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ビジネス情報部門 - 全国商業高等学校長協会 / 公益財団法人全国商業
ビジネス情報部門１級 無断転載禁止 2013 年 この問題は，平成 24 年 5 月 22 日時点の参考資料 です。 平成 25 年度（新検定基準による出題例） 情 報 処 理 検 定 試 験 ＜ビジネス情報部門＞ 第１級 注 試 験 問 題 意 事 項 １．監督者の指示があるまで，試験問題に手を触れないでください。 ２．試験問題は，12 ページあります。 ３．解答はすべて解答用紙に記入します。 ４．電卓などの計算用具は使用できません。 ５．筆記用具などの物品の貸借はできません。 ６．問題用紙の回収については監督者の指示にしたがってください。 ７．制限時間は，60 分です。 主催 公益財団法人 全国商業高等学校協会 月 日 実施 １級サンプル 【１】 2012.5.22版 次の説明文に最も適した答えを解答群から選び，記号で答えなさい。 １．Ｗｅｂサーバ上で実行されたプログラムの結果をブラウザに表示するしくみ。アクセスカウンタが代表的である。 ２．ハードディスクの代替として利用することができるフラッシュメモリを用いた記憶装置。ハードディスクより高速 にアクセスすることができ，電力の消費も少ない。 ３．印刷命令を送ってからプリンタが動き始めるまでの時間のように，コンピュータシステムに処理を指示してから， その処理が始まるまでに要する時間。 ４．基本設計，外部設計などいくつかの工程に分割して進めるシステム開発モデル。比較的大規模な開発に向いており， 原則として前の工程に戻らない。 ５．利用者側のブラウザと企業側のＷｅｂサーバとの間でやりとりされる情報を暗号化するために用いるプロトコル。 解答群 ア．ＭＩＭＥ エ．レスポンスタイム キ．Ｃｏｏｋｉｅ コ．ターンアラウンドタイム 【２】 イ．ＭＩＰＳ オ．ＳＳＬ ク．ＳＳＤ サ．ＲＡＳＩＳ ウ．プロトタイプモデル カ．ウォータフォールモデル ケ．ＲＡＩＤ シ．ＣＧＩ 次のＡ群の語句に最も関係の深い説明文をＢ群から選び，記号で答えなさい。 ＜Ａ群＞ １．ＦＴＰ ４．ＶｏＩＰ ２．ディスクキャッシュ ５．ＤＭＺ ３．共通鍵暗号方式 ＜Ｂ群＞ ア．ネットワークに接続されたコンピュータのＩＰアドレスとドメイン名を対応させるしくみ。 イ．ＣＰＵと主記憶装置との間に置いて，ＣＰＵへデータを高速転送するために用いる記憶装置。使用頻度の高いデー タを一時的に記憶しておくことにより，処理を高速化できる。 ウ．主記憶装置とハードディスク装置の間に置いて，データ転送を高速にするための記憶装置。ハードディスク装置か ら読み込んだデータを一時的に蓄えておき，再度同じデータを読み込む際には蓄えたデータを利用する。 エ．音声データをパケットに変換することで，インターネット回線などを音声通話に利用する技術。 オ．コンピュータをネットワークに接続する際に，ＩＰアドレスなどを自動的に割り当てるプロトコル。 カ．インターネットに接続されたネットワークにおいて，外部のネットワークと内部のネットワークの両方からファイ アウォールによって隔離されている領域。 キ．ネットワークを介してファイルを転送するためのプロトコル。ＨＴＭＬファイルをＷｅｂサーバへアップロード する際などに使われる。 ク．データの暗号化と復号に，同一の鍵を使用する暗号方式。 ケ．電子メールや電子商取引において，送信されるデータが正しい送信者からのものであり，途中で改ざんされていな いことを証明するもの。 コ．データの暗号化と復号に，異なる鍵を使用する暗号方式。 【３】 次の説明文に最も適した答えをア，イ，ウの中から選び，記号で答えなさい。なお，５については数値を答えなさ い。 １．ファイルサーバ専用のハードディスク装置。ネットワークに直接接続して使用するため，サーバを必要としない。 ア．ＮＡＳ イ．ＤＭＺ ウ．ＮＡＴ ２．フールプルーフの考え方に該当するものとして，最も適切なものを選びなさい。 ア．地震が発生した際，自動的にガスの供給を停止するガスメーター。 イ．システムが故障した際，すべてを赤信号にする信号機。 ウ．ドアを閉めなければ動作しない電子レンジ。 ３．ハードディスク装置と比較して，衝撃に強く，消費電力が小さい記憶装置。 ア．ＤＮＳ イ．ＳＳＤ ウ．ＵＰＳ ４．あるコンピュータシステムを300日間連続で運用した際の稼働率が0.995であった。故障のために運用できなかった日 数を求めなさい。ただし，毎日24時間連続運用しているものとする。 ア．1.5日 イ．5日 ウ．15日 ５．通信速度が１Ｇｂｐｓの回線を用いて，30 秒間でダウンロードできるデータ量を計算しなさい。なお，伝送効率は 80％とし，その他の外部要因は考えないものとする。 １級サンプル 【４】 2012.5.22 版 次の各問いに答えなさい。 問１．次のＰＥＲＴ図のクリティカルパスを選び，答えなさい。 ア． イ． ウ． ア．Ａ－Ｃ－Ｅ－Ｇ イ．Ａ－Ｄ－Ｆ ウ．Ｂ－Ｆ 問２．次の決定表は，ある会社が行っているポイント会員の割引率を表したものである。割引率についての説明として最も 適切なものを選び，記号で答えなさい。 ポイント会員である 初回利用後，１年以上経過している 利用回数が，１0回以上である 10％引き 5％引き 3％引き 割引なし Y Y Y × - Y Y N × - Y N Y × - Y N N × - N Y Y × - N Y N × - N N Y × - N N N × ア．ポイント会員でなくても初回利用後，１年以上経過していなくても利用回数が１0回以上で5％の割引がある。 イ．ポイント会員であれば初回利用後１年以上経過していれば，必ず，5％以上の割引がある。 ウ．ポイント会員でなくても初回利用後１年未満で利用回数が10回までは，割引率は同じである。 問３．ＥＲＰについて説明する文として適切なものを選び，記号で答えなさい。 ア．企業全体を生産や販売、在庫、購買など経営資源の有効的な活用を目的に統合的に管理し、経営の効率化 を図るための手法・概念、およびこれを実現するためのITシステムやソフトウェアのこと。 イ．資材調達から流通・販売までの生産現場で発生する各種情報をコンピュータシステムによって統括し、 生産の効率化を推進すること。 ウ．企業活動に関するある目標(売上高、収益率など)を設定し、それを達成するために業務内容や業務の流れ、 組織構造を分析、最適化すること。 １級サンプル 2012.5.22 版 問４． 次の表とグラフは，あるアロマオイル専門店の１か月間の売上高と累積構成比を表したものである。この表と パレート図から分析した結果の説明として最も適切なものを選び，記号で答えなさい。 Ａ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 Ｂ Ｃ Ｄ Ｅ アロマオイル売上高のパレート図 千円 250 アロマオイル売上高一覧表 商品名 売上高 構成比 累積構成比 グループ ラベンダー 211,995 21.7% 21.7% Ａ ユーカリ 173,565 17.8% 39.5% Ａ ローズ 128,520 13.2% 52.6% Ａ ローズマリー 112,770 11.5% 64.2% Ａ ペパーミント 80,325 8.2% 72.4% Ｂ カモミール 66,780 6.8% 79.2% Ｂ ベルガモット 62,685 6.4% 85.6% Ｂ シナモン 48,510 5.0% 90.6% Ｃ イランイラン 38,430 3.9% 94.5% Ｃ サンダルウッド 34,965 3.6% 98.1% Ｃ クラリセージ 18,585 1.9% 100.0% Ｃ 合計 977,130 100.0% 100.0% 90.0% 200 80.0% 70.0% 150 60.0% 売 上 高 50.0% 100 40.0% 累 積 構 成 比 30.0% 50 20.0% 10.0% 0 ラ ベ ン ダ ー ユ ー カ リ ロ ー ズ ロ ー ズ マ リ ー ペ パ ー ミ ン ト カ モ ミ ー ル ベ ル ガ モ ッ ト 売上高 シ ナ モ ン イ ラ ン イ ラ ン サ ン ダ ル ウ ッ ド ク ラ リ セ ー ジ 0.0% 累積構成比 ア．全体的に売り上げの伸びが鈍化傾向にあるので，販売促進活動を積極的に行うべきである。 イ．グループが Ａ の商品は売れ筋商品であり，在庫管理を適切に行い品切れを起こさないようにする。 ウ．パレート図は売上高と累積構成比の相関関係を分析するためのものであり，このグラフでは正の相関関係が 見られる。 問５． 次のグラフは，あるたい焼き店における12月の日ごとの最低気温と 最低気温と売上数量の散布図 売上数量のデータをもとにして作成したグラフである。表示されてい 450 る回帰直線についての説明として最も適切なものを選び，記号で答え 400 なさい。 350 300 ア．回帰直線の長さは売上数量を示し，長いほど売上数量が多いこ とを示している。 イ．回帰直線の傾きが，水平に近いほど売上数量の伸びが著しいこ とを示している。 ウ．回帰直線の横に表示されている式のｘに，予想される最低気温 を代入することで，売上数量の予測高を算出できる。 売 250 上 数 200 量 150 y = -22.2 x + 439.0 100 50 0 0 3 6 9 最低気温 12 15 １級サンプル 2012.5.22版 【５】 ある会社では，社内の備品を有効活用するため，次のようなリレーショナル型データベースを利用して貸出管理を 行っている。次の各問いに答えなさい。 処理の流れ 備品の利用希望者は，備品貸出申込票に 必要事項を記入して提出する。 ～ ～ ～ ～ デスクトップ型パソコン ノート型パソコン タブレットパソコン 2011/09/10 2011/09/10 2011/09/10 2011/09/20 2011/09/30 2011/09/30 2011/09/30 2011/09/23 返却 UPDATE 貸出表 SET 返却日 = 2011/09/25 WHERE 貸出番号 = 110193 ア．2011年９月25日に貸出番号が 110193 の備品の返却を受けた際の処理。 イ．貸出番号が 110193 の備品の返却予定日を2011年９月25日に変更するための処理。 ウ．貸出表から貸出番号が 110193 の備品を削除するための処理。 ～ 0 0 0 1 2011/09/23 「返却」･･･ 0 が入力されている場合は未返却，1 が入力されている場合は返却済みを表す。 問１．次のSQL文を実行する場面の説明として適切なもの選び，記号で答えなさい。 1 1 ～ 2011/09/05 2011/09/05 ～ ～ 2011/09/05 2011/09/05 返却日 ～ 2011/09/03 2011/09/03 K2012 K3012 K3013 K3011 ～ 返却予定日 ～ ○○ ○○ ○○ ○○ 貸出日 ～ 土屋 古河 古河 中西 K2012 K1008 ～ ○○ ○○ ～ 香山 川治 ～ ～ 備品コード ～ ～ ディジタルカメラ 液晶プロジェクタ スクリーン ～ ～ S105 S202 S202 S302 ～ ～ 利用者名 ～ ～ 110051 S203 110052 S202 110193 110194 110195 110196 ホワイトボード 拡声器 ～ ～ K3011 K3012 K3013 ～ 部署コード ～ 貸出表 貸出番号 (注) K2011 K2012 K2013 研究開発課 広報課 ～ S301 S302 備品名 ～ ～ 総務課 営業１課 営業２課 販売促進課 ～ S109 S201 S202 S203 K1008 K1009 ～ 経理課 人事課 ～ S105 S106 備品表 備品コード 部署名 ～ 部署表 部署コード ～ 備品の返却時に，貸出表の「返却日」を入 力する。「返却」に 1 を入力する。 ～ ③ Ｓ１０５ 経理課 土屋 ○○ Ｋ２０１２ ノート型パソコン ２０１１年 ９月１０日 ２０１１年 ９月３０日 展示会でのプロモーション ○○○○株式会社 ～ 備品管理担当者は，備品貸出申込票の記入 内容を貸出表に入力する。なお，貸出時には 「返却」に 0 を入力する。 部署コード 部 署 名 利 用 者 名 備品コード 備 品 名 貸 出 日 返却予定日 利 用 目 的 ～ ② 備品貸出申込票 ～ ① （備品を貸し出す際に記入する備品貸出申込票） 問２．貸出中の備品のうち，返却予定日（2011年９月25日）を過ぎているものについて，部署名，利用者名，備品名， 超過日数を検索したい。空欄(a)，(b)にあてはまる適切な組み合わせを選び，記号で答えなさい。 抽出結果の並び順：部署コードの昇順，同一部署の中では貸出日の古い順 備品名 ノート型パソコン タブレットパソコン ディジタルビデオカメラ 超過日数 ～ 7 5 3 ～ 利用者名 北林 ○○ 萩田 ○○ 富本 ○○ ～ ～ 部署名 経理課 広報課 広報課 SELECT 部署名, 利用者名, 備品名, 2011/09/25 - 返却予定日 FROM 部署表 A, 備品表 B, 貸出表 C WHERE A.部署コード = C.部署コード AND B.備品コード = C.備品コード AND 返却予定日 < 2011/09/25 AND 返却 = 0 ORDER BY A.部署コード (a) . ,貸出日 (b) . ア．(a)ASC イ．(a)ASC ウ．(a)DESC AS 超過日数 (b)ASC (b)DESC (b)DESC 問３．次の各問いに答えなさい。 貸出回数 SELECT B.備品コード, 備品名, COUNT(*) FROM 備品表 A, 貸出表 B WHERE A.備品コード = B.備品コード AND GROUP BY A.備品コード, 備品名 ～ 9 14 2 ～ ノート型パソコン ディジタルカメラ 液晶プロジェクタ ～ K2012 K3011 K3012 備品名 ～ ～ 備品コード ～ (1) 2011年８月（2011年８月１日から2011年８月31日まで）における備品ごとの貸出回数一覧表を作成する場合，空 欄にあてはまる適切なものを答えなさい。 AS 貸出回数 . (2) (1)のSQL文に，貸出回数が５回以上の備品を抽出するための条件を加える場合，(1)のSQL文の最後に追加する文 として適切なものを答えなさい。 問４．営業１課と営業２課を統合するため，部署表から営業２課を削除したい。しかし，この行（部署コードS202）は貸 出表とリレーションしており，削除してしまうと不都合が生じる。その理由として適切なものを答えなさい。 ア．排他制御が起きるため。 イ．整合性制約（参照整合性）に反するため。 ウ．デッドロックが発生するため。 １級サンプル 【６】 次の各問いに答えなさい。 問１．ある市では，特産物である豚肉をテ ーマにした創作料理コンテストにおい て，次の表のような項目で審査してい る。Ｇ４には，入賞を判定するために 次の式が設定されており，条件を満た している場合は ○ を表示する。この 式をＧ８までコピーしたとき，Ｇ列に 表示される ○ の数を答えなさい。 =IF(AND(MAX($F$4:$F$8)=F4, OR(COUNTIF(B4:E4,5)>=2,COUNTIF(B4:E4,4)>=3)),"○ ","") 問２．次の表は，サンドイッチの２年間の 売上記録表と，商品別，曜日別に売上 数量を集計したものである。Ｇ４に次 の式が設定されているとき，空欄にあ てはまる適切なセル番地を答えなさい。 ただし，この式をＫ７までコピーする ものとする。 =SUMIFS($D$4:$D$2067,$B$4:$B$2067,G$3,$C$4:$C$2067, 問３．次の表は，あるたい焼き店における12月 の日ごとの最低気温と売上数量のデータで ある。Ｇ３に予想される最低気温を入力す ると，Ｇ４に売上数量の予測高を表示する。 Ｇ４に設定する式として適切なものを選び 記号で答えなさい。 ア ． =FORECAST(G3,D4:D34,C4:C34) イ ． =MEDIAN(G3,D4:D34,C4:C34) ウ ． =MODE(G3,D4:D34,C4:C34) ) 2012.5.22 版 １級サンプル 2012.5.22 版 【７】 次の表は，レンタカー利用者があらかじめ料金を試算するためのレンタカー料金試算表である。 処理条件にしたがっ て，各問いに答えなさい。なお，問１については関数，問２～問４については記号（ア，イ，ウ），問５については数値 を答えなさい。 シート名「レンタカー料金試算表」 シート名「月別割引車種コード表」 シート名「車種別料金表」 シート名「店舗表」 シート名「オプション料金表」 処理条件 １．シート名「レンタカー料金試算表」のＥ４およびＣ列の入力欄に適切なデータを順に入力すると，試算料金を求めることができる。 ２．シート名「レンタカー料金試算表」は，次のように作成されている。 (１) Ｅ４は，レンタカーの利用開始の予定日を入力する。 (２) Ｅ５は，Ｅ４の「利用開始日」から求めた月をもとに，シート名「月別割引車種コード表」から割引対象の車種コードを 求め，その車種コードをもとに，シート名「車種別料金表」を参照して車種を表示する。 (３) Ｃ８には,出発する店舗を入力する。また,Ｅ８は,Ｃ８の「出発店舗」をもとに，シート名「店舗表」を参照して地区を表示 する。ただし，Ｃ８に入力された店舗がシート名「店舗表」にない場合は NG を表示し，未入力の場合は何も表示しない。 (４) Ｃ９は，返却する店舗を入力する。また，Ｅ９は，Ｅ８と同様に求める。 (５) Ｃ11は，レンタルする車の車種コードを入力する。また，Ｅ11は，Ｃ11の「車種コード」をもとに，シート名「車種別料金表」 を参照して車種を表示する。ただし，Ｃ11に入力された車種コードがシート名「車種別料金表」にない場合は NG を表示し， 未入力の場合は何も表示しない。 (６) Ｃ13は，レンタルする日数を ０～30 の範囲で入力する。また，Ｅ13は，Ｃ13に入力された日数が ０～30 の場合は OK ， それ以外の場合は NG を表示する。ただし，未入力の場合は何も表示しない。 (７) Ｃ14は，レンタルする時間を ０～12 の範囲で入力する。また，Ｅ14は，Ｃ14に入力された時間が ０～12 の場合は OK ， それ以外の場合は NG を表示する。ただし,Ｃ14が ０ でＣ13も ０ の場合は NG を表示し，Ｃ14が未入力の場合は何も表示しない。 (８) Ｃ16およびＣ17は，追加したいオプションが４ＷＤ（四輪駆動）の場合は 4W ,スキーキャリアの場合は SK を入力する。 (９) Ｅ16は, Ｃ16の「ＯＰコード１」をもとに，シート名「オプション料金表」を参照してオプションを表示する。ただし，Ｃ16に 入力されたＯＰコードがシート名「オプション料金表」にない場合，Ｃ11の「車種コード」が E でＯＰコードが 4W の場合は NG を表示し，未入力の場合は何も表示しない。 (10) Ｅ17は，Ｅ16と同様に求める。ただし，Ｃ16とＣ17が等しい場合は NG を表示する。 (11) Ｅ20は，Ｃ11の「車種コード」とＣ13の日数をもとに，シート名「車種別料金表」を参照して求める。なお，１日目は 「１日以内」の料金，２日目以降は「追加１日」の料金を参照し，合計して求める。ただし，Ｅ11，Ｅ13，Ｅ14のいずれかが NG の場合は何も表示しない。 (12) Ｅ21は，Ｃ11の「車種コード」とＣ14の時間をもとに，シート名「車種別料金表」を参照して求める。なお，Ｃ14が ０ の 場合は０ , １～６ の場合は「６時間以内」の料金，７～12 の場合は「12時間以内」の料金を求める。ただし，Ｅ11，Ｅ13，Ｅ14 のいずれかが NG の場合は何も表示しない。 (13) Ｅ22は，Ｅ５とＥ11が等しい場合はＥ20～Ｅ21の合計の10％を求め，それ以外の場合は ０ を表示する。 (14) Ｅ23は，Ｃ16の「ＯＰコード１」をもとに，シート名「オプション料金表」を参照して料金を求める。 (15) Ｅ24は，Ｅ23と同様に求める。 (16) Ｅ25の「ワンウェイ利用料」は，「出発店舗」と「返却店舗」が異なるときに支払う料金で，次の表のとおりに料金を求める。 ただし,Ｃ11が未入力，Ｅ８,Ｅ９,Ｅ11のいずれかが NG の場合は何も表示しない。 (17) Ｅ26は，Ｅ20～Ｅ21,Ｅ23～Ｅ25の合計からＥ22の「対象車割引（10%）」を引いて求める。 問１．シート名「レンタカー料金試算表」のＥ５に設定する式の空欄(a)，(b)にあてはまる適切な関数を答えなさい。 =VLOOKUP( (a) ( (b) (E4),月別割引車種コード表!B3:M4,2,FALSE),車種別料金表!A4:B9,2,FALSE) 問２．シート名「レンタカー料金試算表」のＥ16に次の式が設定されている。この式と同様の結果が得られるように式の空欄にあて はまる適切なものを答えなさい。 =IF(C16="","", IF(AND($C$11="E",C16="4W"),"NG",IFERROR(HLOOKUP(C16,オプション料金表!$B$3:$C$4,2,FALSE),"NG"))) =IF(C16="","", , "NG",HLOOKUP(C16,オプション料金表!$B$3:$C$4,2,FALSE))) ア.IF(OR(NOT(AND($C$11="E",C16="4W")),OR(C16="4W",C16="SK")) イ.IF(OR(AND($C$11="E",C16="4W"),NOT(OR(C16="4W",C16="SK"))) ウ.IF(OR(NOT(AND($C$11="E",C16="4W")),NOT(OR(C16="4W",C16="SK"))) 問３．シート名「レンタカー料金試算表」のＥ21に設定する式の空欄にあてはまる適切なものを答えなさい。 =IF(OR(E11="NG",E13="NG",E14="NG"),"",IF(C14=0,0,VLOOKUP(C11,車種別料金表!A4:D9, ア．CEILING(C14,6)/6+2 イ．FLOOR(C14,6)/6+2 ,FALSE))) ウ．MOD(C14,6)/6+2 問４．シート名「レンタカー料金試算表」のＥ25に設定する式の空欄(a)，(b)にあてはまる適切な組み合わせを答えなさい。 =IF(OR(C11="",E8="NG",E9="NG",E11="NG"),"", IF( (a) ,0,VLOOKUP(C11,車種別料金表!A4:G9,7,FALSE)*IF( (b) ,1,1.5))) ア.(a)C8<>C9 イ.(a)C8=C9 ウ.(a)C8=C9 (b)E8=E9 (b)E8=E9 (b)E8<>E9 問５．シート名「レンタカー料金試算表」に，次のようにデータを入力したとき，Ｅ26の「試算料金」に表示される適切な数値を計 算して答えなさい。 (注) ※印は，値の表記を省略しています。 １級サンプル 問４．次の表は，ある会社における社員の年齢表である。 Ｅ２に平均年齢，Ｅ３に年齢の中央値を表示する。 Ｅ３に設定する式として適切なものを選び記号で答え なさい。 ア ． =MEDIAN(B3:B116) イ ． =MODE(B3:B116) ウ ． =VARP(B3:B116) 問５．次の表は，ある中華料理店における定食の売上集計表である。Ｄ９， Ｄ15，Ｄ16に設定されている式の空欄にあてはまる関数として適切 なものを選び，記号で答えなさい。なお，空欄には同じ関数が入る ものとする。 Ｄ９の式 = (9,D4:D8) Ｄ 15の 式 = (9,D10:D14) Ｄ 16の 式 = (9,D4:D14) ア ． SUBTOTAL イ ． SUM ウ ． SUMIF 2012.5.22 版 （平成25年 月 日実施） 主催 公益財団法人 全国商業高等学校協会 平成25年度（出題例）情報処理検定試験 ビジネス情報部門 第１級 審 査 基 準 【１】 【２】 【３】 【４】 1 2 3 4 5 シ ク エ カ オ 1 2 3 4 5 キ ウ ク エ カ 1 2 3 4 5 ア ウ イ ア ３ＧＢ 問１ 問２ 問３ 問４ 問５ ア ア ア イ ウ 各２点 計10点 各２点 計10点 小 計 各２点 計10点 30 各３点 計15点 小 計 【５】 問１ 30 ア 問２ ア 問３ (1) 貸出日 B E T W E E N 2 0 1 1 / 0 8 / 0 1 問３ (2) H A V I N G C O U N T ( * ) > = 5 問４ イ 【６】 2 0 1 1 / 0 8 / 3 1 各３点 計15点 問１ 問２ 問３ 問４ 問５ 2 ＄Ｆ４ ア ア ア 問１(a) 問１(b) ＨＬＯＯＫＵＰ ＭＯＮＴＨ 【７】 A N D 問２ 問３ 問４ 問５ イ ア イ 46,100 各４点 計20点 小 計 各４点 計20点 40 （注）問１は，(a)(b)ともにできて正解とする。 試験場校名 受験番号 合 計 100