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51.荷さばき所、倉庫、工場等の 車両寄りつき用庇の取扱い
法第 27 条、第 36 条 51.荷さばき所、倉庫、工場等の 車両寄りつき用庇の取扱い 荷さばき所、倉庫、工場等の車両の寄りつき部分に設けられる庇部分の建築基準法上 の各規定の適用については、次の各号による。 (1)床面積の算定 庇部分で、壁その他の区画で囲まれた部分を確定することが困難な場合には、 次のとおり算定する。 ① 屋内的用途であることが明確な場合は、庇部分の水平投影面積を床面積に算入 する。 ② 屋内的用途に供されている部分を確定することが困難な場合は、建築面積と同 様に先端から1m後退した線で囲まれた部分を算入する。 ③ 屋内的用途がない場合であっても、先端から2m後退した線で囲まれた部分を 算入する。 (2)構造制限 玄関前の車寄せなど、火災の発生の恐れの著しく少ない部分に設けられる不燃 材料で造られた大規模な庇で、外気に十分に開放され、構造上重要なものでない 場合にあっては、主要構造部の屋根とは扱わない。 (3)延焼の恐れのある部分 庇の外気に十分に開放された部分については、延焼の恐れのある部分の開口部 の規定を適用しない。 (4)防火区画 床面積に算入される部分で、十分に外気に開放されているものについては、令 第 112 条第 1 項第一号の「その他これらに類する用途に供する建築物の部分」に 該当するものとして取り扱う。 関連告示 参考 54