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童謡「村の鍛冶屋」に 魅せられて 童謡「村の鍛冶屋」に 魅せられて
公益財団法人兵庫県生きがい創造協会 嬉野台生涯教育センター うれしの生活創造プラザ うれしの生活創造しんぶん 元 気! ス テ キ! 人・街 再 発 見! 98 VOL. 2016・3・1発行 本紙マスコットキャラクター こころ 「心ちゃん」 Contents ●となりの作家さん 實井史朗さん ●北播磨の地域活動 小野マジッククラブ ●わたしの美味しい暮らし ロール白菜 ∼男性も気軽にチャレンジ!∼ ●ぐぐっと!本棚 ちいさいおうち ●登録グループさん、こんにちは… にこにこハーモニー ●うれしの円卓 嬉野台生涯教育センター リニューアルオープン うれしの春のフェスティバル2016 となりの 作家さん 長さ30㎝×幅15㎝×高さ20㎝ 「鞴オルゴール」 童謡「村の鍛冶屋」に 魅せられて じつ い し ろう 實井史朗さん(三木市) 實井史朗さんは三木市生まれの85歳、木工所 物新殖産品展で入賞し、神戸新聞に掲載されまし を経営し刃物の柄を製作して三木金物の伝統を守 た。また、兵庫県デザイン提案会議や中日テレビ り続けておられます。「三木市技能顕功賞」を受 の「ふるさと紀行」で紹介されるなど大きな反響 賞された際、今回取り上げたオルゴールの製作を があり、全国へ250台余り納入されました。 思い立たれたそうです。常々、唱歌「村の鍛冶 このオルゴールを手にした方から心温まる手紙 屋」が教科書から消えたことを残念に思っておら が多数届いたときには、涙が出るほど嬉しかった、 れたので、三木市金物資料館の前にある金属製鞴 物作り職人としてこれまでやってきて良かったと のモニュメントをヒントに「鞴オルゴール」 語られたことが印象的でした。 ふいご (曲・村の鍛冶屋)を作ることを決心されました。 製作に当たっては、素材・形状・演奏機械部分 のメーカー等、検討に検討を重ね、試作から完成 まで約1年かかったそうです。その作品は三木金 *鞴:鍛冶をする時に火力を強めるために使われ る送風機のこと (文/吉川助弘、写真/馬場龍二、編集/藤田一之) うれしの生活創造しんぶん Vol.98 シリーズ 北播磨の地域活動 №57 小野マジッククラブ ─ 笑顔 を呼ぶ コミュニケーション ─ 平成21年 6 月、「コミュニティセンターおの」 の共鳴が起こったとき、より一層脳が活性化され で、「楽しいマジック講座」(全10回)が13名の る」と馬田さん。大きな感動を与えられる優秀な 参加者で開催されました。講師の馬田力さんは、 マジシャンを育て、マジックを芸術の域まで高め 長年教員時代を過ごした小野の地にマジック活動 ることが目標とのことです。代表の宮脇さんも、 が行われていないのを愁いておられ、後に代表を 「今後、ステージマジック(大勢の観客に対して 務めることになる宮脇京子さんに働きかけ、10 マジシャンが舞 名の講座修了生によって小野マジッククラブが発 台上で演じるも 足しました。「小野にマジックという芸術の花を の)に加え、ク 咲かせよう、その花を日本一素晴らしい花に育て ロースアップマ よう」という思いで、現在13名の会員が、小野 ジック(少人数 市内の保育園、幼稚園、アフタースクール、老人 の観客に対して 福祉施設、地域の公民館を訪ね、年間約30回活 マジシャンが至 動されています。行く先々であふれる笑顔、皆さ 近距離で演じる んの「また来てね」の言葉を励みに頑張っておら もの)も習得し れます。 たい。そして、 マジックの学習会では、メンバーがそれぞれの 今よりもさらに ネタを持ち寄って披露します。和気藹々の中、演者 構成を練り、 と観客役とに分かれ、気づいたことを指摘し合っ バラエティに富んだ記憶に残る演出を工夫して、 あいあい 指導風景 て、細かいテクニックの習得に努力されています。 多くの人に笑顔と元気を与えられるクラブにした 手指を動かし、同時に複数の動きをしなければ い」と意気込みを語られました。 ならないマジックは、脳の活性化を促すと言われ 仲間とともに切磋琢磨し、地域の方々に喜んで ています。そして、「会場にいる方々の間で感動 もらえたときの感動を共有する小野マジッククラ ブのメンバーは、とても輝いて見えました。 (文/村上利春、写真/松井睦明氏提供・中島千秋、 編集/林 英雄・上月 博) 問い合わせ: 代表 宮脇京子 TEL. 0794−64−2120 出演依頼、入会希望者随時受け付けます。 練習日・場所: 毎月第1・第3水曜日 午後2∼4時 コミュニティセンターおの 平成27年度 小野市金婚夫婦を祝う集いにて わたしの美味しい暮らし 北播磨地域で生産されたものを使った料理レシピを紹介します。 「美味しいもの」をいただいて元気になりましょう。 第13回 ロール白菜 ∼男性も気軽にチャレンジ!∼ 多可町いずみ会 いずみ会は、「私たちの健康は私たちの手で」をモットーに活動す る全国食生活改善推進員協議会の兵庫県組織です。多可町いずみ会で も、食を通した地域ぐるみの健康づくり活動を、会員54名で進めて おられます。今回は、男性料理教室で取り上げた一品を紹介します。 初心者でも簡単にできますよ! 【材料】8個分 白菜 8枚 ☆ シーチキン 140g ☆ 木綿豆腐 200g ☆ 卵 1個 ☆パン粉 大さじ2 ☆ ピザ用チーズ(刻んだもの) 60g ★鶏ガラスープの素(顆粒) 大さじ1と1/2個 にんじん 100g 玉ねぎ 1個 塩・こしょう 適宜 ● 作り方 ① 豆腐はしっかり水切りしておく。 ② 白菜は2分ほどゆでる。 ③ ☆をボールに入れてよく混ぜる。 ④ 鍋に水500ccと★を入れる。 ⑤ 白菜1枚を広げ、③の具1/8を葉の上に置き、左右を折りたたみ ながらくるくる巻く。巻き終わりを楊枝で留める。 ⑥ ④の鍋に⑤のロール白菜、8つに輪切りにしたにんじん、くし 切りにした玉ねぎを入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして 約20分煮る。塩・コショウで味を調える。 【ポイント】 *鍋に入れる際、ぎゅうぎゅうに詰めたほうが煮崩れしにくい。 *楊枝の代わりに、パスタや乾麺を楊枝の長さに切って使ってもよい。 *白菜の代わりにキャベツを使ってもよい。 (文・写真/藤原弓子、編集/杉原幸代、大西幸代) 第6回 ぐぐっと!本棚 『ちいさいおうち』 北播磨地域には、本の楽しさを伝えるナビゲー ターが数多くいます。そんなナビゲーターに、 おすすめの本を紹介してもらいました。 今回のナビゲーターは… おすすめ! 西脇市図書館 平成27年10月開 作・絵:バージニア・リー・バートン 館の西脇市茜が丘複 訳:石井桃子 出版社:岩波書店 合施設「miraie」 今から70 内にあり、広さは旧図書館の1.5倍、蔵書 年余り前にア 数は現在約16万冊。蔵書管理にICタグを メリカで出版 導入しており、自動貸出機を使えば自分で された絵本で 図書の貸出ができます。また、読書通帳を すが、今なお 作れば各自の読書記録を残すことができま 子供から大人 す。この機能を備えた図書館は、兵庫県内 にまで読み継がれています。時間、 では初めて、日本では12館目ということ そして時代の移り変わりが見事に です。「miraie」は、「こどもプラザ」「男 表現された、絵だけでも読み取れ 女共同参画センター」「コミュニティセン る名作絵本です。 ター」等の機能も有しています。市外の方 も一度のぞいてみてください。 西脇市図書館 西脇市野村町茜が丘16−1 TEL.0795−23−5991 利用時間 9:30∼19:00 休館日:毎月最終水曜日(祝日の場合は以降の平日)、年末年始特別整理期間 楠 本 昌 信 さん (西脇市図書館 館長) 公募により平成27年 4 月に館長に就任、新図書 館開館に向けて準備を重 ねてこられました。様々 な機能を備えた図書館で、 利用者は旧館の約 2 倍に なっているとのことです。 今後ますます蔵書やソフ ト面の充実を図りながら、 幅広い世代に利用しても らえる図書館を目指しま すと熱く語られました。 (文・写真/河南利尚) 登録グループさん、 こんにちは・ ・ ・ にこにこハーモニー ●発足:平成23年 4 月 ●会員数:12人 元気を育む 童謡唱歌 全員の大合唱が、会場いっぱ いに響きわたる…にこにこハーモ ニーの施設訪問のひとときです。 にこにこハーモニーは、うれ しの学園生涯大学地域活動実践 講座7期生(平成24年度卒業) 8名で結成されました。介護施 設のイベントや様々な地域行事 に参加し、歌い継ぎたい童謡唱 歌、季節に合わせた懐かしい歌 を会場の皆で歌い、その合間に 安来節などを披露されます。 「懐かしくて涙がでました」 「また来てくださいね」という 参加者の声に励まされ、活動回 数は70回を超えたそうです。 一緒に大きな声で歌うことで 心が解放されると代表の岸本さ ん。これからも歌で交流を図っ にこにこハーモニーの皆さん ていきたい、北播磨地域ならど こでも、歌集とキーボード持参 で行かせていただきますとのこ とです。 連絡先:にこにこハーモニー 代表 岸本美智代さん TEL.0795−48−5544 (文/神戸克代、写真/岸本美智代氏提供、 編集/中前宏子、井村典子、初田ちづ) 活動の様子 耳より掲示板 平成28年度 うれしの友の会 会員募集中!! うれしの友の会は、さまざま な楽しい体験や交流をしながら、 嬉野台生涯教育センターに集う 全ての人々をつなぐ会を目指し ています。どなたでもご入会い ただけます。あなたのご入会を お待ちしています。 年会費:1,000円 問合せ:うれしの友の会事務局 TEL:0795-44-0565 こころ 嬉野台生涯教育センターの取り組みや催しものを心ちゃんがリポートするコーナー うれしの円卓 〈Vol.26〉 嬉野台生涯教育センター リニューアルオープン 平成28年 4 月 1 日、いよいよ当センターがリニューアルオープン します。耐震補強工事を施し、トイレや研修室等が整備されました。 各研修室、活動ルーム等施設の利用予約受付始まっております。新し くなった嬉野台生涯教育センターへぜひお越しください。 うれしの春のフェスティバル2016 5 月の連休は嬉野台へ GO !! 期日:平成28年 5 月 4 日(水・祝)/ 場所:県立嬉野台生涯教育センター カヌー・ニュースポーツ・工作等の体験教室や模擬店、作品展、ステー ジ発表、スタンプラリー、抽選会など、子供から大人まで楽しめるイベ ントが盛りだくさん!県立人と自然の博 物館から移動博物館車もやってきます。 〔問い合わせ先〕TEL:0795-44-0714 編 集 後 記 本紙で西脇市の新図書館の情報をお伝えしていますが、 今年から、北播磨地域 3 市 1 町(西脇市・加西市・加東市・ 多可町)の図書館で借りた本は、3 市 1 町の図書館ならどこ でも返却が可能になるそうです。このように、当地域では、 笑顔あふれる地域づくりを目指して、行政を中心に医療・ 福祉・教育・産業等様々な分野での連携が図られています。 そんな北播磨地域での、「人と出会うこと」「多様な価値観 に触れること」「新しい何かを創ること」につながる情報を、 「ぐぐっと!北播磨」から元気に発信していきたいと思います。 (文/後藤則子、編集/和田陽子・高橋一彰) 次回予告 次回は、7 月 1 日発行となります。お楽しみに。 うれしの春のフェスティバル抽選会の様子 ぐぐっと!北播磨 Vol.98 編集/うれしの生活創造プラザ うれしの生活創造応援隊 発行/公益財団法人 兵庫県生きがい創造協会 嬉野台生涯教育センター 〒673-1415 加東市下久米1227-18 E-mail:[email protected] http://www.hyogo-ikigai.jp/ureshino-bo/ureshino/plaza/ ★イラストの一部は応援隊が描いています。 ★年 3 回、3,000部発行し、北播磨地域の公民館や病院、 店舗などに配布しています。