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冬の気象経過について

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冬の気象経過について
普及センターFAX情報
のう
平成28年3月10日作成
じ
でん
そう
農時電送
水稲 特別編・①
H28
JA新函館・若松支店
JAきたひやま
JA今金町
せたな地区水稲部会・北檜山町農協地区水稲部会・今金町稲作部会
檜山農業改良普及センター
檜山北部支所 (84-5514)
<冬の気象経過について>
H27-28 積雪の状況と気温の推移
気温℃
450
15℃
15
<気温の推移>
400
10
12月: 19℃(+57)
1月:-103℃(+11)
2月: -67℃(+23)
(計: -91℃ +91/91= +1.0℃/day)
12/10
エルニーニョ最盛期
気温変動大
10
真冬日に
350
5
0
300
初雪:10/25
長期積雪始:11/24
長期積雪終:
<amedas今金>
5
0
積 雪
250
↓大雪の目安
200
-10
1/18-19
南岸低気圧発達
強風・道東大雪
150
積雪深cm
↑融雪の始まり
大雨・
気温上昇
↓積雪の始まり 11/24
-5
-5
-10
2/29-3/1
2/12-13 道内
降雨
大荒れ
20mm
全国的
大寒波
<積雪の推移>
積雪深cm
-15
100
-20
100
根雪始
11/24
50
気温℃
各地積雪 cm
3/10 8 am
今
金
八
雲
長万部
鶉
江
差
函
館
黒松内
蘭
越
倶知安
札
幌
岩見沢
滝
川
幌
糠
幌加内
朱鞠内
48
41
38
36
2
0
86
81
126
46
77
87
162
181
221
50
-25
0
-30
0
1
8
15
22
29
⑪月
6
13
20
27
⑫
3
10
①
17
24
31
7
14
21
②
月/日
28
6
13
20
27
3
10
17
24
④
③
<まとめ>
普セ:舘野
2月が過ぎ、今年も暖冬(+1.0℃)となりました。雪は少な目に推移。
H27-28冬(12-02月)の温度 <amedas今金値>
積算:-151℃(日平均:-1.7℃/day)・・・平年差:+1.0℃
暖冬は”冷夏・不作の懸念”がありますので、今年も注意して営農にあたりましょう!
(昨年は7中旬~8月中旬の高温で豊作となりましたが、一時”冷やり”としました。)
<冬の温度と水稲作柄との関連性>
amedas今金気象値との関連性が見られます。
5%有意
冷害危険期頃
夏(7月3半旬)の気温
5%有意
冬の温度
12~2月
平均気温
1%有意
水稲収量
kg/10a
H16-27データより
グラフは省略
・・・暖冬(厳冬)ほど、7月3半旬の気温が低(高)く、水稲収量は低(高)い。
冬の温度と関連する夏(7月3半旬)の低温は水稲の収量への影響が極めて大きい。その影響を
防ぐには水(温)で護るしかありません。
「深水灌漑」に備え畦畔の補修・補強に努めましょう。
<気温のバイオリズム>
月別気温の平年差(気温のバイオリズム) アメダス:今金
3.0
2.2
1.7
2.0
1.0
1~5月
高温続く
H28年も暖冬
1.8
→ 冷夏に注意!
夏の低温
回避された。
1.0
0.0
冬
-1.0
-2.0
-1.6
-1.2
春
夏
秋
気温の「バイオリズム」はH27.10月に低温ピーク
になりましたが、12月には高温ピークとなり、
そのままH28冬も暖冬で経過しております。
今後の動向にご留意下さい。
冬
-1.4
春
夏
秋
尚、「エルニーニョ」は平成26年夏頃から
発生しH27.12月最盛期に、現在も継続中です。
(今後弱まりながら、夏までには平常に戻る見込)
☆3/11-4/10の北海道は高温予想(60%)となっておます。また、早期警戒情報・3/15-24「かなり高い」(3/10発表)
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