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サグーライティングプラチナ書き方の基本を見る

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サグーライティングプラチナ書き方の基本を見る
2016.04.25
サグーライティングプラチナ 書き方の基本
改訂履歴
変更日
2016.4.25
2016.5.24
内容
新規作成
「箇条書き」「接続詞」「文末表現」
「重複表現」の項目を追加
日本語は日々変化していくものです。しかし、サグーライティングプラチナでは「日本語として正しいとされているもの」
を使用して文章を作成していくことを基本としています。
ただし、案件によって指定がある場合には指定の方を優先します。
■基本の考え方
・募集内容に不備や不明点がある場合には、必ず運営事務局まで連絡すること。
・基本的な日本語の文法を守って記事を作成するようにし、1 文ずつ意味の通る文章を心がける。
・段落内、記事全体の起承転結を意識し、読者にとって分かりやすい順番で記事の内容を書くようにする。
・読みやすく、誤解されにくい記事を書くように心がける。そのために、多くの人にとってなじみ深い言葉を選び、正確
に使用する。
・一般にあまり知られていない専門用語はなるべく使用しない。使用する際には用語説明も含めて、読み手の理解を
促す。
・基本的には中学生が無理なく読める文章を心がけ、難しい漢字や聞きなれない言い回しは使用しない。どうしても
使用する必要がある場合には、言葉についての解説を入れること。
・台詞(「」で囲まれる誰かの発言)をなるべく使用しないようにする。
・偏った内容や思考を書いてしまわないように、必ず書く内容について調査してから記事作成を行うように心がける。
■募集ルールの見方<案件詳細>
※指定がない場合もある。
・記事概要
記事についての概要。
・使用先 URL
投稿した記事が使用されるサイトの URL。
・参考 URL
記事のテイストや内容の参考にしてほしいサイトの URL。
・想定読者
投稿した記事を読むと想定される読者、またはターゲットとしている読者。
■募集ルールの見方<例文>
記事のテイスト(記事が読者に与える印象)や段落の分け方、記事の参考にしてほしい文章。
■募集ルールの見方<文末表現 / 指定事項>
・文末表現
文末表現の指定。基本的には「です・ます調」とする。「~ですよね」「~ですね」といった柔らかい表現も、特に指定
がない限りは使用可。※多用 NG
・目線
どのような視点から書くのかの指定。
・第三者目線 ・・・ 書き手の感情が入らない書き方を意識すること。主観などを入れないように注意が必要。
・運営者目線 ・・・ 運営者の立場から発信する文章で、運営サイトで扱うものを自然にオススメする目線。
自社サービスの知識がある想定なので、伝聞調や想像を用いない書き方を心がけること。
・専門家目線 ・・・ テーマについて詳しい人を想定ライターとしているため、伝聞調や想像を用いない書き方をす
ること。
・当事者目線(体験談) ・・・ ライター自身が実際に体験をしたという形で、主観的な書き方をする目線。
・主観表現
ライター自身の考えを明示してよいかを指定する。
主観 OK 例)私は正しい日本語で文章を書くことが大切だと思います。
主観 NG 例)正しい日本語で文章を書くことは大切なことです。
・ネガティブ表現
ネガティブ(否定的)な内容を書いてもよいかという指定。NG の場合には、全てにおいて否定的な内容は NG とす
る。
・他のものとの比較・優劣をつけること
サービスや商品を比較して、どちらが優れているかという内容についての指定。
・固有名詞の使用
ここでは主に「企業名」「商品名」「人名」「サービス名」「サイト名」などの使用を指定する。NG の場合にはここであ
げたような種類の固有名詞を使用しないようにする。
■募集ルールの見方<このお仕事の注意点>
案件内で特に注意してほしい内容が書かれています。特にない場合にはこの資料や表記基準に従って記事を作成
して下さい。
■タイトルの作り方
・固定タイトルの場合には、指定されたタイトルをそのままタイトル欄に入れること。
・テーマを参考に作成する指示がある場合には、指示にしたがってタイトルを作成すること。(テーマをそのまま使用
することは NG)
・タイトルを作成する際には、基本的に 15 文字から 35 文字程度とし、文章のような形にならないようにする。
NG 例)母の日のプレゼントには何がよいのでしょうか。
・記号は「!」「?」「!?」のみ全角で使用し、「♡」「♪」「☆」などは基本的に使用不可。
・テーマや本文の内容と合うように作成し、読者を煽りすぎたり、脅したりしないように注意する。
■導入文の書き方
・なるべく多くの人が対象となり、共感できるような内容を心がける。
・記事内でどのような提起をしようとしているのか、わかりやすく簡潔にまとめる。
■まとめの書き方
・本文で分かったことや、さらに一工夫できることなどを紹介する。具体的には、記事を読んだ読者が結論を導きだせ
る手助けができるような内容を心がける。
■導入文・まとめについて
・導入文を台詞から書き始め、まとめを「いかがでしたでしょうか」で始める書き方は「まとめ記事」に多い書き方とな
る。この書き方をテンプレートのように多用することは避け、特徴的な書き方でもあるためなるべく使用しない。
NG 例)導入文書き出し:「どんなプレゼントを選んだらよいか分からない」という人は多いかもしれません。
まとめ書き出し:いかがでしたでしょうか?
■要約文の書き方
・本文の内容を簡潔にまとめる。Google や yahoo などで検索した時に、タイトルの下に出る記事説明の部分をイメー
ジすると分かりやすい。
■句読点の使い方
・文章の最後を必ず句点(。)で終わらせる。
・読点(、)は極力使用しないようにする。
・読点は基本的に「平仮名が続いて単語の切れ目が分かりにくい部分」に使用する。
例) 読点というものは、たくさん使いすぎると文章を読みにくくするものだ。
・読点は「前後で内容が変わる部分」などに使用する。
例) 読点は使い過ぎると読みにくくなるが、少なすぎても読みにくくなる。
・読点を使う場所を変えると意味が変わることもあるので注意する。
1) 少女は、微笑みながら散歩する母を見送った。(微笑んでいるのは母)
2) 少女は微笑みながら、散歩する母を見送った。(微笑んでいるのは娘)
■箇条書きの使用について
・箇条書きや段落内を細かく分けて書くような書き方は基本的に避けるようにして、1 つの文章としてまとめて書くよう
に心がける。
・箇条書きを使用する際には、項目を 7 つ以下とする。
・項目の内容は関連性のあるものとし、関連のない項目を箇条書きにしない。
・項目は規則性のある並べ方を意識する。
■接続詞について
接続詞は、なくても文章のつながりに問題がない場合には極力使用しない。使用する場合には、なるべく下記の一
覧に掲載されているものを使用する。
・接続詞一覧
種類
概要
役割や意味
使用を推奨する接続詞
順接
条件関係に従った
原因⇒結果
「だから」「それで」「そこで」「したがって」「そのため」
帰結を予告する
仮定⇒結果
「それなら」「それでは」「そうしないと」
条件関係に反した
単調さを防ぐ
「しかし」「でも」「それでも」「ただ」
帰結を予告する
意外さを表現
「ところが」「それなのに」
共通点・類似点の
情報を追加
「そして」「それから」「また」
ある事柄を並べる
さらに追加
「それに」「その上」「しかも」
相違点・対立点の
相違点を提示
「反対に」「逆に」「それに対して」「一方」
ある事柄を並べる
選択肢を提示
「または」「あるいは」「それとも」
共通点・類似点のあ
箇条書き
「第一に」「一つ目に」
る事柄に順序をつけ
順序を提示
「最初に」「はじめに」「その後」
て並べる
項目を列挙
「まず」「つぎに」「さらに」
先行表現をわかりや
肯定的変換
「つまり」「要するに」「言い換えると」
すく端的に言い換え
否定的変換
「むしろ」「かわりに」「そのかわり」「そうではなく」「かえって」
ること予告
例を挙げる
「たとえば」「具体的には」「実際」
不足している情報の
特例を提示
「特に」「中でも」
補填を予告
補足情報
「ただし」「もっとも」「ちなみに」
話の本筋を切り換え
話題転換
「さて」「ところで」「それにしても」
たりまとめたりする
核心に入る
「では」「それでは」
最終的にどのような
まとめる
「このように」「こうして」「結局」
結論になるかを予告
強く結論へ
「とにかく」「いずれにしても」「どちらにしても」
逆説
並列
対比
列挙
換言
理解
転換
結論
■文末表現について
・文章が単調になるため、同じ文末表現を繰り返すことは避ける。
・「かもしれない」という書き方は「そうかもしれないし、そうではないかもしれない」という意味を持ち、その前に書いて
ある内容を打ち消してしまう文末表現なので可能な限り使用しない。
ただし、個人の心境などを想像して書く場合にのみ使用可とする。※多用 NG
NG 例)文章を書く際には正しい文法を心がけることが重要かもしれません。
OK 例)文章を書くことを難しいと感じる方は多いかもしれません。
・「ようです」「そうです」といった曖昧な表現を多用しない。
・「思います」のような主観表現は基本的には NG。
■文章作成の注意点
・使用先のサイトやテーマに合わせた文章を書くようにする。
例)女性向けの恋愛コラムの記事に「近年」、「昨今」といった論文に多く使われるような「堅苦しい書き方」は使用
しない 等。
・記事を投稿して、数年後に読んだ時に事実と異なってしまったり、違和感があったりするような内容は書かない。
NG 例)「だんだんと暖かくなってきましたね」のような季節に関する表現
NG 例)「今年は」「去年は」などの時期表現
・同じ内容を繰り返し書かない。
・誰もが知っている内容のみで文章を作成しない。
・文字増しのようなまわりくどい書き方は避け、簡潔な表現を心がける。
・1 文をあまり長くしすぎないようにして、読みやすさを意識する。
・どんな内容であっても、Web 上や書籍などで情報収集してから記事を作成する。自分の専門分野などでない限りは、
自分の知識のみで記事を書かないようにする。
・ひとつのサイトの情報を鵜呑みにしてリライトしない。必ず複数のサイトをチェックするようにして、なるべく信頼でき
るサイト(専門家が書いているようなサイト)を参照する。
・事実をただ羅列するのではなく、その根拠や理由について書くようにする。
・単調な書き方、テンプレートを使用したような書き方は避け、色々な表現を使用するように心がける。
■二重表現・重複表現について
・二重表現・重複表現は、同じことを 2 度書いてしまう表現の間違いのこと。使用しないように注意する。
例)「まず最初に」「必ず必要」「過半数を超える」「甘いスイーツ」「今現在」「色が変色する」「各○○ごとに」「はっ
きり断言」「全てを一任する」「とりあえず応急処置」「あらかじめ予約する」「余分な贅肉」「お歳暮の贈り物」「酒の肴」
「犯罪を犯す」「後で後悔する」「期待して待つ」「そもそもの発端」「元旦の朝」「クリスマス・イヴの夜」「被害を被る」
「古来からの」「存亡の危機」「故障中」
■間違いやすい表現
・「~たり」という表現は、原則として単独で使わず 2 つ以上で使用する。
・「~って」という書き方は稚拙に感じられるので、タイトル以外には使わないようにする。
・“い”抜き言葉、“ら”抜き言葉に注意する。
例)×書いてます。 ⇒ ○書いています。
例)×見れます。 ⇒ ○見られます。
■Web ライティングを行う上での注意点
・インターネット上に掲載されている記事をそのままコピーすることは基本的に NG。引用についても基本的に禁止と
し、レギュレーションで許可されている場合にも多用しないように注意する。
・インターネット上の記事については、不特定多数の読者が想定されるため、少しでも差別的な内容や、熱意を持っ
た人が多い内容(宗教・政治・スポーツ等)には触れないようにする。
■漢字・ひらがな表記
・基本的に補助動詞は開く(ひらがなにする)。
例)書いてある、書いておく、書いている
・以下の漢字はできるだけ開くようにする。
無い → ない
等 → など
程 → ほど
嬉しい → うれしい
解る、判る → わかる
~と言う → ~という
更に → さらに
筈 → はず
出来る → できる
~という訳で → ~というわけで
一つ → ひとつ
何故 → なぜ
お勧め → おすすめ
是非 → ぜひ
2 人共 → 2 人とも
全く → まったく
~に至るまで → ~にいたるまで
目を逸らす → 目をそらす
一冊 → 1 冊
一人 → ひとり
一巻 → 1 巻
様々な → さまざまな
言葉遣い → 言葉づかい
沢山 → たくさん
指差す → 指さす
面白い → おもしろい
ご存知→ご存じ
ゆこう→いこう
行なう→行う
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