Comments
Description
Transcript
個人投資家説明会 資料
株式会社フュートレック 個人投資家説明会 資料 2016年7月23日 会 社 概 要 商号 設立 所在地 株式会社フュートレック 2000年4月17日 本 社 大阪市淀川区西中島6-1-1 東京事業所 東京都千代田区神田多町2-2 福岡事業所 福岡市博多区博多駅前3-23-22 代表取締役社長 藤木 英幸 資本金 7億1,657万円 資本準備金 9億1,479万円(単体) 役職員 〔単体〕:93名 〔連結〕:222名 連結子会社 株式会社ATR-Trek、株式会社スーパーワン、 株式会社メディア総合研究所 取引銀行 池田泉州銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、 三菱東京UFJ銀行、三井住友信託銀行 業務内容 音声認識技術を利用したサービスの企画・提案 及びそれを実現するためのシステム設計 等 (2016年6月30日現在) Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 2 フュートレックのあゆみ フュートレックは、 主要な事業を変化させながら、 成長を続けてまいりました。 2015年 2014年 受託開発 ⇒ 音源 ⇒ 音声認識 2015年4月 (株)ライトポケットを吸収合併 2014年10月 (株)みらい翻訳に資本参加 2014年10月 (株)メディア総合研究所を子会社化 2011年 2011年4月 イズ(株)((株)ライトポケット)・ (株)スーパーワンを子会社化 2007年5月 (株)ATR-Langに資本参加 (株)ATR-Trekに商号を変更し、子会社化 2007年 2006年12月 (株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR)と業務提携 2006年 2006年5月 (株)NTTドコモと資本業務提携 2005年12月 東京証券取引所 マザーズ市場 上場 2005年 2005年1月 大手予備校が実施する模試向けコンテンツをメモリーカードへ書込む業務 を受託し、メモリーカードを販売するビジネスに参入 2005年1月 (株)NTTドコモと音源の利用許諾契約を締結 2001年 2000年 2001年3月 携帯電話用音源IP販売開始 2000年9月 本社を移転し、本格的に営業開始 2000年4月 (株)フュートレック設立 Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 3 各事業の概要 その他事業 ライセンス事業 ■音声認識・UIソリューション事業分野 □ 音声認識技術を利用したサービスの ■国際事業分野 □ インバウンドビジネスサポート 企画・提案及びシステム開発 ■書き起こし事業分野 関連子会社: □ 音声書き起こしサービス「TranscribeMe」の提供 ■音源事業分野 □ 携帯電話用音源IPライセンスの提供 ■CRMソリューション事業分野 □ CRMソリューションの展開 ■基盤事業分野 □ 「E検定 ~電気・電子系技術検定試験~」の提供 □ スマートフォン・スマートタブレット向けアプリの開発 関連子会社: 翻訳事業 ■翻訳事業分野 □ 人の手による高品質な翻訳 関連子会社: □ 機械翻訳によるソリューションの提供 Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. ■IT事業分野 ■映像事業分野 関連子会社: (2016年6月30日現在) 4 これまでの業績推移 (単位:百万円) 売上高 4500 営業 利益 1000 4000 800 3500 600 3000 2500 400 2000 200 1500 0 1000 -200 500 0 -400 2008/3 2008/3 2009/3 2009/3 2010/3 2010/3 2011/3 2011/3 2012/3 2012/3 2013/3 2013/3 2014/3 2014/3 2015/3 2015/3 2016/3 2016/3 2017/3 予想 1,027 911 791 834 433 258 257 133 75 - 音声認識・UI 293 606 1,010 1,055 1,496 2,270 1,687 1,017 1,847 - CRMソリューション - - - - 407 413 297 248 221 - - - - - - - - 514 960 - その他 277 258 194 196 224 223 179 474 762 - 売上高合計 1,598 1,777 1,996 2,085 2,562 3,165 2,421 2,388 3,866 3,700 営業利益 264 404 530 482 501 896 431 △192 468 120 音 翻 源 訳 Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 5 2016年3月期 業績の概況(連結) ■2016年3月期 (2015年4月1日~2016年3月31日)の業績 2015年3月期 (実績) 2016年3月期 (実績) (単位 百万円) セグメント別 売上比率 前年 同期比 2,388 3,866 100.0 % +61.9 % 1,017 1,847 47.8 % +81.5 % 音源 133 75 2.0 % △43.4 % CRMソリューション 248 221 5.7 % △11.0 % 翻訳 514 960 24.8 % +86.8 % その他 474 762 19.7 % +60.5 % 営業利益 △192 468 - - 経常利益 △172 456 - - 親会社株主に帰属する当期純利益 △377 310 - - 売上高 音声認識・UIソリューション (基盤、書き起こし、IT、映像、国際他) Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 6 2016年3月期の業績について ○「ライセンス(許諾条件の変更)契約」締結による一括ロイヤルティ収入 の計上が大きく寄与し、黒字転換を達成しました。 「ライセンス(許諾条件の変更)契約」について すでに音声認識技術を提供済のある企業様に対するライセンス許諾条件の変更に関する契約。 提供済の技術について、従来よりも契約・権利範囲を広げる契約を行い、2016年3月期の 第4四半期に利用許諾料(一括ロイヤルティ収入)を計上しました。 これに伴い、本件で提供済の技術に関するランニングロイヤルティは次年度以降発生しません。 ○売上高合計に含まれるメディア総合研究所の業績の期間が相違することにより、 前年と比較して、翻訳事業およびその他事業の売上が増加しています。 2015年3月期 2014年10月1日~2015年3月31日の6か月間 2016年3月期 2015年4月1日~2016年3月31日の12か月間 Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 7 2016年3月期 事業分野別売上割合 その他事業分野 (基盤・書き起こし・ IT・映像・国際他) 音声認識・ UIソリューション 事業分野 (762百万円) (1,847百万円) 19.7% 47.8% 売上高 3,866百万円 翻訳事業分野 (960百万円) (参考)2015年3月期実績 24.8% その他 19.9% CRMソリューション 事業分野 (221百万円) 5.7% Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 音源事業分野 (75百万円) 2.0% 翻訳 音声認識・ UIソリューション 売上高 2,388百万円 42.6% 21.5% CRMソリューション 10.4% 音源 5.6% 8 貸借対照表(連結) (単位 百万円) 2015年3月期 流動資産 2015年3月期末と2016年3月期末の 主な増減要因 2016年3月期 3,780 4,214 +701 △137 △115 現金及び預金の増加 受取手形及び売掛金の減少 その他流動資産の減少 +44 △36 +28 ソフトウェアの増加 のれんの減少 投資有価証券の増加 買掛金の増加 1年内返済予定の長期借入金の増加 その他流動負債の増加 固定資産 1,204 1,236 資産合計 4,984 5,450 流動負債 432 1,116 +57 +510 +78 固定負債 1,524 1,015 △497 負債合計 1,957 2,132 純資産合計 3,027 3,318 負債純資産合計 4,984 5,450 ◆ 自己資本比率 57.4 %(2016年3月期) Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. +310 +38 長期借入金の減少 利益剰余金の増加 非支配株主持分の増加 ← 57.3%(2015年3月期) 9 Re-Built2年を終えて ~ 今後の目指す姿へ ~ 再成長に向けた経営方針 フュートレックグループでは、 2015年3月期~2016年3月期の2年間 “ Re-Built ” (リ・ビルト) に取り組んでまいりました。 「音声認識事業の選択と集中」 「新規事業の創出」などの目標を定め、 再び “成長企業” に戻ることを目指しました。 Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 11 Re-Builtの目標と評価 ○成長企業に戻る ・未だ「成長企業」に戻れてはいない、という認識。 ・「ライセンス(許諾条件の変更)契約」による一括ロイヤルティ収入の影響が 大きいものの、2016年3月期は黒字化を達成。 ○音声認識の収益力強化 ・初期からの目標である「メーカー純正のカーナビへの搭載」は未達成だが 少しずつ自動車関連に芽が出始めている。 ・注力業界が「自動車関連」「観光・インバウンド」に集約されてきた。 ○新規事業の創出 ・「機械翻訳事業」をはじめ、積極的な投資で提携先や事業の芽を増やす。 Re-Builtの2年間を終えて・・ 新しいフュートレックグループの姿を描き、 そこに至るための道筋ができました。 Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 12 フュートレックグループの目指す形 これまでのフュートレック 目指す形 1本の太い柱で 立つ会社 たくさんの柱で支える 会社 2018年3月期までの2年間を「Re-Builtの総括」とし、 Re-Builtを完遂して、目指す形へ。 Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 13 音声認識事業 ◆携帯電話業界向け 拡販の中心としての積極的な営業活動は行わないが、提案を継続。 ◆自動車関連への注力の継続 メーカー純正カーナビへの搭載を目標に拡販を継続。 ◆音声翻訳への注力 インバウンドなどの切り口から注力。 ◆新しいパートナーとの事業を模索 ・NTTアイティ株式会社 アジアパシフィック圏向けの多言語音声認識ソリューションの提供、新規市場への展開など ・ヤマハ株式会社 自然応答技術「HEARTalk」を用いた新しい音声対話システムの実現に向けた共同研究など Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 14 機械翻訳事業確立までの流れ ~技 術~ 事業化のための技術基盤づくり ◎みらい翻訳に資本参加 ◎メディア総合研究所子会社化 機械翻訳精度の向上 を目的とした研究開発を継続 ◎ATR-Trekが 「グローバルコミュニケーション開発推進協議会」 に設立発起人として参画 実証実験などに積極的に参加 時間の流れ ~ サービス化 ~ 事業立ち上げ ⇒ サービス化の検討 ⇒ 可能な部分から収益化 インバウンド関連など事業化できる部分から サービス化を検討 機 械 翻 訳 事 業 の 確 立 住友ゴム工業株式会社、近畿日本ツーリスト株式会社、 株式会社ログバー等 Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 15 各事業を「柱」にするために フュートレックグループは、「たくさんの柱で支える会社」を目指す。 それぞれの事業・商材が「柱」に成長することが必要 「柱」: 各事業が一定規模の売上と 収益をあげられる状態 2017年3月期にやるべきこと それぞれの事業・商材の事業規模の拡大・収益化 そこで、インバウンドという切り口 Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 16 注目されるインバウンド(訪日外国人旅行)消費 訪日外国人旅行者による消費が注目されています。 2015年の訪日外客数は過去最高の1,973万7千人。 出典:日本政府観光局(JNTO) 2020年 訪日外国人旅行者数の目標値 は、 2,000万人 ⇒ 4,000万人に。 インバウンドとは・・ 昨今は特に、外 国人観光客の誘致やそ れに伴う消費等の意味 に使われています。 出典:観光庁ホームページ(http://www.mlit.go.jp/kankocho/page01_000532.html) Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 17 フュートレックがインバウンドにできること フュートレックグループの商材 人手翻訳 機械翻訳 インバウンド プロモーションサポート 音声翻訳 アプリ開発 CRMソリューション 「Visionary」 映像制作 2016年3月期 各事業では個別にインバウンド関連の売上がありました 2017年3月期 積極的に連携させて、複合的な売上に! Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 18 ㈱アドホック会社分割による事業の承継 株式会社アドホックより、事業の承継をいたします。 ■目的 ① インバウンド市場に向けての商品ポートフォリオの拡充 (アドホックの自社商品) ・自動ガイドシステム ・音えんぴつ … GPSと音声合成による多言語観光ガイドシステム … 見えないドットコードを読む多言語音声ガイド (交流会で展示します) ② 中部地区における販路開拓 ■日程 吸収分割契約締結日 実施予定日(効力発生日) 2016年6月17日 2016年8月1日(予定) ■アドホック会社概要 代表取締役 藤井 則次 所 在 地 名古屋市千種区今池5-1-5 資 本 金 5,000万円 従業員数 12名(単体・2015年4月30日現在) <2016年6月17日 Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 適時開示> 19 2017年3月期 業績予想(連結) ■2017年3月期(2016年4月1日~2017年3月31日)の業績予想 (単位 百万円) 2015年3月期 (実績) 2016年3月期 (実績) 2017年3月期 (予想) 前年 同期比 (通期予想) 売上高 2,388 3,866 3,700 △4.3 % 営業利益 △192 468 120 △74.4 % 経常利益 △172 456 110 △75.9 % 親会社株主に帰属す る当期純利益 △377 310 50 △83.9 % ※ 2016年3月期はライセンス(許諾条件の変更)契約締結が大きく利益に貢献したため、 前期と比較して、利益額は減少する見込みですが、新規事業の拡大及び音声認識事業の 改善効果等により、安定的に利益が出る構造としてまいります。 Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 20 フュートレックの経営理念 経営理念 社会の変化に柔軟に対応して、 その時代に求められる商品を追求し、 継続的に発展する会社を目指す。 Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 21 証券コード 2468 株式会社フュートレック 本日はありがとうございました。 ◇ 当資料に記載されている情報の中には、「将来の見通しに関する記述」が含まれている場合 がありますが、これらの情報は作成時点において入手可能な情報に基づき作成しております。 経済情勢や市場動向の変化などにより、将来の見通しが実際の業績と異なる可能性があります。 ◇ 当社の業績・企業価値等を検討される際には、これらの見通しに全面的に依拠することは 避けて下さいます様、お願い申し上げます。 株式会社フュートレック IR担当 〒532-0011 大阪市淀川区西中島6-1-1 新大阪プライムタワー18階 ホームページ http://www.fuetrek.co.jp/ ※ お問い合わせは、ホームページのお問い合わせ欄をご活用ください。 ※ 本資料の中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標の場合があります。 参考資料 1 <株主対応について> ■ 過去5年間の配当の推移 1株あたり 配当金 (実績・予想) 1株あたり 配当金 (遡及後) 配当性向 (連結) 2012年3月期 2,100円 (10円50銭) 37.4% 2013年3月期 15円50銭 --- 29.4% 2014年3月期 10円50銭 --- 35.8% 2015年3月期 0円 --- -- 2016年3月期 0円 --- -- 2017年3月期 (予想) 0円 --- -- Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 備 考 2012年10月に1:200で株式分割 単元株式数を100株とする 23 参考資料 2 <報道発表資料サマリー> ≪ P R ≫ 2016年5月23日 NTTアイティ株式会社及び株式会社フュートレック 音声認識事業における業務提携について 2016年5月11日 フュートレック、ヤマハと音声対話システムの共同研究に着手 ~ヤマハが開発した自然応答技術「HEARTalk」を活用~ 2016年4月20日 MJIの家庭向けコミュニケーションロボット「タピア」に フュートレックの音声認識技術vGateが採用 2016年2月3日 フュートレック、ウェアラブル翻訳デバイス「ili(イリー)」開発の 株式会社ログバーと資本業務提携契約を締結 2016年1月28日 フュートレックが、インバウンドの鍵をにぎる中華圏に特化した 「インバウンドビジネスサポート」を本格展開 2015年12月15日 フュートレックと子会社であるATR-Trekが、NEDOから「国際研究開発・実証 プロジェクト/コファンド事業/日本-イスラエル研究開発協力事業」の委託先 として採択を受けました ≪ I R ≫ 2016年6月17日 会社分割(簡易吸収分割)による事業の承継に関するお知らせ 2016年5月10日 平成28年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 24 参考資料 3 <グループ会社の概要> フュートレックの連結子会社についての概要です。 株式会社ATR-Trek 音声認識・音声翻訳関連技術の開発及び販売 代表取締役 所 在 地 資 本 金 主要株主 深田 俊明 大阪市淀川区西中島6-1-1 6,000万円 ㈱フュートレック:66% ㈱ATR-Promotions:34% 株式会社スーパーワン スマートフォン・スマートタブレット向け アプリケーションの開発及び販売 代表取締役 所 在 地 資 本 金 主要株主 長谷川 和寛 東京都千代田区内神田2-11-1 2,500万円 ㈱フュートレック:92.5% 株式会社メディア総合研究所 翻訳事業及びIT事業、映像事業等による制作物の提供 Copyright 2016 Fuetrek Co.,Ltd. All rights reserved. 代表取締役 所 在 地 資 本 金 主要株主 江幡 等 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-14-4 1億円 ㈱フュートレック:94.3%(議決権比率) (2016年6月30日現在) 25