Q-Flex VTM - bizsat.jp

Q-Flex VTM
デュアルバンド IF/ L-band 放送
衛星回線用 変調器・復調器
DVB-S2X 対応
は
じ め
に
特
Q-FlexVTM は、放送用衛星変調器/復調器モデムの
新製品です。すぐれた性能で表彰されたVisonシリー
ズ の 後 継 機 で す。Q-FlexVTM は、ウ ル ト ラHDTV
(4K), DTH, DSNG, IP配信等の用途、ファイバー回
線の補完、映像素材伝送、映像配信に最適です。IP
とASIインターフェースをサポートし、DVB-S2Xお
よびDVB-S/DSNG規格に準拠しています。
Q-FlexVTM は、ソフトウエアの変更によって機能を
変える構造をもっているので、現在必要な機能のみを
お求めになり、後日必要に応じて、グレードアップす
ることができます。高速処理プロセッサー搭載で、ハ
イレート・ビデオやIPトラフィックを難なく伝送しま
す。
最新の高能率帯域処理技術を採用
Q-FlexVTM モデムは、もっとも効率的な帯域幅節約
テクノロジーを採用しています。
そのPaired CarrierTM機能で、送信キャリアに受信
キ ャ リ ア を 重 ね 合 わ せ、帯 域 幅 を50%節 約 し ま す
（ViaSat社のパテントPCMA技術を使用）。
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頼性が高くバンド巾効率の高いDVB-S2を継ぐ、最新
規格です。ロール・オフ値を５％まで小さくでき、あ
たらしい高次変調方式を選択すれば、運用帯域幅をお
ど ろ く ほ ど 狭 め ら れ ま す。ClearLinQTM は、伝 送
チャンネルの非直線性を補正し、伝送をより確実にし
ます。DVB-S2X ACMは、活用していないリンク・
マージンをリンク／スループットに変換します。稼働
率を下げて、それを伝送速度の向上に振り向けるので
す。
70/140MHz、 L-バンド両方の入出力を装備。
最大データ速度
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コンスタント・コード変調（CCW)、可変コー
ディング変調（VCM）、アダプティブ・コー
ディング変調 (ACM) 対応。
ロールオフ値の最適化、最少５％。
ClearLinQTM 送信プリディストーション最適
化機能装備。
Paired CarrierTM キャリアのオーバーレィ
XStream IPTM 最先端IP 最適化機能搭載：
TCPアクセラーション、ヘッダー及びペイロード
圧縮、ダイナミック・ルーティング、トラフッ
ク・シェーピング、暗号化。
DVB Carrier ID DVB Carrier ID規格に完全準
拠。
LinkGuradTM キャリアレベル以下の干渉信号
の検出、及びコンスタレーション・モニター。
既存の標準的ネットワーク・ログイン認証によ
るAAA RADIUS ログイン方式採用。
用
例
SNG—衛星中継。
DHTー衛星放送。
4K/HEVC/SDTV。
ISPバックホール中継回線。
ファイバー回線バックアップ
ビデオ会議・遠隔教育。
総代理店
エーティコミュニケーションズ株式会社
〒151-0051 東京都千駄ヶ谷3-55-14
電話 03-5772–9125
155Mbps。
DVB-S2/S2X 及び DVB-S/DSNG対応。
応
Q-FlexVTM モデムがサポートするDVB-S2Xは、信
徴
Teledyne Paradise Datacom Ltd.
2&3 The Matchyns, London Road, Rivenhall End
Witham, Essex,CM8,3HA United Kingdom
WWW.paradisedata.com
Tel:+44(0) 1376–515636
Q-FlexVTM
IF 及び L-Band 入出力端子装備、放送用変調器/復調器
全
体
仕
周波数
様
復調部仕様
IF:50 - 90MHz および 100—180MHz
(間隔：100Hz) ( BNC 端子）
L－バンド：950—2050 MHz(間隔：
100Hz) (N型端子）
L－バンド・オプション：950-2150MHz
データ速度
155.52Mbps ( 標準仕様
データ速度
制限
DVB-S2X: 100Kbps-155.52Mbps
DVB-S/DSNG:100bps-40Mbps
(間隔1bps )
シンボル
レート制限
DVB-S2X: 100Kbps-155.52Mbps
DVB-S/DSNG:100bps-40Mbps
準拠規格
）
DVB-S2X: (EN 302 307-1& EN 302
307-2)
DVB-S/DSNG:EN300 421& EN
301210)
スクランブ
ル
DVB-S2X: EN 302 307準拠
DVB-S/DSNG:EN300 421& EN 301210
準拠
インピーダ
ンス
IF: 50Ω/75Ω
Ｌ-バンド：50Ω
リターンロ
ス
IF: 18dB [代表価 ）
Ｌ-バンド：14dB ( 代表価）
冗長構成
1:1 または、最大 1:16 まで可能
入出力端子
IP入出力（標準）: Gigabit Ethernet ( RJ45 )
オプション：
4ポートGigabit Ethernet Switch
光学Gigabit Ethernet/STM-1/OC-3(小型プラグイン・
モジュール）
Quad ASI( 75Ω BNC メス）
変調部仕様
出力パワー
IF:0 ~ -25dBm ( 0.1 dB ステッ
プ） L－バンド：0 ~ -40dBm
( 0.1 dB ステップ）
出力パワー
安定度/精度
安定度：±0.2dB,0°C - 50°C
制度： ±0.375dBm
位相精度
±2°(最大）
送信フィルター・
ロールオフ
5%,10%,15%,20%,25%,35%
振幅精度
±0.2dB ( 最大）
キャリア・サプ
レッション
-30B ( 最小）
出力フェーズ・
ノイズ
EN 302 307, EN 300 421 及び
EN 301 210準拠、通常3dB良好
ハーモニクス
IF: 18dB [代表価 ）
Ｌ-バンド：14dB ( 代表価）
スプリアス
1:1 または、最大 1:16 まで可能
送信On/Off 比
55 dB ( 最低)
BUC
電源オプション
24V 又は、48V DC IFLケーブル経
由で供給、200W
BUC 10MHz
レファレンス
10MHz ±0.001 ppm, 3dB ± 3dB
FSK制御
IFLケーブル経由で、BUCをモデム
から制御、モニター可能
テスト機能、アラーム出力
テスト・モード
アラームリレー接
点
CW送信(ピュア・キャリア）
1-0パターン繰り返し
衛星遅延のシミュレーション
(TCP/IPパケット）
ユニット、Tx、 Rx、個別のアラー
ム用に、4個の独立した接点
DVB Carrier IDオプション(ETSI TS 103 129
キャリアを識別するために、CID波形による低レベルの
CID波形を、影響が無視できる範囲でスパーインポーズ
します。CID波形には、ユニークなIDがふくまれるた
め、他の通信にキャリアが干渉した場合、識別に利用で
きます。CID波形をデコードするには、特別な装置が必
要です。このオプションは、全Qシリーズモデムに適応
できるソフトとして用意されています。
入力範囲
イーサーネット：標準装備
IF 最低価:
-115＋10log ( シンボルレート )
L-バンド最低値：
-130 + 10log ( シンボルレート )
IF/L－バンド最大値
-80 + 10log ( シンボルレート )
コンポシット
最大価
+10dBm）
ウォンテッド
対
コンポジット
IF: -94 + 10log ( シンボルレート )
L-バンド: -102 + 10log ( シンボル
レート )
周波数
スイープ幅
10Mspsまで：±1kHz - ±32kHz
( 1kHz ステップ）
10Msps 以上：±10kHz—±250kHz
( 10lHz ステップ）
衛星捕捉時間
FEC、データ速度、スイープ幅で定ま
る。10Mspsでは、QPSK Es/No=6dB
の場合、100ms 以下
クロック・ト
ラッキング幅
±100ppm (最低価）
受信
ロールオフ
5%,10%,15%,20%,25%,35%
AGC出力
ダイレクトAGC(バッファー経由)出
力、アンテナ・ピーキング用
LNB 10MHz
レファレンス
10MHz ±0.001ppm,0dBm± 3dB,
IFLケーブル経由で供給
LNB電圧
13V,15V,18V, 24Vセレクタブル、最
大0.5A,IFLケーブル経由で供給
FEC
DVB-S2X
以下、DVBS2もサポート
します。
ノーマルフレーム：
QPSK 13/45, 9/20, 11/20
8PSK 23/36, 25/36, 13/18
8APSK-L 5/8,26/45
16APSK 26/45, 3/5, 28/45, 23/36,
25/36, 13/18, 7/9, 77/90
16APSK-L 5/9, 8/15, 1/2, 3/5, 2/3
32APSK 32/45, 11/15, 7/9
32APSK-L 2/3
64APSK 11/15, 7/9, 4/5, 5/6,
64APSK-L 32/45L
ショートフレーム：
QPSK 11/45, 4/15, 14/45, 7/15,
8/15, 32/45
8PSK 7/15, 8/15, 26/45, 32/45
16APSK7/15,8/15,26/45,3/5,
32/45
32APSK 2/3, 32/45
DVB-S2X
低遅延モード
この機能は、
パラダイス社
独自のDVBS2Xエクステ
ンションで
す。
ベリー・ショートフレーム：
フレーム・サイズ 5,400 bits、DVBS2 Short frameよりも33%短い。
QPSK/8PSK/16APSK/32APSK
2/5, 7/15, 8/15, 3/5, 2/3, 11/15,
4/5, 13/15, 14/15
ウルトラ・ショートフレーム：
フレーム・サイズ 3,240 bits、DVBS2 Short frameよりも20%短い。
QPSK/8PSK/16APSK/32APSK
1/3, 4/9, 5/9, 2/3, 7/9, 8/9
DVB-S2
QPSK 1/4, 1/3, 2/5, 1/2, 3/5, 2/3,
3/4, 4/5, 5/6, 8/9, 9/10
8PSK 3/5,2/3,3/4,4/5,5/6,8/9,9/10
16APSK 2/3,3/4,4/5,5/6,8/9, 9/10
32APSK 2/3,4/5, 5/6, 8/9, 9/10
DVB-S/
DSNG
DVB-S: QPSK 1/2, 2/3, 3/4, 5/6
DVB-DSNG: 8PSK 2/3, 5/6, 8/9,
16QAM 3/4, 7/8
ClearLinQTM 最適化Txプリディストーター
RF系統の直線と非直線歪を補正します。全てのFEC、
変調方式に適応し、必要なバックオフを減少させ、ア
ンプの出力を最大化します。総合的に2dBの性能改善が
期待できます。
ブリッジ 及び
スタティック
ルーティング
トランキング・モード：ハードウエア
Layer 2 ブリッジ、双方向で155Mbps
までサポートします( 上限 500,000
packet /s ); ジッターゼロ。
Layer 2 ブリッジおよびLayer 3 ルー
ター：150,000パケットまでをソフト
ウエアで処理できます。
IPv4/IPv6
Dual IPV4/IPV6, IPv4とIPv6をブ
リッジ、ルーティング両方でサポート
します。
VLAN
IEEE 802.1q VLANをサポート。
IEEE 802.1p QOSをサポート。
厳格な優先順位または過重順位型に対
応。
DHCP,SNMP
M&C IPアドレスによるDHCP,
SNMP v1, V2c, V3.
Webサーバー
M&C用途のモデムサーバーを内臓。
IP診断グラフ
Tx. Rxスループットを表示(bps, pps);
ドロップ、エラーしたパケットをカウ
ントします。
TCP/IPパケッ
トジェネレー
ター/アナライ
ザー
外部装置を使わずに、IPテストの為の
TCP及びUDPパケット・ストリームを
発生、解析する機能。
イーサーネッ
トMTUサイズ
標準：10K bytes
光学イーサーネット：16K bytes
イーサーネット：XStream IPTMオプション
XStream IPTMは、IPを最適化し、トラフィックを管理
する統合的なセットです。信頼性が高く、帯域幅を最大
に活用にするために使用します。
トラフィック
シェーピング
優先順位の高いトラフィックをコミッ
テド・レート、バースト・レートで保
障します。ストリームの識別は、IPア
ドレス、IEEE 802. 1P Priority,
Diffserv DSCP, PID, VLAN ID or
MPLS EXP
ヘッダー・
堅固なヘッダーコンプレッション
(RFC3095)。イーサーネットのヘッ
ダーサイズを90%程度減少させま
す。
片方向処理の場合の処理限界は、
60.000pps, 双方向の場合、ヘッダー
コンプレッション含み、
45,000pps。
(14 byteのイーサーフレームを、1
byte 程度に圧縮）。
コンプレッショ
ン
ペイロード・コ
ンプレッション
圧縮アルゴリズム(RFC 1951 )で、
TCP及びUDPパケットを圧縮します。
代表的ペイロード圧縮は、50%。
ダイナミック・
ルーティング
RIP V1, V2; OSPF V2, V3; BGP V4
TCPアクセラ
レーション
リンク・キャパシティの90%までス
ループットを高めます。処理後同時
TCP接続数10,000。処理前TCP接続
数、最低40,000。100Mbpsまでサ
AAA RADIUS
ユーザーログイ
ン
既存の標準的ネットワーク・ログイン
認証によるAAA RADIUS ログイン方
式採用。
AES-256
暗号化
Q-Flex ETMでのみサポート、詳しく
はQ-Flex ETM データシート参照
イーサーネット ：XStream IPTM DVB-S2
ACM
VCM
２つのASIストリーム、または１つの
ASIと、IPストリームにそれぞれ最適
化したmodcodを割り当て、スルー
プットを最適化します。
IP-over-DVB
エンカプシュ
レーション
イーサーネット・フレームの有無にか
かわらず、IPパケットをDVB-S2にカ
プセル化、非カプセル化します。
MPE(EN 301 192), ULE (RFC
4326),又は、Paradise PXEを選択。
DVB-S2X Rx 最適化イコライザー
一例として、トランスポンダの末端部分等、内部シン
ボル干渉で生ずるグループ遅延を補正します。9タップ
のRxイコライザーが用意されており、10Msps以上の
運用では自動的に挿入され、グループ遅延を補正しま
す。
2
リンクの状況に応じて、modcodをダ
イナッミック可変させます。不要なリ
ンクマージンをスループットに変換
し、スループットの最大化しつつ、
稼動率を100%に保ちます。
Q-FlexVTM
IF 及び L-Band 入出力端子装備、放送用変調器/復調器
Paired CarrierTM
Paired
Carrier TM
オプション
送信と受信キャリアを衛星の同じ周波
数部分でオーバーラップさせます。
エコーキャンセル・テクニックを使用
して、不要な送信キャリアを除去し、
必要な受信キャリアを残します。
DVB-S/DSNG 性能
QPSK
8PSK
Paired
CarrierTM デー
タレートのオプ
ション
(占有帯域幅
54MHzの場
合）
256kbps, 512kbps, 1024kbps,
2.5Mbps, 5Mbps, 10Mbps,
15Mbps, 20Mbps, 25Mbps,
30Mbps, 40Mbps, 50Mbps,
60Mbps, 80Mbps, 100Mbps,
155Mbps
パワー非対称性
-10dB ~ +10dB
シンボルレート
非対称性
12:1 まで
Eb/No
劣化度
モバイル動作に
おける追従性
構造/環境特性
Eb/No ( dB ) at QFE*
Rate
1/2
Rate
2/3
Rate
3/4
Rate
5/6
Rate
7/8
3.9
4.6
4.0
4.6
5.3
6.9
16QAM
8.9
9.0
サイズ
1Uシャーシ、奥行き410mm
(前面パネル取っ手、背面コネクター、
ファンモーターを除く）
重
3.5 kg
Rate
8/9
9.4
10.7
量
準拠規格
FCC, CE 及び
電
90 - 264VAC,
1A@100V,0.5A@240V, 47 - 63Hz.
IECコネクターヒューズ(ライブ側、中
立点ヒューズ):25V及び48V DCオプ
源
RoHS
準拠安全規格
EN60950-1, 2006
放射 および
その耐力
放射：EN55022-2008 Class B
耐力：EN55024-1998
(+A1:2001+A2:2003)
<0.5dB 程度
( 0.7dB: 16QAM/16QPAK, 出力非対
称10dBの場合。）
>1dB:32APSKの場合。
動作温度
標準仕様：0– 50°C
(保管：-40d°C -70°Ｃ)
拡大仕様：0– 55°C
(堅牢オプション）
衛星のフットプリントの中で、モバイ
ル環境を維持し、連続した動作を得る
ため、GPS情報を利用します。
湿
95% ( 露結しない条件）
度
堅牢オプショ
ン
過酷な環境下で使用するためのオプ
ション。
標準のファンモーターを、流量の高
いファンモーターに交換。
ヒートシンクを装備し放熱効果を強
めます。
内部ケーブルの固定を強め、振動に
たいする抗力を高めます。
これにより内部温度が低下し、部品に
対するストレスが低減し、MTBが大き
くなります。
●
●
Adaptive Coding & Modulation
Adaptive Coding and Modulation ( ACM )は、
スループット性能を最適化するために、受信部分
からのチャンネル・コンディション情報を送信部
分へフィードバックさせ、状況にマッチさせるた
め補正を変化させます。リンクマージンに余裕が
あれば、それを帯域幅拡大に利用するわけです。
衛星へのパワーとシンボルレートは不変ですが、
情報速度を受信地点でのEs/No値に沿って変化さ
せます。
Q-Flex ACMは、DVB-S2で採用され、DVB-S2X
に受け継がれたものに準拠しています。ACMを使
うと、スループットが100%増加したと報告され
ています。
DVB-S2X
●
Q-FlexVTM のDVB-S2Xは、DVB-S2の 規 格 を 完
全にサポート（32APSKを含む）しますが、全て
の変調方式、FEC値において、それらの性能をは
るかに凌駕した性能を持っています。
DVB-S2Xは、以下の点で優れています。
・64APKを含め、変調方式とFEC値が加。
5%, 10% 及び 15% の低いスペクトラ
ル・ロールオフ値。
・50Mspsまでのシンボルレート
DVB-S2XのBER特性は、別紙、DVB-S2Xデータ
シートをご参照ください。
32APSKキャリアにおける Clear LinQTM、最適化Tx プリディストーター
によリ、信号のひどいノンリニア歪が補正されている。
総代理店
エーティコミュニケーションズ株式会社
〒151-0051 東京都千駄ヶ谷3-55-14
電話 03-5772–9125
3
内 蔵 の ス ペ ク ラ ム・ア ナ ラ イ ザ ー でLink
GuardTMの性能を示している。対象の信号に
隠れた干渉波を下のプロットが表示している。
Q-FlexVTM
IF 及び L-Band 入出力端子装備、放送用変調器/復調器
回線稼働率: ( UPC: 3dB )
回線稼働率: ( UPC: 0 dB )
変調後の帯域幅 ( 情報速度＝6Mbps )
限界 C/N
高次変調方式(16APSK, 32APSK)の使い方のヒント
Q-Flex Vは、急峻なフィルター特性（右図参照）を選択
できる機能を持っており、帯域幅を必要最小限に狭める
ことができます。そのうえ、16APSK、32APSK等の高
次変調方式を選ぶと、さらに帯域幅を狭くできます。上
図の青色バーは、6Mbps情報信号の変調後の帯域幅を、
変調方式に従ってプロットしたものです。
8PSK 2/3変調時の必要帯域幅を見ると3.0MHzですが、
さらに変調を深めて16APSK 2/3にすると、必要帯域
幅は、2.3MHz にへります。
高次変調方式を使用すると、限界C/N値（ 伝送に必要な
C/N最低値、赤色バー）が高くなり、降雨の影響を受け
やすくなります。帯域幅が狭くなると、送信電力を比例
して下げねばならないので、高次変調になるほど回線の
稼働率が悪化します。
上図、黄緑色で示した数字は、そのようすを表していま
す。国内で使われる代表的衛星で回線稼働率を計算した
ものです。送受信場所は東京都某所、降雨モデルはITURを適用、受信アンテナ口径は５ｍです。紫色で示した
数 字 は、同 条 件 で、３dBのUPC (ア ッ プ リ ン ク・パ
ワー・コントロール）を使用した場合です。
総代理店
エーティコミュニケーションズ株式会社
〒151-0051 東京都千駄ヶ谷3-55-14
電話 03-5772–9125
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