Comments
Description
Transcript
160128春闘速報№2(ぐんま政策討論集会)
春闘速報 労使政策討論集会 16-NO.2(16・1・29) コープぐんま 職場掲示用 発行:コープネットグループ労働組合 ℡ 048(839)1052 日 会 参 春闘要求作成アンケートより、消費税増税、物価上昇、社会保障の 負担増で苦しい生活実感。 「ベア要求」や欠員補充の要求が増えている。 コープぐんまの労組員からは 629 枚の回収があった中、過去 1 年に 「退職したい」と考えたことが「ある」と答えた回答者が、その理由 に挙げているのは、 「賃金と業務内容のバランス」 「課題が多い」 「仕事 がきつい」など。店舗の非正規では、共済の推進が重荷になっている。 2016 年度は増収減益の予算を組む予定。欠員補充や営業体制の強 化などにより、人件費予算は多めに組むことや、コープデリの新シス テムへの投資、個配手数料の見直しなどで経費増となる。 宅配センターや店舗も移転や新店の候補地探しをしていく。職員に 対しては、体制確保をしながら組織風土作りをしていきたい。 宅配 労組:欠員でセンター幹部も配達している。早く欠員を埋めたい。 労組:共済キャンペーンなど年中課題に追われている。コース整理 もなかなか進まない。組合員とのコミュニケーションを取る 時間もない状況。組合員とのコミュニケーションは生協とし て大切にすべき。 労組:慢性的な欠員状態で、募集しても応募が無い。職場風土を変 えないと人が来ないのではないか? 労組:パート職員が契約時間通りに業務終了できない状態になって いる。契約時間通りに終わらない状況なので、定着率が悪く なっているのではないか? 生協:コース基準の見直しを進めている。実態に合った基準となっ ているかを精査しているところ。今回整備しようとしている コース基準では課題遂行に要する時間も考慮している。共済 キャンペーンについては、年 2 回くらいの山場を作らないと 今のコープぐんまでは年間目標を達成できない。しかし、い ばらきコープなどでは、コープぐんまよりも平月推進が進ん でいるので、特定期間に課題が集中しすぎないよう、そうい う方向も考えたい。やみくもに稼働をかければ良いとは思っ ていないので、分業含め効率的な方法も考えていきたい。 生協:組合員とのコミュニーションは大事にしたい。それが出来る 体制作りを目指していく。来年度でどこまで前進できるか。 時:2016 年 1 月 28 日(19:30~21:30) 場:コープ宮子店 加:経営 5 人 労組 13 人 店舗 労組:3.5 時間の契約だが契約時間通りに帰れたことが無い。体制がな く、新しく入ったパート職員への教育も十分にできない。教育で きる体制を作って欲しい。 労組:欠員もあり忙しい業務の合間に共済のおすすめもしなければな らない。専任スタッフに任せる形にできないか?共済キャンペ ーンが始まると組合員が店に来なくなる実態がある。営業に悪 影響が出てしまうのは本末転倒。 労組:エリア・専任の後任がなかなかいない現状。サブチーフには給 与面含め、あまり光が当たっていない。サブチーフの存在にも 注目してほしい。 労組:東久方店も老朽化をしているのに、他店ばかり改装している。 せめてトイレだけでも何とかしてほしい。 生協:欠員は全店共通の悩みであり、流通業界全体の問題。他流通で はセルフレジなどやっているところもあり、より少ない人数で 運営できるしくみも考えていく必要がある。供給規模に応じた 稼働基準を現在作成中。共済推進のあり方については、店長会 でも論議している。年間目標は年々下げてはいるが、課題に取 り組まなければ、経営上厳しいのも確か。17 年度からのスター トを目指し、推進体制の検討を進めている。サブチーフについ ても論議を始めたところ。 生協:改装は損益改善が見込める店を優先している。部門別損益が店 舗によって差があり、そこが原資となるので、上げていく必要 がある。 まとめ…生協:中村専務理事 労組:豊島委員長 生協:労使で、そう違うことを考えているわけではない。少しずつで も改善したい。普段の職場の中でも今日のような発信ができる ようにしていきたい。 労組:人手不足は課題のあり方にも問題がある。働き続けたい、友人 にこの仕事を紹介したいと思えるためのヒントは現場にある。 全国の生協が労務倒産の崖っぷちにあると認識している。乗り 越えていけるようお願いしたい。コープぐんまの今の良好な経 営状況の背景には欠員の中での現場の奮闘がある。