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電子デバイス部門 2007年度上期決算と下期取り組み PDF
富士電機グループ 電子デバイス部門 2007年度 上期決算と下期の取組み 2007年10月30日 富士電機デバイステクノロジー株式会社 Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 1 2007年度上期概況(ディスク媒体) 売上高(億円) ( )は対前年比 2006年度上期 295 2007年度上期 214 (△27%) 上期の概況 ■主要顧客の販売減と業界再編影響に伴う物量減により、売上・ 営業 利益が大幅悪化 ■ガラス媒体の垂直化への早期移行および増産対応による出荷増 ■垂直媒体の世界最大容量となる2.5インチガラス媒体(160GB/枚) 3.5インチアルミ媒体(334GB/枚)の量産化 Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 2 2007年度上期概況 (半導体) 売上高(億円) ( )は対前年比 2006年度上期 542 2007年度上期 557 (+3%) 上期の概況 ■プラズマTV用ドライバーICの減少を産業用IGBTモジュールで カバーし、売上・営業利益とも前年同期実績を上回ったが、 上期予想は未達 ■産業用IGBTモジュールは旺盛な需要が継続 ⇒増産設備投資により売上拡大 ■プラズマテレビ市場の伸び悩みによるドライバーIC の物量減 Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 3 2007年度上期概況 (画像デバイス) 売上高(億円) ( )は対前年比 2006年度上期 65 2007年度上期 67 (+2%) 上期の概況 ■ほぼ経営計画通りの業績を達成 ■主要顧客における低中速モノクロプリンタおよびカラープリンタ用 の新規OPC販売が好調 ■OPC生産能力の拡大(深圳) Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 4 2007年度 通期見通し(対前年) (単位:億円) 2006年度 (実績) 2007年度 (10/30予想) 増減 売上高 1,823 2,000 +177 営業利益 192 95 △97 ■ディスク媒体: ガラス媒体の能力拡大により売上は伸長するも、 アルミ媒体の主要顧客販売減と業界再編影響に伴う 物量減により、営業利益は前年を大きく下回る ■半導体: 産業分野の大幅な伸長により、プラズマテレビ用 ドライバーICの物量減影響をカバーし、売上は 対前年で約10%拡大、営業利益は前年並み ■画像デバイス: 売上・営業利益とも前年実績を上回る Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 5 2007年度 通期見通し(対予想) (単位:億円) 2007年度 (4/26予想) 2007年度 (10/30予想) 増減 売上高 2,150 2,000 △150 営業利益 220 95 △125 ■ディスク媒体: 主要顧客の販売減と業界再編影響に伴う物量減により 売上・営業利益とも年初計画を大きく下回る ■半導体: 産業分野は能力拡大に伴い計画以上に伸長するが、 プラズマテレビ市場の伸び悩みによるドライバーIC の 物量減が大きく、売上・営業利益とも年初計画未達 ■画像デバイス: 年初計画を上回る見通し Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 6 HDD 需要予測 (小径除く) (百万台) 600 Desktop PC Note PC Server 情報家電 :HDDレコーダー、ゲーム、ビデオカメラ、携帯音楽プレーヤー、カーナビ 等 対 前年伸長率 400 367 431 (117%) 72 (122%) 48 494 (115%) 96 (133%) 129 (128%) 568 (115%) 124 (129%) 165 (127%) 101 (132%) 28 (102%) 30 26 28 (107%) (106%) 215 230 (107%) 241 (105%) 249 (103%) 2005年 2006年 77 200 情報家電 0 2007年 2008年 (当社予測、 参考:Trend Focus、IDC 07/CQ1 Summary ) Note PC・情報家電が大きく伸長。 また、画像データの取扱が増え、大容量化HDD要求が更に強まる。 Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 7 市場動向(ディスク媒体) HDDの市場動向 (百万台) 年平均成長率(07年、08年) 15% 2.5"/1.8"ガラス 494 3.5"アルミ 431 568 (115%) 220 (125%) 348 (109%) (115%) (117%) 367 137 (138%) 266 294 (110%) 2005年 2006年 176 (128%) 318 (108%) 102 2007年 2008年 (参考:Trend Focus/IDC 07/CQ1 Summary ) Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 8 市場動向(ディスク媒体) ディスク媒体の市場動向 (百万枚) 年平均成長率(07年、08年) 9% 2.5"/1.8"ガラス 3.5"アルミ 620 765 (123%) 234 (142%) 531 (117%) 831 902 (109%) 335 (119%) 567 (103%) (109%) 282 (121%) 549 (103%) 165 455 2005年 2006年 2007年 2008年 (参考:Trend Focus/IDC 07/CQ1 Summary ) Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 9 下期の取組み(ディスク媒体) ■新規顧客参入による売上拡大(業界再編影響への対策) ⇒ 全ドライブメーカーへの参入による売上拡大、 顧客ポートフォリオの強化と事業運営の安定化 ■ 2008年3月までに全ラインの垂直化切替工事を完了 ⇒ 垂直媒体における業界No.1ポジションの確立 ■ 生産能力の増強 ⇒ 14百万枚体制の確立 ディスク媒体の生産能力と垂直化比率 アルミ媒体 ガラス媒体 生産能力 垂直化率 生産能力 垂直化率 2007年上期末 700万枚 23% 400万枚 100% Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 2007年下期末 700万枚 100% 700万枚 100% 10 新製品技術開発ロードマップ 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年∼ ● 3.5 /160GB(長手) デ ィ ス ク 媒 体 アルミ基板 媒体 ● 3.5 /250GB(垂直) ● 3.5 /320GB(垂直) ● 3.5 /480GB(垂直) ● 2.5 /120GB(垂直) ガラス基板 媒体 ● 2.5 /160GB(垂直) ● 2.5 /240GB(垂直) ● 1.8 /80GB(垂直) 新技術 ● 1.8 /120GB(垂直) ● パターン媒体(DTM,BPM)、熱アシスト媒体等 ■垂直化媒体の更なる大容量製品の開発(ECC媒体技術開発) ■次世代新技術(パターン媒体、熱アシスト媒体等)の開発の推進 Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 11 市場動向(半導体/情報機器分野) フラットパネル及びPCの市場動向(W/W) (百万台) 700 年平均成長率(07年、08年) 17% 600 500 400 424 9 46 499 (118%) (120%) 11 (158%) 73 155 300 574 13 95 (115%) (119%) (130%) 178 (114%) 160 (103%) 128 (123%) (113%) 138 200 155 (103%) 81 104 (129%) 2006年 2007年 150 100 PDP-TV LCD-TV LCD-モニタ デスクトップPC ノートPC 0 2008年 出展:Gartner, Display Search Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 12 下期の取組み(半導体1) 情報・電源分野 ■ 液晶テレビ市場向電源デバイスの拡販 (プラズマテレビ市場重視からの転換) ⇒高効率電源向けに電源IC、パワーMOSFET、M−Powerを 積極展開 ■ PC市場向電源デバイスの拡販 ⇒電源IC、パワーMOSFET、ダイオードでのセット販売を展開 ■ アジア地区(中国・台湾)の販売体制を増強し新規顧客への参入と 既存顧客向けスペックインを強化 Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 13 IGBTモジュール市場動向 年平均成長率(07年、08年) 8% (億円) (111%) ( )内数字は、前年比 (108%) 903 (111%) (114%) 1110 1031 45 (108%) 1334 1202 85 1482 120 新エネルギー 562 インフラ用 61 35 540 25 512 475 489 427 451 2005年 521 576 629 2006年 2007年 2008年 800 709 2009年 産業用 2010年 (参考:資料出所:IMS、WSTS) Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 14 下期の取組み(半導体2) 産業分野 ■ IGBTモジュールの積極的な増産投資による売上高の大幅拡大 2006年度実績シェア :26% ⇒2008年度目標シェア :35% ■ ACドライブ市場での拡販継続と、新エネルギー発電市場、電源 &UPS市場に於ける販売強化によるシェア拡大 ■ マレーシアでのIGBT増産ラインの立上げの加速 ■ 産業用IGBTモジュールの生産能力を月産70万個(2007年9月)から 年率約20%拡大し、2010年4月に月産110万個体制を確立 (内、30万個はマレーシアで生産を行う計画) Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 15 売上高・営業利益率の推移 13.0% ● (億円) 10.5% 10.5% 6.6% 4.8% ( )内数字は、前年比 (121%) 1,734 1,432 32 124 44 159 497 ● 2,600 (110%) 55 145 画像デバイス 1,000 ディスク媒体 1,400 半導体 (105%) 2,000 1,824 75 135 45 132 589 (130%) 620 307 969 1,034 1,058 1,170 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 (実績) (実績) (実績) (10/30予想) Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 2008年度 (中期計画) 16 注記 1. 本資料及び本説明会に含まれる予想値及び将来の見通しに関す る記述・言明は、弊社が現在入手可能な情報による判断及び仮定 に基づいております。その判断や仮定に内在する不確実性及び事 業運営や内外の状況変化により、実際に生じる結果が予測内容と は実質的に異なる可能性があり、弊社は将来予測に関するいかな る内容についても、その確実性を保証するものではありません。 2. 本資料は、情報の提供を目的とするものであり、弊社により何らか の行動を勧誘するものではありません。 3. 目的を問わず、本資料を無断で引用または複製することを禁じます。 Fuji Electric Device Technology Co.,Ltd. 17