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東京海上日動あんしん生命の現状
平成26年版/平成 25年度 決 算 東京海上日動あんしん生命の現状 はじめに 日頃より東京海上日動あんしん生命をお引き立ていただき、誠に ありがとうございます。 このたび、当社の概要や事業活動についてご説明するため、ディ スクロージャー誌「東京海上日動あんしん生命の現状2014」を作 成しました。 本誌を通じ、当社へのご理解を深めていただければ幸いです。 2014年7月 *本 誌は「保険業法(第111条)」および「同施行規則(第59条の2および第59条の 3)」に基づいて作成したディスクロージャー資料(業務および財産の状況に関 する説明書類)です。 会社の概要 (2014年3月31日現在) 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 従 業 員 数 2,339名 設 立 日 1996年(平成8年) 8月6日 本社所在地 開 業 日 1996年(平成8年)10月1日 資 本 金 550億円 東京都千代田区丸の内1-2-1 東京海上日動ビル新館 〒100-0005 U R L http://www.tmn-anshin.co.jp/ 社 名 東京海上日動あんしん生命の現状 経営方針・経営戦略 トップメッセージ 東京海上グループ概要 東京海上ホールディングスの経営戦略 あんしん生命の経営戦略 お客様本位の生命保険事業 2013年度の事業概況 代表的な経営指標 健全な経営 エンベディッド・バリュー 経営管理体制 直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標 財産の状況 業務の状況を示す指標等 特別勘定に関する指標等 コーポレートデータ 会社の概況及び組織 主要な業務の内容 会社及びその子会社等の状況 生命保険協会統一開示項目索引 70 71 86 108 110 120 121 122 コーポレートデータ 業績データ 46 49 52 54 58 60 62 63 65 68 業績データ コンサルティングセールスの推進 お客様をお守りする取組み 正しくご契約いただくために あんしん生命の商品 ご契約者様向けサービス ご契約に関するご案内 保険金・給付金のご請求 保険金・給付金のお支払い お客様にご満足いただくために より身近な保険会社に感じていただくために お客様本位の取組み お客様本位の取組み 26 27 29 33 36 38 40 41 44 経営管理体制 内部統制基本方針 コーポレート・ガバナンスの状況 コンプライアンスの徹底 個人情報保護への対応 リスク管理 資産運用 情報開示 CSR (企業の社会的責任)の取組み 生命保険契約者保護機構 14 15 19 21 事業の概況 事業の概況 4 6 8 10 12 経営方針・経営戦略 目次 2014 2 経営方針・経営戦略 トップメッセージ 4 東京海上グループ概要 6 東京海上ホールディングスの経営戦略 8 あんしん生命の経営戦略 10 お客様本位の生命保険事業 12 3 経営方針・経営戦略 トップメッセージ 取締役社長 平素より、東京海上日動あんしん生命をお引き立て賜り、厚くお礼申し上げます。 当社は開業以来一貫して「お客様本位の生命保険事業の推進」を掲げ、全国の代理 店ネットワークや営業直販社員であるライフパートナー社員などを通じて、お客様一 人ひとりのニーズに合った商品・サービスの提供に取り組んでまいりました。おかげ さまで、大変多くのお客様にご支持をいただいた結果、昨年7月には保有契約件数も 400万件を突破いたしました。 本年度は2012年度からスタートさせました中期経営計画「変革と実行 2014」の最 終年度を迎えます。高齢化や医療技術の進歩等により、生命保険事業を取り巻く環境 は大きく変化してきておりますが、こうした環境下においても、お客様のニーズにし っかりとお応えし、生命保険を通じて一人でも多くのお客様にあんしんをお届けでき るよう様々な取り組みを強化してまいります。 具体的には、2012年10月からスタートしました「生存保障革命」を更に広く浸透さ せ、介護・就業不能・在宅療養等といった一般的な死亡保険や医療保険ではカバーで きない新たなリスクからお客様をしっかりとお守りしたいと考えております。商品面 では、生存保障商品を中心として、当社の独自性が強い商品群であります「プレミア ムシリーズ」を引き続き積極的にご案内してまいります。 なお、昨年1月に発売しました「メディカルKit R」は、発売後1年で約22万 件の販売件数となり、本年2月には、健康に不安のあるお客様でもご加入いただき 4 お客様の信頼をあらゆる事業活動の原点におき、 生命保険事業を通じて「あんしん」を提供し、 豊かで快適な社会生活と経済の発展に貢献します。 事業の概況 経営管理体制 ●お客様に最大のご満足を頂ける商品・サービスをお届けし、お客様の暮らしと 事業の発展に貢献します。 ●東京海上グループの中核企業として、株主の負託に応え、収益性・成長性・健 全性を備えた事業を展開します。 ●代理店と心のかよったパートナーとして互いに協力し、研鑽し、相互の発展を 図ります。 ●社員一人ひとりが創造性を発揮できる自由闊達な企業風土を築きます。 ●良き企業市民として、地球環境保護、人権尊重、コンプライアンス、社会貢献 等の社会的責任を果たし、広く地域・社会の発展に貢献します。 経営方針・経営戦略 経営理念 やすい引受基準緩和型医療保険「メディカルKitラヴR」を発売し、大変ご好評を 販売面では、お客様一人ひとりのニーズにあった生命保険をご提供できるよう、引 き続き代理店・ライフパートナーのコンサルティング販売の強化を図っていきたいと お客様本位の取組み いただいております。 考えております。また、昨年10月にスタートしましたタブレット端末等でお申込み手 続きを行う「らくらく手続き」についてもご好評をいただいておりますが、更なる普 これからも当社は、お客様にとってお役に立てる商品・サービス、できるだけわか りやすくシンプルな仕組みの開発に積極的に取り組んでまいります。 会的使命を強く認識し、 「何としてもお客様をお守りする」という強い想いを持って、 生命保険事業に取り組んでいきます。そして、超長期に亘って確実にお客様をお守り できるよう、これからも健全な成長と適正な業務運営を持続し、 「日本を代表する生 命保険会社」となることを目指して努力してまいります。 コーポレートデータ 当社は、お客様やそのご家族をお守りすることの重要性、生命保険会社としての社 業績データ 及に向けて取り組み、お客様の利便性向上を進めています。 今後とも、皆様のご理解と変わらぬご支援、ご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申 し上げます。 2014年7月 5 経営方針・経営戦略 東京海上グループ概要 東京海上ホールディングスの業務内容 東京海上ホールディングスは、東京海上グループ全体の経営戦略・計画立案、 グループ資本政策、 グループ連結決算を担 うとともに、 コンプライアンス・内部監査・リスク管理等の基本方針を策定し、子会社等の経営管理を行っています。また、上 場企業としてIR・広報および、CSR 推進機能を備えています。 これにより、企業価値の最大化に向けて、中長期的なグループ戦略の立案と収益性・成長性の高い分野への戦略的な経 営資源の配分を行い、 グループ全体の事業の変革とグループ各社間のシナジー効果を追求します。 東京海上グループの事業領域と主なグループ会社 (2014年7月1日現在) 東京海上日動 Tokio Marine North America, Inc. 日新火災 Philadelphia Consolidated Holding Corp. イーデザイン損保 Delphi Financial Group, Inc. 東京海上ミレア少額短期 Tokio Marine Management, Inc. 東京海上ウエスト少額短期 Tokio Marine Kiln Group Limited Tokio Marine Europe Insurance Limited Tokio Marine Middle East Limited Tokio Marine Seguradora S.A. 東京海上日動あんしん生命 東京海上日動フィナンシャル生命 等 Tokio Marine Asia Pte. Ltd. 国内損害保険事業 東京海上日動火災保険(中国)有限公司 Tokio Millennium Re AG Tokio Marine Life Insurance Singapore Ltd. 等 国内生命保険事業 海外保険事業 お客様 金融事業 [投資顧問業・投資信託業] 東京海上アセットマネジメント [不動産投資顧問業] 東京海上不動産投資顧問 [プライベート・エクイティ・ファンド事業] 東京海上キャピタル [メザニン・ファンド事業] 東京海上メザニン [デリバティブ・証券業] 一般事業 [リスクコンサルティング事業] 東京海上日動リスクコンサルティング [総合人材サービス事業] 東京海上日動キャリアサービス [ファシリティマネジメント事業] 東京海上日動ファシリティーズ [トータルヘルスケアコンサルティング事業] 東京海上日動メディカルサービス [シルバー事業] 東京海上フィナンシャルソリューションズ証券 東京海上日動サミュエル 等 東京海上日動ベターライフサービス [アシスタンス事業] 東京海上アシスタンス [保険代理業] 東京海上日動あんしんコンサルティング 等 6 国内損害保険事業 Non-life Insurance Business 日新火災海上保険株式会社 創業 : 1879年8月1日 資本金 : 1,019億円 正味収入保険料 : 1兆9,663億円 総資産 : 8兆3,742億円 従業員数 : 17,217名 本店所在地 : 東京都千代田区丸の内1-2-1 創業 : 1908年6月10日 資本金 : 203億円 正味収入保険料 : 1,372億円 総資産 : 4,183億円 従業員数 : 2,495名 本店所在地 : 東京都千代田区神田駿 河台2-3 (2014年3月31日現在) 事業の概況 東京海上日動火災保険株式会社 (2014年3月31日現在) 国内生命保険事業 Life Insurance Business 東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社 設立日 : 1996年8月6日 資本金 : 550億円 保有契約高(個人保険+個人年金保険) : 23兆226億円 総資産 : 4兆7,109億円 従業員数 : 2,339名 本社所在地 : 東京都千代田区丸の内1-2-1 東京海上日動ビル新館 設立日 : 1996年8月13日 資本金 : 680億円 保有契約高(個人保険+個人年金保険) : 2兆3,696億円 総資産 : 2兆2,409億円 従業員数 : 126名 本社所在地 : 東京都杉並区上荻1-2-1 (2014年3月31日現在) 海外保険事業 Oversea Business Tokio Marine Kiln Group Limited※ 創業 : 1962年 正味収入保険料 : 2,475百万米ドル 総資産 : 8,137百万米ドル 従業員数 : 1,516名 本社所在地 : 米国ペンシルバニア州 バラキンウィッド 創業 : 1962年 正味収入保険料 : 520百万英ポンド 総資産 : 1,358百万英ポンド 従業員数 : 372名 本社所在地 : 英国ロンドン ウィルミントン市 (2013年12月31日現在 現地財務会計 ベース、従業員数は2014年3月31日現在) 海外ネットワーク 海外拠点:37の国・地域、486都市 駐在員数:256名 現地スタッフ数:約29,000名 コーポレートデータ 創業 : 1987年 保険料及び手数料収入 : 1,903百万米ドル 総資産 : 11,948百万米ドル 従業員数 : 2,173名 本社所在地 : 米国デラウェア州 (2013年12月31日現在 現地財務会計ベース、従業員数は2014年3月31日現在) ※2014年1月2日 Kiln Group Limitedから社名変更しました。 業績データ Philadelphia Consolidated Holding Corp. お客様本位の取組み (2014年3月31日現在) Delphi Financial Group, Inc. 経営管理体制 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 (2013年12月31日現在 現地財務会計ベース、従業員数は2014年3月31日現在) 経営方針・経営戦略 主な保険事業会社 クレームエージェント:約250 (サブエージェントを含む) (2014年3月31日現在) 7 経営方針・経営戦略 東京海上ホールディングスの経営戦略 東京海上ホールディングスの経営戦略 東京海上グループは、「お客様の信頼をあらゆる活動の原点におく」という経営理念に基づき、収益性、成長性および健 全性を兼ね備えた企業グループとして、着実に企業価値の拡大を図っていきます。 2012 年度からスタートした 3 ヵ年のグループ中期経営計画「変革と実行 2014」では、厳しい事業環境の中でも持続的な 成長を実現していくために、 これまでの取り組みを着実に前進させ、中長期ビジョンである 「お客様に品質で選ばれ、成長し 続ける 『グローバル保険グループ』」の実現に向けて、 グループ一丸となって取り組んでいきます。 グループ中期経営計画「変革と実行 2014」 1. 全体像 収益額の拡大 資本効率の向上 ■ 国内損害保険事業のコンバインドレシオの改善 ■ 政策株式リスク削減の継続 ■ 国内生命保険事業や海外保険事業の持続的成長 ■ 資本効率の高い事業への投資 ■ 新規事業投資による新たな成長機会の確保 ■ グローバルなリスク分散効果の向上 ■ 配当や機動的な自己株式取得による適正資本 水準への調整 ■ 事業ポートフォリオのグロー バル分散による資本効率の 向上 ■ 既存事業での収益向上・拡大 ■ 政策株式リスク削減の継続 リスクベース経営 [ERM※] ■ 資本・資金の創出 ■ 新規事業投資による新たな成長と資本効率の向上 ■ 配当や機動的な自己株式取得による適正資本水準への調整 中長期ビジョン お客様に品質で選ばれ、成長し続ける「グローバル保険グループ」 ※ ERM:Enterprise Risk Management 8 (1)収益額の拡大 (2)資本効率の向上 各事業での持続的な収益成長を目指します。特に、グ 各事業の収益拡大等によって創出された資本・資金を ループの中核事業である国内損害保険事業において、 コン 成長分野への再投資や株主還元に振り向けること等によ バインドレシオ※ の改善を図ります。国内生命保険事業や り、 グループ全体の資本効率向上を図っていきます。 海外保険事業においては、引き続き、持続的成長と収益拡 大を図ります。 同時に、前中期経営計画において、 グループ経営の基本 的な考え方として導入し、発展させてきたリスクベース経 営 (ERM) を 定 着 さ せ、「 持 続 的 収 益 成 長 」、「ROE 向 収益成長実現に向けた取り組みについても、引き続き、積 上」、「財務の健全性確保」の 3 つを同時にバランスよく達 極的に展開していきます。 成することを目指します。 ※コンバインドレシオは、保険料を分母、保険金+経費を分子としてパーセンテージ で表示する損害保険会社の収益指標です。 100%は収支均衡を示し、100%を下回るほど保険引受面での収益性が高いこと を示します。 事業ドメイン 2013 年度実績 2014 年度予想 国内損害保険事業 483 億円 340 億円 1,060 億円 東京海上日動 546 億円 350 億円 1,070 億円 日新火災 △ 9 億円 27 億円 30 億円 △ 54 億円 △ 37 億円 △ 40 億円 その他 修正利益︵※ ︶ 1,103 億円 1,045 億円 750 億円 あんしん生命 897 億円 909 億円 750 億円 フィナンシャル生命 他 205 億円 136 億円 0 億円 692 億円 1,369 億円 1,050 億円 660 億円 1,369 億円 1,030 億円 元受 558 億円 1,219 億円 940 億円 再保険 102 億円 149 億円 90 億円 海外保険事業(※ 2) 損害保険事業(※ 3) 生命保険事業 グループ合計 グループ合計修正 ROE(※ 1) 800‒900 億円 600‒700 億円 900‒1,000 億円 47 億円 22 億円 40 億円 △ 187 億円 25 億円 50 億円 30‒50 億円 2,091 億円 2,781 億円 2,910 億円 2,300‒2,600 億円 6.7% 7.6% 7.4% 7%以上 修正利益の定義 (1)損害保険事業 修正利益 = 当期純利益 + 異常危険準備金等繰入額 + 価格変動準備金繰入額 −ALM 債券・金利スワップ取引に関する売却・評価損益−保有株式・不動産等に関する売却損益・評価損−その他特殊要素 コーポレートデータ 収益・ROE は、 企業価値を的確に把握し、その拡大に努める観点から 「修正利益ベース」で定めます。 海外保険事業合計では、内訳には賦課されていない費用を差し引いています。 損害保険事業には、生損保兼営の海外子会社で引き受けている生命保険事業の数値を一部含みます。 自然災害の発生が平年ベースであること等を前提とした場合に見込まれる利益水準。 株価 ・ 為替 ・ 金利は、いずれも 2012 年 3 月末日ベース。 業績データ 金融・一般事業 2014 年度に目指す姿 [想定レベル](※ 4) お客様本位の取組み 国内生命保険事業 ※ 1. ※ 2. ※ 3. ※ 4. 2012 年度実績 経営管理体制 3. グループ中期経営計画「変革と実行 2014」において目指す姿 事業の概況 また、 グループ総合力、シナジー発揮による国内外での 1 経営方針・経営戦略 2. 主要課題 (各調整額は税引き後) (2)生命保険事業 修正利益 = エンベディッド・バリュー(EV)の当期増加額−増資等の資本取引 (3)その他の事業 財務会計上の当期純利益 9 経営方針・経営戦略 あんしん生命の経営戦略 中期経営計画「変革と実行 2014」(2012年度~2014年度) ~「健全な成長サイクル」の実現により、お客様から選ばれ、成長を持続する~ 当社では、東京海上グループにあわせて、中期経営計画「変革と実行 2014」を策定しました。計画を着実に 実行することにより、成長を持続します。 中長期的に目指す姿 「お客様本位の生命保険事業」を引き続き推進して成長を持続し、「日本を代表する生命保険会社」になること を目指します。 中期経営計画 戦略の柱 新中期経営計画では、多様な販売チャネルを通じてお客様ニーズに即した魅力的な商品をご提供することによ りトップライン(売上)を拡大するとともに、業務プロセスの改革を含めた生産性の向上・業務効率化にも不断 に取り組むことで収益を拡大していきます。 こうして拡大した収益をお客様に還元すべく、さらに一層魅力的な商品・サービス等のご提供に繋げていくサ イクル(=「健全な成長サイクル」)を実現することで、お客様から選ばれ、成長を持続する会社を目指します。 〈イメージ図〉 魅力的な商品のご提供 健全な成長サイクルの実現 生産性の向上・業務効率化 トップライン(売上)の拡大 収益の拡大 10 具体的な取組み 当社は、これまで「長割り終身」 「がん治療支援保険」 「長生き支援終身」 「メディカルKit 就業不能サポー トプラン」「家計保障定期保険 就業不能保障プラン」「メディカルKit R」など、お客様ニーズにお応えし た革新的な商品を開発してきました。 引き続き、マーケットの動向やお客様のニーズを踏まえ、魅力的な商品をご提供していきます。 東京海上日動との「生損保一体の取組み」など、以下のような取組みを通じて、トップラインを拡大し ていきます。 ・損保代理店の生保販売拡大に向けた支援・教育の強化 ・超保険を活用した生損保一体のコンサルティング販売の推進 ・ライフパートナーによる、損保代理店提携のさらなる展開 など 業務プロセスの抜本的な見直しや、契約手続きの電子化の実現に向けた取組みなどを通じて、お客様の 利便性と業務品質の向上を図ります。 また、社員一人ひとりの生産性向上・業務効率化に向けた不断の取組みにより、さらに付加価値の高い サービスをお客様にご提供していきます。 中期経営計画期間3年通算の修正利益(*)計画 1,800億円 909億円 2014年度 修正利益(計画) 750億円 業績データ 2013年度 修正利益(実績) お客様本位の取組み 中期経営計画および2014年度数値計画 経営管理体制 生産性の向上・業務効率化 事業の概況 トップライン(売上)の拡大 経営方針・経営戦略 魅力的な商品のご提供 (*)修正利益=エンベディッド・バリューの当期増加額−増資等の資本取引 当社は、関係当局の認可を前提に、2014年10月1日を予定として東京海上日動フィナンシャル生命保 険株式会社(以下、フィナンシャル生命)と合併いたします。 合併により、当社とフィナンシャル生命がこれまで培ってきた強みやノウハウを1社に結集し、 「お客様 本位の生命保険事業」をより一層推進するとともに、経営の効率化や保有契約の万全な管理、財務の健全性 の維持に努め、合併新会社のもとで東京海上グループの国内生保事業の持続的な成長を目指していきます。 コーポレートデータ 東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社との合併 合併新会社の概要 合併期日 2014年10月1日 商号 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 本社所在地(*) 東京都千代田区丸の内1-2-1東京海上日動ビル新館 (*) (*)現在の当社の商号・本社所在地になります。 11 経営方針・経営戦略 お客様本位の生命保険事業 「おかしいな、人間が生命保険に合わせている」 当社は「お客様本位の生命保険事業」を掲げ、「おかしいな、人間が生命保険に合わせている」というメッセー ジを世の中に宣言して、1996年(平成8年)10月に開業しました。 以来約18年、「お客様本位の生命保険事業」を基軸に、お客様一人ひとりのニーズにあった生命保険のご提供を 行ってきました。その結果、多くのお客様からご支持をいただき、生命保険業界でも有数のスピードで成長を持続 しています。 日本経済新聞全面広告(1996年) 8 23 40 55 85 103 129 (単位:万件) 428 154 180 205 225 243 269 299 327 355 390 97.3 98.3 99.3 00.3 01.3 02.3 03.3 04.3 05.3 06.3 07.3 08.3 09.3 10.3 11.3 12.3 13.3 14.3 「保有契約件数(個人保険+個人年金保険)の推移」 ほ けんびと 「保険人」「日本を代表する生命保険会社」 当社では、 「何としても お客様をお守りする」という社会的使命感や職業意識を持って保険業に携わる人 ほ けんびと (=真の保険のプロフェッショナル)を「保険人」(当社の造語)と呼んでいます。 開業以来の「お客様本位の生命保険事業」に徹底的に拘り、「保険人」として、真にお客様のお役に立つ商品・ サービスのご提供などを通じて、お客様に「あんしん」をお届けしていきます。当社はこうした取組みにより、 「日 本を代表する生命保険会社」になることを目指しています。 12 事業の概況 2013年度の事業概況 14 代表的な経営指標 15 健全な経営 19 エンベディッド・バリュー 21 13 事業の概況 2013年度の事業概況 経営環境と事業の経過 2013年度(平成25年度)のわが国経済は、円安・ (生産性向上・業務効率化) 株価の上昇が進むなか、景気は緩やかに回復しました。 2013年(平成25年)10月から対面販売におけるタ 一方、生命保険業界におきましては、個人保険の保有契 ブレット型端末等を活用したペーパーレス申込手続き 約高の減少に歯止めがかかっているものの、中長期的に (らくらく手続き)を導入しました。本手続きは、健康 は少子高齢化の影響等もあり、厳しい事業環境が続くも 状態の告知に対する査定結果のその場での提示およびペ のと見込まれています。 ーパーレス申込手続きを可能とし、お客様の利便性向上 このような環境のもと、当社は「お客様本位の生命保 が期待されます。専用端末を不要とするマルチデバイス 険事業」を引き続き推進し、お客様から選ばれ成長を持 対応を特徴としており、普及促進を目指しております。 続することを目指し、3ヵ年の中期経営計画「変革と実 行2014」に取り組んでいます。この計画では、魅力的 (資産運用) な商品・サービスの開発を原動力とした契約件数の拡大 資産運用につきましては、ALM(資産・負債総合管理) と、生産性向上・業務効率化への不断の取り組みを通じ の考え方に基づき、「生命保険契約という負債が抱える た収益の拡大により、持続的な成長サイクルの実現を目 金利リスクを適切にコントロールする」 ことを基本方針 指しています。 としています。この方針のもと、円貨建の負債に対して は円貨建債券の運用、外貨建の負債に対しては外貨建債 中期計画2年度目にあたる2013年度(平成25年度) の取り組みの経過および成果は以下のとおりです。 (商品・サービス) 当社は2012年(平成24年)10月より、一般的な死 亡保険や医療保険ではカバーできない介護・就業不能・ 在宅療養等の保障領域を「生存保障」と定義し、「生存 保障革命」と題した取り組みを推進しています。 この取り組みの一環として、2013年(平成25年) 1月に発売した医療保険「メディカルKit R」につい て、より多くのお客様へ本商品をご案内できるように 2013年(平成25年)7月に契約年齢の上限を50歳か ら60歳へと拡大する商品改定を実施したほか、2014 年(平成26年)2月には引受基準を緩和した医療保険「メ ディカルKitラヴR」を発売しました。 そのような取り組みもあり、当社は2013年(平成 25年)7月には保有契約件数400万件を達成しました。 14 券の運用を行いました。 代表的な経営指標 2013年度 代表的な経営指標 2011年度 2012年度 2013年度 益 5,793億円 6,724億円 7,462億円 経 常 利 益 258億円 367億円 247億円 基 礎 利 益 222億円 226億円 213億円 益 60億円 139億円 107億円 産 3兆8,831億円 4兆5,985億円 4兆7,109億円 高 3兆4,839億円 4兆1,270億円 4兆2,074億円 高 2兆9,915億円 3兆2,299億円 3兆5,646億円 エンベディッド・バリュー 5,163億円 6,011億円 6,804億円 エンベディッド・バリュー増減額 (株主配当金支払を除く) 764億円 897億円 909億円 エンベディッド・バリュー増減額 株 主配当金支払・前提条件変更による影響・ 金利変動の影響・リスク割引率変更の影響を除く 488億円 615億円 732億円 2,145.8% 2,195.2% 2,624.6% 当 期 純 総 利 資 有 価 責 任 証 準 券 備 残 金 残 ( ) ソ ル ベ ン シ ー・ マ ー ジ ン 比 率 4,915億円 7,828億円 7,485億円 実 質 資 産 負 債 差 額 B *1 3,936億円 5,058億円 5,239億円 新 高 *2 2兆6,936億円 3兆4,023億円 3兆1,936億円 数 *2 499千件 586千件 617千件 新 契 約 年 換 算 保 険 料 *2 573億円 806億円 950億円 保 高 *2 19兆7,781億円 21兆4,805億円 23兆226億円 数 *2 3,553千件 3,903千件 4,281千件 保 有 契 約 年 換 算 保 険 料 *2 4,194億円 4,704億円 5,333億円 従 数 2,254名 2,312名 2,339名 新 保 契 契 約 有 有 約 件 契 契 業 約 約 件 員 *1 実質資産負債差額A・Bの説明はP.80をご参照ください。 *2 個人保険・個人年金保険の合計 コーポレートデータ *1 業績データ 実 質 資 産 負 債 差 額 A お客様本位の取組み 収 経営管理体制 常 事業の概況 経 経営方針・経営戦略 年 度 項 目 15 事業の概況 契約の状況 2013年度の新契約件数は61万7,057件(2012年 度58万6,747件)となりました。また、新契約高は3 兆1,936億円(同3兆4,023億円) 、新契約年換算保険 料は950億円(同806億円)となりました。 2 0 1 3 年 度 末 の 保 有 契 約 件 数 は 4 2 8 万 1,8 7 3 件 (2012年度末390万3,316件)となりました。また、 保有契約高は23兆226億円(同21兆4,805億円) 、 保有契約年換算保険料は5,333億円(同4,704億円) となりました。 新契約件数・新契約高・新契約年換算保険料および保有契約件数・保有契約高・保有契約年換算保険料 (個人保険・個人年金保険) (単位:億円、千件) 項 目 (単位:億円、千件) 2011年度 2012年度 2013年度 項 目 499 586 617 保有契約件数 461 527 527 38 59 89 26,936 34,023 31,936 25,156 31,375 27,962 うち個人年金保険 1,780 2,648 3,974 新契約年換算保険料 573 806 うち個人保険 490 82 新契約件数 うち個人保険 うち個人年金保険 新契約高 うち個人保険 うち個人年金保険 2011年度末 2012年度末 2013年度末 3,553 3,903 4,281 3,288 3,602 3,911 265 300 370 197,781 214,805 230,226 186,602 202,179 214,746 うち個人年金保険 11,178 12,625 15,479 950 保有契約年換算保険料 4,194 4,704 5,333 676 763 うち個人保険 3,485 3,886 4,364 130 186 うち個人年金保険 708 818 969 うち個人保険 うち個人年金保険 保有契約高 うち個人保険 (詳細はP.86~P.87をご参照ください。) 新契約件数 新契約高 (万件) 70 (兆円) 3.5 58万6千件 60 50 0 61万7千件 2012年度 2013年度 保有契約件数 350 3.0 0 390万3千件 355万3千件 573億円 500 2011年度 2012年度 2013年度 23兆226億円 22 0 2011年度 2012年度 2013年度 保有契約年換算保険料 (兆円) 24 20 806億円 750 保有契約高 428万1千件 950億円 3兆1,936億円 2.5 (万件) 450 400 3兆4,023億円 2兆6,936億円 49万9千件 2011年度 新契約年換算保険料 (億円) 1,000 21兆4,805億円 19兆7,781億円 (億円) 5,500 5,333億円 5,000 4,704億円 4,500 4,194億円 0 2011年度末 2012年度末 2013年度末 ※個人保険・個人年金保険の合計 16 0 2011年度末 2012年度末 2013年度末 0 2011年度末 2012年度末 2013年度末 損益の状況 2,395億円)、事業費1,005億円(同932億円)等の 費用項目を控除し、当期純利益107億円(同139億円) を計上しました。 損益計算書(P/L)の主要項目 経営方針・経営戦略 2013年度は、保険料等収入6,455億円(2012年 度5,665億円)、資産運用収益960億円(同1,012億 円)等の収益項目から保険金等支払金2,737億円(同 2,9 4 3 億 円 )、 責 任 準 備 金 等 繰 入 額 3,3 7 3 億 円( 同 (単位:百万円) 経常収益 年 度 2011年度 2012年度 2013年度 505,530 566,566 645,547 資産運用収益 69,120 101,298 96,052 4,740 4,588 4,668 553,535 635,716 721,496 保険金等支払金 242,637 294,304 273,728 責任準備金等繰入額 214,896 239,591 337,355 5,259 2,112 2,655 84,583 93,275 100,586 6,159 6,432 7,170 25,855 36,736 24,772 556 613 454 4,971 14,104 6,517 税引前当期純利益 20,327 22,018 17,800 法人税及び住民税 8,004 12,651 8,147 法人税等調整額 6,304 △4,565 △1,119 14,309 8,085 7,027 6,018 13,932 10,773 その他経常収益 経常費用 資産運用費用 事業費 その他経常費用 経常利益 特別損失 契約者配当準備金繰入額 法人税等合計 当期純利益 (詳細はP.75をご参照ください。) 業績データ 保険料等収入 お客様本位の取組み 746,269 経営管理体制 672,453 経常損益の部 579,391 事業の概況 科 目 コーポレートデータ 17 事業の概況 資産・負債の状況 2013年度末の総資産は4兆7,109億円(2012年度 末4兆5,985億円)となりました。この主な内訳は買入 金銭債権が2,439億円(同2,289億円)、有価証券が4 兆2,074億円(同4兆1,270億円)、貸付金が700億円 (同650億円)となっています。 また、責任準備金は3兆5,646億円(同3兆2,299億 円)となっています。 貸借対照表(B/S)の主要項目 科目 (単位:百万円) 年度 2011年度末 2012年度末 2013年度末 (2012年3月31日現在) (2013年3月31日現在) (2014年3月31日現在) 23,813 4,391 58,753 176,979 3,483,975 3,196,192 12,662 159,752 342 115,025 61,197 61,197 943 27 525 2,087 39,751 31,569 △853 3,883,162 45,005 34,516 28,366 228,974 4,127,006 3,907,155 700 110,421 221 108,507 65,006 65,006 900 27 394 1,957 51,204 15,978 △836 4,598,502 34,087 35,131 38,580 243,974 4,207,466 4,026,553 3,750 90,071 233 86,857 70,067 70,067 1,267 27 290 2,222 54,248 24,357 △763 4,710,959 保険契約準備金 支払備金 責任準備金 契約者配当準備金 代理店借 再保険借 その他負債 退職給付引当金 特別法上の準備金 価格変動準備金 負債の部合計 資本金 資本剰余金 資本準備金 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 繰越利益剰余金 株主資本合計 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 評価・換算差額等合計 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 3,087,146 17,255 2,991,571 78,319 4,289 3,145 658,299 2,668 3,969 3,969 3,759,519 55,000 35,000 35,000 6,773 ― 6,773 6,773 96,773 27,723 △854 26,869 123,642 3,883,162 3,338,037 18,436 3,229,981 89,620 5,808 3,006 1,066,062 3,141 4,369 4,369 4,420,426 55,000 35,000 35,000 15,706 1,000 14,706 14,706 105,706 71,050 1,319 72,369 178,075 4,598,502 3,678,945 21,127 3,564,645 93,173 5,723 2,877 854,067 3,773 4,710 4,710 4,550,097 55,000 35,000 35,000 14,879 3,320 11,559 11,559 104,879 55,203 778 55,982 160,861 4,710,959 資産の部 現金及び預貯金 コールローン 債券貸借取引支払保証金 買入金銭債権 有価証券 国債 地方債 社債 株式 外国証券 貸付金 保険約款貸付 有形固定資産 無形固定資産 代理店貸 再保険貸 その他資産 繰延税金資産 貸倒引当金 資産の部合計 負債の部 純資産の部 (詳細はP.71〜P.74をご参照ください。) 2014年度について 国内の生命保険市場は少子高齢化や人口減少の影響も あり、市場の先行きを見通しにくい状況にあります。 こうした状況の中、引き続き魅力的な商品をご提供 し、東京海上日動との「生損保一体の取り組み」などの さらなる進展を通じて契約件数を拡大するとともに、業 務効率化・生産性の向上にも不断に取り組むことで収益 18 を拡大し、中期計画で掲げる「健全な成長」を目指しま す。 当社は、「お客様本位の生命保険事業」を通じて収益 性、成長性および健全性を兼ね備えた企業としてさらに 発展していくために、一層業務に邁進していきます。 健全な経営 当社の健全性 経営方針・経営戦略 お客様の大切なご契約をお守りするために、当社は健全な経営に努めています。 ソルベンシー・マージン比率 2,624.6% (2013年度末) ソルベンシー・マージン比率とは、突発的かつ多額の 保険金支払いや資産の大幅な価格下落など、通常の予測 を超えて発生するリスクに対応できる「支払余力」を有 しているかどうかを判断するための行政監督上の指標の ひとつです。 2011年度末 ソルベンシー・マージン総額(A) リスクの合計額(B) (単位:百万円) 2012年度末 2013年度末 393,938 483,494 507,148 36,715 44,048 38,644 2,145.8% 2,195.2% 2,624.6% お客様本位の取組み ソルベンシー・マージン比率 (A) ×100 (1/2) × (B) (この比率のみをとらえて経営の健全性のすべてを判断するこ とは適当ではありません。) (詳細はP.79をご参照ください。) 実質資産負債差額 5,239億円 業績データ (2013年度末) 当社の2013年度末(平成25年度末)における実質資産負債差額Bは、5,239億円となっています。 「実質資産負債差額A」がマイナスとなると、実質的 な債務超過と判断され監督当局による業務停止命令等の 対象となることがありますが、 「実質資産負債差額B」が 正の値であり、かつ、流動性資産が確保されている場合 には、原則として監督当局は業務停止命令を発出しない こととされています。 コーポレートデータ 実質資産負債差額とは、有価証券や不動産の含み損益 等を反映した、いわば時価ベースの資産の合計から、価 格変動準備金や危険準備金等の資本性の高い負債を除い た負債の合計を差し引いて算出するもので、保険会社の 健全性を示す行政監督上の指標のひとつです。(下記表 の「実質資産負債差額A」) また、「実質資産負債差額A」から満期保有目的の債 券および責任準備金対応債券の時価評価額と帳簿価額の 差額を控除したものを「実質資産負債差額B」とし、あ わせて記載しています。 項 目 経営管理体制 項 目 200%を超えていれば、健全性についてのひとつの 基準を満たしているとされています。 事業の概況 支払余力を示すソルベンシー・マージン比率は、引き続き高い水準を確保しており、優れた健全性を示しています。 (単位:億円) 2011年度末 2012年度末 2013年度末 実質資産負債差額A 4,915 7,828 7,485 実質資産負債差額B 3,936 5,058 5,239 (詳細はP.80をご参照ください。) 19 事業の概況 格付 AA+ AA– 格付投資情報センター(R&I) 保険金支払能力格付 スタンダード&プアーズ(S&P) 保険財務力格付 (2014年7月1日現在) 当社は、お客様に当社の財務内容をわかりやすくお示 しするという企業情報開示の一環として、国内外の権威 ある格付会社(R&I・S&P)から格付を取得しています。 当社の格付は、東京海上グループの事業基盤も活用し た持続的な成長や、財務内容の健全性などが評価された ものとなっています。 ・保険金支払能力格付(R&I):保険債務が約定どおりに履行される確実性についての格付 ・保険財務力格付(S&P):保険契約の諸条件にしたがって支払いを行う能力に関して財務内容を評価した格付 ※1 格付は各格付会社の意見であり、個別の保険契約の加入、解約、継続を推奨するものではありません。 ※2 格付は取得日現在までの情報にもとづいており、格付会社の判断により将来変更されることがあります。最新の格付は、各格付 会社のホームページをご覧ください。 当社の資産運用について 株式・不動産 外貨建資産 不良債権の状況 総資産に対する 株式・不動産の比率 0.0% ドル建て保険負債に 対応して保有(*1) 貸付金に対する リスク管理債権の比率(*2) 0.0% 生命保険会社の資産は、その大半が将来保険金等をお 支払いするための原資です。また、生命保険契約は数十 年におよぶものも多いため、長期にわたり各種のお支払 いに備えておく資産運用が求められます。 このため当社では、生命保険会社の負債の大部分を占 める保険契約上の債務の特性を十分把握したうえで、有 価証券等の資産と保険契約という負債を総合的に管理す (2013年度末) るALM(資産・負債総合管理)(*3)が重要であると考 え、 1996年(平成8年)の開業以来、取り組んでいます。 また、当社では株式・不動産の保有はごく一部で、国 債を中心とした安全性の高い資産運用を行っており、高 い健全性を維持しています。 (*1)外貨建資産のほとんどが米国債です。 (*2)貸付金のうち、返済状況が正常でない債権を「リスク管理債権」と呼んでいます。 当社は、一般貸付は行っておらず、2013年度末(平成25年度末)の貸付金残高(700億円)は、すべて保険約款貸付です。 2013年度末の貸付金のうち、リスク管理債権の額は100万円未満であり、貸付金に対する比率は2012年度(平成24年度) に引き続き0.0%です。(詳細はP.78の「リスク管理債権の状況」をご参照ください。) (*3)ALMの詳細はP.39をご参照ください。 20 エンベディッド・バリュー エンベディッド・バリューとは 2013年度末EV 事業の概況 部留保する必要のある額を控除した配当可能な株主利益 を、リスク・プレミアムを勘案した割引率(リスク割引 率)で割り引いて計算した現在価値の金額です。 現在の日本の生命保険会社の財務会計は、契約者保護 の観点から保守性に重点を置いているため、契約当初に は利益が過小に評価されるという特徴があり、生命保険 事業の価値評価・業績評価を行う観点から見ると限界が あります。EVは、こうした財務会計上の保守性を修正 し、事業実績の実態を反映して、適切に価値評価・業績 評価ができると考えられています。 東京海上グループは生命保険事業における業績評価指 標のひとつとして、EVの増減額を採用しています。 経営方針・経営戦略 エンベディッド・バリュー(Embedded Value:以 下、「EV」と略。 )は、生命保険事業の価値評価・業績 評価手法のひとつで、日本でも10社を超える生命保険 会社が公表しており、「純資産価値+保有契約価値」と して計算されるものです。 「純資産価値」は、貸借対照表の 「純資産の部」 (純資産) に、純資産に加算することが妥当と考えられる危険準備 金および価格変動準備金(いずれも税引後の額)を加え て計算しています。 一方、「保有契約価値」は保有契約から生じることが 見込まれる将来の「(税引後)当期純利益」を基礎に、 一定のソルベンシー・マージン比率を維持するために内 ①2013年度末EV (単位:億円) 純資産価値 保有契約価値 年度末EV 新契約価値 2011年度 1,441 3,721 5,163 156 2012年度 2,000 4,010 6,011 222 2013年度 1,848 4,956 6,804 346 (億円) 8,000 6,000 5,163 お客様本位の取組み 〈年度末EVの推移〉 6,804 6,011 経営管理体制 2013年度末(平成25年度末)のEVは、6,804億円で、その内訳は、純資産価値が1,848億円、保有契約価値が 4,956億円となりました。 4,000 2,000 2011年度 2012年度 業績データ 0 2013年度 ②EV増減額 (単位:億円) EV増減額(株主配当金支払を除く) EV平均残高 ROE(*) 2011年度 764 4,781 16.0% (参考) EV増減額(株主配当金支払・前提条件変更による影響・ 金利変動の影響・リスク割引率変更の影響を除く) ROE (*)ROE=EV増減額(株主配当金支払を除く)/EV平均残高。 2012年度 897 5,587 16.1% コーポレートデータ 2013年度(平成25年度)のEV増減額は、期中の株主配当金支払を除くと909億円の増加となり、ROEは14.2% となりました。 2013年度のEV増減額(株主配当金支払を除く)は、2012年度(平成24年度)対比11億円増加しました。主な要 因は、2013年度は主に死亡率を中心として保険金支払実績をベースに保険事故発生率の前提を引き下げたことにより 「前提条件変更による影響」が2012年度対比で408億円増加したこと、金利上昇に伴い「金利変動の影響」が2012 年度対比で149億円増加したこと、および、「メディカルKit R」「家計保障定期保険 就業不能保障プラン」を中心に販 売が好調だったことによる新契約量増加や事業費効率の改善などにより「新契約価値」が346億円となり2012年度対 比124億円増加した一方で、金利上昇などに伴いリスク割引率を引き上げたことにより「リスク割引率変更の影響」が 2012年度対比663億円減少したことによります。(増減額の内訳につきましてはP.23「EV増減額の要因別内訳」を ご参照ください。 ) 2013年度 909 6,407 14.2% 488 615 732 10.2% 11.0% 11.4% 21 事業の概況 主要な前提条件 保有契約価値計算上の主要な前提条件は以下のとおりです。 前提条件 設定方法 保障種類別・保険年度別・到達年齢別等の過去の保険金支払実績をベースに設定。 実績データのない保険年度については、業界の統計データを参考に設定。 保険事故発生率 解約率 経費 保険種類・払込方法・保険年度別の過去の解約実績をベースに設定。 過去の経費支出実績および保有契約件数・保険料に対する比率(ユニット・コスト)をベースに設定。 負債のデュレーションにあわせた国債での運用を行う前提*。 新規資金 資産運用利回り 実効税率 消費税率 ソルベンシー・マージン比率 リスク割引率 国債利回りはEV計算時点(年度末)の水準で、下記のとおり。 2012年度末国債利回り:10年・0.58%、20年・1.42%、30年・1.56%、40年・1.67% 2013年度末国債利回り:10年・0.65%、20年・1.53%、30年・1.71%、40年・1.81% 下記のとおり設定。 2013年度: 33.3% 2014年度以降:30.7% なお、 「新契約価値」については、復興特別法人税の1年前倒し廃止による2014年度の実効税率 引下げを反映せずに計算しており、2013年度の新契約に関する実効税率引下げの影響額につい ては「前提条件変更による影響」に含めています。 下記のとおり設定。 5% 2014年3月以前: 2014年4月から2015年9月: 8% 2015年10月以降: 10% なお、2012年度は「新契約価値」について2014年4月および2015年10月の消費税率 引上げを反映せずに計算し、2012年度の新契約に関する上記消費税率引上げの影響額につ いては2012年度の「前提条件変更による影響」に含めていました。 ソルベンシー・マージン比率600%を維持する前提。 無リスク金利(20年国債利回り)にリスク・プレミアム(6%)を上乗せした数値に基づき設定。 2012年度:無リスク金利(1.42%)+6% → 7% 2013年度:無リスク金利(1.53%)+6% → 7.53% なお、 「新契約価値」についてはリスク割引率7%で計算しており、2013年度の新契約に関 する上記リスク割引率変更の影響額(43億円)については「リスク割引率変更の影響」に 含めています。 * 平均的な運用利回りは約1.7%となっています。 〈新規資金の資産運用利回りについて〉 新規資金の資産運用利回りは、負債のデュレーション にあわせた国債での運用を行う前提です。 〈リスク割引率について〉 リスク割引率は、無リスク金利(20年国債利回り)に 6%のリスク・プレミアムを上乗せした数値に基づき設 定しています。2013年度(平成25年度)と2012年度 (平成24年度)では、リスク・プレミアムは変更してい ませんが、2013年度よりリスク割引率の単位を1%か ら0.01%へ変更したこと、および無リスク金利(20年 国債利回り)が1.53%に上昇したことに伴い、リスク割 引率を0.53%引き上げました。 東京海上グループでは国内生保事業に対する要求水準 として、6%のリスク・プレミアムを設定しています。 前提条件を変更した場合の影響額 前提条件を変更した場合の2013年度末(平成25年度末)EVへの影響額は以下のとおりです。 前提条件の変更 保険事故発生率を1.1倍にする 解約率を1.1倍にする 経費を1.1倍にする 運用利回り(=国債利回り)を0.25%上昇させる* 運用利回り(=国債利回り)を0.25%低下させる* ソルベンシー・マージン比率を500%にする ソルベンシー・マージン比率を700%にする リスク・プレミアムを1.0%引き下げる(割引率6.53%) リスク・プレミアムを1.0%引き上げる(割引率8.53%) EVへの影響額 △290 2 △89 44 △55 19 △25 515 △436 (単位:億円) EV額 6,514 6,807 6,715 6,848 6,749 6,824 6,779 7,320 6,367 * 2013年度(平成25年度)よりリスク割引率を0.01%単位に変更したことから、運用利回りの上昇・低下と同時に割引率 の引上げ・引下げも反映させる前提に変更しています。 〈資産運用利回りの上昇・低下について〉 資産運用利回りの上昇・低下は、国債利回り(=無リス クの市中金利)の上昇・低下により生じるという前提です。 なお、金利の上昇・低下に伴う含み損益の増減および割引 率の引上げ・引下げも勘案しています。 22 〈リスク・プレミアムの引上げ・引下げについて〉 割引率の引上げ・引下げは、市中金利の変動に連動した ものと、リスク・プレミアムの引上げ・引下げに連動した ものがありますが、ここでは、市中金利(すなわち資産運 用利回り)は変動せず、リスク・プレミアムを変動させて 割引率を変更した場合の影響額を計算しています。 EV増減額の要因別内訳 比較増減 △66 124 12 △18 △513 149 △663 408 210 12 40 △0 △54 (11) 116 EV増減額の内訳は、新契約価値(2013年度(平成25年度)中の新契約)とそれ以外の増減額の2つに大別されます。 ①新契約価値 ②新契約価値以外の増減額 2013年度(平成25年度)は、 「前提条件変更による影響」 が389億円となり、2012年度(平成24年度)対比408 億円増加しました。これは、主に死亡率を中心として保険 事故発生率の前提を引き下げたことによります。 また、資産運用利回りとリスク割引率をともに年度末の 無リスク金利に連動して設定しているため、「金利変動の影 響」(2013年度はEVへのプラス効果)は、 「リスク割引率 変更の影響」(2013年度はEVへのマイナス効果)により 相殺される関係にあり、差引きの影響額である「金利変動 に伴う影響」は△212億円となり、2012年度対比513億 円減少しました。 EV計算の適正性・妥当性を確保するため、当社は保 険数理に関する専門的知識を有する独立した第三者機関 (アクチュアリー・ファーム)にレビューを委託してお り、評価方法・前提および計算結果について意見を受け ています。 EVの計算においては、リスクと不確実性を伴う将来 の見通しを含んだ前提条件を使用するため、将来の実績 がEVの計算に使用した前提条件と大きく異なる場合が あります。また、実際の市場価値は、投資家がさまざま な情報に基づいて下した判断により決定されるため、 EVから著しく乖離することがあります。したがいまし て、EVの使用にあたっては、十分な注意を払っていた だく必要があります。 コーポレートデータ 注意事項 業績データ 独立した第三者機関によるレビュー お客様本位の取組み 2013年度(平成25年度)の新契約価値は346億円と なり、2012年度(平成24年度)対比124億円増加しま した。 2013年度は、「メディカルKit R」および「家計保障定 期保険 就業不能保障プラン」を中心に販売が好調だったこ とによる新契約量増加に加えて、新契約募集に係る経費の 伸びを抑制したことなどにより新契約価値は増加しました。 経営管理体制 2013年度 △116 346 331 58 △212 58 △271 389 298 12 ― △3 793 (909) 732 事業の概況 株主配当金支払 ① 新契約価値 保有契約価値の割引のリリース 想定と実績の差 金利変動に伴う影響 金利変動の影響 ② リスク割引率変更の影響 ③ 前提条件変更による影響 ④ うち保険事故発生率変更による影響 うち実効税率引下げによる影響 うち消費税率引上げによる影響 その他 合計 (株主配当金支払を除く) EV増減額(①②③④を除く) 2012年度 △50 222 319 77 301 △91 392 △18 88 ― △40 △3 847 (897) 615 経営方針・経営戦略 (単位:億円) EVのニュース・リリース 当 社 の ホ ー ム ペ ー ジ(http://www.tmn-anshin. co.jp/)にEVのニュース・リリースを掲載しています。 第三者機関の意見および「純資産価値」「保有契約価値」 「新契約価値」についてはニュース・リリースをご参照 ください。 23 24 経営管理体制 内部統制基本方針 26 コーポレート・ガバナンスの状況 27 コンプライアンスの徹底 29 個人情報保護への対応 33 リスク管理 36 資産運用 38 情報開示 40 CSR (企業の社会的責任)の取組み 41 生命保険契約者保護機構 44 25 経営管理体制 内部統制基本方針 当社は、会社法および会社法施行規則ならびに東京海上ホールディングス株式会社(以下「東京海上HD」 という。)との間で締結された経営管理契約および東京海上HDが定めた各種グループ基本方針等に基づき、 以下のとおり、内部統制基本方針を定めています。 1. 東京海上グループにおける業務の適正を確保するための体制 (1)当社は、東京海上グループ経営理念、東京海上HDとの間で締結された経営管理契約、「東京海上グループ グループ会社の経営管理に関 する基本方針」をはじめとする各種グループ基本方針等に基づき、適切かつ健全な業務運営を行う。 a.当社は、事業戦略、事業計画等の重要事項の策定に際して東京海上HDの事前承認を得るとともに、各種グループ基本方針等に基づく取 り組み、事業計画の実施状況等を取締役会および東京海上HDに報告する。 b.当社は、各種グループ基本方針等に基づき、適切に子会社の経営管理を行う。 (2)当社は、 「東京海上グループ 経理に関する基本方針」に基づき、当社の財務状況および事業成績を把握し、株主・監督官庁に対する承認・ 報告手続、税務申告等を適性に実施するための体制を整備する。 (3)当社は、「東京海上グループ 財務報告に係る内部統制に関する基本方針」に基づき、財務報告の適正性と信頼性を確保するために必要な 体制を整備する。 (4)当社は、 「東京海上グループ 情報開示に関する基本方針」に基づき、企業活動に関する情報を適時・適切に開示するための体制を整備する。 (5)当社は、「東京海上グループ グループ内取引等の管理に関する基本方針」に基づき、グループ内取引等の管理体制を整備する。 2. 職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制 (1)当社は、「東京海上グループ コンプライアンスに関する基本方針」に基づき、以下のとおり、コンプライアンス体制を整備する。 a.役職員が「東京海上グループ コンプライアンス行動規範」に則り、事業活動のあらゆる局面においてコンプライアンスを最優先するよ う周知徹底を図る。 b.コンプライアンスを統轄する部署を設置するとともに、年度アクションプランを策定して、コンプライアンスに関する取り組みを行う。 また、コンプライアンスに関する事項について統轄・推進および取締役会からの諮問に対する調査・審議・立案を行う機関として、取締 役会直属の委員会であるコンプライアンス委員会を設置する。 c.コンプライアンス・マニュアルを策定するとともに、役職員が遵守すべき法令、社内ルール等に関する研修を実施して、コンプライアン スの周知徹底を図る。 d.法令または社内ルールの違反が生じた場合の報告ルールを定めるとともに、通常の報告ルートのほかに、社内外にホットライン(内部通 報制度)を設け、その利用につき役職員に周知する。 (2)当社は、「東京海上グループ 顧客保護等に関する基本方針」に基づき、お客様本位を徹底し、顧客保護等を図るための体制を整備する。 (3)当社は、「東京海上グループ 情報セキュリティ管理に関する基本方針」に基づき、情報セキュリティ管理体制を整備する。 「東京海上グループ 反社会的勢力等への対応に関する基本方針」に基づき、反社会的勢力等への対応体制を整備するとともに、反 (4)当社は、 社会的勢力等との関係遮断および不当要求等に対する拒絶等について、弁護士や警察等とも連携して、毅然とした姿勢で組織的に対応する。 (5)当社は、「東京海上グループ 内部監査に関する基本方針」に基づき、被監査部門から独立した内部監査担当部署を設置するとともに、内 部監査規程を制定し、効率的かつ実効性のある内部監査体制を整備する。 3. リスク管理に関する体制 (1)当社は、「東京海上グループ リスク管理に関する基本方針」に基づき、以下のとおり、リスク管理体制を整備する。 a.リスク管理方針を定め、当社の事業遂行に関わる様々なリスクについてリスク管理を行う。 b.リスク管理を統轄する部署を設置するとともに、リスク管理方針において管理対象としたリスク毎に管理部署を定める。 c.リスク管理についての年度アクションプランを策定する。 d.取締役会直属の委員会としてリスク管理委員会を設置し、同委員会での論議を通じて全体的・総合的なリスク管理を推進する。 (2)当社は、「東京海上グループ 統合リスク管理に関する基本方針」に基づき、統合リスク管理方針を定め、格付けの維持および倒産の防止 を目的とした定量的リスク管理を実施する。また、グループ全体の統合リスク管理の一環として、保有リスク量とリターンの状況を定期的 にモニタリングする。 (3)当社は、「東京海上グループ 危機管理に関する基本方針」に基づき、危機管理方針を定め、危機管理体制を整備する。 4. 職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制 (1)当社は、経営管理契約に基づき、グループの経営戦略および経営計画に則って、事業計画(数値目標等を含む。)を策定し、当該計画の実 施状況をモニタリングする。 (2)当社は、業務分担および指揮命令系統を通じて効率的な業務執行を実現するため、職務権限に関する規程を定めるとともに、事業目的を達 成するために適切な組織機構を構築する。 (3)当社は、経営会議規則を定め、取締役等で構成する経営会議を設置し、経営上の重要事項について協議・報告を行う。 (4)当社は、「東京海上グループ ITガバナンスに関する基本方針」に基づき、ITガバナンスを実現するために必要な体制を整備する。 (5)当社は、「東京海上グループ 人事に関する基本方針」に基づき、社員の働きがい、やりがいの向上、透明公正な人事および成果実力主義 の徹底により、生産性および企業価値の向上の実現を図る。 5. 取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制 当社は、文書等の保存に関する規程を定め、重要な会議の議事録等、取締役の職務の執行に係る情報を含む重要な文書等は、同規程の定め るところに従い、適切に保存および管理を行う。 6. 監査役の職務を補助すべき職員および当該職員の取締役からの独立性に関する事項 (1)当社は、監査役の求めに応じて、監査役の監査業務を補助するための監査役直轄の事務局を設置し、監査業務を補助するために必要な知 識・能力を具備した専属の職員を配置する。 (2)監査役事務局に配置された職員は、監査役の命を受けた業務および監査を行う上で必要な補助業務に従事し、必要な情報の収集権限を有する。 (3)当該職員の人事考課、人事異動および懲戒処分は、常勤監査役の同意を得た上で行う。 7. 監査役への報告に関する体制 (1)役職員は、経営、財務、コンプライアンス、リスク管理、内部監査の状況等について、定期的に監査役に報告を行うとともに、業務執行に 関し重大な法令もしくは社内ルールの違反または会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実があることを発見したときは、直ちに監査役 に報告を行う。 (2)役職員は、ホットライン(内部通報制度)の運用状況および重要な報告・相談事項について定期的に監査役に報告を行う。 8. その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制 (1)監査役は、取締役会に出席するほか、経営会議その他の重要な会議または委員会に出席し、意見を述べることができるものとする。 (2)監査役は、重要な会議の議事録、取締役が決裁を行った重要な稟議書類等については、いつでも閲覧することができるものとする。 (3)役職員は、いつでも監査役の求めに応じて、業務執行に関する事項の説明を行う。 (4)内部監査担当部署は、監査に協力することなどにより、監査役との連携を強化する。 以上 2006年5月16日制定 2011年4月28日改定 26 コーポレート・ガバナンスの状況 コーポレート・ガバナンスの態勢 そのために、当社は持株会社である東京海上ホールディ ングスが策定した「コーポレート・ガバナンス方針」に則 った業務運営を行うことにより透明性の高いコーポレー ト・ガバナンスを構築し、健全な経営に努めています。 経営方針・経営戦略 当社は、経営理念に沿って、お客様、株主、代理店、社 員、地域・社会などのステークホルダーに対する責任を果 たしていくことで、東京海上グループの中核企業として、 企業の社会的責任(CSR)を果たし、企業価値を永続的に 高めていきます。 当社の統治機構 業績データ コーポレートデータ (1)コンプライアンス委員会 会社全体のコンプライアンスについて、その統轄お よび推進ならびに取締役会からの諮問に対する調査、 審議または立案を行うことを目的として、コンプライ アンス委員会を設置しています。当委員会は、コンプ ライアンスに関する方針および基本計画の策定および 推進、コンプライアンスの社内推進体制の整備、コン プライアンスのモニタリングの方針および実施計画に 関する企画・立案、コンプライアンスに関する社員教 育・研修に関する基本方針および実施計画の企画・立 案等の役割を担っています。 (2)リスク管理委員会 全社的なリスク対応のため、情報収集および対応方 針の取りまとめを行い、生命保険事業を営むにあたり 発生する各種リスクを適切かつ統合的に管理すること を目的として、リスク管理委員会を設置しています。 当委員会は、リスク管理の基本方針および基本計画の 策定・改定、リスク管理体制の全体的評価および整 備、全社的な観点からのリスク量の測定およびモニタ リング、リスク管理に関する社員教育・研修の基本方 針および基本計画に関する企画および立案、経営に重 大な影響を及ぼすリスクが突発的に発現した場合の緊 急対応の検討等の役割を担っています。 お客様本位の取組み 取締役会委員会 当社では、取締役会から諮問された事項についての調査、 審議または立案を行い、また、委託された事項について、 その解決策を企画・立案し、総合的に調整のうえ、推進す ることを目的として、業務執行取締役および関係部の部長 等で構成する下記の取締役会委員会を設置しています。 監査役・監査役会 当社監査役は、独立した機関として、会社の健全で公正な 経営に寄与し、社会的信頼に応えることを目的に、取締役の 職務執行を監査します。 監査の実施にあたっては、監査役会で定めた監査役会規則、 監査役監査基準、監査方針および監査計画等にしたがい、質 の高い監査を実施するよう努めます。 当社監査役会は社外監査役2名を含む3名の監査役で構成 され、監査役会規則に基づき運営されています。 (2014年 7月1日現在) 経営管理体制 経営会議 当社では、会社経営全般に関わる重要事項について協議 を行うことを目的として、業務執行取締役により構成され る経営会議を設置しています。 (3)お客様サービス向上委員会 お客様・代理店の視点に立った業務の品質向上、お よび保険金・給付金・返戻金などの迅速かつ適切なお 支払いのための取組みについて、企画・立案・推進す るとともに、取締役会からの諮問に対して、調査・審 議・立案することを目的として、お客様サービス向上 委員会を設置しています。 当委員会は、業務品質向上および保険金支払管理に 関する基本方針と基本計画を策定し、その進展に向け た取組みを推進する役割を担っています。 事業の概況 取締役・取締役会 取締役は9名、うち1名が社外取締役であり(2014年7 月1日現在)、任期は1年とし、再任を妨げないものとして います。 取締役会は、重要な業務執行を決定するとともに、取締 役の職務の執行を監督する責務、適切な内部統制システム を構築する責務などを負います。また、各取締役は、取締 役会がこれらの責務・機能を十分に全うできるよう努めま す。 27 経営管理体制 役員報酬体系 常勤取締役に対する報酬は、定額報酬・業績連動報酬(会 社業績および個人業績に連動します。)および株式報酬型スト ックオプションで構成します。 非常勤取締役に対する報酬は、定額報酬および株式報酬 型ストックオプションで構成します。 監査役に対する報酬は、定額報酬のみで構成します。 社外・社内の監査態勢 社外の監査・検査 当社は社外の監査・検査として、 「会社法に基づく監査法 人による外部監査」ならびに「保険業法に基づく金融庁に よる検査」を受けています。 社内の内部監査態勢 当社では、内部監査を「経営目標の効果的な達成を図る ために、企業におけるすべての業務を対象とした内部管理 態勢(法令等遵守態勢・リスク管理態勢を含む。)等の適切 性・有効性を検証するプロセスであり、内部事務処理等の 問題点の発見・指摘にとどまらず、内部管理態勢等の評価 および問題点の改善方法の提言等を実施する」と定義して、 営業部門・本社各サービス部門などすべての部門を対象に 内部監査を実施しています。 また、内部監査結果については、問題点の指摘や評価、 改善提言を行うとともに、定期的に取締役会等に報告して います。 持株会社によるガバナンス (1)東京海上ホールディングスによる経営管理の仕組み 東京海上ホールディングスは、グループの事業を統轄 する持株会社として、当社を含む事業子会社との間で経 営管理契約を締結するなどして、経営管理を行ってお り、これに基づき、当社は事業戦略・事業計画をはじめ とするグループ経営に大きな影響を及ぼす業務執行の決 定について、東京海上ホールディングスの事前承認を得 たうえで実施しています。 (2)コンプライアンス態勢 東京海上ホールディングスは、グループのコンプライ アンスに関する各種施策の立案およびそれらの実施状況 のモニタリングを行っています。グループのコンプライ アンスに関する重要事項は、東京海上ホールディングス の経営会議・取締役会等において審議・決定され、グル ープ各社におけるコンプライアンスの徹底が図られてい ます。 また、東京海上ホールディングスは、グループの役職 員が、経営理念の精神を具体的な行動に移す際に守るべ き重要な事項をコンプライアンスの観点からまとめた 「東京海上グループ コンプライアンス行動規範」を策 定・公表しています。また、グループ各社の役職員がコ ンプライアンス上の問題について報告・相談できるホッ トライン(内部通報制度)を社内外に設置しています。 (3)リスク管理態勢 東京海上ホールディングスではグループ全体が抱えるリ スクの状況を把握し、グループ全体のリスク管理を実施 する態勢としています。グループ全体のリスク管理に関す る基本方針や統合リスク管理に関する基本方針の制定な どのリスク管理に関する重要事項は、東京海上ホールデ ィングスの経営会議・取締役会において審議・決定され、 グループにおけるリスク管理の強化が図られています。 28 (4)内部監査態勢 東京海上ホールディングスは、グループの「内部監査 に関する基本方針」を定めるとともに、グループ各社が 内部監査を実施する際の「内部監査規程」の内容を統一 することにより、グループとしての一貫性ある内部監査 を確保しています。また、年度ごとの重点取組み課題・ 項目等を設定し、これらを踏まえたグループ各社の内部 監査の実施状況や内部管理態勢の状況等について、モニ タリングを行っています。 (5)事業子会社としての業績評価 東京海上ホールディングスは、予め定めた業績指標に 対する達成度により、毎年、当社を含む主な事業子会社 の業績評価を行い、その評価結果を各社の役員報酬に反 映させています。 コンプライアンスの徹底 コンプライアンス方針 <コンプライアンス宣言> また、東京海上グループとして、東京海上グループ各社の全社員が遵守すべきコンプライアンス行動規範を定めてい ます。 事業の概況 当社は、お客様の信頼をあらゆる事業活動の原点におき、生命保険事業を通じて「あんしん」を提供し、豊かで快適な 社会生活と経済の発展に貢献することを経営理念としており、その精神を具体的な行動に移す際に守るべき重要な事項を コンプライアンスの観点から「コンプライアンス行動規範」として定めております。 私たち全役職員はこの行動規範に則り、事業活動のあらゆる局面において、コンプライアンスの徹底を最優先とするこ とをここに宣言いたします。 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 取締役社長 広瀬 伸一 経営方針・経営戦略 お客様の信頼をあらゆる事業活動の原点におき、健全かつ公正な経営を旨とすることを経営理念や経営方針に掲げ、 コンプライアンスを経営の基本に位置づけています。 <コンプライアンス行動規範>(骨子) ● 法 令 等 の 徹 底 コンプライアンス推進体制 <コンプライアンス推進体制> 委員会を設置しています。同委員会は、会社全体のコン プライアンスについて、その統轄および推進ならびに取 締役会からの諮問に対する調査、審議または立案を行い ます。さらに、コンプライアンス推進部署として、業務 品質・リスク管理部を設置し、各部への指導を通じた内 部牽制や支援を行っています。 取締役会 コンプライアンス委員会 コンプライアンスに関する方針 および基本計画の策定等 各部 内部牽制 コンプライアンスグループ 具体的な取組み コーポレートデータ 業務品質・リスク管理部 業務品質室 業績データ コンプライアンスの徹底には、日常業務に根ざした取 組みが極めて重要です。そのため、当社では各部にコン プライアンス・キーパーソンを配置し、各部がそれぞれ の担当分野において法令等の遵守を徹底していくことと しています。 あわせて、取締役会委員会として、コンプライアンス お客様本位の取組み また、 「コンプライアンスとは、社員一人ひとりが適正な業務を行い、お客様の信頼に応えていくことである」という コンプライアンス基本方針のもと、コンプライアンス体制の強化を図り、全社員がコンプライアンスの徹底に取り組ん でいます。 経営管理体制 ● 社 会 と の 関 係 ● 適切かつ透明性の高い経営 ● 人 権 ・ 環 境 の 尊 重 法令や社内ルールを遵守するとともに、公正で自由な競争を行い、社会規範にもとる ことのない誠実かつ公正な企業活動を行います。 社会、政治との適正な関係を維持します。 業務の適切な運営をはかるとともに、透明性の高い経営に努めます。 お客様、役職員をはじめ、あらゆる人の基本的人権を尊重します。また、地球環境に 配慮して行動します。 コンプライアンス推進の主な具体的取組みは以下のとおりです。 本社各部 ・各部コンプライアンス実施計画の策定 ・諸規則、各種事務マニュアルの見直し ・コンプライアンス研修の実施 ・コンプライアンスに関する点検・モニタリングの企 画・立案 営業部門 ・自主点検の実施 ・代理店に対する研修・指導 ・ライフパートナーに対する 研修・指導 29 経営管理体制 「消費者契約法」「金融商品販売法」「金融商品取引法」への取組み 当社では、お客様が保険商品やご契約の内容を正しくご理解のうえ、ご契約いただけるよう、「消費者契 約法」「金融商品販売法」および「金融商品取引法」などを踏まえ、適切な業務運営を行っています。 ◆消費者契約法 ①消費者契約法の趣旨にもとづき、保険契約の内容等 を十分ご説明するなど適切な募集活動を行っていま す。また、代理店/取扱者に対しても、適切な募集 活動を行うよう研修等を実施しています。 ②当社の保険約款等には、消費者契約法に照らして無 効となるような条項(無効条項)はありません。今 後の新商品開発に際しても無効条項を規定すること がないよう約款等を作成していきます。 ◆金融商品販売法 ①ご契約前に交付する「ご契約のしおり」に、信用リ スクについての説明を記載しています。 ②当社は、勧誘方針として下記の「お客様への販売・ 勧誘にあたって」を策定し、本社および各支社に提 示するとともに、ホームページでも公表していま す。また代理店に対しても、勧誘方針を代理店事務 所に掲示し、勧誘方針を遵守した募集活動を行うよ う指導しています。 ◆金融商品取引法 金融商品取引法を準用する保険業法等にて規制され た「特定保険契約」については現在当社にて販売して いる商品はありません。(2014年4月現在)該当す る商品を販売する場合には以下の対応を実施します。 ①「適合性の原則」への対応 「適合性の原則」を踏まえた意向確認書(特定保険 契約用)および『契約締結前交付書面』を使用し、 適切な募集活動を行うよう、社員・代理店向けに各 種販売研修ツールを作成のうえ、研修等を実施しま す。 ②広告等の規制への対応 契約者保護の観点から、契約締結前交付書面、パン フレットなどの募集資料、ホームページ、各種募集 資料について、法定要件を充足するよう記載しま す。 ③特定投資家(プロ)制度への対応 一般投資家(アマ)から特定投資家(プロ)への移 行の申し出があった場合には、カスタマーセンター で受付を行います。 ※重要事項説明、適合性の原則等については、P.52〜P.53「正しくご契約いただくために」をご参照ください。 <勧誘方針> お客様への販売・勧誘にあたって お客様の視点に立ってご満足いただけるように努めます ◆保険その他の金融商品の販売にあたって ・お客様の商品に関する知識、購入経験、購入目的、 財産状況など、商品の特性に応じた必要な事項を 総合的に勘案し、お客様のご意向と実情に沿った 商品の説明および提供に努めます。 ・特 に市場リスクを伴う投資性商品については、そ のリスクの内容について適切な説明に努めます。 ・お 客様にご迷惑をおかけする時間帯や場所、方法 での勧誘はいたしません。 ・お 客様に商品についての重要事項を正しくご理解 いただけるように努めます。また、販売形態に応 じて適切な説明に努めます。 ◆各種の対応にあたって ・お客様からのお問い合わせには、迅速・適切・丁 寧な対応に努めます。 ・保険事故が発生した場合には、迅速・適切・丁寧 な対応と保険金等の適正な支払に努めます。 ・お客様のご意見・ご要望を商品開発や販売活動に いかしてまいります。 各種法令を遵守し、保険その他の金融商品の適正な販売に努めます ・保 険業法、金融商品の販売等に関する法律、消費 者契約法、金融商品取引法、個人情報の保護に関 する法律、その他の関係法令等を遵守します。 ・適 正な業務を確保するために、社内体制の整備や 販売にあたる者の研修に取り組みます。 ・お 客 様 の プ ラ イ バ シ ー を 尊 重 す る と と も に、 お客様に関する情報については、適正な取扱いお よび厳正な管理をいたします。 30 ・未成年の方、特に満15歳未満の方を被保険者とす る保険契約等については、保険金の不正取得を防 止する観点から適切な募集に努めます。 以上の方針は「金融商品の販売等に関する法律」(平 成12年法律第101号)に基づく弊社の「勧誘方針」 です。 反社会的勢力等への対応 する態勢整備と毅然とした対応に努めています。 〈東京海上グループ 反社会的勢力等への対応に関する基本方針(概要)〉 経営方針・経営戦略 当社は、「東京海上グループ 反社会的勢力等への対応に関する基本方針」に則り、反社会的勢力等に対 1.基本的な考え方 東京海上グループは、良き企業市民として公正な経営を貫き広く社会の発展に貢献するため、反社会的勢力等 的勢力等に対して、弁護士や警察等とも連携して、毅然とした姿勢で組織的に対応することに努めます。 事業の概況 との関係の遮断および不当要求等に対する拒絶を経営理念の実践における基本的事項として位置づけ、反社会 2.反社会的勢力等からの被害を防止するための基本原則 反社会的勢力等に対し、以下の(1)から(5)に基づき対応します。 (1)組織としての対応 るとともに、反社会的勢力等からの不当要求等に対応する役職員の安全を確保します。 (2)外部専門機関との連携 反社会的勢力等からの不当要求等に備えて、平素より、警察、暴力追放運動推進センター、弁護士等の外部 経営管理体制 反社会的勢力等からの不当要求等に対しては、担当者や担当部署だけに任せず、会社組織全体として対応す の専門機関との緊密な連携関係の構築に努め、不当要求等が行われた場合には必要に応じ連携して対応しま す。 反社会的勢力等とは、業務上の取引関係(提携先を通じた取引を含む。 )を含めて、一切の関係を持つことの ないよう努めます。また、反社会的勢力等からの不当要求等は拒絶します。 (4)有事における民事と刑事の法的対応 反社会的勢力等からの不当要求等に対しては、民事と刑事の両面から法的対応を行います。 お客様本位の取組み (3)取引を含めた一切の関係遮断 (5)裏取引や資金提供の禁止 反社会的勢力等からの不当要求等が、東京海上グループの各社の不祥事を理由とする場合であっても、事案 せ、人の派遣等、いかなる形態であっても絶対に行いません。 業績データ を隠蔽するための裏取引は絶対に行いません。また、反社会的勢力等への資金提供は、リベート、利益上乗 3.態勢整備 反社会的勢力等との関係を遮断するために、以下の態勢を整備します。 (2)問題が発生した場合の報告・相談ルールや体制の制定 (3)研修の実施 等 コーポレートデータ (1)対応統轄部署の設置 31 経営管理体制 利益相反取引等の管理 当社では、「東京海上グループ 利益相反取引等の管理に関する方針」に則り、お客様の利益が不当に害されることの ないように、利益相反取引等の管理に努めています。 〈東京海上グループ 利益相反取引等の管理に関する方針(概要)〉 1. 利益相反取引等 「利益相反取引等」とは、東京海上グループが行う取引等のうち、以下に掲げるものをいいます。 (1)お客様の利益と東京海上グループの利益とが相反するおそれのある取引 (2)お客様の利益が東京海上グループの他のお客様の不利益となるおそれのある取引 (3)東京海上グループが保有するお客様に関する情報をお客様の同意を得ないで利用する取引(個人情報保護法ま たは東京海上グループ会社に適用されるその他の法令等の規定に基づく、あらかじめ特定された利用目的に係 る取引を除きます。) (4)上記(1)から(3)までに掲げるもののほか、東京海上グループのお客様の保護や東京海上グループの信用維 持の観点から特に管理を必要とする取引その他の行為 2. 利益相反取引等の管理の体制 持株会社である東京海上ホールディングスによる一元的な東京海上グループの利益相反取引等の管理のもと、当社に おいても、利益相反取引等の管理を統轄する部署を設置するなどの体制整備を行い、利益相反取引等を適切に管理し てまいります。 3. 利益相反取引等の管理の方法 東京海上グループは、利益相反取引等の管理を、以下の方法により実施してまいります。 (1)東京海上グループ各社は、利益相反取引等のおそれがある取引等を行おうとする場合には、事前に東京海上ホ ールディングスに報告することとします。 (2)東京海上ホールディングスでは、報告された取引等について、お客様の利益を不当に害するまたは害する可能 性があると判断した場合には、以下の方法による措置を講じます。 ①当該取引を行う部門と当該取引に係るお客様との他の取引を行う部門を分離する方法 ②当該取引または当該取引に係るお客様との他の取引の条件または方法を変更する方法 ③当該取引に伴い、当該取引に係るお客様の利益が不当に害されるおそれがあることについて、当該取引に係る お客様に適切に開示する方法 ④当該取引等に伴い、東京海上ホールディングスおよび東京海上グループ会社が保有するお客様に関する情報を 利用することについて、当該お客様との同意を得る方法 ⑤当該取引等または当該取引に係るお客様との他の取引を中止する方法 ⑥その他、東京海上ホールディングスが必要かつ適切と認める方法 4. 利益相反取引等の管理体制の検証 東京海上グループの利益相反取引等の管理体制の適切性および有効性については、東京海上ホールディングスが定期 的に検証してまいります。 32 個人情報保護への対応 「個人情報の保護に関する法律」への取組み するとともに、取得した個人情報については、保険契約 性から、お客様の住所・氏名・保健医療情報など、膨大 の引受・管理、保険金の適正な支払い、お客様のニーズ な個人情報を取り扱っています。 に応えるための保険商品・サービスの案内などのために 当社は、お客様の個人情報について、「個人情報の保 利用しています。また、社内ルールの整備を行うととも 護に関する法律」および関連のガイドライン等に則って、 に、社員・代理店に対する教育とモニタリングを行うな 業務上必要な範囲において適法で公正な方法により取得 ど、個人情報保護の徹底に取り組んでいます。 経営方針・経営戦略 生命保険会社は、取り扱っている商品・サービスの特 事業の概況 プライバシーポリシー プライバシーポリシー(個人情報の取扱いについて) 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 ることを目指しています。このような理念のもと、弊社は、個人情報取扱事業者として、個人情報の保護に関する法律(個人情報保護 法)その他の法令、金融分野における個人情報保護に関するガイドラインその他のガイドラインや一般社団法人生命保険協会の「生命 保険業における個人情報保護のための取扱指針について」ならびに東京海上グループ プライバシー・ポリシーを遵守して、以下のと おり個人情報を適正に取り扱うとともに、安全管理について適切な措置を講じます。また、弊社は、お預かりしている個人情報が業務 経営管理体制 弊社は、「お客様の信頼をあらゆる事業活動の原点に置きます」との経営理念のもと、豊かで快適な社会生活と経済の発展に貢献す 上適切に取り扱われるよう、弊社代理店および弊社業務に従事している者等への指導・教育の徹底に努めます。なお、以下に記載の内 容についても適宜見直しを行い、改善に努めていきます。 弊社は、業務上必要な範囲内で、かつ、適法で公正な手段により個人情報を取得します。 弊社は、保険契約の申込書、保険金請求書、取引書類、アンケートなどにより個人情報を取得します。 2.個人情報の利用目的について 弊社では、次の業務を実施する目的ならびに下記4.および5.に掲げる目的(以下「利用目的」といいます。)に必要な範囲内で個 人情報を利用します。また、利用目的は、ホームページで公表するほか、申込書・パンフレット等に記載します。さらに、利用目的を お客様本位の取組み 1.個人情報の取得について 変更する場合には、その内容をご本人に通知するか、ホームページ等に公表します。 ①生命保険契約の申し込みに係る引受の審査、引受、履行および管理 ②適正な保険金・給付金の支払い ④再保険契約の締結、再保険契約に基づく通知および再保険金の請求 ⑤生命保険商品・損害保険商品等弊社が取り扱う金融商品の案内、募集および販売ならびに契約の締結、代理、媒介、取次ぎおよび 管理 業績データ ③弊社が有する債権の回収 ⑥弊社が取り扱うその他の商品・サービスの案内、提供および管理 ⑦上記⑤⑥に付帯、関連するサービスの案内、提供および管理 ⑧東京海上グループ各社・提携先企業等が取り扱う商品、コンサルティング等の商品・サービスの案内 ⑩弊社または弊社代理店が提供する商品・サービス等に関するアンケートの実施 ⑪市場調査ならびにデータ分析やアンケートの実施等による新たな商品・サービスの開発 ⑫弊社社員の採用、販売基盤(代理店等)の新設・維持管理 ⑬他の事業者から個人情報の処理の全部または一部について委託された場合等において、委託された当該業務 ⑭問い合わせ・依頼等への対応 ⑮その他、①から⑭に付随する業務ならびにお客様とのお取引および弊社の業務運営を適切かつ円滑に履行するために行う業務 コーポレートデータ ⑨各種イベント・キャンペーン・セミナーの案内、各種情報の提供 利用目的の達成に必要な範囲を超えて個人情報を取り扱うときは、個人情報保護法第16条第3項各号に掲げる場合を除き、ご本人の 同意を得るものとします。 3.個人データの第三者への提供について 弊社では、次の場合を除いて、本人の同意を得ることなく個人データを第三者に提供することはありません。 ○法令に基づく場合 33 経営管理体制 ○弊社の業務遂行上必要な範囲内で、保険代理店を含む委託先に提供する場合 ○弊社のグループ会社・提携先企業との間で共同利用を行う場合(下記「4.グループ会社・提携先企業との共同利用について」を ご覧ください。) ○生命保険会社等との間で共同利用を行う場合(下記「5.情報交換制度等について」をご覧ください。) ○再保険契約の締結、再保険契約に基づく通知および再保険金の請求その他必要な範囲内で、再保険会社に提供する場合 4.グループ会社・提携先企業との共同利用について 前記2.①から⑮に記載する利用目的のため、および持株会社による子会社の経営管理のために、弊社と東京海上グループ各社・提 携先企業との間で、以下のとおり個人データを共同利用します。 ①個人データの項目: 住所、氏名、電話番号・電子メールアドレス、性別、生年月日、その他申込書等に記載された契約内容および 事故状況、保険金支払状況等の内容 ②個人データ管理責任者: 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 ※弊社のグループ会社・提携先企業については、下記「13.会社一覧」をご覧ください。 5.情報交換制度等について 弊社は、一般社団法人生命保険協会(以下「協会」といいます。)が運営する以下の制度において、個人データを共同利用します。各 制度の詳細につきましては協会のホームページ(http://www.seiho.or.jp)をご参照下さい。 <保険契約等に関する情報の共同利用制度> ①「契約内容登録制度・契約内容照会制度」 ②「医療保障保険契約内容登録制度」 ③「支払査定時照会制度」 <生命保険会社職員・代理店・募集人等に関する情報の共同利用制度> ①「募集人登録情報照会制度」 ②「合格情報照会制度」 ③「退社者情報登録制度」 ④「廃業等募集人情報登録制度」 ⑤「変額保険販売資格者登録制度」 6.センシティブ情報の取扱いについて お客様の健康状態・病歴などのセンシティブ情報につきましては、「保険業法施行規則第53条の10」および「金融分野における個人 情報保護に関するガイドライン第6条」により、お客様の同意に基づき業務遂行上必要な範囲で利用するなど業務の適切な運営の確保 その他必要と認められる場合に利用目的が限定されています。 弊社は、これらの利用目的以外には、センシティブ情報を取得、利用または第三者提供しません。 7.ご契約内容・事故に関するご照会について ご契約内容や保険金の支払内容に関するご照会については、保険証券に記載もしくは最寄りの弊社営業店または代理店にお問い合せ ください。ご照会者がご本人であることをご確認させていただいたうえで、対応します。 8.個人情報保護法に基づく保有個人データに関する事項の通知、開示、訂正等、利用停止等について 個人情報保護法に基づく保有個人データに関する事項の通知、開示、訂正等、利用停止等に関するご請求(以下「開示等請求」とい います。)については、下記「11.お問合せ窓口」にご請求ください。ご請求者がご本人であることをご確認させていただくとともに、 弊社所定の書式にご記入いただいたうえで手続を行い、後日、原則として書面でご回答します。利用目的の通知請求および開示請求に ついては、弊社所定の手数料をいただきます。 開示等請求の詳細についてはhttp://www.tmn-anshin.co.jp/privacy/release/をご覧ください。 9.個人データの管理について 弊社では、個人データの漏えい、滅失またはき損の防止ならびに是正その他の個人データの安全管理のために、取扱規程等の整備、 アクセス管理、持ち出し制限、外部からの不正アクセス防止のための措置、その他の安全管理措置に係る実施体制の整備等、十分なセ キュリティ対策を講じるとともに、利用目的の達成に必要とされる正確性・最新性の確保に努めます。 10.個人データの取扱いの委託 弊社が、外部に個人データの取扱いを委託する場合には、委託先の選定基準を定め、委託先の情報管理体制を確認し、委託後の業務 遂行状況を監視するなど委託先に対する必要かつ適切な監督を行います。 弊社では例えば次のような場合に、個人データの取扱いを委託しています。 ・保険契約の引受けに関わる業務 34 ・保険金・給付金等の支払いに関わる業務 11.お問合せ窓口 弊社は、個人情報の取り扱いに関する苦情やご相談に対し適切かつ迅速に対応します。 弊社の個人情報の取り扱いや個人データの安全管理措置、保有個人データに関するご照会・ご相談は、下記までお問合せください。 また、弊社からのEメール、ダイレクトメール等による新商品・サービスのご案内について、ご希望されない場合は、下記のお問合 せ先までお申し出ください。ただし、保険契約の維持・管理、保険金のお支払等に関する連絡は対象となりません。 経営方針・経営戦略 ・情報システムの保守および運用に関わる業務 [お問合せ窓口] 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 お客様相談コーナー [電話番号] 0120−630−077 [受付時間] 平日 9:00~17:00 ※ 土曜・日曜・祝日・年末年始を除きます。 弊社は、認定個人情報保護団体である一般社団法人生命保険協会の対象事業者です。同協会では、対象事業者の個人情報の取り扱い に関する苦情・相談を受け付けています。 事業の概況 12.生命保険協会 お問合せ窓口 [お問合せ先] 一般社団法人生命保険協会 生命保険相談室 [電話番号] 03-3286-2648 [所在地] 〒100-0005 千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル3階 [受付時間] 9:00~17:00 ※ 土曜 ・日曜、祝日などの生命保険協会休業日を除く。 13.会社一覧 「4.グループ会社・提携先企業との共同利用について」における、弊社のグループ会社・提携先企業は、下記のとおりです。 ①グループ会社:http://www.tmn-anshin.co.jp/company/group/をご覧ください。 経営管理体制 [ホームページアドレス] http://www.seiho.or.jp ②提携先企業:個人データを弊社が提供している提携先企業はございません。 ※以上の内容は、弊社業務に従事している者等の個人情報については対象としていません。 取締役社長 広瀬 伸一 2004年10月29日制定 お客様本位の取組み 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 2013年 5月13日改正 2013年12月 1日改正 2014年 4月 1日改正 業績データ コーポレートデータ 35 経営管理体制 リスク管理 リスク管理の取組み 高齢化の進展、医療技術の進歩、さらには金融市場の 変動など、生命保険会社を取り巻く環境は常に変化し、 抱えるリスクも複雑・多様化しています。当社では、こ うしたリスクを把握・分析し、適切に管理していくこと <リスク管理の体制> が経営の重要課題のひとつであるとの認識のもと、リス ク管理委員会を設置するとともに、業務品質・リスク管 理部内にリスク管理グループを置き、各種リスクに関す る諸問題に取り組んでいます。 取締役会 リスク管理委員会 (事務局:業務品質・リスク管理部リスク管理グループ) コアリスク 基本3方針 リスク管理基本方針(*2) 統合リスク管理方針(*1) 危機管理方針(*3) 付随リスク 外的リスク 人事総務部 リスク管理主管部 災害等リスク 企画部 個別リスク レピュテーショナル リスク IT企画部 人事総務部 システムリスク 業務品質・ リスク管理部 人事労務リスク 事務リスク 経理財務部 業務品質・ リスク管理部 実質資産負債差額 リスク 経理財務部 情報漏洩リスク 資金繰りリスク 業務品質・ リスク管理部 業務品質・ リスク管理部 資産運用リスク 業務品質・ リスク管理部 法務リスク 保険引受リスク (*1)格付維持、倒産防止のための定量的リスク管理 (*2) リスク管理の体制・組織、 リスクの定義等、 リスク管理の全般的事項の基本方針 (*3)緊急事態における対処方針 リスク管理委員会の役割 リスク管理にあたっては、社内の担当部門がそれぞれ の業務を遂行する中で自らリスク管理を行うことが重要 ですが、会社全体でのリスクの把握やコントロール、さ らには内部牽制といった観点でリスク管理委員会を設置 しています。 リスク管理委員会では主に下記の業務を担当しています。 ①リスク管理の基本方針および基本計画の策定・改定 ②リスク管理体制の全体的評価および整備 ③全社的な観点からのリスク量の測定およびモニタリ ング ④リスク管理に関する社員教育・研修の基本方針およ び基本計画に関する企画および立案 ⑤経営に重大な影響を及ぼすリスクが突発的に発現し た場合の緊急対応の検討 想定しているリスク 個別に管理すべきリスクとして11のリスクを定め、それぞれにリスク管理方針を定めてリスク管理を行っています。 (1)収益の源泉としてコントロールするリスク(コアリスク) 「収益の源泉としてコントロールするリスク」として、次の2つのリスクがあります。 ①保険引受リスク 商品の開発または改定に際して、適切な保険料率また は責任準備金算出方法の設定をしなかったことにより 収益性に悪影響が生じるリスク。経済情勢や保険事故 の発生率等が保険料設定時の予測に反して変動するこ とにより損失を被るリスク。 ②資産運用リスク 金利、為替、株価、信用状況等のさまざまなリスク・ ファクターの変動により、保有する資産・負債(オ フ・バランスを含む)の価格が変動し損失を被るリス ク、資産・負債から生み出される収益が変動し損失を 被るリスク。 (2)事業運営に付随して発生するリスク(付随リスク) 「事業運営に付随して発生するリスク」として、次の7つのリスクがあります。 ③資金繰りリスク 当社の財務内容の悪化や大口事故の発生に伴う支払保 険金の増加等により当社に流入する資金の減少や流出 する資金の増加が生じ、資金ポジションが悪化して当 社がデフォルトするリスク。 36 ④実質資産負債差額リスク 法令等に定める実質資産負債差額に関する規定に抵触 するリスク。 る法令等違反リスク、法令紛争リスク、法的措置懈怠 リスク。 ⑧情報漏洩リスク 役員・社員・代理店等の誤りや不正な処理等により、 情報漏洩が発生し、お客様にご迷惑をかける、あるい は当社が損失を被るリスク。 ⑨人事労務リスク 必要な人材の確保または育成が十分でないこと、社員 等の健康状態が悪化すること等により、当社の円滑な 業務運営が阻害されるリスク。 経営方針・経営戦略 ⑤事務リスク 役員・社員・外部委託先・代理店等が、当社業務に関 して「正確な事務を怠る」あるいは「事故・不正等を 起こすこと」により、お客様・お取引先等へ悪影響を 及ぼす、もしくは、当社が不利益を被るリスク。 ⑥システムリスク 情報システムの停止または誤作動、不正利用等によ り、お客様にご迷惑をかける、あるいは当社が損失を 被るリスク。 ⑦法務リスク 当社業務に関係して発生しまたは発生するおそれのあ (3)外的な要因により発生するリスク(外的リスク) 「外的な要因により発生するリスク」として、次の2つのリスクがあります。 ⑪災害等リスク 災害・事故・犯罪に起因して、当社または当社業務に 密接な関連を有するものが、その生命・身体・資産・ 情報・信用・業務遂行能力に被害または損失を被るリ スク。 事業の概況 ⑩レピュテーショナルリスク 当社および当社業務に密接な関係を有する者に関する 否定的な評価・評判が流布されることにより当社の信 用やブランド価値等が低下し、結果的に不利益を被る リスク。 災害時における当社の重要業務 大阪に第二事務センターを設置するとともに、災害発生 時においてはリソース(要員、資金ほか)を必要に応じて 振り替え、これらの「重要業務」の継続を最優先するこ ととしています。 ①保険金・給付金の支払業務 ②解約返戻金の支払業務 ③契約者貸付金の支払業務 ④新契約業務 当社では、将来の不利益が生じるストレスシナリオを 想定し、その影響を評価、分析するストレステストを実 施しています。実施にあたっては、ストレスシナリオを 定期的に見直しています。 実施したストレステストの結果は、取締役会および持 株会社の東京海上ホールディングスに報告され、当社に おける資本管理、東京海上ホールディングスでは当社へ の資本配分計画に役立てています。 お客様本位の取組み ストレステストについて 経営管理体制 当社では、地震等の自然災害が発生した場合、被災地 はもちろん被災地以外でも、保険金・解約返戻金等のお 支払い、保険契約締結等、生命保険会社としての重要業 務を継続する社会的使命を担っています。このため、災 害に関する事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)において次の4つの業務を「重要業務」と定め、 第三分野保険のストレステストについて 再保険について (1)再保険とは 保険会社は保険金支払責任を果たし、事業の安定を 図るために保険金支払責任の全部または一部を他の保 険会社に移転して、リスクの平準化・分散化を行って います。これを「再保険」といい、再保険に出すこと を「出再」、他社からの再保険を引受けることを「受再」 といいます。 (2)出再方針 事業収支の長期安定化を図るため、商品ごとに保有 するリスクの状況を勘案して保有方針を定め、出再を 行うこととしています。 再保険の手配にあたっては、主要格付機関による格 付をベースに信用度の高い出再先を選定して行ってい ます。また、出再先への集中管理の基準を定め、特定 の出再先に再保険が集中しないよう管理しています。 なお、当社では再保険の引受(受再)は行っていま せん。 コーポレートデータ 内部牽制を図っています。 (2)ストレステストにおける危険発生率等の設定水準 の合理性および妥当性 ストレステストにおける危険発生率は、実績の発生 率を基礎として、将来10年間に見込まれる支払保険 金を99%の信頼度でカバーする水準としています。 (3)ストレステストの結果(危険準備金、追加責任準 備金の額) ストレステストの結果、第三分野保険の2013年度 末(平成25年度末)責任準備金は不足していないこ とが確認できたため、ストレステストに基づく危険準 備金、追加責任準備金の積み立ては行っていません。 業績データ (1)第三分野における責任準備金の積立の適切性を確 保するための考え方 保険業法第121条第1項第1号に基づき、保険計理 人は責任準備金が健全な保険数理に基づいて積み立て られているかどうかを確認していますが、特に第三分 野保険に関しては、将来の保険事故発生率に不確実性 があることから、平成10年大蔵省告示第231号に基 づくストレステストを経理部門が実施し、保険計理人 がそのテスト結果を検証することで責任準備金の十分 性を確認しています。また、リスク管理担当部門がス トレステストの妥当性について検証するとともに、保 険計理人の検証がなされていることを確認することで 37 経営管理体制 資産運用 運用方針 生命保険会社の資産運用においては、負債である保険 契約の性格を十分に把握し、有価証券等の資産と保険契 約という負債を総合的に管理するALM(資産・負債総 合管理)が重要であると考えます(詳しくはP.39をご 参照ください)。 こうした観点から、当社では、有価証券等の資産と保 険契約という負債を時価評価して、その差額である剰余 が将来の金利変動によっていかなる影響を受けるのかを 定量的に評価・分析し、その適切なコントロールを通じ て、安定的な収益を確保することを運用の基本方針とし ています。 具体的には、超長期債券を中心とした運用資産を構成 し、金利スワップ取引等を併用して剰余(運用資産価値 −保険負債価値)の変動を適切にコントロールしつつ、 安全かつ有利な運用を行っています。 運用環境 2013年度(平成25年度)の世界経済は、米国では 緊縮財政による景気への影響が懸念されたものの、堅 調な民需を背景に緩やかな回復となりました。また欧州 では、政府債務問題に対する懸念が後退する中で、景 気は持ち直しの動きが見られました。一方、新興国で は、中国を中心に成長が引き続き鈍化傾向となりまし た。 わが国の経済は、円安・株高による景況感の改善や 各種景気対策等により家計をはじめとする国内需要が 底堅く推移する中、緩やかに回復しました。また、年度 後半は消費税率引き上げ前の駆け込み需要も加わりま した。 こうした経済情勢のもと、国内長期金利(10年国債 利回り)は、日銀による「量的・質的金融緩和」導入直 後に0.3%台に低下した後、市場変動幅の上昇や米国の 量的緩和縮小観測の強まりなどから1%まで上昇しま した。その後は日銀による大規模な国債買入れが進捗す る中で低下基調となり、年度末は0.64%となりまし た。 為替(ドル円相場)は、日銀による金融緩和の継続期 待や米国の堅調な経済指標と量的緩和の 縮小により 100円を挟んで推移し、年度末は1ドル102円台とな りました。 国内株式市場(日経平均株価)は、企業収益の改善期 待や堅調な米国株式市場を背景に年度初から上昇基調 となり、昨年末には16,000円台となりました。年明 け以降は、新興国経済への不透明感が台頭したことか ら上昇が一服し、年度末は14,827円となりました。 運用実績の概況 (資産配分) 2013年度末(平成25年度末)の総資産は2012年 度末(平成24年度末)から1,124億円増加し、4兆 7,109億円となりました。主な項目は、公社債が4兆 1,203億円(総資産に占める比率は87.5%)、外国証 券が868億円(同1.8%)、買入金銭債権が2,439億円 (同5.2%)となっています。 (資産運用収支) 資産運用収益は960億円、資産運用費用は26億円と なっています。この結果、運用利回りは2.02%となり ました。 リスク管理 資産運用に関わるリスクには、市場リスク・信用リス ク・事務リスクがあり、当社では業務品質・リスク管理 部が一元的にこれらのリスク管理を行っています。 長期間にわたり予定利率を保証するという負債を持つ 生命保険会社の場合は、市場リスクを管理するうえで、 有価証券等の資産と保険契約という負債の差額である剰 余の時価が、将来の金利変動によってどのような影響を 受けるかを定量的に評価・分析することが重要と考えま す。当社においては、ALM(資産・負債総合管理)の 手法を用いて、資産・負債およびその差額である剰余の 状況を時価ベースで評価・分析するとともに、必要に応 38 じ、金利スワップ取引等も併用しつつ、剰余の変動を適 切にコントロールするよう努めています。市場リスクの 状況は、定期的に担当役員およびリスク管理委員会委員 長に報告しています。 信用リスクについては、与信の状況を日々管理し、定 期的に担当役員およびリスク管理委員会委員長に報告し ています。 事務リスクについては、投資執行担当部署(経理財務 部)と事務担当部署(業務品質・リスク管理部)を分離 し、内部牽制を図る体制をとっています。 ALMとは、Asset Liability Management(資産・負債総合管理)の略称です。〉 ◆生命保険契約という負債が持つリスク ◆負債のリスクに適合した資産運用とは…(負債が円の場合) ①長期円建債券で運用すれば… 市場金利の低下 →負債価値の増加 資産 負債 市場金利の低下 →資産価値の増加 とは限らない 資産 市場金利の低下 →負債価値の増加 負債 ②一方、市場金利の変動に直接、価格が連動しない 資産(株式や外貨建資産等)で運用すると、資産 価値と負債として考えておくべき金額の変動は必 ずしも一致しないため、金利変動の影響は大きく なると考えられます。 コーポレートデータ ◆当社ALMの基本的な考え方 当社のALMでは、負債の金利変動リスクを定量的 に把握し、上記①のように、円建の負債に対しては 長期の円建債券を中心に、米ドル建の負債に対して は長期の米ドル建債券を中心とした資産運用を行っ ています。 業績データ ①負債のリスクの特性にあわせて、市場金利の変動 で価格が変化する円建債券(生命保険契約は長期 のものが大半であるため、それにあわせて長期) で運用すれば、金利変動リスクを減らすことがで きます。 すなわち、図のように、市場金利が低下すれば、 負債として考えておくべき金額は大きくなります が、同様に、債券価格(資産価値)も上昇します。 反対に、市場金利が上昇した場合は、債券価格(資 産価値)は下落しますが、このときには負債とし て考えておくべき金額も小さくなっています。 ②株式・外貨建資産で運用すると… お客様本位の取組み 市場金利の低下 →資産価値 (債券価格) の増加 経営管理体制 りも小さな金額でよいということになります。 保険期間が長くなればなるほど、この金利の差に よる運用収益の差は大きくなりますが、生命保険は 大半が10年以上あるいは終身の契約であるため、負 債として考えておくべき金額は、金利の変動によっ て大きな影響を受けることになります。 生命保険会社の資産運用は、将来の保険金などの お支払いのための負債の金額が、このような「金利 変動リスク」にさらされているということを前提に して考えなければなりません。 当社では、負債の金額に見合った資産を維持して 将来の保険金などのお支払いに備えるために、負債 の金利変動リスクを定量的に把握し、そのリスクの 特性に適合した資産運用を実施しています。 事業の概況 生命保険契約は、長期にわたって死亡や疾病に対 する保障を提供しています。 このため、収入保険料のうち、将来の保険金など のお支払いに必要な金額を、責任準備金という負債 として積み立てています。 責任準備金は、保険金をお支払いするまでの期間、 予め決められた一定の金利で計算された運用収益を 織り込んで算出されています。しかし、現実の市場 金利はこの金利より高いことも低いこともあります。 もし金利が低ければ、小さな運用収益しか見込め ないので、責任準備金の金額よりも大きな金額を負 債として考えておかなければなりません。逆に金利 が高ければ、大きな運用収益を見込めるので、負債 として考えておくべき金額は、責任準備金の金額よ 経営方針・経営戦略 〈ALMの基本的な考え方 このようなALM管理を継続的に実施することによ って、保険金などのお支払いが必要になったときに、 それに見合う資産が確保できていることになります。 39 経営管理体制 情報開示 ディスクロージャー(情報開示)の態勢 当社は、お客様、株主、地域・社会をはじめとするあらゆるステークホルダーの皆様の当社に対する理解 を促進し、適正に評価いただくため、「東京海上グループ情報開示に関する基本方針」に基づき、当社に関 する重要な情報(財務的・社会的・環境的側面の情報を含む)の公正かつ適時・適切な開示に努めています。 ホームページ 東京海上日動あんしん生命ホームページ http://www.tmn-anshin.co.jp/ 当社のホームページでは、会社情報、商品・サービ ス、資料請求・各種お問合せ等についてご案内していま す。また投資家の皆様向けに決算・財務情報などの各種 情報を掲載しています。 主なコンテンツ ・保険をお考えのお客様向け情報 ディスクロージャー資料 当社は「お客様の信頼をあらゆる事業活動の原点にお く」との経営理念に基づき、生命保険事業を通じて「あ んしん」をご提供し、豊かで快適な社会生活と経済の発 展に貢献することを目指しています。ステークホルダー の皆様に当社の業務および財務の状況等についてわかり やすくご説明するため、毎年「東京海上日動あんしん生 命の現状」を作成しています。 (商品、保険料試算等) ・ご契約者様向け情報 (各種お手続き案内、保険金・給付金請求の受付等) ・お客様をお守りするサービス ・会社情報 ・採用情報 ・あんしんセエメエの健康・長生き学園 ・あんしんセエメエの部屋 ・CSR 平成26年版/平成25年度決算 東京海上日動あんしん生命の現状 東京海上グループ CSRブックレット・サステナビリティ報告書 会社案内 会社概要を簡潔にご説明する冊子を作成しています。 東京海上グループでは、CSR(企業の社会的責任) の主要課題(気候変動・自然災害リスクへの対応、地 域・社会への貢献、CSRマネジメントの強化)の取組 みをわかりやすくご紹介するため、「東京海上グループ CSRブックレット(小冊子)」を発行しています。また、 株主、投資家等の皆様向けのより詳しい情報・データは 「東京海上グループサステナビリティ報告書(Webサイ ト)」で報告しています。 *作成主体は、当社の持株会社である東京海上ホールディング ス株式会社です。 アニュアルレポート 当社の持株会社である東京海上ホールディングスで は、ステークホルダーの皆様向けにトップメッセージ、 経営戦略、財務の状況等をわかりやすくご説明するた め、「アニュアルレポート 2014(東京海上ホールディ ングスディスクロージャー誌)」を作成しています。 40 CSR (企業の社会的責任)の取組み 当社では、CSR(企業の社会的責任)は「経営理念の実践」そのものであるととらえ、「東京海上グルー プCSR憲章」に基づきCSR活動を実践していくことで、永続的な企業価値の向上を目指します。 東京海上グループでは、CSRを実践するための行動指針として、「東京海上グループ CSR憲章」を定め ています。 経営方針・経営戦略 東京海上グループ CSR憲章 東京海上グループ CSR憲章 ことにより、 「企業の社会的責任(CSR)」を果たします。 ○商品・サービス ・広く社会の安心と安全のニーズに応える商品・サー ビスを提供します。 ○人間尊重 ○地球環境保護 ・地球環境保護がすべての企業にとって重要な責務で あるとの認識に立ち、地球環境との調和、環境の改 善に配慮して行動します。 ・地域・社会の一員として、異なる国や地域の文化や 習慣の多様性を尊重し、時代の要請にこたえる社会 貢献活動を積極的に推進します。 ○コンプライアンス ・常に高い倫理観を保ち、事業活動のあらゆる局面に おいて、コンプライアンスを徹底します。 ○コミュニケーション ・すべてのステークホルダーに対して、適時適切な情 報開示を行うとともに対話を促進し、健全な企業運 営に活かします。 当社では上記CSR憲章に基づき、さまざまな取組みを進めています。 ○商品・サービス 全社員を対象とした人権啓発研修の実施、社員のメン タルヘルスケア対策の充実、裁量労働制の普及等による ワークライフバランスの推進などに取り組んでいます。 ○地球環境保護 事業活動において費消するさまざまなエネルギーに関 する削減目標を定め、環境負荷の低減に取り組んでいま す。 ピンクリボン運動街頭キャンペーン、タオル帽子製作 活動などを中心に、地域・社会の一員として全国各地で 様々な活動を積極的に行っています。 ○コンプライアンス コンプライアンスの徹底には、日常業務に根ざした取 組みが極めて重要です。そのため、当社では各部にコン プライアンス・キーパーソンを配置しコンプライアンス 実施計画の策定、研修の実施、点検・モニタリングの企 画、代理店やライフパートナーへの研修・指導を実施し ています。 ○コミュニケーション お客様、株主、地域・社会をはじめとするあらゆるス テークホルダーの皆様の当社に対する理解を促進し適正 に評価いただくため、ホームページ、ディスクロージャ ー資料、東京海上グループCSR報告書等を通じて、当 社に関する重要な情報の公正かつ適時・適切な開示に努 めています。 コーポレートデータ ○人間尊重 ○地域・社会への貢献 業績データ 当社では、「お客様本位の生命保険事業」という基本 方針のもと、お客様の多様なニーズにきめ細かく対応で きる商品を開発・発売しています。 また、保険金・給付金をお支払いすることにより経済 的なサポートを行うだけでなく、お客様のリスクやお悩 み・不安を防止・軽減するサービスや情報をあわせてお 届けしています。 お客様本位の取組み 当社のCSRの主な取組み 経営管理体制 ・すべての人々の人権を尊重し、人権啓発に積極的に 取り組みます。 ・安全と健康に配慮した活力ある労働環境を確保し、 人材育成をはかります。 ・プライバシーを尊重し、個人情報管理を徹底します。 ○地域・社会への貢献 事業の概況 東京海上グループは、以下の行動原則に基づいて経営理念を実践し、社会とともに持続的成長を遂げる 41 経営管理体制 (1)地球環境保護 当社は、経営理念に掲げる「地球環境保護」の実践のため、「環境理念」と「環境方針」を定め、持続的発展が可能 な社会の実現に向けて全社員で取り組んでいます。 環境理念・環境方針 【環境理念】 地球環境保護の促進を経営方針の一つに掲げる当社 は、地球環境保護が現在および将来に生きるすべての 人間、すべての企業にとって重要な責務であることを 認識するとともに、あんしんを提供する生命保険事業 の役割に照らし、企業活動のあらゆる分野で、全社員 が地球環境との調和、環境の改善に配慮して行動し、 持続的発展が可能であんしんできる社会の実現に向け て取り組みます。 【環境方針】 (1)生命保険事業を通じた地球環境保護 生命保険の事業活動において、地球環境保護に寄 与し得るよう努めます。 (2)資源・エネルギーの効率的利用 資源・エネルギーの消費や廃棄物の排出による環 境への負荷を認識し、省資源、省エネルギー、資 源のリサイクル活動、およびグリーン購入に努め ます。 (3)環境関連法規の遵守 環境保全に関する諸法規および当社の同意した環 境保全に関する各種協定を遵守します。 (4)継続的環境改善と汚染の予防 目的・目標を設定し、取組み結果を見直すことに より継続的に環境を改善し、環境汚染の予防に取 り組みます。 (5)環境啓発運動と社会貢献活動の推進 社内外に対して、環境保護に関する情報の提供、 コンサルティング、啓発・教育活動を推進すると ともに、良き企業市民として地球・社会貢献活動 を推進し、環境保護の推進に努めます。 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 取締役社長 広瀬 伸一 【具体的な取組み】 当社は、事業活動においてさまざまなエネルギーを費消しています。こうした環境負荷をできる限り低減するため、以下の ような取組みを行っています。 〇「持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則(21世紀金融行動原則)」への署名 当社は、「持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則(21世紀金融行動原則)」の趣旨に賛同し、署名しました。本原則 は、環境省の中央環境審議会の提言に基づきまとめられました。直面する環境・社会等のさまざまな課題に対し、国内金融 機関が本業において最善の取組みを進めていくための行動原則と位置づけられています。当社も環境に関する社会的責任を 果たすために本業を通じて今後もさまざまな取組みを進めてまいります。 〇省資源・省エネルギーの取組み 電力、ガソリン、紙等に関する環境負荷データを把握するとともに、削減目標や具体的な行動計画を定め、全社員が継続 的に取り組んでいます。 <主な取組み> ・電力使用量の削減 空調の適温設定(夏期28℃、冬期19℃)、昼休み・夜間の無人 場所の消灯などに取り組んでいます。 ・文具のグリーン購入 環境に配慮した商品やサービスを優先的に購入しています。 ・紙使用量の削減 印刷時のプリンターの2in1の初期設定、両面・縮小印刷やコピ ーに取り組んでいます。 (2)地域・社会への貢献 社会との深い関わりを持つ当社は、地域・社会の皆様とともにあり続けるために、本業を通じた地域・社会への貢献 活動を積極的に行っています。 【ピンクリボン運動の支援】 当社は、認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)を通じて、ピンクリボン運動(乳がんの早期発見の大切さ をお伝えする運動)を支援しています。 乳がんは、日本での罹患率は増加していますが、正しい知識を持ち、早期発見、早期治療を行えば治癒率の高いがんでもあ ります。当社では、各種情報提供を通じて、乳がんの早期発見に必要な検診の重要性を正しくお伝えするなど、ピンクリボン 運動を支援しています。 2013年度(平成25年度)も全国100か所以上で街頭キャンペーンを実施しました。ピン クのウインドブレーカーを着用し、乳がんの早期発見に必要な検診の重要性をお伝えするリー フレットのほかジャパン・マンモグラフィーサンデー(J.M.S)(*)に関する情報もあわせて お配りするなど、各地で工夫を凝らした取組みを行いました。 (*)ジャパン・マンモグラフィーサンデー(J.M.S)とは、認定NPO法人J.POSHが全国の医療機関と協調し、多忙な平日 を過ごす女性のために10月第3日曜日に全国でマンモグラフィー検診が受けられる環境をつくっていく取組みのことで す。当社もこの取組みに賛同し、医療機関を掲載した一覧表を全国の各拠点で配布しました。 丸の内での街頭キャンペーンの様子 42 【抗がん剤治療患者向け「タオル帽子」の製作】 社員が製作した「タオル帽子」 経営方針・経営戦略 抗がん剤を使用したがん治療は、副作用によって頭髪が失われることから、患者さんがそれ を忌避して、結果としてがんが進行することがあります。「タオル帽子」の製作は、盛岡市の市 民団体「岩手ホスピスの会」が、「がん患者さんやそのご家族の方々を支援したい」、「闘病中の 患者さんを勇気づけたい」という想いから始められたものです。当社はこの活動に感銘を受け 2009年度(平成21年度)から製作協力を行っています。5回目の寄贈となる2013年度(平 成25年度)も全国のがん診療連携拠点病院へ「タオル帽子」をクリスマスプレゼントとして送 るという取組みに賛同し協力しました。当社を含めた東京海上グループ関係者とその家族が、 一針一針想いを込めて製作し、合計1,110個の「タオル帽子」を「岩手ホスピスの会」へ寄贈 しました。 【認知症サポーター養成講座の開催・受講】 事業の概況 超高齢社会を迎え、当社では、認知症について理解を深め、認知症の方と接する場合の心構 えや対応方法を学ぶ「認知症サポーター養成講座」を開催しています。2013年度(平成25年 度)は、400名を超える社員が認知症サポーターになりました。 【介護付有料老人ホームでの体験ボランティア】 認知症サポーター養成講座の教材と オレンジリング 経営管理体制 2013年度(平成25年度)から新たに、介護付有料老人ホーム(東京海上日動サミュエル施 設)の入居者と触れ合い、サポートする体験ボランティアを開催しています。超高齢社会にお ける介護の必要性や、地域社会における相互扶助のあり方を実体験を通じて理解するとともに、 認知症の方や介護が必要な方と接する場合の心構えを学ぶものです。 【弘済学園チャリティーバザーへの参加】 (*)MDRT(Million Dollar Round Table 百万ドル円卓会議)とは、1927年(昭和2年)にアメリカで設立された優秀な 生命保険のセールスパーソンの世界組織です。MDRT東京海上日動あんしん分会では、2014年(平成26年)4月1日現 在、ライフパートナー151名と代理店19名がメンバーとなっており、相互研鑽と社会貢献に取り組んでいます。 弘済学園チャリティーバザー風景 【あしなが育英会へのチャリティー募金活動】 お客様本位の取組み MDRT(*)東京海上日動あんしん分会のボランティア活動の一環として、毎年11月に開催 される神奈川県の総合福祉センター「弘済学園」のチャリティーバザーの運営に協力しています。 2013年度(平成25年度)は、総勢116名が参加しました。 当社では、病気・災害・自死で親を亡くした子供たちの奨学資金として活用してもらうため に、1999年度(平成11年度)から毎年、ライフパートナー有志による募金活動を行っていま す。2013年度(平成25年度)は、ライフパートナー等総勢334名から集まった募金額に、 マッチングギフト(*)をあわせて寄付金としました。 【献血活動】 あしなが育英会本部にて 業績データ (*)マッチングギフトとは、社員の自発的な寄付に会社が上乗せして寄付をする支援制度のことです。 血液が不足しがちと言われている2月に、当社本社ビルにて献血活動を実施しました。医療 に必要な血液を献血によって安定的に確保するために、今後も定期的に協力していきます。 NPO法人「幼い難民を考える会(CYR)」がカンボジアの農村で運営しているバンキアン保 育所とプレイタトウ保育所を引き続き支援しています。2013年度(平成25年度)も112名 の幼い子供たちが元気に遊び、楽しく学べるよう支援しました。9月には合計51名が無事卒園 式を迎えることができました。 保育所の様子 コーポレートデータ 【カンボジア保育事業の支援】 【『大研究!保険のすべて』の制作協力】 当社および東京海上日動は、小学生向け学習教材「まんが社会見学シリーズ『大研究!保険 のすべて』」(発行:株式会社講談社ビーシー)の発刊にあたり、社会貢献活動(「保険教育」を 通じた青少年育成)の一環として、制作協力を行いました。本書は、公益社団法人日本PTA全 国協議会の推薦図書であり、講談社ビーシー社より全国約21,000校の小学校および約3,150 館の公立図書館に寄贈されています。 『大研究!保険のすべて』 43 経営管理体制 生命保険契約者保護機構 生命保険契約者保護機構について 当社は、 「生命保険契約者保護機構」 (以下、 「保護機構」といいます。 )に加入しています。保護機構の概 要は、以下のとおりです。 ・保護機構は、保険業法に基づき設立された法人であ り、保護機構の会員である生命保険会社が破綻に陥っ た場合、生命保険に係る保険契約者等のための相互援 助制度として、当該破綻保険会社に係る保険契約の移 転等における資金援助、承継保険会社の経営管理、保 険契約の引受け、補償対象保険金の支払に係る資金援 助及び保険金請求権等の買取りを行う等により、保険 契約者等の保護を図り、もって生命保険業に対する信 頼性を維持することを目的としています。 ・保険契約上、年齢や健康状態によっては契約していた 破綻保険会社と同様の条件で新たに加入することが困 難になることもあるため、保険会社が破綻した場合に は、保護機構が保険契約の移転等に際して資金援助等 の支援を行い、加入している保険契約の継続を図るこ とにしています。 ・保険契約の移転等における補償対象契約は、運用実績 連動型保険契約の特定特別勘定(※1)に係る部分を 除いた国内における元受保険契約で、その補償限度 は、高予定利率契約(※2)を除き、責任準備金等(※ 3)の90%とすることが、保険業法等で定められてい ます(保険金・年金等の90%が補償されるものでは ありません。 (※4) ) 。 ・なお、保険契約の移転等の際には、責任準備金等の削 減に加え、保険契約を引き続き適正・安全に維持する ために、契約条件の算定基礎となる基礎率(予定利率、 予定死亡率、予定事業費率等)の変更が行われる可能 性があり、これに伴い、保険金額・年金額等が減少す ることがあります。あわせて、早期解約控除制度(保 険集団を維持し、保険契約の継続を図るために、通常 の解約控除とは別に、一定期間特別な解約控除を行う 制度)が設けられる可能性もあります。 ※1 特別勘定を設置しなければならない保険契約のうち最低保証(最低死亡保険金保証、最低年金原資保証等)のない保険契約に係る特別勘定を指しま す。更生手続においては、当該部分についての責任準備金を削減しない更生計画を作成することが可能です(実際に削減しないか否かは、個別の更 生手続の中で確定することとなります)。 ※2 破綻時に過去5年間で常に予定利率が基準利率(注1)を超えていた契約を指します(注2)。当該契約については、責任準備金等の補償限度が以下のと おりとなります。ただし、破綻会社に対して資金援助がなかった場合の弁済率が下限となります。 高予定利率契約の補償率 = 90%-{ (過去5年間における各年の予定利率-基準利率)の総和÷2} (注1)基準利率は、生保各社の過去5年間の平均運用利回りを基準に、金融庁長官及び財務大臣が定めることとなっています。現在の基準利率につ いては、当社又は保護機構のホームページで確認できます。 (注2)一つの保険契約において、主契約・特約の予定利率が異なる場合、主契約・特約を予定利率が異なるごとに独立した保険契約とみなして、 高予定利率契約に該当するか否かを判断することになります。また、企業保険等において被保険者が保険料を拠出している場合で被保険者 毎に予定利率が異なる場合には、被保険者毎に独立の保険契約が締結されているものとみなして高予定利率契約に該当するか否かの判断を することになります。ただし、確定拠出年金保険契約については、被保険者が保険料を拠出しているか否かにかかわらず、被保険者毎に高 予定利率契約に該当するか否かを判断することになります。 ※3 責任準備金等とは、将来の保険金・年金・給付金の支払に備え、保険料や運用収益などを財源として積立てている準備金等をいいます。 ※4 個人変額年金保険に付されている年金原資保証額等についても、その90%が補償されるものではありません。 〈生命保険契約者保護機構の仕組み(概略図)〉 (注1)上記の「財政措置」は、2017年(平成29年)3月末までに生命保険会社が破綻した場合に対応する措置で、会員保険会社の拠出による負担金だ けで資金援助等の対応ができない場合に、国会審議を経て補助金が認められた際に行われるものです。 (注2)破綻処理中の保険事故に基づく補償対象契約の保険金等の支払、保護機構が補償対象契約に係る保険金請求権等を買い取ることを指します。この場 合における支払率および買取率については、責任準備金等の補償限度と同率となります。 (高予定利率契約については、※2に記載の率となります。 ) ◇補償対象契約の範囲・補償対象契約の補償限度等を含め、本掲載内容は全て現在の法令に基づいたものであり、今後、 法令の改正により変更される可能性があります。 ※生命保険会社が破綻した場合の保険契約の取扱いに関するお問い合わせ先は下記のとおりです。 お問い合わせ先:生命保険契約者保護機構 TEL:03-3286-2820 受付時間:月曜日~金曜日(祝日・年末年始を除く)9:00~12:00、13:00~17:00 ホームページアドレス:http://www.seihohogo.jp/ 44 お客様本位の取組み コンサルティングセールスの推進 46 お客様をお守りする取組み 49 正しくご契約いただくために 52 あんしん生命の商品 54 ご契約者様向けサービス 58 ご契約に関するご案内 60 保険金・給付金のご請求 62 保険金・給付金のお支払い 63 お客様にご満足いただくために 65 より身近な保険会社に感じていただくために 68 45 お客様本位の取組み コンサルティングセールスの推進 コンサルティングセールスの体制・取組み 当社は開業以来「お客様本位の生命保険事業」を掲げてきました。それは、 「生き方も考え方も、人それぞ れ。そんなお客様をお守りする生命保険も、人の数だけあって当然。 」という考え方に基づくものです。 当社の代理店とライフパートナーは、ますます多様化するお客様のご要望にお応えし、お客様やそのご家族 をお守りするオーダーメイドのご提案で「あんしん」をお届けします。 それを実現するために、生命保険の販売を通じて1人でも多くのお客様をお守りすることを考える ほ けんびと 「保険人*」としての意識を持って取り組んでいます。 *保険販売について強い社会的使命を感じ、高い職業意識を持って保険業に携わる者のこと(当社の造語) ■代理店 お客様にご満足いただける商品・サービスをご提 供すべく、東京海上日動の代理店を中心に、生保専 業代理店などを加えた全国に広がる代理店ネットワ ークを通じて、お客様のライフスタイルに合った、 お客様本位のコンサルティング販売を推進していま す。また、当社業務の一部を東京海上日動に委託し ており、東京海上グループとして幅広く代理店の活 動を支え、お客様に生命保険・損害保険にわたるト ータルなサービスをお届けすることを目指していま す。 当社の2014年(平成26年)3月末現在における 委託代理店数は14,576店となっています。 ■ライフパートナー 1997年(平成9年)4月より、生命保険の販売を通じてお客様の 生涯にわたる良きパートナーでありたいという願いを込めて「ライフ パートナー」と名付けた社員による営業を開始しました。 お客様のニーズの変化にあわせて、最適な保障をご提供し、常に生 命保険が適切な機能を果たせるようにメンテナンスを行っていくのが 生命保険の専門職であるライフパートナーです。ライフパートナーは 適切なコンサルティングを行うために保険商品やそれに付随するさま ざまな金融知識の習得に努め、お客様を生涯にわたってサポートして います。 2014年(平成26年)3月末現在におけるライフパートナー社員数 は669名となっています。 【コンサルティングツール】 各種ご提案に際しては、お客様とのコミュニケーションを通じて、ニーズにあった保険設計・コンサルティングサー ビス等を実施しています。あんしん生命のコンサルティングツールは、保険料の試算機能に加え、お客様のライフプラ ンをもとに生涯にわたる収支の予測・必要保障額を算出する「あんしんプランニング」等の各種機能を備えています。 また、お客様にご覧いただく設計書は、見やすく、わかりやすいものとなるよう心がけています。 46 教育・研修体系 生命保険代理店を委託した初期段階での基本的知識とセールス・スキルの教育をはじめ、営業活動を通じ た日常指導を実施しています。 また、業界共通試験(資格取得)を通じて、幅広い知識の習得を目指すよう指導しています。具体的な教 育プログラムは以下のとおりです。 経営方針・経営戦略 ■代理店の教育・研修体系 〈主な代理店教育プログラム〉 ① 生保通信講座 ② あんしん ベーシック研修 知識習得・ 販売スキルトレーニング 基本知識習得 ③トレーニング& 実践研修 ④ あんしん生命 トレーニングカレッジ 販売スキルトレーニング(基本編)・ 実践活動 販売スキルトレーニング(応用編)・ 実践活動 事業の概況 【代理店向け教育プログラム】 社員による日常的な支援 ①「生保通信講座」 当社独自の通信教育プログラムです。 自学自習による知識習得プログラムをe-Learningで実施 します。基礎編と応用編があり、当社の商品からコンプライ アンス、契約実務、公的年金や税務等の周辺知識まで、代理 店が適正な生命保険販売を行ううえで必要とする知識を学ぶ ことができる内容としています。自学自習でレベルアップを 目指す代理店を支援するプログラムです。 ②「あんしんベーシック研修」 者の関心事や法人税務の仕組み、主な法人向け商品の特徴等 を、グループワークやロールプレイングを通じて、基本的な 知識や販売スキルの習得を目指す代理店を支援するプログラ ムです。 ③「トレーニング&実践研修」 生命保険の基本的な知識やスキルを習得し、早期に成功体 験を積むための育成カリキュラムです。支店・支社単位で実 施するこのプログラムは、4回の集合研修とその間の実践を とおして、ひとつの「型」を徹底してトレーニングし、実際 に「できる」ようになることを生保プロモーターと一緒にな って支援します。 ④「あんしん生命トレーニングカレッジ」 びその間の実践活動が一体化された約6か月間の育成プログ ラムとなっています。 研修終了後も、エリア・支社単位でのフォローアップ会の 開催や、所定の認定基準を達成した優績者が参加できる全国 的な相互研鑽の場、研修修了者向け専用Webサイト等を用意 し、継続的な成長につなげる環境を整えています。 業績データ あんしん生命トレーニングカレッジは、定期的な情報提供 を通じてお客様の立場に立ったコンサルティング販売を行う ことのできる、一定レベル以上のセールスパーソンの育成を 目的とした当社の最上位研修です。 集合研修と実践活動の繰り返しで販売手法を習得できる 「アクションラーニング方式」を導入しており、集合研修2 回(4日間×2回=計8日間)とWebによる研修4回、およ お客様本位の取組み 2泊3日の集合研修で、個人編と法人編の2種類のプログラ ムを提供しています。 個人編では、生命保険の意義・必要性からお客様のニーズ を満たす保障と商品、公的保険制度等を、法人編では、経営 経営管理体制 各種業界共通試験 「あんしん生命トレーニングカレッジ」研修イメージ 実践1 集合 研修1 卒業後 実践2 約3週間 約3週間 集合 研修2 Web研修 (計4回) 実践研修 (計3回) 定期的な フォローアップ コーポレートデータ お客様への情報提供 他にも、日常業務を通じて以下のとおり代理店教育・研修を行っています。 (1)生保専門社員(生保プロモーター)による代理店教育 全国に生保専門社員(生保プロモーター)を配置し た生保支社を設置し、生保販売に必要な基本的知識・ スキルの指導をはじめ、セールスパーソンとしての能 力向上を目指した各種研修等を実施して、代理店の営 業活動を支援しています。 (2)東京海上日動との連携による研修 当社では、業務委託している東京海上日動と共同で 生保販売研修を実施しています。 47 お客様本位の取組み ■ライフパートナーの教育・研修体制 「生命保険の販売を通じてお客様の生涯にわたる良きパートナーでありたい」という願いを込めて名付けられたライフ パートナーは、生命保険のプロフェッショナルとして多様化するお客様のご要望に対応すべく、さまざまな知識や技術 の習得に努めています。ライフパートナーの教育体系は「本社研修」「支社研修」「業界共通試験」の3つからなり、入 社後2年間を初期研修期間と定め、本社と支社が連携してオーダーメイドの生命保険販売に必要な知識や技術を習得し ます。 ◎本社(集合)研修 ◎支社研修 ①新人ライフパートナー研修(入社時) 入社時には4日間の新人研修を行っています。生命保険 の必要性やライフパートナーとして働く目的を通じて、ラ イフパートナーが果たすべき使命を考えます。また正しい 販売活動を行うためのルールや考え方を学習します。 ②フォローアップ研修Ⅰ(4~5か月目) 1泊2日の集合研修を通じてセールスプロセスの正しい 理解についての点検や、同期のライフパートナーとさまざ まな課題や問題などを共有し解決策を話し合います。 ③フォローアップ研修Ⅱ(10か月目) 1泊2日の集合研修を通じてコミュニケーション手法や マーケット作りの方法について学習を深めます。 ④初期育成終了研修 初期研修期間が終了する際に2年間の研修期間の総括と 今後の課題について明確にし、さらなる飛躍を目指します。 ①FTP1(Fundamental Training Program1) 本社集合研修終了後の1か月間は支社で生命保険販売に必要 な知識や技術の習得を目的とした研修を実施しています。支社 長や営業所長が講師となり、商品知識や事務の知識の学習やロ ールプレイングなどを通じて販売に必要な技能を身に付けます。 ②FTP8(Fundamental Training Program8) 入社2か月目~9か月目(8か月間)は営業活動の時間を割い て、週に一度の研修を実施しています。ここではFTP1で学習 したセールスプロセスへの理解をさらに深めるとともに、より 高度な知識や技能の習得を行います。 ③OJT(On the Job Training) 研修期間中は営業所長によるロールプレイングや同行訓練、 個別の営業戦略会議などを通じて実践的な訓練を行います。ま た3か月毎に営業所長と業績や活動内容の振り返り(プロセス分 析)を行い、より質の高い営業活動に向けての課題と解決策に ついて話し合います。 支社研修 【ライフパートナー教育体制図】 入社前 TOP FTP1 FTP8 (入社後1か月目) 本社研修 新人研修 入社1か月目 (入社後2か月目~9か月目) 支社勉強会、グループ勉強会、 営業所勉強会など OJT・ロールプレイング・ジョイントワーク 営業開始 2か月目 フォローアップ研修Ⅰ フォローアップ研修Ⅱ 4か月目 10か月目 初期育成終了研修 25か月目 ◎業界共通試験 ライフパートナーは初期研修期間中に生命保険協会主催業界共通試験のすべてに合格す ることを目指しています。また自己研鑽の一環として、日本ファイナンシャル・プランナ ーズ協会のAFP資格・CFP資格の取得を推奨しています。 本社研修の様子 ■ライフパートナーのキャリアアッププラン ライフパートナーには、2つのキャリアアッププランが用意されています。そのままライフパートナーとしてキャリ アを積んでいく「ライフパートナー資格制度」と、マネージャーとしてライフパートナーの採用・育成に務めながら営 業所経営や支社経営に携わる「職種転換制度」の2種類で、それぞれの希望にあわせ将来の道を選ぶことができます。 資格認定会食会の様子 48 お客様をお守りする取組み 『お客様をがんからお守りする運動』 事業の概況 がん保険を取り扱う生命保険会社としての社会的使命のもと、東京海上日動、代理店/取扱者と一体となっ て、 2005年(平成17年)3月から認定NPO法人J.POSHを通じ乳がんの早期発見の大切さをお伝えする「ピ ンクリボン運動」を支援し、全国各地での街頭活動やセミナーなどがんに対する啓発活動に取り組んできま した。 当社ではこの活動をさらに広げるべく、保険金等のお支払いという経済的なご支援だけにとどまらず、 お客様のお悩みに対する「総合的なソリューション」を順次ご提供していくこととし、その第一歩として 2007年(平成19年)9月の「がん治療支援保険」発売を契機に、全社を挙げた継続的・永続的な取組み として、『お客様をがんからお守りする運動』を行っています。さらに、この運動をがんにとどまらず生存 保障(医療・介護など)分野に広げて、より大きな「あんしん」をお届けするための「生存保障革命」をス タートさせるなど、「トータルにお客様にお役に立つ保険会社」を目指しています。 経営方針・経営戦略 ■取組みの背景 ■『お客様をがんからお守りする運動』の基本方針 ステップ がんについて お伝えしよう がん対策の お役に立とう ◦ 「知ろう」で得たがんに関する様々な知識をお会いするすべての方へお伝えし、がんの 啓発を行う。 ◦がんを防ぐための12カ条についてお伝えする。 ◦がんの早期発見のために、職場や市区町村のがん検診、人間ドック・がんPET検診の受 診勧奨を行う。 ◦がんへの経済的な備えとして、公的医療保険制度等の社会保険の知識やがん保険等をご 案内する。 ◦がんの予防、早期発見のための支援を行う。 ◦気になる症状があった場合やがんとなった場合に、メディカルアシストやがんお悩み訪 問相談サービス等による電話相談や訪問相談を行う。 ◦がん保険等を通じ、がんとなった場合の経済的・精神的な支援を行う。 ◦がんとなった後の継続的な情報提供を行う。 コーポレートデータ 3 知ろう ◦ 「がんの現状(死亡者数・死亡率、罹患者数・罹患率、生存率、都道府県別データ、が ん対策基本法 など)」「どのようながんがあるのか」「予防法や検診にはどういったも のがあるのか」 「どのような治療法があるのか」 「がん患者・ご家族の実態」などがんに 関する様々な知識・情報を社員、代理店/取扱者が十分に理解する。 ◦各地域におけるがん医療の実態、検診情報を調査する。 業績データ 2 がんについて 内 容 お客様本位の取組み 1 経営管理体制 国民病とも言えるがんによって悲しい話が繰り返されています。そのような中、「お客様をがんからお守 りすることができないだろうか」「がんに苦しむ患者さんやご家族の方々の苦しみ、つらさを少しでも和ら げるためにお役に立てないだろうか」という「想い」から、保険金等をお支払いするという経済的な支援に とどまらず、がんの予防や精神的なサポートをすることも生命保険会社としての社会的使命であると考え、 『お客様をがんからお守りする運動』を始めることとしました。この運動を3つのステップで推進しています。 49 お客様本位の取組み ■主な取組み ■全国代理店会議 ■地方公共団体とのがん検診受診率向上の協働取組み 代理店/取扱者向けの全国各支店における定期的な勉 強会・経験交流会・セミナーに加え、使命感を持って運 動に積極的に取り組む代理店/取扱者や社員を本社に集 め、全国代理店会議を開催しています。7回目となる 2013年(平成25年)10月の会議では、本社開催に 加え、社内衛星放送システムを活用し、全国同時中継方 式で約4,500名の代理店/取扱者が参加しました。「生 存保障革命ひろがる」をテーマとしたがん体験者、社会 保険労務士、ライフパートナーの各講演を通じて、知 識・使命感の向上を図りました。 東京海上グループは、がん検診受診率50%超の達成 ●…締結・登録している道府県 ●…市 ■国との連携(がん検診企業アクション) ■地域・社会への貢献 当社は、2009年(平成21年)10月、国と企業が 連携してがん検診受診率50%超を目指す厚生労働省委 託事業「がん検診企業アクション」の趣旨に賛同し、東 京海上日動とともに『推進パートナー企業』となりまし た。官民一体となった取組みの中で、わが国のがん検診 受診率向上にも貢献していきたいと考えています。 認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動) を通じ、2005年(平成17年)3月よりピンクリボン運動の 支援を開始し、毎年街頭キャンペーン等を行っています。 2006年度(平成18年度)には「ハッピーシェアリ ング活動」を実施し、2008年(平成20年)3月に神 奈川県へマンモグラフィー機器搭載の乳がん検診車を 寄贈しました。 2011年度(平成23年度)から、ジャパン・マンモ グラフィーサンデー(J.M.S)支援を行っています。 2009年度(平成21年度)から盛岡市の市民団体「岩 手ホスピスの会」の活動に賛同し、抗がん剤治療患者 向け「タオル帽子」製作ボランティアを行っています。 (詳細はP.41~P.43「CSR(企業の社会的責任) の取組み」をご参照ください。) 「がん検診のススメ」 「がん検診企業アクション 推進パートナー企業 登録証」 ■静岡がんセンターとの協定 当社は2007年(平成19年)8月、静岡県 立静岡がんセンター、東京海上日動メディカ ルサービスと三者による「『が ん医療に関する相談支援等及 び情報提供のあり方』につい て包括的な共同研究協定」を 締結しました。 がんの予防、検診の重要性 を分かりやすくお伝えするた めのツールの共同開発などを 行っています。 <静岡がんセンター と共同作成したク イズ形式のがん啓 発リーフレット> 50 を目指す地方公共団体と連携し、地元の金融機関など とも一体となった、がんの啓発やがん検診受診率向上 の協働取組みを全国各地で行っています。協定締結や 事業登録等を行っている地方公共団体は、 44道府県・16市となっています(2014年 (平成26年)3月末現在) 。 ■商品・ご契約者様向けサービスのご提供 お客様のニーズやがん治療の実態に対応した商品やサービスを ご提供しています。 [商品] ○がん治療支援保険 初期のがんから、再発・転移の治療まで、が んと徹底的に闘うための保険です。 ○抗がん剤治療特約 長期間にわたり高額となりがちな抗がん剤 治療を保障します。 [ご契約者様向けサービス] ○がんお悩み訪問相談サービス お客様ががんと診断された場合に、専門の相 談員が訪問してお悩みをおうかがいし、お役 「がんお悩み訪問 に立てるような情報やツールをご提供します。 相談サービスチラシ」 生存保障への取組み 日本経済新聞全面広告 (2012年10月) ■「生存保障革命」とは 今までの保障 一般的な病状の進行と、一般的な医療保険・生命保険の保障範囲 < イメージ > 一般的な医療保険の保障範囲 軽度な症状で 通院 手術を受け 退院する 入院して 治療を受ける 保障の空白 在宅医療や リハビリで就業 不能となる 後遺症が残り 要介護認定を 受ける 一般的な生命保険の保障範囲 高度障害 状態となる 余命半年と 診断される 死亡 お客様本位の取組み 今までカバーをしきれなかった領域 生存保障革命 < イメージ > 生存保障革命! 軽度な症状で 通院 入院して 治療を受ける 手術を受け 退院する 在宅医療や リハビリで就業 不能となる 後遺症が残り 要介護認定を 受ける 老後の生活 高度障害 状態となる 余命半年と 診断される 死亡 長生きリスクへの取組み~「あんしんセエメエの健康・長生き学園」~ ※ 当社、東京海上グループ会社(東京海上日動メディカルサービス株式会社、東京海上日動 ベターライフサービス株式会社)および業務提携先が持つさまざまな情報をご提供します。 [主なコンテンツ] 健康増進棟 ・生活習慣病セルフチェック・生活習慣病の解説と予防法 ・事例でみる5疾病* ・ドクター根来の健康+長生き生活講座 保健室 ・健康診断結果の見方 ・介護の現状 図書館 ・“長生き”に関する意識調査 ・がんに関する意識調査 コーポレートデータ 2012年(平成24年)2月より、少しでも多くの皆様に疾病の予防や健康管理の大切さ等をお伝えし、 将来にわたって健康で長生きしていただくために、当社ホームページ内に「あんしんセエメエの健康・長生 き学園」サイトを開設しています。当社キャラクターのあんしんセエメエが学園長となり、 「健康増進棟」 「老 後に備える棟」「図書館」など学園内をめぐりながら生活習慣病や介護に関する情報をご案内します。 ※ 2014年(平成26年)1月には、「保健室」を新設しました。 業績データ 生存保障革命でカバーされる領域 老後に備える棟 ・資金の備えについて 経営管理体制 高齢化の進展や医療技術の進歩、入院の短期化等により、退院後も通院治療や介護が必要になったり、後 遺症で以前のように働くことができず収入が減ってしまうなど、従来の「医療保険」や「死亡保険」ではカ バーしきれない「保障の空白領域」が生まれています。 当社は、この「保障の空白領域」にしっかりとした保障をご提供し、お客様の「治療」 「家計」 「長生き」 「健 康」を支援するため、「生存保障革命」に取り組んでいきます。 生存保障革命とは? 事業の概況 がんをはじめとする重大な病気に罹患した場合、退院後も長期間にわたって治療や リハビリが必要になります。 当社では、お客様が病気になっても、ご家族とともにしっかりと「あんしん」して 暮らしていくために、保険会社ができることは何かを真剣に考えてきました。 そして、2012年(平成24年)10月、「生存保障革命」と題した取組みを新たにス タートさせ、「生存保障」分野に本格的に取り組むこととしました。「退院してからも、 暮らしがある。 」というメッセージを通じて、「生存保障」の大切さをお客様に広くお 伝えしていくとともに、お客様をお守りするための商品やサービスを開発していきます。 当社は今後も「生存保障革命」に取り組んでいくことで、 「生存保障はあんしん生命」 というブランドづくりを進めていきます。 経営方針・経営戦略 ■取組みの内容 ・事例でみる介護 * 悪性新生物(がん) 、急性心筋梗塞、脳卒中、肝硬変、慢性腎不全 51 お客様本位の取組み 正しくご契約いただくために 商品内容を正しくご理解いただくための取組み 当社では、商品に関する詳細な情報をご提供・ご説明し、正しくご理解いただき、ご納得のうえ、ご契約 いただけるよう次のような取組みを行っています。 契約概要 商品内容をご理解いただくため、必要な情報(商品の仕組み、保障内 容、付加できる主な特約やその概要など)を記載した『契約概要』を、保 険募集を行う際にお渡ししています。 注意喚起情報 ご契約に際して、お客様に特にご注意いただきたい情報(クーリング・ オフ制度、告知義務、保険金・給付金等のお支払いや保険料払込免除がで きない場合など)を記載した『注意喚起情報』を『ご契約のしおり・約款』 とともにお渡ししています。 『契約概要』 『注意喚起情報』 ご契約のしおり・約款 保険のお申込みの際には、ご契約に関する詳細な内容を記載した『ご 契約のしおり・約款』をお渡ししています。 このうち『ご契約のしおり』の部分では、保険金・給付金等のお支払い や保険料のお払込みなどに関する詳しいご説明に加えて、免責事由、告知 義務違反によるご契約の解除やクーリング・オフ制度等についてもわかり 『ご契約のしおり・約款』『保険種類のご案内』 やすくご説明しています。 保険種類のご案内 多様な商品の中からお客様のニーズに最も適したプランをお選びいた だくため、当社の商品内容を一括して掲載した『保険種類のご案内』を作 成し、ご用意しています。各種商品の仕組みや特長などを記載しています。 パンフレット 各種商品の仕組みや特長をわかりやすく記載し、ご契約の募集の際にお 渡ししています。 『パンフレット』 当社では、生命保険にご加入されるお客様が、商品や制度についてご存知でなかったために、デメリット(不利益) デメリット を被ることのないよう、お客様への商品説明の際、 「デメリット情報」のご提供やご説明を徹底しています。この「デ 情報のご提供 メリット情報」については、 『契約概要』 『注意喚起情報』 『ご契約のしおり・約款』 『パンフレット』に明示しています。 ご提案内容がお客様のご意向に合致していることをご確認いただくための取組み ご提案させていただいた商品の設計(保険種類、保険金額、保険期間等)が、お客様のご意向(ニーズ)に合致して いることをご確認いただく取組みを次のとおり行っています。 『契約概要』 『注意喚起情報』による重要事項説明に加え、 「適合性の原則」に基づき、 『意向確認書』を作成し、 お客様にお渡ししています。 この取組みでは、 ① 『意向確認書』によって、最終的にお客様のご意向(ニ ーズ)に合致していることをお客様、代理店/取扱者 が確認しています。 ②ご意向(ニーズ)を確認いただいたうえで、 『意向確認 書』にお客様(ご契約者)のご署名をいただいています。 ③ 『意向確認書』はお客様、当社にて各々保管しています。 「適合性の原則」は、従来から当社が掲げています 「お客様本位の生命保険販売」に資するものであること から、当社では、よりお客様に信頼いただくための取 組みとして積極的に対応しています。 『意向確認書』 52 お客様に告知の重要性をご理解いただくための取組み うことにもつながりかねません。 そこで一生涯を通じてお客様に「あんしん」をご提供す るために、正しい告知の重要性について十分にご理解いた だくための取組みを次のとおり行っています。 【取組み内容】 事業の概況 1.お 客様に告知の重要性および告知制度について正しくご理解いただくために、 お客様向けご説明チラシ『告知の大切さに関するご案内』をご用意しています。 2.お客様がご契約時に告知いただいた内容を、後日ご確認いただくことができる よう、告知書を複写化し、告知書ご記入後にお客様控を必ず交付する態勢をと っています。ペーパーレス申込手続き『らくらく手続き』をご利用いただいた 場合は、後日告知書のお客様控を送付しています。 3.代理店/取扱者に告知内容を知られたくないために正しい告知がなされないケ ースを防ぐ目的で、『告知プライバシー保護用シール』を作成し、お客様がご希 望の場合にはこれをご使用いただけるようにしています。 『告知の大切さに関するご案内』 必要な画面が表示され、1画面ごとにしっかりとご確認 いただくことができます。 経営管理体制 ご契約にあたって大切なことを漏れなく、ご理解・ご確認いただくための取組み 上記3つの取組みをさらに高いレベルで実施していく ために、2013年(平成25年)10月からタブレット型 端末等を活用したペーパーレス申込手続き『らくらく手 続き』を導入しました。お客様のお申込内容にあわせて 経営方針・経営戦略 生命保険においては、お客様が告知された内容が正し くないと保険契約が解除になり、保険金や給付金をお受 け取りになれない場合があります。また、健康状態によ っては、新たな保険契約に加入できず、一切の保障を失 お客様本位の取組み ご契約内容をご確認いただくための取組み ●申 込書・意向確認書・告知書等のお客様控をお 渡ししています。 保険証券にアンケートを同封し、保険証券の記載内容 に誤りがないか、お申込内容と一致しているかをご確認 いただいています。 クーリング・オフ制度について お申込者またはご契約者は、「ご契約のお申込日」または「第1回保険料相当額の領収日」のいずれか遅い日から( 「責任開始期に関 する特約」を付加した場合は「ご契約のお申込日」から) 、その日を含めて8日以内であれば、書面によりお申込みの撤回またはご契約 の解除(クーリング・オフ)をすることができます。この場合、お払い込みいただいた金額をお返しします。 なお、当社が指定する医師による診査の後や、ご契約者が法人の場合等、クーリング・オフできない場合があります。 また、保険種類によってお取扱いが異なる場合があります。 詳しくは、 「ご契約のしおり(ご契約に際して) 」 “3.クーリング・オフ制度(お申込みの撤回またはご契約の解除) ”をご覧ください。 コーポレートデータ ●保険証券を送付しています。 ●保険証券同封アンケート 業績データ 実際にご契約された内容がお客様のお申込内容どおりのものとなっているかをご確認いただくため、次のような取組 みを行っています。 53 お客様本位の取組み あんしん生命の商品 新規開発商品の状況(2014年(平成26年)3月31日現在) 当社では「お客様本位の生命保険事業」という基本方針のもと、1996年(平成8年)10月の開業時から、幅広い ラインナップの商品を揃え、お客様の多様なニーズにお応えできるよう努めてきました。卓越した商品開発力を背景に、 「生存保障革命」への取組み等を通じて、お客様のニーズにさらにきめ細かく対応できる商品を開発・発売しています。 ●標準利率の改定に伴い、2013年(平成25年)4月2日に各種商品の予定利率を引き下げました。 長引く低金利による標準利率(*)の引き下げに伴い、長割り終身、終身保険、長生き支援終身、定期保険、長割り 定期、特定疾病保障定期保険について、予定利率の引き下げを実施しました。これにより保険料が引き上げとなります が、これまで有配当タイプであった長割り終身、終身保険、長生き支援終身については、無配当タイプに変更すること で予定利率の引き下げ幅を抑え、お客様の保険料負担の増加を軽減しました。 (*)標準利率は、保険会社が積み立てることを義務付けられている責任準備金の計算に用いる利率です。保険料計算に用いる予定利率と差が生じた場合、 保険会社の責任準備金負担が大きくなってしまうため、標準利率の引き下げにあわせて予定利率を引き下げることが必要となります。 ●メディカルKit Rシリーズのラインナップを充実させました。 2013年(平成25年)1月に発売された「メディカルKit R(医療総合保険(基本保障・無解約 返戻金型)健康還付特則付加)」は、病気やケガによる入院、手術、放射線治療の一生涯の保障に加 え、所定の年齢(*1)までお払い込みいただいた保険料からそれまでにお受け取りいただいた入 院給付金等の合計金額を差し引いた残額を健康還付給付金としてお受け取りいただける医療保険で す。発売当初ご契約いただける年齢は50歳までとなっていましたが、多くのお客様から51歳以降 でも契約できるようにしてほしいとのご要望をいただき、2013年(平成25年)7月18日よりご 契約いただける年齢を「50歳まで」から「60歳まで」に拡大しました。 また、健康に不安のあるお客様からも加入のご要望を多数いただいていましたことから、「メディ カルKit R」のお引受けの基準を緩和した「メディカルKitラヴR(医療保険(引受基準緩和・無解 約返戻金型)健康還付特則付加)」(*2)を2014年(平成26年)2月2日に発売しました。 (*1)契約年齢が0~50歳の場合は70歳、51~55歳の場合は75歳、56~60歳の場合は80歳となります。 (*2)契約年齢範囲は20~60歳となります。健康還付給付金をお受け取りいただける所定の年齢は、契約年齢が20~50歳の場 合は70歳、51~55歳の場合は75歳、56~60歳の場合は80歳となります。 メディカルKit R・メディカルKitラヴRの保障内容例 <入院給付金日額1万円、健康還付給付金のお受け取り年齢:70歳> 病気やケガで 入院 所定の をされたとき 日帰り入院 から保障 1回の入院の支払限度日数は60 日です。 〈疾病入院給付金〉 〈災害入院給付金〉 入院給付金日額 1 手術・放射線治療 入院給付金等のお受取りがなかった場合 を受けられたとき 〈手術給付金〉 〈放射線治療給付金〉 手術給付金・放射線治療給付金額 入院中の手術 万円 外来の手術 放射線治療 10 万円 5 万円 10 万円 ご契約日から 1 年以内(*3) 5 千円 ご契約 公的医療保険制度の 給付対象の ご契約日から ご契約日から ご契約日から 1 年以内(*3) 1 年以内(*3) 1 年以内(*3) 5 万円 2.5万円 70歳 5 万円 終身 70歳までに お払い込み いただいた 保険料 全額 リターン! 健康還付 給付金 ↓「あった」だけ微妙に大きいのは、指示によるも 入院給付金等のお受取りがあった場合 70歳までに お払い込み いただいた 保険料 入院・手術・ 放射線治療 給付金 給付金として お受け取り済 給付金分を 差し引いて リターン! 健康還付 給付金 (*3)メディカルKitラヴRには支払削減期間が設定されています。ご契約日の1年後の応当日前日までの期間についての給付金のお受取りは、支払削減期 間経過後の50%の金額となります。 54 主な商品(2014年(平成26年)3月31日現在) 死亡と高度障害の保障を一生涯確保できる保険です。保険料払込期間中の解約返戻金は当社 の終身保険(解約返戻金を低く制限しない保険)の70%になっていますので、その分保険料 が割安です。 死亡と高度障害に加え、公的介護保険で要介護2以上または当社所定の要介護状態となった 際に一時金をお受け取りいただける保障が一生涯続きます。被保険者が保険金をお受け取りい ただくことなく所定の年齢の契約応当日を迎えられた場合には、健康祝金をお受け取りいただ けます。また、悪性新生物(がん)(*)、急性心筋梗塞、脳卒中により所定の状態になられた とき将来の保険料のお払込みが不要となる、「3大疾病保険料払込免除特則」を任意で付加で きます。 ●家計保障定期保険 就業不能保障プラン(家計保障定期保険 重度5疾病・重度介護保 険料払込免除特則、重度5疾病・重度介護家計保障特約付加) 死亡と高度障害に加え、5疾病(悪性新生物(がん)(*)、急性心筋梗塞、脳卒中、肝硬変、 慢性腎不全)による所定の就業不能状態や、病気やケガによる所定の要介護状態になった場合 に毎月給付金をお受け取りいただける保険です。 ●メディカルKit 就業不能サポートプラン(医療総合保険(基本保障・無解約返戻金型) ・ 5疾病就業不能特約付加) 病気やケガによる入院、手術、および放射線治療の保障に加え、 5疾病(悪性新生物(がん) (*) 、 急性心筋梗塞、脳卒中、肝硬変、慢性腎不全)により所定の就業不能状態となった場合に、就 業不能給付金をお受け取りいただけます。 ●がん治療支援保険 ●生損保一体型商品「超保険」 コーポレートデータ がんに罹患された場合の保障を確保できる保険です。がんと診断された場合は診断給付金を、 がんの治療を目的として入院された場合は入院給付金をお受け取りいただけます。抗がん剤治 療を受けたときに治療給付金をお受け取りいただける「抗がん剤治療特約」、がんの治療のた めの先進医療にかかわる技術料を保障する「がん先進医療特約」などを任意で付加できます。 業績データ (*) 「上皮内がん」および「皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がん」は対象になりません。 お客様本位の取組み (*) 「上皮内がん」および「皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がん」は対象になりません。 経営管理体制 (*) 「上皮内がん」および「皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がん」は対象になりません。 事業の概況 ●長生き支援終身(低解約返戻金型終身介護保険) 経営方針・経営戦略 ●長割り終身(低解約返戻金型終身保険) 生命保険と損害保険を一体化し、お客様とご家族を取り巻くリスクをまとめて保障(補償) する革新的な保険です。お客様のライフプラン、家族構成やライフステージのさまざまな変化 にあわせて、コンサルティングによる最適な保障(補償)をご提供します。 55 お客様本位の取組み 商品の一覧(2014年(平成26年)3月31日現在) 個人向けの商品 主契約 保険種類 終身保険 ご利用の目的 終身の保障を ご希望の方へ 一生涯の介護保障も ご希望の方へ 一定期間の保障を ご希望の方へ 定期保険 保障の確保や 退職金等の備えを ご希望の経営者等の方へ 販売名称 終身保険 長割り終身 (低解約返戻金型終身保険) 長生き支援終身(*1) (低解約返戻金型終身介護保険) 定期保険 長割り定期 (定期保険・低解約返戻金特則付加) 低解約返戻金型逓増定期保険 家計保障定期保険(*1) 万一の場合の毎月の収入を 確保したい方へ 3大疾病(悪性新生物(がん)(*2) ・ 急性心筋梗塞・脳卒中)への 備えをご希望の方へ 家計保障定期保険 就業不能保障プラン (家計保障定期保険 重度5疾病・重度介護保険料払込免除特則、 重度5疾病・重度介護家計保障特約付加) 特定疾病保障定期保険 メディカルKit 基本プラン (医療総合保険(基本保障・無解約返戻金型) ) メディカルKit 就業不能サポートプラン (医療総合保険(基本保障・無解約返戻金型)・5疾病就業不能特約付加) メディカルKit 女性プラン (医療総合保険(基本保障・無解約返戻金型)・女性疾病保障特約付加) 疾病・医療保険 病気やケガへの 備えをご希望の方へ メディカルKit 自由設計プラン (医療総合保険(基本保障・無解約返戻金型)) メディカルKit R (医療総合保険(基本保障・無解約返戻金型) ・健康還付特則付加) メディカルKitラヴ (医療保険(引受基準緩和・無解約返戻金型)) メディカルKitラヴR (医療保険(引受基準緩和・無解約返戻金型)・健康還付特則付加) 養老保険 個人年金保険 こども保険 傷害保険 がんへの備えを ご希望の方へ 保障と財産形成を同時に ご希望の方へ 豊かなセカンドライフを ご希望の方へ お子さまの教育資金の 準備をご希望の方へ 一生涯の災害保障を 希望される方へ がん治療支援保険 養老保険 5年ごと利差配当付個人年金保険(無選択加入特則付加) 5年ごと利差配当付こども保険 長期傷害保険(*3) (*2) (*1)悪性新生物(がん) 、急性心筋梗塞、脳卒中により所定の状態になられたとき将来の保険料のお払込みが不要とな る、「3大疾病保険料払込免除特則」を任意で付加できます。 「上皮内がん」および「皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がん」は対象になりません。 (*2) (*3)ご契約者が法人または個人事業主の場合に限ります。 56 主な特約 ※ご契約の種類、内容および申込形態等によっては、お取扱いできないことがあります。 特約名 平準定期保険特約 逓減定期保険特約 万一の場合の毎月の収入を確保したい方へ 家計保障定期保険特約 災害による死亡・障害 の際の保障をひろげる 特約 災害による死亡・高度障害の際の保障を大きくしたい方へ 災害割増特約 災害による死亡・身体障害の際の保障をご希望の方へ 傷害特約(本人型) 悪性新生物(がん)(*)、急性心筋梗塞、脳卒中、肝硬変、慢 性腎不全による就業不能状態となった場合や、介護の保障をお 考えの方へ 重度5疾病・重度介護家計保障 特約 悪性新生物(がん)(*)、急性心筋梗塞、脳卒中、肝硬変、慢 性腎不全による就業不能の際の保障をお考えの方へ 5疾病就業不能特約 悪性新生物(がん)(*)、急性心筋梗塞、脳卒中の所定の疾病 状態の際の保障をお考えの方へ 3大疾病保障特約 女性特有の病気など所定の疾病による入院および乳房再建手術 の保障をご希望の方へ 女性疾病保障特約 先進医療による療養を受けた際の保障をご希望の方へ 先進医療特約 先進医療特約(引受基準緩和型) がんと診断されたときの保障をご希望の方へ がん診断特約 抗がん剤による治療を受けた際の保障をご希望の方へ 抗がん剤治療特約 がん治療のための手術の保障をご希望の方へ がん手術特約 がん治療のための通院の保障をご希望の方へ がん通院特約 がん治療のための先進医療による療養を受けた際の保障をご希 望の方へ がん先進医療特約 就業不能状態に該当し た際の保障を確保する 特約 医療の保障をひろげる 特約 経営管理体制 一定期間、保障額の上乗せをお考えの方へ 事業の概況 死亡・高度障害の際の 保障を大きくする特約 経営方針・経営戦略 ご利用の目的 がんの治療のための入院の保障を支払日数の制限なく確保した がん入院支払日数無制限特約 い方へ (引受基準緩和型) 保険金等のお受取りに 関する特約 病気やケガがなかったときの祝金をご希望の方へ 健康給付特約 保険金・給付金等を年金として受け取りたい方へ 年金支払特約 被保険者が余命6か月以内と判断されたときに一部または全部 の保険金のお受取りをご希望の方へ リビング・ニーズ特約 保険金等の受取人が保険金等を請求できない所定の事情がある 場合に、指定代理請求人による代理請求をご希望の方へ 指定代理請求特約 お客様本位の取組み 病気やケガがなかった ときに祝金をお受け取 りいただける特約 (*) 「上皮内がん」および「皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がん」は対象になりません。 主契約 付加できる契約 業績データ 企業・団体向けの商品 ・災害割増特約 ・傷害特約 ・こども特約 ・災害保障特約 団体定期保険 ・交通災害特約 ・こども災害割増特約 ・こども傷害特約 ・こども災害保障特約 総合福祉団体定期保険 団体信用生命保険 ・ヒューマン・ヴァリュー特約 ・年金払特約 ・災害総合保障特約 ・無配当特約 ・障害特約 情報システムに関する状況 コーポレートデータ ・こども交通災害特約 ・年金払特約 ・無配当特約 「メディカルKitラヴR」等の新商品開発や、新契約計上手続きを迅速化するためのオンライン開発など、お客様にさ らにご満足いただくためのシステム機能の拡充を実施しました。特に、タブレット端末等を活用した申込手続き「らく らく手続き」を導入し、業界初(*)となる新機能を開発することで、お客様、代理店/取扱者の利便性向上を実現し ました。 (*) 「健康状態に関する告知の査定結果(お引受条件)をその場で提示」 、「ペーパーレス申込手続きのマルチデバイス対応」の2つの 業界初の機能を導入しました(2013年4月時点 当社調べ)。 57 お客様本位の取組み ご契約者様向けサービス 当社では、保険にご加入いただいているお客様とそのご家族の皆様に対して、各種サービスをご用意して います。保険金等をお支払いすることにより経済的なサポートを行うだけではなく、お客様のリスクやお悩 み・不安を防止・軽減するサービスや情報をあわせてお届けすることで、少しでもお客様のお役に立ちたい と考えています。 (2014年(平成26年)3月31日現在) 目的 日常の健康管理、 病気の早期発見に サービス名 サービス内容 人間ドック・脳ドック・ がんPET検診優待サービス 人間ドック・脳ドック・がんPET検診を実施する全国の提携医療施設の中か らお客様のご希望に沿った施設のご紹介と予約を行います。 当社のお客様向け優待割引料金で受診することができます。 ※医療機関・検診内容によっては割引が適用されない場合があります。 ご利用いただいたお客様の声 保険に加入したことを契機に、代理店から勧められてがんPET検診を 受けたところ、甲状腺の早期がんが発見されました。 発見が早かったので、おかげさまで数日の入院と簡単な手術で済み、 その後の経過も良好です。勧めてもらわなければ、自分から受けよう とは思いませんでした。本当にありがとうございました。 (40代男性より) ●緊急医療相談/一般の健康相談 救急救命センターに勤務する現役の救急専 門医と、豊富な臨床経験を有した看護師 が、24時間365日「常駐」し、突然の発 病やケガ、日常のおからだのお悩みなどに ついて電話で的確にアドバイスします。 何か気になる症状やおからだの悩みがあったら ●医療機関案内 夜間・休日の救急医療機関や、出張先・旅先での最寄りの医療機関、女性医師 のいる病院など、全国45万件のデータベースからお客様のご要望に応じた医療 機関を電話でご案内します。地図情報を活用した独自のシステムにより、医療 機関までの道順もリアルタイムでご案内することが可能です。 ご利用いただいたお客様の声 メディカルアシスト 旅行中に子どもがケガをしてしまいました。初めて訪れた場所である うえ、土曜日だったことから受診できる病院がわからず困っていまし たが、メディカルアシストに電話をしたところ、すぐに受診できる病 院を教えてもらうことができ、大変助かりました。 (30代女性、2歳児のお母様より) ●予約制専門医相談 「病院に行く前に相談したい」 「治療を続けているが不安がある」 「体質改善を考 えたい」など、日頃のおからだの不調やお悩みに関して、様々な分野で高度な 知識を有する専門医が電話でアドバイスします。 ※事前に予約の上、ご利用いただきます。 各診療分野の専門医への相談が可能(例) 一般内科 一般外科 小児科 産婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 皮膚科 歯科 心療内科(精神科) 整形外科 泌尿器科 消化器内科 消化器外科 循環器内科 心臓外科 神経内科 脳神経外科 内分泌内科 呼吸器内科 呼吸器外科 乳腺外科 甲状腺科 血液内科 小児神経科 口腔外科 腫瘍内科 腫瘍放射線科 緩和ケア 漢方医療 医療ソーシャルワーカー ●転院・患者移送手配 出張先などで急遽入院した救急病院から、ご自宅近くの病院に転院するとき など、民間救急車や航空機特殊搭乗手続など一連の手配を代行します。 ※転院などの実費はお客様負担となります。 58 ※これらのサービスは、当社がグループ会社もしくは提携会社を通じてご提供します。 目的 サービス名 サービス内容 ※事前に予約の上、ご利用いただきます。 がん専用相談窓口 心のケア 肺 や 乳 腺 ・ 消 化 器 な ど、 がんと闘う患者様やご家 臓器によって治療法が異 族には、精神的な負担が なるがんに対応できるよ かかります。精神腫瘍科 う専門医を擁し、症状や治 の医師が、がん治療にお 療法等についてきめ細か ける患者様とご家族の心 いアドバイスを行います。 のケアを行います。 治療以外のご相談 医療制度や在宅医療など、 治 療 以 外 の お 悩 み に は、 メディカルソーシャルワ ーカーがお応えします。 がんと診断されたお客様へ、専門の相談員が訪問しお悩みをおうかがいします。 不安やお悩みの原因について一緒に考え、お役に立てるような情報やツール をご提供します。 ●電話相談 公的介護保険制度の内容およびその申請方法、施設の種類や入所、在宅介護 サービス利用方法など、介護に関するお悩みに、社会福祉士・介護福祉士・ 介護支援専門員・看護師などの専門の相談員がお応えします。 ご利用いただいたお客様の声 日常生活の 様々なサポートに ●社会保険に関するご相談 公的年金などの社会保険に関するご相談に、社会保険労務士が電話でお応え します。 コーポレートデータ 元気だった父が突然脳梗塞で倒れ、左半身麻痺と認知症の症状が出ま した。退院時期が迫り、自宅でどう介護すべきかわからず困って電話 相談をしました。介護保険のサービス利用例や手続きの進め方、近所 の相談窓口など、アドバイスをいただいたおかげで具体的な対応方法 がわかり、ほっとしました。 (50代女性より) 業績データ 介護について ご相談があったら ●訪問相談 実際にご訪問し、生活環境・健康状態・生活に対するご意向などをおうかが いし、経験豊富な認定ケアマネジャーなどがケアプランの骨子の作成または ケアプランに対するセカンドオピニオンをご提供します。 ※訪問相談は、 「長生き支援終身」にご加入のお客様および同居の実父母様が所定の要介護状態 になった場合にご利用いただけます。 ※事前準備のうえ訪問するため、訪問には数日のお時間をいただきます。 デイリーサポート お客様本位の取組み がんと診断され落ち込む母を精神的にフォローしてほしいと思い、が んお悩み訪問相談サービスを利用しました。母の不安を相談員の方に じっくり聞いてもらったうえで、治療や食事、副作用などについての 情報を教えていただくことができたので、母も私も気持ちを整理する ことができました。 (40代女性より) 経営管理体制 ※がんお悩み訪問相談サービスは、保険にご加入のお客様が、がんと診断された場合にご利用 いただけます。 ※事前準備のうえ訪問するため、訪問には数日のお時間をいただきます。 ご利用いただいたお客様の声 介護お悩み電話・ 訪問相談サービス 事業の概況 がんと診断されたら がんお悩み訪問相談 サービス 臓器ごとの 専門医ラインナップ 経営方針・経営戦略 がんに関する様々なお悩みに、大学病院の教授・准教授クラスを中心とした 経験豊富な医師、看護師、メディカルソーシャルワーカーがお応えします。 さらに、がんと闘う患者様とご家族が抱える心の問題にも向き合います。 ●法律・税務に関するご相談 身のまわりの法律や税金に関するご相談に、弁護士などが電話でお応えします。 ●暮らしの情報提供 グルメ・レジャー情報、マナー・冠婚に関する情報、各種スクール情報など、 暮らしに役立つ様々な情報を電話でご提供します。 ※これらのサービスは、当社がグループ会社もしくは提携会社を通じてご提供します。 59 お客様本位の取組み ご契約に関するご案内 ご契約内容に関するお手続き・ご相談 ●お電話での受付 ご契約者様専用フリーダイヤル 0120-560-834 【受付時間】 平日 9:00~18:00 土曜 9:00~17:00(日曜・祝日・年末年始を除きます。) ※上記の受付時間以外は自動音声で一部のサービスをご利用いただけます。 フリーダイヤルをご利用いただき、音声案内にしたがってご利用の窓口をお選びください。 〈お願い〉 ・保険証券をお手元にご用意のうえ、「契約者ご本人様」からお電話くださいますよう、お願いします。 ・休日明けはお電話が大変混み合うため、つながりにくい場合がございますので、あらかじめご了承ください。 お手続きやご相談の例 ・契約の内容について確認したい。 ・住所を変更したい。 ・保険料の振替口座を変更したい。 ・契約者貸付を受けたい。 ●インタ-ネットでの受付 ホームページでは、契約概要のご確認や住所変更の受付、保険金・給付金請求受付のお手続き等が可能で す。また、お客様のお役に立つさまざまな情報をご提供しています。 ■主なコンテンツ 商品紹介、保険料試算 保険をお考えの 資料請求 お客様 保険のご相談 通販で加入したい ご契約者様 各種お手続き案内 保険金・給付金請求の受付 契約内容変更手続き書類のご請求 契約者さま専用ページ* お客様をお守りするサービス お客様をお守り お客様をがんからお守りする運動 する取組み の取組み 会社情報 業績(ディスクロージャー資料) あんしん生命に 採用情報 ついて CSR 東京海上グループについて *契約概要の確認、住所変更の受付等 ホームページの各コンテンツ・サービスの内容は予告なく、変更・ 中止となる場合があります。 URL http://www.tmn-anshin.co.jp/ 検索 あんしん生命 60 郵送でのご案内 ○ご契約内容のお知らせ 毎年1回、ご契約者様に、現在ご加入のご契約内容や配当金の状況・各種お手続きの方法・便利な 制度・ご利用いただけるサービス等についてご案内しています。 『ご契約内容のお知らせ』 『あんしんサポートブック』 インターネットでのご連絡 <弊社ホームページ> http://www.tmn-anshin.co.jp/ 弊社ホームページから下記の順序でお進みください。 ご契約者様 保険金・給付金のご請求手続きの流れ インターネットでのご連絡 お電話でのご連絡 保険金請求受付専用ダイヤル 7 0120-536-338 ® 【受付時間】平日 9:00~18:00 土曜 9:00~17:00 (日曜・祝日・年末年始を除きます) 代理店・ライフパートナーへのご連絡 担当の代理店もしくはライフパートナーにご連絡ください。 あんしん サポートブック 2014年度版 保険金・給付金のご請求事例集 本冊子は、保険金・給付金をもれなくご請求いただくため に、主な商品のお支払いできる場合・できない場合の代 表的な事例をまとめたものです。 お支払対象となる保険金等はご契約によって異なります ので、必ず同封の「ご契約内容のお知らせ」 でお客様の保 障内容をご確認ください。 保険金・給付金の 1 ご請求手続きの流れ P.01 2 保険金・給付金の ご請求について P.03 3 お支払い できる・できない 具体的事例 P.06 指定代理請求特約 4 について P.22 事業の概況 保険金・給付金をご請求いただく場合の連絡方法 保険金・給付金を確実にお受け取りいただくために、保険金等のお 支払事由が生じたり、 お支払の可能性があると思われる場合は、下記 の連絡方法にてご連絡ください。 総合的なご案内 経営方針・経営戦略 ご契約加入後も、ご契約内容に関するさまざまなご案内をお届けし、ご契約内容を正しくご理解いただけ るよう努めています。 がん専用相談窓口・がんお悩み訪問相談サービス ご契約者様・被保険者様が「がん」 と診断された場合に、 ご本人様と そのご家族様がご利用いただける無料サービスです。 ■がん専用相談窓口 がんに関する様々なお悩みに、経験豊富な医師やメディカル ソーシャルワーカーがお応えします。 ■がんお悩み訪問相談サービス 専門の相談員が訪問し、お客様の不安やお悩みの原因につい て一緒に考え、お役に立てるような情報やツールを提供させ ていただきます。 本冊子は「ご契約内容のお知らせ」作成日現在の普通保険約款・特約の内容 に沿った事例を記載しております。 7 0120-363-992 ® 【受付時間】24時間・365日 E76-17030(6)改定 201406 お手続きが完了した場合に当社 からお送りするもの ○お支払いのご案内(契約者貸付金) ○ 〈契約者貸付〉利息繰入のご案内 など お支払期日の到来前に当社から お送りするもの ○満期に伴う返戻金のご案内 ○生存給付金のご案内 ○祝金のご案内 ○年金のご請求のご案内 など お手続きが完了した場合に当社 からお送りするもの ○お支払いのご案内(満期保険金、解約返戻金 等) ○年金証書 など ○生命保険料控除証明書(10月頃) ○保険期間満了のお知らせ ○前納期間終了に伴うお手続きのお願い ○更新(継続)お手続きのご案内 ○生命保険手続完了通知 など コーポレートデータ その他 ○保険料お立替えのご案内(保険料自動振替貸付) ○保険契約失効および復活手続きのご案内 など 業績データ 保険金・給付金 などのお支払い について 保険料のお払込みがないまま猶 予期間を過ぎた場合に当社から お送りするもの お客様本位の取組み 契約者貸付 について ○生命保険料再請求のお知らせ ○生命保険料お払込みのご依頼 など 経営管理体制 保険料の お払込み について 口座振替できなかった場合に当 社からお送りするもの 61 お客様本位の取組み 保険金・給付金のご請求 保険金・給付金ご請求手続き 以下の方法で、保険金・給付金をお受け取りいただけます。 お客様 STEP 1 ご連絡 下記の3つから連絡方法をお選びいただき、ご請求の内容をお伝えください。 ご請求の内容とは入院・手術などをされた方のお名前・証券番号・治療の状況などです。 保険金請求受付専用ダイヤルへお電話ください。 受付時間:平日9:00 ~ 18:00 土曜9:00 ~ 17:00(日曜・祝日・年末年始を除きます。) インターネット 当社ホームページから下記の順序でお進みください。 ご契約者様 保険金・給付金の ご請求手続きの流れ インターネット でのご連絡 http://www.tmn-anshin.co.jp/ あんしん生命 検索 担当の代理店もしくはライフパートナーへご連絡ください。 当社 STEP 2 ご案内 お手続きの詳しいご案内と必要な書類をお送りします。 診断書・公的書類など、ご請求に必要な書類にかかる費用はお客様のご負担になります。 お客様 STEP 3 ご提出 必要書類をご記入いただき書類の不足がないかご確認のうえ、ご提出ください。 必要書類(請求書・診断書など)は当社で受付後、内容を確認させていただきます。 ●書類の不足や証明書の内容に不明な点がある場合は、当社より確認のためのご 連絡を差し上げます。 ●ご提出いただいた書類の内容によっては当社より直接医療機関等へ確認させて いただく場合もあります。この場合は、事前にご連絡を差し上げます。 『保険金等請求書兼同意書』 当社 STEP 4 お支払い 保険金・給付金をお支払いします。「お支払いのご案内」をお送りしますのでご確認ください。 保険金・給付金は、ご指定いただいた口座へお支払いします。 ●ご契約の約款の規定により、保険金・給付金をお支払いできない場合もあります。その場合、お支 払いできない理由を書面等でご説明します。 ※ 「満期保険金、生存給付金、健康給付金、祝金、年金」等については、ご請求方法が異なります。お支払期日の到来前 に当社からご案内をお送りし、詳細をお知らせしています。 62 保険金・給付金のお支払い 保険金・給付金を確実にお届けするための態勢 当社では、お客様に保険金・給付金を確実にお届けするために保険金・給付金のお支払い漏れ、お支払い誤りを防止 すべく、支払部門が査定したお支払い内容を、別組織において再点検・再検証する態勢としています。 保険金部 企画管理グループ 支払審議チーム 保険金部 保険金グループ 保険金グループでお 支 払 い 、またはお支 払いに該当しないと 判断した事案を再点 検・再検証 お支払いに該当しな いと判断した事案を 全件事後検証 支払審査会 お支払いに該当しな いと判断した事案の 中で業務品質・リス ク管理部長が審査を 必要とした事案を、社 外の医師、弁護士、保 険金部以外の社員に より再審査 事業の概況 お客様からいただい た請求書類を確認 し、保険金・給付金の お支払い可否を決定 業務品質・ リスク管理部 経営方針・経営戦略 1.お支払い内容の複数のチェック態勢 2.お客様の声への対応態勢 経営管理体制 当社では、すべてのお客様の声へ的確に対応するために、支払部門とは別組織の「業務品質・リスク管理部」におい て、お客様からのご意見、ご要望、ご不満等を一元的に管理する態勢としています。特に、保険金・給付金の決定内容 に関するご照会に対しては、専門的な受付窓口の「保険金再審査ご相談コーナー」を設置して対応しています。また、 お客様のお申し出により、社外の医師や弁護士が再度審査する「再審査請求制度」、および当社の決定内容に関して お客様が社外の弁護士と直接ご相談できる「社外弁護士相談制度」を設置しています。 3.保険金・給付金のお支払いに対する経営レベルでの管理態勢 保険金・給付金のお支払い状況 当社が2013年度(平成25年度)において保険金・給付金をお支払いした件数・金額、お支払いに該当し ないと判断した件数、2013年度に保険金等のお支払いを行った事案に関しお支払い漏れ等(お支払い漏れ・ 請求案内漏れ等)が判明し、2013年度に追加的なお支払いを行った保険金等の件数・金額は次のとおりです。 (単位:件、百万円) 合 計 お支払い件数 131,274 お支払い金額 52,351 保険金 22,511 【お支払い漏れ等が判明し追加でお支払いした件数・金額 (2013年度)】 (単位:件、百万円) お客様等からの申し 当社が自らお支払い 出・照会により、お 漏れ等を把握し、追 支払い漏れ等が判明 加的に支払ったもの し、追加的に支払っ (内部発見) たもの(外部発見) 件数 58 31 27 金額 11 5 6 上記のほか、2013年度には、2012年度以前に保険金等のお支払い を行った事案に係る追加的なお支払いを、20件・4百万円実施してい ます。 詐欺による取り消し・詐欺による無効 不法取得目的による無効 告知義務違反による解除 重大事由による解除 免責事由に該当 支払事由に非該当 その他 合 計 1 0 303 7 53 6,608 0 6,972 保険金 0 0 4 1 44 104 0 153 給付金 1 0 299 6 9 6,504 0 6,819 ※件 数は生命保険協会にて策定した基準に則って集計した個人保険・ 個人年金保険・団体保険の合計です。 【用語のご説明】 ○お支払い漏れ 保険金・給付金の請求時に提出された診断書等に記載さ れた内容から、お支払い対象と判断することが可能であっ た事案 ○請求案内漏れ 保険金・給付金の請求時に提出された診断書等に記載さ れた内容から、請求を受けた保険金・給付金以外にもお支 払いできる可能性がある保険金・給付金があったにも関わ らず、通常の検証作業(原則として当初のお支払いから一 ヶ月以内)で把握されず個別の請求案内が行われなかった 事案 コーポレートデータ ※1.件 数は生命保険協会にて策定した基準に則って集計した個人保 険・個人年金保険・団体保険の合計です。 2.件 数・金額には満期保険金・生存給付金、各種払戻金等の支払査 定を要しないお支払いは含まれていません。 合計 (単位:件) 合 計 給付金 3,629 127,645 29,840 【お支払い非該当件数および内訳(2013年度)】 業績データ 【お支払い件数・金額(2013年度)】 お客様本位の取組み 当社では、保険金・給付金を迅速かつ適切にお支払いするための取組みを企画・立案し、その遂行状況を確認すると ともに、取締役会からの諮問に対して調査・審議または立案を行う取締役会委員会として「お客様サービス向上委員会」 を設置し、保険金・給付金のお支払いに対する経営レベルでの管理態勢を講じています。 63 お客様本位の取組み 漏れなくご請求いただくためのご案内 当社では、お客様に漏れなく保険金・給付金をご請求いただくために、 「ご契約時」 「ご契約期間中」 「保 険金・給付金のご請求時」のそれぞれにおいて、お客様に保険金・給付金のご請求について、ご案内してい ます。その他、ホームページやテレビCM等でも、保険金・給付金のお受取りについてご不明な点がある場 合には当社までご連絡いただきたい旨のご案内を行っています。 1.ご契約時のご案内 ご契約時には、お客様にお送りする保険証券に保険 金・給付金の「ご請求手続きの流れ」 「ご請求時の確認 事項」 「お支払いできる・できない場合の具体的事例」 等をまとめた『保険金・給付金をお受け取りいただくた めのガイドブック』を同封し、すべてのお客様にご理解 いただけるようにご案内しています。 『保険金・給付金をお受け取り いただくためのガイドブック』 2.ご契約期間中のご案内 ご契約期間中には、保険金・給付金を漏れなくご請求 いただくため、毎年お客様にお送りする『ご契約内容の お知らせ』 (P. 61をご参照ください。 )に保険金・給付 金をお支払いできる・できない場合等についてまとめた 『あんしんサポートブック』を同封し、改めてお客様に ご確認いただけるようにご案内しています。 保険金・給付金をご請求いただく場合の連絡方法 保険金・給付金を確実にお受け取りいただくために、保険金等のお 支払事由が生じたり、 お支払の可能性があると思われる場合は、下記 の連絡方法にてご連絡ください。 インターネットでのご連絡 あんしん 2 保険金・給付金のご請求について サポートブック 2014年度版 複数のご契約に加入されている場合 本冊子は、保険金・給付金をもれなくご請求いただくため に、主な商品のお支払いできる場合・できない場合の代 ご請求対象となるご契約が他にないかご確認ください。 表的な事例をまとめたものです。 http://www.tmn-anshin.co.jp/ 弊社ホームページから下記の順序でお進みください。 お支払対象となる保険金等はご契約によって異なります ので、必ず同封の「ご契約内容のお知らせ」 でお客様の保 障内容をご確認ください。 ご契約者様 保険金・給付金のご請求手続きの流れ 死亡によるご請求の場合 1 保険金・給付金の ご請求手続きの流れ 2 保険金・給付金の ご請求について 3 お支払い できる・できない 具体的事例 お電話でのご連絡 入院をした P.01 手術をした 放射線治療をした 保険金請求受付専用ダイヤル 7 0120-536-338 ® 【受付時間】平日 9:00~18:00 土曜 9:00~17:00 (日曜・祝日・年末年始を除きます) 代理店・ライフパートナーへのご連絡 担当の代理店もしくはライフパートナーにご連絡ください。 がん専用相談窓口・がんお悩み訪問相談サービス ご契約者様・被保険者様が「がん」 と診断された場合に、 ご本人様と そのご家族様がご利用いただける無料サービスです。 指定代理請求特約 4 について ■がん専用相談窓口 がんに関する様々なお悩みに、経験豊富な医師やメディカル ソーシャルワーカーがお応えします。 ■がんお悩み訪問相談サービス 専門の相談員が訪問し、お客様の不安やお悩みの原因につい て一緒に考え、お役に立てるような情報やツールを提供させ ていただきます。 障害状態になられたとき ●両眼が 見えなくなった ●発音が できなくなった ●両耳が 聞こえなくなった 入 院 給 付 金・手 術 給 付 金 等 の お支払い対象となる可能性が あります。 〈対象となる保険種類・特約例〉 ●医療保険 ●医療総合保険 (基本保障・無解約返戻金型) ●疾病入院特約 など P.03 入院や手術給付金のご請求の場合 ご病気ががんで、入院前や退院後に通院をされたとき P.06 [がんによる通院とは] 所定の日数の 入院をし かつ P.22 入院前後の 所定の期間内に 通院をした ご病気が5疾病のとき [5疾病とは] ●がん ●急性心筋梗塞 ●脳卒中 ●肝硬変 ご病気が3大疾病のとき [3大疾病とは] ●がん ●急性心筋梗塞 となります。 [例] リンパ性白血病、多発性骨髄腫、真正赤血球増加症(多血 症)、骨髄異形成症候群、慢性骨髄増殖性疾患、本態性(出 血性)血小板血症 ® 【受付時間】24時間・365日 就業不能給付金または重度5 疾病・重度介護給付金のお支 払いや保険料払込免除の対 象となる可能性があります。 ●慢性腎不全 〈対象となる保険種類・特約例〉 ●5疾病就業不能特約 ●重度5疾病・重度介護家計保障特約 ●家計保障定期保険(重度5疾病・重度介護保険料払込免除特則) 通院給付金のお支払い対象と なる可能性があります。 〈対象となる保険種類・特約例〉 ●がん保険 ●がん通院特約 本冊子は「ご契約内容のお知らせ」作成日現在の普通保険約款・特約の内容 に沿った事例を記載しております。 病名が「がん」でない以下のような疾病も 「悪性新生物(がん)」 7 0120-363-992 高度障害保険金や障害給付金 のお支払い、保険料払込免除の 対象となる可能性があります。 ●手や足を切断した など お亡くなりになる前に インターネットでのご連絡 保険金・給付金等をもれなくご請求いただくためのご案内です。 ご契約の内容によって、 他の保険金・給付金等をご請求 いただける可能性がありますので、 以下の点もご確認ください。 保険金・給付金のご請求事例集 <弊社ホームページ> ●脳卒中 特定疾病保険金のお支払い や保険料払込免除の対象とな る可能性があります。 〈対象となる保険種類・特約例〉 ●3大疾病保障特約 ●3大疾病保険料払込免除特約 ●特定疾病保障終身保険/特定疾病保障定期保険 など E76-17030(6)改定 201406 ●お支払いにはそれぞれ条件があります。保険証券または同封 の「ご契約内容のお知らせ」 でご契約内容をご確認ください。 03 『ご契約内容のお知らせ』 ●対象となる保険種類へのご加入がない場合や、特約が付加 されていない場合にはお支払いできません。 04 『あんしんサポートブック』 3.保険金・給付金のご請求時のご案内 お客様からご請求のご連絡をいただいた際には、ご請 求いただいた保険金・給付金のほかにも、同時にお支払 い可能な保険金・給付金や、新たにご請求できる保険 金・給付金がないかを十分に確認してご案内しています。 また、お客様からいただいた請求書類から、新たにご 請 求 い た だ け る 可 能 性 が あ る 場 合 に は、 お 支 払 時 に お客様にお送りする『保険金・給付金等お支払いのご案 内』において、お支払内容のご連絡とあわせて新たにご 請求できる可能性がある保険金・給付金のご案内を行っ ています。 保険金・給付金のお支払事例 ご契約時にお渡しする『ご契約のしおり』や保険証券に同封する『保険金・給付金をお受け取りいただく ためのガイドブック』で保険金・給付金をお支払いできる場合・お支払いできない場合の具体的事例をご説 明しています。 『ご契約のしおり』 64 『保険金・給付金をお受け取り いただくためのガイドブック』 お客様にご満足いただくために 「お客様の声」対応方針 基本理念 東京海上日動あんしん生命は、お客様の信頼をあらゆる 事業活動の原点におき、 「お客様の声」を真摯に受けとめ、 「日本一 お客様・代理店さんから信頼される保険会社」を 目指します。 お客様本位の取組み 営業拠点やカスタマーセンターでお受けした「お客様の声」は、社内のイントラネット上に設けた 「お客様の声活用・提言システム」に入力し、情報の共有化を図っています。業務品質・リスク管理部では、 「お客様の声」を一元管理し、「お客様の声」の詳細な原因分析により業務品質課題を抽出し、それぞれの課 題を担当する本社部門や営業部門と連携して改善を促します。 また、お客様サービス向上委員会*では、業務品質向上に向けた基本方針・推進計画を策定するとともに、 「お客様の声」に基づく業務品質課題を抽出して対応策の審議・検討を行い、その実現に向けた進捗管理を 行っています。 経営管理体制 「お客様の声」の受付から業務品質の改善まで 事業の概況 基本方針 Ⅰ「お客様の声」を、感謝の気持ちをもって積極的に受 けとめます。 Ⅱ「お客様の声」に、迅速かつ適切に組織を挙げて最後 まで責任をもって対応します。 Ⅲ「お客様の声」を、商品・サービスの改善など、業務 品質の向上に活かします。 Ⅳ「お客様の声」をもとに、より多くの安心をお客様に お届けします。 行動指針 Ⅰ感謝をもって受けとめる 時として厳しいご意見も含まれる「お客様の声」を、 私たちは真剣に、そして感謝の気持ちをもって、正面 から真摯に受けとめます。 Ⅱ最後まで責任をもって対応する 寄せられた「お客様の声」に対して、「お客様の声対 応ルール」に則り、公平・公正で透明性の高い対応を 心がけるとともに、最後まで責任をもって、組織一体 となった対応を行います。 Ⅲ業務品質の向上に活かす 「お客様の声」の中にある問題の本質を見極め、是正 し、商品・サービスに反映させていくことで、お客様 満足を追求していきます。 Ⅳより多くの「安心」をお届けする 社会に対する責任を自覚するとともに、「お客様の声」 を積極的に企業活動に活かすことにより、永続的に お客様から信頼される企業を目指します。 経営方針・経営戦略 当社では、「お客様の信頼をあらゆる事業活動の原点におく」との経営理念に基づき、よりお客様にご満 足いただくため当社の全社員・全代理店・全取扱者が「お客様の声」を真摯に受けとめ、お客様の期待にお 応えしていくことが極めて重要であるとの考えから、「お客様の声」対応方針を定めています。 代理店 ライフパートナー カスタマーセンター 保険金再審査ご相談コーナー お客様相談コーナー 営業拠点・本社 お客様の声活用・提言システム 各種アンケート 取締役会 リスク管理委員会 監督官庁 生保協会等 本社部門 業務品質・リスク管理部 商品開発会議 営業拠点 各グループ会社 経営会議 お客様サービス向上委員会 フィードバック お客様 株 主 社 会 業務品質の向上、商品・ サービスの向上など コーポレートデータ 業務品質の向上 コンプライアンス 委員会 ホームページ 業績データ お客様の声 お 客 様 代理店 社 員 *常勤取締役・部長で構成され、 「お客様の声」を業務品質の向上にいかすために社内横断的に設けられた取 締役会委員会。 65 お客様本位の取組み 「お客様の声」をお聞きする仕組み 当社では「お客様の信頼をあらゆる事業活動の原点におく」との経営理念に基づき、よりお客様にご満足 いただくために以下の取組みを実行しています。 ●各種アンケート 毎年1回すべてのご契約者様を対象に送付する「ご 契約内容のお知らせ」や保険証券等にアンケートを 同封し、お客様の声を伺っています。 あんしん生命の生命保険に加入されて どの程度満足されていますか?(2013年6~9月実施) 「ご契約内容のお知らせ」 アンケート 0.4% 1.4% あんしん 太郎 様 000003690 本お知らせの作成日:2014年 5月30日 0000 https://stg.cdms.jp/anshin4/ 〒 000―0000 11.4% 東京都 多摩市 鶴牧 2-1-1 042-123-4560 非常に満足 46.7% 満足 ふつう 40.0% 不満 非常に不満 1 オ0001112233 9821 -9940 お客様サービス あんしんサービス株式会社 042-123-4560 ●電話 (カスタマーセンター・お客様相談コーナー) お電話にてお客様からのご意見・ご不満・ご要望 等を承っています。 ●ホームページ 当社ホームページにてお客様からのご意見やご要 望等を承っています。 また、 「お客様の声に対する取組み」ページでは、 お客様の声の受付から業務品質向上までの態勢や、 受付概要、改善事例をご紹介しています。 ※2013年(平成25年)9月末までに「ご契約内容のお知らせ」アンケ ートをご返信いただいた29,395名のご回答を分析しました。 ●お客様の声活用・提言システム 代理店・ライフパートナーが受け付けた当社に対 するお客様のご不満・ご要望の声は、「お客様の声活 用・提言システム」を通じて、本社に届ける態勢と しています。 ●お客様の声の一元管理 お客様からのご不満・ご要望等をお客様の声グル ープが一元的に管理しています。 苦情対応マネジメントシステム「ISO10002」適合宣言 「お客様の声」への対応プロセスを全社で標準化するために、国際標準化機構(ISO)において発行され た苦情対応マネジメントシステム「ISO10002(品質マネジメント-顧客満足-組織における苦情対応のた めの指針)」に準拠した業務態勢の見直しを行い、2007年6月に規格への適合を確認し、7月に対外的に公 表しました。(自己適合宣言) 現在は、この取組みをより一層強化し、「お客様の声」に基づいた業務品質の向上に努めています。 ※ 「ISO10002」は2004年7月に発行された国際規格です。ISO9001のような第三者認証(審査登録制度)ではなく、規格への適 合を自らの責任で行い、対外的に適合を宣言することができます。 金融ADR制度 ・金融ADR(裁判外紛争解決手続き)制度とは、金融商品に関わるトラブルを、裁判ではなく、中立・公 正な第三者に関わってもらいながら柔軟な解決を図る手続きです。 ・一般社団法人生命保険協会は、お客様と生命保険会社との間の紛争の解決を図る、法律に基づき設置され た指定ADR機関(指定紛争解決機関)です。当社は、一般社団法人生命保険協会との間で、紛争解決等 業務に関する契約を締結しています。 ・一般社団法人生命保険協会が運営する「生命保険相談所」は、生命保険に関する様々なご相談、苦情、ご 照会を受ける窓口を全国53か所に設置しています。 <指定紛争解決機関ご連絡先> 一般社団法人 生命保険協会 生命保険相談所 所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル3F 電話:03(3286)2648 受付時間:月曜~金曜日(祝日、年末年始を除く)9時~17時 ホームページアドレス:http://www.seiho.or.jp/ 66 お客様の声(ご不満)の件数 項 目 新 契 約 関 主なお申し出内容 件数(件) 全体に占める割合(%) 係 加入時のご説明や保険証券の表示に関するご不満など 4,014 21.3 納 関 係 保険料の払込方法や変更手続きに関するご不満など 2,304 12.2 保 全 関 係 契約内容変更、契約者貸付、解約手続きに関するご不満など 5,361 28.5 保険金・給付金関係 保険金・給付金や満期保険金のお支払手続きに関するご不満など 1,555 8.3 そ アフターサービス、マナー、電話対応に関するご不満など 5,605 29.8 18,839 100.0 の 他 合 計 事業の概況 収 経営方針・経営戦略 当社では、お客様から寄せられるさまざまなご意見・ご要望を業務品質の向上にいかすことが極めて重要で あると考えています。そのため、 「お客様の声(ご不満) 」は、 『当社商品もしくは当社(代理店・ライフパートナ ーを含む)のサービス・対応に対する不平・不満・異議の表明』と定義しています。 (2014年3月31現在) 「お客様の声」に基づき開発・改善した主な具体例 お客様の声 対応 「前納・一括払適用期間終了のご案内」が届いたが、何を手続きすればよいのか。 前納期間終了時に発送するご案内( 「前納期間終了に伴うお手続きの お願い」)と一括払終了時に発送するご案内( 「一括払適用期間終了の ご案内」)の記載文言を、お客様にとってわかりやすくなるように変 更しました。 お客様の声 対応 「メディカルKit R」に加入したいが、持病があっても入れるようにしてほしい。 2014年2月に医療保険「メディカルKitラヴR」 ( 「メディカルKit R」の引受基準緩 和型商品)を発売しました。 「メディカルKitラヴR」は以下の特長を有しています。 当社では、現在のところ契約者懇談会は開催していませんが、カスタマーセンターやお客様の声グループ を通じて、お客様の声を伺い、経営改善にいかしていく体制を構築しています。 コーポレートデータ 契約者懇談会開催の概況 業績データ ・「メディカルKitラヴR」は、健康状態に不安のある方でも加入しやすい商品となってい ます。 ・「メディカルKitラヴR」は、 「メディカルKit R」同様、入院給付金等のお受け取り がなければ、所定の年齢までにお払い込みいただいた保険料が全額戻ってきます。入院給 付金等のお受け取りがあった場合でも、所定の年齢までにお払い込みいただいた保険料が お受け取りいただいた入院給付金等の合計金額を上回るときは、その差額が戻ってきます。 さらに保障は加入時の保険料のままで一生涯継続します。 お客様本位の取組み ●「メディカルKitラヴR」の開発・発売(2014年2月) 経営管理体制 ●前納期間終了を迎えたお客様宛て通知の改定(2013年10月) 67 お客様本位の取組み より身近な保険会社に感じていただくために お客様に当社を知っていただき、より身近な保険会社と感じていただくために、テレビCM等の広告を展 開しています。 コーポレートキャラクター「あんしんセエメエ」のご紹介 ヒツジの執事「あんしんセエメエ」は、「お客様のことを第一に考え、いつも丁寧に寄り添う執事やコン シェルジュのような存在でありたい」というコンセプトのもと、人生の頼れるパートナーを目指す当社の企 業理念を具現化して生まれたコーポレートキャラクターです。 Webサイト「あんしんセエメエの部屋」 モバイル QRコード モバイル あんしんセエメエの部屋 PC 検索 (PC・モバイル共通) 主な広告活動 2013年度(平成25年度)は「メディカルKit R」や新商品「メディカルKitラヴR」について、テレビ CM・新聞広告を中心に広告キャンペーンを展開しました。 その他、LINEオリジナルスタンプの配信やノベルティグッズの制作、全国各地でのイベントへの参加な ど、さまざまなプロモーション活動を実施しています。 テレビCM 2013年5月 「落穂拾い」篇 新聞広告 2013年8月 「ピアノに寄る娘たち」篇 LINEスタンプ 2013年7月~2014年2月 「LINEオリジナルスタンプ」 2014年2月 「メディカルKit R」 68 2014年2月 「メディカルKit R+ラヴR」篇 ノベルティグッズ 業績データ 1.直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標 2.財産の状況 貸借対照表 損益計算書 キャッシュ・フロー計算書 株主資本等変動計算書 債務者区分による債権の状況 リスク管理債権の状況 元本補てん契約のある信託に係る貸出金の状況 保険金等の支払能力の充実の状況 (ソルベンシー・マージン比率) (参考)実質資産負債差額 保険会社及びその子会社等である保険会社の保険金等の支払能力の 充実の状況(連結ソルベンシー・マージン比率) 有価証券等の時価情報(会社計) 金銭の信託の時価情報 デリバティブ取引の時価情報 (ヘッジ会計適用・非適用分の合算値) 経常利益等の明細(基礎利益) 会社法による会計監査人の監査 財務諸表の適正性と財務諸表作成に係る 内部監査の有効性について 3.業務の状況を示す指標等 ◆主要な業務の状況を示す指標等 決算業績の概況 保有契約高及び新契約高 年換算保険料 保障機能別保有契約高 個人保険及び個人年金保険契約 種類別保有契約高 異動状況の推移 契約者配当の状況 ◆保険契約に関する指標等 保有契約増加率 新契約平均保険金及び保有契約 平均保険金(個人保険) 新契約率(対年度始) 解約失効率(対年度始) 個人保険新契約平均保険料(月払契約) 死亡率(個人保険主契約) 特約発生率(個人保険) 事業費率(対収入保険料) 保険契約を再保険に付した場合における、 再保険を引き受けた主要な保険会社等の数 保険契約を再保険に付した場合における、 再保険を引き受けた保険会社等のうち、 支払再保険料の額が大きい上位5社に対する 支払再保険料の割合 保険契約を再保険に付した場合における、 再保険を引き受けた主要な保険会社等の 格付機関による格付に基づく区分ごとの 支払再保険料の割合 未だ収受していない再保険金の額 第三分野保険の給付事由又は保険種類の 区分ごとの、発生保険金額の経過保険料に 対する割合 ※数値は単位未満を切り捨てにしています。 ※諸比率(%)は表示未満を四捨五入にしています。 70 71 75 76 77 78 78 79 79 80 80 81 83 83 85 85 85 86 86 86 87 88 89 91 93 93 93 93 94 94 94 94 95 95 ◆経理に関する指標等 支払備金明細表 96 責任準備金明細表 96 責任準備金残高の内訳 96 個人保険及び個人年金保険の責任準備金の 積立方式・積立率・残高(契約年度別) 97 特別勘定を設けた最低保証のある保険契約に係る一般勘定に おける責任準備金、算出方法、計算の基礎となる係数 97 契約者配当準備金明細表 97 引当金明細表 98 特定海外債権引当勘定の状況 98 資本金等明細表 98 保険料明細表 98 保険金明細表 98 年金明細表 99 給付金明細表 99 解約返戻金明細表 99 減価償却費明細表 99 事業費明細表 99 税金明細表 100 リース取引(借主側) 100 借入金等残存期間別残高 100 ◆資産運用に関する指標等(一般勘定) 資産運用の概況 資産別運用利回り 主要資産の平均残高 資産運用収益明細表 資産運用費用明細表 利息及び配当金等収入明細表 有価証券売却益明細表 有価証券売却損明細表 有価証券評価損明細表 商品有価証券明細表 商品有価証券売買高 有価証券明細表 有価証券残存期間別残高 保有公社債の期末残高利回り 業種別株式保有明細表 貸付金明細表 有形固定資産明細表 固定資産等処分益明細表 固定資産等処分損明細表 賃貸用不動産等減価償却費明細表 海外投融資の状況 海外投融資利回り 公共関係投融資の概況 (新規引受額、貸出額) 各種ローン金利 その他の資産明細表 ◆有価証券等の時価情報(一般勘定) 4.特別勘定に関する指標等 95 95 95 101 102 103 103 104 104 104 104 105 105 105 105 105 106 106 106 107 107 107 107 107 108 108 108 108 108 108 業績データ 1.直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標 (単位:百万円) 項 目 経 常 収 益 平成21年度 523,105 平成22年度 553,402 平成23年度 579,391 平成24年度 672,453 平成25年度 746,269 経 常 利 益 基 礎 利 益 当 期 純 利 益 6,895 5,108 0 19,404 14,466 5,223 25,855 22,286 6,018 36,736 22,674 13,932 24,772 21,311 10,773 総 資 産 うち特別勘定資産 有 価 証 券 残 高 3,305,685 — 3,039,132 3,727,869 — 3,323,246 3,883,162 — 3,483,975 4,598,502 — 4,127,006 4,710,959 — 4,207,466 貸 付 金 残 高 責任準備金残高 資 本 金 の 額 (発行済株式総数) 53,750 2,606,578 55,000 (1,600千株) 2,584.3% 58,551 2,778,004 55,000 (1,600千株) 2,812.0% (1,708.7%) 2,272名 61,197 2,991,571 55,000 (1,600千株) 65,006 3,229,981 55,000 (1,600千株) 70,067 3,564,645 55,000 (1,600千株) 2,145.8% 2,254名 2,195.2% 2,312名 2,624.6% 2,339名 ソルベンシー・マージン比率 従 業 員 数 保 有 契 個 人 個人年 団 体 約 保 金保 保 2,179名 高 険 険 険 20,469,870 16,341,149 1,023,011 3,105,709 21,587,311 17,586,362 1,021,014 2,979,935 22,747,836 18,660,253 1,117,883 2,969,699 24,181,895 20,217,978 1,262,534 2,701,381 25,623,839 21,474,682 1,547,944 2,601,212 団体年金保険保有契約高 6,190 5,410 4,439 3,685 3,595 (注) 1.ソルベンシー・マージン比率については、平成22年内閣府令第23号、平成22年金融庁告示第48号により、ソルベンシー・マー ジン総額及びリスクの合計額の算出基準について一部変更(リスク計測の厳格化等)がなされています。そのため、平成21年度 ~22年度と、平成23年度~25年度はそれぞれ異なる基準によって算出しています。なお、平成22年度の( )は、平成23 年度以降における基準を平成22年度に適用したと仮定した場合の数値です。 2. 保有契約高は、個人保険・個人年金保険・団体保険の各保有契約高の合計額を記載しています。 なお、個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金の合 計額を記載しています。 3. 団体年金保険保有契約高については、責任準備金の額を記載しています。 70 2.財産の状況 貸借対照表 金 額 科 目 現 金 預 45,005 0.98 0 0.75 債券貸借取引支払保証金 28,366 買 入 金 銭 債 権 228,974 券 4,127,006 債 3,907,155 証 地 % 34,087 0.72 △10,918 △0 34,087 △10,918 35,131 0.75 615 0.62 38,580 0.82 10,214 4.98 243,974 5.18 14,999 89.75 4,207,466 89.31 4,026,553 80,460 119,398 700 3,750 3,050 債 110,421 90,071 △20,350 株 式 221 233 11 国 券 108,507 金 65,006 保険約款貸付 65,006 有 形 固 定 資 産 900 貸 証 付 建 86,857 1.41 70,067 △21,649 1.49 70,067 0.02 1,267 5,061 5,061 0.03 366 物 299 593 293 その他の有形固定資産 601 673 72 27 0.00 27 0.00 ― 394 0.01 290 0.01 △103 貸 1,957 0.04 2,222 0.05 265 そ の 他 資 産 51,204 1.11 54,248 1.15 3,043 代 理 店 貸 再 保 険 未 収 金 31,900 37,436 5,535 前 払 費 用 129 185 56 未 収 収 益 9,942 10,623 680 預 858 868 9 7,088 4,872 △2,215 仮 託 金 1,284 繰 延 税 金 資 産 払 15,978 0.35 261 貸 倒 引 当 金 △836 資 産 の 部 合 計 4,598,502 △1,022 24,357 0.52 8,379 △0.02 △763 △0.02 73 100.00 4,710,959 100.00 112,457 業績データ 金 金融派生商品 お客様本位の取組み 無 形 固 定 資 産 経営管理体制 債 社 外 方 比較増減 事業の概況 45,005 34,516 価 構成比 ― 金 国 金 額 % コ ー ル ロ ー ン 有 貯 (平成26年3月31日現在) 構成比 ( 資 産 の 部 ) 現金及び預貯金 平成25年度末 平成24年度末 (平成25年3月31日現在) 経営方針・経営戦略 年 度 (単位:百万円) コーポレートデータ 71 業績データ (単位:百万円) 年 度 金 額 科 目 ( 負 債 の 部 ) 保険契約準備金 支 払 備 平成25年度末 平成24年度末 (平成25年3月31日現在) (平成26年3月31日現在) 構成比 金 額 % 3,338,037 72.59 構成比 比較増減 % 3,678,945 78.09 340,908 金 18,436 21,127 2,690 責 任 準 備 金 3,229,981 3,564,645 334,663 契約者配当準備金 89,620 93,173 3,553 代 理 店 借 5,808 0.13 5,723 0.12 △84 再 保 険 借 3,006 0.07 2,877 0.06 △129 そ の 他 負 債 1,066,062 23.18 854,067 18.13 △211,994 債券貸借取引受入担保金 1,036,684 834,840 △201,843 未払法人税等 未 未 預 払 払 費 り 8,556 1,943 △6,613 金 238 279 41 用 9,801 9,534 △267 金 223 144 △79 金融派生商品 8,187 5,434 △2,752 リ ー ス 債 務 230 167 △62 金 2,140 1,722 △417 退職給付引当金 3,141 0.07 3,773 0.08 631 特別法上の準備金 4,369 0.10 4,710 0.10 340 4,420,426 96.13 4,550,097 96.59 129,671 金 55,000 1.20 55,000 1.17 ― 資 本 剰 余 金 35,000 0.76 35,000 0.74 ― 0.32 △826 仮 受 価格変動準備金 負債の部合計 4,369 4,710 340 ( 純 資 産 の 部 ) 資 本 資 本 準 備 金 35,000 利 益 剰 余 金 15,706 利 益 準 備 金 1,000 3,320 2,320 その他利益剰余金 14,706 11,559 △3,146 繰越利益剰余金 14,706 11,559 △3,146 株 主 資 本 合 計 105,706 2.30 104,879 2.23 △826 その他有価証券評価差額金 71,050 1.55 55,203 1.17 △15,847 繰延ヘッジ損益 1,319 0.03 778 0.02 △540 評価・換算差額等合計 72,369 1.57 55,982 1.19 △16,387 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 72 35,000 0.34 14,879 ― 178,075 3.87 160,861 3.41 △17,214 4,598,502 100.00 4,710,959 100.00 112,457 (平成25年度の注記事項) 業績データ お客様本位の取組み 経営管理体制 事業の概況 経営方針・経営戦略 1.会計方針に関する事項 (1) 有価証券の評価基準および評価方法は次のとおりとしています。 ①満期保有目的の債券の評価は移動平均法に基づく償却原価法(定額法)によっています。 ②業種別監査委員会報告第21号「保険業における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」 (平成12年11月16日 日本公認会計士協会)に基づく責任準備金対応債券の評価は移動平均法に基づく償却原価法 (定額法)によっています。 なお、責任準備金対応債券に係る貸借対照表計上額は161,101百万円、時価は167,423百万円です。 また、責任準備金対応債券に関するリスク管理方針の概要は次のとおりです。 資産・負債の金利リスクの変動を適切に管理するために「解約返戻金市場金利連動型個人年金保険(米国通貨建) のうち据置期間中の保険契約に係るドル建て責任準備金部分」、「積立利率変動型個人年金保険のうち据置期間中の 保険契約に係る責任準備金の積立金部分」、「積立利率変動型一時払終身積立保険(米国通貨建)に係る責任準備金 の積立金部分」、 「積立利率変動型一時払終身積立保険(日本国通貨建)に係る責任準備金の積立金部分」および「一 時払個人年金保険に係る責任準備金の積立金部分」を小区分として設定し、各小区分に係る責任準備金のデュレー ションと責任準備金対応債券のデュレーションを一定幅の中で対応させる運用方針をとっています。 ③子会社株式(保険業法第2条第12項に規定する子会社が発行する株式)の評価は移動平均法に基づく原価法によっ ています。 ④その他有価証券のうち時価のあるものの評価は事業年度末日の市場価格等に基づく時価法によっています。 なお、評価差額は全部純資産直入法により処理し、また、売却原価は移動平均法に基づいて算定しています。 ⑤その他有価証券のうち時価を把握することが極めて困難と認められるものの評価は移動平均法に基づく原価法によ っています。 (2) デリバティブ取引の評価は時価法によっています。 (3) 有形固定資産の減価償却は次の方法によっています。 ①リース資産以外 定率法を採用しています。 ②リース資産 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産について、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零と する定額法を採用しています。 (4)外貨建資産等の本邦通貨への換算は外貨建取引等会計処理基準に準拠して行っています。 (5) 貸倒引当金は資産の自己査定基準および償却・引当基準に則り、個別債権毎に回収可能性を査定のうえ回収可能性 に重大な懸念があると判断した金額を計上し、その他の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から 算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を計上しています。 すべての債権は資産の自己査定基準に基づき、関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署 が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて引当を行っています。 (6) 退職給付引当金は従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基づき計上して います。 退職給付見込額および退職給付費用の処理方法は次のとおりです。 退職給付見込額の期間帰属方法 退職一時金の制度毎にポイント基準または期間定額基準を採用しています。 数理計算上の差異の処理年数 5年 (7)価格変動準備金は保険業法第115条の規定に基づき算出した額を計上しています。 (8)保険契約に付随して発生する金利の変動リスクを軽減するため、多数の金融資産と保険負債を同時に評価・分析し、 リスクをコントロールする資産・負債総合管理(ALM)を実施しています。この管理のために利用している金利 スワップ取引の一部については、業種別監査委員会報告第26号「保険業における金融商品会計基準適用に関する会 計上及び監査上の取扱い」(平成14年9月3日 日本公認会計士協会)に基づく繰延ヘッジ処理を行っています。 ヘッジ対象となる保険負債とヘッジ手段である金利スワップ取引を一定の残存期間毎にグルーピングのうえヘッジ 指定を行っており、ヘッジに高い有効性があるため、ヘッジ有効性の評価を省略しています。 (9)消費税および地方消費税の会計処理は税抜方式によっています。ただし、事業費は税込方式によっています。なお、 資産に係る控除対象外消費税等のうち、税法に定める繰延消費税等は前払費用に計上のうえ5年間で均等償却し、 繰延消費税等以外のものは発生事業年度に費用処理しています。 (10)責任準備金は保険業法第116条の規定に基づく準備金であり、保険料積立金については、次の方式により計算して います。 ①標準責任準備金の対象契約については、金融庁長官が定める方式(平成8年大蔵省告示第48号) ②標準責任準備金の対象とならない契約については、平準純保険料式 2.金融商品の状況に関する事項および金融商品の時価等に関する事項は次のとおりです。 生命保険会社の資産運用においては、負債である保険契約の性格を十分に把握し、有価証券等の資産と保険契約という 負債を総合的に管理する資産・負債総合管理(ALM)が重要であり、こうした観点から、当社では、有価証券等の資 産と保険契約という負債を時価評価して、その差額である剰余が将来の金利変動によって受ける影響を定量的に評価・ 分析し、その適切なコントロールを通じて、安定的な収益を確保することを運用の基本としています。 具体的には、超長期債券を中心とした運用資産を構成し、金利スワップ取引等を併用して金利変動による剰余(運用資 産価値-保険負債価値)の変動を適切にコントロールするよう努めています。 資産運用に関わるリスクには、市場リスク、信用リスク等がありますが、当社では業務品質・リスク管理部が一元的に これらのリスク管理を行っています。市場リスクの状況については、定期的に資産運用リスク管理の担当役員およびリ スク管理委員会委員長に報告しています。また、信用リスクについては、与信の状況を日々管理し、定期的に資産運用 リスク管理の担当役員およびリスク管理委員会委員長に報告しています。 コーポレートデータ 73 業績データ 74 主な金融資産および金融負債に係る貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額は次のとおりです。 現金及び預貯金 コールローン 債券貸借取引支払保証金 買入金銭債権 有価証券 満期保有目的の債券 責任準備金対応債券 その他有価証券 資産計 債券貸借取引受入担保金 負債計 デリバティブ取引(*) ヘッジ会計が適用されていないもの ヘッジ会計が適用されているもの デリバティブ取引計 貸借対照表計上額 34,087 35,131 38,580 243,974 4,207,233 2,807,385 161,101 1,238,745 4,559,007 834,840 834,840 (879) 318 (561) 時価 34,087 35,131 38,580 243,974 4,431,893 3,025,724 167,423 1,238,745 4,783,667 834,840 834,840 (879) 318 (561) (単位:百万円) 差額 - - - - 224,660 218,338 6,321 - 224,660 - - - - - (*)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )で表 示しています。 金融商品の時価の算定方法は次のとおりです。 (1) 資産 現金及び預貯金、コールローン、債券貸借取引支払保証金および買入金銭債権については、短期間で決済されるた め、時価は帳簿価額に近似していると考えられることから、当該帳簿価額を時価としています。 有価証券の時価については、債券は事業年度末日の店頭取引による価格または取引金融機関から提示された価格等に よっています。 (2) 負債 債券貸借取引受入担保金については、短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していると考えられることか ら、当該帳簿価額を時価としています。 (3) デリバティブ取引 為替予約取引の時価については、公表されている市場金利と評価日の為替レートを基準として算出した理論価格によ っています。 金利スワップ取引の時価については、公表されている市場金利を基準として、将来キャッシュ・フロー差額を現在価 値に割り引いた理論価格によっています。 債券店頭オプション取引の時価については、取引先金融機関から入手した価格によっています。 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりです。 非上場株式(貸借対照表計上額233百万円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認めら れることから時価開示の対象とはしていません。 保険約款貸付(貸借対照表計上額70,067百万円)については、当該貸付を解約返戻金の範囲に限るなどの特性により 返済期限を設けておらず、合理的に将来キャッシュ・フローを見積もることができないことから時価開示の対象とはし ていません。 3.消費貸借契約により貸し付けている有価証券の貸借対照表計上額は775,183百万円です。 4.貸付金のうち、保険業法施行規則第59条の2第1項第5号ロによる延滞債権額は0百万円であり、破綻先債権、3カ月 以上延滞債権および貸付条件緩和債権はありません。 5.有形固定資産の減価償却累計額は1,755百万円です。 6.関係会社に対する金銭債務総額は176百万円です。 7.繰延税金資産の総額は51,010百万円、繰延税金負債の総額は26,652百万円です。なお、繰延税金資産の総額の算出 にあたって、評価性引当額254百万円を控除しています。繰延税金資産の主な発生原因別内訳は保険契約準備金損金算 入限度超過額38,296百万円、無形固定資産の損金算入限度超過額4,301百万円、繰延ヘッジ損失1,795百万円です。 繰延税金負債の主な発生原因別内訳はその他有価証券評価差額金24,455百万円、繰延ヘッジ利益2,140百万円です。 当事業年度における法定実効税率は33.3%であり、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異 の主要な内訳は税率変更による当事業年度末繰延税金資産(繰延税金負債を控除した金額)の減額修正3.1%です。 また、 「所得税法等の一部を改正する法律」(平成26年法律第10号)が平成26年3月31日に公布され、平成26年4月 1日以後に開始する事業年度から復興特別法人税が課されないことになりました。これに伴い、繰延税金資産および繰 延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、平成26年4月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異につ いては従来の33.3%から30.7%に変更になっています。 この税率変更により、当事業年度末において繰延税金資産(繰延税金負債を控除した金額)は548百万円減少しています。 また、法人税等調整額は548百万円増加しています。 8.契約者配当準備金の異動状況は次のとおりです。 当事業年度期首現在高 89,620百万円 当事業年度契約者配当金支払額 2,964百万円 利息による増加等 0百万円 契約者配当準備金繰入額 6,517百万円 当事業年度末現在高 93,173百万円 9.関係会社株式の額は0百万円です。 10.担保に供されている資産は有価証券1,031百万円です。 11.保険業法施行規則第73条第3項において準用する同規則第71条第1項に規定する再保険を付した部分に相当する支払 )の額は283百万円、同規則第71条第1項に規定する再保険を付した部分に相当 備金(以下、「出再支払備金」という。 する責任準備金(以下、「出再責任準備金」という。)の額は29,342百万円です。 12.1株当たりの純資産額は100,538円35銭です。 13.ストック・オプションに関する事項は次のとおりです。 (1)ストック・オプションに係る当事業年度における費用計上額および科目名 事業費 43百万円 (2)ストック・オプションの内容 当社の親会社である東京海上ホールディングス株式会社より、当社の取締役に対して株式報酬型ストック・オプショ ンが付与されており、当社は自社負担額のうち当事業年度末までに発生した額を報酬費用として計上しています。 14.保 険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機構に対する当事業年度末における当社の今後の負担見積額は 7,430百万円です。なお、当該負担金は拠出した事業年度の事業費として処理しています。 15.無形固定資産は電話加入権です。 16.現金担保付債券貸借取引およびデリバティブ取引に関連して担保として受け入れている有価証券のうち、売却または再 担保という方法で自由に処分できる権利を有するものは41,523百万円(時価)であり、すべて自己保有しています。 17.金額は記載単位未満を切り捨てて表示しています。 損益計算書 (単位:百万円) 年 度 経 険 常 料 収 等 収 金 額 金 額 比較増減 73,815 78,981 78,493 488 △5,245 6,801 4 6,595 129 72 △4,147 △1,228 △6,735 60 3 80 76 △191 195 85,779 △20,576 △19,881 8,194 △20,565 10,930 968 △222 97,764 1,509 96,254 0 543 28 △480 △18 1,071 △55 △2 7,311 737 162 275 19 158 121 △11,963 △158 103 △58 (△58) △200 △3 △7,587 △4,217 △4,503 3,445 △1,057 △3,159 (平成25年度の注記事項) 1. 関係会社との取引による収益総額は0百万円、費用総額は1,335百万円です。 2. 有価証券売却益の内訳は国債等債券7,250百万円、外国証券1,977百万円です。 3. 有価証券売却損の内訳は国債等債券396百万円、外国証券153百万円です。 4. 支払備金繰入額の計算上差し引かれた出再支払備金繰入額の金額は93百万円、責任準備金繰入額の計算上足し上げられた出再責任準備金 戻入額の金額は398百万円です。 5. 金融派生商品費用には、評価益が1,123百万円含まれています。 6. 1株当たりの当期純利益は6,733円24銭です。 7. 金額は記載単位未満を切り捨てて表示しています。 コーポレートデータ 746,269 645,547 636,540 9,007 96,052 77,317 12 74,883 1,942 478 9,228 — 9,411 60 34 4,668 115 4,238 314 721,496 273,728 39,655 28,692 59,295 134,137 2,421 9,526 337,355 2,690 334,663 0 2,655 1,031 550 — 1,071 — 2 100,586 7,170 3,238 2,252 378 631 669 24,772 454 113 340 (340) — — 6,517 17,800 8,147 △1,119 7,027 10,773 ) 業績データ 14,104 22,018 12,651 △4,565 8,085 13,932 平成25年4月 1 日から 平成26年3月31日まで お客様本位の取組み 200 3 ( 経営管理体制 672,453 566,566 558,047 8,519 101,298 70,515 7 68,288 1,813 406 13,376 1,228 16,147 — 30 4,588 38 4,430 118 635,716 294,304 59,536 20,498 79,861 123,206 1,452 9,748 239,591 1,180 238,409 0 2,112 1,002 1,030 18 — 55 5 93,275 6,432 3,076 1,976 358 473 547 36,736 613 10 399 (399) ) 事業の概況 益 入 保 険 料 再 保 険 収 入 資 産 運 用 収 益 利 息 及 び 配 当 金 等 収 入 預 貯 金 利 息 有 価 証 券 利 息 ・ 配 当 金 貸 付 金 利 息 そ の 他 利 息 配 当 金 有 価 証 券 売 却 益 金 融 派 生 商 品 収 益 為 替 差 益 貸 倒 引 当 金 戻 入 額 そ の 他 運 用 収 益 そ の 他 経 常 収 益 年 金 特 約 取 扱 受 入 金 保 険 金 据 置 受 入 金 そ の 他 の 経 常 収 益 経 常 費 用 保 険 金 等 支 払 金 保 険 金 年 金 給 付 金 解 約 返 戻 金 そ の 他 返 戻 金 再 保 険 料 責 任 準 備 金 等 繰 入 額 支 払 備 金 繰 入 額 責 任 準 備 金 繰 入 額 契約者配当金積立利息繰入額 資 産 運 用 費 用 支 払 利 息 有 価 証 券 売 却 損 有 価 証 券 評 価 損 金 融 派 生 商 品 費 用 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 そ の 他 運 用 費 用 事 業 費 そ の 他 経 常 費 用 保 険 金 据 置 支 払 金 税 金 減 価 償 却 費 退 職 給 付 引 当 金 繰 入 額 そ の 他 の 経 常 費 用 経 常 利 益 特 別 損 失 固 定 資 産 等 処 分 損 特 別 法 上 の 準 備 金 繰 入 額 価 格 変 動 準 備 金 子 会 社 支 援 損 そ の 他 特 別 損 失 契 約 者 配 当 準 備 金 繰 入 額 税 引 前 当 期 純 利 益 法 人 税 及 び 住 民 税 法 人 税 等 調 整 額 法 人 税 等 合 計 当 期 純 利 益 保 平成24年4月 1 日から 平成25年3月31日まで 平成25年度 経営方針・経営戦略 科 目 ( 平成24年度 75 業績データ キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円) 年 度 科 目 営業活動によるキャッシュ・フロー 税引前当期純利益(△は損失) 減価償却費 支払備金の増減額(△は減少) 責任準備金の増減額(△は減少) 契約者配当準備金積立利息繰入額 契約者配当準備金繰入額 貸倒引当金の増減額(△は減少) 退職給付引当金の増減額(△は減少) 価格変動準備金の増減額(△は減少) 利息及び配当金等収入 有価証券関係損益(△は益) 支払利息 為替差損益(△は益) 有形固定資産関係損益(△は益) 代理店貸の増減額(△は増加) 再保険貸の増減額(△は増加) その他資産(除く投資活動関連、財務活動関連)の増減額(△は増加) 代理店借の増減額(△は減少) 再保険借の増減額(△は減少) その他負債(除く投資活動関連、財務活動関連)の増減額(△は減少) その他 小 計 利息及び配当金等の受取額 利息の支払額 契約者配当金の支払額 法人税等の支払額 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 買入金銭債権の取得による支出 買入金銭債権の売却・償還による収入 有価証券の取得による支出 有価証券の売却・償還による収入 貸付けによる支出 貸付金の回収による収入 債券貸借取引支払保証金・受入担保金の純増減額(△は減少) その他 資産運用活動計 (営業活動及び資産運用活動計) 有形固定資産の取得による支出 有形固定資産の売却による収入 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 債券貸借取引受入担保金の純増減額(△は減少) 配当金の支払額 その他 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物に係る換算差額 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 現金及び現金同等物期首残高 現金及び現金同等物期末残高 ( 平成24年度 平成24年4月 1 日から 平成25年3月31日まで 金 額 ) ( 平成25年度 平成25年4月 1 日から 平成26年3月31日まで 金 額 ) 比較増減 22,018 358 1,180 238,409 0 14,104 △17 473 399 △70,515 △12,323 1,002 △16,149 10 131 129 △10,105 1,518 △138 7,728 11 178,228 72,787 △973 △2,805 △7,953 239,283 17,800 378 2,690 334,663 0 6,517 △73 631 340 △77,317 △8,677 1,031 △9,410 113 103 △265 △2,791 △84 △129 △4,209 91 261,403 81,820 △1,077 △2,964 △14,760 324,421 △4,217 19 1,509 96,254 0 △7,587 △56 158 △58 △6,801 3,646 28 6,739 103 △27 △395 7,313 △1,603 8 △11,938 80 83,175 9,032 △103 △159 △6,807 85,138 △21,992 46,000 △1,197,781 641,744 △40,260 36,451 △2,278 △0 △538,116 (△298,833) △287 △6 △538,411 △80,976 72,000 △626,867 536,571 △43,098 38,037 684 — △103,649 (220,772) △733 △90 △104,473 △58,984 26,000 570,914 △105,172 △2,838 1,585 2,962 0 434,467 (519,605) △445 △83 433,938 △212,742 △11,600 △188 △224,530 281 △4,301 290,498 286,197 △643,942 △6,600 △53 △650,596 △89 △131,609 127,308 △4,301 431,200 △5,000 △134 426,065 370 127,308 163,190 290,498 (平成25年度の注記事項) 1. キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物は、手許現金、要求払預金および取得日から満期日または償還日までの期間が3 カ月以内の定期預金等の短期投資からなっています。 2. 平成25年度末の現金及び現金同等物は、現金及び預貯金34,087百万円、コールローン35,131百万円および買入金銭債権216,978百 万円です。 76 株主資本等変動計算書 平成24年度(平成24年4月1日から平成25年3月31日まで) 1,000 — 55,000 — 35,000 1,000 1,000 △6,000 13,932 △5,000 13,932 7,932 14,706 8,932 105,706 △5,000 13,932 43,327 2,173 45,500 43,327 71,050 2,173 1,319 54,433 178,075 (平成24年度の注記事項) 1. 発行済株式の種類および総数に関する事項 (単位:千株) 当事業年度期首 株式数 当事業年度 増加株式数 1,600 1,600 当事業年度 減少株式数 — — 当事業年度末 株式数 — — 1,600 1,600 2.配当に関する事項 (1)配当金支払額 (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 1株当たり 配当額(円) (円) 基準日 効力発生日 平成24年8月9日 取締役会 普通株式 5,000 3,125.00 平成24年 6月30日 平成24年 8月9日 (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 配当の原資 1株当たり配当額 (円) 基準日 効力発生日 平成25年5月16日 取締役会 普通株式 11,600 利益剰余金 7,250.00 平成25年 3月31日 平成25年 6月14日 お客様本位の取組み (2)基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの 経営管理体制 発行済株式 普通株式 合 計 事業の概況 当期首残高 当期変動額 剰余金の配当 当期純利益 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 経営方針・経営戦略 資 (単位:百万円) 株主資本 評価・換算差額等 資本剰余金 利益剰余金 そ の 他 そ の 他 株主資本 繰延ヘッジ 純資産合計 利益剰余金 本 金 有価証券 合 計 損 益 資本準備金 利益準備金 評価差額金 繰越利益 剰 余 金 55,000 35,000 — 6,773 96,773 27,723 △854 123,642 3. 金額は記載単位未満を切り捨てて表示しています。 平成25年度(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで) 2,320 — 55,000 — 35,000 2,320 3,320 △13,920 10,773 △3,146 11,559 △11,600 10,773 △826 104,879 △11,600 10,773 △15,847 △540 △16,387 △15,847 55,203 △540 778 △17,214 160,861 (平成25年度の注記事項) 1. 発行済株式の種類および総数に関する事項 (単位:千株) 当事業年度期首 株式数 発行済株式 普通株式 合 計 コーポレートデータ 当期首残高 当期変動額 剰余金の配当 当期純利益 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 業績データ 資 (単位:百万円) 株主資本 評価・換算差額等 資本剰余金 利益剰余金 そ の 他 そ の 他 株主資本 繰延ヘッジ 純資産合計 利益剰余金 本 金 有価証券 合 計 損 益 資本準備金 利益準備金 評価差額金 繰越利益 剰 余 金 55,000 35,000 1,000 14,706 105,706 71,050 1,319 178,075 1,600 1,600 当事業年度 増加株式数 — — 当事業年度 減少株式数 — — 当事業年度末 株式数 1,600 1,600 77 業績データ 2.配当に関する事項 (1)配当金支払額 (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 1株当たり 配当額(円) (円) 基準日 効力発生日 平成25年5月16日 平成24年8月9日 取締役会 普通株式 11,600 5,000 3,125.00 7,250.00 平成24年 平成25年 6月30日 3月31日 平成24年 平成25年 6月14日 8月9日 (2)基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの (決議) 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 配当の原資 1株当たり配当額 (円) 基準日 効力発生日 平成26年5月16日 取締役会 普通株式 8,900 利益剰余金 5,562.50 平成26年 3月31日 平成26年 6月13日 3. 金額は記載単位未満を切り捨てて表示しています。 債務者区分による債権の状況 区 分 平 成 24年 度 末 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 危 険 要 債 管 理 債 小 (対 合 正 計 常 0 0 権 — — 権 — — 計 0 0 権 1,047,191 849,222 計 1,047,191 849,222 比) 債 合 (単位:百万円、%) 平 成 25年 度 末 (0.0) (0.0) (注)1. 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始または再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っ ている債務者に対する債権およびこれらに準ずる債権です。 2. 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態および経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収およ 3. 要管理債権とは、3カ月以上延滞貸付金および条件緩和貸付金です。 び利息の受取りができない可能性の高い債権です。 なお、3カ月以上延滞貸付金とは、元本または利息の支払が、約定支払日の翌日から3カ月以上遅延している貸付金(注1および2に掲 げる債権を除く。)であり、条件緩和貸付金とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶 予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸付金(注1および2に掲げる債権ならびに3カ月以上延滞 貸付金を除く。 )です。 4. 正常債権とは、債務者の財政状態および経営成績に特に問題がないものとして、注1から3までに掲げる債権以外のものに区分される 債権です。 リスク管理債権の状況 区 分 破 延 綻 滞 先 債 債 権 権 平 成 24年 度 末 額 ① — (単位:百万円、%) 平 成 25年 度 末 — 額 ② 0 0 3カ月以上延滞債権額 ③ — — 貸付条件緩和債権額 ④ — — 合 ①+②+③+④ 0 0 計 (貸付残高に対する比率) (0.0) (0.0) (注)1. 破綻先債権とは、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本または利息の取立てまたは弁済の 見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(未収利息不計上貸付金)のうち、会社更生法、民事再生法、破産法、会社 法等による手続き申立てにより法的倒産となった債務者、または手形交換所の取引停止処分を受けた債務者、あるいは、海外の法律に より上記に準ずる法律上の手続き申立てがあった債務者に対する貸付金です。 2. 延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、上記破綻先債権および債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利息の支 払を猶予したもの以外の貸付金です。 3. 3カ月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延しているもので、破綻先債権、延滞債権に該 当しない貸付金です。 4. 貸付条件緩和債権とは債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放 棄その他の債務者に有利となる取決めを行ったもので、破綻先債権、延滞債権および3カ月以上延滞債権に該当しない貸付金です。 78 元本補てん契約のある信託に係る貸出金の状況 該当ありません。 項 目 平 成 24年 度 末 ソ ル ベ ン シ ー・ マ ー ジ ン 総 額 資 価 本 格 95,979 金 495 471 92,273 71,692 — — 全期チルメル式責任準備金相当額超過額 179,356 215,595 負 債 性 資 本 調 達 手 段 等 — — — — 目 — — 他 85,465 88,781 般 貸 倒 引 当 そ の 他 有 価 証 券 の 評 価 差 額 × 9 0% (マ イ ナ ス の 場 合 は 1 0 0 %) 土地の含み損益×85%(マイナスの場合は100%) 全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性 資本調達手段等のうち、マージンに算入されない額 控 除 そ 項 の 2 2 リ ス ク の 合 計 額 (R1+R8)+(R2+R3+R7)+R4 (B) 保 険 リ ス ク 相 当 額 44,048 38,644 R1 13,019 13,421 R8 3,597 4,074 R2 5,866 5,658 最 低 保 証 リ ス ク 相 当 額 R7 — — 資 産 運 用 リ ス ク 相 当 額 R3 33,711 27,654 経 営 管 理 リ ス ク 相 当 額 R4 1,123 1,016 2,195.2% 2,624.6% ソルベンシー・マージン比率 (A) ×100 (1/2)×(B) お客様本位の取組み 第三分野保険の保険リスク相当額 予 定 利 率 リ ス ク 相 当 額 経営管理体制 4,710 29,918 備 事業の概況 4,369 準 備 94,106 27,427 一 準 507,148 金 険 動 等 483,494 金 危 変 金 (A) (単位:百万円) 平 成 25年度末 経営方針・経営戦略 保険金等の支払能力の充実の状況(ソルベンシー・マージン比率) (注)1. 上記は、保険業法施行規則第86条および第87条ならびに平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出した比率です。 2. ソルベンシー・マージン総額の内訳における各金額は、貸借対照表に計上された金額の全部または一部を記載しています。 3. リスクの合計額における各リスク相当額の意味は下記のとおりです。 保険リスク相当額R1および第三分野保険の保険リスク相当額R8: 大災害の発生などにより、保険金支払が急増するリスク相当額 予定利率リスク相当額R2: 運用環境の悪化等により、実際の資産運用利回りが予定利率を下回るリスク相当額 最低保証リスク相当額R7: 変額保険、変額年金保険の保険金等の最低保証に関するリスク相当額 資産運用リスク相当額R3: 株価暴落・為替相場の激変などにより保有する資産の価値が大幅に下落するリスク、および貸付先企業の倒産などにより貸倒れが急 経営管理リスク相当額R4: 業務の運営上通常の予想を超えて発生し得るリスク相当額 増するリスク相当額 コーポレートデータ 業績データ 79 業績データ (参考)実質資産負債差額 項 目 (単位:百万円) 平成24年度末 平成25年度末 (1) 4,875,517 4,935,619 負債の部に計上されるべき金額の合計額を基礎として計算した金額 (2) 4,092,680 4,187,026 782,837 748,593 (4) 277,015 224,660 (3)−(4)=(5) 505,821 523,933 資産の部に計上されるべき金額の合計額 実質資産負債差額A (1)−(2)=(3) 満期保有目的の債券・責任準備金対応債券の含み損益 実質資産負債差額B (注)実質資産負債差額は、有価証券や不動産の含み損益などを反映した資産の合計から、価格変動準備金や危険準備金など資本性の高い負債 を控除した負債の合計を差し引いて算出したもので、保険会社の健全性を示す行政監督上の指標のひとつです(「実質資産負債差額A」)。 この数値がマイナスになると、実質的な債務超過と判断され、監督当局による業務停止命令等の対象となることがあります。 また、保険会社向けの総合的な監督指針(平成17年8月12日発出)においては、実質資産負債差額による早期是正措置の適用の具体的ル ールが定められており、当社では同措置の適用に際し使用される実質資産負債差額を「実質資産負債差額B」として開示しています。 「実質資産負債差額B」が正の値であり、かつ、流動性資産が確保されている場合には、「実質資産負債差額A」が負の値になっても、原則 として監督当局は業務停止命令を発出しないこととされています。 「実質資産負債差額B」は、「実質資産負債差額A」から満期保有目的の債券および責任準備金対応債券の時価評価額と帳簿価額の差額を控 除したものであり、実質資産負債差額の算出方法を定めた「保険業法第132条第2項に規定する区分等を定める命令」第3条および「平成 11年金融監督庁・大蔵省告示第2号」の規定に加えて「保険会社向けの総合的な監督指針」Ⅱ-2-2-6に基づき算出しています。 なお、満期保有目的の債券および責任準備金対応債券の残高は81ページに記載しています。 保険会社及びその子会社等である保険会社の保険金等の支払能力の充実の状況(連結ソルベンシー・マージン比率) 項 目 平 成 24年 度 末 ソ ル ベ ン シ ー・ マ ー ジ ン 総 額 資 本 価 格 危 変 険 483,746 507,324 等 94,358 96,155 備 金 4,369 4,710 金 動 準 準 備 (A) 金 27,427 29,918 異 常 危 険 準 備 金 — — 一 般 貸 倒 引 当 金 495 471 92,273 71,692 — — 全期チルメル式責任準備金相当額超過額 179,356 215,595 負 債 性 資 本 調 達 手 段 等 — — — — そ の 他 有 価 証 券 の 評 価 差 額 × 9 0 % (マ イ ナ ス の 場 合 1 0 0 %) 土地の含み損益×85%(マイナスの場合100%) 未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の合計額 全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性 資本調達手段等のうち、マージンに算入されない額 控 除 — — 他 85,465 88,781 44,050 38,645 R1 13,019 13,421 一 般 保 険 リ ス ク 相 当 額 R5 — — 巨 大 災 害 リ ス ク 相 当 額 R6 — — 第三分野保険の保険リスク相当額 R8 3,597 4,074 少額短期保険業者の保険リスク相当額 R9 — — リ 項 △0 — 目 そ ( (単位:百万円) 平 成 25年 度 末 の ス ク の 合 計 額 2 2 2 2 (R1 +R5 )+R8+R9)+(R2+R3+R7)+R4+R6 保 険 リ ス ク 相 当 額 (B) 予 定 利 率 リ ス ク 相 当 額 R2 5,866 5,658 最 低 保 証 リ ス ク 相 当 額 R7 — — 資 産 運 用 リ ス ク 相 当 額 R3 33,713 27,656 経 営 管 理 リ ス ク 相 当 額 R4 1,123 1,016 2,196.3% 2,625.4% ソルベンシー・マージン比率 (A) ×100 (1/2)×(B) (注)1. 上記は、保険業法施行規則第86条の2、第88条及び平成23年金融庁告示第23号の規定に基づいて算出しています。 2. 平成25年度末より、「未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の合計額」を含め計算しています(平成24年度末については、 従来の基準による数値を掲載しています)。 80 有価証券等の時価情報(会社計) 売買目的有価証券の評価損益 該当ありません。 区 分 帳簿価額 2,807,385 161,101 - 1,403,062 1,150,369 - 8,718 8,718 - - 243,974 - - 4,371,549 4,040,919 - 86,655 86,655 - - 243,974 - - 差損 △1,947 △354 - △273 △211 - △61 △61 - - - - - △2,574 △2,180 - △394 △394 - - - - - お客様本位の取組み 差損 △1,396 △48 - △56 △45 - △10 △10 - - - - - △1,501 △1,442 - △58 △58 - - - - - 経営管理体制 2,476,000 184,135 - 1,613,098 1,353,629 - 10,494 10,494 - - 228,974 20,000 - 4,273,233 3,916,444 - 107,814 107,814 - - 228,974 20,000 - (単位:百万円) 平 成 25年 度 末 差 損 益 時価 差益 3,025,724 218,338 220,285 167,423 6,321 6,675 - - - 1,482,720 79,658 79,932 1,229,825 79,455 79,667 - - - 8,920 202 264 8,920 202 264 - - - - - - 243,974 - - - - - - - - 4,675,868 304,318 306,893 4,342,621 301,702 303,882 - - - 89,271 2,616 3,011 89,271 2,616 3,011 - - - - - - 243,974 - - - - - - - - 事業の概況 満期保有目的の債券 責任準備金対応債券 子会社・関連会社株式 その他有価証券 公 社 債 株 式 外 国 証 券 公 社 債 株 式 等 そ の 他 の 証 券 買 入 金 銭 債 権 譲 渡 性 預 金 そ の 他 合 計 公 社 債 株 式 外 国 証 券 公 社 債 株 式 等 そ の 他 の 証 券 買 入 金 銭 債 権 譲 渡 性 預 金 そ の 他 帳簿価額 平 成 24年 度 末 差 損 益 時価 差益 2,740,845 264,845 266,242 196,305 12,170 12,218 - - - 1,715,624 102,525 102,582 1,455,462 101,833 101,879 - - - 11,186 692 703 11,186 692 703 - - - - - - 228,974 - - 20,000 - - - - - 4,652,775 379,541 381,042 4,288,441 371,996 373,439 - - - 115,359 7,544 7,602 115,359 7,544 7,602 - - - - - - 228,974 - - 20,000 - - - - - 経営方針・経営戦略 有価証券の時価情報(売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの) 業績データ コーポレートデータ 81 業績データ ○満期保有目的の債券 平 成 24年 度 末 区 分 貸借対照表 時 計 上 額 時価が貸借対照表計上額 を 超 え る も の 価 平 成 25年 度 末 差 額 貸借対照表 時 計 上 額 価 (単位:百万円) 差 額 2,395,488 2,661,730 266,242 2,654,591 2,874,877 220,285 債 券 他 2,395,488 — — 2,661,730 — — 266,242 — — 2,654,591 — — 2,874,877 — — 220,285 — — 時価が貸借対照表計上額 を 超 え な い も の 80,511 79,114 △1,396 152,794 150,846 △1,947 80,511 — — 79,114 — — △1,396 — — 152,794 — — 150,846 — — △1,947 — — 公 外 そ 公 外 そ 国 国 社 の 社 の 証 証 債 券 他 ○責任準備金対応債券 平 成 24年 度 末 区 分 貸借対照表 時 計 上 額 時価が貸借対照表計上額 を 超 え る も の 価 平 成 25年 度 末 差 額 貸借対照表 時 計 上 額 価 (単位:百万円) 差 額 181,846 194,064 12,218 150,164 156,840 6,675 債 券 他 86,808 95,038 — 92,126 101,937 — 5,318 6,899 — 78,751 71,412 — 82,680 74,159 — 3,928 2,746 — 時価が貸借対照表計上額 を 超 え な い も の 2,288 2,240 △48 10,937 10,583 △354 6 2,282 — 6 2,234 — △0 △47 — 4,413 6,523 — 4,392 6,191 — △21 △332 — 公 外 そ 公 外 そ 国 国 社 の 社 の 証 証 債 券 他 ○その他有価証券 平 成 24年 度 末 貸借対照表 帳 簿 価 額 計 上 額 区 分 差 額 平 成 25年 度 末 貸借対照表 帳 簿 価 額 計 上 額 (単位:百万円) 差 額 貸借対照表計上額が帳簿 価 額 を 超 え る も の 1,298,273 1,400,855 102,582 1,087,751 1,167,683 79,932 公 社 株 外 国 証 そ の 他 の 証 買 入 金 銭 債 譲 渡 性 預 そ の 債 式 券 券 権 金 他 1,288,239 — 10,034 — — — — 1,390,118 — 10,737 — — — — 101,879 — 703 — — — — 1,080,277 — 7,474 — — — — 1,159,945 — 7,738 — — — — 79,667 — 264 — — — — 貸借対照表計上額が帳簿 価額を超えないもの 314,824 314,768 △56 315,310 315,037 △273 公 社 株 外 国 証 そ の 他 の 証 買 入 金 銭 債 譲 渡 性 預 そ の 65,390 — 460 — 228,974 20,000 — 65,344 — 449 — 228,974 20,000 — △45 — △10 — — — — 70,091 — 1,244 — 243,974 — — 69,879 — 1,182 — 243,974 — — △211 — △61 — — — — 債 式 券 券 権 金 他 (注)平成21年度末より、「金融商品に関する会計基準」(平成20年3月10日 企業会計基準第10号)および「金融商品の時価等の開示に関す る適用指針」(平成20年3月10日 企業会計基準適用指針第19号)を適用しています。これに伴い時価をもって評価する有価証券等の範 囲を変更し、従来時価のない有価証券としていたコマーシャルペーパー等を含めています。 82 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の帳簿価額は以下のとおりです。 満 合 期 保 有 目 的 の 債 券 非 上 場 外 国 債 券 そ の 他 任 準 備 金 対 応 債 券 会 社 ・ 関 連 会 社 株 式 の 他 有 価 証 券 非上場国内株式 (店頭売買株式を除く) 非上場外国株式 (店頭売買株式を除く) 非 上 場 外 国 債 券 そ の 他 計 平 成 24年 度 末 − − − − 0 221 221 − − − 221 (単位:百万円) 平 成 25年度末 − − − − 0 233 233 − − − 233 該当ありません。 事業の概況 金銭の信託の時価情報 経営方針・経営戦略 責 子 そ 区 分 デリバティブ取引の時価情報(ヘッジ会計適用・非適用分の合算値) (1) 取引の内容 当社が利用している主たるデリバティブ取引は、金利スワップ取引、債券店頭オプション取引、為替予約取引で す。 業績データ コーポレートデータ (3) リスクの内容・リスク管理態勢 デリバティブ取引には、現物資産同様、市場リスク(市場環境の変化、金利変動等によりデリバティブ取引の時 価が変動するリスク)や、信用リスク(取引相手の倒産等により契約が履行されないリスク)が伴います。 上記のとおり、当社で行っている金利スワップ取引、債券店頭オプション取引については、ALM(資産・負債 総合管理)の観点から、現物資産を補完して、将来の金利変動リスクを適切にコントロールすることを目的として います。 したがって、金利スワップ取引、債券店頭オプション取引単体のリスクを見るのではなく、現物資産と合算した 資産全体と、保険契約という負債との差額である剰余の時価が、将来の金利変動によって受ける影響度合いを定量 的に評価することが重要と考えています。 このような市場リスクについては、ALM(資産・負債総合管理)の手法を用いて評価・分析・管理を行うとと もに、リスクの状況を担当役員およびリスク管理委員会委員長に定期的に報告しています。 信用リスクについては、信用度の高い金融機関を相手として取引を行うとともに、現物資産同様、リスク量を 日々管理し、定期的に担当役員およびリスク管理委員会委員長に報告しています。 お客様本位の取組み (2) 利用目的・取組み方針 当社では、ALM(資産・負債総合管理)の観点から、現物資産を補完して、将来の金利変動リスクを適切にコ ントロールすることを目的として、金利スワップ取引、債券店頭オプション取引を行っています。 具体的には、長期間にわたり予定利率を保証するという負債の性格から、負債の時価は、金利の変動により増減 します。この負債の性格にあわせて、運用資産を構成し、資産と負債の差額である剰余の時価が将来の金利変動に よって受ける影響を適切にコントロールする必要があると考えます。現状、債券等の円金利資産を中心に運用して いますが、これらを補完するものとして、金利スワップ取引、債券店頭オプション取引を活用しています。 したがって、投機的な収益獲得を目的とした取引や、流動性の低い取引は行わないこととしています。 なお、為替予約取引についても、投機的な収益獲得を目的とした取引ではなく、外貨建債券の売買等に充当する 取引として活用しています。 経営管理体制 定性的情報 83 業績データ 定量的情報 (1) 差損益の内訳(ヘッジ会計適用分・非適用分の内訳)(平成25年度末) 区 分 ヘ ッ ジ 会 計 適 用 分 ヘ ッ ジ 会 計 非 適 用 分 合 計 金利関連 318 △1,410 △1,092 通貨関連 株式関連 — △16 △16 — — — 債券関連 (単位:百万円) その他 — 422 422 合計 — — — 318 △1,004 △686 (注)ヘッジ会計非適用分の差損益は、損益計算書に計上されています。 区 分 店 頭 (2) 金利関連 ヘッジ会計が適用されていないもの 種 類 金 利 ス ワ ッ プ 取 引 固定金利受取/変動金利支払 固定金利支払/変動金利受取 合 計 区 分 店 頭 ヘッジ会計が適用されているもの 種 類 金 利 ス ワ ッ プ 取 引 固定金利受取/変動金利支払 固定金利支払/変動金利受取 合 計 平成24年度末 契 約 額 等 時 価 うち1年超 333,000 78,000 333,000 78,000 2,047 △3,429 平成24年度末 契 約 額 等 時 価 うち1年超 60,100 — 60,100 — 997 — (単位:百万円) 平成25年度末 契 約 額 等 時 価 うち1年超 差損益 2,047 △3,429 △1,382 252,500 98,000 252,500 98,000 1,140 △2,550 区 分 1年以下 受取固定/支払変動スワップ想定元本 平均受取固定金利 平均支払変動金利 受取変動/支払固定スワップ想定元本 平均受取変動金利 平均支払固定金利 合 計 — — — — — — — — — — — — — — 3 年 超 5年以下 — — — — — — — 1,140 △2,550 △1,410 (単位:百万円) 平成25年度末 契 約 額 等 時 価 うち1年超 差損益 997 — 997 60,100 — 60,100 — 318 — (参考)金利スワップ契約の残存期間別構成(平成25年度末) 1 年 超 3年以下 差損益 5 年 超 7年以下 — — — 2,000 0.20 1.26 2,000 差損益 318 — 318 (単位:百万円、%) 7 年 超 10年以下 96,500 0.67 0.18 35,000 0.21 0.82 131,500 10年超 合 計 216,100 1.34 0.20 61,000 0.21 1.91 277,100 312,600 1.13 0.19 98,000 0.21 1.50 410,600 (注)平均支払変動金利および平均受取変動金利については、平成25年度末までに金利計算期間が開始されたスワップ契約について表示してい ます。 区 (3) 通貨関連 分 種 類 店 頭 合 為 売 (米 買 (米 替 予 ド ド 約 建 ル) 建 ル) 計 平成24年度末 契 約 額 等 時 価 うち1年超 185 185 309 309 — — — — 1 1 △2 △2 (単位:百万円) 差損益 1 1 △2 △2 △1 平成25年度末 契 約 額 等 時 価 うち1年超 2,270 2,270 — — — — — — △16 △16 — — 差損益 △16 △16 — — △16 (4) 株式関連 該当ありません。 区 (5) 債券関連 分 種 類 債券店頭オプション取引 売 建 コ ー ル 店 頭 合 プ 買 ッ ト コ ー 建 ル プ ッ ト 計 平成24年度末 契 約 額 等 時 価 うち1年超 71,030 (422) 59,810 (444) — (—) — (—) 59,810 (259) 71,030 (639) — (—) — (—) (単位:百万円) 差損益 2,747 △2,325 138 306 2,071 1,812 101 △537 △744 (注)1. 債券店頭オプション取引については、( )で契約時のオプション料を示しています。 2. 差損益欄には、オプション料と時価との差額を記載しています。 84 平成25年度末 契 約 額 等 時 価 うち1年超 60,694 (290) — (—) — (—) — (—) — (—) 60,694 (414) — (—) — (—) 差損益 211 78 — — — — 758 344 422 経営方針・経営戦略 (6) 定量的情報に関する補足説明 ・想定元本(契約金額)に関する補足説明 金利スワップ取引に係る想定元本は、金利交換等に係る名目的なものであり、当該金額自体が、そのまま取 引に係る市場リスクや信用リスク等を表すものではありません。 ・時価算定に係る補足説明 金利スワップについては、公表されている市場金利を基準として、将来のキャッシュ・フロー差額を現在価 値に割り引いた理論価格を表示しています。 為替予約については、公表されている市場金利と評価日の為替レートを基準として理論価格を算出しています。 債券店頭オプションについては、取引先金融機関から入手した価格によっています。 ・差損益に関する補足説明 当社で行っている金利スワップ取引は、金利変動リスクを適切にコントロールすることを目的としていま す。したがって、金利スワップ取引単体の差損益に着目するのでなく、現物資産と合算した資産全体および保 険契約という負債とのトータルで見る必要があります。 経常利益等の明細(基礎利益) (単位:百万円) 平成25年度 1 日から 平成25年4月 1 日から ( 平成24年4月 平成25年3月31日まで ) ( 平成26年3月31日まで ) 21,311 18,640 9,228 — 9,411 12,724 550 — 2,659 9,514 5,916 27,227 35 35 2,490 2,490 — △2,454 24,772 △1,363 △12,330 △4,147 △1,446 △6,735 △2,541 △480 △18 2,659 △4,702 △9,789 △11,152 35 35 847 849 △2 △811 △11,963 業績データ (注)1. 損益計算書の金融派生商品収益および金融派生商品費用のうち金利スワップ取引に係る受取・支払利息(純額)は基礎利益に含めてい ます。平成24年度においては218百万円の損、平成25年度においては1,587百万円の益です。 2. その他キャピタル費用は、外貨建保険商品に係る責任準備金の為替変動による増加額であり、損益計算書の責任準備金繰入額に含まれ ています。 お客様本位の取組み 22,674 30,970 13,376 1,446 16,147 15,265 1,030 18 — 14,216 15,705 38,380 — — 1,643 1,640 2 △1,643 36,736 経営管理体制 A 基礎利益 キャピタル収益 有価証券売却益 金融派生商品収益 為替差益 キャピタル費用 有価証券売却損 有価証券評価損 金融派生商品費用 その他キャピタル費用 キャピタル損益 B キャピタル損益含み基礎利益 A+B 臨時収益 個別貸倒引当金戻入額 臨時費用 危険準備金繰入額 個別貸倒引当金繰入額 C 臨時損益 経常利益 A+B+C 比較増減 事業の概況 平成24年度 会社法による会計監査人の監査 計算書類等については、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、あらた監査法人の監査を受けています。 当社取締役社長は、当社の平成25年4月1日から平成26年3月31日までの事業年度に係る財務諸表等は、不実 の記載がないことを平成26年5月16日付で確認しています。 不実の記載がないと認識するに至った理由は、当社は、財務諸表等を適正に作成するため内部監査を含む以下の 内部管理体制を整備しておりますが、その体制が機能していることを確認したためです。 1.業務分掌と所管部署ならびに権限基準が明確にされ、各部署が適正に業務を遂行する体制を整備していること。 2.経理部門では、財務諸表等の作成に必要な情報を把握し、その内容を財務諸表等に適正に反映していること。 3.経理部門では、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき財務諸表等を作成していること。 4.財務諸表等の作成にあたっては、適宜会計監査人の助言を受け、適正に対応していること。 5.内部監査部門では、財務諸表作成に係る各部門の業務プロセスが、法令・社内規程等に従い、適切に遂行され ていることを確認していること。 コーポレートデータ 財務諸表の適正性と財務諸表作成に係る内部監査の有効性について 85 業績データ 3.業務の状況を示す指標等 ◆主要な業務の状況を示す指標等 決算業績の概況 14ページ~18ページ「2013年度の事業概況」をご参照ください。 保有契約高及び新契約高 保有契約高 (単位:千件、億円、%) 平成24年度末 区 分 件 数 平成25年度末 金 額 前年度末比 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 団体年金保険 3,602 300 — — 109.6 113.5 — — 件 数 前年度末比 202,179 12,625 27,013 36 108.3 112.9 91.0 83.0 金 額 前年度末比 3,911 370 — — 108.6 123.0 — — 前年度末比 214,746 15,479 26,012 35 106.2 122.6 96.3 97.6 (注) 1.個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金の合計額を記 載しています。 2.団体年金保険については、責任準備金の金額を記載しています。 新契約高 (単位:千件、億円、%) 平成24年度 区 分 平成25年度 件 数 金 額 前年度比 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 団体年金保険 527 59 — — 114.3 155.2 — — 件 数 前年度比 31,375 2,648 150 — 124.7 148.8 48.5 — 金 額 前年度比 527 89 — — 100.0 151.2 — — 前年度比 27,962 3,974 593 — 89.1 150.1 395.2 — (注)1.当社では、個人保険および個人年金保険の転換制度は設けていませんので、上記件数および金額はすべて新契約です。 2.個人年金保険の金額は年金支払開始時における年金原資を記載しています。 3.団体年金保険の金額は第1回収入保険料を記載しています。 年換算保険料 保有契約 (単位:億円、%) 区 分 個 人 保 険 個人年金保険 平成25年度末 前年度末比 3,886 111.5 前年度末比 4,364 112.3 818 115.5 969 118.4 計 4,704 112.2 5,333 113.4 うち医療保障・ 生前給付保障等 995 114.2 1,143 114.9 うち医療・がん 819 114.6 959 117.0 合 86 平成24年度末 新契約 (単位:億円、%) 平成24年度 区 分 平成25年度 前年度比 前年度比 676 137.9 763 112.9 個人年金保険 130 157.2 186 143.3 合 計 806 140.7 950 117.8 うち医療保障・ 生前給付保障等 179 128.6 223 124.6 うち医療・がん 156 119.4 200 128.0 経営方針・経営戦略 個 人 保 険 (注)1.年換算保険料は、各契約の全期間の払込保険料総額(一時払契約については一時払保険料)を保険期間等で除して1年あたりの保険料 に換算した金額を記載しています。 2.医療保障・生前給付保障等とは、医療保障給付(入院給付、手術給付等)、生前給付保障給付(特定疾病給付、介護給付等)、保険料 払込免除給付(障害を事由とするものは除く。特定疾病罹患、介護等を事由とするものを含む)等に該当する保障です。 事業の概況 保障機能別保有契約高 (単位:百万円) 保 有 金 額 区 分 死 亡 保 障 災 通 死 害 死 亡 亡 満 期・生 存 給 付 存 保 障 年 金 そ 院 保 障 他 災 害 入 院 疾 病 入 院 その他の条件付入院 ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( 平成25年度末 21,425,053 — 2,601,123 — 24,026,176 1,686,864) 514) 44,616) —) 1,731,995) —) —) 1,176) —) 1,176) 49,629 1,416,975 5 — 1,466,610 —) 205,715) 14) —) 205,730) — 130,968 82 3,595 134,647 8,355) 5) 124) —) 8,492) 8,388) 6) —) —) 8,402) 17,793) 1) 1) —) 17,796) コーポレートデータ 入 の 平成24年度末 20,166,450 — 2,701,282 — 22,867,733 1,745,393) 548) 46,788) —) 1,792,730) —) —) 1,344) —) 1,344) 51,528 1,153,642 5 — 1,205,176 —) 173,218) 15) —) 173,233) — 108,891 93 3,685 112,670 7,353) 6) 128) —) 7,496) 7,389) 6) —) —) 7,403) 17,553) 1) 2) —) 17,556) 業績データ 生 険 険 険 険 計 険 ( 険 ( 険 ( 険 ( 計 ( 険 ( 険 ( 険 ( 険 ( 計 ( 険 険 険 険 計 険 ( 険 ( 険 ( 険 ( 計 ( 険 険 険 険 計 険 ( 険 ( 険 ( 険 ( 計 ( 険 ( 険 ( 険 ( 険 ( 計 ( 険 ( 険 ( 険 ( 険 ( 計 ( お客様本位の取組み その他の条件付死亡 人 保 人 年 金 保 体 保 体 年 金 保 の 他 共 人 保 人 年 金 保 体 保 体 年 金 保 の 他 共 人 保 人 年 金 保 体 保 体 年 金 保 の 他 共 人 保 人 年 金 保 体 保 体 年 金 保 の 他 共 人 保 人 年 金 保 体 保 体 年 金 保 の 他 共 人 保 人 年 金 保 体 保 体 年 金 保 の 他 共 人 保 人 年 金 保 体 保 体 年 金 保 の 他 共 人 保 人 年 金 保 体 保 体 年 金 保 の 他 共 人 保 人 年 金 保 体 保 体 年 金 保 の 他 共 経営管理体制 普 個 個 団 団 そ 個 個 団 団 そ 個 個 団 団 そ 個 個 団 団 そ 個 個 団 団 そ 個 個 団 団 そ 個 個 団 団 そ 個 個 団 団 そ 個 個 団 団 そ 87 業績データ (注) 1. ( )内数値は主契約の付随保障部分及び特約の保障を表します。ただし、定期特約の普通死亡保障は主要保障部分に含めています。 2. 「生存保障」欄の「満期・生存給付」の金額は、個人年金保険、団体保険(年金特約)については年金支払開始前契約の年金支払開始時における年 金原資を表します。 3. 「生存保障」欄の「年金」の金額は、年金年額を表します。 4. 「生存保障」欄の「その他」の金額は、個人年金保険(年金支払開始後) 、団体保険(年金特約年金支払開始後) 、団体年金保険の責任準備金を表します。 5. 「入院保障」欄の金額は入院給付日額を表します。 6. 「入院保障」欄の「疾病入院」のその他共計の金額は主要保障部分と付随保障部分の合計を表します。 (単位:件) 保 有 件 数 区 分 平成24年度末 個 障 害 保 障 険 145,273 142,059 個 人 年 金 保 険 58 56 険 206,186 203,515 団 体 年 金 保 険 — — 計 351,517 345,630 険 1,775,165 1,942,750 個 人 年 金 保 険 1,322 1,239 険 — — 団 体 年 金 保 険 — — 1,776,487 1,943,989 団 そ 個 手 術 保 障 団 そ 人 保 平成25年度末 体 の 保 他 人 保 体 の 共 保 他 共 計 個人保険及び個人年金保険契約種類別保有契約高 (単位:百万円) 保 有 金 額 区 分 平成24年度末 平成25年度末 険 6,497,982 6,736,320 定 期 付 終 身 保 険 ─ — 険 11,878,831 13,019,355 計 20,003,756 21,260,062 険 158,226 161,127 定 期 付 養 老 保 険 ─ — 生存給付金付定期保険 ─ — 214,222 214,620 ─ — 個 人 年 金 保 険 1,262,534 1,547,944 災 害 割 増 特 約 807,419 781,631 傷 約 759,824 739,199 災 害 入 院 特 約 1,128 1,051 疾 病 入 院 特 約 1,147 1,069 約 37 35 その他の条件付入院特約 8,151 8,362 終 死 亡 保 険 定 そ 養 生 死 混 合 保 険 そ 生 存 保 険 年 金 保 険 災害・疾病関係特約 成 身 保 期 の 保 他 老 の 保 他 害 人 共 共 特 病 特 計 (注)1.個人年金保険の金額は、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金の合計額を表します。 2.入院特約の金額は、入院給付日額を表します。 88 異動状況の推移 個人保険 (単位:件、百万円) 平 成 24 年 度 区 分 始 件 数 金 額 在 3,288,150 18,660,253 3,602,466 20,217,978 約 527,668 3,137,510 527,720 2,796,208 更 新 30,379 23,745 27,536 22,045 復 活 16,271 46,644 18,433 52,236 保 険 金 額 の 増 加 — 31,266 ― 24,639 転 換 に よ る 増 加 — — ― ― 新 現 金 額 契 そ の 他 の 増 63 1,835 69 1,126 亡 4,911 26,603 5,488 30,206 満 期 53,380 62,207 43,857 47,449 保 険 金 額 の 減 少 — 325,934 ― 352,616 転 換 に よ る 減 少 — — ― ― 約 154,993 1,062,899 165,426 1,007,351 失 効 44,334 155,494 46,716 153,419 少 2,447 50,138 2,996 48,508 在 3,602,466 20,217,978 3,911,741 21,474,682 そ の 年 他 の 末 減 現 (増 加 率) (9.6%) (8.3%) (8.6%) (6.2%) 純 (増 増 加 加 率) 314,316 (21.3%) 1,557,724 (45.1%) 309,275 (△1.6%) 1,256,704 (△19.3%) 経営管理体制 解 事業の概況 加 死 経営方針・経営戦略 年 件 数 平 成 25 年 度 (注)金額は、死亡保険、生死混合保険、生存保険の主要保障部分の合計です。 区 分 金 額 1,117,883 264,823 487 — — 156,470 4,300 — 957 — 34,468 1,744 235,658 1,262,534 (12.9%) 144,651 (49.3%) 件 数 300,850 89,337 89 ― ― 20,937 701 150 ― ― 9,671 494 30,065 370,132 (23.0%) 69,282 (94.0%) 金 額 1,262,534 397,487 379 ― ― 83,192 3,184 ― 1,846 ― 44,521 1,981 144,115 1,547,944 (22.6%) 285,409 (97.3%) (注)金額は、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金の合計です。 コーポレートデータ 件 数 265,137 59,079 97 — — 40,633 896 96 — — 6,995 422 55,687 300,850 (13.5%) 35,713 (86.5%) 平 成 25 年 度 業績データ 年 始 現 在 新 契 約 復 活 金 額 の 増 加 転 換 に よ る 増 加 そ の 他 の 増 加 死 亡 支 払 満 了 金 額 の 減 少 転 換 に よ る 減 少 解 約 失 効 そ の 他 の 減 少 年 末 現 在 (増 加 率) 純 増 加 (増 加 率) (単位:件、百万円) 平 成 24 年 度 お客様本位の取組み 個人年金保険 89 業績データ 団体保険 (単位:件、百万円) 区 分 年 新 更 復 中 保 険 そ の 死 満 脱 保 険 解 失 そ の 年 (増 純 (増 始 契 現 途 加 金 額 の 他 の 金 額 の 他 末 加 増 加 の 現 在 約 新 活 入 増 加 増 加 亡 期 退 減 少 約 効 減 少 在 率) 加 率) 平 成 24 年 度 件 数 7,976,671 30,208 7,397,748 — 428,311 30,493 2,698 16,977 7,954,807 569,928 7,818 13,146 213 4,813 7,275,752 (△8.8%) △700,919 ( —) 金 額 2,969,699 15,027 2,520,167 — 214,923 23,559 2,026 3,882 2,747,887 163,959 111,444 12,149 2,032 2,667 2,701,381 (△9.0%) △268,317 ( —) 平 成 25 年 度 件 数 7,275,752 99,256 7,169,890 ― 418,609 12,834 960 16,614 7,180,410 547,007 46,624 5,642 175 3,838 7,210,781 (△0.9%) △64,971 ( —) 金 額 2,701,381 59,394 2,566,071 ― 201,590 7,587 636 3,704 2,680,409 163,408 71,329 14,685 779 1,133 2,601,212 (△3.7%) △100,169 ( —) (注)1. 金額は、死亡保険、生死混合保険、年金払特約の主要保障部分の合計です。 2. 件数は被保険者数を表します。 団体年金保険 (単位:件、百万円) 区 分 年 新 年 一 解 年 (増 純 (増 始 契 現 金 支 時 金 支 末 加 増 加 現 在 約 払 払 約 在 率) 加 率) 平 成 24 年 度 件 数 31,019 — 9,205 3,469 102 29,292 (△5.6%) △1,727 ( —) 金 額 4,439 — 73 796 53 3,685 (△17.0%) △753 ( —) (注)1. 年始現在、年末現在の金額は、各時点における責任準備金です。 2. 新契約の金額は、第1回収入保険料です。 3. 年金支払、一時金支払、解約の金額は、支払金額です。 4. 件数は被保険者数を表します。 90 平 成 25 年 度 件 数 29,292 ― 8,938 2,593 ― 28,372 (△3.1%) △920 ( —) 金 額 3,685 ― 69 272 ― 3,595 (△2.4%) △90 ( —) 契約者配当の状況 5年ごと利差配当付終身保険、5年ごと利差配当付低解約返戻金型終身保険、5年ごと利差配当付低解約返戻金 型終身介護保険、5年ごと利差配当付総合終身保険、5年ごと利差配当付低解約返戻金型総合終身保険、5年ご と利差配当付特定疾病保障終身保険、5年ごと利差配当付養老保険、5年ごと利差配当付個人年金保険、5年ご と利差配当付こども保険 ①東京海上日動あんしん生命および旧東京海上あんしん生命で契約された場合 保険料払込方法 一時払契約以外 契 約 日 平成11年 5月 1日以前 平成13年 4月 2日以降 平成10年 8月 1日以前 平成10年 8月 2日以降 平成11年 5月 1日以前 平成11年 5月 2日以降 平成14年 10月 1日以前 平成14年 10月 2日以降 平成15年 2月 1日以前 平成15年 2月 2日以降 下記以外の契約 5年ごと利差配当付終身保険 5年ごと利差配当付特定疾病保障終身保険 5年ごと利差配当付養老保険 5年ごと利差配当付総合終身保険 すべての一時払契約 2.90 2.75 2.50 2.15 平成25年度 2.90 2.75 2.50 2.15 1.80 1.70 1.80 1.70 2.90 2.75 2.40 2.90 2.75 2.40 1.90 2.90 2.75 2.40 2.90 2.75 2.40 1.90 1.50 1.50 1.50 1.00 1.50 1.00 1.00 1.00 コーポレートデータ 一 時 払 契 約 下記以外の契約 5年ごと利差配当付個人年金保険 下記以外の契約 5年ごと利差配当付養老保険 5年ごと利差配当付個人年金保険 5年ごと利差配当付こども保険 下記以外の契約 5年ごと利差配当付養老保険 5年ごと利差配当付個人年金保険 5年ごと利差配当付こども保険 下記以外の契約 5年ごと利差配当付個人年金保険 5年ごと利差配当付養老保険 下記以外の契約 5年ごと利差配当付個人年金保険 5年ごと利差配当付養老保険 5年ごと利差配当付終身保険 5年ごと利差配当付総合終身保険 すべての一時払契約 (単位:%) 平成24年度 業績データ 平成11年 5月 2日以降 平成13年 4月 1日以前 保 険 種 類 お客様本位の取組み 配当基準利回り 経営管理体制 (2)配当の状況 a.個人保険・個人年金保険 平成25年度の利差配当付の個人保険・個人年金保険の配当基準利回りは、平成24年度から据え置きとし、以下 のとおりとしました。 事業の概況 契約者配当金は、責任準備金等の運用益が当社の予定した運用益を超えた場合に、ご契約後5年ごとにお支払い します。 (これを「5年ごと利差配当」といいます。) 保険料を計算するにあたっては、あらかじめ当社の定める予定利率により見込まれる運用益を割り引いており、 その分、保険料は割安になっていますが、5年ごと利差配当は、実際の運用利回りが予定利率を上回り、実際の運 用益があらかじめ見込まれた運用益を上回った場合に5年ごとに配当としてお支払いするものです。 当社は、毎年当該事業年度にかかる責任準備金等の運用益が当社の予定した運用益を超えた場合、当社の定める 配当基準利回りと予定利率に基づき、契約者配当準備金を積み立てます。逆に、責任準備金等の運用益が当社の予 定した運用益を下回ったときは、それまでに積み立てられている契約者配当準備金を取り崩します。したがいまし て、契約者配当金は、ご契約後5年ごとの契約応当日を迎えるまで、お支払いをお約束するものではなく、今後の 運用実績によって変動し、お支払いできないこともあります。 なお、5年ごとの契約者配当金のお支払い前に、ご契約を解約もしくは減額された場合(ただし、契約日から2 年以上経過後) 、または保険金のお支払い等によってご契約が消滅した場合(ただし、契約日から1年以上経過後) にも契約者配当金をお支払いしますが、解約もしくは減額の場合にお支払いする契約者配当金は、保険金のお支払 い等の場合に比べ少なくなります。 b.団体保険 保険期間満了の日まで有効に継続し、保険料の払込みが完了したご契約に対し、お払込みいただいた保険料とお 支払いした保険金・給付金を基礎として収支計算を行い、剰余金が生じた場合に会社の定める方法に基づいてお支 払いします。 c.団体年金保険 団体年金保険では、中長期的な資産運用の観点から予定利率を設定していますが、各年度の運用利回りがこれを 上回った場合に、契約者配当として還元しています。 経営方針・経営戦略 (1)配当の仕組み a.個人保険・個人年金保険 次の保険種類にご契約の場合、契約者配当金をお支払いします。 (運用実績によってはお支払いできないことも あります。) 91 業績データ ②旧日動生命で契約された場合 (単位:%) 保険料払込方法 一時払契約以外 契 約 日 平成11年 4月 1日以前 一 時 払 契 約 平成11年 平成13年 平成13年 平成11年 4月 4月 4月 4月 2日以降 1日以前 2日以降 1日以前 平成11年 平成13年 平成13年 平成15年 平成15年 4月 4月 4月 4月 4月 2日以降 1日以前 2日以降 1日以前 2日以降 保 険 種 類 下記以外の契約 5年ごと利差配当付個人年金保険 下記以外の契約 5年ごと利差配当付個人年金保険 一時払契約以外のすべての契約 下記以外の契約 5年ごと利差配当付個人年金保険 5年ごと利差配当付養老保険 下記以外の契約 5年ごと利差配当付個人年金保険 すべての一時払契約 平成24年度 2.90 2.75 2.15 2.00 1.70 2.90 2.75 2.40 1.65 1.50 1.40 すべての一時払契約 平成25年度 2.90 2.75 2.15 2.00 1.70 2.90 2.75 2.40 1.65 1.50 1.40 1.00 1.00 平成25年度決算に基づく契約者配当金例示 平成25年度決算に基づき、契約者配当金を例示しますと次のとおりです。 <例1>5年ごと利差配当付終身保険の場合 30歳ご契約、60歳払込満了、男性、月払、保険金額500万円 ご契約日 平成21年4月1日 平成16年4月1日 経過年数 5年 10年 月払保険料 10,275円 10,455円 5 年 ご と 契 約 者 配当金 541円 1,964円 <例2>5年ごと利差配当付低解約返戻金型終身保険の場合 30歳ご契約、60歳払込満了、男性、月払、保険金額500万円 ご契約日 平成21年4月1日 平成16年4月1日 経過年数 5年 10年 月払保険料 8,620円 8,765円 5 年 ご と 契 約 者配当金 426円 1,642円 <例3>5年ごと利差配当付養老保険の場合 30歳ご契約、60歳払込満了、60歳満期、男性、月払、保険金額500万円 ご契約日 平成21年4月1日 平成16年4月1日 経過年数 5年 10年 月払保険料 13,395円 13,415円 5 年 ご と 契 約 者配当金 741円 2,601円 <例4>5年ごと利差配当付個人年金保険の場合 30歳ご契約、60歳払込満了、60歳年金開始、年金支払期間10年、男性、月払、基本年金額50万円 ご契約日 平成21年4月1日 平成16年6月1日 経過年数 5年 10年 月払保険料 11,645円 11,645円 5 年 ご と 契 約 者配当金 701円 2,428円 (注)経過年数とは、平成26年4月1日から平成27年3月31日の間の契約応当日での経過を示しています。 上記配当金は責任準備金に各年度の配当基準利回りと予定利率との差を乗じた額となっています。 b.団体保険・団体年金保険 平成25年度の団体保険・団体年金保険の配当率は、平成24年度から据え置きとしました。 92 ◆保険契約に関する指標等 保有契約増加率 個 個 人 人 団 団 年 体 体 年 保 金 保 保 金 保 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 険 8.3 6.2 険 5.7 22.8 険 △9.0 △3.7 険 △17.0 △2.4 経営方針・経営戦略 (単位:%) 区 分 (注)個人年金保険は、年金支払開始前契約について算出しています。 事業の概況 新契約平均保険金及び保有契約平均保険金(個人保険) (単位:千円) 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 新 契 約 平 均 保 険 金 13,534 14,219 保 有 契 約 平 均 保 険 金 10,402 10,449 (注)新契約平均保険金及び保有契約平均保険金は、それぞれ分子は新契約高、保有契約高、分母は新契約件数、保有契約件数として算出して いますが、死亡保障のない医療保険およびがん保険等については、分子の契約高に算入していませんので、分母の件数からも除いていま す。 (単位:%) 区 分 個 個 人 人 団 年 体 保 金 保 保 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 険 16.8 13.8 険 24.3 34.5 険 0.5 2.2 解約失効率(対年度始) 業績データ (注)1.新契約率は、年度始保有契約高に対する新契約高の割合を表します。 2.個人年金保険の年度始保有契約高は年金支払開始前契約を対象としています。 お客様本位の取組み 新契約率(対年度始) 経営管理体制 区 分 (単位:%) 区 分 個 団 人 人 年 体 保 金 保 保 平 成 25 年 度 険 6.6 5.7 険 3.4 4.2 険 3.4 2.9 (注)解約失効率は、分子を解約・失効となった契約の死亡保障保険金額(異動による増減額と復活契約による契約高の修正後)、分母を年度始 の保有保険金額として算出しています。 なお、個人年金保険は年金支払開始前契約を対象として年金開始時点の年金原資に基づき算出しています。 コーポレートデータ 個 平 成 24 年 度 93 業績データ 個人保険新契約平均保険料(月払契約) (単位:円) 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 103,865 101,344 (注)月払契約の第1回保険料を12倍したものを第1回保険料入金件数で除して算出しています。 死亡率(個人保険主契約) (単位:‰) 件 数 率 金 額 率 平成24年度 平成25年度 平成24年度 平成25年度 1.48 1.41 1.30 1.19 (注)1.件数率は、分子を死亡による支払件数、分母を平均保有契約件数として算出しています。 2.金額率は、分子を死亡による支払保険金額、分母を平均保有保険金額として算出しています。 特約発生率(個人保険) (単位:‰) 区 分 災害死亡保障契約 障 害 保 障 契 約 災害入院保障契約 疾病入院保障契約 成人病入院保障契約 疾病・傷害手術 保 障 契 約 平成24年度 平成25年度 件 数 0.072 0.069 金 額 0.086 0.107 件 数 0.109 0.140 金 額 0.049 0.059 件 数 4.010 4.084 金 額 114.314 123.825 件 数 39.210 42.230 金 額 755.076 834.489 件 数 13.082 14.387 金 額 282.645 261.009 件 数 38.118 39.380 (注)1.件数の特約発生率は、分子を支払件数、分母を平均保有特約件数として算出しています。 2.金額の特約発生率は、分子を支払金額、分母を平均保有保障金額として算出しています。 事業費率(対収入保険料) (単位:%) 94 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 16.7 15.8 保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受けた主要な保険会社等の数 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 5社 6社 保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受けた保険会社等のうち、支払再保険料 の額が大きい上位5社に対する支払再保険料の割合 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 100.0% 99.9% 事業の概況 (注)保険業法施行規則第71条に基づいて保険料積立金を積み立てないとした第三分野保険については該当がありません。 経営方針・経営戦略 (注)保険業法施行規則第71条に基づいて保険料積立金を積み立てないとした第三分野保険については該当がありません。 保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受けた主要な保険会社等の格付機関によ る格付に基づく区分ごとの支払再保険料の割合 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 AA+ 13.7% 15.5% AA− 71.2% 65.2% A+ 15.1% 19.3% — — A 未だ収受していない再保険金の額 お客様本位の取組み (注)1. 格付はスタンダード&プアーズによるものに基づいています。 2. 保険業法施行規則第71条に基づいて保険料積立金を積み立てないとした第三分野保険については該当がありません。 経営管理体制 格 付 区 分 (単位:百万円) 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 1,198 1,251 (単位:%) 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 32.2 31.4 医療(疾病) 30.8 29.8 がん 39.6 38.7 その他 15.8 16.3 第 三 分 野 発 生 率 コーポレートデータ 第三分野保険の給付事由又は保険種類の区分ごとの、発生保険金額の経過保険料に対する割合 業績データ (注)1. 保険業法施行規則第71条に基づいて保険料積立金を積み立てないとした第三分野保険については該当がありません。 2. 昨年度までは単位未満を四捨五入して記載していましたが、本年度より単位未満を切り捨てにしています。 そのため、平成24年度の数字を1,198に修正しています(昨年度作成した本紙の同項目は、1,199と表記)。 (注)介護給付については販売量が少なく有意な情報が得られないため「その他」に含めています。 95 業績データ ◆経理に関する指標等 支払備金明細表 保 区 分 平成24年度末 (単位:百万円) 平成25年度末 険 死 亡 保 険 金 4,463 6,513 災 害 保 険 金 84 91 高 度 障 害 保 険 金 248 275 満 630 255 期 保 金 そ 険 の 小 年 金 他 — 2 計 5,426 7,137 金 836 574 金 3,708 3,655 金 8,396 9,659 保 険 金 据 置 支 払 金 20 19 18,436 21,127 平成24年度末 平成25年度末 2,715,002 3,055,769 (一般勘定) (2,715,002) (3,055,769) (特別勘定) ( ( 給 解 そ 付 約 の 返 戻 他 共 計 責任準備金明細表 (単位:百万円) 区 分 個 人 保 険 個人年金保険 —) 483,532 —) 475,031 (一般勘定) ( 483,532) ( 475,031) (特別勘定) ( —) ( —) (一般勘定) ( 330) ( 328) (特別勘定) 責任準備金 (除危険準備金) 団体年金保険 ( —) ( (一般勘定) ( 3,685) ( 3,595) (特別勘定) ( —) ( —) (一般勘定) ( 2) ( 2) (特別勘定) ( —) ( —) 団 体 保 険 そ の 小 危 険 準 330 3,685 他 計 328 —) 3,595 2 2 3,202,553 3,534,727 (一般勘定) (3,202,553) (3,534,727) (特別勘定) ( ( 備 合 金 計 —) 27,427 —) 29,918 3,229,981 3,564,645 (一般勘定) (3,229,981) (3,564,645) (特別勘定) ( ( —) —) 責任準備金残高の内訳 (単位:百万円) 96 区 分 保険料積立金 平成24年度末 3,055,426 平成25年度末 3,359,736 未経過保険料 払戻積立金 危険準備金 合 計 147,127 — 27,427 3,229,981 174,990 — 29,918 3,564,645 個人保険及び個人年金保険の責任準備金の積立方式・積立率・残高(契約年度別) 責任準備金の積立方式・積立率 標準責任準備金対象外契約 平成25年度末 平成8年大蔵省告示 平成8年大蔵省告示 第48号に定める方式 第48号に定める方式 平準純保険料式 平準純保険料式 100.0% 100.0% 積立率(危険準備金を除く) (注)1.積立方式及び積立率は、個人保険及び個人年金保険を対象としています。なお、団体保険、団体年金保険及び医療保障保険(団体型) の責任準備金は積立方式という概念がないため、上記には含んでいません。 2.積立率については、標準責任準備金対象契約に関しては平成8年大蔵省告示第48号に定める方式により、また、標準責任準備金対象外 契約に関しては平準純保険料式により計算した保険料積立金及び未経過保険料に対する積立率を記載しています。 責任準備金の残高(契約年度別) (単位:百万円、%) 1981年度〜1985年度 1986年度〜1990年度 1991年度〜1995年度 1996年度〜2000年度 2001年度〜2005年度 2006年度〜2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 予 定 利 率 — — — — 1.50 〜 3.10 0.17 〜 4.46 0.20 〜 4.97 0.50 〜 3.76 0.40 〜 2.28 0.50 〜 3.06 (注)1.責任準備金残高は、個人保険及び個人年金保険の責任準備金(特別勘定の責任準備金及び危険準備金を除く)を記載しています。 2.予定利率については、 各契約年度別の責任準備金に係る主な予定利率を記載しています。 特別勘定を設けた保険契約はありません。 契約者配当準備金明細表 お客様本位の取組み 特別勘定を設けた最低保証のある保険契約に係る一般勘定における責任準備金、算出方法、計算 の基礎となる係数 経営管理体制 責任準備金残高 — — — — 916,910 1,043,801 1,106,353 168,170 177,515 118,047 〜1980年度 事業の概況 契約年度 経営方針・経営戦略 積立方式 標準責任準備金対象契約 平成24年度末 (単位:百万円) 区 分 年度 団体保険 団体年金保険 年度 66,024 9,464 2,814 36 12 2,739 0 0 0 8,948 2,050 3,093 74,935 11,502 3,168 8) ( ( 780) ( 155) ( 74,935 11,502 3,168 43 28 2,878 0 0 0 2,485 1,125 2,893 77,377 12,598 3,183 ( 988) ( 229) ( 11) ( (注)( )内は当期末現在高のうちの積立配当金額を表します。 財 形 保 険 その他の保険 財形年金保険 0 0 — 0 0 —) ( 0 0 — 0 0 —) ( — — — — — —) ( — — — — — —) ( 合 計 15 78,319 15 2,805 — 0 12 14,104 13 89,620 —) ( 944) 13 89,620 12 2,964 — 0 12 6,517 13 93,173 —) (1,229) コーポレートデータ 平成 当 期 首 現 在 高 当期契約者配当金支払額 利息による増加等 25 当期配当準備金繰入額 当 期 末 現 在 高 個人年金保険 業績データ 平成 当 期 首 現 在 高 当期契約者配当金支払額 利息による増加等 24 当期配当準備金繰入額 当 期 末 現 在 高 個人保険 97 業績データ 引当金明細表 (単位:百万円) 貸倒引当金 当期首 残 高 495 340 — 3,141 4,369 一 般 貸 倒 引 当 金 個 別 貸 倒 引 当 金 特定海外債権引当勘定 退 職 給 付 引 当 金 価 格 変 動 準 備 金 当期末 残 高 471 292 — 3,773 4,710 当期増減 (△)額 △24 △48 — 631 340 特定海外債権引当勘定の状況 該当ありません。 資本金等明細表 (単位:百万円) 区 分 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 資 本 金 55,000 — — 55,000 うち 普通株式 (1,600,000株) ( —株) ( —株) (1,600,000株) 既発行株式 計 (1,600,000株) ( —株) ( —株) (1,600,000株) 資本剰余金 55,000 55,000 — — — — 55,000 摘 要 — 55,000 資本準備金 35,000 — — 35,000 計 35,000 — — 35,000 — 保険料明細表 (単位:百万円) 個 個 団 団 そ 区 分 人 保 (うち一時払) (う ち 年 払) (うち半年払) (う ち 月 払) 人 年 金 保 (うち一時払) (う ち 年 払) (うち半年払) (う ち 月 払) 体 保 体 年 金 保 の 他 共 平成24年度 501,970 24,289 172,448 1,747 303,484 46,252 2,028 14,407 87 29,728 9,523 265 558,047 険 険 険 険 計 平成25年度 563,544 28,196 203,117 1,625 330,604 63,664 1,958 22,437 82 39,186 9,051 246 636,540 保険金明細表 (単位:百万円) 区 分 死亡保険金 災害保険金 高度障害保険金 満期保険金 そ の 他 合 計 98 個人保険 23,832 165 1,190 9,814 9 35,012 個人年金保険 ― ― ― ― ― ― 団体保険 4,279 3 360 ― ― 4,643 団体年金保険 財形保険 財形年金保険 その他の保険 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 0 ― ― ― ― 0 平成25年度 平成24年度 合 計 合 計 28,112 168 1,551 9,814 9 39,655 28,907 251 1,555 28,812 9 59,536 年金明細表 (単位:百万円) 個人保険 個人年金保険 27,407 19 69 ― 平成25年度 合 計 平成24年度 合 計 28,692 20,498 ― 給付金明細表 (単位:百万円) 区 分 個人保険 死亡給付金 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 1,697 ― ― 39 財形保険 平成25年度 平成24年度 その他の保険 財形年金保険 合 計 合 計 ― ― 1,737 2,736 7,983 8 4 ― ― 2 8,000 7,408 5,965 3 ― ― ― ― 5,968 5,589 障害給付金 178 ― 2 ― ― ― 181 187 生存給付金 4,312 2 ― ― ― ― 4,314 5,262 一 時 金 282 31,913 ― 272 ― ― 32,468 52,654 そ の 他 6,624 0 ― ― ― ― 6,624 6,021 合 計 25,386 33,625 7 272 ― 2 59,295 79,861 (単位:百万円) 個人年金保険 22,963 団体年金保険 ― 財形保険 財形年金保険 その他の保険 53 ― 当期償却額 減価償却累計額 ― 平成25年度 合 計 134,137 平成24年度 合 計 123,206 減価償却費明細表 (単位:百万円、%) 区 分 有 形 固 定 取得原価 資 当期末残高 償却累計率 3,022 378 1,755 1,267 58.1 物 916 69 323 593 35.3 その他の有形固定資産 2,105 308 1,431 673 68.0 1 — 1 — 100.0 他 — — — — — 計 3,023 378 1,756 1,267 58.1 無 形 固 定 資 産(注) そ の 合 業績データ 産 建 お客様本位の取組み 111,119 団体保険 経営管理体制 解約返戻金明細表 事業の概況 入院給付金 手術給付金 個人保険 経営方針・経営戦略 1,195 団体保険 財 形 保 険 団体年金保険 その他の保険 財形年金保険 (注)減価償却資産である電気通信施設利用権を表示しています。 (単位:百万円) 区 分 営 業 活 動 費 平 成 24 年 度 46,003 平 成 25 年 度 51,819 営 業 管 理 費 6,827 6,605 一 般 管 理 費 40,443 42,162 計 93,275 100,586 合 コーポレートデータ 事業費明細表 (注)一般管理費に含まれる、保険業法第265条の33第1項の規定に基づく生命保険契約者保護機構に対する当社の負担金は以下のとおりです。 平成24年度:627百万円、平成25年度:645百万円 99 業績データ 税金明細表 区 分 国 消 地 印 登 そ 地 地 法 法 固 不 事 そ 合 費 方 法 人 特 別 紙 録 免 許 の 他 の 国 方 方 消 費 人 住 民 人 事 業 定 資 産 動 産 取 得 業 所 の 他 の 地 方 平 成 24 年 度 912 16 755 138 — 2 1,064 4 — 988 7 — 51 12 1,976 税 税 税 税 税 税 税 税 税 税 税 税 税 税 計 (単位:百万円) 平 成 25 年 度 1,050 23 858 166 — 2 1,202 5 — 1,123 6 0 54 11 2,252 リース取引(借主側) 通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っている所有権移転外ファイナンス・リース取引 リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額および期末残高相当額 平 成 24 年 度 末 動産 合計 10 10 10 10 — — 区 分 取 得 価 額 相 当 額 減価償却累計額相当額 期 末 残 高 相 当 額 (単位:百万円) 平 成 25 年 度 末 動産 合計 — — — — — — (注)取得価額相当額の算定は、支払利子込み法によっています。 未経過リース料期末残高相当額 該当ありません。 支払リース料および減価償却費相当額 区 分 支 払 リ ー ス 料 減 価 償 却 費 相 当 額 平 成 24 年 度 0 0 (単位:百万円) 平 成 25 年 度 — — 減価償却費相当額の算定方法 リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法によっています。 借入金等残存期間別残高 (単位:百万円) 区 分 平成 年度末 平成 24 年度末 25 100 借 年 超 3年以下 3 年 超 5年以下 5 年 超 7年以下 7 年 超 10年以下 10 年 超 (期間の定めのないものを含む) 合 計 金 — — — — — — — 債券貸借取引受入担保金 1,036,684 — — — — — 1,036,684 金 — — — — — — — 債券貸借取引受入担保金 834,840 — — — — — 834,840 借 入 1年以下 1 入 ◆資産運用に関する指標等(一般勘定) 資産運用の概況 38ページ〜39ページ「資産運用」をご参照ください。 ポートフォリオの推移 (1) 資産の構成 (単位:百万円、%) 平 成 24 年 度 末 区 分 金 額 現 預 金・コ ー ル ロ ー ン 平 成 25 年 度 末 占 率 金 額 占 率 1.7 69,218 1.5 定 — — — — 債券貸借取引支払保証金 28,366 0.6 38,580 0.8 現 先 勘 入 金 銭 債 権 228,974 5.0 243,974 5.2 商 品 有 価 証 券 — — — — 託 — — — — 券 4,127,006 89.7 4,207,466 89.3 債 4,018,277 87.4 4,120,375 87.5 式 221 0.0 233 0.0 券 108,507 2.4 86,857 1.8 金 銭 有 の 価 信 証 公 社 株 外 国 社 債 108,507 2.4 86,857 1.8 株 式 等 — — — — そ の 他 の 証 券 — — — — 金 65,006 1.4 70,067 1.5 保 険 約 款 貸 付 65,006 1.4 70,067 1.5 付 — — — — 産 299 0.0 593 0.0 産 15,978 0.3 24,357 0.5 他 54,185 1.2 57,463 1.2 付 一 般 不 動 延 そ 貸 合 貸 税 金 資 の 倒 引 当 △836 △0.0 △763 △0.0 計 4,598,502 100.0 4,710,959 100.0 う ち 外 貨 建 資 産 111,958 2.4 94,006 2.0 業績データ 金 お客様本位の取組み 公 貸 繰 証 経営管理体制 買 事業の概況 79,521 買 経営方針・経営戦略 平成25年度の資産の運用概況 コーポレートデータ 101 業績データ (2) 資産の増減 区 分 (単位:百万円) 平 成 24 年 度 現預金・コールローン 平 成 25 年 度 51,317 △10,303 定 — — 債券貸借取引支払保証金 △30,386 10,214 買 現 先 勘 買 入 金 銭 債 権 51,995 14,999 商 品 有 価 証 券 — — 託 — — 券 643,030 80,460 債 649,669 102,098 式 △121 11 券 △6,517 △21,649 金 銭 有 の 価 信 証 公 社 株 外 国 公 社 債 △6,517 △21,649 株 式 等 — — そ の 他 の 証 券 — — 金 3,808 5,061 保 険 約 款 貸 付 3,808 5,061 付 — — 産 16 293 産 △15,591 8,379 他 11,132 3,278 金 17 73 計 715,340 112,457 う ち 外 貨 建 資 産 △9,737 △17,952 貸 付 一 般 不 繰 貸 動 延 税 そ 貸 証 金 資 の 倒 引 当 合 資産別運用利回り (単位:%) 区 分 平 成 24 年 度 現預金・コールローン 平 成 25 年 度 1.22 0.66 定 — — 債券貸借取引支払保証金 0.11 0.11 買 入 金 銭 債 権 0.12 0.10 商 品 有 価 証 券 — — 託 — — 券 2.52 2.25 債 2.08 1.95 式 9.32 1.46 う ち 外 国 証 券 15.30 14.34 金 2.88 2.89 う ち 一 般 貸 付 — — 産 — — 計 2.33 2.02 う ち 海 外 投 融 資 15.36 14.34 買 金 現 先 銭 有 の 価 う う 貸 信 証 ち ち 公 社 株 付 不 一 勘 動 般 勘 定 (注)1. 利回り計算式の分母は帳簿価額ベースの日々平均残高、分子は経常損益中、資産運用収益—資産運用費用として算出した利回りです。 2. 海外投融資は、外貨建資産と円建資産の合計です。 102 主要資産の平均残高 (単位:百万円) 区 分 平 成 24 年 度 31,901 47,031 定 — — 債券貸借取引支払保証金 51,602 23,038 買 現 先 勘 金 銭 債 権 207,875 269,179 商 品 有 価 証 券 — — 託 — — 券 3,829,150 4,134,056 債 3,702,782 4,035,772 式 251 225 う ち 外 国 証 券 126,117 98,058 金 62,925 67,322 う ち 一 般 貸 付 — — 産 310 391 計 4,255,498 4,620,366 う ち 海 外 投 融 資 126,117 98,058 金 銭 有 の 価 う う 貸 証 ち 公 ち 社 株 付 不 一 信 動 般 勘 定 (注)海外投融資は、外貨建資産と円建資産の合計です。 (単位:百万円) 区 分 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 70,515 77,317 商 品 有 価 証 券 運 用 益 — — 金 銭 の 信 託 運 用 益 — — 売買目的有価証券運用益 — — 価 証 券 売 却 益 13,376 9,228 有 価 証 券 償 還 益 — — 金 融 派 生 商 品 収 益 1,228 — 益 16,147 9,411 貸 倒 引 当 金 戻 入 額 — 60 そ 益 30 34 計 101,298 96,052 為 合 替 の 他 差 運 用 収 コーポレートデータ 有 業績データ 利息及び配当金等収入 お客様本位の取組み 資産運用収益明細表 経営管理体制 入 事業の概況 買 経営方針・経営戦略 現 預 金・コ ー ル ロ ー ン 平 成 25 年 度 103 業績データ 資産運用費用明細表 (単位:百万円) 区 分 支 払 平 成 24 年 度 利 平 成 25 年 度 息 1,002 1,031 商 品 有 価 証 券 運 用 損 — — 金 銭 の 信 託 運 用 損 — — 売買目的有価証券運用損 — — 有 価 証 券 売 却 損 1,030 550 有 価 証 券 評 価 損 18 — 有 価 証 券 償 還 損 — — 金 融 派 生 商 品 費 用 — 1,071 為 損 — — 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 55 — 貸 却 — — 賃貸用不動産等減価償却費 そ 替 付 の 差 金 他 償 運 用 費 合 — — 用 5 2 計 2,112 2,655 利息及び配当金等収入明細表 (単位:百万円) 区 分 預 12 有 価 証 券 利 息・配 当 金 68,288 74,883 不 利 平 成 25 年 度 7 そ 金 平 成 24 年 度 息 貸 貯 公 社 債 利 息 64,782 71,771 株 式 配 当 金 7 3 外国証券利息配当金 3,499 3,108 1,813 1,942 付 金 動 産 の 利 賃 貸 他 共 息 料 — — 計 70,515 77,317 有価証券売却益明細表 (単位:百万円) 区 分 国債等債券 株 式 平 成 24 年 度 12,508 平 成 25 年 度 7,250 等 34 — 外 国 証 券 832 1,977 その他共計 13,376 9,228 有価証券売却損明細表 (単位:百万円) 区 分 国債等債券 平 成 25 年 度 214 396 — — 外 国 証 券 815 153 その他共計 1,030 550 株 104 平 成 24 年 度 式 等 有価証券評価損明細表 (単位:百万円) 区 分 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 — — 株 等 18 — 外 国 証 券 — — その他共計 18 — 式 経営方針・経営戦略 国債等債券 商品有価証券明細表 該当ありません。 事業の概況 商品有価証券売買高 該当ありません。 有価証券明細表 (単位:百万円、%) 国 金 額 平成25年度末 占 率 金 額 占 率 3,907,155 89.3 4,026,553 90.5 債 700 0.0 3,750 0.1 債 110,421 2.5 90,071 2.0 うち公社・公団債 43,850 1.0 45,141 1.0 式 221 0.0 233 0.0 券 108,507 2.5 86,857 2.0 方 社 株 外 国 証 公 社 債 108,507 2.5 86,857 2.0 株 式 等 — — — — 他 248,974 5.7 243,974 5.5 計 4,375,981 100.0 4,451,441 100.0 そ の 合 お客様本位の取組み 債 地 経営管理体制 平成24年度末 区 分 (注)その他は、貸借対照表において現金及び預貯金として処理されている譲渡性預金ならびに買入金銭債権として処理されているコマーシャルペーパーです。 (単位:百万円) 業績データ 有価証券残存期間別残高 平 成 24 年 度 末 区 分 価 証 券 国 債 地 方 債 社 債 株 式 外 国 証 券 公 社 債 株 式 等 その他の証券 買入金銭債権 譲渡性預金 そ の 他 356,012 15,020 700 75,303 3 年 超 5年以下 207,101 188,487 — — 5 年 超 7年以下 367,609 357,578 — — 7 年 超 10年以下 254,464 237,216 — 7,929 16,013 16,013 — — 228,974 20,000 — 52,435 52,435 — — — — — 18,614 18,614 — — — — — 10,030 10,030 — — — — — 9,318 9,318 — — — — — 10 年 超 (期間の定めのないものを含む) 3,063,956 3,036,531 — 25,107 221 2,095 2,095 — — — — — 合 計 4,375,981 3,907,155 700 110,421 221 108,507 108,507 — — 228,974 20,000 — コーポレートデータ 有 1 年 超 3年以下 126,836 72,320 — 2,080 1年以下 105 業績データ (単位:百万円) 平 成 25 年 度 末 区 分 有 価 証 券 国 債 地 方 債 社 債 株 式 外 国 証 券 公 社 債 株 式 等 その他の証券 買入金銭債権 譲渡性預金 そ の 他 375,310 37,202 3,750 53,152 1 年 超 3年以下 104,690 82,264 — 2,049 3 年 超 5年以下 219,995 208,664 — — 5 年 超 7年以下 127,484 119,380 — — 7 年 超 10年以下 138,183 122,772 — 7,824 37,230 37,230 — — 243,974 — — 20,376 20,376 — — — — — 11,330 11,330 — — — — — 8,103 8,103 — — — — — 7,586 7,586 — — — — — 1年以下 10 年 超 (期間の定めのないものを含む) 3,485,777 3,456,269 — 27,045 233 2,229 2,229 — — — — — 合 計 4,451,441 4,026,553 3,750 90,071 233 86,857 86,857 — — 243,974 — — 保有公社債の期末残高利回り 公 外 区 分 社 国 公 社 債 債 (単位:%) 平成24年度末 1.94 5.08 平成25年度末 1.99 4.61 険 計 平 成 24 年 度 末 金 額 占 率 221 100.0 221 100.0 業種別株式保有明細表 (単位:百万円、%) 区 分 金融・保険業 合 保 業 平 成 25 年 度 末 金 額 占 率 233 100.0 233 100.0 貸付金明細表 (単位:百万円) 区 分 保 険 約 款 貸 付 契 約 者 貸 付 保 険 料 振 替 貸 付 一 般 貸 付 (うち非居住者貸付) 企 業 貸 付 (うち国内企業向け) 国・国際機関・政府関係機関貸付 公共団体・公企業貸付 住 宅 ロ ー ン 消 費 者 ロ ー ン そ の 他 合 計 106 平成24年度末 平成25年度末 ( ( ( 65,006 56,890 8,115 — —) — —) — — — — — 65,006 ( 70,067 61,350 8,716 — —) — —) — — — — — 70,067 当社では一般貸付を実施していないため、次の 表の記載を省略しています。 ・貸付金残存期間別残高 ・国内企業向け貸付金企業規模別内訳 ・貸付金業種別内訳 ・貸付金使途別内訳 ・貸付金地域別内訳 ・貸付金担保別内訳 有形固定資産明細表 有形固定資産の明細 (単位:百万円、%) 年度 平成 経営方針・経営戦略 平成 区 分 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期償却額 当期末残高 減価償却累計額 償却累計率 — — — — — — — 土 地 建 物 282 74 3 53 299 495 62.3 — — — — — — — 建設仮勘定 24 その他の有形固定資産 661 256 11 304 601 1,307 68.5 合 計 943 330 15 358 900 1,802 66.7 — — — — — — — うち賃貸等不動産 — — — — — — — 土 地 建 物 299 468 105 69 593 323 35.3 — — — — — — — 建設仮勘定 25 その他の有形固定資産 601 390 9 308 673 1,431 68.0 合 計 900 859 114 378 1,267 1,755 58.1 — — — — — — — うち賃貸等不動産 年度 区 分 不 動 産 残 高 営 業 用 賃 貸 用 賃貸用ビル保有数 (単位:百万円、棟) 平成24年度末 299 299 平成25年度末 593 593 平成24年度 10 平成25年度 113 — — 事業の概況 不動産残高および賃貸用ビル保有数 — — 経営管理体制 固定資産等処分益明細表 該当ありません。 固定資産等処分損明細表 — (単位:百万円) — 3 6 105 8 10 113 — — — — — お客様本位の取組み 区 分 有 形 固 定 資 産 土 地 建 物 そ の 他 無 形 固 定 資 産 そ の 他 合 計 うち賃貸等不動産 — 業績データ 賃貸用不動産等減価償却費明細表 該当ありません。 (1)資産別明細 a.外貨建資産 区 分 公 社 債 株 式 現預金・その他 小 計 平成24年度末 金額 占率 108,507 100.0 — — — — 108,507 100.0 (単位:百万円、%) 平成25年度末 金額 占率 86,857 100.0 — — — — 86,857 100.0 コーポレートデータ 海外投融資の状況 b.円貨額が確定した外貨建資産 該当ありません。 c.円貨建資産 該当ありません。 107 業績データ d.合 計 平成24年度末 金額 占率 108,507 100.0 区 分 海 外 投 融 資 (単位:百万円、%) 平成25年度末 金額 占率 86,857 100.0 (2)地域別構成 (単位:百万円、%) 平成24年度末 平成25年度末 非居住者 非居住者 外国証券 貸付 貸付 公社債 株式等 公社債 株式等 金額 占率 金額 占率 金額 占率 金額 占率 金額 占率 金額 占率 金額 占率 金額 占率 区 分 外国証券 北 米 108,507 100.0 108,507 100.0 — — — — ヨーロッパ — — — — オセアニア — — — — ア ジ ア — — — — 中 南 米 — — — — 中 東 — — — — ア フ リ カ — — — — 国 際 機 関 合 計 108,507 100.0 108,507 100.0 — — — — — — — — — — — — — — — — — — (3)外貨建資産の通貨別構成 区 分 米 合 ド ル 計 平成24年度末 金額 占率 108,507 100.0 108,507 100.0 — — — — — — — — — — 86,857 — — — — — — — — — — — — — — — 86,857 100.0 86,857 — — — — — — — — — — — — — — 100.0 86,857 100.0 — — — — — — — 100.0 — — — — — — — — — — — — — — — — — — (単位:百万円、%) 平成25年度末 金額 占率 86,857 100.0 86,857 100.0 海外投融資利回り 平成24年度 15.36% 平成25年度 14.34% 公共関係投融資の概況(新規引受額、貸出額) 該当ありません。 各種ローン金利 該当ありません。 その他の資産明細表 該当ありません。 ◆有価証券等の時価情報(一般勘定) 当社の保有する資産は一般勘定のみで、 「有価証券等の時価情報(会社計)」の内容と相違ありません。 詳細は81ページをご参照ください。 4.特別勘定に関する指標等 該当ありません。 108 — — — — — — — — — — — — — — — — — — コーポレートデータ 1.会社の概況及び組織 沿革 当社の機構 国内ネットワーク 店舗所在地一覧 資本金の推移 株式の総数 株式の状況 主要株主の状況 取締役及び監査役 従業員の在籍・採用状況 平均給与 110 112 113 114 116 116 116 116 117 119 119 2.主要な業務の内容 生命保険の引受け 資産の運用 業務の代理・事務の代行 国債等の窓口販売業務 120 120 120 120 3.会社及びその子会社等の状況 ◆会社及びその子会社等の概況 主要な事業の内容及び組織の構成 子会社等に関する事項 121 121 121 ◆会社及びその子会社等の財産の状況 121 コーポレートデータ 1.会社の概況及び組織 沿 革 東京海上日動あんしん生命の沿革 年 主な出来事 10月 2003年 (平成15年) 2004年 (平成16年) 1月 新コーポレートシンボルを決定 2月 「メディカルアシスト」 (各種医療サービス)提供開始 5月 本社移転(銀座) 7月 機構改革において「生保支社」を38箇所新設 3月 5月 2005年 (平成17年) 10月 NPO法人J.POSHを通じ、 「ピンクリボン運動」の支援を開始 岐阜市に「総合カスタマーセンター」を開設 ホームページ「会員さま契約者さま専用ページ」の開設 1月 4月 保有契約件数(個人保険・個人年金保険)200万件を突破 中期経営計画〜ステージ拡大2008〜をスタート 生命保険会社としては初めて、 「プライバシーマーク」の認証を財 団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)から取得 2006年 (平成18年) 9月 財務基盤強化を目的に500億円の増資を行い、資本金550億円に (資本準備金350億円) ( 「株式会社ミレアホールディングス」出資) 10月 開業10周年 「第二の創業プロジェクト」をスタート 4月 7月 2007年 (平成19年) 8月 9月 10月 主な商品の発売 東京海上あんしん生命保険株式会社と日動生命保険株式会社が合併 し、 「東京海上日動あんしん生命保険株式会社」が誕生 新卒総合職第一期生入社 「次世代育成支援対策推進法に基づく基準適合一般事業主」として 東京労働局長より認定( 「次世代法認定マーク」取得) 苦情対応マネジメントシステムの国際規格「ISO10002(品質マ ネジメント-顧客満足-組織における苦情対応のための指針) 」へ の適合を宣言(自己適合宣言) 静岡県立静岡がんセンター、東京海上日動メディカルサービス株式 会社と包括的な共同研究協定を締結 全国で「お客様をがんからお守りする運動」を展開 携帯電話を利用した即時信用照会システム「ケータイ・クレカ決済」 の利用開始 1月 「あんしんドル年金」 (解約返戻金市場金利 連動型個人年金保険(米国通貨建) ) 5月 職域向け長期医療保険「メディカル@オフ ィス」 (疾病入院保険) 5月 「あんしんYEN年金」 (積立利率変動型個人 年金保険) 10月 「長期傷害保険」 12月 「あんしんドル終身」 (積立利率変動型一時 払終身積立保険(米国通貨建) ) 1月 「あんしんYEN終身」 (積立利率変動型一時 払終身積立保険(日本国通貨建) ) 「長割り定期」 (定期保険 低解約返戻金特則 付加) 9月 「低解約返戻金型逓増定期保険」 9月 「がん治療支援保険」 NPO法人J.POSH等と共同で「マンモグラフィー機器搭載検診車」 を神奈川県に寄贈 4月 コーポレートキャラクター「あんしんセエメエ」が誕生 2008年 (平成20年) 6月 「あんしんセエメエ」によるテレビCMの放映を開始 、 「がんお 10月 新サービス「人間ドック・がんPET検診優待サービス」 悩み訪問相談サービス」を開始 3月 4月 2009年 (平成21年) 10月 中間経営計画〜変革と実行2011(第二の創業フェーズⅡ)〜をス タート 盛岡市の市民団体「岩手ホスピスの会」へ『タオル帽子』寄贈を開 始 1月 10月 2月 4月 9月 厚生労働省が推進する「Smart Life Project」に参画 保有契約件数(個人保険・個人年金保険)300万件を突破 新サービス「脳ドック優待サービス」 「介護お悩み電話・訪問サー ビス」を開始 (5年ごと利差配当付低 11月 「長生き支援終身」 解約返戻金型終身介護保険) 6月 7月 生損保一体型保険「超保険」保有契約100万世帯突破 社員から集めた夏物衣類および寄付金を盛岡市の市民団体「岩手ホ スピスの会」へ寄贈 (医療総合保険(基本保 8月 「メディカルKit」 障・無解約返戻金型) ) ・5疾病就業不能特 約 2010年 (平成22年) 2011年 (平成23年) 2012年 (平成24年) 2月 「あんしんセエメエの健康・長生き学園」サイト開設 4月 中期経営計画~変革と実行2014~をスタート 10月 「生存保障革命」の取組みを開始 2014年 (平成26年) (医療保険(引受基 1月 「メディカルKitラヴ」 準緩和・無解約返戻金型) ) 10月 「家計保障定期保険 就業不能保障プラン」 本社移転(丸の内) 第二事務センター開設(大阪) 保有契約件数(個人保険・個人年金保険)400万件を突破 タブレット型端末等を活用した申込手続き(らくらく手続き)を導 入 (医療総合保険(基本保 1月 「メディカルKit R」 障・無解約返戻金型)健康還付特則付加) 1月 「メディカルKit R」が日本経済新聞社主催「2013年日経優秀製 品・サービス賞」において、 「優秀賞 日経ヴェリタス賞」を受賞 (医療保険(引受基 2月 「メディカルKitラヴR」 準緩和・無解約返戻金型)健康還付特則付 加) 7月 2013年 (平成25年) がん診断特約 先進医療特約・がん先進医療特約・ 抗がん剤治療特約 10月 ※「株式会社ミレアホールディングス」は、平成20年7月1日付で「東京海上ホールディングス株式会社」へ社名を変更しています。 110 年 主な出来事 8月 1996年 (平成8年) 1997年 (平成9年) 1998年 (平成10年) 10月 4月 代理店販売に加え、ライフパートナーによる本格的営業を開始 1月 「3つのあんしん」が日本経済新聞社主催「97年日経優秀製品・サ ービス賞」において「優秀賞 日経金融新聞賞」を受賞 2月 6月 11月 独自商品「3つのあんしん」 (5年ごと利差 配当付総合終身保険) 10月 独自商品「長割り終身」 (5年ごと利差配当 付低解約返戻金型終身保険) 5月 独自商品「長割り 3つのあんしん」 (5年ご と利差配当付低解約返戻金型総合終身保 険) 定期保険の保険期間満了年齢を99歳に引き上げ 災害および疾病入院特約の保険期間の上限を終身に引き上げ 個人保険と個人年金保険をあわせた保有契約件数が50万件を突破 1月 第三分野商品「医療保険」 「がん保険」 7月 「がん保険」に「がん長期入院保障特約」 を付加 9月 保険期間の途中で保険金額の増え方が変わ る方式の新型の「逓増定期保険」 2001年 (平成13年) 4月 6月 9月 マングローブ植林事業支援など、社会貢献活動への本格的な取組 みを開始 個人保険と個人年金保険をあわせた保有契約件数が100万件を突 破 6月 生損保一体型商品「超保険」 7月 「家計保障定期保険」 株式会社ミレアホールディングスの直接の子会社となる 日動生命保険株式会社と合併契約書締結 日動生命保険株式会社との合併認可取得 1月 「メディカルミニ」 (医療保険 入院初期給 付特則 付加) 年 主な出来事 8月 1996年 (平成8年) 10月 日動火災海上保険株式会社の全額出資により、日動生命保険株式会 社設立 生命保険業免許取得 営業開始 10月 「特定疾病保障定期保険特約付終身保険」 1997年 (平成9年) 9月 個人保険と個人年金保険をあわせた保有契約件数が10万件を突破 2月 「がん保障プラン終身保険」 「100歳満期定 期保険」 (低解約返戻金型終身保険) 4月 「得々終身」 10月 「逓増定期保険」 2000年 (平成12年) 2003年 (平成15年) 4月 6月 9月 株式会社ミレアホールディングスの直接の子会社となる 東京海上あんしん生命保険株式会社と合併契約書締結 東京海上あんしん生命保険株式会社との合併認可取得 4月 生損保一体型商品「超保険」 ※「株式会社ミレアホールディングス」は、平成20年7月1日付で「東京海上ホールディングス株式会社」へ社名を変更しています。 コーポレートデータ 1月 「がん保障プラン」 「医療保障プラン」 4月 「ナイスフィットプラン」 2001年 (平成13年) 業績データ 4月 「スライドプラン」 (収入保障特約付個人年 金保険) 10月 「逓減定期付終身保険」 「収入保障付終身保 険」 1998年 (平成10年) 1999年 (平成11年) 主な商品の発売 1月 「総合福祉団体定期保険」 お客様本位の取組み 旧日動生命の沿革 経営管理体制 4月 2002年 (平成14年) 12月 2003年 (平成15年) 5月 事業の概況 1999年 (平成11年) 2000年 (平成12年) 主な商品の発売 東京海上火災保険株式会社の全額出資により、東京海上あんしん生 命保険株式会社設立 生命保険業免許取得 営業開始 経営方針・経営戦略 旧東京海上あんしん生命の沿革 111 コーポレートデータ 当社の機構(平成26年7月1日現在) 株 主 総 会 コンプライアンス委 員 会 保 険 計 理 人 内 部 監 査 部 企 画 部 人 事 総 務 部 経 理 財 務 部 業務品質・リスク管理部 営 業 企 画 部 金 融 営 業 推 進 部 企 画 グ ル ー プ 経 営 企 画 グ ル ー プ 商 品 数 理 グ ル ー プ 商 品 開 発 グ ル ー プ 業 務 推 進 室 人 事 グ ル ー プ 総 務 グ ル ー プ 災 害 対 策 室 財 務 会 計 グ ル ー プ 管 理 会 計 グ ル ー プ コンプライアンス お客様の声 グループ 財 務 グ ル ー プ 業務品質室 グループ リスク管理グループ 財 務 業 務 グ ル ー プ ライフパートナー 支援グループ ライフプロ 支援グループ クロスセル 企 画 グ ル ー プ 営業推進室 支援グループ 教育グループ 新宿サポートオフィスグループ 開発グループ マーケット 募 集 管 理 グ ル ー プ マーケティング室 カスタマーセンター グループ I T 企 画 部 契 約 企 画 管 理 部 契 約 サ ー ビ ス 部 保 険 金 部 I T 企 画 グ ル ー プ I T 推 進 第一グ ル ー プ IT推 進 第二グル ープ IT推 進 第 三 グル ープ 医 務・再 保 グ ル ー プ 事 務 企 画 グ ル ー プ 事 務 設 計 グ ル ー プ 新 契 約 グ ル ー プ 契 約 内 容 変 更 グループ 保険料会計グループ 企 画 管 理 グ ル ー プ 保 険 金 グ ル ー プ 支 払 サ ー ビスグル ープ 北海道営業支援室 北関東甲信越営業支援部 生 保 支 社( 9 支 社 ) 生 保 支 社( 8 支 社 ) 北海道・東北営業支援部 生 保 支 社( 3 支 社 ) 東 北 営 業 支 援 室 関 東 営 業 支 援 部 生 保 支 社( 支 社 ) 生 保 支 社( 6 支 社 ) 東海・北陸営業支援部 中国・四国営業支援部 関 西 営 業 支 援 部 生 保 支 社( 9 支 社 ) 生 保 支 社( 8 支 社 ) 生 保 支 社( 8 支 社 ) 名 古 屋 法 人 支 社 東 京 法 人 支 社 九 州 営 業 支 援 部 法 人 営 業 支 援 部 金 融 法 人 生 保 室 支 社( 8 支 社 ) 西 日 本 法 人 支 社 ライフプロ営 業 部 支 社( 支 社 ) 企 画 グ ル ー プ ライフパートナー営業部 営 業 推 進 グ ル ー プ 東京海上サポートセンターグループ 支 援 グ ル ー プ 日 本 郵 政 室 112 10 21 監 査 役 事 務 局 お客様サービス向上委員会 監 査 役 会 監 査 役 取 締 役 会 リ ス ク 管 理 委 員 会 経 営 会 議 社 長 業 務 執 行 取 締 役 国内ネットワーク 当社は全国に94の営業室・支社を配置し、お客様にご満足いただける営業体制を整えています。 北海道 経営方針・経営戦略 (平成26年7月1日現在) 北海道・東北営業支援部…3支社 ライフパートナー営業部…1支社 事業の概況 北海道・東北営業支援部…6支社 ライフパートナー営業部…2支社 東海・北陸 東海・北陸営業支援部…10支社 法人営業支援部…1支社 ライフプロ営業部…1支社 ライフパートナー営業部…3支社 関西営業支援部…8支社 法人営業支援部…1支社 ライフプロ営業部…2支社 ライフパートナー営業部…2支社 関東 業績データ 北関東甲信越営業支援部…8支社 関東営業支援部…9支社 法人営業支援部…1室、1支社 ライフプロ営業部…4支社 ライフパートナー営業部…11支社 お客様本位の取組み 関西 経営管理体制 東北 中国・四国 中国・四国営業支援部…8支社 ライフパートナー営業部…1支社 九州営業支援部…9支社 ライフプロ営業部…1支社 ライフパートナー営業部…1支社 コーポレートデータ 九州 ※店舗所在地一覧は114ページ〜115ページをご参照ください。 113 コーポレートデータ 店舗所在地一覧(平成26年7月1日現在) 本社 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-2-1 東京海上日動ビル新館 TEL(03)5208-5001 0120-016-234 カスタマーセンター 北海道・東北営業支援部 〒060-0002 札幌中央生保支社 北海道生保支社 〒060-0002 旭川生保支社 〒070-0036 青森生保支社 〒030-0861 盛岡生保支社 〒020-0026 仙台生保支社 〒980-0021 秋田生保支社 〒010-0001 山形生保支社 〒990-0023 福島生保支社 〒963-8017 北関東甲信越営業支援部 〒305-0034 茨城生保支社 栃木生保支社 〒320-0026 群馬生保支社 〒371-0023 埼玉生保支社 〒350-1123 埼玉中央生保支社 〒330-0854 新潟生保支社 〒950-0088 山梨生保支社 〒400-0032 長野生保支社 〒380-0836 関東営業支援部 〒260-0031 千葉生保支社 京葉生保支社 〒273-0005 東京中央生保支社 〒108-6111 東京新都心生保支社 〒151-0053 北東京生保支社 〒170-6030 東東京生保支社 〒136-0071 西東京生保支社 〒190-0012 横浜中央生保支社 〒220-0012 神奈川生保支社 〒220-0012 東海・北陸営業支援部 〒930-0008 富山生保支社 金沢生保支社 〒920-0031 福井生保支社 〒918-8003 岐阜生保支社 〒500-8842 静岡生保支社 〒420-0852 浜松生保支社 〒430-8577 三河生保支社 〒441-8021 愛知北生保支社 〒460-0002 愛知南生保支社 〒460-0002 三重生保支社 〒510-0074 関西営業支援部 〒600-8005 京都生保支社 滋賀生保支社 〒520-0044 大阪北生保支社 〒540-0031 大阪南生保支社 〒542-0086 奈良生保支社 〒630-8115 和歌山生保支社 〒640-8227 神戸中央生保支社 〒650-0024 姫路生保支社 〒670-0965 114 北海道札幌市中央区北二条西1-1-7(ORE札幌ビル9F) 北海道札幌市中央区北二条西1-1-7(ORE札幌ビル9F) 北海道旭川市六条通7-30-13(旭川東京海上日動ビル5F) 青森県青森市長島2-19-1(青森東京海上日動ビル1F) 岩手県盛岡市開運橋通5-1(盛岡東京海上日動ビル5F) 宮城県仙台市青葉区中央2-8-16(仙台東京海上日動ビル9F) 秋田県秋田市中通2-5-21(秋田東京海上日動ビル5F) 山形県山形市松波1-1-5(山形東京海上日動ビル2F) 福島県郡山市長者1-7-20(郡山東京海上日動ビル2F) TEL(011)271-2638 TEL(011)271-7588 TEL(0166)23-0180 TEL(017)775-1556 TEL(019)654-8508 TEL(022)225-2825 TEL(018)832-9402 TEL(023)632-5825 TEL(024)934-8901 茨城県つくば市小野崎260-1(ヒロサワつくばビル7F) 栃木県宇都宮市馬場通り4-1-1(うつのみや表参道スクエア8F) 群馬県前橋市本町2-13-11(前橋センタービル15F) 埼玉県川越市脇田本町15-10(三井生命川越駅前ビル5F) 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-10-17(シーノ大宮サウスウィング10F) 新潟県新潟市中央区万代2-3-6(新潟東京海上日動ビル6F) 山梨県甲府市中央1-12-28(甲府東京海上日動ビル5F) 長野県長野市南県町1081(長野東京海上日動ビル2F) TEL(029)858-8668 TEL(028)600-7303 TEL(027)235-7740 TEL(049)247-1169 TEL(048)650-8457 TEL(025)241-3469 TEL(055)237-6351 TEL(026)224-0419 千葉県千葉市中央区新千葉1-4-3(WESTRIO千葉フコク生命ビル11F) 千葉県船橋市本町1-3-1(船橋フェイスビル14F) 東京都港区港南2-15-2(品川インターシティB棟11F) 東京都渋谷区代々木2-11-15(新宿東京海上日動ビル7F) 東京都豊島区東池袋3-1-1(サンシャイン60ビル30F) 東京都江東区亀戸1-5-7(日鐵NDタワー10F) 東京都立川市曙町2-10-3(立川東京海上日動ビル7F) 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-4(みなとみらいビジネススクエア5F) 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-4(みなとみらいビジネススクエア6F) TEL(043)301-7810 TEL(047)411-1115 TEL(03)5781-6951 TEL(03)3375-8231 TEL(03)5985-0717 TEL(03)5836-1251 TEL(042)523-3359 TEL(045)224-3530 TEL(045)224-3590 富山県富山市神通本町1-6-5(富山東京海上日動ビル7F) 石川県金沢市広岡3-1-1(金沢パークビル7F) 福井県福井市毛矢1-10-1(セーレンビル7F) 岐阜県岐阜市金町6-4(岐阜東京海上日動ビル6F) 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1(葵タワー13F) 静岡県浜松市中区板屋町111-2(浜松アクトタワー9F) 愛知県豊橋市白河町85-2(豊橋東京海上日動ビル2F) 愛知県名古屋市中区丸の内2-20-19(名古屋東京海上日動ビル11F) 愛知県名古屋市中区丸の内2-20-19(名古屋東京海上日動ビル12F) 三重県四日市市鵜の森1-3-20(萩ビル6F) TEL(076)433-1219 TEL(076)233-6651 TEL(0776)36-2164 TEL(058)264-4418 TEL(054)254-4195 TEL(053)454-8993 TEL(0532)32-8601 TEL(052)201-9337 TEL(052)201-9212 TEL(059)354-1249 京都府京都市下京区四条通麩屋町西入立売東町22(京都東京海上日動ビル5F) 滋賀県大津市京町2-5-10(大津神港ビル7F) 大阪府大阪市中央区北浜東4-33(北浜ネクスビル30F) 大阪府大阪市中央区西心斎橋2-2-7(心斎橋東京海上日動ビル7F) 奈良県奈良市大宮町6-2-19(奈良東京海上日動ビル6F) 和歌山県和歌山市西汀丁38(Regulusビル4F) 兵庫県神戸市中央区海岸通7(第二神港ビル2F) 兵庫県姫路市東延末3-43(姫路神港ビル7F) TEL(075)241-7736 TEL(077)522-9227 TEL(06)6203-0212 TEL(06)6212-3430 TEL(0742)35-8554 TEL(073)431-1330 TEL(078)333-1209 TEL(079)282-6091 TEL(03)5208-5656 TEL(052)201-1946 TEL(06)6910-6081 TEL(03)5223-0252 東京都千代田区神田小川町2-2(センタークレストビル5F) 東京都千代田区神田小川町2-2(センタークレストビル5F) 東京都千代田区神田小川町2-2(センタークレストビル5F) 神奈川県横浜市西区北幸1-11-15(横浜STビル5F) 愛知県名古屋市中区錦3-1-1(十六銀行名古屋ビル13F) 大阪府大阪市中央区城見2-2-53(大阪東京海上日動ビル13F) 大阪府大阪市中央区城見2-2-53(大阪東京海上日動ビル13F) 福岡県福岡市博多区御供所町3-21(大博通りビジネスセンター5F) TEL(03)5283-9661 TEL(03)5283-9685 TEL(03)5283-9690 TEL(045)290-6495 TEL(052)950-3752 TEL(06)6910-5321 TEL(06)6910-5386 TEL(092)271-3166 北海道札幌市中央区北二条西1-1-7(ORE札幌ビル11F) 宮城県仙台市青葉区本町2-15-1(ルナール仙台6F) 福島県郡山市長者1-7-20(郡山東京海上日動ビル1F) 東京都渋谷区恵比寿4-6-1(恵比寿MFビル5F) 東京都渋谷区恵比寿4-6-1(恵比寿MFビル5F) 東京都台東区台東4-28-11(御徒町中央ビル4F) 東京都中央区銀座5-13-7(東銀座東京海上日動ビル6F) 東京都中央区銀座5-13-7(東銀座東京海上日動ビル6F) 東京都港区白金台3-19-1(興和白金台ビル6F) 東京都港区白金台3-19-1(興和白金台ビル6F) 東京都新宿区西新宿3-2-11(新宿三井ビル二号館13F) 東京都新宿区西新宿3-2-11(新宿三井ビル二号館7F) 東京都豊島区南池袋2-49-7(池袋パークビル7F) 神奈川県横浜市西区北幸1-4-1(横浜天理教館17F) 愛知県名古屋市中区丸の内2-20-19(名古屋東京海上日動ビル4F) 愛知県名古屋市中区丸の内2-20-19(名古屋東京海上日動ビル4F) 愛知県名古屋市中区丸の内2-20-19(名古屋東京海上日動ビル4F) 大阪府大阪市北区中之島2-2-2(大阪中之島ビル15F) 大阪府大阪市北区中之島2-2-2(大阪中之島ビル15F) 広島県広島市中区幟町13-4(広島マツダビル9F) 福岡県福岡市博多区綱場町3-3(福岡東京海上日動ビル2F) TEL(011)207-2041 TEL(022)262-0633 TEL(024)932-8161 TEL(03)5421-1011 TEL(03)5421-1014 TEL(03)3831-4811 TEL(03)3543-1621 TEL(03)3543-1626 TEL(03)3440-6511 TEL(03)3440-6621 TEL(03)3345-7041 TEL(03)5909-7601 TEL(03)6907-4606 TEL(045)311-1023 TEL(052)209-2441 TEL(052)209-5628 TEL(052)209-2431 TEL(06)6222-8710 TEL(06)6222-8731 TEL(082)211-0950 TEL(092)281-8661 コーポレートデータ 東京都千代田区丸の内1-2-1(東京海上日動ビル新館9F) 愛知県名古屋市中区丸の内2-20-19(名古屋東京海上日動ビル6F) 大阪府大阪市中央区城見2-2-53(大阪東京海上日動ビル20F) 東京都千代田区丸の内1-2-1(東京海上日動ビル新館4F) 業績データ TEL(092)271-3554 TEL(093)521-2268 TEL(0952)23-1757 TEL(095)823-0146 TEL(096)372-5014 TEL(097)536-2971 TEL(0985)23-3144 TEL(099)225-6395 TEL(098)867-7744 お客様本位の取組み 福岡県福岡市博多区御供所町3-21(大博通りビジネスセンター5F) 福岡県北九州市小倉北区米町1-5-20(北九州東京海上日動ビル6F) 佐賀県佐賀市駅前中央1-6-25(佐賀東京海上日動ビル8F) 長崎県長崎市興善町3-5(長崎東京海上日動ビル6F) 熊本県熊本市中央区新屋敷1-14-35(熊本東京海上日動ビル7F) 大分県大分市荷揚町3-6(大分東京海上日動ビル3F) 宮崎県宮崎市広島2-5-11(宮崎東京海上日動ビル2F) 鹿児島県鹿児島市加治屋町12-5(鹿児島東京海上日動ビル5F) 沖縄県那覇市前島2-21-13(ふそうビル8F) 経営管理体制 TEL(0852)25-2308 TEL(086)227-0340 TEL(082)511-9379 TEL(083)974-1825 TEL(088)626-4105 TEL(087)822-0178 TEL(089)915-0184 TEL(088)823-1540 事業の概況 島根県松江市御手船場町565-8(松江東京海上日動ビル6F) 岡山県岡山市北区柳町2-11-19(岡山東京海上日動ビル5F) 広島県広島市中区八丁堀3-33(広島ビジネスタワー6F) 山口県山口市小郡黄金町7-43(TKビル3F) 徳島県徳島市寺島本町西2-22-1(徳島東京海上日動ビル4F) 香川県高松市古新町3-1(東明ビル11F) 愛媛県松山市本町2-1-7(松山東京海上日動ビル7F) 高知県高知市本町4-1-16(高知電気ビル6F) 経営方針・経営戦略 中国・四国営業支援部 〒690-0007 山陰生保支社 岡山生保支社 〒700-0904 広島生保支社 〒730-8790 山口生保支社 〒754-0021 徳島生保支社 〒770-0831 高松生保支社 〒760-0025 愛媛生保支社 〒790-0811 高知生保支社 〒780-0870 九州営業支援部 〒812-8691 福岡中央生保支社 北九州生保支社 〒802-0003 佐賀生保支社 〒840-0801 長崎生保支社 〒850-0032 熊本生保支社 〒862-0975 大分生保支社 〒870-0046 宮崎生保支社 〒880-0806 鹿児島生保支社 〒892-0846 沖縄生保支社 〒900-0016 法人営業支援部 〒100-0005 東京法人支社 名古屋法人支社 〒460-0002 西日本法人支社 〒540-0001 金融法人生保室 〒100-0005 ライフプロ営業部 〒101-0052 東京支社 東京中央支社 〒101-0052 新東京支社 〒101-0052 あんしん横浜支社 〒220-0004 あんしん名古屋支社 〒460-0003 あんしん大阪支社 〒540-0001 あんしん近畿支社 〒540-0001 あんしん福岡支社 〒812-8691 ライフパートナー営業部 〒060-0002 札幌支社 仙台支社 〒980-0014 福島支社 〒963-8017 渋谷支社 〒150-0013 渋谷中央支社 〒150-0013 上野支社 〒110-0016 銀座支社 〒104-0061 銀座中央支社 〒104-0061 目黒支社 〒108-0071 港支社 〒108-0071 新宿支社 〒160-0023 新宿中央支社 〒160-0023 池袋支社 〒171-0022 横浜支社 〒220-0004 名古屋支社 〒460-0002 名古屋中央支社 〒460-0002 新名古屋支社 〒460-0002 大阪支社 〒530-0005 大阪中之島支社 〒530-0005 広島支社 〒730-0016 福岡支社 〒812-0024 115 コーポレートデータ 資本金の推移 年 月 日 増 資 額 増資後資本金 摘 要 平成 8 年 8 月 6 日 — 30,000百万円 設 立 平成18年 9 月28日 25,000百万円 55,000百万円 増 資 株式の総数 (平成26年7月1日現在) 発行可能株式総数 4,000千株 発行済株式の総数 1,600千株 当 期 末 株 主 数 1名 株式の状況 発行済株式 種類等 (平成26年7月1日現在) 種 類 発 行 数 内 容 普通株式 1,600千株 — 大株主 (平成26年7月1日現在) 株 主 名 東京海上ホールディングス株式会社 当社への出資状況 当社の大株主への出資状況 持株数(千株) 持株比率(%) 持株数(千株) 持株比率(%) 1,600 100.0 — — ※当社におきましては、株主は上記1社のみとなっています。 主要株主の状況 (平成26年7月1日現在) 名 称 東京海上 ホールディングス 株式会社 116 主たる営業所 又は事務所の 所在地 東京都千代田区 丸の内一丁目 2番1号 資本金又は 出資金 百万円 150,000 事業の内容 子会社の経営管 理およびそれに 附帯する業務 設 立 年月日 株式等の総数等に占める 所有株式等の割合 % 平成14年4月2日 100.0 取締役及び監査役 (平成26年7月1日現在) 氏 名 役職名 略 歴 担 当 コンプライアンス委員会委員長 昭和 57年 4月 東京海上火災保険株式会社入社 リスク管理委員会委員長 平成 25年 6月 当社常務取締役営業企画部長 取締役社長 広 瀬 伸 一 お客様サービス向上委員会委員長 平成 26年 4月 当社取締役社長(現職) (代表取締役) (昭和34年12月7日生) 平成 26年 6月 東京海上ホールディングス株式会社取締役(現職) [主要な兼職]・東京海上ホールディングス株式会社取締役 ひろ せ しん いち いし 常務取締役 い あつし 石 井 敦 (昭和31年10月26日生) こう 経理財務部 業務品質・リスク管理部 IT企画部 保険金部 内部監査部担当役員補佐 個人データ管理責任者 昭和 56年 平成 24年 平成 25年 4月 東京海上火災保険株式会社入社 6月 当社取締役営業開発部長 6月 当社常務取締役(現職) 人事総務部 金融営業推進部 北海道・東北営業支援部 北関東甲信越営業支援部 関東営業支援部 東海・北陸営業支援部 関西営業支援部 中国・四国営業支援部 九州営業支援部 法人営業支援部 ライフプロ営業部 ライフパートナー営業部担当役員補佐 特命担当(大規模災害対策) (昭和33年12月1日生) むら なお き (昭和35年10月29日生) 昭和 58年 4月 東京海上火災保険株式会社入社 平成 26年 4月 当社常務取締役営業企画部長(現職) 取締役 昭和 56年 4月 東京海上火災保険株式会社入社 平成 23年 6月 当社取締役企画部長 平成 24年 6月 当社取締役退任 湯 浅 隆 行 (昭和33年5月5日生) 平成 24年 6月 東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社取締役社長(現職) 平成 26年 4月 当社取締役(現職) [主要な兼職]・東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社取締役社長 ゆ の ゆき かつ のり 三重野勝典 (昭和34年8月29日生) こ 取締役 え たか もり ひで き 小 森 秀 樹 (昭和35年7月30日生) 平成 17年 12月 当社入社 平成 26年 4月 当社取締役契約サービス部長(現職) 契約サービス部 昭和 58年 平成 26年 ライフパートナー営業部 4月 東京海上火災保険株式会社入社 4月 当社取締役ライフパートナー営業部長(現職) コーポレートデータ み 取締役 あさ 業績データ 取締役 昭和 53年 4月 東京海上火災保険株式会社入社 平成 19年 6月 東京海上日動火災保険株式会社執行役員経理部長 平成 21年 6月 東京海上ホールディングス株式会社執行役員経理部長 おお ば まさ し 平成 22年 6月 東京海上日動火災保険株式会社常務取締役 大 庭 雅 志 平成 22年 6月 東京海上ホールディングス株式会社常務取締役 (昭和30年2月13日生) 平成 25年 6月 東京海上日動火災保険株式会社常務取締役退任 平成 25年 6月 当社取締役(現職) 平成 26年 4月 東京海上ホールディングス株式会社専務取締役(現職) [主要な兼職]・東京海上ホールディングス株式会社専務取締役 営業企画部 特命担当(保有契約者サービス対応) お客様本位の取組み 4月 東京海上火災保険株式会社入社 6月 当社取締役人事総務部長 6月 当社常務取締役(現職) いち 中 村 直 樹 内部監査部 企画部 契約企画管理部 業務品質・リスク管理部担当役員補佐 特命担当(合併推進) 昭和 54年 平成 21年 平成 23年 高 野 耕 一 なか 常務取締役 の 東京海上火災保険株式会社入社 スカンディア生命保険株式会社取締役 東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社取締役(社名変更) 同社取締役退任 当社取締役営業開発部長 当社常務取締役(現職) 経営管理体制 たか 常務取締役 4月 2月 4月 6月 6月 6月 事業の概況 昭和 54年 平成 16年 いな むら たかし 平成 16年 常務取締役 稲 村 孝 (代表取締役) (昭和32年1月25日生) 平成 18年 平成 20年 平成 22年 経営方針・経営戦略 (生年月日) 117 コーポレートデータ 役職名 常勤監査役 118 氏 名 (生年月日) 昭和 55年 平成 25年 (昭和31年7月31日生) 平成 25年 なか やま みち んど 中 山 道 人 略 歴 4月 東京海上火災保険株式会社入社 6月 同社退社 6月 当社常勤監査役(現職) 監査役 昭和 50年 4月 東京海上火災保険株式会社入社 平成 21年 6月 東京海上ホールディングス株式会社執行役員海外事業企画部部長 平成 22年 6月 同社執行役員退任 平成 22年 6月 東京海上日動火災保険株式会社常勤顧問 うめ き ひろ つぐ 平成 23年 6月 同社常勤顧問退任 梅 木 裕 世 (昭和28年1月9日生) 平成 23年 6月 独立行政法人日本貿易保険参事 平成 24年 6月 同法人参事退任 平成 24年 7月 当社監査役(現職) 平成 24年 7月 東京海上ミレア少額短期保険株式会社常勤監査役(現職) [主要な兼職] ・東京海上ミレア少額短期保険株式会社常勤監査役 監査役 昭和 52年 4月 日動火災海上保険株式会社入社 平成 16年 2月 スカンディア生命保険株式会社監査役 平成 16年 4月 東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社監査役(社名変更) 平成 17年 6月 同社監査役退任 平成 19年 6月 東京海上日動火災保険株式会社執行役員リスク管理部長 平成 19年 8月 東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社取締役 おお はし とし き 大 橋 敏 樹 平成 21年 6月 同社取締役退任 (昭和29年5月10日生) 平成 21年 6月 東京海上日動火災保険株式会社執行役員退任 平成 21年 6月 当社常務取締役 平成 23年 6月 当社常務取締役退任 平成 23年 6月 当社監査役(現職) 平成 23年 6月 東京海上ホールディングス株式会社常勤監査役(現職) [主要な兼職] ・東京海上ホールディングス株式会社常勤監査役 担 当 従業員の在籍・採用状況 区 分 在 籍 数 在 籍 数 採 用 数 1,650名 1,670名 124名 採 用 数 平成25年度末 平均年齢 平均勤続年数 62名 39.3歳 6.7年 (男 子) 888 906 86 35 42.5 6.4 (女 子) 762 764 38 27 35.5 7.1 (全国型) 877 895 86 26 42.1 6.5 (地域型) 696 696 32 21 35.2 7.4 (その他) 79 6 15 44.0 2.5 669名 79名 75名 41.5歳 6.8年 (男 子) 660 667 77 75 41.5 6.8 (女 子) 2 2 2 0 36.5 1.8 (※1)上記には東京海上日動火災保険株式会社等からの出向者を含みます。 (※2)コース別人事制度を廃止し、総合職、一般職の区分から、転居を伴う人事異動の有無による全国型、地域型の区分に変更を行いました。 (平成24年7月1日実施) (※3)その他には、嘱託社員、シニア社員、職務限定社員、内務嘱託社員を含んでいます。 内勤職員 (単位:千円) 営業職員 (単位:千円) 区 分 平成25年3月 平成26年3月 区 分 平成25年3月 平成26年3月 内勤職員 402 404 営業職員 717 741 いましたが、本年度より(※1)のとおり変更しています。 ※平均給与月額は各年3月中の税込月例報酬であり、賞与は含んで いません。 お客様本位の取組み (※1)平均給与月額は各年3月中の税込定例給与であり、賞与及び 時間外手当は含んでいません。 (※2)昨年度までは税込定例給与(基準外給与を含む)を記載して 経営管理体制 平均給与 事業の概況 77 662名 営業職員計 経営方針・経営戦略 内勤職員計 平成24年度末 平成25年度末 平成24年度末 平成25年度末 業績データ コーポレートデータ 119 コーポレートデータ 2.主要な業務の内容 生命保険の引受け 「お客様本位の生命保険事業」を基本方針として、お客様のニーズにお応えするため、個人向けの商品、 企業・団体向けの各種商品を取り扱っています。(取扱商品の詳細は54ページ〜57ページ「あんしん生命 の商品」をご参照ください。) 資産の運用 38ページ〜39ページ「資産運用」をご参照ください。 業務の代理・事務の代行 保険業法の規定に基づき東京海上日動火災保険株式会社および東京海上日動フィナンシャル生命保険株式 会社の業務の代理・事務の代行を行っています。 国債等の窓口販売業務 該当ありません。 120 3.会社及びその子会社等の状況 主要な事業の内容及び組織の構成 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 保険関連事業 株式会社東海あんしんエージェンシー(生命保険募集) 子会社 1社 経営方針・経営戦略 ◆会社及びその子会社等の概況 子会社等に関する事項 名 称 株式会社東海あんしん エージェンシー 主たる営業所 又は事務所の所在地 東京都千代田区神田小川町2-2 資本金 (百万円) 100 主な事業の 内容 設立年月日 生命保険募集 平成14年10月1日 ─% 当社は子会社を1社有していますが、その資産、売上高等からみて、当企業集団の財政状態と経営成績 に関する合理的な判断を妨げない程度に重要性が乏しいことから、当社では連結財務諸表を作成していま せん。 経営管理体制 ◆会社及びその子会社等の財産の状況 100% 総株主又は総出資者の議決 権に占める当社子会社等の 保有議決権の割合 事業の概況 (平成26年3月31日現在) 総株主又は総出資者の議決 権に占める当社の保有議決 権の割合 お客様本位の取組み 業績データ コーポレートデータ 121 生命保険協会統一開示項目索引 本誌は、 (一社)生命保険協会が定める開示基準に基づいて作成しています。 本開示基準に定める開示項目は、以下のページに掲載しています。 Ⅰ. 保険会社の概況及び組織 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 沿革………………………………………………………… 110、111 経営の組織………………………………………………………… 112 店舗網一覧………………………………………………… 113~115 資本金の推移……………………………………………………… 116 株式の総数………………………………………………………… 116 株式の状況………………………………………………………… 116 主要株主の状況…………………………………………………… 116 取締役及び監査役(役職名・氏名) … ………………… 117、118 会計参与の氏名又は名称……………………………(該当ありません) 従業員の在籍・採用状況………………………………………… 119 平均給与(内勤職員) … ………………………………………… 119 平均給与(営業職員) … ………………………………………… 119 Ⅱ. 保険会社の主要な業務の内容 1. 主要な業務の内容………………………………………………… 120 2. 経営方針…………………………………………………………… 4、5 Ⅲ. 直近事業年度における事業の概況 1. 直近事業年度における事業の概況………………………… 14~18 2. 契約者懇談会開催の概況…………………………………………… 67 3. 相談・苦情処理態勢、相談(照会、苦情)の件数、 及び苦情からの改善事例…………………………………… 65~67 4. 契約者に対する情報提供の実態……………… 40、52、53、60、61 5. 商品に対する情報及びデメリット情報提供の方法……………… 52 6. 営業職員・代理店教育・研修の概略……………………… 46~48 7. 新規開発商品の状況………………………………………………… 54 8. 保険商品一覧………………………………………………… 55~57 9. 情報システムに関する状況………………………………………… 57 10. 公共福祉活動、厚生事業団活動の概況…………………… 41~43 Ⅳ. 直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標……… 70 Ⅴ. 財産の状況 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 貸借対照表…………………………………………………… 71~74 損益計算書…………………………………………………………… 75 キャッシュ・フロー計算書………………………………………… 76 株主資本等変動計算書……………………………………………… 77 債務者区分による債権の状況……………………………………… 78 リスク管理債権の状況……………………………………………… 78 元本補てん契約のある信託に係る貸出金の状況………………… 79 保険金等の支払能力の充実の状況(ソルベンシー・マージン比率) ………………………………………………………………………… 79 9. 有価証券等の時価情報(会社計) … ……………………… 81~83 (有価証券) …………………………………………………… 81~83 (金銭の信託) ………………………………………………………… 83 (デリバティブ取引) ………………………………………… 83~85 10. 経常利益等の明細(基礎利益) … ………………………………… 85 11. 計算書類等について会社法による会計監査人の監査を受けている 場合にはその旨……………………………………………………… 85 12. 貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計算書について金融 商品取引法に基づき公認会計士又は監査法人の監査証明を受けて いる場合にはその旨…………………………………(該当ありません) 13. 代表者が財務諸表の適正性、及び財務諸表作成に係る内部監査の 有効性を確認している旨…………………………………………… 85 14. 事業年度の末日において、保険会社が将来にわたって事業活動を 継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況 その他保険会社の経営に重要な影響を及ぼす事象が存在する場合 には、その旨及びその内容、当該重要事象等についての分析及び 検討内容並びに当該重要事象等を解消し、又は改善するための対 (該当ありません) 応策の具体的内容…………………………………… Ⅵ. 業務の状況を示す指標等 1. 主要な業務の状況を示す指標等 (1)決算業績の概況………………………………………………… 86 (2)保有契約高及び新契約高……………………………………… 86 (3)年換算保険料……………………………………………… 86、87 (4)保障機能別保有契約高…………………………………… 87、88 (5)個人保険及び個人年金保険契約種類別保有契約高………… 88 (6)異動状況の推移…………………………………………… 89、90 (7)契約者配当の状況………………………………………… 91、92 2. 保険契約に関する指標等 (1)保有契約増加率………………………………………………… 93 …… 93 (2)新契約平均保険金及び保有契約平均保険金(個人保険) (3)新契約率(対年度始) … ……………………………………… 93 (4)解約失効率(対年度始) … …………………………………… 93 (5)個人保険新契約平均保険料(月払契約) … ………………… 94 (6)死亡率(個人保険主契約) … ………………………………… 94 (7)特約発生率(個人保険) … …………………………………… 94 … ………………………………… 94 (8)事業費率(対収入保険料) (9)保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受け た主要な保険会社等の数……………………………………… 95 (10)保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受 けた保険会社等のうち、支払再保険料の額が大きい上位5社 に対する支払再保険料の割合……………………………… 95 (11)保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受 けた主要な保険会社等の格付機関による格付に基づく区分 ごとの支払再保険料の割合………………………………… 95 (12)未収受再保険金の額………………………………………… 95 (13)第三分野保険の給付事由又は保険種類の区分ごとの、発生 保険金額の経過保険料に対する割合……………………… 95 3. 経理に関する指標等 (1)支払備金明細表………………………………………………… 96 (2)責任準備金明細表……………………………………………… 96 (3)責任準備金残高の内訳………………………………………… 96 (4)個人保険及び個人年金保険の責任準備金の積立方式、積立率、 残高(契約年度別) … ………………………………………… 97 (5)特別勘定を設けた最低保証のある保険契約に係る一般勘定に おける責任準備金、算出方法、計算の基礎となる係数…… 97 (6)契約者配当準備金明細表……………………………………… 97 (7)引当金明細表…………………………………………………… 98 (8)特定海外債権引当勘定の状況………………………………… 98 (9)資本金等明細表………………………………………………… 98 (10)保険料明細表………………………………………………… 98 (11)保険金明細表………………………………………………… 98 (12)年金明細表…………………………………………………… 99 (13)給付金明細表………………………………………………… 99 (14)解約返戻金明細表…………………………………………… 99 (15)減価償却費明細表…………………………………………… 99 (16)事業費明細表………………………………………………… 99 (17)税金明細表………………………………………………… 100 (18)リース取引………………………………………………… 100 (19)借入金残存期間別残高…………………………………… 100 4. 資産運用に関する指標等 (1)資産運用の概況……………………………………… 101、 102 (年度の資産の運用概況)… ……………………………… 101 102 (ポートフォリオの推移〈資産の構成及び資産の増減〉)…… 101、 (2)運用利回り…………………………………………………… 102 (3)主要資産の平均残高………………………………………… 103 (4)資産運用収益明細表………………………………………… 103 (5)資産運用費用明細表………………………………………… 104 (6)利息及び配当金等収入明細表……………………………… 104 (7)有価証券売却益明細表……………………………………… 104 (8)有価証券売却損明細表……………………………………… 104 (9)有価証券評価損明細表……………………………………… 105 (10)商品有価証券明細表……………………………………… 105 (11)商品有価証券売買高……………………………………… 105 (12)有価証券明細表…………………………………………… 105 (13)有価証券残存期間別残高………………………… 105、 106 (14)保有公社債の期末残高利回り…………………………… 106 (15)業種別株式保有明細表…………………………………… 106 (16)貸付金明細表……………………………………………… 106 (17)貸付金残存期間別残高…………………………………… 106 (18)国内企業向け貸付金企業規模別内訳…………………… 106 (19)貸付金業種別内訳………………………………………… 106 (20)貸付金使途別内訳………………………………………… 106 (21)貸付金地域別内訳………………………………………… 106 (22)貸付金担保別内訳………………………………………… 106 (23)有形固定資産明細表……………………………………… 107 (有形固定資産の明細)…………………………………… 107 (不動産残高及び賃貸用ビル保有数)…………………… 107 (24)固定資産等処分益明細表………………………………… 107 (25)固定資産等処分損明細表………………………………… 107 (26)賃貸用不動産等減価償却費明細表……………………… 107 (27)海外投融資の状況………………………………………… 107 (資産別明細)……………………………………… 107、 108 (地域別構成)……………………………………………… 108 (外貨建資産の通貨別構成)……………………………… 108 (28)海外投融資利回り………………………………………… 108 (29)公共関係投融資の概況(新規引受額、貸出額) … …… 108 (30)各種ローン金利…………………………………………… 108 (31)その他の資産明細表……………………………………… 108 5. 有価証券等の時価情報(一般勘定)… ………………………… 108 Ⅶ. 保険会社の運営 1. リスク管理の体制……………………………………………… 36、 37 2. 法令遵守の体制……………………………………………… 29~32 3. 法第百二十一条第一項第一号の確認(第三分野保険に係るものに 限る。)の合理性及び妥当性… …………………………………… 37 4. 指定生命保険業務紛争解決機関が存在する場合、当該生命保険会 社が法第百五条の二第一項第一号に定める生命保険業務に係る手 続実施基本契約を締結する措置を講ずる当該手続実施基本契約の 相手方である指定生命保険業務紛争解決機関の商号又は名称 指定生命保険機関が存在しない場合、当該生命保険会社の法第百 五条の二第一項第二号に定める生命保険業務に関する苦情処理措 置及び紛争解決措置の内容………………………………………… 66 5. 個人データ保護について…………………………………… 33~35 6. 反社会的勢力との関係遮断のための基本方針…………………… 31 Ⅷ. 特別勘定に関する指標等………………………………………… 108 Ⅸ. 保険会社及びその子会社等の状況… …………………… 80、121 122 「東京海上日動あんしん生命の現状2014」 平成26年7月発行 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 企画部 E71 ‐ 10060 (7) 改定 201407 【受付時間】平日 9:00~18:00 土曜 9:00~17:00 (日曜・祝日・年末年始を除きます。)