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整理箱製作作業工程
木 工 整理箱製作 作業工程 広島県立尾道特別支援学校しまなみ分校 1 製材(電動カンナ掛け) 準備物 電動カンナ, 丸のこ盤 杉・ラス板(90mm×2000mm×12mm)を電動カン ナ掛けして,厚さ 10.5mm 前後にする。 板巾は丸のこ盤を使って 86mm に切りそろえる。 2 のこ引き線印つけ 準備物 見本板 3 種類, チョーク 木取り用 見本板(3種類)を使って,製材した部材 (ラス板)にチョークで大まかに書き写す。 3 のこ引き 準備物 のこ,クランプ,直角切補助具 3 個(27.3cm用,40cm用,41cm用) 3 種類の長さがのこ引きできるように,3 個の直角 切り補助具を用意し,クランプで固定する。 決められた長さに切ることができるように「当て木」 などをしておく。 27.3cm―6 本 40cm―6 本 41cm―3 本 4 横板釘下穴あけ 準備物 下穴用印つけ型(上・中段用:下段用), マジック, スタンドドリル 1.8mm ドリル刃, 下穴用ドリル補助具 板の端に釘打ちをする為に割れ防止の為に 1.8mm の下穴は必要。 型を使ってマジックで印をつけ,電動ドリルで穴を あける。 5 上段取手穴あけ 準備物 ボ ー ル 盤 , 21 ㎜ ド リ ル 刃 , 穴 あ け 補 助 具 , 糸 の こ 盤 , の こ 刃 直線切ガイド補助具,クランプ 21 ㎜のドリル穴の為に,ドリル刃があがる時に部 材板を持ち上げようとするので危険。補助具があ れば,左右・表・裏同じ位置に穴あけでき,持ち上 げも防げる。 2つの穴を糸のこで切りつなげて取手穴を作る。 6 上段組み立て 準備物 ボンド, 金槌, 32 ㎜スクリュー釘, 組み立て補助具 組み立て補助具を使って,端をそろえて正確に組 み立てる。釘は 32 ㎜のスクリュー釘を使用。 7 中段組み立て 準備物 ボンド, 金槌, 32 ㎜スクリュー釘, 組み立て補助具 指先で部材の端合わせを確認しながら釘打ちをす る。 8 下段組み立て 準備物 ボンド, 金槌, 32 ㎜スクリュー釘, 組み立て補助具, トリマー 下段の底板を組み込み式にする為に横板にトリマ ーなどで巾 11 ㎜,深さ 5 ㎜の溝を掘る。 9 角棒ネジ用下穴あけ(印つけ) 準備物 印つけ型, マジック, ポンチ, 金槌, スタンドドリル, 2.5㎜ドリル刃, 穴あけ補助具 型を使い,マジックで印つけをする。ポンチ打ちをし て,2.5mm ドリル刃の穴あけを3ヶ所する。 10 外枠ボンド貼り合わせ 準備物 ボンド, クランプ 長さ 26 ㎝,巾 3cm の板と長さ 26 ㎝,巾 4 ㎝の板を ボンドで貼り合わせてクランプなどで締めつけて乾 燥させ,外枠を4個つくる。 11 3段積み上げ 準備物 ボンド,角棒,つっぱり棒,角棒どめネジ穴,印つけ型,マジック, 電動ドリル,3 ㎜ドリル刃,25 ㎜木ネジ, 電動ドライバー,ハタ金 上段・中段・下段をボンド付けし,積みあげる。四隅 に角棒をボンド付けし,突っぱり棒で押し広げる。 隙間やズレはハタ金で締めつけて調整し,外側か ら 25 ㎜木ネジで固定する。 12 外枠つけ 準備物 ボンド,ベルトクランプ,外枠取りつけ補助具,角うち電動ドライバー 35mm 木ネジ,ハンドベルトサンダー 外枠つけの前に 3 段積み上げた箱の外側をベルト サンダーで磨き,調整する。取りつけ補助具とベル トクランプを使い,外枠を箱に密着させ,内側の角 棒のところから 35mm 木ネジで固定する。 13 点検仕上げみがき 準備物 電動サンダー, 自作サンドペーパー(丸・角) 取手,底面も磨き忘れがないように電動サンダー を掛け,点検は手掛けサンドペーパーで行う。 補助具一覧 1 見本版 2 直角切り補助具 3 下穴用印つけ型(上・中段用,下段用) 4 下穴用ドリル補助具 5 21㎜ドリル穴あけ補助具 6 糸のこ盤 直線きりガイド 7 組み立て補助具 9 突っ張り棒 11外枠取り付け補助具 8 角棒印しつけ型 10角棒止めネジ穴印しつけ型 12自作サンドペーパー(丸,角)