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資料1-7 これまでの検討会等による主な提言に関する資料
これまでの検討会等による主な提言に関する資料 資料1-7 №1 課題 主 な 提 言 H8 ○消防団と地域コミュニティーとの連携強化 大規模災害時は、常備消防、消防団、住民、自主防災組織の連携が不可欠である。 ○自主防災組織等との連携強化 H8 消防団は、専門知識・技術及び法的権限を有しているため、それぞれの地域でリーダーシップをとり、自主防災組 H14 織等に対する訓練指導や防火防災知識の普及啓発を行うことにより、災害時に統制のとれた適切な対応ができるよ H15 うな連携体制を構築する必要がある。 ○地域との交流 地域との連携 H8 阪神・淡路大震災においても、日ごろ顔見知りの団員の指示に従い適切な対応ができた例等があり、普段から地域 との交流が大切である。 ○住民に親しまれ、頼りにされる消防団のイメージづくり H8 住民と協力体制を作り、安心・安全な地域社会を作り上げるには、幅広い住民に親しまれ、頼よられる消防団のイ メージ作りを推進する必要がある。 → 消防団の各種ピーアール H9 H8 H8 大規模災害 の対応 H8 H8 H8 H15 H16 組織 H16 H16 合併問題 H14 H11 訓練・教育 H14 服制 H13 公務員 郵便局員 農協職員 漁協職員 森林組合員 OB団員 H14 H14 H14 H14 H14 H14 H14 女性団員 H14 H13 事業所 (被雇用化) H12 H15 H17 H14 H15 H17 H14 H17 H14 H17 ○地域社会と消防団 消防団が、社会福祉協議会やボランティア団体など福祉関係団体と連携し、防災、福祉等に渡る総合的な支援体 制に参画し、こうした活動で得られた情報を反映させた防災マップづくり、消防防災拠点づくりへ参画するなど、消防団 が防災まちづくりの中核として積極的な役割を担っていくように展開させる。 ●大規模災害時の応援体制の整備 消防団は、地域密着型の防災組織であることか、広域応援に出動したとしても、県内のブロック毎や県単位、場合 によっては、隣接同士であらかじめ相互応援の調整を図っておくべき。 ●大規模災害時の連絡体制、指揮体制の整備 ・情報伝達手段の多様化(防災行政無線、トランシーバー等)を図る。 ・情報関連機器が使用不能になった場合を想定した指揮命令体制と情報連絡体制を確保するため、自動二輪車等 機動力のある手段による情報収集活動ができる体制を整備 ○大規模災害資機材の整備 現在、「消防団の装備の基準(昭和63年7月13日消防庁告示第3号)」では、火災鎮圧のための活動を前提とした装 備が中心であるが、阪神・淡路大震災においては、団員の多くが倒壊家屋から救助しており、今後、救助資機材の充 実強化が必要。また、重機等の特殊車両を操縦可能な団員の確保と、民間企業からの重機等の調達体制を事前に ○大規模災害に備えた訓練の実施 従来は、消火活動に重点が置かれた訓練であるが、大規模災害を想定した救助訓練や応急救護訓練の充実が必 要。 ○機能別団員制度の導入(平成17年1月~) 従来の全ての災害に出動する団員ではなく、情報収集、後方支援、予防広報等の特定の役割、活動を中心として 行う消防団員 ○休団制度の導入(平成17年1月~) 育児、出産、長期出張等において、消防団員の身分を有したまま、長期休暇ができる制度 ○多彩な人材を採用・活用できる制度(平成17年1月~) 入団時期を一定に定めるのではなく何時でも入団できる体制や、性別、年齢で入団を限定しないように工夫できる ○市町村合併に伴う連合消防団長の設置 → H15通知 ○消防団員が受講しやすい環境整備 消防学校における集中訓練だけではなく、単位制を導入して、一連の教育訓練課程を分割して受講できるようにす る。 → 平成15年11月の「消防学校の教育訓練の基準」の改正により、実施場所、実施方法の柔軟的な運用を図った。 ○在宅による教育方法を推進すべき → インターネットを活用した消防団向けe-カレッジをホームページ上で紹介し、団員の在宅教育の充実強化を 図っている ○消防操法の基準の一部改正(平成11年9月30日 消防庁告示第12号) ○服制の全面見直し → 消防団のイメージアップを図るため、女性消防団員の服制の全面見直しなど、消防団の服制の見直し(平成13年) ○公務員の入団促進を図る → H14通知 ○郵便局員の入団促進を図る → H16通知(関係団体働きかけ) ○農協職員の入団促進を図る → H16通知(関係団体働きかけ) ●漁協職員の入団促進を図る ●森林組合員の入団促進を図る ○OB団員への働きかけ → H17.1機能別団員制度:OB団員の導入 ○女性の特徴を活かした機能別団員 独居老人の防火訪問や、救命講習等、特定の役目を中心として女性の消防団員の採用の推進 → H17.1機能別団員制度:予防広報分団 ●女性消防団員の環境整備 女性専用のシャワー・トイレ等設備の整備 ○女性消防団員のイメージアッブ 制服の見直し → 女性消防団員の服制の全面見直し(平成13年) ●消防団と事業所の自衛消防組織との連携 消防団と石コン等の事業所の自衛消防組織と連携を深めるべき ○消防団活動時にボランティア休暇制度を適応させる → 消防団協力事業所制度を導入し、消防団活動時のボランティア休暇の導入推進を図る予定(H18年度) ○消防団を協力している事業所にインセンティブを付与する環境づくり → 消防団協力事業所制度を導入し、事業所にインセンティブを付与できる環境を整備する予定(H18年度) ○事業所から消防団活動に協力を得やすい仕組み → 消防団協力事業所制度の導入(H18年度) 検討会等による主な提言 №2 課題 主 な 提 言 ○大学生が入団しやすい環境づくり 大学生等が消防団活動に従事した場合に、これを学校で単位として認定する。 H8 ○団員による社会人講師 H15 消防団員がいわゆる社会人講師になり、児童、生徒に消防防災やコミュニティーの体制さについて学べる環境の整 ○退職報償金の上げ方法の変更 H16 退職報償金の引上げについて、在職年数及び階級を勘案し、中堅層団員に絞った引き上げ H8 若年層 処遇 PR策 安全管理 装備 ○市町村による報酬・手当ての格差の是正 H15 → 消防団員に対する財政措置等の取扱い及び消防団員の確保について (平成17年12月22日 消防消第255号 消防災第322号) ○資格に関する特例措置 H12 → 危険物取扱者(丙種)及び消防設備士(乙種第五類・第六類)の資格取得試験について、一部科目を免除 (平成14年~) ○ホームペーシ゜、ビデオ等を活用した消防団PR → 啓発ポスターの作成・配布 → 消防団理解・入団促進ビデオ・DVDの作成・配布(平成18年2月~) H14 → 消防団メールマガジンの発行(平成15年3月~) H15 → 啓発対象別パンフレットの作成・配布(平成15年~) … 小学校向け、中・高等学校向け、大学生・専門学校生向け、女性向け、社会人向け、事業所向け → その他ホームページ ○各種表彰の充実 → 消防団活動表彰(消防庁長官表彰)の実施 (1) 地域に密着した模範となる活動を行っている消防団 H14 (2) 団員である住民を雇用し、消防団活動を支援する事業所 (3) 団員の確保について特に力を入れている消防団又は地方自治体 (4) 大規模災害時等において顕著な活動を行った消防団 ○インターネットを活用した安全管理対策 H10 → e-カレッジの消防団向けコンテンツで、「安全管理の基本」、 「災害活動の安全管理」、「安全管理S-KYT 」、 「安全管理の実践 」を紹介 ●大規模災害資機材の整備 H8 現在、「消防団の装備の基準(昭和63年7月13日消防庁告示第3号)」では、火災鎮圧のための活動を前提とした H14 装備が中心であるが、阪神淡路大震災においては、団員の多くが倒壊家屋から救助しており、今後、救助資機材の H16 充実強化が必要。また、重機等の特殊車両を操縦可能な団員の確保と、民間企業からの重機等の調達体制を事前 ○無線設備の充実 H16 インターネットや、携帯メール等を活用した出動指令 → 起債のメニュー H14 ○装備の軽量化 H16 消防団員の高齢化に伴い装備を軽量化すべき ※ 表中の○は、提言を受けて施策に反映している項目、●は、未実施関連項目を示す。