業界トップ企業として 革新的な技術力の向上を めざします

ベアリング部品加工のスペシャリスト
株式会社ミヤケ
技術・設備
T ech ni ca l E q u i p m e n t
業界トップ企業として
革新的な技術力の向上を
めざします
ベアリング部品加工における業界トップ企業として、基幹事業のさらなる充実。
中期経営ビジョン MIYAKE Vision 2015 達成に向けて、世界に通じる革新的な技術開発にチャレンジし続けています。
技術開発
設備能力
時代のニーズにふさわしい最 新設備を積 極的に
世界レベル の 技 術を導入するなど、より良い
導入。常に効率的な生 産システムの 構築を心が
ベアリング 部品 加工を行う、最 新の 一貫 生 産
けています。
体制を整 えています。
ベアリング部品加工のスペシャリスト
株式会社ミヤケ
技術開発
D evel o p m e n t
最新設備を積極的に導入
効率的な生産システムを
構築
当社はベアリング部品加工のトップ企業として、常に最新設備を積極的に導入し、生産システムの先進化を図り、高品質な製品を
効率的に生み出しています。70 余年の経験と実績から独自の技術力とノウハウを築き、さらに多様化するニーズに応えるべく、
革新的な技術開発にも取り組んでいます。
複雑で高品質な製品生産のために、コンピューターによる精密な設計を行って
います。
当社では設計に CAE 解析ソフト・
「DEFORM*」を採用しています。
CAE 解析ソフト・
「DEFORM*」で高度なシミュレーションを実施することで、
実際に鍛造することなく製品・金型の開発が可能になりました。
シミュレーションの段階で多くの問題点や製品化にあたっての課題を把握し、
対策を実施することで、実製品の試作からは比較的短時間で製品化まで運ぶこ
とができ、スムーズに高品質な製品づくりが可能になっております。
※ DEFORM
3D プリンター
本 製品
また、
3DCAD データを入力すると、あらゆるカタチを石膏の立体物で表現できる
3D プリンターや 3 次元測定すると、その図面が詳細に把握できる 3D スキャ
ナーなどを導入。特に 3D スキャナーは図面データの蓄積が可能になるため、
技術ノウハウ構築に寄与し、新たな金型・技術の開発に役立っています。
こうした最新設備は、技術開発の最適化、技術ノウハウの蓄積など、開発研究の
さまざまなシーンで活躍しています。
またミヤケではこうした最新のハードウェア、ソフトウェアを活用するために
必要な専門的知識やノウハウを有する技術者の育成にも注力しています。
開発の分野における人材の充実は会社の礎を強固にするだけでなく、
複雑化する製品に対応するためにも今後さらに力を入れていかなければと
考えております。
* 総合加工シミュレーション「DEFORM」
（ 米国・SFTC 社製）
最先端の数値計算技術を駆使し、金属の材料流れ・工具への負荷状態・熱処理
による変形・切削時の切りくず予測など、あらゆる加工現象をコンピューター
上でシミュレートすることのできる CAE ソフトウェアです。
設備能力
ベアリング部品加工のスペシャリスト
株式会社ミヤケ
P l a nt C ap ac i t y
ミヤケの品質を支える
性能豊かな充実の設備群
世界レベルの技術を導入するなど、より良いベアリング部品加工を行う、最新の一貫生産体制を整えています。
本社工場
世界レベルの技術でベアリング部品加工を支える
一貫生産体制
本社工場には、高い精度を誇るベアリング部品加工の一貫生産体制を整備。
高いニーズに対応するために効率的で生産性の高い工程を確立しています。
さらに新型熱間鍛造フォーマーの導入により、ベアリング加工部品の生産性は
大幅に向上、さらにその拡大に取り組んでいます。
また熱間鍛造工程における熱処理加工の連続炉での処理能力は日本トップクラス
を誇り、ミヤケの生産体制の充実度を表しています。
その他今日求められる高い性能の機械製品に対応するベアリング部品加工の
ために日々高精度、高効率の生産システムの構築に邁進しています。
2016年10月現在
設 備
月産能力
台 数
15,500,000 打
8台
【冷間ローリング】
9,900,000 個
50 台
【高圧延ローリング】
93,420 個
1台
1,308,000 個
9 ライン
仕上旋削ＮＣライン
736,396 個
14 ライン
ブランク旋削単能機ライン
775,000 個
5 ライン
プーリーライン
145,700 個
5 ライン
3,570t
8基
0
0
84t
1基
3,000t
4基
【熱間鍛造 】
熱間鍛造フォーマー
仕上旋削単能機ライン
【機械加工関係】
球状化焼鈍連続炉
【熱処理】
ピット型無酸化焼きなまし炉
ＢＴ炉
【表面処理関係】
ショットブラスト
備 考
※日：495,000 個
設備能力
ベアリング部品加工のスペシャリスト
株式会社ミヤケ
P l a nt C ap ac i t y
滋賀工場
複雑で高精度な製品づくりを推進する
滋賀工場
冷間鍛造工程を中心に行う滋賀工場では、より複雑で精度の高い製品生産を
行っております。
本社工場との連携によって実現した熱間鍛造と冷間鍛造の複合加工工程は、
精度の向上とともに大幅コストダウン、納期短縮も実現しています。
また製造工程において手作業で行っていた作業に産業用ロボットを採用する
ことで生産ラインの自動化を構築。
プレスと潤滑処理の工程を集約したことで加工のリードタイムを大きく短縮、
無人化によって安全性や人件費の削減にも貢献しています。
さまざまな難加工技術に対応できる工場設備を整えており、今後の複雑化する
需要に対応できる仕組みも常に模索しています。
2016年10月現在
設 備
【冷間鍛造】
【熱間鍛造】
【機械加工関係】
【熱処理】
【表面処理関係】
【冷間ローリング】
月産能力
台 数
1,000t ナックルジョイントプレス（トランスファ機能付）
347,000 打
1台
630t ナックルジョイントプレス（ロングストローク）
178,000 打
1台
630t ナックルジョイントプレス
1,890,000 打
3台
400t ナックルジョイントプレス
1,500,000 打
3台
250t ナックルジョイントプレス
292,000 打
1台
150t クランクプレス
270,000 打
1台
80t クランクプレス
514,000 打
2台
熱間鍛造フォーマー
11,200,000 打
5台
仕上旋削ＮＣライン
793,000 打
12 ライン
ブランク旋削ライン
1,349,000 打
11 ライン
1,468t
4基
300t
3基
ショットブラスト
1,895t
3基
被膜処理ライン
1,000t
2 ライン
ホーニング工程
266,000 個
2 ライン
一液潤滑処理ライン
800,000 個
1 ライン
460,000 個
2 ライン
球状化焼鈍連続炉
ピット型無酸化焼きなまし炉
備 考
※2017.02 1台新設予定
設備能 力
ベアリング部品加工のスペシャリスト
株式会社ミヤケ
P l a nt C ap ac i t y
タイ工場
ASEAN で初めての高速横型熱間鍛造機を導入
Thai Miyake Forging（以下、TMF）は 2014 年 3 月に量産稼働を開始。
TMF はタイ国・ラヨーン県アマタシティ工業団地に位置し、水害の心配がなく、
顧客・サプライヤーとの物流面においても利点の多い立地を確保しております。
また新規の工場建設であったことから日本国内 2 工場の運営経験やタイ国固有
の気象等条件を考慮した、新たなコンセプトの工場となっております。ASEAN
初の導入となる熱間鍛造フォーマーを始め、連続炉、CR 機、自動検査機等と日本
で培ったベアリング部品加工技術を移管するだけでなく、さらなる進化を遂げ
ようとしています。
2016年10月現在
設 備
月産能力
台 数
5,608,000 打
３台
475,200 個
３台
973,900 個
７台
球状化焼きなまし連続炉
691t
２基
ショットブラスト
518t
１台
【熱間鍛造】
熱間鍛造フォーマー
【冷間鍛造】
ナックルジョイントプレス
【冷間ローリング】
【熱処理】
【表面処理】
備 考