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売り上げに繋がる Amazon 広告 ~スポンサープロダクト~
売り上げに繋がる Amazon 広告 ~スポンサープロダクト~ (打ち出し編) 【著作権について】 当電子書籍は著作権法で保護されている著作物です。 使用に関しましては以下の点にご注意ください。 ・本電子書籍の著作権は作者である株式会社 Rish にあります。著作権者の書面による事前許可 無く、本レポートの一部、または全部をインターネット上に公開すること、およびオークションサイト などで転売することを禁じます。 ・本電子書籍の一部、または全部をあらゆるデータ蓄積手段(印刷物、電子ファイル、ビデオ、DV D、およびその他電子メディアなど)により複製、流用および転載することを禁じます。 【使用許諾契約書】 本契約は、本教材をダウンロードした法人・個人(以下、甲とする)と作者(以下、乙とする)との間 で合意した契約です。本教材を甲が受け取ることにより、甲はこの契約に同意したことになります。 第1条 本契約の目的 乙が著作物を有する本教材に含まれる情報を、本契約に基づき甲が非独占的に使用する権利を 承諾するものです。 第2条 禁止事項(第三者への公開の禁止) 本教材に含まれる情報は、著作権法によって保護されています。甲は本教材から得た情報を、乙 の書面による事前許可を得ずして出版・講演活動および電子メディアによる配信等により、いかな る第三者にも公開することを禁じます。 第3条 契約の解除 甲が本契約に違反したと乙が判断した場合には、乙は使用許諾契約を解除することができるもの とします。 第4条 損害賠償 甲が本契約の第2条に違反した場合、本契約の解除に関わらず、甲は乙に対し、違約金として、 違反件数と販売価格を乗じた金額を支払うものとします。 はじめに 神之薗です。 このファイルでは Amazon 広告、『スポンサープロダクト』について解説します。 はじめは少し難しく感じるかもしれません。 ですが、Amazon で大きく売り上げていくのであれば、【必須】のスキルですので 必ず身につけるようにしましょう。 Amazon で商品ページが上位表示されるには、 ・直近でどれくらい売れているか ・レビューの入り方 ・キーワードは最適か ・価格系 など、他にも Amazon 独自のさまざまな要素をみて総合的に判断されます。 要は売れている商品で、お客様に対しておすすめできるページであること。 売り出し開始直後の『新しいカタログ』は Amazon のカタログ一覧で上位表示されず、 なかなかお客様のアクセスが集まらないので、売れません。 「売れないからいつまで経っても売れない」という当たり前のようだけど、どうす ればいいの?という状態にもなりかねない… そこで広告である『スポンサープロダクト』を覚えれば、お客様のアクセスを獲得 して、効率よく販売することが可能になります。 このファイルがお役に立てれば幸いです。 神之薗 聖二 スポンサープロダクトとは? 商品検索一覧ページの下部に表示される広告のことです。 下画像赤枠部分 検索ワード「ボールハウス ボール」 ①、②の商品はもともと1ページ目に元の商品ページが存在していました。 ③の商品は7ページ目(最終ページ)までみても「ボールハウス ボール」という キーワードではヒットしませんでした。 ①、②のように、同じページに商品のサムネイルが2つ出てくると印象に残ります。 また、③はカタログ自体の『検索キーワード』には入れていなかった「キーワード」 をスポンサープロダクトに組み込むことで、露出の機会が増えています。 広告を設定することで、もともと設定していたものとは別の「検索キーワード」から もアクセスされる可能性が高まりますし、2ページ目以降にしか表示されないカタロ グも1ページ目に表示できる可能性があります。 やはり「1ページ目に表示される商品が1番売れやすい」です。 2ページ目、3ページ目と進むごとに売れは悪くなっていきますし、お客様としても3 ページ目以降まで検索される方は稀だと思います。 ということは、売り出し開始直後の商品ページにはスポンサープロダクトを利用した 方が有効であるといえます。 もちろん、スポンサープロダクトを利用せずとも、 ・検索キーワード ・カタログの内容 ・価格 など、これらをもとにお客様からのアクセスを獲得して販売はできます。 ですが、この場合はどうしても時間がかかります。 それをスポンサープロダクトを利用することで短縮できる。 スポンサープロダクトはサポートツールだとお考えいただければと思います。 基本要件: 「大口出品者」として販売があり、有効なクレジットカード情報の登録がされている。 有効な 1 つ以上のカテゴリーに出品商品があり、かつ「新品商品」を出品している。 ※中古品はスポンサープロダクトの対象外です。 出品商品にショッピングカートボックスの獲得資格がある ※セラー評価のない自社発送セラーはカートを獲得できません。 スポンサープロダクト利用方法 スポンサープロダクト ⇒ http://s3.amazonaws.com/JP_AM/su/201891360.pdf 「Amazon出品大学」は目を通していますか? 今回のスポンサープロダクト以外にも、 販売に関するさまざまな分野をAmazonがかなり丁寧に解説してくれています。 しかし、amazonの推奨通りに設定してもなかなか広告費がかかるばかりで、成果に 繋がりにくいというのも現実としてあります。 Amazonの解説データと重複するところもありますが、解説します。 1.広告掲載開始 セラーセントラル上部タブ赤〇『広告』の「セラー広告」をクリック 下画像画面になるので青枠「広告設定画面へ」をクリック 2.キャンペーンの設定 ・キャンペーン名 … 管理しやすい任意の名前を付けましょう ・1日の予算 … 最低100円から。まずは100円から設定してみましょう。 ・開始日/終了日 … 広告開始日と広告終了日です。 終了日を未定にした場合は手動で広告停止を忘れずに。 ・ターゲティングの種類 … ※重要 わたしは「マニュアル」を推奨します。 「オート」と「マニュアル」、どちらも順をおって説明します。まずは「オート」から。 選択して「次のステップに進む」をクリック 3.広告グループの設定 ・広告グループ名 … 管理しやすい任意の名前を付けましょう ・入札額 … 最低2円、推奨10円とありますが、まずは2円スタート ・広告する商品を選択 … 商品名、ASIN、SKU から選択できます。 オートターゲティングは amazon が自動的に「キーワード」を選択し、広告します。 「保存し終了」をクリック 「オートターゲティング」のキャンペーンが作成されました。 新規キャンペーンを作成する場合は「1」から。 「2」(test)は作成したキャンペーンになります。 4.新たな広告グループの作成 上画像の「2」(test)をクリックします。 青枠「test 1」というのが先ほどつくった広告グループです。 「test」というキャンペーンの中の「test 1」というグループです。 あらたなグループを作成するので、赤枠「広告グループの作成」をクリック 「test 1」と同じように作成していきます。 画像のように、グループの中で「2商品以上」選択することも可能です。 完了したら「保存し終了」 これで「test」というキャンペーンの中に「test 1」「test 2」というグループが 出来上がりました。 キャンペーン?広告グループ? 少しわかりづらいと思うので簡単に説明すると、 キャンペーンで広告予算と広告期間、 「オートターゲティング」か「マニュアルターゲティング」を設定します。 広告グループでキーワードを設定し(オートの場合は amazon が決めます)1つ1つ のキーワードに「入札単価」を決めます。 仮に、「キャンペーン1」と「キャンペーン2」があったとすると、 キャンペーン1 … 1日の予算 1,000円 キャンペーン2 … 1日の予算 2,000円 この2つのキャンペーンを回すとすると1日予算3,000円ということになります。 1日の最大予算を2,000円に設定したい場合は、「キャンペーン2」の予算を 1,000円にするか、キャンペーン1を停止しなければいけません。 5.マニュアルターゲティングの設定 「キャンペーンマネージャー」トップに戻ります。 現在、青枠の「オートターゲティング」のみ作成された状態です。 新規に作成するので、『キャンペーンの作成』をクリック 「キャンペーン名」、「1日の予算」、「期間」を設定し、 『マニュアルターゲティング』にチェックを入れます。 「広告グループ名」、「広告する商品」を入力します。 6.キーワードの選定 ここから「オート」と異なります。 ・入札額 … キーワードの1クリックあたりの入札金額になります。 こちらはキーワードごとで設定が可能です。 ・推奨キーワード … Amazon が推奨するキーワードが表示されます。 上画像は「推奨キーワード」です。 ・キーワードを追加する … 任意のキーワードを設定できます。 「キーワードを追加する」選択後 青枠に任意のキーワードを入力していきます。 キーワードごとに改行をはさむことでまとめて登録が可能です。 赤枠『マッチタイプ』を入力し、「このキーワードを追加」 『マッチタイプ』について… ◆ワンポイント◆ Amazon が推奨してくるキーワードは若干具体性に欠けるものも多いので、自身で 「キーワードを追加する」ことをおすすめします。 キーワードは「単体キーワード」のみではなく、「単体キーワード」同士を組み合わせ ることで入札単価を落とすことができます。(複合キーワード) たとえば、サッカーボールを売りたいとします。 単体キーワード ⇒ 「ボール」 「サッカー」 複合キーワード ⇒ サッカー + ボール (サッカーとボールの間はスペース) 他にも、「サイズ」、「色」、「素材」、「用途」など。 あれば「型番」などと組み合わせることも有効。 例) 「サッカー ボール 3号」 や 「サッカー ボール 子供用」 そして、上記の「キーワード」を入れ替えて登録することもおすすめします。 「ボール サッカー 子供用」 「子供用 ボール サッカー」という感じです。 「1」、「2」、「3」というキーワードがあった場合、 「1」と「2」の組み合わせ。「1」と「3」の組み合わせ。 「21」、「23」、「31」、「32」、「123」、「132」、「213」、「231」、「312」、「321」 これらも登録しておく。 その中で「反応の取れたもの」に対して広告費やキーワードを足したり減らしたり しながら調整していきます。 マッチタイプに関して、 はじめは「部分一致」からで様子をみます(予算や入札単価は小さくしておくこと) 反応が取れているキーワードに対して「フレーズ一致」「完全一致」と絞り込んでいく。 選択したキーワードは1つ1つに入札金額を設定できます。 変更がなければ「保存し終了」 「マニュアルターゲティング」のキャンペーンが作成されました。 7.キーワードやSKUの追加 キャンペーン一覧から編集するキャンペーンを選びます。 今回は赤枠「test(マニュアル)」を選択 さらに編集する広告グループを選択します 今回は赤枠「test(マニュアル1)」を選択 青枠「SKU(広告掲載SKU)の追加」でSKUの追加が可能です。 追加後の操作は前述(6.キーワードの選定)を参照。 キーワードの編集は赤枠 『キーワード』 を選択 こちらでキーワードの編集が可能です。 『除外キーワード』を設定することもできます。 『除外キーワード』とは… そのワードで検索された場合に、「広告を表示させない」というキーワードになります。 広告出稿後、クリックは多いけれども、「購入にいたっていない」などの無駄アクセス を減らすことにつながります。 8.キャンペーンやグループはどう分けるか? キャンペーン: 「1日の予算」、「掲載期間」、「ターゲティング」これらを選択することになるので、 主に、「予算」、「ターゲティング」(オートかマニュアルか)で分けると良いです。 グループ: その名のとおり、ひとかたまりで設定されます。 なので、「類似商品」や「同一商品のバリエーション」などで登録すると良いでしょう。 同じキーワード(除外キーワードも)で登録できるものという意味合いです。 さいごに お読みいただきありがとうございます。 このファイルをしっかり読み込んでいただければ、スポンサープロダクトの「意味」、 「設定方法」、「基本的な使い方」、「基本テクニック」がご理解いただけると思 います。 あくまで今回の内容は「広告打ち出しまで」の設定、テクニックです。 これからキーワードごとの「クリック率」や、「インプレッション」など、データのもと 「改善」、「メンテナンス」というものがあります。 それらも含めてひとつのファイルにまとめると理解しづらくなるのでは? という思いから「打ち出しまで編」と「メンテナンス編」に分けています。 「スポンサープロダクトを利用したことがない」という場合は、 まずは「広告を出稿してみる」ところから始めてみてください。 広告は100%の正解を出すことが難しい分野です。 ある程度のA/Bテストを重ねてみないことには成果が上がりづらい。 しかし、広告を出すのと出さないのとでは、大きな差が出ます。 少しづつでいいので、地道に取り組んでいきましょう。 このファイルがあなたのお役にたてればうれしく思います。 では、「メンテナンス編」でまたお会いしましょう。 作成者 神之薗 聖二 特定商法取引法に基づく表記