っ て お ら ず 、鞣 し 加 工 が 行 わ れ 、仕 上 げ
・ 塗 装 膜 厚 が 0.15mm以 下 で あ り 、 な お か つ 断 面 構 造 の
70% 以 上 が 革 で あ る も の を い う 。
革を層状に分割したときに生ずる肉面側の残革を再利
用 し た 革 で あ っ て 、革 繊 維 構 造 を 損 な っ て( 粉 砕 な ど し
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エコレザー
て)おらず、鞣し加工が行われ、仕上げ・塗装膜厚が
0.15mm以 下 で あ り 、な お か つ 断 面 構 造 の 70% 以 上 が 革
であるものをいう。
重 金 属 の 溶 出 、ホ ル ム ア ル デ ヒ ド の 溶 出 、発 癌 性 染 料 の
使用制限など有害物質等に関する一定の基準を満足し、
環 境 へ の 影 響 が 少 な い と 認 め ら れ た 革 材 料 を さ す 。日 本
の JSGラ ベ ル ( 実 用 化 に 向 け 検 討 中 ) や ド イ ツ の SGラ
ベ ル 、エ コ テ ッ ク ス ス タ ン ダ ー ト 100、EU靴 ラ ベ ル な ど
が知られている。
繊維に関する用語
未利用繊維
コットンリンターおよび紡績時に発生する短繊維など
からなる繊維。
コ ッ ト ン リ ン タ 綿 の 繊 維 の う ち 、 開 花 後 4~ 12日 頃 に 遅 れ て 突 起 を は じ
ー
めた短い地毛。
反毛繊維
織 布 工 場 の 糸 く ず 、縫 製 工 場 の 裁 断 く ず お よ び 使 用 済 み
衣 服 な ど( こ こ で は 裂 き 織 り な ど を 含 む )に よ る 反 毛 材
からなる繊維。
廃 植 物 繊 維 (繊
農 作 物 の 収 穫 お よ び 製 造 工 程 で 発 生 す る 農 業 残 渣( 通 常
維材料区分)
は廃棄される茎など)を原料とする繊維。
プレコンシュー 合 成 高 分 子 製 品 や 合 成 繊 維 製 品 を 製 造 す る 工 程 の 廃
マ素材
棄ルートから発生した廃棄物。ただし、原料として
同一の工程(工場)内でリサイクルされるものは除
く。
ポ ス ト コ ン シ ュ 使 用 後 に 廃 棄 さ れ た PETボ ト ル な ど の 合 成 高 分 子 製
ーマ素材
品や合成繊維製品。使用済みの梱包材料を含む。
ポリマーリサイ ポストコンシューマ素材およびプレコンシューマ素材
クル繊維
の 再 生 処 理 フ レ ー ク ま た は 、ペ レ ッ ト な ど を 利 用 し て リ
サイクルされた樹脂からつくられた繊維。
ケミカルリサイ ナイロンまたはポリエステル素材の使用済み製品およ
クル繊維
びプレコンシューマ素材のポリマを解重合して得たモ
ノマを原料として重合して得たポリマからなる繊維。
オゾン漂白
オ ゾ ン の 酸 化 漂 白 力 を 応 用 し 、通 常 の 漂 白 方 法 に 比 べ 低
い温度で繊維と反応させ、精練漂白加工を行う方法。
プラスチックに関する用語
プラスチック
単 一 若 し く は 複 数 の ポ リ マ と 、特 性 付 与 の た め に 配 合 さ
れた添加剤、充填材などからなる材料。
ポリマ
プラスチック中の主な構成成分である高分子化合物。
再生プラスチッ ポストコンシューマ材料およびプレコンシューマ材料
ク
からなるプラスチック。
ゴムに関する用語
再生ゴム
使 用 済 み の タ イ ヤ 、チ ュ ー ブ な ど の ポ ス ト コ ン シ ュ ー マ
材料およびプレコンシューマ材料。
木材に関する用語
再・未利用木材 以下に定義する間伐材、廃木材、低位利用木材をいう。
(本 商 品 類 型 で は 建 設 発 生 木 材 を 除 く 。 )
間伐材
林 分 の 混 み 具 合 に 応 じ て 、目 的 と す る 樹 種 の 個 体 密 度 を
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廃木材
低位利用木材
廃植物繊維
(木 材 料 区 分 )
調整する作業により生産される木材。
使 用 済 み の 木 材( 使 用 済 み 梱 包 材 な ど )、木 材 加 工 工 場
な ど か ら 発 生 す る 残 材( 合 板・製 材 工 場 な ど か ら 発 生 す
る 端 材 、製 紙 未 利 用 低 質 チ ッ プ な ど )、剪 定 し た 枝 、樹
皮などの木材および木質材料。
林 地 残 材 、か ん 木 、木 の 根 、病 虫 獣 害・ 災 害 な ど を 受 け
た 丸 太 か ら 得 ら れ る 木 材 、曲 が り 材 、小 径 材 な ど の 木 材 。
ま た 、竹 林 で 産 出 さ れ る 環 境 保 全 上 の 適 切 な 維 持 管 理 の
ために伐採する竹も含む。
な お 、 小 径 材 に つ い て は 、 末 口 径 14cm未 満 の 木 材 と し 、
以 下 の aあ る い は bに 該 当 す る 場 合 は 、中 立 的 な 第 三 者 あ
る い は 公 的 機 関 に よ っ て 、持 続 可 能 な 管 理 が な さ れ て い
る森林であることの認証を受けているものとする。
a. 天 然 生 林 か ら 産 出 さ れ た 丸 太 か ら 得 ら れ る 小 径 材
b. 人 工 林 に お い て 皆 伐 、郡 状 拓 伐 お よ び 帯 状 拓 伐 に よ
って産出された丸太から得られる小径材
もみがらなどの農作物の収穫および製造工程で発生す
る農業残渣、および麻袋などの使用済み梱包材など。
4.認定の基準と証明方法
各基準項目への適合の証明については、付属証明書を提出すること。
な お 、( 社 )日 本 皮 革 産 業 連 合 会 が 運 営 す る JESラ ベ ル の 認 定 を 受 け た 革 材
料 は 、 該 当 す る 基 準 項 目 の う ち 4-1.(1)お よ び (11)~ (16)の 証 明 方 法 は 、 JESラ
ベルの認定証の写しなどを提出することで証明に代えることができる。
4-1. 環 境 に 関 す る 基 準 と 証 明 方 法
4-1- 1. 環 境 に 関 す る 共 通 基 準 と 証 明 方 法
(1) 製 品 に 使 用 す る 革 材 料 は 、牛 革 、豚 革 、羊 革 、馬 革 ま た は 山 羊 革 で あ っ て 、
かつ、肉(食料)の副産物であること。
【証明方法】
甲 材 、 裏 材 、 中 敷 (中 敷 が な い 製 品 は 中 底 )、 表 底 に 使 用 す る 材 料 を 記 載 し た
使 用 材 料 証 明 書 を 提 出 す る こ と 。ま た 、革 材 料 に つ い て 、製 革 業 者 が 発 行 す
る原料供給証明書を添付すること。
(2) 表 底 の 剥 離 強 さ が 、 JIS S 5050「 革 靴 」 ま た は 他 の 公 的 あ る い は 自 社 で 定 め
る 基 準 値 に 適 合 し て い る こ と 。ま た 、表 底 の 摩 耗 性 が 、表 1ま た は 他 の 公 的
あるいは自社で定める基準値に適合していること。ただし、表底の摩耗性
については、表底が天然ゴム、革の場合は適用しない。
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表1 摩耗性基準
密度≧
一般の
通学用
カジュ
紳士
寒冷地
婦人
室内
試験
運動用
2 0 0 mm 3
以下
2 5 0 mm 3
以下
アル
2 0 0 mm 3
以下
タウン
350 mm 3
以下
200 mm 3
以下
タウン
400 mm 3
以下
450 mm 3
以下
方法
IS O
2087 1
150 mg
以下
170 mg
以下
150 mg
以下
200 mg
以下
150 mg
以下
250 mg
以下
300 mg
以下
IS O
2087 1
0.9 g/ c m 3
密度<
0.9 g / cm 3
【証明方法】
本 項 目 へ の 適 合 を 示 す 試 験 結 果 を 提 出 す る こ と 。表 底 の 剥 離 強 さ 、摩 耗 性 の
試 験 を JIS S 5050、表 1の 試 験 方 法 に よ ら な い 場 合 は 、他 の 公 的 ま た は 自 社 規
格値を提示のうえ、それに適合していることを示す試験結果を提出するこ
と。
(3) 製 品 に 使 用 す る 接 着 剤 の ホ ル ム ア ル デ ヒ ド に つ い て 、5μ g/(m2・h)以 下 の 放
散 速 度 、 0.3mg/l以 下 の 発 散 量 、 あ る い は 4-1-2(19)表 6の 基 準 値 以 下 の い ず
れかであること。ただし、ホルムアルデヒドを発散する原材料を使用して
いない接着剤については本項目を適用しない。
【証明方法】
製品に使用する全ての接着剤を使用接着剤証明書に記載し、提出すること。
ま た 、JIS A 1901に よ る 放 散 速 度 の 試 験 結 果 、JIS A 1460に よ る 発 散 量 の 試
験 結 果 、 厚 生 省 令 第 34号 に 定 め る 試 験 結 果 、 あ る い は 基 準 値 以 下 で あ る こ
と (F☆ ☆ ☆ ☆ 等 級 な ど )が 記 載 さ れ た 認 定 書 ま た は MSDSな ど の 証 明 書 を 提
出 す る こ と 。ホ ル ム ア ル デ ヒ ド を 発 散 す る 原 材 料 を 添 加 し て い な い 接 着 剤 に
つ い て は 添 加 の な い こ と に つ い て 、接 着 剤 製 造 事 業 者 ま た は 申 込 者 の 発 行 す
る証明書を提出すること。
(4) 水 系 の 接 着 剤 を 使 用 す る 場 合 は 、 防 腐 剤 に 関 し て 安 全 性 が 確 認 さ れ て い る
こと。
【証明方法】
水 系 の 接 着 剤 は 、防 腐 剤 の 添 加 の 有 無 に つ い て 、接 着 剤 製 造 事 業 者 ま た は 申
込 者 の 発 行 す る 証 明 書 を 提 出 す る こ と 。防 腐 剤 に つ い て は 、防 腐 剤 の 安 全 性
を 示 す MSDSな ど の 証 明 書 、 CAS登 録 番 号 を 提 出 す る こ と 。
(5) 抗 菌 剤 を 可 能 な 限 り 使 用 し な い こ と 。 な お 、 抗 菌 剤 を 使 用 す る 場 合 に は 、
一 般 社 団 法 人 抗 菌 製 品 技 術 協 議 会 の SIAAマ ー ク 、 ま た は 一 般 社 団 法 人 繊 維
評 価 技 術 協 議 会 の SEKマ ー ク 等 の 認 証 を 受 け た 製 品 で あ る こ と 。
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【証明方法】
本項目への適合を付属証明書に記載し、抗菌剤を使用する場合には、製品と
し て 一 般 社 団 法 人 抗 菌 製 品 技 術 協 議 会 の SIAA マ ー ク 、 ま た は 一 般 社 団 法 人
繊 維 評 価 技 術 協 議 会 の SEK マ ー ク 等 の 認 証 を 受 け て い る こ と を 示 す 書 類 を
提出すること。
(6) 天 然 ゴ ム ま た は 金 属 ( 金 具 、 フ ァ ス ナ ー 、 飾 り 部 分 等 、 め っ き を 含 む ) を 使
用する製品は、ラテックスアレルギーや金属アレルギーに関する情報、お
よび使用する金属の種類を製品下げ札、取扱説明書、パンフレットなどの
いずれかに明示していること。ただし、人体への接触頻度が少なく、かつ
汗などによりアレルギー成分が染み出て人体に長時間触れる可能性がない
部 分 に 使 用 す る 場 合 は 、ア レ ル ギ ー を 持 つ 人 へ の 情 報 提 供 と し て 、素 材 名 、
アレルギーに関する情報のいずれか、または両方を表示すること。
【証明方法】
上記の情報を記載した該当部分(写しまたは原稿でも可)を提出すること。
人 体 へ の 接 触 頻 度 が 少 な く 、か つ ア レ ル ギ ー 成 分 が 染 み 出 て 人 体 に 長 時 間 触
れ る 可 能 性 が な い 部 分 に 使 用 す る 場 合 は 、そ の 旨 を 説 明 し た 文 書 を 提 出 す る
こと。
記 載 例 (天 然 ゴ ム );「 本 製 品 は 天 然 ゴ ム を 使 用 し て い ま す 。体 質 に よ っ て は 、
か ゆ み 、か ぶ れ 、発 疹 等 を お こ す こ と が あ り ま す 。異 常 を 感 じ た ら 、ご 使 用
を お や め く だ さ い 。」
記 載 例 (金 属 );「 こ の 製 品 は 、 飾 り 部 分 に 金 属 を 使 用 し て い ま す 。 金 属 は 、
体 質 に よ っ て は 、か ゆ み 、か ぶ れ 、発 疹 等 を お こ す こ と が あ り ま す の で 、異
常 を 感 じ た ら ご 使 用 を お や め く だ さ い( 素 地:真 鍮 、表 面 仕 上 げ:ニ ッ ケ ル
- ク ロ ム め っ き )」
(7) 製 品 本 体 、製 品 下 げ 札 、取 扱 説 明 書 、パ ン フ レ ッ ト な ど の い ず れ か に 以 下 の
a~ dに つ い て 記 載 し て い る こ と 。
a.製 品 の 各 材 料 (甲 材 、 表 底 、 中 敷 な ど )の 素 材 名
b.手 入 れ 方 法 お よ び 保 管 方 法 (特 に 表 底 に ポ リ ウ レ タ ン を 使 用 し た 靴 に は 、
「表底にポリウレタンを使用しています。湿気により経年劣化を起こ
すことがありますので、通風のよい場所に保管してください。」など
の記載をすること。)
c. 靴 の 製 造 年 月 (表 底 に ポ リ ウ レ タ ン を 使 用 し て い る 場 合 )
d. エ コ マ ー ク 認 定 と さ れ た 主 旨 が わ か る よ う に エ コ マ ー ク 表 示 付 近 な
ど に 、以 下 の 情 報 を 必 須 項 目 を 含 め て 1項 目 以 上 (エ コ マ ー ク を 表 示 す
る場合)
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<必須項目>
・ エ コ レ ザ ー の 定 義 (例 .エ コ レ ザ ー と は 、 重 金 属 、 ホ ル ム ア ル デ ヒ
ド、発癌性染料などの革に関する有害物質などの基準を満足し、
環境への影響が少ないと認められた革材料です。)
<選択項目>
・ 耐 久 性 (例 .表 底 の 剥 離 強 さ 、 摩 耗 性 の 強 度 試 験 を 行 っ て い ま す 。 )
・ 再 生 材 料 等 の 使 用 ( 例 .表 底 に ○ ○ を 使 用 し て い ま す 。)
・ 修 理 体 制 の 整 備 (例 .修 理 、付 属 品 交 換 の 体 制 が 整 備 さ れ て い ま す 。)
【証明方法】
上記の情報を記載した該当部分(写しまたは原稿でも可)を提出すること。
(8) 製 品 の 機 能 回 復 の た め の 修 理 、補 修 、付 属 品 交 換 ま た は 購 入 後 の ア フ タ ー サ
ー ビ ス に つ い て 、ユ ー ザ の 相 談 を 受 け 付 け る 窓 口 が あ り 、可 能 な 限 り 対 応 を
行 う こ と 。な お 、修 理 、補 修 、付 属 品 交 換 に つ い て は 、経 年 劣 化 あ る い は 構
造 上 の 物 理 的 な 理 由 な ど に よ り 不 可 能 な 場 合 を 除 き 、申 込 製 品 の 生 産 中 止 後 、
最 低 1 年 間 は 、申 込 製 品 の ユ ー ザ の 依 頼 に 応 じ て 行 う こ と 。ま た 、そ の 情 報
提供を行っていること。
【証明方法】
上 記 の 内 容 を ユ ー ザ に 情 報 提 供 す る 取 扱 説 明 書 、パ ン フ レ ッ ト な ど の 該 当 部
分( 写 し ま た は 原 稿 で も 可 )を 提 出 す る こ と 。修 理 、補 修 、付 属 品 交 換 が で
きない製品は、その理由を説明した文書を提出すること。
(9) 製 品 及 び 製 品 の 包 装 に 使 用 さ れ る プ ラ ス チ ッ ク 材 料 (本 項 で は 繊 維 と し て の
樹 脂 を 含 む )は 、 ポ リ マ 骨 格 に ハ ロ ゲ ン 元 素 を 処 方 構 成 成 分 と し て 使 用 し て
い な い こ と 。た だ し 、製 品 に ハ ロ ゲ ン 元 素 の 使 用 が あ る 場 合 は 、使 用 済 み 製
品 の プ ラ ス チ ッ ク 部 分 の 70% 以 上 が 回 収 さ れ る こ と 。 さ ら に 、 回 収 さ れ た
プ ラ ス チ ッ ク 部 分 の 70% 以 上 が 、 マ テ リ ア ル リ サ イ ク ル さ れ る こ と 。
【証明方法】
製 品 及 び 包 装 に 使 用 さ れ る プ ラ ス チ ッ ク 材 料 に つ い て 、ポ リ マ 骨 格 へ の ハ ロ
ゲ ン 元 素 の 使 用 有 無 を 付 属 証 明 書 に 記 載 す る こ と 。使 用 が あ る 場 合 は 、廃 棄
時 に 回 収 と リ サ イ ク ル が 行 わ れ る こ と 、回 収 率 、マ テ リ ア ル リ サ イ ク ル 率 を
証 明 し た 文 書 お よ び 回 収 方 法( 連 絡 先 、回 収・リ サ イ ク ル を す る 旨 の 記 載 な
ど )を 記 載 し た 取 扱 説 明 書 、ラ ベ ル 、カ タ ロ グ な ど の コ ピ ー( 原 稿 可 )を 提
出 す る こ と 。な お 、 使 用 契 約 締 結 後 、 事 務 局 よ り 申 込 者 に 回 収 率 の 報 告 を 求
め る (ま た は 監 査 を 行 う )こ と が あ り 、申 込 者 は そ れ に 協 力 し な け れ ば な ら な
い。
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(10)製 品 は 別 表 1「 環 境 配 慮 設 計 チ ェ ッ ク リ ス ト 」に お い て 、10ポ イ ン ト 以 上 の
項目に適合すること。
【証明方法】
本 項 目 へ の 適 合 を 付 属 証 明 書 に 記 載 す る こ と 。 ま た 、 別 表 1「 環 境 配 慮 設 計
チェックリスト」へ必要事項を記入し、必要な添付資料を添えて提出する
こと。
(11)申 込 商 品 の 製 造 に あ た っ て 、最 終 製 造 工 程 を 行 う 工 場 が 立 地 し て い る 地 域 の
大 気 汚 染 、水 質 汚 濁 、騒 音 、悪 臭 、有 害 物 質 の 排 出 な ど に つ い て 、関 連 す る
環 境 法 規 お よ び 公 害 防 止 協 定 な ど ( 以 下 、「 環 境 法 規 等 」 と い う ) を 順 守 し
て い る こ と 。 ま た 、 申 込 日 よ り 過 去 5年 間 の 環 境 法 規 等 の 順 守 状 況 ( 違 反 の
有 無 )を 報 告 す る こ と 。な お 、違 反 が あ っ た 場 合 に は 、す で に 適 正 な 改 善 を
は か り 再 発 防 止 策 を 講 じ 、以 後 は 関 連 す る 環 境 法 規 等 を 適 正 に 順 守 し て い る
こと。
【証明方法】
最終製造工程を行う工場が立地している地域の環境法規等を順守している
こ と に 関 し 、申 込 製 品 を 製 造 す る 事 業 代 表 者 も し く は 当 該 工 場 長 が 発 行 す る
証 明 書 (環 境 法 規 等 の 名 称 一 覧 の 記 載 ま た は 添 付 )を 提 出 す る こ と 。ま た 、過
去 5年 間 に 行 政 処 分 、 行 政 指 導 な ど の 違 反 の 有 無 を 報 告 し 、 違 反 が あ っ た 場
合 に は 、 以 下 の a.お よ び b.の 書 類 を 提 出 す る こ と 。
a. 違 反 事 実 に つ い て 、 行 政 機 関 な ど か ら の 指 導 文 書 (改 善 命 令 、 注 意 な ど も
含 む )、 お よ び そ れ ら に 対 す る 回 答 書 (原 因 、 是 正 結 果 な ど を 含 む )の 写 し (一
連のやりとりがわかるもの)
b. 環 境 法 規 等 の 順 守 に 関 す る 管 理 体 制 に つ い て の 次 の 1)~ 5)の 資 料 (記 録 文
書の写し等)
1)工 場 が 立 地 し て い る 地 域 に 関 係 す る 環 境 法 規 等 の 一 覧
2)実 施 体 制 (組 織 図 に 役 割 等 を 記 し た も の )
3)記 録 文 書 の 保 管 に つ い て 定 め た も の
4)再 発 防 止 策 (今 後 の 予 防 策 )
5)再 発 防 止 策 に 基 づ く 実 施 状 況 (順 守 状 況 と し て 立 入 検 査 等 の チ ェ ッ ク 結
果)
4-1- 2 .材 料 に 関 す る 基 準 と 証 明 方 法
甲 材 、 裏 材 、 中 敷 (中 敷 が な い 製 品 は 中 底 )の 各 材 料 が 、 以 下 の A~ Dの う ち
該当する材料に関する基準を満たすこと。ただし、当該部位における表面
積 が 大 き い も の か ら 順 に 合 計 し 、 当 該 部 位 の 表 面 積 の 70% 以 上 を 構 成 す る
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143V1基準A
材料について適用する。ボタン、ひも、縫糸および縁取りなどの小付属に
は適用しない。なお、人工皮革、合成皮革はプラスチック材料に関する基
準を適用する。
A.革 材 料
(12)革 材 料 は 、 カ ビ ・ 魚 ・ 石 油 ・ 芳 香 剤 な ど の 異 常 臭 が な い こ と 。「 異 常 臭 が な
い 」 と は 、 5段 階 官 能 パ ネ ル 法 (ド イ ツ 工 業 品 標 準 規 格 DIN10955ま た は ス イ
ス 国 家 規 格 SNV195651) に 従 っ て 測 定 し た 臭 気 試 験 の 結 果 が 等 級 3以 下 で あ
ることとする。
【証明方法】
革材料からの臭気について、第三者試験機関による試験結果を提出するこ
と。
(13)染 色 堅 ろ う 度 は 、 表 2で 定 め る 基 準 値 に 適 合 す る こ と 。 な お 、 甲 革 は 乾 燥 試
験 の み 、裏 革 、中 敷 ま た は 中 底 革 は 乾 燥 試 験 お よ び 湿 潤 試 験 を 行 う こ と 。た
だ し 、甲 革 に 裏 革 が つ か な い 場 合 は 、肉 面 側 に 対 す る 試 験 を 行 い 、銀 面 の 乾
燥試験および湿潤試験の等級に従うこと。
表2
染色堅ろう度の基準
顔料仕上げ革
ナチュラル仕上げ濃色革
ナチュラル仕上げ淡色革
ナ チ ュ ラ ル 無 染 色 無 塗 装 革 (素 上 げ 革 )
乾燥試験
3-4級
2-3級
3-4級
3-4級
湿潤試験
2-3級
2級
2-3級
3-4級
試験方法
IS O116 4 0
/ IUF 4 50
【証明方法】
革 材 料 の 染 色 堅 ろ う 度 に つ い て 、第 三 者 試 験 機 関 に よ る 試 験 結 果 を 提 出 す る
こ と 。な お 、同 一 処 方( 同 一 工 程 、使 用 薬 品 )で 色 の み が 異 な る 場 合 、色 ご
と に 試 験 を 行 う も の と す る 。エ ン ボ ス や プ リ ー ツ 加 工 を 行 う 場 合 、加 工 ご と
に試験を行うものとする。
(14)革 材 料 か ら の ペ ン タ ク ロ ロ フ ェ ノ ー ル (PCP)の 溶 出 は 、 対 象 製 品 ご と に 表 3
に示す基準値に適合すること。
表3
ペ ン タ ク ロ ロ フ ェ ノ ー ル (PCP)の 溶 出 基 準
物質名
対象製品
乳 幼 児 ( 36ヶ 月 未 満 )
成 人 (36ヶ 月 以 上 )
ペンタクロロフェ
ノ ー ル ( PCP)
0.05 mg/kg以 下
0.5 mg/kg以 下
試験方法
IULTCS- IUC25
【証明方法】
革 材 料 か ら の ペ ン タ ク ロ ロ フ ェ ノ ー ル (PCP)の 溶 出 に つ い て 、第 三 者 試 験 機
9/25
143V1基準A
関による試験結果を提出すること。
(15) 革 材 料 は 、 別 表 4に 定 め る 染 料 を 処 方 構 成 成 分 と し て 添 加 し て い な い こ と 。
【証明方法】
革 材 料 に 使 用 す る 染 料 に つ い て 、製 革 業 者 が 発 行 す る 染 色 証 明 書 を 添 付 す る
こと。
(16)革 材 料 か ら の 重 金 属 の 溶 出 は 、 対 象 製 品 ご と に 表 4に 示 す 基 準 値 に 適 合 す る
こと。
表4
重金属の溶出基準
物質名
対象製品
乳 幼 児 ( 36ヶ 月 未 満 )
成 人 ( 36 ヶ 月 以 上 )
鉛
0.8mg/kg以 下
0.8mg/kg以 下
カドミウム
0.1mg/kg以 下
0.1mg/kg以 下
水銀
0.02mg/kg以 下
0.02mg/kg以 下
ニッケル
1.0mg/kg以 下
4.0mg/kg以 下
コバルト
1.0mg/kg以 下
4.0mg/kg以 下
六価クロム
検出せず
検出せず
総クロム
50mg/kg以 下
200mg/kg以 下
試験方法
IUC 27 -1
IS O1707 2 -1
IUC 27 -1
IS O1707 2 -1
IUC 27 -1
IS O1707 2 -1
IUC 27 -1
IS O1707 2 -1
IUC 27 -1
IS O1707 2 -1
IUC 18
IS O1707 5
IUC 27 -1
IS O1707 2 -1
【証明方法】
革 材 料 か ら の 重 金 属 の 溶 出 に つ い て 、第 三 者 試 験 機 関 よ る 試 験 結 果 を 提 出 す
る こ と 。な お 、同 一 処 方( 同 一 工 程 、使 用 薬 品 )で 色 の み が 異 な る 場 合 、 色
材 に 関 係 す る 鉛 、カ ド ミ ウ ム 、コ バ ル ト 、ク ロ ム に つ い て は 色 ご と に 試 験 を
行うものとする。
(17)革 材 料 の ホ ル ム ア ル デ ヒ ド の 溶 出 は 、 対 象 ご と に 表 5の 基 準 値 に 適 合 す る こ
と。
表5
ホルムアルデヒドの溶出基準
対象
物質名
乳幼児
(36ヶ 月 未 満 )
成人
(皮 膚 接 触 * 1)
成人
(そ の 他 )
試験方法
厚 生 省 令 第 34号
ホルムア
ルデヒド
16mg/kg以 下
75mg/kg以 下
* 1 ・・・直 接 足 に 触 れ る 部 材
10/25
300mg/kg以 下
IUC19
JIS L1041
ISO17226 -1,2
143V1基準A
【証明方法】
革 材 料 の ホ ル ム ア ル デ ヒ ド の 溶 出 に つ い て 、第 三 者 試 験 機 関 に よ る 試 験 結 果
を提出すること。
B. 繊 維 材 料
(18)繊 維 材 料 に 使 用 す る 色 材 に お い て 、 別 表 5に 定 め る 染 料 を 処 方 構 成 成 分 と し
て 添 加 し て い な い こ と 。羊 毛 以 外 の 繊 維 は 、ク ロ ム 系 染 料 を 処 方 構 成 成 分 と
して添加していないこと。
【証明方法】
繊維材料を染色する工場長が発行する染色証明書を提出すること。
(19)繊 維 材 料 は 、 製 品 の 各 種 加 工 ( 防 か び 、 蛍 光 増 白 、 柔 軟 、 衛 生 、 製 品 漂 白 )
に つ い て 、必 要 最 小 限 に と ど め 、過 剰 加 工 に な ら な い よ う に 十 分 配 慮 す る こ
と。また、人体への安全性に疑義のある加工剤は使用しないこと。ただし、
毛 製 品 は 上 記 加 工 に つ い て の 配 慮 に 加 え 、デ ィ ル ド リ ン ・ DTTB使 用 加 工 に
つ い て は 厚 生 省 令 34号 へ 適 合 し て い る こ と 。
【証明方法】
各 種 加 工 の 有 無 に つ い て 、繊 維 材 料 の 製 造 事 業 者 ま た は 申 込 者 が 発 行 す る 証
明 書 を 提 出 す る こ と 。加 工 が あ る 場 合 は 、付 属 証 明 書 に し た が っ て 加 工 剤 の
種 類 お よ び 使 用 量 な ど を 報 告 す る こ と 。毛 製 品 は デ ィ ル ド リ ン ・ DTTB使 用
加 工 の 有 無 を 記 載 し 、 加 工 が あ る 場 合 は 、 厚 生 省 令 34号 へ の 適 合 に つ い て
説明すること。
(20)繊 維 材 料 の ホ ル ム ア ル デ ヒ ド の 溶 出 は 、 対 象 ご と に 表 6の 基 準 値 に 適 合 す る
こと。
表6
ホルムアルデヒドの溶出基準
物質名
乳幼児
(24ヶ 月 以 下 )
対象
成人
(皮 膚 接 触 * 2)
ホ ル ム ア
ルデヒド
16μ g/g以 下
75μ g/g以 下
成人
(そ の 他 )
300μ g/g以 下
試験方法
厚 生 省 令 第 34号
*2・・・直 接 足 に 触 れ る 部 材
【証明方法】
繊 維 材 料 の ホ ル ム ア ル デ ヒ ド の 溶 出 に つ い て 、第 三 者 試 験 機 関 ま た は 自 社 な
どによる試験結果を提出すること。
11/25
143V1基準A
C. プ ラ ス チ ッ ク 材 料 ( 人 工 皮 革 、 合 成 皮 革 材 料 を 含 む )
(21)プ ラ ス チ ッ ク 材 料 に 使 用 す る 可 塑 剤 、色 材 、安 定 剤 、滑 剤 な ど の プ ラ ス チ ッ
ク 添 加 物 お よ び 再 生 プ ラ ス チ ッ ク 材 料 の 有 害 物 質 に つ い て は 、 ISO 8124‐
3( 一 致 規 格 : 88/378/EEC EN71 ‐ 3) な ど の 重 金 属 の 基 準 値 に 適 合 す る こ
と。
【証明方法】
プラスチック添加物および再生プラスチック材料について第三者試験機関
な ど に よ り 実 施 さ れ た ISO 8124‐ 3( 一 致 規 格 : 88/378/EEC EN71 ‐ 3) ま
た は 環 境 庁 告 示 第 46号 に 定 め る カ ド ミ ウ ム 、鉛 、水 銀 、六 価 ク ロ ム の 溶 出 試
験 結 果 を 提 出 す る こ と 。あ る い は 、プ ラ ス チ ッ ク 製 造 事 業 者 お よ び 成 型 事 業
者 に よ る 、業 界 自 主 基 準 な ど に よ っ て 定 め ら れ た ポ ジ テ ィ ブ リ ス ト に 登 録 さ
れたものを使用していることの証明書を提出することでもよい。
(22)プ ラ ス チ ッ ク 材 料 の 製 造 時 に 、 別 表 6に 掲 げ る 特 定 フ ロ ン ( CFC5種 )、 そ の
他 の CFC、四 塩 化 炭 素 、ト リ ク ロ ロ エ タ ン お よ び 代 替 フ ロ ン( HCFC)を 使
用しないこと。
【証明方法】
プラスチック材料の製造事業者が発行する証明書を提出すること。
D. ゴ ム 材 料
(23)ゴ ム 材 料 の 有 害 物 質 に つ い て は 、 ISO 8124‐ 3( 一 致 規 格 : 88/378/EEC
EN71‐ 3) な ど の 重 金 属 の 基 準 値 に 適 合 す る こ と 。
【証明方法】
第 三 者 試 験 機 関 に よ り 実 施 さ れ た ISO 8124‐ 3( 一 致 規 格 : 88/378/EEC
EN71‐ 3) ま た は 環 境 庁 告 示 第 46号 に 定 め る カ ド ミ ウ ム 、 鉛 、 水 銀 、 六 価
ク ロ ム の 溶 出 試 験 結 果 を 提 出 す る こ と 。た だ し 、ポ ス ト コ ン シ ュ ー マ 材 料 を
使 用 し て お ら ず 、す べ て の 原 材 料 に つ い て 、該 当 す る 重 金 属 を 処 方 構 成 成 分
と し て 添 加 し て い な い 場 合 、そ の 重 金 属 に つ い て は 、ゴ ム 材 料 製 造 事 業 者 お
よ び 申 込 者 に よ る 、基 準 に 適 合 す る こ と の 証 明 が で き る 書 類 を 提 出 す る こ と
でもよい。
4-2.
品質に関する基準と証明方法
(24)製 品 の 品 質 に つ い て は 、 表 底 の 割 れ や 甲 革 の 破 断 に 対 す る 強 度 (引 裂 強 さ や
耐 屈 曲 性 な ど )、 ハ イ ヒ ー ル の 強 度 (取 付 強 さ 、 衝 撃 強 さ 等 )な ど に 関 し て 品
質 管 理 を 行 い 、 業 界 ま た は 自 社 の 品 質 基 準 に 適 合 し て い る こ と 。「 安 全 靴 」、
「 静 電 気 帯 電 防 止 靴 」、
「 化 学 防 護 長 靴 」、
「 放 射 性 汚 染 防 護 用 作 業 靴 」は 該 当
12/25
143V1基準A
する日本工業規格に適合していること。
【証明方法】
該 当 す る 品 質 規 格 、品 質 基 準 を 提 示 の う え 、そ れ に 適 合 し て い る こ と の 証 明
書 を 提 出 す る こ と 。ま た 、製 造 段 階 に お け る 品 質 管 理 が 十 分 な さ れ て い る こ
と に つ い て 、製 品 を 製 造 す る 工 場 の 工 場 長 あ る い は 品 質 管 理 者 の 発 行 す る 証
明書を提出すること。
5.商品区分、表示など
( 1 ) 商 品 区 分 (申 込 単 位 )は ブ ラ ン ド 名 ご と 且 つ 、 別 表 7の 5桁 分 類 ご と す る ( 日
本 標 準 商 品 分 類 「 中 分 類 80: 履 物 」 に 基 づ く 5桁 分 類 よ り )。 製 品 の 大 小 お
よび色調による区分は行わない。
(2) マ ー ク 下 段 の 表 示 は 、下 記 に 示 す 環 境 情 報 表 示 と す る 。環 境 情 報 表 示 は 、一
段 表 示 で 「 エ コ レ ザ ー を 使 用 」 と す る 。 た だ し 、「 エ コ マ ー ク 使 用 の 手 引 」
( 2011年 3月 1日 制 定 施 行 )に 従 い 、マ ー ク と 認 定 情 報 に よ る 表 示( Bタ イ プ
の 表 示 )を 行 う こ と も 可 と す る 。な お 、エ コ マ ー ク 商 品 認 定・使 用 申 込 時 に
エコマーク表示箇所および表示内容を提出すること。
基 準 4 -1 -1 (6 )d の 記 載 例
エコレザーとは、重 金 属 、ホルムアルデヒド、発
癌 性 染 料 などの革 に関 する有 害 物 質 などの基
準 を 満 足 し、 環 境 へ の 影 響 が 少 な い と認 め ら れ
た 革 材 料 で す。
エコマーク認 定 番 号
第 ○○○○○○○○号 (数 字 のみでも可 )
(株 )××××
(エ コ マー ク 使 用 契 約 者 名 )
(3) エ コ マ ー ク の 表 示 方 法 は 、「 エ コ マ ー ク 使 用 の 手 引 」 に 従 う こ と 。
2008年 12月 1日
2010年 4月 20日
2011年 3月 1日
2011年 11月 1日
制 定 ( Version1.0)
改 定 ( Version1.1) 分 類 A、 Cの 革 の 用 語 の 定 義 、 革 に 関
する基準
改 定 ( Version1. 2) マ ー ク 表 示 に つ い て
改 定 ( Version1. 3) 革 材 料 の 試 験 方 法 の 引 用 規 格 改 定 に
伴う表記変更、染色堅ろう度の証明方法の変更
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143V1基準A
2012年 12月 1日
2014年 2月 1日
2020年 11月 30日
改 定 ( Version1. 4) 難 燃 剤 、 抗 菌 剤 の 規 定 変 更
改定(有効期限延長)
有効期限
本商品類型の認定基準書は、必要に応じて改定を行うものとする。
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社
型式名称
別表1
ねらい
環境配慮設計チェックリスト
印
143V1基準A
申請者
No
要求
実現
ポイント
添付資料
再生材
使用
1
製品の一部の部材(部品) における再生材料等の配合率が別表2のいずれかの要件
を満たしている。
はい/いいえ
2
次頁参照。記入表143-14、繊維:記入表143-15~17の
1部材あ
たり
いずれか、プラスチック・ゴム:記入表143-18~19、木材
:記入表143-20、記入表143-21~23のいずれか。
接着剤の
VOC低
減
2
甲部の縫製に使用する接着剤が水系またはホットメルト接着剤である。あるいは両
面テープなどを使用し、接着剤を使用していない。
甲部と底部の接着に使用する接着剤が水系またはホットメルト接着剤である(2ポイン
ト)。または、甲部と底部の接着に接着剤を使用していない(3ポイント)。
はい/いいえ
4
接着剤は全て、トルエン、キシレンの添加のないものを使用している。
はい/いいえ
5
表底にポリエステル系ポリウレタンを使用していない。または、表底にポリウレタンを
使用する場合は、エーテル系ポリウレタンあるいは加水分解しないように改良された
ポリウレタンを使用している。
表底にポリウレタンを使用していない製品で、靴の製造年月を製品本体、製品ラベ
ル、製品下げ札などのいずれかに表示している。
靴の部材ごとの製造年月、産地を消費者等の求めに応じて情報開示できる体制に
ある。
甲材に、異なる複数の素材を複合的に使用していない。(例:甲革+PP製縁取りな
ど)
表底またはヒール、ヒールプラグの取替えなど、製品の部位の交換が容易な構造と
なっている。(付属品の交換は除く)
はい/いいえ
10
靴を長持ちさせるための正しい履用方法または手入れを推奨して長期使用を促す表示(例.
長くお使いいただくために手入れをしましょう等)をしている。
はい/いいえ
11
ストーンやチェーン、ビーズ、金属箔等の機能と関係のない装飾用部品を使用して
いない。
申込製品の底部の部品に他の製品と同素材、同形状で共通化されている部品があ
る。(付属品は除く) 共通化されている他の製品が1品番の場合は2ポイント、2品番
以上の場合は3ポイントとする。
1足箱に使用する紙材料は、古紙パルプ配合率70%以上である。
はい/いいえ
1足箱に使用する紙材料は、ラミネートコーティングなど廃棄後の古紙リサイクルに
不向きな加工を行なっていない。
はい/いいえ
長期使
用促進、
手入れの
容易化
3
6
7
8
9
省資源
12
13
14
15/25
はい/いいえ
1
2または
3
2
2
はい/いいえ
はい/いいえ
はい/いいえ
はい/いいえ
2
1
1
3
1
1
はい/いいえ
2または
3
はい/いいえ
1
1
以下に甲部の縫製に使用する接着剤名を記入
(
)
以下に甲部と底部の接着に使用する接着剤名を
記入(
)
接着剤適合証明書(記入表143-5)
使用材料証明書に記入(記入表143-2)
加水分解しないように改良されたポリウレタンを使
用している場合は、それを証明するデータ等
製造年月を記載した該当部分(写しまたは原稿で
も可)
情報開示の体制について説明した文書
製品カラー写真(エコマーク商品認定・使用申込書
に添付するもの)
部位の交換が容易な構造となっていることを具体
的に説明する文書
記載内容が確認できる表示部分
製品カラー写真(エコマーク商品認定・使用申込書
に添付するもの)
申込製品の底部の部品が他の製品と共通化され
ていることを具体的に説明する文書
なし
なし
143V1基準A
別表2
材料の種類
再生材料等
当該部材(部品)における
基準配合率(質量%)
繊維
未利用繊維、反毛繊維、
10%以上
廃植物繊維
ポリマーリサイクル繊維、
40%以上
ケミカルリサイクル繊維
無漂白綿、過酸化水素漂白綿、 100%
オゾン漂白綿 かつ蛍光増白
剤の使用がない
(別表3参照)
有機栽培綿
100%
プラスチック
再生プラスチック
20%以上
ゴム
再生ゴム
20%以上
木材
間伐材、廃木材、低位利用木材、 100%
廃植物繊維
※人工皮革、合成皮革の基布に再生材料を使用する場合は、繊維の基準配合率を適用する。
別表3
仕上げ加工工程での使用可能薬剤一覧
過酸化水素漂白の場合(精練・漂白が同一工程)
<工程>
<使用可能薬剤>
糊抜き
熱水・クエン酸、酢酸・塩・酵素(プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラ
ーゼなど)・低インパクトで生分解性の陰、陽、非イオン活性剤・グルコン酸ソー
ダ、その他の有機キレート剤
精練・
熱水・酵素(プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼなど)・クエン酸、
漂白
酢酸・低インパクトで生分解性の陰、陽、非イオン活性剤・グルコン酸ソーダ、そ
の他の有機キレート剤、ソーダ灰・1.5%(純分として)以下の過酸化水素。ただし、
酵素または熱水、クエン酸、酢酸によって除去し、最終の布地に残渣を残さないこ
と。
無漂白の場合(精練・漂白が別工程)
<工程>
<使用可能薬剤>
糊抜き
規定せず
精練(漂白は行わ
熱水・酵素(プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼなど)・クエン酸、
ない)
酢酸・低インパクトで生分解性の陰、陽、非イオン活性剤・グルコン酸ソーダ、そ
の他の有機キレート剤
【証明方法】当該部材(部品)における再生材料等の質量割合を記載した証明書、および再生材
料等は以下の原料証明書を提出すること。
材料が繊維である場合は、紡績事業者の発行する原料証明書を添付すること。無漂白、過酸化
水素漂白、オゾン漂白は、使用薬剤を申告すること。有機栽培綿は、綿花生産地の適格な機関
発行の認証書と取引時に発行されるインボイス、パッキングリストあるいは納品書を添付する
こと。
材料がプラスチックまたはゴムである場合は、再生材料の原料事業者(再生材料回収事業者な
ど)が発行する原料証明書を提出すること。
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143V1基準A
材料が木材である場合は、原料事業者(木材伐出事業者など)が発行する、当該原料が再・未
利用木材、廃植物繊維のいずれかであることの原料証明書を提出すること。ただし、原料事業
者が10社を超える場合、原料取引量上位10社の証明書を提出すればよい。
原料に間伐材を使用する場合は、産地、樹種、数量、植栽年を記載した産地証明書と対象とな
る林分の写真(間伐が行われたことがわかるもの)を提出すること。間伐率や何回目の間伐か
といった情報もできる限り報告すること。
原料に低位利用木材を使用する場合は、以下について記載した証明書を提出すること。
・森林の種類(天然生林、人工林など)、産地、樹種。人工林の場合は、植栽年についても記
載すること。
・どのような状況(病中獣害・災害を受けた、曲がり材あるいは小径材である、など)で産
出された木材であるか。小径材については施業方法、末口径などを報告すること。
これに加えて、低位利用木材の用語の定義で規定するaまたはbに該当の場合は、第三者による
持続可能な森林であることの認証を受けたことを証明する書類を併せて提出すること。当該森
林認証は、下表を満たしているものであること。
表 森林認証について
認証の基準につ 経済的、生態学的かつ社会的利益のバランスを保ち、
いて
アジェンダ21および森林原則声明に同意し、関連する
国際協定や条約を遵守したものであること。
確実な要求事項を含み、持続可能な森林にむけて促進
し方向付けられているものであること。
全国的あるいは国際的に認知されたものであり、また
生態学的、経済的かつ社会的な利害関係者が参加可能
な開かれたプロセスの一部として推奨されているこ
と。
認証システムに 認証システムは、透明性が高く、幅広く全国的あるい
ついて
は国際的な信頼性を保ち、要求事項を検証することが
可能であること。
認証組織・団体 公平で信頼性が高いものであること。要求事項が満た
について
されていることを検証することが可能で、その結果に
ついて伝え、効果的に要求事項を実行することが可能
なものであること。
また、低位利用木材のうち、原料に竹を使用する場合は、以下について記載した証明書と竹林
の周辺の写真または地図を提出すること。
・竹の種類、産地、周辺の状況、環境保全上の適切な維持管理のための伐採であることの説明、
管理計画、数量
いずれの原料も、中間製品としてエコマーク認定品を使用する場合は、当該中間製品の「ブラ
ンド名」、
「認定番号」
、
「型式」を付属証明書に記載することで、原料証明書に代えることがで
きる。
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143V1基準A
別表4
使用が禁止される染料リスト(革)
①分解して下記の発癌性芳香族アミンを生成する可能性があるアゾ系染料(ドイツ食品日用品法第
35条に基づく公的試験方法集成で定められた分析方法により下記のアミンの1つ以上が製品1kg当
たり30mgを超えて検出されるもの)
4-Aminobiphenyl
92-67-1
C1(EU),1(NTP,IARC)
Benzidine
92-87-5
C1(EU),1(NTP,IARC)
4-Chloro-o-toluidine
95-69-2
2A(NTP,IARC)
2-Naphthylamine
91-59-8
C1(EU),1(NTP,IARC)
o-Aminoazotoluene
97-56-3
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
2-Amino-4-nitrotoluene
99-55-8
3(NTP,IARC)
4-Chloroaniline
106-47-8
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
2,4-Diaminoanisole
615-05-4
2B(NTP,IARC)
4,4'-Diaminodiphenylmethane
101-77-9
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
3,3-Dichlorbenzidine
91-94-1
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
o-Dianisidine; 3,3'-Dimethoxybenzidine
119-90-4
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
o-Tolidine; 3,3'-Dimethylbenzidine
119-93-7
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
4,4'-Diamino-3,3'-dimethyldiphenylmethane
838-88-0
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
p-Cresidine
120-71-8
2B(NTP,IARC)
4,4'-Diamino-3,3'-dichlorodiphenylmethane
101-14-4
C2(EU), 2A(NTP,IARC)
4,4'-Diaminodiphenyl ether
101-80-4
2B(NTP,IARC)
4,4'-Diaminodiphenyl sulfide
139-65-1
2B(NTP,IARC)
o-Toluidine
95-53-4
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
2,4-Diaminotoluene
95-80-7
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
2,4,5-Trimethylaniline
137-17-7
o-Anisidine
90-04-0
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
4-Aminoazobenzene
60-09-3
C2(EU)
② 発癌性染料5種
569-61-9
C.I. BASIC RED 9
CI 42500
3761-53-3
6459-94-5
2602-46-2
C.I. ACID RED 26
C.I. ACID RED 114
C.I. DIRECT BLUE 6
CI 16150
CI 23635
CI 22610
1937-37-7
C.I. DIRECT BLACK 38
CI 30235
C2(EU), 2B(NTP,IARC),
Oeko-Tex
2B(NTP,IARC), Oeko-Tex
2B(NTP,IARC)
C2,R3(EU),2A(NTP,IARC),
Oeko-Tex
C2,R3(EU),
2A(NTP,IARC), Oeko-Tex
参考:国際がん研究機関(IARC)
米国国家毒性プログラム(NTP)
EU Directive 76/769/EC
EU Directive 2002/61/EC
染料および有機顔料製造会社生態学毒
物学協会(ETAD)
Oeko-Tex Standard 100
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143V1基準A
別表5
使用が禁止される染料リスト(繊維)
①分解して下記の発癌性アミン類を生成する可能性があるアゾ系染料
(ドイツ食品日用品法第35条に基づく公的試験方法集成で定められた分析方法により下記のア
ミンの1つ以上が製品1kg当たり30mgを超えて検出されるもの)
発癌性ランク(A1)
92-67-1
4-Aminobiphenyl
92-87-5
Benzidine
95-69-2
4-Chloro-o-toluidine
91-59-8
2-Naphthylamine
発癌性ランク(A2)
97-56-3
o-Aminoazotoluene
99-55-8
2-Amino-4-nitrotoluene
106-47-8
4-Chloroaniline
615-05-4
2,4-Diaminoanisole
101-77-9
4,4'-Diaminodiphenylmethane
91-94-1
3,3-Dichlorbenzidine
119-90-4
o-Dianisidine; 3,3'-Dimethoxybenzidine
119-93-7
o-Tolidine; 3,3'-Dimethylbenzidine
838-88-0
4,4'-Diamino-3,3'-dimethyldiphenylmethane
120-71-8
p-Cresidine
101-14-4
4,4'-Diamino-3,3'-dichlorodiphenylmethane
101-80-4
4,4'-Diaminodiphenyl ether
139-65-1
4,4'-Diaminodiphenyl sulfide
95-53-4
o-Toluidine
95-80-7
2,4-Diaminotoluene
137-17-7
2,4,5-Trimethylaniline
90-04-0
o-Anisidine
95-68-1
2,4-Xylidine
87-62-7
2,6-Xylidine
60-09-3
4-Aminoazobenzene
② 発癌性染料
569-61-9
C.I. BASIC RED 9
CI 42500
2475-45-8
C.I. DISPERSE BLUE 1
CI 64500
3761-53-3
6459-94-5
2602-46-2
C.I. ACID RED 26
C.I. ACID RED 114
C.I. DIRECT BLUE 6
CI 16150
CI 23635
CI 22610
1937-37-7
C.I. DIRECT BLACK 38
CI 30235
573-58-0
C.I. DIRECT RED 28
2832-40-8
C.I. DISPERSE YELLOW 3
③ 皮膚感作性染料
2475-46-9
C.I. DISPERSE BLUE 3
12222-75-2
C.I. DISPERSE BLUE 35
C.I. DISPERSE BLUE 106
C.I. DISPERSE BLUE 124
2832-40-8
C.I. DISPERSE YELLOW 3
730-40-5
C.I. DISPERSE ORANGE 3
C.I. DISPERSE ORANGE 37
2872-52-8
C.I. DISPERSE RED 1
2475-45-8
C.I. DISPERSE BLUE 1
3179-90-6
C.I. DISPERSE BLUE 7
3860-63-7
C.I. DISPERSE BLUE 26
C.I. DISPERSE BLUE 102
C.I. DISPERSE ORANGE 1
C.I. DISPERSE ORANGE 76
2872-48-2
C.I. DISPERSE RED 11
CI 22120
CI 11855
CI 61505
CI 11855
CI 11005
CI 11110
CI 64500
CI 62500
CI 63305
CI 11080
CI 62015
19/25
C1(EU),1(NTP,IARC)
C1(EU),1(NTP,IARC)
2A(NTP,IARC)
C1(EU),1(NTP,IARC)
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
3(NTP,IARC)
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
2B(NTP,IARC)
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
2B(NTP,IARC)
C2(EU), 2A(NTP,IARC)
2B(NTP,IARC)
2B(NTP,IARC)
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
C2(EU), 2B(NTP,IARC)
3(NTP,IARC)
2B(NTP,IARC)
C2(EU)
C2(EU), 2B(NTP,IARC),
Oeko-Tex
C2(EU), 2B(NTP,IARC),
Oeko-Tex
2B(NTP,IARC), Oeko-Tex
2B(NTP,IARC)
C2,R3(EU),2A(NTP,IARC),
Oeko-Tex
C2,R3(EU),
2A(NTP,IARC), Oeko-Tex
C2,R3(EU) , Oeko-Tex
Oeko-Tex
ETAD, Oeko-Tex
ETAD, Oeko-Tex
ETAD, Oeko-Tex
ETAD, Oeko-Tex
ETAD, Oeko-Tex
ETAD, Oeko-Tex
ETAD, Oeko-Tex
ETAD, Oeko-Tex
Oeko-Tex
Oeko-Tex
Oeko-Tex
Oeko-Tex
Oeko-Tex
Oeko-Tex
Oeko-Tex
143V1基準A
119-15-3
C.I. DISPERSE RED 17
C.I. DISPERSE YELLOW 1
C.I. DISPERSE YELLOW 9
C.I. DISPERSE YELLOW 39
C.I. DISPERSE YELLOW 49
CI 11210
CI 10345
CI 10375
Oeko-Tex
Oeko-Tex
Oeko-Tex
Oeko-Tex
Oeko-Tex
参考:国際がん研究機関(IARC)
米国国家毒性プログラム(NTP)
EU Directive 76/769/EC
EU Directive 2002/61/EC
染料および有機顔料製造会社生態学毒物学協会(ETAD)
Oeko-Tex Standard 100
20/25
143V1基準A
別表6
特定フロン
(CFC5種)
その他のCFC
代替フロン
(HCFC)
トリクロロフルオロメタン
ジクロロジフルオロメタン
トリクロロトリフルオロエタン
ジクロロテトラフルオロエタン
クロロペンタフルオロエタン
クロロトリフルオロメタン
ペンタクロロフルオロエタン
テトラクロロジフルオロエタン
ヘプタクロロフルオロプロパン
ヘキサクロロジフルオロプロパン
ペンタクロロトリフルオロプロパン
テトラクロロテトラフルオロプロパン
トリクロロペンタフルオロプロパン
ジクロロヘキサフルオロプロパン
クロロヘプタフルオロプロパン
四塩化炭素
1,1,1-トリクロロエタン
ジクロロフルオロメタン
クロロジフルオロメタン
クロロフルオロメタン
テトラクロロフルオロエタン
トリクロロジフルオロエタン
ジクロロトリフルオロエタン
クロロテトラフルオロエタン
トリクロロフルオロエタン
ジクロロジフルオロエタン
クロロトリフルオロエタン
ジクロロフルオロエタン
クロロジフルオロエタン
クロロフルオロエタン
ヘキサクロロフルオロプロパン
ペンタクロロジフルオロプロパン
テトラクロロトリフルオロプロパン
トリクロロテトラフルオロプロパン
ジクロロペンタフルオロプロパン
クロロヘキサフルオロプロパン
ペンタクロロフルオロプロパン
テトラクロロジフルオロプロパン
トリクロロトリフルオロプロパン
ジクロロテトラフルオロプロパン
クロロペンタフルオロプロパン
テトラクロロフルオロプロパン
トリクロロジフルオロプロパン
ジクロロトリフルオロプロパン
クロロテトラフルオロプロパン
トリクロロフルオロプロパン
ジクロロジフルオロプロパン
クロロトリフルオロプロパン
ジクロロフルオロプロパン
クロロジフルオロプロパン
クロロフルオロプロパン
21/25
143V1基準A
別表7
対象製品分類(日本標準商品分類より)
中
分
類
商品項目名
80.
履
物
801
革靴(スポ
ーツ専用靴
を除く。)
エコマーク商品
類型No.143「靴
・履物」におけ
るA~C 分類
8011
一般用革靴
80111
男子用革靴
80112
女子用革靴
80113
子供用・幼児用革靴
801111
総革靴
801112
甲が革で底が他の
材料の靴
801119
その他の男子用革
靴
801121
総革靴
801122
甲が革で底が他の
材料の靴
801129
その他の女子用革
靴
801131
子供用革靴
8011311
総革靴
8011312
甲が革で底が他の
材料の靴
8011319
その他の子供用革
靴
801132
幼児用革靴
(サイズは10.5~
14)
A
8011321
総革靴
8011322
甲が革で底が他の
材料の靴
8011329
その他の幼児用革
靴
80119
その他のー般用革靴
8012
作業用革靴
802
ゴム製履物
(サイズは
総ゴムスリ
ッパ及びサ
ンダルを除
き革靴と同
じ,スポー
ツ専用革靴
を除く。)
8019
その他の革靴(ス
ポーツ専用靴を除
く。)
8021
地下たび
8022
ゴム底布靴
8023
総ゴム靴
80121
総革靴
80122
甲が革で底が他の材料
の靴
80129
その他の作業用革靴
C
80221
一般用ゴム底布靴
80229
その他のゴム底布靴
80231
長靴及び雨靴
80232
短靴及び浅靴
80239
その他の総ゴム靴
B
22/25
143V1基準A
8024
総ゴムスリッパ・
サンダル
80241
総ゴムスリッパ
C
80242
総ゴムサンダル
8029
その他のゴム製履
物(サイズは総ゴ
ムスリッバ及びサ
ンダルを除き革靴
と同じ。スポーツ
専用革靴を除く。)
803
プラスチッ
ク製履物
(スポーツ
専用靴を除
く。)
8031
プラスチック製履
物(張り付け式)
80311 一般用プラス
チック靴(サイズは革
靴と同じ。)
803111
男子用靴
8031111
総プラスチック靴
8031112
甲がプラスチック
で底が他の材料の
靴
8031119
その他の男子用靴
803112
女子用靴
8031121
総プラスチック靴
8031122
甲がプラスチック
で底が他の材料の
靴
8031129
その他の女子用靴
803113
子供用・幼児用靴
B
8031131
総プラスチック靴
8031132
甲がプラスチック
で底が他の材料の
靴
8031139
その他の子供用・
幼児用靴
80312
プラスチックサンダル
C
80319
その他のプラスチック
製履物(張り付け式)
8032
プラスチック製履
物(射出成型式)
80321
底がプラスチックで甲
が布製の靴(サイズは
革靴と同じ。)
80322
底がプラスチックで甲
がプラスチック製の靴
(サイズは革靴と同
じ。)
80323
総プラスチック製靴
803211
一般用の靴
803219
その他の底がプラ
スチックで甲が布
製の靴
803221
一般用の靴
803229
その他の底がプラ
スチックで甲がプ
ラスチック製の靴
803231
長靴及び雨靴
803232
短靴及び浅靴
23/25
B
143V1基準A
803233
その他の総プラス
チック製靴
80329
その他のプラスチック
製履物(射出成型式)
804
スポーツ専
用靴
8039
その他のプラスチ
ック製履物(スポ
ーツ専用靴を除
く。)
8041
スパイク靴及びこ
れに準ずる靴
8042
スポーツ専用平底
靴
8043
スポーツ用特殊靴
B
80411 陸上競技靴
80412
ゴルフ靴
80413
野球靴
80414
ラグビー靴
80415
サッカー靴
80416
アメリカンフットボー
ル靴
80419
その他のスパイク靴及
びこれに準ずる靴
80421
バレーボール靴
80422
バスケット靴
80423
テニス靴
80424
ボウリング靴
80425
ダンス靴
80426
ヨット靴
80427
ゲートボール靴
AまたはB
80428
体操靴
80429
その他のスポーツ専用
平底靴
80431
アイススケート靴
80432
ローラースケート靴
80433
スキー靴
80434
登山靴
80435
乗馬靴
80439
その他のスポーツ用特
殊靴
805
和風履物
8049
その他のスポーツ
専用靴
8051
下駄
80511
男子用下駄
80512
女子用下駄
C
80513
子供用下駄
24/25
143V1基準A
80519
その他の下駄
8052
草履
80521
男子用草履
80522
女子用草履
80523
子供用草履
C
80529
その他の草履
8059
その他の和風履物
806
家庭用スリ
ッパ(ゴム
製スリッパ
を除く)
809
その他の履
物
25/25
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