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発表資料をみる - 環境通信輸送

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発表資料をみる - 環境通信輸送
1
1. 事 業 内 容
「安全第一」 の実現
~自らが作り出す安全~
2
(1) 売
3
(4) 組 織 図
上
物流事業本部
事業企画部
運行管理センター
26億9千万円(平成24年度)
南関東物流センター
北関東物流センター
埼玉物流センター
(2) 事業所数
東関東物流センター
環境事業本部
取締役会
4物流センター、2リサイクルセンター、1太陽光事業所
事業企画部
牛久リサイクルセンター
綾瀬リサイクルセンター
代表取締役社長
ISO推進室
営業本部
営業企画部
第一営業部
(3) 従業員数
監査役
第二営業部
第三営業部(太陽光事業)
経営企画本部
180名
企画部
経理部
業務改善・システム化推進室
総務部
リスク管理室
考査室
(5) 物流事業本部
4
わたしたちは、これまでに培った豊富な経験とスキルをもとに、お客様それぞれのニーズに
合わせた貨物輸送をはじめとする安全・安心・確実なロジスティクス・ソリューション・サービス
を幅広く展開しています。
【重量物輸送】
5
① 物流センター紹介
首都圏4箇所に配置する物流センターを拠点とし、
グループ物流会社とのネットワーク利用も含め、
【長尺物輸送】
お客様のお荷物を安全・確実をモットーに日本全国
責任を持って運搬いたします。
南関東物流センター
北関東物流センター
東関東物流センター
埼玉物流センター
【倉庫保管・流通加工】
1
6
②車 両 台 数
■ お客様に信頼される企業を目指して
お客様ニーズに対応した、豊富な車両の種類
3tクレーン車 4台
4tクレーン車 12台
7tクレーン車 19台
10tクレーン車 18台
4tウイングゲート車 4台
2t・3t箱ゲート車 7台
2t平・幌ゲート車 2台
● 安全性に対する高い評価を得た事業者に与えられる 「安全性優良事業所認定」
(社団法人全日本トラック協会)を全物流センターで取得しています。
● 環境にやさしい活動をしている事業者に与えられる 「グリーン経営認証」
(交通エコロジー・モビリティ財団)を全物流センターで取得しています。
8
(6) 環境事業本部
わたしたちは、循環型社会の実現に向け 3R (リデュース/使う量を減らし
廃棄物発生を抑制、リユース/使えるものを繰り返し使用、リサイクル/資源を
再生し有効活用) を推進し、環境負荷低減活動を支援するサービスを幅広く
展開しています。
一
般
産
業
廃
棄
物
7
③ 認証制度取得
9
① リサイクルセンター紹介
環境事業本部ではISO14001、産廃エキスパート、産業廃棄物収集運搬「優良」
認定の取得を行い、産業廃棄物中間処理品質の向上と環境負荷低減活動に取
組んでいます。資源の有効利用に向けた取組みを重ねることにより、リサイクル率
99.9%以上を実現しています。
牛久リサイクルセンター
搬入・台貫での計量
手解体・分別
破砕機による破砕
綾瀬リサイクルセンター
コ
ン
ク
リ
ー
ト
電
柱
搬入・台貫での計量
重機による破砕
ジョークラッシャーによる破砕
(7) 営業本部(太陽光事業)
10
太陽光発電設備 販売・施工
関東通信輸送(株)では、循環型社会の実現に向けた事業を展開するなか、
2010年7月太陽エネルギーを電力に換え有効活用する『太陽光発電設備の販
売・施工サービス』を開始し、以来施工体制の強化を図りながらこれまで300件
以上の施工実績を積み、お客様に安心してお任せいただける品質高いサービス
をご提供しています。
① 当社太陽光発電システム
11
平成24年7月から「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の産業用システム向けに
全量買取制度が設定されたことで、事業所や公共施設等における太陽光発電事業への
参入が近年急増しています。事務所、工場、倉庫などの屋根を活用して太陽光発電シス
テムを導入すれば、CO2の削減や再生エネルギーの活用など、企業様にとってはCSRの
取組みにもつながる環境保全活動を実現し、そのうえ売電収入も期待できるため、当社も
設置しました。
【住宅用 太陽光発電システム(発電出力10kW未満】
発電出力10kW未満では、「余剰電力買取
制度」により自家消費して余った電力を電力
会社に買い取ってもらえ、買取設定価格は
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」
により10年間保証されます。
当社太陽光発電システム売電事業
【産業用 太陽光発電システム(発電出力10kW以上】
10kW以上の大型発電システムでは 「余剰
電力買取」と「全量買取」のどちらかを選ぶ
ことが可能。「全量買取」にすると、買取固定
価格が20年間保証されるのも魅力です。
北関東物流センター、倉庫棟
発電出力: 48kW
太陽電池モジュール
240W×200枚
牛久リサイクルセンター、保管庫
発電出力: 23.04kW
太陽電池モジュール
240W×96枚
東関東物流センター、倉庫棟
発電出力: 49kW
太陽電池モジュール
245W×200枚
2
2. 平 成 25 年 度 安 全 基 本 方 針
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(1) 「安全第一」 5原則
13
① 「安全」は経営の根幹であり、何よりも最優先すべき課題
“ 一 人 ひ と り が 法 令 遵 守 を 徹 底 し、
「安全」が確保されなければ、お客様からの信頼を失い、当社は存在できない。
「 安 全 第 一 」を 実 現 す る ”
② 「安全」は与えられるものではなく、自分自身で作り出すもの
どうしたら「安全」を確保できるかを自ら考え、自ら実行し、自ら「安全レベル」を
<コンプライアンス>
高める努力を続ける。
<スリーゼロ>
・ 過労防止義務違反「ゼロ」
・交
通
業
事
事
③ 不安全状態とヒヤリ・ハットは絶対見逃さない
故 「ゼロ」
日頃無意識に行っている不安全な行動に気づき、いつか事故につながり得る
故 「ゼロ」
ヒヤリ・ハット経験を踏まえて、具体的な事故防止策を考え、実行する。
・ 整 備 不 良 違 反 「ゼロ」
・作
・ 過 積 載 違 反 「ゼロ」
・ お客様クレーム事故「ゼロ」
④ 安全レベルの更なる向上
個人の知恵は職場の知恵、職場の知恵は会社全体の知恵へと進化させ、
更なる「安全レベル」の向上を目指す。(マニュアルの整備、安全会議の充実、
心
技
×
小集団活動の活性化など)
体
⑤ 安全に向けた持続的な取り組み
基本動作を徹底して業務を遂行
計画的な投資を引き続き実施する。
×
「安全」に向けて、人材育成、安全設備など、
「自ら安全を作り出すのだ」
という強い意識
日頃鍛えたプロ技術
1
14
(2) 主な安全施策
① 日々の取組み
ⅰ SR導入以前の装備
平成14年に全車両にデジタルタコグラフ
を導入し、安全管理・車両管理に使用。
ア. SRを活用した安全運転指導
② 月ごとの取組み
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各種帳票により、車両管理・安全管理を行う
デジタコグラフ
ア. 安全会議の実施
イ. 危険予知トレーニング
③ 四半期ごとの取組み
ア. 運行管理者会議の実施
平成20年にデジタルタコグラフの更改
と共に、ドライブレコーダーを導入し、
安全管理に使用。
④ 年間の取組み
ア. 事故防止強化月間における安全指導強化
ドライブレコーダー
イ. SRドライブコンテスト開催
ウ. 協力会社との安全会議の実施
1
16
ⅱ SR導入の決め手
現在使用しているドライブレコーダーでは映像が記録されないことがあり、事故等の検証・
分析を行えないことがあった。より記録精度の高い機器がないかリサーチした結果、SRの
記録精度が高いとのことから、性能の検討を行った。
挙動記録
ドライブ
レコーダー
の記録精度
デジタルタコグラフ
△
×
×
×
ドライブレコーダー
×
×
△
△
SR
○
○
○
○
項目
装置
帳票類
危険運転
ヒヤリハットの映像記録
及び
日常運転の画像記録
★導入の決め手
SRは現在使用しているドライブレコーダーより映像の記録精度が高く、危険運転挙動記
録・ヒヤリハットの映像記録及び日常運転の画像記録が残り、ドライバーに対して不安全
行動を的確に自覚させることができ、自らが作り出す安全のきっかけとすることが可能と
判断し導入することとした。
ⅲ 日々の取組み
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◆運転診断結果による指導
● 運転診断結果を日々確認し、評価結果を基
に運転操作による車輌挙動・危険挙動を
良く理解させ、日々の安全運転に繋がる指
導を行う。
安全運転得点(運転診断結果の総合得点)
の低いドライバーに対して、記録内容の分析
を行い得点向上のための指導を行う。
● 指導書(レッドカード)発生時、ドライバー と
運行管理者による振り返りを行う。
セイフティーレコーダーの導入決定
3
18
A. 運転診断結果
19
B. 散布図を活用した評価項目分析
運転診断結果について、
評価結果のコメント内容を基
に、ドライバーに対して指導
を行うと共に 運転操作によ
る車輌挙動・危険挙動を良く
理解させ、安全運転に繋がる
指導を行う。
安全運転得点(運転診断結果
の総合得点)の低いドライバー
に対して、記録内容の分析を行
い得点向上の為の指導を行う。
データ・テック社「散布図から
推測される運転シチュエーショ
ンについて」より抜粋
20
21
C. 指導書(レッドカード)発生に伴う指導
D. 実際の指導書(レッドカード)
ドライバーと共にヒヤリ・ハットの振り返りを行いその原因を探る。
指導書にある「上司指導欄」(運行管理者が記入)及び「本人振り
返り欄」にその原因と共に今後の対応等を記入し、相互に内容確
認を行う。
指導書(レッドカード)が月2枚以上出力されたドライバーについて
は、運行管理者が同乗し、運転指導を行う。
指導書(レッドカード)については物流事業本部に提出し、どの様な
指導を行ったかの報告を行う。
指導書(レッドカード)については、ドライバー間での情報共有が出
来るように、ファイル等に纏め、何時でも閲覧できるようにする。
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問題点
車両による得点の違いはないのか
解決策
SRは振り子の原理により記録を行うので、車種
による違いは発生しない
安全運転得点が良くならない
・スピードを控え、ムラのない丁寧な運転を指導
する
・右左折では20km以下にするよう指導する
レッドカードについて、段差等で発生してしまう
段差等で発生したものについては、現認すれば
除外する
どこを直せば得点が良くなるか分からない
得点の良い運転手の車両に同乗させ、運転の違
いを把握させる
異常波形が多く出るが何故なのか
ソフトの挙動定義に引っ掛らないGが発生した場
合に記録される
安全運転得点の低い運転手や注意挙動回数の
多い運転手にはどの様に対応するのか
運転診断結果や記録映像を見ながら指導を行う。
また、高得点のドライバーが同乗指導を行うこと
により、自らの運転の欠点を気付かせる
23
ⅰ 安全会議
E. SR導入時の問題点及び解決策
◆ 危険予知トレーニング(DVD)
◆ SRデータの毎月集計分の個人別確認及び指導
(項目については、日々の安全運転得点・危険挙動回数の
月単位データで指導する)
◆ 各事故(作業事故・交通事故等)の検証を行い、事故防止対策の
再度確認指導を行う。
東関東物流センター
南関東物流センター
北関東物流センター
埼玉物流センター
安全会議の模様
4
ⅱ 危険予知トレーニング(KYT)
24
ⅲ SR映像を活用したDVDによるKYT
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◆ 前年度に発生した当社車両の危険挙動映像を基に、実際の
◆ SRデータによるKYTの実施
映像を確認しながら危険予知トレーニングを行う。
● 危険予知トレーニングシートによるKYTの実施
● 危険挙動発生時のSRデータから危険予知トレーニング
シートを作成
◆ 危険予知トレーニングテキスト(DVD版)を活用!!
< 映像による危険予知トレーニング >
< 危険挙動発生時映像 >
< 危険予知トレーニングシート >
危
険
シ予
ー知
トト
作レ
成ー
ニ
ン
グ
ⅳ 危険予知トレーニングのフロー
26
ⅴ SRデータの個人別確認及び指導
27
毎月の安全運転得点・危険挙動回数の集計結果を
基に、ドライバーに対して個人別データの確認、及び
指導を行う。
< 安全運転得点一覧表 >
ⅵ 各種データのセンター掲示状況
毎月、本部で安全運転得点データ及び危険挙動回数データの集計を
行い、一覧表(総合)・(グループ別)・(BC別)・(車種別)の作成を行う。
作成した一覧表は各センターで掲示し、ドライバーへの周知を行う。
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< 危険挙動回数一覧表 >
ⅶ 事故防止対策の再度確認指導
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事故報告書を基に検証を行い、
ドライバーに対して再度事故防止
対策の確認及び指導を行う。
【一覧表】
<安全会議の模様>
5
ⅰ 運行管理者会議
30
31
◆ 年度末事故防止強調月間 (3月1日 ~ 3月31日)
★四半期毎に運行管理者会議を開催し、問題解決・意識統一を図る
◆ 夏季事故防止強調月間 (7月1日 ~ 8月31日)
◆ 会議参加者
社長、物流事業本部長、物流事業企画部長、物流事業企画部課長
各物流センター 運行管理者
◆ 主な議題
●安全対策
・各物流センターでの安全主要対策
・危険予知トレーニングの強化策
●エコドライブの推進
・エコドライブの管理方法
・エコドライブの指導
◆ 運行管理者会議では、安全対策及びエコドライブの推進等について各物流
センターでの実施状況・問題点を話し合い解決を図っていく。また、管理方
法・指導方法についても意識統一を図る。
会議では、安全対策がマンネリ化しないようPDCAを廻し安全対策のブラ
シュアップを行う。
ⅱ SRドライブコンテスト開催
ⅰ事故防止強化月間における安全指導強化
◆ 年末年始事故防止強調月間 (12月1日 ~ 1月31日)
<幟旗・横断幕等の掲示による注意喚起>
安全確認
ヨ シ !!
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33
創業記念式典で表彰
★ドライバーのレベルアップ
◆ ドライバーの取り組み意識向上を図る事目的としたSRドライブ
MVD表彰式
準MVD表彰式
コンテストを導入
● 最優秀ドライバー(MVD)賞(注1)
*注1 : MVD(Most Valuable Drivers)賞
無事故無違反歴・安全運転評価・経済運転評価・5S評価を点数化し、
総合得点が95点以上のドライバーをMVD賞、90点以上95点未満の
SRベストテクニカルグループ 表彰式
ドライバーを準MVD賞として創業記念式典にて表彰
● SRベストテクニカルグループ賞(注2)
*注2 : SRベストテクニカルグループ賞
グループ単位によるSR安全運転得点の平均が一定点数以上を獲得
したグループを創業記念式典にて表彰
34
データ・テック社主催のSRグランプリへ参加
SR導入から2年目で上位入賞の快挙!!
(審査期間:H24.11.1~H25.6.30 参加企業:27社、ドライバー数:591名)
小型トラック部門(団体
第2位)
大型トラック部門(団体
第3位)
ⅲ 協力会社安全会議
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協力会社安全会議を年2回(上期・下期)開催、当社の事故事例・対策や協力会社様
の安全対策について意見交換を行う。
また、社外講師を招き、安全に関する講演や自社制作の危険予知トレーニングテキ
スト (DVD版)を用いて危険予知トレーニングを行う。
事故事例等の意見交換
社外講師による講演
DVDを使用した
危険予知トレーニング
6
(3) 事故発生状況
-車両事故件数-
36
平成26年1月31日現在
加害
平成24年度
被害
12
車両事故件数が増加
10
8
件
数
6
7
(平成26年1月末現在)
5
全車SR平均得点
4
4
2
5
2
83点
1
1
2
0
2件
6
3
4
平成25年度
事故件数 10件
10
37
(4) 成 果
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
被害
4
3
5
1
加害
2
4
5
1
3. 今後の課題
89点
(平成25年12月末現在)
38
エコドライブによる燃費向上
安全運転得点については、平成24年4月の導入時点
では全車平均得点が83点であったが、平成25年12月
末で全車平均89点となり、安全施策の成果が現れて
きています。
ご清聴ありがとうございました
今後は安全運転得点の更なる向上を図ると共に、エ
コドライブによる燃費の向上を図るべくSRと燃費の関
係性に着目し燃費向上施策を実施すべく検討を行って
いきたと思います。
7
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