...

ユーラシアの諸言語におけるクロテンおよび関連種の呼称リスト

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ユーラシアの諸言語におけるクロテンおよび関連種の呼称リスト
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ユーラシアの諸言語におけるクロテンおよび関連種の呼
称リスト
大舘, 大學
北海道立北方民族博物館研究紀要, 21: 65-94
2012
DOI
Doc URL
http://hdl.handle.net/2115/49083
Right
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article
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BHMNP21_65.pdf (本文)
Instructions for use
Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers : HUSCAP
北海道立北方民族簿物館研究紀要第 21号 B
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(研究ノート)
ユーラシアの諸言語におけるクロテンおよび関連種の呼称リスト
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キーワード クロテン、キエリテン、マツテン、ムナジロテン、リス類
KeyWords Martesz
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大館大挙
ユーラシアの諸言語におけるクロテンおよび関連穏の呼称、リスト
1.はじめに
クロテン Mart
目、z
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L
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) は、ユーラシア北部に広く分布するイタ
チ科の晴乳類であり(図 1)、その毛皮製品ないし原皮は古来より貴重品とされており
0
0
5
; 西村 2
0
0
3
)、北方ユーラシアの歴史を考える上で重要な交易品である。日
(下山 2
本においても、奈良
0
0
5
:3
5
4
8,
平安時代の崩海国や東北・蝦夷を介した交易(蓑島 2
2
0
0
6
:7
6
9
9
) および江戸時代のサンタン交易においてもクロテンは重要な交易(貫納)
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:8
1
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6
;佐々木 1
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9
6,2
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0
6
:1
2
5
5
)。一方、物の流通・交流は、
品であった(高瀬 2
対象物の名称、の交流・伝播にも影響する。例えば、北東アジアにおいてセイウチ
Odobenusrosmarus (
L
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u
s, 1
7
5
8
) を表す単語は、セイウチの生息しない地域の民
族にもセイウチ牙の交易ノレートに従い意味の転化を伴いながら伝播した可能性が示唆され
ている(菊池 2
0
0
3
:1
3
4
1
3
8
; TSUMAGARI 2
0
1
0
:4
5
5
7
) 同様にクロテンでも、生息地
0
以外には毛皮の物流と共に名称が伝播していった可能性もあり、カムチャッカ半島から
ヨーロッパに至るユーラシア各地における名称、を把握することは重要である。
一方、河本では、奈
良時代から平安時代に
かけてクロテンの皮衣
(黒詔菜、黒懇之套)
が大流行した(大舘
2
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1
1
:
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7
7
)。クロ
テンは平安時代を中心
に
、 「フノレキ J と呼ば
絶滅地域
?不確実情報
クロテン i
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去の分布。“ 7
"は疑問がある分布域。 OHDACI-lI e
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)、HEPTNER e
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.(
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)、及び IUCNレッドデータリスト (http://www.
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; 2010/
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1アクセス)に基づいて作製。 HeikkiHENTTONEN氏によればフィンランドに
は元々生怠していなかったと思われる。
れていた
u
倭名類策
室
少
.
1 (正宗 1
9
5
4
)。 そ
の語源については、広
辞苑(新村 1
9
9
8
)で
は、蒙古語の b
u
l
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aま
たはダフウノレ語の
b
u
l
g
aの靴で、はないかと、モンゴソレ系言語の単語起源説が提案されている。しかしそれ以
降、フノレキの語源についての研究に大きな展開はない。フノレキの語源の推定のためには、
東アジア周辺におけるクロテンおよび関連穣の網羅的リストが必要である。
また、近代のリンネ式分類学による学名の導入以前では、クロテンの近縁穫との混称の
可能性もあるので、近縁種や生態的・形態的に似ている動物の呼称も調べるべきである。
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)、
したがって、ユーラシア東南部に分布するキエリテン Martesf
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7
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)、
ヨーロッパから中国・モンゴノレに分布するムナジロテン Martes f
6
6
北 海 道 立 北 方 民 族 博 物 館 研 究 紀 要 第2
1号 (
2
0
1
2
.
3
)
及び、ヨーロッパ中部から西アジアに分布する
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s(Linnaeus, 1
7
5
8
)の
マツテン λぬr
呼称も調査した。キ土リテンはクロテンと東ア
ジアで同所的に分布する(図
2
)。マツテンは
クロテンとはヨーロッパ・ロシアからウラノレ山
)。一
脈にかけての地域で共存している(図 3
方、ムナジロテンは、マツテンとは分布が重な
るがクロテンとはほとんど分布は重ならない
)。さらに、日本におけるテン類の呼称を
(
図4
調べるため、クロテンと系統的に近縁で
(KOEPFLI e
ta
1
. 2
0
0
8
)、本州以南・九州、│以
北 に 生 息 す る ( 図 5)、ニホンテン Martes
8
4
0
)、および本土地域
me1ampus (Wagner,1
においてニホンテンと同所的に生息し形態的に
以している (OHDACHI e
ta
1
. 2
0
1
0
) ニホ
主
頁i
uste1a i
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i (Temminck, 1844)
ンイタチ M
図 2:キエワテン Ma
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1アクセス)、 HEPTNER e
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. (
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)、
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lITH & X
IE (
2
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)、FRANSIS (
2
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0
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) に墓づい
て作製。
(長崎県の対馬においては近縁種のシベリアイ
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a(
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l
l
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s,1
7
7
3
)
) の現代方言
タチ Mu・s
についても調べた。さらに、東アジア文化圏の
伝統的な生物分類法である本草学においては、
テン・イタチ類はリス科、ネズミ科、
トガリネ
ズミ型自とともに「鼠類」に分類される。本稿
ではこのうちでテン類と外形が似ているリス科
の名称、を、東アジアの言語を中心に調べた。
本稿では、ユーラシアの各言語簡におけるク
ロテンの名称の伝播と臼本の古語であるフルキ
の語源の推定のための基礎資料を提供すること
を目的とし、ユーラシア各地の諸言語における
関 3:?ツテン Martesmartesの分布図。 MICHELL
JONES e
ta
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.(
1
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2
)、
HEPTNER e
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l(
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)、及び
IUCNレッドデータリスト (
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/
9
/
1アクセス)に基づいて作製。
クロテンおよび漉称の可能性がある関連種の呼称、リストを作成する。
2
. 調査法
調査対象は、以上の動物を表す現代の単語が主であるが、可能な限り古典による呼称、も
媒体にしたが、インターネットや私信での調査結果も示
調べた。各出典はできるだけ印刷j
した。またテン類はその話者の居住域での大まかな生息の有無についても示した。イン
6
7
大舘大皐
ユーラシアの諸言語におけるク口テンおよび関連穫の呼称リスト
ターネットのアクセスと私信は2010年8月 1 日 ~2011 年 11 月初日の期間におこなった。
3
. ユーラシアにおけるクロテンの呼称
3
1
. B本(本土)にお
けるクロテンの呼称、
Martesz
i
b
e
J
l
i
n
aに当たるイタチ科晴乳動物は、現代標準 R本語ではクロテンと呼ばれ、
9
6
δ
)
漢字では黒裂と書かれる。「懇」という漢字は『続日本紀 J巻十(国史大系編修舎 1
の神亀 5 (
7
2
8
) 年 1月 1
7日に j
勃海使が務皮を 300
張貢いできたことを記したものが最初の公
的記録と思われる
(
r
続日本紀』の成立は 9
73年)。この「務」は主にクロテンのことを示
すと考えられている
・
(蓑島 2
0
0
5
:3
5
4
8
)。
平安時代初期の 1
0
世紀
初頭に源順(みなもと
のしたがう)が編纂し
正
た『倭名類衆妙.1 (
宗
1
9
5
4) に お い て
は、「黒懇」の和名は
フノレキ(布流木)、 と
記されている。また
「黒詔」とは別項目に
「沼」が記載され、そ
ムナジロテン Martesfoinaの分布図。 MICHELL-JONES e
ta
1
HEPTNER e
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-(
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)、S!
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2
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0
8
)、及びIUCNレッドデータリスト
(http://www_
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r
g
/
; 2010/9/1アクセス)に慕ついて作製。
の和名はテン(天)、
〆
とあることから、この時代には黒詔と紹は
別種と認識されていたらしい。しかし鎌倉
中期以降になると、フノレキの実用例はなく
人為移入
Martes Sp.) はテンとの
なり、テン類 (
み呼ばれるようになった(海保 2
0
0
0
:
2
5
5
2
6
8
)。 ま た 、 懇 の 音 読 み と し チ ョ ウ
0
0
2
)。従っ
(テウ)がある(鎌田・米山 2
て、鎌倉中期以降、黒詔も一般的にクロテ
ン、コクチョウと読まれるようになったよ
うである。「詔」の音読みは、呉音、漢音
ともに d
i五o (チャオ)であり(藤東ほか
1
9
9
3
)、「チョウ(テウ)J は漢語起源の読
0
;
? 不確実情報
関5:ニホンテン l
v
l
a
r
t
e
sme1ampusの分布図。黒い部分
t
は近年の人為分布。“?"は不確実な分布。 OHDACHI e
a
1(
2
0
1
0
) に基づいて作製。
)
みである。また「テン」という読みについても漢語起掠とされている(吉田 2001
0
6
8
北海道立北方民族博物館研究紀要
第2
1号 (
2
0
1
2
.
3
)
3
2
. E3本周辺およびシベリア諸民族のクロテンの呼称、
前述のように、公式記録上、日本に初めてクロテンの毛皮をもたらしたのは、現在の北
勃海国からの使節である。そ
朝鮮、中国東北部、むシア沿海外│にまたがる地域に存在した j
の後、融海関は 3
0回以上も使節を日本に送り、クロテンの毛皮を貢納しており、クロテン
皮の供給源として重要である(上回 2
0
0
4
;蓑島 2
0
0
5
:3
5
4
8
)。従って日本の古語のフル
キは、湖海国関係の言語との関連がまず疑われる。
j
勃海国の主要構成員はツングース系の鞍鞠族や高匂麗の旧支配層で、他にモンゴル系の
契丹族、漢族などからなる複合民族国家である(演悶 2
0
0
0
: 上回 2
0
0
4
)
0 また、崩海使
0
0
4
)、さらに、定
の使節にはイラン系畏族のソグド人が含まれていたと考えられ(上田 2
説ではないが湖海国のクロテンを扱う商人にはソグド人が活躍したという説もある
(SHAVKUNOV 1
9
91
:5
1
5
5
; シャフクノフ
1
9
9
2
:9
3
1
0
0
)。このためソグド語を始めとす
るイラン諸語も探索対象となる。また、ソグド人にはソグド語とチユノレク諸語とのパイリ
ンガノレが多数いたこと(森安 2
0
0
7
) から、チュノレク諸語の単語も重要な検討対象である。
さらにクロテンの毛皮は湖海国経由のみならず、北海道奥州経由でも B本にもたらされ
たと思われる(蓑島 2
0
0
5
:3
5
4
8
) ので、当時の北海道に居住していた諜文文化人の子孫
と思われるアイヌ、およびオホーツク文化人と深い関連があるニブヒ (SATO e
ta
1
.
2
0
0
7
:6
1
86
2
7
; SATO e
ta
1
. 2
0
0
9
:1
7
1
1
8
0
) の単語も重要な検討対象である。従って、
“
フルキの語源を調べるには、以上にあげた民族の単語を検討する必要がある。
まず大和民族と隣接する民族の呼称、である。北海道や樺太(サハリン)のアイヌは、ク
ロテンのことを一般にホイヌおよびその類似語 (
h
o
i
n
u類似語と仮称)で呼んでいる(表
1)。さらにはカスペキラ(しゃもじをもって逃げるものにポンチロンヌプ(小さい獣)
などの別称もある。また南千島にもクロテンは存在していたが、そこではタンネノレム(長
いネズミの意か?)と呼ばれていた。「ホイヌ」は、文献的には遅くとも江戸時代中期に
は使用されていたことが記録されている(出利葉 2
0
0
2
:9
7
1
6
3
)。一方、ニブヒ語では、
樺太ではo
g
r
o
fとその類似語 (
o
g
r
o
f
類似語と仮称)、アムール(沿海)地方ではlumrと呼ば
れている(表1)。
日本に近接する覇鮮半島(韓国・朝鮮語)ではテン類はdambi (ダムピ)と称される。
クロテンに対しては、韓国ではこれに「黒色の J という形容詞が付き、 geomun-dambi
(ゴムウン・ダムビ)やhuk-dambi (フック・ダムビ)と呼ばれる(表1)。一方、北朝鮮
語では、 dambiを含まない呼称geomun-don (ゴムウン・ドン)と呼ばれている。江戸時
代の日本の本草学の集大成とも言える『重訂本草網目啓蒙.1 (日本古典全集刊行曾 1
9
2
8
)
ではクロテンの朝鮮での名称として、
トツピないしトッどと記載されている(表1)
0
次に日本に近い中国(漢語)における呼称であるが、清時代以前の古典では「黒沼」、
おとZ
I
現代標準中国語(普通話)では「紫詔」と表し、現代の発音はそれぞれh
e
id
i
d
i盃oである(表1
)。このように中国語(漢語)ではクロテンはヲ自」に修飾語を付加して
6
9
大計;大挙
ユーラシアの諮言語におけるクロテンおよび関連種の呼称リスト
l
a
n
g
u
a即 応 roup
宙空音声記号表記。
c
h
a
r
a
c
t
e
r
けるクロテンの生
息
ぺ d
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s
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b
u川 n
χtendedRoman o
rI
P
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紫認が自然科学)jJ語、持者,i
は主に
古典的、文学的用法
[
2,
3
]
後二-者は r.
I
し
l か古文鐙 j での刑法。
[
4,
5
]
鎌倉中期以
降の吊例は無いとされる。
[
6,7
1
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j
;
f
lJに対する読みとして
摂 禁 鈴 jに f
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[
6,
8,
9,
1
0
]
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録名
こ
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コクテウ
3
克代 1本 語
不詳(アルタイ系?) 吉典朝鮮語
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1
0
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[
1
4,1
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]
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ホイヌ。江戸時代の和文文丹には
f
f
i
l犬 Jとの当て字もある。
[
16, 1
7, 1
8
]
オイヌ
[
1
6
]
カス(ン)ベキラ
[
16
]
ポンチロンヌブ
[
16
]
と t~~ :1.
.
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[
13
]
ドン。 don=お金。
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[
16
]
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[
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9
]
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品
目
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サムール。ベルシャ語起源。
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ウズベク語
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3
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J
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壮l
j
,
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カ ラ 。 プ ル グ ー ン 。 後 者 はf
五
越前文芸霊J
での沼法。
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冊を持つローマ文字を便宜的に当てはめた場合もある。
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ト/レコ話。
llmr/semmurはベルシャ語起酔;司
d
)話者の居住地は暖弱、な点があるのであくまで参考
,)数字は付記の i
抑止リストに対応
呼ばれている。なお、中国ではクロテンは東北部(満洲地方)にしか生息しておらず、本
英語匿にはクロテンは生息しない(図1)。
来の j
ツングース諸語については、エヴェンキ、エヴェン、ネギターノレ、ソロン、ナナイ、ウ
リチ、ウイル夕、瀧洲、女真の各語において、 segep、hegep、 seepe、 sekeなどと同源と
思われる単語で、呼ばれている(表1)。これらの単語群を segep類似単語と仮称する。しか
し、これらの言語でも異称や地の動物との混称、でよばれる場合もある(表1)。またオロチ
語やウデへ語では上述の言語とは語源が異なると思われる n
osoや nyoといった単語で呼ば
れている(表1)。
7
1
大館大翠
ユーラシアの言苦言諸におけるクロテンおよび関連穫の呼称リスト
また江戸時代後期に間宮林離は、アムール川中流のデレンで清朝の出張所(満洲仮府)
で「土民 J (サンタン族またはコルデッケ族)がクロテンのことをアイヌ語と向様にホイ
ヌと呼んでいるの吾記録しており
u東轄紀行』中巻) (大谷
1
9
81)、この時期にはアムー
ノ
レ
)1河口周辺の部族にもクロテンのことをホイヌと呼ぶ人達がいたことが分かる。ツン
0
0
3
:ふ
グース系民族のウリチにはアイヌ人を祖先に持つという氏族が存在する(大塚 2
1
6
) ので、ホイヌという単語はアイヌからサンタン人へのクロテン皮の交易の結果だけで
なく、話者そのものの移動による単語の移入も考えられる。ただし、現在ではウリチを含
)。
むアムール地方の先住民族の言語ではホイヌと関連する単語の報告はない(表 1
モンゴ、ノレ諸語で、は東のモンゴノレ語(ハルハ語)から西のカノレムイク語まで、クロテンは
bulgan (ブルガン)とその類似語 (
b
t
均 an類似語と仮称)で呼ばれるが、メスやオスに対
しては別の呼称がある(表1)。また、モンゴル諸語の分布域はほぼクロテンの生息域と
なっている(図1)。
チュノレク諸語であるが、チユノレク系民族はユーラシア大陸に広く分布し、他の言語から
0
0
0
) ので注意が必要で、ある。チュノレク系民族の分布の東端であ
の借用語が多い(小松 2
i
i
sや s
a
a
r
b
aと呼ばれる(表 1
)。またシベリアのショリア語で
るサハ(ヤクート)諾では k
l
切などとサハ語の s
a
a
r
b
aと類似した呼称をしている。このほか西進した一派のチュパ
もa
3世紀以前の古代トルコ語では、サハ語の k
i
i
sと同源
シ語、パシキール語、タターノレ語や 1
i
s
hや kash、keshなどと呼ばれている (
k
i
s
h類似語と仮称)。一方、モンゴ/レ
と思われる k
系民族と深く接触した地域の部族(中世トルコ語や現代ウイグ、ル語、カザフ語、
類似語に、またベノレシャ語の影響を受けた部族(中世トルコ語、
ン語)で、は bulgan
トノレクメ
トルク
9
9
6
; 小松 2
0
0
0
) で、は semmurあるいは samurに、そ
メン語、現代トルコ語など) (坂本 1
l
' (
c
o
6
o
J
I
I
,)が用いられている(表1)。中
してロシア語の影響の強いウズベク語で、は sobo
世トルコ語の semmurと現代トノレコ語の samurはベノレシャ語から、中世トノレコ語の bulgan
はモンゴノレ語からの借用語とされている (Zenker1
9
7
9
; 竹内 1
9
9
6
)。このように外来語
や bulgan
類似語を用いている地域は、クロテンが全く生息しないか、
起源とされる samur
i
s
h類似語を使用している地域
限定された地域に生息しているだけである(図1)。一方、 k
は、クロテンの生,患地と重なる傾向にある
o
以上の他の言語であるが、イラン諸語のソグド諾では今のところクロテンを表す単語は
見つかっていない(吉田豊私信)。また、東アジアで優勢な文化圏の一つにチベット文化
)、その
圏がある。モンゴノレ語圏を除くこの文化障にはクロテンは分布していないが(図 1
毛皮は交易品として重要であったと患われる o クロテンは現代チベット語で、は wo ga、清
代のチベット語では spunagないし bu nak と呼ばれていた(表 1) 。また、 11~13世紀に東
アジアの内陸部で優勢であったチベット系タングート族の西夏語には今のところクロテン
に相当する単語は見つかっていない(荒川慎太郎私信)。この他、クロテンが生息する北
東シベリアやカムチャッカのケット語、コリマ・ユカギーノレ語、イテリメン語、チュクチ
72
北海道立北方民族博物館研究紀要
第2
1号 (
2
0
1
2
.
3
)
語で、はそれぞれ独特の呼称、を持っている(表 1
)。
3
3
. フィン・ウゴル諸語でのクロテンの呼称
m
屑辺から、フィンランド、ラップランド(フェノ・ス
フィン・ウゴル諸語はウラノレ山 s
カンジア北部、コラ半島)、エストニアやハンガリーまで分布する。クロテンの生息域に
l
Z類似諾(仮称、)で呼ばれている(表 2
)。一方、
分布するボチャーク語やコミ語では n
o
b
o
l類似語で呼ばれている。フィンラン
フィンランド語やサーミ語、ハンガリ一語では s
ド、語では s
o
b
o
l類似語の s
o
o
p
e
l
i (ソーベリ)の他にフィン・ウゴ、/レ語起源の nokin
泌泌(ノ
キナータ)も使用されるが、一般に普及した呼称ではない(水本秀明私信)。フィンラン
aは本来マツテンを表す単語である(表 5
)。イナリ・サーミ語ではごく最近に
ド語の n出 t
)、それ以前は該当単語がなかった
フィンランド語から借用した語を用いているが(表 5
m
a
r
i M ATTUS私信)。
(
Il
ところでフィンランド語やサーミ諸諾では、以上のように、基本的に外来語起源と思わ
れる単語を用いておりフィン・ウゴノレ語起源の単語の古い記録がないことから、クロテン
はフィンランドより絶滅したのではなく、元々分布していなかったという説が現在、有力
H
e
i
k
k
iHENTTONEN;
J
'
.
L
需
)
。
視されている (
3
4
. 西アジア・南アジアにおけるクロテンの呼称
イラン諸語の単語であるが、クロテンを示す現時点で一番古い単語の記録は 3~7世紀の
ササーン朝ベノレシャの公用語のパフラヴィ一語(中世ベノレ、ンャ語)の slmδr (スィモーノレ)
)。そして、 1
0世紀のペノレシヤの詩人ルーダキーの近世ペノレシャ語の詩に
である(表 2
samur サムーノレ)の用例があるので(守 )
I
[知子私信)、遅くともこの頃までには samur
と呼ばれるようになった。そして現代ベルシャ語やタジク語でも samur
や samurと呼ばれ
ている。
西アジア、アナトリア、南アジアにはクロテンは生息しない(図1) イラン諸語以外で
0
は
、
) でもクロテンは近世
トルコ語およびアラビア語(表 2
現代ペル、ンャ語と同じく
samur (ないし sammur、サンムール)と呼ばれている。一方、インドの公用語のヒン
e
b
a
lという単語が用いられている(表2
)。
ディー語で、は s
3
5
. ヨー口ッパにおけるクロテンの呼称、
ヨーロッパにおいてはヨーロツパ・ロシアの東部が確実なクロテンの生息地である(図
o
b
o
!
' (co6o品、ソーパリ)と呼ばれている(表 2
) s
o
b
o
l
'
1)。ロシア語ではクロテンは s
0
と同源と思われる単語はクロテンが生息しない地域の他のスラブ諸語でも使用されている
(
s
o
b
o
l
類似語と仮称)。ところがスラブ諸語やノ〈ノレト諸語ではクロテンを表す単語は s
o
b
o
l
類似語の他に kuna,c
a
u
r
切ないし類似の単語 (kuna類似語と仮称)が用いられるか、
73
大館大泉
ユーラシアの諸言語におけるクロテンおよび関連援の I
呼称リスト
表2 ユーラシア中央西部におけるクロテンの名称。出典リストは付記に示す。 Words for the sable in western Eurasia.
J許 認 系 等
言語" l
a
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g gt'
拡張ローマ字表記
原著 1{~c\> o
r
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話者の居円地におも i
考 n
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註:
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田
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ウU
叩
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けるクロテンの生
息c
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スコルト
風
サーミの風俗はロンア
[
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ソーベリ、ノキナータ(ノイス).
[
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L
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フィンランド ~ä
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不明
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ハンガリー(マ
ンヤール)語
セ ム 話 派 出 ml
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(水本芳明日、信)
テン(ルぬr
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c写 spJ を不すlli~~tHま
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伊,(ヌキス)
テン (
λ白 r
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サンムール。占典アラビア認には
見つからないのでベルシャ誘起源
と怒われる
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スイモール。サガーン$I
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2
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5
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話
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[
4
7
]
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0世 紀 の ベ ル ン ア の 詩
人凡ーダキーのベノレンア誌の詩に
[
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49,
5
0
J
s
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例があり
(守山知子 忠信)。
タジク諸 T
a
j
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kア 印 mur
ルメニア語
[
3
2
]
[
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2
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ca~jyp
省略
Aπneman
雨コーカサス訴群
グルジア語
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[
51
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ソーパリ、男性名川l
[
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3,
5
4
J
東スラプ(ロシア、ウクライナ、
ベラルーシ)としては分布してい
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。
ソ ブノレ、男性名前
[
5
5
J
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ポーランド話
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[
57
]
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[
臥
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Marress
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スウェーデン語
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[
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J
通性名 "
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J
[
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i
s
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s
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J
[
6
7
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[
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J
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,
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アイスランド J
詩
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北 海 道 立 北 方 民 族 博 物 館 研 究 紀 婆 第 2H
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1(
'
h 同 behn注目 cnna口f
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b
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f
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中世ラテン訴
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古フランス,;
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フランス払今 F
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i
b
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l
i
n
e
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l
l
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i
bピl
i
n
a
S
p
a
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s
h
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イタリック派
I
ta
l
i
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カタルーニヤ話
C
a
t
a
l
a
n
ボルトガル語
00
00
ツォーへノレ。男性名,,'
L ロシア語
起訴。
1
過性(男性)名,"
dフランス or
.
.
の ma
抗 日 日b
l
e
起訴
セーブル
文語。前者はイタリア語読者は
主フランス語起獄。ツィベリノ。
男性名活。
00
ロ0
no
γ プリン。女性名詞。
マルターンヘリヲ。女性名詞
山 l
r
t
a
=テン、 c
i
b
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l
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Jい
。
m
a
r
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l
J
J
[
i
3
, 74]
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7
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5
J
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J
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6,
7
7
]
[
7
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J
[
7
9
J
z
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b
e
i
!
na
[
8
0
]
主役名品
ブル lン s,町e
凶"同世
e
b
e
l
i
l
益
山
i
山
山
n
o
】
】t
ビ
2
a )チユルク語、モンゴル語、イラン語系については去l)多照
叫
b
)アラビア語では全て独立系の文字
[
6
9.
7
0
J
,
:
i
2
00
c)話者の居住地は経味な点があるのであくまで参考
J
)数字は付記の t
l1典ワストに対応
s
o
b
o
l
類似語と組み合わされて呼称される場合がある(表2
)。
北部・西部ヨーロッパにはクロテンは生息しないが、それを表す単語として s
o
b
o
l類似
語が広く用いられている。例えば、
ドイツ諾にはクロテンの毛皮交易とともにスラブ語
(具体的言語は不明)経由でs
o
b
o
l
類似語が入り、 Zobel (ツォーベノレ)と転詑したらしい
(DROSDOWSKI 1
9
8
9
)。この他に、スウェーデン語では s
o
b
e
l、英語ではs
a
b
l
e (セーブ
ノレ)、フランス語で、はz
i
b
e
l
i
n
e (ジプリン)などと北・西ヨーロッパで、はs
o
b
o
l類似語が卓
越している(表2
)。英語の s
a
b
l
eは
、 1
4世紀の中期フランス語の紋章学における黒色(本
来はクロテンの意)を意味する s
a
b
l
e由来とされている(小西・南出 2001
)
。
この他の活ヨーロッパにおけるクロテンを表す単語は、 s
o
b
o
l類似語の単語にオラン夕、
語で、はmarter、スペイン語で、はmartaなどの単語 (
m
a
r
t
e
n類似語と仮称)を組み合わせて
)。またヨーロッパの言語でも、オスマン・トルコの支配
呼ばれるケースも見られる(表2
域であった南スラブ地域やコーカサス地方では、クロテンはトノレコ語と同じく samurと呼
ばれることが多い(表 2
)。
以上のようにクロテンを示す単語は、クロテンがほとんど分布しないヨーロッパでは、
北方では主にs
o
b
o
l
類似語、南東で、はsamurが卓越している。
4
. クロテンの近縁種および類似種の呼称と混称
4
1
. 本土地域におけるニホンテンとイタチの呼称と混称
3
1節で述べたように、クロテンもしくはニホンテンを表す日本語のフノレキ、テン、
チョウはいずれもが外来語起源と考えられている。つまり日本語には古典から現代に至る
まで、テン類に対する明らかな「ヤマト言葉」が見つからない。一方、本州、四園、九
州、対馬にはニホンテン(対馬ではツシマテン Ma. me1anpus t
u印
515 という亜種)とい
うクロテンの近縁種が生息しており (OHDACHI e
ta
1
. 2
0
1
0
)、奈良・平安時代の日本
7
5
火舘i
:
k
皐
ユーラシアの諸言諸におけるクロテンおよび関連種の何'
f
J
Fリスト
人にもテン類の存在は認識されていたはずである。従って、テン類に対するヤマト言葉が
ないことは不自然である o この理由として二つの説が考えられる(二律背反ではない)
0
(1)もともとニポンテンに対応するヤマト言葉があったが、遅くとも 10世紀初頭に外来
語起源の「テン J に置き換わった。(2)ニホンテンと問所的かっ普遍的に生息し、生
態・形態的に類似しているニホンイタチ(対馬においてはシベリアイタチ)と混称されて
いた。
本土地域におけるニホンテンとニホンイタチ(対馬においてはシベリアイタチ)の混称
の確認のために、本州以南・九州以北(つまり自然分布域)におけるこれら 2穣に対する
現代方言について、白井の方言集(白井 2
0
0
0
2
0
0
5
) から抜粋した(対馬においては伊津
雅子氏の私信) (
表3
)
0
その結果、ニホンテンのことを「イタチ」の関連語で呼ぶケースは、栃木県のキイタ
チ、淡路島のミヤイタチ、岡山県のコンコンイタチ、テンコロイタチが確認できた(表
3
)。反対にニホンイタチのことを「テン」およびその関連語で呼ぶケースも少なからず見
られた(例えば長野県や静爵県のテンコゾ一、富山県のテントパ、兵庫県のテンなど)。
新潟・富山・長野・石川県周辺では、ズットおよびその関連語がニホンテンとニホンイ
タチの両方を表す伊jが頻繁に確認できた(表 3
)。一方、富山・石川県と近畿、四国ではト
パ、トマおよびその関連語がニホンテンとニホンイタチの混称名となっている場合が多い。
ニホンイタチの代わりにシベリアイタチが分布する対馬では、シベリアイタチのことを
イタチ、ニホンテン(亜種ツシマテン)のことをワタボウシなどと呼ぶ(表 3
)。ワタボウ
シはツシマテンの冬毛の白い頭部の色からこのように呼ばれているものであろう。この呼
称は冬だけでなく、夏毛の個体に対しても使用されている(伊津雅子私信)。
以上のように、現代日本語方言では、多くの地域でニホンテンとニホンイタチが混称さ
れることが示された。
また、 1
7世紀末刊行の『本朝食鑑 j (
j
ー
鼠
) (正宗 1
9
3
3
) の「髄鼠 J (伊太知、イタ
チ)の説明は、「俗号天、源I
}
頭訓沼、称天者未詳、或白老髄也」との説明があり、江戸時
代中期には「髄鼠 J (イタチ)のことを俗称として「テン」と呼んでいることがわかる。
そして、
f
本朝食鑑 j の著者の人見必大は、平安時代に源I
}
闘が『倭名類策室少 j で「融鼠」
ではなく「詔」のことを「テン」と読ませていることに疑問を呈している。一方、『倭名
類緊銀、Jでは、「鎚鼠の和名はイタチ(以太知)J と説明していることから、「イタチ」の
呼称、自体は遅くとも平安時代初期には存在していた。
時代を鎌倉時代まで逝って、テン/イタチ混称の傍証例として、 1
3世紀成立の
f
源平盛
9
0
1
0
2
) の「依行家謀叛木曾上務事」の節の次の記述がある。
衰記 j (近藤 1
十郎蔵人殻こそ髄のなき障の詔誇りとかやの様に、践のきり人して院宣を給り、木曾
殿を諒奉ベき、英関候へと申下したりければ、木曾大に驚て平家を打捨て、夜を日に
継で馳上る。
7
6
北海道立北方民族博物慾研究紀要
第2
1号 (
2
0
1
2
.
3
)
表3 テ ン と イ タ チ に 対 す る 現 代 日 本 語 の 方 言 . ModernJapanese d
i
a
l
e
c
t
sf
o
rmartens and w
e
a
s
e
l
s
.
ニ ホ ン テ ン MaI
τ
e
smelampus
イタチ M
ustelai
t
a
t
s
io
rM. 日 b
i
r
i
c
a
都道府県
1
1
1
7
杉L
県
タサェツコ(+和田市)、テンカラ
(津総南部)
テン(遠野市)、キンテン(岩手郡、
気仙郡)、テンガエ(県北)、テンゴ
ロー(和賀郡、下閉伊君。、テンパ
(和賀郡)、テンマノレ(岩手郡)、 ミ
ヤマテン(二戸郡)
テン(由利郡)
記z
段無し
宮城県
記載無し
福島県
茨木県
キチコテン(各地)、テデボー(会
津若絵市)、テン(岩瀬郡)、テンポ、
(各地、阪白河郡マタギ言葉)、テ
ンボー(会津地方)、テンポー(会
津地方、裏手多方市、河沼郡、大沼
郡、耳目麻君1
¥
)、ハヤ(西白河君[¥マタ
ギ言葉)、ヒテン(各地)
ヤイジー(各地)
十
I
百
オ
三L
県
キイタチ(各地)、テンポ(各地)
群馬県
J
奇三玉県
テンマノレ(各地)、ハヤ(各地)
テン(各地)、テンマノレ(各地)、ホ
ンテン(各地)
テン(各地)
~~ー
経手県
秋田県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
テンマノレ(西多摩郡)
テンマノレ(津久井郡)
ス ス テ ン ( 全 域 , 夏 毛 に * ,J
してに
キテン(全域,冬毛に対して)
山梨県
長野県
記載無し
ズット(大岡 I市、北安曇郡、土:水内
部)、テンコゾー(上水内郡、北佐
久郡)
古
争i
湖L
干
L
記載無し
愛知県
記載無し
記栽無し
イダヂ(下部伊君↑1)、イダンヂィ(和賀郡)、
エダヅ(県内各地上オカノカミ(県南)
イタンジ(全域)、イダンジ(由利君。
イタヂ(庄内地方)、イダヂ(庄内地方)、イ
1
1郡)、イダヅ(去をよ郡)、エダヂ
タヂ(商問)
1
1君日)、エダツ(各地) (以上はイタチ
(酋田 )
類として記載)
平すヂ才一
毛郡)、イダヅ(角間市)、オカ
ノ カ ミ ( 多 賀 城 市 ) (以ーとはイタチ類として
記載)
イタヂ(南会津郡)、エダヂ(し、わき市)
τ
o
t
J
イタチッコ(下妻市)、イタチメ(水戸市)、
イダヂメ(水戸市、北部各地)、エダヂ(淡
城郡)、ハナクロ(各地)、ハナグロ(久慈
郡、東茨城郡、那珂郡)、ハナクロイタチ
(水戸市)、ハナグロイタチ(水戸市、真塁主
¥
)、 ハ ナ グ ロ イ ダ ヂ ( 各 地 上 ハ ナ グ ロ メ
君f
(多賀郡)、ハナジロ(多賀郡)、ハナックロ
イタチ(岩井市、猿島郡)、ハジガネイタチ
(猿島君官)、フト(猿島君1¥)
イダチ(那須郡)、エタチ(下都賀郡)、ハナ
グロ(各地)
ツーキリ(各地)、ミチキリ(各地)
イタチ(各地)
イタチ(君津市、安房君巨)、イダヂ(海上郡、
山武郡)、イダヅ(山武郡)、エタチ(千葉
市、市原市)、エタヂ(山武郡)、エタチ(市
原市)、エダヂ(印権郡)、エタツ (
1
1
1武君1
1
)
、
エダヅ(山武郡)、カワネズミ(海上郡)、
キッキ(君津市、君津郡)、チーチ(殺津市、
君津郡)
イ タ ツ ( 各 地 、 村 上 市 、 新 発 知 子1、豊栄市、
岩総君匹、北蒲原郡、東浦原郡)、カワイタチ
(各地)、ズイ(各地)、ズイト(各地)、
ズット(各地)、ヅイト(各地)
イタチ(各地)
エタチ(各地)、ゴットー(下伊那郡)、ズッ
町市、北安曇郡)、ズットー(;jヒ安さき
ト (大 l
郡)、ゾット(北安曇郡)、ゾットー(北安曇
君。、テンコゾー(佐久市)
イグラ(遠江地方)、イタ(各地)、イタチ
(各地)、ガッチ(引佐郡)、チャキ(小笠
君五)、テンコ(浜名郡)、テンコゾー(田方
郡)、テンコチョ(浜松市、湖西市)、 トマス
(賀茂郡)、へッピリ(沼津市、榛原郡)
イグラ(北設楽君~)、イグラモチ(北設楽
部)、イタイチ(知多郡)、オサコ(各地)、
キチキチ(名古一度市)、クダイタチ(名古屋
市、メスに対して)
7
7
大館大泉
ユーラシアの諸言語におけるクロテンおよび関連種の呼称、リスト
川岸田町
卒玄
岐三
キテン(大垣市、イ二被君│目)、テン
也)、テンテコ(飛騨地方)
(各 I
5
)
キ テ ン ( 員 弁 郡 ) 、 チ ョ ボ ( 鈴 鹿 君1
'畠i1 H'1~
ズット C
I
、新 }
l
l
f
l
M、 ス ッ ト コ ( 下
新川君1
¥
)、 テ ン ( 来 高 電 波 郡 上 テ ン ト
パ(栃波郡、高岡市、小矢部市、新
湊 市 ) 、 テ ン ト ワ ( お 岡 市 ) 、 トパ
(高間前)、 トパス(新湊市)、 トワ
(高岡市)、ムズナ(各地)、モジ
(各地)
石川県
テントパ(石川郡¥)
福井県
オトパ(坂井郡)、テンキチ(各
地)、テントパ(坂弁郡)
キテン(全域)、テンコチ(彦根市、
神崎郡、愛知郡)
滋賀県
;京者f\ !i~
テン(各地)
大阪府
也)、コテンコ(各地)、
キ テ ン ( 各i
也
)
、 トマ
テ ン ( 堺 市 ) 、 テ ン カ ( 各i
コ(各地)
奈良県
テン(吉野郡)
手
口
百
武I
U
Y
県
兵原糸
ギス(各地)
ミヤイタチ(淡路烏)
香川県
テン(各地)、
トマコ(各地)
イタチ(各地)、イダチ(安八郡、羽島郡)、
ドイタチ(大垣市、不破郡)、 ト パ ( 飛 騨 池
方)、 トパス(飛騨地方)、へコキ(正和良市、
揖斐郡)
イタチ(全域)、イッタチ(と聖子市、名張市、
1
1君[¥、名賀郡、一志郡、 i
材牟主主
鳥羽子打、何 1
君1
¥
)
イタチ(富山市、婦負君[¥)、イタチトパ(栃
波 市 、 栃 波 郡 、 東 縦 波 君1
¥
)、 イ タ ツ ( 下 新 川
郡、身jノ
k君1¥)、イテヤチ(各地)、エタツ(下
新川君[¥)、ジット(富山市、魚津市、下新川
郡、黒部地方、魚津市)、ズットコ(下新川
郡)、テントー(各地)、テントパ(栃波君[¥、
新湊市、高岡市、身、t
水 都 、 西J
務波郡、来機波
郡)、テントワ c
i
烏岡市)、 ドス(上新川君事)、
トパ(各地)、 トハス(中新川君~)、 ト パ ス
(各地)、 ト ワ ( 富 山 市 、 高 岡 市 ) 、 トワス
( 富 山 市 、 下 新}
I
[郡)、 トンパ(各土也)、パス
(宗山市、上新川君。、 ト パ ス ( 婦 負 郡 ; オ
スに対して)、 ミ ズ イ タ チ ( 下 新 川 郡 , メ ス
に対して)
イ タ チ ト パ ( 各i
也)、オトパ(各地)、キチキ
チトパ(江沼郡)、ズツコ(各地)、ズット
(珠洲郡)、テントパ(河北郡)、 ト パ ( 各
土i
担
)
也
)
、 トマス (若
エタチ()'1主主君[Il、 ト パ ( 各i
狭地方、大飯郡)
イッタチ(守I
L
i
子1
1、務金三郡、愛知郡)、カオ
ミセ(蒲生君日)、テンコチ(彦根市、愛知郡、
{
1
奇郡)
蒲 生 郡 、 犬 上 郡 、 神1
イッタチ(各地)、キチキチネズミ(各地)、
ケ チ ( 丹 波 地 方 、 京 都 市 、 他 各 地 ) 、 トマス
(丹波地方、京都市、他各地)
アカウマ(豊能郡)、イサコ(各地)、イタツ
リ(西部)、イッタチ(各地)、オニイタチ
(各地)、カイコキツネ(各地)、キチキチネ
ズミ(北部)、コトコト(各地)、サンタチ
(南湾内郡)、スイザノレ(各地)、チカメ(各
士
也
)
、 ト マ イ ッ タ チ ( 各J
j
也
)
、 トマコ(各地上
トンパ(各地)、 ヒチビシャ(各地)、 ミゾイ
タチ(各地)
イッタチ(御所市、宇陀郡、吉野郡、添 l
一
部)、キチキチ(生駒郡)、マンク(磯城郡、
高市郡)
イッタチ(各地)
イタチ(淡路島、氷上君[¥)、イタッツァン
(淡路島)、カマス(氷上郡)、カントクサン
(佐用君。、キッチ(氷上郡)、ケチ(氷上
郡)、ツーキリ(各地)、テン(姫路市、飾麿
部、氷!こ君[Il、 トココ(淡路島)、 ト マ ( 但 馬
地方)、 トマス(俄潟地方、丹波地方)、 ミチ
キリ(各地)
イタチ(各地)、イッタチ(各地)、エタチ
(東部、三豊君~)、エッタチ(西部、与島、
も恋宮ρ~
愛媛県
7
8
記載無し
オサコ(温泉君下)、 トマ(周桑君日)、
トマサコ(新版郡)、ムジナテン
(北宇和郡)
粟島、主主出市、苦手通寺市、鋭音寺市、綾歌
郡、三豊郡、仲多度郡)、 トマ(三三豊君¥)、 ト
マコ(東部、各土也)、 トマサコ(綾歌郡)、 ト
マス(綾歌郡)、ヒガン(各地)
トマコ(各地)、ヒガン(各地)
イタチ(大三島、西条市、新局浜市、新居浜
郡)、エッタチ(各地)、オサコ(各地)、サ
コ(各地)、 トマ(と浮穴郡、北宇和郡)、 ヒ
ガン(各地)、ヤブイタチ(大洲市;メスに対
して)
北海道立北方民族博物舘研究紀要
高知県
トマコ(各地)
第2
1サ (
2
0
1
2
.
3
)
イタチ(全域)、ケトマ(高知市、土佐市、
委主主君官、土佐郡、幡多郡)、 トマ(土佐市、
1
子、香美郡、[自'
i
l
苅 都 、 長 問 君 、 トマコ
南霞1'
(沖ノ島、室戸市、土佐清水市、香美郡、高
岡郡、幡多郡)、ヒガン(高知市)
イターチ(と湧郡、邑久郡)、イタチ(各
地)、 ミアゲ(主主庭郡)、 ミ ズ イ タ チ ( 阿 哲
郎)、 ミヤゲ(五五山郡、主主庭郡)、ヤブイタチ
[
n
府U
l
l
lj
!
毛
J
L
:sJ9
県
キーテン(北部)、キーテンコ(北
部)、コンコンイタチ(阿哲郡¥)、テ
ン(各地)、テンコ(阿哲君。、テン
コイタチ(阿哲郡)、テンコー(阿
哲郡)、テンゴー(韮山高原、真庭
部)、テンコ口イタチ(岡山市)、 ド
ロテン(阿哲郡)
キンテン(豊田君[¥)、テンゴー(庄
原市、 申立文君匹、比婆君[¥)、 ト ロ テ ン
(賀茂郡)、 ド ロ テ ン ( 御 調 郡 、 世
羅郡、豊田君 、ヒテン(世羅郡、
5
)
設問君(
テンカ(各地)、デンカー(冬地)、
テ ン ガ メ (酋伯郡、 日聖子君f,)、テン
ギァー(各士協)、テンゴー(各地)
キクテン(各地)、キテンガ(各
地上テンカ(各地)、テンガ(各
地 ) 、 テ ン グ ( 各i
也)、テンゴ(飯石
郡〉、テンゴー(各地)、 ト マ ス ( 各
地)、メパオシキ(各地)
テンク(柳井市)、テンクロー(柳
井rI1)
キンテン(各地)、ヒワ(各地)
記載無し
テン(長崎市)
[
n
,~耳元 P共
島根県
i
Ll口l
弘
福岡県
佼賀県
長崎県(対馬以外)
長崎県・対馬
大分県
熊本県
宮崎県
鹿児島県
ワタボウシ、ワタボウシカブリ
津雅子私信)
記載無し
(
イ
タ
キンテン(阿蘇郡、主主北都、球磨
訪日)、シュステン(球磨郡)、テン
(球磨君(
5
)、 テ ン ゴ ロ ( 玉 名 市 、 玉
名君1
目、菊池郡、鹿本郡)
テンクロー(各地)、メメヨシ(宮
崎 市 、 京:
1
崎君日)、メメンキュ(宮崎
市、宮崎郡)
チ ( 肝 属 刻5
)、 チ ェ ン ( 各 地 ) 、 チ ッ
ノ コ ( 各i
也)、テ(鹿児島市)、メメ
シヤ (
}
I
I辺 郡 )
(~可1;g君(5)
ケス(広島市、安芸郡、山県郡、備後地方)、
ズイドークグリ(広島市、安泰郡)、テン
ゴー(各地)
イタツ(各地)、エタチ(各地)、エタツ(各
1
也)、オトマ(八頭郡)、チーチー(鳥取$)、
ツーキリ(各地)、 ト マ ( 各 地 ) 、 ハ ナ ク ロ
(倉吉市)
エタチ(出雲地方、隠岐諸島、八束郡、薮川
郡)、ケチ(鹿足郡、美濃郡)、 ト マ ( 鹿 足
郡,メスに対して)、 ト マ ス ( 鹿 足 郡 , メ ス
に対して)
テン(長島)、 トマス(宇部市、問武君f,)、 ト
マ ス ( 戸 渡 郡 ; メ ス に 完jして)
トマ(各地)
記載無し
イタチ(各地)、ユータッ(五烏列島、福江
市、南松浦郡)、ユタチ(司王戸市、北松浦
君s
)、 ユ タ ッ ( ヨ 王 島 列 島 、 南 松 浦 郡 ) 、 コ タ テ
(
壱l
妓島)
イタチ(シベリアイタチに対して。{戸j
翠雅
子、私信)
イ タ テ ( 大 分 市 、 大 分 郡 、 北 海 部 郡 ) 、 ミチ
,
)
キリ(大分子1
イタチ(三玉名郡)、 トマ (主主北君[
S、球磨郡、
八代郡)、 トマキチ(球磨君日)、ユワシ(八代
君
f
,
)
5
)。 以 下 イ タ チ
メ メ ヨ シ ( 都 城 市 、 北 諸 県 君[
類 と し て 。 イ タ ッ ( 小 林 市 、 都 城 市 ) 、 トコ
サ マ ( 各J
也
)
、 トマ(小林市、関誌県郡)、 ト
マコ(各地)、 ト マ サ コ ( 小 林 市 、 頭 諸 県 郡 、
東臼杵君 s
)、 メ メ タ ン ( 宮 崎 市 、 宮 崎 郡 ) 、 メ
メヨシ(宮崎市、宮崎郡、串筒市、都城市、
東 諸 県 郡 ) 、 メ メ ヨ シ ( 吉s
r
城市、北諸県郡,
メスに対して)、メメンキュ(宮崎市、宮崎
郡)、ユタ(都城市、北諸県君i)、ユタテ(串
関市、都城市、北諸県郡)
イ タ チ ッ ( 各 地 ) 、 イ タ ッ ( 曽 於 君[
5
)、 イ タ ッ
ゴロ(各地)、イタッジョ(阿久娘君[i)、イタ
テ(大隅地方、屋久島、曽於郡)、イタテン
(~干潟郡)、ケチロ(j ll 内市)、チノコ(各
地上テーゴイ(甑島)、テーコ、ゼ(甑烏)、
テ ー ゴ デ ー ( 甑 島 ) 、 テ ン ( jl
f辺郡)、 トマ
(各地)、 トマース(甑島)、 ト マ ス ( 上 甑
島)、 トンマース(甑島)、 トンマス(甑島)、
ユタ(各地)、ユターチ(稜子島)、ユタチ
}
I
[辺君[
5
)、 ユ タ ッ ( 各
(種子島)、ユタチェ (
地 ) 、 ユ タ テ ( 大 問 地 方 、 国 分 市 、 枚;
1崎市、
肝属郡)、ユタデー(各地)、ユタテン(曽於
郡)、メメ(滋於郡,メスに対して)、メメッ
ソ(国分市,メスに対して)
2
0
0
0
2
0
0
5
) に基づく。
対馬以外の方言は白井 (
7
9
大館大皐
ユーラシアの諸言語におけるクロテンおよび関連種の呼称リスト
これは r
(強い)イタチ(木曾義仲)がいなければ(弱い)テン(新宮十郎行家)が威
張り出す」ということの比験的な描写である。しかし、ニホンテンはニホンイタチよりも
大きく
(OHDACl
王(et
a
1
. 2
0
1
0
)、物理的に格闘した場合は通常はニホンテンのほうが
強いと思われる。つまり、「髄 J (イタチ)が「詔 J (テン)よりも強いという記述には違
3世紀の京都ではニホンイタチのことをヲ晶、ニホンテンのこと
和感がある。しかし、 1
を「髄 j と書き表すこともあったならば、「髄のなき間の詔誇り」との表現は理解できる。
また『源平盛衰記Jの「鳥羽殿鎚の沙汰の事J にも、法皇の御所に「馳 J が出没したと
の記述(五月十二日の午刻に、赤く大なる融の、何くより来り参りたり共、云々)があ
る。この記述における「髄」の身体的特徴(赤くて大きい)から、これはニホンイタチで
はなく夏毛のニホンテン(キテンといわれる色彩タイプ)を示していると思われる。ニホ
ンテンとイタチ(現在は在来種ニホンイタチは、ほぼ外来種シベリアイタチに置き換わっ
)
II
道武男
た)は現在でも京都市街地で両者がしばしば観察される (
私信)。
以上のことから平安・鎌倉時代の京都では、現代の様準語とは逆に、大型のイタチ科動
訪日はしていなかったこ
物をイタチ、小型のものをテンと擾昧に呼び分け、両者の厳密な E
とが示唆された。
以上のようにニホンテンとニホンイタチは平安時代初期から現代にかけて混称ないし混
同される傾向があり、また「読み」と漢字の対芯関係の逆転が時代、地方によって起こる
ことが示された。
4
2
. アジア東部におけるキエリテンの呼称、
現代中国語(普通話)ではキエリテンは「青馳」、「黄喉詔」と書き表され、広東語では
「喜璃位雅詔 J (ヒマラヤテンの意)とも呼ばれる。また、中国の明代の本草学の集大成
李 1
9
9
3
)の
の『本草網目 j (
f髄鼠」の身体的特徴の説明に「状似鼠市身長尾大黄色帯
赤 J (体が長く尾が大きくて黄色に赤を帯びている)とある。この身体的特徴から明代の
p
.
) ではなくキエリテンのことを示
中国における「髄鼠」はイタチ属の動物 (Muste1a s
している可能性が非常に高い。一方、清朝の漢語/満洲語/モンゴ、ノレ語/チベット語/ウ
イグノレ語の対応を表した『五韓清文鑑j (岡村ほか 1
9
6
6
) の用法によれば、 1
9
世紀末期頃
まではキエリテンは「蜜鼠」と呼ばれていた。これは『五瞳清文鑑jの漢語の蜜鼠に対応
する満洲語の k
h
a
r
s
a
/
h
a
r
s
aが、ロシア語の k
u
n
i
t
s
a (KYHHL
¥a
) に対応すること (lUIHL
¥HYC
1
9
7
5
7
7
) により、このように同定した。もっとも現代ロシア語ではキエリテンはl
王u
m
t
s
a
(クーニッツァ)ではなく k
h
a
r
z
a (ハノレザ)と呼ばれており (
表4
)、k
u
n
i
t
s
aはテン類一
h
a
r
s
aとその類
般を表す単語である。ツングース諸語の満洲語、オロチ語、ナナイ語で、はk
k
h
a
r
s
a
類似単語と仮称)で呼ばれる。一方、エヴェンキ語では k
u
j
a
a
l
e、ウデへ
似単語 (
a
iと呼ばれている(表4
)。モンゴル諾ではキエリテンは s
u
o
s
e
rと呼ばれる(表4
)。
語では k
また、チュルク諸語のウイクゃル諾では b
u
l
g
a
n類似語が使用されている(表4
)。ただし、ウ
8
0
北 海 道 立 北 方 民 族 博 物 館 研 究 紀 要 第2
1号 (
2
0
1
2
.
3
)
イグル語闘にはキエリテンは分布していない。現代のチベット語では nasong、清朝時代
のチベット語では漢語の「蜜鼠」の直訳の sbrangb
y
i (ダンチ)ないし barangj
iと呼ばれ
ている(表4
)。韓国語ではt
吋 uk-dambi (大陸務の意)、北朝鮮語では sandal (山瀬の音写
と思われる)と呼ばれている。ベトナム語やマレー・インドネシア語では小型肉食類を表
)。またタイ語では、キエリテンは maa-maai
す単語に修飾語をつけて呼ばれている(表 4
(マーマイ;木の犬の意)と呼ばれている(表4
) が、このことは 4
4節で、再度言及する。
4
3
. マツテン/ムナジロテンの呼称
)、こ
チュノレク諸語のカザフ語やチュパシ語の範囲にはマツテンが分布しているが(図 3
れらの言語ではマツテンはそれぞれormansusal ) 八 四rman sasaryenと呼ばれている(表
5
)。またウイグ、ノレ語圏にはムナジロテンが生息しており(図 4
)、ウイグ、Jレ語では yaqt
u
s
h
)。アナトリアにはクロテ
bolghunとbulgan類似語に修飾語をつけて呼ばれている(表 5
ンは分布しないが、マツテンとムナジロテンの 2種が分布しており(図 3、4
)、現代トルコ
語ではそれぞれ、 agacs
a
n
s
a
r
i、 kayas
a
n
s
a
r
iないし sansarと呼ばれている(表 5
)。以上、
ウイグノレ語を!徐くチュルク諸語では、マツテンとムナジロテンは sansan, sansar,
s
a
s
a
r
y
e
n,susaryなどの単語 (
s呂nsar
類似単語と仮称)で呼ばれている。
チユノレク系民族の原住地といわれるそンゴノレ高原(譲 1
9
7
6
; 小松 2
0
0
0
) にはムナジロ
テンが分布しているが(関心、現在この地域に居住している主な民族であるモンゴノレ人は
)。また、モンゴノレ語圏最東部に
ムナジロテンのことを chuluunsuusarと呼んでいる(表 5
生息するキエリテンは suoserと呼ばれている(表 4
)。つまりモンゴル語ではクロテンは
bulganで、その他のテン類は suusarないし suoserと呼ばれている。
フィン・ウゴ、ノレ系民族の居住地にはマツテンとムナジロテンが分布している(図3、4
)。
フィン・ウゴ、ノレ諸語の祖語ではテン類を含む小中型肉食類は益ukseと呼ばれていたと推定
9
9
1
)。現代のフィン・ウゴル諸語では、マツテンとムナジロテンは、
されている(小泉 1
n
e
e
t
i、na瓦t
a、n
u
g
l
s、nyusztなどの加 kseを推定祖形 (
1
1、
泉 1
9
9
1
) とする単語(込山記類
似諾と仮称、)及びそれに修飾語をつけた単語で呼ばれている(表 5
)。ボチャーク語やコミ
語のクロテンを示すDlZ類似語(表 2
) もnukseから派生した単語である(小泉 1
9
9
1
)。例
外はマツテンを表すエルジャ諾の chinyemyeである。
、4
)、ペルシャ語ではそれぞ
イランにはマツテンやムナジロテンが分布しており(図 3
れ samur-ej
a
n
g
a
l
i (森のクロテン)、 sam
己r
e sangl 石のクロテン) /
samur-e kuhi (
山
のクロテン)と呼ばれている(表的。またイタチ科のカワウソ Lutral
u
t
r
a (Linnaeus,
1
7
5
8
) もsamur-e a
b
i (水のクロテン)と呼ばれる(他に shang-eとも呼ばれる)。つまり
これらテン類やカワウソは、現在クロテンを表すsamurに修飾語をつけて呼ばれている。
)。つまり sam
むという単語は他の
一方、ベノレシャの地にクロテンは生息していない(図 1
動物の呼称、から転換した可能性がある。
8
1
大吉宮大卒
表4
ユーラシアの諮言語におけるクロテンおよび関連極の呼称リスト
キエリテンの分布域における名称
訴群、 i
語系等
languagegroup
言語 language
ンナ認派 S
i
n
i
t
i
c
現代襟4
註ド倒語
m凹
Iemstandard
Chinese
中間活(18
1
世紀後
半) s
t
a
n
c
l
a
r
d
Cbinesei
nl
a
t
e
明代 i
主i
t
a
(Chinesei
nt
h
e
Dynasty)
}Yue
Chineseo
r
Cuntoncse
チベット語
libetan
チベット ピノレマ語
派 ribeto-Bunnan
ゾンカ諮
Dzongkha
+:~~t n
o
tc
l
e
t
c
r
r
n
i
n
e
d
Words f
o
rthe yellow-throated marten in i
臼 range
原著表記 b
o
r
i
g
i
n
a
lc
h
a
r
a
c
t
e
r
封
!
i
考
extended Romanc
h
a
r
a
c
t
e
r
qingyou,huanghoud
i
a
o
=~fla車, Z者自民貌
背腿が標準学術
拡~,長ローマ字表記a
mis
h.
u
J
畠f
l
l
(
?
)
wonghaud
i,
.
J
ih
eimaala
a
i
n
g
ad
i邑
禁日控室自 1
nasong,sbrangbyi
/barangj
i
ポーティア ~lf
hachudongka,hachuney
ney,s
h
i
n
gsaam
shungsam
Bhol悶
ナガ;i
uNaga
タイ言fThai
suchuyokai
maa-ma制
m誇
r
五百豊治文鐙J での用法
蜜鼠
youshu(
フ
)
出典 Cs
o
u
r
c
c
n
o
t
e
本草G
i
羽目 J での用法。縫実に
キエリテンとは同定はできない
が可能性は高い。
在意5
技雅翠i ヒマラヤテン
[
5
]
[
!
]
[
8
3
]
[
5,
8
4
]
省略
sbrang=
蜜
、 b
y
i
=鼠
し
タンチと発音。
s
h
i
n
gsaamはムナジロテンも示
ずCt
r
e
eo
t
t
e
rという意味)
ムナジロテンとの混称
、
un1li
[
3,
8
2
]
ムナジロテンとの混称
maa=dog,maai=
t
r
e
ea ~.出 (1990) は
川 n
111をb
l
a
c
kg
i
a
n
ts
q
u
i
r
r
e
l
RatuL
'
1 b
i
c
o
J
o
r
(
g
i
g
a
n
t
c
a
) のこととしている
虫
丸 Duengkae
(
J9
9
8
) やタイ語版 Wikipediaに
よるとこのリスのタイ語名称は
[
8
5
]
[
8
6
]
[
8
6
]
[
8
7,
88,
8
9
J
w
r
v1n宮 町 "0 1
例
オーストロアジア語
!
長 AustroA
s
i
a
t
i
c
オーストロアジア語
践 A
ustronesian
・
へトナム語
Vietnamese
インドネシア語
Indonesian
マレー語 Malay
ィ、詳(アノレタイ
斡 国 諾 South
系?) n
o
t
Korean
detemIncd (
A
l
t
a
i
c
?
)
北 朝 鮮 詩 North
Korean
ツングース諸語
エヴェンキ語
Tungusiclanguagcs Evenki
ナナイ託 Nanai
満世tI語
加l
a
n
c
h
u
r
i
a
n
オロチ訴 Orochi
モンコノレ諸百台
:
V
l
o
n
g
o
l
i
c
チユノレク諸活
Turkic
(
p
h
a
y
a
a
k
r
a
ゐJk-clam) である
cayや chonが小裂の肉食類一般
じ
五yvang,c
a
yJlla
c,
じho
日
vang
,chonmactet
musangtenggorokan
kuning
mengkira,pulasanakar
,
musangtenggorokan
teηukφdambi,t
e
r
j
u
k
mokdori-dambi
'
H寺普"I.q
l号号
正司守 "
1
s
a
n
d
a
l
m出 ang=テン
199orokan=1
I
接
、 kuning=
[
91
]
i
お走者はインドネシア諮からの
[
9
2
]
凶
借用
[
9
3
]
士!~ま
テリュクダンピ(大陸麹)、テ
リュクモクトリダンピ(大陸認
巻3
日
)
r
U
J箆'
J のご青写と思われる
[
1
4
]
k
u
j
a
a
l
e
k
y
j品nョ
対応するロシア認は K
y
l
l
l
l
l
i
a
[
2
5
J
kharsaa/karsa
kharsa/harsa
xapca/kapca
xapCa
対応するロシア請は町田"1'
対応するロシア語は KyHlIit
a
対応する漢語は「資鼠 J
対応するロシア認は KOpCI(
(
s
t
e
p
p
c{
o
x V
u
J
]
ヮe
s c
o
r
s
a
c
)
もしくは KyHI
I
l
J
,t
l
ロシア語はKyl!lHl
,
<
I
丈鑑 J での用法。
対応する渓誇は「舌;鼠 J
[
2
5
]
[
5,
2
5
J
khasa
kahu
ウデヘ i
琵
k
a
i
モンゴル語(18世 日 . lo
s
e
r
t
己
) Mongol η
阻
i
nl
a
t
c1
8
c
近代ウイグル語
[
S口
]
を示す
:
m
f五 事情文鑓J での用法。
対応する淡語は f蜜鼠 Jo
ウイグノレ話題には分布しない。
(
o
s
l
ib
u
l
g
a
n
)
(1 81Y:~ 己)
r
u
o
c
l
e
r
nUyghur
i
nl
a
t
c1
8
c
[
2
5,
9
4
]
[
2
5
]
[
5
]
[
5
]
日i
欧系語 l
n
c
l
o
Europcan
languages
スラブ語派 S
l
a
v
i
c
インド認派 Indo
九四
ロ:ンア信託
Russian
ネパーノレ語
Nepalesc
ロシア人の原伎地にはいない
malsapra,kukhauri,mal
shamproo
a
) 近い音価を持つローマ字を便宜的に当てはめた場合もある
b
) アラピア文字系単誌は全て独立形の文字
8
2
xap3a
kharza
c
) 数字は付記の出典ワストに対応
[
5
4
]
[
9
5
J
北 海 道 立 北 方 民 族 博 物 館 研 究 紀 要 第2
1号 (
2
0
1
2
.
3
)
ヨーロッパではマツテンやムナジロテンが広く分布しているが(図3、4
)、スラブ諸語、
バルト諸語、パノレカン地域、コーカサス地域ではこれら 2種はkuna類似語で、呼ばれる場合
が多い(表5
)。一方:古代ロシア(ノレ、ン)では、テン類の毛皮をkuna (クナ)ないL-kun
(クン)という単位(本来はテンの毛皮という意味)で数え、銀貨幣との交換単位として
使っていた(日本古代ロシア研究会 1
9
8
7
)。また南スラブ地域やコーカサス地方では、マ
ツテンとムナジロテンはkuna類似語単独の他に、それにz
l
a
t
k
aないし b
y
e
l
k
aなどの単語と
)
0
組み合わせて呼ばれている(表5
ヨーロッパ北部から西部にかけては、 marten、mard、marder、martaなどのmarten類似
語は、ゲ、ルマン諸語・イタリック諸語ともにマツテンを表す単語に使用される場合が多い
(
表5
)。一方、ムナジロテンはイタリック諸語ではf
a
i
n
a、f
o
u
i
n
eなどの単語 (
f
o
i
n
a類似語
と仮称)で呼ばれる場合が多いが、ゲノレマン諸語ではマツテン同様にmarten類似語で呼
)。
ばれる場合が多い(表 5
4
4
. テン類と 1
)ス類の混称
テンやイタチの仲間(イタチ科M
u
s
i
t
e
l
i
d
a
e
) は現代の動物分類学では食肉呂
(
C
a
r
n
i
v
o
r
a
) に含まれる。一方、リス科やネズミ科 (Muridae) は醤歯自 (
R
o
d
e
n
t
i
a
)に
J
Iの分類群である。しかし、リンネ式分類体系の導入以前の東ア
属し、イタチ科とは全くJl
ジア文化圏では、テンやイタチはネズミ科やリス科とともに、「鼠類」に分類されていた
(
r本草網目 j (李
1
9
9
3
) など) r
詔 J は「詔鼠」とも呼ばれ、また「栗鼠 j は F詔」の
0
別名と解釈される場合もあった。 1
8世紀の日本の百科事典の『和漢三才図会 j (寺島
1
9
0
6
) では、「栗鼠」と「瀦」は、長らく混同されていたが、同類ではあるが別の種類で
はないか、と記載していることから、江戸時代後期の学者に至ってようやくテンとリスは
異質な動物であると認知されたようである。このリスとテン・イタチに対する東アジアの
本草学による分類の根拠は、テン類・リス類ともに、たくみに木に主主り、房状の毛のある
長い尾をもち、どちらも小型毛皮獣として利用されていたためであろう。
ALRAVENS & GIMM 1
9
7
8
)では、テン類を示すドイツ
またドイツ語満洲語の辞典 (W
語 Marder(原著の括弧内にはWiselとあるがこれはイタチ科の Mustela属を示す言葉であ
荷洲語には 2つあり、
る)に対する i
1つはj
e
l
k
e
n(金底)、もう 1つはu
l
f
u(栗鼠)である(括
ぽ n
)は、ロシア語のg
o
r
n
o
s
t
a
j(
r
o
p
H
o
c
T
a
u
)、つまりイ
弧内の漢字は原著による)。読者(je
l
l
7
5
8のことである(日HHl
(HyC
タチ科の小型獣のオコジョ Mustela ennInea Linnaeus,1
)。後者 (
u
l
f
u,YJlx
y
) は、ロ、ンア語のb
y
e
l
k
a(
6
e
λ
K
a
) つまり
1
9
7
5
7
7
) (原著では33J1KヨH
リスにあたるとされる(日間l(HyC 1
9
7
5
7
7
)。また、マツテンを表すアラビア語も a
l
s
i
n
j五b
s
i
l(
表5
)、つまり「本当のリス j という意味であり(守 )
1
1知子氏によればs
m
Jめ=リ
a
la
司
スはペルシャ語起源)、マツテンはリスを示す単語に修飾語を付加して呼ばれている。ま
た4
2節で述べたように、タイ語では、キエリテンを表す単語はmaa-maaiであるが(表4
)、
8
3
呼込
。
。
台昨 Easl
ブJ
l
i
i
1
r
t
;independcnt
イ ラ ン,-J吋 RI
r
a
n
i
a
n
l
el
,
1
1
0
td
i
s
t
r
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b
u
t
e
d
t
q
i
skverna
samur-ej
a
n
g
a
l
i
)y-
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9
6
]
J
l
e
Cll<lH I
(
Y
lll!l
t
a,
i
l
¥CJ
lTOスy
UlKU
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1
0
2
J
[
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C
氾]
[
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0
3
J
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1
J
[
9
6
J
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i
l
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C
J
I
T
o
:
:
:
i白色い
n叫 d
i
s
tr
:
ibuted
bεντρoκ o
v
v
n
f
)
(
)
ò~o lJ d
3
0
<
'
>
5
J 止斗
'
f
i
賂
"'y.....J I .;J~1
[
9
6
]
n
y
l
l
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出 l
k
h
r
i
=
r
o
c
k
y,dalaq=
marten
~OV 川lh
s
a
n
g
i
:
:
:石の、 k
u
h
i
:
:
:
U
Jの。
,
m品
目0
<
:
:
'
"d
3
0
<
'
>
5
。
目
""J')y-,~岨 )y-
雫 沢 町 明 阿 南 式 首 芋I
T,
指
定Iマ 軍 ロ 南 町 明 書 苛 司 ー ス
<
Y
l
w
u
a,
kamyennayak
u
n
i
t
s
a, K<! れ leIHHl ~J I
6
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'
J
O
J
.
1
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b
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l叩
n
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4
0
J
noks
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9
J
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1
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0
J
[
1
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1
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J
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t
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g
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10
td
i
s
tr
:
ibuted
r
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u
t
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1
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iぉt
k
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百
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a
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'
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J
[
9
6
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[
9
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J
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l
[
1
1
5,1
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J
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9
6
J
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9
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9
6,
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[
4
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J
[
8
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J
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8
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]
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3
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{
1日
守
~'í'略
soun
.
:
e
[
9
6,
9
8
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ネアハティ
n
e
a
h
t
i
U幻 known
n
o
t
e
c
h
a
r
a
c
t
e
r
1
1
0
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r
i
b
u
t
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ι
1
〆
[
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]
t
[
41
]
ネーテイ
n
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c
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l
J
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a
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s 叩)知
テン (
を;
1
<
',
[
9
6
J
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インド討す式 I
ndo
[
2
9
]
a
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I l
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UapMHI
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M
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1
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参与
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A吋 on
(
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m cyycnp)
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IKV
vannans
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1
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a¥lsan
uM'
‘
、山 田 叶
ヒンティ -J
l
fJ
I
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l
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日hoL
ia
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gsaam
extended I~oman
c
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a
r
a
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r
s
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Id
i
a
o
agang,zha討ong
n
o
tc
l
i
s
t
r
i
b
u
t
e
d
501
.
1r
c
(
:
ゾンカ d
aDzongkha
(
o
j
nS
l
l
u
s
a
r
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Chinesc
チベット諸 τ
ibetan
現 代 中 閃J
u
extended I~oman
c
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a
r
a
c
t
e
r
f
a
r
t
e
sf
フi
n
a
ムナジロテン k
Words for the pine marten and the beech (stone) marten in their ranges
r
a
s
rm
明
s hげ作
フィン・ウゴノレ;治
派
Finoo-UgrIc
ンナ託吋
mSinitic
language group
マツテン j
¥
l
a
r
t
e
sm
a
r
t
e
s
表 5 マツテンおよびムナジロテンの生息地における名称出典リストは付記に示す。
H一溺悩誠司)高学百出ナ
w いl w,
片時時汁h
い
¥
け13部川部行討ヰ向い守口吋い¥位十円 C
<
:
J
t
z
l
a
t
i
c
a
:
:
:
m
a
r
t
e
n
b
)数字は付記のリストに対応
a
) ア ラ ピ ア 文 字 系 単i
l
I-fは全て独立型の文字
ア イ ス ラ ン ドJ
告I
r
iぉh
マ ンJ
i
h
a
l
i
.Manx
ウ エ ノレズ約 v
V
e
l
s
h
ブツレトンみ号 B
reton
ROl11.
a
n
i
a
n
フランスのケルト系
[
9
6
]
j
d
e
r
u
l
d
e
c
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[
9
6
]
[
1
11
]
[
1
1
2
]
[
81
]
[
9
6
J
papo
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r
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l
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l
n
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スベィ
スペイ
ス J くイ
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[6
J
[
1
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J
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7
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1
1
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6
J
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1
0
8
J
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l
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n
c
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j
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r
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、
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剖 unknown
[
10
7
]
rnmrtJn
日
[6
J
s
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o
n
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9
6
]
pmcmarlen
1
1
1
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r
l
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l
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w
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s
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n
m
u
r
ζ
l
Stccnmoddcl
Steinmardcr
(
m
u
r
u
r
)
)
morour
stcnmarden
b
e
l
i
c
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cauoa
~ k
iaune
unknown
kunnb
j
c
l
k
a
kunab
j
c
l
i
c
a
[
9
6
]
[
9
6
J
unknown
[
1
0
6
J
BoomnlOd
d
c
l
0
1
"
開
[
9
6
]
ドイツ話 German
[
9
6
]
参考
(
m
a
r
u
r
)
Baummarder
フェーロー読 F
arocse
[
9
6
]
事考
イタリ
イタリ
ワトアニア訴の方d
skovmal
mar
(skogarmorour)
nu
.
i
r
d
[
S五
]
[
9
6
]
[
9
6
]
[
1
0
5
J
[
9
6
]
[
9
6,
1
0,
1
]
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(MCMMU)
大舘大学
ユーラシアの言苦言誌におけるクロテンおよび関連種の呼称リスト
この単語はクロオオリス l
?a
t
u
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ab
i
c
o
J
o
rという大型のリスを示す場合もある(冨田 1
9
9
0
)。
クロオオリスは木を登る習性、房のある長い尾を持つ事から (FRANCIS 2
0
0
8
)、キエリ
テンと混称、されるのであろう。さらにスラブ諸語のブルガリア語ではムナジロテンを著す
単語はロシア語のリスを示すものと河じ b
y
e
l
k
a(
6
e
λ
K
a
) である(表 5
)。このようにユー
ラシアの I
広範囲の地域で、テン類ないしイタチ科とリス類は混称されたり、向じ分類カテ
ゴリーに入れられる例が見られた。
1
9
8
7
:1
0
7
1
1
7
) は、ツングース諸語におけるリス類などの動物に対する
さて、池上 (
単語では、エヴヱンキ語で、はu
l
k
i
i、オロチ語では o
l
o
k
iと接尾辞にふ11や七がつくことを指
摘し、日本の古語「フルキ j との関連を示唆した。そこで、さらに詳しく調べてみると、
ツングース諸語でリス類(ロシア語の b
y
e
l
k
a、 6
e
J
1Ka
) を表す単語は、以上の他に、エ
ヴェン語で、 o
l
i
k
i、 u
l
i
k
i、ソロン語で u
l
u
k
h
i、ウリチ語では k
h
o
l
o、ナナイ語では khulu、
u
l
u
k
i、 khuluks丘、満が1語で、は u
l
l
王h
u、ウテ、へ語で o
l
o
k
h
iなどの類似した単語 (
u
l
u
k
i
類似語
と仮称)が使われている(表的。さらに語頭に k
h
ω が付く例も散見され、これも「フルキ J
の呼称と関連があるかもしれない。
表 6 ツングース系高訟でのリスを示す名称. WordsforsquirrelsinTungusiclanguages
言語 l
a
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u
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ローマ字表記
Roman c
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原典表記
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エヴェンキ語
エヴェン語 Even
ソロン;f-l}S
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[25]
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X肌 O,
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町 .~y‘ yJlyKII , XyJlyKC3,xy可 XC3
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ウデへ語lJd
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満州 ~1~
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J
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)醤号は付記の W
J
J
江リストに対応
一方、日本馬辺の他の言語では、現代中国語ではリス科は松鼠 (
s
o
n
gs
hi:i)と呼ばれ
(SMITH & XIE 2
0
0
8
)、本草学における漢語では、栗鼠
o
ishu)、髄鼠 (
s
h
is
h込)な
9
0
6
) と呼ばれている。韓国・朝鮮語では、キタリス (
S
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ど(寺島 1
Linnaeus,1
7
5
8
) ないしリス (
S
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.
) は、韓国(李段在私信)ではcheongseolmo
(守電主、チョンソノレモ)、北朝鮮(喧 1
9
6
8
) ではcheongseo (
:
"
<
j付
、 チョンソ;青虫)と
漢語由来の単語で呼ばれている。古代朝鮮語ではなんと呼ばれていたかは不明である。日
本語の「リス」は漢語の栗鼠(li 訪 日 の 音 写 で あ り ( 寺 島 1
9
0
6
; 木村 1
9
8
9
; 吉毘
2
0
0
1
)、 は っ き り し た ヤ マ ト 言 葉 は 不 明 で あ る 。 キ タ リ ス は 北 海 道 の ア イ ヌ 語 で は
t
u
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u
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e、 niow、 i
w
o
t
t
u
s
u
k
u
r、wるmpeなど、樺太のアイヌ語ではめx
s
eなどと呼ばれる
(知里 1
9
6
2
)。また、モンゴノレ語(ハノレハ語)では kherem (
xヨp3M) と呼ばれている
(
Ig
o
r
' MOROLDOEV 私{言)。以上の単語は「フノレキ」との明かな関連はないようである。
8
6
北 海 道 立 北 方 民 族 博 物 館 研 究 紀 要 第2
1号 (
2
0
1
2
.
3
)
5
. まとめ
クロテンが生息、する(した)地域では、クロテンは、アイヌ語では hoinu類似語、ニブ
ヒ語ではo
g
f
r
o
f
類似語ないし lumr,朝鮮語で、は dambiなど、モンゴノレ諾諾は bulgan類似語、
i
s
h類似語、フィン・ウゴノレ諸語では
ツングース諸語では segep類似語、チュノレク諸語は k
加k
se類似語、その他のシベリア諸民族では多様な単語で、ロシア語では s
o
b
o
!
' と呼ばれ
ることが多い。またクロテンの生息していない地域でのクロテンの呼称、は、漢語では修飾
語を伴った d
i五o (詔)で呼ばれ、西進したチユノレク諸語ではペノレ、ンャ語起源の samurあるい
はロシア語の s
o
b
o
!
' を使用している。同じくクロテンの生息しない日本の本土地域では、
クロテンは古代にはフルキ、中世以降は漢語由来の呼称で呼ばれている。ユーラシア西方
では、スラブ地域、北・西ヨーロッパでは s
o
b
o
l類似諾が卓越している。アラビア語や、
南スラブ地域、バルカン半島、コーカサス地方の言語では samurが用いられる場合が多
い。また、日本(本土地域)においては、ニホンテンとニホンイタチは混称される傾向に
あった。またユーラシア各地において、テン類とりス類が混称される例がいくつか見つ
かった。特に日本の古語のフルキはツングース諸語のリスを示すu
l
u
k
i類似語と似ている
ことは注目に値する。
6
. 謝辞
ツングース諸語については津曲敏郎と Albina Girfanova、ニブヒ語については粛藤玲
子、チユノレク諸語・ソグド語は吉田豊、モンゴル諸語は I
g
o
r
' Moroldoev、ベルシャ諾・
アラビア語は守J
I
[知子、チべツト語は星泉、貢自嘆霊(侶
Go
∞
n舘
g
g註心) (酋蕪大学農牧学院動科院)
と高建君(侶
Ga
剖oJ
五
l
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任
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ト
1
白
刊n
)、韓国語は李宇新
(
仏
L巴配eWoo-shin) と李股在(仏
L白
eeEu
l
江n
一
戸
j
a巴
e
)、
西夏語は荒μ
州
j川
i│填太郎、旧ソ連邦で、の名称については B
o
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l,A
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x
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iV. Abramov,
N
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i E. Dokuchaev及 び 藤 巻 裕 蔵 、 チ ェ コ ・ ス ロ パ キ ア 語 に つ い て は J
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k
a、タイ語については B
o
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a
t、インドネシア語については AwitS
u
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P丘 町 l
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eo
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c
i
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)、マレー語については
(Research Centerf
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y,Indonesian I
Shukor (
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e and Technology,U
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t
i Kebangsaan M
a
l
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y
s
i
a
) および
佐々木浩、フィン・ウゴル諸語は水本秀明とIl
mari Mattus、対馬方言については伊津雅
子、の各氏より多大な情報をいただいた。また保尊倍氏には全国の方言についての文献調
査に協力いただいた。 Heikki Henttonen氏にはフィンランドにおけるクロテンの分布の
情報を提供いただいた。 J
I
[道武男氏には京都市内におけるテンとイタチの分布状況につい
ての情報をいただいた。辻野亮、鈴木まほろ、佐伯緑、本JII 雅治、八{~忠基、向井大輔の
各氏には文献のご教示をいただいた。深津秀夫、菊樺律子、守J
I
I知子、蓑島栄紀、湯本貴
和の各氏には初期の原稿についてコメントもいただいた。特に、菊津津子、深津秀夫の各
8
7
大館大挙
ユーラシアの誇言百告におけるクロテンおよび関連種の呼称リスト
氏からは批判的コメントをいただいたが、その指摘を反映していない筒所もある。従って
本論文についての責任は一切私にある。また北海道立北方民族博物館研究紀要の編集員の
方々には本論執筆立際し数々のご助言をいただいた。以上の方々に厚く御礼申し上げます。
引用文献
池上二良
1
9
8
7
I北方言語と
r
R本語の古罵(日本語とツングース語の関係の探索)J 月刊言語 j
1
6:1
0
41
1
7
四
上回雄
n
勃海国
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0
0
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東アジア古代王国の使者たち j 講談社-東京
大舘大皐
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東アジアにおけるクロテンの皮衣一特に古代日本の「ふるきのかわぎ?ぬJ の実
像をめぐって j 蓑鳥栄紀編
f
アイヌ史を聞いなおす
生態・交流・文化継承 J
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大谷恒彦
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大塚和義
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大塚和義編『北太平洋の先住民交易
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と工芸.1 p
海保嶺夫
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Iアイヌ弐族の交易形態と詔の役割 1696年、蝦夷地に漂著した朝鮮人の史料よ
p
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り 」北海道開拓記念館編『北の文化交流史研究事業研究報告.1 p
海道開拓記念館:札輯
.1寅太郎
鎌田正・米 0
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2 新 版 語 林 第 二 版 ( 第2
昂I
J
).1大修館書届:東京
菊池俊彦
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環オホーツク海のセイウチの牙交易 J
大塚和義編『北太平洋の先住民交易と工
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芸
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木村盛武
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圏史大系編修曾(編)
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6 新訂増補盟史体系 2
巻 続 日 本 紀 j吉 )
1
1弘文館.東京
小泉保
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ウラル語のはなし i大学書林:東京
北 海 道 立 北 方 民 族 博 物 館 研 究 紀 要 第2
1号 (
2
0
1
2
.
3
)
小西友七・南出康世
2
0
0
1
~ジーニアス英和大辞典J 大修宣言:東京
小松久男(編)
2
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0 ~中央ユーラシア史 J
山 )11 出版社・東京
近藤瓶城(編)
1
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~改定史籍集覧.
参考源平盛衰記』近藤出版部-東京
下山晃
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0
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~毛皮と皮革の文明史
世界フロンティアと略奪のシステム』ミネノレヴァ書房.東京
坂本勉
1
9
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~トルコ民族主義j 講談社:東京
佐々木史郎
1
9
9
6 ~北方から来た交易民 絹と毛皮とサンタン人 j s
本放送出版協会:東京
2
0
0
6 r
サンタンとスメレンクルー十九世紀の北方交易民の実像」天野哲也・臼杵勲・菊
池俊彦編『北方世界の交流と変容中世の北東アジアと臼本列島j pp.
1
2
5
5,山 )
I
[
出版:東京
シャフクノフ, E. V.
1
9
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2 r北東アジア民族の歴史におけるソグド、人の黒詔の道 J (鈴木朋美・海保嶺夫訳)
北海道開拓記念館編 ~1992 年度
北 の 歴 史 ・ 文 化 交 流 研 究 事 業 . 中 間 報 告j
pp.9
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0, 北 梅 道 開 拓 記 念 館 札 幌
白井祥平(監修)
2
0
0
02
0
0
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‘
~全国方言集覧.
動植物標準和名→方言名検索大辞典
第1
期
7
期 j太 平
洋資源開発研究所太平洋資源開発研究所(生物情報社)
高瀬克範
2
0
0
9 r
皮革利用史の研究動向一皮革資源への「複親的」接近のために一 J r
日本古代学
:8
1
1
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(明治大学 H 1
竹内和夫
1
9
9
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トルコ語辞典j (改訂増補販)
大学書林:東京
出村安造・今西春秋・近藤長
1
9
6
6 r
五韓清文鑑翠解J京都大墜文皐部内控アジア研究所:京都
知里真志保
1
9
6
2 r
分類アイヌ語辞典(第 2券 動物篇)j日本常民文化研究所:東京
寺島良安
1
9
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6r
和漢三才図会j (復刻版)吉川弘文館.東京
出利葉浩司
2
0
0
2 r
近世末期におけるアイヌの毛皮獣狩猟活動について」佐々木史郎編 f
開かれた
8
9
大館大暴
ユーラシアの諮言語におけるクロテンおよひ関連磁の呼称リスト
系としての狩猟採集社会Jl p
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3,国立民族学博物館:大阪
冨出竹二郎
r
タイ日辞典.改定版J養徳社・天理
1
9
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0
新村出(編)
1
9
9
8 r
広辞苑第五版』岩波書庖:東京
西村三郎
r
2
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0
3 毛皮と人間の歴史』紀伊闇屋書庖・東京
日本古代ロシア研究会(註訳)
r
ロシア涼初年代記J名古屋大学出版会.名古屋
1
9
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案国耕策
2
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0
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激海国興亡史 j 古川弘文館:東京
藤東明保・松本昭・竹田晃
1
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3 r
漢字源
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r
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漢字版)Jl学習研究社:東京
正宗敦夫(編)
r
r
本朝食鑑Jl (日本古典全集)日本古典全集刊行舎・東京
r
倭名類家紗Jl (複製版)笠間書房:東京
1
9
2
8 重訂本草網目啓蒙Jl (日本古典会集)臼本古典全集刊行舎.東京
1
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蓑島栄紀
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平安期貴族社会とサハリンのクロテン J 北方島文化研究Jl 3
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史料からみた鞍輯.i
勃海・女棄と日本列島」天野哲也・臼杵勲・菊池俊彦編
2
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『北方世界の交流と変容ー中世の北東アジアと日本列島Jl p
p
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東京
森安孝夫
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北海道立北方氏族博物館研究紀主主
第2
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: Dudenverlag
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内和枝訳
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