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平成28年度愛知県女性の活躍促進奨励金支給要綱 (通則) 第1条 愛知
平成28年度愛知県女性の活躍促進奨励金支給要綱 (通則) 第1条 愛知県女性の活躍促進奨励金(以下「奨励金」という。)は、中小企業 等における女性の活躍のための取組を促進することを目的に、予算の範囲内 において支給するものとし、その支給に関しては、愛知県補助金等交付規則 (昭和 55 年愛知県規則第8号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、 この要綱に定めるところによる。 (支給対象) 第2条 奨励金は、次の各号のすべてに該当する企業等に対して支給する。 (1)本県が募集する「女性の活躍促進宣言」を提出していること。 (2)常時雇用する従業員数が300人以下であり、原則として愛知県内に本 社があること。 (3)別表1に掲げる取組を平成28年4月1日以降に実施した上で、支給の 申請手続きを行い、知事から支給の決定を受けていること。 (4)関係法令(労働基準法、男女雇用機会均等法、育児・介護休業法等)を 遵守するとともに、法に適合した就業規則等を整備していること。 2 前項各号の要件を満たす場合においても、次の各号のいずれかに該当する 場合は、支給しない。 (1)特定独立行政法人、特別の法律により特別の設立行為をもって設立され た法人若しくは国又は地方公共団体が1/4以上を出資している法人 (ただし、株式会社は除く。) (2)過去に、愛知県女性の活躍促進奨励金の支給を受けている企業等 (3)当該企業等又はその役員が暴力団又は暴力団員と密接な関係を有する場 合 (支給額) 第3条 奨励金の支給額は別表2のとおりとする。 (支給の申請手続き) 第4条 奨励金の支給を受けようとする企業等の代表者(以下「申請者」とい う。)は、第2条第1項各号の要件を満たすことを証明する書類を添付の上、 平成29年1月31日までに愛知県女性の活躍促進奨励金支給申請書(様式 第 1 号、以下「支給申請書」という。)により、知事に申請をしなければなら ない。 2 知事が必要と認める場合は、前項に定めるほか、資料等の提出を求めるこ とができる。 3 第1項による支給の申請は、1申請者につき1回限りとする。 4 第1項による支給申請書の提出先は、県民生活部男女共同参画推進課と する。 (支給の決定及び請求) 第5条 知事は、支給申請書が提出されたときは内容を審査し、適当と認める 場合は奨励金の支給の決定を行う。 2 奨励金の支給の決定の時期は、原則として8月、11月及び2月とする。 3 知事は、奨励金の支給を決定したときは、愛知県女性の活躍促進奨励金支 給決定通知書(様式第2号)により、申請者に通知する。 4 支給決定通知を受けた申請者は、30日以内に請求書(様式第3号。)を知 事に提出するものとする。 5 前項による請求書の提出先は、前条第4項の支給申請書の提出先と同じと する。 (奨励金の支給) 第6条 知事は、前条の規定により支給を決定し、請求書を提出した申請者に 対し、奨励金を支給する。 (支給の決定の取消) 第7条 知事は、企業等が偽りその他不正な手段により奨励金の支給を受けた 場合は、第5条に規定する支給の決定を取り消し、その旨を当該企業等に通 知する。 (奨励金の返還) 第8条 知事は、支給の決定を取消した場合において、当該企業等に既に奨励 金を支給しているときは、その返還を命ずるものとする。 (認証の取得) 第9条 奨励金の支給を受けた企業等は、 「愛知県女性の活躍企業認証要綱」に 定める認証の取得に努めなければならない。 2 知事は、この奨励金の支給を受けた企業等から、必要に応じ、女性の活躍 促進の取組状況などについて報告を求めることができる。 (その他) 第 10 条 知事は、奨励金の支給額が予算額に達した場合は、県のホームページ で公表する。 2 この要綱に定めるもののほか、奨励金の支給に関し必要な事項は別に定め る。 附 則 この要綱は、平成 28 年 4 月 1 日から施行する。 番号 区分 別表1 A 推進体制の整備等 1 2 3 B 募集・採用拡大、職域拡大、登用、育成等 1 取組項目 女性の活躍に関する計画を新たに策定し、自社ホームページ等で公開した。 (※) 女性の活躍を含めたダイバーシティに関する担当部署やプロジェクトチー ムの設置など推進体制を新たに整備した。 管理職の意識改革を図るため、女性の採用・職域拡大や管理職登用等女性の 活躍の必要性の理解を促す管理職向けの研修などの新たな取組を行った。 (ただし、外部へ派遣して行う研修は除く。また、講師謝金が有料のものに 限る。) 募集資料・求人広告・会社案内・ホームページ等の中で、女性の活躍を伝え るなど、女性の応募を増やす新たな取組を行った。 3 個人の能力に応じて非正規雇用から正規雇用になる制度を創設又は拡充し た。 育児や介護のために退職した社員の、正社員への再雇用制度を創設又は拡充 した。 女性が少ない又は全くいない職域に女性を配置するための新たな取組を 行った。 作業方法・工程等を見直すことで、女性にとって作業しやすくなるよう新た な取組を行った。(ただし、施設・設備等の導入・更新のみは除く。) 自己申告制度、社内公募制度等によって、配置希望を反映できる制度を創設 又は拡充した。 女性管理職の登用目標を設定するなど、女性管理職登用に向けた新たな取組 を行った。 社内報や研修を通じたロールモデルの紹介や、メンター制度の導入に新たに 取り組んだ。 女性の登用に向けて、女性自身のやる気や能力の向上に資する研修などの新 たな取組を行った。(ただし、研修費用が有料のものに限る。) 育児・介護休業法で定めた基準を上回る育児・介護休業制度、育児・介護短 時間勤務制度や看護休暇制度(いずれかについてでもよい)を創設又は拡充 した。 育児や介護に関する制度について、従業員が取りやすくするための取組や休 業後の復帰に当たっての支援を新たに行った。 有給休暇取得日数を増やす取組や、残業時間を減らす取組を新たに行った。 4 育児等に積極的な男性(イクメン)社員を応援する新たな取組を行った。 2 3 4 5 6 7 8 9 C 家庭と仕事の両立支援、職場環境 づくり等 1 2 5 6 7 ワーク・ライフ・バランスに配慮した柔軟な働き方(フレックスタイム、テ レワーク、在宅勤務等)に対応する制度を創設又は拡充した。 セクシュアルハラスメント等の相談窓口を社内で明示するとともに、女性相 談者を配置する等、相談しやすくなるような新たな取組を行った。 社員の育児・介護の支援(保育・介護サービス利用に対する手当の支給等) に新たに取り組んだ。 ※ 「計画」には、「『女性の職業生活における活躍の推進に関する法律』に基づく一般事業主行 動計画」を含む。 別表2 取組項目 支給額 1項目 3万円 2項目 6万円 3項目以上 10万円