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あおぞら銀行、中小企業向け無担保ローンに関して弥生と業務提携(PDF

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あおぞら銀行、中小企業向け無担保ローンに関して弥生と業務提携(PDF
あおぞら銀行
平成16年3月25日
あおぞら銀行、中小企業向け無担保ローンに関して弥生と業務提携
弊行は、この度、弥生株式会社(本社:東京都中央区、代表者:平松 庚三、以下 弥生)と、
中小企業向け無担保ローンに関して業務提携いたしました。
【提携内容】
弥生は、業務ソフトの開発・販売および会計事務所向けソリューションを提供する、
業務ソフトウェアNo.1*1企業で、そのユーザー数は30万社に及びます。
今回のローンは、弥生の加盟会計事務所会員組織である「弥生PAP(やよいパップ)」
*2
と顧問契約を締結した上で、今後弥生が発売する最新版「弥生会計」の導入企業が
融資対象となります。
審査に必要な財務データ等は、「弥生PAP」を経由してあおぞら銀行の申込用ポー
タルサイト(システムは富士通株式会社に委託)にダイレクトに送信されることによ
り、スピードを追求しつつ、借入適格性や財務データの信頼性を確保します。
手続きに関しては、借入シミュレーションから審査まで、弥生のデータリレーション
サービス*3を利用することにより、利便性の高さを追求するとともに、高度なセキュ
リティ管理を実現しました。
【貸出商品概要(予定)】
金
額:最大30百万円
金
利:3∼10%程度
開 始 時 期:2004年夏
そ の 他:無担保、第三者保証人不要。弊行が新たに構築したプライシングモデル
による審査により、赤字企業・債務超過企業でも対応可能
日常的な相談業務
チェック後の財務データ
申込用
ポータルサイト
借入希望者
申込用
ポータルサイト
顧問契約
ソフト導入
30万社規模のユーザー
必要データの送信
(XBRL)
受付用
ポータルサイト
あおぞら銀行
ID パスワード交付
資金調達の相談
弥生PAP
弥生PAP
2,700事務所
会員加盟
弥
業務提携
生
【プライシングモデル】
今回のローンにおいて採用されるプライシングモデルは、あおぞら銀行が開発したも
のであり、想定ポートフォリオとの適合性が高いリスク・プレミアムを適切に反映さ
せた金利を算出するモデルとなっております。
プライシングモデルの構築にあたっては、CRD*4の豊富なデータベースを活用し、
さまざまなポートフォリオシナリオを設定し、ヒストリカルデータを充分に反映させ
た説明性の高いものとなっております。
日本全国の業態を越えたCRDのデータベースを、実際の貸出業務に反映させるモデ
ルとしては、初の試みとなります。
【特徴】
弥生との提携により、効率的マーケティングが可能となりました。
会計事務所会員組織を活用することにより、借入適格性の確認や、財務データの
信頼性を確保することに成功しました。
財務データの送受信については世界標準規格のXBRL*5を採用し、サービス拡充
への柔軟性を考慮しております。
CRDという信頼性が高い豊富なデータベースを活用することにより、中小企業
に適したプライシングモデルの開発に成功しました。この結果、赤字・債務超過
企業も、形式基準のみで排除することはなくなりました。
*1
BCN AWARD 2004「業務ソフト部門」最優秀賞(BCN社主催)
*2
弥生の会員会計士・税理士事務所(2004年2月末現在会員数:2,700)
*3
高度なセキュリティ管理を実現した中小規模法人のためのインターネットデータセンター(IDC)
「弥生ネットワークセンター」にて実施する「データリレーションサービス」。
*4
CRD(Credit Risk Database 中小企業信用リスク情報データベース)
中小企業の資金調達環境の改善を図るべく、金融機関や投資家が中小企業の信用リスクについて信頼
性の高い財務情報に基づく定量的評価を行うことを企図して、経済産業省・中小企業庁の主導により
2001年3月に構築された情報インフラ。2003年12月現在、全国52の信用保証協会および
54の政府系・民間金融機関の合計106機関が会員として参加している。会員が有する取引先中小
企業(信用保証協会の場合は、金融機関から協会に持ち込まれて信用保証を行った先)の財務データ・
非財務データおよびデフォルトデータについて100万社超の情報を収集し①統計情報サービス、②
スコアリングサービス、③サンプルデータサービスを提供している。
(CRD運営協議会のウェブサイト http://www.crd.ne.jp)
*5
XBRL(eXtencible Business Reporting Language)
財務情報を中心とするビジネス報告書を電子化して作成、流通、活用するように標準化されたXML
(eXtencible Markup Language)ベースのコンピュータ言語。欧米やアジア各国の協力によって標準
規格化が進んでおり、日本でも XBRL Japan(公認会計士協会をはじめ財務情報関連企業が参加する標
準化団体。あおぞら銀行も会員として参加)が中心となって普及が進められている。
以 上
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