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総合型地域スポーツクラブとは 第70回国民体育大会の概要 スポーツ

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総合型地域スポーツクラブとは 第70回国民体育大会の概要 スポーツ
総合型地域スポーツクラブとは
第70回国民体育大会の概要
総合型地域スポーツクラブ
地 域 住 民︵ 会 員 ︶
好きな
種目に
参加
クラブ
地域住民が主体的に運営
(運営委員会)
マネージャー
活動の場となる拠点スポーツ施設
(定期的に利用できる公共スポーツ施設、学校体育施設等)
子どもから
高齢者まで
平成27
(2015)年の第70回国民体育大会は、平成19年3月14日の(財)日本体育協会理事会におい
て、和歌山県が開催申請書提出順序了解県(内々定)
として承認を受けました。
支 援
初心者から
トップレベルの
競技者まで
「和歌山県スポーツ振興基本計画」は、
「スポーツ振興法」
(昭和36年法律第141号)
の規定に基づき、平成12年9月
(平成18年9月改定)
に国(文部科学省)
が策定した「スポ
○ 国民体育大会とは
広く国民の間にスポーツを普及し、
スポーツ精神を高揚して国民の健康増進と体力向上を図り、併せ
て地域スポーツの振興と地域文化の発展に寄与するとともに、国民生活を明るく豊かにすることを目
ーツ振興基本計画」を踏まえ、本県の実情を勘案しながらスポーツ振興に関する基本的
な方向を示すものです。
本基本計画では、平成19
(2007)年度から平成28
(2016)年度までの概ね10年間
を見通した計画とし、以下の取り組むべき主要な課題に沿って、それぞれの課題に対
的とした我が国最大の総合スポーツの祭典であり、国民的行事として今日まで引き継がれています。
広 域
スポーツセンター
多種目のスポーツ活動
協力・支援
参加
概要版
○ 主催
財団法人日本体育協会 文部科学省 和歌山県
○ 開催年・時期等
する目標や、目標を実現するための具体的方策などを定めています。
平成27
(2015)年9月中旬∼10月中旬(このうちの11日間以内を予定)
○ 実施予定競技
1 生涯スポーツ社会の実現に向けた、地域におけるスポーツ環境の整備充実
正式競技、公開競技、デモンストレーションとしてのスポーツ行事
2 本県の競技力向上
個人のニーズに応じた指導
交流の場となる
クラブハウス
種目別有資格指導者
スポーツプログラマー 等
(ロッカールーム、シャワールーム
喫茶、談話室等)
都道府県・市町村
教育委員会
体育協会
レクリエーション協会
競技団体
体育指導委員協議会 等
「21世紀のウェーブ生涯スポーツ2007
(文部科学省:平成19年3月)」
より
総合型地域スポーツクラブ(以下「総合型クラブ」という。)
地域の人々が、
身近にスポーツに親しむことのできる新しいタイプのスポーツクラブで、本県の「総
合型クラブ」は、
○ 複数の種目が用意されている。
○ 子どもから高齢者まで、初心者からトップレベルの競技者まで、地域の誰もが年齢、興味・関心、技
術・技能レベル等に応じて、いつまでも活動できる。
○ 活動の拠点となるスポーツ施設及びクラブハウスを有し、年間を通して定期的・継続的なスポーツ
活動を行うことができる。
○ 自主的な運営と適切な経費負担によって運営される。
ことなどを目指しています。
本県の「総合型クラブ」は、平成19年8月現在、創設準備中(クラブの設立に向けて準備を進めている)
クラブを併せて、
24クラブが13市町において育成されています。
また「総合型クラブ」は、その育成を通じて、スポーツ活動の場を提供することはもとより、地域住民の
交流の場としての期待も大きく、世代間交流や地域の連帯意識の高揚など、地域社会の活性化にも大き
く寄与すると期待されています。
○ 2巡目以降の国体開催(予定)都道府県
回
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
開催年
昭和 63年
平成 元年
2年
3年
4年
5年
6年
7年
8年
9年
10年
11年
12年
13年
14年
スポーツ振興基本計画とは
3 スポーツ振興を通じた子どもの体力向上
開催都道府県
回
開催年
開催都道府県
京 都 府
北 海 道
福 岡 県
石 川 県
山 形 県
徳島県・香川県
愛 知 県
福 島 県
広 島 県
大 阪 府
神 奈 川 県
熊 本 県
富 山 県
宮 城 県
高 知 県
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
平成 15年
16年
17年
18年
19年
20年
21年
22年
23年
24年
25年
26年
27年
28年
29年
静 岡 県
埼 玉 県
岡 山 県
兵 庫 県
秋 田 県
大 分 県
新 潟 県
千 葉 県
山 口 県
岐 阜 県
東 京 都
長 崎 県
和 歌 山 県
岩 手 県
愛 媛 県
4 体育・スポーツ施設の整備充実
5 第70回国民体育大会の開催
本基本計画に基づき、県・市町村と地域住民や
競技者・指導者等が一体となった取組を積極的に
展開し、一層のスポーツ振興を図ることにより、明
るく豊かで活力ある元気な和歌山の実現を目指
します。
ナショナルトレーニングセンター(NTC)とは
ナショナルトレーニングセンターは、
トップレベル競技者の国際競技力
の総合的な向上を図ることを目的として設立されたトレーニング拠点で
あり、
「中核拠点」と
「競技別強化拠点」に分かれます。中核拠点は、東京都
広域スポーツセンター
北区西が丘地区に整備され、隣接する国立スポーツ科学センター(J
ISS)
○ 「総合型クラブ」の創設、育成に関する支援
○ 「総合型クラブ」のクラブマネージャー・指導者の育成に関する支援
○ スポーツ情報を提供する体制の整備
など、スポーツ活動全般について効率的な支援を行う機能を持ち、本県では「きのくに広域スポーツセン
ター」が設置されています。
と連携を図ることにより、スポーツ科学・医学・情報を取り入れた効果的な
トレーニングができるナショナルレベルの施設としての役割を担います。
一方、中核拠点では対応できない海洋・水辺系、冬季の競技等については、
既存の施設が「競技別強化拠点」として文部科学省から指定を受け、中核拠点及びJ
ISSとのネットワーク
を構築し、
より高度なトレーニング機能をもった拠点としての役割を担います。
(出典:文部科学省)
きのくに広域スポーツセンター :和歌山市湊通北1-2-1 (社)和歌山県体育協会内 TEL073-431-1080
和歌山県スポーツ振興基本計画の全文は、和歌山県教育委員会スポーツ課のホームページに掲載されています。
平成19年12月
和歌山県教育委員会
古紙配合率100%再生紙を使用
このパンフは、地球環境に
やさしい大豆インクを
使用しています。
色覚特性に配慮しています
http://w-jinken.jp/color/
スポーツ課HPアドレス http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/500400/index.html
和歌山県スポーツ振興基本計画の目標と具体的方策
生涯スポーツ社会の実現を目指して
学校・家庭・地域の連携による
子どもの体力向上とスポーツ振興
世界を目指した競技力向上方策の充実
目 標
目 標
(1) 県民の誰もが、それぞれの体力や年齢、技術、興味・目的に応じて、いつでも、
どこでも、いつまでもス
ポーツに親しむことができる環境を整え、健康で明るく元気で豊かなスポーツライフを実現する。
(2) 成人の週1回以上のスポーツ実施率が、
2人に1人(50%)
となることを目指す。
(1) 公共スポーツ施設
(1) 平成21
(2009)年度までに、県内児童生徒の体力の低下に歯止めをかける。
平成27
(2015)年開催の和歌山国体で、男女総合優勝(天皇杯)
を獲得する。
(2) 平成23
(2011)年度までに、県内児童生徒の体力水準を全国平均値まで向上させる。
(2) オリンピック競技大会出場者数
※平成18年8月現在、県民のスポーツ実施率は39.8% 具体的方策
目 標
(1) 国民体育大会順位
(3) 平成28
(2016)年度までに、県内児童生徒の体力水準を、昭和60
(1985)年頃の県平均値(過去
平成16
(2004)年(アテネオリンピック)
5人の本県関係者の出場者数を平成28
(2016)年のオリンピック
のピーク時)に近づける。
県や市町村の財政事情を考慮しながら整備・充実に努めるとともに、地域のニーズに応じた施設の開放
により一層努めます。
(3) 全国高等学校総合体育大会(インターハイ)
での入賞種目数
平成18
(2006)年度は33種目の入賞者数を平成28
(2016)年度までに50種目に増加させる。
(4) 全国中学校体育大会での入賞種目数
平成18
(2006)年度は4種目の入賞者数を平成28
(2016)年度までに20種目に増加させる。
ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点(セーリング競技)の誘致
具体的方策
具体的方策
更なる向上を図ります。
体力の低下が及ぼす影響等について、県民に幅広い理解を促すとともに、子ども達がインターネットを
活用して自分達の集団遊びの成果を他校と比較できる「きのくにチャレンジランキング」など魅力ある取
(2) 指導体制の確立
(2) 広域スポーツセンターの役割・機能の充実
強化事業を効果的に推進するため、各競技団体の強化スタッフを配置し、高度な専門的能力を有する指導者
の養成・確保と指導者の専任化を促進するなど、組織としての育成・強化体制の確立に努めます。
「総合型クラブ」が、継続的かつ安定的に運営できるよう適切なアドバイスや支援を行うため、広域スポーツ
センターの充実を図ります。
組を実施します。
(2) 学校を核とした体力つくり
(3) 競技スポーツに対する県民意識の高揚
(3) 市町村とスポーツ関係団体の連携協力
(4) スポーツ関係組織の充実・強化
ーツ関係団体と連携・協力してスポーツの振興を図ることが期待されます。
指導力や熱意を有しながら指導機会に恵まれていない地域の隠れたスポーツ指導者の把握に努めるな
ど、その養成と確保を図ります。
(5) スポーツボランティアの意識の醸成と人材の確保
(6) 地域に根ざしたスポーツの拠点づくり
一貫指導の段階
60
しない
29.6%
週1回以上
39.8%
40
A
30
D
20
A:クラブ、サークル、同好会等に加入し運動・スポーツを行っている者
B:スポーツ施設や遊歩道、公園等の場所で個人的・未組織的に運動を行っている者
月1∼3回程度 19.3%
C:運動・スポーツのイベントや教室等の催しに参加して運動・スポーツを行っている者
(見つけ)
(育て)
(活かす)
和歌山国体等での活躍
競技単位で県選抜
選手・チームを
発掘・育成・強化
10
0
強 化
目 的
県 全 体
C
各
中
高
を
地 域
学 校
校 運 動
育 で
・
部
成
注1
中学生
高校生
県民のスポーツ生活の現状(有効回答者数1,
327人、複数回答)
(和歌山県民のスポーツ生活実態調査より 和歌山県教育委員会 平成18年8月) (和歌山県民のスポーツ生活実態調査より 和歌山県教育委員会 平成18年8月)
習慣づくりを推進するとともに、子どもがけがを怖がらずに思い切り体を動かすことができるよう、屋外
和歌山国体に向けた次代を担うジュニア育成
本県の子ども(11歳)の基礎的運動能力及び体格における20年前との比較
S61年度
50m走
8.5
【トップアスリート育成事業】
成年・少年強化事業
きのくにジュニア
トレーニングセンター事業
H18年度
低迷からの復活
ゴールデンキッズ
発掘プロジェクト
注2
(1) 和歌山を元気にする国体
成年
ソフトボール投げ
40
(秒)
身長
150
(m)
45
(cm)
9.0
30
9.16
スポーツを通じた心豊かでたくましい人づくりと、競技会の
開催支援や民泊等を通じて住民相互の連帯感を高め、活力に
満ちたふるさとづくりを推進します。
( kg)
146.7
29.1
145
144.8
145.5
40
143.2
39.0
39.4
38.1
36.7
注3
注3
ジュニア
ハイスクール
指定事業等
ハイスクール
強化校
指定事業等
和歌山県の競技力向上総合施策
(注) 注1 県内の小学校3年生を対象に、体力・運動能力が特に優れた子ども達を発掘・選考し、選考された子ども達を「ゴールデンキッズ」として認定し、将来オリンピックをはじめとする国際舞台や国体
で活躍できる競技者として育成する事業。平成19年度から、第1期(4年)生が育成プログラムを開始。
注2 小・中学生を中心とした県内のトップジュニアを拠点施設に集め、中学校・高等学校等での強化へと繋がる一貫指導体制を確立し、将来は世界で活躍する未来のトップアスリートを育成する事業。
注3 県中学校・高等学校体育連盟と連携し、強化運動部等を指定し、全国強豪校等への遠征・強化合宿を実施する経費の一部を補助する事業。
9.45
9.5
20.3
20
10.0
17.9
10
11歳男子
11歳女子
35
140
11歳女子
(3) 和歌山の魅力を全国に発信する国体
本県の自然文化、歴史、観光など、本県の魅力
を全国に発信します。
(4) 国体を契機としたスポーツの振興
30
135
11歳男子
郷土選手の応援、来県者との交流、大会運営のボランティ
アなど全ての県民が参加できるとともに、既存施設の有効活
用など工夫を凝らした国体を目指します。
(2) 活力に満ちたふるさとづくりに寄与する国体
体重
34.1
8.86
9.18
D:運動・スポーツを行っていない者
県民のスポーツ実施率(有効回答者数1,327人)
体育授業や運動部活動において地域と連携した取組や、家庭における食育をはじめ正しい生活・運動
目標並びに具体的方策
育 成
小学生
第70回( 平成27年 )
国民体育大会の開催に向けた取組
運動場の芝生化を推進します。
発 掘
区 分
B
50
(3) 学校、家庭、地域、行政が連携した運動機会の提供
(5) スポーツ医・科学推進体制の充実
(6) スポーツ国際交流の推進
(7) 競技環境における諸条件の整備
(7) スポーツ情報の提供
(%)
授業等の工夫改善、並びに運動部活動の充実など、学校を中心とした体力向上を推進します。
社団法人和歌山県体育協会並びに各競技団体等の組織運営や指導体制の強化及び財政基盤の確立などを
はじめ、
スポーツ関係組織のより一層の連携に努める。
(4) スポーツ指導者の養成と確保
不明 3.3%
新体力テストの各学校における積極的な活用をはじめ、幼児や小学校低学年児童の運動習慣の確立、
大規模な国際競技大会など、
トップアスリートのひたむきな姿やトップレベルの技術等を県民が身近にみる
機会を充実し、競技スポーツへの関心を喚起します。
市町村は、自らのスポーツ振興計画に「総合型クラブ」の育成及び支援を位置づけるとともに、地域のスポ
3ヶ月に
1∼2回程度
8.0%
(1) 体力に対する意識改革
競技力向上総合施策(下図参照)を構築し、
「ゴールデンキッズ発掘プロジェクト」などにより優れた子ども達を発掘す
るとともに、一貫した指導体制に基づく育成・強化に関するプログラムを実施し、競技水準を中・長期的に向上させます。
誰もが気軽にスポーツに親しむことのできる「総合型クラブ」の育成を促進し、県民のスポーツ実施率の
本県では、海洋・水辺系の競技別強化拠点(セーリング競技)の誘致を目指し、和歌山
県、和歌山市、和歌山県セーリング連盟の三者が協力し、文部科学省の指定に向け、積
極的な誘致活動を実施します。
具体的方策
(1) 競技者の発掘・育成・強化
(1) 「総合型地域スポーツクラブ」
(以下「総合型クラブ」
という。)の育成
和歌山国体の開催を見据え、県と市町村が連携・協力し、全国規模のスポーツ大会が
開催できる施設や、障害の有無等にかかわらず誰もが身近にスポーツに親しめるよう、
施設の整備を計画的に進めます。
(2) 学校体育・スポーツ施設
競技大会において10人に増加させる。
「総合型クラブ」の育成・活動支援を拡充する
○ 平成22(2010)年までに各市町村において少なくとも1つは「総合型地域スポーツクラブ」を
育成する。
○ 平成28(2016)年度までに設立済みも含めて70の「総合型地域スポーツクラブ」を育成する。
体育・スポーツ施設の整備充実
11歳男子
11歳女子
11歳男子
11歳女子
(児童生徒の体力・運動能力調査報告書より:和歌山県教育委員会)
国体を一過性のイベントとして終わらせること
なく、開催後も継続したスポーツ振興が図れるよ
う工夫します。
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