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第 7 号 - 琉球大学

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第 7 号 - 琉球大学
第7号
琉球大学同窓会関東支部会報誌
(支部会員 桑江良奉氏書)
発行編集
琉球大学同窓会関東支部・事務局
発行日 平成 19 年 10 月 27 日
http://ryudaidosoukai-kantousibu.hp.infoseek.co.jp
http://www.just.st/736695
(携帯ホームページ)
[email protected] (メール会員登録用)
昨年度(平成 18 年) 第13回(第20期) 総会 集合写真
第 14回(第21期)琉球大学同窓会関東支部
総会・懇親会
日程
日時:平成 19 年 10 月 27 日(土)15:00~18:00
2次会 18:00~21:00
場所:日本教育会館9F喜山 千代田区一ツ橋 2-6-2 ℡:03-3262-7661
目次
P:2
支部長、学長 挨拶
P:8
第20期活動経過報告、第21期活動計画、ゴルフ同好会活動報告
P:9
次年度役員案、各地区・学科別同窓会
P:10
第20期決算報告、海外からのメッセージ(中島顧問)
P:12
職場訪問(沖縄タイムス社) P:13
P:14
大城会
P:15
P:3
琉大 役員&歴代学長
P:4
第13回総会&写真
琉大第一号名誉博士号(呉屋秀信氏)
関東城岳同窓会・就活塾
P:16 会費納入、編集後記
渡久山長輝 関東支部長 挨拶
略歴
物理学科 昭和35年卒 石垣市出身
元日教組書記長
中央教育審議会委員
法人全国退職教職員生きがい支援協会理事長
実家の渡久山家は国の有形文化財
メッセージ:支部結成21年を、前進の年に !!
当支部は、今年結成21年目を迎えます。先輩や同窓会本部、大学当局、多くの皆さんのご協力のことと心
から感謝いたします。 結成21年にあたり、役員を始め、会員一丸となって、ますます会の発展のため努力
したいと思います。当会は、会員の相互の親睦と、大学や後輩に何らかの支援の目的で結成されました。今年
はこの趣旨を再確認し、当面の課題として、支部会員の拡大と総会参加者が多く なることを、活動の目当て
としたいと思います。
大学では、学長に医学部の岩政輝男元副学長が就任なさいました。沖縄では、琉大建学以来、始めての県外
出身だと 高い評価をしています。当支部もこの事を大事にして、県外の同窓生の参加を促しましょう。
琉球大学 近況報告
新学長
岩政輝男氏 ご紹介
略歴
S17年山口県出身、満65歳、S41年熊本大医学部卒
S59年琉球大教授、H12年同医学部長、H17年同副学長・理事、H1
9年同大学長
医学博士、日本病理学会名誉会員、
学術審議会専門委員
沖縄奨励賞選考委員
メッセージ:
渡久山長輝会長はじめ琉球大学同窓会関東支部の皆様におかれましては、益々御清栄のこととお慶び申し上
げます。支部結成21年と伺いました。益々の御発展をお祈りいたします。
このたび学長に就任いたしました。よろしくお願い申し上げます。私は、琉球大学に医学部が創設されまし
た時に病理学の初代教授として熊本から沖縄に参りました。以来今日までお世話になっております。国立大学
は法人化しましたが、財政面など厳しい状況が、特に地方の大学などでみられます。琉球大学も他の地方大学
と同様で御座居ますが、地域に貢献することや国際交流を目標にかかげ努力いたしております。学長に就任以
来、沖縄県とは産業振興に関する連携協定を行い、学内では若手、女性さらには外国人支援を行うことなど少
しずつですが前へ向かって進んでいます。今後とも御支援、御鞭撻いただきますようお願いいたします。
末筆になりましたが、渡久山支部長の御生家が国の有形文化財の指定を受けられたと聞きました。大変素晴
らしいことです。お祝い申し上げます。
2
琉球大学
役員
Board Members
学長
岩政 輝男
副学長(研究・社会連携・国際交流担当)
平 啓介
副学長(企画・経営戦略担当)
嘉数 啓
副学長(教育・学生担当)
新里 里春
副学長(財務・施設・医療担当)
宮城 隼夫
副学長(総務担当)
丸山 貴志
監事
小池 勲夫
監事
当山 尚幸
歴代学長
Current and Former Presidents
初代
志喜屋 孝信 Shikiya Koushin
昭和 25 年 11 月 4 日~昭和 27 年 6 月 30 日
November 4 1950 ~June 30 1952
9代
金城 秀三 Kinjo Hidezo
昭和 48 年 7 月 1 日~昭和 53 年 5 月 31 日
July 1 1973 ~May 31 1978
2代
胡屋 朝賞 Goya Chosho
昭和 27 年 7 月 1 日~昭和 30 年 6 月 30 日
July 1 1952 ~June 30 1955
10 代
宮城 健 Miyagi Ken
昭和 53 年 6 月 1 日~昭和 59 年 5 月 31 日
June 1 1978 ~May 31 1984
3代
安里 源秀 Asato Genshu
昭和 30 年 7 月 1 日~昭和 36 年 6 月 30 日
July 1 1955 ~June 30 1961
11 代
東江 康治 Agarie Yasuharu
昭和 59 年 6 月 1 日~平成 2 年 5 月 31 日
June 1 1984 ~May 31 1990
4代
与那嶺 松助 Yonamine Matsusuke
昭和 36 年 7 月 1 日~昭和 39 年 6 月 30 日
July 1 1961 ~June 30 1964
12 代
砂川 恵伸 Sunagawa Keishin
平成 2 年 6 月 1 日~平成 8 年 5 月 31 日
June 1 1990 ~May 31 1996
5代
島袋 俊一 Shimabukuro Shunichi
昭和 39 年 7 月 1 日~昭和 40 年 9 月 17 日
July 1 1964 ~September 17 1965
13 代
桂 幸昭 Katsura Kosho
平成 8 年 6 月 1 日~平成 11 年 5 月 31 日
June 1 1996 ~May 31 1999
6代
安里 源秀 Asato Genshu
昭和 40 年 10 月 1 日~昭和 42 年 6 月 30 日
October 1 1965 ~June 30 1967
14 代
森田 孟進 Morita Moshin
平成 11 年 6 月 1 日~平成 19 年 5 月 31 日
June 1 1999 ~May 31 2007
7代
池原 貞雄 Ikehara Sadao
昭和 42 年 7 月 1 日~昭和 45 年 6 月 30 日
July 1 1967 ~June 30 1970
15 代
岩政 輝男 IWAMASA Teruo
平成 19 年 6 月 1 日~
June 1 2007 ~
8代
高良 鉄夫 Takara Tetsuo
昭和 45 年 7 月 1 日~昭和 48 年 6 月 30 日
July 1 1970 ~June 30 1973
琉球大学公式ホームページ
http://www.u-ryukyu.ac.jp/
3
第13回 総会・懇親会・スナップ写真
日時:平成18 年10月 21 日(土)15:00~18:00 2 次会:18:00~20:00
場所:日本教育会館9階 参加者:約50名
講演
中島政彦氏(顧問、教育学部 S29 年卒)
余興
仲本光正氏( クイチャーパラダイス主宰)、 近藤光江さん、他
昨年は、支部結成 20 周年ということもあり、芭蕉誌も「支部結成 20 周年記念特別号」を20ページにわたり編集し、
支部結成時に貢献のあった先輩方に当時の苦労話を寄稿していただいた。総会では、中島顧問に企業内教育論に
つき特別講演をお願いし、更に同窓会本部からは赤嶺健治新同窓会長、琉球大学側からは森田学長のご挨拶もいた
だいた。2 次会には、仕事の関係で総会に参加できなかった保健学部卒の方々が多く参加していただき、これ
までになかった学部の話や当時お世話になった教官との話に花が咲いた。
総会に向けて幹事会(案内状の袋詰め)
渡久山長輝 支部長の挨拶
赤嶺健治 新同窓会長のご挨拶
森田孟進学長のご挨拶
EE 有限会社
○
Uターン希望・経験者歓迎
㈱日本アドバンストシステム
エシマエンジニアリング
代表取締役 江洲良一
(S43 年 電気学科卒)
代表取締役会長 重田辰弥(S34 年・法政学科入学)
[本社]東京都品川区西五反田 2-12-3 第一誠実ビル
東京都足立区千住中居町 18-10 野中ビル
℡:03-3879-9723
メール:[email protected]
TEL 03-5759-1781 [沖縄・大阪・名古屋・静岡事業所]
http://www.nasbi.co.jp
http://blog.goo.ne.jp/shigeta-nas
4
総会風景
総会風景
総会風景
比嘉正幸 前同窓会会長
仲里氏(数学科) の一言
中島信一郎氏はゴルフ同好会にも参加
(株)アロマコンサルティング
代表取締役 宮城 重哲
(S51 年
下谷・中島法律事務所
弁護士 中島
法政学科卒)
〒225-0002 横浜市青葉区美しが丘 4-26-27
(S54 年
信一郎
法政学科卒)
Tel:045-904-9071 メール:[email protected]
東京都新宿区新宿 1 丁目 1-8
御苑高木ビル7F
http://www/just.st/734473
℡:03-5919-3272 Fax:03-5919-3279
5
家政科、初教の皆さん
電気工学、機械工学の面々
重田辰弥氏の熱の入ったスピーチ
琉大の初期の頃を語る島崎氏
近藤光江さんのオペラ (ピアノは与田さん)
クイチャーパラダイスの琉球舞踊
地域との連携で若い息吹を吹き込み世界に乗り出す
新東洋機械工業(株)
(化学工業薬液用ポンプメーカー)
常務取締役 宮城調春
(短大部 2 期・機械学科卒)
埼玉県越谷市谷中町 2-49-1
℡:0489-65-8511 Fax:0489-65-8520
6
徳之島の縁で(芳原宣男先輩を囲んで)
支部長に「えんどうの花」上映に協力要請
会場風景(中島政彦先輩のテーブルは華やかです
森田学長や赤嶺同窓会長を囲んで
仲里氏(数学科)の芭蕉布独唱(伴奏は仲本氏)
有限会社
クイチャーパラダイスの舞踊、仲本氏に感謝!!
歯科医院
デンタル小石川
歯学博士 仲宗根松夫
ミホロ
(コンビニ、レストラン経営)
代表取締役
名嘉
(S49 年
(S45 年・物理学科卒、昭和大・歯学科卒)
盛光
東京都文京区小石川 4-5-6
体育学科卒)
フォーラム小石川ビル2F
東京都新宿区百人町 2-25-12
℡:03-3817-0888 (休み 木・日・祭)
光信ビル 401 ℡&fax:03-5386-3781
営業時間 (月~金)9:30~19:00(土)9:30~18:00
7
第20期 活動経過報告
(2006年10月~2007年10月)
事務局長;島袋朝順
2006年10月21日
第13回
総会・懇親会(2006年度)開催
2006年11月25日
拡大幹事会(兼:総会反省会)
2006年12月06日
第 7 回ゴルフ大会 開催 於:川崎国際 GC
2007年06月23日
第1回幹事会 開催
開催
2007年06年29日
第 8 回ゴルフ大会 開催
2007年07月21日
本部総会&支部長会議に支部長、宮城企画部長参加 於:ホテル西部オリオン
2007年08月25日
第 2 回 幹事会 開催
2007年09月29日
第 3 回 幹事会 開催
2007年10月27日
第 14 回 総会&懇親会 開催
第21期 活動計画
(2007年10月
於:足柄森林 CC
~
2008年10月)
1.会員・組織の拡大の為に在関東の同窓生や関連団体・企業との連携を高める。
2.本部・支部間の交流を深める。
3.琉球大学との連携を図り、後輩たちへの意識高揚、就職活動の支援を行う。
4.会員や関係企業の記事連載や広告募集により会報誌の充実を図る。
5.ホームページの充実やメール配信により同窓会活動の活性化を図る。
ゴルフ同好会 活動報告
第7回大会
平成18年12月6日(水) 川崎国際GC
優勝
名嘉盛光
準優勝
崎浜浩一
3位
中島信一郎
4位
渡久山長輝
5位
高橋 和美(ゲスト)
6位
小野寺等 (ゲスト)
第 8 回大会
石尾隆子(ゲスト)
2位
宮城重哲
3位
名嘉盛光
4位
最勝寺久尚
5位
河田浩治
6位
渡久山長輝
7位
喜友名朝昭
ゴルフ同好会
今回の優勝者は、ゴルフ歴の浅い名嘉氏で、コンビニやレストラン
経営の傍ら、ゴルフの練習に汗を流し見事に渡久山カップを手にし
ました。著しい進歩ですね、脱帽!!今回はゲストで渡久山支部長
の友人お二人が参加しました。高橋さん、小野寺さん、お疲れ様で
した。次回も是非ご参加を!!
平成19年6月29日(金)
優勝
2組
足柄森林 CC
2組
今回の優勝は、何と宮城氏の友人でゲスト参加された紅一点の石尾
さんでした。日頃、スポーツクラブで練習に精を出しているとのこ
とですがグロス90は立派。OB 会の男性会員の奮起を期待したい。
プレー中、ゆっくりスイングがゴルフの基本ですよとの宮城氏のア
ドバイスに、支部長はじめ名嘉氏も後半ナイスショット連発。今後
の巻き返しが期待できます。
会員募集
コンペを年2~3回開催しますので、腕自慢の方は幹事までお申込みください。
幹事:宮城重哲(1976 年卒業 法政学科)
携帯:090-1732-4720 E-mail: [email protected]
8
次年度
関東支部 役員案
支部長
副支部長
副支部長
副支部長
副支部長
副支部長(新任)
副支部長(新任)
副支部長(新任)
副支部長(新任)
副支部長(新任)
事務局長(新任)
事務局次長
芸能部次長
総務部長
会計部長(新任)
会計監査(新任)
会計監査
顧問
顧問
顧問
顧問
顧問
(新任)
顧問
(新任)
渡久山 長輝
加王 郁子
崎浜 浩一
高山 厚子
運天 先弘
島袋 朝順
江洲 良一
仲本 光正
上原 徹
岩倉 公男
宮城 重哲
三村 邦彦
比嘉 千都代
池田 正人
岸本 司郎
増永 弘
朝倉 明
桑江 良奉
中島 政彦
喜友名 朝昭
國吉 眞正
砂川 義信
重田 辰弥
物理学科
家政学科
機械工学科
初等教育学科
物理学科
電気工学科
電気学科
経済学科
社会学科
史学科
法政学科
電情工学科
心理学科
経済学科
経済学科
商学科
海洋学科
英文学科
教育学科
商学科
電気学科
法政学科
法政学科
昭和35年卒
昭和35年卒
昭和40年卒
昭和41年卒
昭和42年卒
昭和43年卒
昭和43年卒
昭和56年卒
昭和52年卒
昭和57年
昭和51年卒
平成4年卒
昭和43年卒
平成2年卒
昭和61年卒
昭和45年卒
昭和59年卒
昭和25年卒
昭和29年卒
昭和36年卒
昭和40年卒
昭和39年卒
昭和34年入
各地区・学科別 同窓会情報
支部名
支部長名
関西支部
住
所
・ ホームページ
電話番号
金城
盛紀
西宮市
0798-65-2052
照屋
常信
福岡市
092-725-0617
奄美支部
大津
幸夫
奄美市
0997-52-0827
久米島支部
上江洲
盛元
久米島町
098-985-8723
宮古支部
安谷屋
昭
宮古島市
09807-2-4266
八重山支部
伊舎堂
用八
石垣市
09808-2-4238
医学部医学科
増田
昌人
医学部保健学科
仲村
美津枝
九州・山口支部
http://www.ryukyu-medical.jp/
098-944-7445
http://www.hsaa.jp/
地球を守る資源サイクルのパートナー
有限会社 大 城 産 業
代表取締役 大城 勝
琉球朝日放送(株)東京支社
(大城会 副会長)
支社長 具志堅勝也
〒306-0053 茨城県古河市中田字清水 1474-8
東京都中央区銀座 2-4-1 銀楽ビル
℡:0280-48-5983
℡:03-5250-7499
Fax:03-5250-7229
Fax:0280-48-5997
Email: [email protected]
9
第 20 期決算報告
収支報告書
収入
前期繰越
総会費
年会費
寄付金
組織強化金(本部よ
り)
広告料収入
受取利息
合計
第 20 期(06.4.1~07.3.31)決算報告書
期首予
算
差額
単位:円
419,037
270,000
102,000
53,000
摘要
来期予算
0
419,037
360,000
100,000
20,000
来期(21 期)計画
449,169
60 名予想→44 名(2 次会 33
-90,000
名)
2,000 100 名予想→102 名
33,000 来賓他
0
100,000
100,000
40,000
20,000
2
984,039 1,019,037
20,000
2
-34,998
40,000
28,258
114,890
80,000
42,000
80,000
106,700
80,000
360,000
207,501
0
34,735
50,000
0
0
0
0
0
786
449,169
329,037
984,039 1,019,037
-11,742
34,890
-38,000
26,700
-152,499
0
-15,265
0
0
0
786
120,132
-34,998
摘要
60 名
360,000
100,000 100 名
20,000
100,000
40,000
20,000
1,089,169
支出
事務用品費
通信費
名簿作成費
会報作成費
総会費
講演・余興謝礼
会議費
本部懇談会費
県人会他寄付金
交通費
雑費
次期繰越
合計
貸借対照表
資産の部
普通預金
定期預金
未収金
合計
40,000
80,000
会報発送費増
第 6 号(20 周年記念誌)発行
泡盛寄付、喜山キャンペ-ン
役員会 2 回
100,000
360,000
50,000
0
0
振込料他
459,169
1,089,169
07.3.31 現在
負債・繰越金の部
146,554
283,000
19,615 次期繰越金
449,169 合計
449,169
449,169
海外からのメッセージ
夫婦で楽しむ「シドニーのロングステイ」
・・・・中島政彦(顧問、S29年教育学科卒)
私達夫婦は、16年間ツーリストの企画を利用し西欧諸国を観光してきました。各国の名所旧跡を訪
ね、歴史の重みとそれを継承する国民の努力に感動と敬意の念を抱きました。しかし年を重ねるうちに、
ツーリストの慌しいスケジュールから解放されて一ヶ所に滞在し、その土地の風俗習慣を学び親切な
人々との出逢いが、私たちの旅行を一層楽しいものにしてくれました。 ハワイを手始めにメルボルン、
バンクーバーを体験し、此の度はオーストラリアのシドニーに落ち着きました。
都心より電車で16分のチャッウッド駅で下車、歩いて3分のコンドミニアムでの40日間のロング
ステイです。ここは閑静な街で小中高校が多く、文教地区として栄えております。駅前には有名なデパ
ートやショッピングモールがあり、生活にはとても便利なところです。朝夕、窓から児童生徒の登校下
校が見られ居乍らにして溌剌な気持ちになります。
10
オーストラリアは児童福祉に重点を置き、子供が誕生すれば10万円を支給し、10歳までの児童に
は全て児童手当を支給し、児童を大切に扱っております。又、児童一人での留守番を禁じ、学校の送迎
には必ず親が付き添う等厳しい法律が制定されています。教育に関しても、学校と家庭が常に連携をと
り、校門を入ってからは教師の責任、家庭での教育は両親が行うことが徹底しております。各家庭では、
夕食は家族全員で食卓を囲むこと、TV は時間制とする一定の掟を作り、厳しい躾で臨み、嘘をつかない
人間、勤勉で国際協調のできる社会人の育成に努めているようです。この政策に支えられ、出生率も2.
4人(日本は1.32人)と高く、人口の均衡が保たれています。
商店街には、乳母車を押して買い
物をする婦人が目立ち、子供専門店が至る所にあり、少子高齢化に悩む日本と比べ先取りの政策が樹立
されています。
次に、ロングステイでの関心事の生活費ですが、東京と同じで決して安いとはいえません。サラリー
マンの弁当代が850円から1200円程かかり、それにコーヒー代450円を加えると楽ではありま
せん。しかし、生活必需品の米・野菜・肉・卵・学用品などは非課税扱いで庶民には有難い限りです。オー
ストラリアには GST(Goods and Service Tax)という日本の消費税に似た税法があり、食品加工品、贅
沢品には容赦なく10%を課し、税収のバランスをとっています。
夫婦揃って庶民の市場に出掛け、野菜コーナーを見て廻りましたが、肉厚のゴーヤー、ヘチマが山積
みされており、早速1本120円で求め、久しぶりに沖縄料理を堪能しました。日本食材の納豆、味噌、
醤油、そば類なんでも店頭に並んでいますが、日本の3倍の値段がついており手に負えません。週末に
都心に出ると、着飾った老夫婦が手を取り、お互いに労わり合ってウインドショッピングや喫茶を楽し
んでいる光景を見るにつけ、人生を最大限に謳歌しているようで微笑ましく感じました。オーストラリ
アでは高齢者福祉制度が確立されており、公共施設の入場料一つとっても、子供、障害者が50%に対
し、高齢者は学生と同じ70%で利用できる優遇措置があります。電車賃も朝のラッシュアワーを避け
れば、通常の60%で都心に出られ、派手なファッションショップを眺めたり、時にはネールショップ
で爪の装飾を楽しんでいます。80歳を過ぎても流行を追う姿は、何時までも若さを保つ秘訣なのでし
ょうか、羨ましい限りです。
最後になりましたが、オーストラリアの経済は急速な発展期を迎えております。足早に出勤するサラ
リーマンの姿や、フードコーナーで議論を交わしている若者の眼の輝きを見るにつけ、彼等には輝かし
き未来が約束されているように思えてなりません。然るにこのオーストラリアの経済発展の影には「移
民法」の活用があることも忘れてはなりません。常に世界情勢を睨み、産業育成のためには「移民法」
を改訂してまでも需要の高い職種を移民で補っていることです。5年前までは、コンピューター技術者
を歓迎してきましたが、昨年からは会計士、美容師、ケーキ職人、日本食のコックが多数移住していま
す。既に140ヶ国の移民族国家となりましたが、各国の衆知が競い合い、更に高い水準が維持されて
います。
さて、ロングステイの楽しみ方は千差万別でしょうが、私達夫婦は海外生活を体験することにより、
日頃気づかなかった日本文化の良さを再認識し、併せて異文化を取り入れる余裕ができたことは幸せで
す。ロングステイでは周囲は全て見知らぬ人ばかりで、頼れるのは夫婦ばかりです。観光に出掛けるに
も、食材の調達、料理作り、後片付けに至るまで「二人で一人前」の精神で協力し合わねばなりません。
日本とオーストラリアは、今後とも政治文化の共同体として親善交流を深めていくことでしょう。両
国の小学校同士が姉妹校を結び、修学旅行生も多数来るようになりました。私たちは、このオーストラ
リアの雄大な自然に抱かれ、時の流れに身をまかせて「心を癒す」ことができました。これからは、夫
婦円満、共に健康で、家庭第一主義を基調とした幸せな家庭を築いていきたいと思います。
平成19年9月4日
11
シドニーにて
同窓生・職場訪問
上原徹氏 沖縄タイムス社 東京支社長
略歴
S52年 社会学科卒 糸満出身 54歳
S52年 沖縄タイムス社編集局入社、S56 年警察担当
S60年 宜野湾支局長、S63年編集局政経部
H9年
経営企画室副部長、H11年政経部副部長兼論説委員
H14 年
政経部長兼論説委員、H16 年編集局次長兼論説委員
H19 年
東京支社長
今年7月1日付けで東京支社長として東京に赴任してきた。聞けば小生と同い年ということが分かり、同級
生のよしみでざっくばらんに質問してみた。
30年間の沖縄タイムス社勤務で、本土転勤はこれがはじめてとのことである。記者時代で印象に残ってい
る事件は?との質問に、警察担当時代に連続誘拐事件やフィリピン保険金殺人事件で直接容疑者にインタビュ
ーしたことや、政経部時代に県内企業のトップ人事を夜討ち朝駆けで追いかけたこと等を挙げている。
本社勤務と東京支社勤務との違いは?「いやいや、東京はよく歩かされますよ、こんなに汗をかいたことは
ありません。痩せそうですね」「仕事の内容が180度違います。ここでは、各地方紙や国との情報交換をは
じめ、沖縄関連企業や団体などの情報収集などなど、面白そうですよ」と、ウチナーンチュそのものの笑顔が
返ってきた。その日の夕刻には、早速沖縄関係の会合があるとのことで連れ立って浅草へ向かった。案の定、
酒の好きな同級生二人、一次会で終わらず結局2次会で泡盛の飲み直しとなった。
上原氏には、関東支部の今後の活動に是非ご協力をとお願いした。強力な助人になりそうだ。
取材:宮城重哲
(株)沖縄タイムス社 東京支社
琉球放送(株)
支社長 上原
取締役支社長 八幡
徹(S52 年社会学科卒)
琉球新報社
Fax:03-3535-3485
℡:03-3567-9511 Fax:03-3562-7887
東京支社
支社長 渡具知
沖縄テレビ放送(株)東京支社
武宏
取締役支社長 仲栄真盛俊(S45 年商学科卒)
東京都中央区銀座 6-11-7 銀座オリコミビル
℡:03-5568-6855
均(S57 年経済学科卒)
東京都中央区銀座 2-4-1 銀楽ビル
東京都中央区銀座2-4-1銀楽ビル
℡:03-3535-3486
東京支社
東京都中央区銀座 3-9-4 草野ビル
Fax:03-5568-6858
℡:03-3543-8436 Fax:03-3541-7630
12
琉球大学第一号の名誉博士号
呉屋秀信氏
金秀グループ創業者
8月の猛暑が続く金曜日の昼下がり、新橋駅から金秀グループ東京営業所に役員の谷口幸子さんを訪ねた。
彼女とは、ある沖縄関係の会合でお会いしお互いに同級生ということが分かり、以来気軽に飲んだり情報交換
をしたりする間柄である。今回の訪問目的は、小生の展開している携帯事業に関する情報交換もあったが、琉
大の会報誌に何とか広告をもらいたいというのが本音のところであった。ところが彼女は、会報誌の話を始め
たとたんに『金秀グループ・会社概要(おかげさまで60周年)』を持ってきて、「宮城さん、父の呉屋秀信は
琉大から名誉博士号第一号を戴いたのよ、先代の森田学長から」
「え?」と、私がびっくりしていると、
「それ
と、金秀商事と金秀バイオ社の社長をしている次兄の呉屋守章は、最近まで琉大工学部の助教授だったのです
よ。
」私は、目が点になってしまった。
金秀グループ創業者である呉屋秀信氏の授与理由を地元紙から抜粋すると、①後援財団の理事または理事長
として11年余り、同大の国際交流・奨学事業への援助などを通して大学の発展に努めた。②50周年記念事
業募金推進本部長を務め、事業の成功に貢献した。③会長を務める企業グループが同大と共同研究・技術開発
を行い社会に貢献した。(琉球新報・2000年10月25日)とある。現在会長を勤めておられる長男の呉
屋守將氏には、WUB や関東沖縄経営協の会合などで何度かお会いする機会があったが、まさか同社がこれほ
ど琉大と関係があるとは夢にも思わなかった。思わず、「谷口さん、琉大名誉博士号第 1 号について会報誌に
是非掲載させてくださいね」と、お願いしていた。
世の中は今、大きな規制緩和の波の中で、大手企業同士が M&A を繰り返し更に大きくなり、かれら大企業
が地方経済まで席巻し東京一極集中の様相を呈している。大手上場企業と地方の中小企業が、同じ土俵で競争
しなさいということになれば結果は火を見るより明らかである。しかも、この大波に IT 情報革命という大嵐
が重なり、今までの常識が通用しないまさに大変革の時代になってきている。金秀グループは今年、創業60
周年を向かえ、建設関連事業、スーパーマーケットを核とする流通業、そしてゴルフ場やリゾートホテル等の
観光関連事業など、その事業規模は11社1事業協同組合、従業員4500名余を数えるに至っている。かか
る時代に、「金秀グループ」が、過去の実績に甘んじることなく常に時代を先取りし、沖縄を代表する企業百
年の礎を築いてほしいと心から願うものである。
取材:宮城重哲 H19年8月
13
沖縄おもしろ情報・・・・大城会
平成16年2月、一風変わった「大城会発足のご案内」なる一通のレターが県出身者の一部に発送された。
拝啓
立春を過ぎたとは言え、まだまだ寒さが続く今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。さて、
突然にこのような大城会の案内などというお便りに驚かれていることと思いますが、新たな年を迎え、激
動、混迷する世相に、私ども沖縄出身者および関係なさっている皆様の存在意義の重要性が、益々必要な
ときだと思われます。
・・・中略・・・・
その中でも特に、大城姓の多さに驚かされます。近い将来、大城姓の総理大臣の誕生も夢ではないと思い
ます。そこで今、われわれ大城姓が集い懇親を深め、さまざまな情報の発信源となれればと願うわけであ
ります。皆様と共に、楽しい会として発足したく、ご多忙の中、大変恐縮ですが、是非ともこの趣旨に賛
同なさり、ご出席くださいますよう略儀を持ちまして、ご案内申し上げます。敬具
発起人
大城建設(株)
代表取締役
沖縄ツーリスト(株)常務取締役
大城朝夫
大城友宏
爾来、回を重ねるごとに会員数が増え、現在では150名を超える大所帯となり、沖縄地元紙やテレビ局にも
取り上げられ、今年8月の例会には参加者が何と100名近くになったというから驚きだ。メンバー構成が面白い。
上記発起人の両大城氏の他、名誉顧問に作家の大城立裕氏、世界レーザー治療学会名誉会長で大城クリニック院長
の大城俊夫医師、国内外で大きな展開をしているエナジック社の大城博成社長など各界で頑張っている大城苗字の
事業家やサラリーマン、更に特別顧問にボクシング元世界チャンピオンの渡嘉敷勝男氏、ゲストでは藤木勇人氏な
どなど、会が楽しくなるはずだ。
沖縄には、昔から門中という他県では考えられない同族意識の高い社会風習がある。門中とは、同じ先祖を持つ
父系の血縁集団のことであるが、沖縄の社会生活を語る上で欠くことができない。又、苗字で多いのは、県内では
比嘉、金城、大城、宮城の順序であるが、本土を含めると何と大城、宮城が圧倒的とのことである(大城会長より)。
小生も実は数年前に、我が家の家計図を戸籍や長老たちの口述、果てはトートーメー(位牌)まで調べ苦労の末作
成した経緯がある。その時に、我が宮城家のルーツが大城家である事が判明した記憶があり、不思議な縁を感じた
ものである。
この大城会の取材に、会長を務めている大城章男氏(大城建築設計事務所 代表、中城出身)を訪ねると、物心
両面で助け合う楽しい会にしたい、将来は「大城ハウス」なるものを立ち上げ交流の場にしたいと笑顔が返ってき
た。中国人社会では、同じ苗字を持つ門中会が何万人規模で世界大会まで開催しているが、もしかして、大城会が
世界大会にまで発展する日が来るかも知れない。琉大同窓生で「大城会」に縁故や興味のある方は、是非ご参加
を!!
連絡先:大城章男会長 090-8558-2330
取材:宮城重哲
大城建築設計事務所
代表
大城章男
一級建築士
沖縄ツーリスト(株)
常務取締役 大城友宏
東京支店
(大城会・会長)
千葉県印西市字草深 2194 ビッグルーフ 205
(大城会 顧問)
東京都港区新橋 1 丁目 13-12(堤ビル3F)
℡:03-3509-6311 http://www.otsinfo.co.jp/tyo/
℡:0476-45-0146
14
携帯:090-8558-2330
http://www5.ocn.ne.jp/~ossekkei/
関東城岳同窓会 就職支援「就活塾」
8 月の某日、重田先輩より関東城岳同窓会の就職支援「就活塾」の打ち合わせ会があるので参加しないかと
のお誘いの携帯メールが入った。城岳同窓会が以前から活発に活動していることは知っていたが、彼らが後輩
学生たちの就職支援目的で「就活塾」なるものを開催していることは初耳であり大変興味が湧いたので会場の
レストランに向かうことにした。
今年1月27日に開催された第1回就職支援「就活塾」は、重田先輩による「業界研究セミナー」に始まり、
大濱多慧子さん(那覇高→お茶水大→ソニー教育部→大浜教育研究所主宰)による「マナー講座・履歴書セミ
ナー」、更に真栄田修氏(那覇高→一橋大→野村證券研修部長)による「出来る仕事をさがそう!」などと実
際の就職活動で役に立つ挨拶や面接時の自己アピールなどきめ細かい内容に感心させられた。講師は、重田先
輩に代表される会社経営者や大手企業で実際に教育を担当した錚々たるキャリアの持ち主ばかりである。彼ら
のこのようなセミナーに仮に有料で参加するとしたら、よほどの受講料を覚悟しなければならないこと必定で
ある。この1月の「就活塾」を体験した2人の学生(立教大学生、青山学院大学生)が、そのときの経験が就
職活動時に非常に役に立ち、実際に大手企業の採用内定を3社からもらった旨をこの会で報告をしていたのが
印象に残った。又、この「就活塾」には、養秀同窓会(首里高同窓会)の幹事の方々も関わっており、彼らの
後輩たちに対する同窓会勧誘の苦労話も聞くことが出来た。養秀同窓会では、関東地区で就職する学生たちの
自宅に同窓会の案内をDMで発送しているというから頭が下がる。
この「就活塾」は今後オープンにするということなので、我が関東支部でも後輩たちの就職支援活動の一環
として是非一緒に展開していきたい。
詳細は下記ホームページまで http://kjogaku.exblog.jp/4195953/
重田氏による業界研究セミナー
取材 宮城重哲
懇親会風景
大城建設 株式会社
代表取締役 大城 朝夫
(株) ヒューマンライフインターナショナル
代表取締役 大城 龍也 (大城会 事務局長)
(大城会 副会長)
〒174-0056 東京都板橋区志村 1-20-6
℡:03-3965-3002
〒108-0071 港区白金台 3-19-1 第 31 興和ビル 5F
【TEL】 03-5449-7331【沖縄支社】 098-867-8070
Fax:03-3966-3002
http://www.itabashi.or.jp/kigyo/ohshiro
http://www.humanlife.tv/
15
会費納入のお願い
琉大同窓会関東支部の会員の皆様!!
今年は、総会案内状の中に年会費の振込用紙を同封しませんでした。お手数ですが会費の振込みをお願いしま
す。今年から新たに終身会員(終身会費 10,000 円)制度も設けましたのでご利用ください。又、総会出席者
で当日お支払いの場合は、この限りではありません。
会費
: 年会費:1,000 円
終身会費:10,000 円
振込先: 郵便局 口座記号番号 00160-3-413900
琉球大学同窓会関東支部 宛
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編集後記
先日、同窓会の重田先輩と会食する機会があったが、たまたま琉大からの社員採用の話題になった。先輩の
経営する日本アドバンストシステム社は、毎年母校から社員を採用しているが、最近、採用内定の辞退が多く
なっていると嘆いておられた。今年も 5 人の内定者のうち 3 人が辞退したとのこと。拝聴すれば、親の反対に
よる地元企業就職がその理由らしい。又、9 月の役員会の席上でも同様のケースが報告された。何と一部上場
企業の三井物産の就職内定を取り消し、地元企業に就職した後輩がいたというから驚きだ。
時代は、規制緩和の波で大手企業の一人勝ち、富の東京一極集中の様相を呈している。加えて、インターネ
ットの進歩により、世の中はグローバル化の大嵐がやってきている。この様な時代に勝ち組として生き残るた
めには、小さな島国の沖縄だけに留まることなく本土や海外まで飛び出していく果敢なチャレンジ精神が必要
である。
去る9月10日、琉球大学に岩政新学長を訪ねた。学長から、関東地区に就職する卒業生に同窓会関東支部
の存在を告知したいとのうれしいメッセージをもらった。我が琉大同窓会関東支部は、彼ら若手会員の勧誘・
支援にいよいよ力を入れるときが来たと実感するが、同時に彼ら新進気鋭の後輩たちとの出逢いも楽しみであ
る。
2007年10月 宮城重哲
オリオンビール(株)東京営業所
所長 金城秀樹
東京都中央区八丁堀 4-5-12 アインツビル1F
℡:03-3523-0305 Fax:03-3523-0306
Email:[email protected]
新宿区歌舞伎町 1-13
嘉手納ビル
℡:03-3200-1285
営業時間(月~土)
18:00~01:00
(嘉手納清美ママ)
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