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事業報告 - TTC 一般社団法人情報通信技術委員会

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事業報告 - TTC 一般社団法人情報通信技術委員会
平成24年度事業報告
Ⅰ
平成24年度事業報告
1.概要
情報通信技術(ICT)を取り巻く環境は、ICTとその利用形態の劇的な変化などを背景に
大きく変化している。また、標準化は、高信頼・高品質な通信インフラの発展とビジネ
ス戦略上益々重要となるとともに、標準化活動の場も益々多種多様になってきている。
平成24年11月にドバイで開催された国際電気通信連合(ITU)の世界電気通信標準化
総会(WTSA-12)において、電気通信標準化部門(ITU-T)の平成25年から平成28年の4
年間の研究体制が確立された。新研究会期では、ITU-Tの従来の技術課題に加え、災害
に強いネットワーク、M2M(Machine to Machine)、IoT(Internet of Things)、クラ
ウ ド コ ン ピ ュ ー テ ィ ン グ 、 セ キ ュ リ テ ィ 、 ス マ ー ト グ リ ッ ド 、 ITS ( Intelligent
Transport Systems)、相互接続試験などの主管SG(Study Group)の決定があった。
このような中、TTCは以下のような活動を進めた。
標準化作業に関しては、ITU-Tへのアップストリーム活動の拡充・効率化とTTC活動の
より一層の活性化の観点等から、平成24年度は、M2Mサービスレイヤ標準化のための国
際連携プロジェクトとして平成24年7月に世界の7つの主要標準化機関の枠組みで発足
した「oneM2M」へ対応する「oneM2M専門委員会」とアジア地域での普及推進活動から発
展した利用標準策定に関わる「BSG(標準化格差是正)専門委員会」の2つの専門委員会
を新設した。
標準等作成・調査研究活動については、標準制定8件、改定8件、廃止0件、技術仕様
書(TS)制定434件、改定0件、廃止0件、技術レポート(TR)制定3件、改定3件、廃止0件を
行うとともに、4件の受託調査研究(受託業務6件)を行った。
国内外の標準化機関・団体との連携の一つとして、インド、マレーシア、タイとの標
準化協調関係の確立やインドネシア、フィリピン、マレーシアへの標準化普及推進活動
の展開を積極的に行った。
分野横断的な活動を通じての新分野への活動として、スマートエネルギー、M2MやIoT、
ITS、緊急時の対応、災害対応、健康・高齢化対応等の幅広い分野の標準化課題に取り
組んだ。
また、電話網(PSTN: Public Switched Telephone Networks)からIP網への移行の進
展を踏まえた標準化(PSTNマイグレーションに関わる標準化)を順次進めていくことと
した。
このほか、「スマートグリッドとICT」に関する技術・標準化動向セミナー等17回の
セミナー・ワークショップの開催、CEATEC等5回の展示会への出展、更に情報発信の重
要なツールの一つであるホームページのリニューアルを行い、情報発信力の強化に取り
組んだ。
また、普及推進委員会においては、平成24年3月にAPTで採択されたインドネシア提案
のJ3(パイロットプロジェクト)を実施した。
1
平成23年度末の会員数は、正会員78、賛助会員4、合計82会員であったが、平成24年4
月1日以降、正会員5の入会、賛助会員から正会員へ会員種別変更1、及び正会員5の退会
があったため、平成24年度末は、正会員79、賛助会員3、合計82会員となった。
2.標準化活動等
2-1 標準化会議
(1)標準化戦略の決定
中期標準化戦略の決定などを行うため、次のとおり集会形式の標準化会議を開催した。
第90回
(集会形式)
H25.2.25
平成25年度中期標準化戦略の決定など
(2)標準の制改定
標 準 の 制 改 定 手 続 き に つ い て は 、 世 界 貿 易 機 関 ( WTO) の TBT 協 定 ( Agreement on
Technical Barriers to Trade)を尊重し標準案リストのWeb公開、標準案の提示から決
定までの期間を60日間確保するなど公正性、中立性、透明性を確保した。
標準作成作業の円滑化・効率化のために、電子メール、電子投票システム等の電子的
手段を活用した。(別紙1:制改定した標準等の一覧)
標準化会議(電子投票)の審議経過、標準の制改定件数および意見・対案の提出状況
は、次のとおりである。
2
標準の制改定を行う標準化会議の審議経過
標準化会議回数
内容
第86回
第87回
第88回
第89回
H24.3.16
(Web公開)
H24.6.15
(Web公開)
H24.9.14
(Web公開)
H24.12.14
(Web公開)
中止
(注1)
中止
(注1)
中止
(注1)
H24.12.27
標準案に対する
意見・対案の募
集
H24.3.16
~
H24.4.6
H24.6.15
~
H24.7.6
H24.9.14
~
H24.10.05
H24.12.14
~
H25.1.11
対処方針の周知
(1回目)
中止
(注2)
中止
(注2)
中止
(注2)
H25.1.25
対処方針に対す
る意見・対案の
募集
―
―
―
H25.1.25
~
H25.2.1
対処方針の周知
(2回目)
―
―
―
H25.2.8
票決実施の
議長決定周知
H24.5.11
(E-Mail)
H24.8.3
(E-Mail)
H24.11.2
(E-Mail)
H25.2.8
(E-Mail)
電子投票実施
H24.5.18
9:00
~
H24.5.24
15:00
H24.8.24
9:00
~
H24.8.30
15:00
H24.11.9
9:00
~
H24.11.15
15:00
H25.2.15
9:00
~
H25.2.21
15:00
標準案の周知
標準案説明会
【「内容」の説明】
標準案の周知:標準案に対する意見および対案の提出依頼および IPR 声明書の提出依頼
標準案説明会:原則として「標準案に対する意見・対案の締切日」までに開催
対処方針の周知:対処方針に対する意見・対案の提出依頼
(注1):標準案説明会を案内したが、参加希望者がいなかったため、中止した。
(注2):標準案に対する意見・対案がなかったため、中止した。
3
平成24年度標準の制改定件数および意見・対案の提出状況
(件数)
標準作成状況
意見・対案の提出状況
標準化会議委員提案
標準化会議回数
(標準作成回数)
(投票締切日)
(注3)
新規
第86回
(70回)
(H24.5.24)
6
2
第87回
(71回)
(H24.8.30)
0
第88回
(72回)
(H24.11.15)
専門委員会自主提案
技術内容に
関するもの
記述形態に
関するもの
技術内容に
関するもの
記述形態に
関するもの
提案
採用
提案
採用
提案
採用
提案
採用
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
第89回
(73回)
(H25.2.21)
2
2
0
0
0
0
0
2
2
1
1
計
8
8
0
0
0
0
0
2
2
1
1
改定
廃止
(注3)第90回標準化会議(H25.2.25)は、平成25年度中期標準化戦略決定を目的に開催し、
標準の制定は行っていない。このように標準を制定しない標準化会議があるので、標準
化会議回数と標準作成回数との間に乖離がある。
4
2-2 企画戦略委員会
中期標準化戦略案の策定、重点課題の選定、標準化要望への対処並びに専門委員会等
の新設及び活動状況の把握を行い戦略的な標準化活動を展開した。なお、開催状況は、
以下のとおりである。(別紙2:企画戦略委員会 委員長・副委員長・委員一覧)
回数
開催日
・
・
・
・
・
・
第67回
H24.4.26
・
・
・
・
・
・
・
第68回
H24.6.1
第69回
H24.7.20
第70回
H24.10.1
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
活動状況(主な審議課題等)
平成24年度表彰選考(功労賞)の選考について
CJK3月宮崎会合対処結果について
IPTV専門委員会の組織再編について
スマートコミュニケーションAGについて
非会員への標準類ダウンロード無償化について
企画戦略委員会委員の担当業務(専門委員会、 AG,重点課
題)について
3PPs関連会合参加報告
【H24年度情報通信月間参加行事】のお知らせ
【H24年度情報通信月間参加行事】災害に強いICTを考える
ワークショップについて
【H24年度情報通信月間参加行事】ICTと気候変動専門委員
会の活動報告セミナーについて
TTCホームページについて
TTCレポートについて
WTP2012(ワイヤレス・テクノロジー・パークへの展示に
ついて
平成24年度のTTCセミナー計画について
M2Mへの対応について(oneM2Mへの参加について)
TTC事業計画の目標設定(標準化成果の把握)について
oneM2M Partnership Agreementの締結について
oneM2M専門委員会の設立について
平成23年度事業報告について
平成24年度正会員登録状況について
Kaleidoscope 2013の日本招致について
HATS ITU-T合同インタオペラビリティイベントの開催につ
いて
HATS推進会議 光アクセスAdhoc設置について
平成24年度技術調査について
「災害対応WP」の設置に向けて
PSTNマイグレーションに関わる標準化検討について
oneM2M及びoneM2M専門委員会の状況について
情報転送専門委員会の英語名称の変更について
健康・高齢化対応WPの設置について
TTC事業計画の目標設定(標準化成果の把握)について
TTCレポートについて
平成24年度のTTCセミナ計画について
「電話網(PSTN)からIP網への移行の進展を踏まえた標準
化対応」について
光ファイバ伝送専門委員会のSWG設置について
5
第71回
H24.11.2
第72回
H24.12.21
第73回
2-2-1
H25.2.6
・ セミナー「スマートテレビの現状と今後」 ~副題:IPTV
の役割~開催について
・ セミナー「映像符号化、音声符号化の最新技術動向、標準
化動向について」開催について
・ セミナー「サイバーセキュリティに関する技術動向」開催
について
・ oneM2M活動報告会開催について
・ TTC技術レポート「ホームネットワーク通信インタフェー
ス実装ガイドライン」および「HEMS等に向けた伝送技術の
概説」の作成について
・ 平成24年度の重点課題検討状況(中間報告)
・ 平成24年度事業計画取組状況について
・ TTC事業計画の目標設定(標準化成果の把握)について
・ Zigbee AllianceとのLetter Agreement連携について
・ Wi-SUN Alliance とのMoU締結について
・ WTSA-12に向けた日本対処に関する最新動向
・ TTCセミナー「サイバーセキュリティに関する技術動向」
開催について
・ 平成24年度活動状況について
・ ITU-T総会WTSA2012について
・ 第90回標準化会議の開催案内
・ 平成25年度中期標準化戦略の策定について(審議)及び平
成25年度専門委員会の標準化計画の制定について
・ 平成25年度アドバイザリーグループ(AG)の活動計画につ
いて
・ 平成24年度の重点課題検討状況
・ 平成25年度の重点課題の設定
・ 平成24年度フォーラム調査結果について
・ 「電話網(PSTN)からIP網への移行の進展を踏まえた標準
化対応」について
・ 標準化会議(電子投票)日程(平成24年度4Q~平成26年度
2Q)について
・ 普及推進委員会の廃止および専門委員会の新設提案につい
て
・ 次期企画戦略委員会委員の定員について
・ 標準化会議規程の一部改定について
・ 選挙日程について
重点課題
標準化活動を体系的かつ戦略的に展開するため、重点課題を設定して、中期標準化戦
略との整合を図りつつ標準化活動を展開した。
平成24年度の重点課題は、以下のとおりである。(別紙3:平成24年度重点課題一覧)
(1)ユビキタス(センサネットワーク)
(2)インターオペラビリティ
6
(3)スマートグリッド
(4)クラウドコンピューティング
(5)スマートカー(次世代 ITS コミュニケーション)
(6)緊急通報アクセシビリティ
(7)健康・高齢化対応(eヘルス)
第73回企画戦略委員会(H25.2.6)において以下のように平成25年度の重点課題を設
定し、第90回標準化会議(H25.2.25)に報告した。(別紙4:平成25年度重点課題一覧)
(1)インターオペラビリティ
(2)クラウドコンピューティング
(3)スマートカー(次世代ITSコミュニケーション)
(4)緊急通報アクセシビリティ
(5)健康・高齢化対応(eヘルス)
(6)災害対応:新規に設定
<平成24年度からの主な変更点>
・重点課題「ユビキタス(センサネットワーク) 」は重点課題から削除
(NGN&FN専門委員会とoneM2M専門委員会で議論・検討を行うため)
・重点課題「スマートグリッド」は重点課題から削除
(次世代ホームネットワークシステム専門委員会で議論・検討を行うため)
・重点課題として「災害対応」を新規に設定
2-2-2
専門委員会・アドバイザリーグループの組織再編
平成24年度は、18専門委員会、6アドバイザリーグループの体制で調査研究・標準化
活動を行った。(別紙5:専門委員会等の構成)
(1)第68回企画戦略委員会(H24.6.1)にて、oneM2Mについて調査研究を行い、標準
化活動への迅速な反映に取り組むため、oneM2M専門委員会の設置を決定した。
oneM2M専門委員会では、oneM2Mの運営委員会への対処方針審議及びoneM2Mの技術
総会(技術作業部会を含む)に向けてoneM2M専門委員会委員間の情報共有と意
見交換を行う。また、oneM2Mで作成した技術仕様書をTTC仕様書として制定する
活動を行う。
(2)第73回企画戦略委員会(H25.2.6)にて、BSG(標準化格差是正)専門委員会の設置
を決定した。
BSG(標準化格差是正)専門委員会では、平成19年に設置した普及推進委員会の実
績をベースに、ICTソリューションをアジアのルーラルエリアに広く普及させるため
に、ルーラルエリア共通の要求条件や導入ハンドブック等を「ソリューション利用
標準」として標準化し普及させ、またその推進に必要な連携構築や将来のビジネス
展開につながるプロモーションも含めた活動をよりオープンな形態で持続的に進め
る活動を行う。
7
2-3
専門委員会
専門委員会別の活動状況は、次のとおりである。
(別紙6:専門委員会 委員長・副委員長一覧)
専門委員会名
(1)
(2)
活動状況(標準制改定、審議課題等)
ITU-T SG13関連のNGN(次世代ネットワーク)および Future
Network(FN, 将来網)アーキテクチャ勧告に対するダウンス
トリーム、アップストリーム活動を行なっている。平成24年
度は、FNのアップストリーム活動およびPSTNマイグレーショ
ンに関連した標準の改版に注力した。
<ダウンストリーム活動>
・標準の制改定:標準(JT):改定1件、英語版制定1件
「PSTNマイグレーションに係る意識あわせの場」からの要望
によりTTC 標準 JT-Y1221(IPネットワークにおけるトラヒッ
NGN&FN(Future
ク制御と輻輳制御方式)を改版した(平成25年2月21日制定)。
Networks ) 専
また同JT-Y1221の英語版を作成し制定した(平成25年3月27日
門委員会
制定)。
<アップストリーム活動>
・ ITU-T SG13平成24年6月会合及び平成25年2月会合へ参加
標準化の重点はNGNからFNに更に移行した。平成25年から
の会期において、FNの重要分野である課題Q14/13(Service
Awareness)、Q15/13(Data Awaerness)のラポータを日本から
任命されるなど、FN標準化を先導した。また活発化したSDN
(Softrware Defined Networking)やクラウド関連の標準化に
おいても貢献した。
NGN 付 加 サ ー ビ ス を 実 現 す る SIP(Session Initiation
Protocol)関連の勧告・標準を中心にしたダウンストリーム
活動及びITU-T SG11におけるC&I(適合性及び相互接続性試
験)やSDN、M2Mなどの標準化に寄与するためのアップストリ
ーム活動を行なった。
<ダウンストリーム活動>
・ 標準の制改定:標準(JT):改定1件
・ 仕様書の制改定:仕様書(TS):新規1件
JT-Q3401(NGN NNIシグナリングプロファイル プロトコルセ
信 号 制 御 専門 委 ット1)の改定およびTS-1018(NGNにおけるCUG/PNPに関する
員会
インタフェース技術仕様)を制定した。
標準案として、「PSTNマイグレーションに係る意識合わせの
場」からの要望による2件 JT-Q3401(NGN NNIシグナリングプ
ロファイル プロトコルセット1)[改定]、JJ-90.27(着信転
送 サ ー ビ ス (CDIV) に 関 す る NNI 仕 様 )[ 新 規 ] 、 及 び JJ90.26(IMSにおけるSDPメディアネゴシエーション手順 )[新
規] の計3件を作成した。
<アップストリーム活動>
・ITU-T SG11会合(平成24年6月会合及び平成25年2月会合)
へ参加
8
専門委員会名
(3)
(4)
活動状況(標準制改定、審議課題等)
SG11は、C&Iの主管SGとなったこと、FG-M2Mの親SGである
こと、SDNに関するWPが設置され作業が始まったことなどか
ら、注目を集めている。C&Iに対しては、インターオペラビ
リティAGを通してHATSと連携し、積極的に貢献した。また、
SDNについては、WPの議長及び関連の課題Q4/11のラポータを
日本が務めている。
<セミナー・活動報告会開催>
・ 平成24年4月11日 NGN信号制御関連の国内外動向セミナ
ーを開催。70名参加。
・ 平成25年2月19日 TTCセミナー「信号制御専門委員会活
動報告」 ~PSTNマイグレーション標準化 最新動向~
を開催。54名参加。
ITU-T SG15(光アクセス網、光伝達網の物理層技術、アー
キテクチャ)およびSG5(伝送装置のEMC)の領域を担当してお
り 、 E-PON 、 イ ー サ ネ ッ ト プ ロ テ ク シ ョ ン 、 MPLS-TP 、
40G/100GのWDMシステムおよび伝送装置のEMCに関するアップ
ストリーム、ダウンストリーム活動を行った。
・ 国際活動において委員会の活動内容を理解しやすくする
ため、平成24年6月に専門委員会名の英語表記をOptical
Transport Networks and EMC Working Groupに変更。
・ 平 成 24 年 8 月 の ASTAP 会 合 で ITU-T MPLS-TP OAM 勧 告
(G.8113.1) の ITU-T で の 承 認 支 持 を CJK 共 同 提 案 済 み 。
(平成24年11月のWTSA-12で承認された。)
<ダウンストリーム活動>
情 報 転 送 専門 委 ・ 標準の制改定:標準(JT):改定1件
員会
・ 調査報告書(SR)の制改定:新規1件
<アップストリーム活動>
・ 平成24年9月 のITU-T SG15会合のWP1 Q2,WP3の対処方針
及 び 寄 書 を 審 議 し た 。 ( 寄 書 : WP1 Q2 6 件 、 WP3 9 件 )
(H24.8)
<セミナー・活動報告会開催>
・ 光伝送、アクセスおよびホーム網の標準化を行っている
ITU-T SG15の前会期(平成21年-平成24年)の標準化活動
を振り返ると共に、今会期(平成25年-平成28年)の標準
化に向けた展望についてのセミナーをSG15を担当する4
つの専門委員会と共催し、SG15 Q2の光アクセスシステ
ム の 標 準 化 と WP3 の 標 準 化 動 向 に つ い て 紹 介 し た 。
(H25.3.28)
メタリック導線網によるアクセス伝送装置の標準化活動を行
っている。
<ダウンストリーム活動>
DSL専門委員会
・G.fastやVDSL2ベクタリングなどの最新の動向調査を継続
して行った。
<アップストリーム活動>
・ 平成24年9月のITU-T SG15会合のQ4aの対処方針を検討し
9
専門委員会名
(5)
(6)
(7)
活動状況(標準制改定、審議課題等)
た。(H24.7.27)
<セミナー・活動報告会開催>
・ 光伝送、アクセスおよびホーム網の標準化を行っている
ITU-T SG15の前会期(平成21年-平成24年)の標準化活動
を振り返ると共に、今会期(平成25年-平成28年)の標準
化に向けた展望についてのセミナーをITU-T SG15を担当
する4つの専門委員会と共催し、ITU-T SG15 Q4のVDSL2
ベ ク タ リ ン グ 、 G.fast の 動 向 に つ い て 紹 介 し た 。
(H25.3.28)
ITU-TのSG2及びSG12関連の網管理や通信サービス品質に対
して、アップストリーム、ダウンストリーム活動を行ってい
る。
<ダウンストリーム活動>
・標準の制定:新規4件(JT-M3170.0、JT-M3170.1、
JT-M3170.2、JT-M3170.3)、改定1件(JJ-201.01v6)
網 管 理 専 門委 員 <アップストリーム活動>
会
・ ITU-T SG2、ITU-T SG12会合への対 処方針及 び寄書審議
を実施した。(寄書件数:SG2-2件、SG12-3件)
<セミナー・活動報告会開催>
・網管理専門委員会における網管理技術関連の活動を電子情
報通信学会 ICM研究会にて紹介した。(H25.3.14-15)
<調査報告書>
・新規1件(SR-0060)
国内のIPTV仕様とITU-Tを中心とした国際標準化の整合性
をとりながら、ITU-TのIPTV-GSI及びSG16へのアップストリ
ーム活動を中心に活動した。
<ダウンストリーム活動>
・ 標準の制定:平成24年度4Qで1件制定予定
<アップストリーム活動>
IPTV専門委員会 ・ AM(Audio Measurement) や デ ジ タ ル サ イ ネ ー ジ に 関 連 す
るテーマを中心にアップストリーム活動を行った。
・ ITU-T IPTV-GSI会合へ の寄書について審議 した。(寄書
10件)
<セミナー・活動報告会開催>
・ 「スマートテレビの現状と今後」というタイトルでTTC
セミナーを実施した。(H24.10.23)
ICTと気候変動に関して、環境影響評価手法やデータセン
ターの省エネ等、ICTセクターの環境負荷低減に関しても、
国内技術を反映させるよう標準化活動を行った。
<ダウンストリーム活動>
ICT と 気 候 変 動
・ 標準の制定:平成24年度4Q で1件制定予定。
専門委員会
<アップストリーム活動>
・ 日本がリードしてきた環境影響評価手法に関する ITU-T
勧 告 が 、 L.1410 と し て 、 ま た L.methodology_ICT in
organizationがL.1420として勧告化された。
10
専門委員会名
(8)
(9)
(10)
活動状況(標準制改定、審議課題等)
・ ITU-T SG5会合への寄書について審議(寄書18件)
ITU-T SG2の電気通信番号に関するアップストリーム活動
(ITU-T SG2のWP1対応)を実施した。
<ダウンストリーム活動>
・ 国際標準の動向を把握し、必要に応じて標準化の要否を
判断することとした。
<アップストリーム活動>
・ SG2へのアップストリーム合同会合を開催し、各課題に
番 号 計 画 専門 委
対する対処方針及び、本専門委員会からは課題1(ナン
員会
バリング、ネーミング、アドレッシング、識別子計画)
の番号ポータビリティに関する寄書審議を実施した。
(H24.12.21)
<セミナー・活動報告会開催>
・「電気通信番号の歴史と標準化動向」と題しセミナーを開
催し、電気通信番号(電話番号)に関する基礎的な事項と最
新動向の解説、および本専門委員会の活動を紹介した。
(H25.3.18)
ITU-T SG15 WP2の6つの課題(陸上・海底光システム、光部
品、ファイバ、ケーブル、設備、敷設、保守 )のアップスト
リーム活動を行った。
<ダウンストリーム活動>
・ ダウンストリーム活動を活性化するため7月に光ファイ
バシステム(SWG2001)と光ファイバケーブル(SWG2002)の
二つのSWGを設置した。平成25年度よりダウンストリー
ム活動を本格化する。
光 フ ァ イ バ伝 送 <アップストリーム活動>
専門委員会
・ 平成24年9月のITU-T SG15会合のWP2の対処方針及び寄書
を審議(寄書 7件)
<セミナー・活動報告会>
・ 光伝送、アクセスおよびホーム網の標準化を行っている
ITU-T SG15の前会期(平成21年平成24年)の標準化活動を
振り返ると共に、今会期(平成25年-平成28年)の標準化
に向けた展望についてのセミナーをITU-T SG15を担当す
る4つの専門委員会と共催し、 ITU-T SG15 WP2について
講演した。(H25.3.28)
主として情報通信セキュリティに関するアップストリーム
活動(ITU-T SG17対応)を行った。
<ダウンストリーム活動>
・ SG17の勧告のダウンストリームについては会員要望に応
セ キ ュ リ ティ 専
じて検討することとした。
門委員会
<アップストリーム活動>
・ SG17対応のアップストリーム会合を実施し、対処方針及
び、寄書計6件の審議を実施した。(H25.3.12)
・ CJK Security WGの第1回会合をTTCがホストで開催し、
CJK間での情報通信セキュリティに関する意見交換を行
11
専門委員会名
(11)
oneM2M 専 門 委 員
会
<新設>
(12)
BSG ( 標 準 化 格
差 是 正 ) 専門 委
員会
<新設>
(13)
メ デ ィ ア 符号 化
専門委員会
(14)
企 業 ネ ッ トワ ー
ク専門委員会
活動状況(標準制改定、審議課題等)
った。(H24.8.6) 第2回会合は韓国で開催され、第1
回 と 同 様 に 議 論 と 情 報 共 有 を 行 な っ た 。 ( H25.1.15~
16)
<セミナー・活動報告会開催>
・「サイバーセキュリティに関する技術動向」と題し、サイ
バーセキュリティ情報交換技法(CYBEX)とそのの活用事例
や、警察庁でのサイバー攻撃に対する取組、および本専門委
員会の活動状況を紹介するセミナーを開催した。
(H24.11.29)
平 成 24年 7月 専 門 委 員 会 を 設 立 。 ARIB と ジ ョ イ ン ト で 、
oneM2M合同会合を計4回開催し、①SC会合の報告及び対処方
針の作成、②TP(技術総会)や各WG活動に関する報告、等を
行っている。また、会合参加者でのアドホック会合を実施
し、技術情報の理解、共有を図っている。
平成24年10月にoneM2M報告会を実施して、活動をアピー
ル・新規会員の募集を実施した。
WG1(Requirements) 、 WG2 ( Architecture ) 、 WG3
( Protocol ) 、 WG4 ( Security ) 、 WG5 ( Management,
Abstraction and Semantics)が設立されており、当面、Use
Case TR ( 技 術 報 告 ) 、 Requirements TS ( 技 術 仕 様 ) 及
Architecture TS の 策 定 を 急 ぎ 、 平 成 25 年 末 に は 、 最 初 の
deployableな仕様書のリリースを目指すこととなっている。
ASTAPやITUへICTソリューション利用標準を提案すること
及び各国との標準化・ICT普及連携活動を推進することを活
動目的とする。
平成25年3月より委員を募集し、平成25年3月22日に第1回
会合を開催し、中期標準化戦略(案)・平成25年度標準化計
画を作成し、活動を開始した。
ITU-TのSG16関連の音声符号化、映像符号化、FAX、に関す
るダウンストリーム活動を中心に活動した。
<ダウンストリーム活動>
・ 標準の制改定:標準(JJ):新規1件、改定5件
・ 標準(JT):新規1件、改定3件。
<セミナー・活動報告会開催>
・ 映像符号化、音声符号化の最新技術動向、標準化動向に
ついてのセミナーを開催。(H24.10.31)
企業網インターフェースSWGでは、PBX-PBX間相互接続の標
準化をテーマとし、ITU-T、ISO/IEC勧告に加えIETFのSIP適
用することを中心に活動した。CT I/F SWGではコンピュータ
-PBX間相互接続の標準化をテーマとし、ISO/IEC勧告である
CSTAの調査及び標準化を実施した。
<ダウンストリーム活動>
・ 企 業 網 イ ン タ ー フ ェ ー ス 及 び Computer
Telecommunication Interfaceに つ い て 、 以 下 の と お り
実施した。
12
専門委員会名
(15)
(16)
活動状況(標準制改定、審議課題等)
・ 標準の制改定:標準(JS):改定1件
・ 技術レポート(TR)の制改定:改定1件
・ 調査報告書(SR)の制改定:新規3件
<セミナー・活動報告会開催>
企業ネットワーク専門委員会の二つのSWGの活動内容と企
業網のスマートデバイスの活用などの最新動向のセミナーを
開催。(H25.2.15)
スマートグリッドやスマートハウスの実現で活用されるで
あろうHEMS(Home Energy Management System)と、住宅内
機器を接続する標準インタフェースであるECHONET Lite規格
の下位層通信インタフェースを実装するためのガイドライン
として、技術レポート「ホームネットワーク通信インタフェ
ース実装ガイドライン」(TR-1043)を制定した。(プレス
リリースをH24.11.9に実施。)
この技術レポートに記載した「920MHz帯無線を使用するイ
ン タ フ ェ ー ス 規 格 」 を JJ-300.10、 「 ITU-T G.9903 狭 帯 域
OFDM PLCを使用するインタフェース規格」をJJ-300.11とし
てTTC標準化した。(H25.2)
本専門委員会のSWG3602、SWG3601とIEEE P.1901.2との間
でリエゾンを結んで入手した情報も使用して、スマートグリ
ッド向けの有線伝送技術、無線伝送技術を解説した技術レポ
ート「HEMS等に向けた伝送技術の概説」(TR-1044)を制定
した。
次 世 代 ホ ーム ネ
調査を進めてきたホームネットワークにおけるサービスプ
ッ ト ワ ー クシ ス
ラットフォーム関連技術を、技術レポート「ホームネットワ
テム専門委員会
ークサービスを実現するサービスプラットフォーム」( TR1046)として制定した。(H25.3)
<ダウンストリーム活動>
・ ITU-T G.9903(G3 PLCの標準)に関するTTC標準として
JJ-300.11を制定した。(H25.2)
<アップストリーム活動>
・ ITU-T SG15のQ15にリエゾンを送り、ITU-T G.9903とJJ300.11の規定内容の整合を図った。
・ ITU-T SG15のQ4b、Q4cへの対処方針を審議。(H24.9)
<セミナー・活動報告会開催>
「ホームアプリと通信インタフェース規格」と題し、
ECHONET Lite規格に対応するOSIにおける下位レイヤプロト
コルに関する最新動向について、本専門委員会で制定したホ
ームネットワークシステム関連の技術レポートやTTC標準に
関連する技術につき、Wi-SUN AllianceとZigBee Allianceか
らも講師を迎えてセミナーを実施した。(H24.12.7)
3GPP/3GPP2 共 通 の 課 題 に 対 す る 情 報 交 換 、 お よ び 3GPP
移動通信網
PCG(Project
Coordination
Group)/OP(Organizational
マ ネ ジ メ ント 専
Partners)会合、3GPP2 SC(Steering Committee)/OP会合(PP
門委員会
の運営に関わる会合)への対処方針を審議し、会合結果の報
13
専門委員会名
活動状況(標準制改定、審議課題等)
告を行った。
3GPP の TSG-RAN(Technical Specification Group Radio
Access
Network),TSG-CT(TSG
Corenetwork
&
Terminals),TSG-SA(TSG Service & System Aspects) が 制 定
する技術仕様および技術レポートのうち、固定ネットワーク
およびサービスに係るもののダウンストリーム活動を行っ
(17)
3GPP専門委員会 た。
また、RCS(Rich Communication Suite)関連の国内ガイ
ドラインを検討した。
<ダウンストリーム活動>
・ 仕様書の制改定:仕様書(TS):新規515件
・ 技術レポート(TR)の制改定:新規4件
3GPP2 の TSG-A ( Access Network Interfaces ) ,TSGS(Services and Systems Aspects)、TSG-X(Core Networks)
が制定する技術仕様および技術レポートのうち、固定ネット
3GPP2 専 門 委 員
(18)
ワークおよびサービスに係るもののダウンストリーム活動を
会
行った。
<ダウンストリーム活動>
・ 仕様書の制改定:仕様書(TS):新規42件
【TTC標準の体系】
JJ-××××:TTC独自標準、
JT-××××:ITU-T勧告に準拠、
JS-××××:ISO標準に準拠、
JF-××××:上記以外の国際的フォーラム等の標準に準拠
14
2-4
アドバイザリーグループ(AG)
AG名
(1)
技術調査AG
(2)
国際連携AG
(3)
インターオペ
ラビリティAG
(4)
マルチメディ
アAG
(5)
クラウドコン
ピューティン
グAG
(6)
スマートコミ
ュニケーショ
ンAG
活動状況
国内外の45フォーラムを対象に、活動対象分野、活動目的、
参加企業の国別分類等を調査するとともに、TTC専門委員会・ア
ドバイザリーグループの活動領域との関連性等を分析した。
また、M2M/IoTに係わっている主要フォーラムでの検討状況と
動向を調査した。これらの結果はTTCホームページに掲載し、広
く一般に供した。
GSC, CJK, GISFI, APT, ITU等との連携強化に努めた。具体的
な連携内容については第4節の表を参照のこと。また、欧州に駐
在しているTTC大使の一時帰国の機会をとらえ、ETSIを含む欧州
諸国での標準化動向等について情報共有・意見交換した。
TTCとしての具体的作業の要否及び内容を詰めるべく、ITU-T
SG11、SG16及びJCA-CIT等の動向を確認し、ITU-T SG11への寄書
の検討を行った。
また、ITU-TのHPにある相互接続や勧告適合性試験や認定に関
連 し た 各 国 の 活 動 や 団 体 の 活 動 が 紹 介 さ れ て い る ITU
Conformity and Interoperability Portal (C&I)の サ イ ト に 、
日本で相互接続試験を行っているHATSが情報を掲載することに
ついてサポートした。
平 成 24年 7月 の HATSに お け る NGN端 末 相 互 接 続 試 験 開 催 に 際
し、ITU-Tの後援を得るべく活動し、ITU-T支援(supported)の形
で実現させた。また、海外との窓口として問合せ対応などで
HATSをサポートした。
平成24年12月25日に第3回目の会合を開き、平成25年1月14日1月25日開催のITU-T SG16会合の対処方針及び寄書の審議を実施
した。 (会合にて審議した寄書:12件)
ITU-T FG Cloud の 活 動 が 平 成 24年 12月 で 終 了 し た こ と を 受
け、NGN&FN専門委員会、セキュリティ専門委員会等と連携しな
がら、主としてグローバルクラウド基盤連携技術フォーラム
(GICTF)でのインタークラウド検討結果のITU-T SG13国際標準化
に向けた対処方針の検討を行っている。
M2M/IoTの基盤の上で進展が見込まれる新たなビジネスについ
て、個々の課題を総合的に検討するとともに、更に幅広い視野
で分野横断的な議論を行う場として設置。4月に第1回、7月に
第2回会合を開催。下記5WPの設置を承認。
ス マ ー ト カ ー WPで は 、 ① ITU-T CITS 会 合 ( ミ ュ ン ヘ ン 、 東
京、ウィーン)報告と対応審議、②ITS世界会議東京2013に向け
た対応の審議③EV車の充電規格の標準化動向紹介を実施。WP会
合を5回開催。
ホームネットワーク&スマートグリッド合同 WPでは、ITU-T
JCA-SGHNへの対応を次世代ホームネットワークシステム専門委
員 会 と 連 携 し て 審 議 。 電 気 学 会 SGTECと も 連 携 。 会 合 を 2回 開
催。
緊急通報アクセシビリティWPでは、5月以降、月1回のペース
で会合を実施。消防庁からの受託を活用。聴覚障がい者の利用
15
を想定し、スマートフォンによる緊急通報を実現するためのサ
ービスモデルを検討。平成25年2月のITU-T FG DR&NRRに寄書
を提出し成果物に反映した。
e-Health WPでは、8月、10月、12月、3月に会合を開催。
ITU-T FG M2M会合(平成25年12月まで延長予定)の報告と次
回会合に向けた寄与文書の審議。3名がエディタとして参画。ま
た、コンティニュア・ヘルス・アライアンス、保健医療福祉情
報システム工業会(JAHIS) 等の医療情報の標準化動向とその他
の関連国内外団体の動向について紹介した。
災害対応 WPでは、9月、10月、12月、3月に会合を開催。ITUT FG DR&NRRの報告と対処方針の調整。議長・副議長・エディタ
3名が参画。12月にイスタンブールで開催された光ネットワーク
ワークショップにFGが併催された。平成25年2月に東京で開催さ
れたe-HealthワークショップにFGが併催された。
2-5 IPR委員会
IEC/ISO/ITU共通特許ガイドラインのレビューとTTC運用細則の見直しを進めた。また、
GSC16bis IPR-WG会合、ITU Patent Roundtable、 TSB Director’s Adhoc on IPR会合
に TTC メ ン バ ー が 出 席 し 、 寄 書 提 出 や 意 見 交 換 を 行 っ た 。 ま た 、 ETSI IPR Special
Committeeの動向もメール情報を元に把握した。
TTCとWi-SUN AllianceとのMoU及びTTCと ZigBee Allianceと のMoUを 締結す る際 に、
IPR委員会より、専門的な見地からの内容確認を実施した。
3.普及推進委員会の活動
平成24年3月にAPTで採択されたインドネシア提案のJ3(パイロットプロジェクト)を
実施した。また、平成24年7月にタイで開催されたASTAP-20、平成25年3月に同じくタイ
で開催されたASTAP-21のCST(ケーススタディーチーム)会合及び平成24年8月に開催さ
れたADF-9 (The 9th Asia Pacific Telecommunication and ICT Development Forum)
でAPTプロジェクト事例紹介を実施した。
平成24年12月4日に開催された第13回普及推進委員会において、設置当初に想定して
いた目的をほぼ達成したことにより、当委員会を廃止する方針が決定された。
3-1 普及対象国候補の政府関係、主要キャリアへの活動主旨の紹介と意見交換
機関・団体名
月 日
活動状況
APTアジア太平洋標準
化プログラム会議
(ASTAP)
APT ICT開発フォーラ
ム(ADF)
APT HRD Experts
Meeting
マレーシア技術標準フ
ォーラム(MTSFB)
H24.7.30~8.4
第20回会議にて事例発表
H25.3.11~3.15
第21回会議にて事例発表と事例ハンドブ
ック作成に関する討議
H24.8.22~8.24
第9回会合にて事例発表
H24.6.18~6.20
2010&2011-J1研修実施報告と今後の研
修プログラムに関する討議
H24.4.5
セミナーに講師として参加
16
タイ国家放送通信委員
会(NBTC)
H24.9.29
協力関係樹立に向けた打合せ実施
H24.10.30
TTC/NBTC/MTSFB合同会議開催
H24.10.31
TTC/NBTC/MTSFB合同ワークショップ開催
H24.12.20
NBTC調査チームとの情報・意見交換
5カ国から活動を共にするパートナーが
集まり、第7回 SHARE MEETING を開催
タナダタールにて第8回SHARE MEETINGを
開催、ICTセンタ設置に向け意見交換
クチンにてICTセンタ設置に向けたad
Hoc Meeting開催
州知事と今後のICT利活用による地域活
性化について意見交換
H24.5.18
アジア6ヶ国のパート
ナーミーティング
H25.1.23
H25.2.17
インドネシア
タナダタール県政府
3-2
H25.1.22~1.23
国内外の関連機関との連携
機関・団体名
月
日
H24.5.17
APT-J3プロジェクト
(インドネシア)
“Promotion of eenvironmental
community with ICT
solution in Central
Kalimantan,
Indonesia”
活動状況
プロジェクトメンバー5名(インドネシ
ア情報通信省、パランカラヤ大学、中央
カリマンタン州政府)を招聘し、キックオ
フ会合を開催
H24.9.3~9.7
現地で各種センサー設置工事実施
H24.10.1~10.5
現地で泡消火剤の実証実験実施(北九州市
立大学)
H24.12.20
APTの現地視察
H25.2.4~2.8
プロジェクトメンバーを招聘し、ケー
ススタディ視察実施(千葉大学、中央農
業 総 合 研 究 セ ン タ 、 NTT 筑 波 、 NTT 横 須
賀)
H25.3.19
現地への引渡式開催
17
4.関係標準化機関・団体等との協調
内外の標準化機関・団体等と情報交換を行い、相互の理解を深め、標準化をめぐる国
際的な問題の解決に努めた。
機関・団体名等
活動状況
ITU-T WTSA会合に出席し、将来の国際標準化の戦略的検討体制等
を議論する特別委員会「レビュー委員会」設置の動きを支援すると
共 に 、 SDN 等 の 新 た な 標 準 化 テ ー マ に つ い て の 動 向 を 把 握 し た 。
(H24.11)
ITU-T
日本提案が支持され新設されたITU-Tの戦略的組織検討を行う委員
会(レビュー委員会)の議長に前田専務理事がTTCの所属として、指
名を受けた。
ITU Kaleidoscope Academic Conference 2013 (K-2013) の 日 本
(京都)開催(H25.4)について協賛し運営を支援した。
第17回Global Standards Collaboration会合 ( GSC-17)(平成25
年5月13日-16日、済州島(韓国))参加に向けて、関連する専門委
GSC
員会代表と共同でTTCとしての寄書作成を含む対処方針策定などの準
備を進めた。(H25.1- H25.5)
第12回CJK会合(平成25年4月9日-11日、中国洛陽市)への参加に
向けて、関連する専門委員会代表と共同で寄書作成を含む対処方針
策定などの準備を進めた。(H25.1-H25.4)
CJK
第11回CJK会合にて設置が決定されたCJK Security-WGの第1回会合
をTTCがホストした。(H24.8、TTCオフイス) また、韓国にて開催さ
れた第2回会合には、セキュリティ専門委員会の委員長他が出席し、
情報交換を行った。(H25.1)
APT
(詳細は、「3.普及推進委員会の活動の項」を参照)
第3世代移動通信システムの共通仕様開発活動を行った。
3GPP TSG#57シカゴ会合(平成24年9月)において、リリース11
がステージ3凍結した。しかしながら大量のextensionを残していた
ため、TTCにおいては未だリリース11のダウンストリームは開始し
3GPP
て い な い 。 ま た 、 IMS 関 連 サ ー ビ ス の 網 間 接 続 を 促 進 す る た め に
RCSS(RichCommunication Service and System Guideline)SWG活動を
継続した。(3GPPは、ARIB、ATIS、CCSA、ETSI、TTAと結成した、WCDMA+GSM発展型ネットワーク標準化活動のためのパートナーシップ
プロジェクト)
第3世代移動通信システムの共通仕様開発活動を行った。(3GPP2
3GPP2
はARIB、CCSA、TIA、TTAと結成した、cdma2000+ANSI-41発展型ネッ
トワークの標準化活動のためのパートナーシッププロジェクト)
平成23年度より進めていたM2M標準化に関する国際的パートナーシ
ッププロジェクトの合意に向けて他の SDOとの電話会議での検討、
TTC内 で の 調 整 を さ ら に 進 め て 、 平 成 24年 7月 25日 ( 日 本 時 間 ) に
「oneM2M」を正式に発足させた。
oneM2M
oneM2M運営委員会に関しては、平成24年7月24日-26日の第1回会議
(米:シアトル)に参加した。その後、計6回の会議(電話会議)に
参加した。
oneM2M技術総会に関しては、平成24年9月24日-28日の第1回会議
( 仏 : ニ ー ス ) 、 平 成 24年 12月 10日 -14日 の 第 2回 会 議 ( 中 国 : 北
18
機関・団体名等
ETSI
GISFI(The
Global ICT
Standardization
Forum for
India)
IEEE
Wi-SUN Alliance
ZigBee Alliance
ARIB
新世代ネットワ
ーク推進フォー
ラム
スマートコミュ
ニティ・アライ
活動状況
京)、平成25年2月25日-3月1日の第3回会議(米:サンフランシス
コ)に参加した。
運 営 委 員 会 、 技 術 総 会 の リ ー ダ ー シ ッ プ 、 WG の 体 制 が ほ ぼ 確 定
し、M2Mサービスレイヤー成果文書(初版)の平成25年内発行を目指
している。
ETSIウェブサイトのからの資料入手等を通じて、 ETSI総会やボー
ドでの動向把握に努めるとともに、IPR Special Committeeに関する
情報をIPR委員会メンバーに情報提供した。
インドの標準化組織の1つであるGISFIとの連携を強化するととも
に、インド市場における日本のポジショニングを強化するため、
LoI(Letter of Intent)を締結しているが、平成25年9月に共同イベ
ント(セキュリティ等)を開催すべく準備を進めた。
次 世 代 ホ ー ム ネ ッ ト ワ ー ク シ ス テ ム 専 門 委 員 会 の SWG3602 と
SWG3601 が IEEE 1901.2 委 員 会 と Liaison Agreement を 交 わ し て
(H24.4)、IEEE 1901.2委員会で検討中の標準案を入手し、SWG3602
とSWG3601での標準や技術レポート制定作業に役立てた。
IEEE 802.15.4g(ワイヤレスセンサネットワーク向け近距離無線
通信の物理層規格)を使用した通信仕様(プロファイル)の策定、
相互接続性の確保を目的に平成24年に設立された業界団体であるWiSUN AllianceとMOUを締結し、Wi-SUN Allianceの仕様も含めてTTC標
準JJ-300.10「ECHONET Lite向けホームネットワーク通信インタフェ
ー ス ( IEEE802.15.4/4e/4g 920MHz 帯 無 線 ) 」 を 制 定 し た 。
(H25.2)
IEEE 802.15.4(ワイヤレスセンサネットワーク向け近距離無線通
信規格)の上位レイヤ規格であるZigBee規格の策定、普及を目的に
平成14年に設立された業界団体であるZigBee AllianceとMOUを締結
し 、 ZigBee Alliance の 仕 様 も 含 め て TTC 標 準 JJ-300.10 「 ECHONET
Lite 向 け ホ ー ム ネ ッ ト ワ ー ク 通 信 イ ン タ フ ェ ー ス
(IEEE802.15.4/4e/4g 920MHz帯無線)」を制定した。(H25.2)
3GPP、3GPP2、oneM2M活動を中心に、対応方 針の共同検討を行っ
た。
oneM2Mに関しては、ARIBのoneM2M対応WGとTTCのoneM2M専門委員会
の合同会合を5回(H24.7、 H24.8、H24.10、H25.1、H25.3)開催し、
oneM2M運営委員会への対処方針の検討やoneM2M技術総会等の報告を
行った。
新世代ネットワーキング推進フォーラムのIPネットワークWGレジ
デンシャルICT SWG、基盤技術タスクフォース、戦略ビジョンタスク
フォースの委員として参加し、次世代ホームネットワークシステム
専門委員会の活動との連携を図った。
新世代ネットワーク推進委員会配下の標準化推進部会に参加し、
新世代ネットワークのITU-T SG13における戦略的な標準化を推進し
た。
JSCAはスマートグリッドを中心とするスマートコミュニティ実現
のための標準化等の議論実施のためにNEDOを事務局として平成22年4
19
機関・団体名等
アンス(JSCA)
グリーンICT推進
連絡会
活動状況
月に設立され、現在約400社が参加している。TTCは平成24年6月から
参加。特にスマートハウス・ビル標準・普及促進検討会のHEMSタス
クフォースの委員として次世代ホームネットワークシステム専門委
員会の委員長が参加し、TTC技術レポートやTTC標準の紹介、意見交
換を実施している。ここでの議論を経て、TTC技術レポートTR-1043
「ホームネットワーク通信インタフェース実装ガイドライン」(第
1版:H24.11制定、第2.1版:H25.2制定)に記載したECHONET Lite
の下位層通信インタフェースを標準的な通信インタフェースとする
ことが合意された。
平成25年2月にITUにおいて、「スマートサステナブルシティ・フ
ォーカスグループ」(FG-SSC)が設置されたことを契機に、総務省
が設立したグリーンICT推進連絡会に委員として参加し、TTCとの連
携を図った。
5.出版・普及・広報活動
5-1
TTC標準・仕様書等の発行物の頒布
平成24年3月23日よりTTC会員以外の方にもTTCドキュメントの電子ファイル(PDF)を無
償ダウンロード可能とし、TTC標準類(TTC標準、TTC仕様書、技術レポート)について、
制改定の都度速やかに公開できるように対応し、その普及を図った。
TTC標準類の平成24年度末での月当たりダウンロード数の実績は、無償ダウンロード
化実施前の約11倍となり、TTC標準類の普及に貢献している。
5-2 各種セミナー、ワークショップの開催および展示会への出展
セミナー、ワークショップについては、①専門委員会の活動報告会を開催したこと、
②災害に強いICTを考えるTTCワークショップを新たに開催したこと、③TTC大使報告会
を新たに開催したことなどから、平成24年度は、TTC主催分として17回(昨年度20回)
開催、延べ1,100人を超える参加人数となった。
(別紙7:セミナー・ワークショップ開催状況)
展示会については、新たに自動車に関する通信展示会に参加するなど5回(昨年度4
回)の展示を行った。
(別紙8:展示会への後援・出展状況)
20
5-3 ホームページ・TTCレポート等の充実
情報発信の重要なツールの一つであるホームページの充実に注力した。ホームページ
(日本語版)のTOPページをスマートフォンやタブレット端末を意識し、ユーザーがよ
り見やすく、わかりやすく、使いやすくなるよう、ボタンデザイン等を統一するなど構
成をスマートにしてリニューアルを図った。また、ホームページ(英語版)についても
ホームページ(日本語版)にデザインを合わせ、サイト全体に統一感を持たせるととも
にコンテンツの充実を図るなどリニューアルを図った。
セミナーの開催報告(講演資料を含む)や会合議事録をホームページ上に迅速に公開
するとともに、理事会及び総会などの開催状況について、適宜、情報提供に努めた。
ブログ(平成23年1月から開始)やツイッター(平成22年12月から開始)での情報発
信を実施し、標準化活動及び国際連携の情報やセミナー開催案内及び結果の情報を配信
した。(平成24年度のブログでの発信回数:26回、ツイッターでの発信回数:197回)
TTCレポートについては、年4回(平成24年4月、平成24年7月、平成24年10月、平成25
年1月)発行し、TTC活動及び関連会議の情報提供を行った。また、企画戦略委員会委員
及び専門委員会の紹介コーナーを設け内容の充実を図った。
また、TTCの活動を紹介する日英統合版のパンフレットのリニューアルを図った。
5-4 表彰
表彰制度にもとづき、表彰選考委員会を実施した。(H24.4.26)
また、「平成24年度 情報通信技術賞・功労賞表彰式」を開催し 、総務大臣表彰、
TTC会長表彰、功労賞表彰を行い、その功績を称えた。(H24.6.21)
情報通信技術賞・・・総務大臣表彰1名、TTC会長表彰・・・3名、功労賞・・・16名
(別紙9:表彰者一覧)
6.受託業務
受託業務として以下の6件を実施した。平成24年度受託総額は、約76百万円(過去三
カ年の平均受託金額約18百万円)であり、大幅に増大させることができた。また、受託
業務の内容は、TTCの標準化活動に密接に関係するものが多く、収益向上のみならず、
知識・ノウハウの蓄積やTTCの広報活動にも貢献した。
名称
概要
No.
3GPP WG 会合参加者向け日本入国
3GPP WG会合参加者の日本入国用一次査証申請
(1)
用ビザサポートレター発行業務の
書類の招聘側準備資料を作成、送付した。
受託(5 月京都会合)
3GPP WG 会合参加者向け日本入国
3GPP WG会合参加者の日本入国用一次査証申請
(2)
用ビザサポートレター発行業務の
書類の招聘側準備資料を作成、送付した。
受託(10 月京都会合)
消防防災科学技術研究推進制度の 大規模災害、聴覚・言語機能障がいに対応した
委託「大規模災害、聴覚・言語機 緊急通報技術の開発に関する調査、検討を行っ
(3)
能障がいに対応した緊急通報技術 た。併せ て、 ITU-T FG-DR&NRR 第 4回会 合( 日
の開発」
本開催)へ寄書を提出した。
ITU-Tの標準化活動に関する調査、M2Mの標準化
情報通信分野におけるITU-T
に関する調査及びICT分野の潜在的標準化ニー
(4)
の標準化活動等に関する調査の請
ズの把握及び標準化活動に関する調査を行っ
負
た。
21
(5)
(6)
暗号プロトコル技術および暗号プロトコル評価
暗号プロトコルに関する国際標準
に関わる国際標準化動向に関する調査を受託
化動向調査の請負
し、調査委員会を設置して調査を行った。
ITU-T SG15 の 光 ア ク セ ス の 標 準 状 況 (G.epon,
NG-PON2)、諸外国の光アクセスシステムの導入
光アクセスシステムの国際標準化 状況および欧州の光アクセスシステムのアンバ
動向調査
ンドル規制の最新動向を調査し、今後の光アク
セスシステムの国際標準化および海外展開に向
けた提言を行った。
7.規程等の整備
規程等の制改定等の状況は、次のとおりである。
項目名
標準化会議規程の一部改定
決定等
第157回理事会(H25.2.21)
8.会議等の実施状況
総会、理事会、評議会に関連する会議の実施状況は、次のとおりである。
会議名
総会
理事会
評議会
開催回数等
第50回定時総会
第151回理事会(書面)
第152回理事会
第153回理事会
第154回理事会(書面)
第155回理事会(書面)
第156回理事会(書面)
第157回理事会
第158回理事会(書面)
第44回評議会
実施日
H24.6.21
H24.5.14~5.18
H24.5.25
H24.6.21
H24.8.21~8.27
H24.11.9~11.15
H24.11.30~12.6
H25.2.21
H25.3.19~3.25
H24.5.25
9.分野横断的な活動を通じての新分野への活動の推進
新しいサービスやアプリケーションを探索し実現していくためには、分野横断的な
活動やICTを活用した業際的なイノベーション戦略を当初から国際市場を強く意識し
つつ検討していくことが必要であるとの観点から、平成 23年4月1日より事務局内に
『業際イノベーション本部(I3C:Inter-Industry Innovation Center)』を設置し、
活動を開始している。平成24年度の主な活動を以下に示す。
(1)M2Mプラットフォームの上で業際的なイノベーションやビジネスについて横断的
な議論の場が必要となり、従来のスマートグリッドAGとスマートカーAGを発展統合し、
スマートコミュニケーションAGを設置することとし、平成24年4月25日に第1回会合を
開催した。
(2)スマートコミュニケーションAGの下に緊急通報アクセシビリティWP(消防庁から
22
の受託を活用し、聴覚障がい者の利用を想定し、スマートフォンによる緊急通報を実現
するためのサービスモデルを検討)、e-Health WP(ITU-T FG M2M会合への対処方針等
の検討)及び災害対応WP(ITU-T FG DR&NRR会合の対処方針等の検討)を新設し、活動
を開始した。
(3)平成24年6月19日-20日、第5回「災害に強いICTを考えるワークショップ」を宮城
県仙台市で開催するとともに、震災後1年を経過した東北地方の現地視察(NTT東日本被
災局舎訪問等)を行い、震災から得た経験、知見を紹介頂くとともに、これを標準化活
動につなげていくための道筋について議論した。
(4)平成23年度より進めていたM2M標準化に関する国際的パートナーシッププロジェ
クト合意に向けて検討を進め、平成24年7月25日に「oneM2M」を正式に発足させた。ま
た、これに対応するため、oneM2M専門委員会を立上げ、平成24年7月9日に第1回会合を
開催した。
10.業務運営
財務面では、会費口数については久しぶりに前年をやや上回ることができたが、計画
口数には届かず依然として必要とする収入の確保が厳しい状況である。
このため、収支改善を図るべく大胆な削減を行うとともに事業基盤の強化・安定に向
けた取組みを徹底し継続しているところである。
更に、ホームページによる活動の見える化や各専門委員会・アドバイザリーグループ
等の活動報告セミナーの実施など標準化活動の広報・普及にも努めているところである。
また、調査研究受託業務についても積極的な獲得活動により大幅な増大となり収入の
増加に貢献した。
TTCでの活動の柱は、会員参加による専門委員会を核とした「標準作成」であるが、
その活動基盤を改善・強化のために、国際・国内連携活動、広報・ 宣伝活動、調査・研
究活動、営業活動をTTC全職員が連携し、一体的に取り組んでいるところである。
23
別紙1
制改定した標準等の一覧
TTC標準の制改定状況
『平成24年4月1日から平成25年3月31日まで』
専門委員会名
制改定年月日
(会議名)
NGN&FN(Future
Networks)
H25.2.21
(TA89)
JT-Y1221 (改定 第2版)
IPネットワークにおけるトラヒック制御と輻輳制御方式
H25.3.27
(WG)
JT-Y1221(E) (新規制定)
The difference between TTC JT-Y1221 and ITU-T
Y.1221Traffic control and congestion control in IP
based networks(The English Edition)
H24.5.24
(TA86)
JT-Q3401 (改定 第4版)
NGN NNIシグナリングプロファイル プロトコルセット1
H25.3.11
(WG)
JJ-90.22(E)(改定第1.1a版)
Technical Specification on Network Asserted User
IdentityInformation Transferring through Provider’s
SIP Networks
H24.8.30
(TA87)
JT-G694.1 (改定 第2版)
WDM用途のスペクトル・グリッド:DWDM周波数グリッド
H24.5.24
(TA86)
JT-M3170.0(新規制定)
マルチテクノロジネットワーク管理(MTNM):概要と関連
ドキュメント
JT-M3170.1(新規制定)
マルチテクノロジネットワーク管理(MTNM):ビジネスア
グリーメント
JT-M3170.2(新規制定)
マルチテクノロジネットワーク管理(MTNM):情報アグリ
ーメント(TMF608)
JT-M3170.3(新規制定)
マルチテクノロジネットワーク管理:CORBA IDLソリューシ
ョンセット(TMF814)および実装仕様テンプレートとガイド
ライン(TMF814A)
信号制御
情報転送
網管理
H24.8.30
(TA87)
メディア符号化
H24.5.24
(TA86)
制改定した標準の番号とタイトル
JJ-201.01 (改定 第6版)
IP電話の通話品質評価法
JJ-40.30(新規制定)
SIP網におけるオーディオビジュアル通信システム
JT-G718(新規制定、簡略標準)
フレーム誤りにロバストな8-32kbit/sの狭帯域/広帯域エン
ベデッド可変ビットレート音声/オーディオ符号化方式
24
H24.4.24
(WG)
JJ-40.20(改定 第1.1版)
NGN環境下のSOAP/HTTPを利用したコンテンツ転送システム
JJ-40.20(E) (改定 第1.1版)
Contents transfer system using SOAP/HTTP in NGN
environment
JJ-40.20(改定 第1.2版)
NGN環境下のSOAP/HTTPを利用したコンテンツ転送システム
H24.10.26
(WG)
JJ-40.30(改定 第1.1版)
SIP網におけるオーディオビジュアル通信システム
JJ-40.30(E)(改定 第1.1版)
Audiovisual Communication Systemon SIP Network
H24.11.15
(TA88)
企業ネットワーク
JT-H264(改定 第7版、簡略標準)
オーディオビジュアルサービス全般のための高度ビデオ符
号化方式
JT-H264.1(改定 第4版、簡略標準)
JT-H264高度ビデオ符号化方式の適合性規定
H25.2.21
(TA89)
JT-H264.2(改定 第4版、簡略標準)
JT-H264高度ビデオ符号化方式の参照ソフトウェア
H24.5.24
(TA86)
JS-18052(改定
第2版、簡略標準)
CSTAフェーズIII
プロトコル仕様
JJ-300.10(新規制定)
ECHONET Lite向けホームネットワーク通信インタフェース
次世代ホームネッ
トワークシステム
H25.2.21
(TA89)
(IEEE802.15.4/4g/4e
920MHz帯無線)
JJ-300.11 (新規制定)
ECHONET Lite向けホームネットワーク通信インタフェース
(ITU-T G.9903
H25.2.21
(TA89)
狭帯域OFDM PLC)
JJ-300.11(E) (新規制定)
Homenetwork
Communication
Interface
for
ECHONET
Lite(ITU-T G.9903 Narrow band OFDM PLC)
(注4):会議名の記載において(WG)とは、標準化会議ではなく当該専門委員会を示す。
(単純な誤記訂正や標準の英訳版は、標準化会議ではなく当該専門委員会にて
訂正、制定可能)
25
制改定及び廃止した仕様書
『平成24年4月1日から平成25年3月31日まで』
専門委員会名
信号制御
3GPP
3GPP2
合計
制・改・廃
年月日
概
要
仕様書
新規 改定 廃止
TS-1018 NGN に お け る CUG/PNP に
1
関するインタフェース技術仕様
H24.6.27~H24.12.19 Rel.8~Rel.10関連仕様
413
H24.12.19
CDMA2000関連仕様
20
434
H24.8.24
26
0
0
0
0
0
0
0
0
制改定及び廃止した技術レポートの件数
『平成24年4月1日から平成25年3月31日まで』
専門委員会名
制・改・廃
年月日
次世代ホームネットワークシ
ステム
H24.11.6
H24.12.4
H25.2.15
H25.2.27
H25.3.21
企業ネットワーク
H25.2.14
計
27
概
要
TR-1043 ホームネットワ
ーク通信イ ンタフェ ー ス
実装ガイドライン
TR-1044
HEMS等に
向けた伝送技術の概説
TR-1043 ( 改 定 第 2 版 )
ホームネッ トワーク 通 信
インタフェ ース実装 ガ イ
ドライン
TR-1043( 改 定 第 2.1 版 )
ホームネッ トワーク 通 信
インタフェ ース実装 ガ イ
ドライン
TR-1046 ホ ー ム ネ ッ ト ワ
ークサービスを
実現するサ ービスプ ラ ッ
トフォーム
TR-18051 ( 改 定 第 6 版 )
CSTAフ ェ ー ズ Ⅲ サ ー ビス
仕様に関す る技術レ ポ ー
ト
技術レポート
新規 改定 廃止
1
0
0
1
0
0
0
1
0
0
1
0
1
0
0
0
1
0
3
3
0
専門委員会名
企業ネットワーク
情報転送
網管理
制定した調査報告書の一覧
『平成24年4月1日から平成25年3月31日まで』
制定
制改定した調査報告書の番号とタイトル
年月日
H23.4.7
SR-0056
(発行:
Computer Supported Telecommunications Applications
H24.7)
(CSTA)PhaseⅢ調査報告書(その7)
SR-0057
H24.7.12
Computer Supported Telecommunications Applications
(CSTA)PhaseⅢ調査報告書(その8)
SR-0059
H25.3.14
企業内IP網におけるショートメッセージ利用に関する調査
報告書
SR-0058
ITU-T G.8271/Y.1366 (02/2012)
Timing and phase synchronization aspects of packet
H25.3.5
networks
「パケットネットワークにおける時刻と位相の同期の様態」
調査報告書
SR-0060
H25.3.29
網管理のITU-T勧告動向調査報告書その2
28
(参考)
標準類の年度別制定・改定・廃止件数推移
区分
標準
区分
技術レポー
ト
区分
仕様書
年度
制定
改定
廃止
誤記訂正
年度
制定
改定
廃止
年度
制定
改定
廃止
H20
7
11
0
2
H20
39
1
1
H20
702
0
1
H21
58
6
0
3
H22
15
13
0
1
H23
21
8
0
2
(件)
H24
8
8
0
3
H21
11
3
4
H22
37
2
0
H23
31
2
1
H24
3
3
0
H22
1152
0
0
H23
1492
1
0
H24
434
0
0
H21
320
0
0
29
別紙2
企画戦略委員会
役
職
氏
委員長・副委員長・委員一覧
平成 25 年 3 月末日現在
名
会員名
委員長
野本
真一
KDDI 株式会社
副委員長
森田
直孝
日本電信電話株式会社
委員
小崎
尚彦
株式会社日立製作所
委員
川西
素春
沖電気工業株式会社
委員
厚東
肇
日本電気株式会社
委員
瀬社家
委員
高橋
英一郎
富士通株式会社
委員
田中
寛
KDDI 株式会社
委員
平田
昇一
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
委員
吉井
裕重
ソフトバンクテレコム株式会社
光
日本電信電話株式会社
30
別紙3
平成24年度重点課題一覧
(1)ユビキタス(センサネットワーク)
電子タグなどの装置技術、セキュリティ技術などの基盤技術を有機的に結合
するネットワーク技術から構成され、その上に、物流分野や医療分野、場所情
報を応用する分野、測位と安心・安全のための応用分野に適合するアプリケーシ
ョン技術が結合されて、利用分野が開拓されつつあるので、引き続き調査研究
を行う。
(2)インタオペラビリティ
ASTAP、ITU-Tセミナー、ITU-T SG11会合、JCA-CIT(コンフォーマンス&イン
タオペラビリティテスト)の情報共有を実施し、引き続き調査研究を行う。
(3)スマートグリッド
スマートグリッドの標準化に関する国内外関連組織での検討状況・検討動向
の調査研究を行う。MoU等を利用したIEEE、ETSI等の関連組織と連携して進め
る。
(4)クラウドコンピューティング
ITU-T TSAGで、今後はSG13をリードSGとして進めること、セキュリティ側面
についてはSG17との連携を図ること、Joint Coordination Activity (JCA)を設
立し関係組織(ITU-T 関連SG、デファクト組織等)との連携を図ることが合意
された。また、国内外のデジュール系組織(ITU-T、ISO/IEC JTC1 SC27/SC38
等)やデファクト系組織(GICTF等)の動向を調査するなど引き続き、調査研究
を行う。
(5)スマートカー(次世代ITSコミュニケーション)
ITSの通信に関する標準化については、ITU、ISO、IECが協力して推進する課
題であり、関連する複数の標準化組織が協力して検討を行う Collaboration on
ITS Communication Standards会合が設立された。ITU-TではSG16が中心となっ
て検討を継続し、今後ISO/IECとの連携を強化しながら検討を促進していく状
況にある。また、ITS協調システム(車車間通信、路車間通信等)を含む次世代
移動通信アーキテクチ ャにおける標準化課題 を明確にするなど調査 研究を行
う。
(6)緊急通報アクセシビリティ
広義の障がい者(健常者も高齢化に伴って障がいを持つことやその国の言語
を理解することが困難 な外国人への対応も考 慮する必要がある。) を対象と
し、GPSによる現在位置通知等も含み、音声以外の情報伝達方法を含む緊急通報
システムとそのアクセシビリティに関する調査研究を行う。
(7)健康・高齢化対応(eヘルス)
ITU-T で 、 M2M に お け る 当 面 の 具 体 的 な サ ー ビ ス 対 象 と し て 、 WHO ( World
Health Organization)とITUとの連携課題として求められているeヘルスの検討
に焦点を当てることにしたことから調査研究を行う。
31
別紙4
平成25年度重点課題一覧
(1)インタオペラビリティ
ASTAP、ITU-Tセミナー、CJK及びITU-T SG11会合、JCA-CIT(コンフォーマンス
&インタオペラビリティテスト )の情報共有を実施し、引き続き調査研究を行
う。
(2)クラウドコンピューティング
平成24年11月のITU-T WTSA2012において、今後4年間のITU-Tでのクラウドコ
ンピュ ーティ ング につ いては 従来通 り SG13と SG17を中 心に 議論す る 状況にあ
る。また、国内外のデジュール系組織(ITU-T、ISO/IEC JTC1 SC27/SC38等)や
デファクト系組織(GICTF等)の動向を調査するなど引き続き、調査研究を行
う。
(3)スマートカー(次世代ITSコミュニケーション)
ITSの通信に関する標準化については、ITU、ISO、IECが協力して推進する課
題であり、平成 23年12月に関連する複数の標 準化組織が協力して検 討を行う
Collaboration on ITS Communication Standards会合が設立された。ITU-Tでは
SG16が中心となって検討を継続し、今後ISO/IECとの連携を強化しながら検討
を促進していく状況にある。また、ITS世界会議2013へのCITSセッションの支援
やITS協調システム(車車間通信、路車間通信等)を含む次世代移動通信アーキ
テクチャにおける標準化課題を明確にするなど引き続き、調査研究を行う。
(4)緊急通報アクセシビリティ
広義の障がい者(健常者も高齢化に伴って障がいを持つことやその国の言語
を理解することが困難 な外国人への対応も考 慮する必要がある。) を対象と
し、GPSによる現在位置通知等も含み、音声以外の情報伝達方法を含む緊急通報
システムとそのアクセシビリティに関する調査研究を引き続き行う。
(5)健康・高齢化対応(eヘルス)
ITU-T で 、 M2M に お け る 当 面 の 具 体 的 な サ ー ビ ス 対 象 と し て 、 WHO ( World
Health Organization)とITUとの連携課題として求められているeヘルスの検討
に焦点を当てることにしたことから調査研究を引き続き行う。
(6)災害対応
ITU-Tでは、平成24年1月にITU-T FG DR&NRRを新たに設立した。TTCでも平
成23年度から「災害に強いICTを考えるTTCワークショップ」を継続して開催し
た。その後、FG DR&NRRへの対応を行うため、平成24年9月に災害対応WPを設置
し、通信およびICTから見た災害救援支援システムとアプリケーション、災害に
対 応するネットワーク回復力・復旧力の向上策等について検討を行ってきたこ
とから調査研究を引き続き行う。
32
別紙5
専門委員会の構成
H23年度
H24年度
専門委員会
NGN&FN(Future Networks)専門委員会
統廃合
状 況
継続
専門委員会
NGN&FN専門委員会
NGNアップストリームSWG
QoSアーキテクチャSWG
情報転送専門委員会
SWG1(網間論理インタフェース)
SWG2(網間物理インタフェース)
SWG3(網間マネージメント)
SWG4(光アクセス系)
SWG5(情報通信装置のEMC)
信号制御専門委員会
SWG3(SIP)
SWG5(NGN信号アップストリーム)
DSL専門委員会
DSL仕様検討SWG
網管理専門委員会
SWG1(通信ネットワーク運用管理)
SWG2(通信サービス品質評価)
IPTV専門委員会
NGNアップストリームSWG
QoSアーキテクチャSWG
情報転送専門委員会
SWG1(網間論理インタフェース)
SWG2(網間物理インタフェース)
SWG3(網間マネージメント)
SWG4(光アクセス系)
SWG5(情報通信装置のEMC)
信号制御専門委員会
SWG3(SIP)
SWG5(NGN信号アップストリーム)
DSL専門委員会
DSL仕様検討SWG
網管理専門委員会
SWG1(通信ネットワーク運用管理)
SWG2(通信サービス品質評価)
継続
IPTV専門委員会
ネットワークアーキテクチャ(NA-SWG)
QoE(QOE-SWG)
ICTと気候変動専門委員会
継続
終了
終了
継続
継続
新設
継続
番号計画専門委員会
継続
番号計画専門委員会
光ファイバ伝送専門委員会
継続
新設
新設
継続
光ファイバ伝送専門委員会
新設
oneM2M専門委員会
新設
BSG専門委員会
メディア符号化専門委員会
ファクシミリSWG
広帯域音声符号化SWG
映像符号化SWG
マルチメディアシステムSWG
企業ネットワーク専門委員会
企業網インタフェースSWG
CTI/F SWG
継続
次世代ホームネットワークシステム専門委員会
インタオペラビリティSWG
物理・リンク層SWG
サービスプラットフォームSWG
継続
移動通信網マネジメント専門委員会
継続
メディア符号化専門委員会
ファクシミリSWG
広帯域音声符号化SWG
映像符号化SWG
マルチメディアシステムSWG
企業ネットワーク専門委員会
企業網インタフェースSWG
CTI/F SWG
次世代ホームネットワークシステム専門委員会
インタオペラビリティSWG
物理・リンク層SWG
サービスプラットフォームSWG
移動通信網マネジメント専門委員会
3GPP専門委員会
継続
コンテンツ保護(CP-SWG)
エンドシステム(ES-SWG)
光ファイバシステムSWG
光ファイバファイバケーブルSWG
セキュリティ専門委員会
継続
継続
継続
デジタルサイネージSWG
エンドシステム(ES-SWG)
ディジタルサイネージSWG(DS-SWG)
ICTと気候変動専門委員会
光ファイバシステムSWG
光ファイバファイバケーブルSWG
セキュリティ専門委員会
継続
3GPP専門委員会
サービス・システムアスペクトSWG
コアネットワークSWG
無線アクセスネットワークSWG
RCSS SWG (Rich Communication Service and
3GPP2専門委員会
通信サービス・アーキテクチャSWG
AインタフェースSWG
コアネットワークSWG
サービス・システムアスペクト SWG
コアネットワークSWG
無線アクセスネットワークSWG
RCSS SWG (Rich Communication Service
and System Guideline)
3GPP2専門委員会
継続
通信サービス・アーキテクチャ SWG
Aインタフェース SWG
コアネットワーク SWG
33
別紙6
専門委員会
専門委員会名
NGN&FN(Future Networks) 専
門委員会
信号制御専門委員会
情報転送専門委員会
DSL専門委員会
網管理専門委員会
IPTV専門委員会
ICTと気候変動専門委員会
番号計画専門委員会
光ファイバ伝送専門委員会
セキュリティ専門委員会
oneM2M専門委員会
BSG専門委員会
メディア符号化専門委員会
企業ネットワーク専門委員会
次世代ホームネットワークシ
ステム専門委員会
移動通信網マネジメント専門
委員会
3GPP専門委員会
3GPP2専門委員会
委員長・副委員長一覧
専門委員長
後藤 良則
(日本電信電話㈱)
蓑田 学
(KDDI㈱)
村上 誠
(日本電信電話㈱)
岡崎 浩治
(ソフトバンクBB㈱)
高呂 賢治
(沖電気工業㈱)
山本 真
(日本放送協会)
端谷 隆文
(富士通㈱)
和泉 俊勝
(日本電信電話㈱)
中島 和秀
(日本電信電話㈱)
三宅 優
(KDDI㈱)
山崎 徳和
(KDDI㈱)
岩田 秀行
(日本電信電話㈱)
芹沢 昌宏
(日本電気㈱)
馬場 秀和
(富士通㈱)
伊藤 昌幸
(日本電信電話㈱)
小畠 健治
(日本電気㈱)
野田 昭繁
(富士通㈱)
山崎 徳和
(KDDI㈱)
34
平成 25 年 3 月末日現在
副専門委員長
江川 尚志
(日本電気㈱)
斉藤 壮一郎
(沖電気工業㈱)
平野 郁也
(日本無線㈱)
前田 純一
(住友電気工業㈱)
平子 正典
(富士通テレコムネットワー
クス㈱)
東野 豪
(日本電信電話㈱)
中村 二朗
(日本電信電話㈱)
加藤 潤
(ソフトバンクモバイル㈱)
笠 史郎
(ソフトバンクテレコム㈱)
松野 徹
(日本電信電話㈱)
筒井 章博
(日本電信電話㈱)
土田 充
(三菱電機㈱)
大室 仲
(日本電信電話㈱)
船戸 康夫
(㈱東芝)
高呂 賢治
(沖電気工業㈱)
鬼頭 孝嗣
(KDDI㈱)
輿水 敬
(NTTドコモ㈱)
石川 禎典
(㈱日立製作所)
別紙7
No.
セミナー・ワークショップ開催状況
年月日
名称
(参加者
数)
(1)
TTCシ ン ポ ジ ウ ム 「 ス マ
ートグリッドとICT」
H24.4.6
(120名)
(2)
NGN信 号 制 御 関 連 の 国 内
外動向セミナー
H24.4.11
(70名)
(3)
釼吉TTC大使報告会
H24.5.23
(18名)
(4)
【 H24年 度 情 報 通 信 月 間
参 加 行 事 】 ICTと 気 候 変
動専門委員会の活動報告
セミナー
(5)
(6)
(7)
(8)
H24.6.14
(49名)
TTC主催(実施年月日順)
概要
世界各 国にお ける スマ ートグ リッ
ドの動向や標準化動向 についてのセ
ミナーを開催した。
信号制 御専門 委員 会お よび配 下の
SIP SWG・ NGN信 号 ア ップ ス ト リ ー ム
SWGの活動を紹介するとともに、東日
本電信 電話株 式会 社様 から PSTNマイ
グレーションに意識合 わせの場につ
いてご紹介いただいた。
釼吉TTC大使からの欧州における標
準化活動に関する報告会を開催し
た。
日本が主導してきた 環境影響評価
手 法 が L.1410と し て 勧告 化 さ れ た の
をメインに、ICTと気候変動専門委員
会の活動報告のセミナーを開催し
た。
平成24年度の情報通 信月間参加行
事として仙台で開催し、震災後1年を
【 H24年 度 情 報 通 信 月 間
H24.6.19-20 経過した東北地方の現地視察(NTT東
参加行事】
(講演会85 日本被災局舎訪問等) を含み、震災
第5回「災害に強いICTを
名、現地見 から得た経験、知見を ご紹介頂くと
考 え る TTCワ ー ク シ ョ ッ
学会59名) ともに、これを標準化 活動につなげ
プ」
ていくための道筋について議論し
た。
G3フ ァ ク シ ミ リが IEEEマ イ ル ス ト
ーンとして認定されたのを記念して
標準化関連表彰受賞記念
H24.7.17
、TTC会長賞受賞者及び特別講演とし
講演会
(43名)
てアマゾンからも講師 を招いてセミ
ナーを開催した。
oneM2M設 立 の 背 景 と 目 的 に つ い て
の説明、oneM2M TP#1の結果概要報告
TTC oneM2M専門委員会活
H24.10.12
及びETSIにおけるM2M標準化動向及び
動報告会
(106名)
TTC oneM2M 専 門 委 員 会 の 活 動 を 報 告
した。
近年注 目され てき たス マート テレ
TTCセ ミ ナ ー 「 ス マ ー ト
H24.10.23
ビに関 して、 その 技術 動向や IPTVの
テレビの現状と今後」
(100名)
役割などについてのセ ミナーを開催
した。
35
(9)
TTCセ ミ ナ ー 「 映 像 符 号
化、音声符号化の最新技
術動向、標準化動向につ
いて」
H24.10.31
(65名)
(10)
TTCセ ミ ナ ー 「 サ イ バ ー
セキュリティに関する技
術動向」
H24.11.29
(60名)
(11)
TTCセ ミ ナ ー 「 ホ ー ム ア
プリと通信インタフェー
ス規格」
H24.12.7
(127名)
(12)
平 成 24 年 度 TTC IPR セ ミ
ナー
H24.12.10
(58名)
(13)
TTCセ ミ ナ ー 「 企 業 ネ ッ
トワークの標準化活動と
最新動向」
H25.2.15
(50名)
(14)
TTCセ ミ ナ ー 「 信 号 制 御
専門委員会活動報告」~
PSTNマイグレーション標
準化 最新動向~
H25.2.19
(54名)
(15)
TTC標準化セミナー
H25.2.25
(85名)
(16)
TTCセ ミ ナ ー 「 電 気 通 信
番号の歴史と標準化動
向」
H25.3.18
(67名)
36
音声符 号化及 び映 像符 号化の 最新
技術動 向とし て今 後期 待され る HEVC
なども含めメディア符 号化専門委員
会の活動報告のセミナーを開催し
た。
サイバーセキュリテ ィに関する最
新の技術動向につき各 ご専門の方々
から詳細な解説をいただいた。
次世代ホームネット ワークシステ
ム専門委員会で制定し た技術レポー
ト TR-1043お よ び TR-1044を 中 心 に 、
ホームアプリと通信イ ンタフェース
規格に関する最新の技 術動向につき
各ご専門の方々から詳 細な解説をい
ただいた。
「IPRの現状と動向 - 特許紛争と
SDOの役割 - 」をテー マにご講演い
ただいた。
*SDO
(Standards
Development
Organization)。
企業ネ ットワ ーク 専門 委員会 の二
つのSWGの活動内容と企業網のスマー
トデバイスの活用など の最新動向の
セミナーを開催した。
信号制 御専門 委員 会だ けでな く、
NGN&FN専 門 委 員 会 お よび 、 東 日 本 電
信電話株式会社様からも講師を迎
え、活 動状況 や PSTNマ イグレ ーショ
ンに関する最新の動向 につき紹介が
あった。
技術 調査 AGで調 査し たの 2012年度
フォーラム調査報告書 の概要紹介、
oneM2Mに 関 す る 活 動 概要 や 今 後 の 動
向及びITUにおけるFG-M2Mの活動状況
の説明、国際競争力向上のためのICT
国際標準化政策動向に ついての紹介
があった。
電気通信番号(電話 番号、等)と
は何か、その歴史、現 状、そして動
向につき、基本的な事 項を解説いた
だいた。
(17)
TTC セ ミ ナ ー 「 ITU-T
SG15の標準化動向」
H25.3.28
(75名)
セミナー・ワークショップ開催状況
(1)
(2)
(3)
(4)
HATSに お け る NGNイ ン タ
ーオペラビリティイベン
トワークショップ
国際標準化活動実務者向
け「国際会議ハイレベル
実践セミナー」
第 10回 QoSワ ー ク シ ョ ッ
プ-「ビッグデータ時代
の情報通信サービスとク
オリティ」-
HATSセミナー2012
光伝送、アクセスお よびホーム網
の 標 準 化 を 行 っ て い る ITU-T SG15の
前会期(平成21年-平成24年)の標準化
活動を振り返ると共に、今会期(平成
25年-平成28年)の標準化に向けた展
望についてのセミナーを開催した。
他機関主催(実施年月日順)
HATS推 進 会 議 が 主 催 、 CIAJお よ び
H24.7.13
TTC共 催 に よ る HATSにお け る NGNイ ン
(41名)
ターオペラビリティイ ベントワーク
ショップに協賛した。
H24.8.28-29
一般財団法人日本ITU協会が主催す
(合計100
る国際会議ハイレベル 実践セミナに
名)
後援した。
電子情報通信学会 通信ソサイエテ
H24.11.2
ィ コミュニケーションクオリティ研
(65名)
究 専 門 委 員 会 が 主 催 す る 第 10 回 QoS
ワークショップに協賛した。
HATS推進会議主催、CIAJおよびTTC
共 催 に よ る HATSセ ミ ナー 2012に 協 賛
H25.2.15
するとともに、各技術 の国際標準化
(50名)
と相互接続試験に関す るセミナーを
開催した。
37
別紙8
No.
(1)
展示会への後援・出展状況(実施年月日順)
開催場
名称
年月日
所
H24.6.12~
幕張メッ
Interop Tokyo 2012
セ
6.15
(2)
ワイヤレス・テクノロジー・パーク
(WTP)2012
H24.7.5~
7.6
パシフ
ィコ横
浜
(3)
国際物流総合展2012
2012
H24.9.11~
9.14
東京ビ
ックサ
イト
(4)
電気自動車開発技術展2012
LOGIS-TECH TOKYO
展
示
後援
展
示
H24.9.19~
9.21
東京ビ
ックサ
イト
展
示
スマートプロダクツ
(6)
CEATEC JAPAN 2012
H24.10.2~
10.6
幕張メ
ッセ
展
示
Smart City Week 2012
H24.10.31~
11.2
パシフ
ィコ横
浜
展
示
H24.11.16~
11.18
愛・地
球博記
念公園
(モリ
コロパ
ーク)
(8)
クルマ未来博
38
TTC 活 動 紹 介
のパネル展
示、パンフレ
ット配布を行
った。
協賛<新規>
(5)
(7)
概要
協賛するとと
も に 、 TTC 活
動紹介のパネ
ル展示、パン
フレット配布
を行った。
HATSのブ ース
内で、デモで
の TTC 紹 介 、
パネル展示、
パンフレット
配布、アンケ
ートを行っ
た。
協賛するとと
も に 、 TTC 活
動紹介のパネ
ル展示、パン
フレット配布
を行った。<
新規>
協力(会員へ
の呼び掛け)
<新規>
No.
名称
年月日
(9)
スマートモビリティアジア2012@福
岡
H24.12.18~
12.20
(10)
インディペンデントゲームジャパ
ン
(11)
第4回国際自動車技術展
(12)
Mobile IT Asia
(13)
第11回国際オートアフターマーケ
ットEXPO2013
No.
(1)
展示
アクロス
福岡
概要
協賛
H24.12.20
H25.3.13~
3.15
参考
開催場所
東京ビッ
クサイト
展示
協賛するととも
に 、 TTC 活 動 紹 介
のパネル展示、パ
ンフレット配布を
行った。
その他協賛状況(実施年月日順)
名称
第44回世界情報社会・電気通信日
のつどい
年月日
開催場所
H24.5.17
京王プラ
ザ
39
概要
後援
別紙9
平成24年度
1
情報通信技術賞
表彰者一覧
総務大臣表彰
(1)「通信システムの電磁防護及びEMCに関する標準化活動への貢献」
エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社
2
情報通信技術賞
服部
光男
殿
TTC会長表彰
( 1 ) 「 将 来 網 (Future Networks) に お け る 勧 告 化 の 推 進 に か か わ る 功 績 」
日本電気株式会社
江川
尚志
殿
( 2 ) 「IPTV関 連 の標 準 化 及 びITU-T標 準 普 及 に関 する活 動 にかかわる功 績 」
日本電信電話株式会社
川森
雅仁
殿
( 3 ) 「IP電話及びインタ・オペラビリティ関連の国内外の標準化活動にかかわる功績」
沖電気工業株式会社
3
功
労
千村
保文
殿
賞
(1)「デファクト系標準化活動における調査分析手法の改良にかかわる功績」
株式会社リコー
受川
猛
殿
(2 ) 「 マ ル チ メ デ ィ ア シ ス テ ム に 関 す る 標 準 化 活 動 に か か わ る 功 績 」
コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社
会森
潔
殿
康臣
殿
(3)「CTIプロトコルに関する標準化活動にかかわる功績」
日本電気株式会社
大木
(4)「マルチメディアシステムに関する標準化活動にかかわる功績」
日本電信電話株式会社
大畑
博敬 殿
(5)「気候変動に対応するICTの環境影響評価手法のアップストリーム活動にかかわる功績」
日本電信電話株式会社
折口
壮志
殿
圭
殿
(6)「3GPP文書に関するダウンストリーム活動にかかわる功績」
沖電気工業株式会社
加藤
40
(7)「将来網のための省エネフレームワークの勧告に関するアップストリーム活動に
かかわる功績」
富士通株式会社
栗田
敏彦
殿
(8)「ITU-Tにおけるスマートグリッド関連標準化の推進にかかわる功績 」
株式会社日立製作所
櫻井
義人
殿
潤
殿
浩司
殿
(9)「マルチメディアシステムに関する標準化活動にかかわる功績」
東芝テック株式会社
笹野
(10)「3GPP文書に関するダウンストリーム活動にかかわる功績」
株式会社NTC
佐藤
(11)「IPTV技術を活用したデジタルサイネージ等のアップストリーム活動にかかわる功績」
日本電気株式会社
谷川
和法
殿
望
殿
(12)「将来網の方針に関するアップストリーム活動にかかわる功績」
独立行政法人情報通信研究機構
西永
(13)「IPテレビ電話品質評価法に関する調査活動の推進にかかわる功績」
日本電信電話株式会社
林
孝典
殿
(14)「NGN相互接続に関するアップストリーム活動の推進にかかわる功績」
日本電気株式会社
姫野
秀雄
殿
(15)「将来網における目的とデザインゴールの勧告に関するアップストリーム活動に
かかわる功績」
株式会社日立製作所
松原
大典
殿
(16)「ホームネットワーク接続構成特定プロトコルに関する標準化活動にかかわる功績」
日本電信電話株式会社
美原
41
義行
殿
Ⅱ
附属明細書
記載すべき事項はなし。
42
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