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スタートアップガイド - 株式会社ソフトウェアセンター

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スタートアップガイド - 株式会社ソフトウェアセンター
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ご注意
■
■
■
■
このソフトウェアおよびマニュアルの全部若しくは一部を無断で使用、複製することはできません。
ソフトウェアは、コンピュータ1台に付き1セット購入が原則となっております。
このソフトウェアおよびマニュアルは、本製品の使用許諾契約書のもとでのみ使用することができます。
このソフトウェアおよびマニュアルを運用した結果による影響に関しては、いっさい責任を負いかねますので
ご了承ください。
■ このソフトウェアをご使用になるには、別掲の「ソフトウェア使用許諾条項」にご同意いただくことが必要で
す。ご使用と同時に、同条項へのご同意があったものとさせていただきます。
■ XVL の著作権等は以下の通りです。
「本ソフトウエアの一部は、ラティス・テクノロジー株式会社の所有物です。
Copyright © 2002 Lattice Technology,Inc. All Right Reserved.」
■ CAB32.DLL はフリーソフトウェアです。著作権等は以下の通りです。
This dynamic link library is based in part on the Microsoft's CAB-SDK.
Copyright © Microsoft Corporation 1993-1997 All Rights Reserved.
Copyright © K.Miyauchi 1997-2001 All Rights Reserved.
商標について
■ 日本語 Microsoft® Windows®2000 は米国マイクロソフト・コーポレーションの登録商標です。
■ 日本語 Microsoft® Windows®XP は米国マイクロソフト・コーポレーションの登録商標です。
目次
1
はじめに......................................................................................................1
2
Version4 について.........................................................................2
Version4.00の新機能 .......................................................2
Version4のメニュー画面について .........................................3
システム設定をVersion4へ移行するには ..............................4
3
SIRCADの概要....................................................................................7
SIRCADでできること ..................................................................7
ユーザーズマニュアルの参照方法 .......................................................8
SIRCADの基本操作......................................................................9
4
構造計算データをSIRCADに変換する..............................................11
変換に使用する構造計算データファイルについて ............................11
壁・スラブの標準配筋をセットする..................................................13
梁定義に腹筋をセットする ................................................................16
変換手順 .............................................................................................20
5
3D表示で視覚的に建物データを確認する..............................................35
3DeyeでXVLファイルに変換する...........................................35
6
定義と配置を追加する ..............................................................................36
配置の基本操作 ..................................................................................37
基礎定義を追加する ...........................................................................40
基礎を配置する ..................................................................................41
小梁定義に鉄筋情報を追加する .........................................................45
7
配置データを編集する ..............................................................................46
梁の寄りを設定する ...........................................................................46
雑壁を配置する ..................................................................................48
8
図面を作成する .........................................................................................50
SIRCAD_2Dの基本操作...........................................................50
柱リストを作図する ...........................................................................51
作図設定の変更方法 ...........................................................................55
変更の手順 .........................................................................................57
変更点を作図に反映させるには .........................................................62
9
図面を印刷する .........................................................................................63
印刷する .............................................................................................63
10
2DCADに変換する ..............................................................................64
AutoCAD(dxfファイル)に変換する................................65
DRACAD Win(mpxファイル)に変換する.......................67
jw_cad(jwcファイル)に変換する .....................................69
11
設計数量算出の準備をする .......................................................................71
鉄筋・コンクリート材料を指定する..................................................71
鉄筋の定着・継手長設定をする .........................................................73
鉄筋継手設定をする ...........................................................................74
鉄筋詳細設定をする ...........................................................................75
12
設計数量算出をする..................................................................................76
コンクリート・型枠算出をする .........................................................76
鉄筋算出をする ..................................................................................78
鉄骨算出をする ..................................................................................80
13
個別数量入力で数量を追加する................................................................81
階段の数量を追加する .......................................................................82
14
各種帳票を作成する..................................................................................83
帳票を作成する ..................................................................................84
15
テーブル管理.............................................................................................86
システム設定を登録する....................................................................86
システム設定を読み込む....................................................................87
16
製品サポートサービス ..............................................................................88
お問い合わせ先 ..................................................................................88
SIRCADからメールを送信する..................................................89
自動更新確認の設定方法....................................................................91
最新版を取得する...............................................................................92
最新のユーザーズマニュアルを取得する...........................................93
メール配信サービス【SIRCAD通信】について.........................94
その他のサポートオプション.............................................................96
謝辞 ......................................................................................................................97
1 はじめに
1 はじめに
本書は、SIRCAD の基本的な使い方をご説明する操作ガイドです。
初めて SIRCAD をご使用する方は、本書を一通りご覧になる事をおすすめします。
より詳細な情報が必要になったときは、ユーザーズマニュアル(PDF ファイル)を参照してください。
1
2 Version4 について
2 Version4 について
Version4.00の新機能
Version4.00 で追加された主な新機能
<標準機能>
■ メインメニューの表示設定に、以下の設定を追加しました。
1.
強調表示
2.
縦並びレイアウト
3.
アイコン2倍サイズ
■
図面種類を追加しました。追加した図面は以下の通りです。
<断面リスト>
1.
壁、地下壁
2.
杭
3.
水平ブレース、垂直ブレース
4.
柱継手、梁継手
<文字リスト>
5.
水平ブレース、垂直ブレース
■
追加図面の各種設定を追加しました。
■
以下の基礎タイプの平面図に、配筋を作図できるようになりました。
基礎タイプ:31、32、33、41、71、101
■
梁断面リスト図にて、梁2段筋3段筋に寄せ筋マークを作図できるようになりました。
■
柱断面リスト図にて、最下部の柱脚に仕口フープ欄を作図できるようになりました。
■
柱梁断面リスト図にて、以下の設定を追加しました。
1.
鉄筋本数を断面図に作図できるようになりました。
2.
断面欄を非表示に設定できるようになりました。
3.
剪断補強筋に高強度筋を使用している場合、枠を2重にする設定を追加しました。
■
フープ&スタラップの表示形式に15個のパターンを追加しました。
■
RC 架構詳細図にて、以下の設定を追加しました。
1.
引出線と引出線文字の間隔を設定できるようになりました。
2.
腹筋の引出線を作図しない設定を追加しました。
■
剪断補強筋記号について、以下の設定を追加しました。
1.
『高強度鉄筋材料』設定を追加し、
剪断補強筋の記号を 5 文字、径を 5 文字まで指定できるようになりました。
2.
『高強度鉄筋材料』で指定した記号を柱梁定義にて入力できるようになりました。
3.
『高強度鉄筋材料』で指定した記号を柱梁断面リスト図に作図できるようになりました。
4.
『高強度鉄筋材料』で指定した記号で鉄筋算出を行えるようになりました。
<Option 機能>
■ 仕口部帯筋計算機能を追加しました。機能は以下の通りです。
仕口部帯筋比を計算します。選定計算と検定計算を行います。
選定計算の結果を、修正後、検定計算を行うことができます。
検定計算では、計算根拠式と帯筋比、判定結果(OK/NG)を表示し、
計算結果を、“仕口部帯筋比計算書”として出力できます。
2
2 Version4 について
Version4のメニュー画面について
Ver4 より、メニュー画面の初期設定を、縦並びレイアウトに変更しました。
以前のメニュー画面に戻す場合は、[トップメニュー]→[ユーティリティー]→[環境設定]→[全般]→[縦並びレイア
ウト]のチェックをはずします。
Ver4 メニューレイアウトの初期設定
(縦並びレイアウト)
以前のメニューレイアウト
メニュー表示を変更するには、環境設定のメニュー設定で変更を行います。
3
2 Version4 について
システム設定をVersion4へ移行するには
今まで使用していたシステム設定を新バージョンでも使用することができます。
システム設定の移行方法は以下の 2 通りです。
(1)
(2)
前バージョンで使用していた TABLE フォルダを、Ver4 のインストール先へコピーする
前バージョンのシステムテーブルファイルを Ver4 で読み込む
※
※
※
(1)
4
TABLE フォルダは削除しないでください。削除すると、プログラムが正常に動作しなくなります。
TABLE フォルダの名前を変更する場合は、TABLE フォルダをコピーし、コピーした TABLE フォル
ダの名前を変更するようにしてください。
システム設定には、下位互換はありません。Ver4 のシステム設定を Ver4 より前のバージョンで読み
込まないようにしてください。
前バージョンで使用していた TABLE フォルダを、Ver4 のインストール先へコピーする
①
SIRCAD を終了します。
②
コピーしたい TABLE フォルダを選択し、[編集]→[コピー]をクリックします。
Ex) C:¥Program Files¥SIRCAD [Version 3.00]
③
Ver4 のインストール先フォルダを開き、[編集]→[貼り付け]をクリックします。
Ex) C:¥Program Files¥SIRCAD [Version 4.00]
④
以下のようなメッセージが表示された場合、[すべて上書き]をクリックします。
2 Version4 について
(2)
前バージョンのシステムテーブルファイルを Ver4 で読み込む
※前バージョンで既にシステムテーブルファイルを登録している場合は、
下記手順の③から操作してください。
①
前バージョンを起動し、[システムテーブル管理]を開きます。
を選択します。
②
を選択します。
下記の画面にて、必要に応じて保存場所、ファイル名等を変更します。[登録]をクリックします。
5
2 Version4 について
6
③
Ver4 を起動し、[システムテーブル管理]を開きます。
④
[読み込み]ボタンをクリックし、[ファイル名]から前バージョンのシステムテーブルファイルを
選択します。[テーブルに読み込み]をクリックします。
⑤
下記メッセージが表示されますので、[はい]をクリックします。
⑥
テーブルに読み込みが完了しましたら、[システムテーブル管理]画面を閉じます。
⑦
SIRCAD を再起動します。
3 SIRCADの概要
3 SIRCADの概要
SIRCADでできること
SIRCAD(Skeleton and Infill Resolution CAD)は、スケルトンの設計をビジュアルに多方面から支援するシス
テムです。建築構造図、躯体図の自動作図および設計数量算出を行います。
一品生産を前提とする建築の設計は、形状も工法も多様です。加えて、年々新材料、新工法が開発され、それ
に伴って設計図の表記法も変化します。SIRCAD は多用な形状や変化に対応し、成長してきました。
一貫構造計算のデータを活用して、短時間に構造図を作図することができます。また、設計に使用した建物デ
ータを施工図の作図用に転用すれば、施工現場での省力化を図り、データの入力ミスに伴う多くのロスを取り除
くことも可能です。
設計から積算、施工、工作に至るまで、共通のデータベースを基に作業を行うことを理想とし、SIRCAD は着
実に進化しています。下図がその概要図です。
一貫構造計算
ADAM
BUILD.一貫Ⅳ+
BUILD-1
BUS-5
Super Build/SS3
設計数量算出
3次元設計
Tekla Structures
コンクリート・型枠
鉄筋、鉄骨
精積算
HEΛIOΣ(ヘリオス)
一貫構造計算
(任意形状)
SIRCAD
CREA(SEINシリーズ)
BRAIN
3次元データベース
WEB Viewer
VRML
XVL
SIRCAD-2D
3次元CAD
3ds Max
ArchiCAD(*1)
Revit Structure (*1)
Revit Architecture (*1)
立体解析 他
BUILD-1
CREA(SEINシリーズ)
SAP-IV
SNAP
汎用2次元CAD
構造図自動作図
躯体図自動作図
2次元CAD
AutoCAD-2000/LT
DRA-CAD
Jw_cad
*1 各3D-CADのアドインツール(別売)でSIRCADデータを読み込みます
システム関連図
7
3 SIRCADの概要
ユーザーズマニュアルの参照方法
本プログラムでは本書の他に、詳細な操作方法や設定について説明するユーザーズマニュアルを PDF ファイルで
提供しています。
ユーザーズマニュアル(PDF ファイル)の参照方法は次の通りです。
SIRCAD メインメニュー
ヘルプメニュー
を選択します。
−ユーザーズマニュアルの構成−
■
■
■
■
■
■
インストール編
入力編
作図・出力編
設計数量算出編
構造計算データ変換編
Input Data Sheet
SIRCAD 操作中では、
F1(ファンクションキー)を押すと操作している箇所についてのユーザーズマニュアル(PDF ファイル)が立ち
上がります。
※定義画面・個別数量入力画面等、一部の画面では F1(ファンクションキー)が割り当てられています。
その場合は
マークをクリックするとユーザーズマニュアル(PDF ファイル)が立ち上がります。
最新のユーザーズマニュアルは弊社ホームページより取得することができます。
8
3 SIRCADの概要
SIRCADの基本操作
起動
アイコンをダブルクリック、または画面左隅にあるタスクバーの「スタート」ボタンをクリックします。
・スタートメニューからの起動
①〔プログラム(P)〕をポイント
②〔SIRCAD〕をポイント
③〔SIRCAD〕をクリック
SIRCAD が起動します。
アイコンをマウスでポイントすると
メニュー名が表示されます。
終了
起動時画面でこのボタンをクリックすると SIRCAD が終了します。
9
3 SIRCADの概要
前メニューに戻る
このボタンをクリックすると前メニューに戻ります。
閉じる
クリック
をクリックするとそのメニューを閉じ、1つ前の
メニューに戻ります。
キーボードの Esc や / キーを押すとそのメニ
ューやウィンドウが閉じ、1つ前のメニューに戻
ります。
起動時画面で
ます。
を選択すると SIRCA が終了し
※メニュー構成はユーザーズマニュアルの『入力編』を参照してください。
10
4 構造計算データをSIRCADに変換する
4 構造計算データをSIRCADに変換する
SIRCAD は、新規に建物データを入力することができますが、構造計算データを読み込んで、建物データ入力の
手間を省略することができます。
構造計算データを読み込むことで、モデルデータをはじめから作成する必要がなくなり、作図と設計数量算出を
迅速に行うことが可能になります。
ここでは、変換の準備(標準配筋設定と変換設定)を行ってから、構造計算データを SIRCAD に読み込む手順を
説明します。
変換に使用する構造計算データファイルについて
SIRCAD データに変換できる一貫構造計算データは以下の通りです。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
ADAM の OUT データ
BUILD-1 のテキストデータ
BUILD.一貫Ⅳ+ の一括建物データ
BUS-5 のテキストデータ
CREA のテキストデータ
Super Build / SS3 の CSV データ
(TIS 株式会社)
(株式会社 NTT データ)
(株式会社構造ソフト)
(株式会社構造システム)
(株式会社 NTT データ)
(ユニオンシステム株式会社)
変換に使用するファイルについて説明します。
(1) ADAM
ADAM で作成したデータファイル『*.tex』を使用します。
ADAM での操作:
OUT コマンドにて『*.tex』を作成します。
(2) BUILD-1
BS-DATA の入力データファイル『*.bi』を使用します。
(3) BUILD.一貫Ⅳ+
BUILD.一貫Ⅳ+の物件名フォルダ内にある一括建物データファイル『build.inp』を使用します。
なお、一括建物データ内で断面登録ファイルを参照している場合は、『断面登録ファイル』も使用します。
断面登録ファイルとは、次の4つのファイルを指します。
断面登録ファイル:CME1.LST、CME2.LST、GME1.LST、GME2.LST
11
4 構造計算データをSIRCADに変換する
(4) BUS-5
BUS-5 で作成したデータファイル『*.bee』を使用します。
BUS-5 での操作:
『*.bee』を出力します。
[ファイル]→[テキストファイルの出力]→任意の保存先に『*.bee』を保存します。
(5) CREA
モデル化時に作成される建物データファイル『*.stx』と『Section.tbl』『Material.tbl』を使用します。
(『Section.tbl』と『Material.tbl』はモデル化時に『*.stx』と同時に作成されます。)
変換する際は、同じフォルダ内に『*.stx』『Section.tbl』『Material.tbl』の3つのファイルがあることを確認し
てから変換してください。
(6) Super Build / SS3
SS3 で作成したデータファイル『*.csv』を使用します。
SS3 での操作:
『*.csv』を出力します。
[CSV ファイル出力]→[全て選択]→[SS3→CSV ファイル]→任意の保存先に『*.csv』を保存します。
※基礎データ(Super Build / BF1)を変換する場合
BF1 で作成したデータファイル『*.csv』を使用します。
BF1 での操作:
『*.csv』を出力します。
[オプション]→[動作設定]→[データ保存時に、基礎データの CSV 出力を行う]にチェックを入れます。
BF1 データ保存時に『*.csv』ファイルが出力されます。
12
4 構造計算データをSIRCADに変換する
壁・スラブの標準配筋をセットする
データ変換の準備について説明します。
あらかじめ「壁・床標準配筋設定」にて、配筋情報をセットしておきます。
構造計算データの壁・スラブに配筋情報がない場合、壁・床定義の配筋情報は「壁・床標準配筋設定」で設定し
た配筋で変換されます。
SIRCAD を立ち上げると以下のメインメニューが表示されます。
を選択すると以下の画面になります。
を選択します。
13
4 構造計算データをSIRCADに変換する
「壁」又は「床」を選択します。
標準配筋設定は「壁」
「床」共に9種類までテーブルを登録することができます。新規にテーブルを作成するとき
は既存テーブルを「複写」してテーブルの内容を編集します。複数テーブルがある場合は、使用するテーブルを
で指定します。テーブルを削除することもできます。
壁の場合:
を選択します。
・壁厚に対応して、配筋データを登録します。
・壁符号は、ダミーで入力しておきます。壁符号は一貫構造計算データで決まります。
・テーブルに対応した壁厚が無い場合は、「壁厚=0」の Default 符号の配筋情報がセットされます。
14
4 構造計算データをSIRCADに変換する
床の場合:
を選択します。
・床厚および床属性(S,CS,FS)に対応して、配筋データを登録します。
・床符号のサフィックス部分はダミーですが、床の属性により、以下の様に符号を入力します。
一般床
Sxxx
片持ち床
CSxxx
底盤
FSxxx
(xxx は、サフィックス部)
実際の符号は、一貫構造計算データで決まります。
・テーブルに対応した床厚が無い場合は、「床厚=0」の Default 符号の配筋情報がセットされます。
配筋情報をセットし、「壁/床標準配筋設定」画面を閉じて保存します。
以下の画面に戻ります。
「終了」または
で画面を閉じます。
15
4 構造計算データをSIRCADに変換する
梁定義に腹筋をセットする
データ変換の準備について説明します。
あらかじめ「変換設定」にて、梁の腹筋等の設定をセットしておきます。
梁等の定義や配置は、「変換設定」で設定した内容で変換されます。
「From System Name」から SIRCAD データに変換する構造計算ソフトを選択します。
以下のようなデータ変換実行画面が表示されます。
(設定項目は変換する構造計算データによって異なる箇所があります。)
を選択します。
16
4 構造計算データをSIRCADに変換する
以下の変換設定画面が表示されます。
(設定項目は変換する構造計算データによって異なる箇所があります。)
有効にしたい項目にチェック
を入れます。
※一度設定した変換設定は保存されます。他のデータを変換する際も同じ設定で変換されます。
※共通項目に関しては、全てのFrom変換で、その設定内容を共有しています。
断面整合
・一貫構造計算データの部材定義は、梁は「左端、中央、右端」
、柱は「柱頭、柱脚」と分けて定義しているもの
があります。定義が分かれていても、断面寸法、配筋情報が同じ場合には、定義をまとめたいときがあります。
このような場合にチェックマークを付けてください。
チェックをはずすと、一貫構造計算データの定義通りに変換します。
例)
梁断面が3断面の場合:
両端部断面の定義が同じで、中央断面の定義が異なる場合は、2断面として変換します。
17
4 構造計算データをSIRCADに変換する
柱抜け処理
・通り軸が折れているとき、その区間に柱が無い場合に、梁、壁、ブレースを柱抜けの大梁、大壁、大ブレース
として変換するかどうかを設定します。
・チェックを付けた場合は、柱抜けの大梁、大壁、大ブレースとして変換します。
柱抜け配置処理で梁のチェックをつけた場合と外した場合の例
チェックをつけた場合
(柱抜け大梁)
チェックをはずした場合
(大梁が2本に分割)
通り軸に沿って、梁が配置されます
鉄骨小梁の端部条件
・鉄骨小梁の端部条件をピン接合で変換したい場合に、チェックをつけます。
18
4 構造計算データをSIRCADに変換する
梁の腹筋の作成
・梁の腹筋の作成方法に、ピッチ方式とテーブル方式があります。どちらで作成するか選択します。
・チェックを付けた部材に関して腹筋を作成します。
ピッチ指定:
テーブル指定:
19
4 構造計算データをSIRCADに変換する
変換手順
構造計算データを SIRCAD に変換し、変換したデータを選択する方法を説明します。
SIRCAD を立ち上げると以下のメインメニューが表示されます。
を選択すると以下の画面になります。
「From System Name」から SIRCAD データに変換する構造計算ソフトを選択します。
(1) ADAM を使用する場合は P21 へ進んでください。
(2) BUILD-1 を使用する場合は P22 へ進んでください。
(3) BUILD.一貫Ⅳ+を使用する場合は P23 へ進んでください。
(4) BUS-5 を使用する場合は P25 へ進んでください。
(5) CREA を使用する場合は P26 へ進んでください。
(6) Super Build / SS3 を使用する場合は P33 へ進んでください。
20
4 構造計算データをSIRCADに変換する
(1) ADAM
ADAM を選択すると、以下の画面が表示されます。
入力データファイル :変換したい“TEXファイル”を指定します。
出力JOB名
:Job名を指定します。
出力先フォルダ
:出力先フォルダを指定します。
「参照」ボタンをクリックすると入力データファイル、出力先フォルダを参照できます。
「実行」をクリックして変換を実行します。
変換が終了しましたら、以下のメッセージが表示されます。
「OK」をクリックします。
以下の画面に戻ります。
「終了」または
P34
をクリックし、前のメニューに戻ります。
に進んでください。
21
4 構造計算データをSIRCADに変換する
(2) BUILD-1 (BS-DATA)
BS-DATA を選択すると、以下の画面が表示されます。
入力データファイル
出力JOB名
出力先フォルダ
入力データ単位系
:変換したい“BIファイル”を指定します。
:Job名を指定します。
:出力先フォルダを指定します。
:SI 単位
・・・ Build-1 ver.3 以上の単位(㎜,N,kN/㎡…)
従来単位 ・・・ Build-1 ver.3 未満の単位(㎝,㎏,t/㎡…)
変換時確認 ・・・ 変換実行時に SI 単位 or 従来単位を選択します。
「参照」ボタンをクリックすると入力データファイル、出力先フォルダを参照できます。
「実行」をクリックして変換を実行します。
変換が終了しましたら、以下のメッセージが表示されます。
「OK」をクリックします。
以下の画面に戻ります。
「終了」または
P34
22
をクリックし、前のメニューに戻ります。
に進んでください。
4 構造計算データをSIRCADに変換する
(3) BUILD.一貫Ⅳ+
BUILD.一貫Ⅳ+を選択すると、以下の画面が表示されます。
入力データファイル :変換したい“build.inp”が含まれているフォルダを指定します。※1
出力JOB名
:Job名を指定します。
出力先フォルダ
:出力先フォルダを指定します。
断面登録ファイル
:“断面登録ファイル”が保存されているフォルダを指定します。※2
「参照」ボタンをクリックすると入力データフォルダ、出力先フォルダ、断面登録ファイル保存先フォルダを参
照できます。
※1
・指定したフォルダ内に“build.inp”が含まれていない場合、変換を行うことはできません。
※2
・一括建物データ内で“断面登録ファイル”を参照している場合は、
「断面登録ファイルを使用する」にチェック
を入れます。
・“断面登録ファイル”とは、BUILD.一貫Ⅳ+、断面登録ファイル内の以下4つのファイルを指します。
「GME1.Lst(梁鉄骨断面)」
「GME2.Lst(梁鉄筋断面)」
「CME1.Lst(柱鉄骨断面)」
「CME2.Lst(柱鉄筋断面)」
・「断面登録ファイルを使用する」にチェックを入れた場合、指定したフォルダ内に“断面登録ファイル”4 つ全
てが含まれていない場合、変換を行うことはできません。
・断面登録ファイルを使用しているデータの場合、ファイル内に適切なデータが無いとき、データ変換を中止し
ます。
「実行」をクリックして変換を実行します。
変換が終了しましたら、以下のメッセージが表示されます。
「OK」をクリックします。
23
4 構造計算データをSIRCADに変換する
以下の画面に戻ります。
「終了」または
P34
24
をクリックし、前のメニューに戻ります。
に進んでください。
4 構造計算データをSIRCADに変換する
(4) BUS-5
BUS-5 を選択すると、以下の画面が表示されます。
入力データファイル :変換したい”BEE ファイル”を指定します。
出力JOB名
:Job名を指定します。
出力先フォルダ
:出力先フォルダを指定します。
「参照」ボタンをクリックすると入力データファイル、出力先フォルダを参照できます。
「実行」をクリックして変換を実行します。
変換が終了しましたら、以下のメッセージが表示されます。
「OK」をクリックします。
以下の画面に戻ります。
「終了」または
P34
をクリックし、前のメニューに戻ります。
に進んでください。
25
4 構造計算データをSIRCADに変換する
(5) CREA
CREA を選択すると、以下の画面が表示されます。
入力データファイル
出力JOB名
出力先フォルダ
床組出力タイプ
:変換したい“STXファイル”を指定します。※
:Job名を指定します。
:出力先フォルダを指定します。
:床組・・・スラブ及び小梁を床組として配置します。
床組として認識できなかったものは個別で配置されます。
個別・・・全てのスラブ及び小梁を個別スラブとして配置します。
「参照」ボタンをクリックすると入力データファイル、出力先フォルダを参照できます。
※変換する際は、同じフォルダ内に『*.STX』『Section.tbl』『Material.tbl』の3つのファイルがあることを確認
してから変換してください。
(『Section.tbl』と『Material.tbl』はモデル化時に『*.STX』と同時に作成されます。)
CREA 変換では「通り軸設定」を行います。
「実行」をクリックすると、「通り軸指定」画面が表示されます。
26
4 構造計算データをSIRCADに変換する
1) 「通り軸指定」画面が表示される前に、
読み込んだテキストデータに“ラーメングリッド”情報が無い場合のみ、
「スパン数・階数」「スパン長」を入力するための画面が表示されます。
読み込んだテキストデータに“ラーメングリッド”情報がある場合は次ページへ進んでください。
スパン数・階数を入力します。
スパン長を入力します。
「平面入力」はマウスで簡単にスパン長を設定できる機能です。
「平面入力」をクリックすると以下の画面になります。
スパン長が入力されていない場合、グリッドを等分割して表示します。X1,Y1軸は固定軸です。赤い点線で
表示される軸が移動可能な軸です。マウスでドラッグして軸を設定します。ドラッグして離したときに最寄りの
点があれば軸が吸着します。
設定し終わったら
または“/キー”で終了します。
「平面入力」を終了すると、X/Yスパン長が入力されています。Zスパン長が設定されていない場合は「スパ
ン長」画面でZスパン長を入力します。「次へ」をクリックすると「通り軸指定」画面が表示されます。
27
4 構造計算データをSIRCADに変換する
2) 「通り軸指定」画面が表示される前に、
一度変換を行ったデータの場合、以下のような画面になります。
初めて変換を行うデータの場合は次ページへ進んでください。
前に設定した軸指定データを読み込むときは「はい」を、軸データを読み込まない場合は「いいえ」を選択して
ください。
28
4 構造計算データをSIRCADに変換する
3) 「通り軸指定」画面が表示されます。
SIRCAD は通り軸がないと部材が配置できませんので、梁が通り軸と平行でない場合、柱に軸の交点がない場合
は、「通り軸指定」で軸の設定をします。
梁 :梁芯に軸が通るように設定します。
柱 :軸の交点ができるように設定します。
小梁:設定の必要は有りません(参考の為、通り軸指定画面に表示しています)
「通り軸指定」画面の説明をします。
①
②
軸位置の指定方法:
画面右(②)の建物モデルが表示されている画面上を左クリックすると軸のポイントを指定することができます。
右クリックすると指定したポイントを1つ戻ることができます。
赤い点…CREAのグリッド上の点 青い点…CREAのレイアウトポイント
ボタンの説明:
「層範囲」 …層範囲を指定します。範囲指定も可能です。
マウスで層を指定する場合は画面左(①)の画面で層を選択します。
「<」「>」 …「<」「>」ボタンをクリックすると①の画面の表示/非表示を切り替えることができます。
「表示」
…層範囲で指定した層を②の画面に表示します。
「指定軸」 …指定する軸を選択します。マウスで指定する場合は②の画面上で軸名を選択します。
「軸設定」 …設定したい軸のポイントを指定した後、「軸設定」ボタンをクリックして、通り軸を決定します。
「軸追加」 …軸を追加します。(下図通り軸の追加参照)
「軸追加」ボタンを選択後、「通り軸の追加」画面で「追加する軸」、「追加する位置」、
「追加する軸名」を指定します。
距離を入力しないで決定すると前後の軸を等分した箇所に軸が追加されます。
「軸削除」 …指定軸に表示されている軸を削除します。
「下層複写」 …表示層の1つ下の層の軸指定をコピーします。
柱が傾斜している場合には自動で指定点に反映します。
「初期化」 …「通り軸指定」画面で変更された軸位置を「通り軸指定」画面が開いた時の状態に戻します。
初めて変換した場合は CREA のグリッドが表示されます。
通り軸指定をした後、軸指定データを読み込んだ場合は読み込んだ軸が表示されます。
「変換実行」…指定した通り軸で変換を実行します。
「部材倍率」 …②の画面に表示される柱・梁部材の表示倍率を指定できます。
「通り軸の追加」画面
29
4 構造計算データをSIRCADに変換する
4) 例を挙げて説明します。例えば下図の場合、X1軸が傾斜していますので、梁と平行に軸を設定します。
※軸上に大梁がのるように設定します。
5) 「指定軸」でX1を選択、又は画面上のX1の文字をクリックします。軸の交点をクリックして梁と軸を平
行にします。梁と平行な軸ができましたらそのまま「軸設定」ボタンをクリックします。
① 軸を指
定します。
④ 設定したい軸
のポイントを指
定後、「軸設定」
ボタンをクリッ
クして通り軸を
決定します。
③ 2点目クリック
② 1点目クリック
6) 通り軸の指定が済みましたら、
30
をクリックして変換を実行します。
4 構造計算データをSIRCADに変換する
変換が終了しましたら、以下のメッセージが表示されます。
「OK」をクリックします。
変換できなかった項目がある場合、以下のメッセージが表示されます。
メッセージが表示されなかった場合は全ての部材が変換されています。次ページに進んでください。
「はい」を選択すると、以下のようなエラーログが表示されます。
「いいえ」を選択した場合は、エラーログは表示されません。次ページへ進んでください。
エラーログの見方:
始点・終点の数字は左からX座標、Y座標、Z座標の値です。
ログに表示されている部材を再度「通り軸指定」画面で確認します。
軸に平行か、交点があるか、などを確認します。
「閉じる」をクリックすると次の画面が表示されます。
ログファイルの保存先
ログファイルを保存する場合は「はい」、保存しない場合は「いいえ」を選択します。
31
4 構造計算データをSIRCADに変換する
以下の画面に戻ります。
「終了」または
P34
32
をクリックし、前のメニューに戻ります。
に進んでください。
4 構造計算データをSIRCADに変換する
(6) Super Build / SS3
SS3 を選択すると、以下の画面が表示されます。
入力データファイル :変換したい“CSVファイル”を指定します。
出力JOB名
:Job名を指定します。
出力先フォルダ
:出力先フォルダを指定します。
「参照」ボタンをクリックすると入力データファイル、出力フォルダ名を参照できます。
※基礎データを変換する場合、変換したい BF1 の”CSV ファイル”を指定します。
「実行」をクリックして変換を実行します。
変換が終了しましたら、以下のメッセージが表示されます。
「OK」をクリックします。
以下の画面に戻ります。
「終了」または
P34
をクリックし、前のメニューに戻ります。
に進んでください。
33
4 構造計算データをSIRCADに変換する
以下の画面に戻ります。
をクリックし、メインメニューに戻ります。
メインメニューが表示されます。
を選択します。
出力したJOBを選択します。
出力したJOBを選択して「選択」をクリック、もしくはJOB名をダブルクリックします。
※データパスを変更するには画面右上「参照」にて変更します。
JOB 名が変換したデータ名になっているのを確認してください。
34
5 3D表示で視覚的に建物データを確認する
5 3D表示で視覚的に建物データを確認する
SIRCAD の3次元表示機能について説明します。
SIRCAD データを XVL ファイルに出力し、3次元表示で視覚的に建物データを確認することができます。
XVL ファイル出力の機能は作図と設計数量算出の機能とは別の機能です。
作図と設計数量算出を行う場合は、作図と設計数量算出の項目に進んでください。
XVL ファイルに変換するには、あらかじめ XVLPlayer をインストールする必要があります。
インストールに関しては、ユーザーズマニュアルの『インストール編』を参照してください。
3DeyeでXVLファイルに変換する
メインメニュー
を選択します。
を選択します。
を選択します。
SIRCAD で基礎を追加すると基礎も表示されます。
35
6 定義と配置を追加する
6 定義と配置を追加する
構造計算データにない基礎や小梁の鉄筋など、作図・設計数量算出に必要なデータを定義と配置に追加します。
ここでは基礎定義の追加・配置と小梁定義に鉄筋情報の追加をする方法を説明します。
36
6 定義と配置を追加する
配置の基本操作
配置範囲指定の基本的操作について説明します。
配置範囲指定の方法
部材の具体的な配置方法を、柱などの点部材、梁などの線部材、床組などの面部材、雑壁などの特殊部材に分け
て説明します。範囲指定は、始点、終点で2回クリックします。範囲指定しない場合は、同じ場所を2回クリッ
クして下さい。
1) 点部材
以下の場合に用いられます。
・伏図形式配置時の柱
・軸組図配置時の直行梁
・基礎
・根巻
・ベースプレート(レベルのみ)
範囲配置方法
×(通り軸交点)を始点、終点とマウスでクリックすると、始点、終点で囲まれた矩形の範囲に部材が配置され
ます。(下図参照)
37
6 定義と配置を追加する
2) 線部材
以下の場合に用いられます。
・伏図形式配置時の梁
・伏図形式配置時のブレース
・軸組図形式配置時の梁
・軸組図形式配置時の柱
・壁、開口
・軸組図形式配置時の床
範囲配置方法
×(通り軸上のスパン中央部)を始点、終点とマウスでクリックすると、始点、終点で囲まれた矩形の範囲に部
材が配置されます。(下図参照)
38
6 定義と配置を追加する
3) 面部材
以下の場合に用いられます。
・伏図形式配置時の床
・軸組図形式配置時の壁、開口
・軸組図形式配置時のブレース
範囲配置方法
×(各スパン中央部)を始点、終点とマウスでクリックすると、始点、終点で囲まれた矩形の範囲に部材が配置
されます。(下図参照)
4) 特殊な部材
以下の場合に用いられます。
・雑壁
始点、終点の配置するXY通り軸名、その交点からの座標を入力します。
・間柱
配置するXY通り軸名、その交点からの座標を入力します。
39
6 定義と配置を追加する
基礎定義を追加する
メインメニュー
を選択します。
を選択します。
を選択します。
別画面で表示される「ワンポイントヘルプ」を参照しながら入力します。
カーソルのあるセル毎に「ワンポイントヘルプ」の内容が変わります。
定義を追加し終わったら、「基礎定義」画面を閉じて保存します。
40
6 定義と配置を追加する
基礎を配置する
追加した基礎を配置する方法を説明します。
基礎定義を追加するとメニューボタンが凹みます。
(入力済みの部材については、このようにメニューボタンが凹みます。)
画面を閉じて前メニューに戻ります。
41
6 定義と配置を追加する
配置画面で基礎を配置していきます。
ここでは「伏図形式配置」で配置する方法を説明します。
を選択します。
Z1 に配置したいので、Z1 をマウスで
クリックします。
42
6 定義と配置を追加する
「はい」を選択します。
Z1の見下げ配置画面が表示されます。
メニューから「基礎」を選択し、「基礎配置」を選択します。
定義済みの基礎符号一覧が表示されます。
配置する基礎符号を選択します。
クリック
基礎を配置する範囲をキーボードからの入力、またはマウスで指定します。
43
6 定義と配置を追加する
マウス指定の例:
通り軸の“交点”をマウスでクリックします。(範囲指定しない場合は同じ場所を2回クリックします。)
終点・クリック
始点・クリック
範囲指定をすると次の画面が表示されます。回転角度をマウスでクリック、またはキーボードで入力します。
クリック
以下のように基礎が配置されます。
44
6 定義と配置を追加する
小梁定義に鉄筋情報を追加する
メインメニュー
を選択します。
を選択します。
を選択します。
を選択します。
別画面で表示される「ワンポイントヘルプ」を参照しながら入力します。
カーソルのあるセル毎に「ワンポイントヘルプ」の内容が変わります。
定義を追加し終わったら、「RC 小梁定義」画面を閉じて保存します。
45
7 配置データを編集する
7 配置データを編集する
必要に応じて配置の修正を行います。
ここでは梁の寄り設定と雑壁の配置方法について説明します。
梁の寄りを設定する
「伏図形式配置」で設定する方法を説明します。
を選択します。
編集する階を選択します。
「はい」を選択します。
46
7 配置データを編集する
メニューから「梁」を選択し、「RC寄り」を選択します。
寄りを変更する範囲をキーボードからの入力、またはマウスで指定します
梁寄りを変更する範囲を指定すると、以下の画面が表示されます。
寄り寸法を入力します。
キーボード入力、または、配置画面の配置部材線分をマウスでクリックし、寄り寸法を自動入力します。
Face/Center は、それぞれ通り軸と部材の位置関係を、「面押え」または「部材芯」とするかの選択です。
〔S梁連結〕を
にすると RC 部材と S 部材の位置関係を保ちながら寄せます。
S梁連結指定有り
RC/S の位置関係を保って移動
S梁連結を指定なし
RC のみ移動
例)
柱の面に合わせたい場合、”Face”を指定し、合わせたい柱の線分をクリックすると「寄り寸法」に距離が入力さ
れます。
以下のように寄りが変更されます。
47
7 配置データを編集する
雑壁を配置する
を選択します。
配置する階を選択します。
「はい」を選択します。
48
7 配置データを編集する
メニューから「壁」を選択し、「壁配置」を選択します。
「雑壁」を選択します。
定義済みの壁符号一覧が表示されます。
配置する壁符号を選択します。
クリック
雑壁を配置する範囲をキーボードからの入力、またはマウスで指定します。
マウスで指定する場合:
終点クリック
始点クリック
以下のように雑壁が配置されます。
49
8 図面を作成する
8 図面を作成する
SIRCAD で作成できる図面は以下の通りです。1枚の用紙に自由な組み合わせで図面をレイアウトできます。
※施工図はオプション機能です。
SIRCAD_2Dの基本操作
画面上部にはツールバーが表示されています。
アイコンをマウスでポイントするとコマンド名が表示されます。
用紙上で右クリックをするとメニューが表示されます。
メニュー内のコマンドはツールバーにあるコマンドと同じです。
用紙上で右クリックすると
メニューが表示されます。
マウスでポイントする
とコマンド名が表示さ
れます。
50
8 図面を作成する
柱リストを作図する
メインメニュー
を選択します。
を選択します。
ファイル名を入力し、「OK」をクリックします。
51
8 図面を作成する
用紙サイズを指定して、「OK」をクリックします。
図面上で右クリックしてメニューを表示します。[オブジェクト作成]→[図面挿入]を選択します。
またはツールバーの
[図面挿入]をクリックします。
ここでは柱断面リストを作図します。
ダブルクリック
断面リストから「柱」を選択します。
52
8 図面を作成する
「挿入図面詳細設定」が表示されます。
出力範囲や層範囲、縮尺等を設定し、「OK」をクリックします。
図面挿入位置をキーボードから入力または、マウスで指定します。
断面リストの場合、図面左上が図面の原点になっています。マウスが押さえている点が原点です。
マウスで指定する場合は、用紙の適当な位置でクリックします。
図面の原点
53
8 図面を作成する
以下のように柱断面リストが作図されます。
[[拡大]等をして確認します。
54
8 図面を作成する
作図設定の変更方法
図面をカスタマイズするには作図設定/出力条件にて設定をします。
各種設定を変更した後、作図ファイルを再作図し、変更した設定を図面に反映させます。
作図設定/出力条件にて
図面をカスタマイズします。
[出力条件]のサブメニュー
出力条件の、[伏図]、[軸組図]、[断面リスト]、[躯体図オプション]には、以下のようなサブメニューがあります。
①[伏図]のサブメニュー
②[軸組図]のサブメニュー
③[断面リスト]のサブメニュー
④[躯体図オプション]のサブメニュー
55
8 図面を作成する
作図設定・出力条件の設定はシステムデフォルト値に設定できます。
(一部システム設定にできない項目もあります。)
例:[出力条件]→[断面リスト]→[柱]→[基本設定]
カスタマイズした設定値はシステムデフォル
ト値として保存できます。
システムデフォルト値として保存した設定は
他のJOBで作図を行う時も有効になります。
56
8 図面を作成する
変更の手順
例を挙げて説明します。
鉄筋マークの変更⑤
項目名称を
フープに変更①
フープの表示形式を変更④
鉄骨欄を非表示にする③
項目名称を梁中フープに変更し、
表示位置を断面欄の上に移動①②
ここでは以下の変更をします。
①項目名称の変更:帯筋→フープ、接合部帯筋→梁中フープに変更する
②表示位置の移動:梁中フープを断面欄の上に移動する
③鉄骨欄を非表示にする
④フープの表示形式を変更する
⑤鉄筋マークを変更する
この他にも文字サイズ、フォントの設定、梁端部名称など様々な変更ができます。
57
8 図面を作成する
①項目名称の変更:帯筋→フープ、接合部帯筋→梁中フープに変更する
[出力条件]→[断面リスト]→[柱]→[詳細設定]を選択すると以下の画面が表示されます。
「項目名称設定」のタブを
クリック
HELP
「項目名称設定」のタブをクリックすると以下の画面が表示されます。
システム設定にする場合は
ここをクリックします。
「帯筋欄」の“帯筋”→“フープ”に変更し、Enter で確定します。
同じ手順で「接合部帯筋欄」の“接合部帯筋”→“梁中フープ”に変更します。
58
8 図面を作成する
②表示位置の移動:梁中フープを断面欄の上に移動する
「項目表示設定」のタブを選択すると以下の画面が表示されます。
接合部帯筋欄(項目名称を変更しても設定画面の欄名は変更されません)を選択し、
断面欄の上まで移動します。
をクリックします。
③鉄骨欄を非表示にする
「項目表示設定」のタブを選択すると以下の画面が表示されます。
HELP
鉄骨欄を選択し、ダブルクリックして表示形式を OFF または Part に変更します。
ダブルクリックすると、ON→OFF→Part と表示設定が変更されます。
Part に設定すると内容がある場合のみ表示することができます。
全 JOB 共通設定にする場合は、「システムデフォルト値として登録」をクリックして、システム設定とします。
選択している JOB に対しての設定にするには設定画面を閉じて保存します。
59
8 図面を作成する
④フープの表示形式を変更する
[出力条件]→[剪断補強筋表示設定]を選択すると以下の画面が表示されます。
画面右側に「フープ&スタラップ形式」一覧があります。
「フープ形式」に変更したい形式番号を入力します。
画面を閉じて保存します。
60
8 図面を作成する
⑤鉄筋マークを変更する
[出力条件]→[鉄筋マーク]を選択すると以下の画面が表示されます。
あらかじめ4種類のテーブルを用意しました。9種類までテーブルを登録することができます。新規にテーブル
を作成するときは既存テーブルを「複写」してテーブルの内容を編集します。複数テーブルがある場合は、使用
するテーブルを
で指定します。テーブルを削除することもできます。
“標準鉄筋マークテーブル“を編集する場合は、
をクリックして鉄筋マークテーブルを開きます。
鉄筋マークを変更したい場合は、変更する鉄筋マークを下段の「マークテーブル」から選択し、上段の「マーク」
へドラッグ&ドロップして変更します。必要に応じて「寸法」等を変更します。
画面を閉じて保存します。
61
8 図面を作成する
変更点を作図に反映させるには
変更した箇所を作図に反映させるには、図面生成する必要があります。
建物概要・部材定義・配置変更点を作図に反映するときも、同じように図面生成をする必要があります。
をクリックします。
作図ファイルが複数枚ある場合は、
以下のように変更点が反映されます。
62
で一括して図面生成を行います。
9 図面を印刷する
9 図面を印刷する
印刷する
を選択します。
を選択します。
以下の画面が表示されます。
出力先で PDF ファイルを選択して
PDF 出力することもできます。
を選択します。
出力する作図ファイルを選択し、「指定終了」をクリックします。
ファイルを指定したら、
で出力します。
63
10 2DCADに変換する
10 2DCADに変換する
SIRCAD で作成した図面をさらに汎用2DCAD で、追加・編集を行う場合、CAD 変換をします。
CAD 変換の準備としてレイヤー設定を行います。
を選択します。
を選択します。
以下の画面が表示されます。
あらかじめ4種類のテーブルを用意しました。9種類までテーブルを登録することができます。新規にテーブル
を作成するときは既存テーブルを「複写」してテーブルの内容を編集します。複数テーブルがある場合は、使用
するテーブルを
で指定します。テーブルを削除することもできます。
をクリックすると以下の画面が表示されます。
「レイヤー名」「線種」「色」の
変更ができます。
同じレイヤー名にすると一つの
レイヤーとして変換されます。
断面リストのレイヤーはこちらに集約されています。
変換する CAD 毎にヘルプを切
り替えて使用してください。
必要に応じてレイヤー設定を変更します。
64
10 2DCADに変換する
AutoCAD(dxfファイル)に変換する
AutoCAD(dxfファイル)に変換する方法を説明します。
※dwgに直接変換することもできます。詳しくはユーザーズマニュアル『作図・出力編』を参照してください。
使用するテーブルを
で指定します。
を選択します。
ヘルプを AutoCAD 用
に切り替えます。
必要に応じてレイヤー設定を変更します。
画面を閉じて保存します。
を選択すると次のサブメニューが表示されます。
65
10 2DCADに変換する
AutoCADを選択します。
出力パス等の設定をします。
でCAD変換したい作図ファイルを選択します。
をクリックして変換をします。
66
10 2DCADに変換する
DRACAD Win(mpxファイル)に変換する
DRACAD Win(mpxファイル)に変換する方法を説明します。
使用するテーブルを
で指定します。
を選択します。
ヘルプを DRACAD 用
に切り替えます。
必要に応じてレイヤー設定を変更します。
画面を閉じて保存します。
を選択すると次のサブメニューが表示されます。
67
10 2DCADに変換する
DRACAD Winを選択します。
出力パス等の設定をします。
でCAD変換したい作図ファイルを選択します。
をクリックして変換をします。
68
10 2DCADに変換する
jw_cad(jwcファイル)に変換する
jw_cad(jwcファイル)に変換する方法を説明します。
使用するテーブルを
で指定します。
を選択します。
ヘルプをjw_cad用
に切り替えます。
必要に応じてレイヤー設定を変更します。
画面を閉じて保存します。
を選択すると次のサブメニューが表示されます。
69
10 2DCADに変換する
jw_cadを選択します。
出力パス等の設定をします。
でCAD変換したい作図ファイルを選択します。
をクリックして変換をします。
70
11 設計数量算出の準備をする
11 設計数量算出の準備をする
設計数量算出の各種設定について説明します。
鉄筋・コンクリート材料を指定する
鉄筋・コンクリート材料は構造計算データで指定した材料で変換されます。
編集が必要な場合等は、以下の設定画面で指定します。
メインメニュー
RCコンクリート材料のサブメニュー
を選択します。
各画面で材料を指定します。
①標準コンクリート材料
を選択します。
編集する材料を選択します。
材料が指定されている項目には
チェックが入ります。
②個別コンクリート材料
71
11 設計数量算出の準備をする
③標準鉄筋材料
④個別鉄筋材料
⑤高強度鉄筋使用材料
72
11 設計数量算出の準備をする
鉄筋の定着・継手長設定をする
メインメニュー
を選択します。
を選択します。
あらかじめ『鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説』の「鉄筋の定着の長さ」をテーブルとして用意しました。
9種類までテーブルを登録することができます。新規にテーブルを作成するときは既存テーブルを「複写」して
テーブルの内容を編集します。複数テーブルがある場合は、使用するテーブルを
で指定します。テーブルを
削除することもできます。
をクリックすると以下の画面が表示されます。
コンクリート強度、鉄筋種類毎に定着を設定します。(フック無しの設定値で算出しています。)
73
11 設計数量算出の準備をする
鉄筋継手設定をする
階毎、部材毎に鉄筋の継手設定を行います。
メインメニュー
を選択します。
を選択します。
以下の画面が表示されます。
HELP
継手方法の設定を行います。
74
11 設計数量算出の準備をする
鉄筋詳細設定をする
メインメニュー
を選択します。
を選択します。
「詳細設定」のタブを選択すると以下の画面が表示されます。
定尺長の設定や主筋の継手箇所設定はここで設定します。
75
12 設計数量算出をする
12 設計数量算出をする
設計数量算出の準備ができたら数量算出を行います。
SIRCAD ではコンクリート・型枠、鉄筋、鉄骨の算出ができます。
数量算出を行うと算出結果のCSVファイルが作成されます。
コンクリート・型枠算出をする
メインメニュー
を選択します。
を選択します。
必要に応じて部位・出力指定や、
詳細設定を行います。
をクリックして算出を行います。
76
12 設計数量算出をする
算出が終了すると以下のメッセージが表示されます。
「OK」をクリックします。
以下の画面で結果確認及び印刷を行います。
結果確認のタブをクリックします。
確認したい箇所をダブルクリックして開きます。
77
12 設計数量算出をする
鉄筋算出をする
メインメニュー
を選択します。
を選択します。
必要に応じて部位・出力指定や、
詳細設定を行います。
をクリックして算出を行います。
78
12 設計数量算出をする
算出が終了すると以下のメッセージが表示されます。
「OK」をクリックします。
以下の画面で結果確認及び印刷を行います。
結果確認のタブをクリックします。
確認したい箇所をダブルクリックして開きます。
79
12 設計数量算出をする
鉄骨算出をする
メインメニュー
を選択します。
を選択します。
必要に応じて部位・出力指定の設定
を行います。
をクリックして算出を行います。
算出が終了すると以下のメッセージが表示されます。
「OK」をクリックします。
以下の画面で結果確認及び印刷を行います。
結果確認のタブをクリックします。
確認したい箇所をダブルクリックして開きます。
80
13 個別数量入力で数量を追加する
13 個別数量入力で数量を追加する
SIRCAD で入力できないフカシの鉄筋や階段等の数量は、表形式の個別数量入力にて追加していきます。
個別数量入力はRCとSの入力画面があります。RCとSは別々に入力してください。
RC個別数量入力:
コンクリート、型枠、鉄筋の数量を入力します。コンクリートのみ、型枠のみ、鉄筋のみの入力も可能です。
コンクリート
型枠
鉄筋
HELP が表示されます。
S個別数量入力:
鉄骨、プレート、ボルトの数量を入力します。鉄骨のみ、プレートのみ、ボルトのみの入力も可能です。
鉄骨
プレート
ボルト
HELP が表示されます。
81
13 個別数量入力で数量を追加する
階段の数量を追加する
例を挙げて説明します。
メインメニュー
を選択します。
を選択します。
階段の数量を入力した例:
コメントは
自由に入力
できます。
タスクバーに表示され
るHELPを見ながら
入力します。
追加したい数量を入力します。
“−(マイナス)“で入力すると数量を減らすことができます。
82
14 各種帳票を作成する
14 各種帳票を作成する
コンクリート・型枠、鉄筋、鉄骨の数量算出の結果と、個別数量入力で増減した数量を合算して帳票を作成しま
す。
作成できる帳票は以下の通りです。
各種帳票は部材定義・配置がある場合、作成されます。
1. 総集計表
2. 比率表
3. コンクリート当たり比率表
4. コンクリート部材個数一覧
5. コンクリート集計表
6. 型枠集計表
7. 径別鉄筋集計表
8. 部位別鉄筋集計表
9. 圧接集計表
10. 部位径別鉄筋集計表
11. 特殊フープ集計表 ※1
12. 特殊スターラップ集計表 ※1
13. プレートナット集計表 ※2
14. 鉄骨比率表
15. 鉄骨階別集計表
16. 材種別鉄骨集計表
17. プレート・ボルト集計表 ※3
18. 杭集計表
※1
・特殊フープ/スターラップ集計表は、フープ/スターラップにスパイラル筋を指定した場合に作成されます。
※2
・プレートナット集計表は、プレートナット工法を“使用する”または“比較検討する”に設定した場合作成さ
れます。(プレートナット工法はオプション機能です)
※3
・プレート・ボルト集計表は、SIRCAD で継手を作成した場合に出力されます。
83
14 各種帳票を作成する
帳票を作成する
メインメニュー
を選択します。
を選択します。
鉄骨、杭の定義・配置がある場合は、
鉄骨・杭の集計表を作成できます。
一度帳票を作成した後は下図のようになります。
作成済みの帳票を表示するか、再度帳票を作成する
かを選択します。
をクリックします。
84
14 各種帳票を作成する
以下のように印刷プレビュー画面が表示されます。作成された帳票を確認できます。
画面拡大・縮小、印刷、PDF 出力ができます。
85
15 テーブル管理
15 テーブル管理
[テーブル管理]では、システムデフォルト設定(TABLEフォルダ内の設定ファイル)を一つのファイルに登録
し、他のPCに簡単に受け渡すことができます。
メインメニュー
を選択します。
を選択します。
システム設定を登録する
システム設定をファイルに登録します。
下記画面にて、必要に応じて保存場所、ファイル名等を変更します。
[登録]をクリックします。
タイトルやコメントを入力して
おくと、後で読み込むときに確認
できるので便利です。
86
15 テーブル管理
システム設定を読み込む
登録したシステム設定ファイルを読み込みます。
[読み込み]ボタンをクリックします。
[ファイル名]から読み込むシステムファイルを選択します。
[テーブルに読み込み]をクリックします。
(1) テーブルに読み込み
現在使用しているTABLEフォルダに設定を読み込みます。
(2) JOBに読み込み
選択したJOBに設定を読み込みます。
[JOB に読み込み]をクリックし、読み込むJOBを選択します。
JOBに読み込んだ場合は、TABLEフォルダには設定が読み込まれません。
87
16 製品サポートサービス
16 製品サポートサービス
SIRCAD の製品サポートサービスについて説明します。
※SIRCAD のサポートサービスは、料金、期間、及び条件が予告なしに変更されることがあります。
※<SIRCAD からのメール送信>、<自動更新確認> について
・この機能を使用する場合は、インターネットにつながっている状態になっていることが必要です。
・ご利用されている環境(ネットワークやサーバーのセキュリティー設定)によりこの機能をご利用いただけな
い場合があります。
※最新版ダウンロードページにログインするために必要なユーザー名とパスワードは保守締結時にメールでお知
らせします。
※ホームページの内容、およびアドレスは予告なく変更する場合があります。
お問い合わせ先
メールサポート
電話サポート
FAX サポート
弊社ホームページ
最新版ダウンロードページ
88
:[email protected]
:03-3866-2095(代表)
:03-3861-0449(代表)
:http://www.scinc.co.jp
:http://www.scinc.co.jp/sircaddl.html
16 製品サポートサービス
SIRCADからメールを送信する
サポートへメールを送る際、SIRCAD から簡単にメールを送信することができます。SIRCAD データも簡単に添
付できます。もちろん、普段お使いのメールソフトで送って頂いても結構ですが、SIRCAD から送信していただ
くとより迅速なサポートを受ける事ができます。
※お客様からご提供いただいた個人情報ならびに SIRCAD データの物件情報は、お客様のご要望に応えるという
目的に利用を限定し、本人の同意を得ることなく、第三者への開示・提供は行いません。
※お客様のネットワーク環境により SIRCAD のメール送信機能をご利用いただけない場合があります。
その場合は、普段お使いのメールソフトをご使用頂くよう御願い致します。
設定方法の説明をします。
メインメニュー
を選択します。
を選択します。
初めにメール環境設定で各設定を入力します。
メールアドレス、SMTP サーバー名、
SMTP パスワード、お名前、会社名は
記入必須事項です。
この画面を記入し
を選択する
とメールサポート画面が表示されます。
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16 製品サポートサービス
[メッセージ]
質問や不具合の説明を記入してください。
[JOB]
SIRCAD のJOBフォルダを添付できます。
画面右端の参照ボタンからJOBを選択します。
JOB選択画面でフォルダを圧縮してから選択します。
システムテーブルを送信すると、より迅速な
サポートを受ける事ができます。
[Attach]
構造計算データファイルやWORDなど、SIRCAD 以外の
ファイルを添付します。
画面右端の参照ボタンからファイルを選択します。
添付ファイルは[JOB] [Attach]両方添付して送信することもできます。
でメールを送信します。
90
16 製品サポートサービス
自動更新確認の設定方法
SIRCAD 起動時に最新版があるかどうかを自動的に確認し、最新版に更新するように設定できます。
※お客様のネットワーク環境により自動更新確認機能をご利用いただけない場合があります。
その場合は、ホームページより最新版のインストーラをダウンロードして、インストールするよう御願い致し
ます。
設定方法を説明します。
メインメニュー
を選択します。
を選択します。
チェックを入れます
毎日/日単位/週単位/月単位から選択します。
間隔を設定します。
今すぐ更新確認をする場合はこちらをクリックします。
プロキシの設定が必要な場合は、
こちらで設定を行ってください。
画面を閉じて設定を保存します。
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16 製品サポートサービス
最新版を取得する
保守契約を締結している場合、弊社ホームページから SIRCAD の最新版を取得できます。
弊社ホームページの SIRCAD 最新版ダウンロードページを開きます。
http://www.scinc.co.jp/sircaddl.html
ユーザー名とパスワードを入力
して「送信」をクリックします。
最新版のみをダウンロードします。
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16 製品サポートサービス
最新のユーザーズマニュアルを取得する
ホームページにある最新版のインストーラには、ユーザーズマニュアルが含まれていません。
ユーザーズマニュアルが更新された場合は、別途ダウンロードをするよう御願いします。
(自動更新機能の『Live-Update』ではマニュアルも同時にインストールされます。)
弊社ホームページの SIRCAD 最新版ダウンロードページを開きます。
http://www.scinc.co.jp/sircaddl.html
ユーザー名とパスワードを入力し、ログインします。
「マニュアル&ヘルプのダウンロード」
をクリックします。
画面の指示にしたがってダウンロードをしてください。
93
16 製品サポートサービス
メール配信サービス【SIRCAD通信】について
SIRCAD の最新情報や関連情報などをメールにてご連絡しております。
SIRCAD 通信にご登録頂いたメールアドレス宛に、メールを送信します。
[SIRCAD 通信]
・SIRCAD 通信は無料メール配信サービスです。
・RevisionUp 時に配信しております。
<内容>
『1.機能追加&機能強化のお知らせ』
『2.Revision 改変履歴』等
ご登録方法
弊社ホームページの SIRCAD 最新版ダウンロードページを開きます。
http://www.scinc.co.jp/sircaddl.html
ユーザー名とパスワードを入力し、ログインします。
「SIRCAD 通信のお申込み」
をクリックします。
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16 製品サポートサービス
お名前:
[会社名]をご記入ください。
E-Mail:
受信される方の[メールアドレス]
をご記入ください。
[購読開始]にチェックをいれて
[送信]をクリックしてください。
不必要になった場合は、この画面
でいつでも購読解除ができます。
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16 製品サポートサービス
その他のサポートオプション
弊社では、1日講習、インストール等のサポートオプションの提供をしております。
ほかにも、お客様のビジネスニーズにお応えできるようサポートサービスのご相談も承っております。
お気軽にお問い合わせ下さい。
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謝辞
このたびの SIRCAD のバージョンアップにあたり、設計数量算出機能および中空スラブ定義の追加に関して
山田建設株式会社様より技術的協力を賜りました。ご協力に感謝申し上げます。
2005年11月
株式会社ソフトウェアセンター
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SIRCAD
スタートアップガイド
2007 年 08 月
第1版
発行
2012 年 09 月
第2版
発行
発行
〒101-0032
Version 4.00
株式会社ソフトウェアセンター
東京都千代田区岩本町 3-2-10
TEL 03(3866)2095
FAX 03(3861)0449
SN岩本町ビル 6F
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