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「計測・診断」のおすすめ - 株式会社 日立産機システム
保守・サービス 産業機器の省エネ改善と予防保全を支援する 「計測・診断」のおすすめ 省エネ 予防保全 リニューアル 全国どこへでも計測・診断ソリューションカーが出張します。 全 国 3 2 拠 点 の サ ービ ス 創号 北海道支社 ステーション網の内10か所 に計測・診断ソリューション カーを配備。お客様設備 をリア ル タイム で 計 測 ・ 診断します。 夢号 北陸支社 全国に10台配備! 創号 東北支社 情号 関西支社 技号 中国支社 技号 関東支社 活号 九州支社 情号 関東支社 活号 横浜支店 夢号 中部支社 確かな「計測・診断」により問題個所と“ムダ”を発見。 「省エネ」、 「リニューアル」、 「予防保全」をご支援します。 各種計測器を搭載した「 計測・診断ソリューションカ ー 」により、お客様 の 圧縮機・ ポンプなど設備機器から配管、末端機器まで工場全体を診断し、具体的な改善内容を ご提案します。 省エネ成功の ヒント ムダ発見と改善のキーワード 必要な量? 必要な所? ヤメル サゲル ナオス カエル ヒロウ 必要な時? ※出典: (社) 日本電機工業会資料 ■ 主な計測・診断メニュー 1 圧縮機の負荷率測定 2 圧縮機の空気量測定 圧縮機の電流・圧力を測定し、使用空気量や消費電力、 負荷率を把握します。 超音波ガス流量測定器により、圧縮機の吐出口、集合配管、 分岐配管の実流量を測定します。 測定結果から、負荷率に対応した台数制御、 インバータ化 など、省エネ対策をご提案します。 分岐ラインへの供給量から、圧縮機設備の分散化、省エネ 制御など省エネ対策をご提案します。 リニュ−アルの検討にも有効です。 圧力測定を同時に行い、適正な圧力設定や増圧設備の ご提案も可能です。 ・台数制御化 ・インバータ化 ・集約/分散化 リニューアル 4 圧力容器の肉厚測定 8 計測・診断ソリューションカー 変圧器の負荷率測定 10∼15年経過した変圧器を使用している場合にお勧めします。 変圧器の負荷率を測定し、 更新計画立案お手伝いをします。 変圧器の寿命(劣化)を予測することができ、障害の未然 防止および設備の計画的な更新に役立ちます。 無負荷損を大幅低減した「アモルファス変圧器 」へ の リニュ−アルによる省エネをご提案します。 (W) 劣化進展品 重合度:300 省エネ ・台数制御化 ・インバータ化 空気配管の漏れ測定 変圧器の絶縁紙重合度測定 新品 重合度:1000 省エネ 3 7 トメル リニューアル [損失比較] 負 荷 損 3,125 無 負 荷 損 3,700 リニューアル 1000kVA、 三相、60Hz 負荷率50% の例 1,575 420 ・平均重合度低下 (平均重合度:330) 9 ・電磁機械力で 破損したコイル 予防保全 配電系統の漏れ電流測定 30年前品 (珪素鋼板) 10 アモルファス鉄心 各種遮断器の劣化診断 超音波測定器により、工場内のエアー漏れ個所、漏れ量 を測定します。 空気圧縮機の空気槽は第2種圧力容器なので、肉厚を 測定し継続使用の可否判定を行います。 変圧器二次側接地線や電路(ケーブル)3線をクランプ 電流計により絶縁低下を測定します。 10年以上稼働した配線用遮断器や漏電遮断器の診断を お勧めします。 エアー漏れ個所の結果と配管や周辺設備の更新など修繕 費用をご提案します。 また法令によって保管義務のある検査記録の作成を代行 します。 低圧絶縁監視ユニットの導入をご提案します。 端子間電圧降下、内部点検等により、寿命予測を行い、 計画的な更新をご提案します。 エアー漏れ量改善は省エネ効果となります。 省エネ ・配管、周辺機器の 補修実施 リニューアル リニューアル 5 ポンプの使用水量測定 6 ポンプの負荷率測定 ポンプの送水量と負荷の実水量を超音波流量計により 測定し、使用水量を把握します。 ポンプの使用水量の他、実揚程、バルブ開度等を測定し、 負荷率・消費電力を把握します。 測 定 結 果から、使 用 水 量に対 応した 台 数 制 御 、インバ ータ化など、省エネ対策をご提案します。 測定結果から、負荷率に対応した台数制御、インバータ 化など、省エネ対策をご提案します。 リニュ−アルの検討にも有効です。 リニュ−アルの検討にも有効です。 省エネ 1 リニューアル [インバータ盤と省エネ効果] リニューアル 端子部締付不良による 異常過熱の例 予防保全 11 モータコイルの絶縁診断 判定式絶縁抵抗測定器により、モータコイルの絶縁劣化 状態の判定を行います。 12 予防保全 ベアリング異音測定 ベアリングの異音を測定し、状態を判定します。 測定結果から、最適な交換時期を提案、また状態により リニュ−アルもご提案します。 ポンプ等回転機械には同様な測定が必要です。 省エネ ・台数制御化 ・インバータ化 ・台数制御化 ・インバータ化 リニューアル リニューアル リニューアル リニューアル 予防保全 予防保全 2 1 計測・診断による改善提案事例 圧縮機の負荷率測定による省エネ改善 複数台の圧縮機が並列で稼働している場合、圧縮機各々を圧力スイッチにより 制御していると、それぞれの圧縮機は必ず負荷率に差が生じてしまいます。 各々の圧縮機の負荷率を測定し、最適な運転制御を行うことにより省エネ改善を 図ることができます。 圧縮機 省エネ この工場では、37kWの定速圧縮機4台を並列運転(予備機無)で使用、 1日24時間・年間300日稼働で運転していました。 現状・計測 電流値・圧力の測定 電流値から空気量・負荷率を求める 圧力 負荷率は 何%? 計測結果 圧力(MPa) 時間帯により空気使 用量に差が大 18時以降少ない 負荷 圧縮機22kW:4台 (定速機) 稼働時間:24時間 予備機:なし 稼働日数:週5日 ①号機風量 空気量 1号機 2号機 使用空気量が少でも 電流は約70%消費 アンロード状態 風量(m3/min) ①号機電流 18時以降 計測方法 電流(A) 電流 負荷率 = 3号機 空気量は 何m3/min? 1日 吐出空気量 定格空気量 4号機 1号機の負荷率が45%と低く、また夜間の空気使用量減少という結果から、 1号機をインバータ機にリプレース、夜間運転制御に台数制御盤導入をご提案。 診断・提案 負荷率実態(計測結果) 省エネ改善提案 最大空気量:22.1m3/min 3 平均空気量:15.0m /min インバータ機 負荷率 45% 台数制御盤 1号機 1号機 提 案 76% 消費動力(%) 2号機 ①アンロード状態が多い インバータ機導入 86% 従来機(U式) 80 60 3号機 3号機 ②夜間に不必要な稼働 台数制御盤導入 58% 100 2号機 省電力効果 インバータ機 40 20 4号機 0 4号機 20 40 60 80 100 空気量(%) 改善効果 提案設備の導入による効果は、年間約 320 万円の電力費節減、また設備導入費用の 回収期間は約2年と予想されます。 年間電力費比較 電力費の予想削減効果 年間削減効果 (kW) 現状設備 1,456万円/年 22%削減 提案設備 1,137万円/年 回収期間 3 電力費 319万円/年 原油換算量 53,936L/年 CO2排出量 96,193kg/年 1.9年 改善前電力 提案設備による電力 2 計測・診断による改善提案事例 集約設備の負荷率・流量測定による分散化 圧縮機 省エネ 圧縮機を動力室に集約設置し、圧縮空気を各工場に供給している場合、工場別 の使用空気量を把握したいという場合があります。また、各工場では圧力を減圧 して使用しているケースが多く、空気量・圧力の計測により集約設備を分散化する ことも、省エネ改善に有効です。 現状・計測 この工場では、37kW、22kWの定速圧縮機9台を並列運転(予備機無)で使用、 1日24時間・年間300日稼働で運転していました。 それぞれの工場の使用空気量を測定し、必要設備を検討します。工場毎の分散設置により、電力費も個別管理が可能です。 負荷率実態(計測結果) 省エネ改善提案 0.45MPa設定 コンプレッサ室 既設37kW 流量測定 A工場 分 散 全体の空気量 16.83m3/min [新規導入] 37kW×2台(1台インバータ機) 台数制御盤×1面 年間電力使用量 56% A工場 0.50MPa設定 既設37kW 930,000kWh 35%低減 24% B工場 37kW×2台(1台インバータ機) 台数制御盤×1面 電力料金削減 C工場 20% B工場 [新規導入] 0.55MPa設定 約564万円/年 既設37kW C工場 定速機:37kW×6台+22kW×3台 診断・提案 省エネ効果 [新規導入] 37kW×2台(1台インバータ機) 台数制御盤×1面 平日の負荷変動が大きく、休日はB、C工場のエアー消費量が低下するなど、 各工場の稼働状況にバラツキが大きいため圧縮機の分散設置をご提案。 圧力設定を下げ局所的に増圧して省エネ改善 圧縮機 省エネ 現状・計測 工場全体の圧力設定を下げることは省エネの有効な手段ですが、高圧が必要な部門では 増圧が必要となります。適正な増圧方法を選ぶことにより省エネを図ることができます。 この工場では一部のラインで高圧が必要なため、吐出圧力を高めに設定、 また増圧装置を使用して、さらに高圧化していました。 ブースタベビコン 圧縮機の供給圧力0.6MPa 圧力は、全体を低く、 必要な個所だけ高くが ポイント 一般用エアー 0.55MPa 増圧装置 増圧装置 高圧のエアー を必要とする 負荷設備へ 増圧装置 0.8MPa 低圧負荷設備:減圧して0.3MPa 診断・提案 増圧装置0.8∼1.0MPa 集約圧縮機設備の吐出圧力を下げて省エネ化を図るため、増圧装置に代えてブースタ ベビコンの導入をご提案。 4 3 計測・診断による改善提案事例 空気配管の漏れ補修による省エネ改善 圧縮機 省エネ 空気配管設備は、永年使用しているうちに老朽化が進み、配管の一部から空気 漏れを生じていることがあります。空気漏れ診断によりムダに消費されている 空気量を調査し、設備を補修することにより、地道ですが大きな省エネ効果をあげる ことができます。 現状・計測 コンプレッサ室に75kW×4台、55kW×1台計5台のコンプレッサがあり、 全長250mのメイン配管10本で工場内にエアーを供給していました。 コンプレッサ室 エア供給ライン 1 設備台数:75kW×4台、 55kW×1台 総空気量:60m3/min 平均空気量:40m3/min 2 ︵ メ イ ン 配 管 ︶ 3 4 5 6 エアー漏れ診断実施 10 250m 診断・提案 工場内のエアー漏れ診断の結果、82個所で総風量の4.7%のエアー漏れが発見されました。 漏れ個所は、バルブ、ホース、 レギュレータ類が45%を占めていました。 エアー漏れ調査結果報告 補修の 作業性 漏れ量 装置名 漏れ個所の分布 機器内(修理不可) (26%) バルブ(26%) 漏れ個所 ホース(12%) その他(22%) ガン(5%) レギュレータ(9%) 漏れ個所の例 漏れ個所合計:82個所 3 漏れ空気量合計:2.8m /min 3 補修対象空気量:1.9m /min (1)バルブ 改善効果 (3)レギュレータ 漏れ個所を補修することにより、年間129万円の電気代が節減されました。 補修費用の回収は約0.8年で、短期間で回収できる地道な省エネ改善です。 補修対象 空気量 3 1.9m /min 3 *原単位1.42円/m 、電気料金10円 / kWh、 年間稼動時間8,000hrとした場合 (提案事例の数値です) 5 (2)ホース 電気料金 換算(A) 補修作業 費用(B) 129万円/年 回収期間 (B/A) 108万円 0.8年 4 計測・診断による改善提案事例 ポンプの使用水量測定による省エネ改善 ポンプ設備では、設計仕様と実際の必要流量・圧力の調整のため、バルブや逃がし 配管を使用しているケースが多く見られます。これらのバルブや配管による損失を 正確に把握することが、省エネ改善に大きな効果をあげることができます。 ポンプ 省エネ この工場では、冷却水ポンプ6台を使用流量により台数制御とバルブの絞り、 圧力逃がし弁制御で運転していました。 現状・計測 配管系統と運転状況 バルブによる圧力損失の測定 二方弁 空調機 0.3∼0.35MPa 圧力センサー (設定圧力) 空調機 空調機 流量計(ポンプ運転台数制御用) 圧力逃がし配管 電動弁 送水側圧力計読み:0.45MPa 空調機 バルブ開度50%開で使用 逃がし配管による水量の測定 PG読み (0.45∼0.48) CP2F CP2E CP2D CP2C CP2B CP2A ・ポンプ容量:45kW×6台 ・設計仕様:4.5m3/min・42m、45kW-4P 診断・提案 ポンプ送水量:3,200L/min 逃がし配管からの戻し量: 800L/min 二次側バルブの絞り(50%開度)による圧力損失、逃がし配管による戻し水量損失を 数値化、ポンプをインバータで可変速するインバータ盤の導入をご提案。 計測結果 提 案 現状 インバータ ①送水量に見合う電力使用 ポンプ1台をインバータ運転 (可変速運転) 1. 6台のポンプを一定速運転 2. 二次側バルブを50%開度 3. 逃がし配管で圧力調整 X200 SJ700 シリーズ シリーズ ②逃がし水の削減 インバータで吐出圧力一定 制御を行う 損失 1.バルブ50%閉による圧力損失 0.45−0.3=0.15MPa 2.逃がし配管による戻し水量損失 3,200−2,400=800L/min 100%開 ③圧力損失の削減 バルブ50%開を100%開 50%開 ポンプ運転による電力損失 改善効果 管理目標圧力:0.3MPa 提案設備の導入による効果は、年間約 250 万円の電力費節減、また設備導入費用の 回収期間は約2.5年と予想されます。 使用電力量 年間消費電力比較 現状設備 650,000kWh/年 35% 削減 提案設備 420,000 kWh/年 (kWh) 800,000 年間削減効果 電力費 原油換算量 CO2排出量 250万円/年 59,000 L/年 90,000 kg/年 600,000 回収期間 400,000 2.5年 200,000 650,000 ▲230,000 (▲35%) 420,000 0 インバータ化前 インバータ化後 6 まずは、ご相談ください! (日立特約店)または(日立産機システム) 計測・診断 申し込み書 受 付 番 号 ( 弊 社 記 入 ) 行き 会社等・事業所名※ 所在地※ 〒 申し込み者※ 所属: 電 話: 役職: FAX: 氏 名: E-mail: 特定事業者 省エネ法の対象 (該当に○) エネルギー使用状況 特定連鎖化事業者 (契約電力) kW 1種 2種 (年間使用量) 指定外 kWh/年 ■ 計測・診断の申し込み※ 区分 計測・診断名 希望に○ ②空気流量測定 配電機器 ①コイル絶縁診断 モータ ⑤その他、全般的な相談 ②ベアリング異音測定 ③その他、全般的な相談 ①負荷率測定 変圧器 ②漏洩電流測定 ③その他、全般的な相談 ③空気漏れ測定 ④圧力容器肉厚測定 ポンプ 希望に○ ①遮断器の劣化診断 ①負荷率測定 圧縮機 計測・診断名 区分 ②使用水量測定 ■その他 ③その他、全般的な相談 空調機 ①絶縁紙平均重合度測定 チラー ②負荷率測定 照明 ③その他、全般的な相談 ボイラ 通信欄 ※の項目は、必ずご記入してください。 ■ 申し込みから計測・診断までの流れ 申し込み お打合わせ 簡易診断 お見積り 計測・診断 (注1)日立製品、他社製品を問わず 診断します。 (注2)診断内容により「費用」が発生 する場 合 は、別 途お見 積りを 提出させていただきます。 お問い合わせ 支社サービス窓口 北 海 道 TEL(011)611-4121 東 北 TEL(022)390-0820 福 島 TEL(024)961-0500 秋 田 TEL(018)846-9933 八 戸 TEL(0178)41-2711 新 潟 TEL(025)274-6914 栃 木 TEL(0285) 25-3536 茨 城 TEL(029)273-7424 筑 波 TEL(029)826-5851 甲 信 TEL(0266)56-6222 高 崎 TEL(027)377-9902 東 京 東京中央 埼 玉 西 東 京 横 浜 北 陸 中 部 静 岡 大 阪 京 都 滋 賀 TEL(047)451-3111 TEL(03)5245-0358 TEL(048)728-8521 TEL(042)660-1078 TEL(045)540-2731 TEL(076)420-5411 TEL(052)884-5812 TEL(0545)55-3260 TEL(06)4868-1266 TEL(075)661-1081 TEL(0748)46-6606 神 戸 姫 路 中 国 岡 山 山 口 山 陰 四 国 九 州 北 九 州 南 九 州 http://www.hitachi-ies.co.jp ●このカタログに掲載した内容は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。 TEL(078)681-3811 TEL(0792)34-9571 TEL(082)282-8111 TEL(086)263-3022 TEL(0835)23-7705 TEL(0854)22-5552 TEL(087)882-1212 TEL(092)651-0131 TEL(093)582-1175 TEL(099)260-2818 信用と行き届いたサービスの当社へ T-062P 2011.12 Printed in Japan(H)