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目次
7 インチポータブル DVD プレーヤー
USB + MMC
DS-PP230 〜取扱説明書
■はじめに
P 2
⒈本体・リモコン各部機能
P 8
⒉電源、外部機器の接続
P12
ご使用前にご確認ください
各種接続についてまとめてあります。電源の接続、及び内蔵バッテ
リーの扱いは用法を誤ると大変危険です。
ここで紹介する使用法を守り、正しくお使いください。
⒊ AV モード/外部機器の接続時の操作
P18
⒋ DVD・CD及び各種メディアの再生
P24
⒌ DVD モードの各種設定
P34
⒍故障かな? と思ったら
P44
■製品仕様/お問い合わせ
P52
使用上の不具合がある場合は、こちらでご確認ください。
はじめに
この度は本製品をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。ご使用にあ
たり取扱説明書と保証書をよくお読みいただき、正しくお使いください。また、必要なと
きにお読みいただけるよう大切に保管してください。
セット内容
パッケージの中に以下のものが入っているかよく確認してください。不足品がありまし
たら、弊社までお問い合わせください。また改良のため、予告無くパッケージ内容が変更
されることもあります。予めご了承ください。
● DVD プレーヤー本体
●バッテリーパック(プレーヤー本体内蔵型)
● AC 電源アダプタ
●車載用 DC アダプタ(12V 車専用)
●リモコン
●イヤホン
●取扱説明書/保証書
使用上の注意
●本製品の AC アダプタの電圧がコンセントの電圧と合っているかを確認してください
(AC100−240V)
。
●クリーニングする場合、シンナー、ベンジン、アルコール等は使用しないでください。
●本製品を長期間使用しない場合は、コンセントを抜いてください。
●夏の暑い車中や直射日光のあたる場所、火気の近く等、極端に温度の高い場所での使用
や放置はおやめください。本体の変形や、故障の原因となります。
●静電気の多い場所や、ほこりの多い場所では使用しないでください。故障の原因となり
ます。
●風呂場等、水のかかる場所や湿度の高い場所での使用はおやめください。また、濡れた
手で本製品を操作しないでください。ショートによる故障および感電の原因となります。
●本製品の分解、改造は絶対に行わないでください。火災、感電、故障の原因となります。
ご自身による分解が原因で故障した場合、修理をお断りいたします。
●本製品を落としたり、踏んだりしないでください。また、本体に加重や衝撃を与えない
でください。
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
●本製品から異臭がしたり、煙が出たり、異常な音がしましたら、本体の電源プラグをコ
ンセントから抜いて、速やかに弊社サポートセンターまでご連絡ください。
※お問い合わせ先は本書巻末、及び保証書に記載してあります。
●本製品には USB 端子を搭載していますが、ストレージ以外の製品(通信用装置・ワン
セグチューナー等)
を接続して使用することはできません。またストレージであっても、
USB からの電力で駆動する機器は、消費電力が大きすぎるため、使用できない場合が
あります。
●小さなお子様が電気製品を使用する場合には、本製品の取扱を理解した大人の監視、指
導のもとで行うようにしてください。
●コネクタに付属の専用ケーブル以外の異物を挿入しないでください。ショート、感電、
発火の恐れがあります。
●本製品の仕様に関しまして、本書の説明と明らかに異なる操作や目的に使用した場合、
故障や損傷または身体に及ぶ障害の原因となりますので絶対におやめください。この場
合、弊社は一切の責任を負いかねます。
電源供給に関する注意
● 本 製 品 の 電 圧 が、 家 庭 用 コ ン セ ン ト の 電 圧 と 合 っ て い る か を 確 認 し て く だ さ い。
AC100V、車載用アダプタは DC12V 専用、24V 車(例、輸入車や大型車等)では使
用できません。
●電源アダプタは十分注意して配線してください。特に電源ケーブルを束ねて使用すると、
アダプタや本体に負荷がかかり、破損するおそれがあります。
●配線が切れかかった電源コードは使用しないでください。また、電源プラグはコンセン
トにしっかりと差し込んでください。ショートによる火災の原因になります。
付属のバッテリーについて
●バッテリーの充電は、電池残量がなくなった後に行ってください。
●充電もしくは使用中にプレーヤー本体やバッテリーが異常に熱を持ったり、異臭や煙な
どを発した場合は直ちに使用を中断し、販売店もしくは弊社までご連絡ください。尚、
上記のような症状が見られたバッテリーは、絶対に使用しないでください。
●本製品をコンセントに差しっ放しにする等の過充電を行うと、故障や事故を引き起こす恐れ
があります。
また、
バッテリーの消耗を早める場合がありますのでご注意ください。
バッテリー
は消耗品です。使用を重ねることで再生可能な時間は徐々に短くなる傾向にあります。
●自動車のシガーソケットからの充電はしないでください。自動車電源は電圧供給が不安
定なため、バッテリーに負担をかけます。バッテリーの電池残量が多い時は、シガーソ
ケットに繋がないでください。
●保管場所にご注意ください。直射日光の当たる場所や、炎天下の車内、火のそば、ストー
ブの前面などの高温になる場所や、湿度の高い場所での使用・放置をしないでください。
保管に際してはプレーヤー本体から電源アダプタを取り外し、常温で湿気の少ない場所
に置いてください。
●バッテリーを含む本製品の廃棄は、お住まいの自治体で定められている方法で正しく
行ってください。
移動中や、お車でのご使用について
●移動中や運転中の視聴および操作は大変危険ですので、おやめください。また、自動車
内でご利用になる場合は、運転に支障が出ない位置に設置してください。
●適切でない電源を使用しますと、故障やショートの原因となります。車載用アダプタを
ご使用の際は、本製品とお車との電圧・電力・極性が合っていることをご確認ください。
本製品付属の DC アダプタは 12V 車専用です。24V 車(例、輸入車や大型車等)では
お使いになれません。
●自動車のエンジン始動時は、シガーソケットからの電源供給が不安定です。本製品を車
載で使用する場合、DC アダプタを差し込んだままエンジンを始動すると、DVD プレー
ヤー本体に無理な負荷をかけ故障の原因となる場合があります。機器の接続は、エンジ
ンがかかった状態で行なってください。
●本製品を電源分配機に接続している場合は、電源供給が不安定なため正常に動作できな
い場合があります。
●自動車からの電源供給によるバッテリーの充電は、電圧が不安定なこともありバッテ
リーに著しく負担をかけます。自動車シガーソケットから電源供給を行なう場合は、バッ
テリーが満タンになったらシガーソケットから外してお使いください。
●車種によっては取り付けや、設置ができない場合があります。
●真夏・真冬の車内等、過酷な状況下での使用や置き去りは故障や事故の原因となり、非
常に危険です。絶対におやめください。
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
DVD や CD
及び各種メディア再生について
〈この製品は、クラス1レーザー製品です〉…この製品は、レーザーデバイスを装備して
います。使用法を誤ると、人を傷つけたり、機器を損傷したりします。決してレーザー
光をのぞいたり、レーザー光に触れたりしないでください。
●光学ヘッド(ディスクを読み取るレンズ)には触れないでください。
●ディスクトレイには DVD、CD 以外の異物を挿入しないでください。USB スロットと
MMC スロットにそれ以外の異物を挿入しないでください。
●ディスクをセットする時は1枚だけを使用し、読み取り面を下にして中央のコネクタに
カチッと音がするまで差し込んでください。また、ディスクを正しくセットしていない
状態でふたを閉じないでください。
● CD-R/RW、DVD-R 及び各種メディアを使用する場合は、メディア種類または作成さ
れるレコーダーや PC 等の互換性やデータの保存方式によって再生できないものもあ
り、すべてのメディアの再生は保証できません。
● VR モード・CPRM 規格等の地上デジタル放送を録画したディスクは、読み込みに時
間がかかる、または作成環境によっては認識できない場合もあります。
ディスクの取り扱いについて
●ディスクを持つ時は、記録部分には触れず、ディスクの端を挟んでお取り扱いください。
指紋、ホコリ、傷等は、ディスクの読み飛ばしやゆがみの原因となります。
●ディスクのラベル面にボールペン等で書き込まないでください。
●ディスクを曲げたり落としたりしないでください。
●ディスクは専用ケースに入れて保管してください。
●お手入れをする時は軽く水で湿らせた布を用い、内周から外周に向かって拭いてください。
リージョンコード
DVD ソフトおよびプレーヤーには、市場シェアを守る目的からリージョンコードとい
う規格が設定されております。DVD のコンテンツを表示させるためには、DVD のリージョ
ンコードと、DVD プレーヤーのリージョンコードが同じでなければなりません。
※本製品のリージョンコードは2です。リージョンコード2以外の DVD ソフトは再
生できません。
リージョン 1
リージョン 2
リージョン 3
リージョン 4
リージョン 5
リージョン 6
アメリカ・カナダ
日本・欧州・中東・南アフリカ・エジプト
東アジア・東南アジア・香港
オーストラリア・中米・カリブ諸国・南米
ロシア・北朝鮮・モンゴル・南アジア・アフリカ諸国
中国
本書中の以下の用語は、それぞれ各社の登録商標です
●
マークは DVD-Video の統一マークです。
●
マークは、ビデオ CD、オーディオ CD の統一マークです。
●ドルビー、ドルビーデジタル、Dolby、およびダブル D 記号
ラトリーズの商標です。
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
は、ドルビーラボ
予めご了承いただきたいこと
1. 本書の内容、本製品の仕様・外観等については、将来予告なしに変更する事があります。
2. 本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一ご不明な点や誤りなど、お
気付きの点がございましたら、当社のカスタマーサポートセンターまでご連絡ください。
3. 本書の一部または全部を無断で複写することは禁止されています。また、個人として
ご利用になるほかは、著作権法上、当社に無断でのご使用はできません。
4. 万一、本機使用により生じた損害、取扱説明書記載以外の使用方法による故障・損害、
逸失利益または第三者からのいかなる請求についても、当社では一切その責任を負えま
せんので、
予めご了承ください。
5. 接続機器との組み合わせによる誤作動等から生じた故障や損傷に関しましては当社で
は一切の責任を負えませんので、予めご了承ください。
6. 地震や雷等の自然災害・火災・第三者からの行為・その他の事故・お客様の故意または過失、
誤使用、その他の明らかに異常な条件下での使用によって生じた故障や損傷等の損害に
関しましては当社では一切の責任を負えませんので、予めご了承ください。
7. 故障、修理、その他の理由に起因する損害および、逸失利益につきまして、当社では
一切の責任を負えませんので、予めご了承ください。
8. 保証書への購入日・購入店の記載のないもの、保証書に記載された内容に相違のある
場合等、
当社では一切の責任を負えませんので、予めご了承ください。
9. 本製品は、一般家庭内でのご使用を目的として製造されております。業務用(店頭ディ
スプレイ・営業宣伝活動での使用等)として使用した場合、保証の対象外となります。
また、日本国内での使用を前提として製造されていますので、海外でのご使用やそれに
対する保証やサポート対応はできません。
1
本体・リモコン
各部機能
本体前面
⒈液晶ディスプレイ
⒉スピーカー
⒊停止
⒋再生/一時停止
⒌電源
⒍ ENTER(決定)
⒎方向
(長押しすると機能ボタン)
⒏ AV メニュー
/ DVD セットアップ
⒐読み込みモード切替
10. 機能モード切替
11. ディスクトレイオープン
[ ディスプレイ部の回転機構 ]
12. ディスクトレイ
ご購入頂いた時点では、ディスクトレイ内にピック
アップ保護用のカバーが装着されています。電源を
入れる前に、取り外してください(→ P14 参照)。
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
各部機能の紹介
※ここでは各部の名称、および簡単に機能の紹介を
しました。具体的な使用法、詳細については各接
続、および使用方法の紹介ページをご覧ください。
No.
名称
1 液晶ディスプレイ
2
3
スピーカー
停止
4
再生/一時停止
5
電源
8
AV メニュー/
DVD セットアップ
読み込みモード切替
6
7
9
ENTER(決定)
方向
映像を表示します
機能
音声を出力します。イヤホンが接続されている時は出力されません。
再生中のメディアを停止します。ボタンを押す回数によって、次のように機能
します。停止ボタンを 1 回押したとき:再生位置を記憶して停止。次回再生を
始めたときは、停止した場面から再開します。/停止ボタンを 2 回押したとき:
再生位置の記憶を消去して停止します。次回再生を始めたときは、一番最初か
ら読み込みます。
メディアを再生します。再生中にボタンを押すと、一時停止し、もう一度押す
と再開します。
電源のオン/オフを切り替えます。
メニュー画面等で選択項目を決定するときに使います。
メニュー画面等で項目を選択するときに使います。また、再生中に押すと次の機能ボ
タンとして動作します。
[上下ボタン:頭出し(進む・戻る)/左右:早送り・早戻し]
・AV モードのとき:AV メニュー画面を表示します。
・DVD モードのとき:DVD セットアップ画面を表示します。
DVD / CARD / USB の読み込みモードを切り替えます。
10 機能モード切替
DVD / AV の機能モードを切り替えます。
11 ディスクトレイオープン DVD、CD を挿入するディスクトレイの蓋を開きます。
12 ディスクトレイ
DVD、CD を挿入します。ご購入頂いた時点では、ピックアップユニット部分
(ディスクのデータを読み取る機械)に保護用のカバーが装着されています。
ご使用前に、必ず取り外してください。
13 電源入力
14 MMC スロット
15 USB 入力
16 AV 入出力
17 イヤホン出力
電源アダプタを接続します。
MMC を挿入します。
USB 機器を挿入します。
外部機器との映像・音声入出力を担います。
イヤホンを接続します。
本体側面
13. 電源入力
14. MMCスロット
16.AV 入出力
15.USB 入力
17. イヤホン出力
リモコン/各部名称と機能
1
2
3
14
15
16
17
18
4
5
6
7
19
20
8
21
9
22
10
23
[電源ボタンに関する注意]
:
電源アダプタを取り外し、バッ
テリーから電源供給を行なって
起動させようとした時に限り、
リモコンの電源ボタンで起動で
きません。
この場合は、プレーヤー本体の
電源ボタンを押して起動させて
ください。
[使用しないボタン]
:
「27. チャンネルボタン」は、製
品型番:DS-PP230 では使用し
ません。
24
11
25
26
12
27
13
リモコン用電池の装着、交換
①リモコンを裏面にし、リモコンの底部左側にある
爪を右に押します。
②爪を押したまま、底部中央の切り込みをつまんで手
前に引き出します。電池のトレイが引き出されます。
③電池を交換します。セットするボタン電池は「+」
この面が「+」になるように
電池をセットします
と書かれている面が表です。裏表を間違えないよ
うにしてください。電池のトレイをリモコンに差
し込んで戻します。
10
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
No.
名称
使用可能モード
機能
1
セットアップ
DVD
各種設定を行なうセットアップ画面を表示します
3
タイトル
DVD
DVD のタイトルメニューを表示します
2
4
5
6
電源
表示
再生/一時停止
停止
共通
DVD
DVD
DVD
7
スキップ
DVD
9
決定
共通
8
10
11
方向
早送り/巻戻し
数字
共通
DVD
共通
電源のオン/オフを切り替えます
DVD の再生中に再生内容や時間経過などの情報を表示させます
再生を行います。再生中に押すと一時停止し、もう一度押すと一時停止を解除します。
再生を停止します。1度押した場合は再生位置を記憶して停止します。次回再
生ボタンを押すと停止させた場面から再開します。2度押すと再生位置の記憶
は消去され、次回再生ボタンを押した場合は一番初めから読み込みます。
DVD(CD)を再生中、前もしくは後のチャプター(トラック)を頭出しします。
各種設定画面内で、項目の選択を切り替えるときに使用します。
各種設定画面内で、選択項目の決定に使用します。
再生中に、早送りもしくは巻戻しを行ないます。ボタンを続けて押すと、
早送り/巻戻しの速度が切り替わります。
【数字ボタンとしての動き】
・0 〜9:数字を使った選択項目の入力に使用します。通常再生中に数字
入力すると、指定したチャプターにジャンプします。
・+ 10:10 以上の番号を入力するときに使用します。990 まで入力できます。例:
31 と指定したい場合は、+10 ボタンを3回押した後に1ボタンを押します。
12
機能切替
共通
ボタンを押す毎に[DVD / AV]の機能モードが切り替わります。
14
DVD メニュー
DVD
ディスクメニューを表示します。
13
15
TV/AV メニュー
消音
AV
共通
16
字幕
DVD
17
サーチ
DVD
19
プログラム
DVD
18
20
リピート
音声
DVD
DVD
21
アングル
DVD
22
ズーム
DVD
24
スロー
DVD
23
25
26
27
DVD/CARD/USB
コマ送り
音量
チャンネル
DVD
DVD
共通
−
AV 機能モード時に、各種設定を行なうメニュー画面を表示させます。
ボタンを一度押すと、一時的に音声出力を消します。もう一度ボタンを押
すと、消音状態は解除されます。
字幕の種類を切り替えます。DVD ソフト、放送の種類によってはこのボタ
ンによる操作が無効になる場合があります。
DVD 再生中に指定の[タイトル/チャプター/時間]にジャンプできます。
繰り返し再生を行ないます。チャプター/タイトル全体の繰り返し再生を行います。
任意の再生順序を指定し、再生プログラムを作成します。
DVD 再生中、および音声多重放送の視聴中に音声の種類を切り替えます。DVD ソフ
トや番組によっては、このボタンによる操作が無効になる場合があります。
複数のアングルが収録された DVD の再生中に、映像アングルを切り替えます。DVD
によってはこの機能に非対応のため、操作が無効になる場合があります。
DVD 再生中、画面の一部分を拡大表示します。押す毎に倍率が切り替わります。
DVD 再生モードの時に押すと、DVD/CARD/USB の読み込みモードを切り替えます。
DVD の再生速度を遅くします。ボタンを押す毎に、再生速度が切り替ります。
コマ送り再生をします。一度ボタンを押すと、一時停止します。その状態
から続けてボタンを押すと、コマ送りで再生されます。
音量を調節します。
本製品では使用しません。
*:再生する DVD ソフトによっては機能しないボタン操作もあります。
[注意]
:リモコン電池について
※リモコンの電池は、ボタン型リチウム電池(CR2025)です。製品付属の電池は
動作確認用になります。通常ご使用分は、別途ご用意ください。
※初めてリモコンを使用する場合、電池トレイの底面に透明なプラスチックの絶縁
フィルムが挟み込まれていますので、それを引き出してから使用してください。
※長期間本製品を使用しない時はリモコンの電池を取り出して保管してください。
11
2
電源
外部機器の接続
[この章の内容]
:
…本章では電源供給や外部出力に関する接続を紹介します。特にバッテリーの扱いは、
用法を誤ると故障や事故につながり大変危険です。注意を守り、正しくお使いくだ
さい。
[ご了承頂きたいこと]
:
…リモコン、電源アダプタや AV ケーブル等のパッケージ付属品は、改良のため形状
を含む仕様を変更する場合があります。予めご了承ください。
■保護カバーの取り外し
出荷時の状態では、ディスクトレイ内に「ピックアップ保護カバー」が装着されてい
ます。装着したまま電源を入れると、機器の破損や故障につながります。電源投入前に
必ず取り外してください。
12
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
①外部機器との接続
本製品を、その他機器と接続してお使いになる場合の接続です。本製品を単体でお使い
になる場合は、ここで紹介する接続の必要はありません。
出力する
テレビやモニタを接続し、本製品で再生
している映像を外部機器に出力する場合の
接続です。大画面で DVD を観賞したいと
き等に便利な機能です。
付属の AV ケーブルを使って、本製品側
面の「AV(入)出力」とテレビ側の対応す
る入力端子を接続します。
※接続したテレビ側で外部入力モード
(ビデオ 1 等)に切り替える必要が
あります。
※ DVD 機能モードで再生しているも
のに限り外部への出力が可能です。
入力する
ビデオデッキ等を接続し、接続機器側で
再生している映像を、本製品搭載の液晶モ
ニタに映し出す場合の接続です。
付属の AV ケーブルを使って、本製品側
面の「AV入(出)力」と接続機器の対応す
る出力端子を接続します。
※外部機器の映像を入力する場合は、
本製品の機能モードを「AV モード」
に切り替える必要があります。
詳細は P18 をご覧ください。
13
②電源の接続 〜 電源アダプタからの電源供給
電源接続を紹介します。
バッテリーからの電源供給によるプレーヤーの使用については、
次ページをご覧ください。
本体側面の電源入力に付属の AC、もし
くは DC アダプタを接続し、コンセントも
しくはシガーソケットに接続します。
[重要 !!]
…電源につないだまま放置しないでく
ださい。未使用時は、必ずプレーヤー
本体からアダプタを取り外してくだ
さい。つないだままにすると次の③
で記してある通り、内蔵バッテリー
に過剰な充電が行われ大変危険で
す。ご使用前に③のバッテリーに関
する記載も併せてご確認ください。
[車でお使いになる場合は、特にご注意ください]
●適切でない電源を使用しますと、故障やショートの原因となります。車載用アダプ
タをご使用の際は、本製品とお車との電圧・電力・極性が合っていることをご確認
ください。本製品付属の DC アダプタは 12V 車専用です。24V 車(例、輸入車や
大型車等)ではお使いになれません。
●自動車のエンジン始動時は、シガーソケットからの電源供給が不安定です。本製
品を車載で使用する場合、DC アダプタを差し込んだままエンジンを始動すると、
DVD プレーヤー本体に無理な負荷をかけ、故障の原因となる場合があります。機
器の接続は、エンジンがかかった状態で行なってください。
また、バッテリーの電池残量が多い時はシガーソケットに接続しないでください。
過剰な電源供給が行なわれ、バッテリーに負担をかけます。
14
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
③バッテリーの充電と再生
バッテリーは用法を誤ると、
故障や事故につながり大変危険です。ここで紹介する充電・
再生方法をご覧頂き、充分にご理解頂いた上で用法を守って正しくお使いください。
バッテリーの充電
ご購入頂いた時点では、バッテリーは充電されていません。バッテリーを使った電源供
給を行なう場合はご使用になる前に、ここで紹介する手順で充電をしてください。
手順 1 〜電源との接続
充電時の電源供給は、必ず家庭用コンセ
ントから付属の AC アダプタを用いて行
なってください。
テレビ本体側面の電源入力とコンセント
を、
付属の AC アダプタを使って接続します。
注意:DC アダプタ、及び
自動車の電源を用いた充電
は絶対にしないでください。
手順 2 〜充電開始と終了の合図
電源接続後しばらくすると本体側面の電源
ランプが赤に点滅して充電が始まります。充
電が終了するとランプの点滅が止まります。
充電が完了したら、コンセントとの接続
を解除してください。
充電所要時間:約 180 分
注意:充電終了後、コンセントにつないだままにしておくと過度な電源
供給が行われ、大変危険です。ランプの点滅が止まり充電が終了しまし
たら、速やかに電源アダプタの接続を解除してください。
充電時間はご使用状況によって、上記の時間と異なる場合があります。
バッテリーの使用方法、次ページへ続く
15
バッテリーを使った再生
バッテリーを充電してバッテリーからの電源供給で本製品を駆動させる場合は、必ず
AC・DC アダプタ等、電源の接続を解除してお使いください。
電源アダプタを接続したまま使用すると
バッテリーに過度な電源供給が行なわれ、
著しく負荷がかかります。
このような使い方はバッテリーの寿命を
縮めるほか、故障や事故の原因となり大変
危険です。
充電完了のサインが出た後は、必ず電源
アダプタの接続を解除してください。
連続使用可能な時間:
DVD 視聴時…約 110 分
[バッテリーの充電・再生時間についての注意]
:
…本書記載の充電・再生時間は使用状況や環境によって異なりますので、あくまでも
目安とお考えください。また、バッテリーは消耗品です。使用を重ねることで劣化
し、使用可能な時間は徐々に短くなります。
16
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
バッテリー使用時の注意
●バッテリーの充電は、電池残量がなくなった後に行ってください。
●充電・使用中にバッテリーが異常に熱を持ったり、異臭や煙などを発した場合は直
ちに使用を中断し、販売店もしくは弊社までご連絡ください。尚、上記のような症
状が見られた場合は、絶対に使用しないでください。
●過充電を行うと、
バッテリーの故障や事故を引き起こす恐れがあります。また、バッ
テリーの消耗を早める場合があります。充電後や未使用時は、必ず電源アダプタを
取り外してください。
●バッテリーは消耗品です。
使用を繰り返すと再生可能な時間は徐々に短くなります。
●保管場所にご注意ください。直射日光の当たる場所や、炎天下の車内、火のそば、
ストーブの前面などの高温になる場所や、湿度の高い場所での使用・放置をしない
でください。保管に際してはプレーヤー本体から電源アダプタを取り外し、常温で
湿気の少ない場所に置いてください。
●バッテリーを含む本製品の廃棄はお住まいの自治体で定められている方法で正しく
行ってください。
●自動車の電源は非常に不安定です。電源ランプが満タンを示している時や、電池残
量が多い時はシガーソケットから取り外してください。
[誤った使い方の事例]
:
…用法を誤るとバッテリーの発熱・破裂等を生じ、故障や事故につながる可能性もあ
り大変危険です。こちらに示すような使い方は、絶対にしないでください。
17
3
AVモード、外部機器
接続時の操作
[本章の内容]
:
本機の側面にある「AV 入出力」端子に外部機器をつないだ場合の使い方をご紹介します。
AV 機能モードを使用する際の、外部との接続は P13 をご覧ください。
(手順 1)…電源を入れる
…本体の「電源ボタン」を押して、電源をオンにしてください。起動すると、画面上にブ
ルーの背景に白い字で「Digistance」のロゴが表示されます(下画面)。
電源を入れた時の起動画面
…上記の電源操作が完了後、右ページのご希望の操作に進んでください。
A:本製品から出力する場合
B:本製品に入力する場合
18
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
A:本製品から出力する場合
テレビやモニタに接続し、本製品で再生している映像を大画面に出力する場合の接続で
す。外部機器との接続については P13 をご覧頂き、適切に行なってください。
(手順2-A)
…DVDモードに切り替え、DVDを挿入する
…本体の「機能切替ボタン」を押して機能モードを「DVD」に切り替えて DVD を再生さ
せると、接続テレビに本機で再生している映像が表示されます(画面 A)。
DVD
(画面 A)
:DVD モード時の画面表示
※接続したテレビ側で外部入力モード(ビデオ 1 等)に切り替える必要があります。
※ DVD 機能モード、及びメディア再生モードに限り外部機器への出力が可能です。
B:本製品に入力する場合
ビデオデッキ等を接続して接続機器側で再生している映像を、本製品搭載の液晶モニタに映
し出す場合の接続です。外部機器との接続については P13 をご覧頂き、適切に行なってください。
(手順 2-B)…AV モードに切り替える
…本体の「機能切替ボタン」を押して機能モードを「AV」に切り替えると、外部機器で
再生している映像が本機のディスプレイに表示されます(画面 B)。
AV
(画面 B)
:AV モード時の画面表示
19
AV 機能モードの各種設定
AV 機能モードの時の各種設定を行なうメニュー画面についてご紹介します。
メニュー画面内の操作
[メニュー画面の表示]
:
…リモコンの AV メニューボタンを押す毎に、メニュー画
面の表示/非表示が切り替わります。
手順 1
[カテゴリーの選択]
:
「右方向ボタン」で
進む
…画面左端のカテゴリーを選択します。選択中のカテゴ
リーはカラーで表示されます。
上下方向ボタンで、映像/音声/システムの中から操作
したいカテゴリーを選択後、右方向ボタンを押すと画面
「AV メニューボタン」で
戻る
内に選択を表す反転の囲いが表示されます
手順 2
[設定項目の選択と調節]
:
…選択を示す反転の囲いが画面右側に移動したら、設定し
「上下方向ボタン」で
選択
たい項目を選択します。
上下方向ボタンで項目を選択し、左右方向ボタンで調節
します。
「左右方向ボタン」で
調整
手順 3
[メニュー画面を閉じる]
:
…設定が完了したら、メニュー画面を閉じます。AV メニューボタンを 1 回押すと左端の
カテゴリーの選択モードになり、2 回押すとメニュー画面が閉じられます。
20
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
映像メニュー
…映像メニュー内では主に画面の明るさやコ
ントラスト等を調節することができます。
※下方向ボタンで選択項目を下に移動し
ていくと一画面で表示しきれなかっ
た[映像調整]項目が表示されます。
[明るさ]
:
[シャープ]:
[コントラスト]
:
[映像調整]:
…画面表示の明るさを調節します。
…画面表示のコントラストを調節します。
…画面表示のシャープネスを調節します。
…画面表示のモードを選択します。
「標準/ビビッド/ソフト」から選択し
[カラー]
:
てください。
…画面表示の彩度を調節します。
ここで設定した項目に合わせて、映像メ
ニュー内の「明るさ/コントラスト/カ
[色合い]
:
ラー/色合い/シャープ」の設定が自動
…画面表示の色味を調節します。
的に調節されます。
音声メニュー
…音声メニュー内では音量を調節すること
ができます。
[音量]
:
…外部接続時の音量を調節します。リモコ
ンの音量ボタンでも操作が可能です。
※外部機器と接続している時の出力音量は、接続機器側の音量設定にも影響を受け
ます。音声出力に違和感を感じたら、本機の設定と併せて接続機器側の音量も確
認してください。
21
システムメニュー
…システムメニュー内では、表示言語の切
り替えや画面の反転等の表示に関する設
定が可能です。
[言語]
:
…画面の表示言語を切り替えます。
※本取扱説明書では、
ここで「日本語」
[水平]:
…画面表示を水平方向に反転します。
[垂直]:
…画面表示を垂直方向に反転します。
が選択された状態を想定した説明を
しています。
その他言語の取扱説明書のご用意は
ありません。予めご了承ください。
22
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
[ズーム]:
…画面表示比率、16:9 もしくは 4:3 を
切り替えます。
23
4
DVD・CD及び
各種メディアの再生
…本章では、以下の機能をご紹介します。
① DVD を再生する‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥ P26
② CD を再生する‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P32
③ USB 及び各種メディアの再生‥‥‥‥ P32
※ご使用環境に合わせて、各種設定が必要な場合があります。
P34 の〈DVD モードの各種設定〉でご紹介していますので、必要に応じて設定
をしてください。
本章では、DVD 及び各種メディ
アの再生についてご紹介します。
●リモコン電池のセット
P12
再生を始める前に、前章までにご紹介
した次の項目について、再度ご確認くだ
さい。
●ディスクトレイ内、
P14
ピックアップ保護カバーの取り外し
24
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
●電源、及びその他の機器接続 P14
電源を入れる
左ページの注意事項を確認し、電源を ON にします。
DVD や CD 及び各種メディアを再生する場合は、本体の機能モードを「DVD」にして
ください。
手順 1 〜電源をオンにする
手順 2 〜機能モードを切り替える
…DVD プレーヤー本体にある電源ボタン
…機能切替ボタンを押す毎に〈DVD モー
を「ON」にすると、液晶画面が立ち上
ド/ TV モード/ AV モード〉が切り替
がります。
わり、現在選択されている機能モードが
画面右上に表示されます。
各 種 メ デ ィ ア(DVD、CD、MMC、
USB 等)の再生を行なう場合は、ここ
で DVD モードを選択してください。
[補足]:
機能モードを切り替えた直後は、液晶画
面の右上に現在選択されている機能モー
ドが表示されます。
DVD
〈画面表示、DVD モードが選択された状態〉
[電源起動に関する注意]
:
電源アダプタを本体から取り外し、バッテリーから電源供給を行なって起動させよう
とした時に限り、リモコンの電源ボタンで起動させることはできません。
このときは、プレーヤー本体の電源ボタンを押して起動させてください。
25
① DVD を再生する
〈再生ディスクに関する注意〉
…再生ディスクについて、次の事項をご確認ください。
※ディスクトレイ内部に CD や DVD 以外のものを入れないでください。故障の原因
となります。
※本製品は「リージョン 2」に対応しています。
2 以外のディスクの再生はできません。
※ DVD-RAM は再生できません。DVD レコーダーやパソコンで作成したディスクは
ファイナライズを行っていないと再生できません。また、作成ディスクについては
作成環境や記録メディア状態等の条件も多岐に渡るため、全ての挿入ディスクの再
生は保証できません。
※ VR モード・CPRM 規格等のデジタル放送を録画したディスクについては、読み
込みに時間がかかったり、作成環境によっては認識できない場合もあります。
…上記をご確認頂いた上で、以降 DVD 再生中の操作についてご紹介します。
DVD をセットする
DVD を再生します。本体のディスクトレイオープンボタンを押し、ディスクトレイを
開きます。ディスクを1枚レーベル面を上にしてセットしてください。
ディスクをセットし、ディスクトレイの蓋を閉じるとディスクの再生が始まります。
次のページからは、DVD 再生中の各種操作をご紹介します。
26
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
タイトルメニューの表示
市販の映画ディスク等で、複数のタイト
ルを収録した DVD では、読み込むとまず
タイトルメニューが表示されます。
タイトルメニュー画面内では、一般的に
[本編再生/タイトル・チャプター選択/音
声・字幕の切り替え]等の項目が表示され、
この画面を起点に DVD ソフトの再生や各種
設定が行なえるようになっています。
参考:DVD ソフトのタイトルメニュー画面の例
タイトルメニュー画面内の操作は、方向
ボタンで項目を選択し、決定ボタンで確定
※ DVD ソフトによってはメニュー・タ
します。
また、
再生中にリモコンのメニュー
イトルボタンを押しても入力無効に
またはタイトルボタンを押すと、DVD タ
なり、操作できない場合もあります。
イトルメニューにジャンプします。
再生/一時停止/停止
再生と一時停止
…ディスクの再生中に、再生ボタンを押すと一時的に再生を停止します。
もう一度再生ボタン押すと一時停止は解除され、続きから再生が始まります。
停止 …再生中の停止動作には、次の 2 種類の方法があります。
[停止ボタンを 1 回押したとき]
再生中に停止ボタンを一度押すと、再生位置を記憶したまま停止します。この状態で再
生ボタンを押すと、続きから再生が始まります。
[停止ボタンを 2 回押したとき]
再生中に停止ボタンを 2 回押した場合、再生位置の記憶は消去されます。
次回再生ボタンを押したときは、DVD ソフトの一番最初から読み込みます。
27
音量調節/消音
音量調節
…音量調節は、リモコン音量+/−ボタンで行ないます。
消音
…一時的に出力音量をゼロにします。リモコンの消音ボタンを押す毎に、消音/出音が切
り替わります。また、消音状態にあるときに音量調節を行なうと消音は解除されます。
※消音状態の時やイヤホンが接続されている時は、スピーカーから音声は出力されません。
コマ送り再生
…再生中にリモコンのコマ送りボタンを一度押すと、画面が一時停止します。
一時停止の状態からコマ送りボタンを続けて押すと、1 コマづつコマ送り再生されます。
コマ送りを解除したい場合は、再生ボタンを押すと通常再生に戻ります。
※コマ送り再生中は、音声は出力されません。
スロー再生
…遅い速度で再生を行ないます。再生中にスローボタンを押すとスロー再生が始まります。
スローボタンを続けて押すことで、再生速度が次のように切り替わります。
〈 順送り ×1/2 → ×1/4 → ×1/8 → ×1/16 →巻き戻し ×1/2 → ×1/4 → ×1/8 → ×
1/16 →スロー再生解除 〉
スロー再生は、再生ボタンを押すことでも解除できます。
※スロー再生中は、音声は出力されません。
頭出し
…再生中にスキップ(進む/戻る)ボタンを押すと、次もしくは前のチャプターの頭出し
をします。
28
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
早送り/巻き戻し
…早送り/巻戻しを行ないます。再生中に早送り(巻戻し)ボタンを押す毎に、早送り(巻
戻し)速度が次のように切り替わります。
〈 2× → 4× → 8× → 16× → 32× →早送り/巻戻し解除 〉
※早送り及び巻戻し中は、音声は出力されません。
画面の拡大
…再生中の映像を拡大もしくは縮小しま
す。再生中にズームボタンを押す毎に、
映像の倍率が切り替わります。
また、映像拡大中に上下左右方向ボタン
を押すと、拡大表示領域を移動すること
ができます。
繰り返し再生
…再生中のチャプターやタイトルを、繰り返し再生します。
再生中にリモコンのリピートボタンを押すと、リピート再生が始まります。リピートボ
タンを続けて押すことで、繰り返し方が次のように切り替わります。
〈 チャプタ繰り返し→タイトル繰り返し→オール(全て)繰り返し→繰り返し解除 〉
指定場面の再生/サーチ
…再生中に指定のタイトル、チャプター、時間にジャンプします。
サーチボタンを押す毎に、タイトル・チャプターの番号指定画面と時間入力画面が切り
替わります。
●タイトル/チャプター番号の指定
…ジャンプするタイトル、もしくはチャプターを指定します。左右方向ボタンを押し、タ
イトル(左)
、
もしくはチャプター(右)を選択状態にした後、数字ボタンで指定します。
●時間指定
…ジャンプするタイトルもしくはチャプター時間を指定します。数字ボタンを使って、時
間を指定してください。
29
映像アングルの切り替え
…場面により複数のアングルが収録されている DVD では、画面にアングル切り替えが可能なこと
を示すマークが表示されます。このとき、次の方法でアングルを切り替えることができます。
再生中にリモコンのアングルボタンを押す毎に、映像アングルを切り替えることができ
ます。
※複数のアングルが収録されていない DVD では、アングル切り替えは無効です。
※アングルマークは画面表示の有無を設定することができます。設定は P36 をご覧
ください。
字幕言語の切り替え
…字幕が収録されている DVD の再生中は、字幕の言語種類や表示の有無を切り替えるこ
とができます。
再生中にリモコンの字幕ボタンを押すと字幕言語の種類、及び表示の有無を切り替える
ことができます。ボタンを押す毎に収録順に字幕が切り替わります。
※字幕言語は次の 3 つの方法で切り替えができます。
❶リモコンの字幕ボタンによる切り替え。
❷再生中 DVD の、タイトルメニュー内での切り替え。
❸セットアップボタンを押し表示される、設定画面内での切り替え。設定は P40 を
ご覧ください。
…DVD ディスクによっては、上記いずれかの方法が使用できない場合もあります。
音声言語の切り替え
…複数の音声が収録されている DVD の再生中は音声の種類を切り替えることができます。
再生中にリモコンの音声ボタンを押す毎に音声を切り替えることができます。
※音声言語は次の 3 つの方法で切り替えができます。
❶リモコンの音声ボタンによる切り替え。
❷再生中 DVD の、タイトルメニュー内での切り替え。
❸セットアップボタンを押し表示される、設定画面内での切り替え。設定は P39 を
ご覧ください。
…DVD ディスクによっては、上記いずれかの方法が使用できない場合もあります。
30
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
画面への情報表示
…画面への再生/残り時間の表示、及びディスクの再生状況を表示します。
表示ボタンを続けて押すことで、表示内容が次のように切り替わります。
画面表示内容…❶〜❺はボタンを押す回数です。
❶タイトル経過時間の表示と、再生中タイトル/チャプターの表示
❷タイトル残り時間の表示と、再生中タイトル/チャプターの表示
❸チャプター経過時間の表示と、再生中タイトル/チャプターの表示
❹チャプター残り時間の表示と、再生中タイトル/チャプターの表示
❺表示なし
プログラム
…再生プログラムを作成し、指定した順序
で再生させます。再生中にプログラムボ
タンを押す毎に、プログラム画面の表示
と非表示が切り替わります。
プログラムは 1 〜 20 番目まで順序を指
定することができます。
プログラム画面内の操作:
[プログラムを入力する]
:
…選択状態にあるものは反転表示されています。
方向ボタンと数字ボタンを使用して、選択項目を移動しながら、再生させたい順番
でタイトル・チャプター番号を数字入力していきます。
[プログラム再生を開始する]
:
…プログラムが作成できたら、方向ボタンで画面下部の「再生」を選択し、決定ボタ
ンを押すとプログラム再生が開始されます。
[プログラム再生を中止するには…プログラムの削除]:
…プログラム再生中に、再度プログラム画面を開くと、画面下部に「ストップ」とい
う項目が表示されます。ここを選択して決定ボタンを押すと、プログラム再生が中
止されます。
31
② CD を再生する
音楽 CD や、データ CD を再生します。
本体のディスクトレイオープンボタンを押
し、ディスクトレイを開きます。ディスク
をセットし、ディスクトレイの蓋を閉じる
と再生が始まります。
③USB及び各種メディアの再生
USB、MMC スロットに挿入したデー
タを再生します。
再生できるファイルは、音声ファイル/
画像ファイル/動画ファイルです。
各種メディアを接続した後、下に紹介す
る方法で再生してください。
各種メディアの再生手順 …CD、USB や MMC の 各 種 メ デ ィ ア の 再
生は、次の手順で行なってください。
機能モードの切替
CD や各種メディアの再生をすると
きは「機能切替ボタン」を押して、機
…DVD モードが選択されているとき
能モードを DVD モードにします。
の画面表示
CD や DVD の場合はこの状態でディスクを挿入すると、読み込み始めます。
読み込みモードの切替
USB 及び MMC スロットにメディ
アを差し込み再生する場合は「読み込
みモード」の切り替えが必要です。
…読み込みモードの切り替え画面
「DVD/USB/CARD ボタン」を押すと " 読み込みモード選択画面 " が表示され
ます。上下方向ボタンで読み込ませたいメディアを選択して決定ボタンを 2 回
押すと、読み込みモードが切り替わり再生画面が表示されます。
32
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
CD、及び各種メディア再生に関する注意
〈作成データの再生について〉
● PC やレコーダーを使い、ご自身で作成したメディアについては、互換性により再
生できないものもあります。画像、音声や映像ファイルに関しては応用範囲も多岐
に渡り、
規格内容も複雑です。ファイル形式や圧縮コーデックのバージョンにより、
正しく再生できない場合があります。
●英数字のファイル名のみに対応しております。
●一部の音楽 CD に採用されている著作権保護を目的としたコピーコントロール CD
については、再生できない場合があります。
●メディアカード、USB ストレージの読み出しスピードが遅いため、動画の再生が
もたつく場合があります。
●大きいサイズのデータや大容量メディアを再生させるときは、読み込むまで時間が
かかる、もしくは認識できない場合もあります。
● VR モード・CPRM 規格等デジタル放送を録画したディスクについては、読み込
みに時間がかかります。また、作成環境によっては認識できない場合もあります。
再生画面内の操作
左ページの各種切り替えが終わり、メディアをセットすると下の再生画面が表
示されます。
再生状態を表示します。
(図は停止中の表示です)
リスト上部の「…」で
示されているフォルダ
を選択後、決定ボタン
を押すと上の階層に移
動します。
再生画面内のボタン操作は以下の通りです
●方向ボタン…項目の選択
●決定ボタン…選択項目の決定。ファイルを選択して決定ボタンを押すと、
再生が始まります。
●その他…再生/停止/スキップ/音量等のボタンが DVD 再生時と同様に機能します。
(JPG 画像の再生中は、DVD メニューボタンを押すと上記の再生画面に戻ります)
33
5
DVDモードの
各種設定
…本章では、用途やご使用環境に合わせて各種設定が行なえる " セットアップ画面 " につ
いてご紹介します。
セットアップ画面内では、DVD モードにおける次の項目が切り替えられます。
①一般設定‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P36
②ビデオ設定‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P38
③初期設定‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P39
④パスワード設定‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ P42
…セットアップ画面内の操作は、次ページの〈セットアップ画面での主な操作〉を
お読みください。また、
各種設定方法については上に記載のページをご覧ください。
34
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
〈セットアップ画面での主な操作〉
…下記の要領で、各種設定を行ないます。
セットアップ画面の表示
セットアップボタンを押すと、DVD プレーヤーのセットアップ画面(図 A)が表
示され、ボタンを押す毎に表示/非表示が切り替わります。
セットアップ画面内の操作
●使用するボタン
主に使用するボタンは、
方向ボタンと決定ボタンです。方向ボタンで項目の選択(図
A の黒い矢印)
、決定ボタンで選択項目を確定します。
●操作方法
図 A 中のグレーで表示されているものが選択中の項目、黒い矢印の方向に方向ボ
タンを押し、選択項目を切り替えます。
❶でカテゴリを選択→❷で設定したい項目の選択→❸で設定を選択→決定ボタンで
確定すると、設定が切り替わります。
❷や❸部分から❶に戻りたい場合は、左方向ボタンを押していくと上階層の❶カテ
ゴリ選択に戻ります。
❶
カテゴリの
選択
❸
設定の切り替え
❷
設定項目の選択
(図 A)…セットアップボタンを押し表示される
セットアップ画面
選択項目の切替時に
用いる方向ボタンを
表しています
※上のセットアップ画面のイラストは、補足説明のためグレーの点線や黒い矢
印を追加して掲載してあります。これらは実際のセットアップ画面上には表
示されません。
35
①一般設定
画面比率の変更や、本セットアップ画面
で使用する言語を切り替えます。
〈TV 表示〉
…16:9 比率で収録された DVD を 4:3 比率のテレビに出力する時等、DVD 再生時の
映像比率を切り替えます。外部映像出力を行なった時に切り替えてください。
●標準 / PS
…ワイド画面の左右を切り落とし、拡大して表示します。
●標準 / LB(レターボックス)
…全体を縮小し、4:3 の画面幅に収めて出力します。上下の余っ
たスペースには黒い帯を表示します。
●ワイド(16:9)
…ワイド映像の縦横比を調整し、4:3 画面内に収めて出力します。
※ DVD ソフトによってはここで設定を切り替えても、意図した通りに出力できない
場合もあります。
〈アングルマーク〉
…アングル機能のある DVD ソフトを再生中に、画面上に現れるアングルマークの表示/
非表示を切り替えます。
●オン…画面上に常にアングルマークを表示させます。
●オフ…アングルマークを非表示にし、リモコンのアングルボタンでアン
グル切り替えを行なったときだけアングルマークを表示させます。
※本設定はアングル機能に対応した DVD を再生中に限り有効です。また、DVD ソ
フトによっては設定が無効になる場合があります。
36
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
〈OSD 言語〉
…セットアップ画面で使用する言語を選択します。また、本取扱説明書では「日本語」を
選択した場合について説明しています。
英語に対応した取扱説明書のご用意はあ
りません。予めご了承ください。
●英語 ●日本語
〈スクリーンセーバー〉
…オンに設定すると、DVD を停止状態のまま一定時間経過した時にスクリーンセーバーが作動
し、
その後自動的に電源が切れます。再起動させる時は、
本体の電源ボタンを押してください。
●オン
…DVD を停止中に一定時間が経過すると、スクリーンセーバーが起動します。
●オフ
…スクリーンセーバーは起動しません。
※スクリーンセーバーとは、
同じ画面を長時間表示させると起こる「画面の焼き付き」
を防止する機能です。
〈ラストメモリー〉
DVD 再生中にディスクを取り出したときに、再生位置を記憶することができます。再
びディスクを挿入した時、続きから再生できます。
●オン ●オフ
37
②映像設定
画面表示の明るさやコントラストを調整
します。
〈明るさ〉
…項目「明るさ」を選択後に決定ボタンを押すと、明るさ調節画面が表示されます。左右
方向ボタンで明るさを調節後、決定ボタンを押してください。
〈コントラスト〉
…項目「コントラスト」を選択後に決定ボタンを押すと、コントラスト調節画面が表示さ
れます。左右方向ボタンでコントラストを調節後、決定ボタンを押してください。
〈色調〉
…項目「色調」を選択後に決定ボタンを押すと、色調調節画面が表示されます。左右方向
ボタンで色調を調節後、決定ボタンを押してください。
〈飽和度〉
…項目「飽和度」を選択後に決定ボタンを押すと、飽和度調節画面が表示されます。左右
方向ボタンで飽和度を調節後、決定ボタンを押してください。
〈LUMA 延滞〉
…液晶画面の輝度調節を行ないます。 ● 0T ● 1T
0T を選んだ時は輪郭等のコントラストが弱まって若干滲んだ映像になり、1T を選ぶ
と輪郭を強調したハッキリとした映像になります。
映像によって効果の差が分かりにくい場合は、上でご紹介した明るさやコントラストで
調整を行なってください。
38
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
③初期設定
TV タイプや音声・字幕言語の切り替え
等の項目が設定可能です。
〈TVタイプ〉
…国別で採用されている TV システムを選択します。テレビに接続し外部出力を行なう際に、
接続するテレビの仕様に合わせて設定します。
● NTSC ● PAL
※異なった TV システムを設定していると映像を適切に表示できないことがあります。
PAL 方式・NTSC 方式とは?
NTSC 方式・PAL 方式とは、国別で分かれているテレビ方式の種類です。世界に
は大きく分けて 3 つのテレビ方式があり、その中でヨーロッパ各国では主に "PAL 方
式 " が採用され、日本やアメリカでは一般的に "NTSC 方式 " が採用されています。
本製品には、このテレビ方式を切り替える機能があります。日本で使用されるテレ
ビ方式のほとんどは NTSC 方式ですので、通常は "NTSC" を選択してください。
〈PBC〉
…SVCD・VCD2.0 ディスク再生時、PBC 機
能のオン/オフを切り替えます。
〈音声〉
…DVD 再生時の音声言語を選択します。
●英語
●イタリア語
●日本語
●スペイン語
●フランス語
●ポルトガル語
●ドイツ語
●ロシア語
※ DVD ソフトによってはここで行なった設定が無効になる場合があります。その場
合は、DVD ソフトのメニュー画面から切り替えを行なってください。
39
〈字幕〉
…DVD 再生時の字幕の種類とその有無を選択します。
●英語
●日本語
●イタリア語 ●スペイン語
●オフ
●フランス語
●ポルトガル語
●ドイツ語
●ロシア語
※ DVD ソフトによってはここで行なった設定が無効になる場合があります。その場
合は、DVD ソフトのメニュー画面から切り替えを行なってください。
〈ディスクメニュー〉
…DVD ソフトのタイトルメニュー画面で使用する言語を選択します。
●英語
●日本語
●イタリア語 ●スペイン語
●フランス語
●ポルトガル語
●ドイツ語
●ロシア語
※ DVD ソフトによってはここで選択する言語をサポート、もしくは切り替えること
ができない場合があります。
〈視聴制限〉
…視聴年齢制限の設定をします。数字が小さいほど、視聴制限が厳しくなります。設定を
変更するには、パスワードの入力が必要です。また、ここで設定された年齢制限を超え
る DVD ソフトを再生するときにも、パスワード入力が必要になります。
(レベル)
● 1_KID SAFE…幼児がご覧になっても問題ありません。
● 2_G
● 3_PG
● 4_PG13
…お子様がご覧になっても問題ありません。
…お子様にとって不適切なシーンがあります。
…13 歳以下の方にとって不適切なシーンがあります。
● 5_PG R
…17 歳以下の方にとって不適切なシーンがあります。
● 7_NC 17
…17 歳未満の方はご覧になれません。
● 6_R
…17 歳未満の方は保護者の同伴がないとご覧になれません。
● 8_ アダルト …18 歳以下の方はご覧になれません。
40
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
次ページの
パスワード入力へ
続く
(設定手順)
❶ペアレンタルを選択すると、右に選択可
能なレベルが表示されます。
❷視聴制限を任意に選択して決定ボタンを押
すと、パスワード入力画面が表示されます。
❸数字ボタンを使用してパスワード欄に入
力後、
「OK」を選択して決定すると設定
が切り替わります。
※ここで年齢制限を設定しても、DVD ソフトによっては無効になる場合があります。
※工場出荷時のパスワードは「136900」です。パスワードの設定は、P42 の
" パスワード " をご覧ください。
〈初期値〉
…すべての設定をリセットし、工場出荷時の状態に戻します。
設定の見直しや、機器の不具合(外部音声出力がうまく出力されない、本体液晶画面の
表示が暗い等)があった場合には、ここでご紹介する手順で工場出荷時の状態に戻して
ください。
【項目:初期値の操作】
項目 " 初期値 " を選択した後に " リセット " で決定ボタンを押すと、工場出荷時の設
定に戻ります。
※初期値の実行後は、元に戻すことはできません。ご購入後に設定を切り替えていた
場合は、再度設定をしてください。
※工場出荷時のパスワードは「136900」です。
41
④パスワード設定
パスワードに関する各種の設定を行ない
ます。パスワードは視聴制限の変更の際に
入力する必要があります。
〈パスワードモード〉
…パスワードによる制限を、設けるか否か
を設定します。
設定を切り替える時は、パスワードの入
力が必要です。
●オン:パスワードによる視聴制限を
設ける
●オフ:制限を設けない
〈パスワード〉
…パスワードを新たに設定します。
パスワードの入力は、前で紹介したペアレンタル(視聴年齢制限)の設定を変更するた
めに必要になります。
項目 " パスワード " の " 変更 " を選択して決定ボタンを押すとパスワード設定画面が表示さ
れます。ここで 6 桁のパスワードを初期の設定から任意の数字に変更することができます。
【パスワード設定画面内の操作】
…パスワードの設定は数字ボタンを
使って 6 桁の数字を入力します。
●旧パスワード:
…変更前のパスワードを入力
●新パスワード:
…新しいパスワードを入力
●パスワード(再確認)
…新しいパスワードの再確認
※工場出荷時のパスワードは
「136900」です。
…全ての入力を終えたら最下段の「OK」
を選択後、決定ボタンを押すと新し
いパスワードが設定されます。
42
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
43
6
故障かな? と
思ったら
主な不具合の原因と、その解決方法
電源アダプタを外しバッテ
機能全般
リーから電源供給を行なっ
ている時の注意
バッテリー駆動時はリモコンの電源ボ
タンで起動させることはできません。
この場合は、プレーヤー本体の電源ボ
…本製品の機能全般の不具合に関する
タンを押して起動させてください。
対処法をまとめてあります。
●バッテリーからの電源供給で駆動してい
本体が起動しない
●電源ボタンを押して、電源ランプを確認
してください。点灯していなければ、電
源ケーブルの配線を確認してください。
本体の電源入力端子に適切に接続されて
る場合、バッテリーが適切に充電されて
いるか確認してください。
●ご購入頂いた時点ではバッテリーの電池
残量は満タンではありません。使用前に
充電する必要があります(→ P15 参照)。
●ご購入直後でなくても、充電後にしばら
く間が空いてから使用しようとした時、
いるか、またコンセントにしっかりと差
電池残量不足で起動できない時がありま
し込まれているかを確認してください。
す。この場合も充電が必要です。
バッテリーの駆動時間が短い
●ご購入後、はじめてご使用になる場合は充電をしてください(→ P15 参照)。
●バッテリーからの電源供給による駆動時間は、使用状況により差が出ます。必ずしも、
本書の仕様表に記載している通りの時間とは限りません。
また、バッテリーは使用を重ねるごとに劣化し、使用可能な時間は徐々に短くなります。
44
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
本製品が正常に動作しない場合は、こちらのトラブルシューティングをお読み
ください。不具合の原因と、その解決方法を確認することができます。
P02 〜 06 に記載の注意書き、および本章をお読みになっても問題が解決さ
れない場合は、保証書の内容をご確認の上、弊社サポートセンターまでご連絡く
ださい。
リモコンが効かない
●リモコン用の電池はセットされていますか? また、電池の極性は正しくセットされて
いますか? (→ P10 参照)
●ご購入頂いた時点では、電池トレイの底面に透明なプラスチックの絶縁フィルムが挟み
込まれています。挟まったままの場合は取り外してください。
●製品に付属しているリモコン用電池は、動作確認用のものです。このため、すぐにバッ
テリー切れになる場合がありますので、通常ご使用になる分は、別途ご用意ください。
リモコンに使用する電池は、ボタン型リチウム電池(CR2025)です。
●リモコン操作は、本体のリモコン受光部に向けて行なってください。
●プレーヤーとリモコンの距離が離れている、もしくは間に障害物がある場合はリモコン
操作が効きません。
●本体をバッテリーからの電源供給で動かしている時は、リモコンの電源ボタンで起動さ
せることはできません。本体の電源ボタンで起動させてください。
映像は出るが音声が出ない
●イヤホンを接続していませんか? イヤホンの接続中は本体スピーカーから音声出力は
されません。
●音量が0になっているか、消音ボタンが押されていませんか?
●早送り/巻戻し、スロー、コマ送り、一時停止時は音声が出ません。
45
音声や映像が途切れる
●バッテリーからの電源供給で駆動している場合、バッテリーの電池残量が少なくなると
音声や映像が適切に出力されない場合があります。AC 電源アダプタを本体に接続し正
常に出力される場合は使用を一時中断し、バッテリーを充電する必要があります。
このとき、充電と再生を同時に行なうとバッテリーに負担をかけ、故障や事故にもつな
がり大変危険です。
メニューの表示が外国語になっている
●セットアップもしくはメニュー画面内で表示言語の切り替えが可能です。各機能モード
毎に切り替え方法が異なります。次の手順で画面表示言語の設定を切り替えてください。
[DVD モードの時]
…セットアップボタンを押して表示される、セットアップ画面内で切り替えます。
(→ P37 参照)
[AV モードの時]
…AV メニューボタン押して表示されるメニュー画面内の操作で切り替えます。
(→ P22 参照)
46
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
外部機器と接続している場合
…本製品を外部機器と接続して使用している場合に起こりえる不具合と、確認箇所を記載
しました。接続ケーブルが断線していないかを調べた後、次のことを確かめてください。
[テレビと接続し、本製品から出力をしている場合]
●テレビ側の接続部は、適切な入力端子に繋がれていますか?
また、テレビの入力切り替えは適切に行なわれていますか?
例:ビデオ 1・2、外部入力等。詳細は接続テレビの取扱説明書をご覧ください。
●本体の音量がゼロになっていると、接続機器から音声は出力されません。
●テレビシステムが適切でないと、接続したテレビに映像を正しく出力できません。
テレビシステムは地域ごとに規格が異なり、日本で販売されているテレビのほとん
どが NTSC 方式を採用しています。通常は NTSC を選択してください。
TV システムの切り替えについては、P39 をご覧ください。
[再生機器等を接続し、本製品に入力をしている場合]
●外部機器の接続部は、適切な出力端子に繋がれていますか?
●本体の機能モードは「AV モード」になっていますか? リモコンの「機能切替ボ
タン」を押して、AV モードになっているかを確認してください。
47
DVD、各種メディアの
再生時
電源が勝手に切れる
●スクリーンセーバーが ON になってい
るとき、再生をさせず一定時間が経過す
ると画面焼き付き防止のためスクリーン
セーバーが起動します。
その後しばらくすると、電源が自動的に
OFF になります。そのときは本体の電
源ボタンで再起動してください。
…各種メディア再生時の不具合に関す
る対処法をまとめてあります。
前の項目「機能全般」の内容と併せ
てご確認ください。
●電源アダプタを外した状態でバッテリー
からの電源供給で駆動させている場合
は、バッテリーが充電されているかを確
認してください。
リモコンが効かない
画面が勝手に暗くなる
● DVD の場面によっては、ボタン操作が
●スクリーンセーバーの設定を確認してく
効かない場合があります。
●リモコン電池の取り付けは、適切に行な
われていますか? リモコンについての
ださい。「セットアップ画面→一般設定
→スクリーンセーバー」から確認してく
ださい。
確認内容は、
本章中の前項目「機能全般」
●バッテリー駆動の場合は、バッテリーが
のページにまとめてありますので、参照
充電されているか確認してください。
してください(P10)
。
[リモコンの字幕ボタンを押しても字幕の
言語が変更できない]
● DVD の 仕 様 に よ っ て は、 デ ィ ス ク メ
ニューでのみ変更ができるようになって
います。
●字幕を収録していない DVD では、字幕
の変更はできません。
[リモコンの音声ボタンを押しても音声の
切り替えができない]
● DVD の 仕 様 に よ っ て は、 デ ィ ス ク メ
●プレーヤーのイヤホン端子にイヤホンが
接続されていませんか?
●消音ボタンが押されていて、消音状態に
なっていませんか?
ニューでのみ変更ができるようになって
●音量が0になっていませんか?
います。
●巻戻し/早送り/スロー/一時停止/コ
●複数音声を収録していない DVD では、
音声の切り替えができません。
48
音声が出ない
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
マ送りの状態になっていませんか? こ
れらの状態の時、音声は出力されません。
再生できない
[DVD・CD が再生できない]
[デジタル放送を録画したディスク]:
● VR モード・CPRM 等の地上デジタル
放送に対応したメディアや、それらを記
●本製品を初めて使用される場合、本体内
録したファイルを再生させる場合は、読
部の読み取り部分に保護用のカバーが取
み込みに時間がかかったり、作成環境に
り付けられています。使用前に必ず取り
よっては再生できない場合もあります。
外してください(P12)
。
●ディスクが汚れている場合は、ディスク
をクリーニングしてください。
[コピーコントロール CD(CCCD)]:
●一部の音楽 CD で著作権保護のために用
●ディスクが破損していませんか? 他の
いられている CCCD は、正式な CD 規
ディスクを再生して確認してください。
格に準拠していない特殊なディスクで
●光学ヘッド
(ディスクを読み取るレンズ)
す。再生については読み込めない、また
が汚れていませんか? 慎重に取り扱っ
は正常に再生されない場合があり、すべ
てください。
ての CD の再生は保証できません。
●ディスクが裏面になっていませんか? レーベル面を上にして、ディスクをセッ
トしてください。
● DVD レコーダーやパソコンで作成した
[USB デバイスが再生できない]:
● フ ォ ー マ ッ ト が MS-DOS(FAT) 形
式である必要があります。それ以外の
DVD-R を使用する場合、互換性によっ
フォーマットでは読み込みできません。
て再生できない場合があります。日本国
●バスパワーで動作する USB 機器の場合、
内でレンタルされているもの、または販
電力が足りずに動作できない場合があり
売されている DVD ディスクが再生でき
ることを確認してください。また、ファ
イナライズを行っていないディスクには
対応できません。
● DVD-RW や DVD-RAM は 本 製 品 で は
サポートしておりません。
ます。
●ドライバが必要な USB デバイスは使用
できません。
● USB ストレージ、またはメモリーカー
ドの読み込み速度が遅いため、再生に追
いついていないことが考えられます。
●温度差によって結露が生じている場合が
●大きいサイズのデータや、大容量メディ
あります。数時間温度になじませてから
アを再生させるときは、読み込むまで時
再生を試みてください。
間がかかる、もしくは認識できない場合
● DVD のリージョンコードを確認してく
もあります。
ださい。再生可能な DVD のリージョン
コードは2です。それ以外のリージョン
コードを持つ DVD は再生できません。
49
MEMO
50
Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
MEMO
51
製品仕様/
お問い合わせ
製品型番
液晶パネル
DVD プレーヤー
再生メディア
再生可能ファイル
S/N 比
入出力端子
スピーカー
外形寸法
重量
電源
消費電力
内蔵バッテリー
動作環境
製造国
DS-PP230
液晶パネルサイズ 7 インチ TFT カラー液晶
表示画素数 水平 480× 垂直 234pixel
画面輝度 250cd/l コントラスト比 400:1
視野角 左・右 =65°、上 =45°、下 =55°
表示色数 1,677 万色 応答速度 30ms
バックライト寿命の目安時間 ≦ 20,000 時間
周波数特性:
DVD(PCM48KHz 再生時)= 4Hz-22KHz(±1dB)
DVD(PCM96KHz 再生時)= 4Hz-44KHz(±1dB)
CD:31.5Hz 〜 16KHz(±3dB)
DVD、DVD-R、CD、CD-R/RW、USB、MMC
画像ファイル….jpg 音声ファイル….mp3
映像ファイル….avi/.mpg/.mp4
(映像コーデック)
:mpeg1/mpeg2/ms-mpeg4、
(音声コーデック)
:mp2/mp3
[注意:コーデックやファイル形式の組み合わせによって再生できないものもあります]
≧ 85dB
電源入力、USB、MMC、AV 入出力、イヤホン出力(3.5φ)
最大出力 2W
210 × 168 × 45mm(横幅 × 奥行 × 厚さ)
内蔵バッテリー含む:890g
家庭用 AC100V-240V、AC 電源アダプタ:9.5V、1.5A
10W /待機時 0.1W(年間消費電力量 =17kWh/ 年)
リチウムイオンバッテリー 電圧:7.4V、容量 2,000mAh
充電時間:約 180 分、動作時間:約 110 分
[記載の時間は目安であり、使用状況により差があります]
温度:5 ~ 35℃
中国
※製品の仕様は改良のため、予告無く変更する場合があります。予めご了承ください。
製造元
株式会社 ゾックス
〒 231−0033 神奈川県横浜市中区長者町 3−8−13 TK 関内プラザ 304
TEL:0120−602−302
ホームページ http://www.zox−net.com
お電話でのお問い合わせは:月〜金曜日の 10 時〜 17 時
※土・日曜日、祝祭日はお休みを頂いております。
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Chapter.1 テレビ・リモコンの各部機能
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