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「コンビニエンスストア~コンビニの役割と私たちのあり方~」(13時間扱い)
第 1 次公開 6年 桐の子タイム 「コンビニエンスストア~コンビニの役割と私たちのあり方~」(13時間扱い) 授業者 新田英樹 《題材について》 目 標 : 身 近 に 存 在 す るコ ン ビ ニ エン ス ス トア ( コン ビ ニ ) につ い て追 究 活 動 をす る こ と で , コ ン ビ ニ が 行 っ て い る 社 会 貢 献 の こ と や そ の 裏 側 に あ る 問 題 点 につ い て 考 察す るとともに,自己の生き方につなげることができるようにする。 本 題 材 で は , 身 近 に 存 在 す る コ ン ビ ニ を 切り 口 に, コ ン ビ ニの 社 会貢 献 に 関 する 事 柄 や そ の 裏 側 に あ る 経 営 者 の 苦 労 や コ ン ビ ニ が 原因 と なり 引 き 起 こし て いる 社 会 的 な問 題 点 等 について考えることができるようにしていく。 そ の た め に , 日 本 フ ラ ン チ ャ イ ズ チ ェ ー ン協 会 が公 布 し て いる 資 料や コ ン ビ ニに つ い て 掲 載 さ れ て い る ホ ー ム ペ ー ジ を 活 用 し , そ れら の 情報 を 整 理 ・分 析 する 場 を 設 定す る 。 ま た , ゲ ス ト テ ィ ー チ ャ ー と し て コ ン ビ ニ 関 係者 を 招き , 講 話 やイ ン タビ ュ ー を 実施 す る こ と で , 事 前 に 整 理 ・ 分 析 し た 事 柄 と 新 た な る知 識 を結 び つ け るこ と がで き る と 考え る 。 さ ら に , 明 ら か に な っ た 考 え や 意 見 な ど を ま とめ ・ 表現 す る 場 を設 定 する こ と で ,コ ン ビ ニ と今後の自分たちのかかわり方について思慮していくことができると考える。 《アクティブラーニングの3要素》 【自主的・主体的な学び】 【協同的な学び】 ①交流場面の設定 子供にとって既知である 十分な共有化がなされ,友 「便利・商品が豊富」など以 達 の 学 び か ら 得 た 内 容 か ら 自 外の「コンビニが社会に対し 分 の 学 び が 高 ま る と と も に , て 行 っ て い る 活 動 」,「 そ の 裏 新 た な , 気 付 き や 疑 問 が 生 ま 側 に あ る 問 題 点 」 に 気 が 付 く れ,それらを解決できるよう, ことができる資料を段階的に 自 分 の 考 え を 交 流 す る 場 を 設 提示する。 ける。 ま た , 活 動 か ら 生 ま れ る 自 ②提言書に対する意見交換 分の疑問を解決するために, 「コンビニと今後の自分の コンビニ関係者をゲストティ か か わ り 方 」 に つ い て 提 言 書 ーチャーとして招き,話す場 に ま と め る 場 を 設 定 す る 。 そ 面を設ける。そうすることで, の 提 言 書 に 対 し て 意 見 交 換 を 子供は,さらに新たな気付き す る 。 そ う す る こ と で , 他 者 や疑問をもつとともに,必要 の 考 え に 触 れ , 同 意 見 に は 自 感をもって,さらなる情報収 分 の 考 え が 深 ま っ た り , 違 う 集や整理分析,まとめ,表現 意 見 に は 視 野 が ひ ろ が っ た り 活動に取り組む。 する。 【課題解決型の学び】 本題材は「近くて便利」の 象徴であるコンビニについて 資料を収集,整理,分析する ことで,コンビニが行ってい る社会貢献やその裏側にある 問題点に目を向けていくこと ができる。 また,今後の行いや自己の 生き方へのひろがりにつなが るよう,題材の後半に「コン ビニと今後の自分たちのかか わり方」についての提言書を 作成する場面を設ける。そう することで,学習を通して自 分の考えが変容したことが実 感できる。 《題材の評価基準》 【評価の観点】 評1 ○ 学習の目的を意識しながら学習計画を立て,追究するために有効な方法を考えよ うとする。 【学びの見通し】 評2 ○ 設定した課題を追究するために,資料やゲストティーチャーから得た情報につい て,効果的に整理・分析している。 【課題追究の方法】 評3 ○ 課題を追究することを通して,見方や考え方を高めながら自己の生活につなげよ うとする。 【行いや生き方へのひろがり】 《題材のグランドデザイン》 資料1「まちづくりへの連携・ 協力のガイドライン」提示 資料1から気がついたことや疑問を交流する 資料2「社会のインフラとして 機能するコンビニ」提示 コンビニのキャッチフレーズから その意味を考える オリエンテーション時にもった興味・関心, オリエンテーション 疑問に対する時間の保障をする。 コンビニへ目を向けるきっかけ 課題設定 探究的な学びのサイクル まとめ 疑問を交流する 情報収集 資料1と資料2を比較して気がついたことや 調査活動 ~みんなにとってコンビニがどのように 役立っているか調べよう~ 次の活動への展開 ふり返り 整理・分析 店長さんに聞いてみよう GTとしてコンビニ店長を招き,講話や これまでの学習に対する自分たち インタビューの時間を設定する。 の考えをまとめる。 調査活動 ~コンビニの問題点について調べよう~ GT招聘時にもった興味・関心,疑問に 対する時間の保障をする。 資料3「コンビニエンスストア深夜 営業の規制に関する議論」提示 「賛成」「反対」に分かれ交流する。 思考・表現 調査の結果からコンビニの役割と自分たちのかかわり方について考え, 提言書としてまとめ,交流する。 《自主的・主体的な学びを支える動機づけのための支援》 直接支援 [日常生活と関連] ①コンビニエンスストアの現状について 興味や関心を高めたり,学習課題を見 いだしたりできるよう,コンビニのキ ャッチフレーズの意味について考える ことを促す。 開始期 展開期 間接支援 [対話や応答] [活動場面の保障] ③新たな,気付きや疑問が生まれるよう, ② 資 料 に つ い て の 読 み 取 る 時 間 の 保 障 を 前回の資料と比較,関連,統合しなが するとともに,相違点と共通点等をま ら自分の考えをまとめることを促す。 とめることができるワークシートの工 そ の た め に , 思 考 ツ ー ル が 表 現 で き る 夫を図る。 ワークシートの工夫を図る。 [協同的な学び] ④自分たちが調べたことや読み取ったこ とを共有したり,さらに新たな気付き や疑問が生まれたりするよう,自分の 考えを交流する場を設ける。 [理由の実感] [活動への価値づけ] まとめ期 ⑤ コ ン ビ ニ に 対 し て 自 分 の 考 え が 変 容 し ⑥ 友 達 の 提 言 書 に 対 し て 意 見 交 換 を す る たことが実感できるよう,コンビニと 相互評価場面を設定する。 今後の自分のかかわり方について提言 書にまとめる場を設ける。 《本時にかかわる動機づけのための支援》 [展開期:間接型(活動場面の保障)] 資料 2「 社 会 の イ ン フ ラ と し て 機 能 す る コ ン ビ ニ 」 は資 料1 「 ま ち づ く り へ の 連携 ・ 協 力 の ガ イ ド ラ イ ン 」 の内 容 を 強 める 事 柄が 書 か れ てい る も ので あ る。 ま た , 新た な 内 容に つ い ても掲載されている。そこで,前時でもった自分の考えを深めたり,新たな情報を整理・分析 したりできるようなワークシートを用意する。そうすることで,特に新たな情報(相違点)に ついて目が向き,さらなる疑問が引き出され,子供たちは次への調査意欲が高まると考える。 [展開期:直接型(対話や応答)] 新たな,気付きや疑問が生まれるよう,主に机間支援において前回の資料と比較,関連,統 合しながら自分の考えをまとめることを促す。また,多様な考えや比較,関連,統合したまと めをしている子供の活動を取り上げ,紹介したり,称賛したりする。そうすることで,後の交 流において意欲や自信をもって自分の考えを発言できると考える。 [展開期:間接型(協同的な学び)] 自分の学びに充実感を感じたり,友達の考えに触れることで,新たな気付きや疑問を生みだ すことができるよう,自分の考えを交流する場を設ける。そうすることで,子供にとってより よい考えや再度比較,関連,統合した考えが生まれ,子供は学習に対する充実感を得るととも に,次の活動への意欲が高まると考える。 ≪本時案≫(本時5/13) ○ 本 時 の 目 標 複数の資料から読み取ったことを比較するとともに,それらと自分が調査したことを比較して コンビニの現状について考えることができるようにする。 学習活動(○)と子どもの姿 ○ 本時の課題の確認をする。 教師の支援(☆)と評価(◇) ☆ 前時の振り返りをするとともに,新しい資料 (資料2)を配付する。 コンビニの現状について考えるために,資料2を読み取り, 資料1と比べながら共通点や相違点をさがそう! ○ 資料2を読み,気付いたことをワークシー ◇ 複数の資料からコンビニの現状などについて トに表す。 比較,分類して考えている。 評 2 これまでの資料と比べてまとめ 東日本大震災がきっかけで, るんだね。あっ,資料2には新 コンビニがいろいろ役割を担 しいことものっている! うようになったんだ。 コンビニは日本社会に とって不可欠な社会イ ンフラとなっている。 高齢化社会への対応を 考えているコンビニも ある。 ☆ 資料1と資料2についての相違点と共通点等 を進んで見いだすことができるようなワークシ ートの工夫を図る。 【展開期:間(活動場面の保障)】 ☆ 資料1と資料2についての相違点と共通点等 を見いだすことができるよう,前時で資料1に ついてまとめたワークシートを活用したり,資 料にアンダーラインを引いたりしてまとめるよ う,声がけをする。 ○ 前時の資料1と資料2についての気付きや ☆ 新たな,気付きや疑問が生まれるよう,前回 わかったことを比べるとともに,自分たちが の資料と比較,関連,総合しながら自分の考え 調べたことと,共通点や相違点を抽出する。 をまとめることを促す。そのために,思考ツー ルが表現できるワークシートを配付する。 コンビニは災害時にラ コンビニで働く人のための 【展開期:直(対話や応答)】 取組もしているというの イフライン機能となる は,資料1にもあったね。 ☆ 共通点や相違点が明確になるよう,ベン図を んだ。 活用しながら,構造的な板書を心がける。 環境への取組に電気自 コンビニは消費者の利便性 ☆ 意見を共有することで自分の学びに充実感を 向上を追求しているという 動車に関してのものが 感じたり,友達の考えに触れることで,新たな のは初めてわかった。 含まれてきたんだね 気付きや疑問が生まれたりするよう,自分の考 えを交流する場を設ける。 ○ 新たな疑問や今日の学習で考えたことを交 【展開期:間(協同的な学び)】 流する。 コンビニはたくさんのことを しなければならないので,前 の時間に考えたことと同じで 店の人は大変だろうなあ。 家の近くのコンビニも このようなことを行っ ているのだろうか。 きっとまだまだ様々な問題点があると思う,調べ たり,コンビニの人に聞いたりしてみたいなあ。 ○ 次時の学習の見通しをもつ やったあ,コンビニの人 に直接聞けるんだね。 問題点について聞ける といいなあ。 ◇ コンビニの現状について関心を深めたり,調 べる意欲を高めたりしている。 評 1 ☆ 次時の学習への必要感が高まるよう,次時に コンビニ関係者を招くことを伝える。 《題材計画》 ユニット1「オリエンテーション」 1時間 学習活動(○)と子どもの姿 ○ 教師の支援(☆)と評価(◇) 「近くて便利」なものと言えばどのようなもの ◇ 学習課題を見いだし,その解決のための があるか考え,その理由について交流する。 方法を考えようとしている。 評 1 やっぱりコンビニだよ。町のい ぼくもコンビニだと思う。24時間開いて ろいろなところにあるもん。 いて,いろいろな人が利用できるから。 ☆ みんなも言っているように,コンビニはたくさんあり, 思いついたことを気軽に発言できるよう, 多種多様な考えを尊重したり,称賛したり する。 旅行の途中でもトイレを借りられるから便利だよ。 自分の考えについて確認したり,比較した りすることができるよう, 「コンビニエンス」 の意味(好都合,便利,便利なもの,手間 う部分もあるよ。 いね。 がいらない重宝なもの)を伝える。 ○ コンビニのキャッチフレーズからその意味を考 ☆ コンビニエンスストアの現状について興 える。 味や関心をもったり,学習課題を見いだし たりできるよう,コンビニのキャッチフレ 「WAKU WAKU?」は常に新しいことに 「マチの”ほっ”とステーション」はみん ーズの意味について考えることを促す。 チャレンジしている気がする。 なが安らげるような気がする。 【開始期:間(日常との関連)】 ☆ 次時の活動に見通しをもつことができるよ キャッチフレーズには様々な思いがこめられているのはわかった う,iPadを活用して調査活動を行うことを けれど,本当かな。調べてみたいな。 伝える。 ○ コンビニエンスの意味を知る。 意味とぴったりだよ。すご ☆ 確かにそうだけど,きっと違 ユニット2「コンビニの現状について考えよう」 学習活動(○)と子どもの姿 ○ 10時間 教師の支援(☆)と評価(◇) 「コンビニがみんなにとってどのように役立っ ◇ 資料からコンビニの役割などについて考 ているのか」について調査活動を行う。 え,効果的に整理・分析している。 評 2 コンビニは消費者にとって, 子供や女の人が不審者から逃 いつでも物が買える場所だ。 げ込める場所でもある。 野球のチケットが買えるとい 東日本大震災がきっかけ うのもいいよね。 で,役割が増えたんだね。 ☆ 調査した内容をカテゴリーごとに分けるこ とができるよう,「主に自分にとって役立っ ていること」「みんなにとって役立っている こと」というカテゴライズされたワークシ ートを配付する。 ☆ 意見の共有化と新たな気付きや疑問が生ま れるよう,調査したことを交流する場を設 ける。 コンビニは町の人のためにしていることがまだまだ ありそうだ。詳しく知りたいなあ。 資料1「まちづくりへの連携・協力のガイドラ ◇ 資料からコンビの社会貢献などについて考 イン」から消費者にとってのコンビニエンススト え,効果的に整理・分析している。 評 2 アの役割について,気が付いたことや疑問を交流 する。 ☆ 資料を読み取る時間を保障するとともに, 「気が付いたこと」 「気が付いたこと」と「疑問」をまとめる ○ 気がついたことと疑問点を分け 職場体験ができるんだね。 て書くと後でわかりやすいね。 やってみたいな。 リサイクルに力を入れてい 災害時に役立っているのは るのは知っていたよ。 すばらしいことだ。 ことができるワークシートを工夫する。 【展開期:直(活動場面の保障)】 ☆ 意見の共有化と新たな気付きや疑問が生ま れるよう,自分の考えを交流する場を設け る。【展開期:間(協同的な学び)】 ☆ 新たな疑問をもつことに対する称賛を行 う。 「疑問」 全部のコンビニがやっている もうけがないこともあるよ のかな。 ね。きっと…。 みんなとの交流で,まだまだ様々な役割や問題点な どがあると思った。もっと調べてみたいな。 ○(本時)前時で気がついたことや疑問と資料2「社 ◇ 複数の資料からコンビニの現状などについ 会のインフラとして機能するコンビニ」を比較し, て比較,分類して考えている。 評 2 消費者にとってのコンビニエンスストアの役割に ついて,新たに気が付いたことや疑問を交流する。 「資料1と資料2の比較」 ☆ 資料1と資料2についての相違点と共通点 資料1と比べ,環境への取組に電気自 災害時にライフライン機 動車に関してのことが増えたね。 能となるんだね。 コンビニは消費者の利便性向上を追求しているというのは初めて わかった。 等を見いだすことができるようなワークシ ートの工夫を図る。 【展開期:間(活動場面の保障)】 ☆ 共通点や相違点が明確になるよう,ベン図 を活用しながら,構造的な板書を心がける。 ☆ 「新たな疑問」 様々なことをしなければならないというのは前の時間と同 じで,やはり大変なのでは。 まだまだ様々な問題があると思う。調べたり,コンビニの 人に聞いたりしてみたいな。 ○ 新たな,気付きや疑問が生まれるよう,前 回の資料と比較,関連,総合しながら自分 の考えをまとめることを促す。そのために, 思考ツールが表現できるワークシートを配 付する。【展開期:直(対話や応答)】 ☆ 意見を共有することで自分の学びに充実感 を感じたり,友達の考えに触れることで, 新たな気付きや疑問が生まれたりするよう, 自分の考えを交流する場を設ける。 【展開期:間(協同的な学び)】 コンビニの店長にインタビューをし,これまで ◇ コンビニエンスストアの現状についての の疑問について解決を図る。 課題を追究するために,ゲストティーチャ ーから得た情報について,整理・分析して いる。 評 2 献することが大切だと思っ ☆ ゲストティーチャーと事前打ち合わせを行 ているんだね。 い,「地域貢献」「やりがい」「苦労」につい て話してもらうようにする。 自分の店を守ることの リサイクルは大切にしている ☆ 新たな,気付きや疑問が生まれるよう,前 苦労もあるということ がロスが多いとなかなかリサ 回の資料と比較,関連,総合しながら自分 がわかった。 イクルにならないんだね。 の考えをまとめることを促す。 【展開期:直(対話や応答)】 ☆ 意見の共有化と新たな気付きや疑問が生ま 自分の店を守るために考えなければならないことがたくさんあり れるよう,自分の考えを交流する場を設け そうだ。でも,どんな物があるのかな?知りたいな。 る。【展開期:間(協同的な学び)】 ○ 「コンビニをめぐる問題点等」について調査活 ◇ 資料からコンビニをめぐる問題点などに 動を行う。 ついて考え,効果的に整理・分析している。 お客さんや地域のために貢 大変だけどやりがいの ある仕事なんだね。 万引きなどの防犯上の問題点 利用者によるごみが問題になっ が多いね。 ているんだ。ひどいね。 評 2 ☆ コンビニの人達は様々な問題を抱えている。この他 にもまだまだありそうだ。詳しく知りたいなあ。 ○ 意見の共有化と新たな気付きや疑問が生ま れるよう,調査したことを交流する場を設 ける。 資料3「コンビニエンスストア深夜営業の規制 ◇ 資料からコンビニに関わる問題点などにつ に関する議論」を読み,深夜営業についての自分 いて考えている。 評 2 の考えをまとめ,交流する。 「賛成」 ☆ 気付いたことを表したり,考えを比較・分 類していくことができるようワークシート の工夫を図る。 【展開期:間(活動場面の保障)】 ☆ 意見の共有化と新たな気付きを生むことが できるよう,自分の考えを交流する場を設 ける。【展開期:間(協同的な学び)】 「反対」 環境問題や防犯上から規制 防犯上,夜に開いているの をかけた方がよいと思う。 は女性など助かると思う。 これまでの学習を通して,様々なコンビニの役割や問題点 があるということがわかった。 コンビニが消費者や社会のために考えてくれている役割と 今後の私たちのかかわり方について考え,まとめよう。 ◇ 次時の活動に意欲をもって取り組もうとし ている。 評 1 ☆ これまでの学びをまとめることとして提言 書を作成することを働きかける。 ユニット3「コンビニと今後の私たちのかかわり方について考え,まとめよう」2時間 学習活動(○)と子どもの姿 ○ 教師の支援(☆)と評価(◇) これまでの学びを整理し,コンビニと自分たち ◇ 見学したりインタビューしたりして分か のかかわり方について考え,提言書としてまとめ, ったことから,自己の生活につなげようとし 交流する。 ている。 評 3 スーパーに対してしているよ うに,レジ袋を断ると環境に よいと思うよ。 実際に職場体験をして,大変さを 知ることもいいかもしれない。 自分が大人になってもコンビニの ☆ 今までの学びを想起することができるよ う,ワークシートを見直すことを促す。 ☆ コンビニに対して自分の考えが変容した ことが実感できるよう,コンビニと今後の 自分のかかわり方について提言書にまとめ る場を設ける。 【まとめ期:直(理由の実感)】 ☆ 学習を通して自分の考えが変容したことが 実感できるよう,友達の提言書に対して意 見交換をする相互評価場面を設定する。 【まとめ期:間(活動への価値付け)】 前に座り込みをする等はしない。 24時間開いているからといっ て,夜型にならないようしてい かなければならないと思う。 時代とともに,まだまだコンビニは進化しそうだけれ ど,それに甘えてばかりいられないかもしれない。